本開示は、治療有効量のHIVカプシド阻害剤、又はその薬学的に許容される塩を対象(例えば、ヒト)に投与することによって、対象におけるHIV感染症(例えば、HIV-1及び/又はHIV-2)を予防する方法に関する。
いくつかの実施形態では、HIVカプシド阻害剤(例えば、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物)、又はその薬学的に許容される塩は、単剤療法として(すなわち、追加の治療剤の非存在下で)投与される。いくつかの実施形態では、HIVカプシド阻害剤(例えば、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物)、又はその薬学的に許容される塩は、抗HIV剤などの1種以上の追加の治療剤と組み合わせて投与される。
いくつかの実施形態では、HIVカプシド阻害剤は、式(Ia)若しくは式(Ib):
の化合物、又はその薬学的に許容される塩である。
いくつかの実施形態では、本方法は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む。いくつかの実施形態では、本方法は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む。
本開示は、以下の構造を有する式(Ia)、N-((S)-1-(3-(4-クロロ-3-(メチルスルホンアミド)-1-(2,2,2-トリフルオロエチル)-1H-インダゾール-7-イル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-2-((3bS,4aR)-5,5-ジフルオロ-3-(トリフルオロメチル)-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド:
の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、HIV感染症の予防のために使用する方法を含む。
本開示はまた、以下の構造を有する式(Ib)、N-((S)-1-(3-(4-クロロ-3-(シクロプロパンスルホンアミド)-1-(2,2-ジフルオロエチル)-1H-インダゾール-7-イル)-6-(3-メチル-3-(メチルスルホニル)ブタ-1-イン-1-イル)ピリジン-2-イル)-2-(3,5-ジフルオロフェニル)エチル)-2-((3bS,4aR)-3-(ジフルオロメチル)-5,5-ジフルオロ-3b,4,4a,5-テトラヒドロ-1H-シクロプロパ[3,4]シクロペンタ[1,2-c]ピラゾール-1-イル)アセトアミド:
の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、HIV感染症の予防のために使用する方法を含む。
式(Ia)及び式(Ib)の化合物、並びにその塩の合成及び特性は、国際公開第2018/035359号(米国特許出願公開第20180051005号も参照)及び国際公開第2019/161280号に記載されており、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。式(Ia)の化合物の様々な形態は、国際公開第2019/035973号(米国特許出願公開第20190083478号も参照)及び国際公開第2019/035904号(米国特許出願公開第20190084963号も参照)に開示されており、その内容は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
いくつかの実施形態では、HIVカプシド阻害剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物の薬学的に許容される塩である。式(Ia)及び式(Ib)の化合物の薬学的に許容される塩の非限定的な例としては、ナトリウム塩が挙げられる。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物は、ナトリウム塩である。
上記の提供された式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物の特定の薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物に対する特定の言及がない場合、ミリグラムで表されるか又は重量%として表されるかにかかわらず、任意の投与量は、遊離酸、すなわち式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物の量を指すと理解する必要がある。例えば、式(Ia)又はその薬学的に許容される塩の「50mg」という言及は、50mgの式(Ia)遊離酸の化合物と同量の式(Ia)化合物を提供する、式(Ia)又はその薬学的に許容される塩の量を指す。いくつかの実施形態では、50mgの式(Ia)に関する投与量には、式(Ia)一ナトリウム塩の約51.1mgが含まれる。
本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約2000mgの投与量で投与される。本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約3000mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg、約500mg、約550mg、約600mg、約650mg、約700mg、約750mg、約800mg、約850mg、約900mg、約950mg、約1000mg、約1050mg、約1100mg、約1150mg、約1200mg、約1250mg、約1300mg、約1350mg、約1400mg、約1450mg、約1500mg、約1550mg、約1600mg、約1650mg、約1700mg、約1750mg、約1800mg、約1850mg、約1900mg、約1950mg又は約2000mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2050mg、約2100mg、約2150mg、約2200mg、約2250mg、約2300mg、約2350mg、約2400mg、約2450mg、約2500mg、約2550mg、約2600mg、約2650mg、約2700mg、約2750mg、約2800mg、約2850mg、約2900mg、約2950mg、又は約3000mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約900mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約50mgの投与量で投与される。
いくつかの実施形態では、対象は、HIV感染症に罹患しているか、又は発症するリスクがあることがある。いくつかの実施形態では、対象は、HIVの性感染のリスクがある個人として識別されている。いくつかの実施形態では、個人は、男性(例えば、男性又は女性と性交する者)、トランスジェンダー男性、トランスジェンダー女性、女性(例えば、男性又は女性と性交する者)、及び/又は性労働者として識別されている。いくつかの実施形態では、個人は、以下のように識別されている:
・少なくとも2人の異なる性的パートナーと肛門性交渉をし、過去6ヶ月間一貫してコンドームを使用していない、及び/又は
・過去12ヶ月間に性感染症(STD)の既往歴がある(例:梅毒、淋病、クラミジア、HBV又はHCV感染)、及び/又は
・性交中に向精神薬(例:コカイン、ガンマヒドロキシ酪酸(GHB)、メチレンジオキシメタンフェタミン(MDMA)、メフェドロン)を使用する、及び/又は
・HIV感染症の罹患率が高い(1%超)地域(例:南米、サハラ以南のアフリカ、東南アジア、東ヨーロッパ、フランス領ギアナ)出身の1人以上のパートナーとの性交があり、一貫してコンドームを使用していない、及び/又は、
・性労働者、及び/又は
・注射剤を共有する静注薬物使用者である性的パートナーを持つ、及び/又は
・血漿中ウイルス量が検出可能な(例えば、50コピー(cp)/ミリリットル(mL)超)HIVに感染した性的パートナーを持つ。
いくつかの実施形態では、対象は、HIV陰性である。いくつかの実施形態では、HIVは、HIV-1である。いくつかの実施形態では、HIVは、HIV-2である。いくつかの実施形態では、HIVは、HIV-1及びHIV-2である。
本明細書で使用される場合、用語「予防」又は「予防すること」は、対象のウイルスへの曝露前又は曝露後であるが疾患の症状の出現前、及び/又は血液中のウイルスの検出前に、本開示による化合物、その薬学的に許容される塩、又は化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む組成物を投与することを指す。また、この用語は、疾患の症状の出現の予防、及び/又は、ウイルスが血液中で検出可能な濃度に達するのを予防することを指す。この用語には、曝露前予防(PrEP)と、曝露後予防(PEP)及びイベント主導型又は「オンデマンド」予防と、の両方が含まれる。この用語はまた、本開示による化合物、その薬学的に許容される塩、又は化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む組成物を、出産前の母親及び生後数日以内の子供に投与することによって、母親から乳児へのHIVの周産期感染を予防することを指す。この用語はまた、輸血によるHIV感染の予防も指す。
本明細書で使用される場合、「曝露期間」という用語は、対象をHIVに曝露する、単一のイベントからの、又は長期間にわたる複数のイベントまでの範囲の期間を指す。例えば、HIV陽性のパートナーと1回の性交を行った対象は、そのパートナーとの1回の性交の時間及び期間に限定された曝露期間を有する。別の例として、長期間(例えば、数日、数週間、数ヶ月、数年)にわたって複数回HIV陽性のパートナーと性交した対象は、そのパートナーとの性交の最初の事例から最後の事例までの範囲の曝露期間を有する。
本明細書で使用する場合、用語「阻害指数」(IQ)は、血清タンパク質結合について調整した式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩のEC95値を指す。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1日1回投与される。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される方法は、1日1回よりも少ない間隔で反復投与することを伴う。例えば、特定の実施形態では、本明細書に開示される方法は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、1日おきに1回、週5回、週4回、週3回、週2回、週1回、2週間に1回、3週間に1回、4週間に1回、5週間に1回、6週間に1回、7週間に1回、又は8週間に1回投与することを伴う。本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、方法は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、1ヶ月に1回、2ヶ月に1回、3ヶ月に1回、4ヶ月に1回、5ヶ月に1回、6ヶ月に1回、又は1年に1回投与することを伴う。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される方法は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、対象にイベント主導型投与することを含む。本明細書で使用する場合、「イベント主導型」又は「イベント主導型投与」という用語は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、(1)対象をHIVに曝露する(又はそうでなければ対象のHIV感染リスクを高める)イベントの前(例えば、イベントの2時間前、1日前、2日前、5日前、7日前、10日前、14日前、28日(すなわち1ヶ月)前、又はそれ以上前の日)に、及び/又は(2)対象をHIVに曝露する(又はそうでなければ対象のHIV感染リスクを高める)イベント(又は2回以上繰り返されるイベント)の最中に、及び/又は(3)対象をHIVに曝露する(又はそうでなければ対象のHIV感染リスクを高める)イベント(又は一連の繰り返されるイベントの最後のイベント)の後に、投与することを指す。いくつかの実施形態では、イベント主導型投与は、対象のHIVへの曝露前に行われる。いくつかの実施形態では、イベント主導型投与は、対象のHIVへの曝露中に行われる。いくつかの実施形態では、イベント主導型投与は、対象のHIVへの曝露後に行われる。
いくつかの実施形態では、イベント主導型投与は、対象のHIVへの曝露前、及び対象のHIVへの曝露中に行われる。
いくつかの実施形態では、イベント主導型投与は、対象のHIVへの曝露前、及び対象のHIVへの曝露後に行われる。
いくつかの実施形態では、イベント主導型投与は、対象のHIVへの曝露中、及び対象のHIVへの曝露後に行われる。
特定の実施形態では、本明細書に開示される方法は、例えば、曝露前予防(PrEP)として及び/又は曝露後予防(PEP)として、対象をHIVに曝露する又はそうでなければ対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前及び/又は後に、投与することを伴う。対象のHIV感染リスクを高めることのあるイベントの例としては、HIV陽性のパートナー又はHIVの状態が未知のパートナーとの肛門性交中にコンドームを使用しないこと、4人以上の性的パートナーと肛門性交をすること、肛門性交渉のための金銭、贈り物、宿泊所、又は薬物のやり取りをすること、男性パートナーと性交渉し性感染症の診断を受けていること、HIV陽性であることが既知の性的パートナーにコンドームを一貫して使用しないことが挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される方法は、曝露前予防(PrEP)を含む。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される方法は、曝露後予防(PEP)を含む。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される方法は、曝露前予防(PrEP)及び曝露後予防(PEP)を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露前に投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露中に投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後に投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露前及び曝露中に投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露前及び曝露後に投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露中及び曝露後に投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露前、曝露中、及び曝露後に投与される。
いくつかの実施形態では、各期間(すなわち、曝露前、曝露中、及び曝露後)に投与される、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は異なり得る、すなわち、本明細書に開示される任意の投与量から独立して選択され得る。
イベント主導型投与レジメンの一例には、HIV曝露(例えば、HIV陽性であることが既知の性的パートナーとの最初の性行為(性交を含む))の前の、5~10日以内(例えば、約7日又は1週間)に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、それに続く、曝露期間(例えば、HIV陽性であることが既知の性的パートナーとの性行為)の間に、1~12週間に1回、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又は薬学的に許容される塩を投与することと、が含まれる。このような投与レジメンに続き、最後の曝露(例えば、HIV陽性であることが既知の性的パートナーとの性行為)の後に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を更に投与することができる。
特定の実施形態では、例えば、PrEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前(例えば、性行為の前)、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前(例えば、性交又は他のHIVへの曝露前)の、1時間~240時間(すなわち、10日以内)、1時間~216時間、1時間~192時間、1時間~168時間、1時間~144時間、1時間~120時間、1時間~96時間、1時間~72時間、1時間~48時間、1時間~24時間、又は1時間~12時間の間に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前(例えば、性交又は他のHIVへの曝露の前)の、14日、13日、12日、11日、10日、9日、8日、7日、6日、5日、4日、3日、2日又は1日以内に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前(例えば、性交又は他のHIVへの曝露前)の、72時間、60時間、48時間、24時間、12時間、9時間、6時間、4時間、3時間、2時間又は1時間以内に投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前に投与される場合、イベント(例えば、性行為)の前に1日1回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前に投与され場合、イベントの前に1~3回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前に投与される場合、イベントの前に1回(すなわち、1度)投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約14日~約1日前に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約14日~約1日前に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約10日~約5日前に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約10日~約5日前に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約8日~約6日前に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約8日~約6日前に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約7日前に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約7日前に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約72時間~約1時間前に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約72時間~約1時間前に1回投与される。
本明細書で提供される方法のいくつかの実施形態では、曝露前予防(PrEP)は、連続的PrEPを含む。いくつかの実施形態では、連続的PrEPは、対象のHIVへの曝露の約14日~約1時間前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を1日1回投与することを含む。
式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩が、対象のHIVへの曝露前に投与される特定の実施形態では、本明細書に開示される方法は、対象のHIVへの曝露中及び/又は曝露後に、追加投与量の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩を1回以上投与することを更に含む。
いくつかの実施形態では、例えば、PrEPレジメンの一部として、又はPEPレジメンの一部として投与される場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中に投与される。式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩がHIV曝露前に投与される特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、HIV曝露中(例えば、HIV陽性であると既知の性的パートナーとの性行為の期間中)、約7日に1回、約14日に1回、約21日に1回、約28日に1回、約35日に1回、又は42日に1回(例えば単回投与として)投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約7日に1回、約14日に1回、約21日に1回、約28日に1回、約35日に1回、又は約42日に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、HIVへの最終曝露後(例えば、HIV陽性であることが既知の性的パートナーとの性行為の期間後)、(例えば、約7日、14日、21日又は28日)に1回投与される。
いくつかの実施形態では、HIVへの曝露前に投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、HIVへの曝露中及び/又は曝露後に投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。例えば、いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、その前の投与量(例えば、HIVへの曝露前の投与量)と比較して、例えば、2倍の投与量として、3倍の投与量などとして、増加させる。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の増加した投与量は、2倍の投与量である。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、その前の投与量(例えば、HIVへの曝露前の投与量)と比較して、例えば、半分の投与量に減少される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露の約1時間~約10日前に単回投与として投与される。
PrEP及び/又はPEPの追加の例は、例えば、「On Demand Antiretroviral Pre-exposure Prophylaxis for HIV Infection in Men Who Have Sex With Men」(臨床試験番号NCT01473472)と題する臨床試験の概要、「Prevention of HIV in Ile-de-France」(臨床試験番号NCT03113123)と題する臨床試験の概要、及びMolinaら、N.Engl.J.Med.2015,353:2237-2246で見つけることができ、これらの各々の開示は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
いくつかの実施形態では、例えば、PrEPレジメンの一部として、又はPEPレジメンの一部として投与される場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、1時間~10日、1時間~7日、1時間~5日、1~72時間、1~48時間、1~36時間、1~24時間、又は1~12時間の間に投与される。
特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、7日間、14日間、21日間、28日間、30日間、又は45日間投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、30日間投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVウイルスへの曝露に続いて)、1時間以内、2時間以内、3時間以内、4時間以内、5時間以内、6時間以内、7時間以内、8時間以内、9時間以内、12時間以内、18時間以内、24時間以内、36時間以内又は48時間以内に投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、1日間、2日間、3日間、4日間又は5日間投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1日1回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~3回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1回投与される。
特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約1ヶ月に1回、約2ヶ月に1回、約3ヶ月に1回、約4ヶ月に1回、約5ヶ月に1回、約6ヶ月に1回、又は約12ヶ月に1回投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約1ヶ月に1回投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約2ヶ月に1回投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約3ヶ月に1回投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約4ヶ月に1回投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約5ヶ月に1回投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約6ヶ月に1回投与される。特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、約12ヶ月に1回投与される。
特定の実施形態では、例えば、PEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交又は他のHIVへの曝露に続いて)、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月、6ヶ月又は12ヶ月間投与される。
特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~50回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~40回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~30回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~20回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~15回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~10回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて1~5回投与される。
特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて2回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて3回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて4回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて5回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて6回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて7回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて8回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて9回投与される。特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて10回投与される。
特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて投与される場合、イベントに続いて2回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露中(例えば、HIV陽性であることが既知の性的パートナーとの性行為の期間中)に投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)(例えば、HIV陽性であることが既知の性的パートナーとの性行為の期間後)に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約14日の間に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約14日の間に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約7日の間に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約7日の間に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約72時間の間に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約72時間の間に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約24時間の間に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約1時間~約24時間の間に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約24時間~約72時間の間に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露後(例えば、最終曝露後)の約24時間~約72時間の間に1回投与される。
いくつかの実施形態では、例えば、PrEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前(例えば、性行為の前)、及びイベントの後に投与される。例えば、特定の実施形態では、PrEPとして投与する場合、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前(例えば、性行為の前)の、1~240時間(すなわち、10日以内)、1時間~216時間、1時間~192時間、1時間~168時間、1時間~144時間、1時間~120時間、1時間~96時間、1時間~72時間、1時間~48時間、1時間~24時間、又は1時間~12時間の間に、及びイベントの後の、1時間~240時間(すなわち10日以内)、1時間~216時間、1時間~192時間、1時間~168時間、1時間~144時間、1時間~120時間、1時間~96時間、1時間~72時間、1時間~48時間、1時間~36時間、1時間~24時間、又は1時間~12時間の間に投与される。例えば、いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩が、対象のHIV感染リスクを高めるイベントの前(例えば、性交前)1~10日(例えば、7日)に1回以上(例えば、1、2、又は3回)投与され、イベント後1~10日の期間中に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIV感染リスクを高めるイベントに続いて(例えば、性交に続いて)、週1回、週2回、週3回、週4回、又は週5回、及び1~48時間から開始して1回以上(例えば、1、2又は3回)投与される。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、7日に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、14日に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、21日に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、28日に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、35日に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、42日に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、1ヶ月に1回投与することと、を含む。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、2ヶ月に1回投与することと、を含む。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、3ヶ月に1回投与することと、を含む。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、6ヶ月に1回投与することと、を含む。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、12ヶ月に1回投与することと、を含む。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、1ヶ月に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、2ヶ月に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、3ヶ月に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、6ヶ月に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、方法は、
(i)対象のHIVへの曝露の約7日前に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することと、
(ii)HIVへの曝露期間中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩を、12ヶ月に1回投与することと、を含む。いくつかの実施形態では、ステップ(i)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ステップ(ii)で投与される式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩とは異なる投与量である。
いくつかの実施形態では、(ステップ(i)又は(ii)のように)式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与は、
(a)ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩、
(b)テノホビルアラフェナミド、又はその薬学的に許容される塩、又は
(c)ビクテグラビル又はその薬学的に許容される塩及びテノホビルアラフェナミド又はその薬学的に許容される塩、の投与を更に含む。
いくつかの実施形態では、(ステップ(i)又は(ii)のように)式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩の投与は、約10mg~約600mgの投与量のビクテグラビル又はその薬学的に許容される塩、及び約10mg~約50mgの投与量のテノホビルアラフェナミド又はその薬学的に許容される塩の投与を更に含む。
いくつかの実施形態では、(ステップ(i)又は(ii)のように)式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩の投与は、約10mg~約200mgの投与量のビクテグラビル又はその薬学的に許容される塩、及び約10mg~約50mgの投与量のテノホビルアラフェナミド又はその薬学的に許容される塩の投与を更に含む。
また、本明細書では、対象におけるHIV感染リスクを低減する方法であって、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を対象に投与することを含む、方法が提供される。
いくつかの実施形態では、HIV(例えば、HIV-1及び/又はHIV-2)感染リスクを低減する方法は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、より安全な性交習慣と組み合わせて対象に投与することを含む。特定の実施形態では、HIV(例えば、HIV-1及び/又はHIV-2)感染リスクを低減する方法は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、HIV感染リスクのある対象に投与することを含む。HIV感染リスクの高い対象の例としては、HIVの性感染のリスクのある対象が挙げられるが、これに限定されない。
いくつかの実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は95%である(本明細書で提供される方法のいずれかによる式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与されていない対象との比較において)。いくつかの実施形態では、HIV感染リスクの低減は、約80%、85%、又は90%である。いくつかの実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約75%である。いくつかの実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約80%である。いくつかの実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約85%である。いくつかの実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約90%である。
投与レジメン
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、有効な投与レジメンに従って、所望の期間又は継続期間で、対象(例えば、ヒト患者)に投与される。いくつかの実施形態では、投与レジメンは、少なくとも約1週間、約2週間、約4週間、約8週間、約12週間、約16週間、約20週間、約24週間、約28週間、約32週間、約36週間、約40週間、約44週間、約48週間、約52週間、又はそれ以上の間、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む。
いくつかの実施形態では、投与レジメンは、少なくとも約1年間、2年間、3年間、4年間、5年間、10年間、又はそれ以上の間、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む。いくつかの実施形態では、投与レジメンは、対象の生涯の間、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を連続的に投与することを含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1日1回又は断続的なスケジュールで投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1ヶ月に1回のスケジュールで投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1週間に1回、約2週間に1回、約4週間に1回、約8週間に1回、約12週間に1回、約16週間に1回、約20週間に1回、約24週間に1回、又は約48週間に1回、投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、4週間(又は1ヶ月)に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、8週間(又は2ヶ月)に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、12週間(又は3ヶ月)に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、16週間(又は4ヶ月)に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、20週間(又は5ヶ月)に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、24週間(又は6ヶ月)に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、52週(又は1年)に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約1ヶ月に1回、約2ヶ月に1回、約3ヶ月に1回、約4ヶ月に1回、約5ヶ月に1回、約6ヶ月に1回、又は約12ヶ月に1回、投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約2ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約3ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約4ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約5ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約6ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象のHIVへの曝露期間中、約12ヶ月に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、少なくとも約1ヶ月間、対象(例えば、ヒト患者)に皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、少なくとも約2ヶ月、少なくとも約3ヶ月、少なくとも約4ヶ月、又は少なくとも約6ヶ月間、対象に皮下又は筋肉内投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1ヶ月に1回、対象に皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約3ヶ月に1回、対象に皮下又は筋肉内投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約6ヶ月に1回、対象に皮下又は筋肉内投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約12ヶ月に1回、対象に皮下又は筋肉内投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約12ヶ月に1回、対象に皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約12ヶ月に1回、対象に筋肉内投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1ヶ月に1回、対象に筋肉内投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約3ヶ月に1回、対象に皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約3ヶ月に1回、対象に筋肉内投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約6ヶ月に1回、対象に皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約6ヶ月に1回、対象に筋肉内投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1年に1回、対象に皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1年に1回、対象に筋肉内投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1日1回、対象に経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩は、約1週間に1回、約2週間に1回、約4週間に1回、約8週間に1回、約12週間に1回、約16週間に1回、約20週間に1回、約24週間に1回、約48週間に1回、又は約1年に1回、対象に経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1週間に1回、対象に経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1ヶ月に1回、対象に経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約3ヶ月に1回、対象に経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約6ヶ月に1回、対象に経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1年に1回、対象に経口投与される。
式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩の投与量又は投与頻度は、投与する医師の判断に基づいて、治療の過程にわたって調整することが可能である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、治療有効量で対象(例えば、ヒト)に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、2ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、3ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、4ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、6ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1年に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、有効である投与量で投与される。いくつかの実施形態では、投与量は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の約1mg~約1000mgである。特定の実施形態では、投与量は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の約1mg、約10mg、約20mg、約30mg、約40mg、約50mg、約60mg、約70mg、約80mg、約90mg、約95mg、約100mg、約105mg、約110mg、約120mg、約130mg、約140mg、又は約150mgである。特定の実施形態では、投与量は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg、約500mg、約550mg、約600mg、約650mg、約700mg、約750mg、約800mg、約850mg、約900mg、約950mg、又は約1000mgである。
特定の実施形態では、投与量は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の約1mg、約5mg、約10mg、約20mg、約30mg、約40mg、約50mg、約60mg、約70mg、約80mg、約90mg、約100mg、約110mg、約120mg、約130mg、約140mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg、約500mg、約550mg、約600mg、約650mg、約700mg、約750mg、約800mg、約850mg、約900mg、約950mg、約1000mg、約1050mg、約1100mg、約1150mg、約1200mg、約1250mg、約1300mg、約1350mg、約1400mg、約1450mg、約1500mg、約1550mg、約2000mg、約2050mg、約3000mgである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約1mg~約2500mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約2400mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約2000mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約1500mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約1200mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約1000mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約300mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約200mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約100mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の投与量は、約5mg~約50mgである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1mg~約1500mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約5mg~約1200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約1200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約200mg~約1200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mg~約1200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mg~約1200mgの投与量で1日1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1mg~約200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約5mg~約200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg~約200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約200mgの投与量で1日1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1mg、約5mg、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約55mg、約60mg、約65mg、約70mg、約75mg、約80mg、約85mg、約90mg、約95mg、約100mg、約105mg、約110mg、約115mg、約120mg、約125mg、約130mg、約135mg、約140mg、約145mg、約150mg、約155mg、約160mg、約165mg、約170mg、約175mg、約180mg、約185mg、約190mg、約195mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg、約500mg、約550mg、約600mg、約650mg、約700mg、約750mg、約800mg、約850mg、約900mg、約950mg、約1000mg、約1050mg、約1100mg、約1150mg、約1200mg、約1250mg、約1300mg、約1350mg、約1400mg、約1450mg、又は約1500mgの投与量で1日1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1mgの投与量で1日1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約5mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約10mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約15mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約20mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約25mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約50mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約75mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約125mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約150mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約175mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約400mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約600mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約700mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約800mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約900mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1000mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1100mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1200mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1300mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1400mgの投与量で1日1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1500mgの投与量で1日1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約2500mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約2400mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約2000mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mg~約2500mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mg~約2500mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約800mg~約2500mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1000mg~約2500mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約150mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約200mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約600mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約800mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1000mg~約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg、約125mg、約150mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg、約300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425mg、約450mg、約475mg、約500mg、約525mg、約550mg、約575mg、約600mg、約625mg、約650mg、約675mg、約700mg、約725mg、約750mg、約775mg、約800mg、約825mg、約850mg、約875mg、約900mg、約925mg、約950mg、約975mg、約1000mg、約1025mg、約1050mg、約1075mg、約1100mg、約1125mg、約1150mg、約1175mg、約1200mg、約1250mg、約1300mg、約1350mg、約1400mg、約1450mg、約1500mg、約1550mg、約1600mg、約1650mg、約1700mg、約1750mg、約1800mg、約1850mg、約1900mg、約1950mg、約2000mg、約2050mg、約2100mg、約2150mg、約2200mg、約2250mg、約2300mg、約2350mg、約2400mg、約2450mg、又は約2500mgの投与量で週1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約150mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約175mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mgの投与量で週1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約400mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約600mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約700mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約800mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約900mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1000mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1100mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1300mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1400mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1500mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1600mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1700mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1800mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1900mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2000mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2100mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2200mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2300mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2400mgの投与量で週1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2500mgの投与量で週1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約3000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約2500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約2400mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mg~約2500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mg~約2500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約800mg~約2500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1000mg~約2500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約200mg~約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mg~約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約400mg~約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mg~約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約800mg~約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1000mg~約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg、約125mg、約150mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg、約300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425mg、約450mg、約475mg、約500mg、約525mg、約550mg、約575mg、約600mg、約625mg、約650mg、約675mg、約700mg、約725mg、約750mg、約775mg、約800mg、約825mg、約850mg、約875mg、約900mg、約925mg、約950mg、約975mg、約1000mg、約1025mg、約1050mg、約1075mg、約1100mg、約1125mg、約1150mg、約1175mg、約1200mg、約1250mg、約1300mg、約1350mg、約1400mg、約1450mg、約1500mg、約1550mg、約1600mg、約1650mg、約1700mg、約1750mg、約1800mg、約1850mg、約1900mg、約1950mg、約2000mg、約2050mg、約2100mg、約2150mg、約2200mg、約2250mg、約2300mg、約2350mg、約2400mg、約2450mg、約2500mg、約2550mg、約2600mg、約2650mg、約2700mg、約2750mg、約2800mg、約2850mg、約2900mg、約2950mg、又は3000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約150mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約200mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約400mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約800mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1100mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1200mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約1800mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2100mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2200mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2300mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2400mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2500mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2600mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2700mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2800mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約2900mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約3000mgの投与量で1ヶ月に1回投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約600mgの投与量で6ヶ月に1回投与される。
塩及び組成物
本方法は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物の塩、例えば薬学的に許容される塩を投与することを含む。塩とは、概ね、開示された化合物の誘導体であり、既存の酸又は塩基部分を塩の形態に変換することによって親化合物が修飾されたものを指す。薬学的に許容される塩とは、健全な医学的判断の範囲内で、過剰な毒性、刺激、アレルギー反応、又はその他の問題や合併症なしに、妥当な利益/リスク比に見合った、ヒト及び動物の組織と接触して使用するのに適した塩のことである。薬学的に許容される塩の例としては、アミンなどの塩基性残基の無機酸塩又は有機酸塩;カルボン酸などの酸性残基のアルカリ塩又は有機塩;などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。本開示の薬学的に許容される塩には、例えば、非毒性の無機酸又は有機酸から形成される親化合物の従来の非毒性塩が含まれる。本開示の薬学的に許容される塩は、従来の化学的方法によって、塩基性又は酸性部分を含む親化合物から合成することができる。概ね、このような塩は、これらの化合物の遊離酸又は塩基形を化学量論的量の適切な塩基又は酸と反応させることにより調製することができる。適切な塩のリストは、Remington’s Pharmaceutical Sciences,17th ed.,Mack Publishing Company,Easton,Pa.,1985,p.1418 and Journal of Pharmaceutical Science,66,2(1977)に見られ、これらのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態では、塩はナトリウム塩である。
式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその塩は、組成物が本開示の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又は塩以外の少なくとも1種の化合物を含む、組成物(医薬組成物又は製剤など)中に存在することができる。
いくつかの実施形態では、組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその塩、及び1種以上の追加の化合物(例えば、1種以上の追加の治療用化合物)、又はその塩を含む。いくつかの実施形態では、組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその塩;ビクテグラビル、又はその塩;及び1種以上の追加の化合物(例えば、テノホビルアラフェナミドなどの1種以上の追加の治療用化合物、又はその薬学的に許容される塩)、又はその塩を含む。
組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその塩、及び1種以上の溶媒、基質、担体等を含む混合物を含み得る。いくつかの実施形態では、組成物は、約25重量%超の量、例えば、約25重量%超、約50重量%超、約75重量%超、約80重量%超、約90重量%超、又は約95重量%超の量の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその塩を含む。
本開示は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び少なくとも1種の薬学的に許容される担体を含む、医薬組成物を更に含む。本明細書で使用される場合、「薬学的に許容される担体」とは、米国食品医薬品局によって、ヒト又は家畜での使用が許容されるものとして承認されている、任意のアジュバント、担体、賦形剤、流動促進剤、甘味剤、希釈剤、防腐剤、染料/着色剤、風味増強剤、界面活性剤、湿潤剤、分散剤、懸濁剤、安定剤、等張剤、溶媒、又は乳化剤を指すことを意味する。
式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩の投与は、同様の効用を果たすための薬剤の認められた投与様式のいずれかを介して実施することができる。本開示の医薬組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、適切な薬学的に許容される担体と組み合わせることによって調製でき、具体的な実施形態では、錠剤、カプセル、粉末、顆粒、軟膏、溶液、座薬、注射、吸入剤、ゲル、ミクロスフィア及びエアゾールなどの、固体、半固体、液体、又は気体の形態の製剤に製剤化される。このような医薬組成物の例示的な投与経路としては、経口、局所、経皮、吸入、非経口、舌下、頬側、直腸、膣、及び鼻腔内が挙げられるが、これらに限定されない。いくつかの実施形態では、本開示の医薬組成物は錠剤である。いくつかの実施形態では、本開示の医薬組成物は、注射(例えば、筋肉内(IM)又は腹腔内(IP))である。本開示の医薬組成物は、対象への組成物の投与時に、そこに含まれる有効成分が生物学的に利用可能になるように製剤化される。対象に投与される組成物は、1種以上の投与単位の形態をとり、例えば、錠剤は単一の投与単位であり得、エアゾール形態の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩の容器は、複数の投与単位を保持することができる。このような剤形を調製する実際の方法は、当業者には既知であるか、又は明らかであり、例えば、Remington:the Science and Practice of Pharmacy,20th Edition(Philadelphia College of Pharmacy and Science,2000)を参照されたい。投与される組成物は、いずれにしても、本明細書に記載されるように、HIV感染症の予防又はHIV感染リスクの低減のための治療有効量の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含有する。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、経口投与、皮下投与、筋肉内投与、又は静脈内投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約20mg/mL~約300mg/mLの濃度で経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mg/mLの濃度で経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約200mg/mLの濃度で経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約20mg/mL~約100mg/mLの濃度で経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約30mg/mLの濃度で経口投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg/mLの濃度で経口投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、硬ゼラチンカプセルとして製剤化される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、軟ゼラチンカプセルとして製剤化される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、錠剤として製剤化される。いくつかの実施形態では、錠剤は、約5mg~約500mgの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約50mgの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約300mgの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、非経口投与される。非経口投与としては、静脈内投与、動脈内投与、皮下投与、腹腔内投与、筋肉内投与、頭蓋内投与、経皮投与、及び膣内投与が挙げられるが、これらに限定されない。非経口投与は、例えば、単回ボーラス投与の形で、又は連続灌流ポンプによる投与が可能である。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、医療デバイスを介して対象に投与される。例示的な医療デバイスとしては、パッチ(例えば、経皮パッチ)、埋め込み型デバイス(例えば、活性剤の定量放出又は持続放出のための埋め込み型デバイス;皮下デバイス)、シリンジ、避妊デバイス(例えば、膣リング、子宮内デバイス)等が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg/mL~約500mg/mLの濃度で皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg/mLの濃度で皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg/mLの濃度で皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約150mg/mLの濃度で皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約300mg/mLの濃度で皮下投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約125mg/mLの濃度で皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約309mg/mLの濃度で皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約400mg/mLの濃度で皮下投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約500mg/mLの濃度で皮下投与される。
本明細書で提供される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物は、(例えば、皮下投与用の、又は例えば、カプセルを介した経口投与用の)溶液として対象に投与される。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、PEG300、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、PEG300、及び水を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約5w/w%~約15w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約5w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約8w/w%~約12w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約9w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約8.0w/w%、約8.1w/w%、約8.2w/w%、約8.3w/w%、約8.4w/w%、約8.5w/w%、約8.6w/w%、約8.7w/w%、約8.8w/w%、約8.9w/w%、約9.0w/w%、約9.1w/w%、約9.2w/w%、約9.3w/w%、約9.4w/w%、約9.5w/w%、約9.6w/w%、約9.7w/w%、約9.8w/w%、約9.9w/w%、約10.0w/w%、約10.1w/w%、約10.2w/w%、約10.3w/w%、約10.4w/w%、約10.5w/w%、約10.6w/w%、約10.7w/w%、約10.8w/w%、約10.9w/w%、約11.0w/w%、約11.1w/w%、約11.2w/w%、約11.3w/w%、約11.4w/w%、約11.5w/w%、約11.6w/w%、約11.7w/w%、約11.8w/w%、約11.9w/w%又は約12.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約9.0w/w%、約9.1w/w%、約9.2w/w%、約9.3w/w%、約9.4w/w%、約9.5w/w%、約9.6w/w%、約9.7w/w%、約9.8w/w%、約9.9w/w%、又は約10.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約9.5w/w%、約9.6w/w%、約9.7w/w%、約9.8w/w%、約9.9w/w%、又は約10.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約9.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約10w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50w/w%~約85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約60w/w%~約80w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約60w/w%~約70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50w/w%、約55w/w%、約60w/w%、約65w/w%、約70w/w%、約75w/w%、約80w/w%、又は約85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約65w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約65.0w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約15w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約20w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約24w/w%~約26w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%又は約25.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約25w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約25.2w/w%である。
いくつかの実施形態では、溶液は、約5w/w%~約15w/w%の水、約50w/w%~約85w/w%のPEG300、及び約15w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約5w/w%~約10w/w%の水、約60w/w%~約80w/w%のPEG300、及び約20w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約8w/w%~約12w/w%の水、約60w/w%~約70w/w%のPEG300、及び約15w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約9w/w%~約10w/w%の水、約60w/w%~約70w/w%のPEG300、及び約24w/w%~約26w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約9.8w/w%の水、約65.0w/w%のPEG300、及び約25.2w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%の水、約65.0w/w%のPEG300、及び約25w/w%の式(Ia)の化合物を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約309mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約10w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約15w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約20w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約21w/w%~約29w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.4w/w%~約27.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.41w/w%~約27.47w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、又は約29.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.41w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約27.47w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約27.5w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.1w/w%~約27.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.13w/w%~約27.47w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.13w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約35w/w%~約75w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45w/w%~約65w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約48w/w%~約60w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50w/w%~約59w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50.1w/w%~約58.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50.13w/w%~約58.84w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45w/w%、約46w/w%、約47w/w%、約48w/w%、約49w/w%、約50w/w%、約51w/w%、約52w/w%、約53w/w%、約54w/w%、約55w/w%、約56w/w%、約57w/w%、約58w/w%、約59w/w%、約60w/w%、約61w/w%、約62w/w%、約63w/w%、約64w/w%又は約65w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50.13w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約58.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約58.84w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45.3w/w%~約58.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45.25w/w%~約58.84w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45.25w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45.3w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約5w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約10w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約11w/w%~約28w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13w/w%~約27w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.69w/w%~約26.46w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.7w/w%~約26.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.0w/w%、約13.1w/w%、約13.2w/w%、約13.3w/w%、約13.4w/w%、約13.5w/w%、約13.6w/w%、約13.7w/w%、約13.8w/w%、約13.9w/w%、約14.0w/w%、約14.1w/w%、約14.2w/w%、約14.3w/w%、約14.4w/w%、約14.5w/w%、約14.6w/w%、約14.7w/w%、約14.8w/w%、約14.9w/w%、約15.0w/w%、約15.1w/w%、約15.2w/w%、約15.3w/w%、約15.4w/w%、約15.5w/w%、約15.6w/w%、約15.7w/w%、約15.8w/w%、約15.9w/w%、約16.0w/w%、約16.1w/w%、約16.2w/w%、約16.3w/w%、約16.4w/w%、約16.5w/w%、約16.6w/w%、約16.7w/w%、約16.8w/w%、約16.9w/w%、約17.0w/w%、約17.1w/w%、約17.2w/w%、約17.3w/w%、約17.4w/w%、約17.5w/w%、約17.6w/w%、約17.7w/w%、約17.8w/w%、約17.9w/w%、約18.0w/w%、約18.1w/w%、約18.2w/w%、約18.3w/w%、約18.4w/w%、約18.5w/w%、約18.6w/w%、約18.7w/w%、約18.8w/w%、約18.9w/w%、約19.0w/w%、約19.1w/w%、約19.2w/w%、約19.3w/w%、約19.4w/w%、約19.5w/w%、約19.6w/w%、約19.7w/w%、約19.8w/w%、約19.9w/w%、約20.0w/w%、約21.1w/w%、約21.2w/w%、約21.3w/w%、約21.4w/w%、約21.5w/w%、約21.6w/w%、約21.7w/w%、約21.8w/w%、約21.9w/w%、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、又は約29.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.69w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約26.46w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約26.5w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.69w/w%~約33.61w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.7w/w%~約33.6w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約33.61w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約33.6w/w%である。
いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約40w/w%の水、約35w/w%~約75w/w%のPEG300、及び約5w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約15w/w%~約35w/w%の水、約45w/w%~約65w/w%のPEG300、及び約10w/w%~約30w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約20w/w%~約30w/w%の水、約48w/w%~約60w/w%のPEG300、及び約11w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21w/w%~約29w/w%の水、約50w/w%~約59w/w%のPEG300、及び約13w/w%~約27w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.4w/w%~約27.5w/w%の水、約50.1w/w%~約58.8w/w%のPEG300、及び約13.7w/w%~約26.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.41w/w%~約27.47w/w%の水、約50.13w/w%~約58.84w/w%のPEG300、及び約13.69w/w%~約26.46w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約27.5w/w%の水、約58.8w/w%のPEG300、及び約13.7w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約27.47w/w%の水、約58.84w/w%のPEG300、及び約13.69w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.4w/w%の水、約50.1w/w%のPEG300、及び約26.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.41w/w%の水、約50.13w/w%のPEG300、及び約26.46w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約40w/w%の水、約35w/w%~約75w/w%のPEG300、及び約5w/w%~約45w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約30w/w%の水、約35w/w%~約65w/w%のPEG300、及び約5w/w%~約45w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約21.1w/w%~約27.5w/w%の水、約45.3w/w%~約58.8w/w%のPEG300、及び約13.7w/w%~約33.6w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.13w/w%~約27.47w/w%の水、約45.25w/w%~約58.84w/w%のPEG300、及び約13.69w/w%~約33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約21.1w/w%の水、約45.3w/w%のPEG300、及び約33.6w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.13w/w%の水、約45.25w/w%のPEG300、及び約33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水、及びエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水、及びエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水、及びエタノールを含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約10w/w%~約20w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約12w/w%~約20w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約16.93w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約16.9w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約30w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約32w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約36.22w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約36.2w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約35w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約37w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約41.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約41.9w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約0.1w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約1w/w%~約9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約3w/w%~約8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約5.00w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約5.0w/w%である。
いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約40w/w%の水、約20w/w%~約75w/w%のPEG300、約10w/w%~約70w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1w/w%~約9w/w%のエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約20w/w%の水、約30w/w%~約40w/w%のPEG300、約37w/w%~約45w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約3w/w%~約8w/w%のエタノールを含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約16.93w/w%の水、約36.22w/w%のPEG300、約41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約5.00w/w%のエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約16.9w/w%の水、約36.2w/w%のPEG300、約41.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約5.0w/w%のエタノールを含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約10w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約15w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約20w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約20w/w%~約31w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.9w/w%~約30.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.87w/w%~約30.07w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約19.0w/w%、約19.1w/w%、約19.2w/w%、約19.3w/w%、約19.4w/w%、約19.5w/w%、約19.6w/w%、約19.7w/w%、約19.8w/w%、約19.9w/w%、約20.0w/w%、約20.1w/w%、約20.2w/w%、約20.3w/w%、約20.4w/w%、約20.5w/w%、約20.6w/w%、約20.7w/w%、約20.8w/w%、約20.9w/w%、約21.0w/w%、約21.1w/w%、約21.2w/w%、約21.3w/w%、約21.4w/w%、約21.5w/w%、約21.6w/w%、約21.7w/w%、約21.8w/w%、約21.9w/w%、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、約29.0w/w%、約29.1w/w%、約29.2w/w%、約29.3w/w%、約29.4w/w%、約29.5w/w%、約29.6w/w%、約29.7w/w%、約29.8w/w%、約29.9w/w%、約30.0w/w%、約30.1w/w%、約30.2w/w%、約30.3w/w%、約30.4w/w%、約30.5w/w%、約30.6w/w%、約30.7w/w%、約30.8w/w%、約30.9w/w%、約31.0w/w%、約31.1w/w%、約31.2w/w%、約31.3w/w%、約31.4w/w%、約31.5w/w%、約31.6w/w%、約31.7w/w%、約31.8w/w%、約31.9w/w%、約32.0w/w%、約32.1w/w%、約32.2w/w%、約32.3w/w%、約32.4w/w%、約32.5w/w%、約32.6w/w%、約32.7w/w%、約32.8w/w%、約32.9w/w%、又は約33.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.87w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約26.68w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約26.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、及びポロキサマー188と、水とを含む溶液中の水の量は、約27.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約27.51w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約28.36w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約28.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約29.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約29.21w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約30.07w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約30.1w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約19.18w/w%~約30.07w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約19.2w/w%~約30.1w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約19.18w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約19.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約20.16w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約20.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.48w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.22w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約26.79w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約26.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約27.61w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約27.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約28.43w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約28.4w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約30w/w%~約85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約35w/w%~約75w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約40w/w%~約70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45w/w%~約68w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約46.8w/w%~約64.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約46.84w/w%~約64.40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約40w/w%、約41w/w%、約42w/w%、約43w/w%、約44w/w%、約45w/w%、約46w/w%、約47w/w%、約48w/w%、約49w/w%、約50w/w%、約51w/w%、約52w/w%、約53w/w%、約54w/w%、約55w/w%、約56w/w%、約57w/w%、約58w/w%、約59w/w%、約60w/w%、約61w/w%、約62w/w%、約63w/w%、約64w/w%、約65w/w%、約66w/w%、約67w/w%、約68w/w%、約69w/w%又は約70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約46.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約46.84w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約57.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約57.13w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約58.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約58.92w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約60.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約60.73w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約62.55w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約62.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約64.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約64.40w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約41.09w/w%~約64.40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約41.1w/w%~約64.4w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約41.09w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約41.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約43.17w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約43.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約47.33w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約47.3w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約48.13w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約48.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約48.94w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約48.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約49.73w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約49.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約57.38w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約57.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約59.13w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約59.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約60.90w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約60.9w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約0.5w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約1w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約1w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約3w/w%~約28w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約4w/w%~約27w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約4.68w/w%~約26.47w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約4.7w/w%~約26.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約3.0w/w%、約3.1w/w%、約3.2w/w%、約3.3w/w%、約3.4w/w%、約3.5w/w%、約3.6w/w%、約3.7w/w%、約3.8w/w%、約3.9w/w%、約4.0w/w%、約4.1w/w%、約4.2w/w%、約4.3w/w%、約4.4w/w%、約4.5w/w%、約4.6w/w%、約4.7w/w%、約4.8w/w%、約4.9w/w%、約5.0w/w%、約5.1w/w%、約5.2w/w%、約5.3w/w%、約5.4w/w%、約5.5w/w%、約5.6w/w%、約5.7w/w%、約5.8w/w%、約5.9w/w%、約6.0w/w%、約6.1w/w%、約6.2w/w%、約6.3w/w%、約6.4w/w%、約6.5w/w%、約6.6w/w%、約6.7w/w%、約6.8w/w%、約6.9w/w%、約7.0w/w%、約7.1w/w%、約7.2w/w%、約7.3w/w%、約7.4w/w%、約7.5w/w%、約7.6w/w%、約7.7w/w%、約7.8w/w%、約7.9w/w%、約8.0w/w%、約8.1w/w%、約8.2w/w%、約8.3w/w%、約8.4w/w%、約8.5w/w%、約8.6w/w%、約8.7w/w%、約8.8w/w%、約8.9w/w%、約9.0w/w%、約9.1w/w%、約9.2w/w%、約9.3w/w%、約9.4w/w%、約9.5w/w%、約9.6w/w%、約9.7w/w%、約9.8w/w%、約9.9w/w%、約10.0w/w%、約10.1w/w%、約10.2w/w%、約10.3w/w%、約10.4w/w%、約10.5w/w%、約10.6w/w%、約10.7w/w%、約10.8w/w%、約10.9w/w%、約11.0w/w%、約11.1w/w%、約11.2w/w%、約11.3w/w%、約11.4w/w%、約11.5w/w%、約11.6w/w%、約11.7w/w%、約11.8w/w%、約11.9w/w%、約12.0w/w%、約12.1w/w%、約12.2w/w%、約12.3w/w%、約12.4w/w%、約12.5w/w%、約12.6w/w%、約12.7w/w%、約12.8w/w%、約12.9w/w%、約13.0w/w%、約13.1w/w%、約13.2w/w%、約13.3w/w%、約13.4w/w%、約13.5w/w%、約13.6w/w%、約13.7w/w%、約13.8w/w%、約13.9w/w%、約14.0w/w%、約14.1w/w%、約14.2w/w%、約14.3w/w%、約14.4w/w%、約14.5w/w%、約14.6w/w%、約14.7w/w%、約14.8w/w%、約14.9w/w%、約15.0w/w%、約15.1w/w%、約15.2w/w%、約15.3w/w%、約15.4w/w%、約15.5w/w%、約15.6w/w%、約15.7w/w%、約15.8w/w%、約15.9w/w%、約16.0w/w%、約16.1w/w%、約16.2w/w%、約16.3w/w%、約16.4w/w%、約16.5w/w%、約16.6w/w%、約16.7w/w%、約16.8w/w%、約16.9w/w%、約17.0w/w%、約17.1w/w%、約17.2w/w%、約17.3w/w%、約17.4w/w%、約17.5w/w%、約17.6w/w%、約17.7w/w%、約17.8w/w%、約17.9w/w%、約18.0w/w%、約18.1w/w%、約18.2w/w%、約18.3w/w%、約18.4w/w%、約18.5w/w%、約18.6w/w%、約18.7w/w%、約18.8w/w%、約18.9w/w%、約19.0w/w%、約19.1w/w%、約19.2w/w%、約19.3w/w%、約19.4w/w%、約19.5w/w%、約19.6w/w%、約19.7w/w%、約19.8w/w%、約19.9w/w%、約20.0w/w%、約20.1w/w%、約20.2w/w%、約20.3w/w%、約20.4w/w%、約20.5w/w%、約20.6w/w%、約20.7w/w%、約20.8w/w%、約20.9w/w%、約21.0w/w%、約21.1w/w%、約21.2w/w%、約21.3w/w%、約21.4w/w%、約21.5w/w%、約21.6w/w%、約21.7w/w%、約21.8w/w%、約21.9w/w%、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、又は約29.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約4.68w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約4.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約6.97w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約9.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約9.23w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約11.48w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約11.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約26.47w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約26.5w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約4.68w/w%~約33.61w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約4.7w/w%~約33.6w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約9.03w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約9.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約11.22w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約11.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.39w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約13.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約25.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約25.87w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約25.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約33.61w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約33.6w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.1w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.3w/w%~約8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.5w/w%~約7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.6w/w%~約7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.85w/w%~約4.82w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.9w/w%~約4.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.5w/w%、約0.6w/w%、約0.7w/w%、約0.8w/w%、約0.9w/w%、約1.0w/w%、約1.1w/w%、約1.2w/w%、約1.3w/w%、約1.4w/w%、約1.5w/w%、約1.6w/w%、約1.7w/w%、約1.8w/w%、約1.9w/w%、約2.0w/w%、約2.1w/w%、約2.2w/w%、約2.3w/w%、約2.4w/w%、約2.5w/w%、約2.6w/w%、約2.7w/w%、約2.8w/w%、約2.9w/w%、約3.0w/w%、約3.1w/w%、約3.2w/w%、約3.3w/w%、約3.4w/w%、約3.5w/w%、約3.6w/w%、約3.7w/w%、約3.8w/w%、約3.9w/w%、約4.0w/w%、約4.1w/w%、約4.2w/w%、約4.3w/w%、約4.4w/w%、約4.5w/w%、約4.6w/w%、約4.7w/w%、約4.8w/w%、約4.9w/w%、約5.0w/w%、約5.1w/w%、約5.2w/w%、約5.3w/w%、約5.4w/w%、約5.5w/w%、約5.6w/w%、約5.7w/w%、約5.8w/w%、約5.9w/w%、約6.0w/w%、約6.1w/w%、約6.2w/w%、約6.3w/w%、約6.4w/w%、約6.5w/w%、約6.6w/w%、約6.7w/w%、約6.8w/w%、約6.9w/w%、又は約7.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.27w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.3w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.68w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.09w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.49w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約4.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約4.82w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.85w/w%~約6.12w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.9w/w%~約6.1w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.18w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.64w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.04w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.36w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.44w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約2.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.06w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.54w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約4.72w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約4.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約6.12w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約6.1w/w%である。
いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約45w/w%の水、約30w/w%~約85w/w%のPEG300、約0.5w/w%~約40w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.1w/w%~約10w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約15w/w%~約35w/w%の水、約35w/w%~約75w/w%のPEG300、約1w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.3w/w%~約8w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約20w/w%~約35w/w%の水、約40w/w%~約70w/w%のPEG300、約1w/w%~約30w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.5w/w%~約7w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約20w/w%~約31w/w%の水、約45w/w%~約68w/w%のPEG300、約3w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.6w/w%~約7w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.9w/w%~約30.1w/w%の水、約46.8w/w%~約64.4w/w%のPEG300、約4.7w/w%~約26.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.9w/w%~約4.8w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.87w/w%~約30.07w/w%の水、約46.84w/w%~約64.40w/w%のPEG300、約4.68w/w%~約26.47w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.85w/w%~約4.82w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約30.1w/w%の水、約64.4w/w%のPEG300、約4.7w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.9w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約30.07w/w%の水、約64.40w/w%のPEG300、約4.68w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.85w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約29.2w/w%の水、約62.6w/w%のPEG300、約7w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.3w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約29.21w/w%の水、約62.55w/w%のPEG300、約6.97w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.27w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約28.4w/w%の水、約60.7w/w%のPEG300、約9.2w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.7w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約28.36w/w%の水、約60.73w/w%のPEG300、約9.23w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.68w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約27.5w/w%の水、約58.9w/w%のPEG300、約11.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.1w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約27.51w/w%の水、約58.92w/w%のPEG300、約11.48w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.09w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約26.7w/w%の水、約57.1w/w%のPEG300、約13.7w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.5w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約26.68w/w%の水、約57.13w/w%のPEG300、約13.70w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.49w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.9w/w%の水、約46.8w/w%のPEG300、約26.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約4.8w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.87w/w%の水、約46.84w/w%のPEG300、約26.47w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約4.82w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約19.2w/w%~約30.1w/w%の水、約41.1w/w%~約64.4w/w%のPEG300、約4.7w/w%~約33.6w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.9w/w%~約6.1w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約19.18w/w%~約30.07w/w%の水、約41.09w/w%~約64.40w/w%のPEG300、約4.68w/w%~約33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約0.85w/w%~約6.12w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約28.4w/w%の水、約60.9w/w%のPEG300、約9.0w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.6w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約28.43w/w%の水、約60.90w/w%のPEG300、約9.03w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.64w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約27.6w/w%の水、約59.1w/w%のPEG300、約11.2w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.0w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約27.61w/w%の水、約59.13w/w%のPEG300、約11.22w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.04w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約26.8w/w%の水、約57.4w/w%のPEG300、約13.4w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.4w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約26.79w/w%の水、約57.38w/w%のPEG300、約13.39w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.44w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約23.2w/w%の水、約49.7w/w%のPEG300、約25.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.2w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.22w/w%の水、約49.73w/w%のPEG300、約25.87w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約1.18w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約22.9w/w%の水、約48.9w/w%のPEG300、約25.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.4w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約22.85w/w%の水、約48.94w/w%のPEG300、約25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約2.36w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約22.5w/w%の水、約48.1w/w%のPEG300、約25.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約3.5w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約22.48w/w%の水、約48.13w/w%のPEG300、約25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約3.54w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約22.1w/w%の水、約47.3w/w%のPEG300、約25.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約4.7w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約22.10w/w%の水、約47.33w/w%のPEG300、約25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約4.72w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約20.2w/w%の水、約43.2w/w%のPEG300、約33.6w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約3.1w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約20.16w/w%の水、約43.17w/w%のPEG300、約33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約3.06w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約19.2w/w%の水、約41.1w/w%のPEG300、約33.6w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約6.1w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約19.18w/w%の水、約41.09w/w%のPEG300、約33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約6.12w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約10w/w%~約20w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約10w/w%~約19w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約14.50w/w%~約15.71w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約14.5w/w%~約15.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約14.50w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約14.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約14.57w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約14.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約15.71w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の水の量は、約15.7w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約25w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約27w/w%~約37w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約31.04w/w%~約33.63w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約31.0w/w%~約33.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約31.04w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約31.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約31.21w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約31.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約33.63w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のPEG300の量は、約33.6w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約35w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約37w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約41.64w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約41.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約41.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約41.9w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.5w/w%~約12w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約1w/w%~約11w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.81w/w%~約7.61w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.8w/w%~約7.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.81w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約3.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約7.58w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約7.61w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のポロキサマー188の量は、約7.6w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約0.1w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約1w/w%~約9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約3w/w%~約8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約5.00w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水、ポロキサマー188、及びエタノールを含む溶液中のエタノールの量は、約5.0w/w%である。
いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約40w/w%の水、約20w/w%~約75w/w%のPEG300、約10w/w%~約70w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約1w/w%~約20w/w%のポロキサマー188、及び約1w/w%~約10w/w%のエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約20w/w%の水、約25w/w%~約35w/w%のPEG300、約37w/w%~約45w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び約3w/w%~約8w/w%のエタノールを含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約15.71w/w%の水、約33.63w/w%のPEG300、約41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約3.81w/w%のポロキサマー188、及び約5.00w/w%のエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約15.7w/w%の水、約33.6w/w%のPEG300、約41.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約3.8w/w%のポロキサマー188、及び約5.0w/w%のエタノールを含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約14.57w/w%の水、約31.21w/w%のPEG300、約41.64w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約7.58w/w%のポロキサマー188、及び約5.00w/w%のエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約14.6w/w%の水、約31.2w/w%のPEG300、約41.6w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約7.6w/w%のポロキサマー188、及び約5.0w/w%のエタノールを含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約14.50w/w%の水、約31.04w/w%のPEG300、約41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約7.61w/w%のポロキサマー188、及び約5.00w/w%のエタノールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約14.5w/w%の水、約31.0w/w%のPEG300、約41.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約7.6w/w%のポロキサマー188、及び約5.0w/w%のエタノールを含む。
本明細書の方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、水性懸濁液である(例えば、SC又はIM投与用の)非経口製剤として投与される。いくつかの実施形態では、非経口製剤(例えば、SC又はIM製剤)は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び生理食塩水を含む水性懸濁液である。いくつかの実施形態では、非経口製剤(例えば、SC又はIM製剤)は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、生理食塩水、及び懸濁剤を含む水性懸濁液である。いくつかの実施形態では、非経口製剤(例えば、SC又はIM製剤)は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、生理食塩水、及びポロキサマー(ポロキサマー338、188、又は207など)を含む水性懸濁液である。
いくつかの実施形態では、ポロキサマー及び生理食塩水中に式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む懸濁液が提供される。いくつかの実施形態では、生理食塩水中のポロキサマーの濃度は、約0.1%~約20%である。いくつかの実施形態では、生理食塩水中のポロキサマーの濃度は、約0.1%~約10%である。いくつかの実施形態では、生理食塩水中のポロキサマーの濃度は、約0.1%、約0.2%、約0.3%、約0.4%、約0.5%、約0.6%、約0.7%、約0.8%、約0.9%、約1%、約2%、約3%、約4%、約5%、約6%、約7%、約8%、約9%、又は約10%である。特定の実施形態では、生理食塩水中のポロキサマーの濃度は約2%である。特定の実施形態では、ポロキサマーは、ポロキサマー188である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ia)の化合物である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ib)の化合物である。
いくつかの実施形態では、ポロキサマー及びマンニトール中に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む懸濁液が提供される。いくつかの実施形態では、マンニトール中のポロキサマーの濃度は、約0.1%~約20%である。いくつかの実施形態では、マンニトール中のポロキサマーの濃度は、約0.1%~約10%である。いくつかの実施形態では、マンニトール中のポロキサマーの濃度は、約0.1%、約0.2%、約0.3%、約0.4%、約0.5%、約0.6%、約0.7%、約0.8%、約0.9%、約1%、約2%、約3%、約4%、約5%、約6%、約7%、約8%、約9%、又は約10%である。特定の実施形態では、マンニトール中のポロキサマーの濃度は約2%である。特定の実施形態では、ポロキサマーは、ポロキサマー188である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ia)の化合物である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩である。特定の実施形態では、化合物は、式(Ib)の化合物である。
特定の実施形態では、組成物は、固形剤形として製剤化される。いくつかの実施形態では、固形剤形は、固形デポー形態などの固形注射可能剤形である。
特定の実施形態では、有効成分(例えば、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物)は、遊離酸として存在する。特定の実施形態では、有効成分(例えば、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物)は、ナトリウム塩として存在する。いくつかの実施形態では、有効成分は、式(Ia)の化合物である。いくつかの実施形態では、有効成分は、式(Ib)の化合物である。
特定の実施形態では、医薬組成物は、非経口製剤である。特定の実施形態では、製剤は、それを必要とする対象(例えば、ヒト患者)に皮下投与される。特定の実施形態では、製剤は、それを必要とする対象に筋肉内投与される。
特定の実施形態では、非経口製剤は、N-メチル-2-ピロリドン(NMP)を含む。特定の実施形態では、非経口製剤は、本質的にN-メチル-2-ピロリドンからになる。特定の実施形態では、非経口製剤は、ジメチルスルホキシド(DMSO)を含む。いくつかの実施形態では、非経口製剤は、ポリエチレングリコール(PEG)又はグリコフロールを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、PEG200、エタノール、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、PEG300及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、生理食塩水中のポロキサマーを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、通常の生理食塩水中の2%のポロキサマー188を含む。
特定の実施形態では、非経口製剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び水を含む。特定の実施形態では、非経口製剤は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び水を含む。特定の実施形態では、非経口製剤は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び水を含む。特定の実施形態では、非経口製剤は、アルコールを更に含む。特定の実施形態では、アルコールはエタノールである。特定の実施形態では、非経口製剤は、ポリエチレングリコールを更に含む。特定の実施形態では、ポリエチレングリコールは、約200g/molの平均分子量を有する(例えば、ポリエチレングリコール200)。特定の実施形態では、非経口製剤は、無機塩基を更に含む。特定の実施形態では、無機塩基は、水酸化ナトリウム(NaOH)である。特定の実施形態では、無機塩基はナトリウムエトキシド(NaOEt)である。特定の実施形態では、製剤は、約0.1モル当量~約1.5モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.5モル当量~約1.5モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.75モル当量~約1.2モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.0モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.2モル当量の無機塩基を含む。いくつかの実施形態では、無機塩基は、NaOH又はNaOEtである。
特定の実施形態では、非経口製剤は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、水及びポリエチレングリコールPEG300を含む。特定の実施形態では、非経口製剤は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、水、及びポリエチレングリコールPEG300を含む。
特定の実施形態では、非経口製剤は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、水、及びポリエチレングリコールPEG300(平均分子量300g/molのポリエチレングリコール)、及びNaOHを含む。特定の実施形態では、非経口製剤は、式(Ia)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、水、及びポリエチレングリコール(PEG)300、及びNaOEtを含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.1モル当量~約1.5モル当量のNaOH又はNaOEtを含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.5モル当量~約1.5モル当量のNaOH又はNaOEtを含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.75モル当量~約1.2モル当量のNaOH又はNaOEtを含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.0モル当量のNaOH又はNaOEtを含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.2モル当量のNaOH又はNaOEtを含む。
特定の実施形態では、非経口製剤は、エタノール、水、及びポリエチレングリコールの混合物を含む溶液製剤である。特定の実施形態では、非経口製剤は、エタノール、水、及びPEG200の混合物を含む溶液製剤である。特定の実施形態では、溶液製剤は、約5%~約20%のエタノール、約5%~約20%の水、及び約60%~約90%のPEG200を含む。特定の実施形態では、溶液製剤は、約10%~約15%のエタノール、約10%~約15%の水、及び約70%~約80%のPEG200を含む。特定の実施形態では、溶液製剤は、約10%のエタノール、約12%の水、及び約78%のPEG200を含む。特定の実施形態では、溶液製剤は、無機塩基を更に含む。特定の実施形態では、溶液製剤は、約10%のエタノール、約13%の水、及び約77%のPEG200を含む。特定の実施形態では、溶液製剤は、無機塩基を更に含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.1モル当量~約1.5モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.5モル当量~約1.5モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.0モル当量~約1.2モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.2モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、無機塩基は、水酸化ナトリウム又はナトリウムエトキシドである。特定の実施形態では、無機塩基は、水酸化ナトリウムである。
特定の実施形態では、非経口製剤は、水及びポリエチレングリコールの混合物を含む溶液製剤である。特定の実施形態では、非経口製剤は、水及びPEG300の混合物を含む溶液製剤である。特定の実施形態では、溶液製剤は、約5%w/w~約25%w/wの水、及び約75%w/w~約95%w/wのPEG300を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、無機塩基を更に含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.1モル当量~約1.5モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.5モル当量~約1.5モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約0.75モル当量~約1.2モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.0モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、製剤は、約1.2モル当量の無機塩基を含む。特定の実施形態では、無機塩基は、水酸化ナトリウム又はナトリウムエトキシドである。特定の実施形態では、無機塩基は、水酸化ナトリウムである。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約10w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約15w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約20w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約21w/w%~約29w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.2w/w%~約27.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.2w/w%~約27.92w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、又は約29.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約23.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約27.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水の量は、約27.92w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約35w/w%~約75w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45w/w%~約65w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約48w/w%~約60w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約49w/w%~約59w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50.0w/w%~約58.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50.0w/w%~約58.04w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45w/w%、約46w/w%、約47w/w%、約48w/w%、約49w/w%、約50w/w%、約51w/w%、約52w/w%、約53w/w%、約54w/w%、約55w/w%、約56w/w%、約57w/w%、約58w/w%、約59w/w%、約60w/w%、約61w/w%、約62w/w%、約63w/w%、約64w/w%又は約65w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約50.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約58.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約58.04w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約5w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約10w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約11w/w%~約28w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約13w/w%~約27w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約13.5w/w%~約25.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約13.47w/w%~約25.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約13.0w/w%、約13.1w/w%、約13.2w/w%、約13.3w/w%、約13.4w/w%、約13.5w/w%、約13.6w/w%、約13.7w/w%、約13.8w/w%、約13.9w/w%、約14.0w/w%、約14.1w/w%、約14.2w/w%、約14.3w/w%、約14.4w/w%、約14.5w/w%、約14.6w/w%、約14.7w/w%、約14.8w/w%、約14.9w/w%、約15.0w/w%、約15.1w/w%、約15.2w/w%、約15.3w/w%、約15.4w/w%、約15.5w/w%、約15.6w/w%、約15.7w/w%、約15.8w/w%、約15.9w/w%、約16.0w/w%、約16.1w/w%、約16.2w/w%、約16.3w/w%、約16.4w/w%、約16.5w/w%、約16.6w/w%、約16.7w/w%、約16.8w/w%、約16.9w/w%、約17.0w/w%、約17.1w/w%、約17.2w/w%、約17.3w/w%、約17.4w/w%、約17.5w/w%、約17.6w/w%、約17.7w/w%、約17.8w/w%、約17.9w/w%、約18.0w/w%、約18.1w/w%、約18.2w/w%、約18.3w/w%、約18.4w/w%、約18.5w/w%、約18.6w/w%、約18.7w/w%、約18.8w/w%、約18.9w/w%、約19.0w/w%、約19.1w/w%、約19.2w/w%、約19.3w/w%、約19.4w/w%、約19.5w/w%、約19.6w/w%、約19.7w/w%、約19.8w/w%、約19.9w/w%、約20.0w/w%、約21.1w/w%、約21.2w/w%、約21.3w/w%、約21.4w/w%、約21.5w/w%、約21.6w/w%、約21.7w/w%、約21.8w/w%、約21.9w/w%、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、又は約29.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約13.47w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約13.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約25.7w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.05w/w%~約2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.1w/w%~約1.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.3w/w%~約1.3w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.5w/w%~約1.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.6w/w%~約1.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.58w/w%~約1.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.1w/w%、約0.2w/w%、約0.3w/w%、約0.4w/w%、約0.5w/w%、約0.5w/w%、約1.6w/w%、約0.7w/w%、約0.8w/w%、約0.9w/w%、約1.0w/w%、約1.1w/w%、約1.2w/w%、約1.3w/w%、約1.4w/w%、約1.5w/w%、約1.6w/w%、約1.7w/w%、約1.8w/w%、約1.9w/w%、又は約2.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.58w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約1.1w/w%である。いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約40w/w%の水、約35w/w%~約75w/w%のPEG300、約5w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.05w/w%~約2w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約15w/w%~約35w/w%の水、約45w/w%~約65w/w%のPEG300、約10w/w%~約30w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.1w/w%~約1.5w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約20w/w%~約30w/w%の水、約48w/w%~約60w/w%のPEG300、約11w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.3w/w%~約1.3w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21w/w%~約29w/w%の水、約49w/w%~約59w/w%のPEG300、約13w/w%~約27w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.5w/w%~約1.2w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.2w/w%~約27.9w/w%の水、約50w/w%~約58w/w%のPEG300、約13.5w/w%~約25.7w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.6w/w%~約1.1w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.2w/w%~約27.92w/w%の水、約50.0w/w%~約58.04w/w%のPEG300、約13.47w/w%~約25.7w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.58w/w%~約1.1w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約27.9w/w%の水、約58w/w%のPEG300、約13.5w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.6w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約27.92w/w%の水、約58.04w/w%のPEG300、約13.47w/w%の式(Ia)の化合物、及び約0.58w/w%の水酸化ナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約23.2w/w%の水、約50.0w/w%のPEG300、約25.7w/w%の式(Ia)の化合物、及び約1.1w/w%の水酸化ナトリウムを含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物は、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの存在下で、式(Ia)の化合物のナトリウム塩にin situでイオン化されるようになる。したがって、いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物は、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、及び水を含む溶液中に、式(Ia)の化合物のナトリウム塩として存在する。
いくつかの実施形態では、医薬組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、ポロキサマー、及び薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、ポロキサマー188、及び薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、ポロキサマー、及び薬学的に許容される賦形剤を含む溶液である。いくつかの実施形態では、医薬組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、ポロキサマー188、及び薬学的に許容される賦形剤を含む溶液である。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約10w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約15w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約20w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約20w/w%~約31w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22w/w%~約30.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.97w/w%~約30.07w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約19.0w/w%、約19.1w/w%、約19.2w/w%、約19.3w/w%、約19.4w/w%、約19.5w/w%、約19.6w/w%、約19.7w/w%、約19.8w/w%、約19.9w/w%、約20.0w/w%、約20.1w/w%、約20.2w/w%、約20.3w/w%、約20.4w/w%、約20.5w/w%、約20.6w/w%、約20.7w/w%、約20.8w/w%、約20.9w/w%、約21.0w/w%、約21.1w/w%、約21.2w/w%、約21.3w/w%、約21.4w/w%、約21.5w/w%、約21.6w/w%、約21.7w/w%、約21.8w/w%、約21.9w/w%、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、約29.0w/w%、約29.1w/w%、約29.2w/w%、約29.3w/w%、約29.4w/w%、約29.5w/w%、約29.6w/w%、約29.7w/w%、約29.8w/w%、約29.9w/w%、約30.0w/w%、約30.1w/w%、約30.2w/w%、約30.3w/w%、約30.4w/w%、約30.5w/w%、約30.6w/w%、約30.7w/w%、約30.8w/w%、約30.9w/w%、約31.0w/w%、約31.1w/w%、約31.2w/w%、約31.3w/w%、約31.4w/w%、約31.5w/w%、約31.6w/w%、約31.7w/w%、約31.8w/w%、約31.9w/w%、約32.0w/w%、約32.1w/w%、約32.2w/w%、約32.3w/w%、約32.4w/w%、約32.5w/w%、約32.6w/w%、約32.7w/w%、約32.8w/w%、約32.9w/w%、又は約33.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約21.97w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約22w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約30.07w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水の量は、約30.1w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約30w/w%~約85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約35w/w%~約75w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約40w/w%~約70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約45w/w%~約68w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約47.1w/w%~約64.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約47.05w/w%~約64.41w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約40w/w%、約41w/w%、約42w/w%、約43w/w%、約44w/w%、約45w/w%、約46w/w%、約47w/w%、約48w/w%、約49w/w%、約50w/w%、約51w/w%、約52w/w%、約53w/w%、約54w/w%、約55w/w%、約56w/w%、約57w/w%、約58w/w%、約59w/w%、約60w/w%、約61w/w%、約62w/w%、約63w/w%、約64w/w%、約65w/w%、約66w/w%、約67w/w%、約68w/w%、約69w/w%又は約70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約47.05w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約47.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約64.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のPEG300の量は、約64.41w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約0.5w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約1w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約1w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約3w/w%~約28w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約4w/w%~約26w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約4.6w/w%~約25.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約4.57w/w%~約25.21w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約3.0w/w%、約3.1w/w%、約3.2w/w%、約3.3w/w%、約3.4w/w%、約3.5w/w%、約3.6w/w%、約3.7w/w%、約3.8w/w%、約3.9w/w%、約4.0w/w%、約4.1w/w%、約4.2w/w%、約4.3w/w%、約4.4w/w%、約4.5w/w%、約4.6w/w%、約4.7w/w%、約4.8w/w%、約4.9w/w%、約5.0w/w%、約5.1w/w%、約5.2w/w%、約5.3w/w%、約5.4w/w%、約5.5w/w%、約5.6w/w%、約5.7w/w%、約5.8w/w%、約5.9w/w%、約6.0w/w%、約6.1w/w%、約6.2w/w%、約6.3w/w%、約6.4w/w%、約6.5w/w%、約6.6w/w%、約6.7w/w%、約6.8w/w%、約6.9w/w%、約7.0w/w%、約7.1w/w%、約7.2w/w%、約7.3w/w%、約7.4w/w%、約7.5w/w%、約7.6w/w%、約7.7w/w%、約7.8w/w%、約7.9w/w%、約8.0w/w%、約8.1w/w%、約8.2w/w%、約8.3w/w%、約8.4w/w%、約8.5w/w%、約8.6w/w%、約8.7w/w%、約8.8w/w%、約8.9w/w%、約9.0w/w%、約9.1w/w%、約9.2w/w%、約9.3w/w%、約9.4w/w%、約9.5w/w%、約9.6w/w%、約9.7w/w%、約9.8w/w%、約9.9w/w%、約10.0w/w%、約10.1w/w%、約10.2w/w%、約10.3w/w%、約10.4w/w%、約10.5w/w%、約10.6w/w%、約10.7w/w%、約10.8w/w%、約10.9w/w%、約11.0w/w%、約11.1w/w%、約11.2w/w%、約11.3w/w%、約11.4w/w%、約11.5w/w%、約11.6w/w%、約11.7w/w%、約11.8w/w%、約11.9w/w%、約12.0w/w%、約12.1w/w%、約12.2w/w%、約12.3w/w%、約12.4w/w%、約12.5w/w%、約12.6w/w%、約12.7w/w%、約12.8w/w%、約12.9w/w%、約13.0w/w%、約13.1w/w%、約13.2w/w%、約13.3w/w%、約13.4w/w%、約13.5w/w%、約13.6w/w%、約13.7w/w%、約13.8w/w%、約13.9w/w%、約14.0w/w%、約14.1w/w%、約14.2w/w%、約14.3w/w%、約14.4w/w%、約14.5w/w%、約14.6w/w%、約14.7w/w%、約14.8w/w%、約14.9w/w%、約15.0w/w%、約15.1w/w%、約15.2w/w%、約15.3w/w%、約15.4w/w%、約15.5w/w%、約15.6w/w%、約15.7w/w%、約15.8w/w%、約15.9w/w%、約16.0w/w%、約16.1w/w%、約16.2w/w%、約16.3w/w%、約16.4w/w%、約16.5w/w%、約16.6w/w%、約16.7w/w%、約16.8w/w%、約16.9w/w%、約17.0w/w%、約17.1w/w%、約17.2w/w%、約17.3w/w%、約17.4w/w%、約17.5w/w%、約17.6w/w%、約17.7w/w%、約17.8w/w%、約17.9w/w%、約18.0w/w%、約18.1w/w%、約18.2w/w%、約18.3w/w%、約18.4w/w%、約18.5w/w%、約18.6w/w%、約18.7w/w%、約18.8w/w%、約18.9w/w%、約19.0w/w%、約19.1w/w%、約19.2w/w%、約19.3w/w%、約19.4w/w%、約19.5w/w%、約19.6w/w%、約19.7w/w%、約19.8w/w%、約19.9w/w%、約20.0w/w%、約21.1w/w%、約21.2w/w%、約21.3w/w%、約21.4w/w%、約21.5w/w%、約21.6w/w%、約21.7w/w%、約21.8w/w%、約21.9w/w%、約22.0w/w%、約22.1w/w%、約22.2w/w%、約22.3w/w%、約22.4w/w%、約22.5w/w%、約22.6w/w%、約22.7w/w%、約22.8w/w%、約22.9w/w%、約23.0w/w%、約23.1w/w%、約23.2w/w%、約23.3w/w%、約23.4w/w%、約23.5w/w%、約23.6w/w%、約23.7w/w%、約23.8w/w%、約23.9w/w%、約24.0w/w%、約24.1w/w%、約24.2w/w%、約24.3w/w%、約24.4w/w%、約24.5w/w%、約24.6w/w%、約24.7w/w%、約24.8w/w%、約24.9w/w%、約25.0w/w%、約25.1w/w%、約25.2w/w%、約25.3w/w%、約25.4w/w%、約25.5w/w%、約25.6w/w%、約25.7w/w%、約25.8w/w%、約25.9w/w%、約26.0w/w%、約26.1w/w%、約26.2w/w%、約26.3w/w%、約26.4w/w%、約26.5w/w%、約26.6w/w%、約26.7w/w%、約26.8w/w%、約26.9w/w%、約27.0w/w%、約27.1w/w%、約27.2w/w%、約27.3w/w%、約27.4w/w%、約27.5w/w%、約27.6w/w%、約27.7w/w%、約27.8w/w%、約27.9w/w%、約28.0w/w%、約28.1w/w%、約28.2w/w%、約28.3w/w%、約28.4w/w%、約28.5w/w%、約28.6w/w%、約28.7w/w%、約28.8w/w%、約28.9w/w%、又は約29.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約4.57w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約4.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約25.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の式(Ia)の化合物の量は、約25.21w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.01w/w%~約3.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.01w/w%~約2.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.05w/w%~約1.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.05w/w%~約1.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.1w/w%~約1.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.10w/w%~約1.08w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.01w/w%、約0.02w/w%、約0.03w/w%、約0.04w/w%、約0.05w/w%、約0.06w/w%、約0.07w/w%、約0.08w/w%、約0.09w/w%、約0.1w/w%、約0.2w/w%、約0.3w/w%、約0.4w/w%、約0.5w/w%、約0.6w/w%、約0.7w/w%、約0.8w/w%、約0.9w/w%、約1.0w/w%、約1.1w/w%、約1.2w/w%、約1.3w/w%、約1.4w/w%、約1.5w/w%、約1.6w/w%、約1.7w/w%、約1.8w/w%、約1.9w/w%、又は約2.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約0.10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約1.08w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの量は、約1.1w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.1w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.3w/w%~約8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.5w/w%~約7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.6w/w%~約7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.85w/w%~約4.69w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.9w/w%~約4.7w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.5w/w%、約0.6w/w%、約0.7w/w%、約0.8w/w%、約0.9w/w%、約1.0w/w%、約1.1w/w%、約1.2w/w%、約1.3w/w%、約1.4w/w%、約1.5w/w%、約1.6w/w%、約1.7w/w%、約1.8w/w%、約1.9w/w%、約2.0w/w%、約2.1w/w%、約2.2w/w%、約2.3w/w%、約2.4w/w%、約2.5w/w%、約2.6w/w%、約2.7w/w%、約2.8w/w%、約2.9w/w%、約3.0w/w%、約3.1w/w%、約3.2w/w%、約3.3w/w%、約3.4w/w%、約3.5w/w%、約3.6w/w%、約3.7w/w%、約3.8w/w%、約3.9w/w%、約4.0w/w%、約4.1w/w%、約4.2w/w%、約4.3w/w%、約4.4w/w%、約4.5w/w%、約4.6w/w%、約4.7w/w%、約4.8w/w%、約4.9w/w%、約5.0w/w%、約5.1w/w%、約5.2w/w%、約5.3w/w%、約5.4w/w%、約5.5w/w%、約5.6w/w%、約5.7w/w%、約5.8w/w%、約5.9w/w%、約6.0w/w%、約6.1w/w%、約6.2w/w%、約6.3w/w%、約6.4w/w%、約6.5w/w%、約6.6w/w%、約6.7w/w%、約6.8w/w%、約6.9w/w%、又は約7.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約0.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約4.69w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中のポロキサマー188の量は、約4.7w/w%である。
いくつかの実施形態では、溶液は、約10w/w%~約45w/w%の水、約30w/w%~約85w/w%のPEG300、約0.5w/w%~約40w/w%の式(Ia)の化合物、約0.01w/w%~約3.0w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.1w/w%~約10w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約15w/w%~約35w/w%の水、約35w/w%~約75w/w%のPEG300、約1w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物、約0.01w/w%~約2.0w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.3w/w%~約8w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約20w/w%~約35w/w%の水、約40w/w%~約70w/w%のPEG300、約1w/w%~約30w/w%の式(Ia)の化合物、約0.05w/w%~約1.5w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.5w/w%~約7w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約20w/w%~約31w/w%の水、約45w/w%~約68w/w%のPEG300、約3w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物、約0.05w/w%~約1.2w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.6w/w%~約7w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、溶液は、約22w/w%~約30.1w/w%の水、約47.1w/w%~約64.4w/w%のPEG300、約4.6w/w%~約25.2w/w%の式(Ia)の化合物、約0.1w/w%~約1.1w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.9w/w%~約4.7w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.97w/w%~約30.07w/w%の水、約47.05w/w%~約64.41w/w%のPEG300、約4.57w/w%~約25.21w/w%の式(Ia)の化合物、約0.10w/w%~約1.08w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.85w/w%~約4.69w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約30.1w/w%の水、約64.4w/w%のPEG300、約4.6w/w%の式(Ia)の化合物、約0.1w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.9w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約30.07w/w%の水、約64.41w/w%のPEG300、約4.57w/w%の式(Ia)の化合物、約0.10w/w%の水酸化ナトリウム、及び約0.85w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約22w/w%の水、約47.1w/w%のPEG300、約25.2w/w%の式(Ia)の化合物、約1.1w/w%の水酸化ナトリウム、及び約4.7w/w%のポロキサマー188を含む。いくつかの実施形態では、溶液は、約21.97w/w%の水、約47.05w/w%のPEG300、約25.21w/w%の式(Ia)の化合物、約1.08w/w%の水酸化ナトリウム、及び約4.69w/w%のポロキサマー188を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物は、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中の水酸化ナトリウムの存在下で、式(Ia)の化合物のナトリウム塩にin situでイオン化されるようになる。したがって、いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物は、式(Ia)の化合物、PEG300、水酸化ナトリウム、ポロキサマー188、及び水を含む溶液中に、式(Ia)の化合物のナトリウム塩として存在する。
いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約50mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約75mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約125mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約175mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約225mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約250mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約275mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約325mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約350mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約375mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。
いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約100mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約150mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約200mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約300mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約400mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。
いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約425mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約450mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約475mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。いくつかの実施形態では、溶液製剤は、約500mg/mLの式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される溶液のPEG300は、PEG300と同量のPEG400又はPEG600で置き換えることができる。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される溶液のPEG300は、PEG300と同量のPEG400で置き換えることができる。いくつかの実施形態では、本明細書に開示される溶液のPEG300は、PEG300と同量のPEG600で置き換えることができる。
いくつかの実施形態では、ナトリウムと式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物とのモル比は、約0:1~約1.5:1である。いくつかの実施形態では、ナトリウムと式(Ia)の化合物とのモル比は、約0:1~約1.5:1である。いくつかの実施形態では、ナトリウムと式(Ia)の化合物とのモル比は、約0:1~約1.2:1である。いくつかの実施形態では、ナトリウムと式(Ia)の化合物とのモル比は、約0:1である。いくつかの実施形態では、ナトリウムと式(Ia)の化合物とのモル比は、約0.5:1である。いくつかの実施形態では、ナトリウムと式(Ia)の化合物とのモル比は、約1:1である。いくつかの実施形態では、ナトリウムと式(Ia)の化合物とのモル比は、約1.2:1である。
いくつかの実施形態では、溶液は、皮下注射によって投与される。いくつかの実施形態では、溶液は、筋肉内注射によって投与される。
本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約309mg/mLの濃度で皮下投与される。
本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩の溶液は、皮下投与され、溶液は、約20w/w%~約30w/w%の水、約48w/w%~約60w/w%のPEG300、及び約11w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩の溶液が皮下投与され、溶液は、約23.41w/w%の水、約50.13w/w%のPEG300、及び約26.46w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、筋肉内投与される。
本明細書に開示される方法のいくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、約400mg/mL~約500mg/mLの濃度で筋肉内投与される。
特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び少なくとも1種の賦形剤の経口製剤が提供される。賦形剤としては、エタノール、中鎖トリグリセリド、ビタミンE d-α-トコフェロールポリエチレングリコール1000コハク酸塩(TPGS)、グリセロールモノカプリロカプレート、グリセリン、及び/又は薬学的に許容される油を挙げることができる。適切な中鎖トリグリセリドの例としては、MIGLYOL 810、MIGLYOL 821、及びMIGLYOL 840が挙げられるが、これらに限定されない。適切な薬学的に許容される油の例としては、ゴマ油、ヒマシ油、ベニバナ油、植物油、及び大豆油が挙げられるが、これらに限定されない。経口製剤は、1種以上の適切な賦形剤の任意の組み合わせを含み得る。一緒に取り入れられる賦形剤は、全経口製剤の約65重量%超、全経口製剤の約70重量%超、全経口製剤の約80重量%超、全経口製剤の約90重量%超、又は全経口製剤の約95重量%超で存在することができる。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び少なくとも1種の賦形剤の経口製剤は、硬カプセル又は軟カプセルで調製される。いくつかの実施形態では、硬カプセル又は軟カプセルは、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩と、エタノール、プロピレングリコール、グリセリン、d-α-トコフェロールポリエチレングリコール1000コハク酸塩(TPGS)、ポリオキシル35ヒマシ油(例えば、Kolliphor(登録商標)EL)、グリセロールモノカプリロカプレート(例えば、Capmul(登録商標)MCM)、PEG400カプリル/カプリックグリセリド(例えば、Labrasol(登録商標))、PEG400、ジエチレングリコールモノエチルエーテル(例えば、Transcutol(登録商標))、プロピレングリコールモノカプリレート、タイプII(例えば、Capryol(登録商標)90)、モノオレイン酸グリセリル、タイプ40(例えば、Peceol(商標))、中鎖トリグリセリド(例えば、Miglyol(登録商標)812N)、モノリノール酸グリセリル(例えば、Maisine(登録商標))、及びポリソルベート80からなる群から選択される1種以上の賦形剤と、を含む。いくつかの実施形態では、硬カプセル又は軟カプセルは、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩と、エタノール、中鎖トリグリセリド(例えば、Miglyol(登録商標)812N)、d-α-トコフェロールポリエチレングリコール1000コハク酸塩(TPGS)、グリセロールモノカプリロカプレート(例えば、Capmul(登録商標)MCM)、PEG400カプリル/カプリックグリセリド(例えば、Labrasol(登録商標))、及びPEG400からなる群から選択される1種以上の賦形剤と、を含む。
いくつかの実施形態では、硬カプセル又は軟カプセルは、カプセルシェルを更に含む。いくつかの実施形態では、カプセルシェルは、1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、カプセルシェルの1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、ゼラチンシェル、可塑剤、乳白剤、及び着色剤からなる群から選択される。可塑剤、乳白剤、及び着色剤は当技術分野で公知である。いくつかの実施形態では、カプセルシェルは、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄からなる群から選択される1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、酸化鉄は、酸化鉄(黄色)を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の経口製剤が提供される。特定の実施形態では、経口製剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む。特定の実施形態では、経口製剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、約5%~約20%のエタノール、約10%~約30%のビタミンE TPGS、及び約50%~約85%のMIGLYOL 812を含む。いくつかの実施形態では、経口製剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、約8%~約15%のエタノール、約15%~約25%のビタミンE TPGS、及び約60%~約77%のMIGLYOL 812を含む。特定の実施形態では、経口製剤は、約10%のエタノール、約20%のビタミンE TPGS、及び約70%のMIGLYOL 812中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を含む。特定の実施形態では、経口製剤は、硬ゼラチンカプセルで調製される。特定の実施形態では、経口製剤は、軟ゼラチンカプセルで調製される。
いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約10mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約10mg/mL~約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約50mg/mL~約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約50mg/mL~約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約10mg/mL、約15mg/mL、約20mg/mL、約25mg/mL、約30mg/mL、約30mg/mL、約40mg/mL、約45mg/mL、約50mg/mL、約55mg/mL、約60mg/mL、約65mg/mL、約70mg/mL、約75mg/mL、約80mg/mL、約85mg/mL、約90mg/mL、約95mg/mL、約100mg/mL、約105mg/mL、約110mg/mL、約115mg/mL、約120mg/mL、約125mg/mL、約130mg/mL、約135mg/mL、約140mg/mL、約145mg/mL、約150mg/mL、約155mg/mL、約160mg/mL、約165mg/mL、約170mg/mL、約175mg/mL、約180mg/mL、約185mg/mL、約190mg/mL、約195mg/mL、約200mg/mL、205mg/mL、約210mg/mL、約215mg/mL、約220mg/mL、約225mg/mL、約230mg/mL、約235mg/mL、約240mg/mL、約245mg/mL、約250mg/mL、約255mg/mL、約260mg/mL、約265mg/mL、約270mg/mL、約275mg/mL、約280mg/mL、約285mg/mL、約290mg/mL、約295mg/mL、約300mg/mL、約305mg/mL、約310mg/mL、約315mg/mL、約320mg/mL、約325mg/mL、約330mg/mL、約335mg/mL、約340mg/mL、約345mg/mL、約350mg/mL、約355mg/mL、約360mg/mL、約365mg/mL、約370mg/mL、約375mg/mL、約380mg/mL、約385mg/mL、約390mg/mL、約395mg/mL、約400mg/mL、約405mg/mL、約410mg/mL、約415mg/mL、約420mg/mL、約425mg/mL、約430mg/mL、約435mg/mL、約440mg/mL、約445mg/mL、約450mg/mL、約455mg/mL、約460mg/mL、約465mg/mL、約470mg/mL、約475mg/mL、約480mg/mL、約485mg/mL、約490mg/mL、約495mg/mL、又は約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約10mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約20mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約30mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約40mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む。
いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約10mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約10mg/mL~約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約10mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約20mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約30mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約40mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約30w/w%~約85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約40w/w%~約80w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約50w/w%~約80w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約60w/w%~約70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約65.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約65.94w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の量は、約1w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の量は、約1w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の量は、約2w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の量は、約3w/w%~約28w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の量は、約3.4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の量は、約3.42w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、カプセルシェルを更に含む。いくつかの実施形態では、カプセルシェルは、1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、カプセルシェルの1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、ゼラチンシェル、可塑剤、乳白剤、及び着色剤からなる群から選択される。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄からなる群から選択される1種以上の薬学的に許容される賦形剤を更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、グリセリンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、二酸化チタンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、酸化鉄を更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン及びグリセリンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン、グリセリン、及び二酸化チタンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルの酸化鉄は、酸化鉄(黄色)を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約10w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約10w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約15w/w%~約25w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約18w/w%~約22w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約19.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約19.60w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約3w/w%~約25w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約5w/w%~約20w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約5w/w%~約15w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約8w/w%~約12w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約10.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約10.80w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.01w/w%~約2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.05w/w%~約1.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.1w/w%~約1.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.1w/w%~約0.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.22w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約0.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約0.15w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約0.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.02w/w%である。
いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約30w/w%~約85w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約1w/w%~約40w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約40w/w%~約80w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約1w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約50w/w%~約80w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約2w/w%~約30w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約60w/w%~約70w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約3w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約65.9w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約3.4w/w%の式(Ia)の化合物を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約65.94w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約3.42w/w%の式(Ia)の化合物を含む。
いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約30w/w%~約85w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約1w/w%~約40w/w%の式(Ia)の化合物、約10w/w%~約40w/w%のゼラチン、約3w/w%~約25w/w%のグリセリン、約0.01w/w%~約2w/w%の二酸化チタン、及び約0.01w/w%~約1w/w%の酸化鉄を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約40w/w%~約80w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約1w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物、約10w/w%~約30w/w%のゼラチン、約5w/w%~約20w/w%のグリセリン、約0.05w/w%~約1.5w/w%の二酸化チタン、及び約0.01w/w%~約0.5w/w%の酸化鉄を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約50w/w%~約80w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約2w/w%~約30w/w%の式(Ia)の化合物、約15w/w%~約25w/w%のゼラチン、約5w/w%~約15w/w%のグリセリン、約0.1w/w%~約1.0w/w%の二酸化チタン、及び約0.01w/w%~約0.15w/w%の酸化鉄を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約60w/w%~約70w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約3w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物、約18w/w%~約22w/w%のゼラチン、約8w/w%~約12w/w%のグリセリン、約0.約1w/w%~約0.5w/w%の二酸化チタン、及び約0.01w/w%~約0.1w/w%の酸化鉄を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約65.9w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約3.4w/w%の式(Ia)の化合物、約19.6w/w%のゼラチン、約10.8w/w%のグリセリン、約0.2w/w%の二酸化チタン、及び約0.02w/w%の酸化鉄を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約65.94w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約3.42w/w%の式(Ia)の化合物、約19.60w/w%のゼラチン、約10.80w/w%のグリセリン、約0.22w/w%の二酸化チタン、及び約0.02w/w%の酸化鉄を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄は、酸化鉄(黄色)を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約65.9w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約3.4w/w%の式(Ia)の化合物、約19.6w/w%のゼラチン、約10.8w/w%のグリセリン、約0.2w/w%の二酸化チタン、及び約0.02w/w%の酸化鉄(黄色)を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約65.94w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート、約3.42w/w%の式(Ia)の化合物、約19.60w/w%のゼラチン、約10.80w/w%のグリセリン、約0.22w/w%の二酸化チタン、及び約0.02w/w%の酸化鉄(黄色)を含む。
いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約10mg/mL~約500mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約10mg/mL~約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mL~約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約10mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約20mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約30mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約40mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約50mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約75mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約100mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約125mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約150mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約175mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約200mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約225mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約250mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約275mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約300mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約325mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約350mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約375mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約400mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約425mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約450mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約475mg/mLである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物の濃度は、約500mg/mLである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約30w/w%~約99w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約50w/w%~約99w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約60w/w%~約99w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約75w/w%~約98w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約80.09w/w%~約94.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約80.1w/w%~約94.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約80.09w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約80.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約94.85w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセロールモノカプリロカプレートの量は、約94.9w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約1w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約1w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約2w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約3w/w%~約28w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約5.15w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約5.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約19.9w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約19.91w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、カプセルシェルを更に含む。いくつかの実施形態では、カプセルシェルは、1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、カプセルシェルの1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、ゼラチンシェル、可塑剤、乳白剤、及び着色剤からなる群から選択される。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄からなる群から選択される1種以上の薬学的に許容される賦形剤を更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、グリセリンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、二酸化チタンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、酸化鉄を更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン及びグリセリンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン、グリセリン、及び二酸化チタンを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及びグリセロールモノカプリロカプレートを含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルは、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセルの酸化鉄は、酸化鉄(黄色)を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約10w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約10w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約15w/w%~約25w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約18w/w%~約22w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約19.6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のゼラチンの量は、約19.60w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約3w/w%~約25w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約5w/w%~約20w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約5w/w%~約15w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約8w/w%~約12w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約10.8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中のグリセリンの量は、約10.80w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.01w/w%~約2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.05w/w%~約1.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.1w/w%~約1.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.1w/w%~約0.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.2w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の二酸化チタンの量は、約0.22w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約0.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約0.15w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.01w/w%~約0.1w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄の量は、約0.02w/w%である。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される硬ゼラチン又は軟カプセルは、約30w/w%~約99w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約1w/w%~約40w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約50w/w%~約99w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約1w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約60w/w%~約99w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約2w/w%~約30w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約75w/w%~約98w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約3w/w%~約28w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約80.09w/w%~約94.85w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約5.15w/w%~約19.91w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約80.1w/w%~約94.9w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約5.2w/w%~約19.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約94.85w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約5.15w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約94.9w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約5.2w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約80.09w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約19.91w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。いくつかの実施形態では、硬ゼラチン又は軟カプセルは、約80.1w/w%のグリセロールモノカプリロカプレート及び約19.9w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、グリセロールモノカプリロカプレート、ゼラチン、グリセリン、二酸化チタン、及び酸化鉄を含む硬ゼラチン又は軟ゼラチンカプセル中の酸化鉄は、酸化鉄(黄色)を含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の経口製剤は、錠剤である。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の噴霧乾燥分散液から調製される。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約5mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約25mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約25mg~約400mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約25mg~約300mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約50mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約75mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約50mg~約400mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約50mg~約300mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約75mg~約400mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約75mg~約300mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又はその薬学的に許容される塩の量は、約5mg、約10mg、約15mg、約20mg、約25mg、約30mg、約35mg、約40mg、約45mg、約50mg、約55mg、約60mg、約65mg、約70mg、約75mg、約80mg、約85mg、約90mg、約95mg、約100mg、約105mg、約110mg、約115mg、約120mg、約125mg、約130mg、約135mg、約140mg、約145mg、約150mg、約155mg、約160mg、約165mg、約170mg、約175mg、約180mg、約185mg、約190mg、約195mg、約200mg、205mg、約210mg、約215mg、約220mg、約225mg、約230mg、約235mg、約240mg、約245mg、約250mg、約255mg、約260mg、約265mg、約270mg、約275mg、約280mg、約285mg、約290mg、約295mg、約300mg、約305mg、約310mg、約315mg、約320mg、約325mg、約330mg、約335mg、約340mg、約345mg、約350mg、約355mg、約360mg、約365mg、約370mg、約375mg、約380mg、約385mg、約390mg、約395mg、約400mg、約405mg、約410mg、約415mg、約420mg、約425mg、約430mg、約435mg、約440mg、約445mg、約450mg、約455mg、約460mg、約465mg、約470mg、約475mg、約480mg、約485mg、約490mg、約495mg、又は約500mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約5mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約10mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約20mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約25mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約30mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約40mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約50mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約75mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約100mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約125mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約150mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約175mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約200mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約225mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約250mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約275mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約300mgである。
いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約325mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約350mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約375mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約400mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約425mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約450mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約475mgである。いくつかの実施形態では、錠剤中の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の量は、約500mgである。
いくつかの実施形態では、本明細書の錠剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、及び1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ia)の化合物及び1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩及び1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ib)の化合物及び1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。
本明細書に開示された錠剤の薬学的に許容される賦形剤は、製剤の他の成分と適合性があり、そのレシピエントに対して生理学的に無害である必要がある。適切な賦形剤の例は、錠剤製剤の当業者にはよく知られており、例えば、Handbook of Pharmaceutical Excipients(eds.Rowe,Sheskey & Quinn),6th edition 2009に見出され得る。本明細書で使用される場合、「賦形剤」という用語は、特に塩基性化剤、可溶化剤、流動促進剤、充填剤、結合剤、滑剤、希釈剤、防腐剤、表面活性剤、分散剤等を指すことが意図されている。この用語には、甘味剤、香味剤、着色剤、保存剤などの薬剤も含まれる。このような成分は、通常、錠剤内に混和して存在する。
可溶化剤の例としては、ラウリル硫酸ナトリウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、ポリソルベート(ポリソルベート20又は80など)、ポロキサマー(ポロキサマー188又は207など)、及びマクロゴールなどの界面活性剤(イオン性及び非イオン性界面活性剤の両方を含む)が挙げられるが、これらに限定されない。滑剤、流動促進剤、及び流動助剤の例としては、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸、水添植物油、パルミトステアリン酸グリセリル、ベヘン酸グリセリル、フマル酸ステアリルナトリウム、コロイド状二酸化ケイ素、及びタルクが挙げられるが、これらに限定されない。
崩壊剤の例としては、デンプン、セルロース、架橋PVP、デンプングリコール酸ナトリウム、クロスカルメロースナトリウムなどが挙げられるが、これらに限定されない。充填剤(増量剤又は希釈剤とも呼ばれる)の例としては、デンプン、マルトデキストリン、ポリオール(ラクトースなど)、及びセルロースが挙げられるが、これらに限定されない。結合剤の例としては、架橋PVP、HPMC、微結晶性セルロース、スクロース、デンプン等が挙げられるが、これらに限定されない。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される錠剤は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩と、マトリックス形成剤、界面活性剤、充填剤、崩壊剤、及び滑剤からなる群から選択される1種以上の薬学的に許容される賦形剤と、を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約1w/w%~約10w/w%のマトリックス形成剤を含む。いくつかの実施形態では、マトリックス形成剤は、コポビドンを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約0.01w/w%~約10w/w%の界面活性剤を含む。いくつかの実施形態では、界面活性剤は、ポロキサマー407を含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約25~85w/w%の1種以上の充填剤を含む。いくつかの実施形態では、1種以上の充填剤は、微結晶性セルロース及び/又はマンニトールを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約1w/w%~約30w/w%の崩壊剤を含む。いくつかの実施形態では、崩壊剤は、クロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約0.01w/w%~約10w/w%の滑剤を含む。いくつかの実施形態では、滑剤は、ステアリン酸マグネシウムを含む。
本明細書に開示される錠剤は、非コーティングであっても、コーティングされていてもよい(この場合、錠剤は外側フィルムコートを含む)。非コーティング錠を使用することができるが、コーティング錠を提供することがより通常的であり、その場合、従来の非腸溶性コーティングを使用することができる。フィルムコーティングは当技術分野で知られており、親水性ポリマー材料で構成することができるが、多糖類材料、例えば、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(HPMC)、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース(HEC)、ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)ポリ(ビニルアルコール-co-エチレングリコール)及び他の水溶性ポリマーに限定されない。錠剤のフィルムコーティングに含まれる水溶性材料は、単一のポリマー材料を含み得るが、2種以上のポリマーの混合物を用いて形成され得る。コーティングは、白色でも着色されていてもよい。適切なコーティングとしては、ポリマーフィルムコーティング、例えばポリビニルアルコールを含むもの、例えば「Opadry(登録商標)II」(部分加水分解PVA、二酸化チタン、マクロゴール3350及びタルクを含み、任意による着色料、例えば酸化鉄又はインジゴカルミン又は酸化鉄イエロー又はFD&Cイエロー#6を伴う)が挙げられるが、これらに限定されない。コーティングの量は、概ね、非コーティング錠の重量の約1~8重量%である。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される錠剤は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、及び1種以上の薬学的に許容される賦形剤を含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムからなる群から選択される。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、コポビドンを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、ポロキサマー407を含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、微結晶性セルロースを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、マンニトールを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、クロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、ステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、コポビドン及びポロキサマー407を含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、コポビドン、ポロキサマー407、及び微結晶性セルロースを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、及びマンニトールを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、及びクロスカルメロースナトリウムを含む。いくつかの実施形態では、1種以上の薬学的に許容される賦形剤は、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される錠剤は、式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ia)の化合物、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、式(Ib)の化合物、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される錠剤は、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約5mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約25mg~約500mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約25mg~約400mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約25mg~約300mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約50mg~約300mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約5mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約10mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約20mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約25mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約30mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約40mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約50mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約75mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約100mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約125mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約150mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約175mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約200mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約225mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約250mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約275mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約300mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約325mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約350mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約375mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約400mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約425mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約450mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約475mgである。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物の量は、約500mgである。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約5w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約10w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約15w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約15w/w%~約25w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約20.46w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の量は、約20.5w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のコポビドンの量は、約1w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のコポビドンの量は、約2w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のコポビドンの量は、約3w/w%~約8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のコポビドンの量は、約3w/w%~約6w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のコポビドンの量は、約4.88w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のコポビドンの量は、約4.9w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のポロキサマー407の量は、約0.01w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のポロキサマー407の量は、約0.05w/w%~約8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のポロキサマー407の量は、約0.5w/w%~約4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のポロキサマー407の量は、約0.5w/w%~約3.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のポロキサマー407の量は、約1.3w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のポロキサマー407の量は、約1.33w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の微結晶性セルロースの量は、約5w/w%~約45w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の微結晶性セルロースの量は、約10w/w%~約40w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の微結晶性セルロースの量は、約15w/w%~約35w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の微結晶性セルロースの量は、約18w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の微結晶性セルロースの量は、約21.28w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中の微結晶性セルロースの量は、約21.3w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のマンニトールの量は、約15w/w%~約70w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のマンニトールの量は、約20w/w%~約60w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のマンニトールの量は、約30w/w%~約55w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のマンニトールの量は、約40w/w%~約50w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のマンニトールの量は、約42.55w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のマンニトールの量は、約42.6w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のクロスカルメロースナトリウムの量は、約1w/w%~約30w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のクロスカルメロースナトリウムの量は、約1w/w%~約20w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のクロスカルメロースナトリウムの量は、約4w/w%~約16w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のクロスカルメロースナトリウムの量は、約6w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のクロスカルメロースナトリウムの量は、約8.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のクロスカルメロースナトリウムの量は、約8.00w/w%である。
いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のステアリン酸マグネシウムの量は、約0.01w/w%~約10w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のステアリン酸マグネシウムの量は、約0.05w/w%~約8w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のステアリン酸マグネシウムの量は、約0.5w/w%~約4w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のステアリン酸マグネシウムの量は、約1.0w/w%~約3.0w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のステアリン酸マグネシウムの量は、約1.5w/w%である。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤中のステアリン酸マグネシウムの量は、約1.50w/w%である。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される錠剤は、約5w/w%~約45w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約1w/w%~約10w/w%のコポビドン、約0.01w/w%~約10w/w%のポロキサマー407、約5w/w%~約45w/w%の微結晶性セルロース、約15w/w%~約70w/w%のマンニトール、約1w/w%~約30w/w%のクロスカルメロースナトリウム、及び約0.01w/w%~約10w/w%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約10w/w%~約40w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約2w/w%~約10w/w%のコポビドン、約0.05w/w%~約8w/w%のポロキサマー407、約10w/w%~約40w/w%の微結晶性セルロース、約20w/w%~約60w/w%のマンニトール、約1w/w%~約20w/w%のクロスカルメロースナトリウム、及び約0.05w/w%~約8w/w%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約15w/w%~約35w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約3w/w%~約8w/w%のコポビドン、約0.5w/w%~約4w/w%のポロキサマー407、約15w/w%~約35w/w%の微結晶性セルロース、約30w/w%~約55w/w%のマンニトール、約4w/w%~約16w/w%のクロスカルメロースナトリウム、及び約0.5w/w%~約4w/w%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約15w/w%~約25w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約3w/w%~約6w/w%のコポビドン、約0.5w/w%~約3.0w/w%のポロキサマー407、約18w/w%~約30w/w%の微結晶性セルロース、約40w/w%~約50w/w%のマンニトール、約6w/w%~約10w/w%のクロスカルメロースナトリウム、約1.0w/w%~約3.0w/w%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.9w/w%のコポビドン、約1.3w/w%のポロキサマー407、約21.3w/w%の微結晶性セルロース、約42.6w/w%のマンニトール、約8.0w/w%のクロスカルメロースナトリウム、及び約1.5w/w%のステアリン酸マグネシウムを含む。いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.46w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.88w/w%のコポビドン、約1.33w/w%のポロキサマー407、約21.28w/w%の微結晶性セルロース、約42.55w/w%のマンニトール、約8.00w/w%のクロスカルメロースナトリウム、及び約1.50w/w%のステアリン酸マグネシウムを含む。
いくつかの実施形態では、本明細書に開示される錠剤は、外側フィルムコートを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)の化合物のナトリウム塩、コポビドン、ポロキサマー407、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、及びステアリン酸マグネシウムを含む錠剤は、外側フィルムコートを更に含む。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約1%~約8%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約2%~約6%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約2%~約4%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約4%~約6%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約1%、約2%、約3%、約4%、約5%、約6%、約7%、又は約8%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約1%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約2%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約3%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約4%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約5%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約6%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約7%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、非コーティング錠に基づいて、約8%の重量増加をもたらす。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、Opadry(登録商標)IIを含む。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、Opadry(登録商標)II Whiteを含む。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、Opadry(登録商標)II White 85F18422を含む。
いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、Opadry(登録商標)II Greenを含む。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、Opadry(登録商標)II Green 85F110187を含む。いくつかの実施形態では、外側フィルムコートは、Opadry(登録商標)II Green 85F110186を含む。
いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.9w/w%のコポビドン、約1.3w/w%のポロキサマー407、約21.3w/w%の微結晶性セルロース、約42.6w/w%のマンニトール、約8.0w/w%のクロスカルメロースナトリウム、約1.5w/w%のステアリン酸マグネシウム、及び約3重量%の重量増加をもたらすOpadry(登録商標)II White 85F18422を含み、重量増加は非コーティング錠に基づいている。いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.46w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.88w/w%のコポビドン、約1.33w/w%のポロキサマー407、約21.28w/w%の微結晶性セルロース、約42.55w/w%のマンニトール、約8.00w/w%のクロスカルメロースナトリウム、約1.50w/w%のステアリン酸マグネシウム、及び約3.0重量%の重量増加をもたらすOpadry(登録商標)II White 85F18422を含み、重量増加は非コーティング錠に基づいている。
いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.9w/w%のコポビドン、約1.3w/w%のポロキサマー407、約21.3w/w%の微結晶性セルロース、約42.6w/w%のマンニトール、約8.0w/w%のクロスカルメロースナトリウム、約1.5w/w%のステアリン酸マグネシウム、及び約4重量%の重量増加をもたらすOpadry(登録商標)II Green 85F110187を含み、重量増加は非コーティング錠に基づいている。いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.46w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.88w/w%のコポビドン、約1.33w/w%のポロキサマー407、約21.28w/w%の微結晶性セルロース、約42.55w/w%のマンニトール、約8.00w/w%のクロスカルメロースナトリウム、約1.50w/w%のステアリン酸マグネシウム、及び約4.0重量%の重量増加をもたらすOpadry(登録商標)II Green 85F110187を含み、重量増加は非コーティング錠に基づいている。
いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.5w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.9w/w%のコポビドン、約1.3w/w%のポロキサマー407、約21.3w/w%の微結晶性セルロース、約42.6w/w%のマンニトール、約8.0w/w%のクロスカルメロースナトリウム、約1.5w/w%のステアリン酸マグネシウム、及び約4重量%の重量増加をもたらすOpadry(登録商標)II Green 85F110186を含み、重量増加は非コーティング錠に基づいている。いくつかの実施形態では、錠剤は、約20.46w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、約4.88w/w%のコポビドン、約1.33w/w%のポロキサマー407、約21.28w/w%の微結晶性セルロース、約42.55w/w%のマンニトール、約8.00w/w%のクロスカルメロースナトリウム、約1.50w/w%のステアリン酸マグネシウム、及び約4.0重量%の重量増加をもたらすOpadry(登録商標)II Green 85F110186を含み、重量増加は非コーティング錠に基づいている。
本明細書に開示される医薬組成物は、医薬の技術分野において公知の他の方法によっても調製することができる。例えば、特定の実施形態では、注射によって投与することを意図した医薬組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、溶液を形成するように滅菌蒸留水と組み合わせることによって調製することができる。いくつかの実施形態では、界面活性剤は、均質な溶液又は懸濁液の形成を促進するために添加される。界面活性剤は、水性送達システムにおける化合物の溶解又は均質な懸濁を促進するように、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩と非共有結合的に相互作用する化合物をいう。
「有効量」又は「治療有効量」という用語は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又は他の抗HIV剤、又はその薬学的に許容される塩の、それを必要とする対象に投与されたとき、本明細書に記載されるように、HIV感染症の予防又はHIV感染症に罹患するリスクの低減に効果がある十分な量を指す。このような量は、研究者や臨床医が求める組織系や対象の生物学的又は医学的応答を引き出すのに十分である。治療有効量を構成する式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物又は他の抗HIV剤の量は、投与に用いる化合物、塩、又は組成物、投与時間、投与経路、化合物の排泄速度、治療継続期間、治療中の疾患状態又は障害の種類及びその重症度、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物と組み合わせて又は同時に用いる薬剤、並びに対象の年齢、体重、全身の健康状態、性別、食事などの因子によって異なる。このような治療有効量は、当業者によって、自身の知識、最新の技術、及び本開示を考慮して、規定通りに求めることができる。
「対象」という用語は、HIV感染症などのウイルス感染症の治療又は予防を必要とする、ヒト、又は実験動物及び家庭用ペット(例えば、ネコ、イヌ、ブタ、ウシ、ヒツジ、ヤギ、ウマ、ウサギ)などの他の哺乳動物、及び非ヒト霊長類、哺乳類野生動物などの非飼育動物を指すことを意味する。本明細書で提供される方法のいくつかの実施形態では、対象はヒトである。
併用療法
対象(例えば、ヒト対象)におけるHIV感染症を予防するために、1種以上の追加の治療剤を本開示の化合物、塩、及び組成物と組み合わせて使用することができる。いくつかの実施形態では、本開示の組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び1種以上の追加の治療剤を含む。
いくつかの実施形態では、本開示の組成物は、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び1~3種の追加の治療剤(例えば、1~3種の抗HIV剤)を含む。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される方法は、対象に1~3種の追加の治療剤を投与することを更に含む。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び1~3種の追加の治療剤は、同時に投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び1~3種の追加の治療剤は、一体型剤形として投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び1~3種の追加の治療剤は、固定用量併用錠剤として投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩、及び1~3種の追加の治療剤は、連続して投与される。
上記実施形態では、1~3種の追加の治療剤は、抗HIV剤であり得る。例えば、いくつかの実施形態では、追加の治療剤のそれぞれは、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、HIV非触媒部位(又はアロステリック)インテグラーゼ阻害剤、侵入阻害剤(例えば、CCR5阻害剤、gp41阻害剤(すなわち、融合阻害剤)及びCD4結合阻害剤)、CXCR4阻害剤、gp120阻害剤、G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤、HIVカプシドを標的とする化合物(「カプシド阻害剤」;例えば、国際公開第2013/006738号(Gilead Sciences)、米国特許出願公開第2013/0165489号(ペンシルバニア大学)、及び国際公開第2013/006792号(Pharma Resources)に開示されているものなどのカプシド重合阻害剤又はカプシド破壊化合物)、薬物動態増強剤、及び他のHIV治療用薬剤、並びにこれらの組み合わせからなる群から独立して選択される。いくつかの実施形態では、追加の治療剤のそれぞれは、HIVプロテアーゼ阻害化合物、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオチド阻害剤、HIVインテグラーゼ阻害剤、gp41阻害剤、CXCR4阻害剤、gp120阻害剤、CCR5阻害剤、広域中和抗体(例えば、HIVに対する)、二重特異性抗体(例えば、HIVに対する)、HIVワクチン、及びHIVカプシド阻害剤、又はこれらの任意の組み合わせから独立して選択される。いくつかの実施形態では、抗HIV剤は、HIVプロテアーゼ阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオチド阻害剤、薬物動態増強剤、HIVに対する広域中和抗体、HIVに対する二重特異性抗体、HIVワクチン、又はこれらの組み合わせである。いくつかの実施形態では、抗HIV剤は、逆転写酵素のHIVヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIVヌクレオチド阻害剤、又はこれらの組み合わせである。いくつかの実施形態では、1種以上の追加の治療剤のそれぞれは、抗HIV剤である。
更なる実施形態では、追加の治療剤は、
(1)アンプレナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、インジナビル、ロピナビル、リトナビル、ネルフィナビル、サキナビル、チプラナビル、ブレカナビル、ダルナビル、TMC-126、TMC-114、モゼナビル(DMP-450)、JE-2147(AG1776)、L-756423、RO0334649、KNI-272、DPC-681、DPC-684、GW640385X、DG17、PPL-100、DG35、AG1859、及び米国特許出願公開第20180258097号に開示された化合物からなる群から選択されるHIVプロテアーゼ阻害剤;
(2)リルピビリン、ドラビリン、カプラビリン、エミビリン、デラビルジン、エファビレンツ、ネビラピン、(+)カラノリドA、エトラビリン、GW5634、DPC-083、DPC-961、DPC-963、MIV-150、TMC-120、リルピビリン、BILR 355 BS、VRX 840773、レルシビリン(UK-453061)、RDEA806、KM023及びMK-1439からなる群から選択される逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド又は非ヌクレオチド阻害剤;
(3)ジドブジン、エムトリシタビン、ジダノシン、スタブジン、ザルシタビン、ラミブジン、アバカビル、アムドキソビル、エルブシタビン、アロブジン、MIV-210、±-FTC、D-d4FC、ホスファジド、フォジブジンチドキシル、アプリシチビン(AVX754)、KP-1461、GS-9131(Gilead Sciences)、MK-8591、及びフォサルブジンチドキシル(旧HDP99.0003)からなる群から選択される逆転写酵素のHIVヌクレオシド阻害剤;
(4)テノホビル、フマル酸テノホビルジソプロキシル、テノホビルアラフェナミド(Gilead Sciences)、GS-7340(Gilead Sciences)、GS-9148(Gilead Sciences)、アデホビル、アデホビルジピボキシル、CMX-001(Chimerix)又はCMX-157(Chimerix)からなる群から選択される逆転写酵素のHIVヌクレオチド阻害剤;
(5)ラルテグラビル、エルビテグラビル、ドルテグラビル、ビクテグラビル、カボテグラビル、クルクミン、クルクミンの誘導体、チコリン酸、チコリン酸の誘導体、3,5-ジカフェオイルキナ酸、3,5-ジカフェオイルキナ酸の誘導体、オーリントリカルボン酸、オーリントリカルボン酸の誘導体、カフェイン酸フェネチルエステル、カフェイン酸フェネチルエステルの誘導体、チルホスチン、チルホスチンの誘導体、ケルセチン、ケルセチンの誘導体、S-1360、AR-177、L-870812及びL-870810、BMS-538158、GSK364735C、BMS-707035、MK-2048、BA 011、及びGSK-744からなる群から選択されるHIVインテグラーゼ阻害剤;
(6)以下に限定されないが、BI-224436、CX0516、CX05045、CX14442、それぞれその全体が参照により本明細書に組み込まれる国際公開第2009/062285号(Boehringer Ingelheim)、同第2010/130034号(Boehringer Ingelheim)、同第2013/159064号(Gilead Sciences)、同第2012/145728号(Gilead Sciences)、同第2012/003497号(Gilead Sciences)、同第2012/003498号(Gilead Sciences)に開示の化合物を含む、HIV非触媒部位、又はアロステリックインテグラーゼ阻害剤(NCINI);
(7)エンフビルチド、シフビルチド、アルブビルチド、FB006M、及びTRI-1144からなる群から選択されるgp41阻害剤;
(8)CXCR4阻害剤であるAMD-070;
(9)侵入阻害剤であるSP01A;
(10)BMS-488043を含むgp120阻害剤;
(11)G6PD及びNADH-オキシダーゼ阻害剤であるイミュニチン;
(12)アプラビロック、ビクリビロック、マラビロック、セニクリビロック、PRO-140、INCB15050、PF-232798(Pfizer)、及びCCR5mAb004からなる群から選択されるCCR5阻害剤;
(13)イバリズマブ(TMB-355)、BMS-068(BMS-663068)を含むCD4結合阻害剤;
(14)リトナビル、コビシスタット及びSPI-452からなる群から選択される薬物動態増強剤;
(15)BAS-100、SPI-452、REP 9、SP-01A、TNX-355、DES6、ODN-93、ODN-112、VGV-1PA-457(ベビリマット)、HRG214、VGX-410、KD-247、AMZ 0026、CYT 99007A-221 HIV、DEBIO-025、BAY 50-4798、MDX010(イピリムマブ)、PBS 119、ALG 889、及びPA-1050040(PA-040)からなる群から選択される他のHIV治療用薬剤;
(16)米国特許出願公開第20180258097号に開示されている化合物の薬学的に許容される塩;
(17)米国特許第9,730,936号に開示されている化合物、又はその薬学的に許容される塩;
並びにこれらの組み合わせのうちの1種以上から選択される。
本明細書で使用する場合、「ビクテグラビル」又は「BIC」はそれぞれ、インテグラーゼ阻害薬化合物(2R,5S,13aR)-8-ヒドロキシ-7,9-ジオキソ-N-(2,4,6-トリフルオロベンジル)-2,3,4,5,7,9,13,13a-オクタヒドロ-2,5-メタノピリド[1’,2’,4,5]ピラジノ[2,1-b][1,3]オキサゼピン-10-カルボキサミド(IUPAC名)を指し、以下に示す構造で表される。
ビクテグラビルは、米国特許第9,216,996号に記載されており、その開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。ビクテグラビルという用語は、例えば、その一ナトリウム塩を含むその薬学的に許容される塩を更に含む。
本明細書において、「エルビテグラビル」又は「EVG」はそれぞれ、インテグラーゼ阻害薬化合物6-(3-クロロ-2-フルオロベンジル)-1-[(2S)-1-ヒドロキシ-3-メチルブタン-2-イル]-7-メトキシ-4-オキソ-1,4-ジヒドロキノリン-3-カルボン酸を指し、以下に示す構造で表される。
エルビテグラビルは、米国特許第9,216,996号に記載されており、その開示は参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。エルビテグラビルという用語は、例えば、その一ナトリウム塩を含むその薬学的に許容される塩を更に含む。
いくつかの実施形態では、エルビテグラビル又はその薬学的に許容される塩は、約1mg~約200mg、例えば、約1mg、約5mg、約10mg、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約125mg、約150mg、約175mg又は約200mgの投与量で対象に投与される。1日1回投与する場合、投与量は約1mg/日~約200mg/日であり、例えば、約1mg/日、約5mg/日、約10mg/日、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、約100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、又は約200mg/日であり得る。いくつかの実施形態では、エルビテグラビル又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約200mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、エルビテグラビル又はその薬学的に許容される塩は、約125mg~約175mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、エルビテグラビル又はその薬学的に許容される塩は、約150mg~約160mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、エルビテグラビル又はその薬学的に許容される塩は、約150mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、エルビテグラビルは、エルビテグラビルの薬学的に許容される塩である。いくつかの実施形態では、エルビテグラビルは、エルビテグラビルナトリウム塩である。いくつかの実施形態では、エルビテグラビルは、約157mgの投与量でナトリウム塩として投与される。
本明細書で使用する場合、「テノホビルアラフェナミド」又は「TAF」はそれぞれ、ヌクレオシド類似体逆転写酵素阻害薬化合物{9-[(R)-2-[[(S)-1-(イソプロポキシカルボニル)エチル]アミノ]フェノキシホスフィニル]-メトキシ]プロピル]アデニンを指し、以下に示す構造を有する。
TAFは、モノフマル酸塩及びヘミフマル酸塩などのフマル酸塩、又は共結晶(共形成剤)と会合し得る。例えば、米国特許第7,390,791号、同第7,803,788号、同第8,754,065号を参照されたい。これらのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。「TAF」への言及は、フマル酸塩などの共形成剤を含み得ることが理解される。いくつかの実施形態では、テノホビルアラフェナミド又はその薬学的に許容される塩は、テノホビルアラフェナミドヘミフマル酸塩である。TAFは、Vemlidy(登録商標)の医薬品有効成分であり、Bictarvy(登録商標)、Genvoya(登録商標)、Descovy(登録商標)、Odefsey(登録商標)、及びSymtuza(登録商標)の錠剤の成分である。
テノホビルアラフェナミドの特定の薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への特定の言及がない場合、ミリグラム又は重量%で表されるかどうかにかかわらず、任意の投与量は、テノホビルアラフェナミド遊離塩基の量を指すものとして理解する必要がある。例えば、25mgのテノホビルアラフェナミド又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への言及は、25mgのテノホビルアラフェナミド遊離塩基と同量のテノホビルアラフェナミドを提供する量の、テノホビルアラフェナミド又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物を指す。いくつかの実施形態では、25mgのテノホビルアラフェナミドに関する投与量には、テノホビルアラフェナミドヘミフマル酸塩の約28mgが含まれる。
本明細書で使用する場合、「テノホビルジソプロキシル」又は「TD」はそれぞれ、化合物9-[(R)-2-[[ビス[(イソプロポキシカルボニル)オキシ]ホスフィニル]メトキシ]プロピル]アデニンを指す。テノホビルのプロドラッグであるTDは、モノフマル酸塩などのフマル酸塩と会合し得る。例えば、米国特許第5,922,695号、同第5,935,946号、及び同第5,977,089号を参照されたい。これらのそれぞれは、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。テノホビルジソプロキシルフマル酸塩は「TDF」と呼ばれ、Viread(登録商標)の医薬品有効成分である。
テノホビルジソプロキシルの特定の薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への特定の言及がない場合、ミリグラム又は重量%で表されるかどうかにかかわらず、任意の投与量は、テノホビルジソプロキシル遊離塩基の量を指すものとみなす必要がある。例えば、245mgのテノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への言及は、245mgのテノホビルジソプロキシル遊離塩基と同量のテノホビルジソプロキシルを提供する量の、テノホビルジソプロキシル又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物を指す。いくつかの実施形態では、245mgのテノホビルジソプロキシルに関する投与量には、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩の約300mgが含まれる。
本明細書において使用される場合、「エムトリシタビン」又は「FTC」はそれぞれ、化合物4-アミノ-5-フルオロ-1-[(2R,5S)-2-(ヒドロキシメチル)-1,3-オキサチオラン-5-イル]-1,2-ジヒドロピリミジン-2-オンを指し、下記構造を有する。
エムトリシタビンは、遊離塩基又は薬学的に許容される塩として剤形中に存在することができる。更に、エムトリシタビンは、溶媒和又は非溶媒和の形態で剤形中に存在することができる。典型的には、エムトリシタビンは遊離塩基として存在する。
本開示は更に、本明細書で提供される実施形態のいずれかについて、エムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩を、ラミブジン(すなわち、3TC)、又はその薬学的に許容される塩によって、任意の適切な投与量(例えば、10mg~300mg、100mg~200mg、150mgなど)で、又は、本明細書に記載の式(Ia)及び式(Ib)の化合物若しくはその薬学的に許容される塩を含む他の追加の治療剤と組み合わせて、置き換えることができる。
エムトリシタビンの特定の薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への特定の言及がない場合、ミリグラム又は重量%として表されるかどうかにかかわらず、任意の投与量は、エムトリシタビン遊離塩基の量を指すものとみなす必要がある。例えば、200mgのエムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への言及は、200mgのエムトリシタビン遊離塩基と同量のエムトリシタビンを提供する量の、エムトリシタビン又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物を指す。
本明細書で使用する場合、「コビシスタット」又は「コビ」はそれぞれ、化合物2,7,10,12-テトラアザトリデカン酸,12-メチル-13-[2-(1-メチルエチル)-4-チアゾリル]-9-[2-(4-モルホリニル)エチル]-8,11-ジオキソ-3,6-ビス(フェニルメチル),5-チアゾリルメチルエステル,(3R,6R,9S)-を指し、下記構造を有する。
コビシスタットは、遊離塩基又は薬学的に許容される塩として剤形中に存在することができる。更に、コビシスタットは、溶媒和又は非溶媒和の形態で剤形中に存在することができる。典型的には、コビシスタットは遊離塩基として存在する。特定の実施形態では、コビシスタットは、エルビテグラビルと組み合わせて医薬組成物中に存在する。
コビシスタットの特定の薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への特定の言及がない場合、ミリグラム又は重量%で表されるかどうかにかかわらず、任意の投与量は、コビシスタット遊離塩基の量を指すものとみなす必要がある。例えば、200mgのコビシスタット又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物への言及は、200mgのコビシスタット遊離塩基と同量のコビシスタットを提供する量のコビシスタット又はその薬学的に許容される塩及び/又は溶媒和物を指す。
いくつかの実施形態では、コビシスタット、又はその薬学的に許容される塩は、約1mg~約200mg、例えば、約1mg、約5mg、約10mg、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約125mg、約150mg、約175mg又は約200mgの投与量で対象に投与される。1日1回投与する場合、投与量は、約1mg/日~約200mg/日、例えば、約1mg/日、約5mg/日、約10mg/日、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、約100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、又は約200mg/日であり得る。いくつかの実施形態では、コビシスタット、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約200mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、コビシスタット、又はその薬学的に許容される塩は、約125mg~約175mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、コビシスタット、又はその薬学的に許容される塩は、約150mg~約160mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、コビシスタット、又はその薬学的に許容される塩は、約150mgの投与量で投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、1種、2種、3種、又はそれ以上の追加の治療剤と組み合わされる。1種、2種、3種、又はそれ以上の追加の治療剤は、同じクラスの治療剤から選択される異なる治療剤であり得るか、又は異なるクラスの治療剤から選択され得る。具体的な実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、逆転写酵素のHIVヌクレオチド又はヌクレオシド阻害剤及び逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤と組み合わされる。別の具体的な実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、逆転写酵素のHIVヌクレオチド又はヌクレオシド阻害剤、及びHIVプロテアーゼ阻害化合物と組み合わされる。更なる実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、逆転写酵素のHIVヌクレオチド又はヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤、及びHIVプロテアーゼ阻害化合物と組み合わされる。追加の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、逆転写酵素のHIVヌクレオチド又はヌクレオシド阻害剤、逆転写酵素のHIV非ヌクレオシド阻害剤、及び薬物動態増強剤と組み合わされる。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩である追加の治療剤と組み合わせて投与される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤は、ビクテグラビルナトリウム(すなわち、ビクテグラビルナトリウム塩)である。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約1mg~約2000mg、例えば、約1mg、約5mg、約10mg、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約125mg、約150mg、約175mg、約200mg、約225mg、約250mg、約275mg、約300mg、約325mg、約350mg、約375mg、約400mg、約425mg、約450mg、約475mg、約500mg、約525mg、約550mg、約575mg、約600mg、約625mg、約650mg、約675mg、約700mg、約725mg、約750mg、約775mg、約800mg、約825mg、約850mg、約875mg、約900mg、約925mg、約950mg、約975mg、約1000mg、約1025mg、約1050mg、約1075mg、約1100mg、約1125mg、約1150mg、約1175mg、約1200mg、約1225mg、約1250mg、約1275mg、約1300mg、約1325mg、約1350mg、約1375mg、約1400mg、約1425mg、約1450mg、約1475mg、約1500mg、約1525mg、約1550mg、約1575mg、約1600mg、約1625mg、約1650mg、約1675mg、約1700mg、約1725mg、約1750mg、約1775mg、約1800mg、約1825mg、約1850mg、約1900mg、約1925mg、約1950mg、約1975mg、又は約2000mgの投与量で対象に投与される。1日1回投与する場合、投与量は、約1mg/日~約200mg/日、例えば、約1mg/日、約5mg/日、約10mg/日、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、約100mg/日、約125mg/日、約150mg/日、約175mg/日、約200mg/日、約225mg/日、約250mg/日、約275mg/日、約300mg/日、約325mg/日、約350mg/日、約375mg/日、約400mg/日、約425mg/日、約450mg/日、約475mg/日、又は約500mg/日であり得る。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約2000mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約200mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg~約2000mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg~約200mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約1000mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約100mgの投与量で対象に投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg~約100mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg~約600mgの投与量(例えば、約50mg、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約400mg、約450mg、約500mg、約550mg又は約600mgの投与量)で投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約50mg~約150mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約100mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約75mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約45mg~約55mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩は、約50mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビルは、ビクテグラビルの薬学的に許容される塩である。いくつかの実施形態では、ビクテグラビルは、ビクテグラビルナトリウム塩である。いくつかの実施形態では、ビクテグラビルは、約52mg(例えば、52.5mg)の投与量でナトリウム塩として投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビルは、約104mg(例えば、105mg)の投与量でナトリウム塩として投与される。いくつかの実施形態では、ビクテグラビルは、皮下投与される(例えば、約50mg~約2000mgの投与量、約100mg~約600mgの投与量、約100mg~約500mgの投与量、約400mgの投与量、約500mgの投与量、又は約600mgの投与量で)。いくつかの実施形態では、ビクテグラビルは、経口投与される(例えば、約50mg~約200mgの投与量、約50mgの投与量、又は約100mgの投与量で)。いくつかの実施形態では、ビセトグラビルは、長時間作用型(又は徐放性)剤形で投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、エムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩である追加の治療剤と組み合わせて投与される。いくつかの実施形態では、追加の治療剤は、エムトリシタビンである。
いくつかの実施形態では、エムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約500mg、例えば、約10mg、約50mg、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg又は約500mgの投与量で投与される。1日1回投与する場合、投与量は、約10mg/日~約500mg/日、例えば、約10mg/日、約50mg/日、約100mg/日、約150mg/日、約200mg/日、約250mg/日、約300mg/日、約350mg/日、約400mg/日、約450mg/日、又は約500mg/日であり得る。いくつかの実施形態では、エムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩は、約100mg~約300mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、エムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩は、約175mg~約225mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、エムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩は、約190mg~約210mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、エムトリシタビン、又はその薬学的に許容される塩は、約200mgの投与量で投与される。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、テノホビルアラフェナミド、又はその薬学的に許容される塩、及びテノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩から選択される追加の治療剤と組み合わせて投与される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤は、テノホビルアラフェナミド、又はその薬学的に許容される塩である。いくつかの実施形態では、テノホビルアラフェナミド、又はその薬学的に許容される塩は、1mg~約100mg、例えば、約1mg、約10mg、約25mg、約50mg、約75mg、又は約100mgの投与量で投与される。1日1回投与する場合、投与量は、約1mg/日~約100mg/日、例えば、約1mg/日、約10mg/日、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、又は約100mg/日であり得る。いくつかの実施形態では、テノホビルアラフェナミド、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約50mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルアラフェナミド、又はその薬学的に許容される塩は、約20mg~約30mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルアラフェナミド、又はその薬学的に許容される塩は、約25mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルアラフェナミドは、テノホビルアラフェナミドヘミフマル酸塩である。いくつかの実施形態では、テノホビルアラフェナミドヘミフマル酸塩は、約28mgの投与量で投与される。
いくつかの実施形態では、追加の治療剤は、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩である。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩は、約1mg~約500mg、例えば、約1mg、約10mg、約25mg、約50mg、約75mg、約100mg、約150mg、約200mg、約250mg、約300mg、約350mg、約400mg、約450mg又は約500mgの投与量で投与される。1日1回投与する場合、投与量は、約1mg/日~約500mg/日、例えば、約1mg/日、約10mg/日、約25mg/日、約50mg/日、約75mg/日、約100mg/日、約150mg/日、約200mg/日、約250mg/日、約300mg/日、約350mg/日、約400mg/日、約450mg/日、又は約500mg/日であり得る。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩は、約123mg、約163mg、約204mg、又は約245mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約500mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩は、約20mg~約300mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩は、約10mg~約50mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩は、約20mg~約30mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシル、又はその薬学的に許容される塩は、約25mgの投与量で投与される。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシルは、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩である。いくつかの実施形態では、テノホビルジソプロキシルフマル酸塩は、約150mg、約200mg、約250mg、又は約300mgの投与量で投与される。
いくつかの実施形態では、本明細書で提供される方法は、ビクテグラビル、又はその薬学的に許容される塩である第1の追加の治療剤、及びテノホビルアラフェナミド又はその薬学的に許容される塩である第2の追加の治療剤を投与することを含む。いくつかの実施形態では、本明細書で提供される方法は、ビクテグラビルナトリウム塩である第1の追加の治療剤及びテノホビルアラフェナミドヘミフマル酸塩である第2の追加の治療剤を投与することを含む。
いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、単剤療法として投与される。
本開示は、HIV(例えば、HIV-1及び/又はHIV-2)感染リスクを低減する方法であって、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を、本明細書に記載の1種以上の追加の治療剤と組み合わせて対象に投与することを含む、方法を更に提供する。例えば、HIV(例えば、HIV-1及び/又はHIV-2)感染リスクを低減する方法は、本明細書に開示される1種、2種、又は3種の追加の治療剤と組み合わせて、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を投与することを含む。
特定の実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約40%、50%、60%、70%、80%、90%、又は95%である。特定の実施形態では、HIV感染リスクの低減は、約80%、85%、又は90%である。特定の実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約75%である。特定の実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約80%である。特定の実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約85%である。特定の実施形態では、HIV感染リスクの低減は、少なくとも約90%である。
特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩が、上記のように1種以上の追加の治療剤と組み合わせられる場合、組成物の構成成分は同時又は連続レジメンで投与される。連続的に投与される場合、組み合わせは、2回以上の投与で投与されてもよい。
特定の実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩は、対象への同時投与のための一体型剤形で、例えば、経口投与用の固形剤形(例えば、固定用量併用錠剤)として、1種以上の追加の治療剤と組み合わされる。
式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩と1種以上の追加の治療剤との共投与は、概ね、治療有効量の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩と、1種以上の追加の治療剤とを共に対象の体内に存在させるように、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩と、1種以上の追加の治療剤との同時又は連続投与を指す。
共投与は、1種以上の追加の治療剤の単位投与量の投与の前又は後に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位投与量を投与することを含む。例えば、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的塩の投与は、1種以上の追加の治療剤の投与の数秒、数分、又は数時間以内に行われ得る。例えば、いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位投与量が最初に投与され、その後、数秒又は数分以内に、1種以上の追加の治療剤の単位投与量が投与される。あるいは、他の実施形態では、1種以上の追加の治療剤の単位投与量が最初に投与され、その後、数秒又は数分以内に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位投与量が投与される。いくつかの実施形態では、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位投与量が最初に投与され、その後、数時間(例えば、1~12時間)後に、1種以上の追加の治療剤の単位投与量が投与される。他の実施形態では、1種以上の追加の治療剤の単位投与量が最初に投与され、その後、数時間(例えば、1~12時間)の期間後に、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の単位投与量を投与する。
本開示は、特定の実施例によってより詳細に説明される。以下の実施例は、例示目的で提供されており、決して本開示を限定することを意図するものではない。当業者であれば、本質的に同じ結果を得るために変更又は修正することができる様々な重要ではないパラメータを容易に認識することができる。
実施例1.非ヒト霊長類モデルにおけるPrEPのためのカプシド阻害剤(例えば、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩)の評価
本試験は、非ヒト霊長類(NHP)動物モデルを用いて、HIV PrEPに対する式(Ia)及び(Ib)、又はその薬学的に許容される塩のカプシド阻害剤の最小有効投与レジメンを設定するために実施される。
インド起源のアカゲザルは、HIV感染症の非ヒト霊長類モデルとして最も特徴付けられ、最も利用されている(例えば、Hatziioannou and Evans.Nature Rev Microbiol,2012を参照)。これらの動物にSHIVを感染させると、HIV-1の病因の特徴が再現される(Del Prete and Lifson.Curr Top Microbiol Immunol,2017)。SHIVは、R5トロピックHIV-1エンベロープを持つキメラウイルスであり、マカクに容易に感染し、ヒト集団の自然感染ウイルスに類似している。
提案された試験の概要は表1、図1のとおりである。式(1b)の化合物を、試験群スキーマ(図1)に詳述したように、麻酔した動物に皮下注射することにより投与する。血漿中のウイルス量は、1週間又は2週間の間隔で標準的なqPCRアッセイにより測定し、感染を確認する。最後の抗原投与の後、合計で少なくとも60日間、動物をモニタリングする。結果として得られるプラセボに対する保護率は、PrEPにおける式(Ia)及び(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩の有効性を決定し、また最小有効投与レジメンを決定するための出発点として機能する。
*化合物(Ib)は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を指す。
実施例2.非ヒト霊長類モデルにおけるPrEPのためのカプシド阻害剤(例えば、式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩)の更なる評価
アカゲザルにおける式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩のPrEPの有効性を、反復低用量(10TCID50)の雄直腸内(IR)抗原投与モデルを用いて評価する。
この試験ではまた、高用量の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩対プラセボの単回投与と、それに続く感染が起こるまでの繰り返し週1回のIR抗原投与を用いて、曝露及び保護の相関を確立する。この試験では、繰り返しの抗原投与が臨床的に関連する薬剤濃度と重複する。直腸組織中濃度が血漿中濃度よりはるかに低い場合、保護作用を最大化し、概念実証を達成するための治療上の最高IQ(阻害指数)を評価する。より低用量の式(Ia)若しくは式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を推定して、臨床的に関連する曝露でより多くの抗原投与を行い、IR抗原投与の回数を減らし、薬剤の休薬期間を促進する。休薬期間は、少なくとも20、21、22、23、25週間継続する。いくつかの実施形態では、休薬期間は20~25週間継続する。これらの試験の休薬期間は、投与した薬剤の濃度を臨床的に抑制効果が予想される濃度未満に十分に低下させるために重要である。休薬期間の目的は、試験中に無ウイルス血症状態のままの動物が、1回以上のウイルス抗原投与後に感染したが、血漿及び/又は組織区画における長時間作用型薬剤の治療濃度の延長により抑制されたままであることとは対照的に、感染から保護されたためにそうなったことを確認することである。
図2は、式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を使用する提案された試験の概略図である。図2、パートAは、8例の対象(n=8)に対する試験の未処置の対照アームを示している。このシナリオでは、ほとんどの対象が3~4回の抗原投与(又は最大6~8回の抗原投与)で感染することが予想される。図2、パートBは、曝露と保護の相関を確立するために提案された試験設計を示している(直腸組織中濃度が準最適である場合の概念実証を保証する)。この試験アームには、8例の対象(n=8)が含まれ、高用量の式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩(例えば、皮下注射で300mg/kg)がそれぞれ単回投与される。この試験アームでは、繰り返しの抗原投与とより長い休薬期間が必要となる。図2のパートCは、第3の提案された試験アームを示しており、対象(n=8)に、より低用量の式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩(例えば、皮下注射による150mg/kg)が単回投与される。この試験アームでは、図2のパートBに示したアームよりも感染前の抗原投与回数が少なく、休薬期間も短くなる。パートBとCの両方で、下線部の値は、予想される臨床範囲よりも高い又は低い阻害指数(IQ)を示している。残りのIQは予想される臨床範囲内である。
より高用量(10~100TCID50)のSHIV162-P3を用いた膣内抗原投与により、雌NHPにおいて式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を用いて、同様の試験を実施することが可能である。
実施例3.非ヒト霊長類モデルにおけるPrEPのためのカプシド阻害剤(例えば、式(Ib)の化合物)の追加評価。
アカゲザルにおける式(Ib)の化合物のPrEPの有効性を、反復直腸内(IR)抗原投与モデルを用いて評価した。
この試験ではまた、高用量の式(Ib)の化合物対プラセボの単回投与と、それに続く感染が起こるまでの繰り返し週1回のIR抗原投与を用いて、曝露及び保護の相関を確立した。この試験では、繰り返しの抗原投与が臨床的に関連する薬剤濃度と重複した。直腸組織中濃度が血漿中濃度よりはるかに低い場合、保護作用を最大化し、概念実証を達成するための治療上の最高IQ(阻害指数)を評価した。より低用量の式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を推定して、臨床的に関連する曝露でより多くの抗原投与を行い、IR抗原投与の回数を減らし、薬剤の休薬期間を促進した。休薬期間は少なくとも20週間継続した。いくつかの実施形態では、休薬期間は、20~25週間継続した。これらの試験の休薬期間は、投与した薬剤の濃度を臨床的に抑制効果が予想される濃度未満に十分に低下させるために重要である。休薬期間の目的は、試験中に無ウイルス血症状態のままの動物が、1回以上のウイルス抗原投与後に感染したが、血漿及び/又は組織区画における長時間作用型薬剤の治療濃度の延長により抑制されたままであることとは対照的に、感染から保護されたためにそうなったことを確認することである。
図3は、アカゲザルの成体(雄/雌比1:1)において式(Ib)の化合物を用いた試験の概略図である。1群あたり8例の動物に、プラセボ対照、式(Ib)の化合物(「化合物1b」)150mg/kg、又は式(Ib)の化合物(「化合物1b」)300mg/kgを0週目に単回投与して、時間をかけて休薬した。全ての動物に、1週目から週1回、ウイルス血症が検出可能になるまで、又は最大15回の抗原投与までSHIVで直腸内抗原投与を行った。示されているように、SHIV抗原投与力価は、15週目まで10TCID50から100TCID50まで時間とともに増加した。動物のSHIV感染率は、試験20週目までのqRT-PCRによる、週1回の血漿中ウイルス量のモニタリングで評価した。式(Ib)の化合物(「化合物1b」)の保護有効性は、Cox比例ハザードモデル解析を用いて、プラセボ対照群で観察された感染率と比較することで立証された。
同様の試験は、SHIV162-P3を用いた膣内抗原投与により、雌NHPにおいて式(Ib)の化合物、又はその薬学的に許容される塩を用いて実施することができる。
表2は、式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)を0日目に皮下投与した1週間後に開始するSHIVで抗原投与した雄/雌のアカゲザル動物(n=8/群)における式(Ib)の化合物の、血漿中濃度及び算出された阻害指数(IQ、アカゲザル血漿タンパク質結合調整EC
95値の指定倍に等しい)対時間プロファイルを示す。所与の動物が検出可能な血漿中ウイルス(200コピー/mL超)を示した最初の時点は灰色で網掛けされ、それらの動物における対応する化合物Ib血漿中濃度及びIQは太字で表示されている。最初に検出可能な血漿中ウイルスの1週間前又は2週間前の動物における化合物Ibの平均IQは、それぞれ0.78±0.36及び0.85±0.33であった。
表3は、媒体又は式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)のいずれかを0日目に単回皮下投与し、その後、SHIV投与量を漸増させて週1回の直腸内抗原投与をした後の個々の雄/雌アカゲザルの血漿中SHIVウイルス量値を示す(試験の第1~15週)。ウイルス感染は、各SHIV抗原投与の1週間後に定量的RT-PCRアッセイを使用してスコア化した。感染動物は、血漿中のウイルス量が200コピー/mL超と定義し、対応する血漿中ウイルス量値を太字で示した。所与の動物が検出可能な血漿中ウイルスを示した最初の時点は、その所与の動物の血漿中ウイルス量値が最初に太字になった時点であり、灰色で網掛けされている。
図4は、化合物1bを0日目に皮下投与した1週間後からSHIVで抗原投与した雄/雌のアカゲザル動物(n=8/群)における式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)の薬物動態(血漿中濃度対時間)プロファイルを示す図である。平均値±標準偏差値が表示される。破線は、1(30nM)、4(121nM)、及び9(272nM)の阻害指数(IQ)に対応する化合物Ibの濃度を示している。グラフの影付きの領域は、式(Ia)の化合物(「化合物Ia」)の臨床的に関連する阻害指数値を表す。
PK分析の詳細:アカゲザルの血漿サンプルを-80℃で凍結保存し、ポジティブモードでエレクトロスプレーイオン化法を用いた高分解能質量分析計(HRMS)で分析した。式(Ib)の化合物「化合物Ib」)については958.1853、内部標準については758.3270の精密質量([M+H]+)をそれぞれ用いて定量を行った。この生物分析法における化合物Ibの定量下限は1nM、定量上限は10,000nMであった。
式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)の1.91±0.16nMの平均95%有効濃度(EC95)は、SHIV-162P3に感染したアカゲザル末梢血単核細胞(PBMC)における7日間の抗ウイルスアッセイ(p24 ELISAエンドポイント)を用いて決定された。競合平衡透析アッセイを用いて、化合物Ibへのアカゲザル血漿タンパク質結合を定量し、化合物Ib血漿中濃度を、アカゲザル血漿タンパク質結合調整EC95(paEC95)の平均値30.2±2.5nMで除した値を阻害指数(IQ)とした。式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩で臨床において目標とされる平均IQは約4~約9であるので、式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)は、1より大きいIQで、少なくとも抗原投与のサブセットでは、このカプシド阻害剤の臨床的に関連するIQ4(121nM)~9(272nM)という目標の範囲内でSHIV抗原投与を繰り返し得る濃度で、アカゲザル動物に投与された。
平衡透析シフト(EQDS)アッセイの詳細:式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)へのアカゲザルの血漿タンパク質結合を、競合平衡透析により測定した。アカゲザル血漿(10%)に化合物Ib(2μM)を添加し、2%ウシ胎児血清(CCM)を含むブランクRPMI細胞培地を、組み立てた透析セルの反対側に入れ、インキュベーションを3回行った。37℃で24時間平衡化した後、サンプルをマトリックス効果について補正し、クエンチし、ポジティブモードのエレクトロスプレーイオン化及び多重反応モニタリング(MRM)を用いた液体クロマトグラフタンデム質量分析(LC-MS/MS)で定量を行った。次に、100%のアカゲザルの血漿の倍率変化値を、サンプルの希釈係数とマトリックス中の遊離画分のパーセントを補正した後、血漿/CCM比を用いて算出した。
図5は、媒体又は式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)を0日目に単回皮下投与し、その後、SHIV投与量を漸増させながら週1回の直腸内抗原投与をした後の、雄/雌のアカゲザルにおける経時的な感染率を示す。数字は、週1回のSHIV直腸内抗原投与を15回行った後に感染した各アカゲザルコホートの動物の割合を示す。
図6A~図6Cは、0日目に媒体、150mg/kgの式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)、又は300mg/kgの式(Ib)の化合物(「化合物Ib」)のいずれかの単回皮下投与を受け、その後、SHIV投与量を漸増させながら週1回の直腸内抗原投与を繰り返した後の、個々の雄/雌アカゲザルにおける経時的な血漿中SHIVウイルス量(コピー/mL)を示す。図6B及び図6Cの点線は、その群内の全ての動物のIQが1より大きい直近の試験週を示し、動物が、臨床IQ曝露範囲4~9を大幅に下回る化合物Ib血漿曝露でウイルス抗原投与された後にのみ感染したことを実証している。
ウイルス量測定の詳細:QIAcube HT及びQIAcube 96 Cador病原体HTキット(Qiagen)を用いて、血漿からRNAを抽出した。AmpliCapMax(商標)T7 High Yield Message Maker Kit(Cell Script)を用いてGag RNA標準を作成し、RNA clean and concentratorキット(Zymo Research)で精製した。各アッセイには、RNAの対数希釈が含まれている。標準及びサンプルともに、Superscript III VILO(Invitrogen)を用いて逆転写を行った。Quantstudio 6 FlexシステムとTaqMan(商標)Fast Advanced Master Mix(Applied Biosystems)を用いて定量的PCRを実施した。プライマー配列は、F-GTCTGCGTCATCTGGTGCATTC(配列番号1)及びR-CACTAGGTGTCTCTGCACTATCTGTTTTG(配列番号2)であった。プローブ配列はCTTCCTCAGTGTGTTTCACTTTCTCTTCTGCG(配列番号3)で、プローブはFAMとBHQ(Biosearch Technologies)で標識された。ウイルス量はgagコピー/mLとして算出された。
実施例4:製剤
式(Ia)の化合物又はその薬学的に許容される塩を含む製剤を溶液として調製し、任意にラット、ウサギ、及び/又はイヌに皮下又は筋肉内投与した。
A.28.43w/w%の水、60.90w/w%のPEG300、9.03w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び1.64w/w%のポロキサマー188の溶液(約100mg/mLの式(Ia)の化合物)。
28.43w/w%の水、60.90w/w%のPEG300、9.03w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び1.64w/w%のポロキサマー188を有する約100mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
B.27.61w/w%の水、59.13w/w%のPEG300、11.22w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び2.04w/w%のポロキサマー188の溶液(約125mg/mLの式(Ia)の化合物)。
27.61w/w%の水、59.13w/w%のPEG300、11.22w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び2.04w/w%のポロキサマー188を有する約125mg/mLの化合物の溶液を調製した。
C.26.79w/w%の水、57.38w/w%のPEG300、13.39w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び2.44w/w%のポロキサマー188の溶液(約150mg/mLの式(Ia)の化合物)。
26.79w/w%の水、57.38w/w%のPEG300、13.39w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び2.44w/w%のポロキサマー188を有する約150mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
D.23.22w/w%の水、49.73w/w%のPEG300、25.87w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び1.18w/w%のポロキサマー188の溶液(約300mg/mLの式(Ia)の化合物)。
23.22w/w%の水、49.73w/w%のPEG300、25.87w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び1.18w/w%のポロキサマー188を有する約300mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
E.22.85w/w%の水、48.94w/w%のPEG300、25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び2.36w/w%のポロキサマー188の溶液(約300mg/mLの式(Ia)の化合物)。
22.85w/w%の水、48.94w/w%のPEG300、25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩及び2.36w/w%のポロキサマー188を有する約300mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
F.22.48w/w%の水、48.13w/w%のPEG300、25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び3.54w/w%のポロキサマー188の溶液(300mg/mLの式(Ia)の化合物)。
22.48w/w%の水、48.13w/w%のPEG300、25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩及び3.54w/w%のポロキサマー188を有する約300mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
G.22.10w/w%の水、47.33w/w%のPEG300、25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び4.72w/w%のポロキサマー188の溶液(約300mg/mLの式(Ia)の化合物)。
22.10w/w%の水、47.33w/w%のPEG300、25.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩及び4.72w/w%のポロキサマー188を有する約300mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
H.21.13w/w%の水、45.25w/w%のPEG300、及び33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)。
21.13w/w%の水、45.25w/w%のPEG300、及び33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液をWistar Hanラットに約100mg/kg、ビーグル犬に約30mg/kgの投与量で筋肉内投与した。ラットの薬物動態データを以下の2つの表に報告する。
I.20.16w/w%の水、43.17w/w%のPEG300、33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び3.06w/w%のポロキサマー188の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)
20.16w/w%の水、43.17w/w%のPEG300、33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び3.06w/w%のポロキサマー188を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
J.19.18w/w%の水、41.09w/w%のPEG300、33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び6.12w/w%のポロキサマー188の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)。
19.18w/w%の水、41.09w/w%のPEG300、33.61w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び6.12w/w%のポロキサマー188を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液をWistar Hanラットに約100mg/kg、ビーグル犬に約30mg/kgの投与量で筋肉内投与した。ラットの薬物動態データを以下の2つの表に報告する。
K.16.93w/w%の水、36.22w/w%のPEG300、41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び5.00%のエタノールの溶液(約500mg/mLの式(Ia)の化合物)。
16.93w/w%の水、36.22w/w%のPEG300、41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩及び5.00%のエタノールを有する約500mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液をWistar Hanラットに約100mg/kg、ビーグル犬に約30mg/kgの投与量で筋肉内投与した。ラットの薬物動態データを以下の2つの表に報告する。
L.15.71w/w%の水、33.63w/w%のPEG300、41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00%のエタノール、及び3.81w/w%のポロキサマー188の溶液(約500mg/mLの式(Ia)の化合物)
15.71w/w%の水、33.63w/w%のPEG300、41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00%のエタノール及び3.81w/w%のポロキサマー188を有する約500mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。
M.14.50w/w%の水、31.04w/w%のPEG300、41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00%のエタノール、及び7.61w/w%のポロキサマー188の溶液(約500mg/mLの式(Ia)の化合物)
14.50w/w%の水、31.04w/w%のPEG300、41.85w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00%のエタノール及び7.61w/w%のポロキサマー188を有する約500mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液をWistar Hanラットに約100mg/kg、ビーグル犬に約30mg/kgの投与量で筋肉内投与した。ラットの薬物動態データを以下の2つの表に報告する。
N.13w/w%の水、10w/w%のエタノール、及び77w/w%のPEG200の溶液に1当量の水酸化ナトリウムを加えたもの(約200mg/mLの式(Ia)の化合物)。
式(Ia)の化合物を、13w/w%の水、10w/w%のエタノール、及び77w/w%のPEG200の媒体に溶解し、1モル当量の水酸化ナトリウムを加えて、約200mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を24例の雄のニュージーランド白ウサギに皮下投与した。各動物には、0.5mL(約100mg)又は1.0mL(約200mg)の固定投与量で単回注射を行った。
O.13w/w%の水、10w/w%のエタノール、及び77w/w%のPEG200の溶液(約200mg/mLの式(Ia)の化合物)。
式(Ia)の化合物を、10%のエタノール、13%の水、及び77%のPEG200の媒体に溶解することにより、約200mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を24例の雄のニュージーランド白ウサギに皮下投与した。各動物には、0.5mL(約100mg)又は1.0mL(約200mg)の固定投与量で単回注射を行った。
P.13w/w%の水、10w/w%のエタノール、及び77w/w%のPEG200の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)。
式(Ia)の化合物を、13w/w%の水、10w/w%のエタノール、及び77w/w%のPEG200の媒体に溶解させることにより、約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を24例の雄のニュージーランド白ウサギに皮下投与した。各動物には、0.5mL(約200mg)又は1.0mL(約400mg)の固定投与量で単回注射を行った。
Q.14.04w/w%の水、30.07w/w%のPEG300、43.06w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール、及び7.83w/w%のポロキサマー188の溶液(約500mg/mLの式(Ia)の化合物)
14.04w/w%の水、30.07w/w%のPEG300、43.06w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール及び7.83w/w%のポロキサマー188を有する約500mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を6例の雄のニュージーランド白ウサギに皮下投与した。各動物には、0.6mL(約300mg)の固定投与量で単回注射を行った。
R.19.14w/w%の水、40.66w/w%のPEG300、35.20w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び5.00%のエタノールの溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)。
19.14w/w%の水、40.66w/w%のPEG300、35.20w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び5.00%のエタノールを有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液をWistar Han雄ラットに約50mg/kgの投与量及び0.125mL/kgの投与容量で皮下投与し、薬物動態(PK)プロファイルを測定した。結果の概要を以下の2つの表に示す。
S.16.64w/w%の水、35.36w/w%のPEG300、43.00w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び5.00%のエタノールの溶液(約500mg/mLの式(Ia)の化合物)
16.64w/w%の水、35.36w/w%のPEG300、43.00w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩及び5.00%のエタノールを有する約500mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液をWistar Han雄ラットに約50mg/kgの投与量及び0.1mL/kgの投与容量で皮下投与し、薬物動態(PK)プロファイルを測定した。結果の概要を以下の2つの表に示す。
T.17.00w/w%の水、36.40w/w%のPEG300、35.20w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール、及び6.40w/w%のポロキサマー188の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)
17.00w/w%の水、36.40w/w%のPEG300、35.20w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール、及び6.40w/w%のポロキサマー188を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約12mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
U.14.06w/w%の水、30.12w/w%のPEG300、35.20w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール、及び6.40w/w%のポロキサマー188の溶液(約500mg/mLの式(Ia)の化合物)
14.06w/w%の水、30.12w/w%のPEG300、35.20w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール、及び6.40w/w%のポロキサマー188を有する約500mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約12mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
V.23.33w/w%の水、48.99w/w%のPEG300、26.47w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び1.21w/w%のポロキサマー188の溶液(約300mg/mLの式(Ia)の化合物)。
23.33w/w%の水、48.99w/w%のPEG300、26.47w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び1.21w/w%のポロキサマー188を有する約300mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約6mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
W.18.80w/w%の水、40.25w/w%のPEG300、34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール、及び1.57w/w%のポロキサマー188の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)。
18.80w/w%の水、40.25w/w%のPEG300、34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール及び1.57w/w%のポロキサマー188を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約12mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
X.16.29w/w%の水、34.88w/w%のPEG300、41.92w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール、及び1.91w/w%のポロキサマー188の溶液(約500mg/mLの式(Ia)の化合物)
16.29w/w%の水、34.88w/w%のPEG300、41.92w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、5.00w/w%のエタノール及び1.91w/w%のポロキサマー188を有する約500mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約12mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
Y.20.90w/w%の水、44.72w/w%のPEG300、及び34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)。
20.90w/w%の水、44.72w/w%のPEG300、及び34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約12mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
Z.19.90w/w%の水、42.59w/w%のPEG300、34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び3.13w/w%のポロキサマー188の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)
19.90w/w%の水、42.59w/w%のPEG300、34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び3.13w/w%のポロキサマー188を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約12mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
AA.18.91w/w%の水、40.46w/w%のPEG300、34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び6.25w/w%のポロキサマー188の溶液(約400mg/mLの式(Ia)の化合物)
18.91w/w%の水、40.46w/w%のPEG300、34.38w/w%の式(Ia)の化合物のナトリウム塩、及び6.25w/w%のポロキサマー188を有する約400mg/mLの式(Ia)の化合物の溶液を調製した。溶液を雄のビーグル犬に約12mg/kg、雄のWistar Hanラットに約50mg/kgの投与量で皮下投与した。薬物動態プロファイルを測定し、イヌの結果の概要を2つの表に示し、ラットの結果の概要をその下の2つの表に示す。
明確にするために、別々の実施形態の文脈で説明されている本開示の特定の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて提供することもできることを理解されたい。逆に、簡潔にするために、単一の実施形態の文脈で説明されている本開示の様々な特徴も、別々に又は任意の適切な部分組み合わせで提供され得る。
刊行物、特許、及び特許文献を含む全ての参考文献は、参照により個別に組み込まれるかのように、参照により本明細書に組み込まれる。本開示は様々な実施形態及び技術を参照する。しかしながら、本開示の趣旨及び範囲内に留まりながら、多くの変形及び修正を行うことができることを理解されたい。