JP2735120B2 - Apparatus for discriminating external noise in partial discharge measurement - Google Patents
Apparatus for discriminating external noise in partial discharge measurementInfo
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Description
【発明の詳細な説明】
(ア) 技術分野
この発明は、部分放電と外来ノイズとを区別し、的確
に部分放電を検出できるようにした部分放電と外来ノイ
ズの判別装置に関する。
部分放電というのは、トランス、コンデンサ、ガス絶
縁開閉装置などの内部で、部分的に起こる放電現象の事
である。
高電圧の受電設備に於て、大型の変圧器やガス絶縁開
閉装置(GIS)などが用いられる。
これらの装置は、大電圧、大電流を扱うものであるか
ら事故が起こるとその被害は大きいものになる。
定期点検により異常の有無を調べる、という管理がな
されてきた。
しかし、点検時と次の点検時の間に、異常が発生しこ
れが進行し、事故につながることもある。
そこで、異常の発生を予知するという事が強く望まれ
るようになる。
これらの装置の中で異常な事が発生しても、それが直
ちに事故をひきおこすわけではない。異常な条件がある
程度そろつて、はじめて事故を起す。
事故につながる前兆現象として、部分放電、分解ガス
発生、動作時間の増大、圧力低下、異常温度上昇、漏れ
電流増大などの現象がみられる。
部分放電は、コロナとも呼ばれる。一部に絶縁が不十
分である部分が発生し、ここで微弱な放電が間欠的に起
こるものである。
放電の頻度や電流の大きさなどの計測することによ
り、異常を予知する事ができる。
(イ) 従来技術
部分放電計測のため、第4図のような回路がJECに記
載されている。電源VacとインピーダンスZ、供試物C
a、検出インピーダンスZdが直列につながつている。検
出インピーダンスZdに、放電電流による電圧が発生する
ので、これを測定するようになつている。
第5図は検出インピーダンスとして変流器3を用いた
ものを示す。供試物1の中に部分放電が発生すると、こ
れによる電流が接地線2に流れる。変流器3によつてこ
れを検出し、増幅器4で増幅する。
さらに、波形変換器5で矩形波に変換し、計数器6で
パルスの数を計数する。
こうして、部分放電の発生頻度を計測する事ができ
る。
(ウ) 発明が解決しようとする問題点
供試物は、GIS、トランス、コンデンサなどであっ
て、大電圧、大電流を扱うものである。部分放電によつ
て流れる電流の他に外来ノイズによる電流、電圧のパル
ス的な変化が存在する。
第4図、第5図に於て、供試物といつているのは部分
放電の発生を検出すべき対象機器である。トランス、コ
ンデンサ、GISなど高電圧、大電流を扱う受変電設備に
用いられるものである。
第5図の回路に於て、供試物内で部分放電が発生した
とする。この瞬間に部分放電電流が接地線2に流れる。
変流器3でこの電流を検出し、増幅器4で増幅する
と、第6図に示すような減衰振動波形Σが得られる。
減衰振動の持続する時間Tsをここでは、収束時間と呼
ぶ。
ところが、電源や接地線から外来ノイズが、この測定
回路に入る事がある。外来ノイズにより、接地線2に電
流が流れる。これが変流器3で検出され、増幅器4で増
幅されると、第7図に示すような減衰振動波形となる。
この減衰振動Πも、同様に波形変換されて、ひとつのパ
ルスになり、計数器6でカウントされる。
もともと、放電によるものではなく、外来ノイズによ
るものであるのにこれも計数器6で計数されるので、計
数誤差をひき起す。
外来ノイズ波形Πと、部分放電波形Σとはいずれも減
衰振動である。持続する時間を収束時間とここでは呼
ぶ。収束時間はいずれも短い。外来ノイズの収束時間Tn
の内に、振動が何周期含まれるか、収束時間の長さは如
何か、という事は、ノイズの原因により多様である。
外来ノイズΠと、部分放電Σとを区別しなければ、精
度の高い部分放電計測ができない。
(エ) 目的
外来ノイズを的確に判別しこれを除去して、精度の高
い、内部放電計測を行なう事のできる装置を提供する事
が本発明の目的である。
(オ) 構成
本発明者は、内部放電波形Σ、および外来ノイズ波形
Πの多くの例について波形を調べた。
この結果、部分放電は第6図に示すように、1度電圧
が正負に変わるだけのものである。1周期の減衰振動で
ある、という事が分かつた。また、外来ノイズは第7図
に示すように1周期では終らず、一般に、2周期以上の
減衰振動である事が分つた。
外来ノイズといつても、ラインから入るサイリスタノ
イズや外部電波に起因するノイズなどがある。
ラインから入るノイズは、最初は鋭く短いパルスであ
つても、伝送線を伝わる間に拡がり、鈍い波形になる。
外来ノイズが2周期以上持続するといつても、決定的
ではない。1周期で終るものもある。
多くの測定を実行して、部分放電の収束時間Tsの方が
外来ノイズの収束時間Tnより短いという事が分つた。
そして、境界になる時間が約70μsecである事が分つ
た。
つまり、境界値をT0して、部分放電収束時間Tsと、外
来ノイズ収束時間Tnの間に
Ts<T0<Tn (1)
のような統計的法則のある事が分つた。
本発明はこのような知見を利用して、外来ノイズを判
別除去するものである。
第1図は本発明の装置の回路図を示す。第5図とほぼ
同じであるが、判別器7を新しく加えている。
電源Vac、インピーダンスZ、供試物1、接地線2が
直列に接続されている。接地線2には変流器3が設けて
あり、ここに流れる電流を検出する。これを増幅器4で
増幅し、さらに波形変換器5で矩形波にする。
減衰波形をそのまま矩形波にするのではない、ひとか
たまりの減衰波形はひとつの矩形波にする。第2図に波
形変換器5の内部を示す。
検波回路8で振動波形を整流して正の波形にしたもの
のエンベロープ波形にする。これは、ダイオード、コン
デンサ抵抗よりなる半波整流回路で構成できる。
比較器9は、ある基準電圧と入力信号を比較し入力信
号の方が基準電圧より大きい時に“H"、小さい時に“L"
の出力に生ずる。
こうして、変形変換器5は、ひとつづきの減衰振動波
形をひとつの矩形波に変換する。検波回路8がなけれ
ば、減衰振動がいくつもの矩形波になるが、検出回路8
の作用によつて、ひとつの矩形波になる。
矩形波のパルス幅がもとの減衰波形の収容時間Tであ
る。
判別器7は、入力矩形波が外来ノイズによるものか、
部分放電によるものかを判別する回路である。境界時間
T0より矩形波の持続(収束)時間が長いか短いかによつ
て判別する。T0>Tであれば、これは部分放電によるも
のである。T0<Tであれば、これは外来ノイズによるも
のである。
第2図に判別器7の一例を示す。これは、反転器10と
リトリガブルワンシヨツトマルチバイブレータ11を並列
にし、両者に波形変換器5からの信号を入力したもので
ある。
リトリガブルワンシヨツトマルチバイブレータ11は、
入力パルスの立上りによつて、パルス幅がT0のワンシヨ
ツトパルスを生ずる。
反転器10は、正論理を負論理に変化させるものであ
る。
AND回路12は、リトリガブルワンシヨツトマルチバイ
ブレータ11と反転器10の出力の積演算を行う。
パルス持続時間TがT<T0であれば、矩形パルスが判
別器7に入つた時刻をt=0として、t=0〜T0まで、
マルチバイブレータの出力は“H"である。t=0〜Tま
で反転器の出力は“L"である。ところがt=T〜T0に於
て、マルチバイブレータの出力、反転器の出力がともに
“H"になる。AND回路12の出力がこの時間“H"になる。
T<T0ということは、部分放電による波形だといる事
である。これをAND回路12の出力“H"になる事で検出で
きる。
判別器7に入力された矩形パルスの接続時間TがT>
T0であつたとする、t=0〜T0でマルチバイブレータ出
力が“H"である。以後、この出力が“L"になる。反転器
10の出力はt=T以後に“H"となるが、この時マルチバ
イブレータ出力が“L"に戻つている。このためAND回路1
2の出力は“H"に立上らない。“L"のままである。
T>T0ということは外来ノイズという事である。AND
回路12の出力から外来ノイズが除去されているという事
が分る。
ワンシヨツトマルチバイブレータは、パルスの立上り
又は立下りに同期して、T0のワンシヨツトパルスを生ず
るものである。ワンシヨツトパルスが持続している間
に、次の入力パルスが与えられた時、いつたん出力が
“L"に下ることなく、“H"を持続し、次の入力パルスが
入つた瞬間からT0だけ、“H"を持続するのが“リトリガ
ブル”という事である。
リトリガブルワンシヨツトマルチバイブレータを使う
のは、接近した2つの部分放電を区別するためである。
判別器7は、
を判別すればよいのである。以上述べたものはアナログ
回路の例である。その他に、クロツクパルスClを使つ
て、パルス幅Tを計測するようにしてもよい。
これはデジタル回路となる。たとえば、1μsecのク
ロツクパルスを使い、入力矩形波の長さを計測する。こ
れは、アンドゲート、発振器、カウンタによつて構成で
きる。こうして、矩形波の長さが分ると、これをT0=70
μsecと比較し、長いか短いかを、デジタルコンパレー
タで検出する。
さらに、コンピユータを使い、ソフトウエアにより、
電圧波形の収束時間を計測し、これをT0と比較して、外
来ノイズ除去を行うようにする事も可能である。
(カ) 作用
第2図の回路例について、作用を説明する。
第3図は部分放電、外来ノイズ、接近した2つの部分
放電が波形変換器5に入力された時の、
(イ) 検波回路の入力波形
(ロ) 検波回路の出力、比較器の入力の波形
(ハ) 比較器の出力の波形
(ニ) ワンシヨツトマルチバイブレータの出力の波形
(ホ) 反転器の出力の波形
(ヘ) AND回路の出力の波形
をそれぞれ示している。
増幅器4で増幅された波形変換器5の検波回路8に、
部分放電による波形31、外来ノイズ32、近接したふたつ
の部分放電波形33、34が入力されたとする。
検波回路8は、これをダイオード検波し、コンデンサ
により平滑化する。それゆえ、部分放電波形31は、ひと
つづきの正電圧波形35になる。外来ノイズは何周期かを
含む減衰振動であつたが、これも、やや長い正電圧波形
36になる。
ふたつの部分放電は、ふたつの正電圧波形37、38にな
る。
こうなるためには、部分放電の間隔が、検波回路の時
定数より長くなければならない。
検波回路の時定数は、減衰振動の周期より長ければよ
い。
部分放電が検波回路の時定数より短い間隔で発生する
と、これらを区別できず、ひとつの部分放電として数え
てしまう。
しかし、部分放電が繰返し、このように短い間隔で発
生する確率は低い。
これらはアナログ波形であつたが、比較器9を通る事
により、矩形波39、40、41、42に変換される。部分放電
による矩形波39、41、42の持続時間は、T0より短い。外
来ノイズによる矩形波40の持続時間はT0より長い。
リトリガブルワンシヨツトマルチバイブレータ11が、
入力パルスの立上りでトリガされ、幅T0のワンシヨツト
パルスを生ずる。これが定幅のパルス43、44としてい
る。
近接したふたつの部分放電41、42によるものは、T0よ
り短い時間に継起しているので、41、42に対して、ひと
つのパルス45が生じている。これは、41によつて励起さ
れたワンシヨツトパルス45が終る前に、42による再トリ
ガが行われるため、46からT0の幅のパルスとなるのであ
る。
反転器10の出力は、比較器出力(ハ)を反転しただけ
である。矩形パルス39の立上りによつて、立下り47が生
じ、負パルス49を生ずる。矩形パルス39が終ると、Hレ
ベル48になる。負パルス(Lレベル)50、51、52は、
(ハ)の正パルス40、41、42を反転したものである。L
レベル51と52の間に、Hレベル53が生ずる。
AND回路12の出力は、(ニ)と(ホ)の積演算である
から、ワンシヨツトパルス43と、(ホ)のHレベル48の
積から、正パルス60が生ずる。これは部分放電31に対応
するものである。
外来ノズルに対しては、負パルス50が長すぎ(T>
T0)るので、ワンシヨツトパルス44との積が“1"になら
ない。つまりパルスが生じない。外来ノズルを除去でき
た事になる。Lレベル61のままである。
ふたつの部分波形によるワンシヨツトパルス45が十分
に長いので、中間に生ずるHレベル53との積により、ひ
とつの正パルス62が生ずる。これがはじめの部分放電33
に対応する短いパルスである。
(ホ)の負パルス52の持続時間はT0より短いから、H
レベル54の方がパルス45の終りより、早く生じる。この
ため、もうひとつの正パルス63が生ずることになる。こ
れは、あとの部分放電34に対応する。
このようにして、(ヘ)の部分放電に対応して、検出
パルス60、62、63が生ずる。外来ノズルは除去されてい
る。
パルス幅が異なるが、これは差支えのない事である。
計数器6では、パルスの立上り、又は立下りに同期し
て、パルスカウントするのであるから、幅はどうでもよ
い。
(キ) 効果
変圧器、コンデンサ、GIS(ガス絶縁開閉装置)など
の内部に発生する部分放電の頻度を的確に計測する事が
できる。外来ノイズを除去できるからである。
部分放電の発生は、その機器の内部になんらかの異常
が発生したという事を意味する。部分放電の頻度が高く
なつたという事は、機器異常の状態が進行しているとい
う事である。
部分放電計測により、故障、事故の将来に於ける発生
を予知することができる。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION (A) Technical Field The present invention relates to a partial discharge and external noise discriminating apparatus which distinguishes between partial discharge and external noise and enables accurate detection of partial discharge. Partial discharge is a discharge phenomenon that occurs partially inside a transformer, capacitor, gas-insulated switchgear, or the like. In high voltage power receiving equipment, large transformers and gas insulated switchgear (GIS) are used. These devices deal with large voltages and large currents, so if an accident occurs, the damage will be great. It has been managed to check for abnormalities through regular inspections. However, between the time of the inspection and the time of the next inspection, an abnormality occurs, which progresses, which may lead to an accident. Therefore, it is strongly desired to predict the occurrence of an abnormality. If something unusual occurs in these devices, it does not immediately cause an accident. An accident occurs only after a certain set of abnormal conditions. Precursor phenomena leading to an accident include phenomena such as partial discharge, generation of decomposition gas, increase in operation time, pressure drop, abnormal temperature rise, and increase in leakage current. Partial discharge is also called corona. Insufficiency occurs in some parts, where weak discharges occur intermittently. Abnormalities can be predicted by measuring the frequency of discharge, the magnitude of current, and the like. (B) Conventional technology A circuit as shown in FIG. 4 is described in JEC for partial discharge measurement. Power supply Vac, impedance Z, specimen C
a, Detection impedance Zd is connected in series. Since a voltage due to the discharge current is generated in the detection impedance Zd, the voltage is measured. FIG. 5 shows the case where the current transformer 3 is used as the detection impedance. When a partial discharge occurs in the sample 1, a current caused by the partial discharge flows to the ground line 2. This is detected by the current transformer 3 and amplified by the amplifier 4. Further, the waveform is converted into a rectangular wave by the waveform converter 5 and the number of pulses is counted by the counter 6. Thus, the frequency of occurrence of partial discharge can be measured. (C) Problems to be solved by the invention The test samples are GIS, transformer, capacitor, etc., which handle large voltage and large current. In addition to the current flowing due to partial discharge, there is a pulse-like change in current and voltage due to external noise. In FIGS. 4 and 5, the specimen is a target device for which the occurrence of partial discharge is to be detected. It is used for substation equipment that handles high voltage and large current, such as transformers, capacitors, and GIS. In the circuit of FIG. 5, it is assumed that a partial discharge has occurred in the test sample. At this moment, a partial discharge current flows to the ground line 2. When this current is detected by the current transformer 3 and amplified by the amplifier 4, a damped oscillation waveform よ う な as shown in FIG. 6 is obtained. Here, the time Ts during which the damped oscillation lasts is referred to as a convergence time. However, external noise from a power supply or a ground line may enter the measurement circuit. A current flows through the ground line 2 due to external noise. When this is detected by the current transformer 3 and amplified by the amplifier 4, a damped oscillation waveform as shown in FIG. 7 is obtained.
This damped vibration Π is similarly converted into a single pulse by the waveform conversion, and is counted by the counter 6. Originally, not due to discharge, but due to external noise, this is also counted by the counter 6, causing a counting error. Both the external noise waveform Π and the partial discharge waveform で are damped oscillations. The time that persists is referred to herein as the convergence time. Both convergence times are short. Convergence time Tn of external noise
The number of periods in which vibration is included and the length of convergence time vary depending on the cause of noise. Unless the external noise Π and the partial discharge Σ are distinguished, highly accurate partial discharge measurement cannot be performed. (D) Purpose It is an object of the present invention to provide a device capable of accurately determining and removing external noise and removing the external noise and capable of performing internal discharge measurement with high accuracy. (E) Configuration The present inventors have examined the waveforms of many examples of the internal discharge waveform Σ and the external noise waveform Π. As a result, as shown in FIG. 6, the partial discharge only changes the voltage once to positive or negative. It was understood that it was one cycle of damped oscillation. Further, it has been found that the external noise does not end in one cycle as shown in FIG. 7, but is generally a damped oscillation of two or more cycles. As always, there is external noise such as thyristor noise coming from a line or noise caused by an external radio wave. The noise coming from the line, even if it is a sharp and short pulse at first, spreads along the transmission line, resulting in a dull waveform. Whenever extraneous noise persists for more than one period, it is not critical. Some end in one cycle. By performing many measurements, it was found that the convergence time Ts of the partial discharge was shorter than the convergence time Tn of the external noise. And it was found that the boundary time was about 70 μsec. In other words, the boundary value is T 0, the partial discharge convergence time Ts, that a statistical rules, such as Ts <T 0 <Tn (1 ) between the external noise convergence time Tn has divide. The present invention uses such knowledge to discriminate and remove extraneous noise. FIG. 1 shows a circuit diagram of the device of the present invention. It is almost the same as FIG. 5, but a discriminator 7 is newly added. A power supply Vac, an impedance Z, a specimen 1, and a ground line 2 are connected in series. A current transformer 3 is provided on the ground line 2 and detects a current flowing therethrough. This is amplified by an amplifier 4 and further converted into a rectangular wave by a waveform converter 5. Instead of making the attenuation waveform a square wave as it is, a group of attenuation waveforms is made into one rectangular wave. FIG. 2 shows the inside of the waveform converter 5. The detection circuit 8 rectifies the vibration waveform to form a positive waveform, which is then changed to an envelope waveform. This can be constituted by a half-wave rectifier circuit composed of a diode and a capacitor resistor. The comparator 9 compares a certain reference voltage with an input signal. When the input signal is higher than the reference voltage, the comparator 9 outputs “H”, and when the input signal is lower, “L”.
Output. In this way, the deformation converter 5 converts one damped oscillation waveform into one rectangular wave. Without the detection circuit 8, the damped oscillation becomes several rectangular waves.
, A single rectangular wave is produced. The pulse width of the rectangular wave is the accommodation time T of the original attenuation waveform. The discriminator 7 determines whether the input rectangular wave is due to extraneous noise,
This is a circuit for determining whether the discharge is caused by partial discharge. Boundary time
The duration of the square wave than T 0 (convergence) time is by go-between discrimination on whether long or short. If T 0 > T, this is due to partial discharge. If T 0 <T, this is due to extraneous noise. FIG. 2 shows an example of the discriminator 7. In this example, an inverter 10 and a retriggerable one-shot multivibrator 11 are arranged in parallel, and a signal from the waveform converter 5 is input to both. The retriggerable one-shot multivibrator 11
By the rising edge of the input pulse go-between, a pulse width results in a one-to bracts pulse of T 0. The inverter 10 changes positive logic to negative logic. The AND circuit 12 performs a product operation of the output of the retriggerable one-shot multivibrator 11 and the output of the inverter 10. If the pulse duration T is T <T 0, the NyuTsuta time to discriminator 7 is a rectangular pulse as t = 0, until t = 0 to T 0,
The output of the multivibrator is "H". From t = 0 to T, the output of the inverter is "L". However At a t = T~T 0, of the multivibrator output, the output of the inverter is both "H". The output of the AND circuit 12 becomes “H” during this time. T <T 0 means that the waveform is due to partial discharge. This can be detected when the output of the AND circuit 12 becomes “H”. The connection time T of the rectangular pulse input to the discriminator 7 is T>
T and Atsuta at 0, multi-vibrator output at t = 0~T 0 is "H". Thereafter, this output becomes “L”. Inverter
The output of 10 becomes "H" after t = T, but at this time, the output of the multivibrator returns to "L". Therefore, AND circuit 1
The output of 2 does not rise to “H”. It remains at “L”. The fact that T> T 0 is the fact that external noise. AND
It can be seen from the output of the circuit 12 that external noise has been removed. One attempt bract multivibrator is synchronized with the rise or fall of the pulse, in which produce one-to bract pulse T 0. When the next input pulse is given while the one-shot pulse is sustained, the output does not fall to “L” and stays at “H”. Maintaining “H” by 0 means “retriggerable”. The reason for using the retriggerable one-shot multivibrator is to distinguish between two partial discharges that are close to each other. The discriminator 7 Can be determined. What has been described above is an example of an analog circuit. Alternatively, the pulse width T may be measured using a clock pulse Cl. This will be a digital circuit. For example, the length of an input rectangular wave is measured using a clock pulse of 1 μsec. This can be constituted by an AND gate, an oscillator and a counter. Thus, when the length of the rectangular wave is known, it is T 0 = 70
Compared to μsec, long or short is detected by a digital comparator. In addition, using a computer and software
Measuring the convergence time of the voltage waveform, which was compared with T 0, it is also possible to perform the external noise is removed. (F) Operation The operation of the circuit example of FIG. 2 will be described. FIG. 3 shows a partial discharge, an external noise, and two close partial discharges input to the waveform converter 5. (A) Input waveform of the detection circuit (b) Output waveform of the detection circuit and input waveform of the comparator (C) Output waveform of comparator (d) Output waveform of one-shot multivibrator (e) Output waveform of inverter (f) Output waveform of AND circuit. The detection circuit 8 of the waveform converter 5 amplified by the amplifier 4 includes:
It is assumed that a waveform 31 due to partial discharge, an external noise 32, and two adjacent partial discharge waveforms 33 and 34 are input. The detection circuit 8 detects this by diode detection and smoothes it with a capacitor. Therefore, the partial discharge waveform 31 becomes a positive voltage waveform 35 one by one. External noise was a damped oscillation containing several periods, but this is also a rather long positive voltage waveform.
It becomes 36. The two partial discharges result in two positive voltage waveforms 37,38. To achieve this, the interval between partial discharges must be longer than the time constant of the detection circuit. The time constant of the detection circuit may be longer than the period of the damped oscillation. If partial discharges occur at intervals shorter than the time constant of the detection circuit, they cannot be distinguished and are counted as one partial discharge. However, the probability that partial discharges are repeated and occur at such short intervals is low. These are analog waveforms, but are converted into rectangular waves 39, 40, 41, and 42 by passing through the comparator 9. The duration of the rectangular wave 39,41,42 by partial discharge is shorter than T 0. The duration of the square wave 40 due to external noise is longer than T 0. The retriggerable one-shot multivibrator 11
It is triggered by the rising edge of the input pulse results in a one-to bract pulse width T 0. These are pulses 43 and 44 having a constant width. By two partial discharge 41 in proximity, so that the succession in a time shorter than T 0, relative to 41 and 42, one pulse 45 is generated. This is before the one-to bract pulse 45 had it occurred excited 41 ends, because the retrigger is performed by 42, it is of a width of a pulse of T 0 from 46. The output of the inverter 10 is simply the inverted output of the comparator (c). The rising edge of the rectangular pulse 39 causes a falling edge 47 and a negative pulse 49. When the rectangular pulse 39 ends, the level changes to the H level 48. Negative pulses (L level) 50, 51, 52
The positive pulses 40, 41, and 42 in (c) are inverted. L
Between levels 51 and 52, an H level 53 occurs. Since the output of the AND circuit 12 is the product operation of (d) and (e), a positive pulse 60 is generated from the product of the one-shot pulse 43 and the H level 48 of (e). This corresponds to the partial discharge 31. For a foreign nozzle, the negative pulse 50 is too long (T>
T 0 ), the product of the one-shot pulse 44 does not become “1”. That is, no pulse is generated. This means that the foreign nozzle could be removed. It remains at L level 61. Since the one-shot pulse 45 of the two partial waveforms is sufficiently long, one positive pulse 62 is generated by the product of the one-shot pulse 45 and the H level 53 generated in between. This is the first partial discharge 33
Is a short pulse corresponding to. Since the duration of the negative pulse 52 in (e) is shorter than T 0 , H
Level 54 occurs earlier than the end of pulse 45. Therefore, another positive pulse 63 is generated. This corresponds to the subsequent partial discharge 34. In this way, detection pulses 60, 62, 63 are generated corresponding to the partial discharge of (f). The foreign nozzle has been removed. Although the pulse width is different, this is no problem. The counter 6 counts the pulse in synchronization with the rising or falling of the pulse, so that the width does not matter. (G) Effect It is possible to accurately measure the frequency of partial discharges generated inside transformers, capacitors, GIS (gas insulated switchgear), etc. This is because external noise can be removed. The occurrence of partial discharge means that some abnormality has occurred inside the device. The fact that the frequency of the partial discharge has increased means that the state of the device abnormality is progressing. By the partial discharge measurement, it is possible to predict the future occurrence of a failure or accident.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の部分放電計測装置の略構成図。
第2図は波形変換器と判別器の一例を示す構成図。
第3図は第2図の回路の(イ)〜(ヘ)の接続点に於い
て、外来ノイズ、部分放電による電圧波形の変化を示す
波形図。
第4図はJECで定められた部分放電計測回路図。
第5図は従来の部分放電測定回路図。
第6図は部分放電波形図。
第7図は外来ノイズ波形図。
1……供試物
2……接地線
3……変流器
4……増幅器
5……波形変換器
6……計数器
7……判別器
8……検波回路
9……比較器
10……反転器
11……リトリガブルワンシヨツトマルチバイブレータ
12……AND回路BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is a schematic configuration diagram of a partial discharge measuring device according to the present invention. FIG. 2 is a configuration diagram showing an example of a waveform converter and a discriminator. FIG. 3 is a waveform diagram showing a change in a voltage waveform due to external noise and partial discharge at connection points (a) to (f) of the circuit of FIG. FIG. 4 is a partial discharge measurement circuit diagram defined by JEC. FIG. 5 is a conventional partial discharge measurement circuit diagram. FIG. 6 is a partial discharge waveform diagram. FIG. 7 is an external noise waveform diagram. 1 ... Test sample 2 ... Ground wire 3 ... Current transformer 4 ... Amplifier 5 ... Waveform converter 6 ... Counter 7 ... Discriminator 8 ... Detection circuit 9 ... Comparator 10 ... Inverter 11 ... Retriggerable one-shot multivibrator 12 ... AND circuit
Claims (1)
流器が直列に接続されており、変流器の出力波形から外
来ノイズを除き部分放電の頻度を測定すべき装置であっ
て、変流器の二次側の出力電圧を増幅する増幅器4と、
増幅された電圧信号に含まれるひと続きの減衰波形をそ
の収束時間にほぼ等しいパルス幅Tの矩形波に変換する
波形変換器5と、矩形波の立ち上がりによって一定の幅
T0のパルスを発生するリトリガブルワンショットマルチ
バイブレータと矩形波を反転させる反転器と反転器出力
とワンショットマルチバイブレータの出力の論理積を演
算するAND回路とよりなり矩形波のパルス幅Tと境界値T
0とを比較しT<T0の矩形波のみを出力する判別器7
と、判別器7から出力された矩形波を計数する計数器と
よりなる事を特徴とする部分放電計測における外来ノイ
ズの判別装置。(57) [Claims] A device to measure the frequency of partial discharge by removing the external noise from the output waveform of the current transformer, in which the sample to measure the occurrence of internal discharge, the power supply, and the current transformer are connected in series. An amplifier 4 for amplifying the output voltage on the secondary side of the current transformer,
A waveform converter 5 for converting a continuous attenuation waveform included in the amplified voltage signal into a rectangular wave having a pulse width T substantially equal to its convergence time;
And the pulse width T of the more becomes a rectangular wave and an AND circuit for calculating a logical product of the output of retriggerable one-shot multivibrator and the inverted output and the one-shot multivibrator and inverter for inverting the square wave for generating a pulse of T 0 Boundary value T
Discriminator 7 which compares 0 and outputs only a square wave of T <T 0
And a counter for counting the rectangular waves output from the discriminator 7.
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JP62290148A JP2735120B2 (en) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | Apparatus for discriminating external noise in partial discharge measurement |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP62290148A JP2735120B2 (en) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | Apparatus for discriminating external noise in partial discharge measurement |
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JPH01131467A JPH01131467A (en) | 1989-05-24 |
JP2735120B2 true JP2735120B2 (en) | 1998-04-02 |
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- 1987-11-17 JP JP62290148A patent/JP2735120B2/en not_active Expired - Fee Related
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