JP2555493Y2 - 車輌用灯具 - Google Patents
車輌用灯具Info
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- JP2555493Y2 JP2555493Y2 JP577992U JP577992U JP2555493Y2 JP 2555493 Y2 JP2555493 Y2 JP 2555493Y2 JP 577992 U JP577992 U JP 577992U JP 577992 U JP577992 U JP 577992U JP 2555493 Y2 JP2555493 Y2 JP 2555493Y2
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- Japan
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- led
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- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L2224/00—Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
- H01L2224/01—Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/42—Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/47—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
- H01L2224/48—Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
- H01L2224/4805—Shape
- H01L2224/4809—Loop shape
- H01L2224/48091—Arched
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光源として多数の発光
ダイオードまたはLEDチップ(以下これらを総称して
LEDと呼ぶ)を用いた車輌用灯具に関するものであ
る。
ダイオードまたはLEDチップ(以下これらを総称して
LEDと呼ぶ)を用いた車輌用灯具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、テールランプ、方向指示灯、ハイ
マウントストップランプ等の車輌用灯具においては、電
球と比較してLEDは寿命が長い、発熱および電力消費
量が著しく少なく発光効率がよい、灯具を薄形小型化で
き、車体への取付加工が容易であるなど多くの利点を有
することから、多数のLEDを絶縁基板上に実装してな
るモジュールタイプLEDを光源として用いたものが種
々提案されている(例:特開昭61−183006号公
報、特願平1−146376号、実公平2−4404号
公報等)。図4〜図6はこのようなモジュールタイプL
EDを使用した車輌用灯具の従来例を示すもので、これ
を概略説明すると、1はアルミニウム等によって平板状
に形成された灯具ボディ、2は灯具ボディ1の前面に設
けられ灯具ボディ1と共に灯室3を形成する前面レン
ズ、4は絶縁シート5を介して灯具ボディ1の前面に所
要個数並設されたモジュールタイプLEDである。
マウントストップランプ等の車輌用灯具においては、電
球と比較してLEDは寿命が長い、発熱および電力消費
量が著しく少なく発光効率がよい、灯具を薄形小型化で
き、車体への取付加工が容易であるなど多くの利点を有
することから、多数のLEDを絶縁基板上に実装してな
るモジュールタイプLEDを光源として用いたものが種
々提案されている(例:特開昭61−183006号公
報、特願平1−146376号、実公平2−4404号
公報等)。図4〜図6はこのようなモジュールタイプL
EDを使用した車輌用灯具の従来例を示すもので、これ
を概略説明すると、1はアルミニウム等によって平板状
に形成された灯具ボディ、2は灯具ボディ1の前面に設
けられ灯具ボディ1と共に灯室3を形成する前面レン
ズ、4は絶縁シート5を介して灯具ボディ1の前面に所
要個数並設されたモジュールタイプLEDである。
【0003】モジュールタイプLED4は、ステンレ
ス、セラミックス、樹脂等の絶縁基板6上に所定の電気
回路を形成する導電パターン7を印刷形成すると共にL
ED8を収納する、例えば8個の光学反射用凹部9を横
2列に形成し、導電パターン7とLED8を各列毎にボ
ンディングワイヤ10によって直列に接続し、さらにL
ED8を湿気等から保護するため絶縁基板6の表面全体
にエポキシ樹脂等の透明な熱硬化性樹脂層(以下透明樹
脂と略称する)11を形成し、且つ灯具の配光特性を向
上させるため透明樹脂11の表面で各LED8に対応す
る部分に凸レンズ部12を一体に膨出形成したものであ
る。そして、このようなモジュールタイプLED4を縦
2列、横5列に配列接続し、各横列のLED8を電源に
対して電流制御用抵抗13を介して並列接続して車輌用
灯具を構成し、この灯具を電源(バッテリ)に逆電流防
止用ダイオード14を介して接続するようにしたもので
ある。なお、15a、15bはモジュールタイプLED
4の電極、16はモジュールタイプLED4を灯具ボデ
ィ1に固定する止めねじ、17は前面レンズ2を灯具ボ
ディ1に固定する止めねじである。
ス、セラミックス、樹脂等の絶縁基板6上に所定の電気
回路を形成する導電パターン7を印刷形成すると共にL
ED8を収納する、例えば8個の光学反射用凹部9を横
2列に形成し、導電パターン7とLED8を各列毎にボ
ンディングワイヤ10によって直列に接続し、さらにL
ED8を湿気等から保護するため絶縁基板6の表面全体
にエポキシ樹脂等の透明な熱硬化性樹脂層(以下透明樹
脂と略称する)11を形成し、且つ灯具の配光特性を向
上させるため透明樹脂11の表面で各LED8に対応す
る部分に凸レンズ部12を一体に膨出形成したものであ
る。そして、このようなモジュールタイプLED4を縦
2列、横5列に配列接続し、各横列のLED8を電源に
対して電流制御用抵抗13を介して並列接続して車輌用
灯具を構成し、この灯具を電源(バッテリ)に逆電流防
止用ダイオード14を介して接続するようにしたもので
ある。なお、15a、15bはモジュールタイプLED
4の電極、16はモジュールタイプLED4を灯具ボデ
ィ1に固定する止めねじ、17は前面レンズ2を灯具ボ
ディ1に固定する止めねじである。
【0004】前面レンズ2の内面には前記透明樹脂11
の各凸レンズ部12に対応して凸レンズからなる複数個
のレンズステップ18が一体に形成されている。
の各凸レンズ部12に対応して凸レンズからなる複数個
のレンズステップ18が一体に形成されている。
【0005】このようなモジュールタイプLED4を用
いた車輌用灯具の組立てに際しては、まず所定個数のモ
ジュールタイプLED4を電気的および機械的に接続し
て灯具ボディ1上に絶縁シート5を介して配置し、止め
ねじ16によって灯具ボディ1に固定した後、前面レン
ズ2の背面開口部を灯具ボディ1の外周に嵌合し、止め
ねじ17によって灯具ボディ1に固定することで組立作
業を完了する。
いた車輌用灯具の組立てに際しては、まず所定個数のモ
ジュールタイプLED4を電気的および機械的に接続し
て灯具ボディ1上に絶縁シート5を介して配置し、止め
ねじ16によって灯具ボディ1に固定した後、前面レン
ズ2の背面開口部を灯具ボディ1の外周に嵌合し、止め
ねじ17によって灯具ボディ1に固定することで組立作
業を完了する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、LED8を
光源として用いた上記の車輌用灯具においては、電源に
対して誤ってプラス、マイナス逆に接続した場合のLE
D8の破壊を防止するため図6に示したように逆電流防
止用ダイオード14を組み込んでいるが、このような逆
電流防止用ダイオード14は、1つの車輌用灯具に対し
て最低1つあればよく、そのため通常モジュールタイプ
LED4の回路中には組み込まず、車輌用灯具を組み立
てた後、別途接続していた。しかし、灯具毎に逆電流防
止用ダイオード14を後付け接続することは、それだけ
作業工数が増加するため、コストアップの大きな要因に
なるという問題があった。
光源として用いた上記の車輌用灯具においては、電源に
対して誤ってプラス、マイナス逆に接続した場合のLE
D8の破壊を防止するため図6に示したように逆電流防
止用ダイオード14を組み込んでいるが、このような逆
電流防止用ダイオード14は、1つの車輌用灯具に対し
て最低1つあればよく、そのため通常モジュールタイプ
LED4の回路中には組み込まず、車輌用灯具を組み立
てた後、別途接続していた。しかし、灯具毎に逆電流防
止用ダイオード14を後付け接続することは、それだけ
作業工数が増加するため、コストアップの大きな要因に
なるという問題があった。
【0007】したがって、本考案は上記したような従来
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、逆電流防止用ダイオードを後付けする必要がな
く、組立作業性を向上させるようにした車輌用灯具を提
供することにある。
の問題点に鑑みてなされたもので、その目的とするとこ
ろは、逆電流防止用ダイオードを後付けする必要がな
く、組立作業性を向上させるようにした車輌用灯具を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するため、各列毎に直列に接続される複数個のLEDか
らなり、かつ各列のLEDは電源に対して並列に接続さ
れる複数個のモジュールタイプLEDを備え、これらの
モジュールタイプLEDを機械的に接続すると共に電源
に対して並列に接続してなり、前記複数個のモジュール
タイプLEDのうち電源のプラス側に逆電流防止用ダイ
オードが直接接続されることを特徴とする。
するため、各列毎に直列に接続される複数個のLEDか
らなり、かつ各列のLEDは電源に対して並列に接続さ
れる複数個のモジュールタイプLEDを備え、これらの
モジュールタイプLEDを機械的に接続すると共に電源
に対して並列に接続してなり、前記複数個のモジュール
タイプLEDのうち電源のプラス側に逆電流防止用ダイ
オードが直接接続されることを特徴とする。
【0009】
【作用】本考案において、複数個のモジュールタイプL
EDのうち電源に直接接続されるモジュールタイプLE
Dは、逆電流流防止用ダイオードを用えているので、灯
具組立後のダイオード接続工程を省略する。逆電流防止
用ダイオードは、灯具を電源に対してプラス、マイナス
逆に接続した際に電流を通さずLEDが破壊されるのを
防止する。
EDのうち電源に直接接続されるモジュールタイプLE
Dは、逆電流流防止用ダイオードを用えているので、灯
具組立後のダイオード接続工程を省略する。逆電流防止
用ダイオードは、灯具を電源に対してプラス、マイナス
逆に接続した際に電流を通さずLEDが破壊されるのを
防止する。
【0010】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は本考案に係る車輌用灯具の一実
施例を示すモジュールタイプLEDの外観斜視図、図2
は同灯具の要部拡大断面図、図3は同灯具の電気回路図
である。なお、図中図4〜図6と同一構成部品のものに
対して同一符号を以て示し、その説明を省略する。これ
らの図において、本実施例はモジュールタイプLED4
として、逆電流防止用ダイオードを備えない従来タイプ
のモジュールタイプLED4Bと、逆電流防止用ダイオ
ード14を備えたモジュールタイプLED4Aの2種類
を製作し、灯具の組立時に逆電流防止用ダイオードを備
えないモジュールタイプLED4Bを複数個(灯具サイ
ズによっては1つ)用意し、逆電流防止用ダイオード1
4を備えたモジュールタイプLED4Aを1つ用意し、
これらをリード線20によって電気的および機械的に連
結したものである。この場合、逆電流防止用ダイオード
14を備えたモジュールタイプLED4Aは、図3に示
すように発光ダイオード14を介して電源のプラス側に
直接接続される。
詳細に説明する。図1は本考案に係る車輌用灯具の一実
施例を示すモジュールタイプLEDの外観斜視図、図2
は同灯具の要部拡大断面図、図3は同灯具の電気回路図
である。なお、図中図4〜図6と同一構成部品のものに
対して同一符号を以て示し、その説明を省略する。これ
らの図において、本実施例はモジュールタイプLED4
として、逆電流防止用ダイオードを備えない従来タイプ
のモジュールタイプLED4Bと、逆電流防止用ダイオ
ード14を備えたモジュールタイプLED4Aの2種類
を製作し、灯具の組立時に逆電流防止用ダイオードを備
えないモジュールタイプLED4Bを複数個(灯具サイ
ズによっては1つ)用意し、逆電流防止用ダイオード1
4を備えたモジュールタイプLED4Aを1つ用意し、
これらをリード線20によって電気的および機械的に連
結したものである。この場合、逆電流防止用ダイオード
14を備えたモジュールタイプLED4Aは、図3に示
すように発光ダイオード14を介して電源のプラス側に
直接接続される。
【0011】前記モジュールタイプLED4A、4Bに
は、それぞれ合計9個のLED8が縦、横共に3列に配
列されている。これらのLED8は、各横列毎に電流制
御用抵抗13を介して直列接続され、また各横列のLE
D8は電源に対して並列に接続されている。そして、こ
れらLED8と前記逆電流防止用ダイオード14は電源
に対して直列に接続されている。したがって、灯具を不
測に電源に対してプラス、マイナス逆に接続したとして
も、逆電流防止用ダイオード14のため電流が流れず、
モジュールタイプLED4A、モジュールタイプLED
4BのLED8が破壊することはない。
は、それぞれ合計9個のLED8が縦、横共に3列に配
列されている。これらのLED8は、各横列毎に電流制
御用抵抗13を介して直列接続され、また各横列のLE
D8は電源に対して並列に接続されている。そして、こ
れらLED8と前記逆電流防止用ダイオード14は電源
に対して直列に接続されている。したがって、灯具を不
測に電源に対してプラス、マイナス逆に接続したとして
も、逆電流防止用ダイオード14のため電流が流れず、
モジュールタイプLED4A、モジュールタイプLED
4BのLED8が破壊することはない。
【0012】前記電流制御用抵抗13としては、一般に
リード線を有し基板のリード線用孔にリード線を挿入し
て半田付けされる所謂リードスルー型の抵抗または導電
パターンに半田ペーストを介して実装される表面実装型
のチップ抵抗が使用されているが、本実施例においては
薄膜印刷抵抗を用い、図2に示すように絶縁基板6上に
形成され各列毎にLED8を直列に接続する導電パター
ン7、7間にまたがって印刷形成した例を示す。薄膜印
刷抵抗13の材質としては、種々のものが知られている
が、本実施例においてはエポキシ系厚膜抵抗体材料を用
いて形成した。膜厚は30μm程度で、熱膨張係数はエ
ポキシ系であるため透明樹脂11に近い。
リード線を有し基板のリード線用孔にリード線を挿入し
て半田付けされる所謂リードスルー型の抵抗または導電
パターンに半田ペーストを介して実装される表面実装型
のチップ抵抗が使用されているが、本実施例においては
薄膜印刷抵抗を用い、図2に示すように絶縁基板6上に
形成され各列毎にLED8を直列に接続する導電パター
ン7、7間にまたがって印刷形成した例を示す。薄膜印
刷抵抗13の材質としては、種々のものが知られている
が、本実施例においてはエポキシ系厚膜抵抗体材料を用
いて形成した。膜厚は30μm程度で、熱膨張係数はエ
ポキシ系であるため透明樹脂11に近い。
【0013】このような薄膜印刷抵抗20の形成に際し
ては、導電パターン7を印刷形成した後、エポキシ系厚
膜抵抗体材料をスクリーン印刷法等によって各列の定め
られた導電パターン間に塗布し、次にこの抵抗材料を所
定温度にて焼成することにより絶縁基板6上に焼き付
け、しかる後、その抵抗値をチェックし、所定の値にな
るようレーザ等によりトリミングすることで製作するこ
とができる。
ては、導電パターン7を印刷形成した後、エポキシ系厚
膜抵抗体材料をスクリーン印刷法等によって各列の定め
られた導電パターン間に塗布し、次にこの抵抗材料を所
定温度にて焼成することにより絶縁基板6上に焼き付
け、しかる後、その抵抗値をチェックし、所定の値にな
るようレーザ等によりトリミングすることで製作するこ
とができる。
【0014】前記絶縁基板6はLED8が搭載されてい
る部分をLED搭載部とされ、このLED搭載部の両側
にはこれより薄肉のリード線接続部21が一体に延設さ
れており、この接続部21の表面には導電パターン7の
ランド部22、前記リード線20が挿通されるリード線
挿通孔23が形成されている。リード線20は、リード
線挿通孔23に挿通され、ディップ半田法、リフロー半
田法等によってランド部22に半田付け接続されてい
る。このようにリード線接続部21をLED搭載面より
一段低く形成すると、LED8から出射した光がリード
線13に当たって反射し、この反射光とLED8からの
直射光とが互いに干渉するといったおそれがなく、灯具
として良好な配光特性を得ることができる。なお、その
他の構成は従来構造と同様である。
る部分をLED搭載部とされ、このLED搭載部の両側
にはこれより薄肉のリード線接続部21が一体に延設さ
れており、この接続部21の表面には導電パターン7の
ランド部22、前記リード線20が挿通されるリード線
挿通孔23が形成されている。リード線20は、リード
線挿通孔23に挿通され、ディップ半田法、リフロー半
田法等によってランド部22に半田付け接続されてい
る。このようにリード線接続部21をLED搭載面より
一段低く形成すると、LED8から出射した光がリード
線13に当たって反射し、この反射光とLED8からの
直射光とが互いに干渉するといったおそれがなく、灯具
として良好な配光特性を得ることができる。なお、その
他の構成は従来構造と同様である。
【0015】かくしてこのような構成からなる車輌用灯
具にあっては、逆電流防止用ダイオード14を備えたモ
ジュールタイプLED4Aと逆電流防止用ダイオード1
4を備えないモジュールタイプLED4Bの2種類を製
作し、これらを電気的および機械的に接続して灯具を組
立てるようにしたので、従来必要とされていた逆電流防
止用ダイオード14の接続工程が不要となり、灯具の組
立工程を簡素化することができる。また、電流制御用抵
抗としての薄膜印刷抵抗13は、従来のリードスルー型
抵抗やチップ抵抗に比べてきわめて薄く、モジュールタ
イプLED4、さらには灯具自体を薄形化することがで
きる。また、薄いため絶縁基板6上に設けても灯具の配
光特性に何等悪影響を及ぼすことがない。さらに、薄膜
印刷抵抗13自体は薄くて小さい上に、透明樹脂11と
熱膨張係数が近く、半田を必要としないため、熱ストレ
スや曲げに対して強く、クラックが入ったり、剥離した
りすることが少ない。しかも、薄ければ透明樹脂11で
モールドした際、気泡が薄膜印刷抵抗13に付くことも
少なく、気泡による劣化を防止することができる。さら
にまた、リード線接続部21をLED搭載部より低く形
成しているので、リード線20がLED8から出た光を
遮る虞れが少なく、良好な照明効果が得られる。
具にあっては、逆電流防止用ダイオード14を備えたモ
ジュールタイプLED4Aと逆電流防止用ダイオード1
4を備えないモジュールタイプLED4Bの2種類を製
作し、これらを電気的および機械的に接続して灯具を組
立てるようにしたので、従来必要とされていた逆電流防
止用ダイオード14の接続工程が不要となり、灯具の組
立工程を簡素化することができる。また、電流制御用抵
抗としての薄膜印刷抵抗13は、従来のリードスルー型
抵抗やチップ抵抗に比べてきわめて薄く、モジュールタ
イプLED4、さらには灯具自体を薄形化することがで
きる。また、薄いため絶縁基板6上に設けても灯具の配
光特性に何等悪影響を及ぼすことがない。さらに、薄膜
印刷抵抗13自体は薄くて小さい上に、透明樹脂11と
熱膨張係数が近く、半田を必要としないため、熱ストレ
スや曲げに対して強く、クラックが入ったり、剥離した
りすることが少ない。しかも、薄ければ透明樹脂11で
モールドした際、気泡が薄膜印刷抵抗13に付くことも
少なく、気泡による劣化を防止することができる。さら
にまた、リード線接続部21をLED搭載部より低く形
成しているので、リード線20がLED8から出た光を
遮る虞れが少なく、良好な照明効果が得られる。
【0016】
【考案の効果】以上説明したように本考案に係る車輌用
灯具によれば、各列毎に直列に接続される複数個のLE
Dからなり、かつ各列のLEDは電源に対して並列に接
続される複数個のモジュールタイプLEDを備え、これ
らのモジュールタイプLEDを機械的に接続すると共に
電源に対して並列に接続してなり、前記複数個のモジュ
ールタイプLEDのうち電源のプラス側に逆電流防止用
ダイオードが直接接続されるように構成したので、灯具
の組立後、逆電流防止用ダイオードを接続する工程が不
要で、灯具の組立工程を簡素化することができる。この
結果、灯具の製造コストを低減することができ、安価に
提供することができる。
灯具によれば、各列毎に直列に接続される複数個のLE
Dからなり、かつ各列のLEDは電源に対して並列に接
続される複数個のモジュールタイプLEDを備え、これ
らのモジュールタイプLEDを機械的に接続すると共に
電源に対して並列に接続してなり、前記複数個のモジュ
ールタイプLEDのうち電源のプラス側に逆電流防止用
ダイオードが直接接続されるように構成したので、灯具
の組立後、逆電流防止用ダイオードを接続する工程が不
要で、灯具の組立工程を簡素化することができる。この
結果、灯具の製造コストを低減することができ、安価に
提供することができる。
【図1】本考案に係る車輌用灯具の一実施例を示すモジ
ュールタイプLEDの外観斜視図である。
ュールタイプLEDの外観斜視図である。
【図2】同灯具の要部拡大断面図である。
【図3】同灯具の電気回路図である。
【図4】車輌用灯具の従来例を示す一部破断正面図であ
る。
る。
【図5】図4のV−V線拡大断面図である。
【図6】同灯具の電気回路図である。
1 灯具ボディ 2 前面レンズ 3 灯室 4 モジュールタイプLED 6 絶縁基板 7 導電パターン 8 LED 10 ボンディングワイヤ 11 透明樹脂 12 凸レンズ部 13 電流制御用抵抗 14 逆電流防止用ダイオード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−285303(JP,A) 特開 平3−120879(JP,A) 実開 平5−45812(JP,U) 実開 平5−25604(JP,U) 実開 平4−59010(JP,U) 実公 平3−23612(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】 各列毎に直列に接続される複数個のLE
Dからなり、かつ各列のLEDは電源に対して並列に接
続される複数個のモジュールタイプLEDを備え、これ
らのモジュールタイプLEDを機械的に接続すると共に
電源に対して並列に接続してなり、前記複数個のモジュ
ールタイプLEDのうち電源のプラス側に逆電流防止用
ダイオードが直接接続されることを特徴とする車輛用灯
具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP577992U JP2555493Y2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 車輌用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP577992U JP2555493Y2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 車輌用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0559705U JPH0559705U (ja) | 1993-08-06 |
JP2555493Y2 true JP2555493Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=11620601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP577992U Expired - Fee Related JP2555493Y2 (ja) | 1992-01-20 | 1992-01-20 | 車輌用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555493Y2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4412787B2 (ja) * | 1999-06-09 | 2010-02-10 | 三洋電機株式会社 | 金属基板を採用した照射装置および照射モジュール |
JP2006310402A (ja) * | 2005-04-26 | 2006-11-09 | Sony Corp | 光源基板製造方法、光源基板、バックライト装置、液晶ディスプレイ装置、調整装置 |
JP4665715B2 (ja) * | 2005-10-26 | 2011-04-06 | パナソニック電工株式会社 | 照明装置 |
TW200824142A (en) * | 2006-11-22 | 2008-06-01 | Lighthouse Technology Co Ltd | High power diode holder and thereof package is described |
JP5442534B2 (ja) * | 2010-06-04 | 2014-03-12 | シャープ株式会社 | 発光装置 |
JP2011040414A (ja) * | 2010-11-24 | 2011-02-24 | Tousui Ltd | Led照明器具 |
KR102098153B1 (ko) * | 2013-07-15 | 2020-04-08 | 엘지이노텍 주식회사 | 발광소자 모듈 |
-
1992
- 1992-01-20 JP JP577992U patent/JP2555493Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0559705U (ja) | 1993-08-06 |
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