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JP2024000896A - 洗濯機 - Google Patents

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JP2024000896A
JP2024000896A JP2022099874A JP2022099874A JP2024000896A JP 2024000896 A JP2024000896 A JP 2024000896A JP 2022099874 A JP2022099874 A JP 2022099874A JP 2022099874 A JP2022099874 A JP 2022099874A JP 2024000896 A JP2024000896 A JP 2024000896A
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徹 小立
Toru Kodachi
拓海 坂本
Takumi Sakamoto
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Abstract

【課題】タンクから洗濯槽への液剤の供給の安定性が向上した洗濯機を提供する。【解決手段】本開示に係る洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に供給する液剤を収容するタンクと、タンクに収容される液剤を洗濯槽に供給する液剤投入装置と、タンク内に配置され、タンクの内部空間を第1空間および第1空間の下方の第2空間に仕切るフィルタ部材と、タンク内に配置され、フィルタ部材に設けられた開口を介して第2空間に連通する吸込口と、第1空間を構成するタンクの壁部に設けられた開口を介して液剤投入装置に接続される吐出口と、を有する吸入管部と、を備える。【選択図】図5B

Description

本開示は、洗濯機に関する。
例えば、特許文献1には、洗濯槽と、洗濯槽に供給される液剤を収容するタンクとを有する洗濯機が開示されている。
特許文献1に記載された洗濯機において、タンクには、メッシュ部を有するフィルタ部材が収容される。メッシュ部は、タンクから液剤が吐出される吐出口の上方に配置される。
国際公開第2019/039141号
本開示の目的は、液剤を洗濯槽に安定的に供給できる洗濯機を提供することにある。
本開示の一態様の洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に供給する液剤を収容するタンクと、タンクに収容される液剤を洗濯槽に供給する液剤投入装置と、タンク内に配置され、タンクの内部空間を第1空間および第1空間の下方の第2空間に仕切るフィルタ部材と、タンク内に配置され、フィルタ部材に設けられた開口を介して第2空間に連通する吸込口と、第1空間を構成するタンクの壁部に設けられた開口を介して液剤投入装置に接続される吐出口と、を有する吸入管部と、を備える。
本開示によれば、液剤を洗濯槽に安定的に供給できる洗濯機を提供できる。
本開示に係る実施形態1の洗濯機の斜視図 本開示に係る実施形態1の洗濯機の斜視図 洗濯剤供給ユニットの斜視図 タンクの斜視図 タンクの斜視図 タンクの内部構造を示す上面図 タンクの内部構造を示す断面図 タンクの内部構造を示す断面図 フィルタ部材の配置を示すタンクの一部の断面図 フィルタ部材の斜視図 フィルタ部材の斜視図 メッシュ把持リブの拡大図 フィルタ部材とタンクの背面との間の隙間の拡大図 タンクの模式図 タンクの模式図 タンクの模式図 タンクの模式図 タンクの模式図 タンクの模式図 タンクの模式図
(本開示の基礎となった知見等)
発明者らが本開示に想到するに至った当時、液剤を自動投入する液剤投入装置および異物を濾過するフィルタを備える洗濯機が知られていた。
本願発明の発明者らは、液剤タンクの内部空間を区切るようにフィルタを設けた洗濯機において液剤を自動投入する場合、高粘度の液剤を濾過すると、又は、フィルタの目が細かいと、フィルタを通過する際に液体が受ける抵抗が大きくなり、洗濯槽への液剤の投入量が既定の投入量よりも少なくなる虞があるという課題を発見した。また、本願発明の発明者らは、特にメッシュ部がタンクにおいて上方に配置されている場合に、メッシュ部の下流側に空気が流入しやすく、既定の投入量よりも液剤の投入量が少なくなりやすいという課題を発見した。
これらの課題を解決するために、本願発明の発明者らは、本開示の主題を構成するに至った。
以下、図面を参照しながら実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明、または、実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図していない。
(実施形態)
本開示の実施形態に係る洗濯機について説明する。
[全体構成]
図1A及び図1Bは、本開示に係る実施の形態1の洗濯機51を示す斜視図である。図1A及び図1Bに示すように、洗濯機51は、筐体2と、水槽3と、洗濯槽4と、洗濯剤供給ユニット55と、制御部Cとを備える。
<筐体>
筐体2は、洗濯機51の外観を形成する部材である。筐体2の上面には、開口20と、開口20を覆う開閉自在な扉21とが設けられている。
<水槽>
水槽3は、筐体2の内部に設けられ、洗濯水を溜めるように一端が閉じた大略円筒状の部材である。水槽3を外槽と称してもよい。
<洗濯槽>
洗濯槽4は、水槽3の内側において回転可能に設けられ、衣類等の洗濯物を収容する大略円筒状の部材である。洗濯槽4には水槽3に連通する多数の貫通孔(図示せず)が形成される。貫通孔は、水槽3と洗濯槽4との間で洗濯水及び洗濯剤の移動を可能にする。洗濯槽4をドラムまたは内槽と称してもよい。図1Aにおいて、洗濯槽4は内蓋41に覆われており、図1Bにおいて、洗濯槽4は開放されている。
<洗濯剤供給ユニット>
洗濯剤供給ユニット55は、洗濯槽4に液剤、粉末洗剤、及び固形剤等の洗濯処理剤を供給するユニットである。洗濯処理剤を供給することとは、洗濯槽4に向かって下方に排出することを意味する。液剤とは、衣類等の洗濯物を洗浄するために用いられる液剤である。液剤は、洗剤、柔軟剤、中性洗剤を含んでもよい。
図1Aに示すように、洗濯剤供給ユニット55は、手動投入ユニット56と自動投入ユニット7とを備える。
<制御部>
制御部Cは、洗濯機51の運転を制御する部材である。制御部Cは、例えば、プログラムを記憶したメモリ(図示せず)と、CPUなどのプロセッサに対応する処理回路(図示せず)とを備え、プロセッサがプログラムを実行することでこれらの要素として機能してもよい。図1A及び図1Bは、制御部Cが筐体2の前面に配置される例を示すが、これに限定されず、例えば、制御部Cは筐体2の背面に配置されてもよい。
続いて、洗濯剤供給ユニット55の構成について説明する。図2は、洗濯剤供給ユニット55の斜視図である。
図2に示すように、洗濯剤供給ユニット55は、ユニットケース100と、蓋100aと、手動投入ユニット56と、自動投入ユニット7と、給水部材10と、を備える。
ユニットケース100は、手動投入ユニット56と、自動投入ユニット7とを収容する部材である。ユニットケース100の上部は開口しており、蓋100aで覆われる。
手動投入ユニット56は、洗濯機51の運転の度に、使用者が1回分の液剤、粉末洗剤や固形剤等の洗濯剤を手動で投入するための機構である。手動投入ユニット56に投入される洗濯剤は、投入された量において洗濯槽4に供給される。
自動投入ユニット7は、液剤を貯蔵するタンクから洗濯槽4に、所定量の液剤を自動で投入する機構である。自動投入ユニット7は、例えば洗濯物の量や種類に応じて、適切な種類の液剤を適切な量において洗濯槽4に供給する。自動投入ユニット7は、幅方向K(水平方向)に並び液剤を収容する2つのタンク70、71と、液剤の吸引・吐出を行うポンプ(図示せず)とを有する。実施の形態1では、タンク70は洗剤を収容し、タンク71は柔軟剤を収容する。
給水部材10は、洗濯剤供給ユニット55を介して洗濯槽4に水を供給する機構である。給水部材10は複数の給水弁からなり、給水弁の開閉によって水の供給先を変更することができる。例えば、給水弁が3つ設けられている場合、1つは洗剤に水を供給するための弁であり、1つは柔軟剤に水を供給するための弁であり、1つは乾燥除湿装置(図示せず)の冷却用の水を供給するための弁である。また、給水弁は、手動投入ユニット56と自動投入ユニット7との間で水の供給先を変更してもよい。
タンク70、71の構造の代表例として、タンク71の構造についてより詳細に説明するが、下記説明はタンク70にも該当する。図3及び図4はタンク71の斜視図である。
図3及び図4に示すように、タンク71は、箱状の容器であって、前面91と背面92とを有する本体87を備える。本体87の上部は蓋88に覆われている。
図3に示すように、前面91には、透明な材料で形成される残量表示窓93が設けられている。残量表示窓93には、上下方向に並ぶ目盛りライン94が印字されている。最小目盛りライン94Aは補充するタイミングを示す。ユーザは、残量表示窓93を通じてタンク71内の液剤の液面を見ることができ、目盛りライン94との比較によって液剤の残量を確認することができる。
図4に示すように、背面92には、液剤を吸い出すためのポンプ73が設けられている。ポンプ73は、背面92に設けられた吐出口78に接続され、吐出口78を通じてタンク71内の液剤を吸い出す。ポンプ73は容積ポンプであって、所定体積の液剤を洗濯槽4に供給する。
図5Aから図5Cは、タンク71の内部構造を示す図である。図5Aから図5Cに示すように、本体87には、フィルタ部材65と、エルボ部材76とが収容される。図5Bに示すように、タンク71に収容された液剤は、フィルタ部材65を通過して、エルボ部材76を介してポンプ73に流入する(矢印A参照)。
図5B及び図5Cに示すように、フィルタ部材65はタンク71の内底面72に沿って配置される。フィルタ部材65はタンク71の空間を、上空間K1と、タンク71の内底面72を含む下空間K2とに分割する。上空間K1の容積は、下空間K2の容積より大きく、実施の形態1においては下空間K2の容積の30倍以上である。
フィルタ部材65は、上空間K1から下空間K2に流入する(矢印A参照)液剤から異物を濾過する機能を有する。
フィルタ部材65の上方には、下空間K2からポンプ73内へ液剤を流入させるためのエルボ部材76が設けられている。
図5Bに示すように、エルボ部材76は、下空間K2から液剤を吸い出すための吸込口77と、ポンプ73に接続される吐出口78との間に延びる管部材である。エルボ部材76を吸入管部と称してもよい。エルボ部材76は、液剤が通過する流路を内部に形成する。ポンプ73の動作によって、液剤は吸込口77から吐出口78に向かって流路を流れる。
エルボ部材76は、吸込口77から斜め上方に延びる第1部分76Aと、ポンプ73に向かって横方向に延びる第2部分76Bとを有する。第1部分76Aと第2部分76Bとは互いに接続され、折り曲がりを形成する。第1部分76Aの端部は、吸込口77を形成し、フィルタ部材65を貫通する。第2部分76Bの端部は、吐出口78を形成し、タンク71の背面92を貫通する。エルボ部材76はタンク71の内底面から側面(背面92)に向かって折れ曲がっているため、嵩張る形状を有する。
第2部分76Bには、逆止弁68が内蔵されている。逆止弁68は、ポンプ73からタンク71への液剤の逆流を抑制できる。
図6は、フィルタ部材65の配置を示すタンク71の一部の断面図である。図6に示すように、フィルタ部材65は水平な内底面72に対して傾斜されている。フィルタ部材65は、背面92から前面91に向かって下方に傾斜されている。その結果、前面91に沿ったフィルタ部材65の第1辺81Aは、内底面72に接し、第1辺81Aと対向するフィルタ部材65の第2辺81Bは、第1辺81Aより高い位置における背面92に接している。言い換えれば、フィルタ部材65の頂点(及び後述のメッシュ部66の頂点P1)は、背面92付近に位置する。実施の形態1においては、フィルタ部材65の頂点は、最小目盛り94Aより低い。
フィルタ部材65が前面91に向かって下方に傾斜されているため、前面91に設けられている残量表示窓93(図3)を通じて見える液面が、フィルタ部材65によって見えにくくなることを抑制できる。
フィルタ部材65の傾斜角度θは、例えば、15°以下であって、望ましくは2°以上5°以下である。
吸込口77は、傾斜したフィルタ部材65の下面に沿っている。言い換えれば、吸込口77は下空間K2の内部に突出せず、フィルタ部材65の下面と同一平面上に位置する。一方で、吸込口77は、傾斜したフィルタ部材65の下面より下方に突出してもよい。
吸込口77を形成する第1部分76Aの端部の外周には、フランジ部95が設けられている。フランジ部95の下面は、フィルタ部材65の上面に面しており、フィルタ部材65をタンク71の内底面72に押し当てる。加えて、第1部分76Aが斜め下方に延びるため、第1部分76Aはフィルタ部材65を下向きにかつ前面91に向かって付勢する。そのため、フィルタ部材65の第2辺81Bと背面92との間には隙間X1が形成される。
続いて、図7A及び図7Bを参照して、フィルタ部材65の構造について詳細に説明する。図7A及び図7Bは、フィルタ部材65の斜視図である。図8Aは、メッシュ把持リブ82A、82Bの拡大図である。図8Bは、フィルタ部材65とタンク71の背面92との間の隙間X1の拡大図である。
上述のように、フィルタ部材65は、異物等がポンプ73に流入することを抑制する機能を有する。異物等として、糸くず、髪の毛、ほこり、砂、液剤に添加された固体粒子等が挙げられる。異物の大きさに関しては、異物が粒子状である場合、粒子の直径が、例えば、0.1mm以上であってもよく、また、0.2mm以上であってもよい。
図7A及び図7Bに示すように、フィルタ部材65は、メッシュ部66と、フレーム部67と、メッシュ把持リブ82A、82B(図7B)とを有する。メッシュ部66は、表裏に貫通し、液剤を通過させる複数の貫通孔66aを形成する。フレーム部67及びメッシュ把持リブ82A、82Bは、メッシュ部66を支持する。
図7Aに示すように、フレーム部67は、互いに対向する第1辺81Aと第2辺81Bとを有する板状部材である。上述のように、フレーム部67の上面は、第2辺81Bから第1辺81Aに向かって下方に傾斜している。
フレーム部67は、メッシュ部66を設けるための開口84を有する。開口84は、第1辺81Aから第2辺81Bまで延びてもよい。
このような構造によって、メッシュ部66とフレーム部67とを別体として形成して、メッシュ部66を開口84にインサート成形してフィルタ部材65を形成することができる。即ち、メッシュ部66とフレーム部67とを、異なる加工方法によって形成できる。例えば、化学繊維を編んでメッシュ部66を形成し、フレーム部67に対応した樹脂成型の金型の中にメッシュ部66を配置し、樹脂を金型に流し込んでフレーム部67を形成することができる。
メッシュ部66がフレーム部67に対してインサート成形されると、メッシュ部66はフレーム部67の上面に沿って傾斜して、メッシュ部66の頂点P1は、第2辺81B付近に位置する。
図8Aに示すように、インサート成形されたメッシュ部66は、上下方向からメッシュ把持リブ82A、82Bによって挟まれて支持される。メッシュ把持リブ82Bはメッシュ把持リブ82Aより小さい。具体的には、フィルタ部材65に対して垂直に突出する高さにおいて、メッシュ把持リブ82Bがメッシュ把持リブ82Aより小さい。
図7A及び図7Bに戻ると、フレーム部67は、メッシュ部66を設けるための開口84とは別に、エルボ部材76が接続される接続開口85を有する。接続開口85は、エルボ部材76を下空間K2に連通させるための開口である。接続開口85の外周に沿って、フレーム部67の上面から上方向に突出する突出部85Aが設けられている。突出部85Aの側面がフランジ部95の外周に接触するため、上空間K1における液剤が接続開口85を通じて下空間K2に流入することを抑制できる。
図7Bに示すように、フレーム部67は、第2辺81Bから下方に延びる壁部89を有する。壁部89はタンク71の内底面72に接する。このような構造によって、第2辺81Bが第1辺81Aより高くなり、フィルタ部材65が傾斜している状態を維持できる。
加えて、フレーム部67の下面には、下方に突出する突出部90が形成される。突出部90もタンク71の内底面72に接して、フィルタ部材65の傾斜状態を維持できる。
図8Bに示すように、壁部89は、背面92との間で隙間X1を形成する。隙間X1は、異物の通過を抑制するが液剤の通過を可能にするように、例えば、0.2mm以下の幅を有する。
図7B及び図8Bに示すように、壁部89には、タンク71の内底面72から上に向かって凹んでいる凹部を形成する切欠き部86が形成される。切欠き部86の形成によって、下空間K2において分散した気泡が切欠き部86内に集まりやすくなる。集まった気泡は、切欠き部86と連通する隙間X1を通じて上方に抜けやすくなる。
図7Aに戻ると、フレーム部67は、フレーム部67の第1辺81Aから上方に延びる引掛け部83を有する。引掛け部83は、タンク71に対してフィルタ部材65を固定する部材である。引掛け部83は、タンク71の側壁に接する接触面83Aを有する。引掛け部83は、接触面83Aから横方向に突出する突出部83Bをさらに有する。
タンク71にフィルタ部材65を取り付ける際には、突出部83Bをタンク71の側壁に形成される凹部(図示せず)と嵌合させて、フィルタ部材65をタンク71内で位置決めする。その後、タンク71にエルボ部材76を取り付けて、エルボ部材76によってフィルタ部材65を上から抑える。このような構造によって、フィルタ部材65はエルボ部材76とタンク71の内底面72との間に挟まれ、フィルタ部材65をタンク71に強固に固定することができる。
メッシュ部66における複数の貫通孔66aは、貫通方向と直交する平面上に配列される。複数の貫通孔66aは、規則的に配列されてもよく、ランダムに配列されてもよい。実施の形態1においては、貫通孔66aは、貫通方向から見た平面視において、略直交する2つの方向に略等間隔に並んで配列される。
貫通孔66aの開口サイズは、ポンプ73の仕様、構造、動作等に応じて設定されてもよい。例えば、貫通孔66aは、平面視において、50μm以上200μm以下の一辺の寸法を有する長方形であってもよい。貫通孔66aにおいて、例えば、一対の辺が0.18mm、一対の辺が0.27mmの長さを有してもよい。また、貫通孔66aにおいて、例えば、一対の辺が0.17mm、一対の辺が0.09mmの長さを有してもよい。このような構造によって、異物の通過を抑制して、5000mPa以下の粘度を有する液剤の通過を促進することができる。
(動作)
以上のような構成において、図9Aから図9Gを参照しながら、タンク71の動作の一例について説明する。図9Aから図9Gはタンク71の模式図である。
図9Aに示すように、空のタンク71において、上空間K1及び下空間K2は空気で満たされている。空のタンク71に対して、ユーザは液剤を投入または補充する。
図9Bに示すように、タンク71に液面S1まで液剤を投入すると、重力に応じて、液剤は上空間K1からメッシュ部66を通過して下空間K2に流入する。一方で、補充前に下空間K2に存在していた空気の一部は上空間K1に逃げきらず、気泡101を形成する。
図9Cに示すように、フィルタ部材65が傾斜されているため、気泡101は、フィルタ部材65の下面に沿って第2辺81Bに向かって上昇する(矢印B1)。メッシュ把持リブ82Bはメッシュ把持リブ82Aより小さいため、フィルタ部材65の下面に沿った気泡101が移動しやすい。一方で、メッシュ把持リブ82Aによって、メッシュ部66の強度を向上できる。
上昇した気泡101は、切欠き部86によって形成される凹部に集まりやすくなる。切欠き部86内に流入した気泡101は、隙間X1を通じて上空間K1における液剤の液面S1から大気中に開放される。
図9Dに示すように、液剤が洗濯工程において使用されると、タンク71内の液面S1の高さが徐々に減少する。
液面S1が頂点P1より高いと、メッシュ部66は液剤に埋まっている。言い換えれば、メッシュ部66は空気に露出していない。下空間K2は液剤で満たされている。
ポンプ73(図4)の動作によって、液剤はタンク71から吸い出されて洗濯槽4に向かって吐出される(矢印W1)。吸い出された分を補充するように、液剤がメッシュ部66を通過する(矢印W2)。
図9Eに示すように、液面S1がメッシュ部66の頂点P1以下になると、メッシュ部66の上部は空気に露出する。そこで、空気は、露出したメッシュ部66の部分を通過して、メッシュ部66の下空間K2に流入する(矢印R1)。
この状態で液剤が吐出されると、図9Fに示すように、液剤はタンク71から吸い出されて(矢印W1)、下空間K2の液剤が減少する。そこで、下空間K2の空いたスペースに空気がさらに流入する(矢印R1)。よって、メッシュ部66の上流の液面高さH1と下流の液面高さH2との間で差が生じる。
液剤がさらに吐出されると、図9Gに示すように、エルボ部材76の吸込口77が液面S2から離れて、空気に面する。ポンプ73にとって液剤が吸い上げにくくなり、液剤の吸い出しが抑制される。この状態では、タンク71に液剤が残っているにもかかわらず、洗濯槽4には液剤の代わりに空気が供給されるおそれがある。
本開示においては、液面S1が最小目盛りライン94Aまで下がると、ユーザによる液剤の補充が促される。したがって、液剤が補充されると、液面S1は最小目盛りライン94A以上で維持される。メッシュ部66の頂点P1が最小目盛りライン94A以下に設定されているため、メッシュ部66が液剤に埋まっている状態を維持しやすくなる。
(まとめ)
上記の説明をまとめて、本開示の特徴を述べる。
本実施の形態に係る洗濯機51においては、エルボ部材76をフィルタ部材65の上に配置している。下空間K2において、エルボ部材76の吐出口78を収容する等の制約がなくなり、フィルタ部材65をタンク71におけるより低い位置に配置することができる。そのため、フィルタ部材65が液剤に覆われている状態をより長く維持できる。下空間K2に空気が入り込む余地が減少して、ポンプ73がタンク71から液剤ではなく空気を吸い出すことを抑制できる。したがって、洗濯槽4に液剤を安定的に供給できる。
また、フィルタ部材65を傾斜させて、傾斜の上端である第2辺81Bとタンク71の背面92との間で隙間X1を形成する。そのため、下空間K2における気泡101を上空間K1に逃がすことが容易になる。したがって、ポンプ73と連通している下空間K2が液剤で満たされ、ポンプ73が空気を吸い出すことを抑制できる。
(効果)
実施形態1に係る洗濯機51によれば、以下の効果を奏することができる。
上述したように、本実施形態の洗濯機51は、洗濯槽4と、タンク71と、ポンプ73(液剤投入装置)と、フィルタ部材65と、エルボ部材76(吸入管部)と、を備える。タンク71は、洗濯槽4に供給する液剤を収容する。ポンプ73は、タンク71に収容される液剤を洗濯槽4に供給する。フィルタ部材65は、タンク71内に配置され、タンク71の内部空間を上空間K1(第1空間)および上空間K1の下方の下空間K2(第2空間)に仕切る。エルボ部材76は、タンク71内に配置され、吸込口77と、吐出口78と、を有する。吸込口77は、フィルタ部材65に設けられた接続開口85(開口)を介して下空間K2に連通する。吐出口78は、上空間K1を構成するタンク71の背面92(壁部)に設けられた開口を介してポンプ73に接続される。
このような構成によって、エルボ部材76の吸込口77を下空間K2に露出させるだけで、ポンプ73が液剤を吸い出すことができる。下空間K2において、エルボ部材76を収容する等の制約がなくなり、フィルタ部材65をタンク71においてより低い位置に配置することができる。そのため、ポンプ73がタンク71から液剤ではなく空気を吸い出すことを抑制し、洗濯槽4に液剤を安定的に供給できる。
また、本実施形態の洗濯機51において、フィルタ部材65は、タンク71の内底面72に沿って配置される。
このような構成によって、より低く配置できるため、フィルタ部材65が液剤に覆われている状態をより長く維持できる。
また、本実施形態の洗濯機51において、フィルタ部材65は、タンク71の内底面72に対して傾斜されて配置される。
このような構成によって、下空間K2における気泡101を上空間K1に逃がすことが容易になる。そのため、ポンプ73と連通している下空間K2が液剤で満たされ、ポンプ73が空気を吸い出すことを抑制できる。
また、本実施形態の洗濯機51において、フィルタ部材65は、タンク71の内底面72に接する第1辺81Aと、第1辺81Aよりも高い位置にあり、第1辺81Aに対向する第2辺81Bとを有する。タンク71の背面92(内側壁)と第2辺81Bとの間には隙間X1が形成される。
このような構成によって、傾斜の上端を形成する第2辺81Bに到達した気泡101を、隙間X1を通じて、上空間K1に逃がすことが容易になる。
また、本実施形態の洗濯機51において、フィルタ部材65は、第2辺81Bから下方に延びる壁部89を有する。
このような構成によって、フィルタ部材65を容易に傾斜させることができる。
また、本実施形態の洗濯機51において、壁部89には、タンク71の内底面72から上方に向かって凹んだ凹部形状を有し、隙間X1と連通する切欠き部86(切欠き)が設けられている。
このような構成によって、気泡101が集まりやすくなり、上方に抜けやすくなる。また、切欠き部86が形成されている箇所において、上下方向に沿った隙間X1の長さが小さくなる。そのため、隙間X1において気泡101が側壁から受ける抵抗を小さくできる。そのため、切欠き部86付近において、隙間X1を通じた気泡101の通過を促進できる。
また、本実施形態の洗濯機51において、吸込口77は、フィルタ部材65の下面に沿って配置される。
このような構成によって、吸込口77を通じた下空間K2内の液剤の吸い出しを容易にしつつ、吸込口77が、フィルタ部材65の傾斜に沿った気泡の移動を阻害することを抑制できる。
また、本実施形態の洗濯機51において、フィルタ部材65は、液剤が通過するメッシュ部66と、メッシュ部66を支持するフレーム部67とを有する。吸込口77は、フレーム部67に設けられた接続開口85(開口)を介して下空間K2に連通する。
このような構成によって、フレーム部67によってメッシュ部66を支持しつつ、接続開口85を通じて、エルボ部材76を下空間K2に連通させることができる。
また、本実施形態の洗濯機51において、エルボ部材76は、フレーム部67の上面に接触するフランジ部95を有する。
このような構成によって、フランジ部95がフィルタ部材65を内底面72に押し付けて、フィルタ部材65をタンク71に簡単に固定できる。フィルタ部材65とエルボ部材76との間で隙間が生じることを抑制できる。
また、本実施形態の洗濯機51において、メッシュ部66の頂点P1は、所定の高さ以下に設定される。
このような構成によって、フィルタ部材65をタンク71においてさらに低い位置に配置することができる。
また、本実施形態の洗濯機51において、タンク71には、液剤の補充のタイミングに応じた最小目盛りライン94A(液剤補充ライン)が設けられる。メッシュ部66の頂点P1は、最小目盛りライン94Aの高さ以下に設定される。
このような構成によって、タンク71に液剤を補充することによって、メッシュ部66が液剤に覆われている状態を維持できる。
なお、本開示は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の態様で実施できる。
なお、実施の形態では、メッシュ部66の頂点P1が最小目盛りライン94Aの高さ以下に設定される例について説明したが、これに限定されない。例えば、タンク71は液剤の液面高さを検知する液剤検知手段を備えてもよい。液剤検知手段が検知する液面高さに応じて、ユーザに液剤の補充を促すことで、メッシュ部66が液剤に覆われている状態を維持できる。
第1の態様における洗濯機は、洗濯槽と、洗濯槽に供給する液剤を収容するタンクと、タンクに収容される液剤を洗濯槽に供給する液剤投入装置と、タンク内に配置され、タンクの内部空間を第1空間および第1空間の下方の第2空間に仕切るフィルタ部材と、タンク内に配置され、フィルタ部材に設けられた開口を介して第2空間に連通する吸込口と、第1空間を構成するタンクの壁部に設けられた開口を介して液剤投入装置に接続される吐出口と、を有する吸入管部と、を備える。
第2の態様における洗濯機として、第1の態様における洗濯機において、フィルタ部材は、タンクの内底面に沿って配置される。
第3の態様における洗濯機として、第2の態様における洗濯機において、フィルタ部材は、タンクの内底面に対して傾斜されて配置される。
第4の態様における洗濯機として、第1から第3の態様のいずれかにおける洗濯機において、フィルタ部材は、タンクの内底面に接する第1辺と、第1辺よりも高い位置にあり、第1辺に対向する第2辺とを有し、タンクの内側壁と第2辺との間には隙間が形成される。
第5の態様における洗濯機として、第4の態様における洗濯機において、フィルタ部材は、第2辺から下方に延びる壁部を有する。
第6の態様における洗濯機として、第5の態様における洗濯機において、壁部には、タンクの内底面から上方に向かって凹んだ凹部形状を有し、隙間と連通する切欠きが設けられている。
第7の態様における洗濯機として、第1から第5の態様のいずれかにおける洗濯機において、吸込口は、フィルタ部材の下面に沿って配置される。
第8の態様における洗濯機として、第1から第7の態様のいずれかにおける洗濯機において、フィルタ部材は、液剤が通過するメッシュ部と、メッシュ部を支持するフレーム部とを有し、吸込口は、フレーム部に設けられた開口を介して第2空間に連通する。
第9の態様における洗濯機として、第8の態様における洗濯機において、吸入管部は、フレーム部の上面に接触するフランジ部を有する。
第10の態様における洗濯機として、第8または第9の態様における洗濯機において、メッシュ部の頂点は、所定の高さ以下に設定される。
第11の態様における洗濯機として、第8から第10の態様のいずれかにおける洗濯機において、タンクには、液剤の補充のタイミングに応じた液剤補充ラインが設けられ、メッシュ部の頂点は、液剤補充ラインの高さ以下に設定される。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術に熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した請求の範囲による本発明の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。
本開示の洗濯機は、液剤投入に関する構成の機能を向上させることができるため、家庭用の洗濯機、業務用の洗濯機、あるいは任意の種類の洗濯乾燥機(例えば家庭用のドラム式洗濯機または縦型洗濯機)として有用である。
51 洗濯機
2 筐体
3 水槽
4 洗濯槽
7 自動投入ユニット
55 洗濯剤供給ユニット
56 手動投入ユニット
65 フィルタ部材
66 メッシュ部
67 フレーム部
70 タンク
71 タンク
72 内底面
73 ポンプ
76 エルボ部材
77 吸込口
78 吐出口
85 接続開口
87 本体
93 残量表示窓
95 フランジ部

Claims (11)

  1. 洗濯槽と、
    前記洗濯槽に供給する液剤を収容するタンクと、
    前記タンクに収容される液剤を前記洗濯槽に供給する液剤投入装置と、
    前記タンク内に配置され、前記タンクの内部空間を第1空間および前記第1空間の下方の第2空間に仕切るフィルタ部材と、
    前記タンク内に配置され、前記フィルタ部材に設けられた開口を介して前記第2空間に連通する吸込口と、前記第1空間を構成する前記タンクの壁部に設けられた開口を介して前記液剤投入装置に接続される吐出口と、を有する吸入管部と、を備える、洗濯機。
  2. 前記フィルタ部材は、前記タンクの内底面に沿って配置される、請求項1に記載の洗濯機。
  3. 前記フィルタ部材は、前記タンクの内底面に対して傾斜されて配置される、請求項2に記載の洗濯機。
  4. 前記フィルタ部材は、前記タンクの内底面に接する第1辺と、前記第1辺よりも高い位置にあり、前記第1辺に対向する第2辺とを有し、
    前記タンクの内側壁と前記第2辺との間には隙間が形成される、請求項1に記載の洗濯機。
  5. 前記フィルタ部材は、前記第2辺から下方に延びる壁部を有する、請求項4に記載の洗濯機。
  6. 前記壁部には、前記タンクの内底面から上方に向かって凹んだ凹部形状を有し、前記隙間と連通する切欠きが設けられている、請求項5に記載の洗濯機。
  7. 前記吸込口は、前記フィルタ部材の下面に沿って配置される、請求項1に記載の洗濯機。
  8. 前記フィルタ部材は、液剤が通過するメッシュ部と、前記メッシュ部を支持するフレーム部とを有し、
    前記吸込口は、前記フレーム部に設けられた前記開口を介して前記第2空間に連通する、請求項1から7のいずれか一項に記載の洗濯機。
  9. 前記吸入管部は、前記フレーム部の上面に接触するフランジ部を有する、請求項8に記載の洗濯機。
  10. 前記メッシュ部の頂点は、所定の高さ以下に設定される、請求項8に記載の洗濯機。
  11. 前記タンクには、液剤の補充のタイミングに応じた液剤補充ラインが設けられ、
    前記メッシュ部の頂点は、前記液剤補充ラインの高さ以下に設定される、請求項8に記載の洗濯機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024212791A1 (zh) * 2023-04-14 2024-10-17 青岛海尔洗衣机有限公司 洗衣机和液剂容纳部

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