JP2687402B2 - カセツトオートチエンジヤー - Google Patents
カセツトオートチエンジヤーInfo
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- JP2687402B2 JP2687402B2 JP63069088A JP6908888A JP2687402B2 JP 2687402 B2 JP2687402 B2 JP 2687402B2 JP 63069088 A JP63069088 A JP 63069088A JP 6908888 A JP6908888 A JP 6908888A JP 2687402 B2 JP2687402 B2 JP 2687402B2
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Description
【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
Ａ 産業上の利用分野 Ｂ 発明の概要 Ｃ 従来の技術 Ｄ 発明が解決しようとする課題 Ｅ 課題を解決するための手段 Ｆ 作 用 Ｇ 実施例 G1カセツトオートチエンジヤー全体の説明（第５図〜第
７図） G2カセツト移送機の説明（第１図〜第４図） G3変形例の説明（第８図） Ｈ 発明の効果 Ａ 産業上の利用分野 本発明は、例えばテレビジヨン放送局において長時間
に亘る連続ビデオ再生や録画を行うのに最適なカセツト
オートチエンジヤーに関するものである。
７図） G2カセツト移送機の説明（第１図〜第４図） G3変形例の説明（第８図） Ｈ 発明の効果 Ａ 産業上の利用分野 本発明は、例えばテレビジヨン放送局において長時間
に亘る連続ビデオ再生や録画を行うのに最適なカセツト
オートチエンジヤーに関するものである。
Ｂ 発明の概要 本発明は、カセツトが収納されているカセツト収納棚
から選択的に取出したカセツトをカセツト移送機によつ
て移送して記録再生装置に自動的に装填するようにした
カテツトオートチエンジヤーにおいて、大きさが異なる
複数種類のカセツトをカセツト収納棚に収納させ、その
複数種類のカセツトをカセツト移送機に選択的に取出し
て記録再生装置に選択的に装填することができるように
構成することにより、１台のカセツオオートチエンジヤ
ーで、大きさが異なる複数種類のカセツトを使い分ける
ことができるようにしたものである。
から選択的に取出したカセツトをカセツト移送機によつ
て移送して記録再生装置に自動的に装填するようにした
カテツトオートチエンジヤーにおいて、大きさが異なる
複数種類のカセツトをカセツト収納棚に収納させ、その
複数種類のカセツトをカセツト移送機に選択的に取出し
て記録再生装置に選択的に装填することができるように
構成することにより、１台のカセツオオートチエンジヤ
ーで、大きさが異なる複数種類のカセツトを使い分ける
ことができるようにしたものである。
Ｃ 従来の技術 本発明の出願人は、ビデオカセツトを用いるカセツト
オートチエンジヤーの先願例として、例えば実開昭62−
168147号公報に記載されたものを先に出願している。
オートチエンジヤーの先願例として、例えば実開昭62−
168147号公報に記載されたものを先に出願している。
この先願例は、カセツトが収納されているカセツト収
納棚から選択的に取出したカセツトをカセツト移送機に
よつて移送して記録再生装置に自動的に装填するように
したものである。
納棚から選択的に取出したカセツトをカセツト移送機に
よつて移送して記録再生装置に自動的に装填するように
したものである。
Ｄ 発明が解決しようとする課題 しかしながら、この先願例では、１種類のカセツトの
みを専用的に使用するものであり、大きさが異なる複数
種類のカセツトを使い分けることができなかつた。
みを専用的に使用するものであり、大きさが異なる複数
種類のカセツトを使い分けることができなかつた。
従つて、先願例では、大きさが小さく記録時間の短い
小カセツトを用いてコマーシヤル等の短時間ものの放映
を行い、大きさが大きく記録時間の長い大カセツトを用
いてニユースや各種番組等の長時間ものの放映を行うよ
うな使い方ができなかつた。
小カセツトを用いてコマーシヤル等の短時間ものの放映
を行い、大きさが大きく記録時間の長い大カセツトを用
いてニユースや各種番組等の長時間ものの放映を行うよ
うな使い方ができなかつた。
本発明は、１台のカセツトオートチエンジヤーで、大
きさが異なる複数種類のカセツトを使い分けることがで
きるものを提供することを目的としている。
きさが異なる複数種類のカセツトを使い分けることがで
きるものを提供することを目的としている。
Ｅ 課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明のカセツトオート
チエンジヤーは、大きさが異なる複数種類のカセットを
収納できるカセット収納棚と、上記複数種類のカセット
が選択的に装填される記録再生装置と、上記複数種類の
カセットの１つを選択的にその保持面上に保持して、こ
のカセットを上記カセット収納棚と上記記録再生装置と
の間で搬送するカセット移送機とを備えたカセットオー
トチェンジャーにおいて、上記カセット移送機は、上記
保持面の左右に配置されかつ上記複数種類のカセットの
うち最大幅のカセットと対応する１対の固定のガイド
と、この１対の固定のガイド間の内側に設けられ、上記
最大幅のカセットよりも狭幅なカセットの少なくとも１
つの対応する１対の移動式のガイドとを備え、上記狭幅
なカセットよりも広幅なカセットが上記保持面に挿入さ
れるとき、上記移動式のガイドは上記保持面よりも下方
に沈下され、上記広幅なカセットの挿入を妨げることが
ないように構成したものである。
チエンジヤーは、大きさが異なる複数種類のカセットを
収納できるカセット収納棚と、上記複数種類のカセット
が選択的に装填される記録再生装置と、上記複数種類の
カセットの１つを選択的にその保持面上に保持して、こ
のカセットを上記カセット収納棚と上記記録再生装置と
の間で搬送するカセット移送機とを備えたカセットオー
トチェンジャーにおいて、上記カセット移送機は、上記
保持面の左右に配置されかつ上記複数種類のカセットの
うち最大幅のカセットと対応する１対の固定のガイド
と、この１対の固定のガイド間の内側に設けられ、上記
最大幅のカセットよりも狭幅なカセットの少なくとも１
つの対応する１対の移動式のガイドとを備え、上記狭幅
なカセットよりも広幅なカセットが上記保持面に挿入さ
れるとき、上記移動式のガイドは上記保持面よりも下方
に沈下され、上記広幅なカセットの挿入を妨げることが
ないように構成したものである。
上記のように構成されたカセツトオートチエンジヤー
によれば、大きさが異なる複数種類のカセツトをカセツ
ト収納棚に予め収納しておくだけで、その複数種類のカ
セツトをカセツト移送機によつて記録再生装置に選択的
に自動装填することができて、その複数種類のカセツト
を使い分けた記録又は再生を行える。
によれば、大きさが異なる複数種類のカセツトをカセツ
ト収納棚に予め収納しておくだけで、その複数種類のカ
セツトをカセツト移送機によつて記録再生装置に選択的
に自動装填することができて、その複数種類のカセツト
を使い分けた記録又は再生を行える。
Ｇ 実施例 以下、本発明をビデオカセツトを用いるカセツトオー
トチエンジヤーに適用した一実施例を図面に基づき説明
する。
トチエンジヤーに適用した一実施例を図面に基づき説明
する。
G1まず、第５図〜第７図によつて、カセツトオートチエ
ンジヤー全体について説明する。
ンジヤー全体について説明する。
まず、このカセツトオートチエンジヤーは、大きさが
異なる大カセツト１と小カセツト２との２種類のカセツ
トを使い分けることができるものである。そして、大カ
セツト１と小カセツト２が兼用して収納することができ
る大小カセツト兼用収納棚３が上下多数段で横数列に設
けられた棚ブロツク４と、小カセツト２を専用に収納す
ることができる小カセツト専用収納棚５が上下多数段で
横数列に設けられた複数の棚ブロツク６と、小カセツト
２の挿入専用棚７及び排出専用棚８が設けられた棚ブロ
ツク９等が設けられている。そして、これらの複数の棚
ブロツク4,6,9が第５図で上下方向及び第６図で左右方
向に移動されるカセツト移送機10の移動経路11の前後両
側に沿つて２列状に並べられて配置されている。そし
て、オペレータ側（前面側）12の棚ブロツク列12aとは
反対の背面側の棚ブロツク列12bの一側部には記録再生
装置13が上下複数段に配置されている。これら複数の記
録再生装置13は大カセツト１と小カセツト２とを選択的
に記録又は再生する大小カセツト共通のフロントローデ
イング式VTRである。そして、これら複数の記録再生装
置13のカセツト挿入口13aはオペレータ側12に向けられ
ていて、これら複数のカセツト挿入口13aの前面（オペ
レータ側）には複数のカセツト挿入排出用アダプター14
が設けられている。そして、カセツト移送機10には大カ
セツト１と小カセツト２とを選択的にかつ共通に収容す
る１つのカセツト収容部15が設けられている。なお、オ
ペレータ側12の棚ブロツク列12aの前面には複数に分割
された開閉扉16が設けられている。
異なる大カセツト１と小カセツト２との２種類のカセツ
トを使い分けることができるものである。そして、大カ
セツト１と小カセツト２が兼用して収納することができ
る大小カセツト兼用収納棚３が上下多数段で横数列に設
けられた棚ブロツク４と、小カセツト２を専用に収納す
ることができる小カセツト専用収納棚５が上下多数段で
横数列に設けられた複数の棚ブロツク６と、小カセツト
２の挿入専用棚７及び排出専用棚８が設けられた棚ブロ
ツク９等が設けられている。そして、これらの複数の棚
ブロツク4,6,9が第５図で上下方向及び第６図で左右方
向に移動されるカセツト移送機10の移動経路11の前後両
側に沿つて２列状に並べられて配置されている。そし
て、オペレータ側（前面側）12の棚ブロツク列12aとは
反対の背面側の棚ブロツク列12bの一側部には記録再生
装置13が上下複数段に配置されている。これら複数の記
録再生装置13は大カセツト１と小カセツト２とを選択的
に記録又は再生する大小カセツト共通のフロントローデ
イング式VTRである。そして、これら複数の記録再生装
置13のカセツト挿入口13aはオペレータ側12に向けられ
ていて、これら複数のカセツト挿入口13aの前面（オペ
レータ側）には複数のカセツト挿入排出用アダプター14
が設けられている。そして、カセツト移送機10には大カ
セツト１と小カセツト２とを選択的にかつ共通に収容す
る１つのカセツト収容部15が設けられている。なお、オ
ペレータ側12の棚ブロツク列12aの前面には複数に分割
された開閉扉16が設けられている。
そして、このカセツトオートチエンジヤーによれば、
まず、多数の大小カセツト兼用収納棚３及び小カセツト
専用収納棚５に大カセツト１と小カセツト２とを予め収
納させておく。なおこの際、大小カセツト兼用収納棚３
については、オペレータが大小カセツト1,2をオペレー
タ側12から矢印ａ、ａ′方向に挿入及び排出する。ま
た、小カセツト専用収納棚２については、オペレータが
挿入専用棚７に順次挿入した小カセツト２をカセツト移
送機10で順次移送して移動経路11側から矢印ｂ方向に順
次挿入し、逆に、小カセツト専用収納棚５からカセツト
移送機10で順次矢印ｂ′方向に排出した小カセツト２を
排出専用棚８からオペレータ側12に順次排出する。
まず、多数の大小カセツト兼用収納棚３及び小カセツト
専用収納棚５に大カセツト１と小カセツト２とを予め収
納させておく。なおこの際、大小カセツト兼用収納棚３
については、オペレータが大小カセツト1,2をオペレー
タ側12から矢印ａ、ａ′方向に挿入及び排出する。ま
た、小カセツト専用収納棚２については、オペレータが
挿入専用棚７に順次挿入した小カセツト２をカセツト移
送機10で順次移送して移動経路11側から矢印ｂ方向に順
次挿入し、逆に、小カセツト専用収納棚５からカセツト
移送機10で順次矢印ｂ′方向に排出した小カセツト２を
排出専用棚８からオペレータ側12に順次排出する。
次に、カセツト移送機10を移動経路11に沿つて上下方
向及び左右方向に移動制御して、指定された棚番地内の
大カセツト１又は小カセツト２を選択的に矢印ｂ′方向
から受け取つて、カセツト収容部15内に収容する。そし
て、その収容した大カセツト１又は小カセツト２をこの
カセツト移送機10で指定された記録再生装置13へ移送し
た後、大カセツト１又は小カセツト２をアダプター14を
使用してカセツト挿入口13aから指定された記録再生装
置得13内に矢印ｃ方向からローデイングして、大カセツ
ト１又は小カセツト２の記録又は再生を行う。一方、記
録再生装置13で記録又は再生の終つた大カセツト１又は
小カセツト２はアダプター14を使用して矢印ｃ′方向に
アンローデイングしてカセツト移送機10で受け取り、上
記の逆動作で元の棚番地に返却する。
向及び左右方向に移動制御して、指定された棚番地内の
大カセツト１又は小カセツト２を選択的に矢印ｂ′方向
から受け取つて、カセツト収容部15内に収容する。そし
て、その収容した大カセツト１又は小カセツト２をこの
カセツト移送機10で指定された記録再生装置13へ移送し
た後、大カセツト１又は小カセツト２をアダプター14を
使用してカセツト挿入口13aから指定された記録再生装
置得13内に矢印ｃ方向からローデイングして、大カセツ
ト１又は小カセツト２の記録又は再生を行う。一方、記
録再生装置13で記録又は再生の終つた大カセツト１又は
小カセツト２はアダプター14を使用して矢印ｃ′方向に
アンローデイングしてカセツト移送機10で受け取り、上
記の逆動作で元の棚番地に返却する。
そして、以上の動作を連続して繰り返すことによつ
て、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画等を行うことが
できる。
て、長時間に亘る連続ビデオ再生や録画等を行うことが
できる。
しかもこの際、大きさが小さく記録時間が短い小カセ
ツト２を用いてコマーシヤル等の短時間ものの放映等を
行い、大きさが大きくて記録時間が長い大カセツト１を
用いてニユースや各種番組等の長時間ものの放映等を行
える等、大小カセツト１、２の大きさで放映時間等の長
短を区別する方式を採用できる。
ツト２を用いてコマーシヤル等の短時間ものの放映等を
行い、大きさが大きくて記録時間が長い大カセツト１を
用いてニユースや各種番組等の長時間ものの放映等を行
える等、大小カセツト１、２の大きさで放映時間等の長
短を区別する方式を採用できる。
なお、第７図は大小カセツト兼用収納棚３内に設けた
左右一対の小カセツトガイド17を示したものであり、第
７図で最上段に示すように、大カセツト１を収納する時
には、両小カセツトガイド17を収納棚３の下部に移動さ
せる。また、第７図で２段目に示すように、小カセツト
２を収納する時には、両小カセツトガイド17を収納棚３
内に移動させて、小カセツト２を両小カセツトガイド17
間で位置決めして収納棚３内の左右方向の中央部に位置
決めする。
左右一対の小カセツトガイド17を示したものであり、第
７図で最上段に示すように、大カセツト１を収納する時
には、両小カセツトガイド17を収納棚３の下部に移動さ
せる。また、第７図で２段目に示すように、小カセツト
２を収納する時には、両小カセツトガイド17を収納棚３
内に移動させて、小カセツト２を両小カセツトガイド17
間で位置決めして収納棚３内の左右方向の中央部に位置
決めする。
G2次に、第１図〜第４図によつて、カセツト移送機につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、カセツト移送機10には、大カセツト１に見合う
大きさに構成された１つのカセツト収容部15が水平状に
設けられている。そして、このカセツト収容部15の前後
両端15a、15bは共に開放されており、底面には左右一対
のカセツト移送ベルト20が設けられている。また、この
カセツト収容部15内には左右各一対、合計４つの小カセ
ツトガイド21及び大カセツトガイド22が設けられてお
り、大カセツトガイド22は左右一対のフレーム23に固着
されている。
大きさに構成された１つのカセツト収容部15が水平状に
設けられている。そして、このカセツト収容部15の前後
両端15a、15bは共に開放されており、底面には左右一対
のカセツト移送ベルト20が設けられている。また、この
カセツト収容部15内には左右各一対、合計４つの小カセ
ツトガイド21及び大カセツトガイド22が設けられてお
り、大カセツトガイド22は左右一対のフレーム23に固着
されている。
そして、左右各一対の小カセツトガイド21にはその左
右対向面にガイド面21aが設けられている。そして、こ
れらの小カセツトガイド21は、フレーム23上にブラケツ
ト24によつて水平に架設された支点軸25にそれぞれ矢印
ｄ、ｄ′方向に回動自在に取付けられ、かつ戻しばね26
によつて矢印ｄ′方向に回動付勢されている。そして、
フレーム23上には左右各一対のカムレバー27が垂直な支
点軸28によつてそれぞれ矢印ｅ、ｅ′方向に回動自在に
取付けられ、かつ戻しばね29によつて矢印ｅ′方向に回
動付勢されている。そして、左右各一対のカムレバー27
の一端上に設けられたカム27aが左右各一対の小カセツ
トガイド21の下面に設けられた突起21bを制御する。ま
た、フレーム23上で左右各一対の小カセツトガイド21の
中間位置にはプランジヤーソレノイド30が取付けられて
いて、そのプランジヤー30aが左右各一対のカムレバー2
7の他端にピン31及び長孔32を介して連結されている。
なお、左右一対の小カセツトガイド21のガイド面21a側
の下面に設けられた一対の突起21cがフレーム23に設け
られた複数の浮上り防止用ストツパー33の下に挿入され
ている。
右対向面にガイド面21aが設けられている。そして、こ
れらの小カセツトガイド21は、フレーム23上にブラケツ
ト24によつて水平に架設された支点軸25にそれぞれ矢印
ｄ、ｄ′方向に回動自在に取付けられ、かつ戻しばね26
によつて矢印ｄ′方向に回動付勢されている。そして、
フレーム23上には左右各一対のカムレバー27が垂直な支
点軸28によつてそれぞれ矢印ｅ、ｅ′方向に回動自在に
取付けられ、かつ戻しばね29によつて矢印ｅ′方向に回
動付勢されている。そして、左右各一対のカムレバー27
の一端上に設けられたカム27aが左右各一対の小カセツ
トガイド21の下面に設けられた突起21bを制御する。ま
た、フレーム23上で左右各一対の小カセツトガイド21の
中間位置にはプランジヤーソレノイド30が取付けられて
いて、そのプランジヤー30aが左右各一対のカムレバー2
7の他端にピン31及び長孔32を介して連結されている。
なお、左右一対の小カセツトガイド21のガイド面21a側
の下面に設けられた一対の突起21cがフレーム23に設け
られた複数の浮上り防止用ストツパー33の下に挿入され
ている。
そして、カムレバー27及びプランジヤーソレノイド30
や戻しばね26、29等によつて小カセツトガイド21を移動
するガイド駆動機構34が構成されている。
や戻しばね26、29等によつて小カセツトガイド21を移動
するガイド駆動機構34が構成されている。
次に、カセツト移送機10のカセツト収容部15内での大
小カセツト１、２の位置決め動作を説明する。
小カセツト１、２の位置決め動作を説明する。
前述したように、収納棚３、５等からカセツト収容部
15内に大カセツト１又は小カセツト２を矢印ｂ′方向か
ら選択的に受け取る際、カセツト収容部15内に前後両端
15a、15bの何れかの側から選択的に挿入された大カセツ
ト１又は小カセツト２は両カセツト移送ベルト20上に乗
せられ、この両カセツト移送ベルト20によつて受け取ら
れて、第２図に１点鎖線と２点鎖線とで示す位置まで矢
印ｂ′方向に引き込まれて収容される。
15内に大カセツト１又は小カセツト２を矢印ｂ′方向か
ら選択的に受け取る際、カセツト収容部15内に前後両端
15a、15bの何れかの側から選択的に挿入された大カセツ
ト１又は小カセツト２は両カセツト移送ベルト20上に乗
せられ、この両カセツト移送ベルト20によつて受け取ら
れて、第２図に１点鎖線と２点鎖線とで示す位置まで矢
印ｂ′方向に引き込まれて収容される。
この際、大カセツト１を受け取る時には、第3B図に示
す如く、左右各一対の小カセツトガイド21が、戻しばね
26によつて矢印ｄ′方向に回動されて、カセツト収容部
15の下部へ移動（待避）されている。従つて、大カセツ
ト１はその左右両端1aを左右各一対の大カセツトガイド
22によつて案内されてカセツト収納部15内に収容され
て、第２図に１点鎖線で示された位置に位置決めされ
る。
す如く、左右各一対の小カセツトガイド21が、戻しばね
26によつて矢印ｄ′方向に回動されて、カセツト収容部
15の下部へ移動（待避）されている。従つて、大カセツ
ト１はその左右両端1aを左右各一対の大カセツトガイド
22によつて案内されてカセツト収納部15内に収容され
て、第２図に１点鎖線で示された位置に位置決めされ
る。
次に、小カセツト２を受け取る時には、第２図に実線
で示す如く、両プランジヤーソレノイド30が通電され
て、そのプランジヤー30aが矢印ｆ方向に吸引される。
すると、左右各一対のカムレバー27が戻しばね29に抗し
て矢印ｅ方向に回動され、左右各一対のカム27aによつ
て左右各一対の小カセツトガイド21の突起21bが上方に
押上げられて、左右各一対の小カセツトガイド21が戻し
ばね26に抗して第3A図に示す如く矢印ｄ方向に回動さ
れ、左右各一対の小カセツトガイド21がカセツト収容部
15の内部に下方から移動（挿入）される。そして、カセ
ツト収容部15内に矢印ｂ′方向から挿入された小カセツ
ト２は、その左右両端2aを左右各一対の小カセツトガイ
ド21のガイド面21aによつて案内されてカセツト収容部1
5内に収容されて、第２図に２点鎖線で示された位置に
位置決めされる。
で示す如く、両プランジヤーソレノイド30が通電され
て、そのプランジヤー30aが矢印ｆ方向に吸引される。
すると、左右各一対のカムレバー27が戻しばね29に抗し
て矢印ｅ方向に回動され、左右各一対のカム27aによつ
て左右各一対の小カセツトガイド21の突起21bが上方に
押上げられて、左右各一対の小カセツトガイド21が戻し
ばね26に抗して第3A図に示す如く矢印ｄ方向に回動さ
れ、左右各一対の小カセツトガイド21がカセツト収容部
15の内部に下方から移動（挿入）される。そして、カセ
ツト収容部15内に矢印ｂ′方向から挿入された小カセツ
ト２は、その左右両端2aを左右各一対の小カセツトガイ
ド21のガイド面21aによつて案内されてカセツト収容部1
5内に収容されて、第２図に２点鎖線で示された位置に
位置決めされる。
なおこの際、第3A図に示す如く、カム27aによつて上
方に押上げられた小カセツトガイド21の突起21cがスト
ツパー33に下方から突接されて、小カセツトガイド21が
水平状態に位置規制される。また、小カセツトガイド21
の突起21cがカム27a上に完全に乗り上つているので、小
カセツトガイド21に上方から負荷が加えられても、小カ
セツトガイド21は下方へ逃げることがなく、水平状態を
安定して保つ。従つて、小カセツト２が小カセツトガイ
ド21上に不測に乗り上げて位置決めが不能になるような
不都合が全く発生しない。しかも、カセットの左右両側
面を案内するようにしているので、カセット側には位置
決め用の細工が一切不要である。
方に押上げられた小カセツトガイド21の突起21cがスト
ツパー33に下方から突接されて、小カセツトガイド21が
水平状態に位置規制される。また、小カセツトガイド21
の突起21cがカム27a上に完全に乗り上つているので、小
カセツトガイド21に上方から負荷が加えられても、小カ
セツトガイド21は下方へ逃げることがなく、水平状態を
安定して保つ。従つて、小カセツト２が小カセツトガイ
ド21上に不測に乗り上げて位置決めが不能になるような
不都合が全く発生しない。しかも、カセットの左右両側
面を案内するようにしているので、カセット側には位置
決め用の細工が一切不要である。
G3次に、第８図によつて、変形例を説明する。
この変形例は、カセツト移送機10に、大カセツト１の
大きさに見合う大カセツト専用収容部36と、小カセツト
２の大きさに見合う小カセツト専用収容部37との２つの
カセツト収容部を上下２段に設け、大カセツト１と小カ
セツト２とをそれぞれ専用の収容部36、37に収容して移
送させるようにしたものである。
大きさに見合う大カセツト専用収容部36と、小カセツト
２の大きさに見合う小カセツト専用収容部37との２つの
カセツト収容部を上下２段に設け、大カセツト１と小カ
セツト２とをそれぞれ専用の収容部36、37に収容して移
送させるようにしたものである。
以上、本発明の実施例に付き述べたが、本発明は実施
例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づい
て各種の有効な変更が可能である。
例に限定されることなく、本発明の技術的思想に基づい
て各種の有効な変更が可能である。
例えば、実施例では大カセツト１の大小カセツト兼用
収納棚３内に収納させたが、大カセツト１のみを収納す
る大カセツト専用収納棚を設けても良い。
収納棚３内に収納させたが、大カセツト１のみを収納す
る大カセツト専用収納棚を設けても良い。
Ｈ 発明の効果 本発明は、上述のとおり構成されているので、１台の
カセツトオートチエンジヤーで、大きさが異なる複数種
類のカセツトを使い分けることができる。従つて、１台
のカセツトオートチエンジヤーで、大きさが小さく記録
時間が短い小カセツトを用いてコマーシヤル等の短時間
ものの放映等を行い、大きさが大きくて記録時間の長い
大カセツトを用いてニユースや各種番組等の長時間もの
の放映等を行うような使い方ができる。またその際、カ
セットの左右両側面を案内して位置決めするので、カセ
ット側に位置決め用の細工などを設ける必要が無く、カ
セットの規格に対して影響を与えることが無く、また、
カセットの規格に影響されることも無い。そして、カセ
ツトの大きさで放映時間等の長短を区別できることは、
カセツトの取扱い上非常に便利になると言う効果を奏す
る。
カセツトオートチエンジヤーで、大きさが異なる複数種
類のカセツトを使い分けることができる。従つて、１台
のカセツトオートチエンジヤーで、大きさが小さく記録
時間が短い小カセツトを用いてコマーシヤル等の短時間
ものの放映等を行い、大きさが大きくて記録時間の長い
大カセツトを用いてニユースや各種番組等の長時間もの
の放映等を行うような使い方ができる。またその際、カ
セットの左右両側面を案内して位置決めするので、カセ
ット側に位置決め用の細工などを設ける必要が無く、カ
セットの規格に対して影響を与えることが無く、また、
カセットの規格に影響されることも無い。そして、カセ
ツトの大きさで放映時間等の長短を区別できることは、
カセツトの取扱い上非常に便利になると言う効果を奏す
る。
図面は本発明の一実施例を示したものであつて、第１図
はカセツト移送機の概略透視図、第２図はカセツト移送
機のカセツトガイドを示す平面図、第3A図は小カセツト
の位置決めを示す第２図のIII−III矢視図、第3B図は大
カセツトの位置決めを示す第２図のIII−III矢視図、第
４図はカセツトガイドの分解斜視図、第５図はカセツト
オートチエンジヤー全体の正面図、第６図はカセツトオ
ートチエンジヤーの一部の平面図、第７図は大小カセツ
ト兼用収納棚の正面図、第８図は変形例を示すカセツト
移送機の正面図である。 また図面に用いられた符号において、 １……大カセツト ２……小カセツト ５……小カセツト専用収納棚 10……カセツト移送機 13……記録再生装置 である。
はカセツト移送機の概略透視図、第２図はカセツト移送
機のカセツトガイドを示す平面図、第3A図は小カセツト
の位置決めを示す第２図のIII−III矢視図、第3B図は大
カセツトの位置決めを示す第２図のIII−III矢視図、第
４図はカセツトガイドの分解斜視図、第５図はカセツト
オートチエンジヤー全体の正面図、第６図はカセツトオ
ートチエンジヤーの一部の平面図、第７図は大小カセツ
ト兼用収納棚の正面図、第８図は変形例を示すカセツト
移送機の正面図である。 また図面に用いられた符号において、 １……大カセツト ２……小カセツト ５……小カセツト専用収納棚 10……カセツト移送機 13……記録再生装置 である。
Claims (1)
- 【請求項１】大きさが異なる複数種類のカセットを収納
できるカセット収納棚と、 上記複数種類のカセットが選択的に装填される記録再生
装置と、 上記複数種類のカセットの１つを選択的にその保持面上
に保持して、このカセットを上記カセット収納棚と上記
記録再生装置との間で搬送するカセット移送機とを備え
たカセットオートチェンジャーにおいて、 上記カセット移送機は、上記保持面の左右に配置されか
つ上記複数種類のカセットのうち最大幅のカセットと対
応する１対の固定のガイドと、 この１対の固定のガイド間の内側に設けられ、上記最大
幅のカセットよりも狭幅なカセットの少なくとも１つと
対応する１対の移動式のガイドとを備え、 上記狭幅なカセットよりも広幅なカセットが上記保持面
に挿入されるとき、上記移動式のガイドは上記保持面よ
りも下方に沈下され、上記広幅なカセットの挿入を妨げ
ることがないように構成したカセットオートチェンジャ
ー。
Priority Applications (6)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63069088A JP2687402B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | カセツトオートチエンジヤー |
| EP89104936A EP0334257B1 (en) | 1988-03-23 | 1989-03-20 | Automatic video cassette changer |
| US07/326,097 US5016127A (en) | 1988-03-23 | 1989-03-20 | Mechanism for transporting and receiving large and small tape cassettes |
| DE68917620T DE68917620T2 (de) | 1988-03-23 | 1989-03-20 | Automatischer Videokassettenwechsler. |
| AU31613/89A AU620383B2 (en) | 1988-03-23 | 1989-03-22 | Video cassette auto changer |
| KR1019890003558A KR0163346B1 (ko) | 1988-03-23 | 1989-03-22 | 자동 카세트 체인저 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63069088A JP2687402B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | カセツトオートチエンジヤー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01243265A JPH01243265A (ja) | 1989-09-27 |
| JP2687402B2 true JP2687402B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=13392485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63069088A Expired - Lifetime JP2687402B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | カセツトオートチエンジヤー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2687402B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2847327B2 (ja) * | 1991-01-29 | 1999-01-20 | ウォンダット・インコーポレーテツド | テープカートリッジシステムにおけるローダ機構 |
| JPH05128675A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-25 | Sony Corp | カセツト・オートチエンジヤー |
| JPH09167405A (ja) | 1995-12-19 | 1997-06-24 | Sony Corp | オートチェンジャ及び拡張基本コンソール |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63122077A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テ−プカセツト収納ラツク |
| JPS63241754A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセツト自動交換装置 |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP63069088A patent/JP2687402B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63122077A (ja) * | 1986-11-12 | 1988-05-26 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テ−プカセツト収納ラツク |
| JPS63241754A (ja) * | 1987-03-27 | 1988-10-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | カセツト自動交換装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01243265A (ja) | 1989-09-27 |
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