JP2538273Y2 - 食器洗浄機のラック送り出し機構 - Google Patents
食器洗浄機のラック送り出し機構Info
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- JP2538273Y2 JP2538273Y2 JP1989087301U JP8730189U JP2538273Y2 JP 2538273 Y2 JP2538273 Y2 JP 2538273Y2 JP 1989087301 U JP1989087301 U JP 1989087301U JP 8730189 U JP8730189 U JP 8730189U JP 2538273 Y2 JP2538273 Y2 JP 2538273Y2
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- dishwasher
- washing tank
- washing
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Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、食器洗浄機のラック送り出し機構に関す
るものであって、更に詳しくは、食器洗浄機と、ラック
搬出装置とを備え、このラック搬出装置を食器洗浄機の
ラック搬入方向と交差する位置に配設した食器洗浄装置
において、食器洗浄機からラック搬出装置へのラック送
り出しを自動的に行ない得る機構に関するものである。
るものであって、更に詳しくは、食器洗浄機と、ラック
搬出装置とを備え、このラック搬出装置を食器洗浄機の
ラック搬入方向と交差する位置に配設した食器洗浄装置
において、食器洗浄機からラック搬出装置へのラック送
り出しを自動的に行ない得る機構に関するものである。
従来技術 飲食に供された後の多量の皿、茶碗、コップ等の食器
群を自動的に洗浄する食器洗浄機が、主として喫茶店や
レストラン等の厨房に設置され、業務上好適に使用され
ている。この食器洗浄機の基本構造を一例として述べれ
ば、洗浄液体の噴射反力により水平回転するノズルを上
下に備えた洗浄槽と、この洗浄槽を覆って内部に洗浄室
を画成する箱状ケーシングと、洗浄液体を前記ノズルに
圧力供給するポンプとからなり、前記洗浄室に被洗浄食
器を収容したラックを収納し得るようになっている。ラ
ックを洗浄室に収納し、また洗浄終了後のラックを洗浄
室から取出すための構造として、前記ケーシングの前
部に開閉扉を設けたドア式と、該洗浄室を上方からケ
ーシングにより被蓋し、このケーシングを昇降させるこ
とにより洗浄槽上部へのラックの挿入・取出しを可能と
した昇降開閉式とがある。
群を自動的に洗浄する食器洗浄機が、主として喫茶店や
レストラン等の厨房に設置され、業務上好適に使用され
ている。この食器洗浄機の基本構造を一例として述べれ
ば、洗浄液体の噴射反力により水平回転するノズルを上
下に備えた洗浄槽と、この洗浄槽を覆って内部に洗浄室
を画成する箱状ケーシングと、洗浄液体を前記ノズルに
圧力供給するポンプとからなり、前記洗浄室に被洗浄食
器を収容したラックを収納し得るようになっている。ラ
ックを洗浄室に収納し、また洗浄終了後のラックを洗浄
室から取出すための構造として、前記ケーシングの前
部に開閉扉を設けたドア式と、該洗浄室を上方からケ
ーシングにより被蓋し、このケーシングを昇降させるこ
とにより洗浄槽上部へのラックの挿入・取出しを可能と
した昇降開閉式とがある。
何れのタイプでも、洗浄に際しては、要洗浄食器を収
容したラックを洗浄室に搬入した後、上下の回転ノズル
から高温の洗浄液をラック中の食器に噴射して所要時間
の本洗いを行ない、次いで同ノズルから熱湯を該食器に
噴射して所要時間のすすぎ洗いを行なって食器洗浄を完
了する。
容したラックを洗浄室に搬入した後、上下の回転ノズル
から高温の洗浄液をラック中の食器に噴射して所要時間
の本洗いを行ない、次いで同ノズルから熱湯を該食器に
噴射して所要時間のすすぎ洗いを行なって食器洗浄を完
了する。
ところで、従来の食器洗浄機では、洗浄すべき食器を
収容したラックを機内に搬入する作業および洗浄後のラ
ックを機外に搬出する作業には、何れも人手を要してい
る。通常の喫茶店やレストラン等の規模では、食器洗浄
量もさほど多くないのでこれでも差支えないが、大宴会
場を有するホテルや大規模のドライブイン等における厨
房では、これが無視し得ない問題となっている。
収容したラックを機内に搬入する作業および洗浄後のラ
ックを機外に搬出する作業には、何れも人手を要してい
る。通常の喫茶店やレストラン等の規模では、食器洗浄
量もさほど多くないのでこれでも差支えないが、大宴会
場を有するホテルや大規模のドライブイン等における厨
房では、これが無視し得ない問題となっている。
すなわち、前述の大規模飲食設備において、一度に大
量の要洗浄食器が生じた場合に、1人の作業者でラック
の搬入・搬出に対処するのは、作業量・作業時間の点で
過重労働を強いることとなり、また洗浄機の稼働率も低
下する欠点がある。そこでこのような場合、ラックの搬
入作業と搬出作業とを2人の作業者で分担し合うのが一
般的であるが、このときは人件費が嵩む欠点が指摘され
る。
量の要洗浄食器が生じた場合に、1人の作業者でラック
の搬入・搬出に対処するのは、作業量・作業時間の点で
過重労働を強いることとなり、また洗浄機の稼働率も低
下する欠点がある。そこでこのような場合、ラックの搬
入作業と搬出作業とを2人の作業者で分担し合うのが一
般的であるが、このときは人件費が嵩む欠点が指摘され
る。
そこで、大規模飲食設備向けの洗浄機として、例えば
実開昭62−7970号公報に開示される如く、無端の搬送ベ
ルトに要洗浄食器を載置し、該ベルトの上下に設けたシ
ャワー管により、ベルトの運行に伴い前記食器を洗浄す
る連続洗浄装置が提案されている。
実開昭62−7970号公報に開示される如く、無端の搬送ベ
ルトに要洗浄食器を載置し、該ベルトの上下に設けたシ
ャワー管により、ベルトの運行に伴い前記食器を洗浄す
る連続洗浄装置が提案されている。
考案が解決しようとする課題 前述のベルト式洗浄装置では、確かに大量の食器を洗
浄することはできるが、その洗浄時間は食器がシャワー
帯域を通過している間に限られるので、洗浄およびすす
ぎ共に充分でない難点がある。また、充分な洗浄および
すすぎを得るには、食器搬送ベルトの運行速度を低速に
するか、シャワー帯域を長く設定すればよいが、前者は
必然的に洗浄時間が長くなって洗浄効率が低下し、後者
は厨房内に長いスペースを必要とする難点が指摘され
る。
浄することはできるが、その洗浄時間は食器がシャワー
帯域を通過している間に限られるので、洗浄およびすす
ぎ共に充分でない難点がある。また、充分な洗浄および
すすぎを得るには、食器搬送ベルトの運行速度を低速に
するか、シャワー帯域を長く設定すればよいが、前者は
必然的に洗浄時間が長くなって洗浄効率が低下し、後者
は厨房内に長いスペースを必要とする難点が指摘され
る。
そこで、前記問題を解決するものとして、前述した
昇降開閉式の食器洗浄機の上流側にラック搬入装置を配
設すると共に、下流側にラック搬出装置を配設すること
が考えられる。また食器洗浄機の上流側にラック搬入テ
ーブルを配設すると共に、下流側にラック搬出装置を配
設し、洗浄機へのラック搬入のみを人手により行なうこ
とも考えられる。このように構成することにより、一度
に大量の要洗浄食器が生じた場合に、該食器を効率的に
洗浄することができる。
昇降開閉式の食器洗浄機の上流側にラック搬入装置を配
設すると共に、下流側にラック搬出装置を配設すること
が考えられる。また食器洗浄機の上流側にラック搬入テ
ーブルを配設すると共に、下流側にラック搬出装置を配
設し、洗浄機へのラック搬入のみを人手により行なうこ
とも考えられる。このように構成することにより、一度
に大量の要洗浄食器が生じた場合に、該食器を効率的に
洗浄することができる。
しかし、前記ラック搬入装置またはラック搬入テーブ
ル、食器洗浄機およびラック搬出装置を直列に配設した
場合、食器の洗浄およびすすぎは充分になし得るが、装
置全体が長尺になり、限られた挟い厨房内に大きなスペ
ースを必要とする欠点が依然として存在する。しかも、
他の厨房器機との関係で、各ユニットを直列に配設する
のが困難な場合が往々にしてある。
ル、食器洗浄機およびラック搬出装置を直列に配設した
場合、食器の洗浄およびすすぎは充分になし得るが、装
置全体が長尺になり、限られた挟い厨房内に大きなスペ
ースを必要とする欠点が依然として存在する。しかも、
他の厨房器機との関係で、各ユニットを直列に配設する
のが困難な場合が往々にしてある。
そこで、限られた厨房内に前述した構成に係る食器洗
浄装置を配置する場合は、ラック搬入装置またはラック
搬入テーブル、食器洗浄機およびラック搬出装置を、右
曲りまたは左曲りの如く「鍵形」に配列し、当該食器洗
浄装置を厨房のコーナー部に沿って設置することが推奨
される。このように配設すれば、厨房内に充分のスペー
スが確保されなくとも、該スペースの有効活用が図られ
る。
浄装置を配置する場合は、ラック搬入装置またはラック
搬入テーブル、食器洗浄機およびラック搬出装置を、右
曲りまたは左曲りの如く「鍵形」に配列し、当該食器洗
浄装置を厨房のコーナー部に沿って設置することが推奨
される。このように配設すれば、厨房内に充分のスペー
スが確保されなくとも、該スペースの有効活用が図られ
る。
ところで、このような鍵形配置とした場合に、昇降開
閉式の食器洗浄機では、洗浄室を上方からケーシングに
より被蓋して密閉するため、ラックを搬入する装置およ
び搬出する装置は、何れもケーシングの昇降に支障を来
さない位置に設置する必要がある。従って、洗浄後のラ
ックは食器洗浄機における洗浄位置から外方に送り出さ
ない限り、前記ラック搬出装置による自動搬出は達成さ
れない。このため前記鍵形配置に係る食器洗浄装置で
は、食器洗浄機からラックを如何にしてラック搬出装置
の所定位置に向けて送り出すか、が解決すべき課題とな
る。
閉式の食器洗浄機では、洗浄室を上方からケーシングに
より被蓋して密閉するため、ラックを搬入する装置およ
び搬出する装置は、何れもケーシングの昇降に支障を来
さない位置に設置する必要がある。従って、洗浄後のラ
ックは食器洗浄機における洗浄位置から外方に送り出さ
ない限り、前記ラック搬出装置による自動搬出は達成さ
れない。このため前記鍵形配置に係る食器洗浄装置で
は、食器洗浄機からラックを如何にしてラック搬出装置
の所定位置に向けて送り出すか、が解決すべき課題とな
る。
考案の目的 この考案は、前述したラック搬出装置を、食器洗浄機
におけるラック搬入方向と交差する位置に配置した食器
洗浄装置に固有の前記課題に鑑み、これを好適に解決す
るべく提案されたものであって、食器洗浄機の内部に位
置している洗浄後のラックを、ラック搬出装置に向けて
自動的に送り出し得る好適な手段を提供することを目的
とする。
におけるラック搬入方向と交差する位置に配置した食器
洗浄装置に固有の前記課題に鑑み、これを好適に解決す
るべく提案されたものであって、食器洗浄機の内部に位
置している洗浄後のラックを、ラック搬出装置に向けて
自動的に送り出し得る好適な手段を提供することを目的
とする。
課題を解決するための手段 前述した課題を克服し、所期の目的を好適に達成する
ため、本考案に係る食器洗浄機のラック送り出し機構
は、ケーシングを昇降させて洗浄槽へのラックの搬入お
よび搬出を許容する食器洗浄機と、該食器洗浄機のラッ
ク搬入路に対し交差する位置関係で食器洗浄機に隣接配
置され、該食器洗浄機からのラックの引き出しを行なう
ラック搬出装置とからなる食器洗浄装置において、 前記食器洗浄機の洗浄槽におけるラック搬出側に対向
する側の角部に配設され、その出力軸を上方に指向させ
たモータと、 この出力軸に一方の端部が固定されて、常には前記洗
浄槽におけるラック搬出側と対向する側面に平行に位置
して前記ケーシングの昇降との干渉を回避的に待機し、
前記モータの駆動時には洗浄槽の上方で所要角度だけ水
平に揺動して、他方の開放端部を該洗浄槽の略真上まで
到来させ得るアームとからなり、 前記アームの長さは、該アームを前記モータの駆動に
より水平に揺動させた際に、そのアーム開放端が前記洗
浄槽に位置しているラックを、前記ラック搬出装置によ
る前記引き出しの可能な位置まで押し出し可能な寸法に
設定されている ことを特徴とする。
ため、本考案に係る食器洗浄機のラック送り出し機構
は、ケーシングを昇降させて洗浄槽へのラックの搬入お
よび搬出を許容する食器洗浄機と、該食器洗浄機のラッ
ク搬入路に対し交差する位置関係で食器洗浄機に隣接配
置され、該食器洗浄機からのラックの引き出しを行なう
ラック搬出装置とからなる食器洗浄装置において、 前記食器洗浄機の洗浄槽におけるラック搬出側に対向
する側の角部に配設され、その出力軸を上方に指向させ
たモータと、 この出力軸に一方の端部が固定されて、常には前記洗
浄槽におけるラック搬出側と対向する側面に平行に位置
して前記ケーシングの昇降との干渉を回避的に待機し、
前記モータの駆動時には洗浄槽の上方で所要角度だけ水
平に揺動して、他方の開放端部を該洗浄槽の略真上まで
到来させ得るアームとからなり、 前記アームの長さは、該アームを前記モータの駆動に
より水平に揺動させた際に、そのアーム開放端が前記洗
浄槽に位置しているラックを、前記ラック搬出装置によ
る前記引き出しの可能な位置まで押し出し可能な寸法に
設定されている ことを特徴とする。
実施例 次に、本考案に係る食器洗浄機のラック送り出し機構
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら説明する。第1図は、実施例に係るラック送り出し機
構を採用した食器洗浄機を中心として、後述するラック
搬入装置、ラック搬出装置(リフター装置)およびワゴ
ンの各ユニットを鍵形に配設した全体構成を示す概略斜
視図である。なお、実施例では左曲り(ラックの流れ方
向において)の鍵形のユニット配列を示すが、ラック送
り出し機構の配置を変更するだけで右曲りの鍵形のユニ
ット配列にすることができる。また実施例では、食器洗
浄機へのラックの搬入および搬出を、何れも自動で行な
う構成の食器洗浄装置にラック送り出し機構を採用した
場合につき説明するが、本願はこれに限定されるもので
はない。例えば、食器洗浄機の上流側にラック搬入テー
ブルを配設すると共に、下流側にラック搬出装置を配設
し、ラックの搬入を人手により行なう構成の食器洗浄機
にも好適に採用可能である。
につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しなが
ら説明する。第1図は、実施例に係るラック送り出し機
構を採用した食器洗浄機を中心として、後述するラック
搬入装置、ラック搬出装置(リフター装置)およびワゴ
ンの各ユニットを鍵形に配設した全体構成を示す概略斜
視図である。なお、実施例では左曲り(ラックの流れ方
向において)の鍵形のユニット配列を示すが、ラック送
り出し機構の配置を変更するだけで右曲りの鍵形のユニ
ット配列にすることができる。また実施例では、食器洗
浄機へのラックの搬入および搬出を、何れも自動で行な
う構成の食器洗浄装置にラック送り出し機構を採用した
場合につき説明するが、本願はこれに限定されるもので
はない。例えば、食器洗浄機の上流側にラック搬入テー
ブルを配設すると共に、下流側にラック搬出装置を配設
し、ラックの搬入を人手により行なう構成の食器洗浄機
にも好適に採用可能である。
(ラック搬入装置について) 後述する食器洗浄機10の前面側には、第1図に示す如
く、食器洗浄機10における洗浄槽11の所定位置まで、ラ
ック14を搬入するラック搬入装置24が配置されている。
このラック搬入装置24を構成する基台25は、ラック載置
部のレベルを前記洗浄槽11の上面レベルと一致させて設
置されている。この基台25の上面には、該基台25に配設
した駆動機構29を介して長手方向に往復移動可能なプッ
シャー32が取付けられ、該プッシャー32によりラック14
は食器洗浄機10の洗浄位置まで搬入される(第3図
(a)参照)。
く、食器洗浄機10における洗浄槽11の所定位置まで、ラ
ック14を搬入するラック搬入装置24が配置されている。
このラック搬入装置24を構成する基台25は、ラック載置
部のレベルを前記洗浄槽11の上面レベルと一致させて設
置されている。この基台25の上面には、該基台25に配設
した駆動機構29を介して長手方向に往復移動可能なプッ
シャー32が取付けられ、該プッシャー32によりラック14
は食器洗浄機10の洗浄位置まで搬入される(第3図
(a)参照)。
(食器洗浄機について) 第1図に示す食器洗浄機10は、上方に全面開放する矩
形状の洗浄槽11と、該洗浄槽11を上方から被蓋可能な昇
降自在な箱状ケーシング12とを基本的に備え、該ケーシ
ング12は洗浄槽11を被蓋した状態で、内部に洗浄室が画
成されるようになっている。この食器洗浄機の構造自体
は、業務用洗浄機として一般的なものであって、上下の
関係で水平に対向し合う回転ノズル15,15(下方のノズ
ル15のみ図示する)、洗浄液やすすぎ水を圧力噴射する
ポンプその他貯湯タンク等の諸部材(何れも図示せず)
が配設されている。なお、洗浄槽11には、使用に供され
て洗浄を要する食器13を収容したラック14が、下部ノズ
ル15の真上の定位置に載置可能になっている。
形状の洗浄槽11と、該洗浄槽11を上方から被蓋可能な昇
降自在な箱状ケーシング12とを基本的に備え、該ケーシ
ング12は洗浄槽11を被蓋した状態で、内部に洗浄室が画
成されるようになっている。この食器洗浄機の構造自体
は、業務用洗浄機として一般的なものであって、上下の
関係で水平に対向し合う回転ノズル15,15(下方のノズ
ル15のみ図示する)、洗浄液やすすぎ水を圧力噴射する
ポンプその他貯湯タンク等の諸部材(何れも図示せず)
が配設されている。なお、洗浄槽11には、使用に供され
て洗浄を要する食器13を収容したラック14が、下部ノズ
ル15の真上の定位置に載置可能になっている。
前記ケーシング12は、洗浄槽11の背面側に配設した一
対のガイドレール73,73に沿って昇降可能に配設されて
いる。また、洗浄槽11の背面側に昇降機構(図示せず)
が配設され、前記ケーシング12は該昇降機構を介してガ
イドレール73,73に沿って昇降移動され、前記洗浄槽11
に対してラック14の搬入と搬出とを許容する開放位置
と、洗浄槽11にラック14を収納した状態で閉塞する洗浄
位置との間を移動するよう構成されている。
対のガイドレール73,73に沿って昇降可能に配設されて
いる。また、洗浄槽11の背面側に昇降機構(図示せず)
が配設され、前記ケーシング12は該昇降機構を介してガ
イドレール73,73に沿って昇降移動され、前記洗浄槽11
に対してラック14の搬入と搬出とを許容する開放位置
と、洗浄槽11にラック14を収納した状態で閉塞する洗浄
位置との間を移動するよう構成されている。
前記洗浄槽11の上縁には、第2図に示す如く、後述す
るリフター装置37の配置側と対向する一側および背面側
に、所定高さだけ上方に突出するガイド84,85が配設さ
れる。側部に配設されたガイド84は、前記ラック搬入装
置24により搬入されるラック14を、正しい姿勢で当該洗
浄槽11の洗浄位置まで案内するべく機能し、また背面部
に配設されたガイド85は、後述するラック送り出し機構
により送り出されるラック14を、正しい姿勢で搬出させ
るよう案内するべく機能する。
るリフター装置37の配置側と対向する一側および背面側
に、所定高さだけ上方に突出するガイド84,85が配設さ
れる。側部に配設されたガイド84は、前記ラック搬入装
置24により搬入されるラック14を、正しい姿勢で当該洗
浄槽11の洗浄位置まで案内するべく機能し、また背面部
に配設されたガイド85は、後述するラック送り出し機構
により送り出されるラック14を、正しい姿勢で搬出させ
るよう案内するべく機能する。
(ラック送り出し機構について) 後述する如く、第1図に示す食器洗浄装置は、前記ラ
ック搬入装置24の搬入ラインと交差する位置関係をもっ
て、食器洗浄機10にラック搬出装置としてのリフター装
置37が隣接配置され、全体として鍵形のユニット配列
(左曲り)となっている。そこで、食器洗浄機10に、洗
浄の終了した食器ラック14を、ラック搬入装置24と交差
する方向に位置するリフター装置37に向け送り出す機構
が配設されている。従って、この機構につき以下説明す
る。
ック搬入装置24の搬入ラインと交差する位置関係をもっ
て、食器洗浄機10にラック搬出装置としてのリフター装
置37が隣接配置され、全体として鍵形のユニット配列
(左曲り)となっている。そこで、食器洗浄機10に、洗
浄の終了した食器ラック14を、ラック搬入装置24と交差
する方向に位置するリフター装置37に向け送り出す機構
が配設されている。従って、この機構につき以下説明す
る。
殊に第2図に拡大的に示す如く、食器洗浄機10におけ
る洗浄槽11の一側に、モータ21が、その出力軸21aを上
方に指向させて配設され、該出力軸21aにラック押し出
し用アーム22の一端が固定されている。このアーム22
は、その作動前の状態では、第3図(a)に示す如く、
洗浄槽11の側面と平行に位置して、前記ケーシング12の
昇降に支障を来すことのない位置に待機している。そし
て、前記モータ21を駆動してアーム22を所定方向(第2
図の例では時計方向)に水平揺動させ、第3図(b)に
示す如く、その開放端を洗浄槽11の略真上にまで移動さ
せることにより、洗浄槽11に載置されているラック14を
洗浄機10から所定長さだけ押し出すことができる。
る洗浄槽11の一側に、モータ21が、その出力軸21aを上
方に指向させて配設され、該出力軸21aにラック押し出
し用アーム22の一端が固定されている。このアーム22
は、その作動前の状態では、第3図(a)に示す如く、
洗浄槽11の側面と平行に位置して、前記ケーシング12の
昇降に支障を来すことのない位置に待機している。そし
て、前記モータ21を駆動してアーム22を所定方向(第2
図の例では時計方向)に水平揺動させ、第3図(b)に
示す如く、その開放端を洗浄槽11の略真上にまで移動さ
せることにより、洗浄槽11に載置されているラック14を
洗浄機10から所定長さだけ押し出すことができる。
このように機能させるべくアーム22の長さは、該アー
ム22を揺動させて洗浄槽11の真上にまで到来させた際
に、アーム開放端がラック14を後述するリフター装置37
による搬出が可能な位置にまで押し出し得る寸法に設定
される(第4図参照)。従って、鍵形に配設した食器洗
浄装置において、食器洗浄機10からのラック14の自動搬
出を達成し得る。また、実施例の送り出し機構はアーム
揺動式であるので、第3図に示す如く、食器洗浄機10と
厨房等の壁面との離間間隔を短かくすることができ、挟
いスペースを有効に利用し得る。なおアーム開放端に
は、ラック14の円滑な送り出しのため、ローラ22aを枢
着しておくのが好ましい。
ム22を揺動させて洗浄槽11の真上にまで到来させた際
に、アーム開放端がラック14を後述するリフター装置37
による搬出が可能な位置にまで押し出し得る寸法に設定
される(第4図参照)。従って、鍵形に配設した食器洗
浄装置において、食器洗浄機10からのラック14の自動搬
出を達成し得る。また、実施例の送り出し機構はアーム
揺動式であるので、第3図に示す如く、食器洗浄機10と
厨房等の壁面との離間間隔を短かくすることができ、挟
いスペースを有効に利用し得る。なおアーム開放端に
は、ラック14の円滑な送り出しのため、ローラ22aを枢
着しておくのが好ましい。
前記洗浄槽11には、第2図に示すように、ラック14が
押し出される方向と平行な前面縁部に、ラック位置規制
用の規制部材23が配設されている。すなわち図示例の如
く、ラック送り出し機構は前述のアーム揺動式となって
いるので、洗浄槽11の真上に位置するラック14は、前記
アーム22により押圧される際に、必然的に反時計方向の
回動力を受けて水平に「こじられ」(アームが時計回り
の場合)、下流側のリフター装置37での送り出し姿勢が
ずれてしまう(偏倚)ことが予想される。このような場
合に、前記規制部材23を設けておくことにより、前述の
如くアーム22が揺動してラック14を押し出す際に、該ラ
ック14の側部が規制部材23に当接して、移動姿勢の偏倚
が規制される。
押し出される方向と平行な前面縁部に、ラック位置規制
用の規制部材23が配設されている。すなわち図示例の如
く、ラック送り出し機構は前述のアーム揺動式となって
いるので、洗浄槽11の真上に位置するラック14は、前記
アーム22により押圧される際に、必然的に反時計方向の
回動力を受けて水平に「こじられ」(アームが時計回り
の場合)、下流側のリフター装置37での送り出し姿勢が
ずれてしまう(偏倚)ことが予想される。このような場
合に、前記規制部材23を設けておくことにより、前述の
如くアーム22が揺動してラック14を押し出す際に、該ラ
ック14の側部が規制部材23に当接して、移動姿勢の偏倚
が規制される。
なお規制部材23は、枢軸23aを介して枢支され、垂線
に対し前後に僅かに回動可能となっているので、ラック
14がラック搬入装置24から洗浄槽11に移載される際に
は、該ラック14に接触した規制部材23は多少回動して逃
げるために円滑な送り込みが達成される。また規制部材
23は、食器洗浄機10とラック搬入装置24との間に位置す
ることになるが、該規制部材23はラック搬入装置24によ
るラック14の搬入に支障を来すことのないレベルに設け
られることは勿論である。
に対し前後に僅かに回動可能となっているので、ラック
14がラック搬入装置24から洗浄槽11に移載される際に
は、該ラック14に接触した規制部材23は多少回動して逃
げるために円滑な送り込みが達成される。また規制部材
23は、食器洗浄機10とラック搬入装置24との間に位置す
ることになるが、該規制部材23はラック搬入装置24によ
るラック14の搬入に支障を来すことのないレベルに設け
られることは勿論である。
(ラック搬出装置について) 実施例のラック搬出装置は、適宜の昇降機構44により
水平姿勢で昇降される昇降架台51を備えるリフター装置
37で構成され、前記昇降架台51の内部には、前記ラック
送り出し機構により送り出されたラック14を該昇降架台
51の定位置まで引き込むと共に、下流側に位置するワゴ
ン67に向けてラック14を搬出する積込み装置62が配設さ
れている。なお、ラック搬出装置としては、食器洗浄機
10から所定長さだけ送り出されたラック14を搬出し得
る、例えばベルトコンベヤやローラコンベヤ等であって
もよい。
水平姿勢で昇降される昇降架台51を備えるリフター装置
37で構成され、前記昇降架台51の内部には、前記ラック
送り出し機構により送り出されたラック14を該昇降架台
51の定位置まで引き込むと共に、下流側に位置するワゴ
ン67に向けてラック14を搬出する積込み装置62が配設さ
れている。なお、ラック搬出装置としては、食器洗浄機
10から所定長さだけ送り出されたラック14を搬出し得
る、例えばベルトコンベヤやローラコンベヤ等であって
もよい。
(リフター装置およびワゴンについて) 第1図に示す如く、前記食器洗浄機10の一側部(前記
モータ21の配設側と反対側)には、洗浄の完了した前記
ラック14を食器洗浄機10から搬出すると共に、該ラック
14を後述するワゴン67に段積みするリフター装置37が設
置されている。このリフター装置37には、外枠40に沿っ
て昇降可能な搬送体42が配設され、この搬送体42には昇
降架台51が配設されている。また、前記枠体40における
ラック搬出方向と交差する一側部には、第1図に示す如
く、前記搬送体42の昇降機構44が配設され、搬送体42は
該昇降機構44を介して枠体40に沿って昇降移動するよう
構成されている。
モータ21の配設側と反対側)には、洗浄の完了した前記
ラック14を食器洗浄機10から搬出すると共に、該ラック
14を後述するワゴン67に段積みするリフター装置37が設
置されている。このリフター装置37には、外枠40に沿っ
て昇降可能な搬送体42が配設され、この搬送体42には昇
降架台51が配設されている。また、前記枠体40における
ラック搬出方向と交差する一側部には、第1図に示す如
く、前記搬送体42の昇降機構44が配設され、搬送体42は
該昇降機構44を介して枠体40に沿って昇降移動するよう
構成されている。
前記昇降架台51の内部には、第4図に示す如く、チェ
ン59が長手方向(ラック14の搬入方向)に走行自在に配
設され、該チェン59に昇降架台51に形成した隙間53から
所定高さだけ突出可能な一対の突起60,81が、所定間隔
離間して配設されている。そして、前記搬送体42にラッ
ク14が搬入される前の待機状態(第4図に示す状態)に
おいて、その入口側に位置する突起60が、食器洗浄機10
から前記レバー22により押し出されたラック14の凹凸底
部に係合し、該ラック14を食器洗浄機10から引出して搬
送体42に移載するべく機能する。なお、前述した状態で
出口側に位置する突起81は、搬送体42に移載されたラッ
ク14の後端部に当接して(図示せず)、該ラック14を前
記ワゴン67に積込むべく機能する。
ン59が長手方向(ラック14の搬入方向)に走行自在に配
設され、該チェン59に昇降架台51に形成した隙間53から
所定高さだけ突出可能な一対の突起60,81が、所定間隔
離間して配設されている。そして、前記搬送体42にラッ
ク14が搬入される前の待機状態(第4図に示す状態)に
おいて、その入口側に位置する突起60が、食器洗浄機10
から前記レバー22により押し出されたラック14の凹凸底
部に係合し、該ラック14を食器洗浄機10から引出して搬
送体42に移載するべく機能する。なお、前述した状態で
出口側に位置する突起81は、搬送体42に移載されたラッ
ク14の後端部に当接して(図示せず)、該ラック14を前
記ワゴン67に積込むべく機能する。
前記リフター装置37の食器洗浄機10を挟んで反対側
に、第1図に示す如く、複数(実施例では4個)のキャ
スター71を介して移動自在に構成したワゴン67が着脱自
在にセットされる。このワゴン67には、ラック14の搬入
方向と平行なL字形状の棚段部材70,70が、ラック14を
載置し得る寸法だけ離間して対向的に配設され、この対
をなす棚段部材70,70は、上下方向に所定間隔離間して
複数組(実施例では4組)配設されている。
に、第1図に示す如く、複数(実施例では4個)のキャ
スター71を介して移動自在に構成したワゴン67が着脱自
在にセットされる。このワゴン67には、ラック14の搬入
方向と平行なL字形状の棚段部材70,70が、ラック14を
載置し得る寸法だけ離間して対向的に配設され、この対
をなす棚段部材70,70は、上下方向に所定間隔離間して
複数組(実施例では4組)配設されている。
実施例の作用 次に、実施例に係る食器洗浄機のラック送り出し機構
の作用につき説明する。先ず、使用に供されて汚れた食
器を収容したラック14を、ラック搬入装置24の基台25上
に載置する。この状態で搬入装置24の駆動機構29を始動
させれば、基台25に載置されたラック14は、第3図
(a)に示す如く、プッシャー32により押されて食器洗
浄機10の洗浄槽11上に搬入される。
の作用につき説明する。先ず、使用に供されて汚れた食
器を収容したラック14を、ラック搬入装置24の基台25上
に載置する。この状態で搬入装置24の駆動機構29を始動
させれば、基台25に載置されたラック14は、第3図
(a)に示す如く、プッシャー32により押されて食器洗
浄機10の洗浄槽11上に搬入される。
食器洗浄機10にラック14が搬入されると、前記ケーシ
ング12が下降して洗浄槽11を被蓋し、洗浄槽上方に位置
するラック14を囲繞する。このケーシング12の被蓋を、
適宜の検知手段が検知すると、食器洗浄機10での洗浄が
開始され、所定時間後に食器13の洗浄・すすぎが完了す
ると、昇降機構が逆転駆動されて前記ケーシング12を上
昇させる。なお、このときラック送り出し機構のアーム
22は、ケーシング22の昇降に支障のない位置に待機して
いる。
ング12が下降して洗浄槽11を被蓋し、洗浄槽上方に位置
するラック14を囲繞する。このケーシング12の被蓋を、
適宜の検知手段が検知すると、食器洗浄機10での洗浄が
開始され、所定時間後に食器13の洗浄・すすぎが完了す
ると、昇降機構が逆転駆動されて前記ケーシング12を上
昇させる。なお、このときラック送り出し機構のアーム
22は、ケーシング22の昇降に支障のない位置に待機して
いる。
次いで、食器洗浄機10の側部に配設したラック送り出
し機構におけるモータ21が始動し、前記アーム22を水平
揺動させると、第3図(b)に示す如く、ラック14は搬
入方向と略90°交差する方向へ押し出される。このと
き、ラック14は前記ガイド85と規制部材23とにより横方
向への移動が規制されているので、該ラック14は前記リ
フター装置37に向けて正しい姿勢で送り込まれる。
し機構におけるモータ21が始動し、前記アーム22を水平
揺動させると、第3図(b)に示す如く、ラック14は搬
入方向と略90°交差する方向へ押し出される。このと
き、ラック14は前記ガイド85と規制部材23とにより横方
向への移動が規制されているので、該ラック14は前記リ
フター装置37に向けて正しい姿勢で送り込まれる。
前記リフター装置37に向けてのラック14の送り込みが
完了すると、前記モータ21が逆転駆動され、アーム22を
元の位置まで戻し、次回洗浄予定のラック14の搬入を待
機する。
完了すると、前記モータ21が逆転駆動され、アーム22を
元の位置まで戻し、次回洗浄予定のラック14の搬入を待
機する。
前記アーム22によりリフター装置37の所定位置まで押
し出されたラック14は、第4図に示す如く、以後は前記
昇降架台51に配設した積込み装置62を介して食器洗浄機
10から完全に引き出され、当該昇降架台51への移載がな
される。更に、ラック14が昇降架台51に移載されると、
リフター装置37に配設した駆動機構44により搬送体42が
上昇移動し、前記ワゴン67の所要位置の棚段部材70,70
の前面で位置決め停止される。次いで前記積込み装置62
が再始動され、ラック14は昇降架台51からワゴン67の棚
段部材70,70に積込まれる。
し出されたラック14は、第4図に示す如く、以後は前記
昇降架台51に配設した積込み装置62を介して食器洗浄機
10から完全に引き出され、当該昇降架台51への移載がな
される。更に、ラック14が昇降架台51に移載されると、
リフター装置37に配設した駆動機構44により搬送体42が
上昇移動し、前記ワゴン67の所要位置の棚段部材70,70
の前面で位置決め停止される。次いで前記積込み装置62
が再始動され、ラック14は昇降架台51からワゴン67の棚
段部材70,70に積込まれる。
考案の効果 本考案に係る食器洗浄機のラック送り出し機構によれ
ば、食器洗浄機内に位置する洗浄後のラックを、食器洗
浄機へのラック搬入ラインと交差する方向に配置したラ
ック搬出装置に向けて、自動的に送り出すことができ
る。すなわち、食器洗浄装置を厨房等のコーナー部に沿
って鍵形に配設した状態で、ラックの搬出を自動化する
ことができ、限られた厨房内のスペースを有効に利用し
得ると共に、労働環境の改善を達成し得る。
ば、食器洗浄機内に位置する洗浄後のラックを、食器洗
浄機へのラック搬入ラインと交差する方向に配置したラ
ック搬出装置に向けて、自動的に送り出すことができ
る。すなわち、食器洗浄装置を厨房等のコーナー部に沿
って鍵形に配設した状態で、ラックの搬出を自動化する
ことができ、限られた厨房内のスペースを有効に利用し
得ると共に、労働環境の改善を達成し得る。
第1図は実施例に係るラック送り出し機構を採用した食
器洗浄機を備えた食器洗浄装置の全体構成を示す概略斜
視図、第2図は第1図に示すラック送り出し機構を示す
要部拡大斜視図、第3図は食器洗浄機における洗浄槽の
横断平面図であって、第3図(a)はラック送り出し機
構の待機状態を示し、第3図(b)はラック送り出し機
構を作動させてラックを送り出す状態を示す、第4図は
食器洗浄機および昇降架台をラック送り出し機構の作動
状態で示す要部縦断面図である。 10……食器洗浄機、11……洗浄槽 12……ケーシング、13……食器 14……ラック、21……モータ 22……アーム 37……リフター装置
器洗浄機を備えた食器洗浄装置の全体構成を示す概略斜
視図、第2図は第1図に示すラック送り出し機構を示す
要部拡大斜視図、第3図は食器洗浄機における洗浄槽の
横断平面図であって、第3図(a)はラック送り出し機
構の待機状態を示し、第3図(b)はラック送り出し機
構を作動させてラックを送り出す状態を示す、第4図は
食器洗浄機および昇降架台をラック送り出し機構の作動
状態で示す要部縦断面図である。 10……食器洗浄機、11……洗浄槽 12……ケーシング、13……食器 14……ラック、21……モータ 22……アーム 37……リフター装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−79629(JP,A) 実開 昭61−191303(JP,U) 実開 昭52−46485(JP,U) 実開 昭56−91560(JP,U) 実開 平2−63776(JP,U) 実開 昭51−139975(JP,U) 実開 昭55−50622(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ケーシング(12)を昇降させて洗浄槽(1
1)へのラック(14)の搬入および搬出を許容する食器
洗浄機(10)と、該食器洗浄機(10)のラック搬入路に
対し交差する位置関係で食器洗浄機(10)に隣接配置さ
れ、該食器洗浄機(10)からのラック(14)の引き出し
を行なうラック搬出装置(37)とからなる食器洗浄装置
において、 前記食器洗浄機(10)の洗浄槽(11)におけるラック搬
出側に対向する側の角部に配設され、その出力軸(21
a)を上方に指向させたモータ(21)と、 この出力軸(21a)に一方の端部が固定されて、常には
前記洗浄槽(11)におけるラック搬出側と対向する側面
に平行に位置して前記ケーシング(12)の昇降との干渉
を回避的に待機し、前記モータ(21)の駆動時には洗浄
槽(11)の上方で所要角度だけ水平に揺動して、他方の
開放端部を該洗浄槽(11)の略真上まで到来させ得るア
ーム(22)とからなり、 前記アーム(22)の長さは、該アーム(22)を前記モー
タ(21)の駆動により水平に揺動させた際に、そのアー
ム開放端が前記洗浄槽(11)に位置しているラック(1
4)を、前記ラック搬出装置(37)による前記引き出し
の可能な位置まで押し出し可能な寸法に設定されている ことを特徴とする食器洗浄機のラック送り出し機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087301U JP2538273Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 食器洗浄機のラック送り出し機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989087301U JP2538273Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 食器洗浄機のラック送り出し機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0327461U JPH0327461U (ja) | 1991-03-19 |
JP2538273Y2 true JP2538273Y2 (ja) | 1997-06-11 |
Family
ID=31636951
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989087301U Expired - Lifetime JP2538273Y2 (ja) | 1989-07-24 | 1989-07-24 | 食器洗浄機のラック送り出し機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2538273Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6289770B2 (ja) * | 2016-03-18 | 2018-03-07 | 三菱電機株式会社 | 移相回路および給電回路 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146831Y2 (ja) * | 1973-09-14 | 1976-11-11 | ||
JPS5246485U (ja) * | 1975-09-30 | 1977-04-01 | ||
JPS586773Y2 (ja) * | 1978-07-18 | 1983-02-05 | 三共株式会社 | 運搬車 |
JPS61191303U (ja) * | 1985-05-21 | 1986-11-28 | ||
JP2559108B2 (ja) * | 1986-09-24 | 1996-12-04 | ダイキン工業株式会社 | 食器洗浄機のフ−ド昇降装置 |
JPS62126137U (ja) * | 1986-12-06 | 1987-08-11 |
-
1989
- 1989-07-24 JP JP1989087301U patent/JP2538273Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0327461U (ja) | 1991-03-19 |
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