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JP2673647B2 - 超音波霧化器 - Google Patents

超音波霧化器

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Publication number
JP2673647B2
JP2673647B2 JP5067364A JP6736493A JP2673647B2 JP 2673647 B2 JP2673647 B2 JP 2673647B2 JP 5067364 A JP5067364 A JP 5067364A JP 6736493 A JP6736493 A JP 6736493A JP 2673647 B2 JP2673647 B2 JP 2673647B2
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JP
Japan
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piezoelectric vibrator
circuit
frequency
atomization
oscillation
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JP5067364A
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JPH06254455A (ja
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小野  誠
実 高橋
朝子 山道
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TDK Corp
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers

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  • Toys (AREA)
  • Disinfection, Sterilisation Or Deodorisation Of Air (AREA)
  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、小電力で小霧化量の吸
入器、芳香器、疑似煙発生玩具等の用途に適した超音波
霧化器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧電磁器の厚さ方向の共振による
超音波振動を利用した超音波霧化器としては、室内加湿
用の家庭用霧化器が知られている。このような室内加湿
用の霧化器は、図7のように、水Wを入れる水槽1の底
部に圧電振動子TD′を取り付けたもので、励振回路と
しては図8のコルピッツ型の自励発振回路を用いてい
た。
【0003】図8のコルピッツ型の自励発振回路は、コ
レクタ接地型トランジスタ発振回路であって、直流電源
Eと、発振用トランジスタQと、該トランジスタQのベ
ースバイアス電流を流すための抵抗R1,R2及び可変
抵抗VRと、直流電源Eの負側ラインNとトランジスタ
Qのエミッタとを結ぶインダクタL1と、正側及び負側
ラインP,N間に接続されたコンデンサC1と、トラン
ジスタQのエミッタ、コレクタ間に接続されたコンデン
サC2と、トランジスタQのエミッタ、ベース間に接続
されたコンデンサC3とを備え、圧電振動子TD′はト
ランジスタQのコレクタ、ベース間にコンデンサC4を
介して接続されている。なお、抵抗R3はトランジスタ
Qのベースバイアス安定化のための分流抵抗、インダク
タL2及びコンデンサC5はノイズフィルタであり、可
変抵抗VRへの配線が長くなった場合のノイズ輻射を防
止するものである。
【0004】この図8のコルピッツ型自励発振回路は、
圧電振動子TD′のインピーダンスが誘導性となる領域
で安定に発振するため、実際には圧電振動子TD′の共
振周波数よりも高い方向にずれた点で圧電振動子TD′
を駆動している。例えば、圧電振動子TD′の共振周波
数が2.38MHzのとき、2.45MHz位で駆動してい
る。
【0005】図9は図7の室内加湿用の霧化器の場合
の、圧電振動子TD′のインピーダンス及霧化量の周波
数特性を示す。この図9から、霧化量最大点は圧電振動
子TD′の共振周波数frに一致せず、共振周波数frよ
りも多少高い周波数領域であり、これは圧電振動子T
D′が誘導性となっている周波数領域である。従って、
圧電振動子が誘導性領域で発振する上記図8の簡単なコ
ルピッツ型自励発振回路でも実質的な最大霧化量を実現
できていた。
【0006】一方、多孔乃至網状の薄板を圧電振動子の
霧化作用面上に載置し、圧電振動子の霧化作用面と多孔
乃至網状の薄板との間に毛細管現象で薄く広く均一に水
(又は薬液、香水等)を定形化する霧化構造が考えられ
ている(本出願人により特願平3−149252号で提
案されている。)。
【0007】このような霧化構造の一例を図10に示
す。この図において、圧電振動子TDは、圧電磁器の厚
さ方向の共振による超音波振動を利用するもので、円板
状圧電磁器10の主面11及び反対面12にそれぞれ電
極13,14を形成したものである。該圧電振動子TD
はホルダ15に固定された弾性環状支持体16で弾性支
持される。圧電振動子TDの霧化作用面(主面上に電極
を形成した面)20上には多数の微小穴が開口した多孔
乃至網状薄板21が配設され、該多孔乃至網状薄板21
の端部は取付具22を介してホルダ15に固定されてい
る。多数の微小穴23を有する多孔乃至網状薄板21は
少なくとも部分的に前記霧化作用面20に対して微小間
隙で対向するように湾曲した部分で圧電振動子TDの前
記霧化作用面20に接している。このような多孔乃至網
状薄板21は厚さ数10μm乃至200μmのステンレ
ス等の金属薄板であり、微小穴23の穴径は数μm乃至
100μmである。なお、薄板21の厚みが200μm
を越えると、微小穴の加工が面倒であるし、霧化効率の
点でも望ましくない。また、微小穴23の径が100μ
mを越えると、霧化効率が低下するとともに発生する粒
子が不揃いとなり好ましくない。
【0008】なお、前記圧電振動子TDの霧化作用面2
0と多孔乃至網状薄板21間の微小間隙に霧化すべき液
体を適量供給するために給液手段(液体を滴下する細管
や液体を毛細管現象で吸い上げて供給する吸液部材等)
25が設けられている。
【0009】図11は、圧電振動子の霧化作用面と多孔
乃至網状の薄板との間に毛細管現象で薄く広く均一に水
(又は薬液、香水等)を定形化する図10の霧化構造を
用いた場合の、圧電振動子TDのインピーダンス及霧化
量の周波数特性を示す。この図11から、霧化量最大点
は圧電振動子TDの共振周波数frにかなり近い(略一
致する)ことがわかる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、図1
0の霧化構造の場合、霧化量最大点は圧電振動子TDの
共振周波数に略一致するため、圧電振動子TDが誘導性
となる周波数領域で発振する上記図8の簡単なコルピッ
ツ型自励発振回路では、非常に簡単で安定した発振が可
能な回路ではあるが、図11から判るように霧化量最大
点よりもかなり霧化量が低下する周波数で圧電振動子T
Dを励振することになり、霧化効率の悪い回路であると
考えられていた。このため、最大効率を実現するために
は、複雑で高価な他励式励振回路等の他の回路方式を検
討する必要があると思われていた。
【0011】本発明は、上記の点に鑑み、圧電振動子の
霧化作用面と多孔乃至網状の薄板との間に薄く広く均一
に液体を介在させた霧化構造を用いる場合に、コルピッ
ツ型の自励発振回路の回路構成を工夫することで、圧電
振動子の共振周波数に略一致、もしくは近接した周波数
で圧電振動子を励振可能で、霧化効率の改善を図ること
のできる超音波霧化器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の超音波霧化器は、多孔乃至網状薄板を、圧
電振動子の霧化作用面側に配し、少なくとも前記薄板の
一部分と前記霧化作用面間に微小間隙が形成されるよう
にし、前記圧電振動子を励振回路で励振して前記霧化作
用面と前記薄板間の前記微小間隙に広がった液体を前記
圧電振動子の超音波振動によって霧化する場合におい
て、前記励振回路をコルピッツ型の自励発振回路で構成
し、該自励発振回路の発振トランジスタのコレクタ、ベ
ース間に接続される前記圧電振動子に対し直列関係にイ
ンダクタを挿入した構成としている。
【0013】
【作用】本発明の超音波霧化器は、従来のコルピッツ型
の自励発振回路では圧電振動子が誘導性となる周波数領
域でしか発振できなかったのを、圧電振動子に直列関係
にインダクタを挿入することで、圧電振動子の共振周波
数に略一致、もしくは近接した周波数領域で自励発振可
能とすることができる。従って、圧電振動子の霧化作用
面と多孔乃至網状の薄板との間に薄く広く均一に水等の
液体を介在させる図10の如き霧化構造の場合であって
も、複雑で高価な他励式励振回路を用いることなく回路
構成の簡単で安価なコルピッツ型自励発振回路により最
大霧化量を実現することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明に係る超音波霧化器の実施例を
図面に従って説明する。
【0015】図1は本発明に係る超音波霧化器の第1実
施例を示す。この場合、超音波霧化器で用いる励振回路
は、コルピッツ型自励発振回路を構成するコレクタ接地
型トランジスタ発振回路であって、間欠発振を実行する
ものである。この図において、コレクタ接地型トランジ
スタ発振回路は、直流電源Eと、発振用トランジスタQ
1と、該トランジスタQ1のベースバイアス電流を流す
ための抵抗R1,R2及び可変抵抗VRと、ベースバイ
アス電流をオン、オフするスイッチ用トランジスタQ2
と、直流電源Eの負側ラインNとトランジスタQ1のエ
ミッタとを結ぶインダクタL1と、正側及び負側ライン
P,N間に接続されたコンデンサC1と、トランジスタ
Q1のエミッタ、コレクタ間に接続されたコンデンサC
2と、トランジスタQ1のエミッタ、ベース間に接続さ
れたコンデンサC3とを備え、圧電振動子TDはトラン
ジスタQ1のコレクタ、ベース間に周波数調整用インダ
クタL3及び直流阻止用コンデンサC4を介して接続さ
れている。なお、前記スイッチ用トランジスタQ2のベ
ースには、図示しないゲートパルス発生回路から数Hz
乃至数10Hzの周波数の方形波のゲートパルスGPが
印加されるようになっている。このゲートパルスGPの
デューティーは、数%乃至70%の範囲に設定されてい
る。また、インダクタL2及びコンデンサC5はノイズ
フィルタであり、可変抵抗VRへの配線が長くなった場
合のノイズ輻射を防止するものである。また、圧電振動
子TD及びその周辺の機構は図10の霧化構造と同様で
ある。
【0016】図1の発振回路は、ゲートパルスGPで前
記スイッチ用トランジスタQ2が導通している期間中、
該スイッチ用トランジスタQ2、可変抵抗VR及び抵抗
R1、インダクタL2、抵抗R2の経路でベースバイア
ス電流が発振用トランジスタQ1に流れ、圧電振動子T
Dの共振点近傍の圧電振動子TD及び周波数調整用イン
ダクタL3の直列回路が誘導性となる周波数で自励発振
し、圧電振動子TDを励振する。この結果、図10の圧
電振動子TDの霧化作用面20と多孔乃至網状薄板21
間の微小間隙に広がった水等の液体を前記圧電振動子T
Dの厚さ方向の共振による超音波振動によって霧化する
ことができる。
【0017】ここで、圧電振動子TDの厚み方向の共振
周波数を2.42MHz(自励発振の周波数もこの近傍と
なる)にしたときの各回路素子の定数を以下に例示す
る。
【0018】C1:10×104pF、C2:20×1
2pF、C3,C4:75×103pF、R1:3.3
kΩ、VR:5kΩ、L3:0.4μH、直流電源E:
30V
【0019】図2は、図1の発振回路で周波数調整用イ
ンダクタL3を変化させた場合の発振周波数の変化の様
子を示す。前記周波数調整用インダクタL3のインダク
タンス値を0.4μHとすることで、発振回路の発振周
波数を圧電振動子TDの共振周波数2.42MHzに略一
致させ得ることが判る。
【0020】図3は、図1の発振回路の周波数調整用イ
ンダクタL3を0〜1.5μHの範囲で調整して発振周
波数を変化させた場合の、圧電振動子TDのインピーダ
ンス及び霧化量の周波数特性を示す(但し、スイッチ用
トランジスタQ2のオン、オフにより間欠駆動し、消費
電力2W一定とした。)。この図3から、圧電振動子T
Dの共振周波数frに略一致した発振周波数で圧電振動
子TDを励振することで最大霧化量が得られることが判
る。
【0021】図4は、図1の周波数調整用インダクタL
3を有する発振回路と、図8の従来回路の消費電力と霧
化量との関係を示すもので、図1の第1実施例の発振回
路の方が図8の従来回路よりも格段に霧化効率が優れて
いることが判る。但し、圧電振動子TDの共振周波数は
図1、図8共に2.42MHzであり、図1の周波数調整
用インダクタL3は0.4μH、発振周波数は2.418
MHz、間欠デューティー(間欠周期Dに対する発振期
間Donの比=Don/D)は12〜17%、間欠周波数は
1.2kHzとした。また、図8の場合の発振周波数は2.
452MHz、間欠デューティーは12〜17%、間欠
周波数は1.2kHzとした。
【0022】上述のように、第1実施例の場合、圧電振
動子TDに直列関係に周波数調整用インダクタL3を挿
入することで、圧電振動子TDの共振周波数に略一致、
もしくは近接した周波数領域でコルピッツ型自励発振回
路を自励発振可能とすることができる。従って、圧電振
動子TDの霧化作用面と多孔乃至網状の薄板との間に薄
く広く均一に水等の液体を定形化する図10の如き霧化
構造の場合であっても、複雑で高価な他励式励振回路を
用いることなく回路構成の簡単で安価なコルピッツ型自
励発振回路により最大霧化量を実現することができる。
【0023】図5は本発明の第2実施例を示す。この場
合も、超音波霧化器で用いる励振回路は、コルピッツ型
自励発振回路を構成するコレクタ接地型トランジスタ発
振回路であって、間欠発振を実行するものであるが、発
振用トランジスタQ1と圧電振動子TDとはトランス結
合となっている。すなわち、トランスT1の一次巻線は
発振用トランジスタQ1のコレクタ、ベース間にコンデ
ンサC4を介して接続され、トランスT1の二次巻線に
圧電振動子TDと周波数調整用インダクタL3′の直列
回路が接続されている。なお、その他の回路構成は前述
の第1実施例と同様である。
【0024】この第2実施例において、トランスT1の
リーケージインダクタンスも考慮した場合、圧電振動子
TDに直列に入るトランスT1のリーケージインダクタ
ンス成分と周波数調整用インダクタL3′との和のイン
ダクタンス値が、図1において霧化量最大となった周波
数調整用インダクタL3のインダクタンス値をトランス
T1の二次側に換算した値に一致する如く、設定すれば
よい。
【0025】図6は本発明の第3実施例を示す。この場
合も、超音波霧化器で用いる励振回路は、コルピッツ型
自励発振回路を構成するコレクタ接地型トランジスタ発
振回路であって、間欠発振を実行するものであるが、発
振用トランジスタQ1と圧電振動子TDとはトランス結
合となっている。また、周波数調整用インダクタとして
トランスのリーケージインダクタンスを利用する構成で
ある。すなわち、適当なリーケージインダクタンスを持
つトランスT2の一次巻線は発振用トランジスタQ1の
コレクタ、ベース間にコンデンサC4を介して接続さ
れ、トランスT2の二次巻線に圧電振動子TDが直接接
続されている。当該トランスT2のリーケージインダク
タンスを周波数調整用インダクタとして利用するので、
周波数調整用インダクタの外付けは不要である。なお、
その他の回路構成は前述の第1実施例と同様である。
【0026】この第3実施例の場合、トランスT2のリ
ーケージインダクタンスのうち、圧電振動子TDに直列
に入るトランスT2のリーケージインダクタンス成分L
3″を利用する。すなわち、リーケージインダクタンス
成分L3″が、図1において霧化量最大となった周波数
調整用インダクタL3のインダクタンス値をトランスT
2の二次側に換算した値に一致する如く、設定すればよ
い。
【0027】なお、第2実施例及び第3実施例のよう
に、圧電振動子TDをトランス結合で発振用トランジス
タQ1のコレクタ、ベース間に接続する構成は、低い直
流電源電圧を用いた場合でも、圧電振動子TDとの間の
インピーダンス整合を良好にすることができる利点があ
る。
【0028】以上本発明の実施例について説明してきた
が、本発明はこれに限定されることなく請求項の記載の
範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当業者
には自明であろう。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の超音波霧
化器によれば、圧電振動子に直列関係にインダクタを挿
入することで、圧電振動子の共振周波数に略一致、もし
くは近接した周波数領域でコルピッツ型自励発振回路を
発振させ得る。従って、圧電振動子の霧化作用面と多孔
乃至網状の薄板との間に薄く広く均一に水等の液体を定
形化する霧化構造の場合であっても、複雑で高価な他励
式励振回路を用いることなく回路構成の簡単で安価なコ
ルピッツ型自励発振回路により最大霧化量を実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る超音波霧化器の第1実施例を示す
回路図である。
【図2】第1実施例の回路において、周波数調整用イン
ダクタと発振周波数との関係を示すグラフである。
【図3】第1実施例の回路において、周波数調整用イン
ダクタを変えて発振周波数を変化させた場合の圧電振動
子のインピーダンス及霧化量の周波数特性を示すグラフ
である。
【図4】第1実施例の回路と図8の従来回路の場合の消
費電力と霧化量との関係を示すグラフである。
【図5】本発明の第2実施例を示す回路図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す回路図である。
【図7】従来の水槽底部に圧電振動子を設けた霧化器の
概略説明図である。
【図8】従来の励振回路であるコルピッツ型自励発振回
路を示す回路図である。
【図9】図7の霧化器の場合における圧電振動子のイン
ピーダンス及霧化量の周波数特性を示すグラフである。
【図10】圧電振動子の霧化作用面と多孔乃至網状の薄
板との間に薄く広く均一に液体をを定形化する霧化構造
を示す正断面図である。
【図11】図10の霧化構造の場合の圧電振動子のイン
ピーダンス及び霧化量の周波数特性を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
10 圧電磁器 20 霧化作用面 21 多孔乃至網状薄板 C1乃至C5 コンデンサ L1,L2,L3,L3′ インダクタ Q,Q1,Q2 トランジスタ R1,R2 抵抗 VR 可変抵抗 TD,TD′ 圧電振動子 T1,T2 トランス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B06B 1/06 B06B 1/06 A

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多孔乃至網状薄板を、圧電振動子の霧化
    作用面側に配し、少なくとも前記薄板の一部分と前記霧
    化作用面間に微小間隙が形成されるようにし、前記圧電
    振動子を励振回路で励振して前記霧化作用面と前記薄板
    間の前記微小間隙に広がった液体を前記圧電振動子の超
    音波振動によって霧化する超音波霧化器において、 前記励振回路をコルピッツ型の自励発振回路で構成し、
    該自励発振回路の発振トランジスタのコレクタ、ベース
    間に接続される前記圧電振動子に対し直列関係にインダ
    クタを挿入したことを特徴とする超音波霧化器。
  2. 【請求項2】 前記発振トランジスタのコレクタ、ベー
    ス間にトランスを介し前記圧電振動子を接続した請求項
    1記載の超音波霧化器。
  3. 【請求項3】 前記インダクタが、前記圧電振動子に対
    し直列関係となっている前記トランスのリーケージイン
    ダクタンス成分で構成されている請求項2記載の超音波
    霧化器。
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