JP2608028B2 - ガラス製品成形機用制御装置 - Google Patents
ガラス製品成形機用制御装置Info
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- JP2608028B2 JP2608028B2 JP6095536A JP9553694A JP2608028B2 JP 2608028 B2 JP2608028 B2 JP 2608028B2 JP 6095536 A JP6095536 A JP 6095536A JP 9553694 A JP9553694 A JP 9553694A JP 2608028 B2 JP2608028 B2 JP 2608028B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ガラス製品成形機用
制御装置に関し、特に、1つの回転駆動主軸に対して複
数の作業ステーションすなわちセクション毎の電子的カ
ムスイッチを具備して制御信号を出力することができる
ようにしたものに関する。
制御装置に関し、特に、1つの回転駆動主軸に対して複
数の作業ステーションすなわちセクション毎の電子的カ
ムスイッチを具備して制御信号を出力することができる
ようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】複数の生産ラインで並行して製品を生産
し、各ラインでの完成品を同期を取って共通ラインに送
り出し、共通ラインに送り出された複数個の製品をパレ
タイジングする一貫した量産システムが存在している。
そのような量産システムの一例をレイアウトによって示
すと図3のようである。#1〜#nで示されたものは、
個別の生産ライン又は生産セクションであり、そのよう
な各生産ライン又はセクションをここではステーション
と呼ぶことにする。つまり、各ステーション#1〜#n
は夫々個別に製品を自動生産する自動化された生産ライ
ン又はセクションである。矢印Xは、該ステーションに
おける半完成品の搬送方向を示す。各ステーション#1
〜#nの搬送ラインの経路には、自動作業用の複数のア
クチュエータ又はロボット(以下総称してアクチュエー
タと言う)A1〜Anが所定の配置で夫々設けられてい
る。
し、各ラインでの完成品を同期を取って共通ラインに送
り出し、共通ラインに送り出された複数個の製品をパレ
タイジングする一貫した量産システムが存在している。
そのような量産システムの一例をレイアウトによって示
すと図3のようである。#1〜#nで示されたものは、
個別の生産ライン又は生産セクションであり、そのよう
な各生産ライン又はセクションをここではステーション
と呼ぶことにする。つまり、各ステーション#1〜#n
は夫々個別に製品を自動生産する自動化された生産ライ
ン又はセクションである。矢印Xは、該ステーションに
おける半完成品の搬送方向を示す。各ステーション#1
〜#nの搬送ラインの経路には、自動作業用の複数のア
クチュエータ又はロボット(以下総称してアクチュエー
タと言う)A1〜Anが所定の配置で夫々設けられてい
る。
【0003】各ステーション#1〜#nの終端には、製
品をコンベアCVYに送り出すための移送用アクチュエ
ータBが夫々設けられている。矢印YはコンベアCVY
上の製品の搬送方向を示す。コンベアCVYの終端には
必要に応じて製品品質チェックのためあるいはその他の
目的のためのアクチュエータCが設けられる。また、コ
ンベアCVYの終端にはパレタイジング装置PLTが設
けられている。このパレタイジング装置PLTは、アク
チュエータDの作動に応じて動作し、コンベアCVYに
より搬送されてきた製品をパレットP上に配列して収納
する。
品をコンベアCVYに送り出すための移送用アクチュエ
ータBが夫々設けられている。矢印YはコンベアCVY
上の製品の搬送方向を示す。コンベアCVYの終端には
必要に応じて製品品質チェックのためあるいはその他の
目的のためのアクチュエータCが設けられる。また、コ
ンベアCVYの終端にはパレタイジング装置PLTが設
けられている。このパレタイジング装置PLTは、アク
チュエータDの作動に応じて動作し、コンベアCVYに
より搬送されてきた製品をパレットP上に配列して収納
する。
【0004】各ステーション#1〜#nに対して材料又
は部品等を分配・供給するマスタ装置が設けられる。こ
のマスタ装置は、図示しないモータ等によって駆動され
る主軸MSを有している。この主軸MSの回転に応じて
各ステーション#1〜#nに対して材料又は部品等が分
配・供給される。各ステーション#1〜#nは、マスタ
装置に対する一種のスレーブ装置として機能する。つま
り、各ステーション#1〜#nは、マスタ装置の動きに
同期して、動作を開始しかつ各種動作を遂行するように
なっている。また、各ステーション#1〜#nにおける
半完成品の搬送動作も、主軸MSの回転に連動して制御
されるようになっている。例えば、主軸MSの回転に機
械的に連動して各ステーション#1〜#nにおける半完
成品の搬送動作が実行されるようになっていてもよい
し、主軸MSの回転位置検出データに応じて各ステーシ
ョン#1〜#nにおける半完成品の搬送駆動を制御する
ことによりその搬送動作が主軸MSの回転に連動して行
われるようになっていてもよい。コンベアCVYは、独
立に速度制御して駆動するようになっていてもよいが、
主軸MSの回転に連動して制御されるようになっていて
もよい。なお、アクチュエータA1〜An,B,C,D
としては、ソレノイド、シリンダ、モータ、注入器、ブ
ローワーなど各工程の作業目的に応じたものが用いられ
る。
は部品等を分配・供給するマスタ装置が設けられる。こ
のマスタ装置は、図示しないモータ等によって駆動され
る主軸MSを有している。この主軸MSの回転に応じて
各ステーション#1〜#nに対して材料又は部品等が分
配・供給される。各ステーション#1〜#nは、マスタ
装置に対する一種のスレーブ装置として機能する。つま
り、各ステーション#1〜#nは、マスタ装置の動きに
同期して、動作を開始しかつ各種動作を遂行するように
なっている。また、各ステーション#1〜#nにおける
半完成品の搬送動作も、主軸MSの回転に連動して制御
されるようになっている。例えば、主軸MSの回転に機
械的に連動して各ステーション#1〜#nにおける半完
成品の搬送動作が実行されるようになっていてもよい
し、主軸MSの回転位置検出データに応じて各ステーシ
ョン#1〜#nにおける半完成品の搬送駆動を制御する
ことによりその搬送動作が主軸MSの回転に連動して行
われるようになっていてもよい。コンベアCVYは、独
立に速度制御して駆動するようになっていてもよいが、
主軸MSの回転に連動して制御されるようになっていて
もよい。なお、アクチュエータA1〜An,B,C,D
としては、ソレノイド、シリンダ、モータ、注入器、ブ
ローワーなど各工程の作業目的に応じたものが用いられ
る。
【0005】これを、ガラスビンを製造する行程にあて
はめてみると、図3のライン全体がガラスビン成形機に
相当し、主軸MSの回転に連動して材料(すなわち溶融
ガラス)が各ステーション#1〜#nに分配され、粗型
への材料の挿入、ブローもしくはプレスによる粗型成
形、ブローによる仕上げ成形、徐冷、印刷等の一連の製
ビン工程が各ステーション#1〜#nで並行して行われ
る。この場合、各ステーション#1〜#n毎のアクチュ
エータA1〜An,BやC,Dの各動作イベントは、主
軸MSの回転に同期して所定のタイミングで各々制御さ
れる。
はめてみると、図3のライン全体がガラスビン成形機に
相当し、主軸MSの回転に連動して材料(すなわち溶融
ガラス)が各ステーション#1〜#nに分配され、粗型
への材料の挿入、ブローもしくはプレスによる粗型成
形、ブローによる仕上げ成形、徐冷、印刷等の一連の製
ビン工程が各ステーション#1〜#nで並行して行われ
る。この場合、各ステーション#1〜#n毎のアクチュ
エータA1〜An,BやC,Dの各動作イベントは、主
軸MSの回転に同期して所定のタイミングで各々制御さ
れる。
【0006】従来のガラス製品成形機においては、その
ような同期制御の為に、主軸MSに多数の機械式カムス
イッチを設け、この機械式カムスイッチから出力される
信号によって各アクチュエータの動作イベントを制御す
るようにしていた。この場合、各ステーション#1〜#
nの動作を夫々独立に制御しなければならないことか
ら、各アクチュエータA1〜An,B,C,Dに対応す
るカムスイッチ群は、各ステ−ション#1〜#n夫々に
設けねばならない。また、各ステーション#1〜#nが
時間差をもって所定の順序で動作開始し、動作終了する
場合、相互のシーケンシャルな動作開始及び終了タイミ
ングの制御を行うことができるように、各ステーション
#1〜#n毎のカムスイッチは主軸MSの原点に対して
適宜にオフセットさせて取り付ける必要がある。
ような同期制御の為に、主軸MSに多数の機械式カムス
イッチを設け、この機械式カムスイッチから出力される
信号によって各アクチュエータの動作イベントを制御す
るようにしていた。この場合、各ステーション#1〜#
nの動作を夫々独立に制御しなければならないことか
ら、各アクチュエータA1〜An,B,C,Dに対応す
るカムスイッチ群は、各ステ−ション#1〜#n夫々に
設けねばならない。また、各ステーション#1〜#nが
時間差をもって所定の順序で動作開始し、動作終了する
場合、相互のシーケンシャルな動作開始及び終了タイミ
ングの制御を行うことができるように、各ステーション
#1〜#n毎のカムスイッチは主軸MSの原点に対して
適宜にオフセットさせて取り付ける必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、機械式のカ
ムスイッチは、スイッチ作動位置の変更が困難であるこ
と、機械接点の故障の問題があること、多数設けた場合
機構が複雑で嵩張ること、などの難点がある。また、所
望の原点オフセットを設定して主軸に取り付けることも
面倒であつた。この発明は上述の点に鑑みてなされたも
ので、ガラス製品成形機において、複数の各ステーショ
ン(作業セクション)毎の作業工程中における各イベン
トの実行タイミングの設定と変更を容易にし、かつ、オ
フセット設定も容易にした制御装置を提供しようとする
ものである。
ムスイッチは、スイッチ作動位置の変更が困難であるこ
と、機械接点の故障の問題があること、多数設けた場合
機構が複雑で嵩張ること、などの難点がある。また、所
望の原点オフセットを設定して主軸に取り付けることも
面倒であつた。この発明は上述の点に鑑みてなされたも
ので、ガラス製品成形機において、複数の各ステーショ
ン(作業セクション)毎の作業工程中における各イベン
トの実行タイミングの設定と変更を容易にし、かつ、オ
フセット設定も容易にした制御装置を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、所定のガラ
ス製品を成形するための一連の作業を行う作業セクショ
ンを複数具備し、各作業セクションにおける一巡工程が
順次シフトされてなるガラス製品成形機において、各セ
クション毎に作業工程中における各イベントの実行タイ
ミングを角度設定し、回転駆動用主軸の回転に従って該
設定された角度に対応して各イベントの実行タイミング
データに基づく制御信号を出力するための制御装置であ
って、各セクションにおける所望のイベントの実行タイ
ミングを該セクションの原点からの角度によってデータ
入力する入力手段と、各セクション毎に各イベントの実
行タイミングデータを記憶する記憶手段と、前記回転駆
動用主軸の現在回転角度を検出するための1つの角度検
出手段と、各セクションにおける前記一巡工程の順次シ
フト量を設定するオフセット角度を、前記主軸の機械的
原点に対する該各セクション毎の原点のオフセット角度
として夫々独立に設定するためのオフセット設定手段
と、前記角度検出手段で検出された現在回転角度を各セ
クション毎に前記オフセット設定手段で設定されたオフ
セット角度によって夫々ずらし、ずらした現在回転角度
データに応じて前記記憶手段から各セクション毎のイベ
ントの実行タイミングデータを読み出して制御信号を出
力する出力手段とを具えたことを特徴とするものであ
る。
ス製品を成形するための一連の作業を行う作業セクショ
ンを複数具備し、各作業セクションにおける一巡工程が
順次シフトされてなるガラス製品成形機において、各セ
クション毎に作業工程中における各イベントの実行タイ
ミングを角度設定し、回転駆動用主軸の回転に従って該
設定された角度に対応して各イベントの実行タイミング
データに基づく制御信号を出力するための制御装置であ
って、各セクションにおける所望のイベントの実行タイ
ミングを該セクションの原点からの角度によってデータ
入力する入力手段と、各セクション毎に各イベントの実
行タイミングデータを記憶する記憶手段と、前記回転駆
動用主軸の現在回転角度を検出するための1つの角度検
出手段と、各セクションにおける前記一巡工程の順次シ
フト量を設定するオフセット角度を、前記主軸の機械的
原点に対する該各セクション毎の原点のオフセット角度
として夫々独立に設定するためのオフセット設定手段
と、前記角度検出手段で検出された現在回転角度を各セ
クション毎に前記オフセット設定手段で設定されたオフ
セット角度によって夫々ずらし、ずらした現在回転角度
データに応じて前記記憶手段から各セクション毎のイベ
ントの実行タイミングデータを読み出して制御信号を出
力する出力手段とを具えたことを特徴とするものであ
る。
【0009】後述する実施例との対応を示すと、作業セ
クションはステーション#1〜#nに対応し、上記入力
手段は、プログラムスイッチ装置PS1〜PSnにおけ
るプログラム手段に対応し、上記記憶手段は、プログラ
ムスイッチ装置PS1〜PSnにおけるオン/オフ信号
メモリ9,10に対応し、上記角度検出手段は、主軸M
Sの回転角度位置を検出するためのセンサ部1に対応
し、上記オフセット設定手段は原点オフセット設定器4
に対応し、上記出力手段は、加算器3の出力に応じて各
メモリ9,10を読み出すための回路に対応している。
クションはステーション#1〜#nに対応し、上記入力
手段は、プログラムスイッチ装置PS1〜PSnにおけ
るプログラム手段に対応し、上記記憶手段は、プログラ
ムスイッチ装置PS1〜PSnにおけるオン/オフ信号
メモリ9,10に対応し、上記角度検出手段は、主軸M
Sの回転角度位置を検出するためのセンサ部1に対応
し、上記オフセット設定手段は原点オフセット設定器4
に対応し、上記出力手段は、加算器3の出力に応じて各
メモリ9,10を読み出すための回路に対応している。
【0010】
【作用】 ガラス製品成形機においては、所定のガラス
製品を成形するための一連の作業を行う作業セクション
を複数具備しており、各作業セクションにおける一巡工
程が順次シフトされてなる。この発明においては、各セ
クションにおける前記一巡工程の順次シフト量を設定す
るオフセット角度を、前記主軸の機械的原点に対する該
各セクション毎の原点のオフセット角度として夫々独立
に設定するために、オフセット設定手段が設けられてい
る。一方、各セクション毎の所望のイベントの実行タイ
ミングは、入力手段によって任意に設定入力し、これを
記憶手段に記憶しておくことができる。そして、主軸の
現在回転角度を各セクション毎に設定された前記オフセ
ット角度によって夫々ずらし、ずらした現在回転角度デ
ータに応じて記憶手段から各セクション毎のイベントの
実行タイミングデータを読み出して制御信号を出力する
ようにしたので、各セクション毎の所望のオフセット設
定を演算によって容易且つ任意に行なうことができる。
従って、ガラス製品成形工程において、各セクション毎
の作業工程中における各イベントの実行タイミングの設
定と変更がプログラマブルに容易に行なえ、かつ、主軸
に対する各セクション毎のオフセット設定も容易とな
る。ガラス製品成形機においては、各作業セクションに
おける一巡工程が順次シフトされていて、それらのシフ
トされた関係で各作業が組み合わされることにより、複
数作業セクションの組合せによって一連の作業が円滑に
遂行され、1つのガラス製品を成形することができる。
この発明によれば、そのような各作業セクション毎のシ
フトされた作業関係に対応する作業プログラムを、主軸
に対応する1つの角度検出手段のみを用いて実現するこ
とができると共に、各作業セクション毎の一巡工程にお
けるイベントプログラムを極めて容易に行うことができ
る、という優れた利点を有する。例えば、仮に主軸に対
応する1つの角度検出手段のみを用いるのみとすること
ができたとしても、それだけでは、各作業セクション毎
のイベントプログラムはすべて主軸回転角度に合わせて
プログラムしなければならないことになるため、各作業
セクション毎のイベントプログラムをその一巡工程内で
簡易にプログラムすることができず、極めて面倒であ
る。しかし、この発明においては、各セクションにおけ
る前記一巡工程の順次シフト量を設定するオフセット角
度を、前記主軸の機械的原点に対する該各セクション毎
の原点のオフセット角度として夫々独立に設定するオフ
セット設定手段を設けたことにより、各作業セクション
毎のイベントプログラムをその一巡工程内で簡易にプロ
グラムすることができるようになり、作業プログラムが
非常に簡易に行うことができる、という優れた効果を奏
する。
製品を成形するための一連の作業を行う作業セクション
を複数具備しており、各作業セクションにおける一巡工
程が順次シフトされてなる。この発明においては、各セ
クションにおける前記一巡工程の順次シフト量を設定す
るオフセット角度を、前記主軸の機械的原点に対する該
各セクション毎の原点のオフセット角度として夫々独立
に設定するために、オフセット設定手段が設けられてい
る。一方、各セクション毎の所望のイベントの実行タイ
ミングは、入力手段によって任意に設定入力し、これを
記憶手段に記憶しておくことができる。そして、主軸の
現在回転角度を各セクション毎に設定された前記オフセ
ット角度によって夫々ずらし、ずらした現在回転角度デ
ータに応じて記憶手段から各セクション毎のイベントの
実行タイミングデータを読み出して制御信号を出力する
ようにしたので、各セクション毎の所望のオフセット設
定を演算によって容易且つ任意に行なうことができる。
従って、ガラス製品成形工程において、各セクション毎
の作業工程中における各イベントの実行タイミングの設
定と変更がプログラマブルに容易に行なえ、かつ、主軸
に対する各セクション毎のオフセット設定も容易とな
る。ガラス製品成形機においては、各作業セクションに
おける一巡工程が順次シフトされていて、それらのシフ
トされた関係で各作業が組み合わされることにより、複
数作業セクションの組合せによって一連の作業が円滑に
遂行され、1つのガラス製品を成形することができる。
この発明によれば、そのような各作業セクション毎のシ
フトされた作業関係に対応する作業プログラムを、主軸
に対応する1つの角度検出手段のみを用いて実現するこ
とができると共に、各作業セクション毎の一巡工程にお
けるイベントプログラムを極めて容易に行うことができ
る、という優れた利点を有する。例えば、仮に主軸に対
応する1つの角度検出手段のみを用いるのみとすること
ができたとしても、それだけでは、各作業セクション毎
のイベントプログラムはすべて主軸回転角度に合わせて
プログラムしなければならないことになるため、各作業
セクション毎のイベントプログラムをその一巡工程内で
簡易にプログラムすることができず、極めて面倒であ
る。しかし、この発明においては、各セクションにおけ
る前記一巡工程の順次シフト量を設定するオフセット角
度を、前記主軸の機械的原点に対する該各セクション毎
の原点のオフセット角度として夫々独立に設定するオフ
セット設定手段を設けたことにより、各作業セクション
毎のイベントプログラムをその一巡工程内で簡易にプロ
グラムすることができるようになり、作業プログラムが
非常に簡易に行うことができる、という優れた効果を奏
する。
【0011】
【実施例】以下、添付図面を参照してこの発明の一実施
例を詳細に説明しよう。図1及び図2はこの発明に係る
制御装置の一実施例を分割して示すブロック図であっ
て、図1の左側に図2の右側を接続することによって全
体ブロック図が完成される。図1において、センサ部1
及びデータ変換回路2は、主軸MSの回転位置を検出す
るための位置検出手段に相当するものである。センサ部
1は主軸MSに取付けられ、主軸MSの回転に応じた出
力信号を生ずる。データ変換回路2はセンサ部1の出力
信号を入力し、主軸MSの回転位置を示すディジタルデ
ータDθを出力する。このディジタル回転位置データD
θは、主軸MSの1回転内の回転位置(回転角度θ)を
アブソリュートで示すものである。
例を詳細に説明しよう。図1及び図2はこの発明に係る
制御装置の一実施例を分割して示すブロック図であっ
て、図1の左側に図2の右側を接続することによって全
体ブロック図が完成される。図1において、センサ部1
及びデータ変換回路2は、主軸MSの回転位置を検出す
るための位置検出手段に相当するものである。センサ部
1は主軸MSに取付けられ、主軸MSの回転に応じた出
力信号を生ずる。データ変換回路2はセンサ部1の出力
信号を入力し、主軸MSの回転位置を示すディジタルデ
ータDθを出力する。このディジタル回転位置データD
θは、主軸MSの1回転内の回転位置(回転角度θ)を
アブソリュートで示すものである。
【0012】各作業セクション(以下、ステーションと
いう)#1〜#nに対応してプログラマブルスイッチ装
置PS1〜PSnが設けられている。図2において、ス
テーション#1に対応するプログラマブルスイッチ装置
PS1のみその内部構成例を示すが、他のステーション
#2〜#nに対応するプログラマブルスイッチ装置PS
2〜PSnもPS1と同一構成であってよい。図1のデ
ータ変換回路2から出力された主軸MSの回転位置デー
タDθは、図2の各プログラマブルスイッチ装置PS1
〜PSnに入力される。
いう)#1〜#nに対応してプログラマブルスイッチ装
置PS1〜PSnが設けられている。図2において、ス
テーション#1に対応するプログラマブルスイッチ装置
PS1のみその内部構成例を示すが、他のステーション
#2〜#nに対応するプログラマブルスイッチ装置PS
2〜PSnもPS1と同一構成であってよい。図1のデ
ータ変換回路2から出力された主軸MSの回転位置デー
タDθは、図2の各プログラマブルスイッチ装置PS1
〜PSnに入力される。
【0013】代表的に、ステーション#1のプログラマ
ブルスイッチ装置PS1について説明すると、回転位置
データDθは原点オフセット用の加算器3に入力され、
原点オフセット設定器4から与えられる原点オフセット
データ±θ01が加算若しくは減算される。この原点オフ
セット処理は、このステーション#1のカムスイッチの
原点(つまり仮想的なカム軸の原点)を、主軸MSの原
点からどれだけオフセットさせるかを設定する処理であ
る。主軸MSの現在位置を示す回転位置データDθに対
して、所望の原点オフセットを示す原点オフセットデー
タ±θ01を加算若しくは減算することにより、このステ
ーション#1のカムスイッチの原点オフセットに応じた
回転位置データDθ1(ここでDθ1=Dθ±θ01であ
る)を得ることができる。原点オフセット設定器4は各
ステーション#1〜#n毎に夫々別々に設けられる。従
って、各ステーション#1〜#nに対応する各プログラ
マブルスイッチ装置PS1〜PSnでは、夫々別々の内
容の原点オフセット処理を行うことができる。このこと
を換言すると、各ステーション#1〜#nに関する主軸
MSの原点位置を見掛け上相互にオフセットすることが
できる、ということである。このことは、異なるステー
ションにおいて仮に同一内容のオン/オフ信号発生プロ
グラムを使用したとしても、原点オフセット量の相違に
応じた位相で各ステーションから発生されるオン/オフ
信号のタイミングがずれることを意味する。従って、各
ステーション#1〜#n毎に独立の原点オフセット設定
器4を設けることは、共通のセンサ部1を用いながら、
あたかも別々のセンサ部を主軸MSに複合して取付けて
いるかのように個別に原点調整ができるので、有利であ
る。
ブルスイッチ装置PS1について説明すると、回転位置
データDθは原点オフセット用の加算器3に入力され、
原点オフセット設定器4から与えられる原点オフセット
データ±θ01が加算若しくは減算される。この原点オフ
セット処理は、このステーション#1のカムスイッチの
原点(つまり仮想的なカム軸の原点)を、主軸MSの原
点からどれだけオフセットさせるかを設定する処理であ
る。主軸MSの現在位置を示す回転位置データDθに対
して、所望の原点オフセットを示す原点オフセットデー
タ±θ01を加算若しくは減算することにより、このステ
ーション#1のカムスイッチの原点オフセットに応じた
回転位置データDθ1(ここでDθ1=Dθ±θ01であ
る)を得ることができる。原点オフセット設定器4は各
ステーション#1〜#n毎に夫々別々に設けられる。従
って、各ステーション#1〜#nに対応する各プログラ
マブルスイッチ装置PS1〜PSnでは、夫々別々の内
容の原点オフセット処理を行うことができる。このこと
を換言すると、各ステーション#1〜#nに関する主軸
MSの原点位置を見掛け上相互にオフセットすることが
できる、ということである。このことは、異なるステー
ションにおいて仮に同一内容のオン/オフ信号発生プロ
グラムを使用したとしても、原点オフセット量の相違に
応じた位相で各ステーションから発生されるオン/オフ
信号のタイミングがずれることを意味する。従って、各
ステーション#1〜#n毎に独立の原点オフセット設定
器4を設けることは、共通のセンサ部1を用いながら、
あたかも別々のセンサ部を主軸MSに複合して取付けて
いるかのように個別に原点調整ができるので、有利であ
る。
【0014】なお、詳細は特に図示していないが、原点
オフセット前の回転位置データDθ及び原点オフセット
後の回転位置データDθ1を必要に応じて可視表示でき
る表示器を具備し、この表示器によって原点オフセット
調整中の回転位置データDθ1の内容を確認しながら所
望の原点オフセット設定を行うことができるようになっ
ている。原点オフセット設定器4は、数値データ設定器
等を含むものである。
オフセット前の回転位置データDθ及び原点オフセット
後の回転位置データDθ1を必要に応じて可視表示でき
る表示器を具備し、この表示器によって原点オフセット
調整中の回転位置データDθ1の内容を確認しながら所
望の原点オフセット設定を行うことができるようになっ
ている。原点オフセット設定器4は、数値データ設定器
等を含むものである。
【0015】速度演算回路5は、回転位置データDθ1
を入力し、単位時間当りのこの回転位置データDθ1の
変化から主軸MSの移動速度Vを演算する。求めた速度
データVは進角演算回路6に入力される。また、速度デ
ータVを外部に出力し、コンベアCVY(図3)等の速
度を主軸MSの速度に同期させる制御を行うために使用
するようにしてもよい。進角演算回路6は、速度に応じ
た進角データdを発生するものであり、例えば各速度毎
の進角データdを記憶したテーブル等を含むものであ
る。速度データVに応じて発生された進角データdは加
算器7に入力され、加算器3から与えられる回転位置デ
ータDθ1に加算される。
を入力し、単位時間当りのこの回転位置データDθ1の
変化から主軸MSの移動速度Vを演算する。求めた速度
データVは進角演算回路6に入力される。また、速度デ
ータVを外部に出力し、コンベアCVY(図3)等の速
度を主軸MSの速度に同期させる制御を行うために使用
するようにしてもよい。進角演算回路6は、速度に応じ
た進角データdを発生するものであり、例えば各速度毎
の進角データdを記憶したテーブル等を含むものであ
る。速度データVに応じて発生された進角データdは加
算器7に入力され、加算器3から与えられる回転位置デ
ータDθ1に加算される。
【0016】加算器3から出力される回転位置データD
θ1と加算器7から出力される進角制御済みの回転位置
データDθ1’はスイッチ8a,8b,8cを介してオ
ン/オフ信号メモリ9,10及びスタート/ストップタ
イミングメモリ11に入力される。スイッチ8a,8
b,8cは進角制御を選択するためのものであり、各ス
イッチ8a,8b,8c毎に独立に進角制御の有無を選
択することができる。図示の場合、スイッチ8aが進角
のない回転位置データDθ1を選択してオン/オフ信号
メモリ9に入力し、スイッチ8bが進角のある回転位置
データDθ1’を選択してオン/オフ信号メモリ10に
入力し、スイッチ8cが進角のある回転位置データDθ
1’を選択してスタート/ストップタイミングメモリ1
1に入力する。各スイッチ8a,8b,8cが図示とは
反対の位置に切り替わると、スイッチ8aが進角のある
回転位置データDθ1’を選択してオン/オフ信号メモ
リ9に入力し、スイッチ8bが進角のない回転位置デー
タDθ1を選択してオン/オフ信号メモリ10に入力
し、スイッチ8cが進角のない回転位置データDθ1を
選択してスタート/ストップタイミングメモリ11に入
力するようになる。オン/オフ信号メモリ9は、複数の
カムスイッチに対応するオン/オフ信号S1・1・1,S
1・1・2〜S1・1・nを、スイッチ8aを介して与えら
れる回転位置データDθ1またはDθ1’に応じて並列的
に発生するものである。これらの複数のオン/オフ信号
S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・nは、図示を省略し
たプログラム手段によって任意の回転角度位置でオンま
たはオフ状態に切り替わるように任意に設定入力され、
記憶されたものである。
θ1と加算器7から出力される進角制御済みの回転位置
データDθ1’はスイッチ8a,8b,8cを介してオ
ン/オフ信号メモリ9,10及びスタート/ストップタ
イミングメモリ11に入力される。スイッチ8a,8
b,8cは進角制御を選択するためのものであり、各ス
イッチ8a,8b,8c毎に独立に進角制御の有無を選
択することができる。図示の場合、スイッチ8aが進角
のない回転位置データDθ1を選択してオン/オフ信号
メモリ9に入力し、スイッチ8bが進角のある回転位置
データDθ1’を選択してオン/オフ信号メモリ10に
入力し、スイッチ8cが進角のある回転位置データDθ
1’を選択してスタート/ストップタイミングメモリ1
1に入力する。各スイッチ8a,8b,8cが図示とは
反対の位置に切り替わると、スイッチ8aが進角のある
回転位置データDθ1’を選択してオン/オフ信号メモ
リ9に入力し、スイッチ8bが進角のない回転位置デー
タDθ1を選択してオン/オフ信号メモリ10に入力
し、スイッチ8cが進角のない回転位置データDθ1を
選択してスタート/ストップタイミングメモリ11に入
力するようになる。オン/オフ信号メモリ9は、複数の
カムスイッチに対応するオン/オフ信号S1・1・1,S
1・1・2〜S1・1・nを、スイッチ8aを介して与えら
れる回転位置データDθ1またはDθ1’に応じて並列的
に発生するものである。これらの複数のオン/オフ信号
S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・nは、図示を省略し
たプログラム手段によって任意の回転角度位置でオンま
たはオフ状態に切り替わるように任意に設定入力され、
記憶されたものである。
【0017】オン/オフ信号メモリ10も同様に、複数
のカムスイッチに対応するオン/オフ信号S1・2・1,
S1・2・2〜S1・2・nを、スイッチ8bを介して与え
られる回転位置データDθ1またはDθ1’に応じて並列
的に発生するものである。これらの複数のオン/オフ信
号S1・2・1,S1・2・2〜S1・2・nもまた、図示を
省略したプログラム手段によって任意の回転角度位置で
オンまたはオフ状態に切り替わるように任意に設定入力
され、記憶されたものである。
のカムスイッチに対応するオン/オフ信号S1・2・1,
S1・2・2〜S1・2・nを、スイッチ8bを介して与え
られる回転位置データDθ1またはDθ1’に応じて並列
的に発生するものである。これらの複数のオン/オフ信
号S1・2・1,S1・2・2〜S1・2・nもまた、図示を
省略したプログラム手段によって任意の回転角度位置で
オンまたはオフ状態に切り替わるように任意に設定入力
され、記憶されたものである。
【0018】スタート/ストップタイミングメモリ11
は、1回転内におけるスイッチ動作開始タイミングに対
応するスタートタイミング信号S1STAと1回転内に
おけるスイッチ動作終了タイミングに対応するストップ
タイミング信号S1STPを、スイッチ8cを介して与
えられる回転位置データDθ1またはDθ1’に応じて並
列的に発生するものである。これらのスタートタイミン
グ信号S1STA及びストップタイミング信号S1ST
Pもまた、図示を省略したプログラム手段によって任意
の回転角度位置で“1”または“0”に切り替わるよう
に任意に設定され、記憶されているものである。
は、1回転内におけるスイッチ動作開始タイミングに対
応するスタートタイミング信号S1STAと1回転内に
おけるスイッチ動作終了タイミングに対応するストップ
タイミング信号S1STPを、スイッチ8cを介して与
えられる回転位置データDθ1またはDθ1’に応じて並
列的に発生するものである。これらのスタートタイミン
グ信号S1STA及びストップタイミング信号S1ST
Pもまた、図示を省略したプログラム手段によって任意
の回転角度位置で“1”または“0”に切り替わるよう
に任意に設定され、記憶されているものである。
【0019】各メモリ9,10,11は、1回転内のカ
ムスイッチオン/オフ出力プログラムのみならず、多回
転にわたる複数のプログラム1〜Nを夫々記憶してお
り、これにより、多回転にわたってプログラム可能なカ
ムスイッチオン/オフ出力を生ずるようになっている。
すなわち、各メモリ9,10,11における複数のプロ
グラム1〜Nは、例えば1回転目からN回転目までの主
軸MSの回転回数に対応しており、そのときの回転回数
に応じたカムスイッチオン/オフ出力プログラム(1〜
Nのどれか)がプログラム選択演算回路12の出力によ
って選択され、選択されたプログラム内のオン/オフ信
号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1・2・1,
S1・2・2〜S1・2・n,スタートタイミング信号S1
STA,ストップタイミング信号S1STPが、回転位
置データDθ1またはDθ1’に応じて夫々並列的に読み
出される。
ムスイッチオン/オフ出力プログラムのみならず、多回
転にわたる複数のプログラム1〜Nを夫々記憶してお
り、これにより、多回転にわたってプログラム可能なカ
ムスイッチオン/オフ出力を生ずるようになっている。
すなわち、各メモリ9,10,11における複数のプロ
グラム1〜Nは、例えば1回転目からN回転目までの主
軸MSの回転回数に対応しており、そのときの回転回数
に応じたカムスイッチオン/オフ出力プログラム(1〜
Nのどれか)がプログラム選択演算回路12の出力によ
って選択され、選択されたプログラム内のオン/オフ信
号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1・2・1,
S1・2・2〜S1・2・n,スタートタイミング信号S1
STA,ストップタイミング信号S1STPが、回転位
置データDθ1またはDθ1’に応じて夫々並列的に読み
出される。
【0020】オン/オフ信号メモリ9,10から読み出
されたオン/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・
1・n及びS1・2・1,S1・2・2〜S1・2・nは、ア
ンドゲート13,14によって夫々出力制御される。ア
ンドゲート13,14はフリップフロップ15の出力に
よって制御される。スタート/ストップタイミングメモ
リ11から読み出されたスタートタイミング信号S1S
TAがアンドゲート16を介してフリップフロップ15
のセット入力に与えられ、ストップタイミング信号S1
STPがアンドゲート17を介してフリップフロップ1
5のリセット入力に与えられる。アンドゲート16の他
の入力には、スタートインターロックメモリ18(図
1)から出力されたスタートインターロック信号S1I
L1が与えられ、アンドゲート17の他の入力には、ス
トップインターロックメモリ19(図1)から出力され
たストップインターロック信号S1IL2が与えられ
る。
されたオン/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・
1・n及びS1・2・1,S1・2・2〜S1・2・nは、ア
ンドゲート13,14によって夫々出力制御される。ア
ンドゲート13,14はフリップフロップ15の出力に
よって制御される。スタート/ストップタイミングメモ
リ11から読み出されたスタートタイミング信号S1S
TAがアンドゲート16を介してフリップフロップ15
のセット入力に与えられ、ストップタイミング信号S1
STPがアンドゲート17を介してフリップフロップ1
5のリセット入力に与えられる。アンドゲート16の他
の入力には、スタートインターロックメモリ18(図
1)から出力されたスタートインターロック信号S1I
L1が与えられ、アンドゲート17の他の入力には、ス
トップインターロックメモリ19(図1)から出力され
たストップインターロック信号S1IL2が与えられ
る。
【0021】図1において、スタートインターロックメ
モリ18は、各ステーション相互のスイッチ動作の開始
タイミングの関係を位置又は時間の関数で設定するデー
タを記憶しており、このデータを位置データDθ又は時
間データtに応じて読み出して、各ステーション毎のス
タートインターロック信号S1IL1〜SnIL1を出力
する。ストップインターロックメモリ19は、各ステー
ション相互のスイッチ動作の終了タイミングの関係を位
置又は時間の関数で設定するデータを記憶しており、こ
のデータを位置データDθ又は時間データtに応じて読
み出して、各ステーション毎のストップインターロック
信号S1IL2〜SnIL2を出力する。
モリ18は、各ステーション相互のスイッチ動作の開始
タイミングの関係を位置又は時間の関数で設定するデー
タを記憶しており、このデータを位置データDθ又は時
間データtに応じて読み出して、各ステーション毎のス
タートインターロック信号S1IL1〜SnIL1を出力
する。ストップインターロックメモリ19は、各ステー
ション相互のスイッチ動作の終了タイミングの関係を位
置又は時間の関数で設定するデータを記憶しており、こ
のデータを位置データDθ又は時間データtに応じて読
み出して、各ステーション毎のストップインターロック
信号S1IL2〜SnIL2を出力する。
【0022】スタートインターロック信号S1IL1〜S
nIL1は、例えば、スイッチ動作開始タイミングにお
いて信号“1”に立上り、その後“1”を持続する信号
である。また、ストップインターロック信号S1IL2
〜SnIL2は、スイッチ動作終了タイミングにおいて
信号“1”に立上り、その後“1”を持続する信号であ
る。このスタートインターロック信号S1IL1〜Sn
IL1及びストップインターロック信号S1IL2〜S
nIL2によって指示されるスイッチ動作開始タイミン
グ及び終了タイミングは、作業の全行程の中の絶対的な
タイミングであり、これに対して前述のスタートタイミ
ング信号S1STA及びストップタイミング信号S1S
TPは1回転の中の相対的な開始タイミング及び終了タ
イミングである。
nIL1は、例えば、スイッチ動作開始タイミングにお
いて信号“1”に立上り、その後“1”を持続する信号
である。また、ストップインターロック信号S1IL2
〜SnIL2は、スイッチ動作終了タイミングにおいて
信号“1”に立上り、その後“1”を持続する信号であ
る。このスタートインターロック信号S1IL1〜Sn
IL1及びストップインターロック信号S1IL2〜S
nIL2によって指示されるスイッチ動作開始タイミン
グ及び終了タイミングは、作業の全行程の中の絶対的な
タイミングであり、これに対して前述のスタートタイミ
ング信号S1STA及びストップタイミング信号S1S
TPは1回転の中の相対的な開始タイミング及び終了タ
イミングである。
【0023】スタートインターロック信号S1IL1〜
SnIL1及びストップインターロック信号S1IL2
〜SnIL2は、例えば、ステーション#1の開始タイ
ミング又は終了タイミングを基準とする信号であり、こ
のステーション#1の開始タイミング又は終了タイミン
グからの他のステーション#2〜#nの開始タイミング
又は終了タイミングの所望のずれに応じて各信号がプロ
グラムされている。これらのスタートインターロック信
号S1IL1〜SnIL1及びストップインターロック
信号S1IL2〜SnIL2の内容も任意にプログラム
可能である。
SnIL1及びストップインターロック信号S1IL2
〜SnIL2は、例えば、ステーション#1の開始タイ
ミング又は終了タイミングを基準とする信号であり、こ
のステーション#1の開始タイミング又は終了タイミン
グからの他のステーション#2〜#nの開始タイミング
又は終了タイミングの所望のずれに応じて各信号がプロ
グラムされている。これらのスタートインターロック信
号S1IL1〜SnIL1及びストップインターロック
信号S1IL2〜SnIL2の内容も任意にプログラム
可能である。
【0024】スタートインターロックメモリ18及びス
トップインターロックメモリ19は、トリガ入力に応じ
てステーション#1に対応するスタートインターロック
信号S1IL1又はストップインターロック信号S1I
L2を読出し、以後、回転位置の変化あるいは時間の経
過に応じて他のステーション#2〜#nのスタートイン
ターロック信号S2IL1〜SnIL1又はストップイ
ンターロック信号S2IL2〜SnIL2を読出す。回
転位置に応じてこれらのスタートインターロック信号S
2IL1〜SnIL1又はストップインターロック信号
S2IL2〜SnIL2を読出す場合は、回転位置デー
タDθをメモリ18,19のアドレス入力に与える。時
間の経過に応じてこれらのスタートインターロック信号
S2IL1〜SnIL1又はストップインターロック信
号S2IL2〜SnIL2を読出す場合は、時間データ
tをメモリ18,19のアドレス入力に与える。
トップインターロックメモリ19は、トリガ入力に応じ
てステーション#1に対応するスタートインターロック
信号S1IL1又はストップインターロック信号S1I
L2を読出し、以後、回転位置の変化あるいは時間の経
過に応じて他のステーション#2〜#nのスタートイン
ターロック信号S2IL1〜SnIL1又はストップイ
ンターロック信号S2IL2〜SnIL2を読出す。回
転位置に応じてこれらのスタートインターロック信号S
2IL1〜SnIL1又はストップインターロック信号
S2IL2〜SnIL2を読出す場合は、回転位置デー
タDθをメモリ18,19のアドレス入力に与える。時
間の経過に応じてこれらのスタートインターロック信号
S2IL1〜SnIL1又はストップインターロック信
号S2IL2〜SnIL2を読出す場合は、時間データ
tをメモリ18,19のアドレス入力に与える。
【0025】メモリ18,19へのトリガ信号は、必要
に応じて適宜の手法で形成してよい。実施例では、外部
に設けた光電スイッチ等のリミットスイッチ20,21
をトリガ信号形成回路に挿入し、更に、比較演算回路2
2の出力によって制御される電子スイッチ23,24を
トリガ信号形成回路に挿入している。リミットスイッチ
20,21は、このスイッチシステム全体のスイッチ動
作を開始又は終了する外部条件が成立したとき夫々オン
する。電子スイッチ23,24は、主軸MSの回転回数
がスタート/ストップ回転回数設定器25で設定された
スタート回転回数あるいはストップ回転回数になったと
き、夫々オンされる。スタート/ストップ回転回数設定
器25は、生産管理上の要請に応じて、このスイッチシ
ステム全体のスイッチ動作を開始するタイミングを主軸
MSの回転回数(スタート回転回数)によって設定する
と共に、終了するタイミングを主軸MSの回転回数(ス
トップ回転回数)によって設定するものである。すなわ
ち、生産開始時の主軸MSの回転回数をスタート回転回
数として設定し、生産終了時の主軸MSの回転回数をス
トップ回転回数として設定することにより、ほぼその間
での各ステーションでの生産高の合計が生産量の全数に
相当するものとして管理することができる。また、例え
ば、リミットスイッチ20は、材料が所定の開始場所に
置かれたときオンし、スタートトリガ発生の安全条件と
なる。また、例えば、リミットスイッチ21は、製品が
所定の終了場所に置かれたときオンし、ストップトリガ
発生の安全条件となる。メモリ18,19へのトリガ信
号発生手段は、上述のようなリミットスイッチ20,2
1と電子スイッチ23,24の組合せに限らず、必要に
応じて適宜の手段を用いてよい。また、リミットスイッ
チ20,21と電子スイッチ23,24等のトリガ信号
発生条件設定手段は、各ステーション毎に設けてもよ
く、その場合は、図示の構成よりも回路構成が複雑にな
る。
に応じて適宜の手法で形成してよい。実施例では、外部
に設けた光電スイッチ等のリミットスイッチ20,21
をトリガ信号形成回路に挿入し、更に、比較演算回路2
2の出力によって制御される電子スイッチ23,24を
トリガ信号形成回路に挿入している。リミットスイッチ
20,21は、このスイッチシステム全体のスイッチ動
作を開始又は終了する外部条件が成立したとき夫々オン
する。電子スイッチ23,24は、主軸MSの回転回数
がスタート/ストップ回転回数設定器25で設定された
スタート回転回数あるいはストップ回転回数になったと
き、夫々オンされる。スタート/ストップ回転回数設定
器25は、生産管理上の要請に応じて、このスイッチシ
ステム全体のスイッチ動作を開始するタイミングを主軸
MSの回転回数(スタート回転回数)によって設定する
と共に、終了するタイミングを主軸MSの回転回数(ス
トップ回転回数)によって設定するものである。すなわ
ち、生産開始時の主軸MSの回転回数をスタート回転回
数として設定し、生産終了時の主軸MSの回転回数をス
トップ回転回数として設定することにより、ほぼその間
での各ステーションでの生産高の合計が生産量の全数に
相当するものとして管理することができる。また、例え
ば、リミットスイッチ20は、材料が所定の開始場所に
置かれたときオンし、スタートトリガ発生の安全条件と
なる。また、例えば、リミットスイッチ21は、製品が
所定の終了場所に置かれたときオンし、ストップトリガ
発生の安全条件となる。メモリ18,19へのトリガ信
号発生手段は、上述のようなリミットスイッチ20,2
1と電子スイッチ23,24の組合せに限らず、必要に
応じて適宜の手段を用いてよい。また、リミットスイッ
チ20,21と電子スイッチ23,24等のトリガ信号
発生条件設定手段は、各ステーション毎に設けてもよ
く、その場合は、図示の構成よりも回路構成が複雑にな
る。
【0026】主軸MSの回転回数は、回転位置データD
θに基づき回転回数カウンタ26においてカウントされ
る。回転位置データDθが1回転内のアブソリュート回
転位置を示すものであるので、この回転位置データDθ
が最小値から最大値まで変化する間を1回転として1カ
ウントし、こうして原点からの主軸MSの回転回数をカ
ウントする。このカウンタ26で求めた回転回数カウン
トデータを比較演算回路22に入力し、スタート/スト
ップ回転回数設定器25で設定されたスタート回転回数
及びストップ回転回数と比較する。カウントした主軸M
Sの回転回数が設定されたスタート回転回数になったと
き電子スイッチ23をオンする信号を該スイッチ23に
与え、主軸MSの回転回数がストップ回転回数になった
とき電子スイッチ24をオンする信号を該スイッチ24
に与える。
θに基づき回転回数カウンタ26においてカウントされ
る。回転位置データDθが1回転内のアブソリュート回
転位置を示すものであるので、この回転位置データDθ
が最小値から最大値まで変化する間を1回転として1カ
ウントし、こうして原点からの主軸MSの回転回数をカ
ウントする。このカウンタ26で求めた回転回数カウン
トデータを比較演算回路22に入力し、スタート/スト
ップ回転回数設定器25で設定されたスタート回転回数
及びストップ回転回数と比較する。カウントした主軸M
Sの回転回数が設定されたスタート回転回数になったと
き電子スイッチ23をオンする信号を該スイッチ23に
与え、主軸MSの回転回数がストップ回転回数になった
とき電子スイッチ24をオンする信号を該スイッチ24
に与える。
【0027】こうして、スイッチ20,23によってト
リガ信号発生条件が成立すると、スタートインターロッ
クメモリ18にトリガ信号が与えられ、ステーション#
1に対応するスタートインターロック信号S1IL1が
読出される。以後、回転位置の変化あるいは時間の経過
に応じて他のステーション#2〜#nのスタートインタ
ーロック信号S2IL1〜SnIL1が読出される。前
述のようにステーション#1のスタートインターロック
信号S1IL1は、ステーション#1に対応するプログ
ラマブルスイッチ装置PS1内のアンドゲート16(図
2)に入力される。他のステーション#2〜#nのスタ
ートインターロック信号S2IL1〜SnIL1は、こ
れらに対応するプログラマブルスイッチ装置PS2〜P
Sn内の同様のアンドゲート16に夫々入力される。
リガ信号発生条件が成立すると、スタートインターロッ
クメモリ18にトリガ信号が与えられ、ステーション#
1に対応するスタートインターロック信号S1IL1が
読出される。以後、回転位置の変化あるいは時間の経過
に応じて他のステーション#2〜#nのスタートインタ
ーロック信号S2IL1〜SnIL1が読出される。前
述のようにステーション#1のスタートインターロック
信号S1IL1は、ステーション#1に対応するプログ
ラマブルスイッチ装置PS1内のアンドゲート16(図
2)に入力される。他のステーション#2〜#nのスタ
ートインターロック信号S2IL1〜SnIL1は、こ
れらに対応するプログラマブルスイッチ装置PS2〜P
Sn内の同様のアンドゲート16に夫々入力される。
【0028】図2を参照すると、アンドゲート16は、
スタートインターロック信号S1IL1の“1”により
可能化され、メモリ11からスタートタイミング信号S
1STAが読み出されたとき、“1”を出力する。この
アンドゲート16の出力信号“1”によりフリップフロ
ップ15がセットされる。フリップフロップ15のセッ
ト出力“1”によりアンドゲート13,14が可能化さ
れ、メモリ9,10から読み出されたオン/オフ信号S
1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1・2・1,S1
・2・2〜S1・2・nがプログラマブルスイッチ装置PS
1から出力される。
スタートインターロック信号S1IL1の“1”により
可能化され、メモリ11からスタートタイミング信号S
1STAが読み出されたとき、“1”を出力する。この
アンドゲート16の出力信号“1”によりフリップフロ
ップ15がセットされる。フリップフロップ15のセッ
ト出力“1”によりアンドゲート13,14が可能化さ
れ、メモリ9,10から読み出されたオン/オフ信号S
1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1・2・1,S1
・2・2〜S1・2・nがプログラマブルスイッチ装置PS
1から出力される。
【0029】一方、図1において、スイッチ21,24
によってトリガ信号発生条件が成立すると、ストップイ
ンターロックメモリ19にトリガ信号が与えられ、ステ
ーション#1に対応するストップインターロック信号S
1IL2が読出される。以後、回転位置の変化あるいは
時間の経過に応じて他のステーション#2〜#nのスト
ップインターロック信号S2IL2〜SnIL2が読出
される。前述のようにステーション#1のストップイン
ターロック信号S1IL2は、ステーション#1に対応
するプログラマブルスイッチ装置PS1内のアンドゲー
ト17(図2)に入力される。他のステーション#2〜
#nのストップインターロック信号S2IL2〜SnI
L2は、これらに対応するプログラマブルスイッチ装置
PS2〜PSn内の同様のアンドゲート17に夫々入力
される。
によってトリガ信号発生条件が成立すると、ストップイ
ンターロックメモリ19にトリガ信号が与えられ、ステ
ーション#1に対応するストップインターロック信号S
1IL2が読出される。以後、回転位置の変化あるいは
時間の経過に応じて他のステーション#2〜#nのスト
ップインターロック信号S2IL2〜SnIL2が読出
される。前述のようにステーション#1のストップイン
ターロック信号S1IL2は、ステーション#1に対応
するプログラマブルスイッチ装置PS1内のアンドゲー
ト17(図2)に入力される。他のステーション#2〜
#nのストップインターロック信号S2IL2〜SnI
L2は、これらに対応するプログラマブルスイッチ装置
PS2〜PSn内の同様のアンドゲート17に夫々入力
される。
【0030】アンドゲート17は、ストップインターロ
ック信号S1IL2の“1”により可能化され、メモリ
11からストップタイミング信号S1STPが読み出さ
れたとき、“1”を出力する。このアンドゲート17の
出力信号“1”によりフリップフロップ15がリセット
される。フリップフロップ15のセット出力は“0”と
なり、アンドゲート13,14が閉じられ、メモリ9,
10から読み出されたオン/オフ信号S1・1・1,S1
・1・2〜S1・1・n,S1・2・1,S1・2・2〜S1・
2・nの出力が禁止される。
ック信号S1IL2の“1”により可能化され、メモリ
11からストップタイミング信号S1STPが読み出さ
れたとき、“1”を出力する。このアンドゲート17の
出力信号“1”によりフリップフロップ15がリセット
される。フリップフロップ15のセット出力は“0”と
なり、アンドゲート13,14が閉じられ、メモリ9,
10から読み出されたオン/オフ信号S1・1・1,S1
・1・2〜S1・1・n,S1・2・1,S1・2・2〜S1・
2・nの出力が禁止される。
【0031】こうして、スタート/ストップインターロ
ックメモリ18,19で当該ステーション#1に対応し
て設定された開始及び終了タイミングの間でオン/オフ
信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1・2・
1,S1・2・2〜S1・2・nが出力される。なお、27
は単安定マルチバイブレータであり、オン/オフ信号S
1・1・1の立上りに同期して所定時間幅のトリガ性のパ
ルスS1Pを発生するものである。このトリガ性のカム
スイッチ出力パルスS1Pは必要に応じて利用される。
プログラマブルスイッチ装置PS1から出力されたオン
/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1
・2・1,S1・2・2〜S1・2・n及びパルスS1Pは、
ステーション#1の各アクチュエータA1〜An,Bの
うち対応するものに夫々与えられ、オン/オフ動作制御
信号として利用される。なお、一方のメモリ9の出力オ
ン/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・nの系
列と他方のメモリ10の出力オン/オフ信号S1・2・
1,S1・2・2〜S1・2・nの系列とは、進角の有無に
関して、スイッチ8a,8bによって夫々独立に条件設
定可能である。従って、各アクチュエータA1〜An,
Bの制御にあたって、進角制御を行う場合とそうでない
場合とで2系列に分けて制御することができる。つま
り、アクチュエータA1〜An,Bの全部について進角
制御を行ったり、あるいはアクチュエータA1〜An,
Bの全部について進角制御を行わなかったり、あるいは
各アクチュエータA1〜An,Bのうちメモリ9に対応
する系列又はメモリ10に対応する系列のどちらか一方
でのみ進角制御を行う、等の制御が可能である。
ックメモリ18,19で当該ステーション#1に対応し
て設定された開始及び終了タイミングの間でオン/オフ
信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1・2・
1,S1・2・2〜S1・2・nが出力される。なお、27
は単安定マルチバイブレータであり、オン/オフ信号S
1・1・1の立上りに同期して所定時間幅のトリガ性のパ
ルスS1Pを発生するものである。このトリガ性のカム
スイッチ出力パルスS1Pは必要に応じて利用される。
プログラマブルスイッチ装置PS1から出力されたオン
/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,S1
・2・1,S1・2・2〜S1・2・n及びパルスS1Pは、
ステーション#1の各アクチュエータA1〜An,Bの
うち対応するものに夫々与えられ、オン/オフ動作制御
信号として利用される。なお、一方のメモリ9の出力オ
ン/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・nの系
列と他方のメモリ10の出力オン/オフ信号S1・2・
1,S1・2・2〜S1・2・nの系列とは、進角の有無に
関して、スイッチ8a,8bによって夫々独立に条件設
定可能である。従って、各アクチュエータA1〜An,
Bの制御にあたって、進角制御を行う場合とそうでない
場合とで2系列に分けて制御することができる。つま
り、アクチュエータA1〜An,Bの全部について進角
制御を行ったり、あるいはアクチュエータA1〜An,
Bの全部について進角制御を行わなかったり、あるいは
各アクチュエータA1〜An,Bのうちメモリ9に対応
する系列又はメモリ10に対応する系列のどちらか一方
でのみ進角制御を行う、等の制御が可能である。
【0032】ところで、図1において、回転回数カウン
タ26で求めた回転回数カウントデータはプログラム選
択演算回路12に入力される。プログラム選択演算回路
12は、回転回数に応じてカムスイッチオン/オフ出力
プログラム1〜Nのどれかを選択することを指定するデ
ータを発生する。例えば、1回転目からN回転目までの
主軸MSの各回転回数に対応してプログラム1〜Nを夫
々選択することを指定するようにする。これにより、各
オン/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,
S1・2・1,S1・2・2〜S1・2・nの発生パターンを
主軸MSの各回転回数に応じて異ならせることができ、
多回転カムスイッチ機能を実現することができる。な
お、プログラム1〜Nは、1回転毎に切り換えるように
するのみならず、複数回転毎に切り換えるようにしても
よい。
タ26で求めた回転回数カウントデータはプログラム選
択演算回路12に入力される。プログラム選択演算回路
12は、回転回数に応じてカムスイッチオン/オフ出力
プログラム1〜Nのどれかを選択することを指定するデ
ータを発生する。例えば、1回転目からN回転目までの
主軸MSの各回転回数に対応してプログラム1〜Nを夫
々選択することを指定するようにする。これにより、各
オン/オフ信号S1・1・1,S1・1・2〜S1・1・n,
S1・2・1,S1・2・2〜S1・2・nの発生パターンを
主軸MSの各回転回数に応じて異ならせることができ、
多回転カムスイッチ機能を実現することができる。な
お、プログラム1〜Nは、1回転毎に切り換えるように
するのみならず、複数回転毎に切り換えるようにしても
よい。
【0033】例えば、図3のアクチュエータC,Dは主
軸MSが所定の複数回転する毎に動作させればよいもの
であるが、このような場合に上述のような多回転カムス
イッチ機能は有効である。
軸MSが所定の複数回転する毎に動作させればよいもの
であるが、このような場合に上述のような多回転カムス
イッチ機能は有効である。
【0034】図4は、図2における原点オフセット設定
器4の部分の変更例を示すものである。この例では、原
点オフセット設定器4と加算器3との間にデータ変化遅
延回路28を設けている。データ変化遅延回路28は、
原点オフセット設定器4での原点オフセットデータ±θ
01の設定内容が変化したとき、この変化をすぐに加算器
3に伝達せずに、徐々に変化させながら伝達するための
ものである。すなわち、図5に示すように、時刻t1で
原点オフセット設定器4で設定された原点オフセットデ
ータがθ01(i)からθ01(i+1)に変化したとき、変更前
のデータθ01(i)から変更後のデータθ01(i+1)まで適
宜の時間の関数θ(t)で徐々に変化させるようにするも
のである。機械の動作中に原点オフセット設定器4の設
定を変更して原点オフセット量の調整を行うことがあ
る。そのような場合に、原点オフセット量の変更によっ
てオン/オフ信号出力が急に変わってアクチュエータが
いきなり作動するようなことがあると危険である。その
ような危険を防止するために、図4の例のように、原点
オフセット設定器4での原点オフセットデータ±θ01の
設定内容が変化したとき、この変化をすぐに加算器3に
伝達せずに、徐々に変化させながら伝達するようにする
とよい。
器4の部分の変更例を示すものである。この例では、原
点オフセット設定器4と加算器3との間にデータ変化遅
延回路28を設けている。データ変化遅延回路28は、
原点オフセット設定器4での原点オフセットデータ±θ
01の設定内容が変化したとき、この変化をすぐに加算器
3に伝達せずに、徐々に変化させながら伝達するための
ものである。すなわち、図5に示すように、時刻t1で
原点オフセット設定器4で設定された原点オフセットデ
ータがθ01(i)からθ01(i+1)に変化したとき、変更前
のデータθ01(i)から変更後のデータθ01(i+1)まで適
宜の時間の関数θ(t)で徐々に変化させるようにするも
のである。機械の動作中に原点オフセット設定器4の設
定を変更して原点オフセット量の調整を行うことがあ
る。そのような場合に、原点オフセット量の変更によっ
てオン/オフ信号出力が急に変わってアクチュエータが
いきなり作動するようなことがあると危険である。その
ような危険を防止するために、図4の例のように、原点
オフセット設定器4での原点オフセットデータ±θ01の
設定内容が変化したとき、この変化をすぐに加算器3に
伝達せずに、徐々に変化させながら伝達するようにする
とよい。
【0035】図6は、図2における加算器3の部分の変
更例を示すものである。図6の(a)に示す例では、回
転位置データDθを加算器3に入力する前に乗算器29
において係数αに応じた比率でα倍し、α倍された回転
位置データαDθに原点オフセットデータ±θ01を加算
するようにしている。なお、データαDθのビット数は
データDθと同じであるとし、それ故、データαDθの
値がデータDθの最大値M(1回転分の値)を超えたと
き、該データαDθの値はn×M(但しnは1以上の整
数)を引いた値をとるものとする。つまり、データαD
θはデータDθと同じモジュロMのデータであるとす
る。このことは、主軸MSに対して1:αの伝達比のギ
アを介してその出力軸の回転位置を検出した場合に得ら
れる回転位置データとデータαDθが等価であることを
意味する。このようにα倍した回転位置データαDθに
基づきメモリ9,10,11のオン/オフ信号を読み出
すことにより、主軸MSの1回転につきステーションの
軸(仮想的なカム軸)がα回転する場合におけるスイッ
チオン/オフ信号を読み出すことができる。乗算器29
に入力する係数αの値は、任意に設定可能であり、これ
により、メモリ9,10,11の内容を変更することな
く、主軸MSに対するステーション軸の伝達比を1:α
に変更する場合に対処することができる。なお、αは整
数であってもよいし、分数であってもよい。なお、乗算
器29の配置は、図6の(b)に示すように、加算器3
の出力側としてもよい。図6(a)及び(b)の場合に
おいて、加算器3に入力する原点オフセットデータ±θ
01は、図4のようなデータ変化遅延回路28を経由した
ものであってもよいし、そうでなくてもよい。
更例を示すものである。図6の(a)に示す例では、回
転位置データDθを加算器3に入力する前に乗算器29
において係数αに応じた比率でα倍し、α倍された回転
位置データαDθに原点オフセットデータ±θ01を加算
するようにしている。なお、データαDθのビット数は
データDθと同じであるとし、それ故、データαDθの
値がデータDθの最大値M(1回転分の値)を超えたと
き、該データαDθの値はn×M(但しnは1以上の整
数)を引いた値をとるものとする。つまり、データαD
θはデータDθと同じモジュロMのデータであるとす
る。このことは、主軸MSに対して1:αの伝達比のギ
アを介してその出力軸の回転位置を検出した場合に得ら
れる回転位置データとデータαDθが等価であることを
意味する。このようにα倍した回転位置データαDθに
基づきメモリ9,10,11のオン/オフ信号を読み出
すことにより、主軸MSの1回転につきステーションの
軸(仮想的なカム軸)がα回転する場合におけるスイッ
チオン/オフ信号を読み出すことができる。乗算器29
に入力する係数αの値は、任意に設定可能であり、これ
により、メモリ9,10,11の内容を変更することな
く、主軸MSに対するステーション軸の伝達比を1:α
に変更する場合に対処することができる。なお、αは整
数であってもよいし、分数であってもよい。なお、乗算
器29の配置は、図6の(b)に示すように、加算器3
の出力側としてもよい。図6(a)及び(b)の場合に
おいて、加算器3に入力する原点オフセットデータ±θ
01は、図4のようなデータ変化遅延回路28を経由した
ものであってもよいし、そうでなくてもよい。
【0036】なお、図示しないプログラム手段によって
各メモリ9,10,11,18,19にプログラムされ
たデータを、適宜の外部メモリに転送記憶させ、バック
アップしておくようにしてもよい。その場合、外部メモ
リとしてはICカード等を用いるとよい。
各メモリ9,10,11,18,19にプログラムされ
たデータを、適宜の外部メモリに転送記憶させ、バック
アップしておくようにしてもよい。その場合、外部メモ
リとしてはICカード等を用いるとよい。
【0037】センサ部1及びデータ変換回路2からなる
回転位置検出手段としては、特開昭57−70406号
明細書に示されたような位相シフト型アブソリュート回
転位置検出装置を用いれば、精度のよい位置検出が行え
るので都合がよい。その場合、センサ部1は、1次コイ
ルと2次コイルを複数の極部に夫々巻回したステータ
と、磁性体あるいは導電体などによって構成した所定の
(例えば偏心した)形状のロータとを具備した可変磁気
抵抗型のセンサからなり、データ変換回路2は、このセ
ンサの各1次コイルに互いに位相のずれた複数の交流信
号を各別に供給すると共に2次コイル出力信号の基準交
流信号からの位相ずれ測定する回路からなるものであ
る。しかし、センサ部1としてインクリメンタルエンコ
ーダを使用し、データ変換回路2としてインクリメンタ
ルパルスをカウントして位置データを求める回路を用い
るようにすることもできる。
回転位置検出手段としては、特開昭57−70406号
明細書に示されたような位相シフト型アブソリュート回
転位置検出装置を用いれば、精度のよい位置検出が行え
るので都合がよい。その場合、センサ部1は、1次コイ
ルと2次コイルを複数の極部に夫々巻回したステータ
と、磁性体あるいは導電体などによって構成した所定の
(例えば偏心した)形状のロータとを具備した可変磁気
抵抗型のセンサからなり、データ変換回路2は、このセ
ンサの各1次コイルに互いに位相のずれた複数の交流信
号を各別に供給すると共に2次コイル出力信号の基準交
流信号からの位相ずれ測定する回路からなるものであ
る。しかし、センサ部1としてインクリメンタルエンコ
ーダを使用し、データ変換回路2としてインクリメンタ
ルパルスをカウントして位置データを求める回路を用い
るようにすることもできる。
【0038】また、各プログラマブルスイッチ装置PS
1〜PSnとしては、特開昭58−222306号明細
書に示されたもののように、回転位置をアドレスとして
オン/オフに対応する“1”及び“0”の信号をメモリ
に記憶し、これを回転位置データに応じて読み出すよう
にしたものを用いるとよい。また、スイッチオンの設定
位置データとスイッチオフの設定位置データをメモリに
記憶し、これらと回転位置データとを比較して、この比
較結果に応じてオン/オフに対応する“1”及び“0”
の信号を形成し、出力するようにするものであってもよ
い。また、位置検出手段としては、主軸の回転を検出す
るものに限らず、主軸の回転に応じて直動する直動体の
直線変位を検出するものであってもよい。
1〜PSnとしては、特開昭58−222306号明細
書に示されたもののように、回転位置をアドレスとして
オン/オフに対応する“1”及び“0”の信号をメモリ
に記憶し、これを回転位置データに応じて読み出すよう
にしたものを用いるとよい。また、スイッチオンの設定
位置データとスイッチオフの設定位置データをメモリに
記憶し、これらと回転位置データとを比較して、この比
較結果に応じてオン/オフに対応する“1”及び“0”
の信号を形成し、出力するようにするものであってもよ
い。また、位置検出手段としては、主軸の回転を検出す
るものに限らず、主軸の回転に応じて直動する直動体の
直線変位を検出するものであってもよい。
【0039】
【発明の効果】 以上説明したように、この発明によれ
ば、各セクション毎の所望のイベントの実行タイミング
を、入力手段によってデータ入力し、これを記憶手段に
記憶しておき、また、各セクション毎の主軸の機械的原
点に対する該セクションの原点のオフセット角度を、オ
フセット設定手段によってデータ設定することができ、
そして、主軸の現在回転角度を各セクション毎に設定さ
れたオフセット角度によって夫々ずらし、ずらした現在
回転角度データに応じて記憶手段から各セクション毎の
イベントの実行タイミングデータを読み出して制御信号
を出力するようにしたので、各セクション毎の所望のオ
フセット設定を演算によって容易且つ任意に行なうこと
ができる。従って、ガラス製品成形工程において、各セ
クション毎の作業工程中における各イベントの実行タイ
ミングの設定と変更がプログラマブルに容易に行なえ、
かつ、主軸に対する各セクション毎のオフセット設定も
容易となる等の優れた効果を奏する。すなわち、各作業
セクション毎のシフトされた作業関係に対応する作業プ
ログラムを、主軸に対応する1つの角度検出手段のみを
用いて実現することができると共に、各作業セクション
毎の一巡工程におけるイベントプログラムを極めて容易
に行うことができる、という優れた効果を有する。例え
ば、仮に主軸に対応する1つの角度検出手段のみを用い
るのみとすることができたとしても、それだけでは、各
作業セクション毎のイベントプログラムはすべて主軸回
転角度に合わせてプログラムしなければならないことに
なるため、各作業セクション毎のイベントプログラムを
その一巡工程内で簡易にプログラムすることができず、
極めて面倒である。しかし、この発明においては、各セ
クションにおける前記一巡工程の順次シフト量を設定す
るオフセット角度を、前記主軸の機械的原点に対する該
各セクション毎の原点のオフセット角度として夫々独立
に設定するオフセット設定手段を設けたことにより、各
作業セクション毎のイベントプログラムをその一巡工程
内で簡易にプログラムすることができるようになり、作
業プログラムが非常に簡易に行うことができる、という
優れた効果を奏する。
ば、各セクション毎の所望のイベントの実行タイミング
を、入力手段によってデータ入力し、これを記憶手段に
記憶しておき、また、各セクション毎の主軸の機械的原
点に対する該セクションの原点のオフセット角度を、オ
フセット設定手段によってデータ設定することができ、
そして、主軸の現在回転角度を各セクション毎に設定さ
れたオフセット角度によって夫々ずらし、ずらした現在
回転角度データに応じて記憶手段から各セクション毎の
イベントの実行タイミングデータを読み出して制御信号
を出力するようにしたので、各セクション毎の所望のオ
フセット設定を演算によって容易且つ任意に行なうこと
ができる。従って、ガラス製品成形工程において、各セ
クション毎の作業工程中における各イベントの実行タイ
ミングの設定と変更がプログラマブルに容易に行なえ、
かつ、主軸に対する各セクション毎のオフセット設定も
容易となる等の優れた効果を奏する。すなわち、各作業
セクション毎のシフトされた作業関係に対応する作業プ
ログラムを、主軸に対応する1つの角度検出手段のみを
用いて実現することができると共に、各作業セクション
毎の一巡工程におけるイベントプログラムを極めて容易
に行うことができる、という優れた効果を有する。例え
ば、仮に主軸に対応する1つの角度検出手段のみを用い
るのみとすることができたとしても、それだけでは、各
作業セクション毎のイベントプログラムはすべて主軸回
転角度に合わせてプログラムしなければならないことに
なるため、各作業セクション毎のイベントプログラムを
その一巡工程内で簡易にプログラムすることができず、
極めて面倒である。しかし、この発明においては、各セ
クションにおける前記一巡工程の順次シフト量を設定す
るオフセット角度を、前記主軸の機械的原点に対する該
各セクション毎の原点のオフセット角度として夫々独立
に設定するオフセット設定手段を設けたことにより、各
作業セクション毎のイベントプログラムをその一巡工程
内で簡易にプログラムすることができるようになり、作
業プログラムが非常に簡易に行うことができる、という
優れた効果を奏する。
【図1】この発明に係る制御装置の一実施例に係るブロ
ック図の左側半分を示す図。
ック図の左側半分を示す図。
【図2】同実施例ブロック図の右側半分を示す図。
【図3】この発明が適用されるガラス製品成形機のシス
テムの一例を略示する生産ラインレイアウト図。
テムの一例を略示する生産ラインレイアウト図。
【図4】図2における原点オフセット設定器関連部分の
変更例を示すブロック図。
変更例を示すブロック図。
【図5】図4におけるデータ変化遅延回路の動作例を示
すグラフ。
すグラフ。
【図6】図2における回転位置データ変更用加算器関連
部分の変更例を示ブロック図。
部分の変更例を示ブロック図。
#1〜#n ステーション(作業セクション) 1 回転駆動用主軸の回転角度検出用のセンサ部 2 センサ部に付属するデータ変換回路 3 原点オフセット用の加算器 4 原点オフセット設定器 9,10 オン/オフ信号メモリ PS1〜PSn プログラマブルスイッチ装置 11 スタート/ストップタイミングメモリ 18 スタートインターロックメモリ 19 ストップインターロックメモリ
Claims (1)
- 【請求項1】 所定のガラス製品を成形するための一連
の作業を行う作業セクションを複数具備し、各作業セク
ションにおける一巡工程が順次シフトされてなるガラス
製品成形機において、各セクション毎に作業工程中にお
ける各イベントの実行タイミングを角度設定し、回転駆
動用主軸の回転に従って該設定された角度に対応して各
イベントの実行タイミングデータに基づく制御信号を出
力するための制御装置であって、 各セクションにおける所望のイベントの実行タイミング
を該セクションの原点からの角度によってデータ入力す
る入力手段と、 各セクション毎に各イベントの実行タイミングデータを
記憶する記憶手段と、 前記回転駆動用主軸の現在回転角度を検出するための1
つの角度検出手段と、 各セクションにおける前記一巡工程の順次シフト量を設
定するオフセット角度を、前記主軸の機械的原点に対す
る該各セクション毎の原点のオフセット角度として夫々
独立に設定するためのオフセット設定手段と、 前記角度検出手段で検出された現在回転角度を各セクシ
ョン毎に前記オフセット設定手段で設定されたオフセッ
ト角度によって夫々ずらし、ずらした現在回転角度デー
タに応じて前記記憶手段から各セクション毎のイベント
の実行タイミングデータを読み出して制御信号を出力す
る出力手段と を具えたことを特徴とするガラス製品成形機用制御装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095536A JP2608028B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | ガラス製品成形機用制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6095536A JP2608028B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | ガラス製品成形機用制御装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62090564A Division JP2597481B2 (ja) | 1987-04-13 | 1987-04-13 | マルチステーシヨンスイツチ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0748130A JPH0748130A (ja) | 1995-02-21 |
JP2608028B2 true JP2608028B2 (ja) | 1997-05-07 |
Family
ID=14140291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6095536A Expired - Lifetime JP2608028B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | ガラス製品成形機用制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2608028B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6604386B2 (en) | 2001-04-10 | 2003-08-12 | Emhart Glass, S.A. | Control for an I.S. machine |
US6604383B2 (en) | 2001-04-10 | 2003-08-12 | Emhart Glass, S.A. | Control for an I.S. machine |
US6722158B2 (en) * | 2001-04-10 | 2004-04-20 | Emhart Glass S.A. | Control for an I.S. machine |
US6705119B2 (en) | 2001-04-10 | 2004-03-16 | Emhart Glass S.A. | Control for an I. S. machine |
US6604385B2 (en) | 2001-04-10 | 2003-08-12 | Emhart Glass, S.A. | Control for an I.S. machine |
US6604384B2 (en) | 2001-04-10 | 2003-08-12 | Emhart Glass, S.A. | Control for an I.S. machine |
US6705120B2 (en) | 2001-04-10 | 2004-03-16 | Emhart Glass S.A. | Control for an I.S. machine |
US6606886B2 (en) | 2001-04-10 | 2003-08-19 | Emhart Glass, S.A. | Control for an I.S. machine |
US6711916B2 (en) | 2001-04-10 | 2004-03-30 | Emhart Glass S.A. | Control for an I.S. machine |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5377984A (en) * | 1976-12-22 | 1978-07-10 | Toshiba Corp | Sequence controller |
JPS58199060A (ja) * | 1981-05-07 | 1983-11-19 | アリバ・アクチエンゲゼルシヤフト | 軟練りコンクリ−トの吹付け方法および軟練りコンクリ−ト吹付け設備のための処理装置 |
JPS58222306A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-24 | Sanyo Denki Kogyo Kk | プログラマブルカム装置 |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP6095536A patent/JP2608028B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0748130A (ja) | 1995-02-21 |
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