JP2654882B2 - レシチンの改質方法及び該レシチンを含む食用油脂組成物 - Google Patents
レシチンの改質方法及び該レシチンを含む食用油脂組成物Info
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Description
該レシチンを含有する食用油脂組成物に関するものであ
る。更に詳しくは食品用、工業用用途に使用されている
大豆レシチンをはじめとする植物由来のクルードレシチ
ンの改質方法、特に加熱褐変を起こしにくいレシチンの
製造方法、ならびに該レシチンを含有する食品の加熱調
理に於て食材のスパッタリング(油ハネ)防止効果及び
離型効果に優れ、かつ加熱褐変を起こしにくい食用油脂
組成物に関する。
植物由来のクルードレシチンは、通常、りん脂質、糖脂
質、トリグリセリド等の単純脂質の混合物であり、微量
成分として遊離の糖や色素等を含んでいる。
とると、ホスファチジルコリン(PC)、ホスファジル
エタノールアミン(PE)、ホスファチジルイノシトー
ル(PI)が主成分であり、その他としてホスファチジ
ン酸(PA)、リゾホスファチジルコリン(LPC)等
が含まれる。
黄レシチン等に比べて安価で入手が容易な天然の乳化剤
であるため、食品用途に広く用いられているが、特に食
品の加熱調理において植物油にレシチンを添加溶解した
食用油脂組成物がしばしば使用されている。これは、レ
シチンが食材のスパッタリング防止効果及び離型効果
等、調理時における油脂の物性改良剤として特に優れて
いるためである。しかしながら、植物由来のクルードレ
シチンは前述のように精製レシチンや卵黄レシチンに比
べて糖やアミノ化合物など多種の不純物を含んでいるた
め、加熱により容易に褐変する欠点を有している。この
ため、クルードレシチンは使用量及び利用用途が限定さ
れている。
を酵素(ホスホリパーゼD)で処理してりん脂質の大部
分をホスファチジン酸(PA)とする方法が知られてい
る(特開平2−186946号公報)。この方法は褐変
しにくいレシチンを得るすぐれた方法であるが、主成分
がPAであるため植物油等に単独で添加すると加熱時に
沈澱が生じやすいのみならず、製法上においても酵素及
び反応副生物を除去するための溶剤分別工程が必要であ
る。
有機溶剤にレシチンを溶解し、水を添加して2層に分離
し、有機層を濃縮することによって、糖、アミノ化合物
等の水溶性物質を除去したレシチンを得る方法も知られ
ている。しかし、この方法では糖などの限られたものし
か除去できないため、加熱褐変を抑えるには限界があ
る。このように、溶剤分別のみでは加熱褐変原因物質を
除去するには十分とはいえない。しかしながら、シリカ
ゲル等の高価な吸着剤を用いる方法では、使用溶剤及び
吸着剤自体の耐用性の点で限定されるため、コスト的に
食品用途に使用するのには見合わないものとなる。
つ有用な特性を維持しつつ、コスト的にも高価な吸着剤
や溶剤等を使用せずに比較的低コストで加熱褐変をおさ
えることができれば、食品用途として使用でき、さらに
は医薬品等の原料としても有用であると考えられる。こ
れらのことから本発明は、植物由来のクルードレシチン
を原料として加熱褐変を起こしにくいレシチンを得る方
法、ならびにスパッタリング防止効果及び離型効果に優
れ、かつ加熱褐変を起こしにくい食用油脂組成物を提供
せんとするものである。
関する従来の問題点を解決し、食品の加熱調理に於て食
材のスパッタリング防止効果及び離型効果に優れ、かつ
加熱時の褐変を起こしにくい食用油脂組成物を開発する
ために、レシチンの改質方法について鋭意研究を行った
結果、強塩基性イオン交換樹脂にレシチンのアルコール
溶液を通液することにより、褐変色素及び褐変原因とな
る糖、過酸化物等が選択的に吸着除去されることを見出
し、本発明を完成するに到った。
用される遊離型(−OH型)樹脂で処理するとレシチン
がアルコリシスを起こし、リゾレシチン及びグリセロホ
スホリルコリンと脂肪酸エステルを生成することが知ら
れている。このことを利用してレシチンのアルコリシス
により脂肪酸エステルを製造する方法(特公平3−21
37号公報)が知られているが、当然ながらレシチンを
分解してしまっては本発明の目的は達成できない。そこ
で、本発明者らは樹脂の塩型を変えて検討したところ、
強塩基性樹脂を酢酸塩型あるいは重炭酸塩型等の弱酸塩
型としたものにレシチンのアルコール溶液を通液するこ
とにより、レシチンのアルコリシスを抑えたうえで、褐
変原因となる物質を吸着除去することができることを見
出した。
は、植物由来のクルードレシチン(りん脂質混合物)を
低級アルコールにて抽出し、該抽出液を酢酸あるいは重
炭酸塩型とした強塩基性陰イオン交換樹脂と接触させた
後、溶媒を留去することからなる。
は、一般に4級アンモニウム基を交換基として持つもの
であり、市販品としては、例えばダイヤイオンPA(三
菱化成)、DOWEX−1(ダウケミカル)、Amberlit
e IRA (オルガノ)等が使用可能であるが、本発明にお
いては、これらの強塩基性樹脂を酢酸塩型あるいは重炭
酸塩型等の弱酸塩型に誘導して使用することが必要であ
る。
ーン、ひまわり、パーム等の植物性油糧種子から得られ
るペースト状または粉末状のものの他、未脱水のガムも
使用可能である。卵黄レシチンはこれらと比較して高価
であるので、本発明で主たる目的とする食品用途の原材
料としては好ましくない。
るために使用する溶剤は炭素数1〜3のアルコール、す
なわちメタノール、エタノール、プロパノール、及びイ
ソプロパノールが使用できるが、必要に応じ20%以下の
範囲で含水させてもよい。食品用途に使用する場合は、
エタノールを使用することが望ましい。
なわちクルードレシチンに5〜10倍容量のアルコールを
加え、60℃〜80℃で10〜30分間攪拌した後、必要に応じ
て冷却せしめ、しかる後静置して不溶性の油状物を分離
する方法が一般的である。しかし、要は目的とするレシ
チン成分を効率よく抽出できればよいことから、ここに
示した条件のみに限定されるものではない。
は、通常抽出レシチンの3〜5倍量が適当であるが、除
去し得る物質の含量の多寡により多少差があるため、適
切な使用量をあらかじめ設定しておくとよい。イオン交
換樹脂は通常カラム状の樹脂筒に詰め、必要があればコ
ンディショニングをおこなった後、酢酸塩型あるいは重
炭酸塩型に誘導し、使用するアルコールにて溶媒を置換
しておく。この樹脂筒にレシチン抽出液を好ましくはS
V(空間速度)=5以下にて通過せしめることにより、
すでに生成している褐変物質及び遊離の糖、過酸化物等
の褐変に関与する物質が吸着除去され、レシチン成分は
通過液として得られる。レシチン成分のうちPA、P
I、PS等の酸性りん脂質も樹脂に吸着されるため、結
果的にりん脂質組成上はPCの含有率が高くなる。
して樹脂の最大吸着量まで通液した後、通過液の溶剤分
を留去することによって目的とする改質されたレシチン
製品が得られる。通過液の溶剤の留去は従来公知の方法
によって行うことができるが、この場合、通過液の溶媒
留去を容易にするためにあらかじめ食用油等の希釈剤を
加えておいてもよい。通液終了後のイオン交換樹脂は、
使用溶媒にて洗浄後、アルカリ−アルコール溶液を通液
することで再生され、繰り返し使用することができる。
出液のイオン交換樹脂処理は上記のカラムに通液する方
法によることなく、あらかじめ酢酸塩型あるいは重炭酸
塩型に誘導したイオン交換樹脂を抽出液に投入し、攪拌
または所定時間静置後分離するなど、公知の方法によっ
て行ってよい。
油脂に添加することにより、食品の加熱調理に於て食材
のスパッタリング防止効果及び離型効果に優れ、かつ加
熱時の褐変を起こしにくい食用油脂組成物を得ることが
できる。レシチンの食用油脂への添加量は、油脂によっ
て異なるが、 0.1〜20重量%の範囲が望ましい。本発明
の食用油脂組成物に用いる油脂としては、菜種油、大豆
油、綿実油、紅花油、パーム油、米油、胡麻油、ラード
等の公知の動植物油及びこれらを水添あるいは分別、さ
らにはエステル交換した油等を挙げることができ、これ
らは単独あるいは2種類以上を混合して使用することが
できる。また本発明の食用油脂組成物には、使用目的に
応じてこの種の分野で通常使用される各種抗酸化剤、フ
レーバーさらにはショ糖脂肪酸エステル、ジグリセリド
等の他の乳化剤を添加することも可能である。
チンは、加熱時の褐変等を起すことなくレシチン自体の
特性を充分に示すことから食用油脂等食材の添加剤とし
て使用できるほか、りん脂質成分としてPCの含有率が
高く、従来分離しにくいとされていた酸性りん脂質をほ
とんど含まないため、医薬品用精製PCの原料としても
優れたものである。
物は、食品の加熱調理において食材のスパッタリング防
止効果及び離型効果に優れているだけでなく、加熱時の
褐変を起こしにくい利点を有しているため、従来の製造
方法によるレシチンを含有した食用油脂組成物と比較す
ると、調理時の着色を嫌う淡色の食品の調理にも利用す
ることができ、食用油脂組成物の用途を更に拡大するこ
とができる。
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
ーネンコーポレーション製、AYレシチン)〕 150gに
メタノールを 900ml加え、還流条件下で30分攪拌した
後、冷却し、上清のレシチン溶液を得た。この抽出液
を、 100mlの強塩基性イオン交換樹脂(三菱化成製 P
A306S)を酢酸塩型に誘導したものに対し、SV=
2で通液した。通過液を蒸留により脱溶剤し、レシチン
試料35gを得た。原料(大豆レシチン)及び改質処理後
得られたレシチン試料についてりん脂質組成、アセトン
不溶分、過酸化物価(POV)を測定した。その結果を
表1に示す。
に対し1500mlのエタノールを加えて60℃で30分間抽出を
行い、抽出液約 1.7L(リットル)を得た。これを 100
mlの強塩基性イオン交換樹脂(ダウケミカル製 DOW
EX−1−X2)を重炭酸塩型に誘導したものにSV=
2で通液し、通過液を溶媒留去してレシチン試料28gを
得た。原料(未脱水ガム)及び得られたレシチン試料に
つき、りん脂質組成、アセトン不溶分、過酸化物価(P
OV)を測定した。その結果を表2に示す。
解したものを調整し、本発明の試料油とする。同様に、
対照としてクルードレシチン〔大豆レシチン((株)ホ
ーネンコーポレーション製、AYレシチン)〕及び精製
レシチン((株)ツルーレシチン製、PC−70)を各
1%づつナタネサラダ油に溶解したものを調整した。ま
た更に、対照として高濃度PA(りん脂質中50%以上)
含有レシチンを2%ナタネサラダ油に溶解したものを調
整した。これら各試料油を、それぞれ 180℃で20分間加
熱し、加熱後の着色の度合いを 520nmにおける吸光度を
測定することで比較した。その結果を表3に示す。
用いた各レシチンを加えて調製した、I.改質レシチン
1%添加油(本発明)、II.クルードレシチン(大豆レ
シチン)1%添加油(対照)、III.精製レシチン1%添
加油(対照)の各添加油、及びIV.レシチン無添加の菜
種サラダ油を用いて、ろ紙吸着法により油ハネ(スパッ
タリング)試験を行い、また卵焼き器を使用してこびり
ついた卵焼きの重量を測定することにより離型性の試験
を行った。これらの結果を図1及び図2に示す。
により得られた改質レシチンを使用した本発明の油脂組
成物は、離型性、スパッタリング防止等の有用な機能を
有したまま、加熱褐変を最少限におさえることができ、
調理食品の見栄えを良くし品質の向上が可能となる。
を示すグラフである。
ラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】 植物由来のクルードレシチン(りん脂質
混合物)を低級アルコールにて抽出し、該抽出液を酢酸
あるいは重炭酸塩型とした強塩基性陰イオン交換樹脂と
接触させた後、得られた通過液から溶媒を留去すること
からなるレシチンの改質方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3359572A JP2654882B2 (ja) | 1991-12-31 | 1991-12-31 | レシチンの改質方法及び該レシチンを含む食用油脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP3359572A JP2654882B2 (ja) | 1991-12-31 | 1991-12-31 | レシチンの改質方法及び該レシチンを含む食用油脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH05176687A JPH05176687A (ja) | 1993-07-20 |
JP2654882B2 true JP2654882B2 (ja) | 1997-09-17 |
Family
ID=18465190
Family Applications (1)
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JP3359572A Expired - Lifetime JP2654882B2 (ja) | 1991-12-31 | 1991-12-31 | レシチンの改質方法及び該レシチンを含む食用油脂組成物 |
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Cited By (1)
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CN103156002A (zh) * | 2011-12-09 | 2013-06-19 | 周纪元 | 一种含磷脂的食用油及其制备方法 |
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JP4159102B1 (ja) * | 2008-02-08 | 2008-10-01 | 株式会社J−オイルミルズ | 加熱耐性に優れた揚げ物用油脂組成物の製造方法 |
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JPS62281884A (ja) * | 1986-02-10 | 1987-12-07 | Q P Corp | Pe含量が減らされた及び/又は実質上不純物不含の卵黄レシチンの製造法 |
-
1991
- 1991-12-31 JP JP3359572A patent/JP2654882B2/ja not_active Expired - Lifetime
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