JP2729733B2 - 磁気ディスク駆動モータ - Google Patents
磁気ディスク駆動モータInfo
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- JP2729733B2 JP2729733B2 JP4298209A JP29820992A JP2729733B2 JP 2729733 B2 JP2729733 B2 JP 2729733B2 JP 4298209 A JP4298209 A JP 4298209A JP 29820992 A JP29820992 A JP 29820992A JP 2729733 B2 JP2729733 B2 JP 2729733B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B19/00—Driving, starting, stopping record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor; Control thereof; Control of operating function ; Driving both disc and head
- G11B19/20—Driving; Starting; Stopping; Control thereof
- G11B19/2009—Turntables, hubs and motors for disk drives; Mounting of motors in the drive
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K5/00—Casings; Enclosures; Supports
- H02K5/04—Casings or enclosures characterised by the shape, form or construction thereof
- H02K5/16—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields
- H02K5/173—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings
- H02K5/1737—Means for supporting bearings, e.g. insulating supports or means for fitting bearings in the bearing-shields using bearings with rolling contact, e.g. ball bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
-
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/08—Structural association with bearings
- H02K7/086—Structural association with bearings radially supporting the rotor around a fixed spindle; radially supporting the rotor directly
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
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- Brushless Motors (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ディスク駆動モー
タに関するもので、特に磁気ディスクを回転支持する回
転支持装置に関する。
タに関するもので、特に磁気ディスクを回転支持する回
転支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク駆動装置に組み込まれる
磁気ディスク駆動モータの一例として図4、或いは図5
に示すようなものが知られている。先ず、図4に示す磁
気ディスク駆動モータについて説明すると、フレーム1
には軸2が固定されており、軸2の外周には2個のボー
ルベアリング3,3が固定配置されている。ボールベア
リング3,3の外周にはハブ4が取り付けられている。
ハブ4の中心部は筒状に形成され、この筒状の中心部の
上下端部は開口し、筒状中心部の外周に磁気ディスク5
が装着されるようになっている。そして、上記ハブ4の
上端側開口にはシールカバー6が覆われていて、接着剤
7により固定している。
磁気ディスク駆動モータの一例として図4、或いは図5
に示すようなものが知られている。先ず、図4に示す磁
気ディスク駆動モータについて説明すると、フレーム1
には軸2が固定されており、軸2の外周には2個のボー
ルベアリング3,3が固定配置されている。ボールベア
リング3,3の外周にはハブ4が取り付けられている。
ハブ4の中心部は筒状に形成され、この筒状の中心部の
上下端部は開口し、筒状中心部の外周に磁気ディスク5
が装着されるようになっている。そして、上記ハブ4の
上端側開口にはシールカバー6が覆われていて、接着剤
7により固定している。
【0003】フレーム1には電機子コア8が固定され、
ハブ4の内周には駆動マグネット9が固着されている。
電機子コア8は複数の突極を有し、各突極にはコイル1
0が巻回されている。電機子コア8の外周面は駆動マグ
ネット9の内周面に間隙をおいて対向している。そし
て、電機子コア8を励磁して駆動マグネット9を回転付
勢することによりハブ4が一体に回転するようになって
いる。
ハブ4の内周には駆動マグネット9が固着されている。
電機子コア8は複数の突極を有し、各突極にはコイル1
0が巻回されている。電機子コア8の外周面は駆動マグ
ネット9の内周面に間隙をおいて対向している。そし
て、電機子コア8を励磁して駆動マグネット9を回転付
勢することによりハブ4が一体に回転するようになって
いる。
【0004】次に、図5に示す磁気ディスク駆動モータ
は、形状を小型化かつ薄型化するために、磁気ディスク
を装着するハブの内部にモータを構成した例を示してい
る。即ち、フレーム11の中央には円筒状の支持部12
が設けられ、この支持部12の内周には2個のボールベ
アリング13,13が固定されている。ボールベアリン
グ13,13の内周にはハブ14と一体の軸部15が回
転自在に支持されている。ハブ14の外周に磁気ディス
ク5が装着されるようになっている。
は、形状を小型化かつ薄型化するために、磁気ディスク
を装着するハブの内部にモータを構成した例を示してい
る。即ち、フレーム11の中央には円筒状の支持部12
が設けられ、この支持部12の内周には2個のボールベ
アリング13,13が固定されている。ボールベアリン
グ13,13の内周にはハブ14と一体の軸部15が回
転自在に支持されている。ハブ14の外周に磁気ディス
ク5が装着されるようになっている。
【0005】また、フレーム11の支持部12外周に
は、電機子コア16が固定されると共に、ハブ14の内
周には駆動マグネット17が固着され、これら電機子コ
ア16及び駆動マグネット17等によってモータが構成
され、駆動マグネット17を回転付勢することによりハ
ブ14が一体に回転するようになっている。
は、電機子コア16が固定されると共に、ハブ14の内
周には駆動マグネット17が固着され、これら電機子コ
ア16及び駆動マグネット17等によってモータが構成
され、駆動マグネット17を回転付勢することによりハ
ブ14が一体に回転するようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁気ディス
ク駆動モータにおいては、磁気ディスク5を装着するた
めのハブ4を備えていることから、ハブ4とボールベア
リング3との結合精度、及びハブ4の加工精度がそのま
ま磁気ディスク5の回転精度に影響することになり、回
転精度が悪化してしまう。また、ハブ4に径方向の厚み
を有しているため、当該モータを小型化することが困難
になると共に、特に、直径が小さく、しかも高密度記録
が可能な高容量の磁気ディスク5を装着する場合は、必
然的に軸2及びボールベアリング3の直径を小さくしな
くてはならず、このため、軸倒れ等が生じて実用化が困
難になる問題点がある。
ク駆動モータにおいては、磁気ディスク5を装着するた
めのハブ4を備えていることから、ハブ4とボールベア
リング3との結合精度、及びハブ4の加工精度がそのま
ま磁気ディスク5の回転精度に影響することになり、回
転精度が悪化してしまう。また、ハブ4に径方向の厚み
を有しているため、当該モータを小型化することが困難
になると共に、特に、直径が小さく、しかも高密度記録
が可能な高容量の磁気ディスク5を装着する場合は、必
然的に軸2及びボールベアリング3の直径を小さくしな
くてはならず、このため、軸倒れ等が生じて実用化が困
難になる問題点がある。
【0007】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、簡単かつ小型な構成であって、し
かも、高い回転精度を得ることができる磁気ディスク駆
動モータを提供することを目的とする。
めになされたもので、簡単かつ小型な構成であって、し
かも、高い回転精度を得ることができる磁気ディスク駆
動モータを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明は、フレームに
配設された固定軸と、内輪及び外輪並びにボールを有し
固定軸に各々の内輪が嵌着された一対のボールベアリン
グと、一対のボールベアリングの各外輪に固定された介
在部材と、ボールベアリングに固着され最も上方側の端
面に載置面を形成したロータと、このロータの内部に設
けられロータ部及びフレームに固定されたステータ部か
らなるモータ部とを備え、ロータは、一対のボールベア
リングのうちフレーム側のボールベアリングの外輪に固
着され、そのフレーム側のボールベアリングの外輪に磁
気ディスクの内孔を嵌挿すると共に、載置面にこの磁気
ディスクを載置している。また、他の発明では、フレー
ムに配設された固定軸と、内輪及び外輪並びにボールを
有し固定軸に内輪が嵌着されたボールベアリングと、こ
のボールベアリングの外輪に固着されたロータと、この
ロータの内部に設けられたロータ部及びフレームに固定
されたステータ部からなるモータ部とを備えた磁気ディ
スク駆動モータにおいて、ロータは最も上方側の端面が
磁気ディスクを載置する載置面とされ、ボールベアリン
グは外輪の下方側にロータが嵌合されると共にその上方
側はロータの載置面よりも上方に露出し、この露出部分
に磁気ディスクの内孔を嵌挿して、載置面に磁気ディス
クを載置固定している。
配設された固定軸と、内輪及び外輪並びにボールを有し
固定軸に各々の内輪が嵌着された一対のボールベアリン
グと、一対のボールベアリングの各外輪に固定された介
在部材と、ボールベアリングに固着され最も上方側の端
面に載置面を形成したロータと、このロータの内部に設
けられロータ部及びフレームに固定されたステータ部か
らなるモータ部とを備え、ロータは、一対のボールベア
リングのうちフレーム側のボールベアリングの外輪に固
着され、そのフレーム側のボールベアリングの外輪に磁
気ディスクの内孔を嵌挿すると共に、載置面にこの磁気
ディスクを載置している。また、他の発明では、フレー
ムに配設された固定軸と、内輪及び外輪並びにボールを
有し固定軸に内輪が嵌着されたボールベアリングと、こ
のボールベアリングの外輪に固着されたロータと、この
ロータの内部に設けられたロータ部及びフレームに固定
されたステータ部からなるモータ部とを備えた磁気ディ
スク駆動モータにおいて、ロータは最も上方側の端面が
磁気ディスクを載置する載置面とされ、ボールベアリン
グは外輪の下方側にロータが嵌合されると共にその上方
側はロータの載置面よりも上方に露出し、この露出部分
に磁気ディスクの内孔を嵌挿して、載置面に磁気ディス
クを載置固定している。
【0009】
【作用】ボールベアリングの外輪に磁気ディスクの内孔
を直接嵌合して装着し、磁気ディスクの内周側をロータ
の載置面に載置するように構成すると、従来のハブが介
在されないことから、ボールベアリングとの結合精度、
及びハブの加工精度に影響されることなく、高精度なボ
ールベアリングによって磁気ディスクの回転精度を高く
維持でき、高容量化が容易に実現できる。しかも、高い
精度が要求されるハブが不要になるので、ハブの削減に
よってコストが低減できると共に、ハブの厚み分の寸法
を短縮することができ、モータが小型化が容易になる。
を直接嵌合して装着し、磁気ディスクの内周側をロータ
の載置面に載置するように構成すると、従来のハブが介
在されないことから、ボールベアリングとの結合精度、
及びハブの加工精度に影響されることなく、高精度なボ
ールベアリングによって磁気ディスクの回転精度を高く
維持でき、高容量化が容易に実現できる。しかも、高い
精度が要求されるハブが不要になるので、ハブの削減に
よってコストが低減できると共に、ハブの厚み分の寸法
を短縮することができ、モータが小型化が容易になる。
【0010】
【実施例】 以下、本発明にかかる磁気ディスク駆動モ
ータの実施例について図面を参照しながら説明する。図
1において、フレーム21の中央にはボス部21aが突
出形成され、ボス部21aに軸方向に形成した中心孔2
1bには、円柱状の固定軸22を垂直方向に固定するこ
とにより配設されている。この固定軸22は図1の例の
ように別体にしなくても、上記フレーム21の中央部を
垂直方向に突出して固定軸を一体に形成するようにして
も良い。この固定軸22には上下一対のボールベアリン
グ23,24の内輪が各々嵌着されている。そして、下
部、すなわちフレーム21側に位置するボールベアリン
グ23の内輪がボス部21aの先端面に当接し、かつ、
外輪の下方側一端には略皿状に形成されたロータ25の
中心部が嵌合固着され、固定軸22に対してロータ25
が回転自在に支持されている。このロータ25の内周側
上面、すなわちフレーム21に対して反対側となる面に
は、固定軸22と直角な平面に形成した載置面25aが
形成されている。
ータの実施例について図面を参照しながら説明する。図
1において、フレーム21の中央にはボス部21aが突
出形成され、ボス部21aに軸方向に形成した中心孔2
1bには、円柱状の固定軸22を垂直方向に固定するこ
とにより配設されている。この固定軸22は図1の例の
ように別体にしなくても、上記フレーム21の中央部を
垂直方向に突出して固定軸を一体に形成するようにして
も良い。この固定軸22には上下一対のボールベアリン
グ23,24の内輪が各々嵌着されている。そして、下
部、すなわちフレーム21側に位置するボールベアリン
グ23の内輪がボス部21aの先端面に当接し、かつ、
外輪の下方側一端には略皿状に形成されたロータ25の
中心部が嵌合固着され、固定軸22に対してロータ25
が回転自在に支持されている。このロータ25の内周側
上面、すなわちフレーム21に対して反対側となる面に
は、固定軸22と直角な平面に形成した載置面25aが
形成されている。
【0011】 ボールベアリング23と上部のボールベ
アリング24の外輪の間には、介在部材としてのカラー
26が挟持固定されている。固定軸22に上下一対のボ
ールベアリング23,24の内輪を各々嵌着するに際し
ては、上記カラー26を挟持した状態で、上部のボール
ベアリング24の内輪を下方に適宜の圧力によって押圧
付勢しながら、内輪と固定軸22とを接着剤等によって
固着する。これにより、両ボールベアリング23,24
に予圧を施すことができる。
アリング24の外輪の間には、介在部材としてのカラー
26が挟持固定されている。固定軸22に上下一対のボ
ールベアリング23,24の内輪を各々嵌着するに際し
ては、上記カラー26を挟持した状態で、上部のボール
ベアリング24の内輪を下方に適宜の圧力によって押圧
付勢しながら、内輪と固定軸22とを接着剤等によって
固着する。これにより、両ボールベアリング23,24
に予圧を施すことができる。
【0012】上記フレーム21のボス部21a外周に形
成した段部には、電機子コア27が固定され、電機子コ
ア27は外周側に複数の突極を有し、これら各突極にコ
イル30を各々巻回すことによりステータ部が構成され
る。また、ロータ25の内周面には鉄板等の磁性体から
なるバックヨーク28を介して、駆動マグネット29が
固着されロータ部を構成している。そして、電機子コア
27の外周面と駆動マグネット29の内周面とは所定の
間隙をおいて対向している。そして、電機子コア27、
駆動マグネット29及びコイル30等によってモータ部
を構成し、駆動マグネット27を回転付勢することによ
り、ロータ25及びボールベアリング23,24の外輪
が一体に回転する。
成した段部には、電機子コア27が固定され、電機子コ
ア27は外周側に複数の突極を有し、これら各突極にコ
イル30を各々巻回すことによりステータ部が構成され
る。また、ロータ25の内周面には鉄板等の磁性体から
なるバックヨーク28を介して、駆動マグネット29が
固着されロータ部を構成している。そして、電機子コア
27の外周面と駆動マグネット29の内周面とは所定の
間隙をおいて対向している。そして、電機子コア27、
駆動マグネット29及びコイル30等によってモータ部
を構成し、駆動マグネット27を回転付勢することによ
り、ロータ25及びボールベアリング23,24の外輪
が一体に回転する。
【0013】上記ボールベアリング23,24の外輪に
は、磁気ディスク31,32の内孔が各々嵌合して装着
されている。つまり、図2に示すように、磁気ディスク
31はボールベアリング23に嵌合され、磁気ディスク
31の内周側は、上記ロータ25の載置面25aに載置
される。磁気ディスク31の上面にはディスクスペーサ
33が配設され、その上にはボールベアリング24の外
輪に嵌合された磁気ディスク32が載置されている。さ
らに、磁気ディスク32の上面にはディスククランパ3
4が被冠され、磁気ディスク32と共に上記ディスクス
ペーサ33にネジ35によって固定されている。
は、磁気ディスク31,32の内孔が各々嵌合して装着
されている。つまり、図2に示すように、磁気ディスク
31はボールベアリング23に嵌合され、磁気ディスク
31の内周側は、上記ロータ25の載置面25aに載置
される。磁気ディスク31の上面にはディスクスペーサ
33が配設され、その上にはボールベアリング24の外
輪に嵌合された磁気ディスク32が載置されている。さ
らに、磁気ディスク32の上面にはディスククランパ3
4が被冠され、磁気ディスク32と共に上記ディスクス
ペーサ33にネジ35によって固定されている。
【0014】ところで、上記ロータ25の載置面25a
には、環状の円周溝25bが刻設され、この円周溝25
bにはOリング36が嵌挿されている。さらに、ディス
クスペーサ33には円周溝25bに対向した下面に円周
溝33aを刻設し、ボールベアリング24の外輪に対向
位置する内周にも周溝33bが刻設され、これら円周溝
33a及び周溝33bにはOリング37,38が各々嵌
挿されている。また、ディスククランパ34と磁気ディ
スク32との間にも、Oリング39が挟持されている。
このOリング群はいずれもシール手段として機能させて
いる。
には、環状の円周溝25bが刻設され、この円周溝25
bにはOリング36が嵌挿されている。さらに、ディス
クスペーサ33には円周溝25bに対向した下面に円周
溝33aを刻設し、ボールベアリング24の外輪に対向
位置する内周にも周溝33bが刻設され、これら円周溝
33a及び周溝33bにはOリング37,38が各々嵌
挿されている。また、ディスククランパ34と磁気ディ
スク32との間にも、Oリング39が挟持されている。
このOリング群はいずれもシール手段として機能させて
いる。
【0015】そして、磁気ディスク31,32を装着す
るには、先ず、磁気ディスク31をボールベアリング2
3に嵌合すると共に、上記ロータ25の載置面25aに
載置する。次に、ディスクスペーサ33を嵌合すると共
に、上記各Oリング36乃至38を圧縮した状態で、ボ
ールベアリング23,24の外輪に接着剤等によって固
着する。さらに、Oリング39を磁気ディスク32の上
面に載置すると共にディスククランパ34を被冠し、ネ
ジ35を螺合すると、Oリング39が圧縮さた状態で挟
持固定される。このように、各Oリング36乃至39を
適宜に介在させると、ボールベアリング23,24が配
設された空間が外部に対してシールされた状態で遮断さ
れ、このため、ボールベアリング23,24から発散す
るオイルミスト等のダストが、磁気ディスク31,32
の記録面に飛散して行くことが未然に防止される。上記
Oリングは、ボールベアリング23,24のダストが極
小の場合や、密閉度が高い場合には省略しても良い。
るには、先ず、磁気ディスク31をボールベアリング2
3に嵌合すると共に、上記ロータ25の載置面25aに
載置する。次に、ディスクスペーサ33を嵌合すると共
に、上記各Oリング36乃至38を圧縮した状態で、ボ
ールベアリング23,24の外輪に接着剤等によって固
着する。さらに、Oリング39を磁気ディスク32の上
面に載置すると共にディスククランパ34を被冠し、ネ
ジ35を螺合すると、Oリング39が圧縮さた状態で挟
持固定される。このように、各Oリング36乃至39を
適宜に介在させると、ボールベアリング23,24が配
設された空間が外部に対してシールされた状態で遮断さ
れ、このため、ボールベアリング23,24から発散す
るオイルミスト等のダストが、磁気ディスク31,32
の記録面に飛散して行くことが未然に防止される。上記
Oリングは、ボールベアリング23,24のダストが極
小の場合や、密閉度が高い場合には省略しても良い。
【0016】図3は、本発明による磁気ディスク駆動モ
ータの他の実施例を示し、モータ部を軸方向に空隙を持
たせた面対向型モータの構成としたものである。即ち、
例えば3相に構成した複数の電機子コイル40がステー
タ基板41に配設され、このステータ基板41はフレー
ム21の平坦面に載置固着され、ステータ部を構成して
いる。さらに、ロータ25の内面には、鉄板等の磁性体
からなるバックヨーク42を介して、ドーナツ状に形成
した駆動マグネット43を固着し、ロータ部を構成して
いる。そして、駆動マグネット43と上記電機子コイル
40を軸方向に空隙を持たせて面対向させ、電機子コイ
ル40に通電して励磁することにより、駆動マグネット
43を回転付勢される。この回転に伴いロータ25及び
ボールベアリング23,24の外輪が一体に回転する。
かかるモータ部以外の構成については前述した実施例と
同様であり、その説明は省略する。
ータの他の実施例を示し、モータ部を軸方向に空隙を持
たせた面対向型モータの構成としたものである。即ち、
例えば3相に構成した複数の電機子コイル40がステー
タ基板41に配設され、このステータ基板41はフレー
ム21の平坦面に載置固着され、ステータ部を構成して
いる。さらに、ロータ25の内面には、鉄板等の磁性体
からなるバックヨーク42を介して、ドーナツ状に形成
した駆動マグネット43を固着し、ロータ部を構成して
いる。そして、駆動マグネット43と上記電機子コイル
40を軸方向に空隙を持たせて面対向させ、電機子コイ
ル40に通電して励磁することにより、駆動マグネット
43を回転付勢される。この回転に伴いロータ25及び
ボールベアリング23,24の外輪が一体に回転する。
かかるモータ部以外の構成については前述した実施例と
同様であり、その説明は省略する。
【0017】尚、上述の実施例は2枚の磁気ディスクを
搭載するように構成したが、1枚の磁気ディスクを装着
するようにしてもよい。また、磁気ディスクを1枚とし
た場合には、ボールベアリングを1個にしてもよく、本
発明を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
搭載するように構成したが、1枚の磁気ディスクを装着
するようにしてもよい。また、磁気ディスクを1枚とし
た場合には、ボールベアリングを1個にしてもよく、本
発明を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
【0018】
【発明の効果】 以上の説明から明らかなように、本発
明の磁気ディスク駆動モータは、ボールベアリングの外
輪に磁気ディスクの内孔をハブを介さず嵌合して装着
し、磁気ディスクをロータの載置面に載置するように構
成したので、ハブを精度良く加工しかつ精度良く取り付
けるという従来必要とされてきた工程が不要となり、生
産性が向上する。また、従来のようなハブが無いことか
ら、ハブとボールベアリングとの結合精度、及びハブの
加工精度に影響されるこなく、高精度なボールベアリン
グによって磁気ディスクを高精度に回転駆動させること
ができ、高容量化が容易に実現できる。さらに、従来の
ハブが介在されないので、内孔が小径の磁気ディスクで
あっても装着可能となる一方、同径の内孔を有する磁気
ディスクの場合は固定軸の径を大きくできるので、軸の
剛性が向上し耐振動性を高くすることができる。しか
も、従来存在した高精度かつ高価なハブが不要になるた
め、ハブの削減によってコストを低減することができる
と共に、ハブの厚みに制約されず、モータを容易に小型
化できる利点がある。
明の磁気ディスク駆動モータは、ボールベアリングの外
輪に磁気ディスクの内孔をハブを介さず嵌合して装着
し、磁気ディスクをロータの載置面に載置するように構
成したので、ハブを精度良く加工しかつ精度良く取り付
けるという従来必要とされてきた工程が不要となり、生
産性が向上する。また、従来のようなハブが無いことか
ら、ハブとボールベアリングとの結合精度、及びハブの
加工精度に影響されるこなく、高精度なボールベアリン
グによって磁気ディスクを高精度に回転駆動させること
ができ、高容量化が容易に実現できる。さらに、従来の
ハブが介在されないので、内孔が小径の磁気ディスクで
あっても装着可能となる一方、同径の内孔を有する磁気
ディスクの場合は固定軸の径を大きくできるので、軸の
剛性が向上し耐振動性を高くすることができる。しか
も、従来存在した高精度かつ高価なハブが不要になるた
め、ハブの削減によってコストを低減することができる
と共に、ハブの厚みに制約されず、モータを容易に小型
化できる利点がある。
【0019】
【図1】本発明にかかる磁気ディスク駆動モータの実施
例を示す断面図である。
例を示す断面図である。
【図2】同磁気ディスクを装着した例を示す断面図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す断面図である。
【図4】従来の磁気ディスク駆動モータの一例を示す断
面図である。
面図である。
【図5】同他の従来例を示す断面図である。
21 フレーム 22 固定軸 23,24 ボールベアリング 25 ロータ 25a 載置面 27 電機子コア 29,43 駆動マグネット 31,32 磁気ディスク 40 電機子コイル
Claims (5)
- 【請求項1】 フレームに配設された固定軸と、内輪及
び外輪並びにボールを有し前記固定軸に各々の内輪が嵌
着された一対のボールベアリングと、前記一対のボール
ベアリングの各外輪に固定された介在部材と、前記ボー
ルベアリングに固着され最も上方側の端面に載置面を形
成したロータと、このロータの内部に設けられロータ部
及び前記フレームに固定されたステータ部からなるモー
タ部とを備え、前記ロータは、前記一対のボールベアリ
ングのうち前記フレーム側のボールベアリングの外輪に
固着され、そのフレーム側のボールベアリングの外輪に
磁気ディスクの内孔を嵌挿すると共に、前記載置面にこ
の磁気ディスクを載置したことを特徴とする磁気ディス
ク駆動モータ。 - 【請求項2】 フレームに配設された固定軸と、内輪及
び外輪並びにボールを有し前記固定軸に内輪が嵌着され
たボールベアリングと、該ボールベアリングの外輪に固
着されたロータと、このロータの内部に設けられたロー
タ部及び前記フレームに固定されたステータ部からなる
モータ部とを備えた磁気ディスク駆動モータにおいて、
前記ロータは最も上方側の端面が磁気ディスクを載置す
る載置面とされ、前記ボールベアリングは外輪の下方側
に前記ロータが嵌合されると共にその上方側は前記ロー
タの載置面よりも上方に露出し、この露出部分に磁気デ
ィスクの内孔を嵌挿して、前記載置面に磁気ディスクを
載置固定したことを特徴とする磁気ディスク駆動モー
タ。 - 【請求項3】 前記フレームに電機子コアを固定すると
共に、略皿状に形成した前記ロータの内周面に駆動マグ
ネットを固着し、この駆動マグネットと上記電機子コア
との周面を互いに対向させた請求項1または2記載の磁
気ディスク駆動モータ。 - 【請求項4】 前記フレームに複数の電機子コイルを配
設したステータ基板を固着すると共に、前記ロータの内
面に駆動マグネットを固着し、この駆動マグネットと上
記電機子コイルを軸方向に空隙を持たせて面対向させた
請求項1または2記載の磁気ディスク駆動モータ。 - 【請求項5】 前記磁気ディスクを載置する前記ロータ
の前記載置面と、前記磁気ディスクをクランプするディ
スククランパに各々シール手段を配設した請求項1また
は2記載の磁気ディスク駆動モータ。
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