JP2707928B2 - 珪素含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法 - Google Patents
珪素含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法Info
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Description
含有鋼板に対して、不めっきを生じさせることなくめっ
きを施すことができる溶融亜鉛めっき方法に関する。
業分野においては溶融亜鉛めっき鋼板が大量に使用され
ているが、とりわけ経済性とその防錆機能および塗装後
の性能に優れる合金化溶融亜鉛めっき鋼板が広く用いら
れている。
洗浄工程を経た後、もしくは脱脂洗浄を行うことなく、
鋼板を弱酸化性雰囲気中もしくは還元性雰囲気中で予熱
した後、水素+窒素の還元性雰囲気中で焼鈍し、次い
で、めっきに適した温度まで冷却した後、溶融亜鉛に浸
漬することにより製造される。焼鈍の前工程の予熱時に
は鋼板表面に80nm程度の厚さの酸化膜が形成される方が
溶融亜鉛との濡れ性の点から望ましいとされており、そ
れ以上の厚さの酸化膜の形成はむしろドロスの発生を増
し、溶融めっきの密着性に悪影響を及ぼすと考えられて
いる。亜鉛浴は後述の合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造
の範囲も含めると0.08〜0.18重量%のAlを含むものが用
いられている。
のようにして連続的に溶融亜鉛めっきを施した鋼板を熱
処理炉で 500〜600 ℃の材料温度に3〜30秒加熱し、亜
鉛層と鋼板素地との間でFeとZnの相互拡散を行わせ、め
っき層をFe−Zn合金とすることにより製造される。従っ
て、合金化溶融亜鉛めっき鋼板のめっき層はFe−Znの金
属間化合物からなり、一般にその平均Fe濃度は8〜12重
量%になるように調整されている。
は片面当たり25〜70g/m2であり、25g/m2を下回るものは
通常の手段で製造することが難しく、70g/m2を上回るも
のはめっき層の耐パウダリング性を確保することが困難
であることから一般には供給されていない。また、めっ
き皮膜中には通常0.12〜0.2 重量%前後のAlが含有され
ていることが多い。これは合金化溶融亜鉛めっき鋼板と
同一設備で製造される溶融亜鉛めっき鋼板のめっき層と
鋼の界面における合金層の生成を抑制し、めっき皮膜の
加工性を保持するためにめっき浴に添加されるAlが不可
避的にめっき皮膜中に混入することもあるが、合金化溶
融亜鉛めっき皮膜の耐パウダリング性を確保し、かつ製
造時のドロスの発生を抑制するうえから、めっき浴中に
0.08〜0.11重量%程度のAlを混入させることがむしろ適
当であると考えられている。めっき浴中のAlはめっき層
中に富化する傾向があるため、0.08〜0.11重量%程度の
Alを含むめっき浴でめっきを行うと、めっき皮膜中のAl
濃度は0.12〜0.2 重量%の範囲となる。
融亜鉛めっき鋼板の母材には、主として低炭素Alキルド
鋼板、極低炭素Ti添加鋼板等が用いられていたが、近
年、自動車材料の高強度化が要求されることもあり、Si
を 0.2重量%以上含有する珪素含有鋼板が用いられよう
としている。Siは鋼の延性を損なわずに強度を向上させ
る利点があり、その意味では珪素添加鋼は自動車用の溶
融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板の母
材として有望である。
溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜鉛めっき鋼板は
以下に述べるように品質面および生産面で問題がある。
融亜鉛めっきすると、めっき前の焼鈍過程でその雰囲気
中の極微量の水分と鋼板中のSiが反応し、Si-Oxideを鋼
板表面に形成するため、鋼のSi含有量の増加に伴い溶融
亜鉛との濡れ性が急激に低下する。その結果、不めっき
が多発する。このような問題に対して、予め酸化性雰囲
気中で鋼板を加熱し、その表面に鉄の酸化物を形成させ
ることによって濡れ性が改善されることが知られてい
る。しかし、Si含有量が 0.2重量%を超える鋼板の場合
には、通常の溶融亜鉛めっきプロセスにおける酸化性雰
囲気、例えば、無酸化炉の空燃比を1〜1.35とする酸化
性雰囲気中での予熱では濡れ性が改善されるまでの十分
な酸化鉄が形成されないばかりか、めっき後に合金化処
理する場合の合金化処理速度が著しく遅く、生産能率が
大きく阻害されるという欠点がある。特に、鋼板の成形
性を向上させるためにTiを添加した極低炭素鋼をベース
としてこれにSi添加とした鋼板の場合、再結晶化のため
の焼鈍温度が 800℃以上と高温になるため、鋼板表面で
のSi-Oxideの析出が一層顕著になり、濡れ性の確保がさ
らに困難となる。
して、溶融めっきに先立って鋼板の表面にNiの下地めっ
きを施す方法が知られている(例えば、特公昭61−9386
号公報)。しかし、この方法では、Si含有量が 0.2重量
%以上の鋼を対象とする場合、付着量が200mg/m2以上の
Niめっきを施すことが必要となるためコストの上昇を招
くほか、このような大量のNiめっきを施した場合には、
溶融亜鉛めっきの濡れ性は改善されるものの、合金化処
理過程でめっき表面にSi、Niに起因する欠陥が多発する
という問題が生じる。
き等を予め施してSi添加鋼の不めっきを防止することは
可能であるが、このためには1g/m2以上のFeめっきを施
す必要があり、極めて不経済である。
として魅力のある珪素含有鋼板も、これを溶融亜鉛めっ
きないしは合金化処理する実際的な手段を欠いているの
が実情である。
情に鑑みてなされたもので、低合金鋼板、特にSi含有量
が 0.2重量%以上の鋼板を母材として、不めっきを生じ
させることなくめっきすることができ、かつ、めっき後
の鋼板の合金化処理速度を低下させず、経済性の高い溶
融亜鉛めっき方法を提供することが本発明の課題であ
る。
を解決するために検討を重ねた結果、(a) 母材鋼板(Si
含有鋼板)の表面に予め極微量の金属電気めっきを施す
工程、(b) めっき後の鋼板を弱酸化性雰囲気中で酸化す
る工程、および、(c) 酸化処理後の鋼板を 700℃以下の
温度で還元する工程、を組み入れることにより、溶融亜
鉛めっきならびにその後の合金化処理を円滑に行えるこ
とを見いだした。前記の電気めっきに用いる極微量の金
属としては、酸素親和力が母材を構成するFeと同等もし
くはFeよりも小さいものがよく、Fe、Cu、Ni、Coなどが
好適である。
もので、その要旨は、下記およびの溶融亜鉛めっき
方法にある。
面に予めNi、Fe、CuおよびCoの1種以上を5〜70mg/m2
の付着量で電気めっきし、次いで 700℃以下の酸化性雰
囲気中で加熱して鋼板表面にFeに換算して 0.3〜1.5g/m
2 の酸化鉄を形成させた後、 500〜650 ℃の温度域で還
元し、続いて溶融亜鉛めっきを施すことを特徴とする珪
素含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法。
金化処理することを特徴とする珪素含有鋼板の溶融亜鉛
めっき方法。
る。
0.2重量%以上含有する鋼板である。
の場合は従来技術の範囲内で対応が可能なためである。
冷間圧延ままでフルハード材の場合を除く)もしくは酸
洗後の熱延鋼板である。すなわち、本発明方法では、従
来、連続溶融亜鉛めっき設備(CGL)を用いて一連の
工程の中で行っていた鋼板の焼鈍もしくは熱処理による
材質調整を行わず、予め所定の材料特性に調質された鋼
板を母材として用いる。これは、焼鈍と溶融めっきとを
分離し、焼鈍過程で表面に濃化したSiの酸化物が直接溶
融亜鉛と接触するのを避けようという観点から採られる
条件である。従って、対象が冷延鋼板であれば所定の特
性が得られるように、あらかじめバッチ式または連続式
焼鈍炉で焼鈍する。但し、冷延鋼板であっても、冷間圧
延を行ったままでフルハード材である場合は焼鈍の必要
はない。
理を行ったものであればよい。
明の最初の工程である電気めっきを行うのであるが、そ
の前処理として通常の脱脂および酸洗を行うことが望ま
しい。熱延鋼板を対象とする場合は既に酸洗処理を行っ
ているので、原則的にはその必要はないが、製板後の貯
蔵期間が長い場合等、必要に応じて再度酸洗すればよ
い。また、焼鈍を連続式焼鈍炉で行う場合、焼鈍炉の出
側に酸洗設備を備えたものもあるので、このような設備
で焼鈍された鋼板に対しては脱脂、酸洗の工程は不要で
ある。
釈液が用いられる。酸洗は、熱延鋼板の場合は熱延工程
で、また、予め焼鈍された冷延鋼板にあっては焼鈍工程
で鋼板の表面に生成したSi系の酸化膜を幾分溶解する効
果はあるが、Ti等の酸化物を鋼板の表面に濃化させる等
の悪影響もある。従って、過度の酸洗はひかえることが
望ましい。酸洗の好ましい条件は、3〜15%の塩酸を用
い、液温:40〜95℃、酸洗時間:2〜20秒である。
Coの少なくとも1種を電気めっきする。少なくとも1種
というのは、これら金属の単層めっきであってもよく、
例えばFeめっきをした後にその上にNiめっきを施しても
よい。あるいは、Fe−Ni合金めっきをしてもよい、とい
うことである。
鉛との濡れ性の改善が不十分で不めっきが発生しやす
く、一方、 70mg/m2を超えるとその効果が飽和し不経済
となるので、 5〜70mg/m2 とする。このような微量の金
属めっきが何故に溶融めっき性の改善に効果があるのか
不明であるが、この金属めっきを施した後は、700℃
を超える高温での熱処理を行わないので、これらの金属
が母材中に拡散することなく鋼板表面に部分的に残留
し、鋼板が溶融亜鉛に接触した時、亜鉛が母材に付着す
る反応の活性点として機能するものと推察される。
酸化性雰囲気中で加熱して、鋼板の表面に酸化鉄を形成
させる。加熱温度は、 700℃を超えると鋼中のSiが鋼板
表面へ拡散して不めっきが発生しやすくなるほか、酸化
膜が剥離しやすくなり、この剥離した酸化膜は炉内ロー
ルに付着して鋼板に表面欠陥を生じさせるので、 700℃
以下、好ましくは 400〜650 ℃とする。下限は特に定め
ないが 300℃以下では酸化速度が小さく適当ではない。
また、加熱時の酸化性雰囲気としては、二酸化炭素、酸
素、水などの酸化性ガスを含む雰囲気を用いればよい。
換算して 0.3g/m2未満では不めっきが生じやすく、 1.5
g/m2を超えると次工程での酸化鉄の還元が不十分とな
り、やはり不めっきが発生しやすくなるので、Feに換算
して 0.3〜1.5g/m2 となるようにする。
650 ℃の温度域で還元する。この目的のためには、水素
5 vol%以上を含み残部が非酸化性ガスからなる雰囲気
がよく、例えば、水素と窒素からなり、露点が−15℃以
下の雰囲気とすればよい。この場合、温度が 500℃未満
では還元力が弱く酸化鉄の還元が不十分であり、 650℃
を超えると鋼中のSiの拡散が生じやすく、鋼板表面にSi
が濃化し、不めっきが発生しやすくなる。処理時間は15
〜20秒が適当である。
却し、Alを0.05〜0.15%程度含有する亜鉛浴中で溶融め
っきを施す。また、必要に応じてさらに合金化処理炉で
450〜600 ℃で1〜120 秒加熱する合金化処理を行う。
珪素含有鋼板を母材として、不めっきのない表面特性の
優れた溶融亜鉛めっき鋼板ないしは合金化溶融亜鉛めっ
き鋼板を得ることができる。この方法によれば、Si含有
量が 1.5重量%を超える鋼板であっても溶融亜鉛めっき
が可能となる。
板 (鋼種A、板厚2.3mm 、未酸洗材)及び冷延鋼板 (鋼
種B〜D、板厚0.80mm、未焼鈍材) を 250mm×100mm に
裁断して供試材とし、B〜Dについては、水素15 vol%
で残部が窒素からなる露点−30℃の雰囲気中で、予め、
昇温速度15℃/秒、 850℃× 120秒の焼鈍を行った。
5秒間酸洗し(一部の鋼板については酸洗を実施せ
ず)、その後、鋼板表面に、表2に示す条件で、2〜70
mg/m2 のNiめっき、2〜70mg/m2 のFeめっき、5mg/m2
のCuめっき、または10〜15mg/m2のCoめっきを施した
後、竪型溶融めっき装置を用いて酸化(予熱)処理、還
元処理および溶融亜鉛めっきを行った。この装置によれ
ば、供試材を所定の雰囲気で熱処理することができ、か
つ、還元雰囲気から直接溶融めっき浴中に浸漬すること
ができる。酸化処理は表3のa〜eに示した条件で行い
(但し、aは酸化処理せず)、還元処理はN2+25 vol%
H2の雰囲気中で 600℃×60秒の条件で行い、還元処理
後、鋼板を 460℃に冷却して溶融亜鉛めっきを行った。
めっき浴の全Al濃度は 0.112%、全Fe濃度は 0.020%
で、めっき時間は1秒とし、ガスワイパーによりZn付着
量を約50g/m2 (片面当たり) に調整した。なお、不めっ
きを生じなかったものについては、さらに 500℃で合金
化処理を行った。
調査した。また、不めっきのなかったものについては合
金化処理を行い、合金化所要時間を測定した。
電気めっきの前処理としての酸洗の有無、電気めっきの
目付量、酸化(予熱)方法、酸化鉄量および還元条件も
併せて示した。
規定する条件で電気めっき、酸化(予熱)処理および還
元処理を行った場合は、不めっきを生じさせることなく
溶融亜鉛めっきを行うことができた。また、合金化も容
易であった。
に対して本発明方法を適用すれば、不めっきのない、表
面品質に優れた溶融亜鉛めっき鋼板および合金化溶融亜
鉛めっき鋼板を製造することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】Siを 0.2重量%以上含有する鋼板の表面に
予めNi、Fe、CuおよびCoの1種以上を5〜70mg/m2 の付
着量で電気めっきし、次いで 700℃以下の酸化性雰囲気
中で加熱して鋼板表面にFeに換算して 0.3〜1.5g/m2 の
酸化鉄を形成させた後、 500〜650 ℃の温度域で還元
し、続いて溶融亜鉛めっきを施すことを特徴とする珪素
含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法。 - 【請求項2】Siを 0.2重量%以上含有する鋼板の表面に
予めNi、Fe、CuおよびCoの1種以上を5〜70mg/m2 の付
着量で電気めっきし、次いで 700℃以下の酸化性雰囲気
中で加熱して鋼板表面にFeに換算して 0.3〜1.5g/m2 の
酸化鉄を形成させた後、 500〜650 ℃の温度域で還元
し、続いて溶融亜鉛めっきを施した後、合金化処理する
ことを特徴とする珪素含有鋼板の溶融亜鉛めっき方法。
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