JP2024153465A - 電子機器、制御方法およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ユーザの使い勝手を損なうことなく、複数の通信方式による接続を排他的に制御できる技術を実現する。【解決手段】電子機器は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行う設定手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限する。【選択図】図3
Description
本発明は、複数の通信方式による接続を排他的に制御する技術に関する。
デジタルカメラなどの電子機器は、スマートフォンなどの外部装置と接続するための通信機能を有し、複数の通信方式(通信規格)に適合した電子機器も存在する。複数の通信方法に適合する電子機器は、記憶メディアなどのリソースへのアクセス競合を防止するため、同時に複数の通信方式を利用した通信を行わないように排他的に制御される(特許文献1)。また、このような排他的な制御は、通信に利用する電波などの干渉を回避する目的で行われることもある(特許文献2)。
しかしながら、特許文献1のように、一方の通信により記憶メディアにアクセス中に、もう一方の通信を無効にするという排他的な制御では、一方の通信による記憶メディアのアクセスを停止しないと、もう一方の通信ができなくなるため、ユーザの使い勝手が低下する可能性がある。
また、特許文献2では、第1の無線通信から第2の無線通信に接続を切り替える処理を途中で中断させないために、切り替え処理中の十数秒間という限定的な時間内での有線接続を不可としている。このような切り替え処理中に有線接続を行うユースケースは稀でありユーザへの使い勝手の向上に寄与できていない。
本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その目的は、ユーザの使い勝手を損なうことなく、複数の通信方式による接続を排他的に制御できる技術を実現することである。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の電子機器は、第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行う設定手段と、を有し、前記制御手段は、前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限する。
本発明によれば、ユーザの使い勝手を損なうことなく、複数の通信方式による接続を排他的に制御できる。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでするものでない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
なお、本実施形態では、電子機器をデジタルカメラに適用した例を説明するが、これに限らず、通信機能付きのプリンタや録画機器、スマートフォン、タブレットコンピュータ、パーソナルコンピュータなどにも適用できる。
また、本実施形態では、電子機器と通信する外部装置としてモバイル機器に適用した例を説明するが、これに限らず、無線通信機能付きのパーソナルコンピュータなどの情報処理装置やデジタルカメラなどの撮像装置にも適用できる。モバイル機器は、電子機器と通信する通信装置であり、スマートフォン、タブレットコンピュータ、スマートウォッチ、スマートグラスなどのスマートデバイスを含む。
本実施形態では、デジタルカメラとモバイル機器がBluetooth(登録商標)により通信を行い、モバイル機器によりデジタルカメラの無線LAN設定が完了するまでの期間(実施形態1)、または、デジタルカメラの無線LAN設定が完了するまでの期間おおよび/またはデジタルカメラがライブ配信を開始するまでの期間(実施形態2、3)におけるUSB接続を制限する処理を説明する。
<デジタルカメラ100の構成>
まず、図1を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100の構成および機能について説明する。
まず、図1を参照して、本実施形態のデジタルカメラ100の構成および機能について説明する。
制御部101は、デジタルカメラ100の全体を統括して制御する演算処理装置(CPU)であって、後述する不揮発性メモリ103に格納されたプログラムを実行することで、後述する通信処理および制御処理を実現する。なお、制御部101が装置全体を制御する代わりに、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体を制御してもよい。
撮像部102は、ズームレンズやフォーカスレンズを含むレンズ群、絞り機能を備えるシャッターを含む。また、撮像部102は、被写体像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子、撮像素子から出力されるアナログ画像信号をデジタル信号に変換するA/D変換器を有する。撮像部102は、制御部101の制御により、撮像部102に含まれるレンズにより結像された被写体像光を、撮像素子により電気信号に変換し、ノイズ低減処理などを行って、デジタル信号からなる画像データを出力する。
制御部101は、撮像部102により撮像された画像データに対し、画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、制御部101は、画像処理を施した静止画データをJPEG等により圧縮符号化したり、動画データをMPEG2やH.264等の動画圧縮方式でエンコードして画像ファイルを作成し、記録媒体110に記録する。本実施形態のデジタルカメラ100では、画像データはDCF(Design Rule for Camera File system)規格に従って、記録媒体110に記録される。また、制御部101は、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づき制御部101が撮像部102のフォーカスレンズや絞り、シャッターを制御することで、AF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理を行う。
不揮発性メモリ103は、電気的に消去・記録可能なメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ103には、制御部101の動作用の定数、プログラム等が記録される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する制御処理を実行するためのプログラムのことである。
作業用メモリ104は、制御部101の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ103から読み出したプログラム等を展開する作業領域として使用される。また、作業用メモリ104は、撮像部102で撮像された画像データを一時的に保持するバッファメモリや、表示部106の画像表示用メモリとして使用される。
操作部105は、ユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材からなる。操作部105は、例えば、図1(b)および図1(c)に示すように、画像の撮影を行うシャッターボタン105aや撮影画像の再生を行う再生ボタン105b、カメラの各種設定を行うための上下左右のボタンからなる4方向キー105cなどを含む。また、後述する表示部106に一体的に形成されるタッチパネル105dも操作部105に含まれる。
シャッターボタン105aは操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でオンとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1を受けて、制御部101は撮像部102を制御することによりAF(オートフォーカス)処理やAE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。また、シャッターボタン105aの操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でオンとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。制御部101は、第2シャッタースイッチ信号SW2を受けて、撮像部102からの信号読み出しから記録媒体110に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
表示部106は、ライビュー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のための文字表示等を行う。表示部106は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイなどの表示デバイスである。表示部106は、デジタルカメラ100と一体化された構成であっても、デジタルカメラ100に接続された外部装置であってもよい。デジタルカメラ100は、表示部106と接続することができ、表示部106の表示を制御可能であればよい。
記録媒体110は、制御部101により作成された画像ファイルが記録されたり、記録媒体110に既に記録されている画像ファイルが制御部101により読み出される。記録媒体110は、デジタルカメラ100に装着されるメモリカードやハードディスクドライブなどであってもよいし、デジタルカメラ100に内蔵されたフラッシュメモリやハードディスクドライブであってもよい。デジタルカメラ100は少なくとも記録媒体110にアクセス可能であればよい。
本実施形態のデジタルカメラ100は、画像を撮影する撮影モードと、画像を表示部106に表示する再生モードとを有する。再生モードでは、記録媒体110に記録されている画像ファイルが読み出されて表示部106に表示される。なお、記録媒体110に記録されている画像ファイルは、デジタルカメラ100で撮影された画像だけでなく、例えば、記録媒体110が装着された外部装置で撮影された画像であったり、後述する第2の通信部108または第3の通信部109を介して外部装置から受信した画像でもよい。
第1の通信部107は、モバイル機器200などの外部装置と無線で通信するためのアンテナと無線信号を処理するため変復調回路や通信コントローラを含む。第1の通信部107は、変調した無線信号をアンテナから出力し、またアンテナで受信した無線信号を復調することによりIEEE802.15の規格(Bluetooth(登録商標))に従った近距離無線通信を実現する。本実施形態においてBluetooth(登録商標)での通信は、低消費電力であるBluetooth(登録商標) Low Energy(BLE)と、BLE以外のBluetooth Classicとを異なる通信方式として接続や切断を制御することができる。Bluetooth(登録商標)での通信は、無線LANでの通信と比べて通信可能な範囲が狭い(つまり、通信可能な距離が短い)。また、Bluetooth(登録商標)での通信は、無線LANでの通信と比べて通信速度が遅い。その一方で、Bluetooth(登録商標)での通信は、無線LANでの通信と比べて消費電力が少ない。
第2の通信部108は、USB機器などの外部装置と有線または無線で接続するためのインターフェースを含む。USB機器は、例えばメモリやバッテリである。本実施形態のデジタルカメラ100は、第2の通信部108を介して、外部装置とデータの授受を行うことができる。例えば、撮像部102で生成された画像データを、第2の通信部108を介して外部装置に送信することができる。なお、本実施形態では、第2の通信部108は、外部装置とUSB(Universal Serial Bus)の規格に従い、有線で通信するためのインターフェースを含む。本実施形態では、制御部101は、第2の通信部108を制御することで外部装置との有線通信を実現する。なお、通信方式は有線通信に限定されるものではなく、例えば、WirelessUSBなどの無線通信インターフェースであてもよい。
第3の通信部109は、モバイル機器200やアクセスポイントなどの外部装置と無線で通信するためのインターフェースを含む。本実施形態のデジタルカメラ100は、第3の通信部109により、外部装置とデータの授受を行うことができる。例えば、本実施形態のデジタルカメラ100は、第3の通信部109により、モバイル機器200と直接接続されたり、アクセスポイントを介してモバイル機器200と接続され、撮像部102で生成された画像データをモバイル機器200に送信することができる。なお、本実施形態では、第3の通信部109は、IEEE802.11の規格に従い、外部装置と無線LANで通信するためのアンテナおよび通信回路を含む。本実施形態では、制御部101は、第3の通信部109を制御することで、外部装置との無線通信を実現する。なお、第3の通信部109は、無線LANに限らず、4G/LTE、5Gなどの広域ネットワーク(WAN)を介して無線通信を行うインターフェースであってもよい。
なお、第1の通信部107、第2の通信部108および第3の通信部109は必ずしもデジタルカメラ100に内蔵される必要はなく、デジタルカメラ100により制御可能に外付けされた構成であってもよい。
なお、本実施形態のデジタルカメラ100の第3の通信部109は、インフラストラクチャモードにおけるアクセスポイント(AP)として動作するAPモードと、インフラストラクチャモードにおけるクライアント(CL)として動作するCLモードとを含む。第3の通信部109をCLモードで動作させることにより、本実施形態のデジタルカメラ100は、インフラストラクチャモードにおけるCLとして動作することが可能である。デジタルカメラ100がCLとして動作する場合、周辺のAPに接続することで、APが形成するネットワークに参加することが可能である。また、第3の通信部109をAPモードで動作させることにより、本実施形態のデジタルカメラ100は、APの一種ではあるが、より機能が限定された簡易的なAP(以下、簡易AP)として動作することが可能である。デジタルカメラ100が簡易APとして動作する場合、デジタルカメラ100は自らネットワークを形成する。デジタルカメラ100の周辺の機器は、デジタルカメラ100をAPと認識し、デジタルカメラ100が形成したネットワークに参加することが可能となる。また、デジタルカメラ100をAPモードまたはCLモードで動作させるためのプログラムは不揮発性メモリ103に格納されている。
<モバイル機器200のハードウェア構成>
次に、図2を参照して、本実施形態のモバイル機器200のハードウェア構成について説明する。
次に、図2を参照して、本実施形態のモバイル機器200のハードウェア構成について説明する。
本実施形態のモバイル機器200は、制御部201、撮像部202、不揮発性メモリ203、作業用メモリ204、操作部205、表示部206、第1の通信部207、第2の通信部208、記録媒体210を備える。これらの要素の基本的な機能はデジタルカメラ100と同様であり、詳細な説明は省略する。
不揮発性メモリ203には、制御部201が実行する基本的なソフトウェアであるOS(オペレーティングシステム)や、このOSと協働して応用的な機能を実現するアプリケーションが記録されている。また、本実施形態では、不揮発性メモリ203には、デジタルカメラ100と通信するためのカメラアプリケーションが格納されている。
本実施形態のモバイル機器200の処理は、アプリケーションにより提供されるソフトウェアを読み込むことにより実現される。なお、アプリケーションはモバイル機器200にインストールされたOSの基本的な機能(例えばBluetooth(登録商標)の機能、USBの機能、無線LANの機能、他のアプリケーションの呼び出し機能など)を利用するためのソフトウェアを有しているものとする。なお、モバイル機器200のOSが本実施形態における制御処理を実現するためのソフトウェアを有していてもよい。
カメラアプリケーションは、図5で後述するように、デジタルカメラ100に記憶されている画像を一覧表示するカメラ画像一覧機能、デジタルカメラ100を遠隔操作するためのリモートLV(Live View)撮影機能、デジタルカメラ100の設定を確認・変更するためのカメラ設定機能、およびライブ配信を開始するためのライブ配信機能を有する。
第2の通信部208は、デジタルカメラ100やアクセスポイントなどの外部装置と無線で通信するためのアンテナおよび通信回路を含む。本実施形態のモバイル機器200は、第2の通信部208により、外部装置とデータの授受を行うことができる。制御部201は、第2の通信部208を制御することで外部装置との無線通信を実現する。例えば、本実施形態のモバイル機器200は、第2の通信部208により、デジタルカメラ100と直接接続されたり、アクセスポイントを介してデジタルカメラ100と接続され、デジタルカメラ100から画像データを受信することができる。データを通信するためのプロトコルとしては、例えば無線LANを通じたPTP/IP(Picture Transfer Protocol over Internet Protocol)を用いることができる。なお、第2の通信部208は、無線LANに限られるものではなく、例えば、赤外線通信インターフェース、WirelessUSBなどの無線通信インターフェース、USBケーブルやHDMI(登録商標)、IEEE1394などの有線接続インターフェースを用いてもよい。
公衆網接続部209は、4G/LTE、5Gなどの広域ネットワーク(WAN)を介して無線通信を行う場合に用いられるインターフェースである。モバイル機器200は、公衆網接続部209を介して、外部装置と通話をしたり、データ通信をすることができる。通話の場合には、制御部201は不図示のマイクおよびスピーカを介して音声信号の入力と出力を行う。本実施形態では、公衆網接続部209は4G/LTE、5Gに限らず、ローカル5G、WiMAX、ADSL、FTTHといった他の通信方式を用いてもよい。本実施形態では、公衆網接続部209はアンテナであり、制御部201は、アンテナを介して、公衆網に接続することができる。なお、接続部211および公衆網接続部209は、必ずしも独立したハードウェアで構成する必要はなく、例えば1つのアンテナで兼用することも可能である。
<実施形態1の制御処理>
次に、図3、図4、図5および図6を参照して、実施形態1のデジタルカメラ100とモバイル機器200の制御処理について説明する。
次に、図3、図4、図5および図6を参照して、実施形態1のデジタルカメラ100とモバイル機器200の制御処理について説明する。
図3は、実施形態1のデジタルカメラ100とモバイル機器200の動作シーケンスを示している。図4は、実施形態1のデジタルカメラ100のUI画面を例示している。図5は、実施形態1のモバイル機器200のUI画面を例示している。図6は、実施形態1のデジタルカメラ100の制御処理を示すフローチャートである。
なお、図3の処理については、説明の簡略化のため、デジタルカメラ100とモバイル機器200を動作主体として説明するが、実際にはデジタルカメラ100の制御部101とモバイル機器200の制御部201が動作主体となる。詳しくは、図3の処理は、デジタルカメラ100の制御部101が不揮発性メモリ103に格納されているプログラムを実行して各構成要素を制御することにより実現される。また、図3の処理は、モバイル機器200の制御部201が不揮発性メモリ203に格納されているプログラムを実行して各構成要素を制御することにより実現される。後述する図7および図9の処理も同様である。
本実施形態では、デジタルカメラ100とモバイル機器200をアクセスポイントを介して無線LAN接続するために、デジタルカメラ100とモバイル機器200がBluetooth(登録商標)により接続され、AP情報や無線LAN設定の送受信を行う。そして、モバイル機器200がBluetooth(登録商標)で通信を行ってデジタルカメラ100の無線LAN設定を行い、デジタルカメラ100が所望のAPに接続される。モバイル機器200は、デジタルカメラ100が接続したAPのネットワークを介してモバイル機器200と通信可能に接続され、カメラアプリケーションのカメラ画像一覧機能、リモートLV撮影機能およびライブ配信機能が実行可能となる。
図3の処理が開始される初期状態では、デジタルカメラ100は、図4(a)に示す初期画面400aを表示部106に表示し、モバイル機器200は、図5(a)に示す初期画面500aを表示部206に表示する。
S301では、デジタルカメラ100は、第1の通信部107によりモバイル機器200の第1の通信部207とBluetooth(登録商標)の接続を確立する(ペアリング)。
S302では、モバイル機器200は、図5(a)の初期画面500aを表示部206に表示する。ユーザが操作部205により図5(a)の初期画面500aにおいてカメラの無線LAN設定ボタン504を選択すると、モバイル機器200は、図5(b)のカメラの無線LAN設定画面500bを表示部206に表示する。なお、図5(a)の初期画面500aにおいて選択可能な他の機能ボタンとして、カメラ画像一覧ボタン501、リモートLV撮影ボタン502およびリモコンボタン503、カメラの設定ボタン505、およびライブ配信ボタン506がある。カメラ画像一覧ボタン501は、デジタルカメラ100の不揮発性メモリ103に記憶されている画像一覧を表示するための機能ボタンである。リモートLV撮影ボタン502およびリモコンボタン503は、デジタルカメラ100を遠隔操作するための機能ボタンである。カメラの設定ボタン505は、デジタルカメラ100の設定を確認したり、変更したりするための機能ボタンである。ライブ配信ボタン506は、デジタルカメラ100がライブ配信を開始するための機能ボタンである。
S303では、モバイル機器200は、図5(b)のカメラの無線LAN設定画面500bを表示部206に表示する。ユーザが操作部205により図5(b)のカメラの無線LAN設定画面500bにおいてネットワーク検索ボタン511を選択すると、モバイル機器200は、デジタルカメラ100にネットワーク検索要求を送信する(S304)。
S304では、モバイル機器200は、第1の通信部107により、デジタルカメラ100に対してネットワーク検索要求を送信する。デジタルカメラ100は、図4(b)のネットワーク検索中画面400bを表示部106に表示する。
S305では、デジタルカメラ100は、モバイル機器200からネットワーク検索要求を受信したことに応じて、図4(b)のネットワーク検索中画面400bを表示部106に表示し、第2の通信部108によるUSB接続を制限または禁止する処理(以下、制限処理)を行う。
S306では、デジタルカメラ100は、第3の通信部109により、デジタルカメラ100の周囲に存在するAPから送信されるビーコン信号を受信し、ビーコン信号からAP情報を取得するネットワーク検索処理を行う。
S307では、デジタルカメラ100は、第1の通信部107により、モバイル機器200に対して、S306のネットワーク検索処理結果を送信する。
S308では、モバイル機器200は、図5(c)のネットワーク一覧画面500cを表示部206に表示する。図5(c)の例では、モバイル機器200が、S307でデジタルカメラ100から受信したネットワーク検索結果通知に応じてAP情報のSSID521、522、523が表示されている。
S309では、ユーザは操作部205により図5(c)のネットワーク一覧画面500cから所望のSSIDを選択する。ユーザがSSID521を選択すると、モバイル機器200は、図5(d)のパスワード入力画面500dを表示部206に表示する。
S310では、ユーザが操作部205により図5(d)のパスワード入力画面500dのパスワード入力項目531を選択して、パスワードを入力し、OKボタン532で確定すると、モバイル機器200は、図5(e)の無線LAN設定画面500eを表示部206に表示する。
S311では、ユーザが操作部205により図5(e)のカメラに送信ボタン541を選択すると、モバイル機器200は、S310で設定された無線LAN設定をデジタルカメラ100に送信する(S312)。なお、ユーザが操作部205により図5(e)の無線LAN設定画面500eにおいて接続テストボタン542を選択すると、S310で入力したネットワークのパスワードで接続可能であるか否かのテストを行うことができる。
S312では、モバイル機器200は、第1の通信部107により、デジタルカメラ100に対して、無線LAN設定を送信する。無線LAN設定は、SSIDとパスワードなどの無線LAN接続に必要なパラメータである。
S313では、デジタルカメラ100は、モバイル機器200から受信した無線LAN設定を不揮発性メモリ103に記憶する。また、デジタルカメラ100は、図4(c)の無線LAN設定完了画面400cを表示部106に表示する。なお、デジタルカメラ100は、不揮発性メモリ103に記憶した無線LAN設定を用いて第3の通信部109により所望のAPに接続でき、接続されたAPのネットワークを介してモバイル機器200と通信可能に接続される。
S314では、デジタルカメラ100は、第1の通信部107により、モバイル機器200に対して無線LAN設定保存完了通知を送信する。
S315では、デジタルカメラ100は、S305で実施したUSB接続の制限処理を解除する。USB接続の制限処理が解除されると、デジタルカメラ100は、第2の通信部108に接続されたUSB機器との通信が可能となる。
S316では、デジタルカメラ100は図4(a)の初期画面400aを表示部106に表示し、する。
次に、図6を参照して、デジタルカメラ100とモバイル機器200がBluetooth(登録商標)により通信を行い、モバイル機器200によりデジタルカメラ100の無線LAN設定が完了するまでの期間に第2の通信部108によりUSB機器の接続が検出された場合のデジタルカメラ100の制御処理について説明する。
S601では、制御部101は、第1の通信部107によりモバイル機器200の第1の通信部207とBluetooth(登録商標)の接続処理(ペアリング)を行う。
S602では、制御部101は、第1の通信部107とモバイル機器200の第1の通信部207とのBluetooth(登録商標)の接続を確立したか否かを判定する。制御部101は、Bluetooth(登録商標)の接続を確立したと判定した場合は処理をS603に進める。制御部101は、Bluetooth(登録商標)の接続を確立したと判定するまでS601とS602の処理を繰り返し実行する。
S603では、制御部101は、第2の通信部108によりUSB機器の接続が検出されたか否かを判定し、検出されたと判定した場合は処理をS604に進め、検出されたと判定しない場合は処理をS605に進める。
S604では、制御部101は、USB通信とBluetooth(登録商標)通信の電気的干渉を避けるためBluetooth(登録商標)の接続を切断し、USB接続を開始して処理を終了する。
S605では、制御部101は、第1の通信部107により、モバイル機器200からネットワーク検索要求を受信する。
S606では、制御部101は、第2の通信部108によるUSB接続の制限処理を行う。
S607では、制御部101は、第3の通信部109により、デジタルカメラ100の周囲に存在するAPから送信されるビーコン信号を受信し、ビーコン信号からAP情報を取得する(ネットワーク検索処理)。
S608では、制御部101は、第1の通信部107により、モバイル機器200に対してネットワーク検索結果を送信する。
S609では、制御部101は、第1の通信部107により、モバイル機器200からデジタルカメラ100の無線LAN設定を受信したか否かを判定し、受信したと判定した場合は処理をS612に進め、受信したと判定しない場合は処理をS610に進める。無線LAN設定は、SSIDとパスワードなどの無線LAN接続に必要なパラメータである。
S610では、制御部101は、第2の通信部108によりUSB機器の接続が検出されたか否かを判定し、検出されたと判定した場合は処理をS611に進め、検出されたと判定しない場合は処理をS609に戻す。
S611では、制御部101は、第2の通信部108によるUSB接続の制限処理を行い、処理をS609に戻す。USB接続の制限処理では、制御部101は、第2の通信部108によりUSB機器と物理レベルの接続は行うが、論理レベルの接続は不可とするように制御する。物理レベルの接続とは、接続される機器がハードウェアで接続されることである。論理レベルの接続とは、接続される機器がセッションを確立できるように接続されることである。物理レベルの接続が確立されると論理レベルの接続が可能となる。
S612では、制御部101は、第1の通信部107によりモバイル機器200から受信した無線LAN設定を不揮発性メモリ103に記憶する。
S613では、制御部101は、第1の通信部107によりモバイル機器200に、無線LAN設定保存完了通知を送信する。
S614では、制御部101は、S606で行ったUSB接続の制限処理を解除する。
S615では、制御部101は、図4(a)の初期画面400aを表示部106に表示して、処理を終了する。
実施形態1によれば、ユーザの使い勝手を損なうことなく複数の通信方式による接続を排他的に制御できるようになる。詳しくは、デジタルカメラ100とモバイル機器200がBluetooth(登録商標)により通信を行い、モバイル機器200によりデジタルカメラ100の無線LAN設定が完了するまでの期間におけるUSB接続を制限する。これにより、モバイル機器200のユーザがデジタルカメラ100の無線LAN設定を行っている期間にデジタルカメラ100にUSB機器を接続した場合であっても設定中の項目の消失を防ぐことが可能となる。
[実施形態2]
次に、図4、図5、図7および図8を参照して、実施形態2のデジタルカメラ100とモバイル機器200の制御処理について説明する。
次に、図4、図5、図7および図8を参照して、実施形態2のデジタルカメラ100とモバイル機器200の制御処理について説明する。
実施形態2では、デジタルカメラ100が無線LAN設定を完了するまでの期間またはデジタルカメラ100がライブ配信設定を開始してからライブ配信を開始するまでの期間におけるUSB接続を制限する。実施形態2では、デジタルカメラ100が無線LAN設定を完了した後、USB接続の制限処理を解除し、ライブ配信設定を開始してからライブ配信を開始するまでの期間におけるUSB接続を制限する。
図7は、実施形態2のデジタルカメラ100とモバイル機器200の動作シーケンスを示している。図8は、実施形態2のデジタルカメラ100の制御処理を示すフローチャートである。
図7の処理が開始される初期状態では、デジタルカメラ100は、図4(a)に示す初期画面400aを表示部106に表示し、モバイル機器200は、図5(a)に示す初期画面500aを表示部206に表示する。
図7および図8において、実施形態1の図4および図5と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図7のS701~S716は、図3のS301~S316の処理と同様である。
S717では、ユーザがデジタルカメラ100の操作部105のメニューボタン105bを操作すると、デジタルカメラ100は、図4(d)のメニュー画面400dを表示部106に表示する。図4(d)のメニュー画面400dには、無線LAN設定を行うための無線LAN設定ボタン401とライブ配信を開始するためのライブ配信ボタン402が含まれる。ユーザが操作部105により図4(d)のメニュー画面400dのライブ配信ボタン402を選択すると、デジタルカメラ100は、Bluetooth(登録商標)によりモバイル機器200と通信することによりライブ配信処理を開始する。
S718では、デジタルカメラ100は、第2の通信部108によるUSB接続の制限処理を行う。
S719では、デジタルカメラ100は、第1の通信部107により、モバイル機器200に対して、ライブ配信開始要求を送信し、図4(e)のアクセスポイント検索中画面400eを表示部106に表示する。
S720では、ユーザがモバイル機器200の操作部205により図5(a)の初期画面500aのライブ配信ボタン506を操作すると、モバイル機器200は、図5(f)のカメラ操作待ち画面500fを表示部206に表示する。
S721では、デジタルカメラ100の第3の通信部109とモバイル機器200の第3の通信部208とが無線LAN接続を確立し、ライブ配信が開始される。
S722では、デジタルカメラ100の第3の通信部109とモバイル機器200の第3の通信部208の無線LAN接続が切断された場合、デジタルカメラ100はS718で実施したUSB接続の制限処理の解除を行う。
次に、図8を参照して、デジタルカメラ100とモバイル機器200がBluetooth(登録商標)により通信を行い、モバイル機器200によりデジタルカメラ100が無線LAN設定を完了するまでの期間またはデジタルカメラ100がライブ配信設定を開始してからしライブ配信を開始するまでの期間に第2の通信部108によりUSB機器の接続が検出された場合のデジタルカメラ100の制御処理について説明する。
図8のS801~S815の処理は、図6のS601~S615の処理と同様であり、S814~S816の処理中はUSB接続が可能なところが実施形態1と異なる。
S816では、ユーザがデジタルカメラ100の操作部105によりメニューボタン105bを操作すると、制御部101は、図4(d)のメニュー画面400dを表示部106に表示する。そして、ユーザが操作部105により図4(d)のメニュー画面400dのライブ配信ボタン402を選択すると、制御部101は、第1の通信部107により、モバイル機器200に対して、ライブ配信開始要求を送信する。
S817では、制御部101は、第2の通信部108によるUSB接続の制限処理を行う。
S818では、制御部101は、第1の通信部107により、モバイル機器200に対して、ライブ配信開始要求を送信する。
S819では、制御部101は、第3の通信部109によりモバイル機器200の第2の通信部208と無線LAN接続を確立してライブ配信を開始する。
S820では、制御部101は、第3の通信部109によるモバイル機器200の第2の通信部208との無線LAN接続が切断されたか否かを判定し、切断されたと判定した場合は処理をS821に進め、切断されたと判定しない場合は処理をS820に戻す。
S821では、制御部101は、第2の通信部108によるUSB接続の制限処理を解除して、処理を終了する。
実施形態2によれば、ユーザの使い勝手を損なうことなく複数の通信方式による接続を排他的に制御できるようになる。詳しくは、デジタルカメラ100とモバイル機器200がBluetooth(登録商標)により通信を行い、モバイル機器200によりデジタルカメラ100が無線LAN設定を完了するまでの期間とデジタルカメラ100がライブ配信設定を開始してからライブ配信を開始するまでの期間におけるUSB接続を制限する。これにより、モバイル機器200のユーザがデジタルカメラ100の無線LAN設定を行っている期間またはデジタルカメラ100がライブ配信設定を開始してからライブ配信を開始するまでの期間にデジタルカメラ100にUSB機器を接続した場合であっても設定中の項目の消失を防ぎ、ライブ配信を中断せず開始することが可能となる。
[実施形態3]
次に、図4、図5、図9および図10を参照して、実施形態3のデジタルカメラ100とモバイル機器200の制御処理について説明する。
次に、図4、図5、図9および図10を参照して、実施形態3のデジタルカメラ100とモバイル機器200の制御処理について説明する。
実施形態3では、デジタルカメラ100が無線LAN設定を完了するまでの期間に続き、ライブ配信を開始するまでの期間におけるUSB接続を制限する。実施形態3では、デジタルカメラ100が無線LAN設定を完了した後、USB接続の制限処理を解除したまま、ライブ配信設定を開始してからライブ配信を開始するまでの期間におけるUSB接続を制限する。
図9は、実施形態3のデジタルカメラ100とモバイル機器200の動作シーケンスを示している。図10は、実施形態3のデジタルカメラ100の制御処理を示すフローチャートである。
図9の処理が開始される初期状態では、デジタルカメラ100は、図4(a)に示す初期画面400aを表示部106に表示し、モバイル機器200は、図5(a)に示す初期画面500aを表示部206に表示する。
図9および図10において、実施形態1の図4および図5と共通する部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図9のS901~S914、S915、S916~S919の処理は、図7のS701~S714、S717、S719~722の処理と同様である。実施形態3では、S914の処理の後に、実施形態2のようにデジタルカメラ100が図4(a)の初期画面400aを表示しないで、USB接続の制限処理を継続する。
次に、図10を参照して、デジタルカメラ100とモバイル機器200がBluetooth(登録商標)により通信を行い、モバイル機器200によりデジタルカメラ100が無線LAN設定を完了するまでの期間に続き、ライブ配信を開始するまでの期間に第2の通信部108によりUSB機器の接続が検出された場合のデジタルカメラ100の制御処理について説明する。
図10のS1001~S1013、S1014~S1017の処理は、図8のS801~S813、S818~S821と同様である。実施形態3は、S1013の無線LAN設定保存完了通知処理の後に、デジタルカメラ100が図4(a)の初期画面400aを表示しないで、S1014でモバイル機器200に対してBluetooth(登録商標)通信によるライブ配信開始要求を送信する。
実施形態3によれば、ユーザの使い勝手を損なうことなく複数の通信方式による接続を排他的に制御できるようになる。詳しくは、デジタルカメラ100とモバイル機器200がBluetooth(登録商標)により通信を行い、モバイル機器200によりデジタルカメラ100が無線LAN設定を完了するまでの期間に続き、ライブ配信を開始するまでの期間におけるUSB接続を制限する。これにより、ユーザがモバイル機器200によりデジタルカメラ100の無線LAN設定を行っている期間に続き、デジタルカメラ100がライブ配信を開始するまでの期間にデジタルカメラ100にUSB機器を接続した場合であっても設定中の項目の消失を防ぎ、ライブ配信を中断せず開始することが可能となる。
[他の実施形態]
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
本明細書の開示は、以下の電子機器、制御方法およびプログラムを含む。
[構成1]
第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、
前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、
前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行う設定手段と、を有し、
前記制御手段は、前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする電子機器。
[構成2]
前記制御手段は、前記第1の通信手段により外部装置と接続している状態で、前記第2の通信手段により外部装置と接続する場合、前記第1の通信手段による外部装置との接続を切断し、前記第2の通信手段による外部装置との接続を行うように制御することを特徴とする構成1に記載の電子機器。
[構成3]
前記制御手段は、前記第2の通信手段により外部装置と物理レベルの接続は行うが、論理レベルの接続は行わないように制御することを特徴とする構成1または2に記載の電子機器。
[構成4]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了した場合、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とすることを特徴とする構成1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成5]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了するまでの期間または前記設定手段により第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成6]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了し、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とした後、前記設定手段により前記第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成5に記載の電子機器。
[構成7]
前記制御手段は、前記第3の通信手段による外部装置との接続が切断された場合、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とすることを特徴とする構成6に記載の電子機器。
[構成8]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了するまでの期間および前記設定手段により第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成9]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了した後、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限したまま前記設定手段により前記第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成8に記載の電子機器。
[構成10]
前記第1の通信手段と前記第3の通信手段は無線通信手段であり、前記第2の通信手段は有線通信手段であることを特徴とする構成1から9のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成11]
前記第1の通信手段の通信速度は、前記第3の通信手段の通信速度より遅いことを特徴とする構成10に記載の電子機器。
[構成12]
前記第1の通信手段は、前記第3の通信手段よりも消費電力が少ないことを特徴とする構成10に記載の電子機器。
[構成13]
前記第1の通信手段は、前記第3の通信手段より通信可能な範囲が狭いことを特徴とする構成10に記載の電子機器。
[構成14]
前記第1の通信手段は、Bluetooth(登録商標)であり、
前記第2の通信手段は、USB(Universal Serial Bus)であり、
前記第3の通信手段は、無線LANであることを特徴とする構成1から13のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成15]
前記電子機器は、撮像装置であり、
前記所定の外部装置は、モバイル機器であり、
前記第1の設定は、前記撮像装置の無線LANの設定であり、
前記第2の設定は、前記撮像装置のライブ配信の設定であることを特徴とする構成5から9のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成16]
電子機器の制御方法であって、
前記電子機器は、
第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、
前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、を有し、
前記制御方法は、
前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行うステップと、
前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限するステップと、を有することを特徴とする制御方法。
[構成17]
コンピュータを、構成1から15のいずれか1項に記載された電子機器として機能させるためのプログラム。
[構成1]
第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、
前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、
前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行う設定手段と、を有し、
前記制御手段は、前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする電子機器。
[構成2]
前記制御手段は、前記第1の通信手段により外部装置と接続している状態で、前記第2の通信手段により外部装置と接続する場合、前記第1の通信手段による外部装置との接続を切断し、前記第2の通信手段による外部装置との接続を行うように制御することを特徴とする構成1に記載の電子機器。
[構成3]
前記制御手段は、前記第2の通信手段により外部装置と物理レベルの接続は行うが、論理レベルの接続は行わないように制御することを特徴とする構成1または2に記載の電子機器。
[構成4]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了した場合、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とすることを特徴とする構成1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成5]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了するまでの期間または前記設定手段により第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成6]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了し、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とした後、前記設定手段により前記第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成5に記載の電子機器。
[構成7]
前記制御手段は、前記第3の通信手段による外部装置との接続が切断された場合、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とすることを特徴とする構成6に記載の電子機器。
[構成8]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了するまでの期間および前記設定手段により第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成1から3のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成9]
前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了した後、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限したまま前記設定手段により前記第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする構成8に記載の電子機器。
[構成10]
前記第1の通信手段と前記第3の通信手段は無線通信手段であり、前記第2の通信手段は有線通信手段であることを特徴とする構成1から9のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成11]
前記第1の通信手段の通信速度は、前記第3の通信手段の通信速度より遅いことを特徴とする構成10に記載の電子機器。
[構成12]
前記第1の通信手段は、前記第3の通信手段よりも消費電力が少ないことを特徴とする構成10に記載の電子機器。
[構成13]
前記第1の通信手段は、前記第3の通信手段より通信可能な範囲が狭いことを特徴とする構成10に記載の電子機器。
[構成14]
前記第1の通信手段は、Bluetooth(登録商標)であり、
前記第2の通信手段は、USB(Universal Serial Bus)であり、
前記第3の通信手段は、無線LANであることを特徴とする構成1から13のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成15]
前記電子機器は、撮像装置であり、
前記所定の外部装置は、モバイル機器であり、
前記第1の設定は、前記撮像装置の無線LANの設定であり、
前記第2の設定は、前記撮像装置のライブ配信の設定であることを特徴とする構成5から9のいずれか1項に記載の電子機器。
[構成16]
電子機器の制御方法であって、
前記電子機器は、
第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、
前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、を有し、
前記制御方法は、
前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行うステップと、
前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限するステップと、を有することを特徴とする制御方法。
[構成17]
コンピュータを、構成1から15のいずれか1項に記載された電子機器として機能させるためのプログラム。
100…電子機器(デジタルカメラ)、101…制御部、107…第1の通信部、108…第2の通信部、109…第3の通信部、200…外部装置(モバイル機器)、201…制御部、207…第1の通信部、208…第2の通信部
Claims (17)
- 第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、
前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、
前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行う設定手段と、を有し、
前記制御手段は、前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする電子機器。 - 前記制御手段は、前記第1の通信手段により外部装置と接続している状態で、前記第2の通信手段により外部装置と接続する場合、前記第1の通信手段による外部装置との接続を切断し、前記第2の通信手段による外部装置との接続を行うように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記第2の通信手段により外部装置と物理レベルの接続は行うが、論理レベルの接続は行わないように制御することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了した場合、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とすることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了するまでの期間または前記設定手段により第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了し、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とした後、前記設定手段により前記第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする請求項5に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記第3の通信手段による外部装置との接続が切断された場合、前記第2の通信手段による外部装置との接続を可能とすることを特徴とする請求項6に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了するまでの期間および前記設定手段により第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記制御手段は、前記設定手段による前記第1の設定が完了した後、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限したまま前記設定手段により前記第2の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限することを特徴とする請求項8に記載の電子機器。
- 前記第1の通信手段と前記第3の通信手段は無線通信手段であり、前記第2の通信手段は有線通信手段であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- 前記第1の通信手段の通信速度は、前記第3の通信手段の通信速度より遅いことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
- 前記第1の通信手段は、前記第3の通信手段よりも消費電力が少ないことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
- 前記第1の通信手段は、前記第3の通信手段より通信可能な範囲が狭いことを特徴とする請求項10に記載の電子機器。
- 前記第1の通信手段は、Bluetooth(登録商標)であり、
前記第2の通信手段は、USB(Universal Serial Bus)であり、
前記第3の通信手段は、無線LANであることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記電子機器は、撮像装置であり、
前記所定の外部装置は、モバイル機器であり、
前記第1の設定は、前記撮像装置の無線LANの設定であり、
前記第2の設定は、前記撮像装置のライブ配信の設定であることを特徴とする請求項5に記載の電子機器。 - 電子機器の制御方法であって、
前記電子機器は、
第1の通信手段と、第2の通信手段と、第3の通信手段と、
前記第1の通信手段による外部装置との接続と、前記第2の通信手段による外部装置との接続と、前記第3の通信手段による外部装置との接続とを制御する制御手段と、を有し、
前記制御方法は、
前記第1の通信手段により所定の外部装置と通信を行うことにより、前記第3の通信手段による前記所定の外部装置との接続を可能にするための第1の設定を行うステップと、
前記第1の設定が完了するまでの期間における、前記第2の通信手段による外部装置との接続を制限するステップと、を有することを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1から15のいずれか1項に記載された電子機器として機能させるためのプログラム。
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