JP2728928B2 - 画像記録装置 - Google Patents
画像記録装置Info
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- JP2728928B2 JP2728928B2 JP1090076A JP9007689A JP2728928B2 JP 2728928 B2 JP2728928 B2 JP 2728928B2 JP 1090076 A JP1090076 A JP 1090076A JP 9007689 A JP9007689 A JP 9007689A JP 2728928 B2 JP2728928 B2 JP 2728928B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の産業上の利用分野〕 本発明は、複数色のインクを有するインクシートを用
いて被記録媒体に画像記録を行う画像記録装置に関する
ものである。さらに本発明は、例えば、コンピユータ、
CAD、ワークステーシヨン、ワードプロセツサ、パーソ
ナルワープロ、フアクシミリ、電子タイプライタ、複写
装置あるいはプリンタ装置等の画像記録装置に適宜適用
できるものであり、画像情報等に応じて多色の画像記録
出力を得ることのできる画像記録装置に関する。
いて被記録媒体に画像記録を行う画像記録装置に関する
ものである。さらに本発明は、例えば、コンピユータ、
CAD、ワークステーシヨン、ワードプロセツサ、パーソ
ナルワープロ、フアクシミリ、電子タイプライタ、複写
装置あるいはプリンタ装置等の画像記録装置に適宜適用
できるものであり、画像情報等に応じて多色の画像記録
出力を得ることのできる画像記録装置に関する。
インクシートに異なる複数色の色(インク)をインク
シート搬送方向に直角にストライプ状に順次くり返し設
けたインクシート(所謂、ダンダラ塗りインクシート)
を用いる画像記録装置においては、画像記録時のインク
シートの搬送(巻取り)はほぼ一定速度で行う事が望ま
しい。そのために、記録部においては、記録ヘツドをイ
ンクシートを介してプラテン等へ圧接することによって
インクシートの主な搬送を行うとともに、インクシート
のたるみをクラツチを介して巻取る方式が多い。
シート搬送方向に直角にストライプ状に順次くり返し設
けたインクシート(所謂、ダンダラ塗りインクシート)
を用いる画像記録装置においては、画像記録時のインク
シートの搬送(巻取り)はほぼ一定速度で行う事が望ま
しい。そのために、記録部においては、記録ヘツドをイ
ンクシートを介してプラテン等へ圧接することによって
インクシートの主な搬送を行うとともに、インクシート
のたるみをクラツチを介して巻取る方式が多い。
また、インクシートの色換え時においては、記録紙と
は独立にインクシートを搬送する事が必要なために、記
録部における記録ヘツドの圧接を解除して、クラツチを
介しての巻取手段でインクシートを搬送する方式が多
い。
は独立にインクシートを搬送する事が必要なために、記
録部における記録ヘツドの圧接を解除して、クラツチを
介しての巻取手段でインクシートを搬送する方式が多
い。
なお、通常、インクシートはロール状に構成されてお
り、供給ロールから供給されて巻き取りロールに巻き取
られる場合が多いが、供給ロール側には不必要なたるみ
等を防止するために適当なバツクテンシヨンが加えられ
ている。
り、供給ロールから供給されて巻き取りロールに巻き取
られる場合が多いが、供給ロール側には不必要なたるみ
等を防止するために適当なバツクテンシヨンが加えられ
ている。
従って、インクシート色換時における巻取力は、上記
バツクテンシヨン及び供給ロールの負荷及びインクシー
ト搬送経路部負荷等を加えた力以上を必要とする。しか
しながら、あまり大きな巻取力は、画像記録時の主搬送
に影響を与えて送り精度のばらつきあるいは画像記録
(印刷)の汚れ等の原因となる恐れがある。よって、ク
ラツチを介した場合の巻取力は、適当な範囲に設定する
必要があり、また、供給ロールのバツクテンシヨン等に
よっても制限を受ける。
バツクテンシヨン及び供給ロールの負荷及びインクシー
ト搬送経路部負荷等を加えた力以上を必要とする。しか
しながら、あまり大きな巻取力は、画像記録時の主搬送
に影響を与えて送り精度のばらつきあるいは画像記録
(印刷)の汚れ等の原因となる恐れがある。よって、ク
ラツチを介した場合の巻取力は、適当な範囲に設定する
必要があり、また、供給ロールのバツクテンシヨン等に
よっても制限を受ける。
前記問題点を解決する為に、記録部以外の場所にイン
クシートをローラ等で圧接して搬送する手段を設け、イ
ンクシートのたるみを巻き取りロール軸上に設けたクラ
ツチを介した巻き取り手段によって巻き取る方式等もあ
るが、構造が複雑になってしまう。
クシートをローラ等で圧接して搬送する手段を設け、イ
ンクシートのたるみを巻き取りロール軸上に設けたクラ
ツチを介した巻き取り手段によって巻き取る方式等もあ
るが、構造が複雑になってしまう。
また、インクシート搬送方向に順次配されたインクの
色を換える際に、通常の画像記録時と同じインクシート
搬送速度でインクシートを搬送する場合、色の切り換え
に余分な時間を要していた。
色を換える際に、通常の画像記録時と同じインクシート
搬送速度でインクシートを搬送する場合、色の切り換え
に余分な時間を要していた。
本発明の目的は、上述のような従来技術の問題点を解
決して、高品質の画像記録と、短時間に確実なインクシ
ートのインクの色の切り換えを可能とする画像記録装置
を提供することである。
決して、高品質の画像記録と、短時間に確実なインクシ
ートのインクの色の切り換えを可能とする画像記録装置
を提供することである。
上述の従来技術の問題点を解決するための本発明は、
インクシートの搬送方向に複数色のインクを順次配した
当該インクシートを用いて被記録媒体に画像記録を行う
画像記録装置において、前記被記録媒体に画像記録を行
うために、前記インクシートに作用する記録ヘッドと、
駆動源と、前記インクシートを巻き取るための巻取手段
と、前記インクシートを搬送するために、前記駆動源か
らの駆動力を前記巻取手段へ負荷吸収手段を介して伝達
する第1駆動力伝達手段と、前記インクシートを搬送す
るために、前記駆動源からの駆動力を前記巻取手段へ負
荷吸収手段を介さないで伝達する第2駆動力伝達手段
と、前記第1駆動力伝達手段と前記第2駆動力伝達手段
とを選択的に切り換えるための切換手段と、を有し、前
記第2駆動力伝達手段による駆動力伝達によって搬送さ
れる前記インクシートの搬送速度が、前記第1駆動力伝
達手段による駆動力伝達によって搬送される前記インク
シートの搬送速度よりも高速であることを特徴とする。
インクシートの搬送方向に複数色のインクを順次配した
当該インクシートを用いて被記録媒体に画像記録を行う
画像記録装置において、前記被記録媒体に画像記録を行
うために、前記インクシートに作用する記録ヘッドと、
駆動源と、前記インクシートを巻き取るための巻取手段
と、前記インクシートを搬送するために、前記駆動源か
らの駆動力を前記巻取手段へ負荷吸収手段を介して伝達
する第1駆動力伝達手段と、前記インクシートを搬送す
るために、前記駆動源からの駆動力を前記巻取手段へ負
荷吸収手段を介さないで伝達する第2駆動力伝達手段
と、前記第1駆動力伝達手段と前記第2駆動力伝達手段
とを選択的に切り換えるための切換手段と、を有し、前
記第2駆動力伝達手段による駆動力伝達によって搬送さ
れる前記インクシートの搬送速度が、前記第1駆動力伝
達手段による駆動力伝達によって搬送される前記インク
シートの搬送速度よりも高速であることを特徴とする。
本発明によれば、簡単な構造で、高品位の画像記録
と、短時間で確実なインクシートの色の切り換えを可能
とすることができる。
と、短時間で確実なインクシートの色の切り換えを可能
とすることができる。
以下図面を参照して本発明の実施例を説明する。
なお、以下述べる実施例は、ダンダラ塗りインクシー
トを用いたサーマルプリンタにおいて、記録時はクラツ
チを介してインクリボンを巻取り、色換時は記録ヘツド
をアツプして、すべりのない状態でインクシートを巻取
る構成をとることによって、高速で安定した色換が可能
となり、記録時のムダな汚れやピツチムラの防止ができ
るサーマルプリンタである。
トを用いたサーマルプリンタにおいて、記録時はクラツ
チを介してインクリボンを巻取り、色換時は記録ヘツド
をアツプして、すべりのない状態でインクシートを巻取
る構成をとることによって、高速で安定した色換が可能
となり、記録時のムダな汚れやピツチムラの防止ができ
るサーマルプリンタである。
第2図は本発明の一実施例を適用したワードプロセツ
サの外観斜視図である。
サの外観斜視図である。
第2図において、1は入力操作部であるキーボードで
あり、後述するカラーキーおよび機能キー等が設けられ
ている。2は表示装置のCRT(またはLCD)であり、3は
記憶装置のFDDであり、4は被記録媒体としての記録シ
ート(例えば普通紙、加工紙、あるいはOHP用シート
等)である。
あり、後述するカラーキーおよび機能キー等が設けられ
ている。2は表示装置のCRT(またはLCD)であり、3は
記憶装置のFDDであり、4は被記録媒体としての記録シ
ート(例えば普通紙、加工紙、あるいはOHP用シート
等)である。
第3図は本発明を実施した記録装置の記録部を示す。
第3図において、記録シート4はプラテン5にバツク
アツプされた状態でシート送りローラ6のゴム部にピン
チローラ6b(第6図)によって圧接されている。このシ
ート送りローラ6の軸6aにはギヤ7が取付けられ、減速
ギヤ7aを介してシート送りモータM1に連結されており、
シート送りモータM1の回転によりシート送りローラ6が
回転し、記録シート4が搬送される。
アツプされた状態でシート送りローラ6のゴム部にピン
チローラ6b(第6図)によって圧接されている。このシ
ート送りローラ6の軸6aにはギヤ7が取付けられ、減速
ギヤ7aを介してシート送りモータM1に連結されており、
シート送りモータM1の回転によりシート送りローラ6が
回転し、記録シート4が搬送される。
したがって、後述するサーマルヘツド18が記録シート
4に当接して画像記録を行う際、プラテン5は記録シー
ト4の位置を維持する。
4に当接して画像記録を行う際、プラテン5は記録シー
ト4の位置を維持する。
次にキヤリツジ14の往復移動について説明する。
プラテン5の前側には平行にシヤフト12が、さらにキ
ヤリツジ14の反対側にはラツク13が固定され、このシヤ
フト12とラツク13の上面の案内面にてキヤリツジ14(第
1図,第6図)が矢印B方向に移動可能に案内支持され
ている。すなわち、キヤリツジ14は記録シート4の搬送
経路Aと直角方向に往復移動可能である。また、ベルト
11は、その一部が前記キヤリツジ14に固定され、プーリ
ーギヤ9およびプーリー10によって張設されている。前
記プーリーギヤ9は減速ギヤ8a,8bを介してキヤリツジ
モータM2に連結されている。そこで、このキヤリツジモ
ータM2の回転により、上記プーリーギヤおよびプーリー
が回転し、これによってベルト11が駆動され、キヤリツ
ジ14はシヤフト12に沿って往復移動(矢印B方向)す
る。
ヤリツジ14の反対側にはラツク13が固定され、このシヤ
フト12とラツク13の上面の案内面にてキヤリツジ14(第
1図,第6図)が矢印B方向に移動可能に案内支持され
ている。すなわち、キヤリツジ14は記録シート4の搬送
経路Aと直角方向に往復移動可能である。また、ベルト
11は、その一部が前記キヤリツジ14に固定され、プーリ
ーギヤ9およびプーリー10によって張設されている。前
記プーリーギヤ9は減速ギヤ8a,8bを介してキヤリツジ
モータM2に連結されている。そこで、このキヤリツジモ
ータM2の回転により、上記プーリーギヤおよびプーリー
が回転し、これによってベルト11が駆動され、キヤリツ
ジ14はシヤフト12に沿って往復移動(矢印B方向)す
る。
さらに、キヤリツジ14にはヘツドホルダー19(第1
図)がヘツドホルダー軸19bのまわりに回転可能に案内
支持されている。このヘツドホルダー19にはサーマルヘ
ツド18が取付けられており、このヘツドホルダー19はヒ
ートシンクも兼ねている。
図)がヘツドホルダー軸19bのまわりに回転可能に案内
支持されている。このヘツドホルダー19にはサーマルヘ
ツド18が取付けられており、このヘツドホルダー19はヒ
ートシンクも兼ねている。
また、前記キヤリツジ14にはインクシートカセツト
(インクリボンカセツト)40(第7図,第13図)を2段
積みに搭載するためのキヤリツジテーブル35が設けられ
ている。このキヤリツジテーブル35にはマルチカラーリ
ボン50(第15図)の色識別用の色検出手段(カラーセン
サ)S3が設けられており、また、前記キヤリツジ14には
インクリボンカセツト40の有無、種類およびインクリボ
ン49エンドの検出を行うためのリボンセンサS3(第3
図)が設けられている。
(インクリボンカセツト)40(第7図,第13図)を2段
積みに搭載するためのキヤリツジテーブル35が設けられ
ている。このキヤリツジテーブル35にはマルチカラーリ
ボン50(第15図)の色識別用の色検出手段(カラーセン
サ)S3が設けられており、また、前記キヤリツジ14には
インクリボンカセツト40の有無、種類およびインクリボ
ン49エンドの検出を行うためのリボンセンサS3(第3
図)が設けられている。
次に、キヤリツジテーブル35にインクリボンカセツト
40を着脱可能に装填する場合を説明する。
40を着脱可能に装填する場合を説明する。
前記キヤリツジテーブル35には上下2段にインクリボ
ンカセツト40を搭載することが可能であり、また、この
キヤリツジテーブル35の上面にはピン35a・35bおよびフ
ツク35c・35d・35eが設けられている。
ンカセツト40を搭載することが可能であり、また、この
キヤリツジテーブル35の上面にはピン35a・35bおよびフ
ツク35c・35d・35eが設けられている。
まず、下段にインクリボンカセツト40を装填する場合
は、後述するインクリボンカセツト40(第13図,第14
図)の上ケースおよび下ケースに設けられた開口41a・4
1b・42i・42jを前記ピン35a・35bに嵌入し、下ケースの
係止部42kに上記フツク35cを弾性的に係合することによ
って、インクリボンカセツト40は、取り外し可能に、キ
ヤリツジテーブル35に装填することができる。また、上
段にインクリボンカセツト40を装填する場合も同様に、
前記ピン35a・35bに前記開口41a・41b・42i・42jを嵌入
し、下ケースの係合部42i・42mにフツク35d・35eを弾性
的に係合することにより下段のインクリボンカセツト40
を介してキヤリツジテーブル35に装填される。
は、後述するインクリボンカセツト40(第13図,第14
図)の上ケースおよび下ケースに設けられた開口41a・4
1b・42i・42jを前記ピン35a・35bに嵌入し、下ケースの
係止部42kに上記フツク35cを弾性的に係合することによ
って、インクリボンカセツト40は、取り外し可能に、キ
ヤリツジテーブル35に装填することができる。また、上
段にインクリボンカセツト40を装填する場合も同様に、
前記ピン35a・35bに前記開口41a・41b・42i・42jを嵌入
し、下ケースの係合部42i・42mにフツク35d・35eを弾性
的に係合することにより下段のインクリボンカセツト40
を介してキヤリツジテーブル35に装填される。
こうして、複数(2段)のインクシート(インクリボ
ンを含む)装着部が構成されている。
ンを含む)装着部が構成されている。
次にキヤリツジ14上の構成について説明する。
第1図にキヤリツジ14の全体構成図である。
第1図において、ヘツドモータM3がキヤリツジ14に搭
載されており、このヘツドモータM3の駆動力は減速ギヤ
15a・15bを介して伝達され、ヘツドカム16およびリボン
カム17を回転させる。
載されており、このヘツドモータM3の駆動力は減速ギヤ
15a・15bを介して伝達され、ヘツドカム16およびリボン
カム17を回転させる。
ここで、ヘツドカム16は、後述するヘツドアツプダウ
ン(記録ヘツド18のプラテン5に対する離反、押圧)及
びリボンダイレクト巻取りのオンオフを行うためのカム
であり、ヘツドカム16の上面にはヘツドカム16の回転軸
16cの軸方向に高さが変化するカム面16aが設けられてい
る。さらに、その上面には、ヘツドカム16の回転軸16c
と直角に、回転軸16cを中心として半径が変化するリボ
ンダイレクト巻取用のカム面16bが設けられている。ま
た、リボンカム17は、後述するリボンクラツチ巻取りの
オンオフおよびカセツトのアツプダウン(インクシート
の切換手段)のためのカムである。そしてこのリボンカ
ム17の上面には、第5図に示すごとく、リボンカム17の
回転軸17cの軸方向に高さが変化するカセツトアツプダ
ウン用のカム面17aが設けられている。そしてさらに、
その上面にはリボンカム17の回転軸17cの軸方向と直角
に回転軸17cを中心として半径が変化するリボンクラツ
チ巻取用のカム面17bが設けられている。
ン(記録ヘツド18のプラテン5に対する離反、押圧)及
びリボンダイレクト巻取りのオンオフを行うためのカム
であり、ヘツドカム16の上面にはヘツドカム16の回転軸
16cの軸方向に高さが変化するカム面16aが設けられてい
る。さらに、その上面には、ヘツドカム16の回転軸16c
と直角に、回転軸16cを中心として半径が変化するリボ
ンダイレクト巻取用のカム面16bが設けられている。ま
た、リボンカム17は、後述するリボンクラツチ巻取りの
オンオフおよびカセツトのアツプダウン(インクシート
の切換手段)のためのカムである。そしてこのリボンカ
ム17の上面には、第5図に示すごとく、リボンカム17の
回転軸17cの軸方向に高さが変化するカセツトアツプダ
ウン用のカム面17aが設けられている。そしてさらに、
その上面にはリボンカム17の回転軸17cの軸方向と直角
に回転軸17cを中心として半径が変化するリボンクラツ
チ巻取用のカム面17bが設けられている。
ここで第4図に、前記ヘツドカム16およびリボンカム
17のカムチヤートを示す。
17のカムチヤートを示す。
第4図において、ヘツドモータM3(第1図)の駆動に
より回転するヘツドカム16およびリボンカム17の位置に
より、ヘツドアツプダウン、リボンダイレクト巻取り、
リボンクラツチ巻取りおよびカセツトアツプダウンの各
動作の6つの組合わせを実行することができる。
より回転するヘツドカム16およびリボンカム17の位置に
より、ヘツドアツプダウン、リボンダイレクト巻取り、
リボンクラツチ巻取りおよびカセツトアツプダウンの各
動作の6つの組合わせを実行することができる。
ここで、ヘツドカム16およびリボンカム17はキヤリツ
ジ14上に設けられたストツパ(不図示)によって、第4
図のカムチヤートの範囲内に回転を規制されている。
ジ14上に設けられたストツパ(不図示)によって、第4
図のカムチヤートの範囲内に回転を規制されている。
第4図において、ヘツドアツプダウン用のヘツドカム
16のカム面16aが低いカム面(P2〜P5)の状態のとき、
後述するヘツドアツプ(離反)となり、高いカム面(P1
・P6)の状態のとき後述するヘツドダウン(押圧または
圧接)となる。
16のカム面16aが低いカム面(P2〜P5)の状態のとき、
後述するヘツドアツプ(離反)となり、高いカム面(P1
・P6)の状態のとき後述するヘツドダウン(押圧または
圧接)となる。
また、ヘツドカム16のリボンダイレクト巻取り用カム
面16bにおいて、そのカム面の半径が小さい状態(P2・P
5)のとき後述するリボンダイレクト巻取り可能状態と
なり、そのカム面の半径が大きい状態(P1・P3・P4・P
6)のとき後述するリボンダイレクト巻取り解除状態と
なる。
面16bにおいて、そのカム面の半径が小さい状態(P2・P
5)のとき後述するリボンダイレクト巻取り可能状態と
なり、そのカム面の半径が大きい状態(P1・P3・P4・P
6)のとき後述するリボンダイレクト巻取り解除状態と
なる。
また、リボンカム17のリボンクラツチ巻取り用カム面
17bにおいて、そのカム面の半径が小さい状態(P1・P
6)のとき後述するリボンクラツチ巻取り可能状態とな
り、そのカム面の半径が大きい状態(P2〜P5)のとき後
述するリボンクラツチ巻取り解除状態となる。
17bにおいて、そのカム面の半径が小さい状態(P1・P
6)のとき後述するリボンクラツチ巻取り可能状態とな
り、そのカム面の半径が大きい状態(P2〜P5)のとき後
述するリボンクラツチ巻取り解除状態となる。
さらに、リボンカム17のカセツトアツプダウン用カム
面17aが低いカム面(P1〜P3)の状態のとき、後述する
カセツトダウン(上段カセツト使用)の状態である。ま
た、高いカム面(P4〜P6)の状態のとき後述するカセツ
トアツプ(下段カセツト使用)の状態になる。
面17aが低いカム面(P1〜P3)の状態のとき、後述する
カセツトダウン(上段カセツト使用)の状態である。ま
た、高いカム面(P4〜P6)の状態のとき後述するカセツ
トアツプ(下段カセツト使用)の状態になる。
次にカセツトアツプダウン機構(インクシートの切換
手段)について説明する。
手段)について説明する。
第5図はカセツトアツプダウン機構の平面図、第6図
はカセツトダウン状態の側面図、第7図はカセツトアツ
プ状態の側面図である。
はカセツトダウン状態の側面図、第7図はカセツトアツ
プ状態の側面図である。
第5図,第6図および第7図において、カセツトシフ
トレバーA29はキヤリツジ14に回転自在に案内支持され
たカセツトシフト軸29aに固定されている。また、カセ
ツトシフトレバーA29の突出部29bとキヤリツジ14の突出
部(不図示)との間にカセツトシフトばね30が取付けら
れている。
トレバーA29はキヤリツジ14に回転自在に案内支持され
たカセツトシフト軸29aに固定されている。また、カセ
ツトシフトレバーA29の突出部29bとキヤリツジ14の突出
部(不図示)との間にカセツトシフトばね30が取付けら
れている。
カセツトシフトレバーA29の先端部29cは前記カセツト
シフトばね30のばね力により矢印C2方向に付勢されてい
る。したがって、リボンカム17のカム面17aに圧接され
ている(第6図)。
シフトばね30のばね力により矢印C2方向に付勢されてい
る。したがって、リボンカム17のカム面17aに圧接され
ている(第6図)。
また、カセツトシフトレバーA29はカセツトシフト軸2
9aを介してカセツトシフトレバーB31と連結されてい
る。さらに、カセツトシフトレバーB31に設けられたボ
ス31bに回転自在にカセツトシフトレバーC32が支持され
ている。
9aを介してカセツトシフトレバーB31と連結されてい
る。さらに、カセツトシフトレバーB31に設けられたボ
ス31bに回転自在にカセツトシフトレバーC32が支持され
ている。
さらに、カセツトシフトレバーB31の一端にはボス31a
が、またカセツトシフトレバーC32の先端にはボス32aが
それぞれ固設され、キヤリツジテーブル35の開口部35f
・35gには前記ボス31a・32aが挿入されている。そして
カセツトシフトレバーC32の他の先端にはボス32bが設け
られ、キヤリツジ14の開口部14bには前記ボス32bが挿入
されている。こうして、前記キヤリツジテーブル35がほ
ぼ水平に支持されている。
が、またカセツトシフトレバーC32の先端にはボス32aが
それぞれ固設され、キヤリツジテーブル35の開口部35f
・35gには前記ボス31a・32aが挿入されている。そして
カセツトシフトレバーC32の他の先端にはボス32bが設け
られ、キヤリツジ14の開口部14bには前記ボス32bが挿入
されている。こうして、前記キヤリツジテーブル35がほ
ぼ水平に支持されている。
ここで、カム面17aの高さが高くなりカセツトシフト
レバーA29を時計方向(矢印C1方向)(第6図)へ回転
させると、カセツトシフトレバーB31も時計方向(矢印C
1方向)(第6図)へ回転する。
レバーA29を時計方向(矢印C1方向)(第6図)へ回転
させると、カセツトシフトレバーB31も時計方向(矢印C
1方向)(第6図)へ回転する。
前述の説明から、カセツトシフトレバーB31の回転中
心すなわちカセツトシフト軸29aおよびカセツトシフト
レバーC32のボス部32bはキヤリツジ14に高さを規制され
ている。そして、カセツトシフトレバーB31のボス31aが
キヤリツジテーブル35の開口部35fを、またカセツトシ
フトレバーC32のボス部32bがキヤリツジ14の開口部14b
をそれぞれ移動する。すなわち、キヤリツジテーブル35
は、パンタグラフ機構で回転運動を直線運動に変換する
ことにより、上下方向(矢印E1,E2方向)(第6図)に
移動する。
心すなわちカセツトシフト軸29aおよびカセツトシフト
レバーC32のボス部32bはキヤリツジ14に高さを規制され
ている。そして、カセツトシフトレバーB31のボス31aが
キヤリツジテーブル35の開口部35fを、またカセツトシ
フトレバーC32のボス部32bがキヤリツジ14の開口部14b
をそれぞれ移動する。すなわち、キヤリツジテーブル35
は、パンタグラフ機構で回転運動を直線運動に変換する
ことにより、上下方向(矢印E1,E2方向)(第6図)に
移動する。
また、キヤリツジテーブル35にはボス33が設けられて
おり、これはキヤリツジ14に取付けたキヤリツジカバー
34の開口部34aに挿入されており、キヤリツジテーブル3
5の上下移動(矢印E1,E2方向)(第6図)範囲が規制さ
れている。すなわち、開口部34aによって、キヤリツジ
テーブル35のアツプ時およびダウン時の高さが正確に定
められている。
おり、これはキヤリツジ14に取付けたキヤリツジカバー
34の開口部34aに挿入されており、キヤリツジテーブル3
5の上下移動(矢印E1,E2方向)(第6図)範囲が規制さ
れている。すなわち、開口部34aによって、キヤリツジ
テーブル35のアツプ時およびダウン時の高さが正確に定
められている。
次に、上述した構成におけるカセツトアツプダウンの
動作すなわちインクシート(インクリボンを含む)の切
換動作を説明する。
動作すなわちインクシート(インクリボンを含む)の切
換動作を説明する。
第5図および第6図はカセツトダウン(上段カセツト
使用)状態を示す。
使用)状態を示す。
この状態では、リボンカム17は、第4図のチヤート中
のP1〜P3の状態にあり、カセツトシフトレバーA29の先
端部29cはリボンカム17のカム面17aの高さの低い面にカ
セツトシフトばね30の付勢力により圧接されており、キ
ヤリツジテーブル35はダウン位置にある。
のP1〜P3の状態にあり、カセツトシフトレバーA29の先
端部29cはリボンカム17のカム面17aの高さの低い面にカ
セツトシフトばね30の付勢力により圧接されており、キ
ヤリツジテーブル35はダウン位置にある。
この状態からリボンカム17を時計方向(矢印D1方向)
(第5図)へ回転させると、リボンカム17のカム面17a
とカセツトシフトレバーA29の先端部29cとの当接点はカ
ム面に垂直に高さが増加する。
(第5図)へ回転させると、リボンカム17のカム面17a
とカセツトシフトレバーA29の先端部29cとの当接点はカ
ム面に垂直に高さが増加する。
これに従って、カセツトシフトレバーA29はカセツト
シフトばね30の付勢力に打勝って時計方向(矢印C1方
向)(第6図)へ回転する。
シフトばね30の付勢力に打勝って時計方向(矢印C1方
向)(第6図)へ回転する。
前述の如く、カセツトシフトレバーA29の回転によ
り、キヤリツジテーブル35はアツプ方向(矢印E1方向)
(第6図)へ移動し、カム面17aの高さがP4〜P6の位置
(第4図)に達すると下段カセツト使用状態(第7図)
になる。
り、キヤリツジテーブル35はアツプ方向(矢印E1方向)
(第6図)へ移動し、カム面17aの高さがP4〜P6の位置
(第4図)に達すると下段カセツト使用状態(第7図)
になる。
次にリボン巻取り機構すなわちインクシート送り手段
について説明する。
について説明する。
第8図はリボン巻取り機構の側面図、第9図(A)は
リボンクラツチ巻取り状態、リボンダイレクト巻取り解
除状態の平面図、第9図(B)はリボンクラツチ巻取り
解除状態、リボンダイレクト巻取り状態の平面図であ
る。
リボンクラツチ巻取り状態、リボンダイレクト巻取り解
除状態の平面図、第9図(B)はリボンクラツチ巻取り
解除状態、リボンダイレクト巻取り状態の平面図であ
る。
さて、第8図及び第9図(A)・(B)において、キ
ヤリツジ14には巻取りシヤフト24が設けられ、この巻取
りシヤフト24のまわりに、クラツチ巻取りレバー25及び
ダイレクト巻取りレバー60が回転自在に支持されてい
る。そして該レバー25・60の上部には、巻取りクラツチ
23が回転自在に支持されている。またクラツチ巻取りレ
バー25には、クラツチ駆動ギア25cが回転自在に支持さ
れており、巻取りクラツチ23のクラツチギア部23bが太
陽ギアになり、クラツチ駆動ギア25cが遊星ギアになる
関係で噛み合っている。さらに、ダイレクト巻取りレバ
ー60には、ダイレクト駆動ギア60cが回転自在に支持さ
れており、巻取りクラツチ23のダイレクトギア23cが太
陽ギアになり、ダイレクト駆動ギア60cが遊星ギアにな
る関係で噛み合っている。また、巻取りクラツチ23に
は、ハブ受部23aが設けられ、インクリボンカセツト40
内の巻取りコア44(第13図、第14図)と嵌合状態になっ
ている。前記ハブ受部23aはダイレクトギア部23cと一体
となっており、またクラツチ駆動ギア部23bは前記一体
部のまわりに回転自在に支持されている。そしてクラツ
チばね23dによってダイレクトギア部23c上に貼り付けら
れたフエルトパツト部23eに押圧されている。なおクラ
ツチギア部23bのフエルトパツト部23eとの当接面は適当
に摩擦係数を高めるように形成されている。
ヤリツジ14には巻取りシヤフト24が設けられ、この巻取
りシヤフト24のまわりに、クラツチ巻取りレバー25及び
ダイレクト巻取りレバー60が回転自在に支持されてい
る。そして該レバー25・60の上部には、巻取りクラツチ
23が回転自在に支持されている。またクラツチ巻取りレ
バー25には、クラツチ駆動ギア25cが回転自在に支持さ
れており、巻取りクラツチ23のクラツチギア部23bが太
陽ギアになり、クラツチ駆動ギア25cが遊星ギアになる
関係で噛み合っている。さらに、ダイレクト巻取りレバ
ー60には、ダイレクト駆動ギア60cが回転自在に支持さ
れており、巻取りクラツチ23のダイレクトギア23cが太
陽ギアになり、ダイレクト駆動ギア60cが遊星ギアにな
る関係で噛み合っている。また、巻取りクラツチ23に
は、ハブ受部23aが設けられ、インクリボンカセツト40
内の巻取りコア44(第13図、第14図)と嵌合状態になっ
ている。前記ハブ受部23aはダイレクトギア部23cと一体
となっており、またクラツチ駆動ギア部23bは前記一体
部のまわりに回転自在に支持されている。そしてクラツ
チばね23dによってダイレクトギア部23c上に貼り付けら
れたフエルトパツト部23eに押圧されている。なおクラ
ツチギア部23bのフエルトパツト部23eとの当接面は適当
に摩擦係数を高めるように形成されている。
従って、クラツチ駆動ギア23bに入力される回転力
は、フエルトパツト面における摩擦によって、ハブ受部
23aへ伝達される。即ち摩擦クラツチによる伝達とな
る。また、ダイレクト駆動ギア60cに入力される回転力
は直接ハブ受部23aへ伝達される。即ちすべりのないダ
イレクトな伝達となる。さらにキヤリツジ14には、巻取
りギア27とこれに噛合う巻取り中間ギアR26及び巻取り
中間ギアL61が回転自在に案内されており、前記巻取り
ギア27は、前記ラツク13と噛み合っており、キヤリツジ
14のB方向(第3図)の移動によって回転する。また、
前記クラツチ巻取りレバー25のばね掛部25aとキヤリツ
ジ14のばね掛部(不図示)との間には、クラツチ巻取り
レバー圧接ばね28が設けられており、クラツチ巻取りレ
バー25を矢印F1方向(第9図(A))へ付勢している。
また前記ダイレクト巻取りレバー60のばね掛部60aとキ
ヤリツジ14のばね掛部(不図示)との間には、ダイレク
ト巻取りレバー圧接バネ62が設けられており、ダイレク
ト巻取りレバー60を矢印F2方向(第9図(A))へ付勢
している。
は、フエルトパツト面における摩擦によって、ハブ受部
23aへ伝達される。即ち摩擦クラツチによる伝達とな
る。また、ダイレクト駆動ギア60cに入力される回転力
は直接ハブ受部23aへ伝達される。即ちすべりのないダ
イレクトな伝達となる。さらにキヤリツジ14には、巻取
りギア27とこれに噛合う巻取り中間ギアR26及び巻取り
中間ギアL61が回転自在に案内されており、前記巻取り
ギア27は、前記ラツク13と噛み合っており、キヤリツジ
14のB方向(第3図)の移動によって回転する。また、
前記クラツチ巻取りレバー25のばね掛部25aとキヤリツ
ジ14のばね掛部(不図示)との間には、クラツチ巻取り
レバー圧接ばね28が設けられており、クラツチ巻取りレ
バー25を矢印F1方向(第9図(A))へ付勢している。
また前記ダイレクト巻取りレバー60のばね掛部60aとキ
ヤリツジ14のばね掛部(不図示)との間には、ダイレク
ト巻取りレバー圧接バネ62が設けられており、ダイレク
ト巻取りレバー60を矢印F2方向(第9図(A))へ付勢
している。
次に、上述のリボン巻取りの動作すなわちインクシー
ト送り手段の動作を説明する。
ト送り手段の動作を説明する。
まず、リボンクラツチ巻取り、すなわち摩擦クラツチ
を介したインクシート送りの動作について説明する。
を介したインクシート送りの動作について説明する。
まず第9図(A)に示すリボンクラツチ巻取り可能な
状態では、リボンカム17は第4図に示すカムチヤートの
P1・P6の状態にあり、クラツチ巻取りレバー25は巻取り
レバー圧接ばね28により時計方向(矢印F1方向)に付勢
されている。これにより、クラツチ巻取りレバー25に取
付けられたクラツチ駆動多ギア25aは巻取り中間ギヤR26
へ付勢され、噛合っている。
状態では、リボンカム17は第4図に示すカムチヤートの
P1・P6の状態にあり、クラツチ巻取りレバー25は巻取り
レバー圧接ばね28により時計方向(矢印F1方向)に付勢
されている。これにより、クラツチ巻取りレバー25に取
付けられたクラツチ駆動多ギア25aは巻取り中間ギヤR26
へ付勢され、噛合っている。
この状態では、キヤリツジ14を記録方向(第3図の矢
印B1方向)へ移動させると、ラツク13と噛合う巻取りギ
ヤ27が回転する。
印B1方向)へ移動させると、ラツク13と噛合う巻取りギ
ヤ27が回転する。
巻取りギヤ27の回転力は、巻取り中間ギヤR26および
クラツチ駆動ギヤ25cを介してクラツチギヤ部23bへ伝達
され、さらにフエルトパツト面における摩擦によってハ
ブ受部23aへ伝達される。そしてハブ受部23aの回転によ
り、該ハブ受部23aと嵌合しているインクリボンカセツ
ト40内の巻取りコア44が回転し、インクリボン49の巻取
りが行われる。
クラツチ駆動ギヤ25cを介してクラツチギヤ部23bへ伝達
され、さらにフエルトパツト面における摩擦によってハ
ブ受部23aへ伝達される。そしてハブ受部23aの回転によ
り、該ハブ受部23aと嵌合しているインクリボンカセツ
ト40内の巻取りコア44が回転し、インクリボン49の巻取
りが行われる。
またこの状態において、第4図に示すごとくヘツドは
ダウン状態にあり、インクリボン49はサーマルヘツド18
によって、記録紙4に押圧されている(後述)。そして
キヤリツジ14を画像記録方向(第3図の矢印B1方向)へ
移動させると、インクリボン49は記録紙4との摩擦によ
って引き出される。なお前記クラツチによるインクリボ
ンの巻取力は、上記の如く引き出されたインクリボン49
のたるみを取るのに必要な力があればよく、不必要に大
きな巻取力は、インクリボン49の記録紙4とのすべり等
の原因となり、記録紙4上の汚れ等の原因ともなる。ま
たクラツチギヤ部23bの回転数は、ハブ受部23aの巻取り
に必要な回転数よりも大きくしてあり、安定したすべり
クラツチによる巻取りが行えるようになっている。
ダウン状態にあり、インクリボン49はサーマルヘツド18
によって、記録紙4に押圧されている(後述)。そして
キヤリツジ14を画像記録方向(第3図の矢印B1方向)へ
移動させると、インクリボン49は記録紙4との摩擦によ
って引き出される。なお前記クラツチによるインクリボ
ンの巻取力は、上記の如く引き出されたインクリボン49
のたるみを取るのに必要な力があればよく、不必要に大
きな巻取力は、インクリボン49の記録紙4とのすべり等
の原因となり、記録紙4上の汚れ等の原因ともなる。ま
たクラツチギヤ部23bの回転数は、ハブ受部23aの巻取り
に必要な回転数よりも大きくしてあり、安定したすべり
クラツチによる巻取りが行えるようになっている。
この状態からリボンカム17を時計方向または反時計方
向(第9図(A)中の矢印D1またはD2方向)に回転させ
るとリボンカム17に設けられたカム面17bとクラツチ巻
取りレバー25の一端に設けられたボス部25bが当接す
る。更にリボンカム17が回転すると、カム面17bとクラ
ツチ巻取りレバー25のボス部25bとの当接点におけるカ
ム面17bの半径は第4図のカムチヤートに従い増加す
る。
向(第9図(A)中の矢印D1またはD2方向)に回転させ
るとリボンカム17に設けられたカム面17bとクラツチ巻
取りレバー25の一端に設けられたボス部25bが当接す
る。更にリボンカム17が回転すると、カム面17bとクラ
ツチ巻取りレバー25のボス部25bとの当接点におけるカ
ム面17bの半径は第4図のカムチヤートに従い増加す
る。
これによって、クラツチ巻取りレバー25は巻取りレバ
ー圧接ばね28の付勢力に抗して反時計方向(第9図
(A)の矢印F2方向)へ回転し、カム面17bが第4図の
カムチヤートのP2〜P5の位置に達すると、クラツチ巻取
りレバー25に案内支持されたクラツチ駆動ギヤ25cは巻
取り中間ギヤR26から離反する。
ー圧接ばね28の付勢力に抗して反時計方向(第9図
(A)の矢印F2方向)へ回転し、カム面17bが第4図の
カムチヤートのP2〜P5の位置に達すると、クラツチ巻取
りレバー25に案内支持されたクラツチ駆動ギヤ25cは巻
取り中間ギヤR26から離反する。
この状態でキヤリツジ14を画像記録方向(第3図の矢
印B1方向)へ移動させると、ラツク13と噛合う巻取りギ
ヤ27は回転し巻取り中間ギヤR26へ回転力が伝達され
る。しかし、ここで前述のように巻取り中間ギヤR26と
クラツチ駆動ギヤ25cが離反しているため、巻取りギヤ2
7の回転力はクラツチ駆動ギヤ25cへは伝達されない。
印B1方向)へ移動させると、ラツク13と噛合う巻取りギ
ヤ27は回転し巻取り中間ギヤR26へ回転力が伝達され
る。しかし、ここで前述のように巻取り中間ギヤR26と
クラツチ駆動ギヤ25cが離反しているため、巻取りギヤ2
7の回転力はクラツチ駆動ギヤ25cへは伝達されない。
すなわち、第4図に示すカムチヤートのP2〜P5の状態
ではリボンクラツチ巻取りは行われない。
ではリボンクラツチ巻取りは行われない。
次に、リボンダイレクト巻取りの動作について説明す
る。
る。
第9図(B)に示すリボンダイレクト巻取り可能な状
態では、ヘツドカム16は第4図に示すカムチヤートのP2
・P5の状態にあり、ダイレクト巻取りレバー60は巻取り
レバー圧接ばね62により反時計方向(矢印F2方向)に付
勢されている。これにより、ダイレクト巻取りレバー60
に取付けられたダイレクト駆動ギヤ60cは、巻取り中間
ギヤL61へ付勢され噛合っている。この状態では、キヤ
リツジ14を画像記録方向(第3図の矢印B1方向)へ移動
させると、ラツク13と噛合う巻取りギヤ26が回転する。
そして巻取りギア27の回転力は、巻取り中間ギヤL61お
よびダイレクト駆動ギヤ60cを介してダイレクトギヤ部2
3cに伝達され、ハブ受部23aの回転により、該ハブ受部2
3aと嵌合しているインクリボンカセツト40内の巻取りコ
アが回転して、インクリボン49の巻取りが行われる。
態では、ヘツドカム16は第4図に示すカムチヤートのP2
・P5の状態にあり、ダイレクト巻取りレバー60は巻取り
レバー圧接ばね62により反時計方向(矢印F2方向)に付
勢されている。これにより、ダイレクト巻取りレバー60
に取付けられたダイレクト駆動ギヤ60cは、巻取り中間
ギヤL61へ付勢され噛合っている。この状態では、キヤ
リツジ14を画像記録方向(第3図の矢印B1方向)へ移動
させると、ラツク13と噛合う巻取りギヤ26が回転する。
そして巻取りギア27の回転力は、巻取り中間ギヤL61お
よびダイレクト駆動ギヤ60cを介してダイレクトギヤ部2
3cに伝達され、ハブ受部23aの回転により、該ハブ受部2
3aと嵌合しているインクリボンカセツト40内の巻取りコ
アが回転して、インクリボン49の巻取りが行われる。
この状態から、ヘツドカム16を時計方向または反時計
方向(第9図(A)中矢印D1またはD2方向)に回転させ
ると、ヘツドカム16に設けられたカム面16bとダイレク
ト巻取りレバー60の一端に設けられたボス部60eが当接
し、さらにヘツドカム16が回転するとカム面16bとダイ
レクト巻取りレバー60のボス部60bとの当接点における
カム面16bの半径は第4図に示すカムチヤートに従い増
加する。
方向(第9図(A)中矢印D1またはD2方向)に回転させ
ると、ヘツドカム16に設けられたカム面16bとダイレク
ト巻取りレバー60の一端に設けられたボス部60eが当接
し、さらにヘツドカム16が回転するとカム面16bとダイ
レクト巻取りレバー60のボス部60bとの当接点における
カム面16bの半径は第4図に示すカムチヤートに従い増
加する。
これによって、ダイレクト巻取りレバー60は巻取りレ
バー圧接ばね62の付勢力に抗して時計方向(第9−9図
の矢印F1方向)へ回転し、カム面16bが第4図に示すカ
ムチヤートのP1・P3・P4・P6の位置に達すると、ダイレ
クト巻取りレバー60に案内されたダイレクト駆動ギヤ60
cは巻取り中間ギヤL61から離反する。
バー圧接ばね62の付勢力に抗して時計方向(第9−9図
の矢印F1方向)へ回転し、カム面16bが第4図に示すカ
ムチヤートのP1・P3・P4・P6の位置に達すると、ダイレ
クト巻取りレバー60に案内されたダイレクト駆動ギヤ60
cは巻取り中間ギヤL61から離反する。
この状態でキヤリツジ14を画像記録方向(第3図の矢
印B1方向)へ移動させると、ラツク13と噛合う巻取りギ
ヤ27は回転し、巻取り中間ギヤL61へ回転力が伝達され
る。しかしここで、前述のように巻取り中間ギヤL61と
ダイレクト駆動ギヤ60cが離反しているため、巻取りギ
ヤ27の回転力はダイレクト駆動ギヤ60cへは伝達されな
い。
印B1方向)へ移動させると、ラツク13と噛合う巻取りギ
ヤ27は回転し、巻取り中間ギヤL61へ回転力が伝達され
る。しかしここで、前述のように巻取り中間ギヤL61と
ダイレクト駆動ギヤ60cが離反しているため、巻取りギ
ヤ27の回転力はダイレクト駆動ギヤ60cへは伝達されな
い。
即ち、第4図に示すカムチヤートのP1・P3・P4・P6の
状態ではリボンのダイレクト巻取りは行われない。
状態ではリボンのダイレクト巻取りは行われない。
尚、巻取りギヤ27、巻取り中間ギヤL61、ダイレクト
駆動ギヤ60c及びダイレクトギヤ部23cのギヤ伝達機構
は、画像記録時のリボン巻取り速度よりも高速でリボン
を巻取るようギヤ比が設定されている。
駆動ギヤ60c及びダイレクトギヤ部23cのギヤ伝達機構
は、画像記録時のリボン巻取り速度よりも高速でリボン
を巻取るようギヤ比が設定されている。
次にサーマルヘツド(記録ヘツド)18のアツプダウン
機構について説明する。
機構について説明する。
第10図はアツプダウン機構の平面図であり、第11図は
ヘツドアツプ状態の側面図であり、第12図はヘツドダウ
ン状態の側面図である。
ヘツドアツプ状態の側面図であり、第12図はヘツドダウ
ン状態の側面図である。
第10図〜第12図において、ヘツドアツプダウンレバー
22はキヤリツジ14に設けられたヘツドホルダー軸19bの
まわりに回転自在に設けられており、さらに、このヘツ
ドアツプダウンレバー22の突出部22b,22cの間にはヘツ
ドばね21がばね力をチヤージされた状態で設置されてい
る。
22はキヤリツジ14に設けられたヘツドホルダー軸19bの
まわりに回転自在に設けられており、さらに、このヘツ
ドアツプダウンレバー22の突出部22b,22cの間にはヘツ
ドばね21がばね力をチヤージされた状態で設置されてい
る。
また、ヘツドアツプダウンレバー22の一端にはコロ22
aが回転自在に案内支持されている。さらに、ヘツドホ
ルダー19のばね掛け部19aおよびキヤリツジ14のばね掛
け部14aの間にはヘツド戻しばね20が設けられ、ヘツド
ホルダー19はプラテン5から遠ざかる方向(第11図の矢
印12方向)へ付勢されている。
aが回転自在に案内支持されている。さらに、ヘツドホ
ルダー19のばね掛け部19aおよびキヤリツジ14のばね掛
け部14aの間にはヘツド戻しばね20が設けられ、ヘツド
ホルダー19はプラテン5から遠ざかる方向(第11図の矢
印12方向)へ付勢されている。
このヘツド戻しばね20の付勢力は、ヘツドホルダー19
の圧接部19cからヘツドばね21の腕部21aへ伝達されて、
この腕部21aからヘツドアツプダウンレバー22へ伝達さ
れる。したがって、ヘツドアツプダウンレバー22はヘツ
ド戻しばね20によってプラテン5から遠ざかる方向(第
11図の矢印12方向)へ付勢されており、アツプダウンレ
バー22に設けられたコロ22aはヘツドカム16のカム面16a
に圧接される。
の圧接部19cからヘツドばね21の腕部21aへ伝達されて、
この腕部21aからヘツドアツプダウンレバー22へ伝達さ
れる。したがって、ヘツドアツプダウンレバー22はヘツ
ド戻しばね20によってプラテン5から遠ざかる方向(第
11図の矢印12方向)へ付勢されており、アツプダウンレ
バー22に設けられたコロ22aはヘツドカム16のカム面16a
に圧接される。
したがって、ヘツド18はヘツドカム16の高さ増大方向
の変化によりプラテン5の方向へ回動する。
の変化によりプラテン5の方向へ回動する。
次に、上述した構成における記録ヘツドの圧接または
押圧(ダウン)および離反(アツプ)の動作について説
明する。
押圧(ダウン)および離反(アツプ)の動作について説
明する。
第10図および第11図において、ヘツドアツプ(離反)
状態ではヘツドカム16は第4図のカムチヤートのP2〜P5
の状態にあり、上述のようにヘツド戻しばね20によって
ヘツドアツプダウンレバー22はヘツドカム16に圧接され
ており、ヘツド18は記録シート4およびプラテン5から
離反している。
状態ではヘツドカム16は第4図のカムチヤートのP2〜P5
の状態にあり、上述のようにヘツド戻しばね20によって
ヘツドアツプダウンレバー22はヘツドカム16に圧接され
ており、ヘツド18は記録シート4およびプラテン5から
離反している。
この状態からヘツドカム16を時計方向(第10図の矢印
G2方向)または反時計方向(第10図の矢印G1方向)へ回
転させると、カム16とヘツドアツプダウンレバー22に設
けられたコロ22aとの当接点におけるカム面に垂直方向
の高さが増加する。
G2方向)または反時計方向(第10図の矢印G1方向)へ回
転させると、カム16とヘツドアツプダウンレバー22に設
けられたコロ22aとの当接点におけるカム面に垂直方向
の高さが増加する。
これによって、ヘツドアツプダウンレバー22はヘツド
戻しばね20の付勢力に抗して反時計方向(第11図の矢印
H2方向)へ回転する。このヘツドアツプダウンレバー22
の回転力はヘツドばね21の腕部21aからヘツドホルダー1
9の圧接部19cへ伝達され、ヘツドホルダー19を反時計方
向(第11図の矢印11方向)へ回転させる。そこで、ヘツ
ドホルダー19に貼付けられたサーマルヘツド18は記録シ
ート4およびインクリボン49・50(第11図)を介してプ
ラテン5に押圧される。
戻しばね20の付勢力に抗して反時計方向(第11図の矢印
H2方向)へ回転する。このヘツドアツプダウンレバー22
の回転力はヘツドばね21の腕部21aからヘツドホルダー1
9の圧接部19cへ伝達され、ヘツドホルダー19を反時計方
向(第11図の矢印11方向)へ回転させる。そこで、ヘツ
ドホルダー19に貼付けられたサーマルヘツド18は記録シ
ート4およびインクリボン49・50(第11図)を介してプ
ラテン5に押圧される。
すなわち、サーマルヘツド18による記録時には、ヘツ
ド18は記録シート4に当接し、この記録シート4はプラ
テン5によってその位置に保持されている。
ド18は記録シート4に当接し、この記録シート4はプラ
テン5によってその位置に保持されている。
また、サーマルヘツド18がプラテン5に当接した以降
もヘツドカム16の高さが増加し、ヘツドアツプダウンレ
バー22をさらに反時計方向(第11図の矢印H2方向)へ回
転させる。
もヘツドカム16の高さが増加し、ヘツドアツプダウンレ
バー22をさらに反時計方向(第11図の矢印H2方向)へ回
転させる。
つまり、ヘツドカム16が前述のカムチヤート(第4
図)P1・P6の位置に達した状態では、ヘツドホルダー10
の動作はサーマルヘツド18がプラテン5に当接すること
により規制される。
図)P1・P6の位置に達した状態では、ヘツドホルダー10
の動作はサーマルヘツド18がプラテン5に当接すること
により規制される。
したがって、ヘツドアツプダウンレバー22の反時計方
向(第11図の矢印H2方向)の回転に伴い、ヘツドばね21
はヘツドアツプダウンレバー22の突出部22bを離れ、ヘ
ツドばね21はさらにばね力をチヤージされる。
向(第11図の矢印H2方向)の回転に伴い、ヘツドばね21
はヘツドアツプダウンレバー22の突出部22bを離れ、ヘ
ツドばね21はさらにばね力をチヤージされる。
ヘツドばね21のばね力は、ヘツドアツプダウンレバー
22の突出部22bとヘツドばね21の腕部21aが離れるため、
ヘツドホルダー19の圧接部19cに伝達され、サーマルヘ
ツド18は記録シート4を介してプラテン5へ押圧され
る。
22の突出部22bとヘツドばね21の腕部21aが離れるため、
ヘツドホルダー19の圧接部19cに伝達され、サーマルヘ
ツド18は記録シート4を介してプラテン5へ押圧され
る。
次にヘツドアツプダウン、リボン巻取り、カセツトア
ツプダウンの動作方法について説明する。
ツプダウンの動作方法について説明する。
第4図のカムチヤートを用いて、各ポジシヨンにおけ
る前述のヘツドアツプダウン、リボン巻取りのオンオフ
およびカセツトアツプダウンの各動作を組合わせた状態
を説明する。
る前述のヘツドアツプダウン、リボン巻取りのオンオフ
およびカセツトアツプダウンの各動作を組合わせた状態
を説明する。
第4図において、P1はヘツドダウン(圧接)、リボン
クラツチ巻取り可能およびカセツトダウン(上段カセツ
ト使用)の状態(ポジシヨン)、すなわち上段インクリ
ボンカセツトでの記録状態を示す。
クラツチ巻取り可能およびカセツトダウン(上段カセツ
ト使用)の状態(ポジシヨン)、すなわち上段インクリ
ボンカセツトでの記録状態を示す。
P2はヘツドアツプ(離反)、リボンダイレクト巻取り
可能およびカセツトダウンの状態、すなわち、非記録状
態で上段カセツトのリボンを巻取る状態(ポジシヨン)
を示す。
可能およびカセツトダウンの状態、すなわち、非記録状
態で上段カセツトのリボンを巻取る状態(ポジシヨン)
を示す。
P3はヘツドアツプ、リボン巻取り解除およびカセツト
ダウンの状態であり、P4はヘツドアツプ、リボン巻取り
解除およびカセツトアツプ(下段カセツト使用)の状態
を示している。
ダウンの状態であり、P4はヘツドアツプ、リボン巻取り
解除およびカセツトアツプ(下段カセツト使用)の状態
を示している。
さらに、P5はヘツドアツプ、リボンダイレクト巻取り
可能およびカセツトアツプの状態、すなわち、非記録状
態で下段カセツトのリボンを巻取る状態を示す。
可能およびカセツトアツプの状態、すなわち、非記録状
態で下段カセツトのリボンを巻取る状態を示す。
P6はヘツドダウン、リボンクラツチ巻取り可能および
カセツトアツプの状態、すなわち、下段カセツトでの記
録状態を示す。
カセツトアツプの状態、すなわち、下段カセツトでの記
録状態を示す。
したがって、ヘツドモータM3(第1図)を時計方向ま
たは反時計方向に回転させ、ヘツドカム16およびリボン
カム17をP1〜P6のうちいずれか1つのポジシヨンまで回
転させることにより、画像記録状態、非画像記録状態、
リボンクラツチ巻取り解除、リボンクラツチン巻取り可
能、リボンダイレクト巻取り解除、リボンダイレクト巻
取り可能、カセツトアツプ、カセツトダウンの8つの状
態を選択することが可能である。
たは反時計方向に回転させ、ヘツドカム16およびリボン
カム17をP1〜P6のうちいずれか1つのポジシヨンまで回
転させることにより、画像記録状態、非画像記録状態、
リボンクラツチ巻取り解除、リボンクラツチン巻取り可
能、リボンダイレクト巻取り解除、リボンダイレクト巻
取り可能、カセツトアツプ、カセツトダウンの8つの状
態を選択することが可能である。
前述の8つの状態を、例えば、ヘツドアツプダウンと
リボンクラツチ巻取りのオンオフを連動させても良い
し、また、ヘツドアツプダウン、リボン巻取りのオンオ
フおよびカセツトアツプダウンの3つの動作を3つのモ
ータでそれぞれ独立に動作させることもできる。
リボンクラツチ巻取りのオンオフを連動させても良い
し、また、ヘツドアツプダウン、リボン巻取りのオンオ
フおよびカセツトアツプダウンの3つの動作を3つのモ
ータでそれぞれ独立に動作させることもできる。
次にインクシートカセツト(インクリボンカセツト)
について第13図(平面図)および第14図(斜視図)を用
いて説明する。
について第13図(平面図)および第14図(斜視図)を用
いて説明する。
第13図および第14図において、インクリボンカセツト
40は上ケース41および下ケース42で形成されており、カ
セツト40内にインクリボン49を収納した状態でキヤリツ
ジテーブル35に取外し可能に装填される。
40は上ケース41および下ケース42で形成されており、カ
セツト40内にインクリボン49を収納した状態でキヤリツ
ジテーブル35に取外し可能に装填される。
インクリボン49は供給コア43に巻かれており、下ケー
ス42の突出部42aおよび42bに回転自在に取付けられたロ
ーラ48を経て下ケースの開口部42cで一旦カセツト40外
へ露出した後再び下ケース開口部42dからカセツト40内
に侵入し、さらに、下ケース開口部42eで再びカセツト4
0外へ露出した後下ケース開口部42fからカセツト40内へ
侵入し、巻取りコア44に巻取られる。
ス42の突出部42aおよび42bに回転自在に取付けられたロ
ーラ48を経て下ケースの開口部42cで一旦カセツト40外
へ露出した後再び下ケース開口部42dからカセツト40内
に侵入し、さらに、下ケース開口部42eで再びカセツト4
0外へ露出した後下ケース開口部42fからカセツト40内へ
侵入し、巻取りコア44に巻取られる。
なお、カセツト40がキヤリツジテーブル35の所定位置
に装填された際には、本体側のヘツド18に対向してこの
カセツト40の開口部42c・42dから露出したインクリボン
49が位置し、このインクリボン49を記録情報に応じて発
熱するサーマルヘツド18によって加熱することができ
る。さらに、上記インクリボン49は下ケース42に設けら
れた圧接ばね45・46により下ケース42の突出部42g・42h
にそれぞれ付勢されている。なあ、上記圧接ばね45・46
にはフエルト45a・46aが貼付けられており、インクリボ
ン49の圧接による損傷を防止している。
に装填された際には、本体側のヘツド18に対向してこの
カセツト40の開口部42c・42dから露出したインクリボン
49が位置し、このインクリボン49を記録情報に応じて発
熱するサーマルヘツド18によって加熱することができ
る。さらに、上記インクリボン49は下ケース42に設けら
れた圧接ばね45・46により下ケース42の突出部42g・42h
にそれぞれ付勢されている。なあ、上記圧接ばね45・46
にはフエルト45a・46aが貼付けられており、インクリボ
ン49の圧接による損傷を防止している。
また、テンシヨンばね47はインクリボン49を矢印K
(第13図)方向に付勢しており、圧接ばね45・46と共働
してインクリボン49の弛みを除去している。
(第13図)方向に付勢しており、圧接ばね45・46と共働
してインクリボン49の弛みを除去している。
また、下ケース42の開口部42nからインクリボン49の
一部が露出しており、このカセツト40がキヤリツジテー
ブル35の所定位置に装填された際には、本体側のリボン
センサS2(第3図)がこのカセツト40の開口部42nに位
置し、リボンセンサS2がインクリボン49のリボンエンド
を検出する。また、本体側のカラーセンサS3(第3図)
が下ケース42の開口部42e・42fから露出したインクリボ
ン49の位置に対向する。
一部が露出しており、このカセツト40がキヤリツジテー
ブル35の所定位置に装填された際には、本体側のリボン
センサS2(第3図)がこのカセツト40の開口部42nに位
置し、リボンセンサS2がインクリボン49のリボンエンド
を検出する。また、本体側のカラーセンサS3(第3図)
が下ケース42の開口部42e・42fから露出したインクリボ
ン49の位置に対向する。
次にマルチリボン(多色インクシート)について第15
図を用いて説明する。
図を用いて説明する。
第15図に示すリボンはマルチリボン50の一例であり、
マルチリボン50は多色(A色・B色・C色)がバーコー
ド50a・50b・50cを介して所謂ダンダラ塗りされてい
る。すなわち、インク色に対応してバーコード50a・50b
・50cが設けられており、A色には短幅のバーコード50a
が、B色には中間幅のバーコード50bが、C色には長幅
のバーコード50cが各々対応して設けられている。
マルチリボン50は多色(A色・B色・C色)がバーコー
ド50a・50b・50cを介して所謂ダンダラ塗りされてい
る。すなわち、インク色に対応してバーコード50a・50b
・50cが設けられており、A色には短幅のバーコード50a
が、B色には中間幅のバーコード50bが、C色には長幅
のバーコード50cが各々対応して設けられている。
なお色数は、A・B・C3色でなく所望の色数を設けて
もよい。
もよい。
このマルチリボン50も前述したインクリボン49と同様
にインクリボンカセツト40内に収納されている。
にインクリボンカセツト40内に収納されている。
上述のようにリボンカセツト40がキヤリツジテーブル
35の所定位置に装填された際には、本体側のカラーセン
サS3(第3図)が下ケース42の開口部42e・42fから露出
したマルチリボン50の位置に対向する。
35の所定位置に装填された際には、本体側のカラーセン
サS3(第3図)が下ケース42の開口部42e・42fから露出
したマルチリボン50の位置に対向する。
そして、マルチリボン50が巻取りコア44へ巻取られる
際、マルチリボン50上のバーコード50a・50b・50cをカ
ラーセンサS3で検出し、バーコードの次に塗布されてい
る色を識別する。バーコードは第15図のように黒線の本
数の違いによってもよく、また、黒線の幅の違いによっ
て識別してもよい。したがって、バーコードの形態には
よらない。
際、マルチリボン50上のバーコード50a・50b・50cをカ
ラーセンサS3で検出し、バーコードの次に塗布されてい
る色を識別する。バーコードは第15図のように黒線の本
数の違いによってもよく、また、黒線の幅の違いによっ
て識別してもよい。したがって、バーコードの形態には
よらない。
第16図は以上説明した画像記録装置の構成ブロツク図
である。
である。
第16図では各ブロツクの接続関係のみを示し、詳細な
コントロールラインは省略してある。また、点線で囲ま
れた部分がCPUユニツトである。
コントロールラインは省略してある。また、点線で囲ま
れた部分がCPUユニツトである。
CPUは中央演算処理装置であり、後述のROMやFDD等か
らプログラムや各種データを読出し、必要な演算や判断
を行い、各種の制御を行う。また、CPUは複数のユニツ
トで構成することもできる。
らプログラムや各種データを読出し、必要な演算や判断
を行い、各種の制御を行う。また、CPUは複数のユニツ
トで構成することもできる。
ROMは読出し専用メモリであり、CPUが動作するための
各種プログラムや文字コード、ドツトパターン(キヤラ
クタージエネレータ:CG)、印字等に必要な各種データ
が格納されている。RAMはリードライトメモリであり、C
PUが命令中のデータや演算結果を一時貯えておくワーキ
ングエリア、キーボード1、外部インターフエース部IF
uあるいはフロツピイデイスクFDD3等から入力された各
種データを格納しておくバツフアエリア、文書を保存し
ておくテキストエリア等から成っている。
各種プログラムや文字コード、ドツトパターン(キヤラ
クタージエネレータ:CG)、印字等に必要な各種データ
が格納されている。RAMはリードライトメモリであり、C
PUが命令中のデータや演算結果を一時貯えておくワーキ
ングエリア、キーボード1、外部インターフエース部IF
uあるいはフロツピイデイスクFDD3等から入力された各
種データを格納しておくバツフアエリア、文書を保存し
ておくテキストエリア等から成っている。
また、CPUユニツトは、サーマルヘツドドライバTHD、
モータドライバMDおよび検出部SUを介してプリンタユニ
ツトPuと接続されている。
モータドライバMDおよび検出部SUを介してプリンタユニ
ツトPuと接続されている。
サーマルヘツドドライバTHDはCPUの制御により前述の
プリンタユニツトPuに設けられているサーマルヘツド18
を駆動し、モータドライバMDはCPUの制御によってシー
ト送りモータM1、キヤリツジモータM2およびヘツドモー
タM3等の駆動を行う。
プリンタユニツトPuに設けられているサーマルヘツド18
を駆動し、モータドライバMDはCPUの制御によってシー
ト送りモータM1、キヤリツジモータM2およびヘツドモー
タM3等の駆動を行う。
検出部SuはプリンタユニツトPuに設けられている前述
のホームポジシヨンセンサS1、リボンセンサS2あるいは
カラーセンサS3等からの情報をCPUに伝達する。
のホームポジシヨンセンサS1、リボンセンサS2あるいは
カラーセンサS3等からの情報をCPUに伝達する。
電源PSuはサーマルヘツド25の駆動用電源VH、記録シ
ート送りモータM1、キヤリツジモータM2およびヘツドモ
ータM3等の駆動用電源VM、フロツピイデイスクFDD3の駆
動用電源VFDD、並びにその他のロジツク回路用電源VCC
を供給する。
ート送りモータM1、キヤリツジモータM2およびヘツドモ
ータM3等の駆動用電源VM、フロツピイデイスクFDD3の駆
動用電源VFDD、並びにその他のロジツク回路用電源VCC
を供給する。
また、コントローラGAは、CPUの制御により、前記サ
ーマルヘツド18への印字データ転送を行ったり、駆動電
源VHの電圧電流を変化させたり、ヒート時間やデユーテ
イを変化させたり、各種の制御を行う。
ーマルヘツド18への印字データ転送を行ったり、駆動電
源VHの電圧電流を変化させたり、ヒート時間やデユーテ
イを変化させたり、各種の制御を行う。
さらに、CPUユニツトはキーボードコネクタKBCを介し
て印字や編集等に必要な各種データを入力するキーボー
ド1が接続されている。
て印字や編集等に必要な各種データを入力するキーボー
ド1が接続されている。
また、CPUユニツトにはCRTコネクタCRTCを介してキー
ボード1より入力されたデータや各種情報を表示するた
めのCRT2が接続されている。なお、CRT2の代わりに液晶
表示等の他の表紙装置を使用することもできる。
ボード1より入力されたデータや各種情報を表示するた
めのCRT2が接続されている。なお、CRT2の代わりに液晶
表示等の他の表紙装置を使用することもできる。
さらに、CPUユニツトはFDDコネクタFDDCを介してフロ
ツピイデイスクFDD3が接続されている。なお、FDD3の代
わりにハードデイスク、外部RAMあるいは外部ROM等を接
続することもできる。
ツピイデイスクFDD3が接続されている。なお、FDD3の代
わりにハードデイスク、外部RAMあるいは外部ROM等を接
続することもできる。
CPUユニツトにはインターフエースコネクタIFCを介し
て外部制御装置による本記録装置の制御や外部機器との
通信を行うためのRS232C、セントロインターフエース、
モデム等のインターフエースを接続することも可能であ
る。
て外部制御装置による本記録装置の制御や外部機器との
通信を行うためのRS232C、セントロインターフエース、
モデム等のインターフエースを接続することも可能であ
る。
さらに、第16図には示していないが、ブザー等の音声
出力装置を設けることもできる。
出力装置を設けることもできる。
第17図は本発明を実施した記録装置のパワーオン処理
の制御動作のフローチヤートである。
の制御動作のフローチヤートである。
次に、この第17図を参照して、上記ROMやFDDに格納さ
れたプログラムにより画像記録装置を制御する場合を説
明する。
れたプログラムにより画像記録装置を制御する場合を説
明する。
この画像記録装置は、前述のごとく、少なくとも二個
のカセツトを搭載することができ、単色およびマルチカ
ラーのリボンを搭載することにより単色および多色の記
録が可能である。
のカセツトを搭載することができ、単色およびマルチカ
ラーのリボンを搭載することにより単色および多色の記
録が可能である。
第17図において、まず装置の電源投入(パワーオン)
が行われると、ステツプ101でヘツド、カセツトの初期
化を行う。このヘツド、カセツトの初期化は、サーマル
ヘツド18をアツプさせ、キヤリツジテーブル35を下にシ
フト(カセツトダウン)して上段カセツト印字可能な位
置にすることにより行われる。なお、このヘツド、カセ
ツトの初期化の詳細については後述する。
が行われると、ステツプ101でヘツド、カセツトの初期
化を行う。このヘツド、カセツトの初期化は、サーマル
ヘツド18をアツプさせ、キヤリツジテーブル35を下にシ
フト(カセツトダウン)して上段カセツト印字可能な位
置にすることにより行われる。なお、このヘツド、カセ
ツトの初期化の詳細については後述する。
次に、ステツプ102において、キヤリツジ14の絶対位
置を定めるべく、キヤリツジモータM2を駆動してキヤリ
ツジ14をホームポジシヨンセンサS1(第1図)方向へシ
フトし、ホームポジシヨンセンサS1検出後キヤリツジ14
を停止させる。
置を定めるべく、キヤリツジモータM2を駆動してキヤリ
ツジ14をホームポジシヨンセンサS1(第1図)方向へシ
フトし、ホームポジシヨンセンサS1検出後キヤリツジ14
を停止させる。
次で、ステツプ103において、記録シート4の挿入の
際の引掛かり防止並びに安定した印字品位確保のためリ
ボンの垂みを除去する。なお、リボン垂み取りの詳細は
後述する。
際の引掛かり防止並びに安定した印字品位確保のためリ
ボンの垂みを除去する。なお、リボン垂み取りの詳細は
後述する。
次に、ステツプ104でキヤリツジ14を待機位置へシフ
トする。
トする。
最後に、ステツプ105で各種パラメータの初期化を行
う。すなわち、マルチリボンセツト色(MRS)(後述)
を未定にセツトし、マルチリボン残量(MRL)(後述)
をゼロにセツトする。
う。すなわち、マルチリボンセツト色(MRS)(後述)
を未定にセツトし、マルチリボン残量(MRL)(後述)
をゼロにセツトする。
第18図はヘツドおよびカセツト位置の初期処理フロー
チヤートである。
チヤートである。
第18図において、ステツプ201でヘツドモータM3を第
1図の矢印J1方向に駆動し、ヘツドカム16(第1図)お
よびリボンカム17(第1図)を回転させてストツパに当
接させる。
1図の矢印J1方向に駆動し、ヘツドカム16(第1図)お
よびリボンカム17(第1図)を回転させてストツパに当
接させる。
電源投入時は、カムの位置は不定であるが、カムの全
回転角度以上の角度分ヘツドモータM3を駆動させること
により、任意のカム位置からCW方向のストツパ当接位置
にヘツドカム16およびリボンカム17を設定することがで
きる。
回転角度以上の角度分ヘツドモータM3を駆動させること
により、任意のカム位置からCW方向のストツパ当接位置
にヘツドカム16およびリボンカム17を設定することがで
きる。
次にステツプ202において、ヘツドモータM3を第1図
の矢印J2方向に所定量駆動し、第4図のカム位置P3にヘ
ツドカム16およびリボンカム17をセツトする。
の矢印J2方向に所定量駆動し、第4図のカム位置P3にヘ
ツドカム16およびリボンカム17をセツトする。
したがって、前述のごとく、サーマルヘツド18はプラ
テン5より離反(アツプ)した状態となり、リボン巻取
りは行わない状態になり、そして、キヤリツジテーブル
35は下にシフトした状態すなわち上段カセツトが印字可
能な状態になる。
テン5より離反(アツプ)した状態となり、リボン巻取
りは行わない状態になり、そして、キヤリツジテーブル
35は下にシフトした状態すなわち上段カセツトが印字可
能な状態になる。
第19図はリボン垂み取り処理のフローチヤートであ
る。
る。
第19図において、まずステツプ301で、ヘツドモータM
3を駆動し、ヘツドカム16およびリボンカム17を第4図
のカム位置P2へシフトする。次に、ステツプ302におい
て、キヤリツジモータM2を駆動し、キヤリツジ14を印字
方向へシフトする。
3を駆動し、ヘツドカム16およびリボンカム17を第4図
のカム位置P2へシフトする。次に、ステツプ302におい
て、キヤリツジモータM2を駆動し、キヤリツジ14を印字
方向へシフトする。
前述のごとく、カム位置2においてキヤリツジ14を印
字方向へシフトすることにより、リボンダイレクト巻取
りによりハブ受部P23aが回転し、上段カセツトのインク
リボンが巻取られリボンの垂みが除去される。
字方向へシフトすることにより、リボンダイレクト巻取
りによりハブ受部P23aが回転し、上段カセツトのインク
リボンが巻取られリボンの垂みが除去される。
次に、ステツプ303で、ヘツドモータM3を駆動し、ヘ
ツドカム16およびリボンカム17を第4図のカム位置P5へ
シフトする。これにより、下段カセツトが印字可能な位
置へシフトされ、下段カセツトの巻取りコアが巻取りク
ラツチ23と係合する。
ツドカム16およびリボンカム17を第4図のカム位置P5へ
シフトする。これにより、下段カセツトが印字可能な位
置へシフトされ、下段カセツトの巻取りコアが巻取りク
ラツチ23と係合する。
次いで、ステツプ304において、キヤリツジモータM2
を駆動し、キヤリツジ14を印字方向へシフトする。前述
のごとくカム位置P5(第4図)においてキヤリツジ14を
印字方向へシフトすることによりリボンダイレクト巻取
りによりハブ受部23aが回転するので、下段カセツトの
インクリボンが巻取られ、リボン垂みが除去される。
を駆動し、キヤリツジ14を印字方向へシフトする。前述
のごとくカム位置P5(第4図)においてキヤリツジ14を
印字方向へシフトすることによりリボンダイレクト巻取
りによりハブ受部23aが回転するので、下段カセツトの
インクリボンが巻取られ、リボン垂みが除去される。
次に、ステツプ305において、ヘツドモータM3を駆動
し、ヘツドカム16およびリボンカム17を第4図のカム位
置P3へシフトし、処理を終了する。
し、ヘツドカム16およびリボンカム17を第4図のカム位
置P3へシフトし、処理を終了する。
以上のシーケンスでは、ステツプ303,304,301,302,30
5の順序で処理を行ってもリボンの垂み取りを行うこと
ができる。また、リボン巻取り時のキヤリツジ14のシフ
ト量は、シフト量を大きくするとリボン巻取り量が増大
するので、リボンの無駄を避けるためにもシフト量は必
要最小限に設定することが望ましい。
5の順序で処理を行ってもリボンの垂み取りを行うこと
ができる。また、リボン巻取り時のキヤリツジ14のシフ
ト量は、シフト量を大きくするとリボン巻取り量が増大
するので、リボンの無駄を避けるためにもシフト量は必
要最小限に設定することが望ましい。
第20図は文章(テキスト)中の色指定の一例を示す。
文章中で色指定を行いたい場所で色指定キーにより好
みの色を指定する。
みの色を指定する。
色指定キーは色ごとの専用キーであってもよいし、専
用のカラーキーと数値キーといったキーオペレーシヨ
ン、あるいは機能キーと英文字キー(例えばC)といっ
たキーオペレーシヨンであってもよい。
用のカラーキーと数値キーといったキーオペレーシヨ
ン、あるいは機能キーと英文字キー(例えばC)といっ
たキーオペレーシヨンであってもよい。
また、範囲の指定や表示方法は、第20図のように前後
を特殊文字で囲んでもよいし、あるいは範囲内を特殊文
字で重ね表示してもよい。カラーCRT,LCD等の表示装置
の場合は色分けするのが最も効果的である。
を特殊文字で囲んでもよいし、あるいは範囲内を特殊文
字で重ね表示してもよい。カラーCRT,LCD等の表示装置
の場合は色分けするのが最も効果的である。
単色CRT,単色LCDの場合はカラー指定した場所が判別
しにくいので、キーオペレーシヨン等によってカラー指
定した部分が点滅したり輝度が変化する構成を用いるこ
とによって判別を容易化できる。
しにくいので、キーオペレーシヨン等によってカラー指
定した部分が点滅したり輝度が変化する構成を用いるこ
とによって判別を容易化できる。
第21図は印刷メニユーにおける色指定の一例を示し、
次に第21図を用いて印刷の各種パラメータを設定する印
刷メニユーについて説明する。
次に第21図を用いて印刷の各種パラメータを設定する印
刷メニユーについて説明する。
第21図の(a)に示すごとく、第20図のテキストの色
指定に応じてカセツトの色を指定する。
指定に応じてカセツトの色を指定する。
第21図の(b)に示すごとく、第20図のテキストの色
指定と異なる指定を実行した場合には、異なった指定個
所を点滅させたり、エラーメツセージを表示したり、あ
るいはブザーを鳴らしたりして警告する。
指定と異なる指定を実行した場合には、異なった指定個
所を点滅させたり、エラーメツセージを表示したり、あ
るいはブザーを鳴らしたりして警告する。
警告に反して画像記録(印刷)を実行しようとした場
合には、テキスト中の色指定部を印刷メニユー画面の色
指定によって置換えて画像記録(印刷)を実行する。
合には、テキスト中の色指定部を印刷メニユー画面の色
指定によって置換えて画像記録(印刷)を実行する。
これにより、例えばマルチカラー指定された文章を単
色(例えば黒と赤)のみで印刷したい場合、または、赤
色指定された文章を青色で印刷したい場合など、テキス
ト内の色指定部の色指定を変更することなしに、印刷メ
ニユーの色指定によって容易に変更が可能になる。
色(例えば黒と赤)のみで印刷したい場合、または、赤
色指定された文章を青色で印刷したい場合など、テキス
ト内の色指定部の色指定を変更することなしに、印刷メ
ニユーの色指定によって容易に変更が可能になる。
また、色指定を無視して1色、例えば黒色のみで印刷
したい場合には、印刷メニユーの色指定を上段黒および
下段黒というように両カセツトとも同一色を指定するこ
とで可能となる。さらに、下段の指定を行わずに上段の
み黒色を指定する方法なども考えられる。
したい場合には、印刷メニユーの色指定を上段黒および
下段黒というように両カセツトとも同一色を指定するこ
とで可能となる。さらに、下段の指定を行わずに上段の
み黒色を指定する方法なども考えられる。
ここで、表示上での印刷メニユーにおける色指定を示
したが、入力手段はテキスト以外であればどこで指定し
てもよいし、表示上でなくキーボード上の専用キー、専
用スイツチやキーオペレーシヨン等どこで指定してもよ
い。すなわち、テキスト中以外でのカセツトの色指定を
行うことによって前述の希望色の印刷が可能となる。
したが、入力手段はテキスト以外であればどこで指定し
てもよいし、表示上でなくキーボード上の専用キー、専
用スイツチやキーオペレーシヨン等どこで指定してもよ
い。すなわち、テキスト中以外でのカセツトの色指定を
行うことによって前述の希望色の印刷が可能となる。
第22図(a)、印刷シーケンスのフローチヤートであ
り、次に第22図を用いて第20図で作成されたテキストを
第21図の(a)などで指定した印刷メニユーに従って印
刷を行う場合を説明する。
り、次に第22図を用いて第20図で作成されたテキストを
第21図の(a)などで指定した印刷メニユーに従って印
刷を行う場合を説明する。
第22図(d)において、まずステツプ401で印刷メニ
ユーで指定された色で未印刷の色が単色かマルチカラー
(多色)かを判別する。
ユーで指定された色で未印刷の色が単色かマルチカラー
(多色)かを判別する。
単色の場合または単色および多色(マルチ)の両方が
存在する場合にはステツプ402へ進み、マルチカラーの
場合はステツプ405へ進む。
存在する場合にはステツプ402へ進み、マルチカラーの
場合はステツプ405へ進む。
ステツプ402において指定された段へカセツトをシフ
トする。すなわち、上段リボン印刷の場合は、ヘツドモ
ータM3を駆動して第4図のカム位置P3へシフトし、下段
印刷の場合は第4図のカム位置P4へシフトする。
トする。すなわち、上段リボン印刷の場合は、ヘツドモ
ータM3を駆動して第4図のカム位置P3へシフトし、下段
印刷の場合は第4図のカム位置P4へシフトする。
次に、ステツプ403へ進んで指定範囲の画像記録及び
エラー検出を行う。指定範囲の画像記録の詳細は、第22
図(b)に示す如くである。すなわち、まずステツプ45
1においてキヤリツジモータM2を駆動し、キヤリツジ14
を記録指定位置へ移動させる。次にステツプ452に進ん
でヘツドモータM3を駆動して、ヘツドカム16およびリボ
ンカム17をヘツドダウンかつリボンクラツチ巻取りオン
の記録位置へシフトする。すなわち、ヘツドカム16およ
びリボンカム17は上段リボン記録の場合は第4図のカム
位置P1へシフトし、下段リボン記録の場合は第4図のカ
ム位置P6へシフトし、サーマルヘツド18をインクリボン
および記録シートを介してプラテン5に圧接させ、イン
クリボンの巻取りをクラツチ巻取りの状態にする。
エラー検出を行う。指定範囲の画像記録の詳細は、第22
図(b)に示す如くである。すなわち、まずステツプ45
1においてキヤリツジモータM2を駆動し、キヤリツジ14
を記録指定位置へ移動させる。次にステツプ452に進ん
でヘツドモータM3を駆動して、ヘツドカム16およびリボ
ンカム17をヘツドダウンかつリボンクラツチ巻取りオン
の記録位置へシフトする。すなわち、ヘツドカム16およ
びリボンカム17は上段リボン記録の場合は第4図のカム
位置P1へシフトし、下段リボン記録の場合は第4図のカ
ム位置P6へシフトし、サーマルヘツド18をインクリボン
および記録シートを介してプラテン5に圧接させ、イン
クリボンの巻取りをクラツチ巻取りの状態にする。
次に、ステツプ453に進んでキヤリツジモータM2を駆
動してキヤリツジ14を移動させながら、記録(印刷)情
報に応じて、サーマルヘツドドライバTHDによってサー
マルヘツド18に設けられた複数個の発熱抵抗体を選択的
に加熱し、インクリボンに塗布された熱溶融性インクを
溶融させ記録シート4に転写し、インクリボンをクラツ
チによって巻取りながら、指定パターンの記録(印刷)
を行う。
動してキヤリツジ14を移動させながら、記録(印刷)情
報に応じて、サーマルヘツドドライバTHDによってサー
マルヘツド18に設けられた複数個の発熱抵抗体を選択的
に加熱し、インクリボンに塗布された熱溶融性インクを
溶融させ記録シート4に転写し、インクリボンをクラツ
チによって巻取りながら、指定パターンの記録(印刷)
を行う。
記録が終了すると、ステツプ454ヘ進んでキヤリツジ
モータM2の駆動を止めキヤリツジを停止し、次にステツ
プ455へ進んでヘツドモータM3を駆動し、ヘツドカム16
およびリボンカム17をヘツドアツプおよびリボン巻取り
オフの位置へシフトする。すなわち、上段リボン記録の
場合は第4図のカム位置P3へシフトし、下段リボン印刷
の場合は第4図のカム位置P4へシフトする。
モータM2の駆動を止めキヤリツジを停止し、次にステツ
プ455へ進んでヘツドモータM3を駆動し、ヘツドカム16
およびリボンカム17をヘツドアツプおよびリボン巻取り
オフの位置へシフトする。すなわち、上段リボン記録の
場合は第4図のカム位置P3へシフトし、下段リボン印刷
の場合は第4図のカム位置P4へシフトする。
以上で指定範囲の画像記録を終了する。
また、ステツプ403におけるエラー検出の詳細につい
ては後述する。
ては後述する。
ステツプ403で措定範囲の記録を行った後、ステツプ4
04へ進む。
04へ進む。
ステツプ401でマルチカラーと判別されてステツプ405
へ進むと、該ステツプ405においてマルチカラーに指定
された段へカセツトをシフトする。
へ進むと、該ステツプ405においてマルチカラーに指定
された段へカセツトをシフトする。
次いでステツプ406へ進み、未記録の色の中に現在セ
ツトされているマルチリボンセツト色(MRS)があるか
否かを判別する。
ツトされているマルチリボンセツト色(MRS)があるか
否かを判別する。
マルチリボンセツト色があればステツプ407へ進み、
なければステツプ408へ進む。
なければステツプ408へ進む。
例えばMRSがA色の場合にはA色が未記録であるか否
かを判別する。ここで、電源投入直後においては、マル
チカラーリボンの頭出しは実施されず、第17図のパワー
オン処理のステツプ105の処理でマルチリボンセツト色
(MRS)は未定にセツトされているためステツプ408へ進
む。
かを判別する。ここで、電源投入直後においては、マル
チカラーリボンの頭出しは実施されず、第17図のパワー
オン処理のステツプ105の処理でマルチリボンセツト色
(MRS)は未定にセツトされているためステツプ408へ進
む。
ステツプ407においてテキスト中の記録長さがマルチ
リボンのリボン残量よりも短い特には、ステツプ413へ
進んで記録を行う。
リボンのリボン残量よりも短い特には、ステツプ413へ
進んで記録を行う。
しかし、ステツプ407においてリボン残量が小さいと
判別され、記録を実行すると第15図のマルチリボンの所
定領域を越えてしまう場合には、ステツプ408へ進む。
判別され、記録を実行すると第15図のマルチリボンの所
定領域を越えてしまう場合には、ステツプ408へ進む。
次に、ステツプ408において、未記録の色の中に現在
セツトされているマルチリボンセツト色(MRS)の次の
色があるか否かを判別する。例えば、MRSがA色の場合
にはB色が未記録色であるか否かを判別する。ステツプ
408での判別結果がYESであればステツプ409へ進み、NO
であればステツプ410へ進む。
セツトされているマルチリボンセツト色(MRS)の次の
色があるか否かを判別する。例えば、MRSがA色の場合
にはB色が未記録色であるか否かを判別する。ステツプ
408での判別結果がYESであればステツプ409へ進み、NO
であればステツプ410へ進む。
ステツプ409において、次色(例えばB色)のリボン
頭出しを行う。このリボン頭出しの詳細については後述
する。リボン頭出し後マルチリボンセツト色(MRS)を
次色(例えばB色)に変更し、マルチリボン残量(MR
L)を所定量mに変更した後、ステツプ413へ進み次色
(例えばB色)の記録を行う。
頭出しを行う。このリボン頭出しの詳細については後述
する。リボン頭出し後マルチリボンセツト色(MRS)を
次色(例えばB色)に変更し、マルチリボン残量(MR
L)を所定量mに変更した後、ステツプ413へ進み次色
(例えばB色)の記録を行う。
前記マルチリボン残量(MRL)の所定量mは第15図の
インクリボンの長さlによって定まる。
インクリボンの長さlによって定まる。
ステツプ410においては、未記録の色の中に現在セツ
トされているマルチリボンセツト色(MRS)の次々色が
あるか否かを判別する。例えば、MRSがA色の場合には
C色が未印刷色であるか否かを判別する。YESの場合は
ステツプ411へ進み、NOの場合はステツプ412へ進む。
トされているマルチリボンセツト色(MRS)の次々色が
あるか否かを判別する。例えば、MRSがA色の場合には
C色が未印刷色であるか否かを判別する。YESの場合は
ステツプ411へ進み、NOの場合はステツプ412へ進む。
ステツプ411において、次々色(例えばC色)のリボ
ン頭出しを行い、マルチリボンセツト色(MRS)を次々
色(例えばC色)にセツトし、マルチリボン残量(MR
L)を所定量mにセツトする。然る後、ステツプ413へ進
む次々色(例えばC色)の印刷を行う。
ン頭出しを行い、マルチリボンセツト色(MRS)を次々
色(例えばC色)にセツトし、マルチリボン残量(MR
L)を所定量mにセツトする。然る後、ステツプ413へ進
む次々色(例えばC色)の印刷を行う。
ステツプ412においては、次々々色(例えばA色)の
リボン頭出しを行い、マルチリボンセツト色(MRS)を
次々々々色(例えばA色)にセツトし、マルチリボン残
量(MRL)を所定量mにセツトし、然る後、ステツプ413
へ進んで次々々色(例えばA色)の印刷を行う。
リボン頭出しを行い、マルチリボンセツト色(MRS)を
次々々々色(例えばA色)にセツトし、マルチリボン残
量(MRL)を所定量mにセツトし、然る後、ステツプ413
へ進んで次々々色(例えばA色)の印刷を行う。
ステツプ413において、マルチリボンセツト色(MRS)
と同色の指定範囲の記録を行う。
と同色の指定範囲の記録を行う。
尚、指定範囲の記録は、前述のステツプ403における
指定範囲記録と同じである。すなわち第22図(b)に示
すフローチヤートと同じ内容である。
指定範囲記録と同じである。すなわち第22図(b)に示
すフローチヤートと同じ内容である。
なお、ステツプ413でのエラー検出については後述す
る。
る。
指定範囲記録後、マルチリボン残量(MRL)から消費
したリボン長さを減ずる。然る後、ステツプ404へ進
む。
したリボン長さを減ずる。然る後、ステツプ404へ進
む。
ステツプ404においては、テキスト内で記録を未実施
の色があるか否かを判別する。YES(有り)であればス
テツプ401へ戻り、NO(無し)であれば終了する。した
がって、マルチインクリボンが無駄に巻取られることが
なく、効率のよいリボン使用を行うことができる。
の色があるか否かを判別する。YES(有り)であればス
テツプ401へ戻り、NO(無し)であれば終了する。した
がって、マルチインクリボンが無駄に巻取られることが
なく、効率のよいリボン使用を行うことができる。
また、テキスト内未印刷色および未印刷範囲を記憶
し、下記処理を追加することにより、マルチカラーリボ
ンのリボン消費の効率をさらに向上させることができ
る。
し、下記処理を追加することにより、マルチカラーリボ
ンのリボン消費の効率をさらに向上させることができ
る。
すなわち、ステツプ407において印刷すべき長さがリ
ボン残量より大きいと判別された場合、すなわちNOの場
合には第22図のフローでは直接ステツプ408へ進んだ
が、これに代えて、リボン残量分の印刷を行った後すな
わち印刷と同期してリボン残量をカウントダウンし、リ
ボン残量無しの状態で印刷を停止し、然る後ステツプ40
8へ進むよう処理することも可能である。
ボン残量より大きいと判別された場合、すなわちNOの場
合には第22図のフローでは直接ステツプ408へ進んだ
が、これに代えて、リボン残量分の印刷を行った後すな
わち印刷と同期してリボン残量をカウントダウンし、リ
ボン残量無しの状態で印刷を停止し、然る後ステツプ40
8へ進むよう処理することも可能である。
また、ステツプ404の処理位置において、未印刷色の
有無および未印刷範囲の有無を判別し、有の場合はステ
ツプ401へ戻り、無しの場合は終了する。
有無および未印刷範囲の有無を判別し、有の場合はステ
ツプ401へ戻り、無しの場合は終了する。
したがって、マルチインクリボンはリボン残量無しの
状態のままで印刷が可能となり、リボン消費の効率を第
22図の処理に比べさらに向上させることができる。
状態のままで印刷が可能となり、リボン消費の効率を第
22図の処理に比べさらに向上させることができる。
第23図はリボン頭出し処理のフローチヤートであり、
次に第23図を用いてマルチリボン(多色ダンダラ塗りイ
ンクシート)の色合わせのための頭出しを説明する。
次に第23図を用いてマルチリボン(多色ダンダラ塗りイ
ンクシート)の色合わせのための頭出しを説明する。
すなわち、第15図のマルチリンボン50に設けたバーコ
ード部50a・50b・50cをカラーセンサS3によって検出す
る場合のフローの一例を説明する。
ード部50a・50b・50cをカラーセンサS3によって検出す
る場合のフローの一例を説明する。
第23図において、まずステツプ501でヘツドモータM3
を駆動してリボンダイレクト巻取りオンの位置へシフト
する。すなわち、カセツトが上段セツト(ダウン)の場
合は第4図のカム位置P2へ、カセツトが下段セツト(ア
ツプ)の場合には第4図のカム位置P5へシフトする。
を駆動してリボンダイレクト巻取りオンの位置へシフト
する。すなわち、カセツトが上段セツト(ダウン)の場
合は第4図のカム位置P2へ、カセツトが下段セツト(ア
ツプ)の場合には第4図のカム位置P5へシフトする。
次にステツプ502において、リボンセンサS2によりリ
ボンがエンドか否かを判別する。
ボンがエンドか否かを判別する。
リボンエンドがあればステツプ503へ進み、ヘツドモ
ータM3を駆動してリボン巻取りをオフにする。すなわ
ち、第4図のカム位置P3またはP4へシフトし、ステツプ
504へ進んでリボンエンドエラーの表示を行う。
ータM3を駆動してリボン巻取りをオフにする。すなわ
ち、第4図のカム位置P3またはP4へシフトし、ステツプ
504へ進んでリボンエンドエラーの表示を行う。
ステツプ502でリボンエンドでなければ、ステツプ505
へ進んでカラーセンサS3によりバーコードが検出された
か否かを判別する。
へ進んでカラーセンサS3によりバーコードが検出された
か否かを判別する。
ステツプ505でバーコード未検出(NO)ならば、ステ
ツプ506へ進み、キヤリツジモータM2を駆動してキヤリ
ツジ14を印字(右)方向へ移動させ、マルチインクリボ
ン50を巻取る。次に、ステツプ507へ進み、リボン巻取
り量が所定巻取り長さl(第15図)を越えたか否かを判
別し、越えていなければステツプ502へ戻り、引続きリ
ボン巻取りとカラーセンサ検出を繰返す。
ツプ506へ進み、キヤリツジモータM2を駆動してキヤリ
ツジ14を印字(右)方向へ移動させ、マルチインクリボ
ン50を巻取る。次に、ステツプ507へ進み、リボン巻取
り量が所定巻取り長さl(第15図)を越えたか否かを判
別し、越えていなければステツプ502へ戻り、引続きリ
ボン巻取りとカラーセンサ検出を繰返す。
ステツプ507でYES(越えている)ならば、このインク
リボンはマルチインクリボン50ではなく単色インクリボ
ン49とみなされるため、ステツプ508へ進んでヘツドモ
ータM3を駆動してリボン巻取りオフの位置へシフトし、
次いで、ステツプ509へ進んでカセツトのセツトエラー
表示を行う。
リボンはマルチインクリボン50ではなく単色インクリボ
ン49とみなされるため、ステツプ508へ進んでヘツドモ
ータM3を駆動してリボン巻取りオフの位置へシフトし、
次いで、ステツプ509へ進んでカセツトのセツトエラー
表示を行う。
前記ステツプ505においてカラーセンサS3でバーコー
ドを検出したならば(YESであれば)、ステツプ510へ進
んでマルチリボンセツト色(MRS)をバーコードに従っ
た色にセツトする。
ドを検出したならば(YESであれば)、ステツプ510へ進
んでマルチリボンセツト色(MRS)をバーコードに従っ
た色にセツトする。
次いで、ステツプ511においてMRSが頭出しをしようと
している指定色であるか否かを判別し、否(NO)の場合
は前述の第22図のステツプ406へ戻る。すなわち、電源
投入後、MRSが未定の場合には、頭出しを行った際何色
がくるか判断できないため、元に戻す必要があるからで
ある。
している指定色であるか否かを判別し、否(NO)の場合
は前述の第22図のステツプ406へ戻る。すなわち、電源
投入後、MRSが未定の場合には、頭出しを行った際何色
がくるか判断できないため、元に戻す必要があるからで
ある。
ステツプ511でYESの場合は、ステツプ512へ進み、ヘ
ツドモータM3を駆動してリボン巻取りオフの位置へシフ
トし、指定色のリボン頭出しが終了する。
ツドモータM3を駆動してリボン巻取りオフの位置へシフ
トし、指定色のリボン頭出しが終了する。
したがって、上記処理により、マルチインクリボンは
無駄に頭出しされることなく効率のよい頭出しが可能と
なり、また、異なったインクリボンが挿入された場合の
エラーを検出することが可能になる。
無駄に頭出しされることなく効率のよい頭出しが可能と
なり、また、異なったインクリボンが挿入された場合の
エラーを検出することが可能になる。
第24図は前述の印刷中のエラー検出(第22図)のフロ
ーチヤートであり、この図を用いて印刷中のエラー検出
を説明する。
ーチヤートであり、この図を用いて印刷中のエラー検出
を説明する。
印刷中に一定間隔、例えばキヤリツジモータM2の駆動
パルス毎、あるいはサーマルヘツド18のヒートサイクル
毎にエラー検出が実行される。
パルス毎、あるいはサーマルヘツド18のヒートサイクル
毎にエラー検出が実行される。
第24図において、まずステツプ601でリボンセンサS2
によりリボンエンドか否かを判別する。
によりリボンエンドか否かを判別する。
リボンエンドが検出された場合はステツプ602へ進
み、印刷を中止(キヤリツジ14を停止)し、ヘツドモー
タM3を駆動してサーマルツド18をアツプし、リボン巻取
りをオフにした後、リボンエンドエラー表示を行う。
み、印刷を中止(キヤリツジ14を停止)し、ヘツドモー
タM3を駆動してサーマルツド18をアツプし、リボン巻取
りをオフにした後、リボンエンドエラー表示を行う。
ステツプ601でリボンエンドが検出されない場合は正
常とみなし、ステツプ603へ進み、カラーセンサS3によ
りバーコードが検出されるか否かをチエツクする。
常とみなし、ステツプ603へ進み、カラーセンサS3によ
りバーコードが検出されるか否かをチエツクする。
バーコードが検出された場合は印字中においてバーコ
ード部をサーマルヘツド18で加熱記録したことになり、
異常であるためステツプ604へ進む。
ード部をサーマルヘツド18で加熱記録したことになり、
異常であるためステツプ604へ進む。
ステツプ604において色指定が単色指定かマルチ指定
かを判別し、単色指定の場合は、印刷メニユーが単色指
定にもかかわらずマルチインクリボンが誤装填されてい
ることになるので、ステツプ605へ進んで印刷を中止
し、カセツトセツトエラー表示を行う。
かを判別し、単色指定の場合は、印刷メニユーが単色指
定にもかかわらずマルチインクリボンが誤装填されてい
ることになるので、ステツプ605へ進んで印刷を中止
し、カセツトセツトエラー表示を行う。
ステツプ604において、色指定がマルチ指定がある場
合は、カセツトのセツトミスはないが、リボン頭出し等
のミスによりバーコード部を印刷してしまったことにな
るので、ステツプ606へ進み、印刷を中止し、リボン巻
取りエラー表示を行う。
合は、カセツトのセツトミスはないが、リボン頭出し等
のミスによりバーコード部を印刷してしまったことにな
るので、ステツプ606へ進み、印刷を中止し、リボン巻
取りエラー表示を行う。
前記ステツプ603でバーコードが検出されない場合(N
Oの場合)は、印刷が正常に実行されているものとみな
し、エラー検出処理を終了する。
Oの場合)は、印刷が正常に実行されているものとみな
し、エラー検出処理を終了する。
なお、エラー表示は一般にCRTに表示されるが、エラ
ーを知らせる方法としては、ブザーを鳴らす方法あるい
は警告灯を設けておきこれを点灯させる方法などを採用
することができ、本件ではその手段は問わない。
ーを知らせる方法としては、ブザーを鳴らす方法あるい
は警告灯を設けておきこれを点灯させる方法などを採用
することができ、本件ではその手段は問わない。
したがって、第24図で説明した上記処理により、カセ
ツトやインクリボンのエラーを検出することができる。
ツトやインクリボンのエラーを検出することができる。
なお、以上の実施例では、記録媒体として、記録紙の
他に、例えばオーバーヘツドプロジエクター等に用いら
れる透明なプラスチツク薄板等種々のシートを使用する
こともできる。
他に、例えばオーバーヘツドプロジエクター等に用いら
れる透明なプラスチツク薄板等種々のシートを使用する
こともできる。
また、前記実施例ではサーマルヘツド18によって熱溶
融インクを塗布したインクリボン49を加熱し、記録紙に
転写する熱転写方式の場合を示したが、例えば昇華性染
料を塗布したインクシートを用いる事もでき、さらに
は、電極ヘツドによって抵抗体の上にインクを塗布した
インクシートを通電加熱する通電転写方式を用いる事も
できる。また記録ヘツドはサーマルヘツド18に限定され
る事なく、例えば上記電極ヘツド、赤外線あるいはレザ
ービーム等を使用することもできる。
融インクを塗布したインクリボン49を加熱し、記録紙に
転写する熱転写方式の場合を示したが、例えば昇華性染
料を塗布したインクシートを用いる事もでき、さらに
は、電極ヘツドによって抵抗体の上にインクを塗布した
インクシートを通電加熱する通電転写方式を用いる事も
できる。また記録ヘツドはサーマルヘツド18に限定され
る事なく、例えば上記電極ヘツド、赤外線あるいはレザ
ービーム等を使用することもできる。
さらに、前記実施例ではサーマルヘツド18が記録シー
ト4に沿って往復移動するシリアル型の場合を例示した
が、本発明はこれに限定されることなく例えば第25図に
示すようなサーマルヘツド等の加熱手段が記録幅の全巾
にわたって設けられるいわゆるフルライン型にも同様に
適用することができる。
ト4に沿って往復移動するシリアル型の場合を例示した
が、本発明はこれに限定されることなく例えば第25図に
示すようなサーマルヘツド等の加熱手段が記録幅の全巾
にわたって設けられるいわゆるフルライン型にも同様に
適用することができる。
ここで、第25図中、4は記録シートを、75はプラテン
を、76はフルライン型サーマルヘツドを、77はフルライ
ン型単色インクリボンシートを、78はフルライン型マル
チインクリボンシートをそれぞれ示し、前述の実施例の
場合と実質上同じ構成によって実施することができる。
を、76はフルライン型サーマルヘツドを、77はフルライ
ン型単色インクリボンシートを、78はフルライン型マル
チインクリボンシートをそれぞれ示し、前述の実施例の
場合と実質上同じ構成によって実施することができる。
さらに、前記実施例ではインクリボンカセツトがキヤ
リツジ14上に装填され往復運動する型式を説明したが、
本発明はこれに限定されることなくインクリボンカセツ
トが静止している型式の記録装置においても同様に実施
できる。
リツジ14上に装填され往復運動する型式を説明したが、
本発明はこれに限定されることなくインクリボンカセツ
トが静止している型式の記録装置においても同様に実施
できる。
また、前記実施例ではインクリボンカセツトが2段積
重ねの場合を説明したが、これは3段以上の複数段に積
重ねても同様に実施できる。
重ねの場合を説明したが、これは3段以上の複数段に積
重ねても同様に実施できる。
さらに、マルチカラーインクリボンが3色ダンダラ塗
りの場合を例示したが、本発明は2色あるいは4色以上
も同様に実施でき、また、ダンダラ塗りではなくベース
フイルム上に多層にインクを塗布したタイプのマルチカ
ラーインクリボンであってもよく、マルチカラーインク
リボンの全てに対して適用可能である。
りの場合を例示したが、本発明は2色あるいは4色以上
も同様に実施でき、また、ダンダラ塗りではなくベース
フイルム上に多層にインクを塗布したタイプのマルチカ
ラーインクリボンであってもよく、マルチカラーインク
リボンの全てに対して適用可能である。
また、プラテンは、平面状のプラテンの他、シート搬
送ローラを兼ねる円筒状プラテンでもよい。
送ローラを兼ねる円筒状プラテンでもよい。
さらに、サーマルヘツド等の加熱手段を使用する場合
を説明したが、本発明はインクリボンを用いる全てのタ
イプに適用可能であり、例えばワイヤドツト等のインパ
クトタイプ等にも同様に適用可能である。
を説明したが、本発明はインクリボンを用いる全てのタ
イプに適用可能であり、例えばワイヤドツト等のインパ
クトタイプ等にも同様に適用可能である。
さらにまた、前記実施例では上段に黒、下段にマルチ
カラーのインクリボンを用いる場合を例示したが、これ
は上下逆であってもよく、さらに、前述の印刷メニユー
で述べたごとく印刷メニユーで指定することによりマル
チカラーを上下いずれにセツトしても使用可能な構成に
することもできる。
カラーのインクリボンを用いる場合を例示したが、これ
は上下逆であってもよく、さらに、前述の印刷メニユー
で述べたごとく印刷メニユーで指定することによりマル
チカラーを上下いずれにセツトしても使用可能な構成に
することもできる。
以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、第
1駆動力伝達手段と第2駆動力伝達手段とを選択的に切
り換えるための切換手段を有し、第2駆動力伝達手段に
よる駆動源から巻取手段への負荷吸収手段を介さない駆
動力伝達によって搬送されるインクシートの搬送速度が
第1駆動力伝達手段による負荷吸収手段を介した駆動力
伝達によって搬送されるインクシートの搬送速度よりも
高速であるので、巻取力を小さくして低速でインクシー
トを搬送する搬送状態と、充分な巻取力で高速でインク
シートを搬送する搬送状態とを選択することができ、例
えば、画像記録を行う際には第1駆動力伝達手段による
駆動力伝達によってインクシートを搬送することで巻取
力を小さくして高精度の画像記録を行うとともに、画像
記録に用いるインクシートの色を換える際には第2駆動
力伝達手段による駆動力伝達によってインクシートを搬
送することで短時間で確実なインクシートのインクの色
の切り換えを行うことができる。
1駆動力伝達手段と第2駆動力伝達手段とを選択的に切
り換えるための切換手段を有し、第2駆動力伝達手段に
よる駆動源から巻取手段への負荷吸収手段を介さない駆
動力伝達によって搬送されるインクシートの搬送速度が
第1駆動力伝達手段による負荷吸収手段を介した駆動力
伝達によって搬送されるインクシートの搬送速度よりも
高速であるので、巻取力を小さくして低速でインクシー
トを搬送する搬送状態と、充分な巻取力で高速でインク
シートを搬送する搬送状態とを選択することができ、例
えば、画像記録を行う際には第1駆動力伝達手段による
駆動力伝達によってインクシートを搬送することで巻取
力を小さくして高精度の画像記録を行うとともに、画像
記録に用いるインクシートの色を換える際には第2駆動
力伝達手段による駆動力伝達によってインクシートを搬
送することで短時間で確実なインクシートのインクの色
の切り換えを行うことができる。
第1図は本発明による記録装置のキヤリツジの全体構造
の一部破断平面図、第2図は本発明による記録装置を備
えたワードプロセツサの外観斜視図、第3図は本発明に
よる記録装置の平面図、第4図は第1図のキヤリツジ上
のカムの動きを示すカムチヤート、第5図は第1図中の
カセツトアツプダウン機構の平面図、第6図は第5図の
カセツトダウン時の側面図、第7図は第5図のカセツト
アツプ時の側面図、第8図は第1図のリボン巻き取り機
構の側面図、第9図(A)・(B)はリボン巻き取り機
構の平面図、第10図はヘツドアツプダウン機構の平面
図、第11図は第10図のヘツドアツプ時の側面図、第12図
は第10図のヘツドダウン時の側面図、第13図はインクシ
ートカセツトの一部破断平面図、第14図は第13図の外観
斜視図、第15図はマルチインクリボンの構造図、第16図
は本発明による記録装置の制御系のブロツク図、第17図
は第16図の記録装置のパワーオン処理のフローチヤー
ト、第18図は第17図中のサーマルヘツドおよびカセツト
の位置の初期化処理のフローチヤート、第19図はリボン
の垂み取り処理のフローチヤート、第20図はテキスト中
の色指定の一例を示す説明図、第21図の(a)および
(b)は印刷メニユーにおける色指定の一例を示す説明
図、第22図(a)・(b)は本発明の記録装置における
記録(印刷)シーケンスのフローチヤート、第23図は第
22図中のリボン頭出し処理のフローチヤート、第24図は
第22図中のエラー検出処理のフローチヤート、第25図は
本発明によるフルライン型記録装置の記録部の斜視図で
ある。 4……記録シート、5……プラテン、14……キヤリツ
ジ、16……ヘツドカム(ヘツドアツプダウン用)、17…
…リボンカム(カセツトアツプダウン用)、18……記録
ヘツド(サーマルヘツド)、40……インクシートカセツ
ト(インクリボンカセツト)、49……インクリボン(イ
ンクシート)、50……マルチカラーインクリボン(イン
クシート)、M3……ヘツドモータ、S2……リボンセン
サ、S3……カラーセンサ(色検出手段)、CPU……中央
演算処理装置。
の一部破断平面図、第2図は本発明による記録装置を備
えたワードプロセツサの外観斜視図、第3図は本発明に
よる記録装置の平面図、第4図は第1図のキヤリツジ上
のカムの動きを示すカムチヤート、第5図は第1図中の
カセツトアツプダウン機構の平面図、第6図は第5図の
カセツトダウン時の側面図、第7図は第5図のカセツト
アツプ時の側面図、第8図は第1図のリボン巻き取り機
構の側面図、第9図(A)・(B)はリボン巻き取り機
構の平面図、第10図はヘツドアツプダウン機構の平面
図、第11図は第10図のヘツドアツプ時の側面図、第12図
は第10図のヘツドダウン時の側面図、第13図はインクシ
ートカセツトの一部破断平面図、第14図は第13図の外観
斜視図、第15図はマルチインクリボンの構造図、第16図
は本発明による記録装置の制御系のブロツク図、第17図
は第16図の記録装置のパワーオン処理のフローチヤー
ト、第18図は第17図中のサーマルヘツドおよびカセツト
の位置の初期化処理のフローチヤート、第19図はリボン
の垂み取り処理のフローチヤート、第20図はテキスト中
の色指定の一例を示す説明図、第21図の(a)および
(b)は印刷メニユーにおける色指定の一例を示す説明
図、第22図(a)・(b)は本発明の記録装置における
記録(印刷)シーケンスのフローチヤート、第23図は第
22図中のリボン頭出し処理のフローチヤート、第24図は
第22図中のエラー検出処理のフローチヤート、第25図は
本発明によるフルライン型記録装置の記録部の斜視図で
ある。 4……記録シート、5……プラテン、14……キヤリツ
ジ、16……ヘツドカム(ヘツドアツプダウン用)、17…
…リボンカム(カセツトアツプダウン用)、18……記録
ヘツド(サーマルヘツド)、40……インクシートカセツ
ト(インクリボンカセツト)、49……インクリボン(イ
ンクシート)、50……マルチカラーインクリボン(イン
クシート)、M3……ヘツドモータ、S2……リボンセン
サ、S3……カラーセンサ(色検出手段)、CPU……中央
演算処理装置。
Claims (3)
- 【請求項1】インクシートの搬送方向に複数色のインク
を順次配した当該インクシートを用いて被記録媒体に画
像記録を行う画像記録装置において、 前記被記録媒体に画像記録を行うために、前記インクシ
ートに作用する記録ヘッドと、 駆動源と、 前記インクシートを巻き取るための巻取手段と、 前記インクシートを搬送するために、前記駆動源からの
駆動力を前記巻取手段へ負荷吸収手段を介して伝達する
第1駆動力伝達手段と、 前記インクシートを搬送するために、前記駆動源からの
駆動力を前記巻取手段へ負荷吸収手段を介さないで伝達
する第2駆動力伝達手段と、 前記第1駆動力伝達手段と前記第2駆動力伝達手段とを
選択的に切り換えるための切換手段と、 を有し、前記第2駆動力伝達手段による駆動力伝達によ
って搬送される前記インクシートの搬送速度が、前記第
1駆動力伝達手段による駆動力伝達によって搬送される
前記インクシートの搬送速度よりも高速であることを特
徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】画像記録を行う際には前記第1駆動力伝達
手段による駆動力伝達によって前記インクシートを搬送
するとともに、画像記録に用いる前記インクシートのイ
ンクの色を換える際には前記第2駆動力伝達手段による
駆動力伝達によって前記インクシートを搬送する請求項
第1項に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】前記負荷吸収手段はクラッチである請求項
第1項乃至第2項に記載の画像記録装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090076A JP2728928B2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 画像記録装置 |
DE69027621T DE69027621T2 (de) | 1989-04-10 | 1990-04-09 | Gerät und Verfahren zur Bildaufzeichnung |
EP90106771A EP0392425B1 (en) | 1989-04-10 | 1990-04-09 | Image recording apparatus and method thereof |
US08/203,614 US5383734A (en) | 1989-04-10 | 1994-02-28 | Image recording apparatus having a ribbon drive slip clutch |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1090076A JP2728928B2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 画像記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02266969A JPH02266969A (ja) | 1990-10-31 |
JP2728928B2 true JP2728928B2 (ja) | 1998-03-18 |
Family
ID=13988433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1090076A Expired - Fee Related JP2728928B2 (ja) | 1989-04-10 | 1989-04-10 | 画像記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2728928B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325084A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 熱転写記録装置 |
-
1989
- 1989-04-10 JP JP1090076A patent/JP2728928B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6325084A (ja) * | 1986-07-17 | 1988-02-02 | Oki Electric Ind Co Ltd | 熱転写記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02266969A (ja) | 1990-10-31 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |