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JP2778937B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JP2778937B2
JP2778937B2 JP26825095A JP26825095A JP2778937B2 JP 2778937 B2 JP2778937 B2 JP 2778937B2 JP 26825095 A JP26825095 A JP 26825095A JP 26825095 A JP26825095 A JP 26825095A JP 2778937 B2 JP2778937 B2 JP 2778937B2
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JP
Japan
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cooking
cooking menu
menu
dial
operation panel
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孝道 朱雀
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、使用者が操作パネ
ルにおいて選択した多数個の調理メニューに関しての調
理の実行が可能な電子レンジなどの加熱調理器に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えばオーブン機能付
きの電子レンジにおいては、マイコン等に予め複数の調
理メニューに応じた調理プログラムを記憶させておき、
使用者が複数の調理メニューのなかから任意の1つを選
択することに基づいて、対応する調理プログラムにより
加熱調理を自動的に実行するようにしたものが供されて
いる。また、このような電子レンジでは、使用者が、
「レンジ」,「オーブン」,「トースター」等の調理の
態様及び調理時間,温度等を指定する手動調理メニュー
の実行が可能であることは勿論である。
【0003】この種の電子レンジは、本体前面に、例え
ば図8に示すような操作パネル1を備えて構成されてい
る。この操作パネル1の中央部には、「お総菜」,「お
菓子・パン」等の調理メニュー群に対応した複数個の選
択キー2が縦に並んで設けられている。そして、その選
択キー2の左方には、表面に調理メニューを印刷したメ
ニュー表示部3が設けられている。
【0004】このメニュー表示部3には、「葉菜のゆで
物」,「根菜のゆで物」等の「お総菜」の調理メニュー
群に属する複数の調理メニュー、及び、「クッキー専
科」,「ケーキ専科」等の「お菓子・パン」の調理メニ
ュー群に属する複数の調理メニューが印刷されていると
共に、それら各調理メニューに対応するLED4が設け
られている。
【0005】これにて、自動調理メニューのうちいずれ
かを実行させたい場合には、使用者が、まず、選択キー
2のうちのいずれか1つを押圧操作して調理メニュー群
を指定し、さらにその選択キー2の押圧操作を繰返して
調理メニューを選択するようになっている。例えば、使
用者が「肉じゃが・煮物」を選択したい場合には、ま
ず、「お総菜」の選択キー2を操作し(このとき一番上
の「葉菜のゆで物」のLED4が点灯する)、さらに
「お総菜」の選択キー2を2回操作すれば、LED4の
点灯が順に移動して「肉じゃが・煮物」のLED4が点
灯するようになるのである。この後、スタートキー5を
操作すれば、「肉じゃが・煮物」の調理プログラムに応
じた自動調理が実行されるのである。
【0006】しかしながら、上記したような操作パネル
1にあっては、自動調理に係る調理メニューを選択設定
するための選択キー2を複数個設けていると共に、スタ
ートキー5やさらに手動調理時の時間設定のためのつま
みを分散配置しているので、操作部分の部品数が多くて
構成が複雑となる不具合がある。また、使用者が所望の
調理メニューを選択したり調理時間を設定するためにど
こを操作すれば良いのか戸惑ったり、スタートキー5や
時間設定つまみの位置を探さなければならなかったりす
ることがあり、操作が比較的複雑なものとなっていた。
これに加え、選択キー2を何度も押圧操作しなければな
らないため操作が面倒となるなど、操作性の改善が求め
られるのである。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、操作パネルの操作部分の構成の簡単化
を図ることができると共に、操作性の向上を図ることが
できる加熱調理器を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
本体に設けられた操作パネルと、この操作パネルに設け
られ多数個の調理メニューを複数個の調理メニュー群に
分別して表示する表示部と、前記操作パネルに設けられ
回動操作により調理メニューを選択設定するための設定
用つまみと、この設定用つまみと同軸上に設けられ押圧
操作により調理開始を指示するためのスタートボタンと
を具備し、前記設定用つまみの回転方向により異なる調
理メニュー群が表示された上でその調理メニュー群に属
する調理メニューの設定が可能とされるところに特徴を
有する。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明をオーブン機能付き
の電子レンジに適用した一実施例について、図1乃至図
7を参照して説明する。まず、図6は、加熱調理器たる
電子レンジの外観を示すもので、電子レンジの本体11
内には、調理室12と機械室(図示せず)とが左右に併
設されている。前記調理室12には、図7に示すよう
に、オーブン調理用のオーブンヒータ13やグリル調理
用のグリルヒータ14等が設けられ、また、前記機械室
内には、レンジ調理用のマグネトロン15等が設けられ
ている。
【0011】前記オーブンヒータ13,グリルヒータ1
4及びマグネトロン15は、図7に示すように、機械室
に設けられた制御手段としてのマイクロコンピュータ1
6により、それぞれ駆動回路17,18及び19を介し
て制御されるようになっている。これにて、マイクロコ
ンピュータ16は、後述するように、使用者により自動
調理に係る調理メニューが選択されたり、あるいは手動
調理に係る調理の態様や調理時間が設定されることに応
じて、オーブンヒータ13,グリルヒータ14及びマグ
ネトロン15等を制御し、以て、調理室12内に収容さ
れた調理物の加熱調理が実行されるようになっている。
【0012】そして、前記本体11の前面には、前記調
理室12を開閉するための扉20が回動可能に設けられ
ていると共に、操作パネル21が設けられている。以
下、この操作パネル21について図1乃至図4も参照し
て詳述する。
【0013】まず、操作パネル21の上部には、調理時
間等をデジタル的に表示するための時間表示部22が設
けられている。そして、その時間表示部22のすぐ下
に、調理メニュー表示部23が設けられている。この調
理メニュー表示部23は、透光性あるパネルに、この場
合、自動調理に係る多種類の調理メニューが印刷されて
構成されているのであるが、それら調理メニューは、
「あたため.野菜.解凍」,「ハートフル調理」及び
「パン.お菓子」の3つの調理メニュー群に大きく分類
され、夫々、調理メニュー表示部23のうち上段部23
a,中段部23b及び下段部23cに印刷されている。
【0014】前記上段部23aには、調理メニュー群の
タイトルとしての「あたため.野菜.解凍」が上部に印
刷され、その下部に「ごはん類」,「おかず類」等の調
理メニューが2列に印刷されている。また、中段部23
b及び下段部23cにも同様に、「ハートフル調理」及
び「パン.お菓子」の調理メニュー群のタイトルの下
に、「炊飯」,「赤飯」…及び「クッキー」,「ケー
キ」…といった調理メニューが印刷されている。
【0015】そして、この調理メニュー表示部23の背
面側には、上段部23a,中段部23b及び下段部23
cの夫々に対応してバックライト24(図7にのみ図
示)が設けられている。この場合、前記調理メニュー群
のタイトルは、バックライト24の点灯に関係なく使用
者に対して常に表示されるように印刷されているが、図
2乃至図4に示すように、前記各調理メニューは、その
バックライト24により背後から照明されたときにのみ
明るく浮び上がり、バックライト24消灯時には全体的
に暗くなるように印刷されている。
【0016】さらに、調理メニュー表示部23には、各
調理メニュー毎に、発光素子たるLED25が設けられ
ている。前記各バックライト24及び各LED25は、
図7に示すように、前記マイクロコンピュータ16によ
り、表示回路26及び27を介して点灯,消灯の制御が
なされるようになっている。
【0017】これにて、詳しくは後述するように、使用
者の自動調理の調理メニューの選択操作に応じて、調理
メニューに対応した1個のLED25が選択的に点灯さ
れると共に、その調理メニューの属する調理メニュー群
に対応するバックライト24が選択的に点灯されるよう
になっている。尚、前記時間表示部22も、マイクロコ
ンピュータ16により表示回路28を介して制御される
ようになっている。
【0018】さて、図1に示すように、操作パネル21
の下部には、ダイアル29が回動及び押圧操作可能に設
けられている。本実施例においては、このダイアル29
は、使用者が調理メニューを選択設定するための設定用
つまみとしての機能を果たすと共に、使用者が調理開始
を指示するためのスタートボタンとしての機能をも果た
すようになっており、従って、スタートボタンが設定用
つまみと同軸上に一体的に設けられていることになる。
また、この場合、ダイアル29は、従来の複数個の選択
キーが不要となったことにより、十分に操作しやすい大
形のものとされている。
【0019】このダイアル29は、回動操作されること
によりパルススイッチ30(図7にのみ図示)を作動さ
せ、図7に示すように、このパルススイッチ30からダ
イアル29の回動角度に応じたパルス信号が、メニュー
及び時間設定回路31を介して前記マイクロコンピュー
タ16に入力されるようになっている。そして、このダ
イアル29が押圧操作されることによりスタートスイッ
チ32(図7にのみ図示)を作動させるようになってい
る。このスタートスイッチ32の信号もキースイッチ回
路33を介してマイクロコンピュータ16に入力され
る。
【0020】前記マイクロコンピュータ16は、自動調
理に係る前記各調理メニューに対応した調理プログラム
を記憶しており、使用者の選択設定に応じて自動調理を
実行するようになっている。この場合、ダイアル29が
回動操作されると、マイクロコンピュータ16は、ダイ
アル29の回動角度に応じて調理メニュー表示部23の
LED25を順に点灯させると共にバックライト24を
点灯させるようになっている。この場合、後述するよう
に、ダイアル29の回動方向が右(時計回り)方向か左
(反時計回り)方向かで、異なる調理メニュー群におけ
るLED25及びバックライト24が順に点灯されるよ
うになっている。そして、使用者が、所望の調理メニュ
ーのLED25が点灯しているところでダイアル29の
回動を停止し、その状態でそのダイアル29を押圧操作
することにより、その調理メニューが自動的に実行され
るようになっている。
【0021】また、本実施例においては、ダイアル29
の下方に、前記自動調理メニューとは別の手動調理メニ
ュー(調理の態様及び時間等を使用者が任意に設定する
調理)を実行させるための、「レンジ」,「トースタ
ー」,「オーブン」等の手動キー34が設けられてい
る。図7に示すように、これら手動キー34の信号も、
前記キースイッチ回路33を介してマイクロコンピュー
タ16に入力されるようになっている。ここで、手動調
理メニューが選択されたときには、前記ダイアル29の
機能が、時間設定用に切換えられ、回動操作により調理
時間を設定することができるようになっている。
【0022】この場合、図1に示すように、ダイアル2
9の左上部には、ダイアル29の回動操作受付可能であ
る旨を示すと共に、ダイアル29の現在の機能を表示す
るための機能表示ランプ35が設けられ、「セレクトオ
ート」が点灯しているときには、ダイアル29の回動操
作により上述のような自動調理における調理メニューの
選択が行われ、「時間」が点灯しているときには、ダイ
アル29の回動操作により手動調理メニューにおける時
間設定を行うことができるようになっているのである。
尚、この際の設定時間は、前記時間表示部22に表示さ
れるようになっており、また、時間表示部22には、調
理の態様等も文字で表示されるようになっている。
【0023】次に、上記構成の作用について、図5も参
照して述べる。調理室12内に調理物が収容され、扉2
0が閉鎖されると、マイクロコンピュータ16は、図5
のフローチャートに示す手順にて制御を行う。
【0024】即ち、扉20が閉鎖されると、まず、機能
表示ランプ35の「セレクトオート」が点灯する(ステ
ップS1)。そして、この状態で、手動キー34のうち
いずれかが押圧操作されると(ステップS2にてYe
s)、手動調理メニューが選択されたと判断され、上記
機能表示ランプ35が「時間」の点灯に切換えられる
(ステップS3)。この機能表示ランプ35の表示によ
り、使用者に対して時間設定操作の実行が促されるので
ある。
【0025】この後、ダイアル29が回動操作されると
(ステップS4にてYes)、その回動量に応じて時間
表示部22に調理時間が表示されるようになり(ステッ
プS5)、使用者は所望の時間が表示されたところで操
作を停止する。これにて、調理態様及び時間が設定され
たこととなり、その後、ダイアル29が押圧操作(スタ
ート)されると(ステップS6にてYes)、設定され
た手動調理メニューの調理が実行されるのである(ステ
ップS7)。
【0026】一方、使用者が手動キー34を押圧操作せ
ずに(ステップS2にてNo)、ダイアル29を回動操
作すると(ステップS8にてYes)、自動調理のコー
スが選択されたと判断される。ここで、使用者がダイア
ル29を回動操作することにより、調理メニュー表示部
23の各調理メニューに対応したLED25が順に1個
ずつ点灯するのであるが、この場合、ダイアル29が右
(時計回り)方向に回動されると(ステップS9にてY
es)、LED25が一番上の調理メニュー(「ごはん
類」)から順に点灯するようになっている(ステップS
10)。
【0027】また、ダイアル29が左(反時計回り)方
向に回動されると(ステップS9にてNo)、LED2
5の点灯が戻り方向に進行するようになっている(ステ
ップS11)。従って、初期状態からダイアル29が左
に回されると、一番最後の「ピザ」のLED25が点灯
するようになり、さらに左に回されることにより、「パ
ウンドケーキ」,「マドレーヌ」…の順にLED25が
点灯するようになるのである。使用者は、このようなL
ED25の点灯により、調理メニュー表示部23に表示
された調理メニューのうち1つを選択するのである。
【0028】そして、このとき、LED25の点灯と共
に、バックライト24が点灯されるようになっている
(ステップS12)のであるが、この場合、3個のバッ
クライト24のうち1個が選択的に点灯され、現在点灯
しているLED25の調理メニューが属する調理メニュ
ー群のみが、背後から照明されて明るく表示されるよう
になっている。
【0029】具体的には、「ごはん類」から「魚貝類」
までの「あたため.野菜.解凍」の調理メニューのLE
D25が点灯しているときには、上段部23aがバック
ライト24により照明され(図2参照)、「炊飯」から
「酒蒸し」までの「ハートフル調理」の調理メニューの
LED25が点灯しているときには、中段部23bがバ
ックライト24により照明され(図3参照)、「クッキ
ー」から「ピザ」までの「パン.お菓子」の調理メニュ
ーのLED25が点灯しているときには、下段部23c
がバックライト24により照明されるのである(図4参
照)。
【0030】従って、ダイアル29が初期状態から右
(時計回り)方向に回動されると、上段部23aのバッ
クライト24が点灯されて一番上の調理メニュー群
(「あたため.野菜.解凍」)が表示された上で、その
調理メニュー群に属する調理メニューから順に選択設定
が可能とされ、ダイアル29が初期状態から左(反時計
回り)方向に回動されると、下段部23cのバックライ
ト24が点灯されて一番下の調理メニュー群(「パン.
お菓子」)が表示された上で、その調理メニュー群に属
する調理メニューから順に選択設定が可能とされるので
ある。このような調理メニューの選択が行われたのち、
ダイアル29が押圧操作(スタート)されると(ステッ
プS13にてYes)、選択された(点灯しているLE
D25に対応した)自動調理メニューの調理が実行され
るのである(ステップS14)。
【0031】このように本実施例によれば、従来の複数
個の選択キー2及びスタートキー5並びに手動調理時の
調理時間設定つまみの機能を、1個のダイアル29によ
り果たすことができるので、操作パネル21の操作部分
の構成を大幅に簡単化することができる。従って、ダイ
アル29を十分大きくして操作しやすいものとすること
ができると共に、調理メニュー数が多くなる事情があっ
ても、時間表示部22やメニュー表示部23を広くとる
ことができて調理メニュー等を大きな文字で表示するこ
とが可能となる。また本実施例では、1個のダイアル2
9を、設定用つまみとスタートボタンとの双方に兼用す
るようにしたので、部品数がその分減少してより一層の
構成の簡単化を図ることができる。
【0032】そして、使用者が自動調理の調理メニュー
を選択設定する場合、ダイアル29を回動操作すれば良
いので、何回も選択キー2を押すものと比べて遥かに操
作が簡単となり、しかも、使用者が自動調理に係る調理
メニューを選択するときも、手動調理に係る時間設定を
行う場合にも、操作すべき箇所は1か所のダイアル29
で済むので、使用者がどのキーを操作すれば良いかを迷
うこともない。さらに、スタートキー5が選択キー2と
は別の位置に離れて配置されている従来のものと異な
り、スタートボタンがダイアル29に一体化されている
ので、使用者は、スタートボタンを探す必要がなく、ダ
イアル29の回動操作に引続きそのまま押圧操作を行う
だけの簡単な操作で、スムーズに調理を開始させること
ができる。
【0033】また、使用者が所望の調理メニューを選択
設定する際、選択される調理メニューの属する調理メニ
ュー群に対応するバックライト24のみが点灯されるの
で、自動調理の調理メニューの数が多くなっても、使用
者にとって表示が極めて見やすく、選択操作を容易に行
うことができるようになる。このとき、ダイアル29の
回転方向によって、異なる調理メニュー群が表示された
上で、調理メニューを設定することが可能なので、使用
者にとって、より使い勝手が良くなる。
【0034】この結果、本実施例によれば、操作パネル
1中の操作部分が占める面積が大きくなりまた操作が比
較的複雑で面倒であった従来のものと比べて、操作パネ
ル21の操作部分の構成の大幅な簡単化を図ることがで
きると共に、使用者が調理メニューを選択設定し、さら
に調理を開始させるにあたっての操作性の向上を図るこ
とができる。さらにはメニュー表示部23の表示を見や
すくすることができるという優れた実用的効果を得るこ
とができるものである。
【0035】ところで、上記実施例においては、メニュ
ー表示部23において自動調理に関する調理メニューだ
けを選択設定するように構成したが、「レンジ」,「ト
ースター」,「オーブン」等の手動調理メニューに関し
ても、ダイアル29にて選択設定するように構成するこ
とができ、このとき、自動調理メニューと手動調理メニ
ューとの2つに調理メニュー群に大別し、例えばダイア
ル29を右方向に回動操作すれば自動調理メニュー群が
選ばれ、ダイアル29を左方向に回動操作すれば手動調
理メニュー群が選ばれるといった構成とすることができ
る。これによれば、操作性のより一層の向上を図ること
ができるものである。
【0036】尚、上記実施例では、設定用つまみと、調
理開始を指示するためのスタートボタンとを一体化した
ダイアル29を設けるようにしたが、設定用つまみとス
タートボタンとを別体に設ける構成とすることもでき、
この場合、中心部(内側)にスタートボタンを設け、そ
の外周側にリング状の設定用つまみを設けるようにすれ
ば良く、この場合も、設定用つまみとスタートボタンと
を同軸上に設けることにより、やはり操作パネルの操作
部分の構成の簡単化を図ることができると共に操作性の
向上を図ることができる。
【0037】その他、上記実施例ではメニュー表示部2
3にバックライト24を設けて調理メニュー群を表示す
構成としたが、調理メニュー群を表示する手段として
はバックライト24に限るものではない等、本発明は要
旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得るもので
ある。
【0038】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の加熱調理器によれば、操作パネルに、回動操作により
調理メニューを選択設定するための設定用つまみを設け
ると共に、この設定用つまみと同軸上に、押圧操作によ
り調理開始を指示するためのスタートボタンを設け、設
定用つまみの回転方向により異なる調理メニュー群が
示された上でその調理メニュー群に属する調理メニュー
の設定を可能とするように構成したので、操作パネルの
操作部分の構成の簡単化を図ることができると共に、操
作性の向上を図ることができるという優れた効果を奏す
るものである。
【0039】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、操作パネルの
正面図
【図2】調理メニュー表示部の上段部が照明されている
様子を示す正面図
【図3】調理メニュー表示部の中段部が照明されている
様子を示す正面図
【図4】調理メニュー表示部の下段部が照明されている
様子を示す正面図
【図5】調理メニューの選択の手順を示すフローチャー
【図6】電子レンジの斜視図
【図7】電気的構成を概略的に示すブロック図
【図8】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、11は本体、12は調理室、16はマイクロコ
ンピュータ、21は操作パネル、22は時間表示部、2
3は調理メニュー表示部、24はバックライト、25は
LED、29はダイアル(設定用つまみ,スタートボタ
ン)を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定された調理メニューに基づいて加熱
    調理を実行するものにおいて、本体に設けられた操作パ
    ネルと、この操作パネルに設けられ多数個の調理メニュ
    ーを複数個の調理メニュー群に分別して表示する表示部
    と、前記操作パネルに設けられ回動操作により調理メニ
    ューを選択設定するための設定用つまみと、この設定用
    つまみと同軸上に設けられ押圧操作により調理開始を指
    示するためのスタートボタンとを具備し、前記設定用つ
    まみの回転方向により異なる調理メニュー群が表示され
    上でその調理メニュー群に属する調理メニューの設定
    が可能とされることを特徴とする加熱調理器。
JP26825095A 1995-10-17 1995-10-17 加熱調理器 Expired - Lifetime JP2778937B2 (ja)

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JP4591394B2 (ja) * 2006-03-30 2010-12-01 パナソニック株式会社 加熱調理器

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