JP2536792B2 - ステレオ立体表示装置用シャッタ制御信号発生装置 - Google Patents
ステレオ立体表示装置用シャッタ制御信号発生装置Info
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Landscapes
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、左右それぞれの眼に対応した画像を同一の
表示画面上に交互に表示し、それに同期して左眼および
右眼のシャッタを開閉して３次元情報をステレオ表示す
るステレオ立体表示装置のシャッタ開閉信号発生装置に
係わり、特に、異なった機種の画像表示装置であって
も、画像表示装置のハードウエアを変更することなく適
用可能であり、小型かつ簡便なステレオ立体表示装置の
シャッタ制御信号生成装置に関する。
表示画面上に交互に表示し、それに同期して左眼および
右眼のシャッタを開閉して３次元情報をステレオ表示す
るステレオ立体表示装置のシャッタ開閉信号発生装置に
係わり、特に、異なった機種の画像表示装置であって
も、画像表示装置のハードウエアを変更することなく適
用可能であり、小型かつ簡便なステレオ立体表示装置の
シャッタ制御信号生成装置に関する。
（従来技術） 従来、左右の画像を同一の画面上に交互に表示し、そ
れに同期して左右のシャッタを開閉してステレオ表示す
る装置において、シャッタ開閉の同期信号は画像表示装
置自体で発生する方式が主流であった。同期信号用マー
クを表示画面上に表示し、それを検出することによって
同期する方式もあるが、左右両方のシャッタ開閉信号に
相当するマークを表示し、それぞれにより、左右のシャ
ッタを独立に制御していることゝ等価なものであった。
れに同期して左右のシャッタを開閉してステレオ表示す
る装置において、シャッタ開閉の同期信号は画像表示装
置自体で発生する方式が主流であった。同期信号用マー
クを表示画面上に表示し、それを検出することによって
同期する方式もあるが、左右両方のシャッタ開閉信号に
相当するマークを表示し、それぞれにより、左右のシャ
ッタを独立に制御していることゝ等価なものであった。
また、シャッタとしては、機械式のものもあるがPLZT
や液晶のような非機械式のものが主流となっている。特
に最近では、第６図に示すような駆動回路を構成した液
晶シャッタが広く使用されるようになってきている。
や液晶のような非機械式のものが主流となっている。特
に最近では、第６図に示すような駆動回路を構成した液
晶シャッタが広く使用されるようになってきている。
（発明が解決しようとする課題） 従来の画像表示装置自体でシャッタ開閉信号を生成す
る方式では、立体表示シャッタはその機種のみでしか使
用できなかった。また画面上より、両方の眼のシャッタ
開閉信号を検出する方式においては、左右それぞれに対
応して合計２個の光センサを使用し、同期信号用マーク
表示と光センサの配置が限定され、また、従来のもので
は、その制御回路もあまり簡便とはいえないものであっ
た。
る方式では、立体表示シャッタはその機種のみでしか使
用できなかった。また画面上より、両方の眼のシャッタ
開閉信号を検出する方式においては、左右それぞれに対
応して合計２個の光センサを使用し、同期信号用マーク
表示と光センサの配置が限定され、また、従来のもので
は、その制御回路もあまり簡便とはいえないものであっ
た。
（課題を解決するための手段） 上記の課題を解決するため、少なくとも一方の画像に
同期信号マークを有する左眼用画像と右眼用画像とを同
一スクリーンに交互に表示して３次元空間像を表示する
ステレオ立体表示装置のシャッタ制御信号発生装置は、
本発明に従って前記の一方の画像上の同期信号マークを
検出して同期信号パルスを発生する装置、同期信号パル
スに同期して始まり、１画面表示時間より長く２画面表
示時間より短い時間内であって、次の他方の画像の終了
時に終わる長さの制御パルスを発生する回路、この制御
パルスの終わりで開始し、１画面表示時間だけ続く、前
記の他方の画像観察用シャッタ閉信号を発生する回路、
前記の他方の画像の観察用シャッタ閉信号の否定信号を
発生する回路、及び前記の制御パルスと前記の否定信号
との論理積から前記の一方の画像の観察用シャッタ閉信
号を発生する回路を備えている。
同期信号マークを有する左眼用画像と右眼用画像とを同
一スクリーンに交互に表示して３次元空間像を表示する
ステレオ立体表示装置のシャッタ制御信号発生装置は、
本発明に従って前記の一方の画像上の同期信号マークを
検出して同期信号パルスを発生する装置、同期信号パル
スに同期して始まり、１画面表示時間より長く２画面表
示時間より短い時間内であって、次の他方の画像の終了
時に終わる長さの制御パルスを発生する回路、この制御
パルスの終わりで開始し、１画面表示時間だけ続く、前
記の他方の画像観察用シャッタ閉信号を発生する回路、
前記の他方の画像の観察用シャッタ閉信号の否定信号を
発生する回路、及び前記の制御パルスと前記の否定信号
との論理積から前記の一方の画像の観察用シャッタ閉信
号を発生する回路を備えている。
また、本発明に従ってシャッタ制御信号発生装置は、
一方の画面上の同期信号マークを検出して同期信号パル
スを発生する装置、同期信号パルスの終わりで始まり、
１画面表示時間より短い時間内に終わる長さの第１の制
御パルスを発生する回路、前記の同期信号パルスで反復
してトリガーされ、個々の同期パルスから２画面表示時
間より長い時間持続する第２の制御パルスを発生する回
路、前記の第１の制御パルスの終わりで開始し、１画面
表示時間だけ続く、前記の一方の画像観察用シャッタ閉
信号を発生する回路、前記の一方の画像の観察用シャッ
タ閉信号の否定信号を発生する回路、及び前記の第２の
制御パルスと前記の否定信号との論理積から前記の他方
の画像の観察用シャッタ閉信号を発生する回路を備えて
いる。
一方の画面上の同期信号マークを検出して同期信号パル
スを発生する装置、同期信号パルスの終わりで始まり、
１画面表示時間より短い時間内に終わる長さの第１の制
御パルスを発生する回路、前記の同期信号パルスで反復
してトリガーされ、個々の同期パルスから２画面表示時
間より長い時間持続する第２の制御パルスを発生する回
路、前記の第１の制御パルスの終わりで開始し、１画面
表示時間だけ続く、前記の一方の画像観察用シャッタ閉
信号を発生する回路、前記の一方の画像の観察用シャッ
タ閉信号の否定信号を発生する回路、及び前記の第２の
制御パルスと前記の否定信号との論理積から前記の他方
の画像の観察用シャッタ閉信号を発生する回路を備えて
いる。
（作 用） 同期信号発生手段は、画面上に表示された同期信号用
マークの発光あるいは、同期信号用マークの発光を検出
した信号によるLED等の発光を検出し、整形して同期信
号パルスを生成する。制御パルス発生手段は、同期信号
をトリガとして、他方の画像表示終了の時点で終わる制
御パルスを生成する。制御パルスの終了をトリガとして
１画像表示周期と同じ長さの他方の画像観察用シャッタ
の閉信号が生成される。前記他方の画像観察用シャッタ
の閉信号の否定として与えられる信号を一方の画像観察
用シャッタの閉信号として用いても立体視できるが、こ
の信号は同期信号がない場合には論理“1"の状態となっ
ており、これはシャッタ閉の状態に相当し、画像が表示
されていない時には一方の画像観察用シャッタが閉とな
り不都合である。このため前記他方の画像観察用シャッ
タ閉信号の否定として与えられる信号の存在と同期信号
パルスが一定時間以内に存在していることを条件に一方
の画像観察用シャッタの閉信号を生成する。制御パルス
の最小幅を１画像同期より長くした特許請求の範囲第１
項記載の構成としては、前記一定時間以内に同期信号パ
ルスが存在していることを示す信号としては、同期信号
に同期して始まり、次の他方の画像表示の終了の時点で
終わる制御パルスが用いられ、これと前記他方の画像観
察用シャンタの閉信号の否定との論理積として、一方の
画像観察用シャッタの閉信号を生成できる。
マークの発光あるいは、同期信号用マークの発光を検出
した信号によるLED等の発光を検出し、整形して同期信
号パルスを生成する。制御パルス発生手段は、同期信号
をトリガとして、他方の画像表示終了の時点で終わる制
御パルスを生成する。制御パルスの終了をトリガとして
１画像表示周期と同じ長さの他方の画像観察用シャッタ
の閉信号が生成される。前記他方の画像観察用シャッタ
の閉信号の否定として与えられる信号を一方の画像観察
用シャッタの閉信号として用いても立体視できるが、こ
の信号は同期信号がない場合には論理“1"の状態となっ
ており、これはシャッタ閉の状態に相当し、画像が表示
されていない時には一方の画像観察用シャッタが閉とな
り不都合である。このため前記他方の画像観察用シャッ
タ閉信号の否定として与えられる信号の存在と同期信号
パルスが一定時間以内に存在していることを条件に一方
の画像観察用シャッタの閉信号を生成する。制御パルス
の最小幅を１画像同期より長くした特許請求の範囲第１
項記載の構成としては、前記一定時間以内に同期信号パ
ルスが存在していることを示す信号としては、同期信号
に同期して始まり、次の他方の画像表示の終了の時点で
終わる制御パルスが用いられ、これと前記他方の画像観
察用シャンタの閉信号の否定との論理積として、一方の
画像観察用シャッタの閉信号を生成できる。
（実施例） 第1A図、第1B図に本発明の概念図を示した。第1A図
は、ステレオ立体表示装置シャッタコントローラーと画
面上の同期信号マーク検出用フォトセンサとが信号線で
結合されている場合であり、第1B図は、画面上に表示さ
れた同期信号用マークをフォトセンサで検出し、その信
号でLED等の光源を発光させ、その光をフォトセンサで
受光して同期信号を検出する方式のものである。後者
は、表示装置とステレオ表示シャッタ制御装置を信号線
で結ぶ必要がなく、観察者の行動上の制限を低減でき
る。
は、ステレオ立体表示装置シャッタコントローラーと画
面上の同期信号マーク検出用フォトセンサとが信号線で
結合されている場合であり、第1B図は、画面上に表示さ
れた同期信号用マークをフォトセンサで検出し、その信
号でLED等の光源を発光させ、その光をフォトセンサで
受光して同期信号を検出する方式のものである。後者
は、表示装置とステレオ表示シャッタ制御装置を信号線
で結ぶ必要がなく、観察者の行動上の制限を低減でき
る。
第２図に本発明に基づいたステレオ立体表示装置用シ
ャッタ制御信号発生回路の一実施例を示した。第1A図の
構成の場合、表示画面SC上に表示画像を重ね合わせて表
示された同期信号用マークＭから発せられる光はフォト
センサＰにより検出され、検出信号SPが生成される。ま
た、第1B図の場合には、フォトセンサＰにより検出さ
れ、その信号に応じてLED発光装置LEにより再び光信号
に変換される。この光は、フォトセンサＰ′により検出
され、検出信号SPが生成される。フォトセンサによって
検出された信号SPは同期信号生成回路Ｘにおいて、演算
増幅器により電圧パルスに変換された後、抵抗、キャパ
シタおよびインバータで構成された積分波形整形回路で
整形され、TTLロジックレベルの同期信号パルスＳが出
力される。同期信号パルスＳは、制御パルス発生回路Ｙ
に入力され、同期信号パルスＳのスタートあるいは終了
のエッジ部でトリガされ、１画面表示周期より長くて画
面表示周期より短い他方の画像の表示が終了する時点で
終了する制御パルスＤが生成される。通常、第２図に示
されているように、74123などの集積回路が使用され
る。同図中30KΩの可変抵抗を変化することにより、制
御パルスの幅Ｄを変化でき、表示画面上の同期信号用マ
ークの表示位置などと関連し、制御パルスの終了時点が
他方の画像の終了する時点に一致するように調整するこ
とにより表示画像とシャッタ開閉信号の位相を合わせる
ことができる。次段のシャッタ開閉信号生成回路Ｚでは
遅延パルスＤの終了エッジ部でスタートし、１画面表示
周期と同じ時間後に終了する他方の画像観察用シャッタ
閉信号Ｑを生成する。このためには、制御パルスの生成
と同様に74123などの集積回路が使用され、前記シャッ
タ閉信号Ｑの否定も同時に出力される。遅延パルスＤ
と第１のパルスＱの否定として与えられる信号Ｑとの論
理積（Ｄ∧）として一方の画像観察用シャッタ閉信号
を発生するように構成されている。出力される第１のパ
ルスＱを左（右）眼用のシャッタの閉信号とし、第２の
パルス（Ｄ∧）を右（左）眼用のシャッタの閉信号と
して使用する。この第２図に示した回路により生成され
る信号のタイミングチャートを第３図に示した。第２図
のＺ部については、用いる素子の種類により様々な変形
を考えることができる。
ャッタ制御信号発生回路の一実施例を示した。第1A図の
構成の場合、表示画面SC上に表示画像を重ね合わせて表
示された同期信号用マークＭから発せられる光はフォト
センサＰにより検出され、検出信号SPが生成される。ま
た、第1B図の場合には、フォトセンサＰにより検出さ
れ、その信号に応じてLED発光装置LEにより再び光信号
に変換される。この光は、フォトセンサＰ′により検出
され、検出信号SPが生成される。フォトセンサによって
検出された信号SPは同期信号生成回路Ｘにおいて、演算
増幅器により電圧パルスに変換された後、抵抗、キャパ
シタおよびインバータで構成された積分波形整形回路で
整形され、TTLロジックレベルの同期信号パルスＳが出
力される。同期信号パルスＳは、制御パルス発生回路Ｙ
に入力され、同期信号パルスＳのスタートあるいは終了
のエッジ部でトリガされ、１画面表示周期より長くて画
面表示周期より短い他方の画像の表示が終了する時点で
終了する制御パルスＤが生成される。通常、第２図に示
されているように、74123などの集積回路が使用され
る。同図中30KΩの可変抵抗を変化することにより、制
御パルスの幅Ｄを変化でき、表示画面上の同期信号用マ
ークの表示位置などと関連し、制御パルスの終了時点が
他方の画像の終了する時点に一致するように調整するこ
とにより表示画像とシャッタ開閉信号の位相を合わせる
ことができる。次段のシャッタ開閉信号生成回路Ｚでは
遅延パルスＤの終了エッジ部でスタートし、１画面表示
周期と同じ時間後に終了する他方の画像観察用シャッタ
閉信号Ｑを生成する。このためには、制御パルスの生成
と同様に74123などの集積回路が使用され、前記シャッ
タ閉信号Ｑの否定も同時に出力される。遅延パルスＤ
と第１のパルスＱの否定として与えられる信号Ｑとの論
理積（Ｄ∧）として一方の画像観察用シャッタ閉信号
を発生するように構成されている。出力される第１のパ
ルスＱを左（右）眼用のシャッタの閉信号とし、第２の
パルス（Ｄ∧）を右（左）眼用のシャッタの閉信号と
して使用する。この第２図に示した回路により生成され
る信号のタイミングチャートを第３図に示した。第２図
のＺ部については、用いる素子の種類により様々な変形
を考えることができる。
なお、第２図の実施例では、制御パルスの幅が１画面
表示周期より長くなるようにしたため、同期信号パルス
の存在を制御パルス信号Ｄの存在によって確認できた。
制御パルスの幅を１画面表示周期より短く設定した場合
には同期信号の存在を確認するための別の信号を生成す
る手段、すなわち同期信号パルスで反復してトリガーさ
れ、個々の同期パルスから１画面表示時間より長い時間
持続する第２の制御パルスを発生する再トリガ可能回路
を設けて、その出力信号の存在により同期信号の存在を
確認することが必要である。第４図にこの場合を示す。
この図において再トリガ可能回路は同期パルスＳを受け
て第２の制御パルスＤ′を発生する集積回路74123であ
る。この第２の制御パルスＤ′と一方の画像の観察用シ
ャッタ閉信号の否定信号の論理積として他方の画像観察
用シャッタ閉信号を生成しているところが第２図の実施
例と相違している。
表示周期より長くなるようにしたため、同期信号パルス
の存在を制御パルス信号Ｄの存在によって確認できた。
制御パルスの幅を１画面表示周期より短く設定した場合
には同期信号の存在を確認するための別の信号を生成す
る手段、すなわち同期信号パルスで反復してトリガーさ
れ、個々の同期パルスから１画面表示時間より長い時間
持続する第２の制御パルスを発生する再トリガ可能回路
を設けて、その出力信号の存在により同期信号の存在を
確認することが必要である。第４図にこの場合を示す。
この図において再トリガ可能回路は同期パルスＳを受け
て第２の制御パルスＤ′を発生する集積回路74123であ
る。この第２の制御パルスＤ′と一方の画像の観察用シ
ャッタ閉信号の否定信号の論理積として他方の画像観察
用シャッタ閉信号を生成しているところが第２図の実施
例と相違している。
第５図にその動作のタイミングチャートを示す。第１
の制御パルスＤの幅を１画面表示周期より短く設定し、
同期信号Ｓの存在を確認する第２の制御パルスＤ′は破
線で示すように同期信号パルスＳで反復してトリガーさ
れ、個々の同期パルスから２画面表示時間より長い時間
持続している。この第２の制御パルスＤ′と一方（右）
の画像の観察用シャッタ閉信号Ｑの否定信号の論理積と
して他方（左）の画像観察用シャッタ閉信号を生成して
いる。
の制御パルスＤの幅を１画面表示周期より短く設定し、
同期信号Ｓの存在を確認する第２の制御パルスＤ′は破
線で示すように同期信号パルスＳで反復してトリガーさ
れ、個々の同期パルスから２画面表示時間より長い時間
持続している。この第２の制御パルスＤ′と一方（右）
の画像の観察用シャッタ閉信号Ｑの否定信号の論理積と
して他方（左）の画像観察用シャッタ閉信号を生成して
いる。
第２図の実施例に示したものでは、制御パルスの最小
幅を１画面表示周期より長くしたことにより、同期信号
パルスの存在を確認するために、上記のような特別の手
段が週略でき、回路がより簡単化されている。
幅を１画面表示周期より長くしたことにより、同期信号
パルスの存在を確認するために、上記のような特別の手
段が週略でき、回路がより簡単化されている。
（発明の効果） 本発明によれば、画像表示装置と立体視用シャッタ制
御装置とを電気的に結合させることなく動作させること
ができるため、画像表示装置のハードウエアを変更させ
ることなく、異なる種類の画像表示装置であっても、立
体視用シャッタを装備し、容易にステレオ立体視を実現
できる。また、画面上より検出する同期信号は１種のみ
でよく、同期信号用マークの表示およびその検出のため
の配置に係る制限が２種の同期信号を使用する場合に比
べて著しく緩和される。シャッタ開閉制御信号発生回路
が極度に単純化され、シャッタ開閉制御装置を著しく小
型かつ簡単化でき、簡便性が向上し、故障も少なく、ま
た製作コストも低減される。
御装置とを電気的に結合させることなく動作させること
ができるため、画像表示装置のハードウエアを変更させ
ることなく、異なる種類の画像表示装置であっても、立
体視用シャッタを装備し、容易にステレオ立体視を実現
できる。また、画面上より検出する同期信号は１種のみ
でよく、同期信号用マークの表示およびその検出のため
の配置に係る制限が２種の同期信号を使用する場合に比
べて著しく緩和される。シャッタ開閉制御信号発生回路
が極度に単純化され、シャッタ開閉制御装置を著しく小
型かつ簡単化でき、簡便性が向上し、故障も少なく、ま
た製作コストも低減される。
更に、同期信号用マークの発光検出手段への光入力を
画面上の同期信号マークの発光を検出し、その信号によ
りLED等の光源を発光させた光を受光するように構成す
ることによりディスプレイ装置画面上の光センサと立体
視シャッタ制御装置間の信号線が不要となり、観測者の
動作上の制限が緩和される。
画面上の同期信号マークの発光を検出し、その信号によ
りLED等の光源を発光させた光を受光するように構成す
ることによりディスプレイ装置画面上の光センサと立体
視シャッタ制御装置間の信号線が不要となり、観測者の
動作上の制限が緩和される。
第1A図、第1B図は、本発明のステレオ立体表示システム
の概念図であり、第1A図は、表示画面上の周期信号を検
出するフォトセンサとシャッタ開閉制御装置との間に信
号線が必要な例であり、第1B図は、信号線が不要である
ように構成した例である。 第２図は、本発明に基づいて構成されたステレオ立体表
示装置用シャッタ開閉信号生成回路の一実施例である。 第３図は、第２図に示した実施例における信号のタイミ
ングチャートを示す。 第４図は、本発明の特許請求の範囲第２項に基づいて構
成したステレオ立体表示装置用シャッタ開閉信号発生回
路の一実施例である。 第５図は、第４図の第２の実施例におけるタイミングチ
ャートを示す。 第６図は、従来の液晶シャッタの駆動回路の例である。 （符号の説明） SC……表示画面、Fg……表示画像、 FS……立体像、Ｍ……同期信号用マーク、 P,P′……フォトセンサ、LE……発光器、 Ｍ′……同期信号用光、 SP……光電流信号、Ｘ……同期信号発生手段、 Ｓ……同期信号、 Ｙ……遅延パルス発生手段、 Ｄ……遅延パルス、 Ｚ……シャッタ開閉信号生成手段、 DL……立体視シャッタ駆動部、 Lg……液晶シャッタ、Ｑ……第１のパルス、 ……第１のパルスの否定として与えられるパルス、 Ｄ∧……第２のパルス、 L,R……左眼、右眼シャッタ開閉信号、 Ｄ′……第２の制御信号。
の概念図であり、第1A図は、表示画面上の周期信号を検
出するフォトセンサとシャッタ開閉制御装置との間に信
号線が必要な例であり、第1B図は、信号線が不要である
ように構成した例である。 第２図は、本発明に基づいて構成されたステレオ立体表
示装置用シャッタ開閉信号生成回路の一実施例である。 第３図は、第２図に示した実施例における信号のタイミ
ングチャートを示す。 第４図は、本発明の特許請求の範囲第２項に基づいて構
成したステレオ立体表示装置用シャッタ開閉信号発生回
路の一実施例である。 第５図は、第４図の第２の実施例におけるタイミングチ
ャートを示す。 第６図は、従来の液晶シャッタの駆動回路の例である。 （符号の説明） SC……表示画面、Fg……表示画像、 FS……立体像、Ｍ……同期信号用マーク、 P,P′……フォトセンサ、LE……発光器、 Ｍ′……同期信号用光、 SP……光電流信号、Ｘ……同期信号発生手段、 Ｓ……同期信号、 Ｙ……遅延パルス発生手段、 Ｄ……遅延パルス、 Ｚ……シャッタ開閉信号生成手段、 DL……立体視シャッタ駆動部、 Lg……液晶シャッタ、Ｑ……第１のパルス、 ……第１のパルスの否定として与えられるパルス、 Ｄ∧……第２のパルス、 L,R……左眼、右眼シャッタ開閉信号、 Ｄ′……第２の制御信号。
Claims (2)
- 【請求項１】少なくとも一方の画像に同期信号マークを
有する左眼用画像と右眼用画像とを同一スクリーンに交
互に表示して３次元空間像を表示するステレオ立体表示
装置のシャッタ制御信号発生装置において、 前記の一方の画像上の同期信号マークを検出して同期信
号パルスを発生する装置、 同期信号パルスに同期して始まり、１画面表示時間より
長く２画面表示時間より短い時間内であって、次の他方
の画像の終了時に終わる長さの制御パルスを発生する回
路、 この制御パルスの終わりで開始し、１画面表示時間だけ
続く、前記の他方の画像観察用シャッタ閉信号を発生す
る回路、 前記の他方の画像の観察用シャッタ閉信号の否定信号を
発生する回路、及び 前記の制御パルスと前記の否定信号との論理積から前記
の一方の画像の観察用シャッタ閉信号を発生する回路 を備えることを特徴とするステレオ立体表示装置のシャ
ッタ制御信号発生装置。 - 【請求項２】少なくとも一方の画像に同期信号マークを
有する左眼用画像と右眼用画像とを同一スクリーンに交
互に表示して３次元空間像を表示するステレオ立体表示
装置のシャッタ制御信号発生装置において、 前記の一方の画像上の同期信号マークを検出して同期信
号パルスを発生する装置、 同期信号パルスの終わりで始まり、１画面表示時間より
短い時間内に終わる長さの第１の制御パルスを発生する
回路、 前記の同期信号パルスで反復してトリガーされ、個々の
同期パルスから２画面表示時間より長い時間持続する第
２の制御パルスを発生する回路、 前記の第１の制御パルスの終わりで開始し、１画面表示
時間だけ続く、前記の一方の画像観察用シャッタ閉信号
を発生する回路、 前記の一方の画像の観察用シャッタ閉信号の否定信号を
発生する回路、及び 前記の第２の制御パルスと前記の否定信号との論理積か
ら前記の他方の画像の観察用シャッタ閉信号を発生する
回路 を備えることを特徴とするステレオ立体表示装置のシャ
ッタ制御信号発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2284149A JP2536792B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | ステレオ立体表示装置用シャッタ制御信号発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2284149A JP2536792B2 (ja) | 1990-10-24 | 1990-10-24 | ステレオ立体表示装置用シャッタ制御信号発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04159895A JPH04159895A (ja) | 1992-06-03 |
| JP2536792B2 true JP2536792B2 (ja) | 1996-09-18 |
Family
ID=17674811
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2536792B2 (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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-
1990
- 1990-10-24 JP JP2284149A patent/JP2536792B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04159895A (ja) | 1992-06-03 |
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