JP2517534Y2 - マフラのフィニッシャ取付構造 - Google Patents
マフラのフィニッシャ取付構造Info
- Publication number
- JP2517534Y2 JP2517534Y2 JP1990071704U JP7170490U JP2517534Y2 JP 2517534 Y2 JP2517534 Y2 JP 2517534Y2 JP 1990071704 U JP1990071704 U JP 1990071704U JP 7170490 U JP7170490 U JP 7170490U JP 2517534 Y2 JP2517534 Y2 JP 2517534Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finisher
- tail pipe
- peripheral surface
- damper
- outer peripheral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はマフラのフィニッシャ取付構造に係り、特
にフィニッシャの取付けの緩みによる異音の発生を防止
し得るマフラのフィニッシャ取付構造に関する。
にフィニッシャの取付けの緩みによる異音の発生を防止
し得るマフラのフィニッシャ取付構造に関する。
内燃機関には、燃焼室から排出される排気を外部に導
くために、排気系を設けている。この排気系は、例え
ば、排気マニホルドや排気パイプ、排気浄化装置、マフ
ラ、テールパイプ等の各排気系構成要素により構成され
る。この排気系を構成するマフラから延設されたテール
パイプの終端部には、筒状のフィニッシャを取付けてい
る。
くために、排気系を設けている。この排気系は、例え
ば、排気マニホルドや排気パイプ、排気浄化装置、マフ
ラ、テールパイプ等の各排気系構成要素により構成され
る。この排気系を構成するマフラから延設されたテール
パイプの終端部には、筒状のフィニッシャを取付けてい
る。
このフィニッシャは、テールパイプの終端部に外装さ
れ、フィニッシャの内周面とテールパイプの終端部の外
周面との間に空気通路を形成して取付けられる。これに
より、空気通路を流通する外気をテールパイプの開口部
から放出される高温の排気に混入させて冷却を図る。つ
まり、ディフューザとして機能させるものである。
れ、フィニッシャの内周面とテールパイプの終端部の外
周面との間に空気通路を形成して取付けられる。これに
より、空気通路を流通する外気をテールパイプの開口部
から放出される高温の排気に混入させて冷却を図る。つ
まり、ディフューザとして機能させるものである。
このようなマフラのフィニッシャ取付構造としては、
第5図に示すものがある。図において、102はテールパ
イプ、104はフィニッシャである。テールパイプ102の終
端部106に外装される筒状のフィニッシャ104は、このフ
ィニッシャ104の内周面108とテールパイプ102の外周面1
10との間に空気通路112を形成して取付けられる。フィ
ニッシャ104には、押圧機構114として押圧ボルト116を
支持具118により回転可能且つ軸方向移動不可能に支持
して設けている。前記テールパイプ102の外周面110に
は、押圧ボルト116の先端120を収受する座面122を設け
ている。
第5図に示すものがある。図において、102はテールパ
イプ、104はフィニッシャである。テールパイプ102の終
端部106に外装される筒状のフィニッシャ104は、このフ
ィニッシャ104の内周面108とテールパイプ102の外周面1
10との間に空気通路112を形成して取付けられる。フィ
ニッシャ104には、押圧機構114として押圧ボルト116を
支持具118により回転可能且つ軸方向移動不可能に支持
して設けている。前記テールパイプ102の外周面110に
は、押圧ボルト116の先端120を収受する座面122を設け
ている。
なお、符号124は保持部である。この保持部124は、フ
ィニッシャ104をテールパイプ102の開口部126に保持さ
せるものである。
ィニッシャ104をテールパイプ102の開口部126に保持さ
せるものである。
取付けに際しては、筒状のフィニッシャ104をテール
パイプ102の終端部106に外装し、押圧ボルト116の先端1
18をテールパイプ102の外周面110の座面122に当接して
回転させる。これにより、テールパイプ102の終端部106
に外装される筒状のフィニッシャ104は、押圧ボルト116
がテールパイプ102を押圧することにより、フィニッシ
ャ104の内周面108とテールパイプ102の外周面110との間
に空気通路112を形成して取付けられる。
パイプ102の終端部106に外装し、押圧ボルト116の先端1
18をテールパイプ102の外周面110の座面122に当接して
回転させる。これにより、テールパイプ102の終端部106
に外装される筒状のフィニッシャ104は、押圧ボルト116
がテールパイプ102を押圧することにより、フィニッシ
ャ104の内周面108とテールパイプ102の外周面110との間
に空気通路112を形成して取付けられる。
また、マフラのフィニッシャ取付構造としては、第6
図に示す如く、ベルト式のクランプ202により取付ける
ものがある。このクランプ202は、ベルト部204と締付機
構206とからなり、ベルト部204の各端部208・210を締付
機構206の締付ボルト212とナット214とにより締付けて
取付けるものである。
図に示す如く、ベルト式のクランプ202により取付ける
ものがある。このクランプ202は、ベルト部204と締付機
構206とからなり、ベルト部204の各端部208・210を締付
機構206の締付ボルト212とナット214とにより締付けて
取付けるものである。
なお、実開昭55-83420号公報には、マフラに固設した
支持部材に緩衝部材を介してフィニッシャを支持するこ
とにより、テールパイプに対してフィニッシャを浮動状
に取付けたものが開示されている。
支持部材に緩衝部材を介してフィニッシャを支持するこ
とにより、テールパイプに対してフィニッシャを浮動状
に取付けたものが開示されている。
ところが、前記第5図に開示の取付構造においては、
押圧ボルト116の先端118がテールパイプ102の外周面110
の座面122に収まらない場合があり、取付けに緩みを生
じ易い不都合がある。また、テールパイプ102に対して
フィニッシャ104を押圧ボルト116により片持ち式に押圧
して取付けるため、ビビリ音等の異音の発生の原因とな
り易い不都合がある。しかも、フィニッシャ104の内周
面108とテールパイプ102の外周面110との間の空気通路1
12に押圧ボルト116が位置しているだけなので、空気通
路112に小石等の異物が侵入し易い不都合があった。
押圧ボルト116の先端118がテールパイプ102の外周面110
の座面122に収まらない場合があり、取付けに緩みを生
じ易い不都合がある。また、テールパイプ102に対して
フィニッシャ104を押圧ボルト116により片持ち式に押圧
して取付けるため、ビビリ音等の異音の発生の原因とな
り易い不都合がある。しかも、フィニッシャ104の内周
面108とテールパイプ102の外周面110との間の空気通路1
12に押圧ボルト116が位置しているだけなので、空気通
路112に小石等の異物が侵入し易い不都合があった。
また、前記第6図に開示の取付構造においては、ベル
ト部204や締付機構206等からなる別部品のクランプ202
を必要とすることにより、コストの上昇を招く不都合が
ある。
ト部204や締付機構206等からなる別部品のクランプ202
を必要とすることにより、コストの上昇を招く不都合が
ある。
そこで、この考案の目的は、内燃機関排気系のマフラ
から延設されたテールパイプの終端部に外装されるフィ
ニッシャをこのフィニッシャの内周面と前記テールパイ
プの終端部の外周面との間に空気通路を形成して取付け
て設けたマフラのフィニッシャ取付構造において、取付
けの緩みによる異音の発生を防止し得て、フィニッシャ
の内周面とテールパイプの終端部の外周面との間に形成
される空気通路への異物の侵入を防止し得て、コストを
低廉とし得るマフラのフィニッシャ取付構造を実現する
ことにある。
から延設されたテールパイプの終端部に外装されるフィ
ニッシャをこのフィニッシャの内周面と前記テールパイ
プの終端部の外周面との間に空気通路を形成して取付け
て設けたマフラのフィニッシャ取付構造において、取付
けの緩みによる異音の発生を防止し得て、フィニッシャ
の内周面とテールパイプの終端部の外周面との間に形成
される空気通路への異物の侵入を防止し得て、コストを
低廉とし得るマフラのフィニッシャ取付構造を実現する
ことにある。
この目的を達成するために、この考案は、内燃機関排
気系のマフラから延設されたテールパイプの終端部に外
装されるフィニッシャをこのフィニッシャの内周面と前
記テールパイプの終端部の外周面との間に空気通路を形
成して取付けて設けたマフラのフィニッシャ取付構造に
おいて、前記フィニッシャの内周面に前記テールパイプ
の開口部に当接して前記フィニッシャを保持する保持部
を設け、前記テールパイプの終端部の外周面に略U字形
状に形成されたマスダンパの側部を取付けて設け、この
マスダンパの側部を連絡する部位を前記テールパイプの
外周面から離間させ且つ外方に突出させてダンパ側取付
部を設けるとともに前記フィニッシャにフィニッシャ側
取付部を設け、前記テールパイプに外装した前記フィニ
ッシャを前記保持部により前記テールパイプの開口部に
保持させて設け、前記マスダンパのダンパ側取付部と前
記テールパイプに外装した前記フィニッシャのフィニッ
シャ側取付部とを締付機構により締付けて前記フィニッ
シャを取付けて設けたことを特徴とする。
気系のマフラから延設されたテールパイプの終端部に外
装されるフィニッシャをこのフィニッシャの内周面と前
記テールパイプの終端部の外周面との間に空気通路を形
成して取付けて設けたマフラのフィニッシャ取付構造に
おいて、前記フィニッシャの内周面に前記テールパイプ
の開口部に当接して前記フィニッシャを保持する保持部
を設け、前記テールパイプの終端部の外周面に略U字形
状に形成されたマスダンパの側部を取付けて設け、この
マスダンパの側部を連絡する部位を前記テールパイプの
外周面から離間させ且つ外方に突出させてダンパ側取付
部を設けるとともに前記フィニッシャにフィニッシャ側
取付部を設け、前記テールパイプに外装した前記フィニ
ッシャを前記保持部により前記テールパイプの開口部に
保持させて設け、前記マスダンパのダンパ側取付部と前
記テールパイプに外装した前記フィニッシャのフィニッ
シャ側取付部とを締付機構により締付けて前記フィニッ
シャを取付けて設けたことを特徴とする。
この考案の構成によれば、テールパイプに外装したフ
ィニッシャを保持部によりテールパイプの開口部に保持
させ、テールパイプの終端部の外周面に側部により取付
けて設けたマスダンパのダンパ側取付部とテールパイプ
に外装したフィニッシャのフィニッシャ側取付部とを締
付機構により締付けてフィニッシャを取付けて設けるこ
とにより、テールパイプの終端部と開口部との2ケ所で
フィニッシャを取付けることができ、従来の押圧による
取付けのような異音の発生の原因を排除することができ
るとともに、マスダンパを取付部材として利用すること
ができる。また、マスダンパのテールパイプに取付けら
れた側部を連絡する部位をテールパイプの外周面から離
間させ且つ外方に突出させて設けたダンパ側取付部が、
フィニッシャの内周面とテールパイプの終端部の外周面
との間に形成される空気通路に位置することにより、空
気通路に侵入しようとする異物に対して障害部とするこ
とができる。さらに、マスダンパを取付部材として利用
することができることと相俟って、従来のベルト式のク
ランプによる取付構造のような別部品を不要とすること
ができる。
ィニッシャを保持部によりテールパイプの開口部に保持
させ、テールパイプの終端部の外周面に側部により取付
けて設けたマスダンパのダンパ側取付部とテールパイプ
に外装したフィニッシャのフィニッシャ側取付部とを締
付機構により締付けてフィニッシャを取付けて設けるこ
とにより、テールパイプの終端部と開口部との2ケ所で
フィニッシャを取付けることができ、従来の押圧による
取付けのような異音の発生の原因を排除することができ
るとともに、マスダンパを取付部材として利用すること
ができる。また、マスダンパのテールパイプに取付けら
れた側部を連絡する部位をテールパイプの外周面から離
間させ且つ外方に突出させて設けたダンパ側取付部が、
フィニッシャの内周面とテールパイプの終端部の外周面
との間に形成される空気通路に位置することにより、空
気通路に侵入しようとする異物に対して障害部とするこ
とができる。さらに、マスダンパを取付部材として利用
することができることと相俟って、従来のベルト式のク
ランプによる取付構造のような別部品を不要とすること
ができる。
次にこの考案の実施例を図に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1〜4図は、この考案の実施例を示すものである。
図において、2はテールパイプ、4はフィニッシャであ
る。図示しない内燃機関排気系のマフラ(図示せず)か
ら延設されたテールパイプ2の終端部6に外装される筒
状のフィニッシャ4は、このフィニッシャ4の内周面8
とテールパイプ2の外周面10との間に空気通路12を形成
して取付けられる。
図において、2はテールパイプ、4はフィニッシャであ
る。図示しない内燃機関排気系のマフラ(図示せず)か
ら延設されたテールパイプ2の終端部6に外装される筒
状のフィニッシャ4は、このフィニッシャ4の内周面8
とテールパイプ2の外周面10との間に空気通路12を形成
して取付けられる。
前記テールパイプ2の外周面10には、制振用のマスダ
ンパ14を取付けて設ける。このマスダンパ14は、一部を
テールパイプ2の終端部6の外周面10から離間させ且つ
外方に突出させてダンパ側取付部16を設けている。即
ち、マスダンパ14は、テールパイプ2の終端部6の外周
面10に溶接等により取付けられる側部18・18を設け、こ
の側部18・18を連絡する部位をテールパイプ2の終端部
6の外周面10から離間させ且つ外方に突出させてダンパ
側取付部16を設け、略U字形状に形成されている。ま
た、このダンパ側取付部16には、ダンパ側挿通孔20を形
成して設けている。
ンパ14を取付けて設ける。このマスダンパ14は、一部を
テールパイプ2の終端部6の外周面10から離間させ且つ
外方に突出させてダンパ側取付部16を設けている。即
ち、マスダンパ14は、テールパイプ2の終端部6の外周
面10に溶接等により取付けられる側部18・18を設け、こ
の側部18・18を連絡する部位をテールパイプ2の終端部
6の外周面10から離間させ且つ外方に突出させてダンパ
側取付部16を設け、略U字形状に形成されている。ま
た、このダンパ側取付部16には、ダンパ側挿通孔20を形
成して設けている。
前記フィニッシャ4には、フィニッシャ側取付部22を
設ける。このフィニッシャ側取付部22には、フィニッシ
ャ側挿通孔24を形成して設けている。
設ける。このフィニッシャ側取付部22には、フィニッシ
ャ側挿通孔24を形成して設けている。
前記ダンパ側取付部16と前記フィニッシャ側取付部22
とは、締付機構26により締付けられる。締付機構26は、
締付ナット28と締付ボルト30とから構成され、締付ナッ
ト28の雌ねじ部32に締付ボルト30の雄ねじ部34を螺合さ
せることにより締付ける。
とは、締付機構26により締付けられる。締付機構26は、
締付ナット28と締付ボルト30とから構成され、締付ナッ
ト28の雌ねじ部32に締付ボルト30の雄ねじ部34を螺合さ
せることにより締付ける。
前記締付ナット28は、雌ねじ部32をダンパ側挿通孔20
に一致させて、ダンパ側取付部16のテールパイプ2の外
周面10側に固着して設けている。また、締付ボルト30
は、雄ねじ部34をフィニッシャ側取付部22のフィニッシ
ャ側挿通孔24からダンパ側取付部16のタンパ側挿通孔20
を介して挿通し、締付ナット28の雌ねじ部32に螺合して
締付けることによりフィニッシャ4を取付ける。なお、
符号36は、保持部である。保持部36は、フィニッシャ4
をテールパイプ2の開口部38に保持させるものである。
に一致させて、ダンパ側取付部16のテールパイプ2の外
周面10側に固着して設けている。また、締付ボルト30
は、雄ねじ部34をフィニッシャ側取付部22のフィニッシ
ャ側挿通孔24からダンパ側取付部16のタンパ側挿通孔20
を介して挿通し、締付ナット28の雌ねじ部32に螺合して
締付けることによりフィニッシャ4を取付ける。なお、
符号36は、保持部である。保持部36は、フィニッシャ4
をテールパイプ2の開口部38に保持させるものである。
次に取付けを説明する。
フィニッシャ4の取付けに際しては、テールパイプ2
の終端部6の外周面10に、マスダンパ14の側部18・18を
溶接等により取付けて設ける。筒状のフィニッシャ4
は、テールパイプ2の終端部6の外周面10に外装し、保
持部36によりフィニッシャ4をテールパイプ2の開口部
38に保持させる。このとき、フィニッシャ4は、ダンパ
側取付部16のダンパ側挿通孔20に、フィニッシャ側取付
部22のフィニッシャ側挿通孔24を一致させて外装する。
の終端部6の外周面10に、マスダンパ14の側部18・18を
溶接等により取付けて設ける。筒状のフィニッシャ4
は、テールパイプ2の終端部6の外周面10に外装し、保
持部36によりフィニッシャ4をテールパイプ2の開口部
38に保持させる。このとき、フィニッシャ4は、ダンパ
側取付部16のダンパ側挿通孔20に、フィニッシャ側取付
部22のフィニッシャ側挿通孔24を一致させて外装する。
テールパイプ2に外装されたフィニッシャ4のフィニ
ッシャ側取付部22のフィニッシャ側挿通孔24には、締付
機構26の締付ボルト30の雄ねじ部32を挿通する。この締
付ボルト30の雄ねじ部32は、フィニッシャ側挿通孔24か
らダンパ側取付部16のダンパ側挿通孔20を介して挿通
し、このダンパ側挿通孔20に一致させてダンパ側取付部
16のテールパイプ2の外周面10側に固着して設けた締付
ナット28の雌ねじ部32に螺合して締付ける。
ッシャ側取付部22のフィニッシャ側挿通孔24には、締付
機構26の締付ボルト30の雄ねじ部32を挿通する。この締
付ボルト30の雄ねじ部32は、フィニッシャ側挿通孔24か
らダンパ側取付部16のダンパ側挿通孔20を介して挿通
し、このダンパ側挿通孔20に一致させてダンパ側取付部
16のテールパイプ2の外周面10側に固着して設けた締付
ナット28の雌ねじ部32に螺合して締付ける。
これにより、テールパイプ2に外装されるフィニッシ
ャ4は、締付機構26によりフィニッシャ側取付部22をダ
ンパ側取付部16に締付けられ、フィニッシャ4の内周面
8とテールパイプ2の外周面10との間に空気通路12を形
成して取付けられる。
ャ4は、締付機構26によりフィニッシャ側取付部22をダ
ンパ側取付部16に締付けられ、フィニッシャ4の内周面
8とテールパイプ2の外周面10との間に空気通路12を形
成して取付けられる。
このように、テールパイプ2に外装したフィニッシャ
4を保持部36によりテールパイプ2の開口部38に保持さ
せ、テールパイプ2の終端部6の外周面10に取付けて設
けたマスダンパ14のダンパ側取付部16と、フィニッシャ
4のフィニッシャ側取付部22とを、締付機構26により締
付けてフィニッシャ4を取付けて設けることにより、テ
ールパイプ2の終端部6と開口部38との2ケ所でフィニ
ッシャ4を取付けることができ、従来の押圧による取付
けのような異音の発生の原因を排除することができ、取
付けの緩みによる異音の発生を防止することができる。
4を保持部36によりテールパイプ2の開口部38に保持さ
せ、テールパイプ2の終端部6の外周面10に取付けて設
けたマスダンパ14のダンパ側取付部16と、フィニッシャ
4のフィニッシャ側取付部22とを、締付機構26により締
付けてフィニッシャ4を取付けて設けることにより、テ
ールパイプ2の終端部6と開口部38との2ケ所でフィニ
ッシャ4を取付けることができ、従来の押圧による取付
けのような異音の発生の原因を排除することができ、取
付けの緩みによる異音の発生を防止することができる。
また、マスダンパ14のテールパイプ2に取付けられた
側部18・18を連絡する部位をテールパイプ2の外周面10
から離間させ且つ外方に突出させて設けたダンパ側取付
部16が、フィニッシャ4の内周面8とテールパイプ2の
終端部6の外周面10との間に形成される空気通路12に位
置することにより、空気通路12に侵入しようとする異物
に対して障害部とすることができるので、空気通路12へ
の小石等の異物40の侵入を防止することができる。
側部18・18を連絡する部位をテールパイプ2の外周面10
から離間させ且つ外方に突出させて設けたダンパ側取付
部16が、フィニッシャ4の内周面8とテールパイプ2の
終端部6の外周面10との間に形成される空気通路12に位
置することにより、空気通路12に侵入しようとする異物
に対して障害部とすることができるので、空気通路12へ
の小石等の異物40の侵入を防止することができる。
さらに、マスダンパ14を取付部材として利用すること
ができることと相俟って、従来のベルト式のクランプに
よる取付構造のような別部品を不要とすることができる
ので、コストを低廉とすることができる。
ができることと相俟って、従来のベルト式のクランプに
よる取付構造のような別部品を不要とすることができる
ので、コストを低廉とすることができる。
なお、この実施例においては、ダンパ側挿通孔20に一
致させてダンパ側取付部16のテールパイプ2の外周面10
側に締付ナット28を固着して設けたが、ダンパ側挿通孔
20に直接的に雌ねじ部32を設けることもできる。
致させてダンパ側取付部16のテールパイプ2の外周面10
側に締付ナット28を固着して設けたが、ダンパ側挿通孔
20に直接的に雌ねじ部32を設けることもできる。
このように、この考案によれば、保持部によりフィニ
ッシャをテールパイプの開口部に保持させ、ダンパ側取
付部とフィニッシャ側取付部とを締付機構により締付け
てマスダンパにフィニッシャを取付けて設けることによ
り、テールパイプの終端部と開口部との2ケ所でフィニ
ッシャを取付けることができ、従来の押圧による取付け
のような異音の発生の原因を排除することができるとと
もに、マスダンパを取付部材として利用することができ
る。このため、従来の押圧による取付けのような異音の
発生の原因を排除することができることにより、取付け
の緩みによる異音の発生を防止することができる。
ッシャをテールパイプの開口部に保持させ、ダンパ側取
付部とフィニッシャ側取付部とを締付機構により締付け
てマスダンパにフィニッシャを取付けて設けることによ
り、テールパイプの終端部と開口部との2ケ所でフィニ
ッシャを取付けることができ、従来の押圧による取付け
のような異音の発生の原因を排除することができるとと
もに、マスダンパを取付部材として利用することができ
る。このため、従来の押圧による取付けのような異音の
発生の原因を排除することができることにより、取付け
の緩みによる異音の発生を防止することができる。
また、マスダンパのダンパ側取付部を空気通路に侵入
しようとする異物に対して障害部とすることができるこ
とにより、空気通路への異物の侵入を防止することがで
きる。
しようとする異物に対して障害部とすることができるこ
とにより、空気通路への異物の侵入を防止することがで
きる。
さらに、マスダンパを取付部材として利用することが
できることと相俟って従来のベルト式のクランプによる
取付構造のような別部品を不要とし得ることにより、コ
ストを低廉とし得る。
できることと相俟って従来のベルト式のクランプによる
取付構造のような別部品を不要とし得ることにより、コ
ストを低廉とし得る。
第1〜4図はこの考案の実施例を示し、第1図はフィニ
ッシャ取付構造の一部断面側面図、第2図は第1図のII
-II線断面図、第3図は第1図の矢視IIIに示す背面図、
第4図は第2図の矢印IV部位の拡大断面図である。 第5・6図は従来例を示し、第5図はフィニッシャ取付
構造の一部断面側面図、第6図は別のフィニッシャ取付
構造の背面図である。 図において、2はテールパイプ、4はフィニッシャ、6
は終端部、8は内周面、10は外周面、12は空気通路、14
はマスダンパ、16はダンパ側取付部、18は側部、20はダ
ンパ側挿通孔、22はフィニッシャ側取付部、24はフィニ
ッシャ側挿通孔、26は締付機構、28は締付ナット、30は
締付ボルト、32は雌ねじ部、34は雄ねじ部、36は保持
部、38は開口部である。
ッシャ取付構造の一部断面側面図、第2図は第1図のII
-II線断面図、第3図は第1図の矢視IIIに示す背面図、
第4図は第2図の矢印IV部位の拡大断面図である。 第5・6図は従来例を示し、第5図はフィニッシャ取付
構造の一部断面側面図、第6図は別のフィニッシャ取付
構造の背面図である。 図において、2はテールパイプ、4はフィニッシャ、6
は終端部、8は内周面、10は外周面、12は空気通路、14
はマスダンパ、16はダンパ側取付部、18は側部、20はダ
ンパ側挿通孔、22はフィニッシャ側取付部、24はフィニ
ッシャ側挿通孔、26は締付機構、28は締付ナット、30は
締付ボルト、32は雌ねじ部、34は雄ねじ部、36は保持
部、38は開口部である。
Claims (1)
- 【請求項1】内燃機関排気系のマフラから延設されたテ
ールパイプの終端部に外装されるフィニッシャをこのフ
ィニッシャの内周面と前記テールパイプの外周面との間
に空気通路を形成して取付けて設けたマフラのフィニッ
シャ取付構造において、前記フィニッシャの内周面に前
記テールパイプの開口部に当接して前記フィニッシャを
保持する保持部を設け、前記テールパイプの終端部の外
周面に略U字形状に形成されたマスダンパの側部を取付
けて設け、このマスダンパの側部を連絡する部位を前記
テールパイプの外周面から離間させ且つ外方に突出させ
てダンパ側取付部を設けるとともに前記フィニッシャに
フィニッシャ側取付部を設け、前記テールパイプに外装
した前記フィニッシャを前記保持部により前記テールパ
イプの開口部に保持させて設け、前記マスダンパのダン
パ側取付部と前記テールパイプに外装した前記フィニッ
シャのフィニッシャ側取付部とを締付機構により締付け
て前記フィニッシャを取付けて設けたことを特徴とする
マフラのフィニッシャ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990071704U JP2517534Y2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | マフラのフィニッシャ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990071704U JP2517534Y2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | マフラのフィニッシャ取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0430221U JPH0430221U (ja) | 1992-03-11 |
JP2517534Y2 true JP2517534Y2 (ja) | 1996-11-20 |
Family
ID=31608975
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990071704U Expired - Lifetime JP2517534Y2 (ja) | 1990-07-05 | 1990-07-05 | マフラのフィニッシャ取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2517534Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4546880B2 (ja) * | 2005-06-13 | 2010-09-22 | Udトラックス株式会社 | 水保持用排気管 |
KR101209732B1 (ko) * | 2010-09-28 | 2012-12-07 | 현대자동차주식회사 | 차량 배기 파이프용 테일 트림 어셈블리 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5615370Y2 (ja) * | 1980-02-14 | 1981-04-10 | ||
JPS6214117U (ja) * | 1985-07-10 | 1987-01-28 |
-
1990
- 1990-07-05 JP JP1990071704U patent/JP2517534Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0430221U (ja) | 1992-03-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4494722A (en) | Exhaust unit support device | |
US4766983A (en) | Muffler for V-type engine | |
US5918572A (en) | Structure for suction pipe of an engine | |
CN1233924C (zh) | 发动机的排气系统 | |
JP2517534Y2 (ja) | マフラのフィニッシャ取付構造 | |
US20090020359A1 (en) | Double-Flow Exhaust System For An Internal-Combustion Engine | |
US6164410A (en) | Exhaust gas muffler | |
US20060064952A1 (en) | Intake system | |
JPH11278356A (ja) | 自動二輪車のエンジン懸架装置 | |
JP3872171B2 (ja) | 排気系の支持部構造 | |
JPS6113698Y2 (ja) | ||
JP2927162B2 (ja) | 直列4気筒内燃機関の排気マニホールド | |
JP2005083307A (ja) | V型エンジンにおけるエアクリーナ支持構造 | |
JP2020094534A (ja) | テールパイプ固定構造 | |
JPH07332182A (ja) | 吸気装置の支持構造 | |
JP3055354B2 (ja) | 自動車用内燃機関における配管取付構造 | |
JP2005061395A (ja) | エンジンの吸気マニホールド固定構造 | |
JPH0426664Y2 (ja) | ||
JPH027221Y2 (ja) | ||
JP2972012B2 (ja) | マフラー構造 | |
JP2001304058A (ja) | インテークマニホールド | |
JP3201259B2 (ja) | 内燃機関の吸気構造 | |
KR100362406B1 (ko) | 자동차용 배기 시스템의 마운팅 기구 | |
JPH10317956A (ja) | 排気コンバータの遮熱構造 | |
KR0131700Y1 (ko) | 자동차 배기 파이프용 방진 클램프 장치 |