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JP2610085B2 - 塗装仕上げ方法 - Google Patents

塗装仕上げ方法

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JP2610085B2
JP2610085B2 JP4359346A JP35934692A JP2610085B2 JP 2610085 B2 JP2610085 B2 JP 2610085B2 JP 4359346 A JP4359346 A JP 4359346A JP 35934692 A JP35934692 A JP 35934692A JP 2610085 B2 JP2610085 B2 JP 2610085B2
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coating film
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、塗装仕上げ方法に関
し、詳しくは良好な仕上り外観、高耐久性を有する複層
塗膜を形成できる特に建築内外装に好適な塗装仕上げ方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物壁面等の塗装には、下塗
材、主材、上塗材などの塗装材を用いて装飾性のある凹
凸模様などに仕上げる複層仕上げ塗装が一般的に行なわ
れている。かかる仕上げ塗装法としては、模様形成を目
的とする主材の種類によって、合成樹脂エマルジョン系
複層仕上げ方法や、セメント系又はポリマーセメント系
複層仕上げ方法などが挙げられる。前者は、通常、シー
ラー、下塗材、主材、上塗材を用いて4層塗膜を構成す
るものであり、該シーラーは基材と下塗層との付着性向
上を、下塗材は基材を均一に調整することを目的とし、
主材は仕上り面に立体模様を形成することを、上塗材は
美観や耐久性付与を目的として塗装されるものである。
かかる方法は凹凸の変化の大きい意匠性の高い模様を形
成することができるという利点があるが、塗装工程が多
く、コストや工期の面で問題がある。
【0003】一方、後者の方法は、通常、シーラー、セ
メント系主材、上塗材を用いた3層塗膜を構成するもの
であり、前者の方法に比べて1工程少ないので有利であ
る。しかしながら通常のセメント系塗装材は、硬質で弾
性に乏しいため、建築物壁面などの基材面に発生するひ
びワレに該塗膜が追随できず、ひいては上塗塗膜にもひ
びワレが生じるという問題があった。この様なひびワレ
を放置すると雨水や炭酸ガスがこのひびワレから侵入
し、建築物の鉄筋の腐食及びそれに伴うコンクリート剥
落等が起こる原因となる。またセメントを結合材とする
塗装材なので、水/セメント、合成樹脂エマルジョン/
セメントの混合物は1〜4時間で固まるため、必要な量
をその度調合する必要があり、材料管理の面でも非常に
手間がかかる。また、液/粉を混合する時のセメントの
飛散及び混合物中に「まま粉」等が出易く、作業上も多
くの問題点がある。さらに該塗装材では、セメント粉中
に大きな粒子があるため形成する塗膜の肌がザラザラと
なり、上塗りを該面上に塗布してもかかるザラザラ感を
ひろって滑らかな模様塗面とならず、最終の仕上り外観
が劣るという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の塗装
工程をさらに簡略化して2層構成とし、しかも良好な仕
上り外観を有し、基材面のひびワレ等にも追随しうる高
耐久性塗膜を形成できる塗装仕上げ方法の提供を目的と
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成すべく鋭意検討した結果、特定の組成を有し且つ微
弾性を有せしめた塗料を塗装した後、上塗塗装すること
により良好な仕上り外観を有する高耐久性塗膜が得られ
ることを見出し本発明を完成するに至った。
【0006】すなわち本発明は、カルボニル基含有共重
合体水分散液(A)、架橋剤として1分子当たり少なく
とも2個以上のヒドラジド基を含有するヒドラジド化合
物(B)及び顔料(C)を含有し、該混合物中における
顔料体積濃度が30〜60%であって、かつ形成塗膜の
伸び率が20℃雰囲気で30〜150%である弾性ベー
ス用塗料を塗布した後、該塗面上に形成塗膜の伸び率が
20℃雰囲気で150%以下である上塗塗料を塗布する
塗装仕上げ方法を提供するものである。
【0007】本発明方法は、特定の顔料濃度とし微弾性
を有せしめた一液型水性エマルジョン塗料をベース用塗
料として使用することにより、基材面のひびワレ等に追
随できるとともに各種基材及び旧塗膜等との付着性にも
優れ且つ強靭で弾性持続力を有する塗膜層を形成できる
ので、従来のシーラー塗装+下塗塗装(+模様塗装)の
各工程の有する機能を1つに集約することができ、該ベ
ース塗膜上に上塗塗装を施すことにより良好な仕上り外
観が得られ塗装工程の簡略化を実現できたものである。
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。
【0009】本発明方法に使用する弾性ベース用塗料
は、カルボニル基含有共重合体水分散液(A)、架橋剤
として1分子当たり少なくとも2個以上のヒドラジド基
を有するヒドラジド化合物(B)及び顔料(C)を含有
してなる水性エマルジョン塗料である。
【0010】上記カルボニル基含有共重合体水分散液
(A)としては、(a)1分子中に少なくとも1個のカ
ルボニル基を有する、重合性のカルボニル基含有単量体
を0.1〜30重量%、(b)3〜5個の炭素原子を有
するモノオレフィン性不飽和カルボン酸、同不飽和カル
ボン酸アミド、同不飽和カルボン酸アミドのN−アルキ
ルおよび/又はN−アルキロール誘導体、モノオレフィ
ン性不飽和カルボン酸よりなる群から選ばれた単量体を
0〜10重量%、並びに(c)ビニル芳香族化合物、ア
クリル酸の炭素数1〜8個のn−アルキルエステル、メ
タクリル酸の炭素数1〜8個のn−アルキルエステル、
飽和カルボン酸のビニルエステル、1,3−ジエン、ア
クリル酸第三級ブチル、ハロゲン化ビニル、エチレン、
アクリロニトリル、メタクリロニトリルよりなる群から
選ばれた単量体を60〜99.9重量%含有する単量体
混合物を、分散剤の存在下で乳化共重合させることによ
り容易に得られるものが好適に使用できる。
【0011】単量体(a)としては、1分子中に少なく
とも1個のカルボニル基を有する重合可能な二重結合を
有する単量体が用いられる。単量体(a)の具体例とし
ては、アクロレイン、ダイアセトンアクリルアミド、ダ
イアセトンメタアクリルアミド、ホルミルスチロール、
4〜7個の炭素原子を有するビニルアルキルケトン(例
えばビニルメチルケトン、ビニルエチルケトン、ビニル
ブチルケトン)等があげられる。特に好ましいのは、ダ
イアセトンアクリルアミド、ダイアセトンメタアクリル
アミドである。
【0012】上記架橋剤として使用する1分子当たり少
なくとも2個以上のヒドラジン残基を有するヒドラジド
化合物(B)としては、(d)下記一般式で示されるジ
ヒドラジド化合物、 H2 N−NH−CO−(CH2n −CO−NH−NH2 (n≦8) および/又は(e)カルボン酸エステル基を有する重合
体をヒドラジン又はヒドラジン水化物(すなわちヒドラ
ジンヒドラード)と反応させることにより製造されるジ
ヒドラジド化合物が挙げられる(特公昭52−2287
8号公報参照)。
【0013】上記カルボン酸エステル基を有する重合体
は、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸等の不飽和
カルボン酸と低級アルコールとのエステルに、スチレ
ン、ジビニルベンゼン、イソブチレン等の不飽和単量体
を共重合させることにより得られるものが適当である。
【0014】上記カルボニル基含有共重合体水分散液
(A)とヒドラジド化合物(B)の使用割合は、該共重
合体水分散液(A)中に含まれる共重合体のカルボニル
基1モルに対してヒドラジド化合物中のヒドラジド残基
が、0.02〜3モル、好ましくは0.1〜2モルにな
る割合であることが好適である。
【0015】さらに弾性ベース用塗料に使用される顔料
(C)としては、例えば酸化チタン、カーボンブラッ
ク、ベンガラなどの着色顔料、炭酸カルシウム、タル
ク、マイカ、クレー、ケイ藻土、ケイ砂、パライトなど
の体質顔料や骨材等が挙げられ、適宜選択して使用でき
る。
【0016】上記顔料(C)は、前記(A)、(B)成
分との混合物中における顔料体積濃度(以下、「PV
C」と略称することがある)が30〜60%、好ましく
は40〜55%となるよう配合される必要がある。ここ
で「顔料体積濃度(PVC)」は該混合物固形分に占め
る顔料分の体積割合であり、次式から得られるものであ
る。
【数1】
【0017】上記PVCが30%未満では、得られる弾
性ベース用塗膜の肉持ち感が乏しくなり下地調整能が低
下し、一方PVCが60%を越えると得られる弾性ベー
ス用塗膜の緻密性が低下し上塗りを塗り重ねた際に上塗
塗料の吸いこみムラが発生しやすく良好な仕上り外観が
得られず、またベース用塗膜自体の膜物性も低下するの
で好ましくない。
【0018】また本発明においては、上記弾性ベース用
塗料による形成塗膜の伸び率が20℃雰囲気で30〜1
50%、好ましくは40〜140%であることが必要で
ある。ここで塗膜の伸び率は、恒温槽付万能引張試験機
(島津製作所製、オートグラフAG2000B型)を用
い、20℃において引張速度200mm/分で測定したと
きの値であり、測定に使用する試料はJIS−A−69
10に従って作成したものである。
【0019】上記伸び率が30%未満では、得られる弾
性ベース用塗膜が基材面のひびワレなどに十分追随でき
ず、一方150%を越えると該塗膜上に塗り重ねる上塗
塗料の種類によっては上塗塗膜にワレが生じる場合があ
るので好ましくない。
【0020】上記弾性ベース用塗料には、さらに必要に
応じて界面活性剤、分散剤、消泡剤、増粘剤、造膜助
剤、防腐剤、凍結防止剤、有機溶剤などの塗料用添加剤
を配合することができる。
【0021】本発明方法に使用する上塗塗料は、形成塗
膜の伸び率が20℃雰囲気で150%以下、好ましくは
5〜100%であれば、特に制限なく従来公知の仕上り
面の着色や光沢の付与、また耐候性、防水性などを付与
しうる水系または有機溶剤系の塗料が適用できる。かか
る上塗塗料としては、例えばアクリル樹脂、アクリル・
ウレタン樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂、シリコ
ン・アクリル樹脂などを主成分とするものが挙げられ
る。
【0022】該上塗塗料において、上記伸び率が150
%を越える場合には、上塗塗面の耐汚染性が低下し外観
の美粧性を損なうことになるので好ましくない。
【0023】本発明の塗装仕上げ方法は、適宜な基材面
に、前記弾性ベース用塗料をローラー、エアスプレー、
エアレススプレー、リシンガン、万能ガン、ハケなどの
公知の塗装器具を用いて塗装してベース塗膜層を形成
し、次いで該塗面上に上記上塗塗料を上記と同様の塗装
器具で塗装して上塗塗膜層を形成することからなる。
【0024】適用できる基材としては、特に制限される
ものではないが、例えばコンクリート面、モルタル面、
スレート板、PC板 ALC板、コンクリートブロック
面、木材、石材、プラスチック、金属などが挙げられ、
これらはそれぞれ適宜素地調整や、必要に応じてプライ
マー塗装などを行なっておくことが好ましい。
【0025】本発明方法において、弾性ベース用塗料に
よる塗装膜厚は、塗布量に基づいて0.3〜1.5kg/m
2 、好ましくは0.5〜1.3kg/m2 が適当である。該
塗料の塗装は基材面の全面にわたって平滑面もしくは滑
らかな凹凸面(ゆず肌状、クレーター状などの模様)な
どとなるように行なわれるのが好ましい。また上塗塗料
の塗布量は、0.1〜0.5kg/m2 程度が適当である。
【0026】
【発明の効果】本発明の塗装仕上げ方法によれば、1工
程目に塗装する弾性ベース用塗料が基材面との付着性に
優れ、形成される微弾性塗膜自体が非常に強靭で基材面
のワレなどに十分追随するので従来の塗装工程を簡略化
でき、また該ベース塗膜が基材と上塗塗膜との間の緩衝
材としての機能を有するので、伸びの少ない硬質なタイ
プの上塗塗料を使用しても上塗塗膜にワレが発生するこ
となく良好な仕上り外観を有する塗膜が得られる。
【0027】
【実施例】以下、本発明を実施例により、更に詳細に説
明する。特にことわらない限り、すべての部は重量部を
示す。
【0028】水性エマルジョンの製造例 製造例1 2リットルの4つ口フラスコに脱イオン水312部、N
ewcol 707SF(日本乳化剤製、固形分30
%)2.3部を加え、窒素置換後、80℃に保つ。下記
組成のプレエマルジョンを滴下する直前に0.7部の過
硫酸アンモニウムを加え、プレエマルジョンを3時間に
わたって滴下した。 脱イオン水 338部 ダイアセトンアクリルアミド 32部 アクリル酸 3.2部 スチレン 97部 メチルメタクリレート 260部 2−エチルヘキシルアクリレート 100部 n−ブチルアクリレート 150部 Newcol 707SF 62部 過硫酸アンモニウム 1.2部 滴下終了後30分より、30分間0.7部の過硫酸アン
モニウムを7部の脱イオン水に溶かした溶液を滴下し、
さらに2時間80℃に保持し、その後約40〜60℃に
降温した後、アンモニア水でpHを8〜9に調整し、エ
マルジョン(A)−1を得た。
【0029】製造例2 滴下するプレエマルジョンを下記組成とする以外は製造
例1と同様の方法でエマルジョン(A)−2を得た。 脱イオン水 315部 ダイアセトンアクリルアミド 74部 アクリル酸 3.9部 スチレン 105部 メチルメタクリレート 269部 2−エチルヘキシルアクリレート 105部 n−ブチルアクリレート 176部 ヒドロキシエチルアクリレート 15部 Newcol 707SF 49部 過硫酸アンモニウム 1.5部 なお、反応終了後加えた過硫酸アンモニウムは、0.8
部を脱イオン水8部に溶かした溶液とした。
【0030】上記製造例1〜2で得られたエマルジョン
(A)−1、(A)−2の性状値を表1に示した。
【0031】
【表1】
【0032】(注1)固形分は試料を150℃30分間
加熱し、残量を測定して算出した。
【0033】弾性ベース用塗料の作成 上記製造例で得たエマルジョンに、アジピン酸ジヒドラ
ジドなどの成分を表2に示す組合せ及び配合量で添加
し、撹拌混合して各弾性ベース用塗料〜を得た。各
塗料の特性値を表2に示す。
【0034】なお、表2中における(注2)〜(注6)
は下記のとおりである。 (注2)体質顔料:比重2.7の炭酸カルシウムを使用 (注3)増粘剤:2.5%ヒドロキシエチルセルロース (注4)消泡剤:「SNデホーマーA63」(サンノプ
コ社製品) (注5)分散剤:「ノプコサントK」(サンノプコ社製
品)
【0035】(注6)形成塗膜の伸び率(%):JIS
−A−6910に準じて試験片を作成、該乾燥塗膜の伸
び率を、引張試験機オートグラフAG2000B型(島
津製作所製)を用い、20℃雰囲気で引張速度200mm
/minにて測定した。
【0036】
【表2】
【0037】実施例及び比較例 上記の如く作成した各弾性ベース用塗料を水で塗装適性
粘度に調整した後、エアレススプレーでモルタル板(9
0×300×20mm)に塗布量が約0.9kg/m2 になる
よう塗装し、20℃、75RH%で1日乾燥させた。次
に各ベース塗膜上に各種上塗塗料を表3に示す組合せ
で、エアレススプレーにより塗布量が約0.2kg/m2
なるよう塗装し、20℃、75RH%で7日間乾燥させ
て塗装仕上げ板を得た。これらの塗装板の性能試験結果
を表3に示す。
【0038】なお、表3における(*1)〜(*6)の
上塗塗料は下記のとおりである。 (*1)アレスレタン白:ポリウレタン樹脂系溶剤型上
塗塗料、関西ペイント社製品、伸び率40%(20℃) (*2)アレスタイルトップS白:アクリル樹脂系溶剤
型上塗塗料、関西ペイント社製品、伸び率15%(20
℃)
【0039】(:3)アレスフロン白:フッ素樹脂系溶
剤型上塗塗料、関西ペイント社製品、伸び率50%(2
0℃) (*4)アレスシリコン白:アクリルシリコン樹脂系溶
剤型塗料、関西ペイント社製品、伸び率15%(20
℃)
【0040】(:5)アレスタイルトップE白:アクリ
ル樹脂系水性塗料、関西ペイント社製品、伸び率20%
(20℃) (*6)アレスゴムテックス白:アクリル樹脂系水性塗
料、関西ペイント社製品、伸び率400%(20℃)
【0041】
【表3】
【0042】表3における性能試験は下記のとおりであ
る。 (注7)仕上り外観:300×300×50mmのモルタ
ル板に実施例及び比較例の方法で形成した塗膜表面の仕
上り外観を目視で評価した。均一にムラなく滑らかに仕
上っているものを○とし、素地面をひろったりムラが発
生して均一に仕上っていないものを×とした。 (注8)温冷繰返し作用に対する抵抗性:JIS−A−
6910に準じて、塗装板を20℃の水中に18時間浸
漬した後、直ちに−20℃の恒温槽中で3時間冷却し、
次いで50℃の恒温槽中で3時間加温する。この24時
間を1サイクルとした操作を10回繰返した後の塗装面
を目視観察し、下記基準で評価した。 ○:ハガレ、ひびワレ、フクレなどが全くなく、かつ著
しい変色及び光沢低下もない。 ×:上記欠陥が1つでもある。 (注9)耐候性:屋外に12ケ月暴露し、塗面を水洗し
た後の塗面状態や耐汚染性を目視観察し、下記基準で評
価した。試験塗板は底面垂直となるよう設置した。 (塗面状態) ○:ハガレ、ひびワレ、フクレなどが全くなく、かつ著
しい変色及び光沢低下もない。 ×:上記欠陥が1つでもある。 (耐汚染性) ○:ほとんど汚れが認められない。 △:汚れは認められるが目立たない。 ×:汚れが著しい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09D 5/03 PPT C09D 5/03 PPT PPU PPU

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルボニル基含有共重合体水分散液
    (A)、架橋剤として1分子当たり少なくとも2個以上
    のヒドラジド基を含有するヒドラジド化合物(B)及び
    顔料(C)を含有し、該混合物中における顔料体積濃度
    が30〜60%であって、且つ形成塗膜の伸び率が20
    ℃雰囲気で30〜150%である弾性ベース用塗料を塗
    布した後、該塗面上に形成塗膜の伸び率が20℃雰囲気
    で150%以下である上塗塗料を塗布することを特徴と
    する塗装仕上げ方法。
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