JP2732001B2 - 誘導発熱ローラ装置 - Google Patents
誘導発熱ローラ装置Info
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- JP2732001B2 JP2732001B2 JP25710892A JP25710892A JP2732001B2 JP 2732001 B2 JP2732001 B2 JP 2732001B2 JP 25710892 A JP25710892 A JP 25710892A JP 25710892 A JP25710892 A JP 25710892A JP 2732001 B2 JP2732001 B2 JP 2732001B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- induction heating
- flange
- drive shaft
- heating mechanism
- Prior art date
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- General Induction Heating (AREA)
Description
する。
ーラの内部に誘導発熱機構を設置し、ローラの両端をフ
ランジで閉塞するとともに、そのフランジと一体の駆動
軸を機台に回転自在に支持し、更に誘導発熱機構の両側
を支持ロッドにより支持し、この支持ロッドを駆動軸の
内部に挿通し、両者の間に軸受を介在させた構成は、既
によく知られている。
A,2Bはそのローラ1の両端を閉塞するフランジでボ
ルト3A,3Bによりローラ1に固定される。4A,4
Bは各フランジ2A,2Bと一体の駆動軸で、その外周
に設置される図示しない軸受を介して機台に回転自在に
支持される。
回されている誘導コイル7とにより構成されている。8
は誘導コイル7に接続されるリード線で、外部に導出さ
れ、交流電源に接続される。9A,9Bは誘導発熱機構
5の両端に連なって、これを支持する支持ロッドで、各
駆動軸4A,4Bに挿通され、その間に軸受10A,1
0Bが介在している。これにより支持ロッド9A,9
B、したがって誘導発熱機構5を静止させた状態で駆動
軸4A,4Bは回転自在となる。
板などのシートに模様を付けるための加工に使用される
ことがある。そのためにローラ1の外周に必要に応じた
模様の彫刻を施しておくが、異なる模様を加工する場合
は、その模様の彫刻を施した別のローラを使用しなけれ
ばならない。そのためにはローラ1の交換が必要とな
る。
の上に載せ、まず左側の駆動軸4Aにつき、ボルト3A
を取り外してフランジ2Aとローラ1との連結を解き、
および止め輪11を除去し、フランジ2A、駆動軸4A
をローラ1より左側に移動させ、ローラ1より分離す
る。
を取外してフランジ2Bとローラ1との連結を解き、お
よび内側の止め輪12を除去し、フランジ2B、駆動軸
4Bをローラ1より右側に移動させ、ローラ1より分離
する。そのあと、誘導発熱機構5を支持ロッド9A,9
Bとともにローラ1より引き出す。このときの状態を示
したのが図4である。なお13は外側の止め輪である。
離されることになり、ここで別に用意されている他のロ
ーラ1と交換し、分離したときとは逆の手順で各構成部
品を組み立てる。
ンジ2A,2Bはローラ1に対して密に嵌合されている
ため、各フランジのローラ1からの引き外しは容易では
ないし、また各駆動軸4A,4Bを軸受10A,10B
とともに、支持ロッド9A,9Bから引き離す際、各軸
受10A,10Bが支持ロッド9A,9Bから離れたと
き、支持ロッド9A,9Bを支持するものがなくなるた
め、支持ロッド9A,9Bが傾斜したり、ローラ1の内
面上に落下したりするので、その操作は慎重に行なう必
要がある。
しては、そのローラ1の内部に支持ロッド9A,9Bと
ともに誘導発熱機構5を挿入し、支持ロッド9A,9B
の先端を、駆動軸4A,4B内の軸受10A,10Bに
嵌合するのであるが、その嵌合は容易ではなく、更にそ
のあとこの嵌合状態のままで、フランジ2A,2Bをロ
ーラ1に取り付けなければならないので、その作業は極
めて面倒である。
は、ローラとフランジとが密に嵌合されていること、お
よびローラ、フランジと一体の駆動軸および誘導発熱機
構と一体の支持ロッドの、この三つの構成部品が、それ
ぞれ別個に分離されるようになっていること、が要因と
なって、これらの作業を面倒にしている。
ランジと一体の駆動軸および誘導発熱機構と一体の支持
ロッドを備えた誘導発熱ローラ装置において、ローラの
交換のためのフランジとの脱着のための作業を容易とす
ることを目的とする。
ンジとをテーパ嵌合によって締結するとともに、ローラ
とフランジとの脱着の際に、駆動軸と支持ロッドとを一
時的に一体に締結する手段を備えたことを特徴とする。
されているので、その締結を解除すれば、フランジの僅
かな移動によってローラから分離できるし、また組立て
の際も、フランジとローラとを僅かに嵌合させれば、そ
の締結によって両者は密に嵌合されるようになる。
動軸と支持ロッドは一体的に締結されるため、フランジ
と一体の駆動軸および誘導発熱機構と一体の支持ロッド
は一体となり、両者の相対的位置関係がくずれることな
く、ローラより引き出し、および挿入することが可能と
なる。したがってローラとの脱着のための作業は極めて
容易となる。
明する。なお図3と同じ符号を付した部分は、同一また
は対応する部分を示す。本発明にしたがい、ローラ1と
各フランジ2A,2Bとはテーパ嵌合により締結されて
いる。具体的には、ローラ1の両端内面に、外側上方に
向かって傾斜するテーパ面15,16を形成する。ロー
ラ1の一方の開口面に嵌合してこれを閉塞するフランジ
2Bの周面には、テーパ面16に合致するテーパ面17
とされている。
ジ2Aの、ローラ1に嵌合する周面と、テーパ面15と
の間には断面を楔状としたスリーブ18を挿入する。ス
リーブ18にはその円周状の1個所にスリットが形成さ
れてある。ここでは従来のようなボルト3Aは使用して
いない。
の外周に捩じ込まれるリング状のナット19によって押
し込むようにしてある。この押し込みによって、ローラ
1と両フランジ2A,2Bは互いに密に締結されるよう
になる。この状態でローラ1は駆動軸4A,4Bととも
に回転し、所要の運転が行なわれる。
A,2Bとの締結を解くときに、駆動軸4A,4Bと支
持ロッド9A,9Bとを一時的に一体に締結する締結機
構を備えている。具体的には、駆動軸4A,4Bの周面
に沿う複数個所に等間隔をおいて、その軸心に向かう方
向にネジ孔20A,20Bを設けておく。
締結を解くときは、それに先だってネジ孔20A,20
Bにボルト21A,21Bを捩じ込み、その先端を支持
ロッド9A,9Bの外周面に押し当てる。これによって
フランジ2A,2B、駆動軸4A,4B、支持ロッド9
A,9Bおよび誘導発熱機構5は、ボルト21A,21
Bを介して一体的に締結されることになる。
18を除去するとともに、ボルト3Bを取り外せば、フ
ランジ2A,2B、駆動軸4A,4B、支持ロッド9
A,9Bおよび誘導発熱機構5は一体のまま、ローラ1
より分離されるようになる。この分離状態を示したのが
図2である。ローラ1を交換した後の操作は、前記した
とは逆の手順で組み立てればよい。
ンジ2A,2Bとは、テーパ嵌合によって締結されてい
るので、僅かな嵌合によっても必要な接触圧力が得られ
るとともに、その締結の解除も容易である。
A,2B、駆動軸4A,4B、支持ロッド9A,9Bお
よび誘導発熱機構5は一時的に一体に締結されたまま、
ローラ1に脱着されるので、ローラ1からの脱着は容易
となる。またこのように一体化されていることにより、
これらの軸心の位置は拘束されるので、分離、組立ての
際の軸心の調整は容易となる。
ーラ、フランジと一体の駆動軸および誘導発熱機構と一
体の支持ロッドを備えた誘導発熱ローラ装置において、
ローラの交換のための脱着作業を、従来構成に比較して
極めて容易とすることができる効果を奏する。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 中空のローラの内部に誘導発熱機構を設
け、前記ローラの両端をフランジで閉塞するとともに、
前記フランジと一体の駆動軸を回転自在に支持し、更に
前記誘導発熱機構の両側を支持ロッドにより支持し、前
記支持ロッドを前記駆動軸の内部に軸受を介して支持し
てなる誘導発熱ローラ装置において、前記ローラと前記
フランジとをテーパ嵌合によって締結するとともに、前
記ローラと前記フランジとの脱着の際に、前記駆動軸と
前記支持ロッドとを一時的に一体に締結する締結機構を
備えてなる誘導発熱ローラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25710892A JP2732001B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 誘導発熱ローラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25710892A JP2732001B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 誘導発熱ローラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0660975A JPH0660975A (ja) | 1994-03-04 |
JP2732001B2 true JP2732001B2 (ja) | 1998-03-25 |
Family
ID=17301847
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25710892A Expired - Lifetime JP2732001B2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 誘導発熱ローラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2732001B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19650283C2 (de) * | 1995-12-05 | 2001-09-20 | Ricoh Kk | Heizwalzenfixiervorrichtung |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP25710892A patent/JP2732001B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0660975A (ja) | 1994-03-04 |
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