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JP2759501B2 - 自動車用定速走行装置のフェールセーフ装置 - Google Patents

自動車用定速走行装置のフェールセーフ装置

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Publication number
JP2759501B2
JP2759501B2 JP1143055A JP14305589A JP2759501B2 JP 2759501 B2 JP2759501 B2 JP 2759501B2 JP 1143055 A JP1143055 A JP 1143055A JP 14305589 A JP14305589 A JP 14305589A JP 2759501 B2 JP2759501 B2 JP 2759501B2
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JP
Japan
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vehicle speed
fail
constant
safe
throttle valve
Prior art date
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JP1143055A
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English (en)
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JPH0310941A (ja
Inventor
尚己 冨澤
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、車速を一定に保持する自動車用定速走行装
置の異常時に対処するフェールセーフ装置に関する。
〈従来の技術〉 この種の従来の定速走行装置は、車速センサで車速を
検出し、これを運転者の意志によって設定された目標車
速と比較して偏差に応じた制御量を設定し、これに基づ
いて例えば負圧アクチュエータ等の駆動手段を駆動して
エンジンのスロットル弁開度を調整し、これによりエン
ジン出力を制御して定速走行を実現するようにしてい
る。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、かかる自動車用定速走行装置にあって
は、スロットル弁駆動用の負圧アクチュエータのピスト
ンとシリンダとの間に塵が詰まりスロットル弁を閉方向
へ駆動することができなくなり、エンジン出力を下げら
れなくなるような異常に対処できないという問題があっ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みなされたも
ので、自動車用定速走行装置のエンジン出力を下げられ
なくなるような異常時には、定速走行制御とは独立して
エンジン出力を下げられるようにしたフェールセーフ装
置を提供することを目的とする。
〈課題を解決するための手段〉 このため本発明は第1図に示すように、車速を検出す
る車速検出手段と、運転者の意志に応じて目標車速を設
定する目標車速設定手段と、検出された車速を目標車速
に一致させるようにエンジンの吸気通路に介装されたス
ロットル弁の開度を制御してエンジン出力を制御する定
速走行制御手段とを備えてなる自動車用定速走行装置に
おいて、エンジンの吸気通路に前記定速走行制御手段に
よるエンジン制御とは独立して開閉制御される常開のフ
ェールセーフ用スロットル弁を設けると共に、前記定速
走行制御用のスロットル弁が開状態に保持される異常
を、前記定速走行制御手段による定速走行制御時に検出
された車速が目標車速に対して大きい状態が、前記異常
の検出を可能なように設定された時間以上継続したこと
を検出することによって検出する異常検出手段と、前記
異常の検出時前記フェールセーフ用スロットル弁を閉方
向に駆動するフェールセーフ制御手段と、を設けて構成
した。
〈作用〉 負圧アクチュエータ等駆動手段に機械的な故障を生じ
てスロットル弁が開状態に保持されるような事態を生じ
ると、車速検出手段により検出される実車速が目標車速
より大となる状態が継続するため、これを異常検出手段
により、予め前記異常が検出できるように設定された時
間以上前記の状態が継続したときに、該スロットル弁が
開状態に保持されるような異常が発生したと検出してフ
ェールセーフ制御手段がフェールセーフ用スロットル弁
を閉方向に駆動する。
これにより、エンジン出力が低下して停車もスムース
に行える。
〈実施例〉 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
一実施例の構成を示す第2図において、エンジンの吸
気通路1にはスロットル弁2が介装されており、アクセ
ルペダル3にアクセルリンク4に介して連結されている
と共に、自動車用定速走行装置の駆動手段を構成する負
圧アクチュエータ5にも連結されている。また、吸気通
路1には燃料を噴射供給する燃料噴射弁6が装着されて
いる。
前記負圧アクチュエータ5のピストン5aで画成された
制御圧室5bには、所定負圧を蓄圧した負圧供給源から負
圧を導くためのバキュームバルブ7と、大気圧を導くた
めのエアバルブ8と、リリースバルブ9とが装着されて
いる。
そして、自動定速走行時以外は、バキュームバルブ7
が閉じ、エアバルブ8とリリースバルブ9とが開いて、
負圧アクチュエータ5内部を大気圧にして負圧アクチュ
エータ5を非作動にし、自動定速走行になるとリリース
バルブ9が閉じ、バキュームバルブ7とエアバルブ8の
開閉により負圧アクチュエータ5にかかる圧力を制御し
てスロットル弁2を操作するようになっている。
10は操作パネルであり、セットスイッチ,リセットス
イッチ,アクセラレートスイッチ,キャンセルスイッチ
等を備え、運転者により設定操作され、これにより設定
された目標車速を制御回路11に与える。即ち、操作パネ
ル10は目標車速設定手段を構成する。
制御回路11は、CPU,ROM,RAM,I/Oを含んで構成される
マイクロコンピュータを内蔵しており、エアフローメー
タ12によって検出される吸入空気流量Q,クランク角セン
サ13によって検出されるエンジン回転数N,水温センサ14
によって検出される冷却水温度TWの他、車速検出手段と
しての車速センサ15からの車速SR,スロットルセンサ16
によって検出されるスロットル弁開度θ,ブレーキスイ
ッチ17によって検出されるブレーキ操作信号B,前記操作
パネル10からの目標車速Sa信号を入力しつつ演算処理を
行って、燃料噴射,点火時期等のエンジン制御を行うと
共に、前記バキュームバルブ7及びエアバルブ8等を制
御して自動定速走行制御を行う(したがって制御回路1
1,バキュームバルブ7及びエアバルブ8,負圧アクチュエ
ータ5は定速走行制御手段を構成する)。
かかる自動定速走行制御装置の異常時にフェールセー
フを行う本発明に係るフェールセーフ装置が以下の如く
設けられる。
即ち、吸気通路1のスロットル弁2の上流側にフェー
ルセーフ用スロットル弁21を設け、該スロットル弁21を
前記自動定速走行装置による定速走行制御とは独立して
制御回路11からのフェールセーフ信号によりDCモータ22
で閉制御する。
制御回路11は、前記各種制御とは別に、定速走行制御
中に、前記定速走行制御用のスロットル弁が開状態に保
持される異常を、定速走行制御時に検出された車速が目
標車速に対して大きい状態が、前記異常の検出を可能な
ように設定された時間以上継続したことを検出すること
によって検出し、その場合にフェールセーフ信号を出力
して前記フェールセーフ用スロットル弁21を閉じるフェ
ールセーフ制御を行う。尚、フェールセーフ用スロット
ル弁21は、前記異常時以外の時には図示のように、全開
に保持されている。
以下に、前記フェールセーフ制御ルーチンを第3図に
示したフローチャートに従って説明する。このルーチン
は自動定速走行制御中に実行される。ステップ(図では
Sと記す)1では、自動定速走行制御時に設定される目
標車速Saを入力する。
ステップ2では、車速センサ11によって検出される実
車速SRを入力する。
ステップ3では、目標車速Saと実車速SRとを比較す
る。
実車速SRが目標車速Saより大であるときは、ステップ
4へ進み、タイマーを起動する。
ステップ5では、タイマーによって計測される経過時
間が所定値以上となったか否かを判定する。
所定値以上となったときは、ステップ6へ進みDCモー
タ22を駆動して常開のフェールセーフ用スロットル弁21
を閉じる。
ステップ3で実車速SRが目標車速Sa以下と判定された
ときは、ステップ7へ進んでタイマーをクリヤした後、
このルーチンを終了し、自動定速走行制御を継続する。
ステップ5で経過時間が所定値未満のときもこのルー
チンを終了して自動定速走行制御を継続する。
かかる制御を行えば、負圧アクチュエータ5のピスト
ン5a摺動部に塵が詰まって固定されスロットル弁2が開
状態に保持されるような異常事態を生じても、フェール
セーフ用スロットル弁21が閉じられるので、エンジン出
力を低下させて安全に停車することができる。
かかる実施例において、制御回路11による第3図に示
したフェールセーフ制御ルーチンのステップ1〜ステッ
プ5の機能が異常検出手段を構成し、DCモータ22と、ス
テップ6の機能がフェールセーフ制御手段を構成する。
尚、フェールセーフ用スロットル弁21は、異常時に直
ちに全閉としてもよいが、減速ショックを緩和するた
め、連続的若しくは段階的に閉じるようにしてもよい。
また、目標車速Saを下回ったときには開方向に戻すこと
によりフェールセーフ用スロットル弁21で定速走行制御
をフェールセーフ的に代用することも可能である。
また、近年、車輪のスリップ状態を検出してアクセル
ペダル連動の主スロットル弁とは別に補助スロットル弁
をアクチュエータによって絞り制御することにより、エ
ンジン出力を下げてスリップ抑制を図るトラクション装
置を備えたものがあり、このものでは、前記補助スロッ
トル弁をフェールセーフ用のスロットル弁として使用す
ればよく、ソフトウエアによるフェールセーフ機能のみ
を追加すればよいからコストメリットが大きい。
〈発明の効果〉 以上説明したように本発明によれば、自動定速走行装
置において、定速走行制御用のスロットル弁が開状態に
保持される異常を、定速走行制御時に検出された車速が
目標車速に対して大きい状態が、前記異常の検出を可能
なように設定された時間以上継続したことを検出するこ
とによって検出した場合には、フェールセーフ用スロッ
トル弁を閉じることにより、エンジン出力を低下させる
ことができ、安全裏に停車することができる等フェール
セーフ機能が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を示すブロック図、第2図は、
本発明の一実施例の構成を示す図、第3図は、同上実施
例によるフェールセーフ制御を示すフローチャートであ
る。 2……スロットル弁、5……負圧アクチュエータ、7…
…バキュームバルブ、8……エアバルブ、9……リリー
スバルブ、10……操作パネル、11……制御回路、15……
車速センサ、21……フェールセーフ用スロットル弁、22
……DCモータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車速を検出する車速検出手段と、 運転者の意志に応じて目標車速を設定する目標車速設定
    手段と、 検出された車速を目標車速に一致させるようにエンジン
    の吸気通路に介装されたスロットル弁の開度を制御して
    エンジン出力を制御する定速走行制御手段と、 を備えてなる自動車用定速走行装置において、 エンジンの吸気通路に前記定速走行制御手段によるエン
    ジン制御とは独立して開閉制御される常開のフェールセ
    ーフ用スロットル弁を設けると共に、 前記定速走行制御用のスロットル弁が開状態に保持され
    る異常を、前記定速走行制御手段による定速走行制御時
    に検出された車速が目標車速に対して大きい状態が、前
    記異常の検出を可能なように設定された時間以上継続し
    たことを検出することによって検出する異常検出手段
    と、 前記異常の検出時前記フェールセーフ用スロットル弁を
    閉方向に駆動するフェールセーフ制御手段と、 を設けて構成したことを特徴とする自動車用定速走行装
    置のフェールセーフ装置。
JP1143055A 1989-06-07 1989-06-07 自動車用定速走行装置のフェールセーフ装置 Expired - Fee Related JP2759501B2 (ja)

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