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JP2607416B2 - 図形選択表示方法 - Google Patents

図形選択表示方法

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JP2607416B2
JP2607416B2 JP5020849A JP2084993A JP2607416B2 JP 2607416 B2 JP2607416 B2 JP 2607416B2 JP 5020849 A JP5020849 A JP 5020849A JP 2084993 A JP2084993 A JP 2084993A JP 2607416 B2 JP2607416 B2 JP 2607416B2
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JP
Japan
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JP5020849A
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English (en)
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JPH0612463A (ja
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清一 石井
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ベクトル図形データに
よるシンボル図形と線図形(道路や配管など)の重畳表
示における隠線消去方式に係り、特に、複数シンボルの
図形選択表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】二次元図形の隠線消去は、手書きによる
機械製図や電気製図では必要なかったが、CADの普及
により必須の技術となっている。CADにおいては、デ
ータ定義が容易で、かつ、データ量が少なくて済むこと
から、線図、シンボル、文字などをベクトルデータによ
って定義している。この場合、各図形は線画図形(背景
色画面上に線のみで描画される図形)として表示される
ので、重畳表示をすると、後書きの線画図形によって囲
まれる平面内(以下、重畳面と呼ぶ)にある前書きの線
図形が消去されず、いわゆる「隠線」となって後書きの
図形を見づらくし、誤認の原因にもなる。従来のベクト
ルデータ図形の隠線消去は、重畳する両図形の各線分の
交点を求め、これら交点から隠線を発生する可能性のあ
る重畳面を計算し、この重畳面内にある前書き線画を消
去するもので、図形が多数あるいは複雑な場合の隠線処
理には時間がかかる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来、上下水道やガス
の管路図画面においては、図3の上水道配水管路図に示
すように、背景となる地形図の上に線図形である道路や
管路など、シンボル図形である消火栓(二重丸印)、仕
切弁(蝶印)、空気弁(丸印)など、さらには説明用の
文字などが何れも線画図形で表示されている。この場
合、管路図形はシンボル等により予め分断された形で表
現し、隠線消去をしなくて済むようにしている。これら
の図形情報をベクトル化して計算機に入力し、二次元デ
イスプレイへ表示させ、併せて管路の流れの解析等を行
うシステムにおいては、シンボルにより分断された形で
管路情報のベクトルデータを持つと、次のような問題が
発生する。第一は、管路図形がシンボルにより分断され
るため、図形データから直接ネットワーク的な流れの解
析を行えない。第二は、配水管路と消火栓のみを表示す
る等の目的別の選択表示を行う際、表示しないシンボル
の部分で管路が切れて見える。これらの問題を解決する
ためには、管路等の線図形をシンボル等によって分断せ
ずに連続した形で持たせる一方、シンボル重畳部の線図
形を隠線化する必要がある。しかし、隠線化を行うため
に、上記した従来の手法をそのまま適用すると、処理の
複雑化や処理量の増大のため、専用のハードウエアを必
要としたり、表示時間が増大するという欠点があった。
本発明の目的は、ベクトルデータによる線画図形の重畳
表示方式において、線図形の隠線化を簡易な構成で高速
に行い、シンボル選択表示に際しても切替のレスポンス
が早く、違和感のない図形表示を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、所定背
景色の画面上で、ともに線画図形として表わされる線図
形と選択されたシンボル図形とを後書き優先で重畳表示
する図形選択表示方法において、前記線図形をベクトル
定義する線図形データと、前記線図形に位置づけられる
種別の異なる複数のシンボル図形をベクトル定義するシ
ンボル図形データ群と、各シンボル図形データに付随し
て所定形状をベクトル定義し、その所定形状内を画面上
の背景色とする背景色面図形データ群を予め記憶し、所
望の1または複数のシンボル図形データの指定に応じ、
まず前記線図形データを表示処理し、ついで指定された
所定シンボル図形に付随する所定背景色面図形データを
表示処理し、その後に前記所定のシンボル図形データを
表示処理するようにしたことによって、達成される。
【0005】
【作用】本発明によれば、表示したいシンボル図形を予
めキーボード等から指定して選択しておき、線図形、背
景色面図形、シンボル図形の順に表示処理すると、先ず
線図形が表示され、次に指定されたシンボル図形に付随
する所定の背景色面図形によって線図形の隠線部が消去
され、最後に所定のシンボル図形が表示されるので、隠
線消去された線図形と定められたとおりの各種シンボル
の複合図形が高速に表示できる。この場合、シンボル図
形の選択は1でも複数でもよい。複数のシンボルが表示
されている画面で、キーボードから特定シンボル図形を
再度選択すると、描画データはリフレッシュされ、線図
形、特定シンボルに付随する背景色面図形、特定シンボ
ルの順で表示され、選択されなかったシンボル部分で線
図形が途切れるなどの違和感を生じない。
【0006】
【実施例】上水道の配水管路図の管理装置を例に、本発
明の一実施例を図面を参照しながら説明する。図2に、
図面管理装置の全体構成を示す。図形ファイル7は管路
図の図形データ記憶部であり、属性ファイル8は管路の
口径や長さ等の各図形の意味的情報(仕様など)を格納
している。管路図の表示は、キーボード11からの要求
を入力処理部12が判断し、表示出力処理部9に表示要
求を行う。表示出力処理部9は要求内容に基づき、図形
ファイル7から配水管路図形情報を取り出し、編集処理
を行った後、デイスプレイ装置10に表示出力を行う。
シミュレーション処理部13は、配水管路網の流量・圧
力の計算を行うものであり、キーボード11から入力処
理部12を経て得た計算要求と計算条件に基づき、図形
ファイル7の配水管路図形データから管路の平面的な接
続情報に変換し、属性情報ファイル8から得られる各管
路の特性情報と合わせて、ネットワークシミュレーショ
ン計算を行う。その結果は、表示出力部9を経由してデ
イスプレイ装置10に表示される。
【0007】図1は、配水管路図形の表示処理の方法を
概念的に説明したものである。図形ファイル1(図2の
ファイル7)は、シンボル図形群2と線図形群3に別れ
ている。両者ともベクトル定義された線画図形データで
ある。更に、シンボル図形群2に付随して背景色面図形
群2’を持っている。これら各図形群は、直線や曲線座
標で定義されるベクトルデータを入力とし、周知の直線
あるいは円発生器によって画面上に描画される。シンボ
ル図形4や管路図形5が線図形であるのに対し、背景色
面図形4’は、シンボル図形に付随してその外郭線と同
じ領域を定義し、かつ、その外郭線領域をデイスプレイ
上の背景色で塗りつぶすよう指定される面図形である。
表示出力は、線図形群3の中から指定された管路図形5
を最初に出力し、次に、背景色面図形群2’の背景色面
図形4’を出力し、最後にシンボル図形群2のシンボル
図形4を出力する。これにより、後書き優先の画面6で
の表示結果は、線画シンボルの表示領域内でも管路図形
4の隠線が消去され、規格どおりのシンボルが表示でき
る。
【0008】図4は、以上の処理フローを示したもので
ある。同図に基づき、図3に示す上水道配水管路図の表
示画面から、図1の画面6のような管路図形5と消火栓
(◎印)を選択表示する場合を例に、本実施例の選択表
示の処理手順を説明する。表示出力処理部9は、キーボ
ード11からの図形更新要求を入力処理部12を経由し
て受付け、キーボード11によって指定された管路(線
図形)と消火栓(シンボル)を受付る(s101)。表
示要求を受付た表示出力処理部9は、現在表示されてい
る上水道配管路図をリフレッユし(s102)、図形フ
ァイル7からシンボル図形群2、背景色面図形群2’及
び線図形群3を読出し(s103)、まず、該当線図形
である管路図形5を表示する(s104)。つぎに、シ
ンボル図形群2の各シンボルについて順次、指定された
シンボルに該当するか判定し(s105)、該当シンボ
ル(ここでは消火栓)の場合にはそれに付随する背景色
面図形(図1の4’の左側)を表示出力し(s10
6)、その後に該当シンボル図形(図1の2’の左側)
を表示出力する(s107)。この結果、デイスプレイ
10には図3に代って図5が表示される。なお、ステッ
プ(s104)の線図形表示についても、シンボル図形
の場合と同様に、指定に基づいて表示の要否を選択する
ようにしてもよい。
【0009】本実施例によれば、重畳面の隠線は、背景
色面図形によって簡単かつ高速に消去されるので、シン
ボルは定められた通りに正しく表示できる。また、線図
形をシンボル位置で分断して持つ必要がないので、シン
ボルの切替表示によって管路が途切れることはなく、違
和感を生じない。本実施例においては、後書きする図形
はシンボルであるが、これに限られるものではない。図
3の上水道配水管路図には文字も表示されている。これ
らの文字が管路図形やシンボル図形と重なる場合、文字
による背景図形の隠線化を以下のように行うことができ
る。すなわち、ベクトルデータで定義されている文字図
形に付随し、文字の存在する所定方形領域(領域線域と
呼ばれる)を定義し、かつ、この方形領域を画面上の背
景色に指定する。文字領域の背景色面図形データを持つ
ことにより、上記シンボルの場合と同様に、隠線処理が
実現できる。更に、本発明の内容はCRTなどのデイス
プレイ装置のみならず、静電プロッタなどの後書き優先
出力装置にも適用できる。本実施例によれば、 (1)管路図形などの線図形情報を実体どおりに持てる
ため、線図形の表示が途切れることがなく、また、線図
形(データ)追跡によるシミュレーション解析等の応用
処理が可能となる。 (2)特定シンボルの選択表示など目的に合わせて表示
内容を変更することが自由にできる。 (3)表示時に隠線化のための演算処理が不要であり、
高速表示が可能となる。これにより、定められたとおり
の正しいいシンボル表示が実現できる。
【0010】
【発明の効果】本発明の図形選択表示方法によれば、各
シンボル図形データに付随してシンボル図形が存在する
範囲でかつ線図形を隠線処理する予め定めた所定形状の
領域をベクトル定義するので、シンボル図形が例えば文
字図形や電気回路に用いるコンデンサ図形の場合、これ
らの図形が存在する範囲でかつ予め定めた形状の領域で
線図形が隠線処理され、これにより、線図形がシンボル
図形に食い込むことなく、また、正しく表示され、違和
感のない画面を提供できる効果がある。また、本発明の
図形選択表示方法によれば、その所定形状内を画面上の
背景色とする背景色面図形データ群を予め記憶している
ので、従来のように、図形間の重なり範囲を交点算出に
より変形または分解して求め、陰面化すること、また、
表示時に隠線化のための複雑な演算処理を行うことに比
し、連続した線図形表示と隠線処理による正しいシンボ
ル表示が簡単かつ高速に実行でき、切替表示の応答性が
よい画面を提供できる効果がある。また、本発明の図形
選択表示方法によれば、所定背景色面図形データによっ
て隠線処理した場合、表示処理する線図形データの隠線
処理する部分のデータを消去することなく、記憶保持し
たままとするので、特定シンボルの選択表示など目的に
併せて表示内容を変更するとき、即座にかつ自在にでき
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による図形ファイル構造と、表示方法を
概念的に示す説明図。
【図2】本実施例の図形表示装置の構成を示す機能ブロ
ック図。
【図3】本実施例によって画面表示される上水道配水管
路図。
【図4】本実施例による図形選択表示の処理フローチャ
ート。
【図5】本実施例によって画面表示される配水管路の消
火栓分布図。
【符号の説明】
1 図形ファイル 2 シンボル図形群 2’ 背景色面図形群 3 線図形群 4 シンボル図形 4’ 背景色面図形 5 管路図形 6 図形表示画面 9 表示出力処理部 10 デイスプレイ 11 キーボード 12 入力処理部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定背景色の画面上で、ともに線画図形
    として表わされる線図形と選択されたシンボル図形とを
    後書き優先で重畳表示する図形選択表示方法において、
    前記線図形をベクトル定義する線図形データと、前記線
    図形に位置づけられる種別の異なる複数のシンボル図形
    をベクトル定義するシンボル図形データ群と、各シンボ
    ル図形データに付随して前記シンボル図形が存在する範
    囲でかつ前記線図形を隠線処理する予め定めた所定形状
    の領域をベクトル定義し、その所定形状内を画面上の背
    景色とする背景色面図形データ群を予め記憶し、所望の
    1または複数のシンボル図形データの指定に応じ、ま
    ず、前記線図形データを表示処理し、つぎに、指定され
    た所定シンボル図形に付随し、かつ、予め記憶している
    所定背景色面図形データを表示処理し、この場合、前記
    表示処理した線図形データの隠線処理する部分のデータ
    を消去することなく、記憶保持したままとし、その後、
    前記所定のシンボル図形データを表示処理するようにし
    たことを特徴とする図形選択表示方法。
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