JP2687258B2 - 情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置 - Google Patents
情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置Info
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- G03B17/24—Details of cameras or camera bodies; Accessories therefor with means for separately producing marks on the film, e.g. title, time of exposure
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- G—PHYSICS
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- G03B2217/244—Magnetic devices
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録部を備えたフ
ィルムの該情報記録部に対して使用されるヘッド装置、
及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置の改良
に関するものである。
ィルムの該情報記録部に対して使用されるヘッド装置、
及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置の改良
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、米国特許第4977419号に
は、フィルムのベ−ス面に透明磁気層を有する写真フィ
ルム(以下単にフィルムと記す)、及びこのフィルムに
磁気記録を行う又はフィルムに記録された情報を読出す
為の磁気ヘッドを有するカメラが開示されている。ま
た、フィルムの撮影画面外に、カメラが磁気記録する記
録トラックを複数個設けることが開示されている。これ
は、記録トラック数を増すことで1撮影フレ−ム毎に記
録できる情報量を増やそうとするものである。
は、フィルムのベ−ス面に透明磁気層を有する写真フィ
ルム(以下単にフィルムと記す)、及びこのフィルムに
磁気記録を行う又はフィルムに記録された情報を読出す
為の磁気ヘッドを有するカメラが開示されている。ま
た、フィルムの撮影画面外に、カメラが磁気記録する記
録トラックを複数個設けることが開示されている。これ
は、記録トラック数を増すことで1撮影フレ−ム毎に記
録できる情報量を増やそうとするものである。
【0003】カメラによって記録できる情報の種類とし
ては、撮影した日付、時刻、撮影時の照明光源の種類、
擬似ズ−ム情報、シャッタ秒時、絞り値等の撮影情報が
開示されている。
ては、撮影した日付、時刻、撮影時の照明光源の種類、
擬似ズ−ム情報、シャッタ秒時、絞り値等の撮影情報が
開示されている。
【0004】また、米国特許第4878075号には、
フィルムには予めフィルム感度、フィルム規定駒数など
のフィルム情報が書込まれていること、カメラは撮影前
にこの情報を読出し、また撮影終了後のフィルム巻上げ
時にこの情報を書き換える様にして、撮影時の各種情報
を記録することが開示されている。
フィルムには予めフィルム感度、フィルム規定駒数など
のフィルム情報が書込まれていること、カメラは撮影前
にこの情報を読出し、また撮影終了後のフィルム巻上げ
時にこの情報を書き換える様にして、撮影時の各種情報
を記録することが開示されている。
【0005】また、上記米国特許第4878075号に
は、各撮影フレ−ム毎に撮影情報の一部として、その撮
影フレ−ムが撮影済である事を示す露出済情報をカメラ
が記録する事、またこのフィルムが撮影途中で巻戻さ
れ、その使用が一時中断された後に、再度同一もしくは
別のカメラに装填された場合には、カメラの磁気ヘッド
によって各撮影フレ−ム毎の前記露出済情報の有無を検
出することで、未露光の撮影フレ−ムからの撮影を自動
的に再開できる(以後、フィルム再装填時の頭出し機能
と記す)様にしたものが開示されている。これは、カメ
ラが記録した撮影情報をフィルム再装填時にカメラが読
出す事によって成立するものとなっている。
は、各撮影フレ−ム毎に撮影情報の一部として、その撮
影フレ−ムが撮影済である事を示す露出済情報をカメラ
が記録する事、またこのフィルムが撮影途中で巻戻さ
れ、その使用が一時中断された後に、再度同一もしくは
別のカメラに装填された場合には、カメラの磁気ヘッド
によって各撮影フレ−ム毎の前記露出済情報の有無を検
出することで、未露光の撮影フレ−ムからの撮影を自動
的に再開できる(以後、フィルム再装填時の頭出し機能
と記す)様にしたものが開示されている。これは、カメ
ラが記録した撮影情報をフィルム再装填時にカメラが読
出す事によって成立するものとなっている。
【0006】ところで、カメラ内に配置された磁気ヘッ
ドによってフィルムのベ−ス面側の磁気層に予め書込ま
れているフィルム情報を読出したり、或は撮影動作に連
動して撮影情報を磁気層に書込む為には、磁気ヘッド
(のトラック形成部)を上記磁気層に密着させた状態で
フィルムを走行させる必要がある。このため、カメラ
は、フィルムのベ−ス面側に配置された磁気ヘッドとフ
ィルムの乳剤面側の前記磁気ヘッドに対向した位置に配
置されたパッドとにより、バネ性をもってフィルムを挟
持する構成とされるのが一般的である。したがって、フ
ィルムの磁気ヘッドとの摺動部分には傷及び挟持の為の
圧力による圧接かぶり(圧力による感光)が発生する。
したがって、カメラによるフィルム情報の読出し及び撮
影デ−タの書込みはフィルムの撮影画面部分を除いた画
面外部分で行わなければならなかった。
ドによってフィルムのベ−ス面側の磁気層に予め書込ま
れているフィルム情報を読出したり、或は撮影動作に連
動して撮影情報を磁気層に書込む為には、磁気ヘッド
(のトラック形成部)を上記磁気層に密着させた状態で
フィルムを走行させる必要がある。このため、カメラ
は、フィルムのベ−ス面側に配置された磁気ヘッドとフ
ィルムの乳剤面側の前記磁気ヘッドに対向した位置に配
置されたパッドとにより、バネ性をもってフィルムを挟
持する構成とされるのが一般的である。したがって、フ
ィルムの磁気ヘッドとの摺動部分には傷及び挟持の為の
圧力による圧接かぶり(圧力による感光)が発生する。
したがって、カメラによるフィルム情報の読出し及び撮
影デ−タの書込みはフィルムの撮影画面部分を除いた画
面外部分で行わなければならなかった。
【0007】一方、フィルムのベ−ス面側の磁気層は撮
影画面部分を含んだベ−ス面側全面に形成されている
(米国特許第4972213号)。このため、撮影され
た写真の画質が磁気層により劣化してしまう事を防止す
る目的で、磁気層に充填される磁性粒子の充填量は非常
に低く押えられている。したがって、カメラがフィルム
情報を読出す際に得られる信号出力は非常に微小なもの
となる。また、カメラはフィルム給送用モ−タ等の磁気
ノイズ源を磁気ヘッドの近傍に持つため、上記信号出力
が微小な事とあいまって読出し時のS/N比を充分にと
れない結果となる。磁気ヘッドの信号出力Vは以下の関
係を持つ。
影画面部分を含んだベ−ス面側全面に形成されている
(米国特許第4972213号)。このため、撮影され
た写真の画質が磁気層により劣化してしまう事を防止す
る目的で、磁気層に充填される磁性粒子の充填量は非常
に低く押えられている。したがって、カメラがフィルム
情報を読出す際に得られる信号出力は非常に微小なもの
となる。また、カメラはフィルム給送用モ−タ等の磁気
ノイズ源を磁気ヘッドの近傍に持つため、上記信号出力
が微小な事とあいまって読出し時のS/N比を充分にと
れない結果となる。磁気ヘッドの信号出力Vは以下の関
係を持つ。
【0008】V∝Tw×T×S ここで、Twは磁気ヘッドのトラック形成部のフィルム
走行方向とは垂直方向の幅(=磁気ヘッドのコアの
幅)、Tは磁気ヘッドのコアに巻線されたコイルの巻
数、Sはフィルムの走行速度である。
走行方向とは垂直方向の幅(=磁気ヘッドのコアの
幅)、Tは磁気ヘッドのコアに巻線されたコイルの巻
数、Sはフィルムの走行速度である。
【0009】大きな信号出力Vを得るためには、上記記
録トラック幅Twを大きくするか、磁気ヘッドのコアに
巻線されたコイルの巻数Tを多くするか、或はフィルム
の走行速度Sを速くする必要があるが、コイルの巻数T
の増加には磁気ヘッドの大型化、つまりカメラの大型化
を招く事、及びインダクタンスの増加による応答遅れを
招く事からこれには限界があり、またフィルムの走行速
度Sの増加にもカメラに搭載できる電源(電池)の大き
さ、つまりフィルム給送に消費できる電力からの限界が
ある。したがって、大きな信号出力Vを得るためには、
磁気ヘッドの記録トラック幅Twを広くする、つまり磁
気ヘッドのトラック形成部の幅(略コアの幅)を広くす
る必要が生じる。
録トラック幅Twを大きくするか、磁気ヘッドのコアに
巻線されたコイルの巻数Tを多くするか、或はフィルム
の走行速度Sを速くする必要があるが、コイルの巻数T
の増加には磁気ヘッドの大型化、つまりカメラの大型化
を招く事、及びインダクタンスの増加による応答遅れを
招く事からこれには限界があり、またフィルムの走行速
度Sの増加にもカメラに搭載できる電源(電池)の大き
さ、つまりフィルム給送に消費できる電力からの限界が
ある。したがって、大きな信号出力Vを得るためには、
磁気ヘッドの記録トラック幅Twを広くする、つまり磁
気ヘッドのトラック形成部の幅(略コアの幅)を広くす
る必要が生じる。
【0010】一方、読出しトラックは書込み(記録)ト
ラックと兼用され、記録トラック数を増し、1撮影フレ
−ム当りの記録可能な情報量を増すことが好ましい。つ
まり、予め書込まれているトラック(このトラックより
情報を読出す際、該トラックを読出しトラックと云って
いる)上より情報を読出した後は、該トラックを記録ト
ラックとして兼用するために予め記録されている情報の
上に新たな情報を重ね書きし、1撮影フレ−ム当りの情
報量を増やすことが好ましい。
ラックと兼用され、記録トラック数を増し、1撮影フレ
−ム当りの記録可能な情報量を増すことが好ましい。つ
まり、予め書込まれているトラック(このトラックより
情報を読出す際、該トラックを読出しトラックと云って
いる)上より情報を読出した後は、該トラックを記録ト
ラックとして兼用するために予め記録されている情報の
上に新たな情報を重ね書きし、1撮影フレ−ム当りの情
報量を増やすことが好ましい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、米国特
許第4977419号では、フィルムの撮影画面外の部
分にカメラにより記録トラックを複数個形成する事が開
示されているが、その記録トラックの幅が全て同一であ
るという問題点を有する。つまり、上述してきたよう
に、複数個の記録トラックのうち、少なくとも一つは読
出しトラックと兼用されるべきであって、読出しトラッ
クは十分な幅を持つ事が要求される。したがって、フィ
ルムの狭い部分である撮影画面外の部分に情報の記録量
を増す目的で幅の狭い記録トラックを同一トラック幅で
数多く形成しようとすると、情報の読出し出力の低下を
招き、フィルム情報の読出し及び露出済情報の検出に支
障を来す。また逆に記録トラックを読出しに充分な同一
なトラック幅で形成しようとすると、記録トラック数を
減さざるを得ず、充分な記録量が得られないという問題
点を有するものである。
許第4977419号では、フィルムの撮影画面外の部
分にカメラにより記録トラックを複数個形成する事が開
示されているが、その記録トラックの幅が全て同一であ
るという問題点を有する。つまり、上述してきたよう
に、複数個の記録トラックのうち、少なくとも一つは読
出しトラックと兼用されるべきであって、読出しトラッ
クは十分な幅を持つ事が要求される。したがって、フィ
ルムの狭い部分である撮影画面外の部分に情報の記録量
を増す目的で幅の狭い記録トラックを同一トラック幅で
数多く形成しようとすると、情報の読出し出力の低下を
招き、フィルム情報の読出し及び露出済情報の検出に支
障を来す。また逆に記録トラックを読出しに充分な同一
なトラック幅で形成しようとすると、記録トラック数を
減さざるを得ず、充分な記録量が得られないという問題
点を有するものである。
【0012】本発明の目的は上記の点に鑑み、情報記録
部を備えたフィルムの該情報記録部に対して使用される
ヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する
装置の大型化を招くことなく、充分な情報量を前記フィ
ルムの情報記録部に記録することができ、又、このフィ
ルムの情報記録部より良好な情報の読出しを行う或は行
わせることのできるヘッド装置及びフィルムを使用する
装置を提供することである。
部を備えたフィルムの該情報記録部に対して使用される
ヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する
装置の大型化を招くことなく、充分な情報量を前記フィ
ルムの情報記録部に記録することができ、又、このフィ
ルムの情報記録部より良好な情報の読出しを行う或は行
わせることのできるヘッド装置及びフィルムを使用する
装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】 請求項1記載の本発明
は、情報記録部を備えたフィルムの該情報記録部に対し
て使用されるヘッド装置において、前記フィルムの情報
記録部に情報を記録するためのものであって、前記フィ
ルムの情報記録部からの情報の読出しは行わない第1の
ヘッド部と、フィルム送り手段により送られる前記フィ
ルムの送り方向に対して垂直方向となる長さが前記第1
のヘッド部のそれより長い、前記フィルムの情報記録部
から情報を読み出すための第2のヘッド部とを有するも
のである。
は、情報記録部を備えたフィルムの該情報記録部に対し
て使用されるヘッド装置において、前記フィルムの情報
記録部に情報を記録するためのものであって、前記フィ
ルムの情報記録部からの情報の読出しは行わない第1の
ヘッド部と、フィルム送り手段により送られる前記フィ
ルムの送り方向に対して垂直方向となる長さが前記第1
のヘッド部のそれより長い、前記フィルムの情報記録部
から情報を読み出すための第2のヘッド部とを有するも
のである。
【0014】 請求項2記載の本発明は、情報記録部を
備えたフィルムの該情報記録部に対して使用されるヘッ
ド装置において、前記フィルムの未使用駒を判定するた
めに読み出されることはない情報を前記フィルムの情報
記録部に記録するための第1のヘッド部と、フィルム送
り手段により送られる前記フィルムの送り方向に対して
垂直方向となる長さが前記第1のヘッド部のそれより長
い、前記フィルムの未使用駒を判定するために読み出さ
れる可能性のある情報を前記フィルムの情報記録部に記
録するための第2のヘッド部とを有するものである。
備えたフィルムの該情報記録部に対して使用されるヘッ
ド装置において、前記フィルムの未使用駒を判定するた
めに読み出されることはない情報を前記フィルムの情報
記録部に記録するための第1のヘッド部と、フィルム送
り手段により送られる前記フィルムの送り方向に対して
垂直方向となる長さが前記第1のヘッド部のそれより長
い、前記フィルムの未使用駒を判定するために読み出さ
れる可能性のある情報を前記フィルムの情報記録部に記
録するための第2のヘッド部とを有するものである。
【0015】 請求項3記載の本発明は、情報記録部を
備えたフィルムの該情報記録部に対して使用されるヘッ
ド装置において、前記フィルムの情報記録部に対する情
報の記録及び読み出しの少なくともいずれか一方を行う
ための複数のヘッド部を有し、該複数のヘッド部のうち
前記フィルムを使用する装置の画像記録領域から最も遠
い位置となるヘッド部の、フィルム送り手段により送ら
れる前記フィルムの送り方向に対して垂直方向となる長
さが他のヘッド部のその長さよりも長くなるように構成
されているものである。
備えたフィルムの該情報記録部に対して使用されるヘッ
ド装置において、前記フィルムの情報記録部に対する情
報の記録及び読み出しの少なくともいずれか一方を行う
ための複数のヘッド部を有し、該複数のヘッド部のうち
前記フィルムを使用する装置の画像記録領域から最も遠
い位置となるヘッド部の、フィルム送り手段により送ら
れる前記フィルムの送り方向に対して垂直方向となる長
さが他のヘッド部のその長さよりも長くなるように構成
されているものである。
【0016】 請求項8記載の本発明は、情報記録部を
備えたフィルムを使用する装置において、前記フィルム
を送るフィルム送り手段と、前記フィルムの情報記録部
に情報を記録するためのものであって、前記フィルムの
情報記録部からの情報の読出しは行わない第1のヘッド
部と、前記フィルム送り手段により送られる前記フィル
ムの送り方向に対して垂直方向となる長さが前記第1の
ヘッド部のそれより長い、前記情報記録部から情報を読
み出すための第2のヘッド部とを有するものである。
備えたフィルムを使用する装置において、前記フィルム
を送るフィルム送り手段と、前記フィルムの情報記録部
に情報を記録するためのものであって、前記フィルムの
情報記録部からの情報の読出しは行わない第1のヘッド
部と、前記フィルム送り手段により送られる前記フィル
ムの送り方向に対して垂直方向となる長さが前記第1の
ヘッド部のそれより長い、前記情報記録部から情報を読
み出すための第2のヘッド部とを有するものである。
【0017】 請求項9記載の本発明は、情報記録部を
備えたフィルムを使用する装置において、前記フィルム
を送るフィルム送り手段と、前記フィルムの未使用駒を
判定するために読み出されることはない情報を前記フィ
ルムの情報記録部に記録するための第1のヘッド部と、
前記フィルム送り手段により送られる前記フィルムの送
り方向に対して垂直方向となる長さが前記第1のヘッド
部のそれより長い、前記フィルムの未使用駒を判定する
ために読み出される可能性のある情報を前記フィルムの
情報記録部に記録するための第2のヘッド部とを有する
ものである。
備えたフィルムを使用する装置において、前記フィルム
を送るフィルム送り手段と、前記フィルムの未使用駒を
判定するために読み出されることはない情報を前記フィ
ルムの情報記録部に記録するための第1のヘッド部と、
前記フィルム送り手段により送られる前記フィルムの送
り方向に対して垂直方向となる長さが前記第1のヘッド
部のそれより長い、前記フィルムの未使用駒を判定する
ために読み出される可能性のある情報を前記フィルムの
情報記録部に記録するための第2のヘッド部とを有する
ものである。
【0018】 請求項10記載の本発明は、情報記録部
を備えたフィルムを使用する装置において、前記フィル
ムを送るフィルム送り手段と、前記フィルムの情報記録
部に対する情報の記録及び読み出しの少なくともいずれ
か一方を行うための複数のヘッド部を有し、該複数のヘ
ッド部のうち前記装置の画像記録領域から最も遠い位置
となるヘッド部の、前記フィルム送り手段により送られ
る前記フィルムの送り方向に対して垂直方向となる長さ
が他のヘッド部のその長さよりも長くなるように構成さ
れているものである。
を備えたフィルムを使用する装置において、前記フィル
ムを送るフィルム送り手段と、前記フィルムの情報記録
部に対する情報の記録及び読み出しの少なくともいずれ
か一方を行うための複数のヘッド部を有し、該複数のヘ
ッド部のうち前記装置の画像記録領域から最も遠い位置
となるヘッド部の、前記フィルム送り手段により送られ
る前記フィルムの送り方向に対して垂直方向となる長さ
が他のヘッド部のその長さよりも長くなるように構成さ
れているものである。
【0019】
【実施例】図1乃至図3は本発明の一実施例におけるカ
メラ用の磁気ヘッドを示すものであり、図1はその外観
を、図2は図1のA−A断面を、図3は要部構成を示す
図である。
メラ用の磁気ヘッドを示すものであり、図1はその外観
を、図2は図1のA−A断面を、図3は要部構成を示す
図である。
【0020】これらの図において、1は磁気ヘッド、
2,3,4は個々に独立した記録トラックを形成する第
1〜第3のトラック形成部であり、第1,第2のトラッ
ク形成部2,3は記録専用、第3のトラック形成部は記
録のみならず再生を行うことを兼用している。ここで、
各々のトラック形成部2〜4の幅の関係は、「Tw1=
Tw2<Tw3」となっている。
2,3,4は個々に独立した記録トラックを形成する第
1〜第3のトラック形成部であり、第1,第2のトラッ
ク形成部2,3は記録専用、第3のトラック形成部は記
録のみならず再生を行うことを兼用している。ここで、
各々のトラック形成部2〜4の幅の関係は、「Tw1=
Tw2<Tw3」となっている。
【0021】上記第1のトラック形成部2は、磁気ギャ
ップg1を形成するよう様に保持されたパ−マロイ等の
透磁率が高く、飽和自束密度の高い材質から成る2つの
コア5,6から成り、同様に第2のトラック形成部3
は、磁気ギャップg2を形成するよう様に保持されたパ
−マロイ等の材質から成る2つのコア7,8から成り、
第3のトラック形成部4は、磁気ギャップg3を形成す
るよう様に保持されたパ−マロイ等の材質から成る2つ
のコア9,10より成る。
ップg1を形成するよう様に保持されたパ−マロイ等の
透磁率が高く、飽和自束密度の高い材質から成る2つの
コア5,6から成り、同様に第2のトラック形成部3
は、磁気ギャップg2を形成するよう様に保持されたパ
−マロイ等の材質から成る2つのコア7,8から成り、
第3のトラック形成部4は、磁気ギャップg3を形成す
るよう様に保持されたパ−マロイ等の材質から成る2つ
のコア9,10より成る。
【0022】前述のコア5と7、6と8は同一形状であ
って、第1のトラック形成部2と第2のトラック形成部
3とは同一構成である。
って、第1のトラック形成部2と第2のトラック形成部
3とは同一構成である。
【0023】11は第1のトラック形成部2用のボビン
であり、コイル12が巻線され、このコイル12はそれ
ぞれボビン端子11a,11bに結線される。その後ボ
ビン11にはコア5,6が図3の如くはめ込まれる。ボ
ビン端子11a,11bを通してカメラよりコイル12
に断続的に通電することで、磁気ギャップg1を介して
フィルムに磁気記録が行われる。
であり、コイル12が巻線され、このコイル12はそれ
ぞれボビン端子11a,11bに結線される。その後ボ
ビン11にはコア5,6が図3の如くはめ込まれる。ボ
ビン端子11a,11bを通してカメラよりコイル12
に断続的に通電することで、磁気ギャップg1を介して
フィルムに磁気記録が行われる。
【0024】13は第2のトラック形成部3用のボビ
ン、13a,13bはボビン端子、14はコイルであっ
て、第1のトラック形成部2と同一の構成である。
ン、13a,13bはボビン端子、14はコイルであっ
て、第1のトラック形成部2と同一の構成である。
【0025】上記第1,第2のトラック形成部2,3は
記録専用であるため、その幅Tw1,Tw2は小さくて
よい。また、コイル12,14の巻数Tも比較的少なく
てよい。
記録専用であるため、その幅Tw1,Tw2は小さくて
よい。また、コイル12,14の巻数Tも比較的少なく
てよい。
【0026】15,16は第3のトラック形成部4用の
2つのボビンであり、ボビン15はスリット15cによ
りコア9の直線部9aにはめ込まれ、ボビン16はスリ
ット16cによりコア10の直線部10aにはめ込まれ
た後、それぞれにコイル17(不図示)、コイル18
(図2参照)が巻線される。また、コイル17の両端は
ボビン端子15aと15bに、コイル18の両端はボビ
ン端子16aと16bに結線され、ボビン端子15bと
16aが接続されている。したがって、第3のトラック
形成部4によるフィルムへの記録はボビン端子15aと
16bを通してカメラより直列接続されたコイル17と
18に断続的に通電することで、磁気ギャップg3を介
して行われる。また、読出し時には、フィルムが磁気ギ
ャップg3を走行する事により生じるコア9,10内の
磁束変化が直列接続されたコイル17,18により電磁
変換され、ボビン端子15a,16bを介してカメラへ
電気信号として伝達される。
2つのボビンであり、ボビン15はスリット15cによ
りコア9の直線部9aにはめ込まれ、ボビン16はスリ
ット16cによりコア10の直線部10aにはめ込まれ
た後、それぞれにコイル17(不図示)、コイル18
(図2参照)が巻線される。また、コイル17の両端は
ボビン端子15aと15bに、コイル18の両端はボビ
ン端子16aと16bに結線され、ボビン端子15bと
16aが接続されている。したがって、第3のトラック
形成部4によるフィルムへの記録はボビン端子15aと
16bを通してカメラより直列接続されたコイル17と
18に断続的に通電することで、磁気ギャップg3を介
して行われる。また、読出し時には、フィルムが磁気ギ
ャップg3を走行する事により生じるコア9,10内の
磁束変化が直列接続されたコイル17,18により電磁
変換され、ボビン端子15a,16bを介してカメラへ
電気信号として伝達される。
【0027】 第3のトラック形成部4は読出しトラッ
クを兼用するため、広い幅Twとコイル17,18の巻
数Tを多くとる事を必要とする。この実施例では、コア
9,10を折曲げ加工品とする事で、広い幅Twを得や
すくすると共に、直線部9a,10aを形成し、巻線の
為の大きなスペ−スを確保している。また、コイル1
7,18を直列接続出来る構成とする事で、読出しに充
分なコイル巻数Tを確保している。直線部9a,10a
による巻線スペ−スの確保の仕方は、磁気ヘッド1の厚
さW(図1)が大きくならない事を狙ったものである。
クを兼用するため、広い幅Twとコイル17,18の巻
数Tを多くとる事を必要とする。この実施例では、コア
9,10を折曲げ加工品とする事で、広い幅Twを得や
すくすると共に、直線部9a,10aを形成し、巻線の
為の大きなスペ−スを確保している。また、コイル1
7,18を直列接続出来る構成とする事で、読出しに充
分なコイル巻数Tを確保している。直線部9a,10a
による巻線スペ−スの確保の仕方は、磁気ヘッド1の厚
さW(図1)が大きくならない事を狙ったものである。
【0028】19はコアサポ−トであり、ボビン11と
一体となったコア5,6、ボビン13と一体となったコ
ア7,8、ボビン15,16と各々一体となったコア
9,10を所定の位置に保持している。20は基盤であ
り、コアサポ−ト19と共に磁気ヘッド1の匡体を構成
する。21はパ−マロイ等の材質から成り、外部磁気ノ
イズの影響を減少させる為のシ−ルドケ−スである。ま
た、22は磁気ヘッド1をカメラに取付ける為の取付け
板であり、取付け用の2つの穴22a,22bを有す
る。
一体となったコア5,6、ボビン13と一体となったコ
ア7,8、ボビン15,16と各々一体となったコア
9,10を所定の位置に保持している。20は基盤であ
り、コアサポ−ト19と共に磁気ヘッド1の匡体を構成
する。21はパ−マロイ等の材質から成り、外部磁気ノ
イズの影響を減少させる為のシ−ルドケ−スである。ま
た、22は磁気ヘッド1をカメラに取付ける為の取付け
板であり、取付け用の2つの穴22a,22bを有す
る。
【0029】図4は前述の磁気ヘッド1を含むカメラの
構成を示す縦断面図である。
構成を示す縦断面図である。
【0030】23はカメラ本体であり、周知のアパ−チ
ャ開口23a、上下1対の外レ−ル23b、内レ−ル2
3c(撮影光軸Oを挟んで上下一対であるが、該図下側
部分の外レ−ルは、一部切り欠かれている為、この図で
は不図示)を有する。24は圧板であり、外レ−ル23
bに当接している。Fはフィルムで、外レ−ル23b,
内レ−ル23c及び圧板24によって形成される空間
(トンネル)内を走行し、又は停止して露光される。
ャ開口23a、上下1対の外レ−ル23b、内レ−ル2
3c(撮影光軸Oを挟んで上下一対であるが、該図下側
部分の外レ−ルは、一部切り欠かれている為、この図で
は不図示)を有する。24は圧板であり、外レ−ル23
bに当接している。Fはフィルムで、外レ−ル23b,
内レ−ル23c及び圧板24によって形成される空間
(トンネル)内を走行し、又は停止して露光される。
【0031】磁気ヘッド1は取付け板22の取付け穴2
2a,22bとビス25,26(不図示)によって圧板
24に固定され、第1〜第3のトラック形成部2〜4は
圧板24の切欠き部24aからフィルムFと摺動する場
所に位置される。
2a,22bとビス25,26(不図示)によって圧板
24に固定され、第1〜第3のトラック形成部2〜4は
圧板24の切欠き部24aからフィルムFと摺動する場
所に位置される。
【0032】27は引張りバネであり、圧板24を矢印
A方向に付勢しており、フィルムFが1対の外レ−ル2
3b間を上下方向(矢印B方向)に振れながら走行した
場合でも圧板24のガイド突起24bが絶えずフィルム
Fの下端に当接している様に構成している。28はガイ
ド部材であり、圧板24の矢印B方向の移動を外レ−ル
23bとの間隔でガイドしている。この構成はフィルム
Fが上下方向に振れながら走行した場合でも、絶えずフ
ィルムFの下端面から第1〜第3のトラック形成部2〜
4間での距離を一定に保つ為の、つまりフィルム面上に
おける記録トラックの位置精度を確保する為のものであ
る。
A方向に付勢しており、フィルムFが1対の外レ−ル2
3b間を上下方向(矢印B方向)に振れながら走行した
場合でも圧板24のガイド突起24bが絶えずフィルム
Fの下端に当接している様に構成している。28はガイ
ド部材であり、圧板24の矢印B方向の移動を外レ−ル
23bとの間隔でガイドしている。この構成はフィルム
Fが上下方向に振れながら走行した場合でも、絶えずフ
ィルムFの下端面から第1〜第3のトラック形成部2〜
4間での距離を一定に保つ為の、つまりフィルム面上に
おける記録トラックの位置精度を確保する為のものであ
る。
【0033】また、第1〜第3のトラック形成部2〜4
は撮影レンズLによる撮影画面部分(図4ではCにて示
す)を外れた位置にレイアウトされている。
は撮影レンズLによる撮影画面部分(図4ではCにて示
す)を外れた位置にレイアウトされている。
【0034】さらに、本実施例では、読出し兼用の第3
のトラック形成部4を撮影画面部分から最も離れた位置
としている。これは、前述した様に、コイルの巻数を確
保するスペ−スを磁気ヘッド1の厚みWを増す事なく実
現する為に図1のH方向に納めた方が都合が良い事によ
っている。上記読出し兼用の第3のトラック形成部4を
撮影画面に近い側に設けると、コイルを上方に伸ばさな
ければならないので、圧板24の切欠き部24aを撮影
画面内方向に広げる事になり、撮影画面内でのフィルム
の平面性を損ない、撮影された写真の画質劣化を招くと
いう不都合が生じる。また、巻線スペ−スを磁気ヘッド
1の厚みWの方向に求める事は、カメラの厚み方向の大
型化を招く事に直結するので好ましくない。
のトラック形成部4を撮影画面部分から最も離れた位置
としている。これは、前述した様に、コイルの巻数を確
保するスペ−スを磁気ヘッド1の厚みWを増す事なく実
現する為に図1のH方向に納めた方が都合が良い事によ
っている。上記読出し兼用の第3のトラック形成部4を
撮影画面に近い側に設けると、コイルを上方に伸ばさな
ければならないので、圧板24の切欠き部24aを撮影
画面内方向に広げる事になり、撮影画面内でのフィルム
の平面性を損ない、撮影された写真の画質劣化を招くと
いう不都合が生じる。また、巻線スペ−スを磁気ヘッド
1の厚みWの方向に求める事は、カメラの厚み方向の大
型化を招く事に直結するので好ましくない。
【0035】29は弾性部材から成るパッドであり、レ
バ−30の受部30aに固定されている。レバ−30は
長孔30b,30cを有し、この長孔30b,30cに
は各々カメラ本体23に固定されたピン31,32が嵌
合していて、レバ−30は図4の左右方向に移動可能で
ある。30dは後述のレバ−34との係合部である。3
3はバネであり、レバ−30を図4の右方向に付勢して
いる。バネ33の付勢力とパッド29によって走行中の
フィルムFは絶えず磁気ヘッド1の第1〜第3のトラッ
ク形成部2〜4に押付けられている。これにより、良好
な読出し及び書込みが可能となる。
バ−30の受部30aに固定されている。レバ−30は
長孔30b,30cを有し、この長孔30b,30cに
は各々カメラ本体23に固定されたピン31,32が嵌
合していて、レバ−30は図4の左右方向に移動可能で
ある。30dは後述のレバ−34との係合部である。3
3はバネであり、レバ−30を図4の右方向に付勢して
いる。バネ33の付勢力とパッド29によって走行中の
フィルムFは絶えず磁気ヘッド1の第1〜第3のトラッ
ク形成部2〜4に押付けられている。これにより、良好
な読出し及び書込みが可能となる。
【0036】34は前出のレバ−であり、長孔34b,
34c、ピン35,36でやはり図4の左右方向に移動
可能で、不図示の手段によって矢印D方向へ駆動される
と、係合部34a,30dによってレバ−30を同一方
向に駆動する。これにより、パッド29がフィルムFを
磁気ヘッド1へ押付ける状態が解除される。磁気記録の
読出しもしくは記録が実行されていないときには、この
解除状態である事が望ましい。これにより、長期間フィ
ルムFを磁気ヘッド1へ押付ける事で、フィルムFが変
形してしまう事及び撮影露光時にパッド29によりフィ
ルムFの平面性が損なわれてしまう事を防止出来る。
34c、ピン35,36でやはり図4の左右方向に移動
可能で、不図示の手段によって矢印D方向へ駆動される
と、係合部34a,30dによってレバ−30を同一方
向に駆動する。これにより、パッド29がフィルムFを
磁気ヘッド1へ押付ける状態が解除される。磁気記録の
読出しもしくは記録が実行されていないときには、この
解除状態である事が望ましい。これにより、長期間フィ
ルムFを磁気ヘッド1へ押付ける事で、フィルムFが変
形してしまう事及び撮影露光時にパッド29によりフィ
ルムFの平面性が損なわれてしまう事を防止出来る。
【0037】図5はフィルムFへの磁気記録の状態を示
す図である。
す図である。
【0038】該図において、37はフィルムカ−トリッ
ジ、38はカメラのフォトディテクタである。F1〜F
4は撮影画面であり、F1,F2は撮影済の撮影画面、
F3,F4は未露光の撮影画面である。T0はフィルム
Fの磁気記憶部に予め記録されているフィルム情報トラ
ック、T1〜T3はそれぞれ磁気ヘッド1の第1〜第3
のトラック形成部2〜4によりフィルム情報トラックT
0のフィルム情報に変わって記録(重ね書き)された各
撮影画面毎の撮影情報トラックである。
ジ、38はカメラのフォトディテクタである。F1〜F
4は撮影画面であり、F1,F2は撮影済の撮影画面、
F3,F4は未露光の撮影画面である。T0はフィルム
Fの磁気記憶部に予め記録されているフィルム情報トラ
ック、T1〜T3はそれぞれ磁気ヘッド1の第1〜第3
のトラック形成部2〜4によりフィルム情報トラックT
0のフィルム情報に変わって記録(重ね書き)された各
撮影画面毎の撮影情報トラックである。
【0039】この図の例は、所謂プリワインドカメラで
ある。
ある。
【0040】フィルムカ−トリッジ37がカメラのカ−
トリッジ室に装填されると、フィルムFはカメラの不図
示のフォ−クにより押出され、カメラの巻取りスプ−ル
に巻き付き、その後フィルムFの全てが一旦フィルム巻
取りスプ−ルに巻き取られる。この間、すなわちフィル
ムFが矢印Eとは逆方向に連続的に給送されている最中
に上記のフィルム情報トラックT0上のフィルム情報
(フィルム感度、撮影枚数等)は磁気ヘッド1の第3の
トラック形成部4により読出される。該第3のトラック
形成部4は既に述べた様に充分な幅Twとコイル巻数T
を持つので、ここよりの情報の読出しは良好に行われ
る。
トリッジ室に装填されると、フィルムFはカメラの不図
示のフォ−クにより押出され、カメラの巻取りスプ−ル
に巻き付き、その後フィルムFの全てが一旦フィルム巻
取りスプ−ルに巻き取られる。この間、すなわちフィル
ムFが矢印Eとは逆方向に連続的に給送されている最中
に上記のフィルム情報トラックT0上のフィルム情報
(フィルム感度、撮影枚数等)は磁気ヘッド1の第3の
トラック形成部4により読出される。該第3のトラック
形成部4は既に述べた様に充分な幅Twとコイル巻数T
を持つので、ここよりの情報の読出しは良好に行われ
る。
【0041】そして、プリワインド動作が終了すると、
フィルムFは今度は矢印E方向に給送され、フォトディ
テクタ38によるパ−フォレ−ションPの検出により撮
影第1フレ−ムがカメラのアパ−チャ開口位置に一致し
たところで停止される。この状態において、シャッタボ
タンの押圧操作がなされ、撮影動作が完了すると、フィ
ルムFは矢印E方向へ1フレ−ム分給送される。この1
フレ−ム分の割り出しも上記フォトディテクタ38によ
り行われる。また、この1フレ−ム分の給送中に磁気ヘ
ッド1の第1〜第3のトラック形成部2〜4により撮影
時のシャッタ秒時等の撮影情報が撮影情報トラックT1
〜T3に記録される。この時、記録方式は飽和記録であ
って、フィルム情報トラックT0上のフィルム情報は撮
影情報の書込みと同時に消滅する。以後同様にして撮影
が継続される。
フィルムFは今度は矢印E方向に給送され、フォトディ
テクタ38によるパ−フォレ−ションPの検出により撮
影第1フレ−ムがカメラのアパ−チャ開口位置に一致し
たところで停止される。この状態において、シャッタボ
タンの押圧操作がなされ、撮影動作が完了すると、フィ
ルムFは矢印E方向へ1フレ−ム分給送される。この1
フレ−ム分の割り出しも上記フォトディテクタ38によ
り行われる。また、この1フレ−ム分の給送中に磁気ヘ
ッド1の第1〜第3のトラック形成部2〜4により撮影
時のシャッタ秒時等の撮影情報が撮影情報トラックT1
〜T3に記録される。この時、記録方式は飽和記録であ
って、フィルム情報トラックT0上のフィルム情報は撮
影情報の書込みと同時に消滅する。以後同様にして撮影
が継続される。
【0042】図5の例で、撮影済の撮影画面F1,F2
では、撮影情報トラックT1〜T3に撮影情報が記録済
であり、未露光の撮影画面F3,F4ではフィルム情報
トラックT0にフィルム情報が完全な形で残された状態
である。
では、撮影情報トラックT1〜T3に撮影情報が記録済
であり、未露光の撮影画面F3,F4ではフィルム情報
トラックT0にフィルム情報が完全な形で残された状態
である。
【0043】本実施例では、幅の比較的狭い撮影情報ト
ラックT1,T2と、幅の広い撮影情報トラックT3を
組み合せる事によって、3つの記録トラックを撮影画面
外に確保出来ている。これにより、例えば撮影情報トラ
ックT1には撮影日付と時刻、撮影情報トラックT2に
はシャッタ速度と絞り値、撮影情報トラックT3には擬
似ズ−ム情報及び照明光源の種類、輝度及び露出済情報
といった具合に情報種類をトラック毎に振り分け、記録
情報量を多くとることができている。
ラックT1,T2と、幅の広い撮影情報トラックT3を
組み合せる事によって、3つの記録トラックを撮影画面
外に確保出来ている。これにより、例えば撮影情報トラ
ックT1には撮影日付と時刻、撮影情報トラックT2に
はシャッタ速度と絞り値、撮影情報トラックT3には擬
似ズ−ム情報及び照明光源の種類、輝度及び露出済情報
といった具合に情報種類をトラック毎に振り分け、記録
情報量を多くとることができている。
【0044】カメラ(磁気ヘッド1)により形成された
(記録された)撮影情報トラックT1〜T3上の撮影情
報は、現像及びプリントの段階において、現像装置もし
くはプリント装置内に配置された磁気ヘッドにより読出
され、プリントへの日付、シャッタ速度等の撮影情報の
印字、擬似ズ−ム情報に基づくズ−ムプリントの作成等
に活用される。この装置での読出し時に、撮影情報トラ
ックT1,T2のトラック幅が狭く、信号出力が小さく
なってしまう事が懸念されるが、これら装置はカメラの
様な小型機器とは異なり、フィルムを高速給送できる
事、給送モ−タ等の磁気ノイズ源を磁気ヘッドから充分
に離せる事、及び磁気ヘッドを大型にすることに問題が
なく、充分なコイルの巻数を確保できる事から、問題は
生じない。
(記録された)撮影情報トラックT1〜T3上の撮影情
報は、現像及びプリントの段階において、現像装置もし
くはプリント装置内に配置された磁気ヘッドにより読出
され、プリントへの日付、シャッタ速度等の撮影情報の
印字、擬似ズ−ム情報に基づくズ−ムプリントの作成等
に活用される。この装置での読出し時に、撮影情報トラ
ックT1,T2のトラック幅が狭く、信号出力が小さく
なってしまう事が懸念されるが、これら装置はカメラの
様な小型機器とは異なり、フィルムを高速給送できる
事、給送モ−タ等の磁気ノイズ源を磁気ヘッドから充分
に離せる事、及び磁気ヘッドを大型にすることに問題が
なく、充分なコイルの巻数を確保できる事から、問題は
生じない。
【0045】また、撮影終了後のフィルム巻上げ時にシ
ャッタ秒時等の情報と共に記録され、フィルム再装填時
の頭出し機能を有する同一もしくは別のカメラで読出さ
れる露出済情報は、第3のトラック形成部4により記録
される。つまり幅の広い撮影情報トラックT3上に記録
される。これは云うまでもなく、良好な露出済情報の読
出しを可能とする為である。この事から、記録のみ行う
カメラであっても、フィルムに記録された情報を他のカ
メラで読出す可能性があるので、読出しに有利な撮影画
面から最も離れた磁気ヘッドのトラック形成部の幅(フ
ィルム走行方向に垂直な方向の)を広くしておく必要が
ある。
ャッタ秒時等の情報と共に記録され、フィルム再装填時
の頭出し機能を有する同一もしくは別のカメラで読出さ
れる露出済情報は、第3のトラック形成部4により記録
される。つまり幅の広い撮影情報トラックT3上に記録
される。これは云うまでもなく、良好な露出済情報の読
出しを可能とする為である。この事から、記録のみ行う
カメラであっても、フィルムに記録された情報を他のカ
メラで読出す可能性があるので、読出しに有利な撮影画
面から最も離れた磁気ヘッドのトラック形成部の幅(フ
ィルム走行方向に垂直な方向の)を広くしておく必要が
ある。
【0046】本実施例によれば、第1〜第3のトラック
形成部2〜4を持ち、その内の一つ、つまり第3のトラ
ック形成部4を読出し兼用とし、且つ該第3のトラック
形成部4を撮影画面から最も離れた位置に配置すると共
にこのフィルム走行方向に垂直な方向の幅Twを広くし
ている為、磁気ヘッド1の大型化、即ちカメラの大型化
を招くことなく、限られた撮影画面外の記録領域内へ多
くの情報量を記録することができ、しかも情報の読出し
を良好に行うことが可能となる。
形成部2〜4を持ち、その内の一つ、つまり第3のトラ
ック形成部4を読出し兼用とし、且つ該第3のトラック
形成部4を撮影画面から最も離れた位置に配置すると共
にこのフィルム走行方向に垂直な方向の幅Twを広くし
ている為、磁気ヘッド1の大型化、即ちカメラの大型化
を招くことなく、限られた撮影画面外の記録領域内へ多
くの情報量を記録することができ、しかも情報の読出し
を良好に行うことが可能となる。
【0047】また、上記の様に第3のトラック形成部4
が読出し兼用でなく、第1〜第3のトラック形成部2〜
4すべてが記録専用である磁気ヘッドであっても、例え
ば露出済情報の様に他のフィルム再装填時の頭出し機能
を有するカメラで読出される可能性があるので、撮影画
面から最も離れた磁気ヘッドのトラック形成部の幅(フ
ィルム走行方向に垂直な方向の)を広くしておく事で、
同様の効果、即ちカメラの大型化を招くことなく、限ら
れた撮影画面外の記録領域内へ多くの情報量を記録する
ことができ、しかも情報の読出しを良好に行わせること
が可能となる。
が読出し兼用でなく、第1〜第3のトラック形成部2〜
4すべてが記録専用である磁気ヘッドであっても、例え
ば露出済情報の様に他のフィルム再装填時の頭出し機能
を有するカメラで読出される可能性があるので、撮影画
面から最も離れた磁気ヘッドのトラック形成部の幅(フ
ィルム走行方向に垂直な方向の)を広くしておく事で、
同様の効果、即ちカメラの大型化を招くことなく、限ら
れた撮影画面外の記録領域内へ多くの情報量を記録する
ことができ、しかも情報の読出しを良好に行わせること
が可能となる。
【0048】(発明と実施例の対応) 図示実施例において、トラック形成部2又は3が請求項
1,2,8,9記載の本発明の第1のヘッド部に、トラ
ック形成部4が請求項1,2,8,9記載の本発明の第
2のヘッド部に、トラック形成部4が請求項3,10記
載の本発明のヘッド部に、トラック形成部2又は3が請
求項3,10記載の本発明の他のヘッド部に、それぞれ
相当する。
1,2,8,9記載の本発明の第1のヘッド部に、トラ
ック形成部4が請求項1,2,8,9記載の本発明の第
2のヘッド部に、トラック形成部4が請求項3,10記
載の本発明のヘッド部に、トラック形成部2又は3が請
求項3,10記載の本発明の他のヘッド部に、それぞれ
相当する。
【0049】(変形例) 本実施例では、第3のトラック形成部4を読出し兼用と
し、該第3のトラック形成部4を撮影画面から最も離れ
た位置に配置すると共にこのフィルム走行方向に垂直な
方向の幅Twを広くするようにしているが、これに限定
されるものではなく、単に第3のトラック形成部4を撮
影画面から最も離れた位置に配置する事により、カメラ
の大型化を防止できる効果がある。又、単に第3のトラ
ック形成部4のフィルム走行方向に垂直な方向の幅Tw
を広くすることにより、限られた撮影画面外の記録領域
内へ多くの情報量を記録することができ、しかも情報の
読出しを良好に行う効果がある。
し、該第3のトラック形成部4を撮影画面から最も離れ
た位置に配置すると共にこのフィルム走行方向に垂直な
方向の幅Twを広くするようにしているが、これに限定
されるものではなく、単に第3のトラック形成部4を撮
影画面から最も離れた位置に配置する事により、カメラ
の大型化を防止できる効果がある。又、単に第3のトラ
ック形成部4のフィルム走行方向に垂直な方向の幅Tw
を広くすることにより、限られた撮影画面外の記録領域
内へ多くの情報量を記録することができ、しかも情報の
読出しを良好に行う効果がある。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド
装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置の
大型化を招くことなく、充分な情報量を前記フィルムの
情報記録部に記録することができ、又、このフィルムの
情報記録部より良好な情報の読出しを行う或は行わせる
ことができる。
情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド
装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置の
大型化を招くことなく、充分な情報量を前記フィルムの
情報記録部に記録することができ、又、このフィルムの
情報記録部より良好な情報の読出しを行う或は行わせる
ことができる。
【図1】本発明の一実施例におけるカメラ用磁気ヘッド
の斜視図である。
の斜視図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】図1のカメラ用磁気ヘッドの要部構成を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】図1のカメラ用磁気ヘッドを備えたカメラの縦
断面図である。
断面図である。
【図5】図4のカメラによる磁気記録の様子を示す図で
ある。
ある。
1 磁気ヘッド 2,3,4 トラック形成部 5〜10 コア F フィルム T0 フィルム情報トラック T1〜T3 撮影情報トラック
Claims (14)
- 【請求項1】 情報記録部を備えたフィルムの該情報記
録部に対して使用されるヘッド装置において、前記フィ
ルムの情報記録部に情報を記録するためのものであっ
て、前記フィルムの情報記録部からの情報の読出しは行
わない第1のヘッド部と、フィルム送り手段により送ら
れる前記フィルムの送り方向に対して垂直方向となる長
さが前記第1のヘッド部のそれより長い、前記フィルム
の情報記録部から情報を読み出すための第2のヘッド部
とを有することを特徴とするヘッド装置。 - 【請求項2】 情報記録部を備えたフィルムの該情報記
録部に対して使用されるヘッド装置において、前記フィ
ルムの未使用駒を判定するために読み出されることはな
い情報を前記フィルムの情報記録部に記録するための第
1のヘッド部と、フィルム送り手段により送られる前記
フィルムの送り方向に対して垂直方向となる長さが前記
第1のヘッド部のそれより長い、前記フィルムの未使用
駒を判定するために読み出される可能性のある情報を前
記フィルムの情報記録部に記録するための第2のヘッド
部とを有することを特徴とするヘッド装置。 - 【請求項3】 情報記録部を備えたフィルムの該情報記
録部に対して使用されるヘッド装置において、前記フィ
ルムの情報記録部に対する情報の記録及び読み出しの少
なくともいずれか一方を行うための複数のヘッド部を有
し、該複数のヘッド部のうち前記フィルムを使用する装
置の画像記録領域から最も遠い位置となるヘッド部の、
フィルム送り手段により送られる前記フィルムの送り方
向に対して垂直方向となる長さが他のヘッド部のその長
さよりも長くなるように構成されていることを特徴とす
るヘッド装置。 - 【請求項4】 前記第1、第2のヘッド部は、磁気ヘッ
ドを含むことを特徴とする請求項1又は2記載のヘッド
装置。 - 【請求項5】 前記フィルムを使用する装置は画像記録
装置を含むことを特徴とする請求項3記載のヘッド装
置。 - 【請求項6】 前記フィルムを使用する装置は、カメラ
を含むことを特徴とする請求項3記載のヘッド装置。 - 【請求項7】 前記複数のヘッド部は、磁気ヘッドを含
むことを特徴とする請求項3記載のヘッド装置。 - 【請求項8】 情報記録部を備えたフィルムを使用する
装置において、前記フィルムを送るフィルム送り手段
と、前記フィルムの情報記録部に情報を記録するための
ものであって、前記フィルムの情報記録部からの情報の
読出しは行わない第1のヘッド部と、前記フィルム送り
手段により送られる前記フィルムの送り方向に対して垂
直方向となる長さが前記第1のヘッド部のそれより長
い、前記情報記録部から情報を読み出すための第2のヘ
ッド部とを有することを特徴とする装置。 - 【請求項9】 情報記録部を備えたフィルムを使用する
装置において、前記フィルムを送るフィルム送り手段
と、前記フィルムの未使用駒を判定するために読み出さ
れることはない情報を前記フィルムの情報記録部に記録
するための第1のヘッド部と、前記フィルム送り手段に
より送られる前記フィルムの送り方向に対して垂直方向
となる長さが前記第1のヘッド部のそれより長い、前記
フィルムの未使用駒を判定するために読み出される可能
性のある情報を前記フィルムの情報記録部に記録するた
めの第2のヘッド部とを有することを特徴とする装置。 - 【請求項10】 情報記録部を備えたフィルムを使用す
る装置において、前記フィルムを送るフィルム送り手段
と、前記フィルムの情報記録部に対する情報の記録及び
読み出しの少なくともいずれか一方を行うための複数の
ヘッド部を有し、該複数のヘッド部のうち前記装置の画
像記録領域から最も遠い位置となるヘッド部の、前記フ
ィルム送り手段により送られる前記フィルムの送り方向
に対して垂直方向となる長さが他のヘッド部のその長さ
よりも長くなるように構成されていることを特徴とする
装置。 - 【請求項11】 前記第1、第2のヘッド部は、磁気ヘ
ッドを含むことを特徴とする請求項8又は9記載の装
置。 - 【請求項12】 前記装置は画像記録装置を含むことを
特徴とする請求項8,9又は10記載の装置。 - 【請求項13】 前記装置は、カメラを含むことを特徴
とする請求項8,9又は10記載の装置。 - 【請求項14】 前記複数のヘッド部は、磁気ヘッドを
含むことを特徴とする請求項10記載のヘッド装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122997A JP2687258B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置 |
US07/871,997 US5321452A (en) | 1991-04-26 | 1992-04-22 | Magnetic head for a camera featuring multiple, varied-sized head portions |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3122997A JP2687258B2 (ja) | 1991-04-26 | 1991-04-26 | 情報記録部を備えたフィルムに対して使用されるヘッド装置及び情報記録部を備えたフィルムを使用する装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05119386A JPH05119386A (ja) | 1993-05-18 |
JP2687258B2 true JP2687258B2 (ja) | 1997-12-08 |
Family
ID=14849723
Family Applications (1)
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