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JP2601049B2 - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JP2601049B2
JP2601049B2 JP3097059A JP9705991A JP2601049B2 JP 2601049 B2 JP2601049 B2 JP 2601049B2 JP 3097059 A JP3097059 A JP 3097059A JP 9705991 A JP9705991 A JP 9705991A JP 2601049 B2 JP2601049 B2 JP 2601049B2
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JP
Japan
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magnet
magnetic pole
coil
power generation
motor
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誠 宮本
茂雄 小幡
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Brushless Motors (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器に用いられ
るモータに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、各種電子機器には高性能化,多機
能化等を目的としてモータを多用するようになってきて
いる。とりわけビデオテープレコーダ等に用いられる回
転ヘッド装置は回転ムラを最小限にするために早くから
直接駆動方式のモータが採用されている。
【0003】以下、図面を参照しながら従来の回転ヘッ
ド装置におけるモータについて説明する。図4は従来例
及び本発明の実施例における磁石の平面図、図5は従来
例及び本発明の実施例におけるモータを搭載した回転ヘ
ッド装置の側断面図、図12は従来例におけるモータの
電機子の平面図、図13は従来例におけるPGコイルの
引き出し線の詳細図である。
【0004】図5において、固定ドラム12には、その
中心に軸13が固定されている。回転ドラム14には、
その中心に軸13と所定の間隙をもって回転自在な動圧
型流体軸受15が圧入固定されている。スラスト軸受1
6は、軸13の先端部に摺動自在に当接されて回転ドラ
ム14に締結されている。回転側,固定側のロータリー
トランス18a,18bは、各々所定の空隙(約50〜
70μm)をもって回転ドラム14,固定ドラム12に
固定されている。ロータ部19は、軸方向に複数極(こ
こでは8対、すなわち16極)の第1の磁極2を着磁し
た円環状の磁石1(図4)を固着し、回転自在に回転ド
ラム14に支承されている。磁性材料よりなる回転ヨー
ク20は、磁石1の着磁面と軸方向に所定の空隙をもっ
て対向配置され、ロータ部19に固着されて一体的に回
転可能である。なお磁石1の外周部には図4に示すよう
に1箇所だけ後述する回転位相検出用の第2の磁極3が
形成されている。
【0005】更に回転ヨーク20と磁石1とで構成され
る空隙部には、後述する電機子コイル4を有するステー
タ部21が固定ドラム12にビス止めされている。この
ステータ部21は耐熱樹脂製の絶縁基板23の両面に、
図12(A)(B)に示すようにエッチングもしくはメ
ッキによって形成された電機子コイル4が等ピッチで配
設されて構成されている。ここでは電機子コイル4は3
相よりなり、またステータ部21の両面にそれぞれ12
個配設されている。
【0006】ここでモータの回転速度を検出するため
に、周波数発生器(Frequency−Genera
tor:以下FGと略記する)が一般に必要とされる。
ここでは図12(A)に示すように、このステータ部2
1上の磁石1に近い面の電機子コイル4の外周に磁石1
の第1の磁極2の極数に比例した数の櫛歯状のFGコイ
ル10が配設してある。このFGコイル10は、磁石1
が回転することで、磁石1の回転速度に比例した周波数
の信号を出力する。
【0007】また回転ヘッド装置はモータの回転位置を
検出するために、モータ1回転につき1回の原点信号を
発生する位置信号発生器(Pulse−Generat
or:以下PGと略記する)を設ける必要がある。ここ
では図12(B)に示すように、ステータ部21上の回
転ヨーク20に近い面に、発電線素部31が360/n
度(ここでは45度)の開き角を有する扇形のPGコイ
ル9を配設してある。
【0008】このPGコイル9の出力波形24は図14
に示すように、磁石1の外周部に1箇所だけ設けられた
第2の磁極3の洩れ磁束を検出し、1回転につき各1回
の正負の信号を発生し、回転ヘッド17の回転位相検出
に用いられる。なお、第1の磁極2の1回転につきn周
期(ここでは8周期)発生する磁束成分は、PGコイル
9の発電線素部31が第1の磁極2の2極分の開き角を
有するために、お互いにキャンセルされるので、PGコ
イル9の再生信号に重畳することはない。また、図12
(B)に示すようにステータ部21上の回転ヨーク20
側の電機子コイル4はPGコイル9との干渉を避けるた
めに、各相とも1箇所のコイルの形状を小さなものとし
て、他のコイルは大きく取ってある。さらに、ステータ
部21の絶縁基板23の両面を電気的に接続するため
に、スルーホール11を設けている。また、吸引板22
は、円環状磁性材料からなり、磁石1の着磁面と軸方向
に所定の空隙を介し、ロータ部19と同軸的に保持部材
26を介してステータ部21に固着され、かつ磁石1と
の間で発生する磁気的吸引力によって、ロータ部19は
軸方向の固定ドラム12側に付勢されている。
【0009】以上のように構成された従来例のモータを
搭載した回転ヘッド装置の動作について以下説明する。
【0010】まず、磁石1の回転位相に対応した所定の
相の電機子コイル4に順次通電切り替えをすると、磁石
1は吸引反発力を受け、所定の方向に回転する。磁石1
が回転すると、これに一体的に固着された回転ドラム1
4も回転する。ここで回転ドラム14の回転速度は、F
Gコイル10の出力信号の周期が所定の値になるよう
に、制御回路(図示せず)によって制御される。また映
像信号の垂直同期信号に同期して記録するように、回転
ヘッド17の位相をPGコイル9の出力信号をもとに制
御する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
構成においては、図13に示すようにPGコイル9の信
号引出し線32の引出し方向が磁石1の中心に一致した
円弧方向に引き出されていないために、ロータ部19が
回転するに従い磁石1に設けられた第1の磁極2の洩れ
磁束によって信号引出し線32が自ら発電してしまう。
これは、PGコイル9の出力波形にノイズ成分として重
畳することになり、S/N比の劣化を来すという問題が
あった。
【0012】本発明は、前記従来の問題点を解決するも
ので、PGノイズの少ない信頼性の高いモータを提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のモータは、2n個(nは自然数)の第1の磁
極を等ピッチ間隔に配設した円環状もしくは円筒状の磁
石と、前記第1の磁極近傍に少なくとも1箇所配設
れ、かつそれぞれ最も近接した前記第1の磁極とは異な
る極性の第2の磁極と、前記第2の磁極の漏洩磁束に鎖
交する第1の発電線素部と、前記第2の磁極の漏洩磁束
に鎖交し、かつ前記第1の発電線素部に対して2π・m
/n(ラジアン)(mは自然数)だけずらした回転位相
に配設されて前記第1の発電線素部と電気的に接続され
た第2の発電線素部とを有したPGコイルと、前記第
1,第2の発電線素部にそれぞれ接続され、かつ前記第
1,第2の発電線素部の近傍に配設した第1,第2の引
出し線とで構成されている。また、前記第1,第2の引
出し線は、円弧中心が前記磁石の中心に一致した円弧形
状をなしている。
【0014】
【作用】上記の構成によって、磁石の回転中に第1の磁
極からの漏洩磁束が第1,第2の引出し線を鎖交しても
自ら発電することがなく、ノイズの少ないPG信号を発
生することができる。
【0015】
【実施例】以下図面を参照しながら本発明の第1の実施
例を説明する。図1は、第1の実施例におけるモータの
電機子の平面図である。図2は、第1の実施例における
PGコイルの引き出し線の詳細図である。図3は、本発
明の実施例におけるPGコイルの出力波形である。図4
は、本発明の実施例及び従来例における磁石の平面図、
図5は本発明の実施例及び従来例におけるモータを搭載
した回転ヘッド装置の側断面図である。図5において、
固定ドラム12には、その中心に軸13が固定されてい
る。回転ドラム14には、その中心に軸13と所定の間
隙をもって回転自在な動圧型流体軸受15が圧入固定さ
れている。スラスト軸受16は、軸13の先端部に摺動
自在に当接されて回転ドラム14に締結されている。回
転側,固定側のロータリートランス18a,18bは、
各々所定の空隙(約50〜70μm)をもって回転ドラ
ム14,固定ドラム12に固定されている。ロータ部1
9は、軸方向に複数極(ここでは8対、すなわち16
極)の第1の磁極2を着磁した円環状の磁石1(図4参
照)を固着し、回転自在に回転ドラム14に支承されて
いる。磁性材料よりなる回転ヨーク20は、磁石1の着
磁面と軸方向に所定の空隙をもって対向配置され、ロー
タ部19に固着されて一体的に回転可能である。なお磁
石1の外周部には図4に示すように1箇所だけ後述する
回転位相検出用の第2の磁極3が形成されている。
【0016】更に回転ヨーク20と磁石1とで構成され
る空隙部には、後述する電機子コイル4を有するステー
タ部21が保持部材26を介して固定ドラム12にビス
止めされている。このステータ部21は耐熱樹脂製の絶
縁基板23の両面に、図1(A)(B)に示すようにエ
ッチングもしくはメッキによって形成された電機子コイ
ル4が等ピッチで配設されて構成されている。ここでは
電機子コイル4は3相よりなり、また絶縁基板23の両
面にそれぞれ12個配設されている。
【0017】ここでモータの回転速度を検出するため
に、周波数発生器(Frequency−Genera
tor:以下FGと略記する)が一般に必要とされる。
ここでは図1(A)に示すように、ステータ部21上の
磁石1に近い面の電機子コイル4の外周に磁石1の第1
の磁極2の極数に比例した数の櫛歯状のFGコイル10
が配設してある。このFGコイル10は、磁石1が回転
することで、磁石1の回転速度に比例した周波数の信号
を出力する。
【0018】また回転ヘッド装置はモータの回転位置を
検出するために、モータ1回転につき1回の原点信号を
発生する位置信号発生器(Pulse−Generat
or:以下PGと略記する)を設ける必要がある。ここ
では図4に示すように、磁石1の第1の磁極2の近傍に
1箇所だけ第1の磁極2とは極性の異なる第2の磁極3
を設けている(図4では、第1の磁極2がS極、第2の
磁極3がN極)。また、図1(B)に示すように、ステ
ータ部21上の回転ヨーク20に近い面に、第2の磁極
3の漏洩磁束に鎖交する第1の発電線素部5と、第2の
磁極3の漏洩磁束に鎖交し、かつ第1の発電線素部5に
対して2π・m/n(ラジアン)(ここでは45度)の
開き角を有して第1の発電線素部5と電気的に接続され
た第2の発電線素部6とを有するPGコイル9を配設し
てある。また、第1,第2の発電線素部5,6には円弧
形状をなし、かつその円弧中心が磁石1の中心に一致す
る第1,第2の引出し線7,8がスルーホール11を介
して電気的に接続されている(図2)。なお、第1,第
2の引出し線7,8の末端はそれぞれ端子部30に接続
されている。また、PGコイル9の出力波形24は図3
に示すように、磁石1の外周部に1箇所だけ設けられた
第2の磁極3の洩れ磁束を検出し、1回転につき各1回
の正負の信号を発生し、回転ヘッド17の回転位相検出
に用いられる。なお、第1の磁極2の1回転につきn周
期発生する磁束成分については、PGコイル9の第1の
発電線素部5及び第2の発電線素部6が第1の磁極2の
2極分の開き角(45度)を有するために、お互いにキ
ャンセルされるので、PGコイル9の出力波形23に重
畳することはない。また、図1(B)に示すようにステ
ータ部21上の回転ヨーク20側の電機子コイル4はP
Gコイル9との干渉を避けるために、各相とも1箇所の
コイルの形状を小さなものとして、他のコイルは大きく
取ってある。さらに、ステータ部21の絶縁基板23の
両面の電機子コイル4は、スルーホール(図示せず)に
よって電気的に接続されている。また、吸引板22は、
円環状磁性材料からなり、磁石1の着磁面と軸方向に所
定の空隙を介し、ロータ部19と同軸的にステータ部2
1に固着され、かつ磁石1との間で発生する磁気的吸引
力によって、ロータ部19は軸方向の固定ドラム12側
に付勢されている。
【0019】以上のように構成された本実施例のモータ
を搭載した回転ヘッド装置の動作について以下説明す
る。
【0020】まず、磁石1の回転位相に対応した所定の
相の電機子コイル4に順次通電切り替えをすると、磁石
1は吸引反発力を受け、所定の方向に回転する。磁石1
が回転すると、これに一体的に固着された回転ドラム1
4も回転する。ここで回転ドラム14の回転速度は、F
Gコイル10の出力信号の周期が所定の値になるよう
に、制御回路(図示せず)によって制御される。また映
像信号の垂直同期信号に同期して記録するように、回転
ヘッド17の位相をPGコイル9の出力信号をもとに制
御する。さらに、図2に示すようにPGコイル9の出力
信号は第1,第2の引出し線7,8を磁石1の中心に一
致した円弧形状としたことによって磁石1の回転中に第
1の磁極2からの漏洩磁束が第1,第2の引出し線7,
8を鎖交しても自ら発電することがなく、PGノイズの
少ない位相信号を発生することができる(図3)。
【0021】以上のように本実施例によれば、簡単な構
成でPGノイズの少ない信頼性の高いモータを実現でき
る。
【0022】なお、本実施例では第1,第2の引出し線
7,8の形状を円弧形状としたが、スルーホール11と
端子部30とが近接して引出し線の形状によるPGノイ
ズへの影響が少ない場合には、引出し線7,8の形状は
ほぼ直線であってもよい。
【0023】また、本発明の実施例において第1,第2
の引出し線7,8はPGコイル9の外側に配設したが、
PGコイル9の内側に配設してもよい(図6)。
【0024】また、本実施例においてステータ部21は
絶縁基板23の両面にメッキ等により形成した電機子コ
イル4を配設したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、エナメル線をボビンに巻き込んで、扇
形に成形した電機子コイル4を絶縁層(図示せず)を介
して固定ヨーク25上に接着剤にて固着し、さらにこの
電機子コイル4の端面と磁石1との空隙部にPG,FG
基板28を配設してもよい(図7)。なお、PG,FG
基板28の両面には図8に示すようにPGコイル9及び
FGコイル10を配設してある。
【0025】また、本実施例において面対向型ブラシレ
スモータを例にしたが、図9に示すような周対向型ブラ
シレスモータであってもよい。同図において、磁石1は
円筒形状をなしており、第1の磁極2はその内周円筒面
上に形成されている。また、第2の磁極3は磁石1の下
端面に設けたPG,FG用磁石27上に形成されてい
る。なお、PG,FG用磁石27の磁化パターンは図1
0に示すように構成されている。電機子コイル4は、珪
素鋼板をプレス等で打ち抜いたものを積層した鉄心29
に巻装されている。またPGコイル9,FGコイル10
は、固定ドラム12に固着されている。本実施例におい
ては、図11に示すようにPG,FG基板上面側にFG
コイル10が、下面側にPGコイル9が形成されてい
る。PGコイル9の第1,第2の引出し線7,8は同図
に示すようにその円弧中心が回転中心と一致している。
したがって、本構成においてもPG出力のS/N比を向
上することが可能である。
【0026】更に、本発明の実施例においては磁石が回
転するいわゆるブラシレスモータを例にあげたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、ブラシモータであ
っても全く同様に適用可能であることは明白である。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、2n個(nは自
然数)の第1の磁極を等ピッチ間隔に配設した円環状も
しくは円筒状の磁石と、前記第1の磁極近傍に少なくと
も1箇所配設され、かつそれぞれ最も近接した前記第1
の磁極とは異なる極性の第2の磁極と、前記第2の磁極
の漏洩磁束に鎖交する第1の発電線素部と、前記第2の
磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ前記第1の発電線素部に
対して2π・m/n(ラジアン)(mは自然数)だけず
らした回転位相に配設されて前記第1の発電線素部と電
気的に接続された第2の発電線素部とを有したPGコイ
ルと、前記第1,第2の発電線素部にそれぞれ接続さ
れ、かつ前記第1,第2の発電線素部の近傍に配設した
第1,第2の引出し線とを設けて、前記第1,第2の引
出し線を、円弧中心が前記磁石の中心に一致した円弧形
状にしたことにより、磁石の回転中に第1の磁極からの
漏洩磁束が第1,第2の引出し線を鎖交しても自らの発
電を皆無にでき、ノイズの少ないPG信号を発生するこ
とができ、信頼性の高い優れたモータを実現できるもの
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータの電機子
の平面図
【図2】本発明の第1の実施例におけるPGコイルの引
き出し線の詳細図
【図3】本発明の実施例におけるPGコイルの出力波形
【図4】本発明の実施例及び従来例におけるマグネット
の平面図
【図5】本発明の第1の実施例及び従来例におけるモー
タを搭載した回転ヘッド装置の横断面図
【図6】本発明の第2の実施例におけるモータの電機子
の平面図
【図7】本発明の第2の実施例におけるモータを搭載し
た回転ヘッド装置の横断面図
【図8】本発明の第2の実施例におけるPG,FG基板
の平面図
【図9】本発明の第三の実施例におけるモータを搭載し
た回転ヘッド装置の横断面図
【図10】本発明の第三の実施例におけるPG,FG用
磁石の磁化パターン図
【図11】本発明の第三の実施例におけるPG,FG基
板の平面図
【図12】従来例におけるモータの電機子の平面図
【図13】従来例におけるPGコイルの引き出し線の詳
細図
【図14】従来例におけるPGコイルの出力波形図
【符号の説明】
1 磁石 2 第1の磁極 3 第2の磁極 4 電機子コイル 5 第1の発電線素部 6 第2の発電線素部 7 第1の引出し線 8 第2の引出し線 9 PGコイル 10 FGコイル 11 スルーホール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2n個(nは自然数)の第1の磁極を等
    ピッチ間隔に配設した円環状もしくは円筒状の磁石と、 前記第1の磁極近傍に少なくとも1箇所配設され、かつ
    それぞれ最も近接した前記第1の磁極とは異なる極性の
    第2の磁極と、 前記第2の磁極の漏洩磁束に鎖交する第1の発電線素部
    と、前記第2の磁極の漏洩磁束に鎖交し、かつ前記第1
    の発電線素部に対して2π・m/n(ラジアン)(mは
    自然数)だけずらした回転位相に配設されて前記第1の
    発電線素部と電気的に接続された第2の発電線素部とを
    有したPGコイルと、 前記第1,第2の発電線素部にそれぞれ接続され、かつ
    前記第1,第2の発電線素部の近傍に配設した第1,第
    2の引き出し線とを具備したモータ。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2の引出し線は、円弧中心
    が前記磁石の中心に一致した円弧形状をなす請求項1記
    載のモータ。
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