JP2724466B2 - 不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方法 - Google Patents
不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方法Info
- Publication number
- JP2724466B2 JP2724466B2 JP63134749A JP13474988A JP2724466B2 JP 2724466 B2 JP2724466 B2 JP 2724466B2 JP 63134749 A JP63134749 A JP 63134749A JP 13474988 A JP13474988 A JP 13474988A JP 2724466 B2 JP2724466 B2 JP 2724466B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spiral spring
- spacer
- spring
- pitch
- eccentric spiral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/02—Springs made of steel or other material having low internal friction; Wound, torsion, leaf, cup, ring or the like springs, the material of the spring not being relevant
- F16F1/04—Wound springs
- F16F1/10—Spiral springs with turns lying substantially in plane surfaces
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車のリクライニングシートやウインド
レギュレター等に使用するうず巻ばねの成形方法に関す
る。
レギュレター等に使用するうず巻ばねの成形方法に関す
る。
(従来技術) 従来のうず巻ばねは第6図に示す如く、巻き締め前は
ばね板間のピッチが各部等ピッチになっていた。
ばね板間のピッチが各部等ピッチになっていた。
(発明が解決しようとする問題点) ところで上記従来技術に於ては巻き締め時は第7図の
如く、偏心しばね板が片方に片寄り互に接触して異音を
発生して不快感があり、又うず巻きばねをセッチィング
する時塑性変形させていないので第5図bのようにヘタ
リが大きく長期間安定したトルク特性が得られず、又第
5図Bのようにトルク特性先端が上方に立ち上り、直線
状の特性が得られないという問題点があった。
如く、偏心しばね板が片方に片寄り互に接触して異音を
発生して不快感があり、又うず巻きばねをセッチィング
する時塑性変形させていないので第5図bのようにヘタ
リが大きく長期間安定したトルク特性が得られず、又第
5図Bのようにトルク特性先端が上方に立ち上り、直線
状の特性が得られないという問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記問題点を解決することを目的とし、ピッ
チを広めにコイリングし、セッチィング時一側部ばね板
間にスペーサーを挿入し、該スペーサーの厚みを外方部
が厚く内方部に行くに従って次第に薄くなるようにし、
高トルクをかけてばね板を塑性変形させた後、スペーサ
ーを除くようにした不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方
法を特徴とするものである。
チを広めにコイリングし、セッチィング時一側部ばね板
間にスペーサーを挿入し、該スペーサーの厚みを外方部
が厚く内方部に行くに従って次第に薄くなるようにし、
高トルクをかけてばね板を塑性変形させた後、スペーサ
ーを除くようにした不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方
法を特徴とするものである。
以下、第1図乃至第4図に示した実施例について詳細
に説明する。第1図の如くばね板1の一端をピン2に固
定し、うず巻状に広めにコイリングして軸芯3に固定
し、セッティング時第2図の如く一側部ばね板1間にス
ペーサー4を挿入し、該スペーサー4の厚みを外方部が
厚く内方部に行くに従って次第に薄くなるようにし、高
トルクをかけてばね板1を塑性変形させた後、第3図の
如くスペーサー4を除き、第3図の不等ピッチ偏心うず
巻ばね5を形成する。該不等ピッチ偏心うず巻ばね5
は、ばね板1間のピッチPが中心より外側に行くに従っ
て次第に広くなる不等ピッチになっており、且つうず巻
きが偏心して非対称形になっている。
に説明する。第1図の如くばね板1の一端をピン2に固
定し、うず巻状に広めにコイリングして軸芯3に固定
し、セッティング時第2図の如く一側部ばね板1間にス
ペーサー4を挿入し、該スペーサー4の厚みを外方部が
厚く内方部に行くに従って次第に薄くなるようにし、高
トルクをかけてばね板1を塑性変形させた後、第3図の
如くスペーサー4を除き、第3図の不等ピッチ偏心うず
巻ばね5を形成する。該不等ピッチ偏心うず巻ばね5
は、ばね板1間のピッチPが中心より外側に行くに従っ
て次第に広くなる不等ピッチになっており、且つうず巻
きが偏心して非対称形になっている。
(効 果) 本発明によると、ピッチを広めにコイリングし、セッ
チィング時一側部ばね板間にスペーサーを挿入し、該ス
ペーサーの厚みを外方部が厚く内方部に行くに従って次
第に薄くなるようにし、高トルクをかけてばね板を塑性
変形させた後、スペーサーを除くようにした不等ピッチ
偏心うず巻ばねの成形方法を要旨としているので、巻き
締め中でも第4図の如く左側のピッチ(隙間)が最初大
きいのでばね板1のばね板間の接触、摩擦が少なくな
り、巻き締め最終時の立ち上り部が第5図Aの如く低く
なってトルク特性が略直線状に改善された。そのため自
動車のリクライニングシートやウインドレギュレターに
使用した時、異音発生が少くなり不快感がなくなり乗心
地がよくなり、又うず巻きばねをセッチィング時高トル
クで塑性変形してあるので、第5図aの如くヘタリが少
く長期間安定したトルク特性が得られる。
チィング時一側部ばね板間にスペーサーを挿入し、該ス
ペーサーの厚みを外方部が厚く内方部に行くに従って次
第に薄くなるようにし、高トルクをかけてばね板を塑性
変形させた後、スペーサーを除くようにした不等ピッチ
偏心うず巻ばねの成形方法を要旨としているので、巻き
締め中でも第4図の如く左側のピッチ(隙間)が最初大
きいのでばね板1のばね板間の接触、摩擦が少なくな
り、巻き締め最終時の立ち上り部が第5図Aの如く低く
なってトルク特性が略直線状に改善された。そのため自
動車のリクライニングシートやウインドレギュレターに
使用した時、異音発生が少くなり不快感がなくなり乗心
地がよくなり、又うず巻きばねをセッチィング時高トル
クで塑性変形してあるので、第5図aの如くヘタリが少
く長期間安定したトルク特性が得られる。
第1図乃至第3図は本発明成形方法を順次示す図、第4
図は第3図の本発明不等ピッチ偏心うず巻ばね使用時の
正面図、第5図は本発明と従来例のトルク特性図、第6
図は従来例巻き締め前正面図、第7図は第6図の巻き締
め後正面図である。 1……ばね板、2……ピン、3……軸芯 4……スペーサー、5……不等ピッチ偏心うず巻ばね、
P……ピッチ
図は第3図の本発明不等ピッチ偏心うず巻ばね使用時の
正面図、第5図は本発明と従来例のトルク特性図、第6
図は従来例巻き締め前正面図、第7図は第6図の巻き締
め後正面図である。 1……ばね板、2……ピン、3……軸芯 4……スペーサー、5……不等ピッチ偏心うず巻ばね、
P……ピッチ
Claims (1)
- 【請求項1】ピッチを広めにコイリングし、セッチィン
グ時一側部ばね板間にスペーサーを挿入し、該スペーサ
ーの厚みを外方部が厚く内方部に行くに従って次第に薄
くなるようにし、高トルクをかけてばね板を塑性変形さ
せた後、スペーサーを除くようにした不等ピッチ偏心う
ず巻ばねの成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63134749A JP2724466B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63134749A JP2724466B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01303333A JPH01303333A (ja) | 1989-12-07 |
JP2724466B2 true JP2724466B2 (ja) | 1998-03-09 |
Family
ID=15135678
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63134749A Expired - Fee Related JP2724466B2 (ja) | 1988-06-01 | 1988-06-01 | 不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2724466B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04121551U (ja) * | 1991-04-22 | 1992-10-30 | 株式会社松尾製作所 | 偏心渦巻きバネ及び回転伝達部材付偏心渦巻きバネ |
KR20020082029A (ko) * | 2001-04-23 | 2002-10-30 | 김석성 | 자동차 의자용 스프링 제조방법 |
EP1445670A1 (fr) | 2003-02-06 | 2004-08-11 | ETA SA Manufacture Horlogère Suisse | Spiral de résonateur balancier-spiral et son procédé de fabrication |
JP5002160B2 (ja) * | 2006-01-26 | 2012-08-15 | 中央発條株式会社 | 渦巻ばねアセンブリおよび外内端荷重の制御方法 |
EP1818736A1 (fr) | 2006-02-09 | 2007-08-15 | The Swatch Group Research and Development Ltd. | Virole anti-choc |
JP6153750B2 (ja) * | 2013-03-22 | 2017-06-28 | 中央発條株式会社 | 渦巻ばねおよびその製造方法 |
JP2020002967A (ja) * | 2018-06-26 | 2020-01-09 | 速水発条株式会社 | 渦巻きばね装置 |
JP6626594B1 (ja) * | 2018-07-02 | 2019-12-25 | セイコーインスツル株式会社 | 渦巻ばね、トルク発生装置、時計用ムーブメント及び時計 |
JP7214187B2 (ja) * | 2018-11-06 | 2023-01-30 | 日本テクニカ株式会社 | 車輌用のスパイラルスプリングの構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5165150U (ja) * | 1974-11-15 | 1976-05-22 |
-
1988
- 1988-06-01 JP JP63134749A patent/JP2724466B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01303333A (ja) | 1989-12-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2724466B2 (ja) | 不等ピッチ偏心うず巻ばねの成形方法 | |
JP2703066B2 (ja) | 電動機 | |
JPH0160705B2 (ja) | ||
JPH06337028A (ja) | 板ばね装置 | |
JPS6216033A (ja) | 小形モ−タのア−マチユア | |
US4086702A (en) | Multi-stranded coiled orthodontic arch wire | |
JP2512638Y2 (ja) | ビデオテ―プのリ―ルスプリング構造 | |
JPS63180737A (ja) | 接触型渦巻きばね | |
JPH0623583B2 (ja) | コイルばね | |
JP2745403B2 (ja) | コイルバネ製リング及びその製造方法 | |
EP0880621B1 (en) | Manufacturing elastic rail clamps | |
JPH01108430A (ja) | 非円形断面圧縮コイルばね | |
JPH0574734B2 (ja) | ||
JPH0534204Y2 (ja) | ||
CN105490472A (zh) | 一种电机定子卷铁心制备方法及其毛坯带料 | |
JPH01131341A (ja) | 非円形断面コイルばね | |
JPS60162452A (ja) | 直流電動機用電機子のコンミユテ−タとア−マチヤコイルとの接続方法 | |
JPS5861503A (ja) | 間隙型電線の製造方法 | |
JPS5853879Y2 (ja) | Pc鋼材の定着構造 | |
JP3286384B2 (ja) | ぜんまいばね用炭素鋼製薄板の製造方法及びその製造方法により製造した炭素鋼製薄板を用いたぜんまいばね | |
JPS5834245A (ja) | 中空板ばね及びその製造方法 | |
RU1778875C (ru) | Способ изготовлени сердечников магнитопроводов электрических машин | |
JPS647250B2 (ja) | ||
JPH03285532A (ja) | 小型モータ | |
JPH0691720B2 (ja) | コアレスモ−タのアマチュアの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |