JP2581249B2 - クロスコネクト網構成方法 - Google Patents
クロスコネクト網構成方法Info
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- JP2581249B2 JP2581249B2 JP6298390A JP6298390A JP2581249B2 JP 2581249 B2 JP2581249 B2 JP 2581249B2 JP 6298390 A JP6298390 A JP 6298390A JP 6298390 A JP6298390 A JP 6298390A JP 2581249 B2 JP2581249 B2 JP 2581249B2
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- packet
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、通信網において、複数の回線をまとめて接
続、開放したり、経路変更を行なうクロスコネクト網の
構成方法に関するものである。
続、開放したり、経路変更を行なうクロスコネクト網の
構成方法に関するものである。
(従来の技術) 通信回線網を構築する場合、物理的な伝送路資源を効
率的に管理する為、各呼が使用する帯域をある程度の量
にまとめてグループにしたパスというものを用いる。こ
のパスの設定、開放、経路変更などを行なうのがクロス
コネクトである。パケット通信網におけるクロスコネク
ト網の構成方法としては、青山著「伝達系ネットワーク
の現状と将来」NTTR&D,vol.38,No.4,421頁から439頁に
記載の、回線交換技術を用いたもの、パケット交換技術
を用いたものの2種類が知られている。
率的に管理する為、各呼が使用する帯域をある程度の量
にまとめてグループにしたパスというものを用いる。こ
のパスの設定、開放、経路変更などを行なうのがクロス
コネクトである。パケット通信網におけるクロスコネク
ト網の構成方法としては、青山著「伝達系ネットワーク
の現状と将来」NTTR&D,vol.38,No.4,421頁から439頁に
記載の、回線交換技術を用いたもの、パケット交換技術
を用いたものの2種類が知られている。
第2図は従来技術による第1のクロスコネクト網の構
成方式を示す模式図である。このクロスコネクト網はパ
ケットの属する呼を識別する番号VCIを認識して交換す
るパケット交換機ATM−SW201,202,203,204と、ATM−SW2
01,202にそれぞれ150Mbit/s伝送路2本ずつで接続され
ている回線交換機STM−XC211と、ATM−SW203,204にそれ
ぞれ150Mbit/s伝送路2本ずつで接続されているSTM−XC
212と、STM−XC211と212を接続している4本の150Mbit/
s伝送路からなる。
成方式を示す模式図である。このクロスコネクト網はパ
ケットの属する呼を識別する番号VCIを認識して交換す
るパケット交換機ATM−SW201,202,203,204と、ATM−SW2
01,202にそれぞれ150Mbit/s伝送路2本ずつで接続され
ている回線交換機STM−XC211と、ATM−SW203,204にそれ
ぞれ150Mbit/s伝送路2本ずつで接続されているSTM−XC
212と、STM−XC211と212を接続している4本の150Mbit/
s伝送路からなる。
以下で、第2図に示す従来の回線交換技術を用いたク
ロスコネクトの一例を説明する。第2図において、パケ
ット交換技術を用いた交換機であるATM−SW201,202は、
それぞれ、ATM−SW203,204と200Mbit/sの帯域を使用し
て通信を行ないたいものとする。すると、回線交換技術
を用いたクロスコネクト装置STM−XC211では150M.it/s
を単位に交換をする為、伝送路221,222をそれぞれSTM−
XC212との間の伝送路225,226に接続する。STM−XC212で
は伝送路225,226はそれぞれ伝送路229,230に接続され
る。このようにして、合計容量300Mbit/sの回線がATM−
SW201と203の間に設定される。同様にして、ATM−SW20
2,204の間にも合計300Mbit/sの回線が設定される。
ロスコネクトの一例を説明する。第2図において、パケ
ット交換技術を用いた交換機であるATM−SW201,202は、
それぞれ、ATM−SW203,204と200Mbit/sの帯域を使用し
て通信を行ないたいものとする。すると、回線交換技術
を用いたクロスコネクト装置STM−XC211では150M.it/s
を単位に交換をする為、伝送路221,222をそれぞれSTM−
XC212との間の伝送路225,226に接続する。STM−XC212で
は伝送路225,226はそれぞれ伝送路229,230に接続され
る。このようにして、合計容量300Mbit/sの回線がATM−
SW201と203の間に設定される。同様にして、ATM−SW20
2,204の間にも合計300Mbit/sの回線が設定される。
ATM−SW201に接続された通信端末から入ってきた通信
パケットはVCIにより呼が識別され、伝送路221または22
2を通過する容量が150Mbit/sを越えないように呼毎に振
分けられる。そしてそのままATM−SW203に伝送され、AT
M−SW203ではVCI毎に振分けられて、受信端末に送出さ
れる。ATM−SW203に接続された端末からの通信パケット
も同様にATM−SW201に接続された受信端末に送出され
る。
パケットはVCIにより呼が識別され、伝送路221または22
2を通過する容量が150Mbit/sを越えないように呼毎に振
分けられる。そしてそのままATM−SW203に伝送され、AT
M−SW203ではVCI毎に振分けられて、受信端末に送出さ
れる。ATM−SW203に接続された端末からの通信パケット
も同様にATM−SW201に接続された受信端末に送出され
る。
ATM−SW202と204の間の通信もまったく同様に行なわ
れる。このようにしてパケット交換技術を用いたクロス
コネクト装置ATM−SWの間の通信が可能となる。
れる。このようにしてパケット交換技術を用いたクロス
コネクト装置ATM−SWの間の通信が可能となる。
第3図は従来技術による第2のクロスコネクト網の構
成方式を示す模式図である。このクロスコネクト網は、
ATM−SW301,302,303,304と、ATM−SW301,302にそれぞれ
150Mbit/s伝送路2本ずつで接続され、呼の属するグル
ープを識別する番号(パスを区別する番号)VPIを認識
して交換するパケット交換機ATM−XC311と、ATM−SW20
3,204にそれぞれ150Mbit/s伝送路2本ずつで接続されて
いるATM−XC装置312と、ATM−XC装置311と312を接続し
ている3本の150Mbit/s伝送路からなる。
成方式を示す模式図である。このクロスコネクト網は、
ATM−SW301,302,303,304と、ATM−SW301,302にそれぞれ
150Mbit/s伝送路2本ずつで接続され、呼の属するグル
ープを識別する番号(パスを区別する番号)VPIを認識
して交換するパケット交換機ATM−XC311と、ATM−SW20
3,204にそれぞれ150Mbit/s伝送路2本ずつで接続されて
いるATM−XC装置312と、ATM−XC装置311と312を接続し
ている3本の150Mbit/s伝送路からなる。
以下で、第3図に示す従来のパケット交換技術を用い
たクロスコネクトの一例を説明する。第3図において、
パケット交換技術を用いた交換機であるATM−SW301,302
は、それぞれ、ATM−SW303,304と200Mbit/sの帯域を使
用して通信を行ないたいものとする。すると、パケット
交換技術を用いたATM−XC311ではパスの帯域を伝送路容
量内で自由に設定できる為、各伝送路の容量150Mbit/s
を越えないように伝送路321から伝送路325へ130Mbit/
s、伝送路322から伝送路326へ70Mbit/s分のパスを、伝
送路323から伝送路326へ70Mbit/s、伝送路324から伝送
路328へ130Mbit/s分のパスを接続するように設定する。
ATM−XC312では伝送路325から伝送路329へ130Mbit/s、
伝送路326から伝送路330へ70Mbit/s分のパスを、伝送路
326から伝送路331へ70Mbit/s,伝送路328から伝送路332
へ130Mbit/s分のパスを接続するように設定する。この
ようにして、合計容量400Mbit/sの回線を合計450Mbit/s
の伝送容量を用いてATM−SW301と303の間、302と304の
間に設定される。
たクロスコネクトの一例を説明する。第3図において、
パケット交換技術を用いた交換機であるATM−SW301,302
は、それぞれ、ATM−SW303,304と200Mbit/sの帯域を使
用して通信を行ないたいものとする。すると、パケット
交換技術を用いたATM−XC311ではパスの帯域を伝送路容
量内で自由に設定できる為、各伝送路の容量150Mbit/s
を越えないように伝送路321から伝送路325へ130Mbit/
s、伝送路322から伝送路326へ70Mbit/s分のパスを、伝
送路323から伝送路326へ70Mbit/s、伝送路324から伝送
路328へ130Mbit/s分のパスを接続するように設定する。
ATM−XC312では伝送路325から伝送路329へ130Mbit/s、
伝送路326から伝送路330へ70Mbit/s分のパスを、伝送路
326から伝送路331へ70Mbit/s,伝送路328から伝送路332
へ130Mbit/s分のパスを接続するように設定する。この
ようにして、合計容量400Mbit/sの回線を合計450Mbit/s
の伝送容量を用いてATM−SW301と303の間、302と304の
間に設定される。
ATM−SW301に接続された通信端末から入ってきた通信
パケットはVCIにより呼が識別され、伝送路321または32
2を通過する容量がそれぞれ130Mbit/s、70Mbit/sを越え
ないように呼毎に振分けられる。そしてそのままATM−X
C311に伝送される。ATM−XC311では、伝送路326上で伝
送路322からの通信パケットと伝送路323からの通信パケ
ットが区別できるようにパスを区別する番号VPIをつけ
かえる。例えば、伝送路322からの通信パケットにはVPI
に1を、伝送路323からの通信パケットにはVPIに2を付
け、伝送路326へ送出する。ATM−XC312では伝送路325か
ら送られてきた通信パケットはそのまま伝送路329へ、
伝送路326から送られてきた通信パケットはVPIが1のも
のは伝送路330へ、VPIが2のものは伝送路331へ出力さ
れる。伝送路329,330からの通信パケットはATM−SW303
でVCIによる振り分けられ、受信端末に送出される。ATM
−SW303に接続された端末からの通信パケットも同様にA
TM−SW301に接続された受信端末に送出される。
パケットはVCIにより呼が識別され、伝送路321または32
2を通過する容量がそれぞれ130Mbit/s、70Mbit/sを越え
ないように呼毎に振分けられる。そしてそのままATM−X
C311に伝送される。ATM−XC311では、伝送路326上で伝
送路322からの通信パケットと伝送路323からの通信パケ
ットが区別できるようにパスを区別する番号VPIをつけ
かえる。例えば、伝送路322からの通信パケットにはVPI
に1を、伝送路323からの通信パケットにはVPIに2を付
け、伝送路326へ送出する。ATM−XC312では伝送路325か
ら送られてきた通信パケットはそのまま伝送路329へ、
伝送路326から送られてきた通信パケットはVPIが1のも
のは伝送路330へ、VPIが2のものは伝送路331へ出力さ
れる。伝送路329,330からの通信パケットはATM−SW303
でVCIによる振り分けられ、受信端末に送出される。ATM
−SW303に接続された端末からの通信パケットも同様にA
TM−SW301に接続された受信端末に送出される。
ATM−SW302と304の間の通信もまったく同様に行なわ
れる。このようにしてパケット交換技術を用いた交換機
ATM−SWの間の通信が可能となる。
れる。このようにしてパケット交換技術を用いた交換機
ATM−SWの間の通信が可能となる。
(発明が解決しようとする課題) 以上述べた従来技術による第1のクロスコネクト網に
おいては回線交換技術を用いている為、装置構成は簡単
である。しかし、パス設定の単位が固定であり、設定単
位を小さくすると大容量のクロスコネクト装置の実現が
難しく、設定単位を大きくすると、小さなパスを設定す
ることができない為に回線の使用効率が落ちるという欠
点があった。たとえば、第2図に記載した例では通信容
量としては400Mbit/sしかないのに、伝送路としては600
Mbit/s分だけ用意する必要がある。
おいては回線交換技術を用いている為、装置構成は簡単
である。しかし、パス設定の単位が固定であり、設定単
位を小さくすると大容量のクロスコネクト装置の実現が
難しく、設定単位を大きくすると、小さなパスを設定す
ることができない為に回線の使用効率が落ちるという欠
点があった。たとえば、第2図に記載した例では通信容
量としては400Mbit/sしかないのに、伝送路としては600
Mbit/s分だけ用意する必要がある。
一方、従来技術による第2のクロスコネクト網におい
てはパケット交換技術を用いる為、パス設定の単位を伝
送路の容量の範囲まで自由に設定する事ができ、伝送路
の使用効率を上げる事ができる。第3図の例では通信容
量400Mbit/sに対して伝送路容量を450Mbit/s分用意すれ
ば良く、第2図の例に比べて効率が良い。しかし、パケ
ット交換技術を用いている為、装置構成が複雑になる、
大容量のクロスコネクト装置の実現が難しいといった欠
点があった。例えば、現在の技術では600Mbit/sの信号
を扱う事のできるパケット交換技術を用いたクロスコネ
クト装置を作るのは容易ではない。
てはパケット交換技術を用いる為、パス設定の単位を伝
送路の容量の範囲まで自由に設定する事ができ、伝送路
の使用効率を上げる事ができる。第3図の例では通信容
量400Mbit/sに対して伝送路容量を450Mbit/s分用意すれ
ば良く、第2図の例に比べて効率が良い。しかし、パケ
ット交換技術を用いている為、装置構成が複雑になる、
大容量のクロスコネクト装置の実現が難しいといった欠
点があった。例えば、現在の技術では600Mbit/sの信号
を扱う事のできるパケット交換技術を用いたクロスコネ
クト装置を作るのは容易ではない。
(課題を解決するための手段) 本発明によれば、 ヘッダ部分にパケットの属する呼を識別する番号(VC
I/VPI)を持つパケットを用いた情報伝送網におけるク
ロスコネクト網構成方法において、 端末からの回線を直接収容する加入者パケット交換機
と、加入者パケット交換機間を接続する回線クロスコネ
クト網と、前記回線クロスコネクト網を構成する回線ク
ロスコネクト装置に接続された中継パケット交換機とを
少なくとも用意し、 前記加入者パケット交換機により、端末からの情報を
VCI/VPIに対応して予め決められた行き先方路毎に伝送
路に多重化して前記回線クロスコネクト網に渡し、前記
回線クロスコネクト網では、前記回線クロスコネクト装
置間の伝送路の容量に空きがある場合には前記回線クロ
スコネクト装置に接続された前記中継パケット交換機に
伝送路を接続し、他の伝送路の情報とパケット多重を行
い、伝送路へ出力して前記回線クロスコネクト装置に戻
し、目的の方路へ伝送することを特徴とするクロスコネ
クト網構成方法が得られる。
I/VPI)を持つパケットを用いた情報伝送網におけるク
ロスコネクト網構成方法において、 端末からの回線を直接収容する加入者パケット交換機
と、加入者パケット交換機間を接続する回線クロスコネ
クト網と、前記回線クロスコネクト網を構成する回線ク
ロスコネクト装置に接続された中継パケット交換機とを
少なくとも用意し、 前記加入者パケット交換機により、端末からの情報を
VCI/VPIに対応して予め決められた行き先方路毎に伝送
路に多重化して前記回線クロスコネクト網に渡し、前記
回線クロスコネクト網では、前記回線クロスコネクト装
置間の伝送路の容量に空きがある場合には前記回線クロ
スコネクト装置に接続された前記中継パケット交換機に
伝送路を接続し、他の伝送路の情報とパケット多重を行
い、伝送路へ出力して前記回線クロスコネクト装置に戻
し、目的の方路へ伝送することを特徴とするクロスコネ
クト網構成方法が得られる。
また、ヘッダ部分にパケットの属する呼を識別する番
号(VCI/VPI)を持つパケットを用いた情報伝送網にお
けるクロスコネクト網構成方法において、 端末からの回線を直接収容する加入者パケット交換網
と、加入者パケット交換網間を接続する回線クロスコネ
クト網と、前記回線クロスコネクト網を構成する回線ク
ロスコネクト装置に接続された中継パケット交換機とを
少なくとも用意し、 前記加入者パケット交換網により、端末からの情報を
VCI/VPIに対応して予め決められた行き先方路毎に伝送
路に多重化して前記回線クロスコネクト網に渡し、前記
回線クロスコネクト網では、前記回線クロスコネクト装
置間の伝送路の容量に空きがある場合には前記回線クロ
スコネクト装置に接続された前記中継パケット交換機に
伝送路を接続し、他の伝送路の情報とパケット多重を行
い、伝送路へ出力して前記回線クロスコネクト装置に戻
し、目的の方路へ伝送することを特徴とするクロスコネ
クト網構成方法が得られる。
号(VCI/VPI)を持つパケットを用いた情報伝送網にお
けるクロスコネクト網構成方法において、 端末からの回線を直接収容する加入者パケット交換網
と、加入者パケット交換網間を接続する回線クロスコネ
クト網と、前記回線クロスコネクト網を構成する回線ク
ロスコネクト装置に接続された中継パケット交換機とを
少なくとも用意し、 前記加入者パケット交換網により、端末からの情報を
VCI/VPIに対応して予め決められた行き先方路毎に伝送
路に多重化して前記回線クロスコネクト網に渡し、前記
回線クロスコネクト網では、前記回線クロスコネクト装
置間の伝送路の容量に空きがある場合には前記回線クロ
スコネクト装置に接続された前記中継パケット交換機に
伝送路を接続し、他の伝送路の情報とパケット多重を行
い、伝送路へ出力して前記回線クロスコネクト装置に戻
し、目的の方路へ伝送することを特徴とするクロスコネ
クト網構成方法が得られる。
更に、前記パケットの情報長が固定であることを特徴
とするクロスコネクト網構成方法が得られる。
とするクロスコネクト網構成方法が得られる。
(作用) 細かいパスの設定にはパケット交換方式を用いたクロ
スコネクト装置を用い、パケット交換により大束にまと
められた複数のパスを回線交換方式を用いたクロスコネ
クト装置を用いて接続することにより、パケット交換方
式を用いたクロスコネクト装置の容量増大を防いでコス
ト上昇を最小限に押さえるとともに、任意容量のパス設
定を可能として伝送路の使用効率を上げる事ができる。
スコネクト装置を用い、パケット交換により大束にまと
められた複数のパスを回線交換方式を用いたクロスコネ
クト装置を用いて接続することにより、パケット交換方
式を用いたクロスコネクト装置の容量増大を防いでコス
ト上昇を最小限に押さえるとともに、任意容量のパス設
定を可能として伝送路の使用効率を上げる事ができる。
(実施例) 以下に図を参照して本発明のクロスコネクト網の動作
を説明する。第1図は本発明の実施例を示すブロック図
である。第1図によれば、本発明の実施例は、ATM−SW1
01,102と、150Mbit/sの伝送路がそれぞれ2本ずつATM−
SW101,102との間に接続されたSTM−XC111と、3本の150
Mbit/sの伝送路がSTM−XC111との間に接続されたATM−X
C121と、3本の150Mbit/sの伝送路がSTM−XC111との間
に接続されたSTM−XC112と、3本の150Mbit/sの伝送路
がSTM−XC112との間に接続されたATM−XC122と、150Mbi
t/sの伝送路がそれぞれ2本ずつSTM−XC111との間に接
続されたATM−SW103,104とからなる。
を説明する。第1図は本発明の実施例を示すブロック図
である。第1図によれば、本発明の実施例は、ATM−SW1
01,102と、150Mbit/sの伝送路がそれぞれ2本ずつATM−
SW101,102との間に接続されたSTM−XC111と、3本の150
Mbit/sの伝送路がSTM−XC111との間に接続されたATM−X
C121と、3本の150Mbit/sの伝送路がSTM−XC111との間
に接続されたSTM−XC112と、3本の150Mbit/sの伝送路
がSTM−XC112との間に接続されたATM−XC122と、150Mbi
t/sの伝送路がそれぞれ2本ずつSTM−XC111との間に接
続されたATM−SW103,104とからなる。
第1図において、VCIを認識して交換するパケット交
換機ATM−SW101,102は、それぞれ、ATM−SW103,104と20
0Mbit/sの帯域を使用して通信を行なうものとする。す
ると、回線交換機STM−XC111,112は、まず150Mbit/s分
のパスをATM−SW101と103の間に設定する為、伝送路131
を伝送路135に、伝送路135を伝送路139に接続する様に
設定する。残りの50Mbit/s分のパスは他のパスと伝送路
を共用することにより、伝送路利用効率が高められる
為、STM−XC111により伝送路132は伝送路152に接続さ
れ、VPIを認識して交換するパケット交換機ATM−XC121
により、50Mbit/s分のパスのみが伝送路153に接続され
るように設定する。伝送路153はSTM−XC111により伝送
路138に接続される。さらに、合流しているパスを分離
する為に、伝送路138は、STM−XC112により伝送路154に
接続されるように設定する。さらに、分離された50Mbit
/sのパスはATM−XC122により伝送路155に接続され、伝
送路155はSTM−XC112により、伝送路140に接続されるよ
うに設定する。
換機ATM−SW101,102は、それぞれ、ATM−SW103,104と20
0Mbit/sの帯域を使用して通信を行なうものとする。す
ると、回線交換機STM−XC111,112は、まず150Mbit/s分
のパスをATM−SW101と103の間に設定する為、伝送路131
を伝送路135に、伝送路135を伝送路139に接続する様に
設定する。残りの50Mbit/s分のパスは他のパスと伝送路
を共用することにより、伝送路利用効率が高められる
為、STM−XC111により伝送路132は伝送路152に接続さ
れ、VPIを認識して交換するパケット交換機ATM−XC121
により、50Mbit/s分のパスのみが伝送路153に接続され
るように設定する。伝送路153はSTM−XC111により伝送
路138に接続される。さらに、合流しているパスを分離
する為に、伝送路138は、STM−XC112により伝送路154に
接続されるように設定する。さらに、分離された50Mbit
/sのパスはATM−XC122により伝送路155に接続され、伝
送路155はSTM−XC112により、伝送路140に接続されるよ
うに設定する。
さらに、ATM−SW102からの200Mbit/sの通信容量も同
様に150Mbit/sと50Mbit/sのパスに分離されて設定され
る。
様に150Mbit/sと50Mbit/sのパスに分離されて設定され
る。
ATM−SW101に接続された通信端末から入ってきた通信
パケットはVCIにより呼が識別され、伝送路131または13
2を通過する容量がそれぞれ150Mbit/s、50Mbit/sを越え
ないように呼毎にVCIによって振分けられる。そして伝
送路131上の通信パケットはそのままSTM−XC111とSTM−
XC112によりATM−SW103に伝送され、ATM−SW103では通
信パケットVCI毎に振分けられて、受信端末に送出され
る。また、VCIにより伝送路132上に送出された通信パケ
ットはSTM−XC111によりAATM−XC121に伝送される。STM
−XC111では、伝送路138上で伝送路132からの通信パケ
ットと伝送路134からの通信パケットが区別できるよう
にパスを区別する番号VPIをつけかえる。例えば、伝送
路132からの通信パケットにはVPIに1を、伝送路134か
らの通信パケットにはVPIに2を付け、伝送路153に送出
する。STM−XC111では伝送路153と138を接続し、STM−X
C112では伝送路138と155を接続している為、ATM−XC121
からの通信パケットはATM−XC122によりVPIが1のもの
は伝送路140へ、VPIが2のものは伝送路142へ振り分け
られる。伝送路139,140からの通信パケットはATM−SW10
3でVCIにより振り分けられ、受信端末に送出される。逆
に、ATM−SW103に接続された端末からの通信パケットも
同様にATM−SW101に接続された受信端末に送出される。
パケットはVCIにより呼が識別され、伝送路131または13
2を通過する容量がそれぞれ150Mbit/s、50Mbit/sを越え
ないように呼毎にVCIによって振分けられる。そして伝
送路131上の通信パケットはそのままSTM−XC111とSTM−
XC112によりATM−SW103に伝送され、ATM−SW103では通
信パケットVCI毎に振分けられて、受信端末に送出され
る。また、VCIにより伝送路132上に送出された通信パケ
ットはSTM−XC111によりAATM−XC121に伝送される。STM
−XC111では、伝送路138上で伝送路132からの通信パケ
ットと伝送路134からの通信パケットが区別できるよう
にパスを区別する番号VPIをつけかえる。例えば、伝送
路132からの通信パケットにはVPIに1を、伝送路134か
らの通信パケットにはVPIに2を付け、伝送路153に送出
する。STM−XC111では伝送路153と138を接続し、STM−X
C112では伝送路138と155を接続している為、ATM−XC121
からの通信パケットはATM−XC122によりVPIが1のもの
は伝送路140へ、VPIが2のものは伝送路142へ振り分け
られる。伝送路139,140からの通信パケットはATM−SW10
3でVCIにより振り分けられ、受信端末に送出される。逆
に、ATM−SW103に接続された端末からの通信パケットも
同様にATM−SW101に接続された受信端末に送出される。
ATM−SW102と104の間の通信もまったく同様に行なわ
れる。このようにしてパケット交換機ATM−SWの間の通
信が可能となる。
れる。このようにしてパケット交換機ATM−SWの間の通
信が可能となる。
このようなクロスコネクト網を構成する事により、第
3図に示した従来技術によるクロスコネクトより小さな
回線数のパケット交換技術を用いたクロスコネクト装置
ATM−XCを用いて、第3図のものと同等の可変パス容量
の設定ができ、伝送路容量と利用効率を上げる事ができ
る。一方、回線交換技術を用いたクロスコネクト装置ST
M−XCの回線数は多くなるが、STM−XCの回線数当たりの
コストはATM−XCのコストに比べて非常に小さい。この
ため、クロスコネクト装置のコスト、伝送路の使用コス
トの両方を下げる事ができる。
3図に示した従来技術によるクロスコネクトより小さな
回線数のパケット交換技術を用いたクロスコネクト装置
ATM−XCを用いて、第3図のものと同等の可変パス容量
の設定ができ、伝送路容量と利用効率を上げる事ができ
る。一方、回線交換技術を用いたクロスコネクト装置ST
M−XCの回線数は多くなるが、STM−XCの回線数当たりの
コストはATM−XCのコストに比べて非常に小さい。この
ため、クロスコネクト装置のコスト、伝送路の使用コス
トの両方を下げる事ができる。
本実施例においては以上述べたようにSTM−XC111,112
により、利用度の低い回線数縮小を計ることができる。
により、利用度の低い回線数縮小を計ることができる。
一方、クロスコネクト網の規模が多く、クロスコネク
ト装置において、交換機に接続されずに別のクロスコネ
クト装置に中継されていく回線(接回線)が多い場合に
は、既に集線された接回線をATM−XCにより中継するの
はATM−XCの回線数増をまねくため、望ましくない。そ
こで、第3図において、ATM−XC311,312の間にSTM−XC
を置き、回線の中継を行なっても、すべてのクロスコネ
クトをATM−XCで行なうものと比べて十分にコストを下
げる事ができる。
ト装置において、交換機に接続されずに別のクロスコネ
クト装置に中継されていく回線(接回線)が多い場合に
は、既に集線された接回線をATM−XCにより中継するの
はATM−XCの回線数増をまねくため、望ましくない。そ
こで、第3図において、ATM−XC311,312の間にSTM−XC
を置き、回線の中継を行なっても、すべてのクロスコネ
クトをATM−XCで行なうものと比べて十分にコストを下
げる事ができる。
また、本実施例においては一般のパケット通信網に適
用したものについて説明したが、高速な通信を行なう為
にパケット長を固定にして伝送を行なうパケット網につ
いても本実施例と同様な構成が可能であり、クロスコネ
クト網のコストを下げることが出来る。
用したものについて説明したが、高速な通信を行なう為
にパケット長を固定にして伝送を行なうパケット網につ
いても本実施例と同様な構成が可能であり、クロスコネ
クト網のコストを下げることが出来る。
(発明の効果) 以上述べたように本発明によれば、大容量の可変パス
容量が設定可能なクロスコネクト網を経済的に構築する
事ができる。
容量が設定可能なクロスコネクト網を経済的に構築する
事ができる。
第1図は本発明の実施例の構成を示すブロック図、第2
図は、従来技術による第1のクロスコネクト網の構成を
示すブロック図、第3図は従来技術による第2のクロス
コネクト網の構成を示すブロック図である。 図において、101〜104,201〜204,301〜304はVCIを認識
して交換するパケット交換機、121,122,311,312はVPIを
認識して交換するパケット交換機、111,112,211,212は
回線交換機をそれぞれ示す。
図は、従来技術による第1のクロスコネクト網の構成を
示すブロック図、第3図は従来技術による第2のクロス
コネクト網の構成を示すブロック図である。 図において、101〜104,201〜204,301〜304はVCIを認識
して交換するパケット交換機、121,122,311,312はVPIを
認識して交換するパケット交換機、111,112,211,212は
回線交換機をそれぞれ示す。
Claims (3)
- 【請求項1】ヘッダ部分にパケットの属する呼を識別す
る番号(VCI/VPI)を持つパケットを用いた情報伝送網
におけるクロスコネクト網構成方法において、 端末からの回線を直接収容する加入者パケット交換機
と、加入者パケット交換機間を接続する回線クロスコネ
クト網と、前記回線クロスコネクト網を構成する回線ク
ロスコネクト装置に接続された中継パケット交換機とを
少なくとも用意し、 前記加入者パケット交換機により、端末からの情報をVC
I/VPIに対応して予め決められた行き先方路毎に伝送路
に多重化して前記回線クロスコネクト網に渡し、前記回
線クロスコネクト網では、前記回線クロスコネクト装置
間の伝送路の容量に空きがある場合には前記回線クロス
コネクト装置に接続された前記中継パケット交換機に伝
送路を接続し、他の伝送路の情報とパケット多重を行
い、伝送路へ出力して前記回線クロスコネクト装置に戻
し、目的の方路へ伝送することを特徴とするクロスコネ
クト網構成方法。 - 【請求項2】ヘッダ部分にパケットの属する呼を識別す
る番号(VCI/VPI)を持つパケットを用いた情報伝送網
におけるクロスコネクト網構成方法において、 端末からの回線を直接収容する加入者パケット交換網
と、加入者パケット交換網間を接続する回線クロスコネ
クト網と、前記回線クロスコネクト網を構成する回線ク
ロスコネクト装置に接続された中継パケット交換機とを
少なくとも用意し、 前記加入者パケット交換網により、端末からの情報をVC
I/VPIに対応して予め決められた行き先方路毎に伝送路
に多重化して前記回線クロスコネクト網に渡し、前記回
線クロスコネクト網では、前記回線クロスコネクト装置
間の伝送路の容量に空きがある場合には前記回線クロス
コネクト装置に接続された前記中継パケット交換機に伝
送路を接続し、他の伝送路の情報とパケット多重を行
い、伝送路へ出力して前記回線クロスコネクト装置に戻
し、目的の方路へ伝送することを特徴とするクロスコネ
クト網構成方法。 - 【請求項3】前記パケットの情報長が固定であることを
特徴とする請求項1又は2に記載のクロスコネクト網構
成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6298390A JP2581249B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | クロスコネクト網構成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6298390A JP2581249B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | クロスコネクト網構成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03262354A JPH03262354A (ja) | 1991-11-22 |
JP2581249B2 true JP2581249B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=13216108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6298390A Expired - Fee Related JP2581249B2 (ja) | 1990-03-13 | 1990-03-13 | クロスコネクト網構成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2581249B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3074573B2 (ja) * | 1991-06-18 | 2000-08-07 | 富士通株式会社 | Vpi変換機能検査のための方法および装置、並びに、該装置を具備するatmクロスコネクト装置 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0638617B2 (ja) * | 1985-06-12 | 1994-05-18 | 日本電気株式会社 | 高速回線交換端末を収容するデジタル交換機 |
JPS62216453A (ja) * | 1986-03-17 | 1987-09-24 | Mitsubishi Electric Corp | 中継接続方式 |
-
1990
- 1990-03-13 JP JP6298390A patent/JP2581249B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03262354A (ja) | 1991-11-22 |
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Legal Events
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