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JP2524219Y2 - 絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動ユニット取付装置 - Google Patents

絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動ユニット取付装置

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Publication number
JP2524219Y2
JP2524219Y2 JP366191U JP366191U JP2524219Y2 JP 2524219 Y2 JP2524219 Y2 JP 2524219Y2 JP 366191 U JP366191 U JP 366191U JP 366191 U JP366191 U JP 366191U JP 2524219 Y2 JP2524219 Y2 JP 2524219Y2
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JP
Japan
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pump case
drive unit
rotor
side plate
pump
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JP366191U
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English (en)
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JPH04100086U (ja
Inventor
敏雄 横田
久晃 小林
昌史 牛尾
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Publication date
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  • Reciprocating Pumps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は絞り出し式コンクリート
ポンプにおいて、ポンプケース内のロータを駆動するた
めの駆動ユニットの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の絞り出し式コンクリートポンプで
は、ポンプケース内のロータを駆動するための駆動ユニ
ットは、モータを支持した固定部と、前記モータに連動
される減速機を内蔵した回転駆動部とを備え、前記固定
部がポンプケースの一側板に固着され、また回転駆動部
がポンプケース内でロータに固着され、モータの駆動に
より減速機および回転駆動部を介してロータを駆動する
ように構成される(特公昭63−37278号公報参
照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが前記従来のも
のでは、減速機を含む駆動ユニットのメンテナンス、交
換等を行うに際して該駆動ユニットをポンプケースから
取外す場合には、重くて大型のポンプケースの一側板
を、ポンプケース本体から分離させなければならず、そ
の作業が面倒であって駆動ユニット、特にその減速機の
メンテナンス、交換等の作業に多大の労力と時間とを費
するという課題があった。
【0004】本考案は上記実情にかんがみてなされたも
ので、大型で重いポンプケースの側板をポンプケースか
ら外すことなく駆動ユニットの、ポンプケースからの着
脱を行うことができ、駆動ユニットのメンテナンス、交
換等を簡単容易に行うことができ、前記課題を解決し
た、新規な絞り出し式コンクリートポンプにおける駆動
ユニット取付装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的達成のため、本
考案の特徴とするところは、円筒状のポンプケースと、
このポンプケースの内周面に略U字状に沿設され、その
吸込端および吐出端が前記ポンプケース外に延出される
ポンピングチューブと、そのポンプケース内に回転自在
に支承されるロータとを少なくとも備え、前記ロータの
回転による前記ポンピングチューブの間歇的押圧作用
と、ポンピングチューブの復元作用とによって前記ポン
ピングチューブにポンプ作用を与えるようにした絞り出
し式コンクリートポンプにおいて、 前記ポンプケース
の一方の側板の中央部に取付孔を開設し、この取付孔を
通して駆動ユニットの回転駆動部を前記ロータに着脱自
在に固着するとともにその固定部を補助側板に着脱自在
に挿着し、該補助側板を前記ポンプケースの前記側板に
着脱自在に固着し、前記補助側板を前記ポンプケースお
よび駆動ユニットから外すことにより、該駆動ユニット
をロータから離脱可能としたことにある。
【0006】
【実施例】以下、図面より本考案の一実施例について説
明する。
【0007】図1は本考案装置を装備した絞り出し式コ
ンクリートポンプの一部破断側面図、図2は、図1の2
−2線に沿う断面図である。
【0008】図1,2において、絞り出し式コンクリー
トポンプのポンプケースCは密閉円筒状に形成されてお
り、中空円筒状のポンプケース本体1の左右両側開口面
に円盤状の左,右側板2,3をボルト等の固着具により
一体に固着して構成される。左,右側板2,3には、そ
れぞれ3つのマンホール5‥が周方向に略等間隔を存し
て開口され、これらのマンホール5‥には、それぞれ透
明のマンホール蓋51‥が着脱自在に取付けられ、それ
らのマンホール蓋51 ‥を通してポンプケースC内を透
視できるようになっている。ポンプケースCの下部およ
び上部一側には入口6および出口7が設けられ、その内
周面にはゴム製のパッド8が沿着されている。
【0009】ポンプケースC内には、その内周面に沿っ
て、ゴム、合成樹脂等の弾性材よりなるポンピングチュ
ーブ9がU字状に彎曲して収容されており、このポンピ
ングチューブ9の吸込端91 および吐出端92 は前記入
口6および出口7を通してその外部に延出され、通常の
ようにその吸込端91 はホッパ10に、またその吐出端
2 は図示しないコンクリート移送管にそれぞれ接続さ
れる。
【0010】前記ポンプケースC内にはロータRが回転
自在に収容され、このロータRはポンプケースCに支持
される駆動ユニットUによって回転駆動される。
【0011】次に前記ロータRの構造を説明すると、こ
のロータRの主体部分を構成するロータ主体11は中空
円筒状の連結筒12の両端に間隔を存して互いに平行に
対峙される一対のアーム板13,14を一体に結合して
構成される。ロータ主体11の外周部には、約180°
の位相差を存して対をなす転動ローラ15,15がそれ
ぞれ回転自在に支承され、これらの転動ローラ15,1
5の外周には、ゴム、合成樹脂等の弾性材よりなる弾性
輪16,16が纏着されている。各転動ローラ15の外
周面は前記ポンピングチューブ9に圧接され、ロータR
の回転によれば、前記ポンピングチューブ9が間歇的に
押圧される。
【0012】またロータ主体11の外周部には、前記一
対の転動ローラ15,15間において、このロータ主体
11の回転軸線と平行に複数の第1案内ローラ17…が
回転自在に軸支されるとともにその回転軸線と直交して
それぞれ対をなす第2案内ローラ18…が回転自在に軸
支されており、前記第1案内ローラ17…はポンピング
チューブ9をポンプケースCの内周面に沿わせるように
軽く押圧案内し、また各対の第2案内ローラ18…は前
記ポンピングチューブ9を挟むように配置されてそのポ
ンピングチューブ9がロータ主体11の軸方向中央にく
るように案内する。
【0013】前記ロータ主体11の一方のアーム板(図
2、左側アーム板)13の中央部には支持軸19が固着
され、この支持軸19は、ポンプケースCの一方の側板
(図2、左側側板)2の中央部のボス部21 に軸受20
を介して回転自在に支承されている。前記ボス部21
開口外端面には、蓋板21が固着され、この蓋板21
に、前記支持軸19に連動されるタコメータ22が連結
されている。
【0014】またポンプケースCの他方の側板(図2、
右側側板)3の中央部には、後述する駆動ユニットUの
最大径よりも大きい取付孔4を有する大径ボス部31
一体に形成され、この大径ボス部31 に環状の補助側板
23が複数本の取付ボルト29…を以て着脱自在に固着
されている。ロータ主体11の他方のアーム板(図2、
右側アーム板)14の中央部には、連結筒の端部に近接
して肉厚の環状取付部141 が一体に形成されている。
【0015】一方前記駆動ユニットUは、モータ24
と、このモータ24を支承する円筒状固定部25と、前
記モータ24に連動する減速機を内蔵するとともに該モ
ータ24によって減速駆動される円筒状の回転駆動部2
6を備えている。そして前記円筒状の固定部25の外周
には取付フランジ部251 が、また円筒状の回転駆動部
26の外周には取付フランジ部261 がそれぞれ一体に
形成されている。
【0016】而して、両取付フランジ部251 ,261
の外径は何れも一方の側板3の取付孔4の内径よりも小
径に形成される。また回転駆動部26の取付フランジ部
261 は一方のアーム板13の環状取付部141 の外径
と略同径であり、固定部25の取付フランジ部251
外径は、補助側板23の内径よりも大径で、かつ回転駆
動部26の取付フランジ部261 の外径よりも小径に形
成される。そして回転駆動部26の取付フランジ部26
1 は、アーム板14の環状取付部141 に複数本のボル
ト27により着脱自在に固着され、また前記固定部25
の取付フランジ部251 は、前記補助側板23の内周部
に複数本のボルト28により着脱自在に固着される。
【0017】前記駆動ユニットU、主としてその減速機
のメンテナンス、交換等のために該駆動ユニットUをポ
ンプケースCおよびロータRから取外すには、ボルト2
8…および29…を外して環状の補助側板23をポンプ
ケースCおよび駆動ユニットUから外す。すると、回転
駆動部26をアーム板13に固着しているボルト27…
が取付孔4を通して外部に露出するので、その取付孔4
からボックススパナ等を挿入してこれによりこれらのボ
ルト27を外せば駆動ユニットUはロータRから離脱
し、駆動ユニットUを取付孔4を通して外部に引き出す
ことができる。なお、補助側板23を外した際、ロータ
Rは片持支持となるが、該ロータRはポンピングチュー
ブ9を介してポンプケースCに支持されて略同位置に保
持され、駆動ユニットUの引き出しに支障を及ぼすこと
がない。
【0018】また駆動ユニットUをロータRおよびポン
プケースCに組付ける場合は、前述の取外しと逆の操作
を行えばよい。
【0019】駆動ユニットUのモータ24を駆動すれ
ば、減速機を介してその回転駆動部26が減速回転さ
れ、これに連結されるロータRは図1矢印A方向に回転
され、そこに軸支される一対の転動ローラ15はポンピ
ングチューブ9を絞りながらその上を転動してそのチュ
ーブ9に間歇的な押圧力を与え、またポンピングチュー
ブ9は、前記転動ローラ15による押圧が解除される
と、自己のもつ弾性による復元力およびポンプケースC
内の負圧力により元の状態に復元し、結局ポンピングチ
ューブ9は転動ローラ15による押圧作用と復元作用で
ポンプ作用が与えられホッパ10内の生コンクリートを
コンクリート移送管(図示せず)に圧送することができ
る。
【0020】なお、駆動ユニットUのモータ24は電動
モータ、油圧モータその他のものの何れでもよく、また
駆動ユニットUの、ロータRおよびポンプケースCへの
着脱自在な取付はボルトに代えて他の固着手段を用いる
ことが可能である。
【0021】
【考案の効果】以上のように本考案によれば、絞り出し
式コンクリートポンプにおいて、ポンプケースを所定位
置に保持したまま駆動ユニットをポンプケースおよびロ
ータから簡単に取り外し、またそれらに取付けることが
でき、前記駆動ユニットの交換、メンテナンス作業を簡
単容易に行うことができ、該作業能率を大幅に向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案装置を装備した絞り出し式コンクリート
ポンプの一部破断側面図
【図2】図1の2−2線に沿う断面図
【符号の説明】
3 側板 4 取付孔 9 ポンピングチューブ 91 吸込端 92 吐出端 23 補助側板 25 固定部 26 回転駆動部 C ポンプケース R ロータ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のポンプケース(C)と、このポ
    ンプケース(C)の内周面に略U字状に沿設され、その
    吸込端(91 )および吐出端(92 )が前記ポンプケー
    ス(C)外に延出されるポンピングチューブ(9)と、
    そのポンプケース(C)内に回転自在に支承されるロー
    タ(R)とを少なくとも備え、前記ロータ(R)の回転
    による前記ポンピングチューブ(9)の間歇的押圧作用
    と、ポンピングチューブ(9)の復元作用とによって前
    記ポンピングチューブ(9)にポンプ作用を与えるよう
    にした絞り出し式コンクリートポンプにおいて、 前
    記ポンプケース(C)の一方の側板(3)の中央部に取
    付孔(4)を開設し、この取付孔(4)を通して駆動ユ
    ニット(U)の回転駆動部(26)を前記ロータ(R)
    に着脱自在に固着するとともにその固定部(25)を補
    助側板(23)に着脱自在に挿着し、該補助側板(2
    3)を前記ポンプケース(C)の前記側板(3)に着脱
    自在に固着し、前記補助側板(23)を前記ポンプケー
    ス(C)および駆動ユニット(U)から外すことによ
    り、該駆動ユニット(U)をロータ(R)から離脱可能
    としたことを特徴とする絞り出し式コンクリートポンプ
    における駆動ユニット取付装置。
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JP7480982B2 (ja) * 2020-01-31 2024-05-10 サーパス工業株式会社 チューブポンプ
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