JP2023108293A - 光接続構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】高密度配線に適しながら、機械強度信頼性を損なうことなく小さい曲げ径に曲げることが可能な光接続構造を提供すること。【解決手段】光接続構造は、1つのコア部と前記コア部を取り囲むクラッド部とを備える複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバの第1端側が一つに束ねられて構成された束部とを有し、前記束部の端面に前記コア部のそれぞれが露出している光ファイババンドルと、前記露出したコア部のそれぞれと光学的に接続する状態に配列された複数の光素子を有する光素子ユニットと、を備え、前記複数の光ファイバのそれぞれは、前記第1端から前記第1端とは反対側の第2端に向かって前記クラッド部のクラッド径が拡大する拡大部を有し、前記束部の端面における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が80μm以下であり、前記第2端側における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が125μm以下である。【選択図】図1
Description
本発明は、光接続構造に関する。
たとえばデータセンタで用いられる光トランシーバにおいて、小型化や高密度化のために、光素子アレイとマルチコアファイバとを接続した光接続構造が採用されている(特許文献1)。光素子アレイは、垂直共振器面発光レーザ(VCSEL)アレイなどの発光素子アレイや、光検出器アレイなどの受光素子アレイなどである。マルチコアファイバは、光トランシーバが搭載されたデバイスの筐体に配策される。
マルチコアファイバは、長手方向に垂直な断面において複数のコア部を有し、高密度配線に適する。しかしながら、マルチコアファイバは、コア部の数が多いために、長手方向に垂直な断面において1つのコア部を有するシングルコアファイバに比べて、クラッド径が比較的大きい。その結果、マルチコアファイバは、同じ直径(曲げ径)に曲げた場合に生じる歪がシングルコアファイバに比べて大きいので、機械強度信頼性が低くなる。したがって、マルチコアファイバは、配策の際に許容される曲げ径が比較的大きく、配策されるデバイスの小型化に関しては課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、その目的は、高密度配線に適しながら、機械強度信頼性を損なうことなく小さい曲げ径に曲げることが可能な光接続構造を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様は、1つのコア部と前記コア部を取り囲むクラッド部とを備える複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバの第1端側が一つに束ねられて構成された束部とを有し、前記束部の端面に前記コア部のそれぞれが露出している光ファイババンドルと、前記露出したコア部のそれぞれと光学的に接続する状態に配列された複数の光素子を有する光素子ユニットと、を備え、前記複数の光ファイバのそれぞれは、前記第1端から前記第1端とは反対側の第2端に向かって前記クラッド部のクラッド径が拡大する拡大部を有し、前記束部の端面における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が80μm以下であり、前記第2端側における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が125μm以下である光接続構造である。
前記第2端側における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が60μm以上であるものでもよい。
本発明の一態様は、1つの第1コア部と前記第1コア部を取り囲む第1クラッド部とを備える複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバの第1端側が一つに束ねられて構成された束部とを有し、前記束部の端面に前記第1コア部のそれぞれが露出している光ファイババンドルと、前記露出したコア部のそれぞれと光学的に接続する複数の第2コア部と、前記複数の第2コア部を取り囲む第2クラッド部とを有するマルチコアファイバと、を備え、前記複数の光ファイバのそれぞれは、前記第1端から前記第1端とは反対側の第2端に向かって前記第1クラッド部のクラッド径が拡大する拡大部を有し、前記束部の端面における前記第1クラッド部のそれぞれのクラッド径が80μm以下であり、前記第2端側における前記第1クラッド部のそれぞれのクラッド径が125μm以下である光接続構造である。
前記マルチコアファイバの長さは5cm以下であるものでもよい。
前記マルチコアファイバの前記第2クラッド部のクラッド径は150μm以上であるものでもよい。
前記マルチコアファイバのコアピッチは30μm以上であるものでもよい。
前記マルチコアファイバのコアピッチは60μm以下であるものでもよい。
前記マルチコアファイバにおいて、前記第2コア部は、その数が7、19、または37であり、長手方向に垂直な断面において六方最密配置で配置されているものでもよい。
前記マルチコアファイバにおいて、前記第2コア部は、その数が4であり、長手方向に垂直な断面において正方格子状に配置されているものでもよい。
前記第2コア部のそれぞれと光学的に接続する状態に配列された複数の光素子を有する光素子ユニットをさらに備えるものでもよい。
前記マルチコアファイバと前記光素子ユニットとは接着剤にて相対位置が固定されているものでもよい。
前記マルチコアファイバにはガラスブロックが取り付けられており、前記ガラスブロックは前記光素子ユニットに接着剤にて接合されているものでもよい。
本発明によれは、高密度配線に適しながら、機械強度信頼性を損なうことなく小さい曲げ径に曲げることが可能な光接続構造を実現できるという効果を奏する。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態により本発明が限定されるものではない。また、各図面において、同一または対応する構成要素には適宜同一の符号を付している。また、図面は模式的なものであり、各要素の寸法の関係、各要素の比率などは、現実と異なる場合があることに留意する必要がある。図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている場合がある。また、本明細書で特に定義しない用語については、国際通信連合(ITU)のITU-T G.650.1およびG.650.2における定義、測定方法に従うものとする。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る光接続構造の模式的な構成図である。光接続構造100は、光ファイババンドル10と、光素子ユニット20とを備えている。光ファイババンドル10と光素子ユニット20とはたとえば接着剤にて接合している。
図1は、実施形態1に係る光接続構造の模式的な構成図である。光接続構造100は、光ファイババンドル10と、光素子ユニット20とを備えている。光ファイババンドル10と光素子ユニット20とはたとえば接着剤にて接合している。
<光ファイババンドルの構成>
光ファイババンドル10は、複数の光ファイバである7本の光ファイバ11を備えている。図2は、光ファイバ11の長手方向に沿った断面図である。光ファイバ11は、1つのコア部12とコア部12を取り囲むクラッド部13とを有するガラス光ファイバ部14と、ガラス光ファイバ部14の外周を取り囲む樹脂被覆部15とを備えている。光ファイバ11は、シングルコアファイバである。光ファイバ11は、たとえば、ITU-T G.652、G.654、またはG.657の定義に従う光学特性を有する。コア部12のコア径はたとえば10μmである。
光ファイババンドル10は、複数の光ファイバである7本の光ファイバ11を備えている。図2は、光ファイバ11の長手方向に沿った断面図である。光ファイバ11は、1つのコア部12とコア部12を取り囲むクラッド部13とを有するガラス光ファイバ部14と、ガラス光ファイバ部14の外周を取り囲む樹脂被覆部15とを備えている。光ファイバ11は、シングルコアファイバである。光ファイバ11は、たとえば、ITU-T G.652、G.654、またはG.657の定義に従う光学特性を有する。コア部12のコア径はたとえば10μmである。
ガラス光ファイバ部14は、先端側から基端側に向かって、細径部14a、拡大部14b、および太径部14cで構成されている。先端は第1端の一例であり、基端は第2端の一例である。細径部14aは、太径部14cのクラッド径D1よりも小さいクラッド径D2を有する部分である。拡大部14bは、先端側の細径部14aから基端側の太径部14cに向かってクラッド径がD2からD1にテーパ状に拡大する部分である。クラッド径D2は80μm以下であり、クラッド径D1は125μm以下である。
樹脂被覆部15は、細径部14aの外周、拡大部14bの外周、および太径部14cの拡大部14b側における一部の外周にて除去されている。
このような光ファイバ11は、たとえば、光通信用のシングルモード光ファイバの先端部の樹脂被覆部15を除去し、エッチング等でクラッド部13の一部を除去して細径部14aおよび拡大部14bを形成することで作製することができる。
図3は、光ファイババンドル10の長手方向に沿った断面図である。図4は、図3に示す光ファイババンドル10を先端側から見た状態を示す図である。光ファイババンドル10は、7本の光ファイバ11の先端側である細径部14aの一部が、長手方向に垂直な断面において六方最密配置で配置された状態で一つに束ねられて構成された束部16を備えている。束部16の端面17には、コア部12のそれぞれが露出している。図4に示すように、端面17において、コア部12は六方最密配置で配置されている。端面17において、隣接するコア部12の中心間距離であるコアピッチはΛ1である。本実施形態では、Λ1は端面17におけるクラッド径D2と同じである。すなわち、Λ1は80μm以下である。
また、光ファイババンドル10は、キャピラリ18を備えている。キャピラリ18は、束部16と、各光ファイバ11における束部16以外の部分、すなわち細径部14aの一部と拡大部14bと太径部14cの一部とを収容している。キャピラリ18は、先端側から基端側に向かって、細径部18a、拡大部18b、および太径部18cで構成されている。細径部18aは、太径部18cの内径および外径よりも小さい内径および外径を有する部分である。拡大部14bは、先端側から基端側に向かって内径および外径がテーパ状に拡大する部分である。キャピラリ18の長さは、たとえば5cm以下である。
光ファイババンドル10において、光ファイバ11同士、または光ファイバ11とキャピラリ18とは、接着剤または融着にて接合されている。
<光素子ユニットの構成>
図5は、図1に示す光素子ユニット20の斜視図である。光素子ユニット20は、複数の光素子である7個の光素子21を備える。光素子21は、たとえば発光素子や受光素子や光導波路であり、光ファイババンドル10の端面17に露出したコア部12のそれぞれ光学的に接続する状態に配列されている。具体的には、光素子21は六方最密配置で配置されている。光素子21の配列ピッチはΛ2であるが、Λ2はコアピッチΛ1およびクラッド径D2と同じ値である。すなわち、Λ2は80μm以下である。なお、光素子21が発光素子や受光素子などの光電素子の場合は、電気配線のスペースを確保する都合上、Λ2は30μm以上であることが好ましい。
図5は、図1に示す光素子ユニット20の斜視図である。光素子ユニット20は、複数の光素子である7個の光素子21を備える。光素子21は、たとえば発光素子や受光素子や光導波路であり、光ファイババンドル10の端面17に露出したコア部12のそれぞれ光学的に接続する状態に配列されている。具体的には、光素子21は六方最密配置で配置されている。光素子21の配列ピッチはΛ2であるが、Λ2はコアピッチΛ1およびクラッド径D2と同じ値である。すなわち、Λ2は80μm以下である。なお、光素子21が発光素子や受光素子などの光電素子の場合は、電気配線のスペースを確保する都合上、Λ2は30μm以上であることが好ましい。
以上のように構成された光接続構造100では、光ファイババンドル10の光ファイバ11は、そのクラッド径D2が、典型的な光ファイバのクラッド径と同等以下の125μm以下であるので、機械強度信頼性を損なうことなく比較的小さい曲げ径に曲げることが可能である。しかも、光ファイババンドル10の束部16の端面17では、光ファイバ11のクラッド径D2が80μm以下であるので、高密度配線に適する狭いコアピッチΛ1を実現できる。また、これにより、光接続構造100が搭載されるデバイスが小型化し易くなる。
D1は、機械強度信頼性と小曲げ径との両立の観点から、125μm以下であればよいが、好ましい一例は80μm程度である。また、D1は、光ファイバ11と接続される場合が多い通常シングルモード光ファイバとの接続性、または、シングルモード光ファイバとの親和性の高い光学系との接続性の観点から、60μm以上であることが好ましい。
D2は、高密度配線の観点から、80μm以下であればよいが、60μm以下がより好ましく、たとえば40μm程度である。Λ1、Λ2についてもD2と同様である。また、上述したように光素子21の電気的配線のスペースを確保する観点からは、D2は30μm以上であることが好ましい。
(実施形態2)
図6は、実施形態2に係る光接続構造の模式的な構成図である。光接続構造200は、光ファイババンドル10と、光素子ユニット20と、マルチコアファイバ30と、ガラスキャピラリ40とを備えている。
図6は、実施形態2に係る光接続構造の模式的な構成図である。光接続構造200は、光ファイババンドル10と、光素子ユニット20と、マルチコアファイバ30と、ガラスキャピラリ40とを備えている。
光ファイババンドル10および光素子ユニット20は、光接続構造100における対応する要素と同じなので、説明を適宜省略する。光接続構造200の光ファイババンドル10における光ファイバ11のコア部12は第1コア部の一例であり、クラッド部13は第1クラッド部の一例である。
ガラスキャピラリ40には、マルチコアファイバ30の全長を収容可能な孔41が形成されている。マルチコアファイバ30は、孔41に全長が収容された状態で、ガラスキャピラリ40に接着剤などで固定されている。ガラスキャピラリ40はガラスブロックの一例である。
図7は、マルチコアファイバ30の長手方向に垂直な面における断面図である。マルチコアファイバ30は、複数の第2コア部としての7個のコア部31と、7個のコア部31を取り囲む第2クラッド部としてのクラッド部32とを備えている。マルチコアファイバ30は、たとえば、ITU-T G.652、G.654、またはG.657の定義に従う光学特性を有する。7個のコア部31は、長手方向に垂直な断面において六方最密配置で配置されており、それぞれ、光ファイババンドル10の端面17に露出した7個のコア部12のそれぞれと光学的に接続している。
マルチコアファイバ30におけるコア部31のコアピッチΛ3は、Λ1、Λ2と同様にである。すなわち、Λ3は80μm以下であればよいが、60μm以下がより好ましく、たとえば40μm程度であり、好ましくは30μm以上である。
また、マルチコアファイバ30のクラッド部32のクラッド径D3は、7個のコア部31を上記コアピッチΛ3の六方最密配置で収容するために、150μm以上とされている。
ガラスキャピラリ40は、光素子ユニット20に接着剤にて接合されている。これにより、マルチコアファイバ30と光素子ユニット20とは接着剤にて相対位置が固定されている。この状態にて、光素子ユニット20の光素子21は、マルチコアファイバ30のコア部31のそれぞれと光学的に接続する状態に配列されている。
以上のように構成された光接続構造200では、マルチコアファイバ30のクラッド径D3が150μm以上であるが、光接続構造100と同様に、光ファイババンドル10の光ファイバ11のクラッド径D1が125μm以下であるので、機械強度信頼性を損なうことなく比較的小さい曲げ径に曲げることが可能である。しかも、光ファイババンドル10の束部16の端面17では、光ファイバ11のクラッド径D2が80μm以下であるので、高密度配線に適する狭いコアピッチΛ1を実現できる。また、これにより、光接続構造200が搭載されるデバイスが小型化し易くなる。
また、本発明者が得た知見によれば、光ファイババンドル10と光素子ユニット20との間にマルチコアファイバ30を介在させることによって、光ファイババンドル10と光素子ユニット20とを直接接続するよりも接続損失が小さくなる。その理由の一つは、光素子ユニット20における光素子21の配列に対する、マルチコアファイバ30のコア部31の配列の位置精度は、光素子21の配列に対する、光ファイババンドル10のコア部12の配列の位置精度よりも比較的高く作製しやすいためであると考えられる。なお、マルチコアファイバ30のコア部31と光ファイババンドル10のコア部12との接続損失は、融着接続を行うことによってきわめて小さくすることができる。
また、光素子21が発光素子である場合、マルチコアファイバ30のコア部31のモードフィールド径を、光素子21が発する光のビーム径と光ファイババンドル10のコア部12のモードフィールド径との間の値にすることによって、接続損失のうちモードフィールド不整合に起因する成分を低減することができる。
また、マルチコアファイバ30の長さは、光接続構造200を低背位するためには、たとえば5cm以下が好ましい。
なお、上記実施形態において、マルチコアファイバ30のコア部31は、その数が7であり、長手方向に垂直な断面において六方最密配置で配置されているが、その数は7に限らず、たとえば19や37でもよい。六方最密配置であれば、或る断面積のクラッド部の中に、より多くのコア部を配置することができる。たとえば、コアピッチΛ3を40μmとした場合、クラッド径D3を240μmとしたクラッド部の中に、六方最密配置で19個のコア部を配置できる。光ファイババンドル10のコア部12や光素子ユニット20の光素子21についても、その数は7に限られず、六方最密配置の19や37でもよい。
また、上記実施形態において、マルチコアファイバのコア部の数が4であり、長手方向に垂直な断面において正方格子状に配置されていてもよい。光ファイババンドルのコア部や光素子ユニットの光素子についても、その数が4であり、正方格子状に配置されていてもよい。特に、光素子ユニットの光素子の数が4であり、正方格子状に配置されていれば、光素子に対して電気配線をし易いので好ましい。この場合のコア部のコアピッチや光素子の配列ピッチも、80μm以下であればよいが、60μm以下がより好ましく、30μm以上であることが好ましい。
また、上記実施形態により本発明が限定されるものではない。上述した各構成要素を適宜組み合わせて構成したものも本発明に含まれる。また、さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。よって、本発明のより広範な態様は、上記の実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
10 :光ファイババンドル
11 :光ファイバ
12、31 :コア部
13、32 :クラッド部
14 :ガラス光ファイバ部
14a、18a :細径部
14b、18b :拡大部
14c、18c :太径部
15 :樹脂被覆部
16 :束部
17 :端面
18 :キャピラリ
20 :光素子ユニット
21 :光素子
30 :マルチコアファイバ
40 :ガラスキャピラリ
41 :孔
100、200 :光接続構造
11 :光ファイバ
12、31 :コア部
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14a、18a :細径部
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15 :樹脂被覆部
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17 :端面
18 :キャピラリ
20 :光素子ユニット
21 :光素子
30 :マルチコアファイバ
40 :ガラスキャピラリ
41 :孔
100、200 :光接続構造
Claims (12)
- 1つのコア部と前記コア部を取り囲むクラッド部とを備える複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバの第1端側が一つに束ねられて構成された束部とを有し、前記束部の端面に前記コア部のそれぞれが露出している光ファイババンドルと、
前記露出したコア部のそれぞれと光学的に接続する状態に配列された複数の光素子を有する光素子ユニットと、
を備え、
前記複数の光ファイバのそれぞれは、前記第1端から前記第1端とは反対側の第2端に向かって前記クラッド部のクラッド径が拡大する拡大部を有し、前記束部の端面における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が80μm以下であり、前記第2端側における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が125μm以下である
光接続構造。 - 前記第2端側における前記クラッド部のそれぞれのクラッド径が60μm以上である
請求項1に記載の光接続構造。 - 1つの第1コア部と前記第1コア部を取り囲む第1クラッド部とを備える複数の光ファイバと、前記複数の光ファイバの第1端側が一つに束ねられて構成された束部とを有し、前記束部の端面に前記第1コア部のそれぞれが露出している光ファイババンドルと、
前記露出したコア部のそれぞれと光学的に接続する複数の第2コア部と、前記複数の第2コア部を取り囲む第2クラッド部とを有するマルチコアファイバと、
を備え、
前記複数の光ファイバのそれぞれは、前記第1端から前記第1端とは反対側の第2端に向かって前記第1クラッド部のクラッド径が拡大する拡大部を有し、前記束部の端面における前記第1クラッド部のそれぞれのクラッド径が80μm以下であり、前記第2端側における前記第1クラッド部のそれぞれのクラッド径が125μm以下である
光接続構造。 - 前記マルチコアファイバの長さは5cm以下である
請求項3に記載の光接続構造。 - 前記マルチコアファイバの前記第2クラッド部のクラッド径は150μm以上である
請求項3または4に記載の光接続構造。 - 前記マルチコアファイバのコアピッチは30μm以上である
請求項3~5のいずれか一つに記載の光接続構造。 - 前記マルチコアファイバのコアピッチは60μm以下である
請求項3~6のいずれか一つに記載の光接続構造。 - 前記マルチコアファイバにおいて、前記第2コア部は、その数が7、19、または37であり、長手方向に垂直な断面において六方最密配置で配置されている
請求項3~7のいずれか一つに記載の光接続構造。 - 前記マルチコアファイバにおいて、前記第2コア部は、その数が4であり、長手方向に垂直な断面において正方格子状に配置されている
請求項3~7のいずれか一つに記載の光接続構造。 - 前記第2コア部のそれぞれと光学的に接続する状態に配列された複数の光素子を有する光素子ユニットをさらに備える
請求項3~9のいずれか一つに記載の光接続構造。 - 前記マルチコアファイバと前記光素子ユニットとは接着剤にて相対位置が固定されている
請求項10に記載の光接続構造。 - 前記マルチコアファイバにはガラスブロックが取り付けられており、前記ガラスブロックは前記光素子ユニットに接着剤にて接合されている
請求項10または11に記載の光接続構造。
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