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JP2588968B2 - ミュートパルス発生回路 - Google Patents

ミュートパルス発生回路

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Publication number
JP2588968B2
JP2588968B2 JP13528089A JP13528089A JP2588968B2 JP 2588968 B2 JP2588968 B2 JP 2588968B2 JP 13528089 A JP13528089 A JP 13528089A JP 13528089 A JP13528089 A JP 13528089A JP 2588968 B2 JP2588968 B2 JP 2588968B2
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JP
Japan
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voltage
frequency
input
mute
mute pulse
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JP13528089A
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晴夫 重松
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は水平同期周波数が広範囲にわたる映像信号が
入力されるテレビジョン受像機において用いることがで
きるミュートパルス発生回路に関するものである。
〔従来の技術〕
一般に、広範囲の水平同期周波数に対応するテレビジ
ョン受信機の水平同期回路においては、第2図に示すよ
うに端子aから入力された水平同期信号は位相比較器
(AFC)1に入力されるとともに、周波数電圧変換器(F
/V)4に入力される。ここでF/V4の出力は水平同期周波
数に比例した電圧efを得て、電圧制御発振器(H.VCO)
2を制御する。このようにしてF/V4の出力でH.VCO2の発
振周波数を入力される水平同期信号の周波数に近づける
とともにAFC1で位相の比較制御を行い、水平偏向周波数
は水平同期信号に同期する。次に入力信号の切換等によ
り水平同期信号周波数が大きく変動すると水平同期が安
定するまでの間、水平同期の乱れによる画面乱れが生じ
る。この見苦しさを解決するため画面ミュートをかける
必要があった。この画面ミュートをかけるための水平周
波数変化を検出してミュートパルスを発生する方法は複
数(nヶ)のボルテージコンパレータ5,6,7,…に予め定
められた周波数に対する基準電圧e1,…,enを与えてお
き、上記ボルテージコンパレータの他端にF/V4の電圧を
入力することにより、予め設定した所定の周波数が入力
されたとき周波数変化を検出できるようにすることがで
き、この信号により、モノマルチバイブレータ8で一定
期間のミュートパルスを発生することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のミュートパルス発生回路は以上のように構成さ
れているので、水平同期信号が切り換わっても、予め設
定した水平同期周波数に切り換わらないと、多少の周波
数変化だけでは画面ミュートパルスは発生しないため、
入力切換時の画面が乱れて見えるなどの問題点があっ
た。
本発明はこのような問題点を解消するためになされた
もので、入力切換によるわずかな周波数切換や周波数変
化に対しても、画面ミュートをかけることができるミュ
ートパルス発生回路を提供することを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るミュートパルス発生回路は、1個のボ
ルテージコンパレータの入力端子に、電圧変動に対する
積分時定数がそれぞれ逆向きの遅延回路をそれぞれ接続
して、水平同期信号から周波数電圧変換器で変換された
電圧を、これらに加えるようにしたものである。
〔作用〕
この発明においては、1個のボルテージコンパレータ
を用いてそれぞれの入力端子に電圧変動に対する積分時
定数が逆向きの遅延回路を接続した、双方向の電圧変動
に対する遅延形電圧コンパレータを構成しており、F/V
の電圧変化に対してはほぼ無段階に水平周波数変化を検
出し、ミュートパルスを発生することができる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。
第1図は本発明の一実施例によるミュートパルス発生
回路の構成を示す図であり、図において、水平同期回路
10は従来技術の構成と同じくH.VCO2とF/V4とAFC1で構成
される水平同期回路であり、端子aより入力された水平
同期信号はF/V4によって電圧efに変換される。このef
圧は正方向電圧変化に対して順方向の第1のダイオード
D1と第1の抵抗器R1の並列接続と第1のコンデンサC1
構成される積分器11を通り、ボルテージコンパレータ5
の+端子cに入力する。
一方、ボルテージコンパレータ5の−端子dに負方向
電圧に対して順方向の第2のダイオードD2と第2の抵抗
器R2の並列接続と第2のコンデンサC2で構成される積分
器を通り、電圧信号efを入力する。ここでボルテージコ
ンパレータ5の−端子d点の電圧は通常状態ではd=ef
となっている。
また、ボルテージコンパレータ5の+端子cは第3の
抵抗器9で接地しているため、通常状態では+端子c点
の方がわずかながら、即ちef×R3/(R1+R3)だけ低く
設定される。
従って、通常状態においてボルテージコンパレータ5
の入力バイアスはef−ef×R3/(R1+R3)となってい
る。即ち、ボルテージコンパレータの出力eは“L"レベ
ルで安定している。ここで、入力水平同期信号の周波数
が変わり、F/V4出力電圧efが上昇し、ボルテージコンパ
レータ5の入力にバイアス電圧を越える電圧が加わる
と、c点はD1が導通し、直ちにc=ef×R3/(R1+R3
の電位になるが、一方d点の電圧はD2が導通しないた
め、R2,C2の時定数で決まる時間をもってd点は上昇す
る。即ち、d点の電圧は遅れて追従するためd=cの電
圧に追従するまでの間、ボルテージコンパレータの入力
は正のバイアスとなり、出力には“H"の出力パルスが得
られる。
また、一方efが下降した場合は上記とは逆にd点の電
圧は、直ちにd=efとなるが、c点の電圧はR1,C1の時
定数で追従が遅れ、その間正バイアス状態となり、出力
には“H"の出力パルスが得られる。ここでボルテージコ
ンパレータの入力バイアスef−ef×R3/(R1+R3)の電
圧は定常時ボルテージコンパレータの動作を安定化する
とともにF/Vの出力電圧に対する分解能を決めており、R
3の値を調整すれば水平周波数変化に対する検出レベル
を変えることができる。
また、積分回路11及び12の時定数でパルス発生時間を
調整することもできる。
なお、上記実施例ではボルテージコンパレータのc点
をR3で接地したが、d点をR3で接地するようにすれば定
常時“H"レベルに設定することができ、周波数変化を検
出した時は“L"レベルのミュートパルスを発生すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればミュートパルス発生
回路において、ボルテージコンパレータの入力電圧変化
に対してそれぞれ積分時定数が逆向きの時定数回路を持
つボルテージコンパレータにF/V変換電圧を入力するよ
うにしたので、水平周波数変化に対してほぼ無段階にミ
ュートパルスを得ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における水平同期回路および
ミュートパルス発生回路の回路図、第2図は従来の水平
同期回路とミュートパルス発生回路の回路図である。 1は位相比較器(AFC)、2は電圧制御発振器(H.VC
O)、3は水平出力回路(H.OUT)、4は周波数電圧変換
器(F/V)、5,6,7はボルテージコンパレータ、8はマル
チバイブレータ、9は抵抗器、10は水平同期回路、11,1
2は積分回路。 なお図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ミュートパルス発生回路において、 水平同期信号から周波数電圧変換器で変換された電圧を
    ボルテージコンパレータの+端子に入力する、第1の抵
    抗と正方向電圧変化に対して順方向の第1のダイオード
    の並列接続体と、第1のコンデンサとから構成される第
    1の積分器と、 上記電圧を上記ボルテージコンパレータの−端子に入力
    する、第2の抵抗と負方向電圧変化に対して順方向の第
    2のダイオードとの並列接続体と、第2のコンデンサと
    から構成される第2の積分器と、 該ボルテージコンパレータの該+端子と接地間に接続さ
    れた第3の抵抗とを備えたことを特徴とするミュートパ
    ルス発生回路。
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