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JP2604618Y2 - 押釦スイッチ - Google Patents

押釦スイッチ

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Publication number
JP2604618Y2
JP2604618Y2 JP1993058851U JP5885193U JP2604618Y2 JP 2604618 Y2 JP2604618 Y2 JP 2604618Y2 JP 1993058851 U JP1993058851 U JP 1993058851U JP 5885193 U JP5885193 U JP 5885193U JP 2604618 Y2 JP2604618 Y2 JP 2604618Y2
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JP
Japan
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push button
button switch
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push
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JP1993058851U
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English (en)
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JPH0725536U (ja
Inventor
敏光 斉藤
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、操作パネルに回動可能
に装着されてその回動により電気的なON・OFFを操
作する押釦スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種音響装置等の電気機器に使用
される押釦スイッチとしては図5乃至図8に示したよう
なものが知られている。
【0003】図5(A),(B),(C)に示した押釦
スイッチ1は、開口2aを有する操作パネル2の裏面に
弾性を有する装着部材3を設け、装着部材3の支持孔3
a,3a…に突起1a,1a…を表面から挿入した後、
この突起1a,1aを溶融して装着部材3に押釦スイッ
チ1を保持させたものである。
【0004】この装着部材3は、図5(B),(C)に
示すように、押釦スイッチ1の押圧操作により操作パネ
ル2の内方に向かう押釦スイッチ1の回動を許容し、押
圧解除に伴ってその弾性復帰力により押圧スイッチ1を
復帰させる。
【0005】図6(A),(B),(C)に示した押釦
スイッチ4は、開口5a内に位置する保持枠5bを弾性
舌片5c,5cを介して操作パネル5に一体に設け、保
持枠5bに突設した左右一対のランス5d(一方のみ図
示)に係合部4aを係合させて保持枠5bに保持させた
ものである。
【0006】弾性舌片5c,5cは、図6(B),
(C)に示すように、押釦スイッチ4の押圧操作により
操作パネル5の内方に向かう押釦スイッチ4の回動を許
容し、押圧解除に伴ってその弾性復帰力により押釦スイ
ッチ4を復帰させる。
【0007】図7(A),(B),(C)に示した押釦
スイッチ6は、操作パネル7の開口7a内に位置する弾
性舌片7bを形成すると共に開口7a近傍の操作パネル
7の裏面に左右一対の保持部7c(一方のみ図示)を形
成し、保持部7cに回動軸部6a,6aを係合して保持
部7cに回動自在に保持させたものである。
【0008】弾性舌片7bは、図7(B),(C)に示
すように、押釦スイッチ6の押圧操作により回動軸部6
a,6aを軸として操作パネル7の内方に向かう押釦ス
イッチ6の回動を許容し、押圧解除に伴ってその弾性復
帰力により押釦スイッチ6を復帰させる。
【0009】図8(A),(B),(C)に示した押釦
スイッチ8は、操作パネル9の開口9aの上方に位置決
開口9bを形成すると共に、この位置決開口9bの上方
に位置した操作パネル9の裏面に弾性係合片9cを突設
し、係合孔8aを有する係合舌片8bを位置決開口9b
から挿入して係合孔8aに弾性係合片9cを係合させる
ことにより操作パネル9に保持させたものである。
【0010】弾性舌片9cは、図8(B),(C)に示
すように、押釦スイッチ8の押圧操作により操作パネル
9の内方に向かう押釦スイッチ8の回動を許容し、押圧
解除に伴ってその弾性復帰力に押釦スイッチ8を復帰さ
せる。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記の如く
構成された押釦スイッチ1にあっては、押圧解除に伴っ
て押釦スイッチ1を復帰させる部品を操作パネル2とは
別に必要とするため、部品点数が多くコストが高騰し、
しかも、組み付け作業に時間を要するばかりでなく、固
定構造の信頼性が薄いという問題がある。
【0012】また、押釦スイッチ4にあっては、部品点
数が少なく組み付け作業も容易であるものの、部品成形
金型が複雑化して成形時間が長くなるばかりでなく、保
持枠5bによって開口5aの開口面積が狭くなり、照明
式の押釦スイッチとして使用する場合には照明可能な文
字範囲が狭くなってしまうという問題がある。
【0013】さらに、押釦スイッチ6にあっては、押釦
スイッチ4と同様に部品点数が少なく組み付け作業も容
易となばかりでなく、部品成形金型の簡略化をも実現し
得て成形時間を短くすることができるという効果を奏す
るものの、押釦スイッチ6の回転運動の支点が位置決め
を兼ねているため、ガタが発生し易いという問題があ
る。
【0014】しかも、押釦スイッチ8にあっては、押釦
スイッチ8の回動方向に伴う運動方向とその撓み方向と
が略平行で且つ長尺な弾性係合片9cを復帰手段として
いるため、係合舌片8bと弾性係合片9cとの硬度設定
が必要となるばかりでなく、押釦スイッチ8の押圧力に
対するロスが発生し易く、重い動作感を余儀なくされる
という問題がある。
【0015】本考案は、上記実状に鑑み、部品点数が少
なく組み付け作業も容易となばかりでなく、部品成形金
型の簡略化を実現して成形時間が短くなるという効果を
維持し、しかも、開口面積を犠牲にすることなく軽い動
作感で操作を行うことができる押釦スイッチを提供する
ことを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本考案はその目的を達成
するため、操作パネルに形成された開口と、該開口の左
上部に位置して操作パネルに形成された位置決開口
と、押釦裏面の左右端部から突出され且つ前記位置決
開口に摺動可能に支持される左右一対のガイド突起
と、該一対のガイド突起を連結する板バネ部と、該板バ
ネ部の略中央から突出され且つ前記パネル前方から挿入
する事により前記開口に係合する係合突起とを備え、前
記押釦下部の押圧回動に伴って前記板バネ部の両端部分
を捻らせ前記押釦の上部を支点として、前記本体を復帰
させるようにしたことを要旨とするものである。
【0017】
【作用】この様な構成においては、開口とこの開口に隣
接する位置決開口が操作パネルに形成され、位置決開口
に摺動可能に支持される左右一対のガイド突起が押釦裏
面の左右端部から突出され、板バネ部により一対のガイ
ド突起が連結され、開口に係合する係合突起が板バネ部
の略中央から突出され、押釦の押圧回動に伴って板バネ
部の両端部分が捻られ、この捻れの復帰力により押釦が
復帰する。
【0018】
【実施例】次に、本考案の押釦スイッチの実施例を図1
乃至図3に基づいて説明する。
【0019】図1(A)において、10は樹脂等の弾性
を有する材質により一体に形成された押釦スイッチ、2
0は操作パネルである。
【0020】押釦スイッチ10は、押釦11の裏面の上
部から後方に向けて突出された左右一対のガイド突起1
2,12と、ガイド突起12,12を連結する略水平な
板バネ部13と、板バネ部13の後縁部略中央から後方
に向けて突出された係合突起14と、ガイド突起12,
12に隣接する回動支点突起15,15と、押釦11の
裏面の下部中央から後方に向けて突出され且つその先端
に下方に向けて突出した規制片16を有する操作突起1
7とを備えている。
【0021】板バネ部13は、その前縁部と押釦11の
裏面との間に空間18が設けられている。また、板バネ
部13の係合突起14を突設した部分には、図2(A)
に示すように、係合突起14を挟むように係合突起が撓
みやすいように凹部19,19が形成されている。
【0022】操作パネル20には、図3に示すように、
上方に向うほど段階的に肉厚が厚くなるように3段の表
面21a,21b,21cが形成されている。また、操
作パネル20には、表面21a,21bに跨る開口22
と、この開口22の左右上方に隣接する位置決開口2
3,23とが連通開口24,24により連通された状態
で形成されている。さらに、操作パネル20には、開口
22の上部中央に位置して下方に向けて突出する被係合
突起25と、開口22と位置決開口23とに挟まれて上
方に向けて突出する支持突起26,26とが形成されて
いる。しかも、操作パネル20には、表面21cにテー
パ面27が形成されている。
【0023】また、係合突起14は、テーパ面27に案
内されつつ上面14aが被係合突起25の下端面25a
に弾接した状態で開口22の一部を形成する被係合突起
25と係合するように、開口22に挿入される。また、
回動支点突起15,15は表面21bに当接する。
【0024】従って、押釦スイッチ10の操作パネル2
0に対する位置決め並びに保持は、図4(A),(B)
に示す様に、ガイド突起12,12の外側面12a,1
2aが開口側面23a,23aに当接することにより左
右の位置決めがなされ、板バネ部13の底面13aと支
持突起26,26の上面26a,26aとの当接並びに
係合突起14の上面14aと被係合突起25の下端面2
5aとの弾接により上下の位置決め並びに保持がなさ
れ、回動支点突起15,15の表面21bへの当接並び
に規制片16の裏面21dへの当接により前後の位置決
めがなされる。
【0025】一方、図1(B)に示すように、押釦スイ
ッチ10の押釦11を表面から矢印イ方向に押圧する
と、図1(C)に示すように、回動支点突起15,15
の表面21bへの当接部分を回動支点として押釦スイッ
チ10が回動し、この回動により規制片16が裏面21
dから離反しつつ図示しない被操作スイッチに操作突起
17が当接して被操作スイッチが電気的にON状態とな
る。
【0026】このとき、押釦スイッチ10を回動させる
ための押圧力により、その保持部分である板バネ部13
に荷重が集中し、あたかも押釦11から離反した側の端
面が上方へと浮き上がるような状態となる。
【0027】しかしながら、板バネ部13の中央部分P
1は、係合突起14の上面14aと被係合突起25の下
端面25aとの弾接により浮き上がりが規制されている
ため挿入時と同様に略水平状態を維持する。
【0028】これに反し、板バネ部13の左右端部P
2,P2は、各開口22,23,24の上部に係合突起
14の突出量に相当して発生した空間により、その浮き
上がりを規制するものがなく、図1(C)及び図2
(B)に示すように、規制された中央部分P1から端部
に向うほど浮き上がり量が多くなる捻れが発生する。
尚、凹部19,19はこの捻れを容易とするためのもの
である。
【0029】従って、押釦11の押圧を解除すると、こ
の捻れをもとに戻そうとする板バネ部13の弾性復帰力
により、押釦スイッチ10が押圧時と逆方向に回動し、
規制片16の裏面21dへの当接により逆方向への回動
が停止すると同時に押釦スイッチ10の復帰が完了す
る。
【0030】また、この復帰に伴って操作突起17が被
操作スイッチから離反し、この離反により被操作スイッ
チが電気的にOFF状態となる。
【考案の効果】以上説明したように、本考案の押釦スイ
ッチにあっては、押釦の復帰を板バネ部の捻れにより行
なうように構成したことにより、部品点数が少なく組み
付け作業も容易となばかりでなく、部品成形金型の簡略
化を実現して成形時間が短くなるという効果を維持し、
しかも、開口面積を犠牲にすることなく軽い動作感で操
作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の押釦スイッチを示すもので、(A)は
背面方向から見た要部の分解斜視図、(B)は図5
(B)のA−A線に沿う押釦スイッチ装着状態の縦断面
図、(C)は同様に押釦スイッチ回動操作状態の縦断面
図である。
【図2】同じく、(A)は板バネ部の要部の背面図、
(B)は捻れ状態の板バネ部の背面図である。
【図3】同じく、正面方向から見た要部の分解斜視図で
ある。
【図4】同じく、(A)は押釦スイッチ装着前の操作パ
ネルの背面図、(B)は押釦スイッチ装着後の操作パネ
ルの背面図である。
【図5】従来の押釦スイッチの第1例を示すもので、
(A)は正面方向から見た要部の分解斜視図、(B)は
押釦スイッチ装着状態の要部の縦断面図、(C)は押釦
スイッチ回動操作状態の要部の縦断面図である。
【図6】従来の押釦スイッチの第2例を示すもので、
(A)は正面方向から見た要部の分解斜視図、(B)は
押釦スイッチ装着状態の要部の縦断面図、(C)は押釦
スイッチ回動操作状態の要部の縦断面図である。
【図7】従来の押釦スイッチの第3例を示すもので、
(A)は正面方向から見た要部の分解斜視図、(B)は
押釦スイッチ装着状態の要部の縦断面図、(C)は押釦
スイッチ回動操作状態の要部の縦断面図である。
【図8】従来の押釦スイッチの第4例を示すもので、
(A)は正面方向から見た要部の分解斜視図、(B)は
押釦スイッチ装着状態の要部の縦断面図、(C)は押釦
スイッチ回動操作状態の要部の縦断面図である。
【符号の説明】
10…押釦スイッチ 11…押釦 12…ガイド突起 13…板バネ部 14…係合突起 P2…両端部分 20…操作パネル 22…開口 23…位置決め開口

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作パネルに形成された開口と、該開口
    の左右上部に位置して操作パネルに形成された位置決
    開口と、押釦裏面の左右端部から突出され且つ前記位
    置決開口に摺動可能に支持される左右一対のガイド突
    起と、該一対のガイド突起を連結する板バネ部と、該板
    バネ部の略中央から突出され且つ前記パネル前方から挿
    入する事により前記開口に係合する係合突起とを備え、
    前記押釦下部の押圧回動に伴って前記板バネ部の両端部
    分を捻らせ前記押釦の上部を支点として、前記本体を復
    帰させるようにしたことを特徴とする押釦スイッチ。
JP1993058851U 1993-10-05 1993-10-05 押釦スイッチ Expired - Fee Related JP2604618Y2 (ja)

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