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JP2024065335A - 画像処理装置、制御方法、及び、プログラム - Google Patents

画像処理装置、制御方法、及び、プログラム Download PDF

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JP2024065335A JP2022174152A JP2022174152A JP2024065335A JP 2024065335 A JP2024065335 A JP 2024065335A JP 2022174152 A JP2022174152 A JP 2022174152A JP 2022174152 A JP2022174152 A JP 2022174152A JP 2024065335 A JP2024065335 A JP 2024065335A
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Abstract

【課題】ジョブの実行のために設定された各操作項目の設定値をユーザーが確実に把握できるようにする。【解決手段】画像処理装置1は、複数の操作項目を含む操作画面を表示する表示部8aと、操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定部21と、複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定部22と、第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とを表示部8aにおける所定の表示領域に表示する表示制御部23と、を備える構成である。【選択図】図3

Description

本発明は、画像処理装置、制御方法、及び、プログラムに関する。
MFP(Multifunction Peripherals)などの画像処理装置は、ユーザーがタッチ操作可能な操作パネルを備えている(例えば、特許文献1)。ユーザーは、操作パネルで表示される操作画面に対する操作を行うことで、コピージョブやスキャンジョブ、プリントジョブなどの各種ジョブに対する設定操作を行うことができる。
近年、この種の画像処理装置は、多機能化しており、ジョブの設定操作を行う際の操作項目(設定項目)が増加している。一方、ユーザーにとっては、それら多くの操作項目の全てを把握することが難しい。そのため、多くの操作項目に対してユーザーが個別に設定値を入力しなければならないこととすると、画像処理装置を利用する際の利便性が低下する。
そこで、近年の画像処理装置は、ユーザーの利便性を向上させるため、ジョブの実行に必要な設定を自動で行う自動設定機能を搭載している。例えば、コピージョブにおける自動カラー設定機能は、原稿読取装置で読み取った原稿の画像がカラー画像とモノクロ画像のいずれであるかを自動判別し、コピー出力する際のカラー設定をカラーとモノクロのいずれか一方に自動で設定する機能である。自動カラー設定機能は、画像処理装置が自動でカラー設定を行うため、ユーザーはジョブの設定操作を行う際にカラー設定を意識する必要がない。そのため、ユーザーの操作負担を軽減できるという利点がある。
特開2019-211997号公報
ところで、ユーザーは、ジョブの実行前、又は、ジョブの実行中に、各操作項目に対して設定したジョブの設定値を確認したい場合がある。そのため、従来の画像処理装置は、ユーザーの操作によって設定された設定値を操作履歴情報に記録しておき、ユーザーによって設定値の確認操作が行われると、操作履歴情報に基づいてユーザーが設定した設定値のリストを操作パネルに表示する。
しかし、近年の画像処理装置は、上述したように、ジョブの実行のために必要となる操作項目の中に、ユーザーによって手動設定される操作項目と、画像処理装置が自動設定する操作項目とを含んでいる。そのため、ユーザーが手動操作で設定した操作項目の設定値だけをリスト化して操作パネルに表示したとしても、ユーザーにとっては十分な確認を行うことができないという問題がある。
本発明は、上記従来の問題点を解決するためになされたものであり、ジョブの実行のために設定された操作項目の設定値をユーザーが確実に把握できるようにした画像処理装置、制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、画像処理装置であって、複数の操作項目を含む操作画面を表示する表示部と、前記操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、前記複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定部と、前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定部と、 前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを前記表示部における所定の表示領域に表示する表示制御部と、を備えることを特徴とする構成である。
請求項2に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記表示制御部は、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを、設定順序に従って時系列に表示することを特徴とする構成である。
請求項3に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記表示制御部は、前記第1設定部によって設定された設定値を前記所定の表示領域の第1の領域に表示し、前記第2設定部によって自動設定された設定値を前記所定の表示領域の前記第1の領域とは異なる第2の領域に表示することを特徴とする構成である。
請求項4に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記表示制御部は、前記所定の表示領域を前記操作画面に隣接した位置に表示することを特徴とする構成である。
請求項5に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記表示制御部は、前記所定の表示領域を前記操作画面に重畳して表示させ、前記操作画面に対する前記所定の表示領域の表示位置を変更させることが可能であることを特徴とする構成である。
請求項6に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記表示制御部は、前記第1設定部又は前記第2設定部によって設定値が追加設定されることに伴い、リアルタイムで当該設定値を前記所定の表示領域に追加表示することを特徴とする構成である。
請求項7に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記第2設定部によって自動設定される操作項目は、ユーザーが所望の設定値に変更可能な操作項目であることを特徴とする構成である。
請求項8に係る発明は、請求項7の画像処理装置において、前記第2設定部によって自動設定される操作項目は、カラー設定、濃度設定、用紙設定、及び、原稿画質モード設定のうちの少なくとも1つの操作項目であることを特徴とする構成である。
請求項9に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを反映させた状態でジョブの実行を制御するジョブ制御部、を更に備え、前記表示制御部は、前記ジョブ制御部によってジョブの実行が開始される前に、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを表示することを特徴とする構成である。
請求項10に係る発明は、請求項9の画像処理装置において、前記ジョブ制御部は、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とがユーザーによって確認された後に、ジョブの実行を開始することを特徴とする構成である。
請求項11に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを反映させた状態でジョブの実行を制御するジョブ制御部、を更に備え、前記第2設定部は、前記ジョブ制御部によるジョブの実行が開始された後に、自動設定が設定されている操作項目に対して設定値を自動設定することがあり、前記ジョブ制御部は、ジョブの実行を開始した後、前記第2設定部によって設定値が自動設定された場合に、ジョブの実行を一時停止させることを特徴とする構成である。
請求項12に係る発明は、請求項11の画像処理装置において、前記ジョブ制御部は、ジョブの実行を一時停止させた後、前記第2設定部によって自動設定された設定値がユーザーによって確認された後に、ジョブの実行を再開させることを特徴とする構成である。
請求項13に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記第1設定部は、前記所定の表示領域に表示される前記第2設定部によって自動設定された設定値を、ユーザーによって指定された設定値に変更可能であることを特徴とする構成である。
請求項14に係る発明は、請求項13の画像処理装置において、前記表示制御部は、前記第2設定部によって自動設定された設定値が前記第1設定部によって変更された場合、当該変更後の設定値を前記所定の表示領域に表示することを特徴とする構成である。
請求項15に係る発明は、請求項1の画像処理装置において、前記表示制御部は、前記操作画面に対するユーザーの操作が行われる前に、前記所定の表示領域に、前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目を表示することを特徴とする構成である。
請求項16に係る発明は、複数の操作項目を含む操作画面を表示する表示部を備える画像処理装置の制御方法であって、前記操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、前記複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定ステップと、前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定ステップと、前記第1設定ステップによって設定された設定値と、前記第2設定ステップによって自動設定された設定値とを前記表示部における所定の表示領域に表示する表示制御ステップと、を有することを特徴とする構成である。
請求項17に係る発明は、複数の操作項目を含む操作画面を表示する表示部を備える画像処理装置において実行されるプログラムであって、前記画像処理装置に、前記操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、前記複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定ステップと、前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定ステップと、前記第1設定ステップによって設定された設定値と、前記第2設定ステップによって自動設定された設定値とを前記表示部における所定の表示領域に表示する表示制御ステップと、を実行させることを特徴とする構成である。
本発明によれば、ジョブの実行のために設定された操作項目の設定値をユーザーが確実に把握することができるようになる。特に、ユーザーは、自身の手動操作で設定した設定値と、自動設定された設定値とを同時に確認することができるため、ジョブの実行時に適用される設定値を漏れなく確認することが可能である。
画像処理装置の一構成例を示す図である。 画像処理装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 制御部の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。 デフォルト値情報の一例を示す図である。 設定履歴情報の一例を示す図である。 表示部に表示される画面の一例を示す図である。 初期状態における設定値表示画面の表示例を示す図である。 ジョブの設定がある程度進行した状態の設定値表示画面の一例を示す図である。 ジョブの実行がある程度進行した状態の設定値表示画面の一例を示す図である。 ジョブの実行が再開された場合の設定値表示画面の一例を示す図である。 自動設定された設定値をユーザーが変更した場合の設定値表示画面の一例を示す図である。 画像処理装置において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。 設定値表示画面の他の表示例を示す図である。 設定値表示画面を操作画面に重畳させた表示例を示す図である。
以下、本発明に関する好ましい実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。尚、以下に説明する実施形態において互いに共通する要素には同一符号を付しており、それらについての重複する説明は省略する。
図1は、本発明の一実施形態である画像処理装置1の一構成例を示す図である。この画像処理装置1は、例えばMFPによって構成され、コピージョブやスキャンジョブ、プリントジョブなどの画像処理に関する各種ジョブを実行する。画像処理装置1は、装置本体の上部にスキャナ部2を有し、装置本体の下部にプリンタ部5を有している。また、画像処理装置1は、装置本体の正面側にユーザーが操作可能な操作パネル8を有している。
スキャナ部2は、ユーザーによってセットされる原稿の画像を読み取り、画像データを生成する。スキャナ部2は、画像読取部3と、自動原稿搬送部(以下、「ADF部」という。)4と、を有している。画像読取部3は、原稿の画像を光学的に読み取り画像データを生成する。例えば、画像読取部3は、原稿の画像がカラー画像であれば、カラーの画像データを生成することができる。また、画像読取部3は、原稿の画像がモノクロ画像であれば、モノクロの画像データを生成することができる。ADF部4は、原稿載置トレイ4aと原稿排出トレイ4bとを有し、原稿載置トレイ4aに載置される複数枚の原稿のうちから原稿を1枚ずつピックアップし、画像読取部3による読み取り位置へ順次自動搬送し、原稿排出トレイ4bへ排出する。画像読取部3は、ADF部4によって自動搬送される原稿が読み取り位置を通過する際に原稿の画像を読み取ることで、複数枚の原稿の連続自動読み取りを行うことができる。また、画像読取部3は、プラテンガラス上に載置された原稿の画像を読み取ることも可能である。更に、スキャナ部2は、ADF部4及びプラテンガラス上にセットされる原稿のサイズを検知するセンサーを搭載しており、ユーザーによってセットされる原稿のサイズを自動検知することが可能である。
プリンタ部5は、ユーザーによって指定された画像を印刷用紙(シート)に印刷し、プリンタ部5の上部に設けられた排紙トレイ6aへ印刷された用紙を排出する。プリンタ部5は、用紙に画像形成を行う画像形成部6と、印刷対象となる用紙を画像形成部6に向けて給紙する給紙部7とを備えている。給紙部7は、複数の給紙カセット7a,7b,7c,7dを有し、それぞれの給紙カセット7a,7b,7c,7dにそれぞれ異なるサイズ・種類の用紙を収容しておくことができる。そして給紙部7は、複数の給紙カセット7a,7b,7c,7dのうちの1つの給紙カセットに収容されている用紙をピックアップし、画像形成部6へ搬送する。画像形成部6は、例えば電子写真方式で用紙に画像形成を行う。画像形成部6の内部には、Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン),K(ブラック)といった複数色のトナーが収容されている。そのため、画像形成部6は、複数色のトナーを用いて画像形成を行うことにより、用紙にカラー画像を形成することができる。また、画像形成部6は、K色のトナーのみを用いて画像形成を行うことにより、用紙にモノクロ画像を形成することも可能である。
操作パネル8は、ユーザーが操作可能な操作画面を表示し、ユーザーによる操作を受け付ける。画像処理装置1は、操作パネル8に対して行われるユーザーの操作に基づきコピージョブやスキャンジョブ、プリントジョブなどの各種ジョブを実行する際に適用するジョブの設定を行う。また、操作パネル8に対してユーザーがジョブの実行を指示した場合、画像処理装置1は、ユーザーによって指示されたジョブを実行する。例えば、ユーザーによってコピージョブの実行が指示された場合、画像処理装置1は、スキャナ部2とプリンタ部5とを順に動作させ、ユーザーによってスキャナ部2にセットされた原稿の画像をプリンタ部5で用紙に複写し、画像が複写された用紙を排紙トレイ6aへ出力する。
図2は、画像処理装置1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。画像処理装置1は、上述したスキャナ部2、プリンタ部5及び操作パネル8の他に、制御部10と、通信インタフェース13と、記憶部14と、画像メモリ16と、複数のセンサー17とを備えている。例えば、制御部10、操作パネル8、通信インタフェース13、記憶部14、スキャナ部2、プリンタ部5、画像メモリ16、及び、センサー17のそれぞれは、バス18に接続されており、バス18を介して相互にデータの入出力を行うことができる構成である。
操作パネル8は、表示部8aと操作部8bとを備えている。表示部8aは、例えばカラー液晶ディスプレイなどで構成され、ユーザーが操作可能な操作画面を表示する。操作部8bは、例えば表示部8aの画面上に配置されるタッチパネルキーや、表示部8aの画面周囲に配置される押しボタンキーなどによって構成され、ユーザーによる手動操作を受け付ける。
通信インタフェース13は、画像処理装置1をLAN(Local Area Network)などのネットワークに接続するためのインタフェースである。画像処理装置1は、この通信インタフェース13を介して、ネットワークに接続されている外部装置と通信を行うことができる。例えば、画像処理装置1は、通信インタフェース13を介してプリントジョブを受信することが可能であり、受信したプリントジョブに基づいて印刷出力を行うことができる。
記憶部14は、例えばハードディスクドライブ(HDD)やソリッドステートドライブ(SSD)などによって構成される不揮発性の記憶デバイスである。この記憶部14には、制御部10のCPU11によって実行されるコンピュータ読み取り可能なプログラム15が記憶される。
画像メモリ16は、画像データを記憶するためのメモリである。例えば、コピージョブの場合、スキャナ部2によって生成される画像データが画像メモリ16に一旦格納され、画像メモリ16に格納された画像データに対して各種の画像処理が施される。そして印刷用の画像データに変換された後、画像メモリ16からプリンタ部5へ印刷用の画像データが提供される。
センサー17は、画像処理装置1に搭載されている様々なセンサーを含む。例えば、センサー17には、スキャナ部2のADF部4及びプラテンガラス上にセットされる原稿のサイズを検知するセンサーが含まれる。
制御部10は、画像処理装置1の動作を統括的に制御するものである。制御部10は、CPU11とメモリ12とを備えている。CPU11は、記憶部14に記憶されているプログラム15を読み出して実行するハードウェアプロセッサーである。メモリ12は、CPU11がプログラム15に基づく処理を実行することに伴って発生する一時的なデータなどを記憶する記憶デバイスである。
例えば、制御部10は、操作パネル8の表示部8aにユーザーが操作可能な操作画面を表示する。その操作画面には、ユーザーがジョブの設定操作を行うための複数の操作項目(設定項目)が含まれている。ユーザーは、それら複数の操作項目のそれぞれに対し、所望の設定値を手動操作で設定していく。ただし、それら複数の操作項目の中には、制御部10が自動設定を行うことが可能な操作項目が含まれており、自動設定を行うことが可能な操作項目の設定値として予め「自動設定」がデフォルト設定されていることがある。ユーザーがそのような「自動設定」がデフォルト設定されている操作項目に対して所望の設定値を入力しない場合、制御部10は、当該操作項目に対する設定値を自動設定することによりジョブの設定を行う。したがって、ユーザーは、複数の操作項目の全てに対して手動操作で所望の設定値を設定する必要がなく、ジョブの設定操作を効率的に行うことができる。
一方、制御部10によって自動設定される設定値がユーザーの所望する設定値とはならないこともある。ユーザーが所望する設定値とは異なる設定値でジョブが実行されてしまうと、画像処理装置1から出力される用紙が無駄になることがある。そのような用紙の無駄を防止するため、本実施形態の画像処理装置1は、ユーザーによって設定された設定値と、制御部10によって自動設定された設定値とを操作パネル8の表示部8aに表示するように構成される。以下、そのような動作を実現する制御部10の詳細について説明する。
図3は、制御部10の詳細な機能構成の一例を示すブロック図である。図3に示すように、制御部10のCPU11は、プログラム15を読み出して実行することにより、設定値管理部20、第1設定部21、第2設定部22、表示制御部23、及び、ジョブ制御部24として機能する。
設定値管理部20は、ジョブの実行に必要となる複数の操作項目のそれぞれの設定値を管理する。例えば、設定値管理部20は、メモリ12に、デフォルト値情報31と設定履歴情報32とを格納して管理することにより、複数の操作項目のそれぞれの設定値を管理する。
図4は、デフォルト値情報31の一例を示す図である。デフォルト値情報31は、ジョブの種類ごとに、複数の操作項目と、各操作項目に対して設定可能な設定値と、デフォルト値とが対応付けられた情報である。デフォルト値は、各操作項目に対して設定可能な複数の設定値のうちから、予め画像処理装置1の管理者などによってデフォルトとして指定された1つの設定値である。例えば、ユーザーが操作画面に対する操作を行うとき、デフォルト値が指定された操作項目に対する操作を行わない場合、当該操作項目の設定値として、そのデフォルト値が採用される。また、デフォルト値として、例えば「自動カラー設定」、「自動濃度設定」、「自動サイズ検知」などの「自動設定」が設定されている操作項目は、ユーザーが手動操作で所望の設定値に変更しない場合、制御部10によって自動設定が行われる操作項目である。そのため、ユーザーは、ジョブの設定操作を行うとき、デフォルト値として「自動設定」が設定されている操作項目に対する設定操作を行わなくても構わない。尚、デフォルト値情報31においてデフォルト値として「自動設定」が設定される操作項目は、例えば、カラー設定、濃度設定、用紙設定、及び、原稿画質モード設定のうちの少なくとも1つの操作項目であれば良い。また、図4では、コピージョブの場合の一部の操作項目のみを例示しており、他の操作項目が含まれていても構わない。また、デフォルト値情報31には、他のスキャンジョブやプリントジョブについても同様の情報が記録される。
設定履歴情報32は、ユーザーによって指定された設定値、又は、制御部10において自動設定された設定値を時系列に従って記録していく情報である。尚、設定履歴情報32の詳細については、後述する。
第1設定部21は、ジョブの設定のための複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する。表示制御部23によって表示部8aにユーザーが操作可能な操作画面が表示されているとき、操作パネル8の操作部8bが操作画面に対するユーザーの操作を検知すると、第1設定部21は、操作部8bから操作情報を取得し、ユーザーの操作を受け付ける。第1設定部21は、操作部8bから取得する操作情報に基づき、ユーザーが操作した操作項目を特定すると共に、特定した操作項目に対してユーザーが指定した設定値を特定する。そして第1設定部21は、ユーザーによって指定された操作項目と、ユーザーによって指定された設定値とを含む設定コマンドを設定値管理部20へ出力する。これにより、設定値管理部20において、ユーザーによって指定された操作項目の設定値が、デフォルト値からユーザーによって指定された設定値に変更され、ユーザーの手動操作による設定が反映される。
例えば、第1設定部21は、「自動設定」が設定されている操作項目に対するユーザーの操作を受け付けると、当該操作項目の設定値を、「自動設定」からユーザーによって指定された設定値に変更する。したがって、ユーザーは、デフォルト値として「自動設定」が設定されている操作項目であっても、自身が所望する設定値に変更することができる。
第2設定部22は、ジョブの設定のための複数の操作項目のうち、「自動設定」が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する。例えば、第2設定部22は、ユーザーが手動操作で設定した他の操作項目の設定値、センサー17の検知結果、又は、ジョブ制御部24がジョブの実行の開始前若しくは開始後に行った判定結果等に基づいて、自動設定すべき操作項目の設定値を自動設定する。このとき、第2設定部22は、第1設定部21と同様に、自動設定の対象となっている操作項目と設定値とを含む設定コマンドを設定値管理部20へ出力する。これにより、設定値管理部20は、第2設定部22によって自動設定される設定値を反映させることができる。
例えば、コピージョブにおいて、操作項目「原稿サイズ」の設定値として、「自動サイズ検知」が設定されている場合、第2設定部22は、センサー17の検知結果に基づいてユーザーによってセットされた原稿のサイズを自動検知する。このとき、センサー17によって検知された原稿のサイズが「A4」であれば、第2設定部22は、操作項目「原稿サイズ」の設定値として、「A4」を自動設定する。具体的には、第2設定部22は、操作項目「原稿サイズ」の設定値として「A4」を指定する設定コマンドを設定値管理部20へ出力する。これにより、設定値管理部20は、操作項目「原稿サイズ」の設定値を、第2設定部22から指定された設定値「A4」に変更し、自動設定による設定が反映される。
また例えば、コピージョブにおいて、「原稿サイズ」、「倍率設定」及び「用紙設定」の3つの操作項目が全て自動設定であった場合、第2設定部22は、センサー17の検知結果に基づいて操作項目「原稿サイズ」の設定値を「A4」を自動設定すると、それと同時に、操作項目「倍率設定」の設定値を「等倍」に自動設定し、更に、操作項目「用紙設定」の設定値を「A4」に自動設定する。
また例えば、コピージョブにおいて、操作項目「カラー設定」が自動設定であった場合、第2設定部22は、スキャナ部2による原稿の画像読み取りが開始された後、スキャナ部2で生成される画像データがカラー画像である場合に、操作項目「カラー設定」の設定値を「カラー」に自動設定する。これに対し、スキャナ部2で生成される画像データがモノクロ画像であった場合、第2設定部22は、操作項目「カラー設定」の設定値を「モノクロ」に自動設定する。
設定値管理部20は、第1設定部21及び第2設定部22のそれぞれから出力される設定コマンドを取得すると、その設定コマンドで指定された操作項目の設定値を、デフォルト値から設定コマンドで指定された設定値に書き換える。これにより、ジョブ実行の際に、第1設定部21及び第2設定部のそれぞれから指定された設定値が適用されるようになる。
また、設定値管理部20は、第1設定部21及び第2設定部22のそれぞれから出力される設定コマンドに基づいて各操作項目の設定値を書き換えると、その設定履歴を設定履歴情報32に記録する。
図5は、設定履歴情報32の一例を示す図である。図5に示す設定履歴情報32は、ユーザーが画像処理装置1を使用して原稿のコピーを行う場合の設定履歴の一例を表している。この設定履歴情報32は、設定時間と、設定種類と、操作項目と、設定値とが相互に対応付けられた情報である。ここで設定時間は、第1設定部21又は第2設定部22による設定が行われた時間である。設定種類は、ユーザーによる手動操作による設定であるか、又は、第2設定部22による自動設定による設定であるかを示す情報である。操作項目は、設定対象となった操作項目(設定項目)を示す情報である。設定値は、第1設定部21又は第2設定部22から指定された設定値である。
例えば、ユーザーがはじめに操作パネル8に対する操作を行ってコピージョブを選択すると、設定値管理部20は、設定履歴情報32の設定時間にユーザーが操作を行った時間を記録し、設定種類に「ユーザー操作」を記録する。また、設定値管理部20は、操作項目に「機能選択」を記録し、設定値に「コピー」を記録する。
次に、ユーザーがADF部4の原稿載置トレイ4aに原稿をセットすると、センサー17が原稿サイズを自動検知し、第2設定部22による自動設定が行われる。このとき、「原稿サイズ」、「倍率設定」及び「用紙設定」の3つの操作項目が全て自動設定であった場合、設定値管理部20は、第2設定部22による自動設定の結果に基づき、「原稿サイズ」、「倍率設定」及び「用紙設定」の3つの操作項目のそれぞれを自動設定したことを示す設定履歴を記録する。このように設定値管理部20は、第1設定部21による設定、又は第2設定部22による自動設定が行われたタイミングで、設定履歴情報32に設定履歴を記録していく。尚、設定値管理部20は、画像処理装置1においてジョブの実行が完了すれば、設定履歴情報32に記録した設定履歴を削除しても構わない。
また、設定値管理部20は、第1設定部21又は第2設定部22からの設定コマンドに基づいて操作項目の設定値を書き換えた場合、その操作項目と、書き換えた設定値とを表示制御部23に通知する。
表示制御部23は、操作パネル8の表示部8aにユーザーが操作可能な操作画面を表示する。また、表示制御部23は、第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とを表示部8aの所定の表示領域に表示する。第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とを表示する表示領域は、例えば、ユーザーが操作可能な操作画面が表示される領域と重ならない領域である。また、表示制御部23は、第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とを表示するとき、設定順序に従って時系列に表示する。
ジョブ制御部24は、ユーザーによってジョブの実行開始が指示された場合に動作し、画像処理装置1におけるジョブの実行を制御する。例えば、コピージョブの場合、ジョブ制御部24は、スキャナ部2とプリンタ部5とを順次動作させ、ユーザーによってスキャナ部2にセットされた原稿の画像を用紙に複写したコピー用紙を排紙トレイ6aへ出力するジョブの実行を制御する。
ジョブ制御部24は、スキャナ部2によって画像メモリ16に格納される画像データのカラー判定を行う機能を有している。このカラー判定機能は、例えば、コピージョブにおいて操作項目「カラー設定」が「自動カラー設定」に設定されている場合に機能する。そしてカラー判定機能は、画像データのカラー判定を行うとその判定結果を第2設定部22へ出力する。これにより、第2設定部22は、「カラー設定」の操作項目に対し、「カラー」と「モノクロ」のいずれか一方の設定値を自動設定することができる。
上記構成を有する画像処理装置1は、ジョブの実行開始前又はジョブの実行中、操作パネル8の表示部8aに、第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とを設定順序に従って時系列に表示していくことができる。そのため、ユーザーは、ジョブの実行開始前又はジョブの実行中において、表示部8aの所定の表示領域を見れば、自身で設定した設定値と、画像処理装置1によって自動設定された設定値との双方を確認することが可能である。
図6は、表示部8aに表示される画面の一例を示す図である。図6に示す画面は、表示制御部23によって表示部8aに表示される画面である。例えば、表示制御部23は、図6に示すように、ユーザーが操作可能な操作画面を、表示部8aの全表示領域40のうちの一部である左側の表示領域41に表示する。また、表示制御部23は、第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とを表示する設定値表示画面を、表示部8aの全表示領域40のうちの一部である右側の表示領域42に表示する。ここで、設定値表示画面が表示される表示領域42は、操作画面が表示される表示領域41に重ならならないように、表示領域41に隣接した位置に表示される。したがって、ユーザーは、表示領域41に表示される操作画面と、表示領域42に表示される設定値表示画面との双方を同時に確認することができる。
例えば、図6において表示領域41に表示される操作画面は、ユーザーが操作パネル8に対する操作を行う際の初期画面となっており、ジョブの種類を選択するための複数の操作ボタンB10,B11,B12を表示する。ユーザーは、操作画面の初期画面が表示されているとき、複数の操作ボタンB10,B11,B12のうちのいずれか1つを操作することにより、コピージョブやスキャンジョブ、プリントジョブといった複数種類のジョブのうちから1つのジョブを選択することができる。ユーザーによって1つのジョブが選択されると、操作画面は、ユーザーによって選択されたジョブの詳細な設定を行うための画面に遷移する。そして制御部10は、ユーザーによるジョブの設定操作を受け付ける。
また、操作画面の初期画面には、管理者設定のための操作ボタンB13が表示される。画像処理装置1の管理者は、操作ボタンB13を操作することにより、複数の操作項目のそれぞれについてデフォルト値などを設定することができるようになる。
また、図6において表示領域42に表示される設定値表示画面は、第1設定部21によって設定された設定値、及び、第2設定部22によって自動設定された設定値を逐次リアルタイムに表示していく画面である。この設定値表示画面は、ユーザーによってジョブの種類が選択されていない初期状態のとき、複数の操作項目のそれぞれに設定されているデフォルト値情報50が表示される。
図7は、初期状態における設定値表示画面の表示例を示す図である。例えば、表示制御部23は、設定値表示画面にデフォルト値情報50を表示するとき、メモリ12に格納されているデフォルト値情報31を読み出し、デフォルト値情報31に記録されている全てのデフォルト値を含むデフォルト値情報50を表示するようにしても良い。ただし、これに限られるものではなく、表示制御部23は、デフォルト値情報31において、自動設定が設定されている操作項目のデフォルト値のみを抽出してデフォルト値情報50を表示するようにしても良い。設定値表示画面は、操作画面と比較して画面サイズが小さいため、自動設定が設定されている操作項目のデフォルト値のみを抽出して表示することにより、ユーザーに自動設定が設定されている操作項目を効果的に認識させることができるという利点がある。
その後、ユーザーによって操作画面に対する操作が行われ、第1設定部21及び第2設定部22のそれぞれによる設定処理が行われる都度、表示制御部23は、設定値表示画面に対して設定値を追加表示していく。このとき、表示制御部23は、第1設定部21によって設定された設定値を表示領域42の右側の第1の領域に表示し、第2設定部22によって設定された設定値を表示領域42の左側の第2の領域に表示する。これにより、ユーザーは、設定値表示画面に逐次追加表示されていく設定値の表示位置によって、自身で指定した設定値と、自動設定された設定値とを区別しつつ、設定値の確認を行うことができる。
図8は、ユーザーによる操作がある程度進行した状態の設定値表示画面の一例を示す図である。例えば、ユーザーが操作画面の初期画面において「コピー」の操作ボタンB10を操作すると、設定値表示画面には、ユーザーによって「コピー」が選択されたことを示す設定情報51が表示される。このとき、表示制御部23は、設定情報51がユーザーの操作に基づく情報であるため、設定情報51を設定値表示画面の右側の第1の領域に表示する。
次に、ユーザーがスキャナ部2に原稿をセットすると、操作項目「原稿サイズ」が「自動サイズ検知」に設定されているため、第2設定部22が操作項目「原稿サイズ」を自動設定する。これに伴い、表示制御部23は、設定値表示画面の左側の第2の領域に自動設定された設定値「A4」を示す設定情報52を表示する。また、第2設定部22は、操作項目「倍率設定」の設定値を「等倍」に自動設定し、更に、操作項目「用紙設定」の設定値を「A4」に自動設定する。これに伴い、表示制御部23は、設定値表示画面の左側の第2の領域に、自動設定された設定値「等倍」及び「A4」のそれぞれを示す設定情報53,54を順次表示する。原稿がセットされたことに応答して、設定情報52,53,54が順次表示されることにより、ユーザーは、自動設定された設定値を速やかに確認することができる。
次に、ユーザーが操作項目「原稿画質モード設定」の設定値を「文字原稿」に設定すると、設定値表示画面には、ユーザーによって「文字原稿」が設定されたことを示す設定情報55が表示される。このとき、表示制御部23は、設定情報55を設定値表示画面の右側の第1の領域に表示する。更に続いて、ユーザーが操作項目「濃度設定」の設定値を「-2」に設定すると、設定値表示画面には、ユーザーによって「-2」が設定されたことを示す設定情報56が表示される。このとき、表示制御部23は、設定情報56を設定値表示画面の右側の第1の領域に表示する。
その後、ユーザーがジョブの実行を指示するためのスタートキーを操作すると、設定値表示画面には、ユーザーによってスタートキーが操作されたことを示す設定情報57が表示される。このとき、表示制御部23は、設定情報57を設定値表示画面の右側の第1の領域に表示する。ユーザーのスタートキー操作に伴い、制御部10においてジョブ制御部24が動作し、コピージョブの実行が開始される。コピージョブの実行が開始されると、スキャナ部2において原稿の画像読み取りが開始される。そのため、表示制御部23は、原稿の画像読み取りを開始したことを示す設定情報58を設定値表示画面の左側の第2の領域に表示する。この結果、図8に示すような設定値表示画面が表示部8aに表示されることになる。
図9は、原稿の画像読み取りを開始してから更にジョブの実行が進んだ状態の設定値表示画面の一例を示す図である。ジョブ制御部24によって原稿の画像読み取りが開始され、画像メモリ16に画像データが格納されると、ジョブ制御部24は、画像データのカラー判定を行う。その結果、画像データがカラー画像であった場合、第2設定部22は、操作項目「カラー設定」の設定値を「カラー」に自動設定する。これに伴い、表示制御部23は、設定値表示画面の左側の第2の領域に、自動設定された設定値「カラー」を示す設定情報59を順次表示する。このとき、設定値表示画面に新たな設定情報59を表示するスペースがない場合、表示制御部23は、設定値表示画面を自動スクロールさせ、表示スペースを確保した状態で新たな設定情報59を表示する。尚、設定値表示画面のスクロールは、ユーザーが手動操作によって行うことも可能である。その後、スキャナ部2による原稿の画像読み取り動作が終了すると、表示制御部23は、画像読み取り動作が終了したことを示す設定情報60を表示する。
ユーザーは、スタートキーを操作した後、設定値表示画面を確認し続けていれば、原稿の画像読み取り動作中に、操作項目「カラー設定」の設定値として「カラー」が自動設定されたことを把握することができる。そのため、画像処理装置1において自動設定される「カラー設定」が所望の設定値となっているか否かを確認することができる。
ジョブ制御部24は、原稿の画像読み取り動作中に、第2設定部22が設定値の自動設定を行った場合、原稿の画像読み取り動作が終了した時点でジョブを一時的に停止させる。そのため、ユーザーは、ジョブの実行が一時停止している間に、自動設定された設定値を確認することができる。自動設定された設定値が所望の設定値である場合、ユーザーは、再度スタートキーを操作してジョブの実行再開を指示する。これに伴い、ジョブ制御部24は、ジョブの実行を再開する。
図10は、ジョブの実行が再開された場合の設定値表示画面の一例を示す図である。設定情報60が表示され、ジョブの実行が一時停止しているときに、ユーザーがスタートキーを操作すると、設定値表示画面には、ユーザーによってスタートキーが操作されたことを示す設定情報61が表示される。このとき、表示制御部23は、設定情報61を設定値表示画面の右側の第1の領域に表示する。ユーザーのスタートキー操作に伴い、ジョブ制御部24は、ジョブの実行を再開し、プリンタ部5による印刷出力を開始する。これに伴い、表示制御部23は、印刷出力が開始したことを示す設定情報62を設定値表示画面の左側の第2の領域に表示する。この結果、図10に示すような設定値表示画面が表示部8aに表示されることになる。
一方、ジョブの実行が開始されてから自動設定された設定値がユーザーの所望する設定値ではなかった場合、ユーザーは、自動設定された設定値を手動操作で変更することができる。例えば、図9の設定値表示画面において、設定情報59で表示された設定値「カラー」がユーザーの所望する設定値ではなかった場合、ユーザーは、設定情報59をタップすることにより、操作項目「カラー設定」における設定値候補のリストを表示させることができる。ユーザーは、そのリストの中から所望の設定値を選択する操作を行うことで、自動設定された設定値を変更できる。
図11は、自動設定された設定値をユーザーが変更した場合の設定値表示画面の一例を示す図である。図11では、設定情報59の設定値がユーザーによって変更された場合を例示している。例えば、第1設定部21が、第2設定部22によって自動設定された設定値を、ユーザーによって指定された設定値に変更すると、表示制御部23が、設定値表示画面に表示している設定情報59を、図11に示すように表示更新する。図11では、設定情報59の設定値が「カラー」から「モノクロ」に変更されている。また、表示制御部23は、設定情報59の設定値がユーザーによって指定された設定値であることを示すため、設定情報59を他の設定情報とは異なる表示態様(例えばハイライト表示など)で表示する。これにより、ユーザーは、自身で設定した設定値を容易に確認することができる。
このように本実施形態の画像処理装置1は、操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定部21と、複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定部22と、を有し、第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とを表示部8aにおける所定の表示領域42に表示する構成である。そのため、ユーザーは、表示領域42に表示される設定値を確認することで、自身が設定した設定値と、自動設定された設定値との双方を確認することが可能であり、ジョブの実行のために設定された操作項目の設定値を確実に把握することができるようになる。
また、表示領域42には、第1設定部21によって設定された設定値と、第2設定部22によって自動設定された設定値とが設定順序に従って時系列に表示されるため、ユーザーは、自身の操作と画像処理装置1の動作とのうちの何が契機となって自動設定がなされたかを容易に把握することができる。それ故、自動設定された設定値と他の設定値との相関関係を容易に把握することが可能であり、ユーザーが自身で設定した設定値を見直すための判断材料を提供することもできる。
次に、上記のような画像処理装置1における具体的な処理手順の一例について説明する。図12は、画像処理装置1において行われる処理手順の一例を示すフローチャートである。この処理手順は、制御部10のCPU11がプログラム15を実行することによって行われる。尚、図12は、主に設定値表示画面に対する表示処理を行うための処理手順を示している。
画像処理装置1は、図12に示す処理手順を開始すると、まず設定値表示画面に、操作項目のデフォルト値を表示する(ステップS10)。これにより、設定値表示画面は、図7に示したような表示画面となる。次に、画像処理装置1は、操作画面に対するユーザーの操作を受け付けたか否かを判断する(ステップS11)。ユーザーの操作を受け付けた場合(ステップS11でYES)、画像処理装置1は、ユーザーによって指定された操作項目を特定し(ステップS12)、特定した操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する設定処理を行う(ステップS13)。画像処理装置1は、ユーザーによる操作に基づいて設定値を設定すると、その設定値を設定履歴情報32に記録し(ステップS14)、その設定値を示す設定情報を設定値表示画面に表示する(ステップS15)。このとき、画像処理装置1は、設定値表示画面の右側の第1の領域に、設定値を表示する。
一方、ユーザーの操作を受け付けていない場合(ステップS11でNO)、画像処理装置1は、センサー17が何らかの状態変化を検知したか否かを判断する(ステップS16)。センサー17が状態変化を検知している場合(ステップS16でYES)、画像処理装置1は、その状態変化に対応する自動設定の操作項目があるか否かを判断する(ステップS17)。例えば、ユーザーが原稿をセットした場合にセンサー17が原稿サイズを検知すると、画像処理装置1は、原稿サイズに対応する操作項目が自動設定となっているか否かを判断する。その結果、自動設定の操作項目がある場合(ステップS17でYES)、画像処理装置1は、センサー17の検知結果に基づいて自動設定となっている操作項目の設定値を自動設定する(ステップS18)。画像処理装置1は、設定値を自動設定すると、その設定値を設定履歴情報32に記録し(ステップS19)、その設定値を示す設定情報を設定値表示画面に表示する(ステップS20)。このとき、画像処理装置1は、設定値表示画面の左側の第2の領域に、設定値を表示する。
尚、センサー17が何らかの状態変化を検知していない場合(ステップS16でNO)、或いは、センサー17が検知した状態変化に対応する自動設定の操作項目がない場合(ステップS17でNO)、画像処理装置1による処理はステップS11へと戻る。
次に、画像処理装置1は、ユーザーによるジョブの実行指示があったか否かを判断する(ステップS21)。ジョブの実行指示がなかった場合(ステップS21でNO)、ステップS11に戻り、上述した処理を繰り返すことでジョブの設定処理を行う。これに対し、ジョブの実行指示があった場合(ステップS21でYES)、画像処理装置1は、ユーザーによって指定されたジョブの実行を開始する(ステップS22)。
画像処理装置1は、ジョブの実行を開始すると、未だ設定値が定まっていない自動設定の操作項目があるか否かを判断する(ステップS23)。自動設定の操作項目がある場合(ステップS23でYES)、画像処理装置1は、自動設定を行うことができるタイミングになると、自動設定の操作項目に設定値を自動設定する(ステップS24)。例えば、コピージョブにおいて操作項目「カラー設定」が自動設定となっている場合、画像処理装置1は、ジョブの実行を開始して原稿の画像読み取りを行っているときに、画像データのカラー判定を行い、操作項目「カラー設定」の設定値を自動設定する。画像処理装置1は、設定値を自動設定すると、その設定値を設定履歴情報32に記録し(ステップS25)、その設定値を示す設定情報を設定値表示画面に表示する(ステップS26)。このとき、画像処理装置1は、設定値表示画面の左側の第2の領域に、設定値を表示する。その後、画像処理装置1は、ステップS24で自動設定された設定値を反映させた動作が開始される前に、ジョブの実行を一時停止させる(ステップS27)。例えば、上述したカラー設定の場合、プリンタ部5による印刷出力が開始される前に、ジョブの実行を一時停止させる。これにより、ユーザーは、ジョブの実行中に自動設定された設定値を、ジョブが一時停止した状態で確認することができるため、所望の設定値が自動設定されていないときには設定値の変更操作を行うことが可能である。そして画像処理装置1は、ユーザーによるジョブの再開指示を検知すると、ジョブの実行を再開させる(ステップS28)。これにより、ステップS24で自動設定された設定値、又は、ジョブが一時停止している状態でユーザーが指定した設定値を反映させた動作が行われるようになる。
その後、画像処理装置1による処理はステップS23に戻り、再び未だ設定値が定まっていない自動設定の操作項目があるか否かが判断される。設定値の定まっていない自動設定の操作項目が存在しない場合(ステップS23でNO)、画像処理装置1は、ジョブの実行が終了したか否かを判断する(ステップS29)。ジョブが未だ終了していない場合(ステップS29でNO)、画像処理装置1による処理はステップS23に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、ジョブの実行が終了した場合(ステップS29でYES)、画像処理装置1による処理が終了する。
このように本実施形態の画像処理装置1は、ジョブの実行中であっても第2設定部22によって設定値の自動設定が行われた場合には、ジョブの実行を一時停止させて自動設定された設定値をユーザーに確認させることができる。そのため、ユーザーが望まない設定値が自動設定された場合に、そのような設定値が反映された状態でジョブの実行が進行してしまうことを防止することができる。
以上、本発明に関する好ましい実施形態について説明した。しかし、本発明は、上記実施形態において説明した内容のものに限られるものではなく、種々の変形例が適用可能である。
例えば、上記実施形態では、設定値表示画面において、第1設定部21によって設定された設定情報を右側の第1の領域に表示し、第2設定部22によって自動設定された設定情報を左側の第2の領域に表示する例を説明した。しかし、これに限られるものではない。例えば、表示制御部23は、第1設定部21によって設定された設定情報と、第2設定部22によって自動設定された設定情報とを領域の区別なく、同じ領域に表示させるようにしても構わない。
図13は、第1設定部21によって設定された設定情報51,55,56,57と、第2設定部22によって自動設定された設定情報52,53,54,58とを領域の区別なく、同じ領域に表示した設定値表示画面の例を示す図である。図13に示すように、第1設定部21によって設定された設定情報51,55,56,57と、第2設定部22によって自動設定された設定情報52,53,54,58とを同じ領域に表示すると、ユーザーにとっては、どの設定情報が自動設定された設定値を示すものであるのかを把握し難くなる。そのため、第1設定部21によって設定された設定情報51,55,56,57と、第2設定部22によって自動設定された設定情報52,53,54,58とを同じ領域に表示する場合には、図13に示すように、第1設定部21によって設定された設定情報51,55,56,57の表示態様を、第2設定部22によって自動設定された設定情報52,53,54,58の表示態様とは異なる態様とすることが好ましい。例えば、第1設定部21によって設定された設定情報51,55,56,57と、第2設定部22によって自動設定された設定情報52,53,54,58とで、表示色を変えるようにしても良い。
また、上記実施形態では、設定値表示画面をユーザーが操作可能な操作画面に隣接した位置に表示する例を説明した。しかし、これに限られるものでもない。例えば、表示制御部23は、設定値表示画面を表示する際、ユーザーが操作可能な操作画面に重畳して表示させるようにしても構わない。
図14は、設定値表示画面を表示する表示領域42を、操作画面の表示領域41内に重畳させた表示例を示す図である。例えば、図14(a)に示すように、表示制御部23は、設定値表示画面を表示する際、表示領域42を、操作画面の表示領域41内の任意の位置に設定し、設定値表示画面を表示する。しかし、図14(a)に示す表示状態では、操作ボタンB12が設定値表示画面によって隠蔽されるため、ユーザーは操作ボタンB12を操作することができなくなる。そこで、表示制御部23は、図14(a)に示すように、設定値表示画面を表示するとき、その設定値表示画面の表示位置をユーザーが変更できるようにする。例えば、ユーザーは、操作画面上に表示される設定値表示画面をタップして移動させる操作を行った場合、表示制御部23は、ユーザーの操作に基づき、設定値表示画面の表示位置を図14(b)に示すように移動させる。これにより、操作ボタンB12が表示されるようになるため、ユーザーは、操作ボタンB12に対する操作を行うことが可能である。
また、上記実施形態では、制御部10のCPU11によって実行されるプログラム15が予め記憶部14に記憶されている場合を例示した。しかし、プログラム15は、例えばネットワークなどを介して、画像処理装置1にインストールされるものであっても構わない。この場合、プログラム15は、インターネットなどを介してダウンロード可能な態様で提供される。また、これに限らず、プログラム15は、CD-ROMやUSBメモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録された態様で提供されるものであっても構わない。
また、上記実施形態では、主としてコピージョブを例に挙げて設定値表示画面における設定値の表示例を説明した。しかし、画像処理装置1において実行されるジョブには、コピージョブ以外のジョブもある。上述した表示例は、コピージョブ以外のジョブの設定が行われる際にも適用可能であることは言うまでもない。
1 画像処理装置
8 操作パネル
8a 表示部
8b 操作部
10 制御部
15 プログラム
20 設定値管理部
21 第1設定部
22 第2設定部
23 表示制御部
24 ジョブ制御部

Claims (17)

  1. 複数の操作項目を含む操作画面を表示する表示部と、
    前記操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、前記複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定部と、
    前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定部と、
    前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを前記表示部における所定の表示領域に表示する表示制御部と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを、設定順序に従って時系列に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記第1設定部によって設定された設定値を前記所定の表示領域の第1の領域に表示し、前記第2設定部によって自動設定された設定値を前記所定の表示領域の前記第1の領域とは異なる第2の領域に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 前記表示制御部は、前記所定の表示領域を前記操作画面に隣接した位置に表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  5. 前記表示制御部は、前記所定の表示領域を前記操作画面に重畳して表示させ、前記操作画面に対する前記所定の表示領域の表示位置を変更させることが可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  6. 前記表示制御部は、前記第1設定部又は前記第2設定部によって設定値が追加設定されることに伴い、リアルタイムで当該設定値を前記所定の表示領域に追加表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記第2設定部によって自動設定される操作項目は、ユーザーが所望の設定値に変更可能な操作項目であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記第2設定部によって自動設定される操作項目は、カラー設定、濃度設定、用紙設定、及び、原稿画質モード設定のうちの少なくとも1つの操作項目であることを特徴とする請求項7に記載の画像処理装置。
  9. 前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを反映させた状態でジョブの実行を制御するジョブ制御部、
    を更に備え、
    前記表示制御部は、前記ジョブ制御部によってジョブの実行が開始される前に、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  10. 前記ジョブ制御部は、前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とがユーザーによって確認された後に、ジョブの実行を開始することを特徴とする請求項9に記載の画像処理装置。
  11. 前記第1設定部によって設定された設定値と、前記第2設定部によって自動設定された設定値とを反映させた状態でジョブの実行を制御するジョブ制御部、
    を更に備え、
    前記第2設定部は、前記ジョブ制御部によるジョブの実行が開始された後に、自動設定が設定されている操作項目に対して設定値を自動設定することがあり、
    前記ジョブ制御部は、ジョブの実行を開始した後、前記第2設定部によって設定値が自動設定された場合に、ジョブの実行を一時停止させることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  12. 前記ジョブ制御部は、ジョブの実行を一時停止させた後、前記第2設定部によって自動設定された設定値がユーザーによって確認された後に、ジョブの実行を再開させることを特徴とする請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記第1設定部は、前記所定の表示領域に表示される前記第2設定部によって自動設定された設定値を、ユーザーによって指定された設定値に変更可能であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  14. 前記表示制御部は、前記第2設定部によって自動設定された設定値が前記第1設定部によって変更された場合、当該変更後の設定値を前記所定の表示領域に表示することを特徴とする請求項13に記載の画像処理装置。
  15. 前記表示制御部は、前記操作画面に対するユーザーの操作が行われる前に、前記所定の表示領域に、前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目を表示することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  16. 複数の操作項目を含む操作画面を表示する表示部を備える画像処理装置の制御方法であって、
    前記操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、前記複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定ステップと、
    前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定ステップと、
    前記第1設定ステップによって設定された設定値と、前記第2設定ステップによって自動設定された設定値とを前記表示部における所定の表示領域に表示する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする制御方法。
  17. 複数の操作項目を含む操作画面を表示する表示部を備える画像処理装置において実行されるプログラムであって、前記画像処理装置に、
    前記操作画面に対するユーザーの操作を受け付け、前記複数の操作項目のうち、ユーザーによって指定された操作項目に対し、ユーザーによって指定された設定値を設定する第1設定ステップと、
    前記複数の操作項目のうち、自動設定が設定されている操作項目に対し、設定値を自動設定する第2設定ステップと、
    前記第1設定ステップによって設定された設定値と、前記第2設定ステップによって自動設定された設定値とを前記表示部における所定の表示領域に表示する表示制御ステップと、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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