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JP2024035625A - 画像処理装置、画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法 Download PDF

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JP2024035625A JP2022140210A JP2022140210A JP2024035625A JP 2024035625 A JP2024035625 A JP 2024035625A JP 2022140210 A JP2022140210 A JP 2022140210A JP 2022140210 A JP2022140210 A JP 2022140210A JP 2024035625 A JP2024035625 A JP 2024035625A
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Abstract

Figure 2024035625000001
【課題】 撮像画像における特定領域に対する解析の精度向上と該解析に要する時間を軽減させるための技術を提供すること。
【解決手段】 撮像画像における人体の頭部サイズの分布に基づいて該撮像画像を複数の分割領域に分割する。該撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を該分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求める。該複数の分割領域のうち該包含領域に含まれている第1領域と、該複数の分割領域のうち該包含領域に含まれていない第2領域と、を識別可能に表示させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、画像処理技術に関するものである。
近年、撮像装置で所定の領域を撮影し、該撮影した画像を解析することによって、特定の領域(以降、侵入領域と称する)に侵入する人体を検知する侵入検知システムが提案されている。このような侵入検知システムのユースシーンとして、監視対象物に近づく人物の検知が挙げられる。
侵入検知において、監視対象物や障害物などによって人体に隠れが生じた場合、画像解析に影響を与えるため、正しく侵入を判定できない場合がある。そのため、画像解析によって検出する対象を人体の全身ではなく頭部とし、頭部の検出結果から足元位置を推定することで、人体の身体に隠れが生じたとしても足元位置を基準とした侵入検知が可能である。また、画像全体を解析対象とするのではなく、解析対象を限定することで、解析処理に要する時間を短縮する技術がある。例えば、特許文献1には、検出すべき物体のサイズ情報に基づいて、ユーザが設定した領域を拡大し、その領域に対して検出処理を行う技術が開示されている。
特開2020-135609号公報
侵入検知においても解析対象を限定することで、解析処理に要する時間を短縮することができる。しかしながら、解析処理に要する時間の短縮のために侵入領域を解析対象とする場合、頭部の検出結果から足元位置を推定するため、足元は侵入領域内にあるが頭部が侵入領域外の場合に、侵入の見逃しが発生する。また、特許文献1に開示された技術では、物体のサイズ情報に基づいて解析する領域を拡大するが、拡大のみでは前述した見逃しを回避できない。本発明では、撮像画像における特定領域に対する解析の精度向上と該解析に要する時間を軽減させるための技術を提供する。
本発明の一様態は、撮像画像における人体の頭部サイズの分布に基づいて該撮像画像を複数の分割領域に分割する分割手段と、前記撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求める処理手段と、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれている第1領域と、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれていない第2領域と、を識別可能に表示させる表示制御手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、撮像画像における特定領域に対する解析の精度向上と該解析に要する時間を軽減させることができる。
システムの構成例を示すブロック図。 撮像装置110の構成例を示すブロック図。 撮像装置110の機能構成例を示すブロック図。 サーバ130のハードウェア構成例を示すブロック図。 サーバ130の機能構成例を示すブロック図。 撮像画像の分割例を示す図。 (a)は撮像画像701の一例を示す図、(b)は解析領域を示す図、(c)は撮像画像の表示例を示す図。 サーバ130が行う処理のフローチャート。 サーバ130の機能構成例を示すブロック図。 サーバ130が行う処理のフローチャート。 (a)は撮像画像1101の一例を示す図、(b)は解析領域を示す図、(c)は撮像画像の表示例を示す図。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
[第1の実施形態]
本実施形態では、撮像画像中の特定領域への人体の侵入を検知するためのシステムについて説明する。本実施形態に係るシステムは、図1のブロック図に示す如く、撮像装置110およびサーバ130を含み、撮像装置110とサーバ130とがネットワーク120を介して互いにデータ通信が可能なように構成されている。
先ず、撮像装置110について説明する。撮像装置110は、ネットワークカメラ、カメラ付きのノート型PC、カメラ付きのタブレット端末装置、スマートフォン、などの撮像装置であり、動画像を撮像するもしくは定期的若しくは不定期的に静止画像を撮像する。撮像装置110は動画像を撮像する場合、該動画像における各フレームを撮像画像とし、該撮像画像を処理する、および/または該撮像画像をネットワーク120を介してサーバ130に対して送信する。一方、撮像装置110は定期的若しくは不定期的に静止画像を撮像する場合、該静止画像を撮像画像とし、該撮像画像を処理する、および/または該撮像画像をネットワーク120を介してサーバ130に対して送信する。
本実施形態では、撮像装置110は、各種の演算処理を実行可能な構成を有するものとして説明する。しかしこれに限らず、例えば、該撮像装置110に接続されたPC(パーソナルコンピュータ)等の外部装置に該演算処理を行わせ、該撮像装置110は該演算処理の結果に応じて動作するものとしても良い。また、撮像装置110はズーム機能を有し、且つパンおよびチルトを制御するための雲台を有していてもよい。
次に、サーバ130について説明する。サーバ130は、PC、タブレット端末装置、スマートフォンなどのコンピュータ装置である。
次に、ネットワーク120について説明する。ネットワーク120は、例えばEthernet(登録商標)等の通信規格を満たす複数のルータ、スイッチ、ケーブル等を含んで構成される。本実施形態では、ネットワーク120は、撮像装置110とサーバ130との間の通信を可能にする任意のネットワークであってよく、任意の規模や構成、準拠する通信規格によって構築されうる。例えば、ネットワーク120は、インターネットや有線LAN(Local Area Network)、無線LAN、WAN(Wide Area Network)等でありうる。また、ネットワーク120は、例えば、ONVIF(Open Network Video Interface Forum)規格に準拠した通信プロトコルでの通信が可能なように構成されうる。ただし、これに限られず、ネットワーク120は、例えば、独自の通信プロトコル等の他の通信プロトコルでの通信が可能なように構成されてもよい。
なお、図1では以降の説明を簡単にするために、撮像装置110およびサーバ130の数を1としている。しかし、撮像装置110やサーバ130の数は1に限らず、特定の数に限らない。
次に、撮像装置110の構成例について、図2のブロック図を用いて説明する。以下では、図2の各機能部は何れもハードウェアで実装されているものとするが、例えば、画像処理部202や演算処理部203の一部若しくは全部の機能をソフトウェア(コンピュータプログラム)で実装しても良い。その場合、該ソフトウェアは、撮像装置110の不図示のメモリに格納され、撮像装置110の不図示のコントローラによって実行され、これにより対応する機能部の機能が実現される。
撮像部201は、光を結像するためのレンズ部、該レンズ部により結像された光をアナログ信号に変換する撮像素子、該アナログ信号をディジタル信号(画像信号)に変換するA/D変換部、を有する。レンズ部は、画角を調整するズーム機能や、光量の調整を行う絞り機能などを有する。撮像素子は、光をアナログ信号に変換する際の感度調整を行うゲイン機能を有する。これらの機能は、画像処理部202から通知された設定値に基づいて調整される。
画像処理部202は、画像処理エンジンと、その周辺デバイスなどを含む。周辺デバイスは、例えば、RAM(Random Access Memory)や、各I/F(インタフェース)のドライバ等を含む。画像処理部202では、撮像部201から取得した画像信号に対して、例えば、現像処理、フィルタ処理、センサ補正、ノイズ除去等の画像処理を施して撮像画像を生成する。また、画像処理部202は、レンズ部や撮像素子へ設定値を通知し、適切な露出の撮像画像を取得できるように、露出調整を実行しうる。
演算処理部203は、CPUやMPU等の1つ以上のプロセッサ、RAMやROM等のメモリ、各I/Fのドライバなどを有する。なお、CPUはCentral Processing Unitの、MPUはMicro Processing Unitの、RAMはRandom Access Memoryの、ROMはRead Only Memoryの、頭字語である。演算処理部203は、撮像装置110における各種の動作制御を行う。
配信部204は、ネットワーク配信エンジンと、例えば、RAMやETH PHYモジュールなどの周辺デバイス等を含んで構成される。ETH PHYモジュールは、Ethernetの物理(PHY)レイヤの処理を実行するモジュールである。配信部204は、画像処理部203から取得した撮像画像や、演算処理部203による処理結果を、ネットワーク120へ配信可能な形式に変換し、変換後のデータをネットワーク120へ出力する。
撮像装置110の機能構成例について、図3のブロック図を用いて説明する。以下では、図3の各機能部は何れもハードウェアで実装されているものとするが、例えば、撮像制御部301、信号処理部302、通信部304の一部若しくは全部の機能をソフトウェア(コンピュータプログラム)で実装しても良い。その場合、該ソフトウェアは、記憶部303に格納され、制御部305によって実行され、これにより対応する機能部の機能が実現される。
撮像制御部301は、撮像部201が周囲の環境を撮像するようにする制御を実行する。信号処理部302は、撮像部201から取得した画像信号に対して上記の画像処理を施して撮像画像を生成する。信号処理部302は、例えば、撮像画像を符号化する。信号処理部302は、撮像画像が静止画像であれば、該静止画像に対して、例えば、JPEG(Joint Photographic Experts Group)等の符号化方式を用いて符号化を行う。また、信号処理部302は、撮像画像が動画像の各フレームであれば、該動画像に対して、H.264/MPEG-4 AVC(以下では「H.264」と呼ぶ。)、HEVC(High Efficiency Video Coding)等の符号化方式を用いて符号化を行う。また、信号処理部302は、予め設定された複数の符号化方式の中から、例えば撮像装置110の不図示の操作部を介してユーザにより選択された符号化方式を用いて、撮像画像を符号化してもよい。記憶部303は、一時的にデータを格納するためのメモリである。通信部304は、ネットワーク120を介してサーバ130との間の通信を行う。制御部305は、撮像装置110全体の動作制御を行う。
次に、サーバ130のハードウェア構成例について、図4のブロック図を用いて説明する。
プロセッサ401は、CPU、MPU、GPUなどのプロセッシングユニットであり、RAM402やROM403に格納されたコンピュータプログラムやデータを用いて各種の処理を実行する。これによりプロセッサ401はサーバ130全体の動作制御を行うと共に、サーバ130が行う処理として説明する各種の処理を実行もしくは制御する。
RAM402は、ROM403やHDD(ハードディスクドライブ)404からロードされたコンピュータプログラムやデータを格納するためのエリア、I/F405を介して撮像装置110から受信したデータを格納するためのエリア、を有する。さらにRAM402は、プロセッサ401が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアを有する。このようにRAM402は、各種のエリアを適宜提供することができる。
ROM403には、サーバ130の設定データ、サーバ130の起動に係るコンピュータプログラムやデータ、サーバ130の基本動作に係るコンピュータプログラムやデータ、などが格納されている。
HDD404には、OS(オペレーティングシステム)、サーバ130が行う処理として説明する各種の処理をプロセッサ401に実行もしくは制御させるためのコンピュータプログラムやデータ、などが保存されている。HDD404に保存されているコンピュータプログラムやデータは、プロセッサ401による制御に従って適宜RAM402にロードされ、プロセッサ401による処理対象となる。
I/F405は、ネットワーク120を介して撮像装置110との間のデータ通信を行うための通信インターフェースである。
操作部406は、キーボード、マウス、タッチパネルなどのユーザインターフェースであり、ユーザが操作することで各種の指示をプロセッサ401に対して入力することができる。なお、操作部406はマイクであっても良く、その場合、操作部406はユーザが発した音声を収集し、プロセッサ401が該音声を認識することで対応する指示を受け付けることができる。
表示部407は、液晶画面やタッチパネル画面を有し、プロセッサ401による処理結果を画像や文字などでもって表示することができる。なお、表示部407は、画像や文字を投影するプロジェクタなどの投影装置であっても良い。
プロセッサ401、RAM402、ROM403、HDD404、I/F405、操作部406、表示部407、は何れもシステムバス408に接続されている。なお、図4に示した構成は、サーバ130に適用可能なハードウェア構成の一例に過ぎず、適宜変形/変更が可能である。
サーバ130の機能構成例を図5のブロック図に示す。以下では、図5に示した各機能部はソフトウェア(コンピュータプログラム)で実装されているものとする。このコンピュータプログラムはHDD404に保存されており、プロセッサ401による制御の元、必要に応じてRAM402に読み出される。そしてプロセッサ401がRAM402に読み出されたコンピュータプログラムを実行することで、対応する機能部の機能が実現される。しかし、図5に示した機能部のうち1以上をハードウェアで実装しても良い。
以下では図5の機能部を処理の主体として説明するが、実際には該機能部に対応するコンピュータプログラムをプロセッサ401が実行することで、該機能部に対応する機能が実現される。
次に、撮像装置110による撮像画像において指定されている指定領域に対する人体の侵入を検知するためにサーバ130が行う処理について、図8のフローチャートに従って説明する。
ステップS801では、設定部504は、HDD404に保存されている頭部サイズ分布(頭部サイズ分布の設定値)を取得する。頭部サイズ分布は以下のような処理によって予め生成されてHDD404に保存されている。
画像取得部501は、撮像装置110からネットワーク120を介して送信された撮像画像を取得する。以下では説明を簡単にするために、撮像装置110からは符号化されていない撮像画像が送信されたものとして説明する。
そして分布取得部503は、画像取得部501が取得した撮像画像上の各位置において想定される頭部サイズの分布を頭部サイズ分布として生成する。例えば、ユーザは操作部406を操作して該撮像画像上の様々な位置における頭部サイズを指定する。撮像画像において頭部サイズが指定されていない位置については、分布取得部503は、該位置の近傍にて指定されている頭部サイズから補間により該位置における頭部サイズを推定する。また、撮像画像中の様々な位置に人体の頭部が写っている場合には、分布取得部503は、それぞれの位置における頭部のサイズ(例えば、頭部を包含する矩形のサイズ)を求める。撮像画像において頭部サイズを求めていない位置については、分布取得部503は、該位置の近傍にて求めた頭部サイズから補間により該位置における頭部サイズを推定する。
補間による頭部サイズの推定方法は、例えば、撮像画像上の位置(x,y)における頭部サイズをsとしたとき、sは、x、yおよび未知の1個以上のパラメータによって表せると仮定する。例えば、s=ax+by+cと仮定する。この例では、未知のパラメータは、a、b、cである。分布取得部503は、ユーザが指定した頭部の位置およびサイズの集合、または、顔検出により検出された顔(頭部)の位置およびサイズの集合、を用いて、未知のパラメータを例えば最小二乗法等の統計処理により求めることができる。
このようにして分布取得部503は、撮像画像上の各位置における頭部サイズを表す情報を、頭部サイズ分布として生成する。そして分布取得部503は、このようにして生成した頭部サイズ分布をHDD404に保存する。ステップS801では、設定部504は、このようにして生成されてHDD404に保存された頭部サイズ分布を取得する。
また、取得部505は、人体の頭部サイズから該人体の全身サイズを得るための情報である人体サイズ情報(人体サイズ情報の設定値)をHDD404から取得する。人体の頭部サイズ(垂直方向のサイズ)に規定の垂直倍率を乗じることで、該人体を包含する矩形(人体枠)の垂直サイズを得ることができる。また、人体の頭部サイズ(水平方向のサイズ)に規定の水平倍率を乗じることで、該人体を包含する矩形(人体枠)の水平サイズを得ることができる。取得部505は、この垂直倍率および水平倍率を人体サイズ情報として取得する。人体サイズ情報は、ユーザが操作部406を操作して入力した情報であっても良いし、人体の平均頭部サイズおよび平均身長から撮像装置の角度に基づいて決定しても良く、人体サイズ情報を取得するための方法は特定の方法に限らない。
また、決定部506は、撮像画像において「人体の侵入の検知を行う領域(侵入領域)として指定された指定領域」を規定する設定値をHDD404から取得する。該設定値は、例えば、ユーザが操作部406を操作して撮像画像上で指定した指定領域を規定する設定値であっても良いし、撮像画像から特定物体を検知した領域を規定する設定値であっても良い。
ここで、指定領域は「侵入領域に侵入する人体の足下の位置」を基準にして設定されるケースがあり、このような場合、従来では上記の如く、指定領域への侵入判定を正確に行うことは困難である。これに対し、本実施形態では、人体の頭部領域を考慮した領域を変換領域として求め、該変換領域から検出される頭部領域の人物についてのみ指定領域への侵入判定を行う。これにより、従来よりも高い精度でかつ高速に該侵入判定を行うことができる。
ステップS802では、設定部504は、画像取得部501が撮像装置110から取得した撮像画像を、ステップS801で取得した頭部サイズ分布に基づいて複数の分割領域に分割する(撮像画像に複数の分割領域を設定する)。機械学習モデルでは、入力画像に対する検出対象の割合に対して、検出精度の高い範囲が存在する場合がある。撮像画像を頭部サイズ分布に基づいて複数の分割領域に分割し、該分割領域を頭部検出部502に入力することで、検出精度の高い結果を得ることが期待できる。
撮像画像を複数の分割領域に分割する方法として、例えば、頭部サイズ分布において水平方向(x方向)の頭部サイズの変化が無視できるほど小さいと仮定した時、頭部サイズ分布において垂直方向(y方向)の頭部サイズの変化に基づいて、撮像画像を複数の分割領域に分割する。図6(a)では、撮像画像をy方向に分割した場合の例を示している。図6(a)では、x方向における頭部サイズの変化は無視できるほど小さく、y方向に頭部サイズが3段階に変化している。そこで図6(a)では、最上段の頭部602を包含する分割領域605、中段の頭部603を包含する分割領域606、最下段の頭部604を包含する分割領域607、を設定している。分割領域605において頭部602が占める割合、分割領域606において頭部603が占める割合、分割領域607において頭部604が占める割合、が何れも同じとなるように、分割領域605,606,607のサイズが決定される。そして図6(b)に示す如く、分割領域602、603,604のそれぞれをx方向に並べることで、分割領域602のサイズを有する領域がx方向に並ぶ最上段の領域列、分割領域603のサイズを有する領域がx方向に並ぶ中段の領域列、分割領域604のサイズを有する領域がx方向に並ぶ最下段の領域列、が得られる。このとき、撮像画像外にはみ出てしまう領域は他の領域と重複させて撮像画像内に収まるように設定してもよい。そして、図6(b)に示したそれぞれの領域を分割領域とし、撮像画像601を分割領域に分割する。
ステップS803では、決定部506は、ステップS802で得られた複数の分割領域のうち、頭部を検出する対象となる分割領域を解析領域として特定(決定)する。先ず、決定部506は、撮像画像における指定領域(ステップS801で取得した「指定領域を規定する設定値」によって規定される領域)の枠部に人体が位置した場合に推定される該人体の頭部領域を頭部サイズ分布に基づいて求める。この処理を図7(a)を例にとり説明する。
図7(a)は複数の分割領域に分割されている撮像画像701の一例を示している。決定部506は、指定領域702の枠部の一例である該指定領域702の左上隅の位置P1を足下の位置として人体703が直立した場合における頭部領域707を求める。また、決定部506は、指定領域702の枠部の一例である該指定領域702の左下隅の位置P2を足下の位置として人体706が直立した場合における頭部領域710を求める。また、決定部506は、指定領域702の枠部の一例である該指定領域702の右上隅の位置P3を足下の位置として人体704が直立した場合における頭部領域708を求める。また、決定部506は、指定領域702の枠部の一例である該指定領域702の右下隅の位置P4を足下の位置として人体705が直立した場合における頭部領域709を求める。
より詳しくは、決定部506は、位置Pn(n=1,2,3,4)が属する分割領域Rnを対象分割領域とし、該対象分割領域に対応する頭部サイズSを頭部サイズ分布から取得する。そして決定部506は、頭部サイズSの矩形を、水平方向に「人体サイズ情報が示す水平倍率」だけ拡大し、下方に「人体サイズ情報が示す垂直倍率」だけ拡大(延長)した矩形を、人体枠として求める。そして決定部506は、人体枠の下辺を位置Pnに合わせてから、該人体枠における頭部領域(頭部サイズSの矩形から人体枠を求める為の上記の演算の逆演算により特定可能)を「位置Pnを足下の位置として人体が直立した場合における該人体の頭部領域」として特定する。
なお、人体枠の下辺を位置Pnに合わせた場合に該人体枠が対象分割領域から上方にはみ出ている場合には、決定部506は、対象分割領域よりも1つ上の分割領域を対象分割領域として上記の処理を再度行って新たに人体枠を求める。そして、決定部506は、この新たに求めた人体枠の下辺を位置Pnに合わせてから、該人体枠における頭部領域を「位置Pnを足下の位置として人体が直立した場合における該人体の頭部領域」として特定する。
なお、撮像画像における指定領域の枠部に人体が位置した場合に推定される該人体の頭部領域を頭部サイズ分布に基づいて求める方法には様々な方法があり、上記の方法に限らない。
そして決定部506は、頭部領域707~710を包含する包含領域を変換領域711として求める。例えば、決定部506は、頭部領域707~710を包含するように指定領域702を変換した領域を変換領域711として求める。変換は、たとえば、平行移動、拡大、縮小、回転などの処理の1以上を含む。
そして決定部506は、図7(b)に示す如く、撮像画像701における分割領域のうち変換領域711に含まれる分割領域を解析領域712として決定(特定)する。図7(b)では、分割領域の一部でも変換領域711に含まれていれば該分割領域を解析領域としている。しかし、例えば、変換領域711に含まれている割合が規定割合以上の分割領域を解析領域としても良く、分割領域と変換領域とに基づいて解析領域を特定する方法は特定の方法に限らない。
そして決定部506は、撮像画像におけるそれぞれの分割領域の位置およびサイズを示す情報、該それぞれの分割領域のうち解析領域を示す情報(例えば、それぞれの分割領域の識別情報のうち解析領域の識別情報)、を含む情報を領域設定情報として生成する。
ステップS804では、画像取得部501は、撮像装置110からネットワーク120を介して送信された撮像画像を取得する。そして表示制御部509は、上記の領域設定情報から、該撮像画像におけるそれぞれの分割領域を特定し、さらに上記の領域設定情報から、該特定したそれぞれの分割領域のうち解析領域を特定する。そして表示制御部509は、該撮像画像を表示部407に表示させるのであるが、その際、解析領域と、非解析領域(解析領域以外の分割領域)と、を識別可能に表示する。撮像画像の表示例を図7(c)に示す。
図7(c)は、撮像画像を表示するためのGUI(グラフィカルユーザインターフェース)713の表示例を示す図である。このようなGUIの表示や、ユーザ操作に応じたGUIの表示制御は、表示制御部509によって行われる。
図7(c)では、ステップS804で取得した撮像画像799における解析領域712を非解析領域714とは異なる色で表示している。なお、解析領域と非解析領域とを識別可能に表示するための方法には様々な方法があり、特定の表示方法に限らない。例えば、解析領域の枠を点線で表示し、非解析領域の枠を実線で表示するようにしても良いし、解析領域の枠を塗りつぶして表示し、非解析領域の枠を塗りつぶさずに表示するようにしても良い。分割領域(解析領域712および非解析領域714)の枠の表示の有無はボタン720に対するユーザ操作に応じて切り変えることができる。ユーザが操作部406を操作してボタン720における「ON」を指示すると分割領域の枠は表示され、ユーザが操作部406を操作してボタン720における「OFF」を指示すると分割領域の枠は表示されない。
また、撮像画像799には、変換領域711の枠が表示されている。変換領域711の枠の表示の有無はボタン721に対するユーザ操作に応じて切り変えることができる。ユーザが操作部406を操作してボタン721における「ON」を指示すると変換領域711の枠は表示され、ユーザが操作部406を操作してボタン721における「OFF」を指示すると変換領域711の枠は表示されない。
また、撮像画像799には、指定領域702(ステップS801で取得した「指定領域を規定する設定値」によって規定される領域)の枠を重ねて表示している。また、撮像画像799には、人体715,716,717が含まれている。
なお、図7(c)に示したGUIの構成は一例であり、この構成に限らない。例えば、上記の設定値を設定可能な操作部を設けても良いし、解析領域および非解析領域のそれぞれに係る情報を表示可能な表示部を設けても良い。
ステップS805では、頭部検出部502は、ステップS804で画像取得部501が取得した撮像画像における解析領域(ステップS804で特定した解析領域)から人体の頭部を検出する。本実施形態では、頭部検出部502は、画像から人体の頭部を検出できるように予め学習が行われた機械学習モデルを用いて、画像から人体の頭部を検出する。機械学習モデルによる頭部の検出は、例えば、下記の文献に記載の技術を適用することで実現できる。
J.Redmon,A.Farhadi,”YOLO9000:Better Faster Stronger”,Computer Vision and Pattern Recognition (CVPR) 2016.
頭部検出部502は、解析領域から人体の頭部を検出すると、該頭部を包含する矩形の位置およびサイズを示す情報を頭部検出情報として出力する。例えば、頭部検出部502は、頭部を包含する矩形の左上隅の位置および該矩形の縦横サイズを頭部検出情報として出力しても良いし、該矩形の左上隅の位置および右下隅の位置を頭部検出情報として出力しても良い。
また、機械学習モデルでは、入力するデータのサイズが予め決められている。そのため、入力するデータのサイズが異なる撮像画像が与えられた場合、頭部検出部502は一般的に知られているバイキュービック法等の任意の手法を用いて撮像画像のリサイズや変形処理を行う。
ステップS806では、侵入判定部507は、頭部検出情報が示す位置およびサイズを有する矩形を、水平方向に「人体サイズ情報が示す水平倍率」だけ拡大し、下方に「人体サイズ情報が示す垂直倍率」だけ拡大(延長)した矩形を、人体枠として求める。そして表示制御部509は、侵入判定部507が求めた人体枠を表示する。
図7(c)の例では、人体715,716,717のうち解析領域712に含まれている人体は人体715,716である。よって、ステップS805では、人体715,716のそれぞれの頭部が検出されることになり、ステップS806では、人体715の人体枠718および人体716の検出枠719を求めることになる。よってステップS806では、人体715の人体枠718および人体716の人体枠719が表示される。人体717は解析領域712に含まれていないため、該人体717の頭部は検出されず、よって該人体717の人体枠は求めないので、人体717の人体枠は表示されない。
そして侵入判定部507は、求めた人体枠が指定領域内に侵入したか否か(侵入の有無)を判定する。本実施形態では、侵入判定部507は、人体枠の下辺の一部もしくは全部が指定領域内に入った場合に「侵入した」と判定する。これにより、人体の足元の位置を基準とした侵入判定ができる。なお、侵入判定の方法は、上記の方法に限らず、例えば、人体枠の一部分でも指定領域に入った場合に「侵入した」と判定しても良いし、人体枠の全部が指定領域に入った場合に「侵入した」と判定しても良い。
そしてこのような判定の結果、「侵入した」と判定した場合には、処理はステップS807を介してステップS808に進み、「侵入した」と判定しなかった場合には、処理はステップS807を介してステップS809に進む。
ステップS808では、表示制御部509は、人体が指定領域内に侵入した旨を通知するべく、人体が指定領域内に侵入した旨を示す情報を表示部407に表示させる。例えば、表示制御部509は、人体が指定領域内に侵入した旨を示す文字列を表示させても良い。また、表示制御部509は、下辺の一部が指定領域内に入った人体枠を対象人体枠とし、対象人体枠と、非対象人体枠と、を識別可能に表示させても良い。また、表示制御部509は、対象人体枠に対応する人体の頭部に係る情報(頭部検出部502が該頭部の検出時に推定した性別や年齢などの人体情報)を表示させても良い。
なお、人体が指定領域内に侵入した旨の通知方法は表示に限らず、音声や振動などの方法で通知しても良い。例えば、通信部510は、人体が指定領域内に侵入した旨のメッセージを他の機器に対して送信しても良い。また、通信部510は、人体枠が指定領域内に侵入したと判定された場合には、LEDなどの発光体を点灯/点滅させるようにしても良い。
ステップS809では、制御部512は、図8のフローチャートに従った処理を終了するか否かを判断する。例えば、ユーザが操作部406を操作して処理を終了させるための操作指示を入力した場合には、制御部512は図8のフローチャートに従った処理を終了すると判断する。一方、このような操作指示を入力していない限りは、図8のフローチャートに従った処理を終了すると判断しない。
このような判断の結果、図8のフローチャートに従った処理を終了すると判断した場合には、図8のフローチャートに従った処理は終了する。一方、図8のフローチャートに従った処理を終了すると判断しなかった場合には、処理はステップS810に進む。
ステップS810では、制御部512は、上記の各種の設定値のうち1以上の設定値の更新があったか否かを判断する。例えば、制御部512は、ユーザが操作部406を操作して上記の各種の設定値のうち1以上を更新するための操作を行った場合には「更新有り」と判断し、何れの設定値も更新されていない場合には、「更新無し」と判断する。
このような判断の結果、上記の各種の設定値のうち1以上の設定値の更新があった場合には、処理はステップS801に進む。一方、上記の各種の設定値のうち何れの設定値も更新されていない場合には、処理はステップS804に進む。
このように本実施形態によれば、解析領域に含まれる人物のみについて頭部領域を特定し、該頭部領域に基づいて足下の位置を基準とする侵入判定を行うため、人物の侵入の見逃しを抑制しつつ、侵入の検知に要する時間をより短縮することができる。
<変形例>
第1の実施形態では、解析領域に含まれる人体について指定領域に対する侵入の検知を行うケースについて説明したが、解析領域の用途は指定領域に対する侵入の検知に限らず、様々な解析処理に適用可能である。例えば、解析領域に含まれる頭部の数をカウントすることで指定領域を通過する人体の数をカウントする実施形態も考え得る。また、解析領域に含まれる頭部に係る情報(該頭部の検出時に推定した性別や年齢などの人体情報)を収集することで指定領域を通過する人体に係る情報を収集する実施形態も考え得る。
[第2の実施形態]
以下では、第1の実施形態との差分について説明し、以下で特に触れない限りは、第1の実施形態と同様であるものとする。第1の実施形態では、人体枠の下辺の一部が指定領域に入ったか否かを判定することで、人体の足元を基準とした侵入判定を行った。しかし、覗き込みのような動作による侵入を検知したい場合は、頭部を基準にして解析領域を設定し、頭部の侵入を検知した方が状況に即している。本実施形態では、侵入判定を行う部位および条件に応じた解析領域の設定及び侵入判定について説明する。
本実施形態に係るサーバ130の機能構成例を図9のブロック図に示す。図9において図5に示した機能部と同様の機能部には同じ参照番号を付しており、該機能部に係る説明は省略する。図9に示した構成は、図5に示した構成に取得部901および取得部902を加えた構成となっている。
取得部901は、侵入判定部位の設定値を取得する。侵入判定部位の設定値は、「上辺」、「下辺」のように人体枠の一部を示す値であり、人体枠において侵入判定の対象となる部分を示す値である。なお、侵入判定部位の設定値は「上部」、「下部」のようにそれぞれ「上辺」および「下辺」に対してある程度の幅を持った部分を示す値でも良い。なお、侵入判定部位の設定値の設定方法は特定の設定方法に限らない。
例えば、表示部407に人体枠を表す矩形を表示する。そして、ユーザが操作部406を操作して該矩形の上辺を指定した場合は、侵入判定部位の設定値として「上辺」が設定され、ユーザが操作部406を操作して該矩形の下辺を指定した場合には、侵入判定部位の設定値として「下辺」が設定される。
また例えば、表示部407に人体を表す画像を表示する。そして、ユーザが操作部406を操作して該画像における頭部を指定した場合は、侵入判定部位の設定値として「上辺」が設定され、ユーザが操作部406を操作して該画像における足下を指定した場合には、侵入判定部位の設定値として「下辺」が設定される。
このような設定方法によって設定された侵入判定部位の設定値はHDD404に保存される。そして、取得部901は、HDD404に保存された侵入判定部位の設定値を取得する。
取得部902は、侵入判定条件の設定値を取得する。侵入判定条件の設定値は、侵入判定部位がどの程度指定領域に入った場合に「侵入した」と判定するのかを示す値であり、「侵入した」と判定するために侵入判定部位が満たすべき条件を示す値である。本実施形態では、侵入判定条件は「一部」または「全部」を設定可能である。侵入判定条件として「一部」が設定された場合、侵入判定部507は侵入判定部位の一部でも指定領域に入った場合に「侵入有り」と判定する。一方、侵入判定条件として「全部」が設定された場合、侵入判定部507は侵入判定部位の全てが指定領域に内包された場合に「侵入有り」と判定する。なお、侵入判定条件の設定方法は特定の設定方法に限らない。
例えば、ユーザが操作部406を操作して侵入判定条件を設定しても良いし、侵入検知処理の種類などに応じて対応する侵入判定条件が設定されても良い。また例えば、侵入判定条件は割合で指定されても良い。その場合、侵入判定部507は侵入判定部位において指定領域に入った部分の該侵入判定部位に占める割合が侵入判定条件(割合)を超えた場合に、「侵入有り」と判定する。
次に、撮像装置110による撮像画像における指定領域に対する人体の侵入を検知するためにサーバ130が行う処理について、図10のフローチャートに従って説明する。図10において図8に示した処理ステップと同様の処理ステップには同じステップ番号を付しており、該処理ステップに係る説明は省略する。
ステップS1001では、ステップS801の処理に加えて、取得部901は侵入判定部位の設定値を取得し、取得部902は侵入判定条件の設定値を取得する。ステップS1002では、決定部506は、ステップS802で得られた複数の分割領域のうち、頭部を検出する対象となる分割領域を解析領域として決定する。侵入判定部位の設定値として「下辺」が設定されており、且つ侵入判定条件の設定値として「一部」が設定されている場合には、決定部506は、第1の実施形態と同様にして解析領域を決定する。
侵入判定部位の設定値として「上辺」が設定されており、且つ侵入判定条件の設定として「一部」が設定されている場合には、決定部506は、以下のようにして解析領域を決定する。
先ず、決定部506は、撮像画像における指定領域(ステップS801で取得した「指定領域を規定する設定値」によって規定される領域)の枠部に人体が位置した場合に推定される該人体の頭部領域を頭部サイズ分布に基づいて求める。この処理を図11(a)を例にとり説明する。
図11(a)は分割領域に分割されている撮像画像1101の一例を示している。決定部506は、指定領域1102の枠部の一例である該指定領域1102の左下隅の位置P1を含む分割領域に対応する頭部サイズを頭部サイズ分布から取得する。そして決定部506は、該取得した頭部サイズの矩形を、水平方向に「人体サイズ情報が示す水平倍率」だけ拡大し、下方に「人体サイズ情報が示す垂直倍率」だけ拡大(延長)した矩形を、人体枠として求める。そして決定部506は、位置P1に接する人体枠1111,1112を設定する。人体枠1111の左上隅は位置P1と接しており、人体枠1112の右上隅は位置P1と接している。
同様に決定部506は、指定領域1102の左上隅の位置P2を含む分割領域に対応する頭部サイズを頭部サイズ分布から取得する。そして決定部506は、該取得した頭部サイズの矩形を、水平方向に「人体サイズ情報が示す水平倍率」だけ拡大し、下方に「人体サイズ情報が示す垂直倍率」だけ拡大(延長)した矩形を、人体枠として求める。そして決定部506は、位置P2に接する人体枠1103,1104を設定する。人体枠1104の左上隅は位置P2と接しており、人体枠1103の右上隅は位置P2と接している。
同様に決定部506は、指定領域1102の上隅の位置P3を含む分割領域に対応する頭部サイズを頭部サイズ分布から取得する。そして決定部506は、該取得した頭部サイズの矩形を、水平方向に「人体サイズ情報が示す水平倍率」だけ拡大し、下方に「人体サイズ情報が示す垂直倍率」だけ拡大(延長)した矩形を、人体枠として求める。そして決定部506は、位置P3に接する人体枠1105,1106を設定する。人体枠1106の左上隅は位置P3と接しており、人体枠1105の右上隅は位置P3と接している。
同様に決定部506は、指定領域1102の右上隅の位置P4を含む分割領域に対応する頭部サイズを頭部サイズ分布から取得する。そして決定部506は、該取得した頭部サイズの矩形を、水平方向に「人体サイズ情報が示す水平倍率」だけ拡大し、下方に「人体サイズ情報が示す垂直倍率」だけ拡大(延長)した矩形を、人体枠として求める。そして決定部506は、位置P4に接する人体枠1107,1108を設定する。人体枠1108の左上隅は位置P4と接しており、人体枠1107の右上隅は位置P4と接している。
同様に決定部506は、指定領域1102の右下隅の位置P5を含む分割領域に対応する頭部サイズを頭部サイズ分布から取得する。そして決定部506は、該取得した頭部サイズの矩形を、水平方向に「人体サイズ情報が示す水平倍率」だけ拡大し、下方に「人体サイズ情報が示す垂直倍率」だけ拡大(延長)した矩形を、人体枠として求める。そして決定部506は、位置P5に接する人体枠1109,1110を設定する。人体枠1109の左上隅は位置P5と接しており、人体枠1110の右上隅は位置P5と接している。
そして決定部506は、人体枠1103~1112のそれぞれにおける頭部領域を第1の実施形態と同様にして求め、人体枠1103~1112の頭部領域を包含する包含領域を変換領域1113として求める。例えば、決定部506は、人体枠1103~1112の頭部領域を包含するように指定領域1102を第1の実施形態と同様にして変換処理した領域を変換領域1113として求める。そして決定部506は、図11(b)に示す如く、撮像画像1101における分割領域のうち変換領域1113に含まれる分割領域を解析領域1114として決定(特定)する。
なお、侵入判定部位の設定値として「下辺」が設定されており、侵入判定条件の設定値として「一部」が設定されている場合、決定部506は、次のようにして解析領域を求めても良い。
決定部506は、指定領域1102の各頂点の位置に対応する人体枠を第1の実施形態と同様にして求め、該位置に接する人体枠(一方の人体枠の左下隅は該位置と接しており、他方の人体枠の右下隅は該位置と接している)を設定する。そして決定部506は、第1の実施形態と同様にして、それぞれの人体枠における頭部サイズの矩形を「該人体枠に対応する人体の頭部領域」とする。そして決定部506は、全ての人体枠に対応する頭部領域を包含する包含領域を変換領域として求め、撮像画像における分割領域のうち変換領域に含まれる分割領域を解析領域として決定(特定)する。
なお、侵入判定部位の設定値として「下辺」が設定されており、且つ侵入判定条件の設定値として「全部」が設定されている場合、人体枠の全体が指定領域に含まれるように設定し、以降は第1の実施形態と同様にして解析領域を決定する。図7(a)の例では、人物706の人物枠の下辺が指定領域702の下辺と重なり、且つ該人体枠の全体が該指定領域702に含まれるように該人体枠を設定する。また、人物705の人物枠の下辺が指定領域702の下辺と重なり、且つ該人体枠の全体が該指定領域702に含まれるように該人体枠を設定する。また、人物703の人物枠の上辺が指定領域702の上辺と重なり、且つ該人体枠の全体が該指定領域702に含まれるように該人体枠を設定する。また、人物704の人物枠の上辺が指定領域702の上辺と重なり、且つ該人体枠の全体が該指定領域702に含まれるように該人体枠を設定する。人体枠の設定後は第1の実施形態と同様にして解析領域を決定する。
なお、侵入判定部位の設定値として「上辺」が設定されており、且つ侵入判定条件の設定値として「全部」が設定されている場合、人体枠の全体が指定領域に含まれるように設定し、以降は第1の実施形態と同様にして解析領域を決定する。図11(a)の例では、人物枠1109~1112の下辺が指定領域1113の下辺と重なり、且つ該人体枠1109~1112の全体が該指定領域1113に含まれるように該人体枠を設定する。また、人物枠1103~1108の全体が対応する頂点の近傍に位置し且つ該指定領域1113に含まれるように該人体枠を設定する。人体枠の設定後は第1の実施形態と同様にして解析領域を決定する。
このように本実施形態では、人体を包含する枠において判定の対象となる部分、該判定の条件、に応じた配置で複数の人体が撮像画像における指定領域の枠部に位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を頭部サイズ分布に基づいて取得する。そして、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を変換領域として求め、該変換領域に含まれる分割領域を解析領域として特定する。
本実施形態でもステップS804では、第1の実施形態と同様、表示制御部509は解析領域と非解析領域とを識別可能に表示する。撮像画像の表示例を図11(c)に示す。
図11(c)は、撮像画像を表示するためのGUI1115の表示例を示す図である。このようなGUIの表示や、ユーザ操作に応じたGUIの表示制御は、表示制御部509によって行われる。
図11(c)では、ステップS804で取得した撮像画像1199における解析領域1114を非解析領域1116とは異なる色で表示している。また、撮像画像1199には、変換領域1113の枠が表示されている。また、撮像画像1199には、指定領域1102(ステップS801で取得した「指定領域を規定する設定値」によって規定される領域)の枠を重ねて表示している。また、撮像画像1199には、人体1117,1118が含まれている。
分割領域の枠の表示/非表示は第1の実施形態と同様、ボタン720によって切り替えることができ、変換領域の枠の表示/非表示は第1の実施形態と同様、ボタン721によって切り替えることができる。
図7(c)の例では、人体1117,1118のうち人体1117が解析領域1114に含まれているので、ステップS805では、人体1117の頭部が検出されることになり、ステップS806では、人体1117の人体枠1119を求めることになる。よってステップS806では、人体1117の人体枠1119が表示される。人体1118は解析領域1114に含まれていないため、該人体1118の頭部は検出されず、よって該人体1118の人体枠は求めないので、人体1118の人体枠は表示されない。
さらに侵入判定部位に基づいて、人体枠1119の一部を強調表示しても良い。図11(c)では、侵入判定部位の設定値として「上辺」が設定されているため、人体枠1119の上辺を強調表示している。
ステップS807では、侵入判定部507は上記の如く、侵入判定条件の設定値に基づいて侵入検知を行う。ステップS808では、表示制御部509は、上記の強調表示を行っても良いし、侵入判定部位の設定値および侵入判定条件の設定値を表示部407に表示しても良い。
このように、本実施形態によれば、侵入判定部位と侵入判定条件とを設定することで、それぞれの状況に応じた解析領域の設定及び侵入判定が可能となる。
<変形例>
表示制御部509は、ユーザが操作部406を操作して指定領域を設定すると、上記の処理を行って変換領域を求め、該変換領域の一部が撮像画像からはみ出てしまう場合には、その旨を表示部407に表示するなどしてユーザに通知するようにしても良い。
[第3の実施形態]
第1の実施形態および第2の実施形態では、指定領域に対する人物の侵入検知は画像処理装置130が行うものとして説明したが、これに限らず、例えば、撮像装置110が行っても良い。この場合、画像処理装置130は、指定領域の設定値、領域設定情報、侵入判定部位の設定値、侵入判定条件の設定、などを撮像装置110に対して送信する。撮像装置110は、自身が撮像した撮像画像における解析領域を、画像処理装置130から受信した領域設定情報から判断し、解析領域に含まれる人体について指定領域(画像処理装置130から受信した指定領域の設定値から判断可能)への侵入検出を行う。
また、第1の実施形態や第2の実施形態では、人体枠は矩形であるものとしているが、人体枠の形状は矩形に限らず、人体を包含する楕円であっても良いし、人体の形状に沿った形状であっても良い。この場合、人体枠の「上辺」や「下辺」はそれぞれ「上部(人体枠の上側の領域)」、「下部(人体枠の下側の領域)」と称しても良い。
また、上記の各実施形態や各変形例で使用した数値、処理タイミング、処理順、処理の主体、データ(情報)の取得方法/送信先/送信元/格納場所などは、具体的な説明を行うために一例として挙げたもので、このような一例に限定することを意図したものではない。
また、以上説明した各実施形態や各変形例の一部若しくは全部を適宜組み合わせて使用しても構わない。また、以上説明した各実施形態や各変形例の一部若しくは全部を選択的に使用しても構わない。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本明細書の発明は、以下の画像処理装置、画像処理方法、コンピュータプログラムを含む。
(項目1)
撮像画像における人体の頭部サイズの分布に基づいて該撮像画像を複数の分割領域に分割する分割手段と、
前記撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求める処理手段と、
前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれている第1領域と、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれていない第2領域と、を識別可能に表示させる表示制御手段と
を備えることを特徴とする画像処理装置。
(項目2)
前記処理手段は、前記撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体のそれぞれの枠の下部が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求めることを特徴とする項目1に記載の画像処理装置。
(項目3)
前記処理手段は、人体を包含する枠において判定の対象となる部分、該判定の条件、に応じた配置で複数の人体が前記撮像画像における特定領域の枠部に位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて取得し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求めることを特徴とする項目1に記載の画像処理装置。
(項目4)
前記処理手段は、前記特定領域を変換して前記包含領域を求めることを特徴とする項目1ないし3の何れか1項目に記載の画像処理装置。
(項目5)
前記変換は、平行移動、拡大、縮小、回転の1以上を含むことを特徴とする項目4に記載の画像処理装置。
(項目6)
さらに、
ユーザ操作に応じて撮像画像に対して前記特定領域が設定された場合、該特定領域に対応する前記包含領域を求め、該求めた包含領域の一部が前記撮像画像からはみ出てしまう場合には通知する手段を備えることを特徴とする項目1ないし5の何れか1項目に記載の画像処理装置。
(項目7)
さらに、
前記第1領域から人体の頭部を検出し、該頭部に基づいて前記特定領域に対する解析処理を行う解析処理手段を備えることを特徴とする項目1ないし6の何れか1項目に記載の画像処理装置。
(項目8)
前記解析処理手段は、前記第1領域から人体の頭部を検出し、該頭部に基づいて、該人体の前記特定領域への侵入の有無を判定することを特徴とする項目7に記載の画像処理装置。
(項目9)
更に、
前記侵入があった場合には、前記侵入があった旨を通知する通知手段を備えることを特徴とする項目8に記載の画像処理装置。
(項目10)
画像処理装置が行う画像処理方法であって、
前記画像処理装置の分割手段が、撮像画像における人体の頭部サイズの分布に基づいて該撮像画像を複数の分割領域に分割する分割工程と、
前記画像処理装置の処理手段が、前記撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求める処理工程と、
前記画像処理装置の表示制御手段が、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれている第1領域と、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれていない第2領域と、を識別可能に表示させる表示制御工程と
を備えることを特徴とする画像処理方法。
(項目11)
コンピュータを、項目1ないし9の何れか1項目に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
発明は上記実施形態に制限されるものではなく、発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、発明の範囲を公にするために請求項を添付する。
130:画像処理装置 501:画像取得部 502:頭部検出部 503:分布取得部 504:設定部 505:取得部 506:決定部 507:侵入判定部 509:表示制御部 510:通信部 512:制御部

Claims (11)

  1. 撮像画像における人体の頭部サイズの分布に基づいて該撮像画像を複数の分割領域に分割する分割手段と、
    前記撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求める処理手段と、
    前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれている第1領域と、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれていない第2領域と、を識別可能に表示させる表示制御手段と
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記処理手段は、前記撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体のそれぞれの枠の下部が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記処理手段は、人体を包含する枠において判定の対象となる部分、該判定の条件、に応じた配置で複数の人体が前記撮像画像における特定領域の枠部に位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて取得し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記処理手段は、前記特定領域を変換して前記包含領域を求めることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記変換は、平行移動、拡大、縮小、回転の1以上を含むことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. さらに、
    ユーザ操作に応じて撮像画像に対して前記特定領域が設定された場合、該特定領域に対応する前記包含領域を求め、該求めた包含領域の一部が前記撮像画像からはみ出てしまう場合には通知する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. さらに、
    前記第1領域から人体の頭部を検出し、該頭部に基づいて前記特定領域に対する解析処理を行う解析処理手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記解析処理手段は、前記第1領域から人体の頭部を検出し、該頭部に基づいて、該人体の前記特定領域への侵入の有無を判定することを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 更に、
    前記侵入があった場合には、前記侵入があった旨を通知する通知手段を備えることを特徴とする請求項8に記載の画像処理装置。
  10. 画像処理装置が行う画像処理方法であって、
    前記画像処理装置の分割手段が、撮像画像における人体の頭部サイズの分布に基づいて該撮像画像を複数の分割領域に分割する分割工程と、
    前記画像処理装置の処理手段が、前記撮像画像における特定領域の枠部に複数の人体が位置した場合に推定される該複数の人体のそれぞれの頭部領域を前記分布に基づいて特定し、該複数の人体の頭部領域を包含する包含領域を求める処理工程と、
    前記画像処理装置の表示制御手段が、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれている第1領域と、前記複数の分割領域のうち前記包含領域に含まれていない第2領域と、を識別可能に表示させる表示制御工程と
    を備えることを特徴とする画像処理方法。
  11. コンピュータを、請求項1ないし9の何れか1項に記載の画像処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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