JP2787029B2 - 幼児用三輪車 - Google Patents
幼児用三輪車Info
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Description
る。
の前部に前輪を取付けたハンドル枠が回転可能に連結さ
れ、車体フレーム後部には後輪が回転自在に取付けられ
ると共に、車体フレーム中程にはサドルが取付けられた
基本構造をなし、前輪は、ハンドル枠によって回転自在
に支持されるクランク軸と一体回転するよう取付けら
れ、クランク軸両端にはペダルが装着されている。
後部に手押し枠を取付けた幼児用三輪車が提供されてい
るが、その手押し枠を押して三輪車を走行させた場合、
前輪と一体にクランク軸が回転し、ペダルに載せた幼児
の足も一緒に回転するようになるので、幼児にとっては
必ずしも快適ではなく、また万一幼児の足がペダルから
外れると思わぬ事態につながる虞れが無いとはいえな
い。
47号公報等に開示されるように、車体フレームに着脱
自在に吊り下げられるバケットタイプのフットレスト
(足載せ)を備え、該フットレストはペダルと後輪の間
に位置する足載せ面を有するものであって、手押し枠を
押して走行する場合はフットレストを装着して幼児の足
を前記足載せ面に載せ、幼児が自らペダルを踏んで走行
する場合はフットレストを外すようにした三輪車が提案
されている。
車におけるペダルと後輪の間は本来、幼児が乗り降りす
る際や急停止する際等に地面に足をつくための空きスペ
ースである。ところが、上記構成によれば、フットレス
トを装着するとそのスペースが足載せ面で覆われるの
で、幼児が自分で乗り降りすることが困難になり、保護
者等の手助けを必要とするので手間がかかる。また万が
一坂道等で手押し枠を放してしまった場合、三輪車に載
った幼児が自ら地面に足をつけて危険を回避することが
困難になる。
て、手押し枠を押すと前輪と一体にクランク軸が回転す
るので、思わぬ事態につながる虞れが無いとはいえず、
これらの点を解消し得るものは、本発明者の知り得る範
囲では未だ知られていない。
れたものであり、その目的とする処は、手押し枠を押し
て走行する場合はクランク軸が回転しないようにすると
共に、ペダルと後輪の間には幼児が地面に足をつくため
の空きスペースを確保しながら、幼児の足を載せる足載
せ面を取り外し自在に備え、且つ幼児が自らペダルを踏
んでの走行にも切換え可能な、新規な幼児用三輪車を提
供することである。
めに、本発明のうち請求項1記載の発明は、三輪車本体
と、該三輪車本体に着脱可能に取付ける足載せからな
り、三輪車本体は、ハンドル枠によって回転自在に支持
されるクランク軸に前輪を遊転自在に取付けると共に、
該前輪をクランク軸に対して空転、固定が選択可能に係
脱させる切換え機構を有し、一方、足載せは、上記クラ
ンク軸両端に枢支された左右のペダルに着脱自在に取付
けられる左右の足載せステップと、三輪車本体に着脱可
能に取付けられ前記左右の足載せステップをほぼ水平と
なる設置状態に固定する支持フレームとから形成される
ことを要旨とする。
で前輪をクランク軸に対して固定状態に係合させれば、
三輪車本体は従来と同様に前輪とクランク軸が一体回転
する、すなわち、幼児が自らペダルを踏んでの走行が可
能なものとなる。一方、切換え機構の操作で前記係合状
態を外せば、前輪の回転に対してクランク軸が空転する
ようになり、該空転状態としたクランク軸両端のペダル
に足載せステップを取付け、各足載せステップは三輪車
本体に取付けた支持フレームでほぼ水平となる設置状態
に固定すれば、手押し枠を押しての走行に対してクラン
ク軸が回転せず、幼児の足を足載せステップに載せた安
定した状態で走行できる。また足載せステップと後輪の
間には幼児が地面に足をつくための空きスペースが確保
される。
部材を摺動可能に遊嵌し、クランク軸には該係合部材と
係脱する被係合部材を固設すると共に、前記係合部材は
弾発部材により被係合部材と係合する方向へ付勢する一
方、上記前輪には前記係合部材が収容される凹所を設け
て前輪と係合部材が一体回転するようにし、さらに前輪
には、前輪直径方向へ摺動可能に設けられその摺動によ
って前記係合部材を被係合部材に対して接離させる作動
杆と、前輪外面に一部を露出させて回動操作可能に設け
られその回動によって前記作動杆を摺動させる操作レバ
ーを設けて形成することが好ましい。
操作で作動杆を前輪直径方向へ摺動させ、これにより前
輪がクランク軸に対して空転、固定を選択されて係脱す
るようになるので、操作レバーの前輪外面への露出は、
該操作レバーを摘んで回動操作することが可能なわずか
なもので良く、また係合部材を被係合部材に対して接触
(係合)させた時と、離間(係合を解除)させた時とで
操作レバーの突出寸法が変化しないので、従来の前輪と
ほぼ同様の外観形状を呈し、見栄えが劣る等の不具合も
無く、操作性も良好なものとなる。
度の大きさとすることも可能であるが、請求項2記載の
ようにペダルよりも大きな足載せ面を有するよう形成す
れば、幼児が足を載せやすく、且つ走行中に足が外れる
虞れも少ないので、より安定した状態で走行できる。
ット等でペダルに固定するようにすることも可能である
が、請求項2記載のように、足載せステップ底面に掛止
板を回動可能に設け、該掛止板と足載せステップでペダ
ルを挟持して着脱自在に取付けるようにすれば、ペダル
に対する装着・取り外しが容易に行える。
ステップに各々設けて三輪車本体の所定箇所に個々に取
付けるようにすることも可能だが、請求項2記載のよう
に、三輪車本体の車体フレームを跨いで左右の足載せス
テップを相互に連結する一本のフレーム体から形成すれ
ば、三輪車本体に対する足載せの装着が容易になると共
に、該足載せを装着した三輪車本体は左右の足載せステ
ップでハンドル枠を挟んで操向操作不能に固定されるの
で、前輪は常に直進方向に維持され、手押し枠を押して
の走行が安定してなされるようになる。
ームを、車体フレームに嵌脱可能に取付けられる略U字
形の取付杆部と、該取付杆部の左右両端から下方へ向け
て延出する左右の連結杆部から形成し、且つ夫々の連結
杆部の先端に足載せステップを固定して足載せを形成す
れば、足載せがシンプルな構造であって、三輪車本体へ
の装着も容易に行うことができる。
うに構成したことから、下記の効果を奏する。
ランク軸が前輪に対して空転する状態(空転状態)と、
クランク軸と前輪が一体回転する状態(固定状態)とを
選択可能とし、空転状態のクランク軸の左右ペダルに足
載せステップを取付け、且つそれら足載せステップは支
持フレームでほぼ水平となる設置状態に固定されるよう
になる。従って、手押し枠を押す場合、幼児が、水平に
支持された左右足載せステップに足を載せた安定した状
態で走行がなされ、しかも、万一幼児の足がステップか
ら外れたとしてもクランク軸は回転していないので思わ
ぬ事態につながる虞れが無く、且つステップと後輪の間
には幼児が地面に足をつくための空きスペースが確保さ
れているので、安全性に優れると共に、幼児が自ら乗り
降りできるので保護者等の手間も少なく済む。また幼児
が自らペダルを踏んで走行を行う場合は、上記固定状態
を選択すると共に足載せを三輪車本体から取り外せば良
い。
えて下記の利点を奏する。すなわち、足載せ面が拡大さ
れるので幼児が足を載せやすく且つ走行中に足が外れる
虞れも少なく、また前輪が常に直進方向に維持されるの
で手押し枠を押しての走行が安定してなされ、安全性に
さらに優れた効果を得ることができる。さらにペダルに
対する足載せの着脱を容易に行うことができる。
ンプルな構造とし、且つ三輪車本体への装着も容易に行
い得るものとしながら、上述した夫々の作用効果を得る
ことができる。
を図面を参照して説明する。図中Aは三輪車本体、Bは
足載せを示し、図1〜図6では三輪車本体Aに足載せB
を装着した状態、図7は足載せB単体、図8〜図14は
三輪車本体Aの要部を夫々表す。
前輪2を取付けたハンドル枠3が回転可能に連結され、
車体フレーム1の後部には後輪4が回転自在に取付けら
れると共に、該車体フレーム1の中程にはサドル5が取
付けられ、さらにサドル5の後方に位置して背凭れ枠6
が起立取付けられ、その背凭れ枠6の左右側杆に摺動可
能に固定される取付部材7を介して、手押し枠8が取付
けられている。ハンドル枠3の左右のハンドル杆9の下
端には軸受10が各々固定され、該左右の軸受10によ
りクランク軸11が回転自在に支持されている。クラン
ク軸11の左右両端にはペダル12が夫々枢支されてい
る。
11に対して空転、固定を選択的に切換えられるように
なっており、その切換え構造については後に詳述し、ま
ず足載せBについて説明する。
自在に取付けられる左右の足載せステップ50と、車本
フレーム1に着脱可能に取付けられ前記左右の足載せス
テップ50をほぼ水平となる設置状態に固定する支持フ
レーム60から形成される。
定の金属材料等を用いて、ペダル12よりも大きな足載
せ面51を有するよう、平面視略横長矩形状或いは略小
判形状等に形成され、その足載せ面51のほぼ全域にわ
たって滑り止め用の凹凸52が多数形成されると共に、
左右の側縁部分と後縁部分には立ち上げ面53を設け
て、足載せ面51に載せた幼児の足が外れないよう配慮
している。
る補強リム54が一体に設けられると共に、その前端寄
りの中央部位にボス部55が突設される。そのボス部5
5の中心にはボルト取付け用の筒部56が一体に設けら
れ、該筒部56内に回転不能に挿入したボルト57の先
端57aは、ボス部55の突端部分から突出している。
記足載せ面51とでペダル12を挟持する掛止板70の
基端部71が回転可能に装着されると共に、その掛止板
70を回転不能に固定するためのノブナット72が螺合
装着されている。
載せ面51とでペダル12を挟持可能な位置に掛止板7
0を回動させ、その状態でノブナット72を締め付ける
ことで、ペダル12に取り外し可能に固定される。
いで左右の足載せステップ50を相互に連結するよう、
所望の金属パイプ等により一体に成形されるもので、車
体フレーム1に取付けられる取付杆部61と、該取付杆
部61の左右両端から延出する左右の連結杆部62から
なる。
ら嵌脱自在に遊嵌する略逆U字形に形成され、その左右
側辺部分の下端側に通孔61aを開穿し、その通孔61
aにボルト63を挿通すると共に、該ボルト63先端に
ノブナット64を螺合装着することで、車体フレーム1
への取付け状態が保持される。
右両端から下方へ向けて正面略八字形に拡開するよう傾
斜状に延出すると共に、各連結杆部62の先端部分62
aは前方へ向けて(ペダル12へ向けて)側面視略L字
形に折曲させたもので、その先端部分62aに上記足載
せステップ50の内側縁がリベット止め65等で固定さ
れる。
1が車体フレーム1の中程から前端寄り(サドル5の前
端部の下方)に位置するよう取付けられ、足載せステッ
プ50は、その取付杆部61の下方からペダル12にわ
たって足載せ面51が存在するよう、連結杆部62の先
端部分62aに固定され、ほぼ水平に支持されるように
なる。
た前後の掛止部1a,1bと、サドル5に設けた前後の
被掛止部5a,5bとで、車体フレーム1に対して着脱
可能に装着され、上記支持フレーム60の取付け、取外
しを行う場合はサドル5を取り外した状態で行うように
形成して、足載せBが不用意に外れないよう配慮されて
いる。
レーム60を、車体フレーム1を左右に跨ぐ状態で該車
体フレーム1に取付け、且つその支持フレーム60の左
右両端に固定された左右の足載せステップ50を、左右
夫々のペダル12に係脱自在に取付けることで三輪車本
体Aに装着される。
は、足載せステップ50と後輪4との間に、幼児が地面
に足をつくための空きスペースSが確保される(図1,
図2参照)。また三輪車本体Aは、左右の足載せステッ
プ50でハンドル枠3が挟まれ、操向操作不能に固定さ
れる。
ランク軸11に対して空転、固定を選択的に切換える構
造について説明する。前輪2は図8、図9に示すよう
に、左右一対のホイール構成体(以下「ホイール」と称
す)13、14を相互に嵌め合わせた内部中空体で、そ
の外周部分にゴム又は合成樹脂等の弾性体からなるタイ
ヤ15を巻装すると共に、夫々のホイール13、14の
中央部13a,14aの外側にキャップ16を着脱自在
に嵌装着してなる。
6の中心には孔17が開穿され、その孔17にクランク
軸11の水平杆部11aを回転可能に挿入することで、
クランク軸11に前輪2が遊転自在に装備される。
内側には、後述する係合部材31を収容する略角筒形状
の凹所18が突設され、他方のホイール13の中央部1
3aには、その係合部材31の係合爪31bが挿脱自在
に挿入される左右の開孔19が開穿されている。
には、円形の凹部20が形成され、後述する被係合板3
2がその凹部20内に回転自在に装填されている。
ク軸11に対して空転、固定が選択可能に係脱させる切
換え機構30が収納状に装備される。
る係合部材31と、クランク軸11に設けた被係合部材
としての被係合板32と、係合部材31を被係合板32
に係合する方向に付勢する弾発部材としてのスプリング
33と、係合部材31を被係合板32に対して接離(係
脱)させる作動杆34と、該作動杆34を作動させる操
作レバー35とからなる(図14参照)。
に遊嵌する側面略コ字形の本体部31aの左右両側に、
上記開孔19に挿脱自在に挿入される係合爪31bを突
設すると共に、本体部31aの中心には孔31cが開穿
され、その孔31cにはクランク軸11の水平杆部11
aが遊挿される。
中央部13a,14a間を摺動する係合部材31の本体
部31aが常時凹所18内に遊嵌するように形成され、
よって係合部材31は、クランク軸11に摺動自在に遊
挿され、その係合爪31bを開孔19に対して挿脱自在
とすると共に、前輪2と一体に回転するよう装備され
る。
通する左右の切欠き32aを備え、水平杆部11aに固
着されてクランク軸11と一体回転する。また被係合板
32は上記凹部20内に回転自在に装填される。
32に係合する方向に付勢するスプリングで、ホイール
14の中央部14aと、係合部材31の本体部31aと
の間に装填される。
さを有する偏平杆部34aの一面側に膨出部34bを設
けて、該一面側の長さ方向一端部に薄肉状部34cを、
中途部に厚肉状部34dを形成すると共に、作動杆34
の長さ方向に沿って長孔状のガイド孔34eを貫通開穿
してなり、そのガイド孔34eにクランク軸11を遊挿
すると共に、偏平杆部34aの膨出部34bを設けてい
ない他面側をホイール13の中央部13aに摺接して、
前輪2の直径方向へ摺動可能に配設される。
作部35aと、その摘み操作部35aの外周に突設した
レバー35bと、摘み操作部35aの裏面に突設した回
動中心軸35cとからなる。該操作レバー35は、ホイ
ール13の中央部13a外側に開穿した開孔13bに摘
み操作部35aを回転可能に遊挿すると共に、ホイール
14内面の前記開孔13bに対応する箇所に突設したボ
ス部14bの先端に回動中心軸35cを回動自在に取付
け、さらにレバー35bの先端に上記作動杆34の長さ
方向他端部を枢着して前輪2内に装備される。これによ
り、摘み操作部35aの回動操作でレバー35bが上下
方向に回動し、これに伴い作動杆34が前輪2の直径方
向へ摺動するようになる。
側に凹部35a”を設けることで、前輪2外側への突出
寸法をできる限り小さくしながら、摘み回動操作を確実
且つ容易に行い得るようになっている。
ば、摘み操作部35aを一方向へ回動操作して、作動杆
34を前輪2の外縁方向へ摺動させた状態においては、
図8〜図11に示すように、作動杆34の薄肉状部34
cがホイール13の中央部13aと、係合部材31の本
体部31aとの間に介在する。この時、スプリング33
により被係合板32へ向けて付勢されている係合部材3
1の左右の係合爪31bは、左右の開孔19を通って被
係合板32の左右の切欠き32aに係合する。よって、
係合部材31と被係合板32とは係合状態にあり、すな
わち前輪2がクランク軸11に対して固定状態になる。
作して、作動杆34を前輪2の中心方向へ摺動させた状
態においては、図12〜図13に示すように、作動杆3
4の厚肉状部34dがホイール13の中央部13aと、
係合部材31の本体部31aとの間に介在する。この
時、係合部材31はスプリング33の付勢力に抗して凹
所18方向へ摺動して被係合板32から離間し、係合爪
31bは開孔19、被係合板32の切欠き32aから外
れる。よって、係合部材31と被係合板32とは係合が
解除された状態にあり、すなわち前輪2がクランク軸1
1に対して空転状態になる。
三輪車の使用方法について説明する。幼児が自らペダル
12を踏んで走行する場合は、三輪車本体Aに足載せB
を装着しない。また三輪車本体Aにおいては、摘み操作
部35aの回動操作で作動杆34を前輪2の外縁方向へ
摺動させて、作動杆34の薄肉状部34cをホイール中
央部13aと、係合部材の本体部31aの間に介在させ
る。この状態で、係合部材31と被係合板32が係合
し、前輪2がクランク軸11に対して固定状態になるの
で、ペダル12を踏むことでクランク軸11と一体に前
輪2が回転し、三輪車の走行がなされる。
は、取付杆部61を車体フレーム1の所定箇所に取付け
ると共に、ほぼ水平に位置させた左右のペダル12に、
左右の足載せステップ50を各々取付けるをもって、三
輪車本体Aに足載せBを装着する。
bの回動操作で作動杆34を前輪2の中心方向へ摺動さ
せて、作動杆34の厚肉状部34dをホイール中央部1
3aと、係合部材の本体部31aの間に介在させる。こ
の状態で、係合部材31と被係合板32は係合が解除さ
れ、前輪2がクランク軸11に対して空転状態になり、
足載せBを装着した状態での手押し走行が可能になる。
従って、幼児の足を足載せステップ50に載せた安定し
た状態で走行できる。また足載せステップ50と後輪4
の間には幼児が地面に足をつくための空きスペースSが
確保されているので、安全性に優れると共に、幼児が自
ら乗り降りでき保護者等の手間も少なく済む。
プ50でハンドル枠3が挟まれ、操向操作不能に固定さ
れるので、安定して直進走行でき、安全性をより向上し
得る。
被係合部材、作動杆、操作レバー等を上述した形状のも
のとしたが、これらの構造は任意である。もっとも、切
換え機構が、前輪をクランク軸に対して空転、固定が選
択可能に係脱させるものであればよく、上述した実施形
態の構造に限定されるものではない。
を示す斜視図。
図。
図。
Claims (3)
- 【請求項1】 三輪車本体に着脱可能に取付ける足載せ
を備えてなり、三輪車本体は、ハンドル枠によって回転
自在に支持されるクランク軸に前輪を遊転自在に取付け
ると共に、該前輪をクランク軸に対して空転、固定が選
択可能に係脱させる切換え機構を有し、一方、足載せ
は、上記クランク軸両端に枢支された左右のペダルに着
脱自在に取付けられる左右の足載せステップと、三輪車
本体に着脱可能に取付けられ前記左右の足載せステップ
をほぼ水平となる設置状態に固定する支持フレームとか
ら形成される幼児用三輪車。 - 【請求項2】 上記左右の足載せステップが上記ペダル
よりも大きな足載せ面を有するよう形成され、且つ該足
載せステップはその底面に回動可能に備えた掛止板とで
ペダルを挟持して着脱自在に取付けるようにし、さらに
上記支持フレームは、三輪車本体の車体フレームを跨い
で左右の足載せステップを相互に連結するよう形成し、
足載せを装着した三輪車本体は左右の足載せステップで
ハンドル枠を挟んで操向操作不能に固定されることを特
徴とする請求項1記載の幼児用三輪車。 - 【請求項3】 上記支持フレームが、車体フレームに嵌
脱可能に取付けられる略U字形の取付杆部と、該取付杆
部の左右両端から下方へ向けて延出する左右の連結杆部
からなり、夫々の連結杆部の先端に上記足載せステップ
を固定して足載せを形成したことを特徴とする請求項1
又は2記載の幼児用三輪車。
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JP8272356A Expired - Fee Related JP2787029B2 (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | 幼児用三輪車 |
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Cited By (1)
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1996
- 1996-10-15 JP JP8272356A patent/JP2787029B2/ja not_active Expired - Fee Related
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