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JP2024158112A - 画像形成装置、消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法 - Google Patents

画像形成装置、消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法 Download PDF

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JP2024158112A
JP2024158112A JP2023073002A JP2023073002A JP2024158112A JP 2024158112 A JP2024158112 A JP 2024158112A JP 2023073002 A JP2023073002 A JP 2023073002A JP 2023073002 A JP2023073002 A JP 2023073002A JP 2024158112 A JP2024158112 A JP 2024158112A
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聡 大木
貞明 宮▲崎▼
哲憲 森
太一朗 木元
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Brother Industries Ltd
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Abstract

Figure 2024158112000001
【課題】消耗品の回収状況に応じてその回収を適切に促進する。
【解決手段】プリンタ1は、インクカートリッジ2が回収促進の対象であるか否かを示す回収促進情報をサーバ3にリクエスト(S2)し、その情報をサーバ3から取得する(S3)。次に、プリンタ1は、サーバ3から取得した回収促進情報に基づいて回収促進報知を行うか否かを判定する(S4)。そして、回収促進報知を行うと判定すると(S4、YES)、プリンタ1は、回収促進報知として、回収促進メッセージをディスプレイに表示させる(S5)。
【選択図】図2

Description

本発明は、消耗品が装着される画像形成装置、これを備える消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法に関する。
従来、画像形成に使用されるインクカートリッジ等の消耗品の回収を促す画像形成装置が存在する。特許文献1に記載のプリンタはその一例であり、インクカートリッジのインクが残り少なくなるとその返却を促すメッセージがプリンタに接続されたコンピュータに表示されるというものである。
特開2002-273989号公報
上記のような消耗品の回収が常に円滑になされるとは限らない。例えば、特定の型番の消耗品は円滑に回収が進んでいるが、その他の型番の消耗品は円滑に回収が進まないといった状況が発生するおそれがある。消耗品の回収状況に応じて回収を適切に促進する方法が望まれている。
本発明の目的は、消耗品の回収状況に応じてその回収を適切に促進する画像形成装置、消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法を提供することにある。
本発明の画像形成装置は、サーバと通信可能である画像形成装置であって、媒体に対して画像を形成する画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成用の消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行する。
本発明の消耗品の回収促進システムは、媒体に対する画像形成用の消耗品と、互いに通信可能な画像形成装置及びサーバとを備えている消耗品の回収促進システムであって、前記サーバは、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記画像形成装置に送信し、前記画像形成装置は、前記画像形成を行う画像形成部と、前記消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行する。
別の観点による本発明の消耗品の回収促進システムは、媒体に対する画像形成用の消耗品と、互いに通信可能な端末装置及び画像形成装置並びにサーバとを備えている消耗品の回収促進システムであって、前記サーバは、前記端末装置及び画像形成装置の少なくともいずれかと通信可能であると共に、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記端末装置及び前記画像形成装置の少なくともいずれかに送信し、前記画像形成装置は、前記画像形成を行う画像形成部と、前記消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記制御部及び前記端末装置は、互いの協働により、前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行する。
本発明の消耗品の回収促進方法は、サーバが第1の処理を実行すると共に、端末装置及び画像形成装置が互いに協働して第2の処理を実行する方法であって、前記端末装置及び前記画像形成装置が互いに通信可能であり、前記端末装置及び前記画像形成装置の少なくともいずれか一方が前記サーバと通信可能であり、前記画像形成装置は、媒体に対して画像を形成する画像形成を行う画像形成部と、前記画像形成用の消耗品が着脱可能に装着される装着部と、制御部とを備えており、前記第1の処理は、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記画像形成装置に送信する処理であり、前記第2の処理は、前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを含んでいる。
サーバから取得される回収促進情報に基づいて、画像形成装置に装着された消耗品が回収促進の対象となる場合に回収促進報知が行われる。回収促進情報は、消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である。例えば、回収が進んでいる消耗品については対象とせず、回収が進んでいない消耗品は対象とするといったように、回収促進情報を回収状況に応じた内容に調整する。これにより、回収状況に応じた適切な回収促進が可能となる。
本発明の一実施形態である第1の実施形態に係るプリンタシステムの構成を示すブロック図である。 図1のプリンタシステムが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の別の一実施形態である第2の実施形態に係るプリンタシステムの構成を示すブロック図である。 図3のプリンタシステムが実行する処理の流れを示すフローチャートである。 本発明のさらに別の一実施形態である第3の実施形態に係るプリンタシステムの構成を示すブロック図である。 図5のプリンタシステムが実行する処理の流れを示すフローチャートである。
[第1の実施形態]
本発明の好適な一実施形態である第1の実施形態に係るプリンタシステム100について図1及び図2を参照しつつ、以下に説明する。プリンタシステム100(本発明の「消耗品の回収促進システム」に相当する)は、プリンタ1と、インクカートリッジ2と、インターネット等の通信ネットワークNを通じてプリンタ1と通信可能なサーバ3とを備えている。
プリンタ1にはインクカートリッジ2(本発明の「消耗品」に相当する)が装着される。インクカートリッジ2には、内部に収容するインクの色に応じ、インクカートリッジ2Bk、2C、2M及び2Yがある。インクカートリッジ2Bkは黒色のインクを、インクカートリッジ2Cはシアン色のインクを、インクカートリッジ2Mはマゼンタ色のインクを、インクカートリッジ2Yはイエロー色のインクをそれぞれ収容している。
各インクカートリッジ2は、インクを貯留するインク貯留部61及びICチップからなる記憶部62を有している。インク貯留部61内のインクは、インクカートリッジ2が装着されたプリンタ1に供給される。記憶部62には、後述のカートリッジ情報、再生情報及び使用履歴情報を示すデータが記憶されている。カートリッジ情報、再生情報及び使用履歴情報は、インクカートリッジ2がプリンタ1に装着された際に、後述の制御部40によって読み取られたり書き込まれたりする。
カートリッジ情報はインクカートリッジ2の型番を示す情報を含んでいる。型番は、複数種類のプリンタ1の中でどの種類のプリンタ1に使用可能であるかを示す識別番号とインク色を示す識別番号とを含んでいる。
再生情報は、インクカートリッジ2が再利用に係るものであるか否かを判定するための情報である。再生情報の詳細については後述する。使用履歴情報は、インクカートリッジ2が使用された時刻を示す情報を含んでいる。この時刻は、制御部40によって定期的に更新される。このため、インクカートリッジ2がプリンタ1から取り外されると、その記憶部62には、制御部40による直近の使用時刻が使用履歴情報として記憶されていることになる。
プリンタ1は、図1に示すように、画像形成部10、カートリッジ装着部20、ディスプレイ30及び制御部40を有している。
画像形成部10は印刷用紙を収容している。画像形成部10は、制御部40の制御に従って、インクカートリッジ2から供給されたインクを使用し、そのインクを印刷用紙に付着させることで、画像データが示す画像を印刷用紙上に形成する画像形成を実行する。
カートリッジ装着部20は、インクカートリッジ2が装着される部分である。カートリッジ装着部20には、インクカートリッジ2Bk、2C、2M及び2Yのそれぞれについて個別に着脱が可能である。カートリッジ装着部20は、装着されたインクカートリッジ2からのインクを画像形成部10へと供給するインク流路を有している。また、カートリッジ装着部20は、装着されたインクカートリッジ2の記憶部62と制御部40とを電気的に接続させる電極及び配線を有している。
カートリッジ装着部20には着脱センサー21及び残量センサー22が設置されている。着脱センサー21は、カートリッジ装着部20にインクカートリッジ2が装着されたこと及びカートリッジ装着部20からインクカートリッジ2が取り外されたことをそれぞれ検出可能である。残量センサー22(本発明の「残量取得部」に相当する)は、インクカートリッジ2に収容されたインクの残量を検出可能である。着脱センサー21及び残量センサー22のいずれも、インクカートリッジ2Bk、2C、2M及び2Yのそれぞれについて上記検出を行う。これらのセンサーは、例えば、センサーからの発光を遮断する被検出部材の検出を利用して上記検出を行う。着脱センサー21及び残量センサー22の検出結果は制御部40に送信される。
ディスプレイ30は文字や図形を示す画像を表示可能である。本実施形態では、後述の通り、ユーザに向けたメッセージがディスプレイ30に表示される。
制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、現在時刻保持回路等のハードウェアを備えている。ROMには、CPU及びASICが実行するプログラムデータ等が格納されている。また、ROMには、後述の回収促進メッセージのデータが格納されている。RAMは、外部から取得した画像データを記憶したり、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを記憶したりする。
制御部40において、ハードウェアであるCPUが、ROM及びRAMに格納されたソフトウェアであるプログラムデータその他のデータに従って各種の処理を実行する。これにより、制御部40は、例えば、外部のPC等から取得した画像データに基づく画像形成を画像形成部10に行わせる。また、制御部40は、インクカートリッジ2がカートリッジ装着部20に装着された際に、記憶部62の記憶内容を読み取ると共に、読み取った記憶内容をメモリ等に所定の期間保持する。これにより、インクカートリッジ2がカートリッジ装着部20から取り外されても、制御部40が上記所定の期間中にカートリッジ情報等を参照できる。
サーバ3は、CPU、ROM、RAM、ストレージ等のハードウェアを備えている。ROMには、CPUが実行するプログラムデータ等が格納されている。ストレージには、後述の回収促進対象リストを示すデータが格納されている。RAMは、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを記憶したりする。ハードウェアであるCPUが、ROM及びRAMに格納されたソフトウェアであるプログラムデータその他のデータに従って各種の処理を実行する。
ところで、インクカートリッジ2は、インク貯留部61内のインクの残量がなくなるまで使用され続ける。そして、残量がなくなると、インクカートリッジ2がプリンタ1から取り外され、新たなインクカートリッジ2と交換される。プリンタ1から取り外された使用済みのインクカートリッジ2は適宜回収され、再生工場において再生処理が施される。再生処理により再生されたインクカートリッジ2は、プリンタ1に再び装着され、再利用される。
上記のようなインクカートリッジ2の回収及び再利用が常に円滑になされるとは限らない。例えば、特定の型番のインクカートリッジ2は円滑に回収が進んでいるが、その他の型番のインクカートリッジ2は円滑に回収が進まないといった状況が発生することがある。この場合、再生工場において、特定のインクカートリッジ2の再生利用が進まず、インクカートリッジ2の再生品に係る商品の円滑な流通が阻害されるおそれがある。よって、インクカートリッジ2の再生が偏りなく進むように、インクカートリッジ2の回収状況に応じてその回収を適切に促進することが望まれる。
そこで、本実施形態においては、インクカートリッジ2の回収状況に応じた回収の促進のため、以下のような構成が採用されている。
回収が進まず、再生工場において再生が進んでいないインクカートリッジ2の型番がある場合に、その型番のインクカートリッジ2が回収促進対象とされる。そして、サーバ3には、どの型番が回収促進対象となっているかを示す回収促進対象リストが保持される。
また、再生工場においてインクカートリッジ2が再生される際に、再生情報として、純正な再生がなされた旨を示す情報がそのインクカートリッジ2の記憶部62に書き込まれる。この再生情報が記憶部62に適切に記憶されていることに基づいてインクカートリッジ2が純正な再生品(純正品)であることが判定可能である。
一方、プリンタ1においては、制御部40が所定のタイミングで、インクカートリッジ2のカートリッジ情報が示す型番をサーバ3に送信すると共に、回収促進対象であるか否かを示す回収促進情報を返信するようにサーバ3にリクエストする(本発明の「要請処理」に相当する)。これに応じ、サーバ3は、プリンタ1から送信された型番を回収促進対象リストと照合する。その照合結果に基づき、サーバ3は回収促進情報をプリンタ1に送信する。回収促進情報は、プリンタ1から送信された型番のインクカートリッジ2が回収促進対象となっているか否かを示す。
プリンタ1の制御部40は、インクカートリッジ2が回収促進対象である旨を回収促進情報が示し、且つ、インクカートリッジ2が純正品である場合に、インクカートリッジ2の回収を促進する回収促進報知の処理を実行する。純正品であるか否かは、記憶部62の記憶内容に基づいて判定される。例えば、インクカートリッジ2が新品の純正品であるか新品の互換品であるかは、プリンタ1の制御部がインクカートリッジ2の記憶部62を構成するICチップに対する所定の認証処理を実行し、認証に成功したICチップを有するインクカートリッジである場合は純正の新品であると判断する。純正の再生品であるか否かについては、例えば以下のように判断することができる。記憶部62の記憶内容に使用履歴情報が含まれていない場合には、そのインクカートリッジ2が新品であることから、純正品であると判定される。一方、記憶部62の記憶内容に使用履歴情報が含まれており、且つ、使用履歴情報が示す直近の使用の時刻が過去(例えば、1か月以上前)に相当する場合には、まず、インクカートリッジ2が再生品であると判定される。そして、記憶部62の記憶内容に含まれる再生情報に基づいて純正品の再生品であるか否かが判定される。純正品の再生品であるか否かを判別する別の例としては、インクカートリッジ2が回収されて再生工場で再生された時に、再生工場でインクカートリッジ2の記憶部62に再生工場における再生工程に関する情報や、再生回数に関する情報などの再生工場特有の情報を書き込んでおくことが挙げられる。記憶部62の記憶内容に再生工場特有の情報が書き込まれているかをプリンタの制御部が判断することで、純正品の再生品であるか否かを判定することが可能である。
回収促進報知は、回収促進メッセージをディスプレイ30に表示させる処理である。回収促進メッセージは、例えば、「使用済みの次のカートリッジを発送してください:マゼンタ」「次のカートリッジは、回収によるポイント付与の対象です:シアン イエロー」といった、ユーザに対してインクカートリッジ2の回収を促す内容を有している。
以下、プリンタシステム100がインクカートリッジ2の回収促進方法を行う処理の流れの一例について図2を参照しつつ説明する。まず、プリンタ1の制御部40は、回収促進報知を行うタイミングに到達しているか否かを判定する(S1)。この判定は、所定の条件に基づいて行われる。制御部40は、所定の条件を満たすまでS1を繰り返す(S1、NO→S1)。
上記所定の条件の一例は、現在時刻が所定の時刻に到達したか否かという条件である。これにより、毎日の12:00等、定刻になると以降の処理が行われることになる。現在時刻は現在時刻保持回路から取得される。なお、通信ネットワークNを通じて現在時刻を提供する外部のシステムを使用することで現在時刻が取得されてもよい。
S1において、上記所定の条件が満たされていることから、回収促進報知のタイミングに到達したと判定すると(S1、YES)、制御部40は、サーバ3に対して回収送信情報の取得をリクエストする(S2)。サーバ3には、リクエストと併せて、インクカートリッジ2Bk、2C、2M及び2Y(以下、4つのインクカートリッジ2とする)のそれぞれの型番が送信される。サーバ3は、プリンタ1から送信されたリクエスト及びインクカートリッジ2の型番を受信する(S11)。次に、サーバ3は、S11で受信した4つのインクカートリッジ2の各型番を回収促進対象リストと照合し、その照合結果に基づいて、各型番に対応するインクカートリッジ2が回収促進の対象であるか否かを判定する(S12)。そして、サーバ3は、S12の判定結果を示す回収促進情報をプリンタ1に送信する(S13)。
プリンタ1の制御部40は、サーバ3からの回収促進情報を取得すると(S3)、これに基づき、4つのインクカートリッジ2のそれぞれについて回収促進報知を行うか否かの判定を行う(S4)。S4では、判定対象のインクカートリッジ2について、回収促進情報が回収促進対象であることを示し且つ純正品に該当する場合に、回収促進報知を行うとの判定がなされる。一方、判定対象のインクカートリッジ2について、回収促進情報が回収促進対象でないことを示すか、純正品に該当しない場合に、回収促進報知を行わないとの判定がなされる。
4つのインクカートリッジ2の少なくともいずれかについて回収促進報知を行うと判定すると(S4、YES)、制御部40は、回収促進報知を行うと判定されたインクカートリッジ2について回収促進報知を行う(S5)。具体的には、制御部40は、回収促進メッセージをディスプレイ30に表示させる。例えば、インクカートリッジ2Bk及び2Mが対象となる場合に、これに応じた回収促進メッセージ、例えば「次のカートリッジは、回収によるポイント付与の対象です:ブラック マゼンタ」等のメッセージがディスプレイ30に表示される。そして、制御部40はS1の処理を実行する。
S4において、4つのインクカートリッジ2のいずれについても回収促進報知を行わないと判定すると(S4、NO)、制御部40はS1の処理を実行する。このように、回収促進報知を行わないと判定されたインクカートリッジ2については回収促進報知がなされない。このインクカートリッジ2については、回収促進の対象でない旨を示すメッセージがディスプレイ30に表示されてもよい。例えば、「次のカートリッジは、回収によるポイント付与の対象ではありません:シアン」等のメッセージがディスプレイ30に表示されてもよい。
なお、S1の判定で用いられる上記所定の条件は、インクカートリッジ2のインクの残量が所定の量に到達したか否かという条件であってもよい。インクの残量は、残量センサー22の検出結果に基づいて取得される。所定の量は、例えば、残量がなくなったり、残量がなくなった状態に近づいたりしたときの値に調整されている。
この場合、S2において、インクカートリッジ2の型番は、インクの残量が所定の量に到達したインクカートリッジ2についてのみサーバ3に送信される。そして、S4において、その型番に対応するインクカートリッジ2が回収促進対象であると判定された場合には、これに応じた回収促進メッセージ、例えば、「使用済みの次のカートリッジを発送してください:マゼンタ」とのメッセージがディスプレイ30に表示される。
なお、図2において、S2及びS3の処理が本発明の「情報取得処理」に相当する。また、S4及びS5の処理が本発明の「回収促進処理」に相当する。
以上説明した本実施形態に係るプリンタ1によると、サーバ3から取得される回収促進情報に基づいて、プリンタ1に装着されたインクカートリッジ2が回収促進の対象となる場合に回収促進報知が行われる。回収促進情報は、インクカートリッジ2が回収促進の対象となるか否かに関する情報である。例えば、回収が進んでいるインクカートリッジ2については対象とせず、回収が進んでいないインクカートリッジ2は対象とするといったように、回収促進情報を回収状況に応じた内容に調整する。これにより、回収状況に応じた適切な回収促進が可能となる。
また、本実施形態においては、回収促進情報が、ある型番のインクカートリッジ2が回収促進の対象となるか否かをサーバ3が判定した結果を示す情報である。このため、制御部40は、装着中のインクカートリッジ2が回収促進の対象であるか否かを回収促進情報に基づいて直接把握できる。
また、本実施形態においては、S2でプリンタ1からサーバ3に送信されたリクエストの応答として、S13でサーバ3からプリンタ1に回収促進情報が送信される。これにより、プリンタ1側の事情に応じたタイミングで回収促進情報が取得される。
また、本実施形態においては、回収促進報知を行わないと判定されたインクカートリッジ2については回収促進報知がなされない。したがって、インクカートリッジ2が回収促進の対象とならないことに応じた適切な処理がなされる。
また、本実施形態においては、S1の所定の条件が所定のタイミング(時刻)に達したことである場合に、この条件が満たされると、回収促進の対象となり得るインクカートリッジ2のそれぞれについてS5の回収促進報知がなされる。よって、ユーザはいずれのインクカートリッジ2が回収促進の対象となるかを適切に把握できる。
また、S1の所定の条件がインクカートリッジ2の残量に基づく場合に、この条件が満たされると(つまり、インクカートリッジ2の交換の時期が近づくと)、交換時期が近付いたインクカートリッジ2についてS5の回収促進報知がなされる。よって、交換時期が近付いたインクカートリッジ2について適切なタイミングで回収促進処理が行われる。
[第2の実施形態]
以下、本発明の別の一実施形態である第2の実施形態に係るプリンタシステム200について説明する。プリンタシステム200は第1の実施形態に係るプリンタシステム100と共通の構成を多く有している。このため、そのような共通の構成については上記と同様の符号を用いることとし、その説明を適宜省略する。以下においては、第2の実施形態における第1の実施形態と異なる点について主に説明する。
プリンタシステム200は、図3に示すように、プリンタ201と、インクカートリッジ2と、通信ネットワークNを通じてプリンタ1と通信可能なサーバ3と、近距離無線通信等によりプリンタ1と通信可能な携帯端末204とを備えている。
プリンタ201と第1の実施形態に係るプリンタ1との主な違いは、プリンタ201がディスプレイ30を有していないことと、プリンタ201が制御部40の代わりに制御部240を有していることである。制御部240は、CPU、ROM、RAM、ASIC、現在時刻保持回路等のハードウェアを備えている。ROMには、CPU及びASICが実行するプログラムデータ等が格納されている。RAMは、外部から取得した画像データを記憶したり、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを記憶したりする。
携帯端末204(本発明の「端末装置」に相当する)は、CPU、ROM、RAM、ストレージ、ディスプレイ271等のハードウェアを備えている。ROMには、CPUが実行するプログラムデータ等が格納されている。RAMは、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを記憶したりする。ハードウェアであるCPUが、ROM及びRAMに格納されたソフトウェアであるプログラムデータその他のデータに従って各種の処理を実行する。ディスプレイ271は、文字や図形を示す画像を表示可能である。
プリンタシステム200は、インクカートリッジ2の回収促進方法(本発明の「消耗品の回収促進方法」に相当する)として、第1の実施形態に係る図2の処理の代わりに、図4に示す処理を実行する。図4の処理が図2の処理と異なるのは、プリンタ1による図2のS5の処理の代わりに、プリンタ201によるS25の処理が実行されると共に、携帯端末204によるS31及びS32の処理が実行されることである。具体的には、S4において、インクカートリッジ2の少なくともいずれかについて回収促進報知を行うと判定された場合(S4、YES)には、プリンタ201が携帯端末204に対し、そのインクカートリッジ2についての回収促進報知を指示する(S25)。このような指示を受信すると(S31)、携帯端末204は、プリンタ201から指示されたインクカートリッジ2についての回収促進メッセージをディスプレイ271に表示させる(S32)。例えば、プリンタ201から指示されたのがインクカートリッジ2Bk及び2Mであった場合には「次のカートリッジは、回収によるポイント付与の対象です:ブラック マゼンタ」等のメッセージがディスプレイ271に表示される。
第2の実施形態によると、第1の実施形態においてプリンタ1により単独で実行される図2のS1~S5の処理の代わりに、図4のS1~S4、S25、S31及びS32の処理がプリンタ201及び携帯端末204の協働により実行される。これにより、第1の実施形態に係る効果に加え、プリンタ201にディスプレイがあるか否かに関わらず、携帯端末204のディスプレイ271を使用した回収促進報知が適切に実行されることになる。なお、上記「協働により実行」とは、一連の処理の実行に当たって、その一連の処理の一部を一の装置が、他の一部を他の装置が、処理同士が協調するようにそれぞれ実行することをいう。
なお、図4において、S13の処理が本発明の「第1の処理」に相当する。また、S2~S4、S25、S31及びS32の処理が本発明の「第2の処理」に相当する。
[第3の実施形態]
以下、本発明の別の一実施形態である第3の実施形態に係るプリンタシステム300について説明する。プリンタシステム300は第1の実施形態に係るプリンタシステム100と共通の構成を多く有している。このため、そのような共通の構成については上記と同様の符号を用いることとし、その説明を適宜省略する。以下においては、第3の実施形態における第1の実施形態と異なる点について主に説明する。
プリンタシステム300は、図5に示すように、プリンタ301と、インクカートリッジ2と、サーバ3と、近距離無線通信等によりプリンタ1と通信可能な携帯端末304とを備えている。プリンタシステム300は、第2の実施形態と異なり、サーバ3がプリンタ301とではなく、携帯端末304と通信ネットワークNを通じて通信可能である。
プリンタ301と第1の実施形態に係るプリンタ1との主な違いは、プリンタ301がディスプレイ30を有していないことと、プリンタ301が制御部40の代わりに制御部340を有していることである。制御部340は、CPU、ROM、RAM、ASIC、現在時刻保持回路等のハードウェアを備えている。ROMには、CPU及びASICが実行するプログラムデータ等が格納されている。RAMは、外部から取得した画像データを記憶したり、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを記憶したりする。
携帯端末304(本発明の「端末装置」に相当する)は、CPU、ROM、RAM、ストレージ等のハードウェアを備えている。ROMには、CPUが実行するプログラムデータ等が格納されている。RAMは、CPUがプログラムを実行する際に用いるデータを記憶したりする。ハードウェアであるCPUが、ROM及びRAMに格納されたソフトウェアであるプログラムデータその他のデータに従って各種の処理を実行する。携帯端末304は、文字や図形を示す画像を表示可能なディスプレイ371を有している。
プリンタシステム300は、インクカートリッジ2の回収促進方法(本発明の「消耗品の回収促進方法」に相当する)として、第1の実施形態に係る図2の処理の代わりに、図6に示す処理を実行する。図6の処理は第2の実施形態に係る図4の処理と多くの点で共通するため、以下では図4の処理との違いを主に説明する。図6の処理において図4の処理と異なるのは、プリンタ301がS2及びS3の代わりにS42及びS43を実行すると共に、携帯端末304がS51~S53を実行することである。
具体的には、S1において回収促進報知のタイミングに到達したと判定されると(S1、YES)、プリンタ301の制御部340が携帯端末304に対して、インクカートリッジ2の型番と併せて回収促進情報の取得の指示を送信する(S42)。携帯端末304は、これに応じ、サーバ3に対して回収促進情報をリクエストする(S51)。サーバ3には、図2の処理と同様、このリクエストと併せてインクカートリッジ2の型番が送信される。携帯端末304は、これに応じてS11~S13の処理によりサーバ3から送信される回収促進情報を取得する(S52)。携帯端末304は、サーバ3から取得した回収促進情報をプリンタ301に送信し(S53)、プリンタ301がこれを受信する(S43)。
第3の実施形態によると、第1又は第2の実施形態においてプリンタ1又は201により単独で実行される図4のS2及びS3の処理の代わりに、図6のS41、S42及びS51~S53の処理がプリンタ301及び携帯端末304の協働により実行される。これにより、プリンタ301がサーバ3と通信可能であるか否かに関わらず、携帯端末304によるサーバ3との通信を使用して回収促進情報が適切に取得される。なお、上記「協働により実行」とは、第2の実施形態と同様、一連の処理の実行に当たって、その一連の処理の一部を一の装置が、他の一部を他の装置が、処理同士が協調するようにそれぞれ実行することをいう。
なお、図6において、S13の処理が本発明の「第1の処理」に相当する。また、S25、S31、S32、S42、S43及びS51~S53の処理が本発明の「第2の処理」に相当する。
<変形例>
以上、本発明の実施形態について図面に基づいて説明したが、具体的な構成は、これらの実施形態に限定されるものでないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、上述の実施形態では、プリンタ1からサーバ3にリクエストと共に送信(S2)されたインクカートリッジ2の型番に基づいて回収促進対象であるか否かがサーバ3によって判定される(S12)。これに代えて、プリンタ1からサーバ3に型番が送信されず、リクエストのみが送信されてもよい。この場合、サーバ3においては回収促進対象であるか否かの判定がなされず、プリンタ1においてなされる必要がある。したがって、サーバ3からプリンタ1に送信される回収促進情報は、回収促進対象であるか否かの判定を行うための情報となる。例えば、このような回収促進情報の一例は回収促進対象リストである。あるいは、回収促進対象リストが別のサーバからダウンロード可能であり、回収促進情報がその別のサーバにアクセスするための情報であってもよい。
また、上述の実施形態においては、回収促進処理が、現在時刻が所定の時刻に到達したタイミングか、インクカートリッジ2のインクの残量に基づくタイミングで開始される。これらに代えて、インクカートリッジ2がカートリッジ装着部20に装着されたタイミング又はカートリッジ装着部20が取り外されたタイミングが採用されてもよい。カートリッジ装着部20に対するインクカートリッジ2の着脱は着脱センサー21によって検出される。着脱が検出されると、制御部40、240又は340は、図2、図4又は図6のS1において回収促進報知のタイミングが到達したと判定する。
また、上述の実施形態においては、例えば、制御部40のROMに格納された回収促進メッセージが回収促進処理においてディスプレイ30に表示される。これに代えて、又は加えて、回収促進メッセージがサーバ3から回収促進情報と共にプリンタ1に送信され、ディスプレイ30に表示されてもよい。
また、上述の実施形態においては、例えば、プリンタ1や携帯端末204からのリクエストに応じてサーバ3から回収促進情報が送信される。これに代えて、又は加えて、サーバ3から自発的に回収促進情報がプリンタ1や携帯端末204に送信されてもよい。例えば、再生工場において特定の型番のインクカートリッジ2の回収が不足し、緊急に回収促進が要請される場合に、サーバ3から自発的にその型番に関する回収促進情報がプリンタや携帯端末に送信されてもよい。このように送信された回収促進情報を取得したプリンタ1は、装着中のインクカートリッジ2が回収促進情報に示される型番に該当する場合に回収促進報知を行う。
また、上述の実施形態においては、ディスプレイ30等への回収促進メッセージの表示により回収促進報知が実行される。これに代えて、又は加えて、その他の方法により回収促進報知が実行されてもよい。例えば、スピーカーからの回収促進メッセージの音声出力や、印刷用紙への回収促進メッセージの印字によって回収促進報知が実行されてもよい。
加えて、上述の各実施形態においては、プリンタシステム100、200又は300に対して本発明を適用する場合について説明したが、これには限定されない。本発明は、ヘッドからインクを吐出するインクジェット式のその他の画像形成装置、例えば、複合機やコピー機等又はこれらの画像形成装置を有するシステムに適用されてもよい。また、インクジェット方式でインクを印刷用紙に付着させる代わりに、トナーを印刷用紙に付着させることで画像記録処理を実行するレーザー式の画像形成装置に適用されてもよい。この場合、画像形成装置にはトナーを収容するトナーカートリッジ(本発明の「消耗品」に相当する)が着脱可能に装着される。また、ラベルカートリッジ(本発明の「消耗品」に相当する)に文字や図形を形成するプリンタやインクリボン(本発明の「消耗品」に相当する)からインクを媒体に転写するプリンタに本発明が適用されてもよい。
N 通信ネットワーク
1 プリンタ
2、2Bk、2C、2M、2Y インクカートリッジ
3 サーバ
10 画像形成部
20 カートリッジ装着部
21 着脱センサー
22 残量センサー
30、271、371 ディスプレイ
40、240、340 制御部
61 インク貯留部
62 記憶部
100、200、300 プリンタシステム
204、304 携帯端末

Claims (19)

  1. サーバと通信可能である画像形成装置であって、
    媒体に対して画像を形成する画像形成を行う画像形成部と、
    前記画像形成用の消耗品が着脱可能に装着される装着部と、
    制御部とを備えており、
    前記制御部は、
    前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、
    前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記回収促進情報が、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かを判定するための情報又はその判定結果を示す情報であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、
    前記回収促進情報を前記サーバに要請する要請処理を実行し、
    前記情報取得処理において、前記要請処理に応じて前記サーバから送信された前記回収促進情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、
    前記消耗品が有している記憶部の記憶内容を読み取ると共に、前記記憶内容を読み取った結果に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記制御部は、前記消耗品が回収促進の対象とならないと判定した場合に、前記回収促進報知を行わないことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記消耗品が回収促進の対象とならない旨の内容を有する報知を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、所定の条件に基づいて、前記情報取得処理及び前記回収促進処理を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  8. 複数の前記消耗品が前記装着部に装着可能であり、
    前記所定の条件が、現在時刻が所定の時刻に達していることであり、
    前記回収促進報知が、前記複数の消耗品のそれぞれについて、回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記消耗品の残量を取得する残量取得部をさらに備えており、
    前記所定の条件が、前記残量取得部が取得した前記消耗品の残量と基準値との比較に基づく条件であることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 複数の前記消耗品が前記装着部に装着可能であり、
    前記回収促進報知が、前記複数の消耗品のうち、前記所定の条件を満たす前記消耗品について、回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 媒体に対する画像形成用の消耗品と、互いに通信可能な画像形成装置及びサーバとを備えている消耗品の回収促進システムであって、
    前記サーバは、
    前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記画像形成装置に送信し、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成を行う画像形成部と、
    前記消耗品が着脱可能に装着される装着部と、
    制御部とを備えており、
    前記制御部は、
    前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、
    前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行することを特徴とする消耗品の回収促進システム。
  12. 前記制御部は、
    前記消耗品が有している記憶部の記憶内容を読み取ると共に、前記記憶内容を読み取った結果に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かを判定することを特徴とする請求項11に記載の消耗品の回収促進システム。
  13. 前記画像形成装置は、前記消耗品の残量を取得する残量取得部をさらに備えており、
    前記制御部は、前記残量取得部が取得した前記消耗品の残量と基準値との比較に基づいて、前記情報取得処理及び前記回収促進処理を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項11に記載の消耗品の回収促進システム。
  14. 媒体に対する画像形成用の消耗品と、互いに通信可能な端末装置及び画像形成装置並びにサーバとを備えている消耗品の回収促進システムであって、
    前記サーバは、前記端末装置及び画像形成装置の少なくともいずれかと通信可能であると共に、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記端末装置及び前記画像形成装置の少なくともいずれかに送信し、
    前記画像形成装置は、
    前記画像形成を行う画像形成部と、
    前記消耗品が着脱可能に装着される装着部と、
    制御部とを備えており、
    前記制御部及び前記端末装置は、互いの協働により、
    前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、
    前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを実行することを特徴とする消耗品の回収促進システム。
  15. 前記制御部及び前記端末装置は、互いの協働により又は前者の単独で、
    前記消耗品が有している記憶部の記憶内容を読み取ると共に、前記記憶内容を読み取った結果に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かを判定することを特徴とする請求項14に記載の消耗品の回収促進システム。
  16. 前記画像形成装置は、前記消耗品の残量を取得する残量取得部をさらに備えており、
    前記制御部及び前記端末装置は、互いの協働により又はいずれか単独で、前記残量取得部が取得した前記消耗品の残量と基準値との比較に基づいて、前記情報取得処理及び前記回収促進処理を実行するか否かを判定することを特徴とする請求項14に記載の消耗品の回収促進システム。
  17. サーバが第1の処理を実行すると共に、端末装置及び画像形成装置が互いに協働して第2の処理を実行する方法であって、
    前記端末装置及び前記画像形成装置が互いに通信可能であり、
    前記端末装置及び前記画像形成装置の少なくともいずれか一方が前記サーバと通信可能であり、
    前記画像形成装置は、
    媒体に対して画像を形成する画像形成を行う画像形成部と、
    前記画像形成用の消耗品が着脱可能に装着される装着部と、
    制御部とを備えており、
    前記第1の処理は、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かに関する情報である回収促進情報を前記画像形成装置に送信する処理であり、
    前記第2の処理は、
    前記回収促進情報を前記サーバから取得する情報取得処理と、
    前記回収促進情報に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となる場合にその回収を促進する内容を有する報知である回収促進報知を行う処理を含む回収促進処理とを含んでいることを特徴とする消耗品の回収促進方法。
  18. 前記第2の処理は、
    前記消耗品が有している記憶部の記憶内容を読み取る処理と、前記記憶内容を読み取った結果に基づいて、前記消耗品が回収促進の対象となるか否かを判定する処理とを含んでいることを特徴とする請求項17に記載の消耗品の回収促進方法。
  19. 前記画像形成装置は、前記消耗品の残量を取得する残量取得部をさらに備えており、
    前記第2の処理は、前記残量取得部が取得した前記消耗品の残量と基準値との比較に基づいて、前記情報取得処理及び前記回収促進処理を実行するか否かを判定する処理を含んでいることを特徴とする請求項17に記載の消耗品の回収促進方法。
JP2023073002A 2023-04-27 画像形成装置、消耗品の回収促進システム及び消耗品の回収促進方法 Pending JP2024158112A (ja)

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