JP2642756B2 - 芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材 - Google Patents
芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材Info
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- JP2642756B2 JP2642756B2 JP2029879A JP2987990A JP2642756B2 JP 2642756 B2 JP2642756 B2 JP 2642756B2 JP 2029879 A JP2029879 A JP 2029879A JP 2987990 A JP2987990 A JP 2987990A JP 2642756 B2 JP2642756 B2 JP 2642756B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材、詳
しくは、農薬を用いずに芝草の病害を防除でき、しかも
芝草を緑色に永く保持できる、無害で自然環境を汚染し
ない土壌改良材に関するもので、本発明の土壌改良材
は、ゴルフ場等の広大な芝生の管理に特に有用である。
しくは、農薬を用いずに芝草の病害を防除でき、しかも
芝草を緑色に永く保持できる、無害で自然環境を汚染し
ない土壌改良材に関するもので、本発明の土壌改良材
は、ゴルフ場等の広大な芝生の管理に特に有用である。
ゴルフ場の日常的なメインテナンスに取り入れうる芝
草の病害防除手段としては、耕種的防除と農薬(殺菌
剤)による防除があるが、現在、殆どのゴルフ場では農
薬による防除が行われている。
草の病害防除手段としては、耕種的防除と農薬(殺菌
剤)による防除があるが、現在、殆どのゴルフ場では農
薬による防除が行われている。
ゴルフ場では、芝草が頻繁に刈り込まれ且つ靴で踏ま
れるために他の場所の芝草より病害が発生しやすく、し
かも芝生に美麗さが要求されることもあって、農薬を多
量に使いすぎる傾向にある。例えば、グリーンでは一般
に年間15〜22回も農薬が散布されており、そのため、農
薬による自然破壊や水質汚染が予想をはるかに超え、近
年、各地でゴルフ場建設反対及び環境保全を求める運動
が起きている。
れるために他の場所の芝草より病害が発生しやすく、し
かも芝生に美麗さが要求されることもあって、農薬を多
量に使いすぎる傾向にある。例えば、グリーンでは一般
に年間15〜22回も農薬が散布されており、そのため、農
薬による自然破壊や水質汚染が予想をはるかに超え、近
年、各地でゴルフ場建設反対及び環境保全を求める運動
が起きている。
また、都道府県からもゴルフ場に対して「ゴルフ場農
薬安全使用指導要領」が出され、農薬の使用指導が行わ
れ始めており、今後、農薬使用の規制が益々厳しくなる
ことが予測される。
薬安全使用指導要領」が出され、農薬の使用指導が行わ
れ始めており、今後、農薬使用の規制が益々厳しくなる
ことが予測される。
従って、本発明の目的は、農薬を用いずに芝草の病害
を防除でき、しかも芝草を緑色に永く保持できる、無害
で自然環境を汚染しない土壌改良材を提供することにあ
る。
を防除でき、しかも芝草を緑色に永く保持できる、無害
で自然環境を汚染しない土壌改良材を提供することにあ
る。
本発明者は、土壌病害の微生物防除に関する研究及び
肥料が微生物に及ぼす影響の研究を長年行ってきた結
果、トリコデルマ菌が芝草の主たる病原菌であるリゾク
トニアに対して高い拮抗性を示すこと、及び窒素肥料の
中には芝草の病原菌を減らすものがあることを知見し
た。
肥料が微生物に及ぼす影響の研究を長年行ってきた結
果、トリコデルマ菌が芝草の主たる病原菌であるリゾク
トニアに対して高い拮抗性を示すこと、及び窒素肥料の
中には芝草の病原菌を減らすものがあることを知見し
た。
更に、本発明者は、上記知見を基礎に、芝草の病害の
耕種的防除手段について種々検討した結果、芝草の活性
を高める有機肥料、無機肥料、カキ殻及びゼオライト
と、芝草に有害な病原菌であるリゾクトニア、ピシウ
ム、フザリウム等に対して拮抗性の農薬抵抗性トリコデ
ルマ菌とを組合わせることにより、前記目的を達成する
土壌改良材が得られることを知見した。
耕種的防除手段について種々検討した結果、芝草の活性
を高める有機肥料、無機肥料、カキ殻及びゼオライト
と、芝草に有害な病原菌であるリゾクトニア、ピシウ
ム、フザリウム等に対して拮抗性の農薬抵抗性トリコデ
ルマ菌とを組合わせることにより、前記目的を達成する
土壌改良材が得られることを知見した。
本発明は、上記知見に基づいてなされたもので、リゾ
クトニア菌に対して拮抗性の高いトリコデルマ菌をスク
リーニングし、次に、該トリコデルマ菌をエチルメタン
スルホネート溶液に懸濁し、培養してトリコデルマ菌の
変異株をスクリーニングし、次いで、該変異株からリゾ
クトニア菌に対して拮抗力を失っていない菌株を選抜し
た後、該菌株をサイバルスキーらの濃度勾配平板法に従
って、農薬抵抗性トリコデルマ菌をスクリーニングし、
該農薬抵抗性トリコデルマ菌を、基材に含有させたこと
を特徴とする芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材を提
供するものである。
クトニア菌に対して拮抗性の高いトリコデルマ菌をスク
リーニングし、次に、該トリコデルマ菌をエチルメタン
スルホネート溶液に懸濁し、培養してトリコデルマ菌の
変異株をスクリーニングし、次いで、該変異株からリゾ
クトニア菌に対して拮抗力を失っていない菌株を選抜し
た後、該菌株をサイバルスキーらの濃度勾配平板法に従
って、農薬抵抗性トリコデルマ菌をスクリーニングし、
該農薬抵抗性トリコデルマ菌を、基材に含有させたこと
を特徴とする芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材を提
供するものである。
以下、本発明の芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材
について詳述する。
について詳述する。
本発明に用いられる農薬抵抗性トリコデルマ菌は、例
えば、次のようにして得られる。
えば、次のようにして得られる。
まず、リゾクトニア菌に対して拮抗性の高いトリコデ
ルマ菌をスクリーニングし、次に、該トリコデルマ菌か
ら、真核微生物に対して高率に突然変異を誘発する物質
エチルメタンスルホネート(Ethylmethanesulfonate)
(EMS)を用いて微生物学実験法(微生物研究法懇談会
編、講談社発行、第293頁参照)に記載の方法に従って
トリコデルマ菌の変異株をスクリーニングする。次い
で、この変異株からリゾクトニア菌に対して拮抗力を失
っていない菌株を選抜し、芝生のブラウンパッチ(病原
菌:リゾクトニア)の防除で最も多く使用されている農
薬ダコニール及びチウラムに対する抵抗性変異株をサイ
バルスキー(Szybalski)の分離法〔V.Bryson and W.Sz
ybalski.,Science 116,45(1952)参照〕でスクリーニ
ングして農薬抵抗性変異株を得る。次いで、この農薬抵
抗性変異株のリゾクトニア菌に対する拮抗力を再びチェ
ックして、拮抗力の高い菌株を選抜し、本発明に用いら
れる農薬抵抗性トリコデルマ菌を得る。
ルマ菌をスクリーニングし、次に、該トリコデルマ菌か
ら、真核微生物に対して高率に突然変異を誘発する物質
エチルメタンスルホネート(Ethylmethanesulfonate)
(EMS)を用いて微生物学実験法(微生物研究法懇談会
編、講談社発行、第293頁参照)に記載の方法に従って
トリコデルマ菌の変異株をスクリーニングする。次い
で、この変異株からリゾクトニア菌に対して拮抗力を失
っていない菌株を選抜し、芝生のブラウンパッチ(病原
菌:リゾクトニア)の防除で最も多く使用されている農
薬ダコニール及びチウラムに対する抵抗性変異株をサイ
バルスキー(Szybalski)の分離法〔V.Bryson and W.Sz
ybalski.,Science 116,45(1952)参照〕でスクリーニ
ングして農薬抵抗性変異株を得る。次いで、この農薬抵
抗性変異株のリゾクトニア菌に対する拮抗力を再びチェ
ックして、拮抗力の高い菌株を選抜し、本発明に用いら
れる農薬抵抗性トリコデルマ菌を得る。
農薬抵抗性変異株の作成目的は、前記のようにゴルフ
場では過剰な農薬が散布されているため、農薬が散布さ
れても、本発明に用いる拮抗菌が死滅しないようにする
ためである。
場では過剰な農薬が散布されているため、農薬が散布さ
れても、本発明に用いる拮抗菌が死滅しないようにする
ためである。
上記農薬抵抗性トリコデルマ菌は、生菌類は勿論のこ
と、濃縮したもの、噴霧乾燥したもの、凍結乾燥したも
の、凍結融解したものなどであってもよい。また、上記
農薬抵抗性トリコデルマ菌の培養は、液体培養は勿論、
固体培養したものであってもよい。
と、濃縮したもの、噴霧乾燥したもの、凍結乾燥したも
の、凍結融解したものなどであってもよい。また、上記
農薬抵抗性トリコデルマ菌の培養は、液体培養は勿論、
固体培養したものであってもよい。
上記農薬抵抗性トリコデルマ菌の含有量は、基材100
重量部に対し、0.1重量部以上が好ましく、上限は特に
ないが、通常0.1〜0.5重量部とするとよい。
重量部に対し、0.1重量部以上が好ましく、上限は特に
ないが、通常0.1〜0.5重量部とするとよい。
本発明に用いられる基材としては、有機肥料、無機肥
料、及び芝草の活性を高める資材等が挙げられ、これら
を一種又は二種以上組合せて用いられる。
料、及び芝草の活性を高める資材等が挙げられ、これら
を一種又は二種以上組合せて用いられる。
上記有機肥料及び上記無機肥料としては、窒素肥料、
りん酸肥料及びカリ肥料を組合せることが好ましい。
りん酸肥料及びカリ肥料を組合せることが好ましい。
上記窒素肥料としては、有機肥料のCDU、乾血及び無
機肥料の尿素が、土壌病原フザリウム菌を減らす効果を
有するため好ましく、これらの3者を混合すると相乗効
果によって芝草の生育が非常に良好になる。上記3者の
混合割合は、CDU6、乾血5、尿素4(重量比)が好まし
いが、特に制限されるものではない。
機肥料の尿素が、土壌病原フザリウム菌を減らす効果を
有するため好ましく、これらの3者を混合すると相乗効
果によって芝草の生育が非常に良好になる。上記3者の
混合割合は、CDU6、乾血5、尿素4(重量比)が好まし
いが、特に制限されるものではない。
上記窒素肥料の混合量は、窒素成分含量が、本発明の
土壌改良材中、4〜10重量%となる量であることが好ま
しい。
土壌改良材中、4〜10重量%となる量であることが好ま
しい。
また、上記りん酸肥料としては、後述の理由から過り
ん酸石灰が好ましいが、セルローズ及びヘミセルローズ
の分解菌を増殖するものであればよく、かかるりん酸肥
料としては、例えば、重過りん酸石灰、苦土過りん酸、
熔成りん酸、苦土重焼りんなどが挙げられる。また、り
ん酸一カリウム、りん酸二カリウムなどの塩類も用い得
る。ゴルフ場の芝草は頻繁に刈り込まれるので、刈り込
んだ後、芝草の残渣いわゆるサッチが残って芝草の病原
菌の住家となって、病気を引き起こす原因となってい
る。過りん酸石灰は、セルローズ及びヘミセルローズの
分解菌を増加させ、脱窒細菌を増加させないため、サッ
チの分解を速める効果を有する。
ん酸石灰が好ましいが、セルローズ及びヘミセルローズ
の分解菌を増殖するものであればよく、かかるりん酸肥
料としては、例えば、重過りん酸石灰、苦土過りん酸、
熔成りん酸、苦土重焼りんなどが挙げられる。また、り
ん酸一カリウム、りん酸二カリウムなどの塩類も用い得
る。ゴルフ場の芝草は頻繁に刈り込まれるので、刈り込
んだ後、芝草の残渣いわゆるサッチが残って芝草の病原
菌の住家となって、病気を引き起こす原因となってい
る。過りん酸石灰は、セルローズ及びヘミセルローズの
分解菌を増加させ、脱窒細菌を増加させないため、サッ
チの分解を速める効果を有する。
上記りん酸肥料の混合量は、りん酸の成分含量が、本
発明の土壌改良材中、2〜8重量%となる量であること
が好ましい。
発明の土壌改良材中、2〜8重量%となる量であること
が好ましい。
また、上記カリ肥料としては、一般農業用に施用され
ているカリ肥料、例えば、塩化カリ、硫酸カリ、硫酸カ
リ苦土、けい酸カリなどが挙げられる。
ているカリ肥料、例えば、塩化カリ、硫酸カリ、硫酸カ
リ苦土、けい酸カリなどが挙げられる。
上記カリ肥料の混合量は、カリの成分含量が、本発明
の土壌改良材中、1〜5重量%となる量であることが好
ましい。
の土壌改良材中、1〜5重量%となる量であることが好
ましい。
また、上記の芝草の活性を高める資材としては、保肥
力を高め、土壌物理性を改善する塩基置換容量の高いゼ
オライトや、発根促進効果を有するカキ殻が好ましい。
この他に、塩基置換容量の高いものとしては、例えば、
腐植酸、パーライト、バーミキュライトなどが挙げら
れ、また、発根促進効果を有するものとしてはカキ殻の
他、貝やサンゴの化石類などが挙げられ、これらを用い
てもよい。
力を高め、土壌物理性を改善する塩基置換容量の高いゼ
オライトや、発根促進効果を有するカキ殻が好ましい。
この他に、塩基置換容量の高いものとしては、例えば、
腐植酸、パーライト、バーミキュライトなどが挙げら
れ、また、発根促進効果を有するものとしてはカキ殻の
他、貝やサンゴの化石類などが挙げられ、これらを用い
てもよい。
上記芝草の活性を高める資材の混合量は、本発明の土
壌改良材中、25〜35重量%であることが好ましい。
壌改良材中、25〜35重量%であることが好ましい。
本発明の土壌改良材は、前記基材に、前記農薬抵抗性
トリコデルマ菌を、例えば混合吸着させることにより得
られる。
トリコデルマ菌を、例えば混合吸着させることにより得
られる。
本発明の土壌改良材は、通常の芝草用の農薬や肥料と
同様にして用いることができ、その使用量は、芝草の種
類等によっても異なるが、通常、芝生1m2当たり50〜200
g程度とすればよい。
同様にして用いることができ、その使用量は、芝草の種
類等によっても異なるが、通常、芝生1m2当たり50〜200
g程度とすればよい。
次に、下記実施例に基づいて本発明を説明するが、本
発明はこれらの実施例によって何等制限されるものでは
ない。
発明はこれらの実施例によって何等制限されるものでは
ない。
実施例1 大型試験管に0.2Mりん酸緩衝液(pH8.0)9.2mlを取
り、これに4.0%ブドウ糖溶液0.5ml及びエチルメタンス
ルホネート(EMS)原液0.3mlを加え、EMS溶液を得る。
り、これに4.0%ブドウ糖溶液0.5ml及びエチルメタンス
ルホネート(EMS)原液0.3mlを加え、EMS溶液を得る。
一方、あらかじめシャーレ内のジャガイモ煎汁培地で
28℃で4日間培養した、リゾクトニア菌に対して拮抗力
のあるトリコデルマ菌に、シャーレ1枚当たり前記EMS
溶液を10ml流し込み、毛筆で胞子を落として胞子懸濁液
を作る。この胞子懸濁液を25mlの三角フラスコに移し、
ゆるやかに振盪しながら30℃に保つ。1、2、4、6及
び8時間後胞子懸濁液を0.2mlとり、これを6%次亜硫
酸ナトリウム液98mlに加え、10分間放置して、その1ml
をシャーレに流し込んだ後に、栄養培地を流し込む。又
は、あらかじめシャーレに流し込んだ栄養培地上に上記
胞子懸濁液を1ml加えてガラス棒で広げる。28℃で培養
3〜4日目に平板上に生じた変異株のコロニーを試験管
内の斜面培地に移植して、トリコデルマ菌の変異株を得
る。
28℃で4日間培養した、リゾクトニア菌に対して拮抗力
のあるトリコデルマ菌に、シャーレ1枚当たり前記EMS
溶液を10ml流し込み、毛筆で胞子を落として胞子懸濁液
を作る。この胞子懸濁液を25mlの三角フラスコに移し、
ゆるやかに振盪しながら30℃に保つ。1、2、4、6及
び8時間後胞子懸濁液を0.2mlとり、これを6%次亜硫
酸ナトリウム液98mlに加え、10分間放置して、その1ml
をシャーレに流し込んだ後に、栄養培地を流し込む。又
は、あらかじめシャーレに流し込んだ栄養培地上に上記
胞子懸濁液を1ml加えてガラス棒で広げる。28℃で培養
3〜4日目に平板上に生じた変異株のコロニーを試験管
内の斜面培地に移植して、トリコデルマ菌の変異株を得
る。
実施例2 農薬抵抗性変異株のスクリーニングを、サイバルスキ
ー(Szybalski)らの濃度勾配平板法〔V.Bryson and W.
Szybalski.,Science 116,45(1952)参照〕に従って行
った。
ー(Szybalski)らの濃度勾配平板法〔V.Bryson and W.
Szybalski.,Science 116,45(1952)参照〕に従って行
った。
即ち、ペトリ皿に20mlの栄養培地寒天を流し、ペトリ
皿の底の一端がちょうどかくれる程度に傾けて固め、次
いで、ペトリ皿を水平に置き、適当な農薬を加えた栄養
寒天20mlに、実施例1で得られた変異株のトリコデルマ
の胞子を107〜108個添加して固める。
皿の底の一端がちょうどかくれる程度に傾けて固め、次
いで、ペトリ皿を水平に置き、適当な農薬を加えた栄養
寒天20mlに、実施例1で得られた変異株のトリコデルマ
の胞子を107〜108個添加して固める。
この方法でスクリーニングすると、高濃度域に生えて
くるコローニは農薬抵抗性を有する。
くるコローニは農薬抵抗性を有する。
上記の方法により、まず250倍のダコニールに対して
抵抗性を有する変異株を得て、その変異株から更にチウ
ニム(500倍)に対して抵抗性を有する変異株をスクリ
ーニングし、農薬抵抗性変異株を得た。尚、上記の方法
によれば、上記農薬に限らず種々の農薬に対して抵抗性
を有する変異株を得ることができる。
抵抗性を有する変異株を得て、その変異株から更にチウ
ニム(500倍)に対して抵抗性を有する変異株をスクリ
ーニングし、農薬抵抗性変異株を得た。尚、上記の方法
によれば、上記農薬に限らず種々の農薬に対して抵抗性
を有する変異株を得ることができる。
実施例3 ペトリ皿に流し込んだジャガイモ煎汁寒天培地の片側
に芝草の病原菌であるリゾクトニア菌を植え付け、28℃
で2日間培養してから、もう一方の側に実施例1及び2
の方法でスクリーニングしたトリコデルマ菌の農薬抵抗
性変異株を植え付けた。これを28℃で3日間培養した
後、リゾクトニア菌の菌糸が、農薬抵抗性トリコデルマ
菌により破壊される様子を顕微鏡で確認した。
に芝草の病原菌であるリゾクトニア菌を植え付け、28℃
で2日間培養してから、もう一方の側に実施例1及び2
の方法でスクリーニングしたトリコデルマ菌の農薬抵抗
性変異株を植え付けた。これを28℃で3日間培養した
後、リゾクトニア菌の菌糸が、農薬抵抗性トリコデルマ
菌により破壊される様子を顕微鏡で確認した。
実施例4 コメヌカ1とイソライト4を良く混合した後、こ
れに水を2加えて撹拌し、800ml容量のエノキ栽培瓶
に約500mlを詰めて、1.5気圧で30分間殺菌し、次いで実
施例1及び2でスクリーニングしたトリコデルマ菌の農
薬抵抗性変異株を接種し、28℃で培養して、農薬抵抗性
トリコデルマ菌を得た。
れに水を2加えて撹拌し、800ml容量のエノキ栽培瓶
に約500mlを詰めて、1.5気圧で30分間殺菌し、次いで実
施例1及び2でスクリーニングしたトリコデルマ菌の農
薬抵抗性変異株を接種し、28℃で培養して、農薬抵抗性
トリコデルマ菌を得た。
実施例5 栄養液体培地を100mlずつ500ml容量の坂口フラスコに
分注、殺菌後、実施例1及び2でスクリーニングしたト
リコデルマ菌の農薬抵抗性変異株を接種し、28℃で振盪
培養を行った。4日後、培養物を120℃で6時間乾熱滅
菌した400mlのコメヌカに散布して、さらに28℃で2週
間培養して、農薬抵抗性トリコデルマ菌を得た。
分注、殺菌後、実施例1及び2でスクリーニングしたト
リコデルマ菌の農薬抵抗性変異株を接種し、28℃で振盪
培養を行った。4日後、培養物を120℃で6時間乾熱滅
菌した400mlのコメヌカに散布して、さらに28℃で2週
間培養して、農薬抵抗性トリコデルマ菌を得た。
実施例6 カキ殻20kg、ゼオライト20kg、過りん酸石灰7.8kg、C
DU3.6kg、乾血3.0kg、尿素2.4kg、硫加1.2kg及び実施例
4または実施例5で培養した農薬抵抗性トリコデルマ菌
2kgを混合機で良く混合して、N:P:Kが4:2:1になる本発
明の芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材を得た。
DU3.6kg、乾血3.0kg、尿素2.4kg、硫加1.2kg及び実施例
4または実施例5で培養した農薬抵抗性トリコデルマ菌
2kgを混合機で良く混合して、N:P:Kが4:2:1になる本発
明の芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材を得た。
実施例7 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土
壌改良材を用いて、芝草に対する緑色保持(肥効保持)
効果を調べた。
壌改良材を用いて、芝草に対する緑色保持(肥効保持)
効果を調べた。
緑色保持(肥効保持)効果のテストは、ゴルフ場のベ
ントのナセリーを借りて行い、対照肥料としては、ゴル
フ場で良く使用されているグリーンホスカ(10−10−1
0)、バーディターフ(8−12−10)を用いた。テスト
の規模は2m×5mの10m2の2区画である。
ントのナセリーを借りて行い、対照肥料としては、ゴル
フ場で良く使用されているグリーンホスカ(10−10−1
0)、バーディターフ(8−12−10)を用いた。テスト
の規模は2m×5mの10m2の2区画である。
使用量は、本発明の土壌改良材は80g/m2(窒素成分3.
2g/m2)、グリーンホスカは30g/m2(窒素成分3.2g/
m2)、バーディターフは40g/m2(窒素成分3.2g/m2)
で、窒素成分をほぼ同量とした。
2g/m2)、グリーンホスカは30g/m2(窒素成分3.2g/
m2)、バーディターフは40g/m2(窒素成分3.2g/m2)
で、窒素成分をほぼ同量とした。
緑色保持(肥効保持)効果は、使用後40日目に、生育
度、芽数、地上部生体重、乾重及び根部生体重、乾重等
を調べて判定した。その結果を下記第1表に示す。
度、芽数、地上部生体重、乾重及び根部生体重、乾重等
を調べて判定した。その結果を下記第1表に示す。
第1表に示す結果から、本発明の土壌改良材を用いた
場合は、無施用区はもとより、ゴルフ場でよく使用され
ている肥料を用いた場合よりも、芽数、地上部及び根部
で格段に優れた緑色保持(肥効保持)効果を有すること
が判る。
場合は、無施用区はもとより、ゴルフ場でよく使用され
ている肥料を用いた場合よりも、芽数、地上部及び根部
で格段に優れた緑色保持(肥効保持)効果を有すること
が判る。
尚、葉色及び生育度の優劣は、本発明の土壌改良材>
バーディターフ>グリーンホスカ>無施用区の順であっ
た。
バーディターフ>グリーンホスカ>無施用区の順であっ
た。
実施例8 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土
壌改良材を用いてコーライ芝に対する緑色保持(肥効保
持)効果を調べた。対照肥料としては、ゴルフ場のグリ
ーンで使用されているバイオファーティ(5−5−2)
を用いた。テストの規模は2m×2.5mの5m2の2区画であ
る。
壌改良材を用いてコーライ芝に対する緑色保持(肥効保
持)効果を調べた。対照肥料としては、ゴルフ場のグリ
ーンで使用されているバイオファーティ(5−5−2)
を用いた。テストの規模は2m×2.5mの5m2の2区画であ
る。
使用量は、本発明の土壌改良材は100g/m2、バイオフ
ァーティは80g/m2で、窒素成分を4g/m2の同量とした。
緑色保持(肥効保持)効果は、使用後1ケ月及び2ケ月
後に、緑色が残っている芽数とその地上部生体重及び乾
重を調べて判定した。その結果を下記第2表に示す。
ァーティは80g/m2で、窒素成分を4g/m2の同量とした。
緑色保持(肥効保持)効果は、使用後1ケ月及び2ケ月
後に、緑色が残っている芽数とその地上部生体重及び乾
重を調べて判定した。その結果を下記第2表に示す。
尚、テストは、コーライ芝が枯れる時期に行った。
第2表に示す結果から、本発明の土壌改良材を用いた
場合は、対照肥料を用いた場合よりも緑色の芽数、生体
重及び乾重等が格段に優れていることが判る。
場合は、対照肥料を用いた場合よりも緑色の芽数、生体
重及び乾重等が格段に優れていることが判る。
尚、本発明の土壌改良材を使用すると、コーライ芝は
真冬でも緑色に保つことができる。
真冬でも緑色に保つことができる。
実施例9 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土
壌改良材を用いて、芝生のラージパッチ及びブラウンパ
ッチに対する病害防除効果テストを次のようにして行っ
た。
壌改良材を用いて、芝生のラージパッチ及びブラウンパ
ッチに対する病害防除効果テストを次のようにして行っ
た。
即ち、イソライト4、コメヌカ1及び水2を混
合して直径6cm、深さ12.5cmのマヨネーズ瓶に100ml詰め
て殺菌後、これに芝生のラージパッチ及びブラウンパッ
チの病原菌を植え付けて、28℃で3週間培養した。その
後、直径5cmのカップでコーライ芝を切り抜いて、マヨ
ネーズ瓶中の病原菌をかきまぜて、その上に上記コーラ
イ芝を置いた。25℃の人工気象に置き、15日後、発病面
積率及び発病指数を調べた。
合して直径6cm、深さ12.5cmのマヨネーズ瓶に100ml詰め
て殺菌後、これに芝生のラージパッチ及びブラウンパッ
チの病原菌を植え付けて、28℃で3週間培養した。その
後、直径5cmのカップでコーライ芝を切り抜いて、マヨ
ネーズ瓶中の病原菌をかきまぜて、その上に上記コーラ
イ芝を置いた。25℃の人工気象に置き、15日後、発病面
積率及び発病指数を調べた。
病害防除効果テストの対照農薬としては、キャプタ
ン、ベンレート及びモンカットを用いた。使用量は、本
発明の土壌改良材は100g/m2、キャプタンは500倍//m
2、ベンレートは2000倍//m2及びモンカットは1000倍
//m2とした。尚、上記テストでは各供試材料につい
て3回反復して行った。
ン、ベンレート及びモンカットを用いた。使用量は、本
発明の土壌改良材は100g/m2、キャプタンは500倍//m
2、ベンレートは2000倍//m2及びモンカットは1000倍
//m2とした。尚、上記テストでは各供試材料につい
て3回反復して行った。
また、発病指数は、下記の式によって計算した。
1=発病極めて軽い 発病面積10%以下 2=発病やや軽い 発病面積11〜30% 3=発病中 発病面積31〜50% 4=発病やや甚 発病面積51〜80% 5=発病甚 発病面積81%以上 上記テストの結果を下記第3表に示す。
第3表に示す結果から、本発明の土壌改良材を用いた
場合は、芝生のラージパッチ及びブラウンパッチの発病
面積率、発病指数共に農薬使用よりも、格段低下してお
り、本発明の土壌改良材は、農薬よりも芝生の病気を防
除する効果が高いことが判る。
場合は、芝生のラージパッチ及びブラウンパッチの発病
面積率、発病指数共に農薬使用よりも、格段低下してお
り、本発明の土壌改良材は、農薬よりも芝生の病気を防
除する効果が高いことが判る。
実施例10 実施例6で得た本発明の芝草病害防除及び緑色保持土
壌改良材を用いて、芝生のラージパッチに対する病害防
除効果テストを行った。
壌改良材を用いて、芝生のラージパッチに対する病害防
除効果テストを行った。
芝生のラージパッチの病害防除効果テストは、ゴルフ
場のベントのナセリーを借りて行った。対照農薬として
は、キャプタン及びベンレートを用いた。テストの規模
は2m×10mの20m2の2区画である。
場のベントのナセリーを借りて行った。対照農薬として
は、キャプタン及びベンレートを用いた。テストの規模
は2m×10mの20m2の2区画である。
使用量は、本発明の土壌改良材は100g/m2、キャプタ
ンは500倍//m2、ベンレートは2000倍//m2とし
た。
ンは500倍//m2、ベンレートは2000倍//m2とし
た。
効果は、ラージパッチの発生個所数、その面積率、芽
数、地上部生体重及び乾重を調べて判定した。
数、地上部生体重及び乾重を調べて判定した。
下記第4表に示した数値は、使用後60日経過後に調査
して得られたものである。
して得られたものである。
第4表に示す結果から、本発明の土壌改良材を用いた
場合は、ラージパッチの発生個所数及びその面積率が、
農薬散布区よりも格段に低下しており、また芝生の芽
数、その生体重及び乾重も農薬散布区よりも優れている
ことが判る。
場合は、ラージパッチの発生個所数及びその面積率が、
農薬散布区よりも格段に低下しており、また芝生の芽
数、その生体重及び乾重も農薬散布区よりも優れている
ことが判る。
〔発明の効果〕 本発明の土壌改良材によれば、無害且つ自然環境を汚
染せずに芝草の病害を防除することができるため、例え
ば農薬の散布回数の減少又は無農薬でゴルフ場等の芝生
を管理することができ、また、芝草の活性を高め、芝草
の緑色を永く保持できるので、肥料の節減と作業の省力
化に役立つ等、種々の効果が奏される。
染せずに芝草の病害を防除することができるため、例え
ば農薬の散布回数の減少又は無農薬でゴルフ場等の芝生
を管理することができ、また、芝草の活性を高め、芝草
の緑色を永く保持できるので、肥料の節減と作業の省力
化に役立つ等、種々の効果が奏される。
Claims (2)
- 【請求項1】リゾクトニア菌に対して拮抗性の高いトリ
コデルマ菌をスクリーニングし、次に、該トリコデルマ
菌をエチルメタンスルホネート溶液に懸濁し、培養して
トリコデルマ菌の変異株をスクリーニングし、次いで、
該変異株からリゾクトニア菌に対して拮抗力を失ってい
ない菌株を選抜した後、該菌株をサイバルスキーらの濃
度勾配平板法に従って、農薬抵抗性トリコデルマ菌をス
クリーニングし、該農薬抵抗性トリコデルマ菌を、基材
に含有させたことを特徴とする芝草病害防除及び緑色保
持土壌改良材。 - 【請求項2】基材が、有機肥料、無機肥料、及び芝草の
活性を高める資材からなる群から一種又は二種以上選択
される、請求項(1)記載の芝草病害防除及び緑色保持
土壌改良材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2029879A JP2642756B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2029879A JP2642756B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03236304A JPH03236304A (ja) | 1991-10-22 |
JP2642756B2 true JP2642756B2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=12288267
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2029879A Expired - Lifetime JP2642756B2 (ja) | 1990-02-09 | 1990-02-09 | 芝草病害防除及び緑色保持土壌改良材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2642756B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101017576B1 (ko) | 2010-06-15 | 2011-02-28 | (주)남도농산 | 토양미생물 군이 함유된 유기질비료 및 그 제조방법 |
CN103130582A (zh) * | 2013-03-21 | 2013-06-05 | 河北省农林科学院农业资源环境研究所 | 一种抗盐碱杀死地下害虫的苜蓿专用肥 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4992415B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2012-08-08 | 住友化学株式会社 | 芝地におけるサッチ層の堆積抑制方法 |
CN103787793B (zh) * | 2014-02-10 | 2016-04-20 | 镇江贝思特有机活性肥料有限公司 | 一种防治韭蛆和韭菜黄化的有机无机专用药肥 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56161312A (en) * | 1980-05-14 | 1981-12-11 | Toyota Hiryo Kk | Preparative method of activator of microorganism in turf soil |
JP2714681B2 (ja) * | 1989-02-10 | 1998-02-16 | 昭和電工株式会社 | 土壌病害の防除剤および土壌病害の防止方法 |
-
1990
- 1990-02-09 JP JP2029879A patent/JP2642756B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101017576B1 (ko) | 2010-06-15 | 2011-02-28 | (주)남도농산 | 토양미생물 군이 함유된 유기질비료 및 그 제조방법 |
CN103130582A (zh) * | 2013-03-21 | 2013-06-05 | 河北省农林科学院农业资源环境研究所 | 一种抗盐碱杀死地下害虫的苜蓿专用肥 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03236304A (ja) | 1991-10-22 |
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