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JP2643949B2 - カラー階調記録方法 - Google Patents

カラー階調記録方法

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JP2643949B2
JP2643949B2 JP20425787A JP20425787A JP2643949B2 JP 2643949 B2 JP2643949 B2 JP 2643949B2 JP 20425787 A JP20425787 A JP 20425787A JP 20425787 A JP20425787 A JP 20425787A JP 2643949 B2 JP2643949 B2 JP 2643949B2
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健太郎 松本
真琴 高岡
豊和 宇田
晶美 福本
杉浦  進
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/205Ink jet for printing a discrete number of tones
    • B41J2/2054Ink jet for printing a discrete number of tones by the variation of dot disposition or characteristics, e.g. dot number density, dot shape

Landscapes

  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカラー階調記録方法、特に同一色について少
なくとも2種類の濃度の異なる濃淡インクを用いてイエ
ロー,シアン,マゼンタ,ブラックの4色でカラー階調
記録を行なう方法に関する。
[従来の技術] 一般にインクジェットプリンタ等でイエロー,マゼン
タ,シアン,ブラックのインクを用いてカラーを階調画
像を形成する記録方法においては、イエロー,マゼン
タ,シアンのいわゆる色インク濃度が等しい場合、それ
を単色のブラックに置き換えるいわゆる下色除去(Unde
r Color Removal)が行なわれている。この下色除去を
行なうことにより、単にインクの使用量を減らすことが
できるだけでなく、色インクの重なりに起因してインク
のにじみが生ずることによる解像度の低下を防止するこ
とを狙っている。
かかる下色除去を行なう際、置き換えによって加えら
れるブラックインクと色インクとが同一箇所に打たれる
と、色インクとブラックインクとが混ざることから、色
ににごりが生じ彩度が落ち、画質を劣化させるので、色
インクとブラックインクとを重畳させないいわゆる角ス
ミと呼ばれる方法により画質改善がなされている。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、同一色について少なくとも2種類の濃度の
異なるインクを用いてカラー階調記録を行なう場合、か
かる角スミ法を用いると色インクとブラックインクとは
第5図に示すようなドットの打ち方となる。但し、ここ
では3×3マトリクスでドットパターンはスパイラルを
用いている。すなわち、色インクは第5図(a)に示す
ように第1番目のドットは中心に打ち、そこから周方向
へ向って時計回りに連続的にドット数を増やしながら打
ち、ブラックは逆に第5図(b)に示すように角から始
めて、中心に向って反時計回りに連続的に打っていく。
これは濃淡両インクについて適用される。従って、濃淡
個々のインクについてみれば、色インクと黒インクとが
重畳しないように打つという角スミ法の規則が適用され
ている。
濃淡2種類の濃度の異なるインクを用いて上記角スミ
法により画像データとドットパターンとを対応させた例
を第6図に示す。第6図(a)は色インクについて、ま
た第6図(b)は黒インクについて示している。このド
ットパターンを用いた場合、画像データとして、例えば
イエロー=160,マゼンタ=85,シアン=120が入力された
とすると、データの共通量、すなわち85を黒に置き換
え、イエロー=75,マゼンタ=0,シアン=35,ブラック=
85になる。従って、イエローはドットパターンにおける
レベルNo.8,マゼンタはレベルNo.0,シアンはレベルNo.
3,ブラックはレベルNo.9を用いることになり、色インク
と黒インクが重畳し、色がにごり、画質を著しく劣化さ
せる。
本発明の目的は、かかる従来方法の問題点を解消し、
特に低濃度領域において色インクの淡ドットと黒インク
の淡ドットとが重なりあわないようドットパターンを決
定することにより、全濃度域において色インクと黒イン
クとが極力重ならないようにして解像度を落すことが防
ぎ、また色彩の面からも、にごりの少ない彩度の高いカ
ラー画像を得られるようにしたカラー階調記録方法を提
供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明はイエロー,マゼ
ンタ,シアンの色インクとブラックとの4色のインクを
用いるカラープリンタであって、同一色について少なく
とも2種類の濃度の異なるインクを用い、色インクにつ
いてはドットマトリクスの中心から周辺へ、ブラックイ
ンクは周辺から中心に向って打込み数を増大してカラー
階調画像を形成するカラー階調記録方法において、イエ
ロー,マゼンタ,シアンおよびブラックの淡インクにつ
いてはドットマトリクス内の打込み数の上限をマトリク
ス内の打込み可能数の80%としたことを特徴とする。
[作 用] 本発明によれば、同一色について少なくとも濃度の異
なるインクドットがそのパターンを制御され、色インク
についてはドットマトリクスの中心から周辺へ、ブラッ
クインクは周辺から中心に向って打込み数を増大しつつ
打込まれる。ところが、色インクおよびブラックインク
の淡インクについてはドットマトリクス内の打込み数を
マトリクス内の打込み可能数の80%を上限として打込む
ことから、淡インク同志が重ね打ちされる確率は極めて
低く、色のにごり等による彩度の低下を防ぐことができ
るのである。
[実施例] 以下、図面にもとづいて、本発明の実施例を詳細に説
明する。
第1図は本発明を実施するインクジェットプリンタの
構成例を示したものである。
図中、キャリッジ1上に例えば左から順に第1〜第2
のマルチノルズヘッド2−1,2−2を配列して設け、
濃,淡の各インクをそれぞれ吐出させ、それらの各マル
チノズルヘッドには、可撓性パイプ3をそれぞれ介して
インクタンク4から各濃度のインクをそれぞれ供給する
とともに、多数の導線をそれぞれ配列して、埋設した可
撓性絶縁ベルト5−2,5−2,中継端子板6および総合給
電ベルト7を介して駆動信号をそれぞれ供給する。かか
る構成のキャリッジ1を2本のカイドレール8上に載せ
て連結した無端ベルト9をパルスモータ10により駆動し
てキャリッジ1を図中X方向の往復走行させることによ
り主走査を行なうとともに、ローラ対13および14を介し
て展張した記録用紙12をローラ対14に連結したパルスモ
ータ15により図中Y方向に送給して副走査を行ない、記
憶用紙12上に各マルチノズルヘッド2−1,2−2から噴
射した各濃度インクにより画像を記録する。なお、キャ
リッジ1の往復走行路の両端にはストッパ11−1,11−2
を配置して主走査の範囲を確定してある。
本例ではマルチノズルヘッド2−2,2−2は、16個/mm
の間隔で、約8mm副走査方向に直線的にノズルが並べら
れており、このインクの吐出方式としては、例えば、ノ
ズル内に発熱素子を埋め込み、加圧パルスによる発熱で
発生する気泡によってインク滴を吐出させるいわゆるバ
ブルジェット方式が用いられる。
第1図には、マルチノズルヘッド2−1,2−2は説明
の簡略化のために1色分しか示していないが、カラー画
像を形成するためには、使用するイエロー,マゼンタ,
シアンおよびブラックの各濃淡インクの数だけヘッド2
を主走査方向に並べれはよい。
第2図は、画像データを上述したインクジェットプリ
ンタのヘッド2−1,2−2に送る信号に変換する画像処
理装置の構成を示すブロック図である。
同図において、16は画像データを入力する入力部、17
は画像データをドットを打ちか否かの2値データに展開
するドット展開部で、このドット展開部17で濃淡インク
毎の2値データが生成される。18はバッファメモリで、
かかる2値データを記憶する。19は出力部であり、バッ
ファメモリ内の2値信号をマルチノズルヘッド2−1,2
−2に出力し、所定のノズルからインクを吐出させ画像
を形成する。20は画像処理装置全体を制御する制御部で
ある。
次に、第3図は、ドット展開部17を詳細に示すブロッ
ク図、21は淡インク用ドットパターンメモリ、22は濃イ
ンク用ドットパターンメモリ、23および24は淡インク用
のXおよびYカウンタ、25および26は濃インク用のXお
よびYカウンタ、27は淡インク用バッファメモリ、28は
濃インク用バッファメモリである。入力部16から入力し
た画像データは濃淡各インク用のXおよびYカウンタに
よって指定されるXおよびYアドレスと、画像データの
値に対応するドットパターンを発生し、各バッファメモ
リ27および28に格納される。29はタイミング信号を発す
るタイミングコントローラ、30はマルチノズルヘッド2
−1,2−2への出力部である。
第4図は上述の画像処理装置中のドットパターンメモ
リ21および22に書き込まれるドットパターンXアドレ
ス,Yアドレスとの関係を説明する図で、一例として2×
2のドットマトリクスについて示してある。X方向,Y方
向を図のように定めると、ドット41−1はXアドレス=
0,Yアドレス=0でその値は0、ドット41−2はXアド
レス=1,Yアドレス=0でその値は1、ドット41−3は
Xアドレス=0,Yアドレス=1でその値は0、ドット41
−4はXアドレス=1,Yアドレス=1でその値は1であ
る。なお、このX,Yは第1図に示したプリンタの記録ヘ
ッド走査におけるX方向,Y方向と同一である必要はな
い。また、これによって発生するドットパターンとそれ
を格納するバッファメモリのアドレスとの関係は従来種
々のものが公知であるから詳細説明を省略する(例え
ば、特開昭61−108255号参照)。
次に、上述の構成を有するインクジェットプリンタに
よって本発明の方法にかかる画像出力を行なう際の画像
データとドットパターンの対応づけを第7図(a),
(b)に示す。
本発明によれば、淡インクについて、色インクおよび
ブラックインクは両者共ドットマトリクス内のドット打
込み可能数の80%の打込み量(面積)の上限として定め
ている。しかして、本実施例では、色インクの淡ドット
については3×3マトリクスで、9ドットで100%埋め
られるところを原則的に通常5ドット、すなわちドット
マトリクスの56%を色インクの淡ドットの上限とし(レ
ベルNo.5,8,11,14,17,20,26参照)、例外的に7ドッ
ト、すなわちドットマトリクスの78%を上限としている
(レベルNo.24参照)。
そして、ドットの打込みはドットマトリクスの中心か
ら開始し、中心から周辺に時計回りに打込み数が増大す
るようにしている。一方、ブラックインクの淡インクに
ついては、原則的に通常4ドット、すなわちドットマト
リクスの44%を淡ドットの上限とし(レベルNo.4,8,10,
15参照)、例外的に7ドット、すなわちドットマトリク
スの78%を上限としている(レベルNo.21)。そして、
ドットの打込みはドットマトリクスの角スミから開始
し、周辺から中心に反時計回りに打込み数が増大するよ
うにしている。
ドットパターンの決定法は、まずイエロー,マゼン
タ,シアンの色インクについては各色毎に、原則的に淡
インク0〜5ドット、濃インク0〜9ドットの組合せで
得らるすべてのパッチを出力し、その明度を測定する。
そして、この明度が画像データと直線関係でできるだけ
等間隔で、なおかつ、濃度が高くなるにつれ、淡インク
の使用量が減るようなパッチの組合せを抽出する。すな
わち、入力装置により読み取られた原稿の明度と画像デ
ータは直線関係であることを前提としているので、その
画像データとプリントの階調を直線関係にすることによ
って原稿に忠実なプリントが得られると共に、最高濃度
では濃インクのみを使い、中濃度から最高濃度に移るに
したがい、淡インクの使用量をできるだけ減らすという
条件を付加し、インクの打込み量を減らすことによって
記録紙のインク吸収限度を越えてあふれることのないよ
うにしている。そして、0〜27階調のドットパターンと
画像データを対応づける。
次にブラックインクについては、その淡インクは前述
の如く原則的に色インクの淡ドットを補う形で、すなわ
ち色インクの淡ドットとは重なりあわない位置に0〜4
ドット打つ。
濃インクは0〜9ドットで、その組合せによって出し
得るすべてのパッチを出力し、測定する。それ以降は色
インクと同様に画像データとパッチの明度とが直線関係
になるよう抽出、対応づけを行なう。
従って、原則的には淡インクにあっては色インクとブ
ラックインクが重ねて打たれることはないが、例外的に
重ねて打たれることがあり得る。この例外的措置が可能
な条件は、淡インクのドット数と濃インクのドット数と
の組合せで得られるパッチにおいて、濃インクのドット
数が前述の原則的上限値を越えている場合であり、例え
ば色インクにおけるレベルNo.22や24およびブラックイ
ンクにおけるレベルNo.21に示すように濃インクのドッ
ト打込み数を上限値として淡インクのドット打込み数を
全打込み可能数の80%まで増大する。このようにするこ
とによって、パッチの組合せが増え、画像データと直線
関係に対応づける際、その自由度が増え、直線関係で、
かつ画像データを等間隔にしやすくなる。
以上説明した実施例は、ドットマトリクス中のドット
数を制御するディジタル変調法について述べたが、これ
はアナログ変調法.ディジタル−アナログ変調法でも実
現できることはいうまでもない。また、本実施例はイン
クジェットプリンタを例に説明したが、インクドットを
用いるタイプのプリンタにはすべて適用可能である。
[発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、低
濃度域で色インクと黒インクとが重なり、色がにごるこ
とが防止でき、また同一箇所にドットを多く打込まない
ので、にじみも防ぐことができる。特に、肌のようなハ
イライト部では黒インクが全面に入るとくすんだ印象の
画像となり易いが、本発明によれば、あざやかで、また
濃淡インクを用いているためなめらかな画質が得られる
のである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明を実施するインクジェットプリンタの構
成例を示す斜視図、 第2図は画像処理装置の構成を示すブロック図、 第3図はドット展開部を詳細に示すブロック図、 第4図はドットパターンとX,Yアドレスとの関係を説明
する図、 第5図(a)および(b)は3×3マトリクスを用いた
角スミ法による色インクと黒インクのドットの打ち方を
示す図、 第6図(a)および(b)は従来の濃淡インクの組合せ
ドットパターンを示す図、 第7図(a)および(b)は本発明による色インクと黒
インクの濃淡組合せドットパターンを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 晶美 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 杉浦 進 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−84071(JP,A) 特開 昭60−89165(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】イエロー,マゼンタ,シアンの色インクと
    ブラックとの4色のインクを用いるカラープリンタであ
    って、同一色について少なくとも2種類の濃度の異なる
    インクを用い、色インクについてはドットマトリクスの
    中心から周辺へ、ブラックインクは周辺から中心に向っ
    て打込み数を増大してカラー階調画像を形成するカラー
    階調記録方法において、イエロー,マゼンタ,シアンお
    よびブラックの淡インクについてはドットマトリクス内
    の打込み数の上限をマトリクス内の打込み可能数の80%
    としたことを特徴とするカラー階調記録方法。
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JP3610250B2 (ja) * 1998-11-05 2005-01-12 キヤノン株式会社 インクジェット記録装置及びその記録制御方法
JP2009241609A (ja) * 2009-07-27 2009-10-22 Seiko Epson Corp 印刷制御装置、印刷装置、および印刷制御方法

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