JP2522102Y2 - アナログ時計の時計回路 - Google Patents
アナログ時計の時計回路Info
- Publication number
- JP2522102Y2 JP2522102Y2 JP1691792U JP1691792U JP2522102Y2 JP 2522102 Y2 JP2522102 Y2 JP 2522102Y2 JP 1691792 U JP1691792 U JP 1691792U JP 1691792 U JP1691792 U JP 1691792U JP 2522102 Y2 JP2522102 Y2 JP 2522102Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- minute
- hour
- hand
- counter
- correction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 8
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 14
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、アナログ時計に関する
ものであり、尚詳しくは、アナログ時計における指針を
修正する機構に関するものである。
ものであり、尚詳しくは、アナログ時計における指針を
修正する機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、マイクロコンピュータを用
い、基準信号のパルス数をカウントして現時刻の値を記
憶する現時刻記憶手段としてのランダムアクセスメモリ
と、この現時刻記憶手段に記憶した値を指針の表示角度
の値に換算して記憶する目標位置記憶手段としてのラン
ダムアクセスメモリと、指針の表示位置を記憶する表示
位置記憶手段としてのランダムアクセスメモリとを有
し、表示位置記憶手段に記憶した表示値と目標位置記憶
手段に記憶した目標値とを読み出して一致検出を行な
い、目標値と表示値とが一致しない場合にモータ駆動回
路からステップモータに歩進信号を出力させることによ
りステップモータによって回転させられる指針の表示位
置を駆動制御するアナログ時計を先に開発した。
い、基準信号のパルス数をカウントして現時刻の値を記
憶する現時刻記憶手段としてのランダムアクセスメモリ
と、この現時刻記憶手段に記憶した値を指針の表示角度
の値に換算して記憶する目標位置記憶手段としてのラン
ダムアクセスメモリと、指針の表示位置を記憶する表示
位置記憶手段としてのランダムアクセスメモリとを有
し、表示位置記憶手段に記憶した表示値と目標位置記憶
手段に記憶した目標値とを読み出して一致検出を行な
い、目標値と表示値とが一致しない場合にモータ駆動回
路からステップモータに歩進信号を出力させることによ
りステップモータによって回転させられる指針の表示位
置を駆動制御するアナログ時計を先に開発した。
【0003】このアナログ時計の概要は、図3に示す様
に、発振器11から入力されるクロック信号に基づいた
基準信号を出力する基準信号発生手段13を有し、該基
準信号発生手段13からの基準信号を秒カウンタ21、
分カウンタ23、時カウンタ27でカウントすることに
より秒カウンタメモリ22と分カウンタメモリ26と時
カウンタメモリ28とに現在時刻を記憶する現時刻記憶
手段20を有するものであり、分修正スイッチ17が操
作されると前記基準信号を分カウンタ23へ入力するこ
とにより分カウンタ23のカウント値ひいては分カウン
タメモリ26の記憶値を増加させ、時修正スイッチ18
が操作されると時カウンタ27へ基準信号を入力させて
時カウンタ27のカウント値及び時カウンタメモリ28
の記憶値を増加させるものである。
に、発振器11から入力されるクロック信号に基づいた
基準信号を出力する基準信号発生手段13を有し、該基
準信号発生手段13からの基準信号を秒カウンタ21、
分カウンタ23、時カウンタ27でカウントすることに
より秒カウンタメモリ22と分カウンタメモリ26と時
カウンタメモリ28とに現在時刻を記憶する現時刻記憶
手段20を有するものであり、分修正スイッチ17が操
作されると前記基準信号を分カウンタ23へ入力するこ
とにより分カウンタ23のカウント値ひいては分カウン
タメモリ26の記憶値を増加させ、時修正スイッチ18
が操作されると時カウンタ27へ基準信号を入力させて
時カウンタ27のカウント値及び時カウンタメモリ28
の記憶値を増加させるものである。
【0004】又、分修正スイッチ17及び時修正スイッ
チ18を有することなく、単一の時刻修正スイッチを有
し、該時刻修正スイッチをオン状態とすることにより周
波数の高い早送り修正パルス信号を秒カウンタ21に送
り、秒カウンタメモリ22の値を直ちに順次増加させつ
つ分カウンタ23及び時カウンタ27に順次桁上げを行
って秒カウンタメモリ22、分カウンタメモリ26、時
カウンタメモリ28に記憶される時刻データの修正を行
う様にしているものもある。
チ18を有することなく、単一の時刻修正スイッチを有
し、該時刻修正スイッチをオン状態とすることにより周
波数の高い早送り修正パルス信号を秒カウンタ21に送
り、秒カウンタメモリ22の値を直ちに順次増加させつ
つ分カウンタ23及び時カウンタ27に順次桁上げを行
って秒カウンタメモリ22、分カウンタメモリ26、時
カウンタメモリ28に記憶される時刻データの修正を行
う様にしているものもある。
【0005】尚、上記実施例に用いる秒カウンタ21及
び分カウンタ23は、[0」から「59」をカウントす
る60進カウンタであり、時カウンタ27は「0」から
「11」迄をカウントする12進カウンタである。この
現時刻記憶手段20の時刻データに基づいて分針は分針
駆動制御回路30により、時針は時針駆動制御回路40
により制御されるものであり、分針を回転させる為の分
針用ステップモータ51を駆動する分針駆動制御回路3
0は、分数値変換手段31、分針用目標位置記憶手段3
2、分針位置記憶手段33、分針用比較検出手段35、
分針用出力手段37、分針用モータ駆動回路38で構成
し、又、現時刻記憶手段20の時刻データに基づいて時
針を回転させる為の時針用ステップモータ55を駆動す
る時針駆動制御回路40は、時数値変換手段41、時針
用目標位置記憶手段42、時針位置記憶手段43、時針
用比較検出手段45、時針用出力手段47、時針用モー
タ駆動回路48で構成している。
び分カウンタ23は、[0」から「59」をカウントす
る60進カウンタであり、時カウンタ27は「0」から
「11」迄をカウントする12進カウンタである。この
現時刻記憶手段20の時刻データに基づいて分針は分針
駆動制御回路30により、時針は時針駆動制御回路40
により制御されるものであり、分針を回転させる為の分
針用ステップモータ51を駆動する分針駆動制御回路3
0は、分数値変換手段31、分針用目標位置記憶手段3
2、分針位置記憶手段33、分針用比較検出手段35、
分針用出力手段37、分針用モータ駆動回路38で構成
し、又、現時刻記憶手段20の時刻データに基づいて時
針を回転させる為の時針用ステップモータ55を駆動す
る時針駆動制御回路40は、時数値変換手段41、時針
用目標位置記憶手段42、時針位置記憶手段43、時針
用比較検出手段45、時針用出力手段47、時針用モー
タ駆動回路48で構成している。
【0006】そして分数値変換手段31や時数値変換手
段41は、現時刻記憶手段20の内容を読み出して分針
用目標位置記憶手段32や時針用目標位置記憶手段42
にデータを移すものであり、このデータ転送に際し、分
数値変換手段31は、秒カウンタメモリ22の値と分カ
ウンタメモリ26の値を読み込み、秒カウンタメモリ2
2の内容である秒データの「10」を「1」に、分カウ
ンタメモリ26の内容である分データの「1」を「6」
に変換することにより10秒単位を「1」として1時間
を「0」から「359」の値である角度データに変換し
てこの目標値を分針用目標位置記憶手段32に記憶さ
せ、又、時数値変換手段41は分カウンタメモリ26の
値と時カウンタメモリ28の値とを読み込み、2分単位
を「1」として12時間を「0」から「359」の値に
である角度データに変換してこの目標値を時針用目標位
置記憶手段42に記憶させるものである。
段41は、現時刻記憶手段20の内容を読み出して分針
用目標位置記憶手段32や時針用目標位置記憶手段42
にデータを移すものであり、このデータ転送に際し、分
数値変換手段31は、秒カウンタメモリ22の値と分カ
ウンタメモリ26の値を読み込み、秒カウンタメモリ2
2の内容である秒データの「10」を「1」に、分カウ
ンタメモリ26の内容である分データの「1」を「6」
に変換することにより10秒単位を「1」として1時間
を「0」から「359」の値である角度データに変換し
てこの目標値を分針用目標位置記憶手段32に記憶さ
せ、又、時数値変換手段41は分カウンタメモリ26の
値と時カウンタメモリ28の値とを読み込み、2分単位
を「1」として12時間を「0」から「359」の値に
である角度データに変換してこの目標値を時針用目標位
置記憶手段42に記憶させるものである。
【0007】又、分針位置記憶手段33や時針位置記憶
手段43は、分針や時針の位置を示す角度を記憶するも
のであり、分針位置記憶手段33は分針用出力手段37
から分針用モータ駆動回路38に出力されるパルス数を
カウントし、時針位置記憶手段43は時針用出力手段4
7から時針用モータ駆動回路48に出力されるパルス数
をカウントするものであり、分針用モータ駆動回路38
や時針用モータ駆動回路48は、分針用出力手段37や
時針用出力手段47から入力されるパルス数に対応した
ステップ数だけ方向信号に基づいて分針用ステップモー
タ51や時針用ステップモータ55を各々駆動するもの
であって、各ステップモータが1ステップ分回転した
時、各々の指針軸が1度だけ回転する様に輪列の減速比
を定めている。
手段43は、分針や時針の位置を示す角度を記憶するも
のであり、分針位置記憶手段33は分針用出力手段37
から分針用モータ駆動回路38に出力されるパルス数を
カウントし、時針位置記憶手段43は時針用出力手段4
7から時針用モータ駆動回路48に出力されるパルス数
をカウントするものであり、分針用モータ駆動回路38
や時針用モータ駆動回路48は、分針用出力手段37や
時針用出力手段47から入力されるパルス数に対応した
ステップ数だけ方向信号に基づいて分針用ステップモー
タ51や時針用ステップモータ55を各々駆動するもの
であって、各ステップモータが1ステップ分回転した
時、各々の指針軸が1度だけ回転する様に輪列の減速比
を定めている。
【0008】尚、分針位置記憶手段33及び時針位置記
憶手段43は、各々分針軸及び時針軸が基準位置を示し
たときに初期リセットされ、各々「0」から「359」
の値を記憶するものであり、分針用モータ駆動回路38
が分針用ステップモータ51を順回転させる時には分針
位置記憶手段33はパルス数を加算し、分針用ステップ
モータ51を逆回転させるときには減算を行ない、時針
位置記憶手段43も同様に時針用ステップモータ55の
正逆回転に合わせて加算又は減算を行なって指針位置の
角度データを表示値として記憶するものである。
憶手段43は、各々分針軸及び時針軸が基準位置を示し
たときに初期リセットされ、各々「0」から「359」
の値を記憶するものであり、分針用モータ駆動回路38
が分針用ステップモータ51を順回転させる時には分針
位置記憶手段33はパルス数を加算し、分針用ステップ
モータ51を逆回転させるときには減算を行ない、時針
位置記憶手段43も同様に時針用ステップモータ55の
正逆回転に合わせて加算又は減算を行なって指針位置の
角度データを表示値として記憶するものである。
【0009】更に、分針用比較検出手段35は、分針用
目標位置記憶手段32の内容である分目標値と分針位置
記憶手段33の内容である分表示値とを比較し、分針用
目標位置記憶手段32の内容である分目標値が分針位置
記憶手段33の分表示値よりも大きい場合は、不一致信
号を分針用出力手段37に出力することにより分針用出
力手段37から分針用モータ駆動回路38にパルス信号
と方向信号を出力させて分針用ステップモータ51を正
転させ、分目標値が分表示値よりも小さい場合は分針用
出力手段37から分針用モータ駆動回路38にパルス信
号と方向信号を出力させて分針用ステップモータ51を
逆転させるものであり、又、時針用比較検出手段45
も、時針用目標位置記憶手段42の内容である時目標値
と時針位置記憶手段43の内容である時表示値とを比較
して一致しないときは不一致信号を出力し、時針用出力
手段47を介して時針用モータ駆動回路48からパルス
信号と方向信号とを出力させるものである。
目標位置記憶手段32の内容である分目標値と分針位置
記憶手段33の内容である分表示値とを比較し、分針用
目標位置記憶手段32の内容である分目標値が分針位置
記憶手段33の分表示値よりも大きい場合は、不一致信
号を分針用出力手段37に出力することにより分針用出
力手段37から分針用モータ駆動回路38にパルス信号
と方向信号を出力させて分針用ステップモータ51を正
転させ、分目標値が分表示値よりも小さい場合は分針用
出力手段37から分針用モータ駆動回路38にパルス信
号と方向信号を出力させて分針用ステップモータ51を
逆転させるものであり、又、時針用比較検出手段45
も、時針用目標位置記憶手段42の内容である時目標値
と時針位置記憶手段43の内容である時表示値とを比較
して一致しないときは不一致信号を出力し、時針用出力
手段47を介して時針用モータ駆動回路48からパルス
信号と方向信号とを出力させるものである。
【0010】この様に分針駆動制御回路30では、分針
位置記憶手段33は分針の表示角度を表示値として記憶
し、現時刻記憶手段20が記憶している時刻データを分
数値変換手段31が時刻データの内の秒データ及び分デ
ータにより10秒を1度に換算した角度データに変換
し、この角度データを目標値として分針用目標位置記憶
手段32が記憶して10秒毎にこの目標値を更新してい
るものである。
位置記憶手段33は分針の表示角度を表示値として記憶
し、現時刻記憶手段20が記憶している時刻データを分
数値変換手段31が時刻データの内の秒データ及び分デ
ータにより10秒を1度に換算した角度データに変換
し、この角度データを目標値として分針用目標位置記憶
手段32が記憶して10秒毎にこの目標値を更新してい
るものである。
【0011】そして分針用比較検出手段35は、分針用
目標位置記憶手段32の分目標値と分針位置記憶手段3
3の分表示値とが一致しないときは、不一致信号を出力
して分針用出力手段37及び分針用モータ駆動回路38
により分針用ステップモータ51を駆動し、分針が1ス
テップ1度回転する毎に分針位置記憶手段33の分表示
値を修正し、表示値が分針用目標位置記憶手段32の目
標値と一致するとステップモータ51の回転を停止させ
るものである。
目標位置記憶手段32の分目標値と分針位置記憶手段3
3の分表示値とが一致しないときは、不一致信号を出力
して分針用出力手段37及び分針用モータ駆動回路38
により分針用ステップモータ51を駆動し、分針が1ス
テップ1度回転する毎に分針位置記憶手段33の分表示
値を修正し、表示値が分針用目標位置記憶手段32の目
標値と一致するとステップモータ51の回転を停止させ
るものである。
【0012】従って、分針駆動制御回路30は、10秒
毎に分針を1度だけ回転させ10秒単位で現時刻記憶手
段20の秒カウンタメモリ22及び分カウンタ23メモ
リに記憶される時刻データに基づいた現在時刻を表示す
る。又、時針駆動制御回路40も分針駆動制御回路30
と同様に、時針位置記憶手段43が時針の表示角度を記
憶し、時数値変換手段41により時刻データの分データ
及び時データに基づいて2分を1度に換算した目標値を
時刻データから形成し、この角度データである目標値と
一致する様に時針用比較検出手段45、時針用出力手段
47、時針用モータ駆動回路48によって時針を回転駆
動し、以て時針に現時刻記憶手段20の分カウンタメモ
リ26及び時カウンタメモリ28に記憶される時刻デー
タに基づいた現在時刻を表示させるものである。
毎に分針を1度だけ回転させ10秒単位で現時刻記憶手
段20の秒カウンタメモリ22及び分カウンタ23メモ
リに記憶される時刻データに基づいた現在時刻を表示す
る。又、時針駆動制御回路40も分針駆動制御回路30
と同様に、時針位置記憶手段43が時針の表示角度を記
憶し、時数値変換手段41により時刻データの分データ
及び時データに基づいて2分を1度に換算した目標値を
時刻データから形成し、この角度データである目標値と
一致する様に時針用比較検出手段45、時針用出力手段
47、時針用モータ駆動回路48によって時針を回転駆
動し、以て時針に現時刻記憶手段20の分カウンタメモ
リ26及び時カウンタメモリ28に記憶される時刻デー
タに基づいた現在時刻を表示させるものである。
【0013】尚、この時計回路では、分数値変換手段3
1や時数値変換手段における換算係数を変更し、例え
ば、現時刻記憶手段20における秒カウンタメモリ22
及び分カウンタメモリ26の値における30秒を単位と
して分針用目標位置記憶手段32に記憶させる「1」に
換算し、又、分カウンタメモリ26及び時カウンタメモ
リ28の値における6分を単位として時針用目標位置記
憶手段42に記憶させる「1」に換算し、分針用目標位
置記憶手段32及び時針用目標位置記憶手段42の最大
値を「120」に制限することにより、図4のAに示す
様に、表示範囲を120度の扇型とする変形時計とする
場合や、換算係数を変更して図4のBに示す様に表示範
囲を240度の扇型とする場合等、換算係数の変更によ
り種々の変形時計とすることができる時計回路である。
1や時数値変換手段における換算係数を変更し、例え
ば、現時刻記憶手段20における秒カウンタメモリ22
及び分カウンタメモリ26の値における30秒を単位と
して分針用目標位置記憶手段32に記憶させる「1」に
換算し、又、分カウンタメモリ26及び時カウンタメモ
リ28の値における6分を単位として時針用目標位置記
憶手段42に記憶させる「1」に換算し、分針用目標位
置記憶手段32及び時針用目標位置記憶手段42の最大
値を「120」に制限することにより、図4のAに示す
様に、表示範囲を120度の扇型とする変形時計とする
場合や、換算係数を変更して図4のBに示す様に表示範
囲を240度の扇型とする場合等、換算係数の変更によ
り種々の変形時計とすることができる時計回路である。
【0014】
【考案が解決しようとする課題】修正スイッチにより分
針や時針の修正駆動を行なうものにおいて、単一の時刻
修正スイッチのみを用いて指針の早送りを行なう形式の
時計では、時針を修正するに際しては、分針を複数回転
させなければならない場合が生じ、修正時間に長時間を
要する欠点が有った。
針や時針の修正駆動を行なうものにおいて、単一の時刻
修正スイッチのみを用いて指針の早送りを行なう形式の
時計では、時針を修正するに際しては、分針を複数回転
させなければならない場合が生じ、修正時間に長時間を
要する欠点が有った。
【0015】又、時修正スイッチと分修正スイッチとを
有する時計では、、時針の修正に際して時針は1時間3
0度を単位として移動することとなり、分修正では分針
は1分単位で移動することとなり逆転修正の無いものは
修正操作が繁雑になる欠点が有った。尚、リューズ式の
時計における修正も、時針を修正するに際して、分針の
回転量が多く要求される欠点が有った。
有する時計では、、時針の修正に際して時針は1時間3
0度を単位として移動することとなり、分修正では分針
は1分単位で移動することとなり逆転修正の無いものは
修正操作が繁雑になる欠点が有った。尚、リューズ式の
時計における修正も、時針を修正するに際して、分針の
回転量が多く要求される欠点が有った。
【0016】
【課題を解決するための手段】分針及び時針を駆動する
為の時刻データを記憶する現時刻記憶手段と、現時刻記
憶手段の時刻データに基づいて、分針用ステップモータ
を駆動する分針駆動制御回路及び時針用ステップモータ
を駆動する時針駆動制御回路とを有する時計回路におい
て、分修正スイッチ、時修正スイッチ及び回転式パルス
発生手段を設け、分修正スイッチが操作されると回転式
パルス発生手段からの修正パルス信号を現時刻記憶手段
における分カウンタに送る分修正制御手段と、時修正ス
イッチが操作されたときに回転式パルス発生手段からの
修正パルス信号を現時刻記憶手段における分カウンタの
中間段に入力する時修正制御手段と、時修正スイッチが
操作されたときに現時刻記憶手段から分針駆動制御手段
へ送られる時刻データを遮断する送信制御手段とを設け
ることとする。
為の時刻データを記憶する現時刻記憶手段と、現時刻記
憶手段の時刻データに基づいて、分針用ステップモータ
を駆動する分針駆動制御回路及び時針用ステップモータ
を駆動する時針駆動制御回路とを有する時計回路におい
て、分修正スイッチ、時修正スイッチ及び回転式パルス
発生手段を設け、分修正スイッチが操作されると回転式
パルス発生手段からの修正パルス信号を現時刻記憶手段
における分カウンタに送る分修正制御手段と、時修正ス
イッチが操作されたときに回転式パルス発生手段からの
修正パルス信号を現時刻記憶手段における分カウンタの
中間段に入力する時修正制御手段と、時修正スイッチが
操作されたときに現時刻記憶手段から分針駆動制御手段
へ送られる時刻データを遮断する送信制御手段とを設け
ることとする。
【0017】
【作 用】本考案は、分針駆動制御回路及び時針駆動制
御回路により現時刻記憶手段に記憶させた時刻データの
時刻を分針及び時針で表示することができる。又、分修
正制御手段により回転式パルス発生手段からのパルス信
号を分カウンタに送り、分カウンタのカウント値、ひい
ては分カウンタメモリの値を修正することができる。
御回路により現時刻記憶手段に記憶させた時刻データの
時刻を分針及び時針で表示することができる。又、分修
正制御手段により回転式パルス発生手段からのパルス信
号を分カウンタに送り、分カウンタのカウント値、ひい
ては分カウンタメモリの値を修正することができる。
【0018】更に、時修正制御手段により、回転式パル
ス発生手段からのパルス信号を分カウンタの中間段に送
り、分カウンタからの桁上げ信号によって分カウンタと
共に時カウンタのカウント値も変更し、分カウンタメモ
リの値と時カウンタメモリの値とを共に修正することが
できる。又、時修正スイッチ及び回転式パルス発生手段
を操作して、分カウンタメモリと時カウンタメモリとの
値を修正するときは、送信制御手段により現時刻記憶手
段から分針駆動制御回路へ送る時刻データを遮断するこ
とができる故、分カウンタメモリのデータが大きく変化
しても分針が無駄な移動を行うことを防止できる。
ス発生手段からのパルス信号を分カウンタの中間段に送
り、分カウンタからの桁上げ信号によって分カウンタと
共に時カウンタのカウント値も変更し、分カウンタメモ
リの値と時カウンタメモリの値とを共に修正することが
できる。又、時修正スイッチ及び回転式パルス発生手段
を操作して、分カウンタメモリと時カウンタメモリとの
値を修正するときは、送信制御手段により現時刻記憶手
段から分針駆動制御回路へ送る時刻データを遮断するこ
とができる故、分カウンタメモリのデータが大きく変化
しても分針が無駄な移動を行うことを防止できる。
【0019】
【実施例】本考案に係るアナログ時計の時計回路は、図
1に示す様に、発振器11から入力されるクロック信号
に基づいて一定周波数の基準信号を出力する基準信号発
生手段13と、この基準信号発生手段13からの基準信
号をカウントして現在時刻を記憶する現時刻記憶手段2
0と、この現時刻記憶手段20からの時刻データに基づ
いて分針用パルスモータ51を駆動する分針駆動制御回
路30及び時針用パルスモータ55を駆動する時針駆動
制御回路40を有する回路に、分修正スイッチ17及び
時修正スイッチ18と回転式パルス発生手段15として
のロータリーエンコーダとを設け、更に、分修正スイッ
チ17からの分修正信号や時修正スイッチ18からの時
修正信号により作動する複数の制御手段を組み込むもの
である。
1に示す様に、発振器11から入力されるクロック信号
に基づいて一定周波数の基準信号を出力する基準信号発
生手段13と、この基準信号発生手段13からの基準信
号をカウントして現在時刻を記憶する現時刻記憶手段2
0と、この現時刻記憶手段20からの時刻データに基づ
いて分針用パルスモータ51を駆動する分針駆動制御回
路30及び時針用パルスモータ55を駆動する時針駆動
制御回路40を有する回路に、分修正スイッチ17及び
時修正スイッチ18と回転式パルス発生手段15として
のロータリーエンコーダとを設け、更に、分修正スイッ
チ17からの分修正信号や時修正スイッチ18からの時
修正信号により作動する複数の制御手段を組み込むもの
である。
【0020】尚、この実施例は、図2に示す様に、分カ
ウンタ23を一位カウンタ24と十位カウンタ25とに
分け、一位カウンタ24は「10」毎に桁上げ信号を出
力し、十位カウンタ25は10分単位で分を計時して
「6」で時カウンタに桁上げ信号を出力し、一位カウン
タ24と十位カウンタ25とで60進の分カウンタ23
を構成しているものである。
ウンタ23を一位カウンタ24と十位カウンタ25とに
分け、一位カウンタ24は「10」毎に桁上げ信号を出
力し、十位カウンタ25は10分単位で分を計時して
「6」で時カウンタに桁上げ信号を出力し、一位カウン
タ24と十位カウンタ25とで60進の分カウンタ23
を構成しているものである。
【0021】そして、分修正スイッチ17からの分修正
信号により作動する制御手段としては、分修正制御手段
61と桁上げ制御手段29とを設けるものであり、この
分修正制御手段61は、回転式パルス発生手段15と分
カウンタ23のクロック入力端子となる一位カウンタ2
4の入力端子との間に挿入し、分修正信号が入力される
と回転式パルス発生手段15からのパルス信号を分カウ
ンタ23を構成する一位カウンタ24に通過させるもの
であり、桁上げ制御手段29は、分カウンタ23を構成
する十位カウンタ25と時カウンタ27との間に挿入
し、分修正信号が入力されると分カウンタ23から時カ
ウンタ27へ出力される桁上げ信号を遮断するものであ
る。
信号により作動する制御手段としては、分修正制御手段
61と桁上げ制御手段29とを設けるものであり、この
分修正制御手段61は、回転式パルス発生手段15と分
カウンタ23のクロック入力端子となる一位カウンタ2
4の入力端子との間に挿入し、分修正信号が入力される
と回転式パルス発生手段15からのパルス信号を分カウ
ンタ23を構成する一位カウンタ24に通過させるもの
であり、桁上げ制御手段29は、分カウンタ23を構成
する十位カウンタ25と時カウンタ27との間に挿入
し、分修正信号が入力されると分カウンタ23から時カ
ウンタ27へ出力される桁上げ信号を遮断するものであ
る。
【0022】又、時修正スイッチ18からの時修正信号
により作動する制御手段としては、時修正制御手段63
と送信制御手段65とを設けるものであり、この時修正
制御手段63は、回転式パルス発生手段15と分カウン
タ23の中間段クロック入力端子となる十位カウンタ2
5の入力端子との間に挿入し、時修正信号が入力される
と回転式パルス発生手段15からのパルス信号を分カウ
ンタ23を構成する十位カウンタ25に通過させるもの
であり、送信制御手段65は、現時刻記憶手段20と分
針駆動制御回路30との間に挿入し、時修正スイッチ1
8からの時修正信号が入力されると現時刻記憶手段20
から分針駆動制御回路30に送られる時刻データとして
の秒データ及び分データを遮断するものである。
により作動する制御手段としては、時修正制御手段63
と送信制御手段65とを設けるものであり、この時修正
制御手段63は、回転式パルス発生手段15と分カウン
タ23の中間段クロック入力端子となる十位カウンタ2
5の入力端子との間に挿入し、時修正信号が入力される
と回転式パルス発生手段15からのパルス信号を分カウ
ンタ23を構成する十位カウンタ25に通過させるもの
であり、送信制御手段65は、現時刻記憶手段20と分
針駆動制御回路30との間に挿入し、時修正スイッチ1
8からの時修正信号が入力されると現時刻記憶手段20
から分針駆動制御回路30に送られる時刻データとして
の秒データ及び分データを遮断するものである。
【0023】尚、分針駆動制御回路30は、図2に示し
た様に、従来と同様に分数値変換手段31、分針用目標
位置記憶手段32、分針位置記憶手段33、分針用比較
検出手段35、分針用出力手段37及び分針用モータ駆
動回路38で構成して分針用ステップモータ51を駆動
するものであり、時針駆動制御回路40も分針駆動制御
回路30と同様に、時数値変換手段41、時針用目標位
置記憶手段42、時針位置記憶手段43、時針用比較検
出手段45、時針用出力手段47及び時針用モータ駆動
回路48で構成して時針用ステップモータ55を駆動す
るものである。
た様に、従来と同様に分数値変換手段31、分針用目標
位置記憶手段32、分針位置記憶手段33、分針用比較
検出手段35、分針用出力手段37及び分針用モータ駆
動回路38で構成して分針用ステップモータ51を駆動
するものであり、時針駆動制御回路40も分針駆動制御
回路30と同様に、時数値変換手段41、時針用目標位
置記憶手段42、時針位置記憶手段43、時針用比較検
出手段45、時針用出力手段47及び時針用モータ駆動
回路48で構成して時針用ステップモータ55を駆動す
るものである。
【0024】本実施例は、上述の様に構成している故、
時修正スイッチ18をオン状態として時修正信号を時修
正制御手段63と送信制御手段65とに入力すれば、回
転式パルス発生手段15であるロータリーエンコーダか
らのパルス信号を十位カウンタ25に入力することがで
き、ロータリーエンコーダを手で回転させることによ
り、分カウンタ23のカウント値を十分単位で増加さ
せ、分カウンタ23のからの桁上げ信号により時カウン
タ27のカウント値も順次増加させることができ、分カ
ウンタ23のカウント値及び時カウンタ27のカウント
値を記憶する分カウンタメモリ26及び時カウンタメモ
リ28からの時刻データを時針駆動制御回路40に送
り、以て現時刻記憶手段20に記憶させた修正時刻に基
づいて時針駆動制御回路40及び時針用パルスモータ5
5によって時針を回転制御し、時針によって現時刻記憶
手段20に記憶された時刻を表示させることができる。
時修正スイッチ18をオン状態として時修正信号を時修
正制御手段63と送信制御手段65とに入力すれば、回
転式パルス発生手段15であるロータリーエンコーダか
らのパルス信号を十位カウンタ25に入力することがで
き、ロータリーエンコーダを手で回転させることによ
り、分カウンタ23のカウント値を十分単位で増加さ
せ、分カウンタ23のからの桁上げ信号により時カウン
タ27のカウント値も順次増加させることができ、分カ
ウンタ23のカウント値及び時カウンタ27のカウント
値を記憶する分カウンタメモリ26及び時カウンタメモ
リ28からの時刻データを時針駆動制御回路40に送
り、以て現時刻記憶手段20に記憶させた修正時刻に基
づいて時針駆動制御回路40及び時針用パルスモータ5
5によって時針を回転制御し、時針によって現時刻記憶
手段20に記憶された時刻を表示させることができる。
【0025】尚、このとき、時刻修正信号により送信制
御手段65が分針駆動制御回路30への時刻データを遮
断する故、分カウンタ23を構成する十位カウンタ25
の値ひいては分カウンタメモリ26の値が変化しても、
分針は分針駆動制御回路30における分針用目標位置記
憶手段32に記憶された修正前の時刻を表示して停止し
ている。
御手段65が分針駆動制御回路30への時刻データを遮
断する故、分カウンタ23を構成する十位カウンタ25
の値ひいては分カウンタメモリ26の値が変化しても、
分針は分針駆動制御回路30における分針用目標位置記
憶手段32に記憶された修正前の時刻を表示して停止し
ている。
【0026】そして、時修正スイッチ18及び回転式パ
ルス発生手段15の操作により時針を合わせて時修正ス
イッチ18をオフ状態とすれば、送信制御手段65は十
分単位で修正された分カウンタメモリ26の分データ及
び秒カウンタメモリ22の秒データを通過させて分針駆
動制御回路30に送り、この秒データ及び分データによ
り分針は時針の位置により判読された10分単位の修正
位置近辺を指示する様に分針駆動制御回路30によって
駆動される。
ルス発生手段15の操作により時針を合わせて時修正ス
イッチ18をオフ状態とすれば、送信制御手段65は十
分単位で修正された分カウンタメモリ26の分データ及
び秒カウンタメモリ22の秒データを通過させて分針駆
動制御回路30に送り、この秒データ及び分データによ
り分針は時針の位置により判読された10分単位の修正
位置近辺を指示する様に分針駆動制御回路30によって
駆動される。
【0027】この後、分修正スイッチ17をオン状態と
して分修正制御手段61により回転式パルス発生手段1
5からのパルス信号を分カウンタ23に送る様にすれ
ば、回転式パルス発生手段15としたロータリーエンコ
ーダからのパルス信号を分カウンタ23を構成する一位
カウンタ24に送り、分カウンタ23のカウント値を1
づつ増加させ、分カウンタメモリ26に記憶される分デ
ータを修正することができ、この修正された時刻を分針
駆動制御回路30に送り、分針の表示を正確に修正する
ことができる。
して分修正制御手段61により回転式パルス発生手段1
5からのパルス信号を分カウンタ23に送る様にすれ
ば、回転式パルス発生手段15としたロータリーエンコ
ーダからのパルス信号を分カウンタ23を構成する一位
カウンタ24に送り、分カウンタ23のカウント値を1
づつ増加させ、分カウンタメモリ26に記憶される分デ
ータを修正することができ、この修正された時刻を分針
駆動制御回路30に送り、分針の表示を正確に修正する
ことができる。
【0028】尚、桁上げ制御手段29は、分カウンタ2
3がアップカウントのみを行う場合、分針を1回転近く
回転させて正時を指針が越える分修正を行なうとき、分
カウンタ23から時カウンタ27への桁上げ信号を遮断
し、時カウンタ27のカウント値、ひいては時カウンタ
メモリ28の時データが増加することを防止して時針の
再修正を行なう必要が生じない様にするものである。
3がアップカウントのみを行う場合、分針を1回転近く
回転させて正時を指針が越える分修正を行なうとき、分
カウンタ23から時カウンタ27への桁上げ信号を遮断
し、時カウンタ27のカウント値、ひいては時カウンタ
メモリ28の時データが増加することを防止して時針の
再修正を行なう必要が生じない様にするものである。
【0029】尤も、分カウンタ23としてアップカウン
トと共にダウンカウントが可能なカウンタを用い、分修
正制御手段61として分修正スイッチ17が所定時間内
に繰り返して操作されたときにはダウンカウント信号を
分カウンタ23に出力し得る構成とすれば、分針の戻し
修正も可能であり、分針の修正量を小さくすることがで
き、桁上げ制御手段29を省略しても、時刻修正を容易
に行うことが可能となる。
トと共にダウンカウントが可能なカウンタを用い、分修
正制御手段61として分修正スイッチ17が所定時間内
に繰り返して操作されたときにはダウンカウント信号を
分カウンタ23に出力し得る構成とすれば、分針の戻し
修正も可能であり、分針の修正量を小さくすることがで
き、桁上げ制御手段29を省略しても、時刻修正を容易
に行うことが可能となる。
【0030】又、上記実施例は、分カウンタ23を10
進の1位カウンタ24と6進の十位カウンタ25とで構
成しているも、分カウンタ23は単一の60進カウンタ
とし、時修正制御手段63からのパルス信号を60進カ
ウンタの中間段へ入力し得る様にすることも可能であ
る。尚、分修正信号により現時刻記憶手段20における
秒カウンタ21をゼロリセットし得る様にしておけば、
分修正スイッチ17をオフ状態とするタイミングを調整
することにより、秒単位の時刻合わせを行って分針の運
針を開始させることもできる。
進の1位カウンタ24と6進の十位カウンタ25とで構
成しているも、分カウンタ23は単一の60進カウンタ
とし、時修正制御手段63からのパルス信号を60進カ
ウンタの中間段へ入力し得る様にすることも可能であ
る。尚、分修正信号により現時刻記憶手段20における
秒カウンタ21をゼロリセットし得る様にしておけば、
分修正スイッチ17をオフ状態とするタイミングを調整
することにより、秒単位の時刻合わせを行って分針の運
針を開始させることもできる。
【0031】
【考案の効果】本考案は、基準信号をカウントして現在
時刻のデータを記憶する現時刻記憶手段の時刻データに
基づいて指針を駆動するアナログ時計の時計回路におい
て、回転式パルス発生手段と該パルス発生手段からのパ
ルス信号を分修正スイッチの操作により分カウンタへ入
力し得る様にする分修正制御手段と、前記パルス発生手
段からのパルス信号を時修正スイッチの操作により分カ
ウンタの中間段へ入力し得る様にする時修正制御手段、
及び時修正時に分針駆動制御回路へ送られる現時刻記憶
手段からの時刻データを遮断する送信制御手段を有して
いる故、時修正スイッチと回転式パルス発生手段のリュ
ーズを操作することにより、十分単位等のおおよその時
間で時針の修正を行なうことができ、分修正スイッチと
リューズとにより1分単位で正確に表示時刻の修正を行
なうことができ、荒修正と微修正とを組み合わせて時刻
修正を極めて容易に行なうことができるものである。
時刻のデータを記憶する現時刻記憶手段の時刻データに
基づいて指針を駆動するアナログ時計の時計回路におい
て、回転式パルス発生手段と該パルス発生手段からのパ
ルス信号を分修正スイッチの操作により分カウンタへ入
力し得る様にする分修正制御手段と、前記パルス発生手
段からのパルス信号を時修正スイッチの操作により分カ
ウンタの中間段へ入力し得る様にする時修正制御手段、
及び時修正時に分針駆動制御回路へ送られる現時刻記憶
手段からの時刻データを遮断する送信制御手段を有して
いる故、時修正スイッチと回転式パルス発生手段のリュ
ーズを操作することにより、十分単位等のおおよその時
間で時針の修正を行なうことができ、分修正スイッチと
リューズとにより1分単位で正確に表示時刻の修正を行
なうことができ、荒修正と微修正とを組み合わせて時刻
修正を極めて容易に行なうことができるものである。
【図1】本考案に係るアラーム時計の回路ブロック図。
【図2】本考案に係るアラーム時計の具体例を示すブロ
ック図。
ック図。
【図3】従来の時計回路を示すブロック図。
【図4】従来の時計体表示部の一例を示す図。
11 発振器 13 基準信号発
生手段 15 回転式パルス発生手段 17 分修正スイ
ッチ 18 時修正スイッチ 20 現時刻記憶
手段 30 分針駆動制御回路 31 分数値変換
手段 32 分針用目標位置記憶手段 33 分針位置記
憶手段 35 分針用比較検出手段 37 分針用出力
手段 38 分針用モータ駆動回路 40 時針駆動制
御手段 41 時数値変換手段 42 時針用目標
位置記憶手段 43 時針位置記憶手段 45 時針用比較
検出手段 47 時針用出力手段 48 時針用モー
タ駆動回路 51 分針用ステップモータ 55 時針用ステ
ップモータ
生手段 15 回転式パルス発生手段 17 分修正スイ
ッチ 18 時修正スイッチ 20 現時刻記憶
手段 30 分針駆動制御回路 31 分数値変換
手段 32 分針用目標位置記憶手段 33 分針位置記
憶手段 35 分針用比較検出手段 37 分針用出力
手段 38 分針用モータ駆動回路 40 時針駆動制
御手段 41 時数値変換手段 42 時針用目標
位置記憶手段 43 時針位置記憶手段 45 時針用比較
検出手段 47 時針用出力手段 48 時針用モー
タ駆動回路 51 分針用ステップモータ 55 時針用ステ
ップモータ
Claims (1)
- 【請求項1】 分針及び時針を駆動する為の時刻データ
を記憶する現時刻記憶手段と、この現時刻記憶手段の時
刻データに基づいて分針用ステップモータを駆動する分
針駆動制御回路及び時針用ステップモータを駆動する時
針駆動制御回路とを有する時計回路において、分修正ス
イッチ、時修正スイッチ及び回転式パルス発生手段を有
し、分修正スイッチが操作されると回転式パルス発生手
段からの修正パルス信号を現時刻記憶手段における分カ
ウンタに送る分修正制御手段と、時修正スイッチが操作
されたときに回転式パルス発生手段からの修正パルス信
号を現時刻記憶手段における分カウンタの中間段に入力
する時修正制御手段と、時修正スイッチが操作されたと
きに現時刻記憶手段から分針駆動制御手段への時刻デー
タを遮断する送信制御手段と、を有することを特徴とす
るアナログ時計の時計回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1691792U JP2522102Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | アナログ時計の時計回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1691792U JP2522102Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | アナログ時計の時計回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0579493U JPH0579493U (ja) | 1993-10-29 |
JP2522102Y2 true JP2522102Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=11929490
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1691792U Expired - Fee Related JP2522102Y2 (ja) | 1992-03-30 | 1992-03-30 | アナログ時計の時計回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522102Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11353226B2 (en) | 2018-04-10 | 2022-06-07 | Lg Electronics Inc. | Air-conditioner based on parameter learning using artificial intelligence, cloud server, and method of operating and controlling thereof |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6757220B1 (en) * | 1998-09-22 | 2004-06-29 | Seiko Epson Corporation | Electronically controlled timepiece, and power supply control method and time correction method therefor |
-
1992
- 1992-03-30 JP JP1691792U patent/JP2522102Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US11353226B2 (en) | 2018-04-10 | 2022-06-07 | Lg Electronics Inc. | Air-conditioner based on parameter learning using artificial intelligence, cloud server, and method of operating and controlling thereof |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0579493U (ja) | 1993-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4358837A (en) | Time correcting method | |
US4652140A (en) | Multi alarm timepiece | |
JP2522102Y2 (ja) | アナログ時計の時計回路 | |
US5379281A (en) | Analog timepiece including means for signalling a change of mode | |
JPH0743479A (ja) | 時 計 | |
US5177715A (en) | Timepiece capable of being worn in various ways | |
JPS6036033B2 (ja) | 電子時計 | |
US4493559A (en) | Analogue alarm electronic timepiece | |
JP2791347B2 (ja) | 時 計 | |
US4338680A (en) | Electronic timepiece | |
JP3937026B2 (ja) | 指針式電子時計 | |
JP2698800B2 (ja) | 時計の調時方法 | |
JP2572003Y2 (ja) | アラーム時計の目安針駆動制御回路 | |
JP2519062Y2 (ja) | アラーム時計の目安針駆動制御回路 | |
JP2002116270A (ja) | 指針式電子時計 | |
JP2527999Y2 (ja) | 目覚し時計 | |
JPH043514B2 (ja) | ||
JPH0580164A (ja) | 時計の時刻修正方法 | |
JP2002082183A (ja) | 指針式電子時計、指針式電子時計の操作方法、指針式電子時計の制御プログラム | |
JP2565072Y2 (ja) | カレンダ表示装置 | |
JPS6133149B2 (ja) | ||
JP2007232569A (ja) | 電波時計 | |
JPS5837034Y2 (ja) | 電子時計 | |
JPS63298089A (ja) | アナログ式世界時計 | |
JPS5934987B2 (ja) | 電子時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |