JP2624877B2 - 電子式金銭登録機 - Google Patents
電子式金銭登録機Info
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- JP2624877B2 JP2624877B2 JP2173653A JP17365390A JP2624877B2 JP 2624877 B2 JP2624877 B2 JP 2624877B2 JP 2173653 A JP2173653 A JP 2173653A JP 17365390 A JP17365390 A JP 17365390A JP 2624877 B2 JP2624877 B2 JP 2624877B2
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、商店やスーパーマーケットなどで使用さ
れ、取引商品の数量や売上金額などの登録を行う電子式
金銭登録機に関する。
れ、取引商品の数量や売上金額などの登録を行う電子式
金銭登録機に関する。
従来の技術 電子式金銭登録機の有する機能は、商品の販売に際し
て、販売された商品の名称や単価および販売金額などの
登録機能に加え、レシート発行機能を有している。この
レシートは顧客に渡される販売商品毎の明細書である。
て、販売された商品の名称や単価および販売金額などの
登録機能に加え、レシート発行機能を有している。この
レシートは顧客に渡される販売商品毎の明細書である。
第6図は、従来の電子式金銭登録機によって印字され
たレシートの印字例を示す図である。従来の電子式金銭
登録機では、操作者が登録した順序で、第1行目から第
5行目までは1行毎に商品名と単価とが印字される。続
いて、登録商品を参照し、まとめ販売の対象となる商品
が登録されたときは、前述した商品名および単価の印字
後に第6行目に「マトメネビキ」という文字と、値引き
金額を表す数字として「−70」とが印字される。その
後、たとえば1行分の間隔をあけて、第8行目には登録
点数が印字され、第9行目には登録合計金額が印字され
る。第6図では、オレンジジュース3本がまとめ販売の
対象となっており、これによって70円の値引きか行われ
たことを示している。
たレシートの印字例を示す図である。従来の電子式金銭
登録機では、操作者が登録した順序で、第1行目から第
5行目までは1行毎に商品名と単価とが印字される。続
いて、登録商品を参照し、まとめ販売の対象となる商品
が登録されたときは、前述した商品名および単価の印字
後に第6行目に「マトメネビキ」という文字と、値引き
金額を表す数字として「−70」とが印字される。その
後、たとえば1行分の間隔をあけて、第8行目には登録
点数が印字され、第9行目には登録合計金額が印字され
る。第6図では、オレンジジュース3本がまとめ販売の
対象となっており、これによって70円の値引きか行われ
たことを示している。
第7図は、レシートの他の印刷例を示す図である。こ
こでは、組合せ販売の場合の印字例が示されている。第
7図に示す例では、インスタントコーヒーとクリームパ
ウダーとが組合せ販売の対象となっており、これによっ
て280円の値引きが行われる。すなわち、前述のまとめ
販売の場合のレシートの印字例と同様に、まず第1行目
から第4行目までは1行毎に登録商品の商品名と単価と
を印字し、続いて第5行目には「クミアワセネビキ」と
いう文字と、値引き金属として「−280」という数字と
が印字される。その後、1行分の間隔をあけて、第7行
目には取引商品の登録点数、第8行目には登録合計金属
とがそれぞれ印字される。
こでは、組合せ販売の場合の印字例が示されている。第
7図に示す例では、インスタントコーヒーとクリームパ
ウダーとが組合せ販売の対象となっており、これによっ
て280円の値引きが行われる。すなわち、前述のまとめ
販売の場合のレシートの印字例と同様に、まず第1行目
から第4行目までは1行毎に登録商品の商品名と単価と
を印字し、続いて第5行目には「クミアワセネビキ」と
いう文字と、値引き金属として「−280」という数字と
が印字される。その後、1行分の間隔をあけて、第7行
目には取引商品の登録点数、第8行目には登録合計金属
とがそれぞれ印字される。
発明が解決しようとする課題 前述の第6図および第7図に示されるように、まとめ
販売および組合せ販売の対象となる商品名がレシート上
には、ランダムに(操作者が登録した順序で)印字され
る。一般に、レシートに対しては領収書および家計簿と
しての役割が求められるけれども、従来の電子式金銭登
録機によるレシートでは、まとめ販売あるいは組合せ販
売の対象商品と、値引き金属との対応関係が不明瞭であ
る。
販売および組合せ販売の対象となる商品名がレシート上
には、ランダムに(操作者が登録した順序で)印字され
る。一般に、レシートに対しては領収書および家計簿と
しての役割が求められるけれども、従来の電子式金銭登
録機によるレシートでは、まとめ販売あるいは組合せ販
売の対象商品と、値引き金属との対応関係が不明瞭であ
る。
本発明の目的は、見やすいレシートを印字することが
できる電子式金銭登録機を提供することである。
できる電子式金銭登録機を提供することである。
課題を解決するための手段 本発明は、登録された商品の商品名および単価などの
商品情報を、長尺の帯状紙に印字してレシートを発行す
るレシート印字手段を備え、登録された商品情報をレシ
ートに印字する電子式金銭登録機において、 登録された商品が予め定める特定商品であるかどうかを
判別する商品判別手段と、 商品判別手段の出力に基づいて、少なくとも前記特定商
品の商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、 前記特定商品に特有の演算式を有し、前記商品情報記憶
手段に記憶された商品情報に基づいて演算を行う特定商
品演算手段とを備え、 前記特定商品以外の商品情報は登録時に順次レシート印
字し、前記商品情報記憶手段に記憶された特定商品の商
品情報は、登録処理終了時に前記特定商品演算手段から
出力される演算結果とともにレシートに印字するように
したことを特徴とする電子式金銭登録機である。
商品情報を、長尺の帯状紙に印字してレシートを発行す
るレシート印字手段を備え、登録された商品情報をレシ
ートに印字する電子式金銭登録機において、 登録された商品が予め定める特定商品であるかどうかを
判別する商品判別手段と、 商品判別手段の出力に基づいて、少なくとも前記特定商
品の商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、 前記特定商品に特有の演算式を有し、前記商品情報記憶
手段に記憶された商品情報に基づいて演算を行う特定商
品演算手段とを備え、 前記特定商品以外の商品情報は登録時に順次レシート印
字し、前記商品情報記憶手段に記憶された特定商品の商
品情報は、登録処理終了時に前記特定商品演算手段から
出力される演算結果とともにレシートに印字するように
したことを特徴とする電子式金銭登録機である。
作 用 本発明に従えば、商品が登録されると、商品判断手段
によって登録された商品が予め定める特定商品であるか
どうかが判別される。予め定める特定商品でない場合
は、直ちにその登録商品の商品情報、たとえば商品名と
単価とがレシートに印字される。予め定める特定商品で
ある場合は、その特定商品の商品情報は商品情報記憶手
段に記憶され、さらにこれらの特定商品に特有の演算式
によって、特定商品が、たとえば特定条件に合致してい
ることが確認され、商品情報に基づいて、たとえば値引
き額などが演算される。特定商品と、その商品情報と
は、登録処理終了後にまとめてレシートに印字される。
によって登録された商品が予め定める特定商品であるか
どうかが判別される。予め定める特定商品でない場合
は、直ちにその登録商品の商品情報、たとえば商品名と
単価とがレシートに印字される。予め定める特定商品で
ある場合は、その特定商品の商品情報は商品情報記憶手
段に記憶され、さらにこれらの特定商品に特有の演算式
によって、特定商品が、たとえば特定条件に合致してい
ることが確認され、商品情報に基づいて、たとえば値引
き額などが演算される。特定商品と、その商品情報と
は、登録処理終了後にまとめてレシートに印字される。
これによって、たとえばレシートには、まず予め定め
る特定商品以外の登録商品に関する商品情報が登録され
ると同時に印字され、登録処理終了時に、特定商品であ
って、予め定める特定条件に合致しない登録商品に関す
る商品情報が印字され、続いて特定商品であって特定条
件に合致した登録商品に関する商品情報、その特定条件
によって演算された値引き額等がまとめて印字される。
これによって、レシート印字のための待ち時間が短縮で
き、登録処理終了時にすぐレシートを顧客に手渡すこと
ができる。
る特定商品以外の登録商品に関する商品情報が登録され
ると同時に印字され、登録処理終了時に、特定商品であ
って、予め定める特定条件に合致しない登録商品に関す
る商品情報が印字され、続いて特定商品であって特定条
件に合致した登録商品に関する商品情報、その特定条件
によって演算された値引き額等がまとめて印字される。
これによって、レシート印字のための待ち時間が短縮で
き、登録処理終了時にすぐレシートを顧客に手渡すこと
ができる。
予め定める特定商品とは、たとえばまとめ販売、組合
せ販売と称される販売方法の対象となる商品である。ま
とめ販売とは同一商品または類似商品を予め定めた数だ
けまとめて販売した際に、予め定めた金額の値引きを行
う販売方法である。組合せ販売とは、予め定める相互に
関連する商品を組合せて販売した際に、予め定めた金額
の値引きを行う販売方法である。そして特定商品に特有
の演算式として、まとめ販売についての予め定める数と
か、組合せ販売についての予め定める組合される商品と
かの特定条件が満足されたとき、値引き額とが入力され
る。
せ販売と称される販売方法の対象となる商品である。ま
とめ販売とは同一商品または類似商品を予め定めた数だ
けまとめて販売した際に、予め定めた金額の値引きを行
う販売方法である。組合せ販売とは、予め定める相互に
関連する商品を組合せて販売した際に、予め定めた金額
の値引きを行う販売方法である。そして特定商品に特有
の演算式として、まとめ販売についての予め定める数と
か、組合せ販売についての予め定める組合される商品と
かの特定条件が満足されたとき、値引き額とが入力され
る。
したがって、特定条件に合致した特定商品に関する商
品情報、たとえば商品名、単価、値引き金額などは、特
定条件に合致した特定商品以外の商品情報とは分離して
レシートに印字されることになる。これによって、電子
式金銭登録機の操作者およびレシートを受取る顧客によ
って、見易いレシートを印字することができる。
品情報、たとえば商品名、単価、値引き金額などは、特
定条件に合致した特定商品以外の商品情報とは分離して
レシートに印字されることになる。これによって、電子
式金銭登録機の操作者およびレシートを受取る顧客によ
って、見易いレシートを印字することができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例である電子式金銭登録機
11の電気的構成を示すブロック図である。電子式金銭登
録機11は、たとえばマイクロプロセッサなどを含んで構
成される中央処理装置(以下、CPUと略す)12を備えて
おり、CPU12には電子式金銭登録機11の各種動作を制御
するプログラムなどが記憶されたリードオンリメモリ
(ROM)13が接続されるとともに、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)14も接続される。
11の電気的構成を示すブロック図である。電子式金銭登
録機11は、たとえばマイクロプロセッサなどを含んで構
成される中央処理装置(以下、CPUと略す)12を備えて
おり、CPU12には電子式金銭登録機11の各種動作を制御
するプログラムなどが記憶されたリードオンリメモリ
(ROM)13が接続されるとともに、ランダムアクセスメ
モリ(RAM)14も接続される。
RAM14には、まとめ販売の対象となる商品に関する印
字データ、たとえば商品名や単価を表す印字データなど
を記憶するまとめ販売商品記憶領域15と、組合せ販売の
対象となる商品に関する情報、たとえば商品名や単価な
どを表す印字データなどが記憶される組合せ販売商品記
憶領域16とが設定される。
字データ、たとえば商品名や単価を表す印字データなど
を記憶するまとめ販売商品記憶領域15と、組合せ販売の
対象となる商品に関する情報、たとえば商品名や単価な
どを表す印字データなどが記憶される組合せ販売商品記
憶領域16とが設定される。
また、RAM14には特定商品に特有の演算式、たとえば
まとめ販売の対象商品とまとめ販売の条件と値引き額と
および組合せ販売の対象商品と組合せ条件と値引き額と
が設定されており、CPU12はRAM14の前記設定内容に基づ
いて、登録商品が特定商品であるか、また特定条件に合
致するかどうかを判別し、値引き額を演算する。
まとめ販売の対象商品とまとめ販売の条件と値引き額と
および組合せ販売の対象商品と組合せ条件と値引き額と
が設定されており、CPU12はRAM14の前記設定内容に基づ
いて、登録商品が特定商品であるか、また特定条件に合
致するかどうかを判別し、値引き額を演算する。
また、前記CPU12には、インタフェース回路(I/F)17
を介してキーボード18や、キーボード18で入力された各
種データを表示する表示装置19が接続される。さらにCP
U12には、顧客に渡すレシートや個々の登録内容を、任
意の行数にわたって逐次的に記録するジャーナル印字を
行うプリンタ20が接続される。
を介してキーボード18や、キーボード18で入力された各
種データを表示する表示装置19が接続される。さらにCP
U12には、顧客に渡すレシートや個々の登録内容を、任
意の行数にわたって逐次的に記録するジャーナル印字を
行うプリンタ20が接続される。
第2図は、電子式金銭登録機11の斜視図であり、第3
図はキーボード18のキー配列を示す平面図である。電子
式金銭登録機11は、前記キーボード18、表示装置19、プ
リンタ20などが搭載された本体21を備え、この本体21に
は現金や有価証券などが収納されるドロア22が一体的に
設けられる。
図はキーボード18のキー配列を示す平面図である。電子
式金銭登録機11は、前記キーボード18、表示装置19、プ
リンタ20などが搭載された本体21を備え、この本体21に
は現金や有価証券などが収納されるドロア22が一体的に
設けられる。
前記キーボード18には、切換スイッチ23が設けられ、
操作者が保有するキーを用いて、電子式金銭登録機11の
動作状態を、停止状態、取り扱われる商品の商品名や単
価などの入力する2種類のプログラム動作状態、時刻の
設定変更を可能とする時刻動作状態、通常のレジ業務を
実現する登録動作状態、電子式金銭登録機11の管理に必
要なデータの入出力を行う管理動作状態、電子式金銭登
録機11の点検および登録内容を日計および月計で実行す
る点検、精算動作状態、および登録機11のハードウエア
に関する動作条件の設定などを行うためのサービスモー
ド状態などのいずれかに切り換えることができる。
操作者が保有するキーを用いて、電子式金銭登録機11の
動作状態を、停止状態、取り扱われる商品の商品名や単
価などの入力する2種類のプログラム動作状態、時刻の
設定変更を可能とする時刻動作状態、通常のレジ業務を
実現する登録動作状態、電子式金銭登録機11の管理に必
要なデータの入出力を行う管理動作状態、電子式金銭登
録機11の点検および登録内容を日計および月計で実行す
る点検、精算動作状態、および登録機11のハードウエア
に関する動作条件の設定などを行うためのサービスモー
ド状態などのいずれかに切り換えることができる。
またキーボード18には、置数キー24や、クレジット販
売および掛売販売などの取引形態を入力する取引形態キ
ー25、現金売り、預り計算(つり銭計算)の登録や両替
のときに使用する現金売り/両替キー26などが配置され
る。
売および掛売販売などの取引形態を入力する取引形態キ
ー25、現金売り、預り計算(つり銭計算)の登録や両替
のときに使用する現金売り/両替キー26などが配置され
る。
第4図は本実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートであり、第5図はレシートの印字例を示す平面図で
ある。ステップa1で取引商品の登録が行われると、ステ
ップa2において登録された商品がまとめ販売の対象商品
であるかどうか、あるいは組合せ販売の対象商品である
かどうかが判断される。登録された商品が対象商品であ
る場合は、ステップa3に進み、登録された商品の商品名
および単価などの印字データがRAM14に記憶される。こ
こで、登録された商品がまとめ販売の対象商品である場
合は、前記データはまとめ販売商品記憶領域15に記憶さ
れ、登録された商品が組合せ販売の対象商品である場合
は、前記データは組合せ販売商品記憶領域16に記憶され
る。
ートであり、第5図はレシートの印字例を示す平面図で
ある。ステップa1で取引商品の登録が行われると、ステ
ップa2において登録された商品がまとめ販売の対象商品
であるかどうか、あるいは組合せ販売の対象商品である
かどうかが判断される。登録された商品が対象商品であ
る場合は、ステップa3に進み、登録された商品の商品名
および単価などの印字データがRAM14に記憶される。こ
こで、登録された商品がまとめ販売の対象商品である場
合は、前記データはまとめ販売商品記憶領域15に記憶さ
れ、登録された商品が組合せ販売の対象商品である場合
は、前記データは組合せ販売商品記憶領域16に記憶され
る。
ステップa2において登録された商品が対象商品でない
場合は、ステップa4に進み、レシートに商品名および単
価を印字する。
場合は、ステップa4に進み、レシートに商品名および単
価を印字する。
ステップa5では、登録処理が終了したかどうかが判断
され、登録処理が終了していない場合はステップa1に戻
り、引き続き商品の登録を行う。登録処理が終了する
と、ステップa6に進む。ステップa1〜ステップa5までの
処理において、第5図に示すようにレシートの第1行目
〜第3行目には一般販売商品の商品名である「ヤサ
イ」、「イッパンショクヒン」、「ビスケット」という
3つの文字群とそれぞれの単価とが印字されている。
され、登録処理が終了していない場合はステップa1に戻
り、引き続き商品の登録を行う。登録処理が終了する
と、ステップa6に進む。ステップa1〜ステップa5までの
処理において、第5図に示すようにレシートの第1行目
〜第3行目には一般販売商品の商品名である「ヤサ
イ」、「イッパンショクヒン」、「ビスケット」という
3つの文字群とそれぞれの単価とが印字されている。
ステップa6では、まとめ販売商品記憶領域15および組
合せ販売商品記憶領域16に記憶されている対象商品に基
づいて、まとは販売あるいは組合せ販売が成立するかど
うかを確認する。ステップa7では、まとめ販売あるいは
組合せ販売が成立しなかった商品の商品名と単価とをレ
シートに印字する。本実施例では、まとめ販売商品記憶
領域15には、6本のジュースが記憶されている。まとめ
販売の条件は5本のジュースで成立する。したがって第
5図に示すように、第4行目にはまとめ販売が成立しな
かった1本の「オレンジジュース」とその単価とが印字
される。また組合せ商品記憶領域16には、「インスタン
トコーヒー」と「クリームパウダー」とが記憶され、こ
れは組合せ販売の条件に合致しているので、組合せ販売
の条件に合致しない特定商品はない。特定条件に合致し
ない特定商品の印字が終われば、レシート紙は2行分に
相当する長さだけ送られる。
合せ販売商品記憶領域16に記憶されている対象商品に基
づいて、まとは販売あるいは組合せ販売が成立するかど
うかを確認する。ステップa7では、まとめ販売あるいは
組合せ販売が成立しなかった商品の商品名と単価とをレ
シートに印字する。本実施例では、まとめ販売商品記憶
領域15には、6本のジュースが記憶されている。まとめ
販売の条件は5本のジュースで成立する。したがって第
5図に示すように、第4行目にはまとめ販売が成立しな
かった1本の「オレンジジュース」とその単価とが印字
される。また組合せ商品記憶領域16には、「インスタン
トコーヒー」と「クリームパウダー」とが記憶され、こ
れは組合せ販売の条件に合致しているので、組合せ販売
の条件に合致しない特定商品はない。特定条件に合致し
ない特定商品の印字が終われば、レシート紙は2行分に
相当する長さだけ送られる。
ステップa8では、まとめ販売が成立した商品の商品名
と単価とを印字する。前述したように本実施例では、5
本のジュースによってまとめ販売が成立する。したがっ
て、第6行目〜第8行目には、商品名「オレンジジュー
ス」とその単価とがそれぞれ印字され、第9行目には商
品名「グレープジュース」とその単価、第10行目には商
品名「パインジュース」とその単価とがそれぞれ印字さ
れる。このとき、まとめ販売の対象商品であることを表
すためにレシートの第6行目〜第10行目にはそれぞれ商
品名と単価との間に記号 が印字される。
と単価とを印字する。前述したように本実施例では、5
本のジュースによってまとめ販売が成立する。したがっ
て、第6行目〜第8行目には、商品名「オレンジジュー
ス」とその単価とがそれぞれ印字され、第9行目には商
品名「グレープジュース」とその単価、第10行目には商
品名「パインジュース」とその単価とがそれぞれ印字さ
れる。このとき、まとめ販売の対象商品であることを表
すためにレシートの第6行目〜第10行目にはそれぞれ商
品名と単価との間に記号 が印字される。
第11行目には記号 と、「マトメネビキ」という文字と、まとめ販売による
値引き金額を表す数字「−70」とが印字される。その
後、レシート紙は、2行分に相当する長さだけ送られ
る。
値引き金額を表す数字「−70」とが印字される。その
後、レシート紙は、2行分に相当する長さだけ送られ
る。
ステップa9では、組合せ販売の対象商品の商品名と単
価とが印字される。すなわち第5図に示すように、第13
行目には商品名「インスタントコーヒー」と、その単価
とが印字され、第14行目には商品名「クリームパウダ
ー」と、その単価とが印字される。このとき、組合せ販
売の対象商品であることを示すために第13行目および第
14行目にはそれぞれ、商品名と単価との間に記号 が印字される。
価とが印字される。すなわち第5図に示すように、第13
行目には商品名「インスタントコーヒー」と、その単価
とが印字され、第14行目には商品名「クリームパウダ
ー」と、その単価とが印字される。このとき、組合せ販
売の対象商品であることを示すために第13行目および第
14行目にはそれぞれ、商品名と単価との間に記号 が印字される。
第14行目には記号 と、「クミアワセネビキ」という文字と、組合せ販売に
よる値引き金額を示す数字「−280」とが印字される。
その後、レシート紙は2行分に相当する長さだけ送られ
る。
よる値引き金額を示す数字「−280」とが印字される。
その後、レシート紙は2行分に相当する長さだけ送られ
る。
ステップa10では、統合終末印字処理が行われる。す
なわち、第5図に示すようにレシート紙の第17行目には
登録商品の点数が印字され、第18行目には合計金額が印
字される。
なわち、第5図に示すようにレシート紙の第17行目には
登録商品の点数が印字され、第18行目には合計金額が印
字される。
以上のように本実施例によれば、まとめ条件に合致し
たまとめ販売の対象商品および組合せ条件に合致した組
合せ販売の対象商品は、それ以外の対象商品とは分離さ
れて、登録処理終了後に、まとめ商品または組合せ商品
であるマークとともに印字され、また、まとめ販売によ
る値引き金額および組合せ販売による値引き金額も、そ
れぞれ対象商品の商品名と単価とが印字された後に引き
続いて印字される。したがって、従来のレシートに比べ
て見易いレシートを印字することができ、電子式金銭登
録機の操作者およびレシートを受取る顧客にとって非常
に有用である。
たまとめ販売の対象商品および組合せ条件に合致した組
合せ販売の対象商品は、それ以外の対象商品とは分離さ
れて、登録処理終了後に、まとめ商品または組合せ商品
であるマークとともに印字され、また、まとめ販売によ
る値引き金額および組合せ販売による値引き金額も、そ
れぞれ対象商品の商品名と単価とが印字された後に引き
続いて印字される。したがって、従来のレシートに比べ
て見易いレシートを印字することができ、電子式金銭登
録機の操作者およびレシートを受取る顧客にとって非常
に有用である。
発明の効果 以上のように本発明によれば、予め定める特定商品に
特定の演算式を有し、特定商品に関する商品情報、たと
えば商品名、単価、値引き金額などは、前記以外の商品
情報とは分離してまとめてレシートに印字されることに
なる。これによって、電子式金銭登録機の操作者および
レシートを受取る顧客にとって、見易いレシートを印字
することができる。
特定の演算式を有し、特定商品に関する商品情報、たと
えば商品名、単価、値引き金額などは、前記以外の商品
情報とは分離してまとめてレシートに印字されることに
なる。これによって、電子式金銭登録機の操作者および
レシートを受取る顧客にとって、見易いレシートを印字
することができる。
さらに、特定商品以外の商品は登録順にレシート印字
を行うことにより、レシート印字のための待ち時間が短
縮でき、登録処理終了時にすぐレシートを顧客に手渡す
ことができる。
を行うことにより、レシート印字のための待ち時間が短
縮でき、登録処理終了時にすぐレシートを顧客に手渡す
ことができる。
第1図は本発明の一実施例である電子式金銭登録機11の
電気的構成を示すブロック図、第2図は電子式金銭登録
機11の外観を示す斜視図、第3図はキーボード18のキー
配列を示す平面図、第4図は電子式金銭登録機11による
レシートの印字動作を説明するためのフローチャート、
第5図は電子式金銭登録機11によって印字されたレシー
トの印字例を示す平面図、第6図および第7図は従来の
電子式金銭登録機によって印字されたレシートの印字例
を示す図である。 11……電子式金銭登録機、12……CPU、14……RAM、15…
…まとめ販売商品記憶領域、16……組合せ販売商品記憶
領域、20……プリンタ
電気的構成を示すブロック図、第2図は電子式金銭登録
機11の外観を示す斜視図、第3図はキーボード18のキー
配列を示す平面図、第4図は電子式金銭登録機11による
レシートの印字動作を説明するためのフローチャート、
第5図は電子式金銭登録機11によって印字されたレシー
トの印字例を示す平面図、第6図および第7図は従来の
電子式金銭登録機によって印字されたレシートの印字例
を示す図である。 11……電子式金銭登録機、12……CPU、14……RAM、15…
…まとめ販売商品記憶領域、16……組合せ販売商品記憶
領域、20……プリンタ
Claims (1)
- 【請求項1】登録された商品の商品名および単価などの
商品情報を、長尺の帯状紙に印字してレシートを発行す
るレシート印字手段を備え、登録された商品情報をレシ
ートに印字する電子式金銭登録機において、 登録された商品が予め定める特定商品であるかどうかを
判別する商品判別手段と、 商品判別手段の出力に基づいて、少なくとも前記特定商
品の商品情報を記憶する商品情報記憶手段と、 前記特定商品に特有の演算式を有し、前記商品情報記憶
手段に記憶された商品情報に基づいて演算を行う特定商
品演算手段とを備え、 前記特定商品以外の商品情報は登録時に順次レシート印
字し、前記商品情報記憶手段に記憶された特定商品の商
品情報は、登録処理終了時に前記特定商品演算手段から
出力される演算結果とともにレシートに印字するように
したことを特徴とする電子式金銭登録機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
JP2173653A JP2624877B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 電子式金銭登録機 |
Publications (2)
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Family
ID=15964606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2173653A Expired - Fee Related JP2624877B2 (ja) | 1990-06-30 | 1990-06-30 | 電子式金銭登録機 |
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JP (1) | JP2624877B2 (ja) |
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1990
- 1990-06-30 JP JP2173653A patent/JP2624877B2/ja not_active Expired - Fee Related
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