JP2753425B2 - 枠付ブラインドの操作装置 - Google Patents
枠付ブラインドの操作装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はブラインドのスラット
を昇降及び角度調節する操作装置に関するものであり、
特にサッシ等の枠体に支持されたブラインドの操作装置
に関するものである。
を昇降及び角度調節する操作装置に関するものであり、
特にサッシ等の枠体に支持されたブラインドの操作装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の枠付ブラインドの操作装置の一例
として、例えば実開平2−53494号公報に記載され
たものがある。すなわち、サッシの框に設けられた操作
ハンドルを回転操作するとギヤボックスを介して伝達軸
が回転駆動される。
として、例えば実開平2−53494号公報に記載され
たものがある。すなわち、サッシの框に設けられた操作
ハンドルを回転操作するとギヤボックスを介して伝達軸
が回転駆動される。
【0003】その伝達軸の回転にともなって、サッシの
上框内に配設されたスラット駆動軸が回転され、スラッ
トが昇降及び角度調節される。また、伝達軸にはクラッ
チ装置が介在され、角度調節されたスラットの角度を変
えることなく、保持具により操作ハンドルを所定の保持
位置で保持するように構成されている。
上框内に配設されたスラット駆動軸が回転され、スラッ
トが昇降及び角度調節される。また、伝達軸にはクラッ
チ装置が介在され、角度調節されたスラットの角度を変
えることなく、保持具により操作ハンドルを所定の保持
位置で保持するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なブラインドの操作装置では、スラットの昇降操作及び
角度調節操作をともに操作ハンドルで行う構成である。
従って、スラットの角度を僅かに変える場合にも、操作
ハンドルをその都度保持具から外して操作する必要があ
るとともに、操作ハンドルの操作後は同操作ハンドルを
再度保持具に保持させる必要があるため、その操作が煩
雑となる問題点がある。
なブラインドの操作装置では、スラットの昇降操作及び
角度調節操作をともに操作ハンドルで行う構成である。
従って、スラットの角度を僅かに変える場合にも、操作
ハンドルをその都度保持具から外して操作する必要があ
るとともに、操作ハンドルの操作後は同操作ハンドルを
再度保持具に保持させる必要があるため、その操作が煩
雑となる問題点がある。
【0005】この発明の目的は、スラットの回転角度を
関わらず操作ハンドルを所定の位置に保持可能としなが
らスラットの角度調節を容易に行い得る操作装置を提供
することにある。
関わらず操作ハンドルを所定の位置に保持可能としなが
らスラットの角度調節を容易に行い得る操作装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、枠体にブラインドを吊下支持し、その枠
体にはスラットを昇降及び角度調節するための駆動軸を
設け、前記駆動軸には同駆動軸を回転操作するための操
作ハンドルを接続し、前記操作ハンドルの不使用時には
枠体に設けられた保持手段で同操作ハンドルを一定位置
で保持可能とした枠付ブラインドにおいて、前記駆動軸
には操作ハンドルと操作ダイヤルを第一及び第二のクラ
ッチ装置を介して接続し、前記操作ハンドルと駆動軸と
の間には同操作ハンドルの回転を同駆動軸に伝達する第
一のクラッチ装置を介在させ、前記操作ダイヤルと駆動
軸との間には同操作ダイヤルの回転を同駆動軸に伝達す
るとともに前記操作ハンドルには伝達しない第二のクラ
ッチ装置を介在させている。
成するために、枠体にブラインドを吊下支持し、その枠
体にはスラットを昇降及び角度調節するための駆動軸を
設け、前記駆動軸には同駆動軸を回転操作するための操
作ハンドルを接続し、前記操作ハンドルの不使用時には
枠体に設けられた保持手段で同操作ハンドルを一定位置
で保持可能とした枠付ブラインドにおいて、前記駆動軸
には操作ハンドルと操作ダイヤルを第一及び第二のクラ
ッチ装置を介して接続し、前記操作ハンドルと駆動軸と
の間には同操作ハンドルの回転を同駆動軸に伝達する第
一のクラッチ装置を介在させ、前記操作ダイヤルと駆動
軸との間には同操作ダイヤルの回転を同駆動軸に伝達す
るとともに前記操作ハンドルには伝達しない第二のクラ
ッチ装置を介在させている。
【0007】
【作用】操作ハンドルを回転操作すると、駆動軸が回転
されてスラットが昇降され、操作ダイヤルを回転操作す
ると操作ハンドルが回転されることなく、駆動軸が回転
されてスラットが角度調節される。
されてスラットが昇降され、操作ダイヤルを回転操作す
ると操作ハンドルが回転されることなく、駆動軸が回転
されてスラットが角度調節される。
【0008】
【実施例】図1〜図5は本発明の一実施例を示す。図5
に示すブラインド1は二重ガラスサッシ2に内蔵され、
同サッシ2の上框3内に収納されたヘッドボックス4か
ら多数段のスラット5及びボトムレール6がラダーコー
ド7及び昇降コード8を介して吊下支持されている。
に示すブラインド1は二重ガラスサッシ2に内蔵され、
同サッシ2の上框3内に収納されたヘッドボックス4か
ら多数段のスラット5及びボトムレール6がラダーコー
ド7及び昇降コード8を介して吊下支持されている。
【0009】そして、ヘッドボックス4内のスラット駆
動軸を回転駆動することにより、スラット5が垂直方向
に傾動された後に昇降されるようになっている。前記上
框3の一側には第一のギヤボックス9が配設され、その
出力軸10が前記ヘッドボックス4内のスラット駆動軸
に連結されている。
動軸を回転駆動することにより、スラット5が垂直方向
に傾動された後に昇降されるようになっている。前記上
框3の一側には第一のギヤボックス9が配設され、その
出力軸10が前記ヘッドボックス4内のスラット駆動軸
に連結されている。
【0010】前記サッシ2の縦框11内に配設される伝
達軸12は、その上端が前記第一のギヤボックス9に連
結され、下端は縦框11内において同縦框11の上下方
向中央部に配設される後記第二のギヤボックス13に連
結されている。
達軸12は、その上端が前記第一のギヤボックス9に連
結され、下端は縦框11内において同縦框11の上下方
向中央部に配設される後記第二のギヤボックス13に連
結されている。
【0011】縦框11の上下方向中央部には操作ハンド
ル14及び操作ダイヤル15が設けられ、その操作ハン
ドル14を回転操作すると、スラット5を昇降操作する
ことができ、操作ダイヤル15を回転操作するとスラッ
ト5を角度調節することができるようになっている。
ル14及び操作ダイヤル15が設けられ、その操作ハン
ドル14を回転操作すると、スラット5を昇降操作する
ことができ、操作ダイヤル15を回転操作するとスラッ
ト5を角度調節することができるようになっている。
【0012】その操作ハンドル14と操作ダイヤル15
の構成を説明すると、図1に示すように前記縦框11の
前面には取り付け孔16が設けられ、その取り付け孔1
6にはベアリング17が嵌合され、そのベアリング17
は図2に示すように縦框11前面にネジ18で固定され
るベアリングケース19で取り付け孔16に固定されて
いる。
の構成を説明すると、図1に示すように前記縦框11の
前面には取り付け孔16が設けられ、その取り付け孔1
6にはベアリング17が嵌合され、そのベアリング17
は図2に示すように縦框11前面にネジ18で固定され
るベアリングケース19で取り付け孔16に固定されて
いる。
【0013】図3に示すように、前記操作ハンドル14
は周縁部にリブを有する長板状をなし、その基端部には
前方に開口する有底円筒状のドラム部20が形成されて
いる。また、操作ハンドル14の基端部には後方へ突出
する軸部21が形成され、その軸部21には前記ドラム
部20の底面に貫通する支持孔22が形成されている。
そして、前記軸部21は前記ベアリング17に回転可能
に支持されている。
は周縁部にリブを有する長板状をなし、その基端部には
前方に開口する有底円筒状のドラム部20が形成されて
いる。また、操作ハンドル14の基端部には後方へ突出
する軸部21が形成され、その軸部21には前記ドラム
部20の底面に貫通する支持孔22が形成されている。
そして、前記軸部21は前記ベアリング17に回転可能
に支持されている。
【0014】前記支持孔22には駆動軸23が挿通され
て回転可能に支持され、前記ベアリング17より後方へ
突出する部分で同駆動軸23の長手方向中間部には前記
ベアリング17の後面に当接するEリング24が嵌着さ
れている。従って、駆動軸23は前記Eリング24によ
り前方すなわち図1において右方への抜けが阻止される
ようになっている。
て回転可能に支持され、前記ベアリング17より後方へ
突出する部分で同駆動軸23の長手方向中間部には前記
ベアリング17の後面に当接するEリング24が嵌着さ
れている。従って、駆動軸23は前記Eリング24によ
り前方すなわち図1において右方への抜けが阻止される
ようになっている。
【0015】前記駆動軸23の基端部には外周面が一部
切除されて角軸部25が形成され、その角軸部25が前
記第二のギアボックス13の入力軸に連結されている。
従って、駆動軸23が回転駆動されると、第二のギアボ
ックス13を介して前記伝達軸12が回転されるように
なっている。
切除されて角軸部25が形成され、その角軸部25が前
記第二のギアボックス13の入力軸に連結されている。
従って、駆動軸23が回転駆動されると、第二のギアボ
ックス13を介して前記伝達軸12が回転されるように
なっている。
【0016】前記駆動軸23の先端部には前記支持孔2
2より大きな外径で有底円筒部26が形成され、その有
底円筒部26の外周面には径方向に突出する係止突起2
7が形成されている。
2より大きな外径で有底円筒部26が形成され、その有
底円筒部26の外周面には径方向に突出する係止突起2
7が形成されている。
【0017】前記操作ハンドル14のドラム部20の内
周面には捩じりコイルスプリング28が嵌着されてい
る。その捩じりコイルスプリング28は拡径しようとす
る付勢力に基づいてドラム部20の内周面に圧着し、そ
の両端部29a,29bは図4に示すように前記駆動軸
23の係止突起27の両側位置で径方向内側に折り曲げ
られている。
周面には捩じりコイルスプリング28が嵌着されてい
る。その捩じりコイルスプリング28は拡径しようとす
る付勢力に基づいてドラム部20の内周面に圧着し、そ
の両端部29a,29bは図4に示すように前記駆動軸
23の係止突起27の両側位置で径方向内側に折り曲げ
られている。
【0018】前記操作ダイヤル15は鍋蓋状に形成さ
れ、その裏面には図4に示すように前記駆動軸23の有
底円筒部26に回転可能に嵌挿される軸部30と、その
軸部30の周囲に形成される回動片31とが形成されて
いる。前記回動片31は前記軸部30と同一中心の軸部
の一部を切除して前記係止突起27及び捩じりコイルス
プリング28の両側に位置する押圧端32a,32bを
形成したものである。
れ、その裏面には図4に示すように前記駆動軸23の有
底円筒部26に回転可能に嵌挿される軸部30と、その
軸部30の周囲に形成される回動片31とが形成されて
いる。前記回動片31は前記軸部30と同一中心の軸部
の一部を切除して前記係止突起27及び捩じりコイルス
プリング28の両側に位置する押圧端32a,32bを
形成したものである。
【0019】そして、操作ダイヤル15は軸部30を回
動支点として回動操作可能であり、その回動操作にとも
なって回動する回動片31の回動軌跡上に前記捩じりコ
イルスプリング28の両端部29a,29bと係止突起
27が位置するようになっている。
動支点として回動操作可能であり、その回動操作にとも
なって回動する回動片31の回動軌跡上に前記捩じりコ
イルスプリング28の両端部29a,29bと係止突起
27が位置するようになっている。
【0020】前記回動片31が回動されて、その押圧端
32aが前記捩じりコイルスプリング28の一方の端部
29aに当接した時、捩じりコイルスプリング28は縮
径されようとして前記ドラム部20内周面との摩擦力が
減少し、同捩じりコイルスプリング28は回動片31と
一体にドラム部20内で回転する。
32aが前記捩じりコイルスプリング28の一方の端部
29aに当接した時、捩じりコイルスプリング28は縮
径されようとして前記ドラム部20内周面との摩擦力が
減少し、同捩じりコイルスプリング28は回動片31と
一体にドラム部20内で回転する。
【0021】また、前記回動片31が回動されて、その
押圧端32bが前記捩じりコイルスプリング28の一方
の端部29bに当接した時にも、捩じりコイルスプリン
グ28は縮径されようとして前記ドラム部20内周面と
の摩擦力が減少し、同捩じりコイルスプリング28は回
動片31と一体にドラム部20内を回転する。
押圧端32bが前記捩じりコイルスプリング28の一方
の端部29bに当接した時にも、捩じりコイルスプリン
グ28は縮径されようとして前記ドラム部20内周面と
の摩擦力が減少し、同捩じりコイルスプリング28は回
動片31と一体にドラム部20内を回転する。
【0022】そして、回動片31がいずれの方向に回動
されても、捩じりコイルスプリング28が回動片31と
一体に回転され、駆動軸23もその係止突起27が回動
片31の押圧端32a,32bに押圧されて同回動片3
1と一体に回転される。
されても、捩じりコイルスプリング28が回動片31と
一体に回転され、駆動軸23もその係止突起27が回動
片31の押圧端32a,32bに押圧されて同回動片3
1と一体に回転される。
【0023】また、操作ハンドル14がその軸部21を
回動支点として回転されると、捩じりコイルスプリング
28はドラム部20内周面に圧着しているので、同ドラ
ム部20と一体に回転される。そして、捩じりコイルス
プリング28の端部29aが前記係止突起27に当接す
ると、同捩じりコイルスプリング28は拡径されようと
してドラム部20内周面との摩擦力がさらに増大する。
回動支点として回転されると、捩じりコイルスプリング
28はドラム部20内周面に圧着しているので、同ドラ
ム部20と一体に回転される。そして、捩じりコイルス
プリング28の端部29aが前記係止突起27に当接す
ると、同捩じりコイルスプリング28は拡径されようと
してドラム部20内周面との摩擦力がさらに増大する。
【0024】すると、捩じりコイルスプリング28はそ
の端部29aで係止突起27を押圧して、駆動軸23を
回転させながらドラム部20と一体に回転される。ま
た、ドラム部20が回転されて捩じりコイルスプリング
28の端部29bが係止突起27に当接する場合にも、
捩じりコイルスプリング28は拡径されようとしてドラ
ム部20内周面との摩擦力がさらに増大し、捩じりコイ
ルスプリング28はその端部29bで係止突起27を押
圧して、駆動軸23を回転させながらドラム部20と一
体に回転される。
の端部29aで係止突起27を押圧して、駆動軸23を
回転させながらドラム部20と一体に回転される。ま
た、ドラム部20が回転されて捩じりコイルスプリング
28の端部29bが係止突起27に当接する場合にも、
捩じりコイルスプリング28は拡径されようとしてドラ
ム部20内周面との摩擦力がさらに増大し、捩じりコイ
ルスプリング28はその端部29bで係止突起27を押
圧して、駆動軸23を回転させながらドラム部20と一
体に回転される。
【0025】従って、操作ハンドル15を回転操作する
と、駆動軸23が回転されるようになっている。前記操
作ハンドル14の先端部には操作つまみ33が形成され
ている。その操作つまみ33は丸軸部の先端にフランジ
34が形成されるとともに、基端にEリング35が嵌着
されている。そして、操作ハンドル14の先端に設けら
れた透孔36にその丸軸部が前後方向に移動可能に挿通
され、前記フランジ34及びEリング35は透孔36の
周縁に当接する径で形成されている。
と、駆動軸23が回転されるようになっている。前記操
作ハンドル14の先端部には操作つまみ33が形成され
ている。その操作つまみ33は丸軸部の先端にフランジ
34が形成されるとともに、基端にEリング35が嵌着
されている。そして、操作ハンドル14の先端に設けら
れた透孔36にその丸軸部が前後方向に移動可能に挿通
され、前記フランジ34及びEリング35は透孔36の
周縁に当接する径で形成されている。
【0026】従って、操作つまみ33はフランジ34あ
るいはEリング35が透孔36の周縁に当接するまでの
範囲で操作ハンドル14に対し出没可能となっている。
前記操作ハンドル14を垂直方向に吊下げた状態におい
て、前記縦框11前面の操作つまみ33に対向する位置
には、同操作つまみ33を収納するための収納孔37が
形成されている。
るいはEリング35が透孔36の周縁に当接するまでの
範囲で操作ハンドル14に対し出没可能となっている。
前記操作ハンドル14を垂直方向に吊下げた状態におい
て、前記縦框11前面の操作つまみ33に対向する位置
には、同操作つまみ33を収納するための収納孔37が
形成されている。
【0027】次に、上記のように構成されたブラインド
操作装置の作用を説明する。さて、ブラインド1のスラ
ットを昇降するには、操作つまみ33を図1に実線で示
すように縦框11の収納孔37から引き出し、この状態
で操作ハンドル14を例えば図4に示す矢印A方向に回
転させる。
操作装置の作用を説明する。さて、ブラインド1のスラ
ットを昇降するには、操作つまみ33を図1に実線で示
すように縦框11の収納孔37から引き出し、この状態
で操作ハンドル14を例えば図4に示す矢印A方向に回
転させる。
【0028】すると、捩じりコイルスプリング28の端
部29aが駆動軸23の係止突起27に当接し、ドラム
部20と捩じりコイルスプリング28及び係止突起27
が矢印A方向に一体に回転される。従って、駆動軸23
が回転され、その駆動軸23の回転が前記第二のギヤボ
ックス13、伝達軸12及び第一のギヤボックス9を介
してスラット駆動軸に伝達され、スラット5が引き上げ
られる。
部29aが駆動軸23の係止突起27に当接し、ドラム
部20と捩じりコイルスプリング28及び係止突起27
が矢印A方向に一体に回転される。従って、駆動軸23
が回転され、その駆動軸23の回転が前記第二のギヤボ
ックス13、伝達軸12及び第一のギヤボックス9を介
してスラット駆動軸に伝達され、スラット5が引き上げ
られる。
【0029】一方、操作ハンドル14を図4に示す矢印
B方向に回転させると、捩じりコイルスプリング28の
端部29bが係止突起27に当接し、ドラム部20と捩
じりコイルスプリング28及び係止突起27が矢印B方
向に一体に回転される。従って、駆動軸23が回転さ
れ、その駆動軸23の回転が前記第二のギヤボックス1
3、伝達軸12及び第一のギヤボックス9を介してスラ
ット駆動軸に伝達され、スラット5が下降される。
B方向に回転させると、捩じりコイルスプリング28の
端部29bが係止突起27に当接し、ドラム部20と捩
じりコイルスプリング28及び係止突起27が矢印B方
向に一体に回転される。従って、駆動軸23が回転さ
れ、その駆動軸23の回転が前記第二のギヤボックス1
3、伝達軸12及び第一のギヤボックス9を介してスラ
ット駆動軸に伝達され、スラット5が下降される。
【0030】スラット5の角度調節を行う場合には、ス
ラット5を所望位置まで昇降操作した後に、操作ハンド
ル14を垂直方向に吊下げる状態とし、図1に鎖線で示
すように操作つまみ33の基端部を縦框11の収納孔3
7内に挿通すると、操作ハンドル14は回転不能とな
る。
ラット5を所望位置まで昇降操作した後に、操作ハンド
ル14を垂直方向に吊下げる状態とし、図1に鎖線で示
すように操作つまみ33の基端部を縦框11の収納孔3
7内に挿通すると、操作ハンドル14は回転不能とな
る。
【0031】この状態で、操作つまみ33を例えば図4
に示す矢印A方向に回転させると、回動片31の押圧端
32aが捩じりコイルスプリング28の端部29aに当
接し、捩じりコイルスプリング28はドラム部20内周
面に対し滑りながら、回動片31と一体に回転する。す
ると、前記押圧端32aは端部29aを介して駆動軸2
3の係止突起27を押圧し、同方向に回転させる。
に示す矢印A方向に回転させると、回動片31の押圧端
32aが捩じりコイルスプリング28の端部29aに当
接し、捩じりコイルスプリング28はドラム部20内周
面に対し滑りながら、回動片31と一体に回転する。す
ると、前記押圧端32aは端部29aを介して駆動軸2
3の係止突起27を押圧し、同方向に回転させる。
【0032】従って、駆動軸23が回転され、その駆動
軸23の回転が前記第二のギヤボックス13、伝達軸1
2及び第一のギヤボックス9を介してスラット駆動軸に
伝達され、スラット5が角度調節される。
軸23の回転が前記第二のギヤボックス13、伝達軸1
2及び第一のギヤボックス9を介してスラット駆動軸に
伝達され、スラット5が角度調節される。
【0033】また、操作つまみ33を図4に示す矢印B
方向に回転させると、回動片31の押圧端32bが捩じ
りコイルスプリング28の端部29bに当接し、捩じり
コイルスプリング28はドラム部20内周面に対し滑り
ながら、回動片31と一体に回転する。すると、前記押
圧端32bは端部29bを介して駆動軸23の係止突起
27を押圧し、同方向に回転させる。
方向に回転させると、回動片31の押圧端32bが捩じ
りコイルスプリング28の端部29bに当接し、捩じり
コイルスプリング28はドラム部20内周面に対し滑り
ながら、回動片31と一体に回転する。すると、前記押
圧端32bは端部29bを介して駆動軸23の係止突起
27を押圧し、同方向に回転させる。
【0034】従って、駆動軸23が回転され、その駆動
軸23の回転が前記第二のギヤボックス13、伝達軸1
2及び第一のギヤボックス9を介してスラット駆動軸に
伝達され、スラット5が逆方向に角度調節される。
軸23の回転が前記第二のギヤボックス13、伝達軸1
2及び第一のギヤボックス9を介してスラット駆動軸に
伝達され、スラット5が逆方向に角度調節される。
【0035】以上のようにこのブラインド操作装置で
は、操作ハンドル14を回転操作してスラット5を所望
位置まで昇降した後は、操作ハンドル14を縦框11に
保持させ、この状態で操作ダイヤル15によりスラット
5の角度調節を行うことができる。
は、操作ハンドル14を回転操作してスラット5を所望
位置まで昇降した後は、操作ハンドル14を縦框11に
保持させ、この状態で操作ダイヤル15によりスラット
5の角度調節を行うことができる。
【0036】従って、スラット5の角度に関係なく操作
ハンドル14を収納位置に収納することができる。ま
た、スラット5の角度調節だけを行う場合には、操作ハ
ンドル14を操作することなく、操作ダイヤル15だけ
を操作して容易に行うことができる。
ハンドル14を収納位置に収納することができる。ま
た、スラット5の角度調節だけを行う場合には、操作ハ
ンドル14を操作することなく、操作ダイヤル15だけ
を操作して容易に行うことができる。
【0037】また、操作ダイヤル15の前面に例えば六
角孔を形成し、その六角孔に例えば電動ドライバー等の
駆動手段の出力軸を嵌合して、操作ダイヤル15を回転
駆動することにより操作ハンドル14を操作することな
くスラット5の昇降操作を行い得るようにすることもで
きる。
角孔を形成し、その六角孔に例えば電動ドライバー等の
駆動手段の出力軸を嵌合して、操作ダイヤル15を回転
駆動することにより操作ハンドル14を操作することな
くスラット5の昇降操作を行い得るようにすることもで
きる。
【0038】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はスラッ
トの回転角度を関わらず操作ハンドルを所定の位置に保
持可能としながら、スラットの角度調節を容易に行い得
るブラインド操作装置を提供することができる優れた効
果を発揮する。
トの回転角度を関わらず操作ハンドルを所定の位置に保
持可能としながら、スラットの角度調節を容易に行い得
るブラインド操作装置を提供することができる優れた効
果を発揮する。
【図1】一実施例のブラインド操作装置を示す縦断面図
である。
である。
【図2】一実施例のブラインド操作装置を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】一実施例のブラインド操作装置を示す分解斜視
図である。
図である。
【図4】一実施例のブラインド操作装置のドラム部内を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図5】一実施例のブラインド操作装置を備えたサッシ
を示す正面図である。
を示す正面図である。
1 ブラインド 2 枠体(サッシ) 5 スラット 14 操作ハンドル 15 操作ダイヤル 20 第一のクラッチ装置(ドラム部) 23 駆動軸 27 第一、第二のクラッチ装置(係止突起) 28 第一、第二ののクラッチ装置(捩じりコイルスプ
リング) 31 第二のクラッチ装置(回動片)
リング) 31 第二のクラッチ装置(回動片)
Claims (1)
- 【請求項1】 枠体(2)にブラインド(1)を吊下支
持し、その枠体(2)にはスラット(5)を昇降及び角
度調節するための駆動軸(23)を設け、前記駆動軸
(23)には同駆動軸を回転操作するための操作ハンド
ル(14)を接続し、前記操作ハンドル(14)の不使
用時には枠体(2)に設けられた保持手段で同操作ハン
ドル(14)を一定位置で保持可能とした枠付ブライン
ドにおいて、 前記駆動軸(23)には操作ハンドル(14)と操作ダ
イヤル(15)を第一及び第二のクラッチ装置を介して
接続し、前記操作ハンドル(14)と駆動軸(23)と
の間には同操作ハンドル(14)の回転を同駆動軸(2
3)に伝達する第一のクラッチ装置(20,27,2
8)を介在させ、前記操作ダイヤル(15)と駆動軸
(23)との間には同操作ダイヤル(15)の回転を同
駆動軸(23)に伝達するとともに前記操作ハンドル
(14)には伝達しない第二のクラッチ装置(27,2
8,31)を介在させたことを特徴とする枠付ブライン
ドの操作装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23965892A JP2753425B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 枠付ブラインドの操作装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23965892A JP2753425B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 枠付ブラインドの操作装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0688468A JPH0688468A (ja) | 1994-03-29 |
JP2753425B2 true JP2753425B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=17047980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23965892A Expired - Fee Related JP2753425B2 (ja) | 1992-09-08 | 1992-09-08 | 枠付ブラインドの操作装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2753425B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109594910A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-04-09 | 刘尚银 | 手摇式卷帘防盗百叶窗及其工作方法 |
-
1992
- 1992-09-08 JP JP23965892A patent/JP2753425B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0688468A (ja) | 1994-03-29 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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