JP2536306Y2 - チューブラモータの制御装置 - Google Patents
チューブラモータの制御装置Info
- Publication number
- JP2536306Y2 JP2536306Y2 JP1992056308U JP5630892U JP2536306Y2 JP 2536306 Y2 JP2536306 Y2 JP 2536306Y2 JP 1992056308 U JP1992056308 U JP 1992056308U JP 5630892 U JP5630892 U JP 5630892U JP 2536306 Y2 JP2536306 Y2 JP 2536306Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reset
- cam
- cam wheel
- wheel
- limit switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)
- Gear Transmission (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、チューブラモータの
制御装置に関し、特にモータの回転停止位置を機械的に
設定できるようにした制御装置に関する。
制御装置に関し、特にモータの回転停止位置を機械的に
設定できるようにした制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シャッタ、シート、テントあるいはブラ
インド等の開閉機では、筒状部材の中にチューブラモー
タを内蔵し、該モータによって筒状部材を正回転又は逆
回転させ、これにシャッタ等を巻取り巻出して電動開閉
することが行われる。この場合、シャッタ等の巻取り上
限位置及び巻出し下限位置を検知してモータの通電を自
動的に停止する制御装置が広く採用される。
インド等の開閉機では、筒状部材の中にチューブラモー
タを内蔵し、該モータによって筒状部材を正回転又は逆
回転させ、これにシャッタ等を巻取り巻出して電動開閉
することが行われる。この場合、シャッタ等の巻取り上
限位置及び巻出し下限位置を検知してモータの通電を自
動的に停止する制御装置が広く採用される。
【0003】この種のチューブラモータの制御装置に
は、特公昭49−47116号公報に示されるように、
筒状部材と同期回転するリードねじを設け、該リードね
じに雌ねじを噛合させ、該雌ねじをねじ棒に螺装してそ
の端部にカム板を取付け、リードねじの回転によって雌
ねじを進退させ、該雄ねじによってカム板を蹴ってリミ
ットスイッチをON・OFFさせ、モータを停止させる
ようにしたリードねじ式のものがあった。しかし、かか
るリードねじ式の制御装置では、ねじ棒を手で回してリ
ミットスイッチに対するカム板の位置を設定していたの
で、リミットスイッチON・OFF位置の設定に時間が
かかり、又何らかの原因でカム板が設定位置を越えた場
合にはカム板等が破損するおそれがあった。
は、特公昭49−47116号公報に示されるように、
筒状部材と同期回転するリードねじを設け、該リードね
じに雌ねじを噛合させ、該雌ねじをねじ棒に螺装してそ
の端部にカム板を取付け、リードねじの回転によって雌
ねじを進退させ、該雄ねじによってカム板を蹴ってリミ
ットスイッチをON・OFFさせ、モータを停止させる
ようにしたリードねじ式のものがあった。しかし、かか
るリードねじ式の制御装置では、ねじ棒を手で回してリ
ミットスイッチに対するカム板の位置を設定していたの
で、リミットスイッチON・OFF位置の設定に時間が
かかり、又何らかの原因でカム板が設定位置を越えた場
合にはカム板等が破損するおそれがあった。
【0004】これに対し、特公昭63−596号公報の
従来技術に示されるように、筒状部材の回転をピニオン
ギアによってカム輪に伝達してこれを回転させ、カム輪
の凹部に旋回レバーが係合したときに該レバーによって
リミットスイッチをON・OFFさせてモータを停止さ
せるようにした旋回レバー式の制御装置が提案されてい
る。この旋回レバー式の制御装置では、リミットスイッ
チON・OFF位置の設定時には外部からのスライド部
材のスライド操作により、駆動側のピニオンギアをカム
輪から離脱させるとともに、スライド部材と連結された
アームによってハートカムを回転させてカム輪を所定の
原点位置に設定し、所望の回転位置でスライド部材を復
帰させてリミットスイッチをモータ通電可能な状態に戻
すようにしている。
従来技術に示されるように、筒状部材の回転をピニオン
ギアによってカム輪に伝達してこれを回転させ、カム輪
の凹部に旋回レバーが係合したときに該レバーによって
リミットスイッチをON・OFFさせてモータを停止さ
せるようにした旋回レバー式の制御装置が提案されてい
る。この旋回レバー式の制御装置では、リミットスイッ
チON・OFF位置の設定時には外部からのスライド部
材のスライド操作により、駆動側のピニオンギアをカム
輪から離脱させるとともに、スライド部材と連結された
アームによってハートカムを回転させてカム輪を所定の
原点位置に設定し、所望の回転位置でスライド部材を復
帰させてリミットスイッチをモータ通電可能な状態に戻
すようにしている。
【0005】
【考案が解決しようとする問題点】しかし、従来の旋回
レバー式の制御装置では、リミットスイッチON・OF
F位置の設定時に、筒状部材にシャッタ等が巻取られつ
つある状態でスライド部材を押し続ける必要があり、手
にシャッタ等が接触して怪我をするおそれがあり、安全
性の点で好ましいものではなかった。また、従来の旋回
レバー式の制御装置では、スライド部材と旋回アームと
の間に1つのコイルばねを介設し、ピニオンギア及び旋
回レバーをともにカム輪に向けて付勢していたので、旋
回レバーがカム輪の凹部に係合した時にピニオンギアの
付勢力が弱くなり、駆動ピニオンギアがカム輪から離脱
するおそれがあり、装置の動作信頼性が悪いという問題
があった。勿論、コイルばねのばね力を強く設定すれば
よいが、その場合にはスライド部材のリセット操作が重
くなるという問題が生じ、これらが製品化を阻害する要
因となっていた。この考案は、かかる問題点に鑑み、リ
ミットスイッチのON・OFF位置の設定、即ちシャッ
タ等の巻取り上限位置や巻出し下限位置を設定する際に
おける安全性を保証できるチューブラモータの制御装置
を、又それに加えて装置の動作信頼性を向上させたチュ
ーブラモータの制御装置を提供することを課題とする。
レバー式の制御装置では、リミットスイッチON・OF
F位置の設定時に、筒状部材にシャッタ等が巻取られつ
つある状態でスライド部材を押し続ける必要があり、手
にシャッタ等が接触して怪我をするおそれがあり、安全
性の点で好ましいものではなかった。また、従来の旋回
レバー式の制御装置では、スライド部材と旋回アームと
の間に1つのコイルばねを介設し、ピニオンギア及び旋
回レバーをともにカム輪に向けて付勢していたので、旋
回レバーがカム輪の凹部に係合した時にピニオンギアの
付勢力が弱くなり、駆動ピニオンギアがカム輪から離脱
するおそれがあり、装置の動作信頼性が悪いという問題
があった。勿論、コイルばねのばね力を強く設定すれば
よいが、その場合にはスライド部材のリセット操作が重
くなるという問題が生じ、これらが製品化を阻害する要
因となっていた。この考案は、かかる問題点に鑑み、リ
ミットスイッチのON・OFF位置の設定、即ちシャッ
タ等の巻取り上限位置や巻出し下限位置を設定する際に
おける安全性を保証できるチューブラモータの制御装置
を、又それに加えて装置の動作信頼性を向上させたチュ
ーブラモータの制御装置を提供することを課題とする。
【0006】
【問題を解決するための手段】そこで本考案に係るチュ
ーブラモータの制御装置は、筒状部材の駆動用モータの
回転によってカム輪を回転させ、該カム輪と連携したア
クチュエータによってカム輪の原点位置でリミットスイ
ッチをモータ通電遮断動作させ、筒状部材の駆動を停止
するようにしたチューブラモータの制御装置において、
押し込み操作可能にかつ回転操作可能に設けられたリセ
ットノブと、該リセットノブの押し込み回転操作によっ
て該ノブを押し込み状態に係止し、リセットノブの回転
又は逆回転操作によってその係止を解除する係止手段
と、上記リセットノブの押し込み操作と連動し、駆動側
ギアを上記カム輪から離脱させるとともにカム輪を原点
位置に復帰させ、かつ上記リミットスイッチをモータ通
電接続動作させる一方、上記リセットノブの復帰によっ
て上記駆動側ギアをカム輪に接続させるとともに上記リ
ミットスイッチをアクチュエータによるモータ通電遮断
動作状態に復帰させるリセット手段とを備えたことを要
旨とする。
ーブラモータの制御装置は、筒状部材の駆動用モータの
回転によってカム輪を回転させ、該カム輪と連携したア
クチュエータによってカム輪の原点位置でリミットスイ
ッチをモータ通電遮断動作させ、筒状部材の駆動を停止
するようにしたチューブラモータの制御装置において、
押し込み操作可能にかつ回転操作可能に設けられたリセ
ットノブと、該リセットノブの押し込み回転操作によっ
て該ノブを押し込み状態に係止し、リセットノブの回転
又は逆回転操作によってその係止を解除する係止手段
と、上記リセットノブの押し込み操作と連動し、駆動側
ギアを上記カム輪から離脱させるとともにカム輪を原点
位置に復帰させ、かつ上記リミットスイッチをモータ通
電接続動作させる一方、上記リセットノブの復帰によっ
て上記駆動側ギアをカム輪に接続させるとともに上記リ
ミットスイッチをアクチュエータによるモータ通電遮断
動作状態に復帰させるリセット手段とを備えたことを要
旨とする。
【0007】また、装置の動作信頼性を向上させる場合
には、板ばねの一端にカム輪と摺接しうるガイドローラ
を支承し、該板ばねをリミットスイッチのスイッチ操作
部に対面して配設し、板ばねの他端をリミットスイッチ
に固定してアクチュエータを構成し、上記板ばねをカム
輪の原点位置でカム輪によって弾性変形させてリミット
スイッチをモータ通電遮断動作させる一方、揺動アーム
の一端に駆動側ギアを取付けて第2の板ばねによってカ
ム輪との接続方向に付勢し、揺動アームの他端にはリセ
ットアームを設けてリセット手段を構成し、リセットノ
ブの押し込み操作によって揺動アームを揺動させて第1
の板ばねをモータ通電遮断方向に弾性変形させるととも
に、第2の板ばねを弾性変形させて駆動側ギアをカム輪
から離脱させ、かつリセットアームをカム輪のハートカ
ムと当接させてカム輪を原点位置に復帰させ、又リセッ
トノブの押し込み解除によって揺動アームを復帰させ、
第1の板ばねのガイドローラをカム輪に摺接させるとと
もに、第2の板ばねを復元させて駆動側ギアをカム輪に
接続させ、かつリセットアームをハートカムから離脱さ
せるようにする。
には、板ばねの一端にカム輪と摺接しうるガイドローラ
を支承し、該板ばねをリミットスイッチのスイッチ操作
部に対面して配設し、板ばねの他端をリミットスイッチ
に固定してアクチュエータを構成し、上記板ばねをカム
輪の原点位置でカム輪によって弾性変形させてリミット
スイッチをモータ通電遮断動作させる一方、揺動アーム
の一端に駆動側ギアを取付けて第2の板ばねによってカ
ム輪との接続方向に付勢し、揺動アームの他端にはリセ
ットアームを設けてリセット手段を構成し、リセットノ
ブの押し込み操作によって揺動アームを揺動させて第1
の板ばねをモータ通電遮断方向に弾性変形させるととも
に、第2の板ばねを弾性変形させて駆動側ギアをカム輪
から離脱させ、かつリセットアームをカム輪のハートカ
ムと当接させてカム輪を原点位置に復帰させ、又リセッ
トノブの押し込み解除によって揺動アームを復帰させ、
第1の板ばねのガイドローラをカム輪に摺接させるとと
もに、第2の板ばねを復元させて駆動側ギアをカム輪に
接続させ、かつリセットアームをハートカムから離脱さ
せるようにする。
【0008】
【作用】シャッタ等の上限位置又は下限位置を設定する
場合、リセットノブを押し込んで回転させると、該ノブ
が係止手段によって押し込み状態に係止される。する
と、リセットノブの押し込みに連動してリセット手段が
作動し、駆動側ギアがカム輪から離脱されてフリーな状
態になるとともに該カム輪が原点位置に復帰され、同時
にリミットスイッチがモータ通電接続動作されるので、
筒状部材はシャッタ等を巻き取り又は巻き出す。シャッ
タ等が所望の位置になると、リセットノブをさらに回転
させるか、又は逆回転させると、その係止が解除される
ので、リセットノブを復帰させると、リセット手段によ
って駆動側ギアがカム輪に接続され、同時にリミットス
イッチもアクチュエータによるモータ通電遮断動作状態
に復帰される。こうして筒状部材の設定動作中にはリセ
ットノブから手を離してシャッタ等の上限位置又は下限
位置が設定できる。
場合、リセットノブを押し込んで回転させると、該ノブ
が係止手段によって押し込み状態に係止される。する
と、リセットノブの押し込みに連動してリセット手段が
作動し、駆動側ギアがカム輪から離脱されてフリーな状
態になるとともに該カム輪が原点位置に復帰され、同時
にリミットスイッチがモータ通電接続動作されるので、
筒状部材はシャッタ等を巻き取り又は巻き出す。シャッ
タ等が所望の位置になると、リセットノブをさらに回転
させるか、又は逆回転させると、その係止が解除される
ので、リセットノブを復帰させると、リセット手段によ
って駆動側ギアがカム輪に接続され、同時にリミットス
イッチもアクチュエータによるモータ通電遮断動作状態
に復帰される。こうして筒状部材の設定動作中にはリセ
ットノブから手を離してシャッタ等の上限位置又は下限
位置が設定できる。
【0009】また、第1の板ばねによってガイドローラ
をカム輪に付勢し、原点位置でカム輪によって第1の板
ばねを弾性変形させてリミットスイッチをモータ通電遮
断動作させる一方、揺動アームの一端に駆動側ギアを取
付けて第2の板ばねによってカム輪との接続方向に付勢
し、揺動アームの他端にはリセットアームを設けてカム
輪を原点位置に復帰させるようにすると、駆動側ギアを
噛合方向に、ガイドローラをカム輪に各々確実に付勢で
き、装置の動作信頼性を向上できる。また、リセットノ
ブに別途ばね部材を設けてこれを復帰方向に付勢できる
ので、リセットノブの押し込み操作を軽くできる。
をカム輪に付勢し、原点位置でカム輪によって第1の板
ばねを弾性変形させてリミットスイッチをモータ通電遮
断動作させる一方、揺動アームの一端に駆動側ギアを取
付けて第2の板ばねによってカム輪との接続方向に付勢
し、揺動アームの他端にはリセットアームを設けてカム
輪を原点位置に復帰させるようにすると、駆動側ギアを
噛合方向に、ガイドローラをカム輪に各々確実に付勢で
き、装置の動作信頼性を向上できる。また、リセットノ
ブに別途ばね部材を設けてこれを復帰方向に付勢できる
ので、リセットノブの押し込み操作を軽くできる。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図8は本考案の実施例によ
るチューブラモータの制御装置を示す。図において、取
付ベース1は複数の部品を組合せて構成され、該取付ベ
ース1の一側部には凹部1aが形成されている。この取
付ベース1の他側部には皿ねじ2aによって断面略U字
状のリミットケース2が固定され、該リミットケース2
内には上限リミット機構A及び下限リミット機構Bが内
蔵されている。
詳細に説明する。図1ないし図8は本考案の実施例によ
るチューブラモータの制御装置を示す。図において、取
付ベース1は複数の部品を組合せて構成され、該取付ベ
ース1の一側部には凹部1aが形成されている。この取
付ベース1の他側部には皿ねじ2aによって断面略U字
状のリミットケース2が固定され、該リミットケース2
内には上限リミット機構A及び下限リミット機構Bが内
蔵されている。
【0011】上限リミット機構Aにおいて、リミットケ
ース2の上端部にはアイドラギア3がケース長手方向の
ピン3aによって回転自在に支承され、該アイドラギア
3の下側にはケース長手方向のピン4aによって平歯車
4が支承されてアイドラギア3と噛合され、該平歯車4
の一端側には傘歯車5が一体にかつ同軸に形成されてい
る。また、リミットケース2にはケース幅方向のピン6
aによって第2の傘戸車6が回転自在に支承され、該第
2の傘歯車6は上記傘歯車5に噛合され、又第2の傘歯
車6には平歯車7が一体にかつ同軸に形成されている。
この平歯車7にはタイミングギア8が噛合され、該タイ
ミングギア8はホイールギア10、11及びカムホイー
ル12とともにケース幅方向のホイールピン9によって
回転自在に支承され、タイミングギア8とホイールギア
10、ホイールギア10とホイールギア11、ホイール
ギア11とカムホイール12との間には回転を伝達する
ためのピニオンギア13が配設されており、上記カムホ
イール12はシャッタ等の巻取り巻出しに必要な筒状部
材の回転数に対して所定角度、即ちカム面12aの長さ
だけ回転する、即ち間欠回転するようになっている。
ース2の上端部にはアイドラギア3がケース長手方向の
ピン3aによって回転自在に支承され、該アイドラギア
3の下側にはケース長手方向のピン4aによって平歯車
4が支承されてアイドラギア3と噛合され、該平歯車4
の一端側には傘歯車5が一体にかつ同軸に形成されてい
る。また、リミットケース2にはケース幅方向のピン6
aによって第2の傘戸車6が回転自在に支承され、該第
2の傘歯車6は上記傘歯車5に噛合され、又第2の傘歯
車6には平歯車7が一体にかつ同軸に形成されている。
この平歯車7にはタイミングギア8が噛合され、該タイ
ミングギア8はホイールギア10、11及びカムホイー
ル12とともにケース幅方向のホイールピン9によって
回転自在に支承され、タイミングギア8とホイールギア
10、ホイールギア10とホイールギア11、ホイール
ギア11とカムホイール12との間には回転を伝達する
ためのピニオンギア13が配設されており、上記カムホ
イール12はシャッタ等の巻取り巻出しに必要な筒状部
材の回転数に対して所定角度、即ちカム面12aの長さ
だけ回転する、即ち間欠回転するようになっている。
【0012】また、リミットケース2には揺動アーム1
4がホイールピン9と平行なピン14aによって揺動自
在に支承され、該揺動アーム14の下端部には上記ピニ
オンギア13が支承され、又揺動アーム14の下端は板
ばね15によってピニオンギア13の噛合方向に揺動付
勢されている。上記揺動アーム14のカムホイール12
側の部分にはリセットアーム16が一体に形成され、カ
ムホイール12にはハートカム17が一体に形成されて
おり、上記リセットアーム16とハートカム17との接
触によってカムホイール12が原点位置Oに復帰される
ようになっている。
4がホイールピン9と平行なピン14aによって揺動自
在に支承され、該揺動アーム14の下端部には上記ピニ
オンギア13が支承され、又揺動アーム14の下端は板
ばね15によってピニオンギア13の噛合方向に揺動付
勢されている。上記揺動アーム14のカムホイール12
側の部分にはリセットアーム16が一体に形成され、カ
ムホイール12にはハートカム17が一体に形成されて
おり、上記リセットアーム16とハートカム17との接
触によってカムホイール12が原点位置Oに復帰される
ようになっている。
【0013】また、リミットケース2には上限側リミッ
トスイッチ18が固定され、該リミットスイッチ18に
は板ばね19の下端部が固定され、該板ばね19の先端
にはガイドローラ20が支承されてカムホイール12の
カム面12aに摺接されており、上記板ばね19はガイ
ドローラ20とカム面12aとの摺接に応じて変形し、
上記リミットスイッチ18を通常はON状態に保持し、
カムホイール12の原点位置でOFFするようになって
いる。
トスイッチ18が固定され、該リミットスイッチ18に
は板ばね19の下端部が固定され、該板ばね19の先端
にはガイドローラ20が支承されてカムホイール12の
カム面12aに摺接されており、上記板ばね19はガイ
ドローラ20とカム面12aとの摺接に応じて変形し、
上記リミットスイッチ18を通常はON状態に保持し、
カムホイール12の原点位置でOFFするようになって
いる。
【0014】また、上記タイミングギア8にはアイドラ
ギア21、22が順次噛合され、該アイドラギア22に
は下限リミット機構Bが連結されている。なお、下限リ
ミット機構Bは上限リミット機構Aと同一の構造を有し
ているので、同一機能の部品は同一の符号を付してい
る。また、2つのアイドラギア21、22を介設してい
るので、下限リミット機構Bにおけるホイールギア1
0、11及びカムホイール12は上限側のものとは逆方
向に回転する。
ギア21、22が順次噛合され、該アイドラギア22に
は下限リミット機構Bが連結されている。なお、下限リ
ミット機構Bは上限リミット機構Aと同一の構造を有し
ているので、同一機能の部品は同一の符号を付してい
る。また、2つのアイドラギア21、22を介設してい
るので、下限リミット機構Bにおけるホイールギア1
0、11及びカムホイール12は上限側のものとは逆方
向に回転する。
【0015】また、取付ベース1の上端面には上限リセ
ットノブ30及び下限リセットノブ31が押し込み可能
に挿通され、該リセットノブ30、31の上側を覆うカ
バー40が着脱可能に取付けられ、又リセットノブ3
0、31の上端面には操作溝が形成され工具等によって
回転操作可能に設けられ、又リセットノブ30、31の
下端には係止片32が形成されている。他方、取付ベー
ス1には係止段部1bが形成され、リセットノブ30、
31の押し込み状態での回転操作によって係止片32が
係止されるようになっている。また、取付ベース1には
リセットカム33が揺動自在に設けられ、又リミットケ
ース2の両側面にはリセットメンバ34がスライド自在
に配設され、該リセットメンバ34にはこれをリセット
カム33側に付勢するばね部材35か設けられており、
上記リセットカム33の揺動によってスライド操作され
るようになっている。このリセットメンバ34には略く
字状のガイド溝36が形成され、該ガイド溝36にはピ
ニオンギア13のピン13aがスライド自在に挿入さ
れ、リセットメンバ34のスライド34によってピン1
3aがガイド溝36内をスライドし、ピニオンギア13
がタイミングギア8とホイールギア10、ホイールギア
10とホイールギア11、ホイールギア11とカムホイ
ール12との間から離脱されるようになっている。
ットノブ30及び下限リセットノブ31が押し込み可能
に挿通され、該リセットノブ30、31の上側を覆うカ
バー40が着脱可能に取付けられ、又リセットノブ3
0、31の上端面には操作溝が形成され工具等によって
回転操作可能に設けられ、又リセットノブ30、31の
下端には係止片32が形成されている。他方、取付ベー
ス1には係止段部1bが形成され、リセットノブ30、
31の押し込み状態での回転操作によって係止片32が
係止されるようになっている。また、取付ベース1には
リセットカム33が揺動自在に設けられ、又リミットケ
ース2の両側面にはリセットメンバ34がスライド自在
に配設され、該リセットメンバ34にはこれをリセット
カム33側に付勢するばね部材35か設けられており、
上記リセットカム33の揺動によってスライド操作され
るようになっている。このリセットメンバ34には略く
字状のガイド溝36が形成され、該ガイド溝36にはピ
ニオンギア13のピン13aがスライド自在に挿入さ
れ、リセットメンバ34のスライド34によってピン1
3aがガイド溝36内をスライドし、ピニオンギア13
がタイミングギア8とホイールギア10、ホイールギア
10とホイールギア11、ホイールギア11とカムホイ
ール12との間から離脱されるようになっている。
【0016】また、取付ベース1には先端内周面にギア
を有する円筒状のリミットギア23が回転自在に外装さ
れ、該リミットギア23は上記アイドラギア3に噛合さ
れている。また、取付ベース1にはスリーブ24が外装
され、かかる組立体が円筒状ケース25内に嵌入されて
皿ねじ26によって固定され、さらに駆動モータや減速
機等を内蔵した筒状部材内に内装され、上記リミットギ
ア23外周面に筒状部材が嵌合されている。
を有する円筒状のリミットギア23が回転自在に外装さ
れ、該リミットギア23は上記アイドラギア3に噛合さ
れている。また、取付ベース1にはスリーブ24が外装
され、かかる組立体が円筒状ケース25内に嵌入されて
皿ねじ26によって固定され、さらに駆動モータや減速
機等を内蔵した筒状部材内に内装され、上記リミットギ
ア23外周面に筒状部材が嵌合されている。
【0017】また、図7は駆動モータ通電回路の構成を
示す。図において、Mは筒状部材の駆動用モータ、5は
駆動モータM操作用の操作スイッチ、6、7は上限用及
び下限用リミットスイッチ18の接片である。
示す。図において、Mは筒状部材の駆動用モータ、5は
駆動モータM操作用の操作スイッチ、6、7は上限用及
び下限用リミットスイッチ18の接片である。
【0018】次に動作について説明する。例えば、操作
スイッチ5をシャッタ等の開側接点に倒すと、駆動モー
タMが正回転し、その回転が減速機で減速されて筒状部
材に伝達され、筒状部材が正回転してシャッタ等を巻き
取る。その際、筒状部材の回転はリミットギア23、ア
イドラギア3、平歯車4、傘歯車5、6、平歯車7、タ
イミングギア8、ピニオンギア13、ホイールギア1
0、ピニオンギア13、ホイールギア11、ピニオンギ
ア13を経てカムホイール12に伝達され、カムホイー
ル12は間欠的に回転され、ガイドローラ20がカムホ
イール12のカム面12aに摺接し、上限側リミットス
イッチ18をONしている。シャッタ等が上限位置まで
くると、カムホイール12が原点位置Oとなり、カム面
12aと摺接しているガイドローラ20によって板ばね
19が変形されて上限リミットスイッチ18がOFFす
る結果、駆動モータMへの通電が遮断され、駆動モータ
Mの回転が停止されて筒状部材によるシャッタ等の巻取
りも停止され、こうして自動的にシャッタ等の巻取りが
停止される。他方、シャッタ等の巻取り時には下限側リ
ミット機構Bではアイドラギア21、22を介して回転
が伝達され、カムホイール12が間欠的に逆回転してい
るが、ガイドローラ20がカム面12aに摺接し、カム
ホイール12の原点位置Oにはきていないので、下限側
リミットスイッチ19はONとなっている。従って、上
限位置の設定が完了し、次に操作スイッチ5を閉側接点
に倒すと、駆動モータMが逆回転して筒状部材からシャ
ッタ等が巻き出され、所定の下限位置まで来ると上記と
同様にして下限側リミットスイッチ18がOFFとな
り、巻き出しが停止される。
スイッチ5をシャッタ等の開側接点に倒すと、駆動モー
タMが正回転し、その回転が減速機で減速されて筒状部
材に伝達され、筒状部材が正回転してシャッタ等を巻き
取る。その際、筒状部材の回転はリミットギア23、ア
イドラギア3、平歯車4、傘歯車5、6、平歯車7、タ
イミングギア8、ピニオンギア13、ホイールギア1
0、ピニオンギア13、ホイールギア11、ピニオンギ
ア13を経てカムホイール12に伝達され、カムホイー
ル12は間欠的に回転され、ガイドローラ20がカムホ
イール12のカム面12aに摺接し、上限側リミットス
イッチ18をONしている。シャッタ等が上限位置まで
くると、カムホイール12が原点位置Oとなり、カム面
12aと摺接しているガイドローラ20によって板ばね
19が変形されて上限リミットスイッチ18がOFFす
る結果、駆動モータMへの通電が遮断され、駆動モータ
Mの回転が停止されて筒状部材によるシャッタ等の巻取
りも停止され、こうして自動的にシャッタ等の巻取りが
停止される。他方、シャッタ等の巻取り時には下限側リ
ミット機構Bではアイドラギア21、22を介して回転
が伝達され、カムホイール12が間欠的に逆回転してい
るが、ガイドローラ20がカム面12aに摺接し、カム
ホイール12の原点位置Oにはきていないので、下限側
リミットスイッチ19はONとなっている。従って、上
限位置の設定が完了し、次に操作スイッチ5を閉側接点
に倒すと、駆動モータMが逆回転して筒状部材からシャ
ッタ等が巻き出され、所定の下限位置まで来ると上記と
同様にして下限側リミットスイッチ18がOFFとな
り、巻き出しが停止される。
【0019】また、シャッタ等の巻取り上限位置を設定
する場合、まず上限側リセットノブ30を工具、例えば
螺子回し等で押し込み、これを回転させて係止片32を
係止段部1bに係止させ、リセットノブ30を押し込み
状態に保持する。すると、リセットノブ30の押し込み
によってリセットカム33が揺動し、リセットメンバ3
4をばね部材35のばね力に抗してスライドさせ、ピニ
オンギア13のピン13aがリセットメンバ34のガイ
ド溝36内をスライドして揺動アーム14を揺動させ、
ピニオンギア13がタイミングギア8とホイールギア1
0、ホイールギア10とホイールギア11、ホイールギ
ア11とカムホイール12との間から離脱し、同時に揺
動アーム14が板ばね16を蹴って上限側リミットスイ
ッチ18をONさせる。また、揺動アーム14の揺動に
伴ってリセットアーム16がカムホイール12のハート
カム17と当接し、カムホイール12を原点位置Oに回
動復帰させる。この状態で操作スイッチ5を開側接点に
倒すと、駆動モータMが通電されて正回転し、筒状部材
がシャッタ等を巻き取る。シャッタ等が所定の上限位置
まで来ると、操作スイッチ5を中立位置に戻すと、駆動
モータMへの通電が停止され、筒状部材の回転が停止さ
れる。その後、螺子回し等によって上限側リセットノブ
30を回転させて係止片32を係止段部1bから離脱さ
せると、ばね部材35のばね力によってリセットメンバ
34が元の位置に復帰し、リセットノブ30を押し上げ
るとともに、ピニオンギア13のピン13aが元の状態
に復帰し、揺動アーム14も揺動復帰してピニオンギア
13が各ギア8、10、11、12と噛合するとともに
(図8の一点鎖線参照)、リミットスイッチ18が板ば
ね19によるOFF状態に戻る一方(図8の一点鎖線参
照)、リセットアーム16がハートカム17から離脱
し、こうしてシャッタ等の巻取り上限位置が設定でき
る。
する場合、まず上限側リセットノブ30を工具、例えば
螺子回し等で押し込み、これを回転させて係止片32を
係止段部1bに係止させ、リセットノブ30を押し込み
状態に保持する。すると、リセットノブ30の押し込み
によってリセットカム33が揺動し、リセットメンバ3
4をばね部材35のばね力に抗してスライドさせ、ピニ
オンギア13のピン13aがリセットメンバ34のガイ
ド溝36内をスライドして揺動アーム14を揺動させ、
ピニオンギア13がタイミングギア8とホイールギア1
0、ホイールギア10とホイールギア11、ホイールギ
ア11とカムホイール12との間から離脱し、同時に揺
動アーム14が板ばね16を蹴って上限側リミットスイ
ッチ18をONさせる。また、揺動アーム14の揺動に
伴ってリセットアーム16がカムホイール12のハート
カム17と当接し、カムホイール12を原点位置Oに回
動復帰させる。この状態で操作スイッチ5を開側接点に
倒すと、駆動モータMが通電されて正回転し、筒状部材
がシャッタ等を巻き取る。シャッタ等が所定の上限位置
まで来ると、操作スイッチ5を中立位置に戻すと、駆動
モータMへの通電が停止され、筒状部材の回転が停止さ
れる。その後、螺子回し等によって上限側リセットノブ
30を回転させて係止片32を係止段部1bから離脱さ
せると、ばね部材35のばね力によってリセットメンバ
34が元の位置に復帰し、リセットノブ30を押し上げ
るとともに、ピニオンギア13のピン13aが元の状態
に復帰し、揺動アーム14も揺動復帰してピニオンギア
13が各ギア8、10、11、12と噛合するとともに
(図8の一点鎖線参照)、リミットスイッチ18が板ば
ね19によるOFF状態に戻る一方(図8の一点鎖線参
照)、リセットアーム16がハートカム17から離脱
し、こうしてシャッタ等の巻取り上限位置が設定でき
る。
【0020】次に、シャッタ等の巻出し下限位置を設定
する場合には、今度は下限側リセットノブ31を押し込
み回転させて押し込み状態に保持した後、操作スイッチ
5を閉側接点に倒し、シャッタ等が所定の巻出し位置ま
で巻き出された時に、操作スイッチ5を中立位置に戻し
た後、リセットノブ31を逆回転させて元の状態に復帰
させればよい。このように、リセットノブ30、31を
押し込んで回すと、リセットノブ30、31が押し込み
状態にロックされ、カムホイール12がリセットされる
とともに、その間リミットスイッチ18がONされてい
ることになり、操作スイッチ5の操作により駆動モータ
Mが通電されて筒状部材が回転し続け、停止させたい位
置で操作スイッチ5をOFFするか、リセットノブ3
0、31を復帰されると、その位置がリミット設定位置
となる。
する場合には、今度は下限側リセットノブ31を押し込
み回転させて押し込み状態に保持した後、操作スイッチ
5を閉側接点に倒し、シャッタ等が所定の巻出し位置ま
で巻き出された時に、操作スイッチ5を中立位置に戻し
た後、リセットノブ31を逆回転させて元の状態に復帰
させればよい。このように、リセットノブ30、31を
押し込んで回すと、リセットノブ30、31が押し込み
状態にロックされ、カムホイール12がリセットされる
とともに、その間リミットスイッチ18がONされてい
ることになり、操作スイッチ5の操作により駆動モータ
Mが通電されて筒状部材が回転し続け、停止させたい位
置で操作スイッチ5をOFFするか、リセットノブ3
0、31を復帰されると、その位置がリミット設定位置
となる。
【0021】以上のような本実施例のチューブラモータ
の制御装置では、リセットノブ30、31を押し込み状
態にロックした後、操作スイッチ5の操作によってシャ
ッタ等の巻取り上限位置及び巻出し下限位置を設定する
ようにしたので、特公昭63−596号公報に示される
制御装置のように、筒状部材にシャッタ等が巻取られつ
つある状態でスライド部材を押し続ける必要がなく、手
を制御装置から離しておくことができ、安全性を保証で
きる。
の制御装置では、リセットノブ30、31を押し込み状
態にロックした後、操作スイッチ5の操作によってシャ
ッタ等の巻取り上限位置及び巻出し下限位置を設定する
ようにしたので、特公昭63−596号公報に示される
制御装置のように、筒状部材にシャッタ等が巻取られつ
つある状態でスライド部材を押し続ける必要がなく、手
を制御装置から離しておくことができ、安全性を保証で
きる。
【0022】また、特公昭63−596号公報の従来技
術に示される従来の旋回レバー式の制御装置では、スラ
イド部材と旋回アームとの間に1つのコイルばねを介設
することにより、ピニオンギア及び旋回レバーをともに
カム輪に向けて付勢していたので、旋回レバーがカム輪
の凹部に係合した時にピニオンギアの付勢力が弱くなる
結果、駆動ピニオンギアがカム輪から離脱するおそれが
あり、コイルばねのばね力を強く設定すると、今度はス
ライド部材のリセット操作が重くなるという問題があっ
た。これに対し、本実施例のチューブラモータの制御装
置では、板ばね19によってガイドローラ20をカムホ
イール12のカム面12aに付勢し、板ばね15によっ
てピニオンギア13をカムホイール12への噛合方向に
付勢する一方、リセットメンバ34をスライド復帰させ
るばね部材35によってリセットノブ30、31を復帰
方向に付勢しているので、リセットノブ30、31の押
し込み操作を軽くできるとともに、ピニオンギア13を
確実に噛合方向に付勢でき、さらにはガイドローラ20
を確実にカム面12aに付勢でき、装置の動作信頼性を
向上できる。
術に示される従来の旋回レバー式の制御装置では、スラ
イド部材と旋回アームとの間に1つのコイルばねを介設
することにより、ピニオンギア及び旋回レバーをともに
カム輪に向けて付勢していたので、旋回レバーがカム輪
の凹部に係合した時にピニオンギアの付勢力が弱くなる
結果、駆動ピニオンギアがカム輪から離脱するおそれが
あり、コイルばねのばね力を強く設定すると、今度はス
ライド部材のリセット操作が重くなるという問題があっ
た。これに対し、本実施例のチューブラモータの制御装
置では、板ばね19によってガイドローラ20をカムホ
イール12のカム面12aに付勢し、板ばね15によっ
てピニオンギア13をカムホイール12への噛合方向に
付勢する一方、リセットメンバ34をスライド復帰させ
るばね部材35によってリセットノブ30、31を復帰
方向に付勢しているので、リセットノブ30、31の押
し込み操作を軽くできるとともに、ピニオンギア13を
確実に噛合方向に付勢でき、さらにはガイドローラ20
を確実にカム面12aに付勢でき、装置の動作信頼性を
向上できる。
【0023】
【考案の効果】以上のように、本考案に係るチューブラ
モータの制御装置によれば、リセットノブを押し込み回
転させることによって押し込み状態にロックできるよう
にしたので、シャッタ等の巻取り上限位置や巻出し下限
位置を設定する際における安全性を保証できる効果があ
る。
モータの制御装置によれば、リセットノブを押し込み回
転させることによって押し込み状態にロックできるよう
にしたので、シャッタ等の巻取り上限位置や巻出し下限
位置を設定する際における安全性を保証できる効果があ
る。
【図1】 本考案の一実施例によるチューブラモータの
制御装置を示す概略斜視図である。
制御装置を示す概略斜視図である。
【図2】 図1に示す上記制御装置を右側から見たとき
の図である。
の図である。
【図3】 図1に示す上記制御装置を左側から見たとき
の図である。
の図である。
【図4】 上記制御装置を示す中央断面図である。
【図5】 上記制御装置におけるリセットメンバを示す
断面図である。
断面図である。
【図6】 上記制御装置を示す断面平面図である。
【図7】 上記制御装置における駆動モータ通電回路を
示す構成図である。
示す構成図である。
【図8】 上記制御装置の動作を説明するための図であ
る。
る。
1a 係止段部(係止手段) 12 カムホイール(カム輪) 12a カム面 13 ピニオンギア 16 リセットアーム(リセット手段) 17 ハートカム(リセット手段) 18 リミットスイッチ 19 板ばね(アクチュエータ) 20 ガイドローラ(アクチュエータ) 30 上限リセットノブ 31 下限リセットノブ 32 係止片(係止手段) 33 リセットカム(リセット手段) 34 リセットメンバ(リセット手段) 35 ばね部材(リセット手段)
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状部材の駆動用モータの回転によって
カム輪を回転させ、該カム輪と連携したアクチュエータ
によってカム輪の原点位置でリミットスイッチをモータ
通電遮断動作させ、筒状部材の駆動を停止するようにし
たチューブラモータの制御装置において、 押し込み操作可能にかつ回転操作可能に設けられたリセ
ットノブと、 該リセットノブの押し込み回転操作によって該ノブを押
し込み状態に係止し、リセットノブの回転又は逆回転操
作によってその係止を解除する係止手段と、 上記リセットノブの押し込み操作と連動し、駆動側ギア
を上記カム輪から離脱させるとともにカム輪を原点位置
に復帰させ、かつ上記リミットスイッチを接続動作させ
る一方、上記リセットノブの復帰によって上記駆動側ギ
アをカム輪に接続させるとともに上記リミットスイッチ
をアクチュエータによるモータ通電遮断動作状態に復帰
させるリセット手段とを備えたことを特徴とするチュー
ブラモータの制御装置。 - 【請求項2】 上記リセットノブ、係止手段及びリセッ
ト手段が各々2つ設けられて上記筒状部材の巻取り限界
側及び巻出し限界側が設定される請求項1記載のチュー
ブラモータの制御装置。 - 【請求項3】 上記アクチュエータは、板ばね19の一
端に上記カム輪12と摺接しうる上記ガイドローラ20
を支承し、上記板ばね19を上記リミットスイッチ18
のスイッチ操作部に対面して配設し、かつ上記板ばね1
9の他端を上記リミットスイッチ18に固定して構成さ
れており、 該板ばね19が上記カム輪12の原点位置Oでカム輪1
2によって弾性変形されて上記リミットスイッチ18を
モータ通電遮断動作させる一方、 上記リセット手段は、揺動アーム14の一端にピニオン
ギア13を取付けて第2の板ばね15によってカム輪1
2との接続方向に付勢し、かつ上記揺動アーム14の他
端にリセットアーム16を設けて構成されており、 上記リセットノブ30、31の押し込み操作によって上
記揺動アーム14が揺動されて上記板ばね19がモータ
通電遮断方向に弾性変形されるとともに、上記ピニオン
ギア13が上記カム輪12から離脱され、かつ上記リセ
ットアーム16が上記カム輪12のハートカム17と当
接されて上記カム輪12が原点位置Oに復帰され、上記
リセットノブ30、31の押し込み解除によって上記揺
動アーム14が復帰され、上記板ばね19のガイドロー
ラ20が上記カム輪12に摺接されるとともに、上記ピ
ニオンギア13が上記カム輪12に接続され、かつ上記
リセットアーム16が上記ハートカム17から離脱され
る請求項1又は2記載のチューブラモータの制御装置。 - 【請求項4】 上記揺動アーム14にはこれと連携され
たリセットメンバ34がスライド自在に設けられる一
方、上記リセットノブ30、31にはリセットカム33
が設けられており、 上記リセットノブ30、31の押し込み操作によって上
記リセットカム33が揺動され、該リセットカム33が
上記リセットメンバ34をスライドさせることによって
上記揺動アーム14が揺動される請求項3記載のチュー
ブラモータの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056308U JP2536306Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | チューブラモータの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992056308U JP2536306Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | チューブラモータの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0610598U JPH0610598U (ja) | 1994-02-10 |
JP2536306Y2 true JP2536306Y2 (ja) | 1997-05-21 |
Family
ID=13023522
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992056308U Expired - Lifetime JP2536306Y2 (ja) | 1992-07-17 | 1992-07-17 | チューブラモータの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2536306Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3404004B2 (ja) * | 2000-05-24 | 2003-05-06 | 新生精機株式会社 | チューブラモータの停止位置設定機構 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0348820Y2 (ja) * | 1986-02-18 | 1991-10-18 | ||
JPS63596A (ja) * | 1986-06-18 | 1988-01-05 | 清水建設株式会社 | シ−ルド掘進機のカツタ装置 |
-
1992
- 1992-07-17 JP JP1992056308U patent/JP2536306Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0610598U (ja) | 1994-02-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |