JP2741165B2 - Threshing equipment - Google Patents
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンバイン等の脱穀装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】脱穀装置は刈取済穀稈を扱胴にて脱穀処
理し、揺動選別装置にて選別して精粒を取り出すもので
ある。揺動選別装置は揺動選別盤,チャフシーブ,スト
ローラック等からなり、揺動選別盤にて比重選別された
穀粒を、チャフシーブのフィン間間隙を通過させること
によってさらに選別している。
【0003】近時、チャフシーブのフィンの傾倒角度
(フィン角度という)を変更可能に構成し、脱穀処理量
に対応してチャフシーブのフィン角度、換言すればフィ
ン間間隙を変更し、選別精度の向上を図った脱穀装置が
開発されている。例えば実開昭59−14534号公報
には車速に連動して、また穀粒の種類に応じてチャフシ
ーブのフィン角度を自動調節する技術が開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した公報に開示の
技術では、稲、麦の穀粒の種類によるチャフシーブ角度
の調整範囲を低速から高速までの車速の速度変化の間
に、それに応じて稲刈時には35°〜45°、麦刈時に
は25°〜35°の範囲で調節するようにしていた。
【0005】しかし、車速に応じてフィン角度の調節を
自動的に行う場合には、通常穀粒が正常な乾燥状態、即
ち乾材であることを基準にしてフィン角度の調節を行っ
ているが、天候、又は圃場条件等によって、穀粒の含水
量が異なり、それによって漏下性も異なるから、一律に
自動調節を行うことは適切ではなく、特に、穀粒が湿材
である場合はチャフシーブに穀粒が付着し、詰まりが生
じることがあるという不具合があった。
【0006】本発明は斯かる不具合を解決すべくなされ
たものであり、フィン角度の自動調節時に、穀粒の種類
に応じてフィン角度の自動調節範囲の上,下限値を設定
し、この範囲内において車速の大,小に応じてフィン角
度を大側又は小側へ調節すると共に、穀粒が湿材である
と指定された場合は指定されなかった場合に比較してフ
ィン角度の下限値を大側に設定することにより詰まりを
防止し、選別精度の大幅な向上を図った脱穀装置の提供
を目的とする。
【0007】
【問題を解決するための手段】本発明に係る脱穀装置
は、走行機体に搭載された脱穀装置において、脱穀対象
の穀粒の種類を指定する指定手段と、脱穀対象の穀粒が
湿材であることを指定する手段と、指定された穀粒の種
類及び車速に基づいてチャフシーブのフィンの角度を自
動調節するフィン角度自動調節手段とを備え、前記フィ
ン角度自動調節手段は、穀粒の種類として麦又は稲が指
定された場合は指定された穀粒の種類に応じてフィン角
度の自動調節範囲の上,下限値を設定し、その範囲内に
おいて、車速が大きくなるときはフィン角度を大側へ、
また車速が小さくなるときはフィン角度を小側へ調節す
ると共に、穀粒が湿材と指定された場合には指定されな
かった場合に比較してフィン角度の下限値を大側に変更
するよう構成したことを特徴とする。
【作用】本発明にあってはフィン角度自動調節手段は、
穀粒の種類に応じてフィン角度の自動調節範囲の上,下
限値を設定し、この範囲内では車速の大,小に応じてフ
ィン角度を大側又は小側へ調節するが、湿材の場合に
は、チャフシーブのフィン角度を乾材に比較して大側に
変更することで穀粒がチャフシーブに付着し、詰まりが
発生することを防止し得る。
【0008】
【実施例】以下本発明をその実施の形態を示す図面に基
づいて説明する。図1は本発明に係る脱穀装置を装備し
た収穫機の外観斜視図である。図において、3は走行ク
ローラ1上方における機体上部に搭載された脱穀装置で
あり、機体前部に位置して分草杆4、刈刃2、引起し装
置7等で構成されている刈取部Gによって刈取られた穀
稈が図示しない上部及び下部搬送装置等を経てこの脱穀
装置3に供給されて脱穀処理され、脱穀後の穀粒は籾タ
ンク5に送給される。
【0009】また図中9は運転席8の前方に設けられた
操作コラム、10は縦搬送装置であって、その終端を穀
稈挾扼移送装置11のフィードチェイン12始端部に臨
ませており、この近傍には穀稈の脱穀装置への送給を検
知するための穀稈センサ6が設けられている。なお穀稈
センサ6はこの位置に限らず、穀稈挾扼移送装置11の
始端部の側方、或いは縦搬送装置10等の搬送経路内で
もよく、また扱深さ自動調節装置を備えた収穫機におい
ては、稈長検出のために設けられるセンサと共用される
構成としてもよい。穀稈挾扼移送装置11はフィードチ
ェイン12と挾扼杆13とから構成されており、脱穀装
置3の扱口に沿って設けられている。
【0010】図2は脱穀装置3の一部破断縦断面図であ
る。脱穀装置3は機筐14内上部に形成された扱室15
内に、多数の扱歯16,16…を有する扱胴17を軸架
し、該扱胴17の軸長方向と平行に扱口を延設すると共
に、該扱室15の下方部に受網18を張設し、さらに前
記扱室15の下部には扱胴17の軸長方向にほぼ平行な
揺動選別装置19を設けたものである。更に扱胴17の
右側上方(機体の中央寄り)の位置には二番還元物を再
処理するための処理室50が設けられており、この処理
室50内にはその軸長方向を扱胴17の軸長方向と同方
向として多数の扱歯52,52…を有する処理胴51が
軸架されている。
【0011】揺動選別装置19は傾斜して延在する揺動
選別盤20と、該揺動選別盤20の後部下方に設けられ
た後述の角度可変式のチャフシーブ21と、このチャフ
シーブ21の後方に連設したストローラック22等から
構成したものであり、駆動源に連動して揺動する揺動ア
ーム23,24により前記扱胴17の軸長方向に揺動す
べく構成している。また揺動選別装置19の下方には一
番流穀板25及び一番スクリュー26からなる一番穀物
取出部(一番口)27と、二番流穀板28及び二番スク
リュー29からなる二番穀物取出部(二番口)30とを
有する選別風路31を形成している。
【0012】一番穀物取出部27に落下した穀粒は一番
スクリュー26から籾タンク5に送給され、また二番穀
物取出部30に落下した穀粒は二番スクリュー29から
ブロワ47により二番スロワ筒48内上方に吹き上げら
れ、脱穀装置3の屋根板の処理室50上方の位置に突設
された処理胴カバ53から処理胴51上に落下されて再
選別されるようになっている。二番スクリュー29に
は、該スクリュー29の回転数を検出する二番回転セン
サ69が設けられており、また処理胴カバ53には処理
胴に還元される二番還元物量を検出する二番センサ60
が設けられている。
【0013】風路31内には前記チャフシーブ21の下
方にグレインシーブ32を設けると共に、該風路31の
起風側には唐箕装置33を設けている。そしてこの唐箕
装置33からの気流が整流板34,35によって整流さ
れた後に風路31を通って機体後方の排塵口(三番口)
36から機外へ排風されるように構成している。
【0014】前記ストローラック22の後上方には、軸
流ファンを用いてなる吸排塵装置37を設ける一方、該
吸排塵装置37の上方に上部吸引カバー38を、また下
方に下部吸引カバー39を配設してあり、前記吸排塵装
置37の吸引口40を風路31側に開口すると共に、そ
の排風口41を排塵口36に向けて開口している。前記
上部吸引カバー38の上方には両端部から斜め上方に流
下樋、つまり四番樋43を延設して四番口44を形成
し、脱穀後の稈、即ち排藁から取り出される刺さり粒を
ストローラック22上方に還元させるように構成してい
る。
【0015】図3はチャフシーブの一部と共に示すフィ
ン角変更操作レバの周辺の断面図である。チャフシーブ
21は矩形に枠組された枠材のうち、機体前後方向に延
びる左右枠材(図示せず)間に、機体左右方向に延びる
多数のフィン21bを前後方向に並設し、各上部を枠材
に枢支している。各フィン21bの下部は前後方向に延
びる1本の調節連杆21cに夫々枢支されており、該調
節連杆21cの前部には回動軸21dの中程が枢支され
ている。回動軸21dは、調節連杆21cの上方位置に
おいて枢支されており、その上部には引張ばね21eの
前端が係止されている。引張ばね21eの他端は脱穀室
内適処に係止されている。回動軸21dの下端部にはプ
ッシュプルワイヤ21fの一端が係止されており、該プ
ッシュプルワイヤ21fの他端は運転席8側方の脱穀装
置3前面に設けられた操作レバ71の基端部に取付けら
れている回動片72に枢支されている。
【0016】従ってプッシュプルワイヤ21fの牽引操
作により、回動杆21dの下部は後方へ回動されて調節
連杆21cは後方に移動し、フィン21bは起立してフ
ィン角(フィン21bと調節連杆21cとのなす角度)
Mは大きくなり、フィン21b間間隙は大きくなる。一
方、プッシュプルワイヤ21fを押圧すると回動杆21
dの下部は前方へ回動され、調節連杆21cは前方に移
動し、フィン21bは傾倒してフィン角は小となり、フ
ィン21b間間隙は小さくなる。
【0017】操作レバ71は脱穀装置3の前面右側部に
設けられており、運転席8に着座した作業者が操作し得
るようになっている。脱穀装置3の前面における操作レ
バ71側方には、操作盤70が取付けられており、該操
作盤70後面には、前部が開放する平面視コ字状のフレ
ーム77が取付けられていて、該フレーム77側面に操
作レバ71が枢支されている。操作レバ71の前部は操
作盤70に形成された長孔を貫通して前方に突出してお
り、その基端部には矩形の回動片72の下部が固着され
ていて、その上部に前述したプッシュプルワイヤ21f
の一端が係止されている。
【0018】フレーム77の前部には上下方向に回転軸
75が軸架されており、この回転軸75には螺旋を用い
た送り部材76がその両端及び中間適宜部分にて固着さ
れている。また回転軸75の下端部はフレーム77から
下方に突出されており、この突出部はギヤボックス74
内に挿入されている。このギヤボックス74は、その出
力軸を前方としたモータ73に装着されており、ウォー
ムギャによりモータ73の駆動力が回転軸75に伝えら
れて送り部材76が回転するようになっている。前述の
操作レバ71は図示しない適宜の方法により回転軸75
に押圧付勢されていて、送り部材76の螺旋間に係合さ
れるようになっている。
【0019】従ってモータ73が駆動されて送り部材7
6が回転すると、操作レバ71は送り部材76の螺旋に
送られて上下方向に移動することになり、また操作レバ
71は送り部材76の螺旋との係合を外して手動により
操作することも可能となっている。操作レバ71が手動
又はモータ73の逆転(又は正転)により図3実線(又
は破線)にて示す方向に回動されると、プッシュプルワ
イヤ21fは牽引(又は押圧)されてフィン21bは起
立(又は傾倒)して、フィン間間隙は大きく(又は小さ
く)なる。操作レバ71の基端枢支部には、ポテンショ
メータを利用したレバー位置検出センサ78が設けられ
ており、操作レバ71の回動位置に対応した電圧、従っ
てフィン角に対応した電圧が該センサ78より出力され
る。
【0020】図4は本発明装置を搭載した収穫機の要部
電子回路図である。図において80はマイクロコンピュ
ータを使用した制御装置であり、CPU81,RAM8
2,ROM83,入力インターフェース84,出力イン
ターフェース85より構成されている。入力インターフ
ェース84における入力ポートa0 には、機体速度変更
用の車速レバの基端部に設けられ、その回動量に応じた
電位を出力するポテンショメータを利用した車速センサ
58の出力がA/D変換器59にてデジタル変換されて
入力されており、該A/D変換器59の出力から、車速
は高速、中速、低速の三段階に識別される。
【0021】入力インターフェース84における入力ポ
ートa1 には二番センサ60の検出信号がA/D変換器
61にてデジタル信号に変換されて入力されている。入
力ポートa2 には、前述のチャフシーブ21のフィン角
度変更用操作レバ71基端部に設けられ、ポテンショメ
ータを利用したレバー位置検出センサ78の出力が、A
/D変換器62にてデジタル信号に変換されて入力され
ている。入力ポートa2 には脱穀クラッチを継合状態と
した場合にオンする脱穀スイッチ63が接続されてお
り、脱穀スイッチ63のオンにより該入力ポートa3 が
ハイレベルになる。
【0022】入力ポートa4 には、刈取クラッチを継合
状態とした場合にオンする刈取スイッチ64が接続され
ており、刈取スイッチ64のオンにより該入力ポートa
4 がハイレベルとなる。入力ポートa5 には、チャフシ
ーブのフィン角を自動調節とすべき場合にオンされる自
動スイッチ65が接続されており、該自動スイッチ65
のオンにより入力ポートa5 がハイレベルになる。入力
ポートa6 には、脱穀すべき穀粒が稲の場合と麦の場合
とに応じて切換操作される穀粒切換スイッチ66が接続
されており、麦の場合には入力ポートa6をハイレベル
とすべく該スイッチ66がオンされる。
【0023】入力ポートa7 には、脱穀すべき穀粒が乾
材であるか湿材であるかに応じて切換操作される乾湿切
換スイッチ67が接続されており、湿材の場合には入力
ポートa7 をハイレベルとすべく該スイッチ67がオン
される。入力ポートa8 には、前述の脱穀装置への穀稈
の搬送を検知する穀稈センサ6が接続されており、該穀
稈センサ6が穀稈の搬送を検知すると、入力ポートa8
がハイレベルになる。入力ポートa9 には、スイッチ回
路68の出力が与えられており、該スイッチ回路68は
二番回転センサ69の出力にてオン, オフし、二番回転
センサ69が二番スクリュー29の低回転を検出して該
センサ69出力がハイレベルになるとスイッチ回路68
はオンして入力ポートa9 がハイレベルになる。またス
イッチ回路68の出力は、一端をボディアースされた発
光ダイオード(LED)99に与えられている。
【0024】出力インターフェース85の出力ポートb
1 にはスイッチ回路68が接続されており、該スイッチ
回路68のオンにより発光ダイオード91が点灯する。
該出力ポートb1 は制御装置80が正常に動作していな
い場合にハイレベル信号を出力し、そのハイレベル信号
により発光ダイオード91が点灯される。出力ポートb
2 には、スイッチ回路87が接続されており、該スイッ
チ回路87のオンにより発光ダイオード92が点灯す
る。該出力ポートb2 は各センサ、スイッチが正常に動
作していない場合にハイレベル信号を出力するものであ
り、そのハイレベル信号により発光ダイオード92が点
灯する。
【0025】出力ポートb3 にはスイッチ回路88が接
続されており、該スイッチ回路88のオンにより自動ラ
ンプ93が点灯する。該出力ポートb3 はチャフシーブ
21のフィン角自動調節のための自動スイッチ65がオ
ンした場合にハイレベル信号を出力するものであり、そ
のハイレベル信号により自動ランプ93が点灯する。出
力ポートb4 にはスイッチ回路89が接続され、該スイ
ッチ回路89のオンにより電磁リレ94の励磁コイル9
4cが励磁される。この電磁リレ94は、連動する常開
接点94a及び常閉接点94bを有し、常開接点94a
は給電ラインと、チャフシーブ21のフィン21bを傾
倒、起立させる操作レバ71駆動用モータ73の一端
(モータ73を逆転させる場合に高電圧となる端子)と
の間に介装されており、また常閉接点94bはモータ7
3の同端子とボディアースとの間に介装されている。該
出力ポートb4 はチャフシーブ21のフィン21bを傾
倒させる場合(フィン角を小さくする場合)にハイレベ
ルの信号を出力する。
【0026】出力ポートb5 には、スイッチ回路90が
接続されており、該スイッチ回路90のオンにより電磁
リレ95の励磁コイル95cが励磁される。この電磁リ
レ95は連動する常開接点95a及び常閉接点95bを
有し、常開接点95aは給電ラインとモータ73の他端
(モータ73を正転させる場合に高電圧となる端子)と
の間に介装されており、また常閉接点94bはモータ7
3の同端子とボディアースとの間に介装されている。該
出力ポートb5 はチャフシーブ21のフィン21bを起
立させる場合(フィン角を大きくする場合)にハイレベ
ルの信号を出力する。
【0027】従って出力ポートb4 がハイレベルになる
と電磁リレ94の励磁コイル94cが励磁され、その常
開接点94aが閉路してモータ73は逆転し、出力ポー
トb5 がハイレベルになると電磁リレ95の励磁コイル
95cが励磁され、その常開接点95aが閉路してモー
タ73は正転駆動される。出力ポートb6 には、スイッ
チ回路96が接続されており、該スイッチ回路96のオ
ンにより警報用のブザ97が鳴動し、発光ダイオード9
8が点灯する。該出力ポートb6 は後述のように、チャ
フシーブ21のフィン角が自動調節における制御範囲の
上限値又は下限値となっても二番還元物量が所定範囲と
ならないときにハイレベル信号を出力する。
【0028】かかる構成の収穫機の動作について説明す
る。手動によるフィン角の調節を行う場合には、自動ス
イッチ65をオフとし、操作レバ71を操作して送り部
材76との係合を外し、該レバ71を回動操作すると、
プッシュプルワイヤ21fが牽引又は押圧され、フィン
21bは起立又は傾倒し、フィン角は大きく又は小さく
なる。
【0029】このような状態で機体を走行させて収穫及
び脱穀作業を行うと、刈取部Gで刈り取られた穀稈は脱
穀装置3の穀稈挾扼移送装置11に送給される。穀稈挾
扼移送装置11に受け継がれた穀稈は、その穂先側を脱
穀装置3の扱口から扱室15内へ挿入し、回転駆動され
ている扱胴17の扱歯16,16…によって脱穀処理さ
れ、脱穀処理された穀粒等の扱ぎおろし物は受網18を
通過して揺動選別装置19上に落下し、該装置19の揺
動によって比重選別が行われ、チャフシーブ21のフィ
ン21b,21b…間の間隙を通過した精粒等の一番物
は一番取出部27へ落下し、二番還元物及び三番物は唐
箕装置33で起風された風でストローラック22上に吹
き飛ばされ、防止布42に当たり、ストローラック22
上に落下して、ストローラック22の揺動作用によって
もみほぐされながら再選別が行われる。
【0030】穂切れ粒、枝梗付着粒等の二番還元物は二
番穀物取出部30へ落下し、二番スクリュー29からブ
ロワ47により二番スロワ筒48内上方に吹き上げられ
処理胴51にて再選別される。比較的大きな藁くず等は
唐箕装置33から送られる風により防止布42の干渉を
受けながら後方へ移送され、排塵口36より機外へ排出
される一方、比較的軽量の挾雑物は吸排塵装置37の吸
引口40から吸引され、排風口41より機外へ排出され
る。
【0031】次にチャフシーブ21におけるフィン角の
自動調節について、図5〜図8のフローチャートに基づ
いて説明する。まずキースイッチをオンすると、図5に
おいてブザ97が鳴動したことを示す警報カウンタB
Z、刈取作業状態であることを示す刈取フラグK、及び
刈始め時であることを示す刈始めフラグDを全てリセッ
ト状態(D=0)とし、さらに脱穀対象の穀粒に対応さ
せて各条件を設定する。
【0032】図6は条件設定制御の動作説明のためのフ
ローチャートである。条件設定制御においては、まず穀
粒切換スイッチ66の状態により、脱穀対象の穀粒が稲
であるか麦であるかを判断する。そして、穀粒切換スイ
ッチ66がオフされた稲の場合には、二番還元物量の適
正範囲の上限値αとして、稲における上限値αi を設定
し、またその下限値βとして、稲における下限値βi を
設定する。さらにチャフシーブ21におけるフィン21
bの角度の自動調節時における制御範囲の上限値(最大
値)Lとして、稲における上限値Li を設定する。
【0033】次いで脱穀対象の稲が乾湿切換スイッチ6
7の状態により乾材であるか湿材であるかを判断し、乾
湿切換スイッチ67がオンされた湿材のときには、フィ
ン21bの角度の自動調節時における制御範囲の下限値
(最小値)Sとして、稲における湿材の下限値Sisを設
定し、また乾湿切換スイッチ67がオフされた乾材のと
きは、稲における乾材の下限値Sikを設定する。
【0034】さらに、車速センサ58の捉える車速に応
じて、自動調節開始時に設定されるフィン角の設定値を
変更する。即ち、車速が高速である場合には、このフィ
ン角の設定値として、稲における値Mikを、中速の場合
にはMihを、低速の場合にはMitを夫々設定する。
【0035】一方、穀粒切換スイッチ66がオフした、
麦の場合にも同様に条件が設定され、二番還元物量の適
正範囲の上限値αとして、麦における上限値αm を、下
限値βとして、麦における下限値βm を夫々設定し、ま
た自動調整時におけるフィン角の制御範囲の上限値Lと
して、麦における上限値Lm を設定する。次いで脱穀対
象の麦が乾材であるか湿材であるかに対応して自動調節
時におけるフィン角の制御範囲の下限値Sを夫々設定す
る。即ち乾湿切換スイッチ67がオフした乾材の場合
は、この下限値Sとして麦における乾材の下限値Smk
を、また乾湿切換スイッチ67がオンした場合の湿材の
場合は麦における湿材の下限値Smsを夫々設定する。
【0036】このようにフィン角の上,下限値を設定す
るのは以下の理由による。即ち、フィン角の制御の基本
は二番還元物量が穀物によって定められた上,下限値
α、β内にあるようにすることにあるが、状況によって
は、或いは制御系の不具合によっては、二番還元物量の
検出結果による制御では異常としか考えられない過大な
又は過小のフィン角になる可能性がある。このような事
態を回避して不良選別又は詰まりの発生を防止できるよ
うにしているのである。さらに設定された車速に応じ
て、自動調節開始時において設定されるフィン角の設定
値を変更する。即ち、高速の場合には、前述の稲の場合
における低速状態の値Mitを設定し、中速の場合には麦
における値Mmhを設定し、低速の場合には麦における低
速値Mmtを夫々設定する。
【0037】このように各設定値は、稲と麦、乾材と湿
材により夫々異なっており、稲における二番還元物量の
適正範囲の上,下限設定値αm 、βm の関係は、夫々α
i <αm 、βi <βm となっている。これは麦の場合は
稲の場合に比べて稈切れが発生しやすく、二番還元物量
の適正範囲の上,下限値を稲の場合よりも大きくして二
番還元物量を多くする必要があるためであり、このよう
に設定することにより、チャフシーブ21への還元物量
を多くして、一番物への稈切れの混入を少なくして選別
精度の向上を図っている。
【0038】また、自動調節時におけるフィン角の制御
範囲の上,下限設定値を、稲における場合と麦における
場合とを異ならせており、またその下限設定値も稲、麦
及びその乾湿によって異ならせていて、上限設定値はL
i >Lm 、下限設定値はSis>Sik>Sms>Smkとなっ
ている。これは稲は麦に比べてチャフシーブの漏下性が
悪く、また湿材は乾材よりも漏下性が悪いためにフィン
角が小さくなるとチャフシーブ上に塵埃が堆積して詰ま
りを起こす虞れがあるので、稲の場合におけるフィン角
制御範囲を麦の場合におけるそれよりも全体に大きく
し、また湿材における制御範囲を乾材におけるそれより
も大きくしたものである。
【0039】さらに刈始め時において設定されるフィン
角の設定値も稲の場合と麦の場合とでは異なっており、
またこの設定値は車速に応じて異なっていて、稲の場合
及び高速の場合の値を麦の場合及び低速の値よりも夫々
大きくしており、Mik>Mih>Mit>Mmh>Mmtとなっ
ている。これは麦の場合には稈切れ等が多いために二番
還元物量を多くする必要があり、また稲の場合は漏下性
が悪いために、稲の場合における自動調節開始時の設定
フィン角を麦の場合よりも大きくして、選別精度を低下
させることにより漏下性を良くする必要があり、さらに
車速が高速である場合には、穀粒流量が多くなって二番
還元物量も増加し、反対に低速の場合には穀粒流量が少
なくなって二番還元物量も減少するため、高速時におけ
る自動調節開始時の設定フィン角を低速時における自動
調節開始時の設定フィン角を低速時のそれよりも大きく
し、二番還元物量が多くなりすぎないように選別精度を
低下させる必要があるためである。
【0040】このような条件設定の後、図5に示す如く
制御装置80は刈取作業が開始されているか否かを刈始
めフラグDにて判断し、刈始めフラグDがリセット状態
(D=0)であるならば刈取作業が未だ開始されていな
いものとして、フィン角度の記憶値Pを刈始め時におけ
るフィン角をMとして記憶する。かかる状態にてフィン
角度を自動調節とすべく自動スイッチ65をオンし、脱
穀装置3を駆動すべく脱穀クラッチを継合状態として脱
穀スイッチ63をオンすると、制御装置80は、まずフ
ィン角を下限値Sとなるようにモータ73を連続正転駆
動し、フィン角をレバー位置検出センサ78の検出値p
から判断して下限値Sとなった場合にはモータ73の駆
動を停止する。
【0041】このような状態で機体を走行させて、刈取
作業及び脱穀作業を開始すると、刈取済穀稈が脱穀装置
3に搬送され、穀稈センサ6がオン状態となり、自動ラ
ンプ93は点灯されて、自動調節が行い得ることを報知
する。そして、刈取クラッチが継合状態、即ち刈取スイ
ッチ64がオンしている場合で、且つ、刈取フラグKが
リセット状態(K=0)の場合は、所定時間T1 の間は
フィン角を最も小さい高精度選別状態として選別を行
い、所定時間T1 経過するのを待ってフィン角を、前述
の刈始め時におけるフィン角をMとすべくモータ73を
連続的に逆転駆動する。そしてレバー位置検出センサ7
8の検出値pによりフィン角がMになったことを検出す
るとモータ73の駆動は停止され、刈取作業が開始され
ていることを示す刈取フラグKをセット状態(K=1)
とする。
【0042】これは、通常脱穀作業開始時には、脱穀量
が一定しないため二番還元物量は不安定であり、二番セ
ンサ60の検出結果が著しく不安定であるため、このよ
うな不安定な検出状態に基づいてフィン角を自動調節す
ることは、選別精度が著しく低下するので、穀稈が搬送
された後、所定時間T1 は、フィン角を自動調節におけ
る制御範囲の最下限状態、即ち最も選別精度が高い状態
にて選別を行い、脱穀量が安定した所定時間T1 経過後
に早急にフィン角をMとし、かかる状態とした後に、こ
のフィン角Mの状態を中心に、フィン角の制御を、二番
センサ60の検出結果に基づく二番還元物量に対応させ
てフィン21bを断続駆動することにより行うようにし
ている。
【0043】一方、自動スイッチ65、脱穀スイッチ6
3いずかがオフした非作業状態もしくは、フィン角手動
調節状態では、自動ランプ93は消灯状態となり、また
両スイッチ65,63がオンした作業状態において、穀
稈センサ6が搬送穀稈を検出しない場合には自動ランプ
93を点滅させると共に、フィン角を自動調節における
下限値Sとすべくモータ73を連続駆動し、フィン21
bを最も傾倒した高選別精度状態としておき、穀稈が搬
送されてもよい状態としている。
【0044】次に、二番センサ60の捉える二番還元物
量に基づくフィン角の制御を図7のフローチャートに基
づいて説明する。まずブザ97がすでに鳴動されたか否
か警報カウンタBZにて確かめ、警報カウンタBZがリ
セット状態(BZ=0)であるブザ97が未だ鳴動され
ていない状態の場合には、レバー位置検出センサ78が
検出するレバー位置に対応したフィン角の検出値pを記
憶値Pとして読み込む。そして、二番センサ60の捉え
る二番還元物量がチャフシーブ21にて適正な選別を行
える上限値α以上(又は下限値β以下)となった場合に
は、フィン角が自動調節時の制御範囲の上限値L以上
(又は下限値S以下)であるか否かを、レバー位置検出
センサ78の検出値pから判断し、上限値L(又は下限
値S)となっていない場合(1)(以下図7,8の対応
する部分に同符号を付す)には、モータ73を短い所定
時間にわたって逆転(又は正転)させて、フィン角を所
定量Δp増大(又は減少)させ、フィン21b間隙間を
大(小)として、その間隙を通過する穀粒等の量を増大
(又は減少)させ、二番穀物取出部30への穀粒量を減
少(又は増大)させる(2)。
【0045】このような制御が行われると、刈始めフラ
グDはセット状態(D=1)、警報カウンタBZはリセ
ット状態(BZ=0)とされる。このモータ73の短時
間駆動によるフィン角の変化Δpによっても二番還元物
量が所定範囲内(α〜β)とならない場合には、再度モ
ータ73を短時間駆動し、フィン角を再びΔpだけ変化
させ、結局二番還元物量が所定範囲内となるまでモータ
73は断続的に駆動される。
【0046】この場合、モータ73の所定時間の駆動に
より、フィン角はΔpだけ変化し、また二番還元物量が
所定範囲内であればモータ73は駆動されず、フィン角
は変更されないが、レバー位置検出センサ78の検出値
pが、モータ73の駆動にも関わらず、モータ駆動から
予想されるフィン角(P+Δp又はP−Δp)と一致し
ていない場合又はフィン角が変更されていないにも関わ
らずフィン角が変化している場合(3)には、手動によ
り操作レバ71が操作されてフィン角が変更されたもの
として図8に示す所定の手動保持制御がなされる。
【0047】図8は手動保持制御の動作説明のためのフ
ローチャートであり、手動により操作レバ71が操作さ
れたものと判断した場合には、まずその操作量をレバー
位置検出センサ78の検出値pから判断し、フィン角が
自動調節時におけるフィン角の制御範囲(S〜L)を越
えているか否かを調べる(4,5)。そして、フィン角
が自動調節できる範囲内(S≦p≦L)である場合に
は、手動操作状態を優先させるべく所定時間T4 は、手
動操作されたフィン角の状態を保持し(6)、その後に
刈始めフラグDをセット状態(D=1)とし、また警報
カウンタBZをリセット状態(BZ=0)として
{(8)、図7参照}二番還元物量に基づく自動調節を
再開する。
【0048】一方、操作レバ71の操作によりフィン角
が自動調節における制御範囲の下限値Sより小(又は上
限値Lより大)である場合には、この手動操作状態を優
先させるべく、所定時間T5 はこの手動操作されたフィ
ン角の状態を保持し(7)、その後にモータ73を短い
所定時間だけ逆転(又は正転)させてフィン角を増大
(又は減少)させ、このようなモータ73の駆動後にも
フィン角が所定範囲内となっていない場合には、さらに
フィン角を増大(又は減少)させ、結局フィン角を断続
的に増大(又は減少)させることにより、フィン角を自
動調節における制御範囲内(S〜L)とし、かかる状態
にて、刈始めフラグDをセット状態(D=1)及び警報
カウンタBZをリセット状態(BZ=0)として
(8)、二番還元物量に基づく自動調節を再開する。
【0049】この場合の所定時間T5 は、前述の手動操
作によるフィン角の変更が自動調節の制御範囲内(S〜
L)である場合の所定時間T4 よりも長く設定されてい
るなお、場合によってはT4 =T5 あるいはT4 >T5
としてもよい。このような構成は、刈取穀稈量、二番還
元物量の一時的な変化に対して、手動にて操作した場合
に、その手動操作を優先させて所定時間はその状態を保
持し、その一時的変化に対処させ、その後に二番還元物
量に基づく自動調節に復帰させることにより、作業性の
向上を図ることを意図したものである。また手動操作に
よりフィン角が自動調節の制御範囲外となっている場合
においては、所定時間経過後にフィン角を自動調節にお
ける制御範囲内とし、その後に自動調節に復帰させるよ
うにして自動調節再開時における暴走を防止している。
【0050】一方、二番還元物量が適正範囲内(α〜
β)でなく、自動調節に依るモータ73の断続駆動によ
っても二番還元物量が適正範囲内(α〜β)とならない
場合は、モータ73はフィン角が制御範囲の上限値L
(又は下限値S)となるまで断続駆動される{(9)、
図7参照}。そしてフィン角が制御範囲の上限値L(又
は下限値S)となった自動調節時における最も選別精度
が低い(又は高い)状態になると、警報カウンタBZは
このフィン角の上限(又は下限)状態の継続時間を計測
し、一定時間毎に計数内容を「1」更新する(10)。
チャフシーブ21はかかる状態にて選別を行うが、警報
カウンタBZの計数内容がT2 となるまでの所定時間内
に、二番還元物量が適正範囲内とならず、フィン角の上
限(又は下限)状態がこの所定時間にわたって継続する
と、ブザ97が鳴動されると共に発光ダイオード98が
点灯される(11)。
【0051】これは二番還元物量が適正範囲内でない
と、チャフシーブ21のフィン角を自動調節における制
御範囲の上限又は下限として二番還元物量を適正範囲内
とすべく選別を行うが、このような状態が所定時間継続
しても二番還元物量が適正範囲内にならない場合には、
チャフシーブに詰まり等が生じた異常状態であり、チャ
フシーブ21における所定の範囲内のフィン角の自動調
節では二番還元物量が適正範囲内にならないとして、ブ
ザ97を鳴動させると共に発光ダイオード98を点灯さ
せ、運転者に異常が発生したことを報知するようにした
ものである。
【0052】而して、上述の如くブザ97の鳴動及び発
光ダイオード98の点灯時に、乾湿切換スイッチ67
を、オフ状態からオン状態、即ち乾材設定から湿材設定
に、又はオン状態からオフ状態、即ち湿材設定から乾材
設定に切換えると、或いは穀粒切換スイッチ66を、オ
フ状態からオン状態、即ち稲設定から麦設定に、又はオ
ン状態からオフ状態、即ち麦設定から稲設定に切換える
と、前述した条件設定制御における設定値が変更される
ことになり、二番還元物量の適正範囲の上,下限値、フ
ィン角の上,下限の設定値が夫々変更されるため、ブザ
97の鳴動及び発光ダイオード98の点灯は停止され
て、各設定値に対応してフィン角が変更される。そして
フィン角が変更された後においても二番還元物量が適正
状態とならない場合には、再びブザ97が鳴動されると
共に発光ダイオード98が点灯される。
【0053】これは、乾湿切換スイッチ67、或いは穀
粒切換スイッチ66が正しく操作されていないと、適切
な選別が行われず警報が発せられるが、この警報により
いずれかのスイッチの誤操作に気付き正しく操作した場
合には一旦警報を停止させて、各設定条件を変更し、そ
の後においても二番還元物量が適正状態にならない場合
に警報を再び発するようにしたものである。一方、ブザ
97の鳴動及び発光ダイオード98の点灯により運転者
は二番還元物量が異常に多い(又は少ない)ことを知
り、この異常を早急に解消すべく操作レバ71を自動調
節時における制御範囲の上限値L以上(又は下限値S以
下)に回動操作してフィン角をさらに低(又は高)選別
精度とする。
【0054】かかる操作により、ブザ97の鳴動は停止
されると共に、発光ダイオード98は消灯され(1
2)、更に手動操作されたフィン角の状態を保持して二
番還元物量を早急に適正範囲とする。そして二番還元物
量が適正範囲(α〜β)内となった場合には所定時間T
6 にわたって手動操作されたフィン角状態を保持し(1
3)、然る後にモータ73を短い所定時間正転(又は逆
転)駆動し、フィン角を所定量減少(又は増大)させ
(14)、かかる短時間のモータ73の駆動によっても
フィン角が自動調節の制御範囲(L〜S)内とならない
場合には再度モータ73を短時間駆動させ、結局、フィ
ン角が自動調節の制御範囲(L〜S)内となるまでモー
タ73を断続駆動する。そしてフィン角が自動調節の制
御範囲(L〜S)内となった場合には自動調節制御が再
開され、爾後前述したように二番還元物量に対応してフ
ィン角が断続的に調節される。
【0055】このような作業時において二番穀物取出部
30に落下する二番還元物量が多くなり、二番スクリュ
ー29が過負荷になって、その回転数が所定値以下に低
下したことを、二番回転センサ69が捉えた場合には、
チャフシーブ21のフィン角の自動調節を禁じ、自動ラ
ンプ93を消灯してフィン角を自動調節における制御範
囲の上限値Lとなるようにモータ73を連続逆転し、フ
ィン21b間を通過する穀粒の量を増加させて一番穀物
取出部27に落下する穀粒量を増加させることにより二
番穀物取出部30に落下する二番還元物量を減少させ
る。この場合、二番スクリュー29が過負荷になった時
点におけるフィン角の検出値pを記憶値Pとして記憶し
ており、過負荷が解消された場合にフィン角を早急にそ
の値Pとして、かかる状態にてフィン角の自動調節を行
う。
【0056】一行程の刈取作業終了時には、搬送穀稈が
存在せず、穀稈センサ6がオフとなるが、このような刈
取作業終了時には、作業開始時と同様、脱穀量が一定せ
ず、二番還元物量も不安定であるため、二番還元物量に
基づいてフィン角の制御を行うと、選別精度が著しく低
下するため二番還元物量に基づく自動調節を禁じ、自動
ランプ93を点灯状態とし、穀稈センサ6がオフした時
点におけるフィン角の検出値pを記憶値Pとして記憶す
ると共に、所定時間T3 後にチャフシーブ21のフィン
角が自動調節の制御範囲の下限値Sとなるようにモータ
73を連続駆動して、フィン21bが最も傾倒した状
態、即ち、最も高精度の状態にて選別するようになって
いる。このとき刈取フラグKはリセット状態(K=0)
とされる。
【0057】そして一行程の刈取作業を終え、次行程へ
の旋回を行い、再び刈取作業を開始すると、穀稈がセン
サ6にて検出され、穀粒流量が少ない所定時間T1 は、
チャフシーブ21による穀粒選別はフィン角が下限値S
となった高選別精度状態として行われるが、所定時間T
1 経過後には、フィン角を前述の刈取終了時における記
憶値とし、その状態にて二番還元物量に基づくフィン角
の自動制御が再開される。従って、一行程における刈始
め時においても、最初は高選別精度状態にて選別が行わ
れ、所定時間経過後には、その前行程におけるフィン角
自動調節時の最終フィン角となるようにフィン角を連続
調節し、かかる状態にて自動調節が再開される。
【0058】一方、かかる構成の収穫機において、刈取
作業を行わず、手扱ぎにより脱穀作業を行う場合のフィ
ン角自動調節について説明する。フィン角を自動調節と
すべく自動スイッチ65をオンし、また脱穀クラッチを
係合状態として脱穀スイッチ63をオン状態とすると、
前述の収穫作業時と同様、チャフシーブ21のフィン角
は小さくなり、最も選別精度が高い状態とされる。かか
る状態にて脱穀処理すべき穀稈を扱室15内に挿入する
と、穀稈センサ6がオンする。この場合、手扱脱穀であ
るため、刈取クラッチは離脱状態となっており、刈取ス
イッチ64はオフ状態であるため、フィン角を標準状態
とすることなく即座にフィン角の自動調節が行われるこ
とになり、自動調節は、選別精度が高いフィン角の状態
にて開始され、このフィン角の状態を中心に、自動調節
は行われる。爾後の自動調節は、前述の収穫作業時の自
動調節と同様であり、二番還元物量が所定値となるよう
にフィン21bが断続駆動される。
【0059】なお、上述の実施の形態においては、フィ
ン角を二番還元物量に基づいて自動調節する構成とした
が、これに替えて一番流量、三番流量、穀稈供給量、揺
動選別盤の処理物の量等に基づいて自動調節する構成と
してもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明にあっては、穀粒の種類に応じて
フィン角度の自動調節範囲の上,下限値を定め、この範
囲内で車速の大,小に応じてフィン角度を大側又は小側
に調節することで、麦の場合一番穀粒に稈切れが混入
し、選別精度が低下し、また稲の場合、漏下しきれずに
滞留し、3番ロスが多くなるという不具合が解消される
という効果に加えて、穀粒が湿材であると指定された場
合は、指定されなかった場合に比較してチャフシーブの
フィン角度の下限値を大側に変更することとしてあるか
ら、穀粒が湿材であると指定される直前のフィン角度が
変更されるべき大側の下限値を下回っている場合には大
側の下限値に設定することで、また大側の下限値を上回
っている場合にはその後に車速の低下等があってもフィ
ン角度を大側の下限値に留めることで湿材である穀粒が
チャフシーブに付着したままとなって漏下し難く、詰ま
りが生じるという不都合を防止することが出来る優れた
効果を奏する。DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION 1. Field of the Invention The present invention relates to a threshing device for a combine or the like.
About the installation.
[0002]
2. Description of the Related Art A threshing device is a threshing process using a harvested grain culm by a handling cylinder.
And sorts it out with a rocking sorter to take out the granules.
is there. The swing sorter is a swing sorter, chaff sieve,
It consists of low rack etc. and was sorted by the specific gravity on the rocking sorter
Passing the grain through the gap between the fins of the chaff sieve
It is further sorted by.
Recently, the tilt angle of the fins of the chaff sheave
(Called fin angle)Can be changed, and threshing amount
Corresponding to the chaff sieveFin angle, in other wordsFi
Threshing equipment that improves the sorting accuracy by changing the gap between
Is being developed. For example, Japanese Utility Model Laid-Open No. 59-14534
Is linked to the vehicle speedAnd depending on the type of grainChaffShi
BeaveFinsangleTechnology for automatically adjusting
You.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]The publication of the above publication
Technology, the angle of chaff sieve according to the type of rice and wheat grains
Adjustment range of the vehicle speed from low speed to high speed
In response, 35 ° to 45 ° during rice harvesting, and during wheat harvesting
Was adjusted in the range of 25 ° to 35 °.
[0005]However, the fin angle must be adjusted according to the vehicle speed.
When performed automatically, the kernels are usually dry,
Adjust the fin angle based on the dry material
However, depending on the weather or field conditions, etc.
Because the amount is different and the leakiness is also different,
Making an automatic adjustment is not appropriate, especiallyGrain is wet
If it isIsChaffSheaveGrain adheres toRaw, clogged
SometimesBugButthere were.
The present invention has been made to solve such a problem.
AndGrain type when fin angle is automatically adjusted
Set upper and lower limits of automatic adjustment range of fin angle according to
Within this range, the fin angle depends on the vehicle speed.
Adjust the degree to the large side or small side, and the grain is wet material
Is specified, the file is compared to the case where it is not specified.
Clogging by setting the lower limit of the
Prevent,Providing threshing equipment that greatly improves sorting accuracy
With the goal.
[0007]
The threshing apparatus according to the present invention
Is the threshing device mounted on the traveling aircraft
Means for specifying the type of grain and the grain to be threshed
Means to specify that the material is wet, and the specified grain seed
Kindas well asAutomatically adjusts the fin angle of the chaff sheave based on the vehicle speed.
Fin angle automatic adjusting means for dynamic adjustment.
The automatic angle adjustment means,Wheat or rice as the type of grain
If specifiedIs the type of grain specifiedAccording to the fin angle
DegreeSet the upper and lower limits of the automatic adjustment range, and within the range
When the vehicle speed increases, the fin angle increases,
When the vehicle speed decreases, adjust the fin angle to the smaller side.
Along withIf the grain is designated as wetToIsNot specified
Compared to whenFin angleLower limit ofChanged to large side
It is characterized in that it is configured to perform.
[Action]In the present invention, the fin angle automatic adjusting means is
Above and below the automatic adjustment range of the fin angle according to the type of grain
Limit value, and within this range,
Adjust the fin angle to the large side or the small side.
The fin angle of the chaff sheave to the large side compared to dry wood
The change will cause the grain to stick to the chaff sieve,
Can be prevented from occurring.
[0008]
BRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG.
A description will be given below. FIG. 1 is equipped with a threshing apparatus according to the present invention.
It is an external appearance perspective view of a harvester. In FIG.
A threshing device mounted on the upper part of the fuselage above the roller 1
There is a weeding rod 4, a cutting blade 2, and a raising device
Cereal harvested by the reaping unit G composed of the storage 7 and the like
Threshing is performed through the upper and lower conveyors, not shown, for culms.
The grain is supplied to the apparatus 3 and threshed.
Is sent to link 5.
Reference numeral 9 in the figure is provided in front of the driver's seat 8.
The operation column 10 is a vertical conveying device, the end of which is a grain conveying device.
At the beginning of the feed chain 12 of the culm transfer device 11
In this area, the feeding of grain stalks to threshing equipment was detected.
A cereal stalk sensor 6 for informing is provided. Cereal stem
The sensor 6 is not limited to this position.
At the side of the starting end or in the transport path of the vertical transport device 10 or the like
And a harvester equipped with an automatic depth adjustment device.
Is shared with sensors provided for detecting culm length
It may be configured. Grain stalk clamping and transferring device 11
And a thrust rod 13
It is provided along the opening of the storage 3.
FIG. 2 is a partially broken longitudinal sectional view of the threshing apparatus 3.
You. The threshing device 3 includes a handling room 15 formed in an upper part of the casing 14.
Inside, a handling cylinder 17 having a large number of handling teeth 16, 16,.
When the handle is extended in parallel with the axial direction of the handle cylinder 17,
At the lower part of the handling room 15, a receiving net 18 is stretched.
The lower part of the handling chamber 15 is substantially parallel to the axial direction of the handling cylinder 17.
The swing sorting device 19 is provided. In addition,
In the upper right position (near the center of the aircraft), re-
A processing chamber 50 for processing is provided.
In the chamber 50, its axial direction is the same as the axial direction of the cylinder 17.
The processing cylinder 51 having a large number of teeth 52, 52,.
Axle mounted.
The swing sorting device 19 is a swing extending inclining.
A sorter 20 and a lower portion of the swinging sorter 20 at a lower rear portion thereof.
A variable angle type chaff sheave 21 described later,
From the straw rack 22 connected to the back of the sheave 21
It is a swing arm that swings in conjunction with the drive source.
Swinging in the axial direction of the handling cylinder 17 by the arms 23 and 24
It is configured as follows. In addition, one below the swing sorting device 19
The first grain consisting of the second-most grain plate 25 and the first screw 26
Take-out part (first mouth) 27, second-level grain plate 28 and second tray
A second grain take-out section (second exit) 30 consisting of a lew 29
And forming a sorting air passage 31 having the same.
The grains that have fallen to the first grain take-out section 27
It is sent from the screw 26 to the paddy tank 5 and the second grain
The grain that has fallen into the material take-out section 30 from the second screw 29
Blower 47 blows up the inside of the second lower cylinder 48
And protrudes from the roof plate of the threshing unit 3 above the processing chamber 50.
Dropped from the processing drum cover 53 onto the processing drum 51
It is being sorted. To the second screw 29
Is a second rotation sensor for detecting the rotation speed of the screw 29.
A cover 69 is provided.
The second sensor 60 for detecting the amount of the second reductant returned to the body
Is provided.
An air passage 31 is provided below the chaff sheave 21.
A grain sheave 32 is provided on the
A Karamin device 33 is provided on the blast side. And this Karamin
The airflow from the device 33 is rectified by the rectifying plates 34 and 35.
After passing through the air duct 31, the dust outlet at the rear of the aircraft (No. 3)
It is configured so that air is exhausted from the outside of the machine.
A shaft is provided above and behind the straw rack 22.
While providing a suction and exhaust device 37 using a flow fan,
An upper suction cover 38 is provided above the suction / discharge device 37,
The lower suction cover 39 is disposed in the
The suction port 40 of the device 37 is opened to the air passage 31 side, and
The exhaust port 41 is opened toward the exhaust port 36. Said
Above the upper suction cover 38, the air flows obliquely upward from both ends.
Lower gutter, that is, fourth gutter 43 is extended to form fourth gutter 44
Then, the culm after threshing, that is, the stinging grain taken out from the straw
It is configured to return to the upper part of the straw rack 22.
You.
FIG. 3 shows a view with some of the chaff sheaves.
It is sectional drawing of the periphery of an angle change operation lever. Chaff sieve
Reference numeral 21 denotes a rectangular frame member extending in the longitudinal direction of the fuselage.
Between the left and right frame members (not shown)
A large number of fins 21b are arranged side by side in the front-rear direction,
Is pivoted to. The lower part of each fin 21b extends in the front-rear direction.
Are respectively supported by one adjusting connecting rod 21c.
The middle of the rotating shaft 21d is pivotally supported at the front part of the articulated link 21c.
ing. The rotating shaft 21d is located above the adjusting connecting rod 21c.
At the top of which a tension spring 21e is provided.
The front end is locked. The other end of the tension spring 21e is a threshing room
Locked in place. The lower end of the rotating shaft 21d is
One end of the push-pull wire 21f is locked.
The other end of the push-pull wire 21f is a threshing device on the side of the driver's seat 8.
Attached to the base end of an operation lever 71 provided on the front of
The pivot piece 72 is pivotally supported.
Accordingly, the pulling operation of the push-pull wire 21f is performed.
By operation, the lower part of the rotating rod 21d is rotated backward and adjusted
The connecting rod 21c moves rearward, and the fins 21b stand upright.
In angle (angle between the fin 21b and the adjusting connecting rod 21c)
M increases, and the gap between the fins 21b increases. one
On the other hand, when the push-pull wire 21f is pressed,
The lower part of d is rotated forward, and the adjusting connecting rod 21c is moved forward.
The fin 21b tilts, the fin angle becomes small,
The gap between the fins 21b becomes smaller.
The operating lever 71 is located on the front right side of the threshing device 3.
Is provided and can be operated by a worker sitting in the driver's seat 8.
It has become so. Operation level on the front of the threshing device 3
An operation panel 70 is attached to the side of the cover 71,
On the rear surface of the platen 70, a U-shaped frame with a front opening is open.
Arm 77 is mounted on the side of the frame 77.
The work lever 71 is pivotally supported. The front of the operation lever 71 is
Projecting forward through a long hole formed in the
The lower end of the rectangular turning piece 72 is fixed to the base end thereof.
And the above-mentioned push-pull wire 21f
Is locked at one end.
A rotating shaft is provided at the front of the frame 77 in the vertical direction.
75 is mounted on the shaft.
The feed member 76 is fixed at both ends and an intermediate portion as appropriate.
Have been. Also, the lower end of the rotating shaft 75 is
It projects downward, and this projection is
Is inserted inside. This gear box 74 has its output
It is mounted on the motor 73 with the
The driving force of the motor 73 is transmitted to the rotating shaft 75 by
The feed member 76 rotates. The aforementioned
The operation lever 71 is rotated by an appropriate method (not shown).
And is engaged between the spirals of the feed member 76.
It is supposed to be.
Accordingly, the motor 73 is driven to drive the feed member 7
6 rotates, the operation lever 71 turns into a spiral of the feed member 76.
It is sent to move up and down, and the operation lever
71 is manually disengaged from the spiral of the feed member 76.
It is also possible to operate. Operation lever 71 is manual
Alternatively, the reverse rotation (or forward rotation) of the motor 73 causes the solid line in FIG.
Is rotated in the direction shown by the broken line).
The ear 21f is pulled (or pressed) and the fin 21b is raised.
Standing (or tilting), the gap between the fins is large (or small).
). A potentiometer is provided at the proximal pivot of the operating lever 71.
A lever position detection sensor 78 using a meter is provided.
The voltage corresponding to the rotation position of the operation lever 71,
A voltage corresponding to the fin angle is output from the sensor 78.
You.
FIG. 4 is a main part of a harvester equipped with the apparatus of the present invention.
It is an electronic circuit diagram. In the figure, 80 is a microcomputer.
A control device using a CPU 81, a RAM 8
2, ROM 83, input interface 84, output in
Interface 85. Input interface
Input port a in the base 840Change the aircraft speed
Provided at the base end of the vehicle speed lever for
Vehicle speed sensor using a potentiometer that outputs potential
The output of 58 is digitally converted by an A / D converter 59
From the output of the A / D converter 59, the vehicle speed
Are classified into three stages: high speed, medium speed, and low speed.
The input port of the input interface 84
Toa1The detection signal of the second sensor 60 is an A / D converter
At 61, it is converted into a digital signal and input. Entering
Power port aTwoThe fin angle of the aforementioned chaff sheave 21
Provided at the base end of the operation lever 71 for changing the degree
The output of the lever position detection sensor 78 using the
It is converted into a digital signal by the / D converter 62 and input.
ing. Input port aTwoWith the threshing clutch engaged
Threshing switch 63 that is turned on when
And the input port aThreeBut
High level.
Input port aFourThe reaping clutch
The harvesting switch 64 which is turned on when the state is set is connected.
Input port a when the harvesting switch 64 is turned on.
FourBecomes high level. Input port aFiveThe chafushi
Automatically turned on when the fin angle of the
The automatic switch 65 is connected.
Turns on the input port aFiveBecomes high level. input
Port a6In the case where the grain to be threshed is rice or wheat
The grain changeover switch 66, which is switched according to the condition, is connected
In the case of wheat, the input port a6The high level
Switch 66 is turned on.
Input port a7The grain to be threshed is dry
Dry-wet cutting that is switched according to whether the material is wet or wet
Switch 67 is connected.
Port a7Switch 67 is turned on to set
Is done. Input port a8The culm to the threshing equipment mentioned above
Is connected to a grain culm sensor 6 for detecting the transport of
When the culm sensor 6 detects the conveyance of the grain culm, the input port a8
Becomes high level. Input port a9The switch times
The output of the path 68 is provided, and the switch circuit 68
Turns on and off with the output of the second rotation sensor 69, and rotates second
The sensor 69 detects the low rotation of the second screw 29 and
When the output of the sensor 69 becomes high level, the switch circuit 68
Turns on and input port a9Becomes high level. Also
The output of the switch circuit 68 is connected to a body grounded at one end.
Photodiode (LED) 99 is provided.
Output port b of output interface 85
1Is connected to a switch circuit 68.
When the circuit 68 is turned on, the light emitting diode 91 is turned on.
The output port b1Indicates that the control device 80 is not operating normally.
Output a high-level signal when the
As a result, the light emitting diode 91 is turned on. Output port b
TwoIs connected to a switch circuit 87.
When the switch 87 is turned on, the light emitting diode 92 is turned on.
You. The output port bTwoIndicates that each sensor and switch
Output a high-level signal when not
The light emitting diode 92 is turned on by the high level signal.
Light up.
Output port bThreeIs connected to the switch circuit 88.
When the switch circuit 88 is turned on, the automatic
The lamp 93 lights up. The output port bThreeIs chaff sieve
Automatic switch 65 for automatic fin angle adjustment of 21
Output a high-level signal when the
, The automatic lamp 93 is turned on. Out
Power port bFourIs connected to a switch circuit 89,
When the switch circuit 89 is turned on, the exciting coil 9 of the electromagnetic relay 94 is turned on.
4c is excited. This electromagnetic relay 94 is linked normally open.
A contact 94a and a normally closed contact 94b;
Tilts the power supply line and the fins 21b of the chaff sheave 21.
One end of the motor 73 for driving the operation lever 71 to be tilted and raised
(The terminal which becomes high voltage when the motor 73 is reversed)
The normally closed contact 94b is provided between the motor 7
3 between the same terminal and the body ground. The
Output port bFourTilts the fins 21b of the chaff sheave 21
High level when tilting down (when reducing the fin angle)
Output the signal of the
Output port bFiveHas a switch circuit 90
Connected, and when the switch circuit 90 is turned on,
The exciting coil 95c of the relay 95 is excited. This electromagnetic
9595 is an interlocking normally open contact 95a and normally closed contact 95b.
The normally open contact 95a is connected to the power supply line and the other end of the motor 73.
(The terminal which becomes high voltage when the motor 73 is rotated forward) and
The normally closed contact 94b is provided between the motor 7
3 between the same terminal and the body ground. The
Output port bFiveRaises the fins 21b of the chaff sheave 21.
High level when standing (when increasing the fin angle)
Output the signal of the
Therefore, the output port bFourBecomes high level
And the exciting coil 94c of the electromagnetic relay 94 is excited.
When the open contact 94a is closed, the motor 73 rotates in the reverse direction, and the output port
BFiveExcitation coil of electromagnetic relay 95 when becomes high level
95c is excited, its normally open contact 95a is closed, and
The tab 73 is driven to rotate forward. Output port b6The switch
Switch circuit 96 is connected.
The alarm buzzer 97 sounds by the power on, and the light emitting diode 9
8 lights up. The output port b6As described below.
The fin angle of the sheath 21 is within the control range in the automatic adjustment.
Even if the upper limit or lower limit is reached, the amount of the second reduced product is within the predetermined range.
Outputs a high-level signal when it does not.
The operation of the harvester having such a configuration will be described.
You. If you want to adjust the fin angle manually,
The switch 65 is turned off, and the operating lever 71 is operated to
When the lever 71 is disengaged from the member 76 and the lever 71 is rotated,
The push-pull wire 21f is pulled or pressed, and the fin
21b stands or tilts, fin angle is large or small
Become.
The aircraft is driven in such a state to harvest and
And threshing, the stalks cut off by the cutting section G
The grain is transported to the grain stalk-clamping transfer device 11 of the grain device 3. Grain stem
The cereal stem inherited by the banding transfer device 11 has its tip side removed.
It is inserted into the handling room 15 from the opening of the grain device 3 and is driven to rotate.
Threshing by the teeth 16 of the cylinder 17
Grains, such as grains that have been threshed, pass through the receiving net 18.
After passing through and falling on the swinging sorting device 19, the shaking of the device 19 is performed.
Specific gravity selection is performed by the
21b, the first thing such as fine granules that have passed through the gap between
Falls to the extraction section 27 first, and the second reduct and the third
Blow on straw rack 22 with the wind blasted by Minoh device 33
The straw rack 22
Drops on the upper part and swings the straw rack 22
Re-sorting is performed while being crushed.
The second reductants such as cut ears and spikes are two
Drop into the 30th grain take-out section 30 and
It is blown up inside the second lower cylinder 48 by the lower 47.
It is sorted again by the processing cylinder 51. The relatively large straw waste
Interference of the prevention cloth 42 due to the wind sent from the Karamin device 33
Transferred to the rear while receiving
On the other hand, the relatively light contaminants are sucked by the suction and exhaust device 37.
The air is sucked from the inlet 40 and discharged out of the machine through the air outlet 41.
You.
Next, the fin angle of the chaff
The automatic adjustment is based on the flowcharts of FIGS.
Will be described. First, when you turn on the key switch,
Alarm counter B indicating that the buzzer 97 has sounded
Z, a reaping flag K indicating a reaping operation state, and
Reset all the cutting start flags D indicating that it is time to start cutting.
(D = 0), and further corresponds to the grain to be threshed.
And set each condition.
FIG. 6 is a flowchart for explaining the operation of the condition setting control.
It is a low chart. In condition setting control, first
Depending on the state of the grain changeover switch 66, the grain to be threshed is rice.
Or wheat. And the grain switching switch
In the case of rice with the switch 66 turned off, the
Set the upper limit αi for rice as the upper limit α of the positive range
As the lower limit β, the lower limit βi in rice is
Set. Furthermore, the fins 21 in the chaff sieve 21
The upper limit value of the control range during the automatic adjustment of the angle b (max.
As the value L, an upper limit value Li for rice is set.
Next, the rice to be threshed is set to the wet / dry changeover switch 6
Judge whether the material is dry material or wet material according to the condition of 7.
When the wet change switch 67 is turned on for wet material,
Lower limit of the control range during automatic adjustment of the angle of the motor 21b
(Minimum value) Set the lower limit value Sis of wet material in rice as S.
The dry material when the wet / dry switch 67 is turned off.
At the same time, a lower limit value Sik of dry wood in rice is set.
Further, according to the vehicle speed detected by the vehicle speed sensor 58,
The fin angle set at the start of automatic adjustment.
change. That is, when the vehicle speed is high,
In the case of medium speed, the value Mik for rice is
Is set to Mih, and Mit is set for low speed.
On the other hand, when the grain selection switch 66 is turned off,
In the case of wheat, conditions are set in the same way, and
As the upper limit α of the positive range, the upper limit αm in wheat is
The lower limit βm in wheat is set as the limit β, respectively.
And the upper limit value L of the control range of the fin angle during automatic adjustment.
Then, the upper limit value Lm for wheat is set. Then threshing
Automatic adjustment depending on whether the elephant wheat is dry or wet
The lower limit value S of the control range of the fin angle at the time
You. That is, in the case of dry material with the wet / dry change switch 67 turned off.
Is the lower limit value Smk of dry wood in wheat as the lower limit value S.
Of the wet material when the wet / dry switch 67 is turned on.
In this case, the lower limit value Sms of the wet material in wheat is set.
Thus, the upper and lower limits of the fin angle are set.
The reason is as follows. That is, the basics of fin angle control
Is the upper and lower limit, where the amount of the second reductant is determined by the grain
to be within α and β, but depending on the situation
Or, depending on the malfunction of the control system,
Excessive control that can only be considered abnormal with control based on detection results
Alternatively, the fin angle may be too small. Something like this
To prevent defective sorting or clogging.
I am trying to do it. According to the set vehicle speed
The fin angle set at the start of automatic adjustment
Change the value. That is, in the case of high speed,
Set the value Mit in the low speed state at
Set the value Mmh at
The speed Mmt is set respectively.
As described above, each set value is set between rice and wheat, dry wood and wet
The amount of secondary reductant in rice differs
The relationship between the upper and lower set values αm and βm of the appropriate range is α
i <αm and βi <βm. If this is wheat
Stalk breakage is more likely to occur than in the case of rice, and the amount of secondary reduced products
The upper and lower limits of the appropriate range of
This is because it is necessary to increase the amount of
To reduce the amount of reductant to the chaff sieve 21
Sorting with less culm in the first thing
Improving accuracy.
Control of the fin angle during automatic adjustment
Set the upper and lower limits of the range for rice and wheat.
The lower limit is set for rice and wheat.
The upper limit set value is L
i> Lm, lower limit set value is Sis> Sik> Sms> Smk
ing. This is because rice has lower leakage of chaff sieve than wheat.
The fins are poor because wet materials are less leaky than dry materials.
When the corner becomes smaller, dust accumulates on the chaff sheave and clogs it.
Fin angle in the case of rice.
Overall control range larger than that in wheat
And the control range for wet materials is better than that for dry materials.
Is also enlarged.
Further, the fins set at the beginning of mowing
The set value of the corner is also different between rice and wheat,
Also, this setting value differs depending on the vehicle speed.
And high speed values are greater than wheat and low speed values, respectively.
Mik> Mih> Mit> Mmh> Mmt
ing. This is the second most common case of wheat, because it has many broken stems.
It is necessary to increase the amount of reductant, and in the case of rice, it is leaky
At the start of automatic adjustment in the case of rice because of poor quality
Larger fin angle than in wheat to reduce sorting accuracy
It is necessary to improve the leakage property by
When the vehicle speed is high, the grain flow increases and
The amount of reductant also increases, and at low speed the grain flow rate is low.
At high speed,
The fin angle at the start of automatic adjustment
Set the fin angle at the start of adjustment larger than that at low speed
And increase the sorting accuracy so that the amount of secondary reductant does not become too large.
This is because it is necessary to lower it.
After setting such conditions, as shown in FIG.
The control device 80 determines whether or not the mowing operation has been started.
Judging by the flag D, the cutting start flag D is reset
If (D = 0), the mowing operation has not yet started
As a best practice, save the stored value P of the fin angle at the beginning of cutting.
The fin angle is stored as M. Fins in such a state
Turn on the automatic switch 65 to automatically adjust the angle,
The threshing clutch is disengaged to drive the grain device 3
When the grain switch 63 is turned on, the control device 80 first
The motor 73 is continuously driven forward so that the
Move the fin angle to the detection value p of the lever position detection sensor 78.
If the lower limit S is reached, the motor 73 is driven.
Stop motion.
The aircraft is driven in such a state to cut
When the work and threshing work are started, the cut culm is
3 and the cereal culm sensor 6 is turned on,
The lamp 93 lights up to indicate that automatic adjustment can be performed.
I do. Then, the cutting clutch is in the engaged state, that is, the cutting switch.
Switch 64 is on, and the cutting flag K is
In the reset state (K = 0), the predetermined time T1Between
Sorting is performed with the fin angle being the smallest high-precision sorting state.
The predetermined time T1Wait for the fin angle to elapse before
Motor 73 so that the fin angle at the start of cutting
Drives continuously in reverse. And the lever position detection sensor 7
It is detected that the fin angle has become M by the detection value p of 8
Then, the driving of the motor 73 is stopped, and the mowing operation is started.
Flag K indicating that it is set (K = 1)
And
This is usually the amount of threshing at the start of the threshing operation.
The amount of the second reduced product is unstable because the
This is because the detection result of the sensor 60 is extremely unstable.
Automatically adjusts the fin angle based on unstable detection conditions such as
This means that the sorting accuracy is significantly reduced,
After a predetermined time T1Automatically adjusts the fin angle
At the lowest limit of the control range, that is, the state with the highest sorting accuracy
At the predetermined time T when the threshing amount is stable1After
Immediately after setting the fin angle to M,
Control of the fin angle around the state of the fin angle M
Corresponding to the amount of the second reduced product based on the detection result of the sensor 60
By intermittently driving the fins 21b.
ing.
On the other hand, the automatic switch 65 and the threshing switch 6
Non-working state with 3 turned off or manual fin angle
In the adjustment state, the automatic lamp 93 is turned off, and
In the working state where both switches 65 and 63 are turned on, the grain
Automatic ramp when culm sensor 6 does not detect grain culm
93 flashes and the fin angle is automatically adjusted.
The motor 73 is continuously driven to set the lower limit S,
b is set to the most inclined high sorting accuracy state,
It is in a state where it can be sent.
Next, the second reduced product captured by the second sensor 60
The control of the fin angle based on the amount is based on the flowchart of FIG.
A description will be given below. First, whether the buzzer 97 has already sounded
Check with the alarm counter BZ.
The buzzer 97 in the set state (BZ = 0) is still sounded
The lever position detection sensor 78
Enter the fin angle detection value p corresponding to the lever position to be detected.
Read as the guesswork P. Then, catch the second sensor 60
The amount of the second reductant is properly sorted at the chaff sieve 21.
The upper limit α or less (or the lower limit β or less)
Is the upper limit L of the control range when the fin angle is automatically adjusted
(Or lower limit value S or less), lever position detection
Judging from the detection value p of the sensor 78, the upper limit L (or the lower limit
When the value is not S) (1) (corresponding to FIGS. 7 and 8)
The same reference numerals are used to designate portions where the motor 73 is used.
Reverse (or forward) over time to set the fin angle
The quantitative Δp is increased (or decreased) to reduce the gap between the fins 21b.
Large (small), increasing the amount of grains and the like passing through the gap
(Or decrease) to reduce the amount of grain to the second grain take-out unit 30
Reduce (or increase) (2).
When such control is performed, the cutting start
D is set (D = 1), alarm counter BZ is reset
In the reset state (BZ = 0). When this motor 73 is short
The second reduced product also depends on the fin angle change Δp
If the amount does not fall within the predetermined range (α to β),
The fin angle again by Δp
Until the second reductate amount falls within the specified range.
73 is driven intermittently.
In this case, the motor 73 is driven for a predetermined time.
Thus, the fin angle changes by Δp, and the amount of the second reduced product is
If it is within the predetermined range, the motor 73 is not driven, and the fin angle
Is not changed, but the detection value of the lever position detection sensor 78 is
p is from the motor drive despite the drive of the motor 73
Matches the expected fin angle (P + Δp or P−Δp)
The fin angle has not been changed.
If the fin angle has changed (3),
The fin angle has been changed by operating the operating lever 71
A predetermined manual holding control shown in FIG. 8 is performed.
FIG. 8 is a flowchart for explaining the operation of the manual holding control.
This is a flowchart in which the operation lever 71 is manually operated.
If it is determined that the operation amount has been
Judging from the detection value p of the position detection sensor 78, the fin angle is
Exceeds fin angle control range (S to L) during automatic adjustment
Investigate whether or not it is working (4, 5). And the fin angle
Is within the range of automatic adjustment (S ≦ p ≦ L)
Is a predetermined time T for giving priority to the manual operation state.FourThe hand
The state of the dynamically operated fin angle is maintained (6), and thereafter,
The cutting start flag D is set (D = 1), and an alarm is issued.
Set the counter BZ to the reset state (BZ = 0)
{(8), see Fig. 7 自動 Automatic adjustment based on the amount of second reduced product
To resume.
On the other hand, the fin angle is
Is smaller than (or above) the lower limit value S of the control range in automatic adjustment.
Is larger than the limit value L), the manual operation state is
A predetermined time TFiveThis manually operated file
(7), and then the motor 73 is shortened.
Reverse (or forward) rotation for a predetermined time to increase the fin angle
(Or decrease), and after driving such a motor 73,
If the fin angle is not within the specified range,
Increase (or decrease) the fin angle, and eventually the fin angle is intermittent
By increasing (or decreasing) the fin angle automatically,
Within the control range (S to L) in dynamic adjustment, such a state
, The cutting start flag D is set (D = 1) and an alarm
Set the counter BZ to the reset state (BZ = 0)
(8) Restart the automatic adjustment based on the amount of the second reduced product.
The predetermined time T in this caseFiveThe manual operation described above
The change of the fin angle by the operation is within the control range of the automatic adjustment (S ~
L) The predetermined time T whenFourSet longer than
In some cases, TFour= TFiveOr TFour> TFive
It may be. Such a configuration is based on the amount of cut culm,
When operated manually for temporary changes in the original material
Priority is given to the manual operation, and the state is maintained for a predetermined time.
To deal with the temporary change, and then the second reductant
By returning to automatic adjustment based on volume,
It is intended to improve. Also for manual operation
When the fin angle is out of the control range of automatic adjustment
In, the fin angle is automatically adjusted after a predetermined time has elapsed.
Control range, and then return to automatic adjustment.
This prevents runaway when restarting automatic adjustment.
On the other hand, when the amount of the second reduced product is within an appropriate range (α to
β) instead of intermittent driving of the motor 73 by automatic adjustment.
Does not fall within the appropriate range (α-β)
In this case, the motor 73 has a fin angle equal to the upper limit L of the control range.
(Or intermittent drive until the lower limit S is reached) (9),
See FIG. Then, the fin angle becomes the upper limit L of the control range (or
Is the highest sorting accuracy at the time of automatic adjustment to the lower limit S)
Is low (or high), the alarm counter BZ
Measures the duration of the upper (or lower) fin angle state
Then, the count is updated to "1" at regular intervals (10).
The chaff sieve 21 sorts in such a state,
The count content of the counter BZ is TTwoWithin a predetermined time until
In addition, the amount of the second reductant does not fall within the appropriate
Limit (or lower limit) state continues for this predetermined time
The buzzer 97 sounds and the light emitting diode 98
It is lit (11).
This is because the amount of the second reduced product is not within the proper range.
And the fin angle of the chaff sheave 21
As the upper or lower limit of the control range, the amount of the second reduced product is within the appropriate range
Sorting, but this condition continues for a predetermined time.
If the amount of the second reduced product does not fall within the appropriate range,
This is an abnormal condition where the chaff sheave is clogged, etc.
Automatic adjustment of the fin angle within a predetermined range on the sheath 21
Section argues that the amount of second reductant is not within the
The LED 97 is turned on while the 97 is sounded.
To notify the driver that an abnormality has occurred.
Things.
As described above, the buzzer 97 sounds and emits sound.
When the photodiode 98 is turned on, the wet / dry change switch 67
From the off state to the on state, that is, from the dry material setting to the wet material setting.
Or from the on state to the off state, that is, from the wet material setting to the dry material
When the setting is changed or the grain changeover switch 66 is turned off.
From the off state to the on state, i.e. from rice setting to wheat setting or off.
From the on-state to the off-state, ie, from wheat to rice setting
And the set value in the condition setting control described above is changed
Therefore, the upper and lower limits of the appropriate range for the amount of
Because the upper and lower set values of the fin angle are changed respectively,
The sounding of the LED 97 and the lighting of the light emitting diode 98 are stopped.
Thus, the fin angle is changed corresponding to each set value. And
Proper amount of second reductant even after fin angle is changed
If it does not enter the state, the buzzer 97 sounds again
In both cases, the light emitting diode 98 is turned on.
This is achieved by using the wet / dry selector 67 or the grain
If the grain selector switch 66 is not operated properly,
The selection is not performed and an alarm is issued.
If you notice an erroneous operation of one of the switches and operate it correctly
In this case, stop the alarm and change each setting condition.
The amount of the second reductant does not reach the proper state even after
A warning is issued again. On the other hand,
The driver operates by sounding 97 and lighting the light emitting diode 98
Knows that the amount of second reductant is abnormally high (or low).
The operation lever 71 is automatically adjusted to resolve this abnormality immediately.
The upper limit value L of the control range at the time of moderation (or the lower limit value S or less)
Lower (or higher) fin angle by pivoting down
Accuracy.
With this operation, the buzzer 97 stops sounding.
At the same time, the light emitting diode 98 is turned off (1
2) Further, while maintaining the manually operated fin angle state,
Immediately reduce the amount of reduced product to an appropriate range. And the second reduced product
If the amount falls within the appropriate range (α to β), the predetermined time T
6The manually operated fin angle state is maintained over (1
3) Then, the motor 73 is rotated forward (or reverse) for a short predetermined time.
) Drive to reduce (or increase) the fin angle by a predetermined amount.
(14) Even by driving the motor 73 for such a short time,
Fin angle does not fall within the control range of automatic adjustment (LS)
In this case, the motor 73 is driven again for a short time, and
Mode until the turning angle falls within the automatic adjustment control range (LS).
Drive 73 intermittently. And the fin angle is automatically adjusted.
When it is within the control range (LS), the automatic adjustment control is restarted.
After that, as described above, the fuel is
The fin angle is adjusted intermittently.
During such work, the second grain take-out unit
The amount of the second reductant falling to 30 increases, and the second screw
-29 is overloaded and its speed is lower than the specified value.
When the second rotation sensor 69 captures what has been done,
The automatic adjustment of the fin angle of the chaff sheave 21 is prohibited.
The lamp 93 is turned off to control the fin angle automatically.
The motor 73 is continuously rotated in reverse so that the upper limit value L of the
Increase the amount of grain that passes between the fins 21b
By increasing the amount of grains falling to the extraction unit 27,
To reduce the amount of second reductant that falls to the
You. In this case, when the second screw 29 is overloaded
The detected value p of the fin angle at the point is stored as a stored value P
When the overload is removed, the fin angle must be
In this state, the fin angle is automatically adjusted
U.
At the end of the harvesting operation in one stroke,
The stalk sensor 6 does not exist and the stalk sensor 6 is turned off.
At the end of the picking operation, the threshing amount should be
And the amount of the second reduced product is also unstable.
If the fin angle is controlled based on this, the sorting accuracy will be extremely low
Prohibit automatic adjustment based on the amount of second reductant
When the lamp 93 is turned on and the grain sensor 6 is turned off.
The detected value p of the fin angle at the point is stored as the stored value P
And a predetermined time TThreeLater fins of chaff sieve 21
The motor is adjusted so that the angle becomes the lower limit value S of the control range of the automatic adjustment.
73 is continuously driven so that the fin 21b is tilted most.
State, that is, sorting with the highest precision
I have. At this time, the cutting flag K is reset (K = 0).
It is said.
Then, the harvesting work of one stroke is completed, and the next stroke is completed.
When the harvesting work is started again, the grain stem
A predetermined time T detected by the satellite 6 and the grain flow rate is small1Is
For grain sorting by chaff sieve 21, the fin angle is lower limit S
Is performed as a high sorting accuracy state,
1After the lapse, the fin angle is recorded at the end of the aforementioned cutting.
Fin angle based on the amount of the second reduced product
Automatic control of is resumed. Therefore, the start of cutting in one stroke
At the beginning, sorting is performed with high sorting accuracy at first
After a predetermined time, the fin angle in the previous stroke
Continuous fin angle to be the final fin angle during automatic adjustment
The automatic adjustment is resumed in this state.
On the other hand, in the harvester having such a configuration,
When performing threshing work by hand without performing work,
Automatic angle adjustment will be described. Automatic adjustment of fin angle
Turn on the automatic switch 65 to turn on the threshing clutch
When the threshing switch 63 is turned on in the engaged state,
The fin angle of the chaff sheave 21 is the same as in the harvesting operation described above.
Becomes smaller and the sorting accuracy is the highest. Heel
The culm to be threshed into the handling room 15
Then, the grain stalk sensor 6 is turned on. In this case, manual threshing
Therefore, the mowing clutch is disengaged and the mowing
Since the switch 64 is in the off state, the fin angle is set to the standard state.
Automatic adjustment of the fin angle immediately
In the automatic adjustment, the state of the fin angle where the sorting accuracy is high
Automatically adjusted around this fin angle condition
Is done. Subsequent automatic adjustment is automatically performed during harvesting as described above.
It is the same as dynamic adjustment, so that the amount of the second reduced product becomes a predetermined value.
The fin 21b is driven intermittently.
In the above-described embodiment, the file
Angle is automatically adjusted based on the amount of the second reductant.
However, instead of this, the highest flow rate, the third flow rate,
A configuration that automatically adjusts based on the amount of processed material etc.
May be.
[0060]
According to the present invention, the type of grainIn response to the
Determine the upper and lower limits of the automatic fin angle adjustment range, and
The fin angle is large or small depending on the speed of the vehicle in the enclosure.
In the case of wheat, culm is mixed in the first grain
AndSorting accuracy decreasedAnd in the case of rice,Without leaking
The problem that the 3rd loss increases due to stagnation has been resolvedTo
In addition to the effect,The grain is wetSpecifiedPlace
CombinationOf the chaff sieve compared to if not specified
Is the lower limit of the fin angle changed to the larger side?
The fin angle just before the grain is designated as wet
If the value is below the lower limit of the large value to be changed,
By setting to the lower limit of
If the vehicle speed is low,
It is a wet material by keeping the angle at the lower limit of the large sideGrain
ChaffSheaveIt is difficult to leak because it remains attached to
InconvenienceToCan be preventedExcellent
It works.
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明装置を搭載した収穫機の外観斜視図で
ある。
【図2】 本発明装置の縦断面図である。
【図3】 チャフシーブの要部及び操作レバ周辺の側面
図である。
【図4】 本発明装置を搭載した収穫機の要部電子回路
図である。
【図5】 動作説明のためのフローチャートである。
【図6】 動作説明のためのフローチャートである。
【図7】 動作説明のためのフローチャートである。
【図8】 動作説明のためのフローチャートである。
【符号の説明】
3 脱穀装置
6 穀稈センサ
11 穀稈挟扼移送装置
17 扱胴
21 チャフシーブ
21b フィン
27 一番穀物取出部
29 二番スクリュー
30 二番穀物取出部
50 処理室
51 処理胴
58 車速センサ
60 二番センサ
63 脱穀スイッチ
64 刈取スイッチ
65 自動スイッチ
66 穀粒切換スイッチ
67 乾湿切換スイッチ
69 二番回転センサ
71 操作レバ
73 モータ
76 送り部材
78 レバー位置検出センサ
80 制御装置
97 ブザBRIEF DESCRIPTION OF THE DRAWINGS FIG. 1 is an external perspective view of a harvester equipped with the device of the present invention. FIG. 2 is a longitudinal sectional view of the device of the present invention. FIG. 3 is a side view of a main part of the chaff sheave and a periphery of an operation lever. FIG. 4 is a main part electronic circuit diagram of a harvester equipped with the device of the present invention. FIG. 5 is a flowchart for explaining the operation. FIG. 6 is a flowchart for explaining the operation. FIG. 7 is a flowchart for explaining the operation. FIG. 8 is a flowchart for explaining the operation. [Description of Signs] 3 Threshing device 6 Grain culm sensor 11 Grain culm transfer device 17 Handle cylinder 21 Chaff sheave 21b Fin 27 First grain takeout section 29 Second screw 30 Second grain takeout section 50 Processing chamber 51 Processing cylinder 58 Vehicle speed Sensor 60 Second sensor 63 Threshing switch 64 Harvest switch 65 Automatic switch 66 Grain switch 67 Dry / wet switch 69 Second rotation sensor 71 Operation lever 73 Motor 76 Feed member 78 Lever position detection sensor 80 Control device 97 Buzzer
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 俊樹 大阪市北区茶屋町1番32号 ヤンマー農 機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭57−8709(JP,A) 特開 昭55−34085(JP,A) 実開 昭59−14534(JP,U) 実開 昭54−130062(JP,U) ────────────────────────────────────────────────── ─── Continuation of front page (72) Inventor Toshiki Hirano 1-32 Chaya-cho, Kita-ku, Osaka Yanmar Agriculture Machine Co., Ltd. (56) References JP-A-57-8709 (JP, A) JP-A-55-34085 (JP, A) Shokai Sho 59-14534 (JP, U) Japanese Utility Model Showa 54-130062 (JP, U)
Claims (1)
の穀粒の種類を指定する指定手段と、脱穀対象の穀粒が
湿材であることを指定する手段と、指定された穀粒の種
類及び車速に基づいてチャフシーブのフィンの角度を自
動調節するフィン角度自動調節手段とを備え、前記フィ
ン角度自動調節手段は、穀粒の種類として麦又は稲が指
定された場合は指定された穀粒の種類に応じてフィン角
度の自動調節範囲の上,下限値を設定し、その範囲内に
おいて、車速が大きくなるときはフィン角度を大側へ、
また車速が小さくなるときはフィン角度を小側へ調節す
ると共に、穀粒が湿材と指定された場合には指定されな
かった場合に比較してフィン角度の下限値を大側に変更
するよう構成したことを特徴とする脱穀装置。(57) [Claims] In a threshing device mounted on a traveling machine, a means for designating the type of grain to be threshed, a means for designating that the grain to be threshed is a wet material, the type and the vehicle speed of the designated grain Automatic fin angle adjusting means for automatically adjusting the angle of the fin of the chaff sheave based on the, the fin angle automatic adjusting means , when wheat or rice is specified as the type of grain, the type of the specified grain Set the upper and lower limits of the automatic fin angle adjustment range according to the
When the vehicle speed increases, the fin angle increases,
When the vehicle speed decreases, adjust the fin angle to the smaller side.
Rutotomoni, Do is specified when the grain is specified as wet material
A threshing apparatus characterized in that the lower limit value of the fin angle is changed to a larger side as compared with a case where the threshing is performed.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099263A JP2741165B2 (en) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | Threshing equipment |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6099263A JP2741165B2 (en) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | Threshing equipment |
Related Child Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8177402A Division JP2896392B2 (en) | 1996-06-17 | 1996-06-17 | Threshing equipment |
JP19465597A Division JP2832598B2 (en) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | Threshing equipment |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06296429A JPH06296429A (en) | 1994-10-25 |
JP2741165B2 true JP2741165B2 (en) | 1998-04-15 |
Family
ID=14242819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP6099263A Expired - Lifetime JP2741165B2 (en) | 1994-04-12 | 1994-04-12 | Threshing equipment |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2741165B2 (en) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5542542A (en) * | 1978-09-19 | 1980-03-25 | Yanmar Agricult Equip | Automatic selection control apparatus of threshing machine |
JPS5914534U (en) * | 1982-07-19 | 1984-01-28 | ヤンマー農機株式会社 | Threshing machine swing sorting device |
-
1994
- 1994-04-12 JP JP6099263A patent/JP2741165B2/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06296429A (en) | 1994-10-25 |
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