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JP2561961Y2 - ねじ類の整送装置 - Google Patents

ねじ類の整送装置

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Publication number
JP2561961Y2
JP2561961Y2 JP8573292U JP8573292U JP2561961Y2 JP 2561961 Y2 JP2561961 Y2 JP 2561961Y2 JP 8573292 U JP8573292 U JP 8573292U JP 8573292 U JP8573292 U JP 8573292U JP 2561961 Y2 JP2561961 Y2 JP 2561961Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screws
rollers
tapered
tapered rollers
feeder
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8573292U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0639828U (ja
Inventor
武彦 久馬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Seiko Co Ltd
Original Assignee
Nitto Seiko Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Seiko Co Ltd filed Critical Nitto Seiko Co Ltd
Priority to JP8573292U priority Critical patent/JP2561961Y2/ja
Publication of JPH0639828U publication Critical patent/JPH0639828U/ja
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Publication of JP2561961Y2 publication Critical patent/JP2561961Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、小ねじ、ボルト、およ
びリベットなどの頭部と軸部とからなる部品類(以下ね
じ類という)の計数機や検査装置などに組込んで使用さ
れる整列移送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、製造されたねじ類を計数あるい
は検査などを行う場合、回転する2本のローラ間にねじ
類を滑走させて整列移送する技術がよく知られている。
図3に示すねじ類の検査装置は、パーツフィーダ11の
送り出し口12前方に、所定の間隔をおいて互いに反対
方向に回転する2本の段付き平行ローラ13、13を傾
斜させて配置し、この平行ローラ13、13の先端下方
に、所定の間隔をおいて互いに反対方向に回転する2本
の先細ローラ14、14を傾斜させて配置し、この先細
ローラ14、14の先端に検査手段15を連接して配置
したものである。この装置は、パーツフィーダ11から
送り出されたねじ類10を2本の平行ローラ13、13
の間に投入し、傾斜して回転するローラ13、13の作
用によって重なり合ったねじ類10をほぐしながら首吊
り状態に整列して滑走させるとともに頭部外径の選別も
行われる。選別された良品のねじ類10は、次に設けら
れた2本の先細ローラ14、14の間へ落下し、傾斜し
て回転する先細ローラ14、14の間を滑走させて検査
手段15へ1個づつ送り込むようになっている。そし
て、検査手段15ではねじ類の各種検査(寸法、めっき
の有無など)または計数が行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記従来の技術では、
ねじ類を整列して移送する手段として等外径に形成した
2本の平行ローラまたは先細に形成した2本の先細ロー
ラにより構成されているが、平行ローラでは、ねじ類が
塊りとなって投入されると互いの重なりがほぐれにく
く、特に座金組込みねじの場合には重なり合ったまま送
られるものがしばしば発生し、1本づつ垂直に首吊り状
態に整列しない。従って正確な寸法検査ができない問題
がある。このためにローラを長くするとともにローラの
回転を変える等して対応しなければならない欠点があ
る。また先細ローラでは、先端に向かうにしたがってね
じ類の滑走速度が遅くなるため、ねじ類の重なりがほぐ
れないばかりか先細ローラの先端部においてねじ類の重
なりが多くなる現象が生じ、先端から重なり合って傾い
た姿勢で送られるため正確な検査や計数ができず、時に
はねじ類の詰まりにより移送不能になるなどの課題が生
じている。本考案はこれらの課題を解消し、ねじ類の重
なりをなくし確実に整列して移送する整送装置を目的と
して考案されたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、パーツフィーダ1の前方に所定の間隔をおいて互い
に反対方向に回転する2本のローラを傾斜して配置し、
供給シュート3から送り出されたねじ類10を首吊り状
態に整列させて移送する整送装置において、前記ローラ
はそれぞれパーツフィーダ1側を小径にし先方を大径に
形成した2本のテーパローラ5、5を緩やかに傾斜させ
て配置したねじ類10の整送装置である。
【0005】
【作用】供給シュート3の前端からテーパローラ5、5
の後部へ任意の姿勢で落下したねじ類10は傾斜して回
転するテーパローラ5、5の間を前方へ順次移動し、こ
の移動中にテーパローラ5、5の上向きの回転によりね
じ類10の重なりがほぐされるとともに脚部がローラ間
に垂下して首吊り状態に整列する。2本のローラ5、5
は先方が大径にしたテーパローラであるため、先方に行
くにしたがってローラ5、5の外周速度は速く、ねじ類
10との接触抵抗が小さくなり、ねじ類10の滑走速度
が次第に速くなって先方に行くにしたがってねじ類10
の間隔が大きくなる。これによりテーパローラ5、5の
先端部ではねじ類10の間隔が適度にあけられ1個づつ
確実に分離して落下することになる。従って落下するね
じ類10は検出器によって正確に計数される。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づき本考案の実施例を説明す
る。図1は計数機の一実施例を示す概略構成図である。
図中の1は直進型のパーツフィーダであり、貯留された
多量のねじ類を順次排出するホッパ2と部品を前方へ送
る供給シュート3および振動源4からなっている。この
パーツフィーダ1の供給シュート3の前端直下には2本
のテーパローラ5、5の後部が配置してある。テーパロ
ーラ5、5はそれぞれ一端を他端より小径に形成したテ
ーパ形状に形成し外周は滑らかに仕上げられている。こ
のテーパローラ5、5は互いに小径部と小径部および大
径部と大径部とが隣接するように組合せてあり、前記パ
ーツフィーダ1側が小径部となり先方が大径部になるよ
うに配置してある。また2本のテーパローラ5、5は、
ねじ類の脚部の外径寸法より広くかつ頭部の外径寸法よ
り狭い間隔に組合せてあり、しかも緩やかに傾斜して配
置されている。そして2本のテーパローラ5、5は互い
に反対方向に回転(接近した内側が共に上方へ向う方向
へ回転)するようにモータ(図示せず)に接続されてい
る。このテーパローラ5、5の先端部の下方には光学式
の検出器6が配設してあり、前記テーパローラ5、5間
を滑走して先端から落下するねじ類が通過する位置に配
置してある。
【0007】次ぎに実施例の動作および作用を説明す
る。計数機を運転開始すると振動源4が作動しテーバロ
ーラ5、5が回転する。ホッパ2に貯留されたねじ類1
0はホッパ2から供給シュート3へ順次排出され、排出
されたねじ類10は振動源4の作用により供給シュート
3上を前方へ送られ供給シュート3の前端からテーパロ
ーラ5、5の後部へ任意の姿勢で落下する。落下したね
じ類10は傾斜して回転するテーパローラ5、5の間を
前方へ順次移動し、この移動中にテーパローラ5、5の
上向きの回転によりねじ類10の重なりがほぐされると
ともに脚部がローラ間に垂下して首吊り状態に整列す
る。2本のローラ5、5は先方が大径にしたテーパロー
ラであるため、先方に行くにしたがってローラ5、5の
外周速度は速く、ねじ類10との接触抵抗が小さくな
り、ねじ類10の滑走速度が次第に速くなる。従って図
2に示すように先方に行くにしたがってねじ類10の間
隔が大きくなる。これによりテーパローラ5、5の先端
部ではねじ類10の間隔が適度にあけられ1個づつ分離
して落下することになる。この落下するねじ類10は検
出器6によって正確に計数することができる。
【0008】この実施例はねじ類の計数機に用いたもの
であるが、この他にねじ類を首吊り状態に整列しかつ重
なり合うことなく分離して連続的に供給することが要求
される例えば検査装置や組立て装置などにも最適な整送
装置である。またパーツフィーダには直進型の部品供給
機を用いているが他の型式(ボールフィーダ等)の部品
供給機でもよい。
【0009】
【考案の効果】以上の実施例で明らかなように、本装置
はパーツフィーダの前方に所定の間隔をおいて互いに反
対方向に回転する2本のローラを配置し、ローラはそれ
ぞれパーツフィーダ側を小径にし先方を大径に形成した
2本のテーパローラが組合せてあり、緩やかに傾斜させ
て配置したものである。この考案によれば、供給シュー
トから落下したねじ類は傾斜して回転するテーパローラ
の作用により、ねじ類の重なりがほぐされるとともに首
吊り状態に早く整列し、さらに2本のテーパローラの先
方に行くにしたがってねじ類の間隔が大きくなる。これ
によりテーパローラの先端部ではねじ類の間隔が適度に
あけられ1個づつ確実に分離して供給または落下させる
ことができる特有の効果がある。従って計数機では計数
精度が著しく向上し、検査装置などに供給する場合に
は、ねじ類の姿勢が安定して正確な検査ができるととも
にねじ類の詰まりがなくなり作業効率が向上するなどの
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の概略構成を示す斜視図であ
る。
【図2】図1のテーパローラ部を示す拡大平面図であ
る。
【図3】従来の整列移送機構によるねじ類の検査装置を
示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 パーツフィーダ 2 ホッパ 3 供給シュート 4 振動源 5 テーパローラ 6 検出器 10 ねじ類

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パーツフィーダの前方に所定の間隔をお
    いて互いに反対方向に回転する2本のローラを傾斜して
    配置し、供給シュートから送り出されたねじ類を首吊り
    状態に整列させて移送する整送装置において、前記ロー
    ラはそれぞれパーツフィーダ側を小径にし先方を大径に
    形成した2本のテーパローラを緩やかに傾斜させて配置
    したことを特徴とするねじ類の整送装置。
JP8573292U 1992-10-30 1992-10-30 ねじ類の整送装置 Expired - Lifetime JP2561961Y2 (ja)

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JP8573292U JP2561961Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ねじ類の整送装置

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JP8573292U JP2561961Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ねじ類の整送装置

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Publication Number Publication Date
JPH0639828U JPH0639828U (ja) 1994-05-27
JP2561961Y2 true JP2561961Y2 (ja) 1998-02-04

Family

ID=13867018

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JP8573292U Expired - Lifetime JP2561961Y2 (ja) 1992-10-30 1992-10-30 ねじ類の整送装置

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JP2003110284A (ja) * 2001-09-28 2003-04-11 Nakamichi:Kk 部品の方向整列装置と方向整列方法

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JPH0639828U (ja) 1994-05-27

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