JP2024009920A - 端末デバイスに対する監視を設定するための方法および装置 - Google Patents
端末デバイスに対する監視を設定するための方法および装置 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】端末デバイスに対する監視を設定する方法および装置を提供する。【解決手段】通信システムにおいて、第1の決定モジュールと、第2の決定モジュールと、を含む加入者管理ノードは、1つまたは複数のサーバからもたらされ、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定することと、複数の第1のパラメータに基づいて、複数の第1のパラメータによって示される要件を満たすように、同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定することと、を含む。【選択図】図2
Description
本開示の実施形態は、一般に、通信に関し、より詳細には、端末デバイスに対する監視を設定するための方法および装置に関する。
このセクションは、本開示のより良い理解を容易にし得る態様を紹介する。したがって、このセクションの記述は、この観点から読まれるべきであり、何が従来技術であるか、または何が従来技術でないかに関する自認として理解されるべきではない。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)技術仕様(TS)23.682 V16.2.0に準拠して、「ユーザ機器(UE)到達可能性」および「接続性の喪失」は監視イベントである。特定のパラメータが、各監視イベントに関連付けられ得る。例えば、パラメータ「最大検出時間」は、監視イベント(タイプ)「接続性の喪失」に対して、サービス能力サーバ/アプリケーションサーバ(SCS/AS)によって、サービス能力公開機能(SCEF)にもたらされ得る。パラメータ「最大レイテンシ」および「最大応答時間」は、監視イベント(タイプ)「UE到達可能性」に対して、SCS/ASによってSCEFにもたらされ得る。
この概要は、「発明を実施するための形態」において以下でさらに述べられる、選ばれた概念を簡略化された形で紹介するためにもたらされる。この概要は、特許請求される主題の主要な特徴または本質的な特徴を特定するためのものでも、特許請求される主題の範囲を限定するために用いられるものでもない。
本開示の目的の1つは、端末デバイスに対する監視を設定するための改善された解決策をもたらすことである。
本開示の第1の態様によれば、加入者管理ノードにおける方法がもたらされる。方法は、1つまたは複数のサーバからもたらされ、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定することを含み得る。方法は、複数の第1のパラメータに基づいて、複数の第1のパラメータによって示される要件を満たすように、同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定することをさらに含み得る。
このようにして、1つまたは複数のサーバからの複数の監視設定は、同じ端末デバイス内に共存することが許され得る。
本開示の実施形態において、複数の第1のパラメータは、1つのサーバからの複数の要求に含められ得る。
本開示の実施形態において、第2のパラメータは、周期的追跡エリア更新(pTAU)タイマ、または周期的登録タイマに対する値を示し得る。
本開示の実施形態において、複数の第1のパラメータは、「接続性の喪失」監視イベントに対して用いられる「最大検出時間」パラメータ、「UE到達可能性」監視イベントに対して用いられる「最大レイテンシ」パラメータ、およびネットワークパラメータ設定を通してもたらされる「最大レイテンシ」パラメータのうちの1つまたは複数を備え得る。
本開示の実施形態において、第2のパラメータは、複数の第1のパラメータの値のうちの最も低い値を有するように決定され得る。
本開示の実施形態において、第2のパラメータは、移動体着信サービスのために、同じ端末デバイスがその間に使用可能なアクティブ時間に対する値を示し得る。
本開示の実施形態において、複数の第1のパラメータは、「UE到達可能性」監視イベントに対して用いられる「最大応答時間」パラメータ、およびネットワークパラメータ設定を通してもたらされる「最大応答時間」パラメータのうちの1つまたは複数を備え得る。
本開示の実施形態において、第2のパラメータは、複数の第1のパラメータの値のうちの最も高い値を有するように決定され得る。
本開示の実施形態において、方法は、第2のパラメータの値を、ネットワーク公開ノードを通じて、1つまたは複数のサーバのうちの少なくとも1つにもたらすことをさらに含み得る。
本開示の実施形態において、1つまたは複数のサーバの数は2つ以上とすることができる。第2のパラメータが、2つ以上のサーバの第1のサーバから設定されるように現在要求されている、複数の第1のパラメータの1つに対応すると決定されるときは、第2のパラメータの値は、2つ以上のサーバの残りのサーバにもたらされ得る。第2のパラメータが、第1のサーバから設定されるように現在要求されている、複数の第1のパラメータの1つに対応しないと決定されたときは、第2のパラメータの値は、第1のサーバにもたらされ得る。
本開示の実施形態において、同じ端末デバイスは、端末デバイスのグループのメンバーとすることができる。第2のパラメータの値は、端末デバイスのグループのために用いられ端末デバイスの識別情報を備えるメッセージにおいてもたらされ得る。
本開示の実施形態において、第2のパラメータは、端末デバイスのグループ内の1つまたは複数の追加の端末デバイスのために決定され得る。メッセージは、1つまたは複数の追加の端末デバイスの識別情報をさらに備え得る。
本開示の実施形態において、第2のパラメータの値は、監視応答メッセージ、監視インジケーションメッセージ、T8セット推奨ネットワーク設定応答メッセージ、およびT8セット推奨ネットワーク設定インジケーションメッセージのうちの1つまたは複数においてもたらされ得る。
本開示の実施形態において、加入者管理ノードは、ホーム加入者サーバ(HSS)、または統合データ管理(UDM)とすることができる。
本開示の実施形態において、ネットワーク公開ノードは、サービス能力公開機能(SCEF)、またはネットワーク公開機能(NEF)とすることができる。
本開示の第2の態様によれば、加入者管理ノードにおける方法がもたらされる。方法は、サーバのために以前に設定された監視イベントが取り消される必要があるかどうかを決定することを含み得る。方法は、監視イベントが取り消される必要があると決定したとき、ネットワーク公開ノードに、監視イベントの取り消しを求める要求を送出することをさらに含み得る。要求は、取り消しの理由を含み得る。
このようにして、サーバが、何度も繰り返して監視イベントに加入して無限ループに繋がることが防止され得る。
本開示の実施形態において、取り消しを求める要求は、監視応答メッセージまたは監視インジケーションメッセージとすることができる。
本開示の実施形態において、取り消しの理由は、情報要素内において搬送され得る。
本開示の第3の態様によれば、加入者管理ノードにおける方法がもたらされる。加入者管理ノードは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのメモリとを備え得る。少なくとも1つのメモリは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含むことができ、それによって加入者管理ノードは、1つまたは複数のサーバからもたらされ、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定するように動作可能となり得る。加入者管理ノードは、複数の第1のパラメータに基づいて、複数の第1のパラメータによって示される要件を満たすように、同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定するようにさらに動作可能となり得る。
本開示の実施形態において、加入者管理ノードは、上記第1の態様による方法を行うように動作可能とすることができる。
本開示の第4の態様によれば、加入者管理ノードがもたらされる。加入者管理ノードは、少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのメモリとを備え得る。少なくとも1つのメモリは、少なくとも1つのプロセッサによって実行可能な命令を含み、それによって加入者管理ノードは、サーバのために以前に設定された監視イベントが取り消される必要があるかどうかを決定するように動作可能となり得る。加入者管理ノードは、監視イベントが取り消される必要があると決定したとき、ネットワーク公開ノードに、監視イベントの取り消しを求める要求を送出するようにさらに動作可能となり得る。要求は、取り消しの理由を含み得る。
本開示の実施形態において、加入者管理ノードは、上記第2の態様による方法を行うように動作可能とすることができる。
本開示の第5の態様によれば、コンピュータプログラム製品がもたらされる。コンピュータプログラム製品は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、上記第1および第2の態様のいずれかによる方法を行わせる命令を備え得る。
本開示の第6の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体がもたらされる。コンピュータ可読記憶媒体は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、少なくとも1つのプロセッサに、上記第1および第2の態様のいずれかによる方法を行わせる命令を備え得る。
本開示の第7の態様によれば、加入者管理ノードがもたらされる。加入者管理ノードは、1つまたは複数のサーバからもたらされ、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定するための第1の決定モジュールを備え得る。加入者管理ノードは、複数の第1のパラメータに基づいて、複数の第1のパラメータによって示される要件を満たすように、同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定するための第2の決定モジュールをさらに備え得る。
本開示の第8の態様によれば、加入者管理ノードがもたらされる。加入者管理ノードは、サーバのために以前に設定された監視イベントが取り消される必要があるかどうかを決定するための決定モジュールを備え得る。加入者管理ノードは、監視イベントが取り消される必要があると決定したとき、ネットワーク公開ノードに、監視イベントの取り消しを求める要求を送出するための送出モジュールをさらに備え得る。要求は、取り消しの理由を含み得る。
本開示のこれらおよび他の目的、特徴、および利点は、添付の図面に関連して読まれる、それらの例示的実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
説明の目的のために、開示される実施形態の十分な理解をもたらすように、以下の説明において詳細が記載される。しかし、当業者には、これらの特定の詳細なしに、または均等な構成を用いて、実施形態が実施され得ることが明らかである。
3GPP TS 23.682 V16.2.0に準拠して、加入済み周期的追跡エリア更新(TAU)タイマを決定するために用いられ得る、異なる入力パラメータがある。第1の入力パラメータ(入力1)は、監視イベントタイプ「接続性の喪失」に対する最大検出時間である。第2の入力パラメータ(入力2)は、監視イベントタイプ「UE到達可能性」に対する最大レイテンシである。第3の入力パラメータ(入力3)は、ネットワークパラメータ設定における最大レイテンシである。
3GPP TS 23.682 V16.2.0の5.6.1.1項は、入力1および入力2におけるパラメータを設定するために用いられ得る。入力1に対して、3GPP TS 23.682 V16.2.0の5.6.1.3項は、5.6.1.1項のフローチャートについての特定の説明を示している。具体的には、以下の説明が示される。
4. HSSは、5.6.1.1項のステップ4を実行する。加えて、HSSは最大検出時間がオペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックし、許容できる場合、HSSは、最大検出時間が示されている場合はその値を用いて、加入済み周期的RAU/TAUタイマをセットする。最大検出時間が許容できない場合、HSSはステップ8を実行することによって要求を拒否し、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらす。加入済み周期的RAU/TAUタイマが、同じUEに対する異なるSCEF参照IDによって識別される異なる監視要求によって以前にセットされた場合、オペレータ設定に応じて、HSSは、ステップ8を行って、適切な原因を用いて監視要求を拒否する、または要求を受け入れる。HSSがこの要求を受け入れる場合は、HSSはステップ8においてその監視要求のSCEF参照IDを含めることによって、以前に受け入れられた監視要求を取り消す。
4. HSSは、5.6.1.1項のステップ4を実行する。加えて、HSSは最大検出時間がオペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックし、許容できる場合、HSSは、最大検出時間が示されている場合はその値を用いて、加入済み周期的RAU/TAUタイマをセットする。最大検出時間が許容できない場合、HSSはステップ8を実行することによって要求を拒否し、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらす。加入済み周期的RAU/TAUタイマが、同じUEに対する異なるSCEF参照IDによって識別される異なる監視要求によって以前にセットされた場合、オペレータ設定に応じて、HSSは、ステップ8を行って、適切な原因を用いて監視要求を拒否する、または要求を受け入れる。HSSがこの要求を受け入れる場合は、HSSはステップ8においてその監視要求のSCEF参照IDを含めることによって、以前に受け入れられた監視要求を取り消す。
入力2に対して、3GPP TS 23.682 V16.2.0の5.6.1.4項は、5.6.1.1項のフローチャートについての特定の説明を示している。具体的には、以下の説明が示される。
任意選択で、ダウンリンクデータ転送のために許容できる最大遅延を示す最大レイテンシ。UEがその後に再びネットワークに接続する必要がありそれによって再び到達可能になる最大期間をUEがセットするのに従って、最大レイテンシは、UEに対する周期的TAU/RAUタイマをセットするために用いられる。オペレータによって決定されて、最大レイテンシに対する低い値は、PSMを非アクティブ化し得る。
任意選択で、SCS/ASが、必要なダウンリンクデータを信頼性良く届けることを可能にするように、UEが到達可能のままとなる時間を示す最大応答時間。最大応答時間は、UEに対してアクティブ時間をセットするために用いられる。UEが拡張アイドルモードDRXを用いるとき、最大応答時間は、次のページング機会が生じる前に、どれだけ早くこの監視イベントがSCS/ASに報告されるべきかを決定するために用いられる。
・・・
1. SCS/ASは、監視タイプを「UE到達可能性」にセットし、到達可能性タイプ、および以下の任意選択のパラメータの任意の組み合わせを含める:最大レイテンシ、最大応答時間、推奨ダウンリンクパケット数、および5.6.1.1項のステップ1に従って監視要求をSCEFに送出する前のアイドルステータスインジケーション。
2. SCEFは、5.6.1.1項のステップ2を実行する。加えて、SCEFは、最大レイテンシ(含まれる場合)、最大応答時間(含まれる場合)、および推奨ダウンリンクパケット数(含まれる場合)が、オペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックする。そうでない場合、またはネットワークがアイドルステータスインジケーションをサポートしていない場合、オペレータポリシーに応じて、SCEFは、適切な原因値を用いて5.6.1.1のステップ9を行うことによって要求を拒否する。
・・・
4. HSSは、5.6.1.1項のステップ4を実行する。加えて、HSSは、最大レイテンシがもたらされる場合、最大レイテンシがオペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックし、許容できる場合、HSSは、最大レイテンシが示されている場合はその値を用いて、加入済み周期的RAU/TAUタイマをセットする。要求されたタイマ値が許容できない場合、HSSはステップ8を実行することによって要求を拒否し、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらす。加えて、HSSは、推奨ダウンリンクパケット数が、オペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックする。そうでない場合、HSSは、ステップ8を実行することによって要求を拒否し、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらす。加入済み周期的RAU/TAUタイマが、同じUEに対する異なるSCEF参照IDによって識別される異なる監視要求によって以前にセットされた場合、オペレータ設定に応じて、HSSは、ステップ8を行って、適切な原因を用いて監視要求を拒否する、または要求を受け入れる。HSSがこの要求を受け入れる場合は、HSSはステップ8においてその監視要求のSCEF参照IDを含めることによって、以前に受け入れられた監視要求を取り消す。HSSがアイドルステータスインジケーションをサポートする場合、HSSはステップ5でそれを含める。
任意選択で、ダウンリンクデータ転送のために許容できる最大遅延を示す最大レイテンシ。UEがその後に再びネットワークに接続する必要がありそれによって再び到達可能になる最大期間をUEがセットするのに従って、最大レイテンシは、UEに対する周期的TAU/RAUタイマをセットするために用いられる。オペレータによって決定されて、最大レイテンシに対する低い値は、PSMを非アクティブ化し得る。
任意選択で、SCS/ASが、必要なダウンリンクデータを信頼性良く届けることを可能にするように、UEが到達可能のままとなる時間を示す最大応答時間。最大応答時間は、UEに対してアクティブ時間をセットするために用いられる。UEが拡張アイドルモードDRXを用いるとき、最大応答時間は、次のページング機会が生じる前に、どれだけ早くこの監視イベントがSCS/ASに報告されるべきかを決定するために用いられる。
・・・
1. SCS/ASは、監視タイプを「UE到達可能性」にセットし、到達可能性タイプ、および以下の任意選択のパラメータの任意の組み合わせを含める:最大レイテンシ、最大応答時間、推奨ダウンリンクパケット数、および5.6.1.1項のステップ1に従って監視要求をSCEFに送出する前のアイドルステータスインジケーション。
2. SCEFは、5.6.1.1項のステップ2を実行する。加えて、SCEFは、最大レイテンシ(含まれる場合)、最大応答時間(含まれる場合)、および推奨ダウンリンクパケット数(含まれる場合)が、オペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックする。そうでない場合、またはネットワークがアイドルステータスインジケーションをサポートしていない場合、オペレータポリシーに応じて、SCEFは、適切な原因値を用いて5.6.1.1のステップ9を行うことによって要求を拒否する。
・・・
4. HSSは、5.6.1.1項のステップ4を実行する。加えて、HSSは、最大レイテンシがもたらされる場合、最大レイテンシがオペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックし、許容できる場合、HSSは、最大レイテンシが示されている場合はその値を用いて、加入済み周期的RAU/TAUタイマをセットする。要求されたタイマ値が許容できない場合、HSSはステップ8を実行することによって要求を拒否し、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらす。加えて、HSSは、推奨ダウンリンクパケット数が、オペレータポリシーによって規定された範囲内かどうかをチェックする。そうでない場合、HSSは、ステップ8を実行することによって要求を拒否し、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらす。加入済み周期的RAU/TAUタイマが、同じUEに対する異なるSCEF参照IDによって識別される異なる監視要求によって以前にセットされた場合、オペレータ設定に応じて、HSSは、ステップ8を行って、適切な原因を用いて監視要求を拒否する、または要求を受け入れる。HSSがこの要求を受け入れる場合は、HSSはステップ8においてその監視要求のSCEF参照IDを含めることによって、以前に受け入れられた監視要求を取り消す。HSSがアイドルステータスインジケーションをサポートする場合、HSSはステップ5でそれを含める。
3GPP TS 23.682 V16.2.0の5.18項は、入力3におけるネットワークパラメータを設定するために用いられ得る。具体的には、5.18項に以下の説明が示されている。
3. SCEFは、セット推奨ネットワーク設定要求(外部識別子またはMSISDNまたは外部グループ識別子、SCEF ID、SCEF参照ID、最大レイテンシ(示される場合)、最大応答時間(示される場合)、推奨ダウンリンクパケット数(示される場合)、グループ報告ガード時間、削除のためのSCEF参照ID)メッセージをHSSに送出して、HSS上およびMME/SGSN上のパラメータを設定する。外部グループ識別子が含まれる場合、外部識別子またはMSISDNは無視されるものとする。
4. HSSは、セット推奨ネットワーク設定要求メッセージを、例えば外部識別子またはMSISDNまたは外部グループ識別子の存在に関して、または含まれたパラメータがオペレータにとって許容できる範囲内であるかどうかを調べ、このチェックが不合格である場合、HSSは、ステップ5~9をスキップし、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらすか、または範囲内である異なる値を選択し、フローを進める。HSSが、SCEFによって示されたものとは異なる、ステップ3で示されたパラメータに対する、値を用いることに決定した場合、SCEFはそれについてステップ10で知らされる。加えて、HSSは、最大レイテンシの値が示される場合はそれを用いて、加入済み周期的RAU/TAUタイマをセットする。加入済み周期的RAU/TAUタイマが、監視要求によって以前にセットされた場合、オペレータ設定に応じて、フローはステップ5~9をスキップし、HSSは、不合格条件を示す適切な原因を用いてネットワーク設定要求を拒否し、または要求を受け入れる。HSSがこの要求を受け入れる場合、HSSは以前に受け入れられた監視要求を取り消す。削除のためのSCEF参照IDがもたらされた場合、HSSは、削除のためにSCEF参照IDによって識別されるネットワークパラメータ設定を削除する。
3. SCEFは、セット推奨ネットワーク設定要求(外部識別子またはMSISDNまたは外部グループ識別子、SCEF ID、SCEF参照ID、最大レイテンシ(示される場合)、最大応答時間(示される場合)、推奨ダウンリンクパケット数(示される場合)、グループ報告ガード時間、削除のためのSCEF参照ID)メッセージをHSSに送出して、HSS上およびMME/SGSN上のパラメータを設定する。外部グループ識別子が含まれる場合、外部識別子またはMSISDNは無視されるものとする。
4. HSSは、セット推奨ネットワーク設定要求メッセージを、例えば外部識別子またはMSISDNまたは外部グループ識別子の存在に関して、または含まれたパラメータがオペレータにとって許容できる範囲内であるかどうかを調べ、このチェックが不合格である場合、HSSは、ステップ5~9をスキップし、不合格条件の理由を示す原因値をSCEFにもたらすか、または範囲内である異なる値を選択し、フローを進める。HSSが、SCEFによって示されたものとは異なる、ステップ3で示されたパラメータに対する、値を用いることに決定した場合、SCEFはそれについてステップ10で知らされる。加えて、HSSは、最大レイテンシの値が示される場合はそれを用いて、加入済み周期的RAU/TAUタイマをセットする。加入済み周期的RAU/TAUタイマが、監視要求によって以前にセットされた場合、オペレータ設定に応じて、フローはステップ5~9をスキップし、HSSは、不合格条件を示す適切な原因を用いてネットワーク設定要求を拒否し、または要求を受け入れる。HSSがこの要求を受け入れる場合、HSSは以前に受け入れられた監視要求を取り消す。削除のためのSCEF参照IDがもたらされた場合、HSSは、削除のためにSCEF参照IDによって識別されるネットワークパラメータ設定を削除する。
加入済みアクティブ時間は、以下の2つの入力パラメータを用いて決定される。第1の入力パラメータ(入力1)は、監視イベントタイプ「UE到達可能性」に対する最大応答時間である。第2の入力パラメータ(入力2)は、ネットワークパラメータ設定における最大応答時間である。入力1に対して、どのように最大応答時間が設定されるかについての説明は、上記で、加入済み周期的TAUタイマを決定するための入力2に関して示されている。入力2に対して、どのように最大応答時間が設定されるかについての説明は、上記で、加入済み周期的TAUタイマを決定するための入力3に関して示されている。
加えて、3GPP TS 23.682 V16.2.0のセクション5.6.9に準拠して、HSSは、監視イベントの取り消しをトリガすることができる。具体的には、セクション5.6.9に以下の説明が示されている。
1. 一定の条件により(例えば単一のUE処理に対して、1つのSCS/ASからの、以前にセットされた加入済み周期的RAU/TAUタイマが別のSCS/ASによって上書きされる、またはグループをベースとする処理に対して、前のグループ要求がそれに対して受け入れられた所与の外部グループIDが、もはや有効ではない場合)HSSは、SCEFに向かって、監視応答メッセージまたは監視インジケーションメッセージをトリガし、取り消しを必要とする、以前に受け入れられた監視イベントのSCEF参照IDを含める。
1. 一定の条件により(例えば単一のUE処理に対して、1つのSCS/ASからの、以前にセットされた加入済み周期的RAU/TAUタイマが別のSCS/ASによって上書きされる、またはグループをベースとする処理に対して、前のグループ要求がそれに対して受け入れられた所与の外部グループIDが、もはや有効ではない場合)HSSは、SCEFに向かって、監視応答メッセージまたは監視インジケーションメッセージをトリガし、取り消しを必要とする、以前に受け入れられた監視イベントのSCEF参照IDを含める。
上記に鑑みて、現在の技術仕様には以下の問題がある。第1に、同じイベントタイプの複数の設定、および/または異なるイベントタイプからの複数の設定、および/または複数のネットワークパラメータ設定がHSSにもたらされるとき、どのようにHSSが、どのような値が周期的TAUタイマにセットされるべきかを決定するかが、規定されていない。第2に、同じイベントタイプの複数の設定、および/または異なるイベントタイプからの複数の設定、および/または複数のネットワークパラメータ設定がHSSにもたらされるとき、どのようにHSSが、どのような値がアクティブ時間にセットされるべきかを決定するかが規定されていない。第3に、監視イベントが取り消されるとき、HSSからSCEFへの(および次いでSCS/ASへの)取り消しの理由が無く、したがってSCS/ASは、何度も繰り返してイベントに加入する場合があり、無限ループに繋がる。
本開示は、端末デバイスに対する監視を設定するための改善された解決策を提案する。本明細書の以下で、図1~11を参照して解決策が詳しく述べられる。
本明細書で用いられる、「通信システム」という用語は、第1世代(1G)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、5G通信プロトコル、および/または現在知られているもしくは将来開発されるようになる任意の他のプロトコルなど、任意の適切な通信標準に従うシステムを指す。さらに、通信システム内の端末デバイスとネットワークノードとの間の通信は、非限定的に、1G、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G、5G通信プロトコル、および/または現在知られているもしくは将来開発されるようになる任意の他のプロトコルを含む、任意の適切な世代の通信プロトコルに従って行われ得る。
以下では、異なる通信システムにおいて、異なる用語が、同じもしくは同様なネットワーク機能を、または同じもしくは同様な機能を有するネットワークノードを指し得る。したがって、本明細書で用いられる特定の用語は、本開示を特定の用語に関連する通信システムのみに限定せず、より一般的に他の通信システムに適用され得る。加えて、本明細書で述べられるネットワーク機能またはネットワークノードは、専用ハードウェア上のネットワーク要素として、専用ハードウェア上で実行するソフトウェアインスタンスとして、または適切なプラットフォーム上、例えばクラウドインフラストラクチャ上でインスタンス化された仮想化機能として実施され得る。
図1は、本開示の実施形態が適用可能である例示的通信システムを示す図である。示されるように、通信システムは、ユーザ機器(UE)102、無線アクセスネットワーク(RAN)104、サービング汎用パケット無線サービス(GPRS)サポートノード(SGSN)106、モビリティ管理エンティティ(MME)108、サービングゲートウェイ(SGW)110、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)/パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ(PGW)112、サービス能力公開機能(SCEF)114、サービス能力サーバ(SCS)116、アプリケーションサーバ(AS)118、およびホーム加入者サーバ(HSS)120を備える。上記で述べられた各エンティティの数は、2つ以上とすることができることに留意されたい。
UE102は、無線アクセス通信リンクを通して、RAN104と通信することができる。UEはまた、例えば、端末デバイス、アクセス端末、移動局、モバイルユニット、加入者局などと呼ばれ得る。UEは無線通信ネットワークにアクセスし、それらからサービスを受け取ることができる任意のエンドデバイスを指し得る。例としておよび非限定的に、UEは、ポータブルコンピュータ、デジタルカメラなどの画像捕捉端末デバイス、ゲーミング端末デバイス、音楽ストレージおよび再生機器、移動電話、携帯電話、スマートフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、携帯情報端末(PDA)などを含み得る。
モノのインターネット(IoT)シナリオにおいて、UEは、監視および/または測定を行い、このような監視および/または測定の結果を、別のUEおよび/またはネットワーク機器に送信する、マシンまたは他のデバイスを表し得る。この場合は、UEはマシンツーマシン(M2M)デバイスとすることができ、これは3GPPの関連において、マシンタイプ通信(MTC)デバイスと呼ばれ得る。このようなマシンまたはデバイスの具体的な例は、センサ、電力計などの計量デバイス、工業用機械、自転車、車両、または例えば冷蔵庫、テレビジョン、時計などのパーソナルウェアラブルなどの家庭用もしくはパーソナル機器を含み得る。
RAN104は、例えば、ユニバーサル移動体通信システム(UMTS)地上RAN(UTRAN)、汎欧州デジタル移動電話方式(GSM)GSM進化型高速データレート(EDGE)RAN(GERAN)、および/またはエボルブドユニバーサル地上RAN(E-UTRAN)を含み得る。UTRANおよびGERANはそれぞれ、それらのそれぞれの通信サービスセル内のUEに無線アクセス通信リンクをもたらす無線基地局を通して、通信を制御する無線ネットワークコントローラ(RNC)ノードを含むことができる。E-UTRANは、RNCノード、ならびにUTRANおよびGERANの基地局の、組み合わされた機能をもたらすことができる無線基地局ノード(eNodeBまたはeNB)を含むことができる。
SGSN106は、UMTS内のコアネットワークノードであり、ユーザプレーン機能および制御プレーン機能と有する。SGSN106のユーザプレーン機能は、UE102のユーザデータパケットを、RAN104とGGSN/PGW112との間で転送することができる。SGSN106の制御プレーン機能は、UE102のモビリティ管理、ベアラ管理などを遂行することができる。MME108は、エボルブドパケットシステム(EPS)内のコアネットワークノードであり、UE102のモビリティ管理、ベアラ管理などを遂行することができる。SGW110は、EPSのコアネットワーク内のパケット転送ノードである。SGW110は、UE102のユーザデータパケットを、RAN104とGGSN/PGW112との間で転送することができる。
GGSNは、UMTS内のコアネットワークノードである。PGWは、EPS内のコアネットワークノードである。GGSN/PGW112は、GGSNもしくはPGWのいずれかまたは両方を意味する。GGSN/PGW112は、コアネットワーク内のユーザプレーンパケット転送ノードであり、UE102のユーザデータパケットを転送することができる。GGSN/PGW112は、外部PDNへのゲートウェイとしてサーブすることができ、UE102に外部PDNへの接続性をもたらす。
SCEF114は、オープンモバイルアライアンス(OMA)、GSMアライアンス(GSMA)、および場合によっては他の標準化団体によって規定される、ホモジニアスなネットワークアプリケーションプログラミングインターフェース(API)を通して、サービスおよび能力へのアクセスをもたらすことによって、3GPPネットワークによってもたらされるサービスおよび能力を安全に公開することができる。SCS116は、オープンサービスアクセス(OSA)標準インターフェースを、アプリケーションによるアクセスを可能にし、アプリケーション開発者のためにネットワークプロトコルの抽象化をもたらすことができる。アプリケーションとネットワークとの間のゲートウェイとして、SCS120は、OSAインターフェースからネットワークプロトコルへの、またはその逆のマッピングを達成することができる。AS118は、ユーザのためにアプリケーションおよび関連付けられたサービスをインストールする、動作させる、およびホストするように設計されたサーバのタイプとすることができる。HSS120は、3GPP公衆陸上移動体ネットワーク(PLMN)のコアネットワーク内の制御プレーンノードであり、UE102の加入者情報を管理することができる。
図1に示されるように、通信システムは、さらにモバイルスイッチングセンタ(MSC)122、ショートメッセージサービス(SMS)-サービスセンタ(SC)/ゲートウェイモバイルスイッチングセンタ(GMSC)/インターワーキングMSC(IWMSC)124、ショートメッセージエンティティ(SME)126、IPショートメッセージ(SM)-ゲートウェイ(GW)128、マシンタイプ通信(MTC)-インターワーキング機能(IWF)130、データ課金機能(CDF)/ゲートウェイ課金機能(CGF)132、およびMTC-認証、認可、およびアカウンティング(AAA)134をさらに含み得る。SCEF114およびHSS120は、通信システムにおける構成要素の単なる例示的な例であり、同様な機能を有する構成要素によって置き換えられ得ることが留意されるべきである。例えば、5Gコア(5GC)において、SCEFはネットワーク公開機能(NEF)によって置き換えられることができ、HSSは統合データ管理(UDM)によって置き換えられ得る。
図2は、本開示の実施形態による加入者管理ノードにおいて実施される方法を示すフローチャートである。加入者管理ノードは、HSS、UDM、または同様な機能を有する任意の他のエンティティとすることができる。ブロック202で、加入者管理ノードは、1つまたは複数のサーバからもたらされ、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定する。例えば、サーバはSCSまたはASとすることができる。複数の第1のパラメータは、監視イベント設定および/またはネットワークパラメータ設定を通してもたらされ得る。監視イベント設定の場合は、複数の第1のパラメータのうちの任意の2つが、同じ監視イベントタイプに対して用いられ、異なるサーバからもたらされることができ、または異なる監視イベントタイプに対して用いられ、同じサーバもしくは異なるサーバからもたらされ得る。これは、複数の第1のパラメータは、複数のサーバから、または1つのサーバからもたらされ得ることを意味する。
第1のタイプとして、第1のパラメータは、「接続性の喪失」監視イベントに対して用いられる「最大検出時間」パラメータとすることができる。第2のタイプとして、第1のパラメータは、「UE到達可能性」監視イベントに対して用いられる「最大レイテンシ」パラメータとすることができる。第3のタイプとして、第1のパラメータは、ネットワークパラメータ設定を通してもたらされる「最大レイテンシ」パラメータとすることができる。第4のタイプとして、第1のパラメータは、「UE到達可能性」監視イベントに対して用いられる「最大応答時間」パラメータとすることができる。第5のタイプとして、第1のパラメータは、ネットワークパラメータ設定を通してもたらされる「最大応答時間」パラメータとすることができる。ブロック302は、サーバから設定要求(例えば監視要求、セット推奨ネットワーク設定要求)の中で第1のパラメータを受信したことに応答して行われ得る。決定された複数の第1のパラメータは、現在受信されたこの第1のパラメータと、以前に受信された他の関連する第1のパラメータとを含み得る。
ブロック204で、加入者管理ノードは、複数の第1のパラメータに基づいて、複数の第1のパラメータによって示される要件を満たすように、同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定する。このようにして、1つまたは複数のサーバからの複数の監視設定は、同じ端末デバイス内に共存することが許され得る。例として、第2のパラメータは、周期的TAU(pTAU)タイマ(または周期的登録タイマ)に対する値を示し得る。この場合は、上記の第1から第3のタイプの1つまたは複数に属する複数の第1のパラメータが、第2のパラメータを決定するために用いられ得る。例示的な例として、第2のパラメータは、複数の第1のパラメータの値のうちの最も低い値を有するように決定され得る。例えば図3に示されるように、上記の第1から第3のタイプのそれぞれに対して、複数のサーバからもたらされる対応する第1のパラメータが存在し得る。これら複数の入力パラメータが、加入済みpTAUタイマを選択するのに用いられるとき、異なる入力パラメータから最も低い値が、pTAUタイマをセットするために用いられる。
別の例として、第2のパラメータは、同じ端末デバイスが、移動体着信サービスのために使用可能となるアクティブ時間に対する値を示し得る。この場合は、上記の第4および第5のタイプの1つまたは複数に属する複数の第1のパラメータが、第2のパラメータを決定するために用いられ得る。例示的な例として、第2のパラメータは、複数の第1のパラメータの値のうちの最も高い値を有するように決定され得る。例えば、図4に示されるように、上記の第4および第5のタイプのそれぞれに対して、複数のサーバからもたらされる対応する第1のパラメータが存在し得る。これら複数の入力パラメータが、加入済みアクティブ時間を選択するのに用いられるとき、異なる入力パラメータから最も高い値が、アクティブ時間をセットするために用いられる。
任意選択で、ブロック206で、加入者管理ノードは、第2のパラメータの値を、ネットワーク公開ノードを通じて、1つまたは複数のサーバの少なくとも1つにもたらす。ネットワーク公開ノードは、SCEF、NEF、または同様な機能を有する任意の他のエンティティとすることができる。第2のパラメータの値は、監視イベント設定手順、および/またはネットワークパラメータ設定手順においてもたらされ得る。例示的な例として、第2のパラメータの値は、監視応答メッセージ、監視インジケーションメッセージ、T8セット推奨ネットワーク設定応答メッセージ、およびT8セット推奨ネットワーク設定インジケーションメッセージの1つまたは複数においてもたらされ得る。
1つまたは複数のサーバの数が1つである場合は、2つの異なる第1のパラメータが存在することが可能であり、その一方は第1の監視イベントタイプに対してサーバによって現在もたらされ、他方は第2の監視イベントタイプに対して同じサーバによって以前にもたらされる。第2のパラメータが、現在もたらされる第1のパラメータに対応すると決定された場合、第2のパラメータの値は、第2の監視イベントタイプに対して責任を有するサーバ上のアプリケーションにもたらされ得る。一方、第2のパラメータが、現在もたらされる第1のパラメータに対応しないと決定された場合、第2のパラメータの値は、第1の監視イベントタイプに対して責任を有するサーバ上のアプリケーションにもたらされ得る。
同様に、1つまたは複数のサーバの数が2つ以上の場合は、第2のパラメータが、2つ以上のサーバの第1のサーバから設定されるように現在要求されている、複数の第1のパラメータの1つに対応すると決定される場合、第2のパラメータの値は、2つ以上のサーバの残りのサーバにもたらされ得る。一方、第2のパラメータが、第1のサーバから設定されるように現在要求されている、複数の第1のパラメータの1つに対応しないと決定された場合、第2のパラメータの値は、第1のサーバにもたらされ得る。
任意選択で、同じ端末デバイスは、端末デバイスのグループのメンバーとすることができる。この場合は、加入者管理ノードは、第2のパラメータがまた、グループの他のメンバーに対して決定されているかどうかを決定し得る。第2のパラメータが、グループの他のメンバーにいずれかに対して決定されていない場合、第2のパラメータの値は、端末デバイスのグループのために用いられ端末デバイスの識別情報(例えばMSISDNまたは外部識別子)を備えるメッセージにおいてもたらされ得る。MSISDNという用語は、移動体加入者国際総合サービスデジタル通信網(ISDN)番号を指す。一方、第2のパラメータが、グループ内の1つまたは複数の追加の端末デバイスのために決定されている場合、メッセージは、1つまたは複数の追加の端末デバイスの識別情報をさらに備え得る。
図5は、本開示の実施形態が適用可能である例示的プロセスを示すフローチャートである。図5は、TS 23.682の図5.6.1.1-1であり、その関連する記述は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。示されるように、このプロセスは、4つのエンティティ、すなわちMME/SGSN、HSS、SCEF、およびSCS/ASが関わる。この実施形態において、HSSが、pTAUタイマまたはアクティブ時間に、いくつかのSCS/ASからの要求された値とは異なる値にセットするように決定したとき、HSSは、3GPPネットワーク内で何の値が適用されるかをSCEFに通知することができ、SCEFは次いでSCS/ASに通知する。したがって、TS 23.682に対する提案される更新は次の通りとすることができる。
ステップ4aおよび4bで、監視応答は、適用される値を含み得る。
その後に、HSSは、加入済みpTAUタイマまたは加入済みアクティブ時間を再計算し、HSSはSCEFに、次いでSCS/ASに、別個の監視インジケーションメッセージにおいて、3GPPネットワークにおいて適用される値を通知する。通知メッセージは、UE識別情報の1つまたは複数を含み得る。
ステップ4aおよび4bで、監視応答は、適用される値を含み得る。
その後に、HSSは、加入済みpTAUタイマまたは加入済みアクティブ時間を再計算し、HSSはSCEFに、次いでSCS/ASに、別個の監視インジケーションメッセージにおいて、3GPPネットワークにおいて適用される値を通知する。通知メッセージは、UE識別情報の1つまたは複数を含み得る。
図6は、本開示の実施形態が適用可能である別の例示的プロセスを示すフローチャートである。図6は、TS 23.682の図5.18-1であり、その関連する記述は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。この実施形態において、HSSが、pTAUタイマまたはアクティブ時間に、いくつかのSCS/ASからの要求された値とは異なる値にセットするように決定したとき、HSSは、3GPPネットワーク内で何の値が適用されるかをSCEFに通知することができ、SCEFは次いでSCS/ASに通知する。したがって、TS 23.682に対する提案される更新は次の通りとすることができる。
ステップ5および6で、T8セット推奨ネットワーク設定応答は、適用される値を含み得る。
その後に、HSSは、加入済みpTAUタイマまたは加入済みアクティブ時間を再計算し、HSSはSCEFに、次いでSCS/ASに、別個のT8セット推奨ネットワーク設定インジケーションメッセージにおいて、3GPPネットワークにおいて適用される値を通知する。通知メッセージは、UE識別情報の1つまたは複数を含み得る。
ステップ5および6で、T8セット推奨ネットワーク設定応答は、適用される値を含み得る。
その後に、HSSは、加入済みpTAUタイマまたは加入済みアクティブ時間を再計算し、HSSはSCEFに、次いでSCS/ASに、別個のT8セット推奨ネットワーク設定インジケーションメッセージにおいて、3GPPネットワークにおいて適用される値を通知する。通知メッセージは、UE識別情報の1つまたは複数を含み得る。
図7は、本開示の別の実施形態による加入者管理ノードにおいて実施される方法を示すフローチャートである。ブロック702で、加入者管理ノードは、サーバのために以前に設定された監視イベントが取り消される必要があるかどうかを決定する。ブロック702で監視イベントは取り消される必要があると決定された場合、加入者管理ノードは、ブロック704で、監視イベントの取り消しを求める要求を、ネットワーク公開ノードに送出する。要求は、取り消しの理由(例えば不適合な設定)を含む。このようにして、サーバが、何度も繰り返して監視イベントに加入して無限ループに繋がることが防止され得る。例示的な例として、取り消しを求める要求は、監視応答メッセージまたは監視インジケーションメッセージとすることができる。取り消しの理由は、情報要素内において搬送され得る。図に連続して示される2つのブロックは、実際は、実質的に並行して実行されることができ、またはブロックは時には、関わる機能に応じて逆の順序で実行され得ることが留意されるべきである。
図8は、本開示の実施形態が適用可能である別の例示的プロセスを示すフローチャートである。図8は、TS 23.682の図6.5.9-1であり、その関連する記述は、その全体が参照により本明細書に組み込まれている。この実施形態において、監視イベントが取り消されるようになるとき、取り消しの理由が、HSSからSCEFに(および次いでSCS/ASに)もたらされる。したがってTS 23.682の図6.5.9-1についての更新される記述は、以下のように示されることができ、更新は下線が引かれている。
5.6.9 ネットワークによって開始される明示的監視イベント削除手順
手順は、以前に設定された監視イベントを削除するために、SCEFによってSCS/ASに向かって用いられる。
0. 5.6.1項または5.6.6項に従った監視イベント設定手順は、すでに成功裏に実行されている。
1. 一定の条件により(例えば単一のUE処理に対して、1つのSCS/ASからの、以前にセットされた加入済み周期的RAU/TAUタイマが別のSCS/ASによって上書きされる、またはグループをベースとする処理に対して、前のグループ要求がそれに対して受け入れられた所与の外部グループIDが、もはや有効ではない場合)HSSは、SCEFに向かって、監視応答メッセージまたは監視インジケーションメッセージをトリガし、取り消しを必要とする、以前に受け入れられた監視イベントのSCEF参照IDを含み、HSSはまた取り消しの理由を含み得る。
1b. HSSはまた、適用可能であれば、例えばHSS内の外部グループIDの削除において、MME/SGSN内の以前に設定された監視イベントを削除する。
2. ステップ1aに含まれる取り消しのためのSCEF参照ID、またはステップ1bでのローカルコンテキストルックアップに基づいて、SCEFは、取り消しを必要とする設定された監視イベントのTLTRIを決定する。
3. SCEFは、監視イベント取り消し要求(TLTRI、原因)メッセージを、T8宛先アドレスに送出する。原因値は、以前に設定された監視イベントの取り消しの理由を示す。
4. SCS/ASは、監視イベント取り消し応答(原因)メッセージをSCEFに送出する。SCS/ASは、ステップ3で受信されたTLTRIに関連付けられたT8コンテキストを削除する。原因は、手順の結果を示す。
5. SCEFは、ステップ3で送出された、TLTRIに関連付けられた、T8コンテキストおよびSCEF EPSベアラコンテキストを削除する。
5.6.9 ネットワークによって開始される明示的監視イベント削除手順
手順は、以前に設定された監視イベントを削除するために、SCEFによってSCS/ASに向かって用いられる。
0. 5.6.1項または5.6.6項に従った監視イベント設定手順は、すでに成功裏に実行されている。
1. 一定の条件により(例えば単一のUE処理に対して、1つのSCS/ASからの、以前にセットされた加入済み周期的RAU/TAUタイマが別のSCS/ASによって上書きされる、またはグループをベースとする処理に対して、前のグループ要求がそれに対して受け入れられた所与の外部グループIDが、もはや有効ではない場合)HSSは、SCEFに向かって、監視応答メッセージまたは監視インジケーションメッセージをトリガし、取り消しを必要とする、以前に受け入れられた監視イベントのSCEF参照IDを含み、HSSはまた取り消しの理由を含み得る。
1b. HSSはまた、適用可能であれば、例えばHSS内の外部グループIDの削除において、MME/SGSN内の以前に設定された監視イベントを削除する。
2. ステップ1aに含まれる取り消しのためのSCEF参照ID、またはステップ1bでのローカルコンテキストルックアップに基づいて、SCEFは、取り消しを必要とする設定された監視イベントのTLTRIを決定する。
3. SCEFは、監視イベント取り消し要求(TLTRI、原因)メッセージを、T8宛先アドレスに送出する。原因値は、以前に設定された監視イベントの取り消しの理由を示す。
4. SCS/ASは、監視イベント取り消し応答(原因)メッセージをSCEFに送出する。SCS/ASは、ステップ3で受信されたTLTRIに関連付けられたT8コンテキストを削除する。原因は、手順の結果を示す。
5. SCEFは、ステップ3で送出された、TLTRIに関連付けられた、T8コンテキストおよびSCEF EPSベアラコンテキストを削除する。
図9は、本開示のいくつかの実施形態の実施における使用に適した装置を示すブロック図である。例えば、上述の加入者管理ノードは、装置900を通して実施され得る。示されるように、装置900は、プロセッサ910と、プログラムを記憶するメモリ920と、任意選択で、有線および/または無線通信を通して他の外部デバイスとデータを通信するための通信インターフェース930とを含み得る。
プログラムは、プロセッサ910によって実行されたとき、上記で論じられたように、装置900が本開示の実施形態に従って動作することを可能にする、プログラム命令を含む。すなわち、本開示の実施形態は、プロセッサ910によって実行可能なコンピュータソフトウェアによって、またはハードウェアによって、またはソフトウェアとハードウェアの組み合わせによって、少なくとも部分的に実施され得る。
メモリ920は、ローカルな技術的環境に適した任意のタイプのものとすることができ、半導体ベースのメモリデバイス、フラッシュメモリ、磁気メモリデバイスおよびシステム、光メモリデバイスおよびシステム、固定メモリおよびリムーバブルメモリなど、任意の適切なデータ記憶技術を用いて実施され得る。プロセッサ910は、ローカルな技術的環境に適した任意のタイプのものとすることができ、非限定的な例として、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、およびマルチコアプロセッサアーキテクチャに基づくプロセッサの1つまたは複数を含み得る。
図10は、本開示の実施形態による加入者管理ノードを示すブロック図である。示されるように、加入者管理ノード1000は、第1の決定モジュール1002と、第2の決定モジュール1004とを備える。第1の決定モジュール1002は、1つまたは複数のサーバからもたらされ、ブロック202に関して上記で述べられたように、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定するように設定され得る。第2の決定モジュール1004は、複数の第1のパラメータに基づいて、ブロック204に関して上記で述べられたように、複数の第1のパラメータによって示される要件を満たすように、同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定するように設定され得る。
図11は、本開示の別の実施形態による加入者管理ノードを示すブロック図である。示されるように、加入者管理ノード1100は、決定モジュール1102と、送出モジュール1104とを備える。決定モジュール1102は、ブロック702に関して上記で述べられたように、サーバのために以前に設定された監視イベントが取り消される必要があるかどうかを決定するように設定され得る。送出モジュール1104は、ブロック704に関して上記で述べられたように、監視イベントが取り消される必要があると決定したときに、監視イベントの取り消しを求める要求を、ネットワーク公開ノードに送出するように設定され得る。要求は、取り消しの理由を含む。上述のモジュールは、ハードウェア、またはソフトウェア、または両方の組み合わせによって実施され得る。
一般に、様々な例示的実施形態は、ハードウェアもしくは専用回路、ソフトウェア、ロジック、またはそれらの任意の組み合わせで実施され得る。例えばいくつかの態様は、ハードウェアにおいて実施されることができ、一方、他の態様は、コントローラ、マイクロプロセッサ、または他のコンピューティングデバイスによって実行され得る、ファームウェアもしくはソフトウェアにおいて実施され得るが、本開示はそれらに限定されない。本開示の例示的実施形態の様々な態様は、ブロック図、フローチャートとして、またはいくつかの他の絵画的表現を用いて示されおよび述べられ得るが、本明細書で述べられるこれらのブロック、装置、システム、技法または方法は、非限定的な例として、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、専用回路もしくはロジック、汎用ハードウェアもしくはコントローラもしくは他のコンピューティングデバイス、またはそれらの何らかの組み合わせにおいて実施され得ることが良く理解される。
したがって、本開示の例示的実施形態の少なくともいくつかの態様は、集積回路チップおよびモジュールなど、様々な構成要素において実施され得ることが理解されるべきである。したがって、本開示の例示的実施形態は、集積回路として具現化された装置において実現されることができ、集積回路は、本開示の例示的実施形態に従って動作するように設定可能な、データプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、ベースバンド回路および無線周波数回路の、少なくとも1つまたは複数を具現化するための回路(および場合によってはファームウェア)を備え得ることが理解されるべきである。
本開示の例示的実施形態の少なくともいくつかの態様は、1つまたは複数のコンピュータまたは他のデバイスによって実行される、1つまたは複数のプログラムモジュールなどの、コンピュータ実行可能命令において具現化され得ることが理解されるべきである。一般に、プログラムモジュールは、コンピュータまたは他のデバイス内のプロセッサによって実行されたとき特定のタスクを行う、または特定の抽象データタイプを実施する、ルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造体などを含む。コンピュータ実行可能命令は、ハードディスク、光ディスク、リムーバブル記憶媒体、固体メモリ、RAMなどの、コンピュータ可読媒体に記憶され得る。当業者には理解されるように、プログラムモジュールの機能は、様々な実施形態において所望のように組み合わされまたは分散され得る。加えて、機能は、集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)などの、ファームウェアまたはハードウェアの均等物において、全体的にまたは部分的に具現化され得る。
「1つの実施形態」、「実施形態」などへの本開示での言及は、述べられる実施形態が特定の機能、構造、または特徴を含み得ることを示すが、すべての実施形態が特定の機能、構造、または特徴を含む必要はない。さらに、このような語句は、必ずしも同じ実施形態を指さない。さらに、特定の機能、構造、または特徴が実施形態に関連して述べられるとき、明示的に述べられるか否かに関わらず、他の実施形態に関連してこのような機能、構造、または特徴を実施することは、当業者の知識内であると考えられる。
「第1の」、「第2の」などの用語は、本明細書では様々な要素を述べるために用いられ得るが、これらの要素はこれらの用語によって限定されるべきでないことが理解されるべきである。これらの用語は、単に1つの要素を別の要素と区別するために用いられる。例えば、本開示の範囲から逸脱せずに、第1の要素は第2の要素と呼ばれてもよく、同様に、第2の要素は第1の要素と呼ばれてもよい。本明細書で用いられる、「および/または」という用語は、関連付けられた列挙された用語の1つまたは複数のあらゆる組み合わせを含む。
本明細書で用いられる専門用語は、特定の実施形態を述べるためのみであり、本開示を限定するものではない。本明細書で用いられる単数形「a」、「an」、および「the」は、文脈が異なる解釈を明らかに示す場合を除き、複数形も含むものである。本明細書で用いられる用語「備える(comprises、comprising)」、「有する(has、having)」、「含む(includes)」および/または「含む(including)」は、述べられる機能、要素、および/または構成要素の存在を明記するが、1つまたは複数の他の機能、要素、構成要素、および/またはそれらの組み合わせの存在または追加を除外するものでないことがさらに理解されるであろう。本明細書で用いられる用語「接続する(connect、connects、connecting)」および/または「接続される(connected)」は、2つの要素の間の直接および/または間接的接続を含む。
本開示は、本明細書で開示される任意の新規な機能または機能の組み合わせを明示的に、またはそれらの任意の一般化を含む。本開示の上記の例示的実施形態に対する様々な変形形態および適合形態は、添付の図面と併せ読まれたとき、上記の説明に鑑みて、当業者には明らかになり得る。しかしあらゆる変形形態は、本開示の非限定的および例示的実施形態の範囲内に依然として包含されることになる。
Claims (23)
- 加入者管理ノードにおける方法であって、
1つまたは複数のサーバからもたらされ、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定すること(202)と、
前記複数の第1のパラメータに基づいて、前記複数の第1のパラメータによって示される前記要件を満たすように、前記同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定すること(204)と
を含む、方法。 - 前記複数の第1のパラメータは、1つのサーバからの複数の要求に含められる、請求項1に記載の方法。
- 前記第2のパラメータは、周期的追跡エリア更新(pTAU)タイマ、または周期的登録タイマに対する値を示す、請求項1または2に記載の方法。
- 前記複数の第1のパラメータは、
「接続性の喪失」監視イベントに対して用いられる「最大検出時間」パラメータ、
「UE到達可能性」監視イベントに対して用いられる「最大レイテンシ」パラメータ、および
ネットワークパラメータ設定を通してもたらされる「最大レイテンシ」パラメータ
のうちの1つまたは複数を備える、請求項3に記載の方法。 - 前記第2のパラメータは、前記複数の第1のパラメータの値のうちの最も低い値を有するように決定される、請求項3または4に記載の方法。
- 前記第2のパラメータは、移動体着信サービスのために、前記同じ端末デバイスが使用可能なアクティブ時間に対する値を示す、請求項1または2に記載の方法。
- 前記複数の第1のパラメータは、
「UE到達可能性」監視イベントに対して用いられる「最大応答時間」パラメータ、および
ネットワークパラメータ設定を通してもたらされる「最大応答時間」パラメータ
のうちの1つまたは複数を備える、請求項6に記載の方法。 - 前記第2のパラメータは、前記複数の第1のパラメータの値のうちの最も高い値を有するように決定される、請求項6または7に記載の方法。
- 前記第2のパラメータの値を、ネットワーク公開ノードを通じて、前記1つまたは複数のサーバのうちの少なくとも1つにもたらすこと(206)
をさらに含む、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。 - 前記1つまたは複数のサーバの数は、2つ以上であり、
前記第2のパラメータが、前記2つ以上のサーバのうちの第1のサーバから設定されるように現在要求されている、前記複数の第1のパラメータのうちの1つに対応すると決定されるときは、前記第2のパラメータの前記値は、前記2つ以上のサーバの残りのサーバにもたらされ、
前記第2のパラメータが、前記第1のサーバから設定されるように現在要求されている、前記複数の第1のパラメータのうちの1つに対応しないと決定されたときは、前記第2のパラメータの前記値は、前記第1のサーバにもたらされる、
請求項9に記載の方法。 - 前記同じ端末デバイスは、端末デバイスのグループのメンバーであり、
前記第2のパラメータの前記値は、端末デバイスの前記グループのために用いられ、前記端末デバイスの識別情報を備えるメッセージにおいてもたらされる、
請求項9または10に記載の方法。 - 前記第2のパラメータは、端末デバイスの前記グループ内の1つまたは複数の追加の端末デバイスのために決定され、
前記メッセージは、前記1つまたは複数の追加の端末デバイスの識別情報をさらに備える、
請求項11に記載の方法。 - 前記第2のパラメータの前記値は、
監視応答メッセージ、監視インジケーションメッセージ、T8セット推奨ネットワーク設定応答メッセージ、およびT8セット推奨ネットワーク設定インジケーションメッセージ
のうちの1つまたは複数においてもたらされる、請求項9から12のいずれか一項に記載の方法。 - 前記加入者管理ノードは、ホーム加入者サーバ(HSS)、または統合データ管理(UDM)である、請求項1から13のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ネットワーク公開ノードは、サービス能力公開機能(SCEF)、またはネットワーク公開機能(NEF)である、請求項9から13のいずれか一項に記載の方法。
- 加入者管理ノードにおける方法であって、
サーバのために以前に設定された監視イベントが取り消される必要があるかどうかを決定すること(702)と、
前記監視イベントが取り消される必要があると決定したとき、ネットワーク公開ノードに、前記監視イベントの取り消しを求める要求を送出すること(704)であって、前記要求は、前記取り消しの理由を含む、前記監視イベントの取り消しを求める要求を送出することと
を含む、方法。 - 取り消しを求める前記要求は、監視応答メッセージまたは監視インジケーションメッセージである、請求項16に記載の方法。
- 取り消しの前記理由は、情報要素内において搬送される、請求項16または17に記載の方法。
- 加入者管理ノード(900)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(910)と、
少なくとも1つのメモリ(920)とを備え、前記少なくとも1つのメモリ(920)は、前記少なくとも1つのプロセッサ(910)によって実行可能な命令を含み、それによって前記加入者管理ノード(900)は、
1つまたは複数のサーバからもたらされ、同じ端末デバイスを監視するための要件を示す、複数の第1のパラメータを決定することと、
前記複数の第1のパラメータに基づいて、前記複数の第1のパラメータによって示される前記要件を満たすように、前記同じ端末デバイスに適用されることになる第2のパラメータを決定することと
を行うように動作可能である、加入者管理ノード(900)。 - 前記加入者管理ノード(900)は、請求項2から15のいずれか一項に記載の方法を行うように動作可能である、請求項19に記載の加入者管理ノード(900)。
- 加入者管理ノード(900)であって、
少なくとも1つのプロセッサ(910)と、
少なくとも1つのメモリ(920)とを備え、前記少なくとも1つのメモリ(920)は、前記少なくとも1つのプロセッサ(910)によって実行可能な命令を含み、それによって前記加入者管理ノード(900)は、
サーバのために以前に設定された監視イベントが取り消される必要があるかどうかを決定することと、
前記監視イベントが取り消される必要があると決定したとき、ネットワーク公開ノードに、前記監視イベントの取り消しを求める要求を送出することであって、前記要求は、前記取り消しの理由を含む、前記監視イベントの取り消しを求める要求を送出することと
を行うように動作可能である、加入者管理ノード(900)。 - 前記加入者管理ノード(900)は、請求項17または18に記載の方法を行うように動作可能である、請求項20に記載の加入者管理ノード(900)。
- 少なくとも1つのプロセッサによって実行されたとき、前記少なくとも1つのプロセッサに、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法を行わせる命令を備えるコンピュータ可読記憶媒体。
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