JP2573850B2 - アナログ−デイジタル変換装置 - Google Patents
アナログ−デイジタル変換装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、DAT(ディジタル・オーディオ・テープレ
コーダ)等において、オーディオ信号等のアナログ信号
を、デイザ(dither)信号の加算及び減算を伴なってデ
ィジタル信号に変換するためのアナログ−ディジタル変
換装置に関するものである。
コーダ)等において、オーディオ信号等のアナログ信号
を、デイザ(dither)信号の加算及び減算を伴なってデ
ィジタル信号に変換するためのアナログ−ディジタル変
換装置に関するものである。
[従来の技術] オーディオ信号のPCM記録再生において、量子化雑音
(量子化出力と入力標本値との差)が問題になる。特に
入力信号レベルが低く量子化ステップ数が少ない場合に
は、量子化雑音は入力と強い相関を有し、雑音というよ
りも入力信号の一種の歪(高次高調波)となる。また、
入力信号レベルが高くても、極くゆっくり変化する信号
に対しては、量子化ステップが変化する毎に不快な雑音
が発生する。また、アナログ−ディジタル(A/D)変換
器自体の量子化ステップにもバラツキがあり、A/D変換
時に非線形歪を発生する。上述の如き問題を解決するた
めに、デイザと呼ばれる白色性雑音を入力信号に加えて
A/D変換し、しかる後デイザを減算することは例えば特
開昭62−13124号公報等で公知である。
(量子化出力と入力標本値との差)が問題になる。特に
入力信号レベルが低く量子化ステップ数が少ない場合に
は、量子化雑音は入力と強い相関を有し、雑音というよ
りも入力信号の一種の歪(高次高調波)となる。また、
入力信号レベルが高くても、極くゆっくり変化する信号
に対しては、量子化ステップが変化する毎に不快な雑音
が発生する。また、アナログ−ディジタル(A/D)変換
器自体の量子化ステップにもバラツキがあり、A/D変換
時に非線形歪を発生する。上述の如き問題を解決するた
めに、デイザと呼ばれる白色性雑音を入力信号に加えて
A/D変換し、しかる後デイザを減算することは例えば特
開昭62−13124号公報等で公知である。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、精度の高いアナログデイザ信号及びディジ
タルデイザ信号を容易に発生させることができる装置が
要求されている。
タルデイザ信号を容易に発生させることができる装置が
要求されている。
そこで、本発明の目的は上記の要求に応えることがで
きるデイザ発生回路を提供することにある。
きるデイザ発生回路を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するための本発明は、アナログ情報信
号を供給するアナログ情報信号供給手段と、アナログデ
イザ信号及びディジタルデイザ信号を発生するデイザ発
生回路と、前記アナログ情報信号に前記アナログデイザ
信号を加算する加算器と、前記加算器から得られるアナ
ログデイザ加算情報信号をこれに対応するディジタルデ
イザ加算情報信号に変換するアナログ−ディジタル変換
器と、前記ディジタルデイザ加算情報信号から前記アナ
ログデイザ信号に対応する前記ディジタルデイザ信号を
減算する減算回路とを備えているアナログ−ディジタル
変換装置において、前記ディジタルデイザ信号のレベル
は前記アナログ−ディジタル変換器の最大出力レベルよ
りも小さく設定され、前記ディジタルデイザ信号の変化
するビット範囲は前記アナログ−ディジタル変換器の出
力のMSBからLSBまでの合計nビット(nは整数)の内の
LSBを含むn−1ビット以下に設定され、前記ディザ信
号発生回路はディジタルデイザ発生器とこのディジタル
デイザ発生器に接続されたディジタル−アナログ変換手
段と前記ディジタルデイザ発生器に接続されたディジタ
ルレベル低減回路とで構成され、前記ディジタルデイザ
発生器は前記減算回路に供給するディジタルデイザ信号
のレベルよりも大きなレベルを示すmビット(但しmは
整数)のディジタルデイザを発生するように形成され、
前記ディジタルレベル低減回路は前記ディジタルデイザ
発生器の出力レベルよりも低いレベルのディジタルデイ
ザ信号を形成して前記減算回路に供給するために前記デ
ィジタルデイザ発生器と前記減算回路との間に接続され
且つ前記ディジタルデイザ発生器から出力されるmビッ
トの内のMSBを含むn−1個以下のビットを抽出して前
記低いレベルのディジタルデイザ信号を得るように形成
され、前記ディジタル−アナログ変換手段は前記ディジ
タルデイザ発生器に接続され且つ前記mビットのディジ
タルデイザをアナログ信号に変換するように形成された
デイザ用ディジタル−アナログ変換器とこのデイザ用デ
ィジタル−アナログ変換器から得られたアナログデイザ
信号を前記減算回路に与えるディジタルデイザ信号に対
応するレベルになるように調整して前記加算器に入力さ
せる可変抵抗とで構成されていることを特徴とするアナ
ログ−ディジタル変換装置に係わるものである。
号を供給するアナログ情報信号供給手段と、アナログデ
イザ信号及びディジタルデイザ信号を発生するデイザ発
生回路と、前記アナログ情報信号に前記アナログデイザ
信号を加算する加算器と、前記加算器から得られるアナ
ログデイザ加算情報信号をこれに対応するディジタルデ
イザ加算情報信号に変換するアナログ−ディジタル変換
器と、前記ディジタルデイザ加算情報信号から前記アナ
ログデイザ信号に対応する前記ディジタルデイザ信号を
減算する減算回路とを備えているアナログ−ディジタル
変換装置において、前記ディジタルデイザ信号のレベル
は前記アナログ−ディジタル変換器の最大出力レベルよ
りも小さく設定され、前記ディジタルデイザ信号の変化
するビット範囲は前記アナログ−ディジタル変換器の出
力のMSBからLSBまでの合計nビット(nは整数)の内の
LSBを含むn−1ビット以下に設定され、前記ディザ信
号発生回路はディジタルデイザ発生器とこのディジタル
デイザ発生器に接続されたディジタル−アナログ変換手
段と前記ディジタルデイザ発生器に接続されたディジタ
ルレベル低減回路とで構成され、前記ディジタルデイザ
発生器は前記減算回路に供給するディジタルデイザ信号
のレベルよりも大きなレベルを示すmビット(但しmは
整数)のディジタルデイザを発生するように形成され、
前記ディジタルレベル低減回路は前記ディジタルデイザ
発生器の出力レベルよりも低いレベルのディジタルデイ
ザ信号を形成して前記減算回路に供給するために前記デ
ィジタルデイザ発生器と前記減算回路との間に接続され
且つ前記ディジタルデイザ発生器から出力されるmビッ
トの内のMSBを含むn−1個以下のビットを抽出して前
記低いレベルのディジタルデイザ信号を得るように形成
され、前記ディジタル−アナログ変換手段は前記ディジ
タルデイザ発生器に接続され且つ前記mビットのディジ
タルデイザをアナログ信号に変換するように形成された
デイザ用ディジタル−アナログ変換器とこのデイザ用デ
ィジタル−アナログ変換器から得られたアナログデイザ
信号を前記減算回路に与えるディジタルデイザ信号に対
応するレベルになるように調整して前記加算器に入力さ
せる可変抵抗とで構成されていることを特徴とするアナ
ログ−ディジタル変換装置に係わるものである。
[作 用] 上記発明では、減算回路でMSBからLSBまでのnビット
の内のLSBを含むn−1ビット以下(例えば10ビット)
の範囲で変化するディジタルデイザ信号を要求している
にも拘らず、上記変化範囲のビット数(例えば10ビッ
ト)よりもビットの数の大きい例えば16ビットのディジ
タルデイザ発生器にてデイザを形成し、これをD/A変換
した後に所望レベル(例えば10ビット対応レベル)のア
ナログデイザ信号を得る。従って、精度の高いアナログ
デイザ信号を得ることができる。また、ディジタルデイ
ザ発生器のディジタルデイザはディジタルレベル低減回
路によってディジタル的にレベルが低減されて減算回路
の入力となるので、所望ディジタルデイザ信号を容易に
得ることができる。
の内のLSBを含むn−1ビット以下(例えば10ビット)
の範囲で変化するディジタルデイザ信号を要求している
にも拘らず、上記変化範囲のビット数(例えば10ビッ
ト)よりもビットの数の大きい例えば16ビットのディジ
タルデイザ発生器にてデイザを形成し、これをD/A変換
した後に所望レベル(例えば10ビット対応レベル)のア
ナログデイザ信号を得る。従って、精度の高いアナログ
デイザ信号を得ることができる。また、ディジタルデイ
ザ発生器のディジタルデイザはディジタルレベル低減回
路によってディジタル的にレベルが低減されて減算回路
の入力となるので、所望ディジタルデイザ信号を容易に
得ることができる。
[実施例] 次に、本発明の実施例に係わるDATのA/D変換装置を第
1図〜第4図を参照して説明する。第1図に示すオーデ
ィオ信号から成るアナログ情報信号をディジタル信号
(PCM信号)に変換するためのA/D変換装置は、入力端子
1、第1の増幅器2、レベル調整可変抵抗3、ローパス
フィルタ4、第2の増幅器5、サンプル・ホールド(S
・H)回路6、デイザ加算器7、バッファ増幅器8、A/
D変換器9、デイザ減算回路10、リミッタ11、マルチプ
レクサ12、及びディジタルフィルタ13をこの順番に接続
した回路を含む。
1図〜第4図を参照して説明する。第1図に示すオーデ
ィオ信号から成るアナログ情報信号をディジタル信号
(PCM信号)に変換するためのA/D変換装置は、入力端子
1、第1の増幅器2、レベル調整可変抵抗3、ローパス
フィルタ4、第2の増幅器5、サンプル・ホールド(S
・H)回路6、デイザ加算器7、バッファ増幅器8、A/
D変換器9、デイザ減算回路10、リミッタ11、マルチプ
レクサ12、及びディジタルフィルタ13をこの順番に接続
した回路を含む。
加算器7よりも前段に設けられている可変抵抗3はサ
ンプルホールド回路6から加算器7に与えるアナログ情
報信号A1のレベルを調整するものである。
ンプルホールド回路6から加算器7に与えるアナログ情
報信号A1のレベルを調整するものである。
ローパスフィルタ4は、0〜20kHz程度のオーディオ
信号を通過させるように構成されている。
信号を通過させるように構成されている。
サンプルホールド回路6は、情報信号A1を一定の周波
数(例えば88.2kHz)でサンプリングし、これにより得
られるサンプルをホールドして出力するものであり、こ
の出力端子はアナログ加算器7の一方の入力端子に接続
されている。
数(例えば88.2kHz)でサンプリングし、これにより得
られるサンプルをホールドして出力するものであり、こ
の出力端子はアナログ加算器7の一方の入力端子に接続
されている。
14はデイザ発生回路であり、16ビットのディジタルデ
イザ発生器15と、16ビットのD/A変換器16と、デイザレ
ベル調整用可変抵抗17,18と、ディジタルレベル低減回
路19とを含む。ディジタルデイザ発生器15は、実質的に
ランダムに16ビットのディジタル信号をサンプル・ホー
ルド回路6のサンプリング周波数(例えば88.2kHz)と
同一のサンプリング周波数で発生するM系列(Maximal
−length Pluse Sequences)擬似ランダムパルス発生
回路から成り、アナログの白色性雑音をディジタル信号
に変換したものと実質的に同じものを出力する。ディジ
タルデイザ発生器15に接続されたD/A変換器16は16ビッ
トのディジタルデイザをこれに対応したアナログデイザ
信号に変換する。減算回路10が実質的に10ビットのレベ
ルのデイザ信号を要求しているのにも拘らず、デイザ発
生器15及びD/A変換器16はいずれも16ビット構成である
ので、精度の高いアナログデイザを得ることができる。
D/A変換器16と加算器7の入力端子との間に接続された
デイザレベル調整用抵抗17は、10ビットのレベルのディ
ジタルデイザ信号に対応するようにアナログデイザ信号
B1のレベルを調整して加算器7に与えるものである。
イザ発生器15と、16ビットのD/A変換器16と、デイザレ
ベル調整用可変抵抗17,18と、ディジタルレベル低減回
路19とを含む。ディジタルデイザ発生器15は、実質的に
ランダムに16ビットのディジタル信号をサンプル・ホー
ルド回路6のサンプリング周波数(例えば88.2kHz)と
同一のサンプリング周波数で発生するM系列(Maximal
−length Pluse Sequences)擬似ランダムパルス発生
回路から成り、アナログの白色性雑音をディジタル信号
に変換したものと実質的に同じものを出力する。ディジ
タルデイザ発生器15に接続されたD/A変換器16は16ビッ
トのディジタルデイザをこれに対応したアナログデイザ
信号に変換する。減算回路10が実質的に10ビットのレベ
ルのデイザ信号を要求しているのにも拘らず、デイザ発
生器15及びD/A変換器16はいずれも16ビット構成である
ので、精度の高いアナログデイザを得ることができる。
D/A変換器16と加算器7の入力端子との間に接続された
デイザレベル調整用抵抗17は、10ビットのレベルのディ
ジタルデイザ信号に対応するようにアナログデイザ信号
B1のレベルを調整して加算器7に与えるものである。
ディジタルデイザ発生器15に接続されたディジタルレ
ベル低減回路19は、16ビットのディジタルデイザ信号を
変化範囲が10ビットのディジタルデイザ信号B2に変換す
るものであり、Dタイプフリップフロップから成る。例
えば、正極性の16ビットのディジタルデイザ信号が [0101101100101110] であったとすれば、MSBから10SBまでの10ビットを7SBか
らLSBまでシフトし、この上位に6個の0を付けたディ
ジタルデイザ信号 [0000000101101100] を形成して出力する。また、負極性の16ビットのディジ
タルデイザ信号が [1011100111001001] であったとすれば、MSBから10SBまでの10ビットを7SBか
らLSBにシフトし、この上位に6個の1を付したディジ
タルデイザ信号 [1111111011100111] を形成して出力する。
ベル低減回路19は、16ビットのディジタルデイザ信号を
変化範囲が10ビットのディジタルデイザ信号B2に変換す
るものであり、Dタイプフリップフロップから成る。例
えば、正極性の16ビットのディジタルデイザ信号が [0101101100101110] であったとすれば、MSBから10SBまでの10ビットを7SBか
らLSBまでシフトし、この上位に6個の0を付けたディ
ジタルデイザ信号 [0000000101101100] を形成して出力する。また、負極性の16ビットのディジ
タルデイザ信号が [1011100111001001] であったとすれば、MSBから10SBまでの10ビットを7SBか
らLSBにシフトし、この上位に6個の1を付したディジ
タルデイザ信号 [1111111011100111] を形成して出力する。
加算器7は、サンプルホールド回路6から与えられる
好ましくはプラスピーク及びマイナスピークがそれぞれ
約3V以下であるアナログ情報信号A1と、0V〜−93.6mVの
範囲に一方及び他方のピークが位置するように調整され
たアナログデイザ信号B1とを加算してアナログデイザ加
算情報信号(A1+B1)を形成するものである。第3図は
アナログ情報信号A1とアナログデイザ信号B1とアナログ
デイザ加算情報信号A1+B1とを原理的に示す。各信号は
大きな振幅で示されているが、勿論、振幅は種々変化す
る。
好ましくはプラスピーク及びマイナスピークがそれぞれ
約3V以下であるアナログ情報信号A1と、0V〜−93.6mVの
範囲に一方及び他方のピークが位置するように調整され
たアナログデイザ信号B1とを加算してアナログデイザ加
算情報信号(A1+B1)を形成するものである。第3図は
アナログ情報信号A1とアナログデイザ信号B1とアナログ
デイザ加算情報信号A1+B1とを原理的に示す。各信号は
大きな振幅で示されているが、勿論、振幅は種々変化す
る。
A/D変換器9は例えばPCM−779から成り、許容入力範
囲が+3V〜−3Vのものである。このA/D変換器9からは
アナログ入力即ち、アナログデイザ加算情報信号A1+B1
に対応する16ビットのディジタル出力即ちディジタルデ
イザ加算情報信号A2+B2が得られる。なお、このA/D変
換器9が量子化ステップにバラツキを有し、A/D変換時
に非線形歪を発生するものであっても、デイザを加算し
てA/D変換することによって非線形歪を低減することが
できる。
囲が+3V〜−3Vのものである。このA/D変換器9からは
アナログ入力即ち、アナログデイザ加算情報信号A1+B1
に対応する16ビットのディジタル出力即ちディジタルデ
イザ加算情報信号A2+B2が得られる。なお、このA/D変
換器9が量子化ステップにバラツキを有し、A/D変換時
に非線形歪を発生するものであっても、デイザを加算し
てA/D変換することによって非線形歪を低減することが
できる。
一方の入力端子がA/D変換器9に接続され、他方の入
力端子がディジタルレベル低減回路19に接続されている
ディジタル減算回路10は、16ビットのディジタルデイザ
加算情報信号A2+B2から実質的に10ビットのレベルのデ
ィジタルデイザ信号B2を減算し、理想的にはディジタル
情報信号A2のみを出力する。減算回路10に入力させるデ
ィジタルデイザ信号B2は加算したアナログデイザ信号B1
と同一のサンプリング区間のものであるので、理想的に
は加算したアナログデイザ信号B1に対応するディジタル
成分は完全に除去される。デイザのレベルが極めて低い
場合には、デイザを減算しなくてもさほど問題が生じな
い場合があるが、本実施例のようにデイザのレベルが高
い場合には、デイザを減算しないとデイザがノイズとな
る。
力端子がディジタルレベル低減回路19に接続されている
ディジタル減算回路10は、16ビットのディジタルデイザ
加算情報信号A2+B2から実質的に10ビットのレベルのデ
ィジタルデイザ信号B2を減算し、理想的にはディジタル
情報信号A2のみを出力する。減算回路10に入力させるデ
ィジタルデイザ信号B2は加算したアナログデイザ信号B1
と同一のサンプリング区間のものであるので、理想的に
は加算したアナログデイザ信号B1に対応するディジタル
成分は完全に除去される。デイザのレベルが極めて低い
場合には、デイザを減算しなくてもさほど問題が生じな
い場合があるが、本実施例のようにデイザのレベルが高
い場合には、デイザを減算しないとデイザがノイズとな
る。
ところで、アナログデイザ加算情報信号A1+B1のレベ
ルがA/D変換器9の許容入力レベル+3V〜−3V以内であ
れば、デイザ加算及び減算の効果を良好に得ることがで
きる。しかし、A/D変換器9の入力信号のレベルがその
許容最大入力レベル±3Vを越えるおそれがある。第2図
はA/D変換器9の入力及び出力と減算器10の出力とをそ
れぞれアナログ表示したものである。第2図(A)はA/
D変換器9の許容最大入力レベルLに一致するピークを
有するアナログ情報信号A1を示す。この様にピークレベ
ルの高いアナログ情報信号A1にアナログデイザ信号B1を
加算すると、第2図(B)に示す如く許容最大入力レベ
ルLを越える部分を有するアナログデイザ加算情報信号
A1+B1となる。A/D変換器9は許容最大入力レベルL以
上の部分をA/D変換することができないので、レベルL
以上を切り捨てた状態の出力を発生する。即ち、アナロ
グデイザ信号B1に対応するディジタルデイザ成分を含ま
ないA/D変換出力が得られる。減算回路10においてデイ
ザを含まない部分からデイザ信号B2を減算すると、第2
図(C)にアナログ的に示されているようにデイザを含
む減算出力が得られる。このまま出力すると、デイザ成
分がノイズとなって不快な音を発生するので、本実施例
では第2図(D)に示す如くリミッタ11でデイザの成分
を除去した出力を得る。また、歪が発生するレベルに達
したことを表示器20に表示し、入力レベルが過大である
ことを使用者に知らせる。
ルがA/D変換器9の許容入力レベル+3V〜−3V以内であ
れば、デイザ加算及び減算の効果を良好に得ることがで
きる。しかし、A/D変換器9の入力信号のレベルがその
許容最大入力レベル±3Vを越えるおそれがある。第2図
はA/D変換器9の入力及び出力と減算器10の出力とをそ
れぞれアナログ表示したものである。第2図(A)はA/
D変換器9の許容最大入力レベルLに一致するピークを
有するアナログ情報信号A1を示す。この様にピークレベ
ルの高いアナログ情報信号A1にアナログデイザ信号B1を
加算すると、第2図(B)に示す如く許容最大入力レベ
ルLを越える部分を有するアナログデイザ加算情報信号
A1+B1となる。A/D変換器9は許容最大入力レベルL以
上の部分をA/D変換することができないので、レベルL
以上を切り捨てた状態の出力を発生する。即ち、アナロ
グデイザ信号B1に対応するディジタルデイザ成分を含ま
ないA/D変換出力が得られる。減算回路10においてデイ
ザを含まない部分からデイザ信号B2を減算すると、第2
図(C)にアナログ的に示されているようにデイザを含
む減算出力が得られる。このまま出力すると、デイザ成
分がノイズとなって不快な音を発生するので、本実施例
では第2図(D)に示す如くリミッタ11でデイザの成分
を除去した出力を得る。また、歪が発生するレベルに達
したことを表示器20に表示し、入力レベルが過大である
ことを使用者に知らせる。
リミッタ11及び表示器20を動作させるために、レベル
検出回路21が設けられている。このレベル検出回路21は
減算回路10の出力に接続されたプラス側オーバーフロー
レベル検出回路22とマイナス側オーバーフローレベル検
出回路23とを有し、これ等の出力はORゲート24を介して
リミッタ11と表示器20に接続されている。この実施例で
は第3図で説明したようにアナログデイザ信号B1が0〜
−93.6mVの範囲に設定されている。従って、第3図のア
ナログ情報信号A1にアナログデイザ信号B1を加算する
と、アナログデイザ加算情報信号A1+B1の一方のエンベ
ロープはアナログ情報信号A1に一致し、他方のエンベロ
ープは点線で示す位置になる。従ってA1+B1の振幅は実
線と点線の間で変化する。この結果、プラス側において
は、A/D変換器9のプラス許容最大入力レベル+Lに一
致するレベルのアナログ情報信号A1にデイザ信号B1を加
算した信号A1+B1がA/D変換のプラス許容最大入力レベ
ル+Lを越えない。従って、この信号A1+B1をA/D変換
した後にディジタルデイザ信号B2を減算しても何ら問題
が生じない。そこで、第1図のプラス側オーバーフロー
レベル検出回路22の検出レベルL1はA/D変換器9のプラ
スの許容最大入力レベル+Lに設定されている。A/D変
換器9は2の補数の形式でディジタル信号を出力するの
で、プラスの最大出力は [0111111111111111] である。そこで、プラス側オーバーフローレベル検出回
路22は入力ディジタル信号のMSBを反転し、その他を反
転しないでANDゲートに入力させるように構成されてい
る。この結果、プラス側オーバーフロー検出回路22にレ
ベルL1の信号が入力すると、高レベル出力が発生し、リ
ミッタ11と表示器20に与えられる。この検出レベルL1以
上のアナログ入力は出力に歪を発生させるので、表示器
20にオーバーフローが表示された時は可変抵抗3で入力
レベルを下げる。
検出回路21が設けられている。このレベル検出回路21は
減算回路10の出力に接続されたプラス側オーバーフロー
レベル検出回路22とマイナス側オーバーフローレベル検
出回路23とを有し、これ等の出力はORゲート24を介して
リミッタ11と表示器20に接続されている。この実施例で
は第3図で説明したようにアナログデイザ信号B1が0〜
−93.6mVの範囲に設定されている。従って、第3図のア
ナログ情報信号A1にアナログデイザ信号B1を加算する
と、アナログデイザ加算情報信号A1+B1の一方のエンベ
ロープはアナログ情報信号A1に一致し、他方のエンベロ
ープは点線で示す位置になる。従ってA1+B1の振幅は実
線と点線の間で変化する。この結果、プラス側において
は、A/D変換器9のプラス許容最大入力レベル+Lに一
致するレベルのアナログ情報信号A1にデイザ信号B1を加
算した信号A1+B1がA/D変換のプラス許容最大入力レベ
ル+Lを越えない。従って、この信号A1+B1をA/D変換
した後にディジタルデイザ信号B2を減算しても何ら問題
が生じない。そこで、第1図のプラス側オーバーフロー
レベル検出回路22の検出レベルL1はA/D変換器9のプラ
スの許容最大入力レベル+Lに設定されている。A/D変
換器9は2の補数の形式でディジタル信号を出力するの
で、プラスの最大出力は [0111111111111111] である。そこで、プラス側オーバーフローレベル検出回
路22は入力ディジタル信号のMSBを反転し、その他を反
転しないでANDゲートに入力させるように構成されてい
る。この結果、プラス側オーバーフロー検出回路22にレ
ベルL1の信号が入力すると、高レベル出力が発生し、リ
ミッタ11と表示器20に与えられる。この検出レベルL1以
上のアナログ入力は出力に歪を発生させるので、表示器
20にオーバーフローが表示された時は可変抵抗3で入力
レベルを下げる。
一方、マイナス側オーバーフローレベル検出回路23
は、第3図に示すA/D変換器9のマイナス側の許容最大
入力レベル−L(許容最小レベル)よりもデイザレベル
(93.6mV)だけ低い絶対値を有するマイナス側オーバー
フロー検出レベルL2を有するように設定されている。マ
イナス側出力の最大許容入力レベルL1は16ビットの2の
補数 [1000000000000000] であり、マイナス側オーバーフロー検出レベルL2はこれ
よりもデイザ信号レベル即ち93.6mV(約0.14dB)だけ高
く(マイナス側の絶対値では低く)設定されている。こ
のマイナス側オーバーフロー検出レベルL2のディジタル
値は、例えば [100000XXX……………XX] で示すことができる。但し、ここでxは1又は0であ
る。マイナス側オーバーフロー検出回路23も論理回路か
ら成り、入力ディジタル信号がマイナス側オーバーフロ
ー検出レベルL2のディジタル値に一致した時に高レベル
出力が発生し、ORゲート24を介してリミッタ11及び表示
器20に与えられる。
は、第3図に示すA/D変換器9のマイナス側の許容最大
入力レベル−L(許容最小レベル)よりもデイザレベル
(93.6mV)だけ低い絶対値を有するマイナス側オーバー
フロー検出レベルL2を有するように設定されている。マ
イナス側出力の最大許容入力レベルL1は16ビットの2の
補数 [1000000000000000] であり、マイナス側オーバーフロー検出レベルL2はこれ
よりもデイザ信号レベル即ち93.6mV(約0.14dB)だけ高
く(マイナス側の絶対値では低く)設定されている。こ
のマイナス側オーバーフロー検出レベルL2のディジタル
値は、例えば [100000XXX……………XX] で示すことができる。但し、ここでxは1又は0であ
る。マイナス側オーバーフロー検出回路23も論理回路か
ら成り、入力ディジタル信号がマイナス側オーバーフロ
ー検出レベルL2のディジタル値に一致した時に高レベル
出力が発生し、ORゲート24を介してリミッタ11及び表示
器20に与えられる。
リミッタ11はレベル検出回路21から発生するオーバー
フローを示す出力(高レベル)に対応してオーバーフロ
ーレベルL1又はL2の値をオーバーフロー期間のみ出し続
けるように構成されている。これにより、デイザによる
変動分(ノイズ)が出力されなくなり、第2図(D)に
原理的に示すようなデータが出力され、不快音が少なく
なる。リミッタ11が働くと波形歪が生じるので、出来る
だけ可変抵抗3で入力レベルを調整し、オーバーフロー
しないようにする。
フローを示す出力(高レベル)に対応してオーバーフロ
ーレベルL1又はL2の値をオーバーフロー期間のみ出し続
けるように構成されている。これにより、デイザによる
変動分(ノイズ)が出力されなくなり、第2図(D)に
原理的に示すようなデータが出力され、不快音が少なく
なる。リミッタ11が働くと波形歪が生じるので、出来る
だけ可変抵抗3で入力レベルを調整し、オーバーフロー
しないようにする。
表示器20はレベル検出回路21に接続され、信号がオー
バーフロー検出レベルL1,L2になったことを表示する。
この表示器20はマイナス側の信号に対してはA/D変換器
9のマイナス側の許容入力の最大値(絶対値)に応答せ
ずに、これよりもデイザレベルだけ低い検出レベルL2を
マイナス側に越える信号に応答してオーバーフローを表
示するので、入力信号のレベル調整を正確に行うことが
できる。
バーフロー検出レベルL1,L2になったことを表示する。
この表示器20はマイナス側の信号に対してはA/D変換器
9のマイナス側の許容入力の最大値(絶対値)に応答せ
ずに、これよりもデイザレベルだけ低い検出レベルL2を
マイナス側に越える信号に応答してオーバーフローを表
示するので、入力信号のレベル調整を正確に行うことが
できる。
DATは左チャネルと右チャネルとを有しているので、
左チャネルの入力端子1の他に右チャネル入力端子25、
及び右チャネルA/D変換部26を有し、両チャネルの出力
ラインがマルチプレクサ12に接続されている。マルチプ
レクサ12の出力はディジタルフィルタ13を介して記録回
路(図示せず)に送られる。
左チャネルの入力端子1の他に右チャネル入力端子25、
及び右チャネルA/D変換部26を有し、両チャネルの出力
ラインがマルチプレクサ12に接続されている。マルチプ
レクサ12の出力はディジタルフィルタ13を介して記録回
路(図示せず)に送られる。
第3図の例では、アナログデイザ信号B1を0〜−93.6
mVのマイナス側に発生させたが、これとは逆に第4図に
示す如く0〜+93.6mVのプラス側に発生させてもよい。
この場合には、A1+B1のレベルがA1よりも高くなるの
で、プラス側のオーバーフロー検出レベルL1をA/D変換
器9の許容最大入力レベル+Lより93.6mV即ち約0.14dB
だけ低く設定し、一方、マイナス側のオーバーフロー検
出レベルL2は−Lに一致させる。
mVのマイナス側に発生させたが、これとは逆に第4図に
示す如く0〜+93.6mVのプラス側に発生させてもよい。
この場合には、A1+B1のレベルがA1よりも高くなるの
で、プラス側のオーバーフロー検出レベルL1をA/D変換
器9の許容最大入力レベル+Lより93.6mV即ち約0.14dB
だけ低く設定し、一方、マイナス側のオーバーフロー検
出レベルL2は−Lに一致させる。
また、第5図に示す如くデイザ信号を−46.8mV〜+4
6.8mVの範囲で発生させることもできる。この場合には
プラス側のオーバーフロー検出レベルL1をプラス許容最
大入力レベル+Lよりも小さく設定すると共に、マイナ
ス側のオーバーフロー検出レベルL2よりもマイナス側の
許容最大入力レベルよりも小さく設定する。
6.8mVの範囲で発生させることもできる。この場合には
プラス側のオーバーフロー検出レベルL1をプラス許容最
大入力レベル+Lよりも小さく設定すると共に、マイナ
ス側のオーバーフロー検出レベルL2よりもマイナス側の
許容最大入力レベルよりも小さく設定する。
ところで、第3図又は第4図に示す如くデイザ信号B1
に偏りを与えると、アナログ情報信号A1の振幅が低レベ
ルになった時の歪を低減させることができる。即ち、第
3図で微小振幅のアナログ情報信号A1に0〜−93.6mVの
デイザ信号B1が加算されても、情報信号A1の振幅がマイ
ナスの期間(半サイクル)においてA1+B1がゼロレベル
を横切ることがない。一方、情報信号A1の振幅がプラス
の期間においてはA1+B1がゼロレベルを横切る可能性が
あり、量子化がプラス側とマイナス側との両方で行わ
れ、誤差即ち歪が増加するおそれがある。従って、第3
図又は第4図の方法を採用すると、ゼロクロスの確率が
第5図の方法の半分になり、歪低減が可能になる。
に偏りを与えると、アナログ情報信号A1の振幅が低レベ
ルになった時の歪を低減させることができる。即ち、第
3図で微小振幅のアナログ情報信号A1に0〜−93.6mVの
デイザ信号B1が加算されても、情報信号A1の振幅がマイ
ナスの期間(半サイクル)においてA1+B1がゼロレベル
を横切ることがない。一方、情報信号A1の振幅がプラス
の期間においてはA1+B1がゼロレベルを横切る可能性が
あり、量子化がプラス側とマイナス側との両方で行わ
れ、誤差即ち歪が増加するおそれがある。従って、第3
図又は第4図の方法を採用すると、ゼロクロスの確率が
第5図の方法の半分になり、歪低減が可能になる。
[発明の効果] 上述から明らかな如くビット数の多いディジタルデイ
ザ発生器でディジタルデイザを形成し、その後、所望の
レベルのアナログデイザ信号及びディジタルデイザ信号
を得るので、精度の高いデイザを容易得ることができ
る。
ザ発生器でディジタルデイザを形成し、その後、所望の
レベルのアナログデイザ信号及びディジタルデイザ信号
を得るので、精度の高いデイザを容易得ることができ
る。
第1図は本発明の実施例に係わるDATのA/D変換装置を示
すブロック図、 第2図は大振幅のアナログ情報信号にデイザ信号を加算
することによって生じる問題とこれを解決する方法を説
明するための波形図、 第3図、第4図及び第5図はアナログデイザ信号の位置
を変えた場合のオーバーフロー検出レベルの変化を説明
するための波形図である。 7……加算器、9……A/D変換器、10……減算回路、11
……リミッタ、14……デイザ発生回路、15……ディジタ
ルデイザ発生器、16……D/A変換器、20……表示器、21
……レベル検出回路。
すブロック図、 第2図は大振幅のアナログ情報信号にデイザ信号を加算
することによって生じる問題とこれを解決する方法を説
明するための波形図、 第3図、第4図及び第5図はアナログデイザ信号の位置
を変えた場合のオーバーフロー検出レベルの変化を説明
するための波形図である。 7……加算器、9……A/D変換器、10……減算回路、11
……リミッタ、14……デイザ発生回路、15……ディジタ
ルデイザ発生器、16……D/A変換器、20……表示器、21
……レベル検出回路。
Claims (1)
- 【請求項1】アナログ情報信号を供給するアナログ情報
信号供給手段と、アナログデイザ信号及びディジタルデ
イザ信号を発生するデイザ発生回路と、前記アナログ情
報信号に前記アナログデイザ信号を加算する加算器と、
前記加算器から得られるアナログデイザ加算情報信号を
これに対応するディジタルデイザ加算情報信号に変換す
るアナログ−ディジタル変換器と、前記ディジタルデイ
ザ加算情報信号から前記アナログデイザ信号に対応する
前記ディジタルデイザ信号を減算する減算回路とを備え
ているアナログ−ディジタル変換装置において、 前記ディジタルデイザ信号のレベルは前記アナログ−デ
ィジタル変換器の最大出力レベルよりも小さく設定さ
れ、 前記ディジタルデイザ信号の変化するビット範囲は前記
アナログ−ディジタル変換器の出力のMSBからLSBまでの
合計nビット(nは整数)の内のLSBを含むn−1ビッ
ト以下に設定され、 前記ディザ信号発生回路はディジタルデイザ発生器とこ
のディジタルデイザ発生器に接続されたディジタル−ア
ナログ変換手段と前記ディジタルデイザ発生器に接続さ
れたディジタルレベル低減回路とで構成され、 前記ディジタルデイザ発生器は前記減算回路に供給する
ディジタルデイザ信号のレベルよりも大きなレベルを示
すmビット(但しmは整数)のディジタルデイザを発生
するように形成され、 前記ディジタルレベル低減回路は前記ディジタルデイザ
発生器の出力レベルよりも低いレベルのディジタルデイ
ザ信号を形成して前記減算回路に供給するために前記デ
ィジタルデイザ発生器と前記減算回路との間に接続され
且つ前記ディジタルデイザ発生器から出力されるmビッ
トの内のMSBを含むn−1個以下のビットを抽出して前
記低いレベルのディジタルデイザ信号を得るように形成
され、 前記ディジタル−アナログ変換手段は前記ディジタルデ
イザ発生器に接続され且つ前記mビットのディジタルデ
イザをアナログ信号に変換するように形成されたデイザ
用ディジタル−アナログ変換器とこのデイザ用ディジタ
ル−アナログ変換器から得られたアナログデイザ信号を
前記減算回路に与えるディジタルデイザ信号に対応する
レベルになるように調整して前記加算器に入力させる可
変抵抗とで構成されていることを特徴とするアナログ−
ディジタル変換装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62230788A JP2573850B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | アナログ−デイジタル変換装置 |
US07/242,366 US4914439A (en) | 1987-09-14 | 1988-09-09 | Analog to digital conversion system utilizing dither |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62230788A JP2573850B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | アナログ−デイジタル変換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6473826A JPS6473826A (en) | 1989-03-20 |
JP2573850B2 true JP2573850B2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=16913277
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62230788A Expired - Fee Related JP2573850B2 (ja) | 1987-09-14 | 1987-09-14 | アナログ−デイジタル変換装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4914439A (ja) |
JP (1) | JP2573850B2 (ja) |
Families Citing this family (35)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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EP0444233B1 (de) * | 1990-03-02 | 1994-11-09 | Siemens-Elema AB | Verfahren und Vorrichtung zur Analog/Digital-Wandlung eines sich zeitlich ändernden analogen Eingangssignals |
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GB2253103B (en) * | 1991-02-23 | 1994-08-31 | Motorola Inc | Video analog-to-digital converter |
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JPH0738588B2 (ja) * | 1985-07-11 | 1995-04-26 | ティアツク株式会社 | アナログ―デイジタル変換装置 |
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-
1987
- 1987-09-14 JP JP62230788A patent/JP2573850B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-09-09 US US07/242,366 patent/US4914439A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6473826A (en) | 1989-03-20 |
US4914439A (en) | 1990-04-03 |
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---|---|---|---|
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