JP2545479Y2 - トナーカートリッジ - Google Patents
トナーカートリッジInfo
- Publication number
- JP2545479Y2 JP2545479Y2 JP1623791U JP1623791U JP2545479Y2 JP 2545479 Y2 JP2545479 Y2 JP 2545479Y2 JP 1623791 U JP1623791 U JP 1623791U JP 1623791 U JP1623791 U JP 1623791U JP 2545479 Y2 JP2545479 Y2 JP 2545479Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toner
- opening
- seal member
- cartridge
- hermetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Dry Development In Electrophotography (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、トナーを貯留し、現像
装置に脱着可能なカートリッジ本体と、該カートリッジ
本体に形成され、トナーを現像装置に補給するための開
口部と、該開口部を密閉する密閉シール部材とを有する
トナーカートリッジに関する。
装置に脱着可能なカートリッジ本体と、該カートリッジ
本体に形成され、トナーを現像装置に補給するための開
口部と、該開口部を密閉する密閉シール部材とを有する
トナーカートリッジに関する。
【０００２】
【従来の技術】上記形式のトナーカートリッジは、周知
であり、複写機、プリンター等の画像形成装置に用いら
れている。この種のトナーカートリッジは、現像装置の
上部に開口部を下に向けて装着し、装着後に密閉シール
部材を引き剥がすことにより、貯留したトナーを現像装
置に補給する。そして、トナーカートリッジはトナー補
給後の交換等によってカートリッジ本体を廃棄するよう
に構成している。
であり、複写機、プリンター等の画像形成装置に用いら
れている。この種のトナーカートリッジは、現像装置の
上部に開口部を下に向けて装着し、装着後に密閉シール
部材を引き剥がすことにより、貯留したトナーを現像装
置に補給する。そして、トナーカートリッジはトナー補
給後の交換等によってカートリッジ本体を廃棄するよう
に構成している。
【０００３】
【考案が解決しようとする課題】上記した従来のトナー
カートリッジでは、トナー補給前では開口部が密閉シー
ル部材によって密閉されているので扱い易くなってい
る。しかしながら、トナー補給後は開口部が開口状態に
なっているため、廃棄する際にカートリッジ本体内に付
着したトナーが飛散したり、誤って開口部に触れたりす
ることにより、ユーザーの衣服等を汚してしまうという
問題があった。
カートリッジでは、トナー補給前では開口部が密閉シー
ル部材によって密閉されているので扱い易くなってい
る。しかしながら、トナー補給後は開口部が開口状態に
なっているため、廃棄する際にカートリッジ本体内に付
着したトナーが飛散したり、誤って開口部に触れたりす
ることにより、ユーザーの衣服等を汚してしまうという
問題があった。
【０００４】本考案は、上述した従来の問題を解消し、
廃棄する際にトナーにより汚れしまうことを確実に解消
することのできるトナーカートリッジを提供することを
目的とする。
廃棄する際にトナーにより汚れしまうことを確実に解消
することのできるトナーカートリッジを提供することを
目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本考
案の構成は次の如くである。トナーを貯留し、現像装置
に脱着可能なカートリッジ本体と、該カートリッジ本体
に形成され、トナーを現像装置に補給するための開口部
と、該開口部を密閉する密閉シール部材とを有するトナ
ーカートリッジにおいて、前記密閉シール部材と連結さ
れ、前記開口部を閉口可能な大きさを有するシール部材
と、該シール部材の密閉シール部材との連結部近くに形
成されたトナー補給口とを備え、前記密閉シール部材が
引き剥がすことにより、前記トナー補給口が前記開口部
に沿って移動するととともに前記シール部材が開口部を
閉口することを特徴とするトナーカートリッジ。
案の構成は次の如くである。トナーを貯留し、現像装置
に脱着可能なカートリッジ本体と、該カートリッジ本体
に形成され、トナーを現像装置に補給するための開口部
と、該開口部を密閉する密閉シール部材とを有するトナ
ーカートリッジにおいて、前記密閉シール部材と連結さ
れ、前記開口部を閉口可能な大きさを有するシール部材
と、該シール部材の密閉シール部材との連結部近くに形
成されたトナー補給口とを備え、前記密閉シール部材が
引き剥がすことにより、前記トナー補給口が前記開口部
に沿って移動するととともに前記シール部材が開口部を
閉口することを特徴とするトナーカートリッジ。
【０００６】
【作用】上記の構成によれば、密閉シール部材が引き剥
がすことにより、トナー補給口が開口部に沿って移動し
てトナーを現像装置に補給し、そしてシール部材が補給
後の開口部を閉口するので、トナーカートリッジの廃棄
する際にユーザーが誤ってトナーにより衣服などを汚す
ことが防止できる。
がすことにより、トナー補給口が開口部に沿って移動し
てトナーを現像装置に補給し、そしてシール部材が補給
後の開口部を閉口するので、トナーカートリッジの廃棄
する際にユーザーが誤ってトナーにより衣服などを汚す
ことが防止できる。
【０００７】
【実施例】図１は、本考案に係るトナーカートリッジの
一実施例を示す裏面側から見た斜視図である。図１にお
いて、トナーカートリッジ１はトナー３を貯留し、細長
箱状に形成されたカートリッジ本体２を有し、カートリ
ッジ本体２の下面のほぼ全面には図２に示すようにトナ
ー３を補給するための開口部４が設けられている。この
開口部４は、例えばビニールシートよりなる密閉シール
部材５によって密閉されている。
一実施例を示す裏面側から見た斜視図である。図１にお
いて、トナーカートリッジ１はトナー３を貯留し、細長
箱状に形成されたカートリッジ本体２を有し、カートリ
ッジ本体２の下面のほぼ全面には図２に示すようにトナ
ー３を補給するための開口部４が設けられている。この
開口部４は、例えばビニールシートよりなる密閉シール
部材５によって密閉されている。
【０００８】密閉シール部材５は、図３に示すように、
一端側がボビン６に取り付られ、他端側は折り返されて
上記開口部４を密閉するようにカートリッジ本体２に接
着されている。密閉シール部材５の折り返し部５ａに
は、一端側がボビン７に巻回され、ビニールシートより
なるシール部材８の他端が連結されている。この場合、
シール部材８の他端にトナー補給口としての開口９が形
成され、この開口９に密閉シール部材５が折り返されて
通しており、これにて密閉シール部材５とシール部材８
とが連結されている。
一端側がボビン６に取り付られ、他端側は折り返されて
上記開口部４を密閉するようにカートリッジ本体２に接
着されている。密閉シール部材５の折り返し部５ａに
は、一端側がボビン７に巻回され、ビニールシートより
なるシール部材８の他端が連結されている。この場合、
シール部材８の他端にトナー補給口としての開口９が形
成され、この開口９に密閉シール部材５が折り返されて
通しており、これにて密閉シール部材５とシール部材８
とが連結されている。
【０００９】かく構成されたトナーカートリッジ１は、
トナー補給前において密閉シール部材５がカートリッジ
本体２の開口部４の全面を密閉し、従って密閉シール部
材５の折り返し部５ａは図４のＣ位置に位置されてい
る。ここで、トナーカートリッジ１を図示していない現
像装置の所定位置に装着し、ボビン６を矢印Ａ方向に回
転させると、密閉シール部材５がボビン６に巻き取られ
る。そして、密閉シール部材５がカートリッジ本体２か
ら除々に剥がされるとともに、折り返し部５ａが除々に
矢印Ｂ方向へ移動する。この移動に伴いシール部材８が
ボビン７から巻きほどかれて矢印Ｂ方向へ移動し、図４
に示すように、開口９も矢印Ｂ方向へ移動することによ
り、この開口９からトナー３が落下し、現像装置にトナ
ー３が補給される。
トナー補給前において密閉シール部材５がカートリッジ
本体２の開口部４の全面を密閉し、従って密閉シール部
材５の折り返し部５ａは図４のＣ位置に位置されてい
る。ここで、トナーカートリッジ１を図示していない現
像装置の所定位置に装着し、ボビン６を矢印Ａ方向に回
転させると、密閉シール部材５がボビン６に巻き取られ
る。そして、密閉シール部材５がカートリッジ本体２か
ら除々に剥がされるとともに、折り返し部５ａが除々に
矢印Ｂ方向へ移動する。この移動に伴いシール部材８が
ボビン７から巻きほどかれて矢印Ｂ方向へ移動し、図４
に示すように、開口９も矢印Ｂ方向へ移動することによ
り、この開口９からトナー３が落下し、現像装置にトナ
ー３が補給される。
【００１０】また、シール部材８が矢印Ｂ方向へ移動す
ることにより、トナー補給されるとともにカートリッジ
本体２の開口部４がシール部材８によって閉口されて行
く。そして、開口９が図４のＤ位置に達すると、カート
リッジ本体２の開口部４が完全にシール部材８によって
閉口される。
ることにより、トナー補給されるとともにカートリッジ
本体２の開口部４がシール部材８によって閉口されて行
く。そして、開口９が図４のＤ位置に達すると、カート
リッジ本体２の開口部４が完全にシール部材８によって
閉口される。
【００１１】かくして、トナーカートリッジ１はトナー
を補給すとともに、開口部４が完全にシール部材８によ
って閉口するので、このトナーカートリッジを交換等で
現像装置から引き出すときに、カートリッジ本体２内に
付着したトナーが飛散したり、誤って開口部４に触れた
りすることによるユーザーの衣服等を汚すことを確実に
防止できる。
を補給すとともに、開口部４が完全にシール部材８によ
って閉口するので、このトナーカートリッジを交換等で
現像装置から引き出すときに、カートリッジ本体２内に
付着したトナーが飛散したり、誤って開口部４に触れた
りすることによるユーザーの衣服等を汚すことを確実に
防止できる。
【００１２】なお、本実施例では図１に示すように、開
口部４の両ふちに溝１０，１０´を形成し、この溝１
０，１０´によってシール部材８がガイドされ、シール
部材８による閉口がより確実にできるように構成してい
る。
口部４の両ふちに溝１０，１０´を形成し、この溝１
０，１０´によってシール部材８がガイドされ、シール
部材８による閉口がより確実にできるように構成してい
る。
【００１３】ところで、シール部材８によって開口部４
が完全にシール部材８によって閉口後にシール部材８が
弛むと閉口した効果が薄れる。そこで、シール部材８に
よって閉口後、シール部材８の開口９側をカートリッジ
本体に係止させ、弛みを防止するようにしてもよい。ま
た、ボビン６にラチェツト機構を設け、ボビン６が矢印
Ａと逆方向に回転することを防ぐようにしてもよい。さ
らにまた、シール部材８の開口部４閉口をより確実にす
るため、ボビン７にバネによるシール部材８を巻き戻す
方向の弾性力を付勢させるようにしてもよい。
が完全にシール部材８によって閉口後にシール部材８が
弛むと閉口した効果が薄れる。そこで、シール部材８に
よって閉口後、シール部材８の開口９側をカートリッジ
本体に係止させ、弛みを防止するようにしてもよい。ま
た、ボビン６にラチェツト機構を設け、ボビン６が矢印
Ａと逆方向に回転することを防ぐようにしてもよい。さ
らにまた、シール部材８の開口部４閉口をより確実にす
るため、ボビン７にバネによるシール部材８を巻き戻す
方向の弾性力を付勢させるようにしてもよい。
【００１４】
【考案の効果】上記構成によれば、本考案では密閉シー
ル部材が引き剥がすことにより、トナー補給口がカート
リッジ本体の開口部に沿って移動してトナーを現像装置
に補給し、そして密閉シール部材と連結されたシール部
材が補給後の開口部を閉口するので、トナーカートリッ
ジ引き出して廃棄する際にユーザーが誤ってトナーによ
り衣服などを汚すことを防止できる。
ル部材が引き剥がすことにより、トナー補給口がカート
リッジ本体の開口部に沿って移動してトナーを現像装置
に補給し、そして密閉シール部材と連結されたシール部
材が補給後の開口部を閉口するので、トナーカートリッ
ジ引き出して廃棄する際にユーザーが誤ってトナーによ
り衣服などを汚すことを防止できる。
【図１】図１は本考案に係るトナーカートリッジの一実
施例を示す裏面側から見た斜視図である。
施例を示す裏面側から見た斜視図である。
【図２】図２は図１の密閉シール部材を取り外した斜視
図である。
図である。
【図３】図３は密閉シール部材とシール部材との斜視図
である。
である。
【図４】図４は本考案の作動の一態様を示す断面図であ
る。
る。
１ トナーカートリッジ ２ カートリッジ本体 ３ トナー ４ 開口部 ５ 密閉シール部材 ８ シール部材 ９ 開口
Claims (1)
- 【請求項１】 トナーを貯留し、現像装置に脱着可能な
カートリッジ本体と、該カートリッジ本体に形成され、
トナーを現像装置に補給するための開口部と、該開口部
を密閉する密閉シール部材とを有するトナーカートリッ
ジにおいて、前記密閉シール部材と連結され、前記開口
部を閉口可能な大きさを有するシール部材と、該シール
部材の密閉シール部材との連結部近くに形成されたトナ
ー補給口とを備え、前記密閉シール部材が引き剥がすこ
とにより、前記トナー補給口が前記開口部に沿って移動
するととともに前記シール部材が開口部を閉口すること
を特徴とするトナーカートリッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1623791U JP2545479Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | トナーカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1623791U JP2545479Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | トナーカートリッジ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04112264U JPH04112264U (ja) | 1992-09-30 |
| JP2545479Y2 true JP2545479Y2 (ja) | 1997-08-25 |
Family
ID=31903282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1623791U Expired - Lifetime JP2545479Y2 (ja) | 1991-03-19 | 1991-03-19 | トナーカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2545479Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7238568B2 (ja) * | 2019-04-19 | 2023-03-14 | 株式会社リコー | 現像剤収容容器、現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
-
1991
- 1991-03-19 JP JP1623791U patent/JP2545479Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04112264U (ja) | 1992-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |