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JP2023075814A - 制御プログラム、画像形成システム、設定方法、情報処理装置 - Google Patents

制御プログラム、画像形成システム、設定方法、情報処理装置 Download PDF

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JP2023075814A
JP2023075814A JP2021188954A JP2021188954A JP2023075814A JP 2023075814 A JP2023075814 A JP 2023075814A JP 2021188954 A JP2021188954 A JP 2021188954A JP 2021188954 A JP2021188954 A JP 2021188954A JP 2023075814 A JP2023075814 A JP 2023075814A
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Abstract

【課題】ワークフロー処理で用いる定義ファイルが更新された場合の不都合を抑制することを目的とする。【解決手段】ユーザPC10のWFアプリ22は、通信IF14を介して接続可能なMFP50に対して、MFP50が記憶している定義ファイルFに関する情報を要求する。要求に応じて、MFP50から送信された、定義ファイルFに関する情報に基づいて、MFP50に記憶された定義ファイルFをワークフロー処理で用いるか否かを判断する。MFP50に記憶された定義ファイルFをワークフロー処理で用いると判断した場合に、MFP50に記憶された定義ファイルFをワークフロー処理で用いる定義ファイルに設定する。【選択図】図1

Description

定義ファイルの内容に応じて、所定の処理を実行する技術に関する。
特許文献1には、端末が、ネットワークを介して接続された外部装置に対して、定義ファイルの内容に応じて、所定の処理を実行させるワークフロー処理が記載されている。端末は、実行する処理や、処理の実行に使用される装置等を定義した定義ファイルを参照し、参照された定義ファイルの内容に従ってワークフロー処理を実行する。
特開2006-209414号公報
画像形成システムにおいて、外部装置に、事前に定義ファイルを記憶させておき、端末は、ワークフロー処理を実行するに先立ち、外部装置に記憶された定義ファイルを取得するものがある。このような構成において、端末を操作するユーザが、外部装置に記憶された定義ファイルが更新されたことを認識していない場合に、定義ファイルの更新に起因した不都合が生じることが懸念される。
本発明は、上記課題に鑑みたものであり、ワークフロー処理で用いる定義ファイルが更新された場合の不都合を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するために本実施形態に開示された制御プログラムは、ユーザインタフェースと、メモリと、通信インタフェースとを有する端末のコンピュータにより実行される。端末のメモリには、ワークフロー処理で用いられる定義ファイルが記憶されており、定義ファイルは、ワークフロー処理で用いられる情報であって、外部装置から取得される情報であり、ワークフロー処理は、外部装置又は前記外部装置以外の装置である対象装置に、所定の動作を定義ファイルの内容に従って実行させる処理である。制御プログラムは、コンピュータに、通信インタフェースを介して接続可能な外部装置に対して、当該外部装置が記憶している定義ファイルに関する情報を要求する要求処理と、要求処理に応じて、外部装置から送信された定義ファイルに関する情報を受信する受信処理と、受信処理で受信された定義ファイルに関する情報に基づいて、外部装置に記憶された定義ファイルの更新箇所をワークフロー処理で用いるか否かを判断する判断処理と、判断処理により、外部装置に記憶された定義ファイルの更新箇所をワークフロー処理で用いると判断した場合に、外部装置に記憶された定義ファイルの更新箇所をワークフロー処理で用いることを設定する設定処理と、を実行させる
上記構成では、制御プログラムは、コンピュータに、通信インタフェースを介して接続可能な外部装置に対して、当該外部装置が記憶している定義ファイルに関する情報を要求させる。要求に応じて、外部装置から送信された定義ファイルに関する情報に基づいて、外部装置に記憶された定義ファイルの更新箇所をワークフロー処理で用いるか否かを判断させる。外部装置に記憶された定義ファイルの更新箇所をワークフロー処理で用いると判断した場合に、外部装置に記憶された定義ファイルの更新箇所をワークフロー処理で用いることを設定させる。これにより、ユーザが、外部装置に記憶されている定義ファイルが更新された場合に、更新箇所をワークフロー処理に用いるか否かの判断が行われるため、端末を操作するユーザが、外部装置に記憶された定義ファイルが更新されたことを認識していない場合でも、定義ファイルの更新に起因する不都合を抑制することができる。
本発明によれば、定義ファイルの更新に起因する不都合を抑制することができる。
画像形成システムの構成図である。 定義ファイルの更新に関する処理を説明するタイミングチャートである。 ホーム画面を説明する図である。 設定画面を説明する図である。 図2のS11での処理の手順を説明するフローチャートである。 選択画面を説明する図である。 詳細パラメータ設定画面を説明する図である。 ワークフロー処理を実行する際の処理の手順を説明するフローチャートである。 更新箇所を表示する画面を説明する図である。 更新後の定義ファイルの項目を表示する画面を説明する図である。 第2実施形態に係る、更新通知を受信した場合に実行される処理の手順を説明するフローチャートである。
(第1実施形態)
本実施形態係に係る画像形成システムを、図面を参照しつつ説明する。
図1に示す画像形成システム100は、PC10と、PC30と、サーバ35と、MFP(Multifunction Peripheral/Printer/Productの略称)50とを備えている。PC10と、PC30と、サーバ35と、MFP50とはネットワーク200に接続されている。本実施形態では、ネットワーク200は、LAN(Local Area Network)であり、PC10、PC30、サーバ35、及びMFP50は、有線の他、無線によりネットワーク200に接続されている。PC10は、ゲストユーザが使用する端末であり、以下では、ユーザPCと記載する。PC30は、LANの管理者が使用する端末であり、以下では、管理者PCと記載する。管理者PC30とユーザPC10とが、情報処理装置の一例である。
MFP50のハードウェア構成について説明する。MFP50は、バス51、通信IF52、プリンタ53、スキャナ54、ユーザIF55、コントローラ56、メモリ57及びFAX-IF58を備えている。MFP50を構成する各部は、バス51を介して通信可能に接続されている。IFは、Interfaceの略称である。
通信IF52は、所定の通信プロトコルに準拠して、MFP50をネットワーク200に接続する。通信IF52は、例えば、IEEEの802.11の規格およびそれに準ずる規格に基づいて、Wi-Fi(R)(登録商標)方式の無線通信を行うことが可能とされている。また、通信IF52は、PC10,30との間でBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信を行うものであってもよい。
ユーザIF55は、コントローラ56とユーザとの間に介在するインタフェースであり、本実施形態では、タッチパネルや、物理キーとしての操作キーを備えている。タッチパネルは、タッチセンサを有しており、タッチセンサによる検出結果に応じた信号を出力する。なお、本実施形態における「タッチ」とは、入力媒体をタッチパネルの表示画面に接触させる操作全般を含む。また、入力媒体をタッチパネルとの間の距離がごく僅かな位置まで入力媒体を近接させることを、前述の「タッチ」の概念に含めてもよい。さらに入力媒体とは、ユーザの指であってもよいし、タッチペン等であってもよい。
プリンタ53は、シートやディスクなどの被記録媒体に画像を印刷するプリント動作を実行する。プリンタ53の記録方式としては、記録媒体としてのインクを被記録媒体に吐出するインクジェット方式や、感光体にトナー像を形成し、形成されたトナー像を被記録媒体に転写する電子写真方式などを採用することができる。スキャナ54は、原稿に記録されている画像を読み取ってスキャンデータを作成するスキャン処理を実行する。FAX-IF58は、所定のプロトコルに従いFAX処理を実行する。また、MFP50は、複数の動作を組み合わせた複合動作を実行可能であってもよい。プリンタ53によるプリント動作と、スキャナ54によるスキャン処理とを組み合わせたコピー処理は、複合動作の一例である。
コントローラ56は、CPUや、ASIC(Application Specific Integrated Circuitの略称)等により構成されており、プリンタ53、スキャナ54、ユーザIF55、FAX-IF58の各動作を制御する。メモリ57は、コントローラ56が実行する各種プログラムを保存している。
本実施形態において、メモリ57は、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリーが組み合わされて構成されている。また、メモリ57は、コンピュータであるコントローラ56が読み取り可能なストレージ媒体であってもよい。ストレージ媒体とは、CD-ROM、DVD-ROM等の記録媒体も含まれる。以下、後述するメモリ15においても同様である。
メモリ57には、ファームウェア40が記憶されている。コントローラ56は、ファームウェア40を実行することにより、上述した、スキャン処理、プリント処理、FAX処理等の各動作を実行することができる。また、メモリ57のデータ記憶領域には、コントローラ56が参照するデータとして、能力情報41が記憶されている。
能力情報41は、MFP50の性能を示す複数の項目を含んでおり、例えば、構造体形式の情報である。能力情報41には、「印刷処理」、「スキャン処理」、「FAX処理」、「コピー処理」の各処理に関するパラメータが記憶されている。例えば、能力情報41には、スキャン処理に関係する項目として、「原稿サイズ」、「解像度」、「カラー設定」、「読取り形式」、「ファイル形式」の各パラメータが記憶されている。なお、能力情報41の項目として、「ADF傾き補正」、「明るさ」、「コントラスト」、「白紙除去」の項目が含まれていてもよい。MFP50が、「電子メール送信」、「サーバへのダウンロード」、「サーバへのアップロード」を実行可能である場合、能力情報41には、「電子メール送信」、「サーバへのダウンロード」、「サーバへのアップロード」に関するパラメータが記憶されている。
次に、ユーザPC10について説明する。ユーザPC10は、バス11と、コンピュータ12と、ユーザIF13と、通信IF14と、メモリ15と、ディスプレイ16とを備えている。これらの構成要素は、バス11を介して互いに通信可能に接続されている。
ユーザIF13は、MFP50のユーザIF55と同様の構成であり、タッチパネルや、操作キーを備えている。通信IF14は、MFP50の通信IF14と同様の構成である。なお、通信IF14は、基地局を介した移動通信システムを利用した無線通信を行うものであってもよい。
コンピュータ12は、メモリ15に記憶されたプログラムを実行することで、ユーザPC10の各部を制御する。メモリ15には、OS20(Operating Systemの略称)、メインアプリケーションプログラム21、及びWFアプリケーションプログラム22の各プログラムが記憶されている。以下では、アプリケーションプログラムを、「アプリ」と略称する。また、プログラムを実行するコンピュータのことを、単にプログラム名でも記載する場合がある。例えば、「メインアプリ21が」という記載は、「メインアプリ21を実行するコンピュータ12が」ということを意味する場合がある。
なお、本実施形態では、主に、プログラムに記述された命令に従ったコンピュータの処理を示す。すなわち、以下の説明における「判断」、「抽出」、「選択」、「算出」、「決定」、「特定」、「取得」、「受付」、「制御」等の処理は、コンピュータやコントローラの処理を表している。コンピュータによる処理は、OS20を介したハードウェア制御も含む。なお「取得」は要求を必須とはしない概念で用いる。すなわち、メインアプリ21が要求することなくデータを受信するという処理も、「データを取得する」という概念に含まれる。また、本明細書中の「データ」とは、コンピュータに読取可能な形式で表される。そして、実質的な意味内容が同じでフォーマットが異なるデータは、同一のデータとして扱われるものとする。本明細書中の「情報」についても同様である。
OS20は、各プログラム21,22に対して、OS20が備える機能の利用、サーバ35、ユーザPC10及びMFP50との通信、及び他のプログラムの機能の利用を可能にするAPI(Application Programming Interface)を備えている。メインアプリ21は、OS20の実行下で、通信IF14を介して接続可能なMFP50に対して、プリント処理、スキャン処理、FAX処理等を実行させるプログラムである。
WFアプリ22は、メインアプリ21の機能を拡張する拡張プログラムであり、コンピュータ12に、所定の定義ファイルFの内容に従ってワークフロー処理を実行させるプログラムである。本実施形態では、WFアプリ22は、メインアプリ21の実行中に、このメインアプリ21が受付けた指示に応じて起動される。ワークフロー処理は、ネットワーク200に接続された装置であるMFP50に対して、1又は複数の動作を定義ファイルFの内容に従って実行させる処理である。
ワークフロー処理では、例えば、画像データを入力する入力処理と、画像データを出力する出力処理の少なくとも一方が含まれる。入力処理には、例えば、スキャナ54による画像の読み取り、FAX-IF58による画像データのFAX受信、サーバ35に保存されている画像データのダウンロードが含まれる。出力処理には、例えば、プリンタ53による画像の印刷、FAX-IF58による画像データのFAX送信、画像データのサーバ35へのアップロード、特定のアプリケーションプログラムでの画像データの実行、画像データの電子メール送信が含まれる。
ワークフロー処理として、複数の処理を組合せる場合、定義ファイルFには、各処理の内容を定めるパラメータと、組合される処理の順序とを、定義ファイルFに記憶する。パラメータは、能力情報41に記憶されたパラメータである。例えば、スキャナ54で画像データを読み取り、読み取った画像データをサーバ35にアップロードする場合を想定する。この場合、スキャン処理に関するパラメータの設定、サーバ35へのアップロードに関するパラメータの設定、更には、スキャン処理と、サーバ35へのアップロードとの順序が、定義ファイルFに記憶される。
例えば、画像データを所定の宛先に電子メール送信する場合、電子メール送信という1つの処理に関するパラメータを、1つのワークフロー処理として、定義ファイルFに記憶する。本実施形態では、MFP50で実行可能な1又は複数の処理により、ワークフロー処理を設定するが、MFP50と、MFP50とは異なるデバイスとを連携させて、1つのワークフロー処理を設定してもよい。例えば、MFP50のスキャナ54でスキャンされた画像データを、LAN上に接続されたプリンタに送って印刷させる場合、MFP50でのスキャン処理と、プリンタでの印刷動作との各動作に関するパラメータが、定義ファイルFに記憶される。
次に、サーバ35について説明する。サーバ35は、コンピュータとしてのCPUと、通信IFと、メモリとを備えている。サーバ35は、ユーザPC10、管理者PC30、及びMFP50からの指示に応じて、画像データのダウンロード、及びアップロードを実行可能である。
次に、図2を用いて、管理者PC30により、MFP50に記憶されている定義ファイルFを更新する場合の処理を説明する。ステップ10(以下、ステップを「S」と記載する。)では、ホーム画面を表示させる。図3に示すように、ホーム画面60には、プリントアイコン61と、スキャンアイコン62と、ワークフローアイコン63と、ワークフロー作成ボタン64と、設定アイコン65と、を含んでいる。プリントアイコン61は、ユーザが、プリント処理に関する各種の設定又は操作を行うための画面をディスプレイ16に表示させる際に、操作を受け付けるアイコンである。スキャンアイコン62は、ユーザが、スキャン処理に関する各種の設定又は操作を行うための画面をディスプレイ16に表示させる際に、操作を受け付けるアイコンである。ワークフローアイコン63は、ユーザが、ワークフローの実行を開始する場合に操作を受け付けるアイコンである。ワークフロー作成ボタン64は、ユーザが、新たな定義ファイルFを作成するための画面をディスプレイ16に表示させる際に、操作を受け付けるアイコンである。
管理者PC30に表示されたホーム画面60上で、設定アイコン65が選択された場合、S11では、設定画面70をディスプレイ16に表示させる。図4に示す設定画面70には、設定選択欄71と、設定表示領域72とを含んでいる。設定選択欄71は、設定表示領域72に表示する詳細設定画面の選択操作を受け付ける欄であり、「アカウント設定」、「ワークフロー設定」、「スキャン設定」、「製品情報」の各設定項目を含んでいる。このうち、ユーザが、「ワークフロー設定」を選択操作した場合、設定表示領域72には、詳細設定画面であるワークフロー管理リスト73が表示される。ワークフロー管理リスト73は、現在、管理者PC30及びユーザPC10で実行可能なワークフローのリストが一覧表示される。具体的には、ワークフロー管理リスト73には、「アイコン」74と、「ワークフロー名」75と、「製品名」76の各欄を含んでいる。
「アイコン」74は、ワークフロー処理に設定された操作アイコンが表示される欄である。「ワークフロー名」75は、ワークフロー処理に設定された名称が表示される欄である。「製品名」76は、定義ファイルFの参照先となるデバイスの製品名を表示する欄である。これら、各欄の値は、ワークフローの識別子であるワークフローIDに関連づけてメモリ15に記憶されている。
ワークフロー管理リスト73上で、例えば、「ワークフロー名」75が、「スキャンtoクラウド」のワークフロー処理が選択された場合、ワークフロー管理リスト73には、選択されたワークフロー処理に関連づけて編集ボタン75及び削除ボタン76が表示される。編集ボタン75は、選択されたワークフロー処理に対応する定義ファイルFに対する編集を受け付ける場合に、選択操作されるアイコンである。削除ボタン76は、選択されたワークフロー処理の削除(即ち、定義ファイルFの削除)を受け付ける場合に、選択操作されるアイコンである。
メインアプリ21は、編集ボタン75が操作されたことを検出すると、管理者PC30にインストールされているWFアプリ22に、S11での定義ファイルFの編集を実行させる。図5は、S12で、WFアプリ22が実行する処理の手順を示すフローチャートである。
S20では、現在、選択されているワークフロー処理に関連づけられたデバイスである対象装置に対して、通信IF14を介して定義ファイルFの有無を問い合わせる。デバイスは、定義ファイルFの有無の問合せを受けると、定義ファイルFを記憶していれば、定義ファイルFを記憶していることを示す応答信号を、管理者PC30に送信する。一方、デバイスは、定義ファイルFを記憶していなければ、定義ファイルFを記憶していないことを示す応答信号を、管理者PC30に送信する。
S21では、S20で、定義ファイルFの問合せ先のデバイスが、定義ファイルFを記憶しているか否かを判断する。デバイスが定義ファイルFを記憶していなければ(S21:NO)、図5の処理を終了する。この場合、メインアプリ21は、ホーム画面60を、ディスプレイ16に表示させる。
デバイスが定義ファイルFを記憶している場合(21:YES)、S22に進み、問合せ先のデバイスから定義ファイルFを取得するための取得要求を行う。デバイスは、取得要求を受けると、メモリに記憶された定義ファイルFを、管理者PC30に送信する。
S23では、現在の時刻、言い換えると、定義ファイルFの更新を開始する更新時刻を、ワークフローIDに関連づけて記憶する。具体的には、更新時刻に関連づけられるワークフローIDは、現在、ワークフロー管理リスト73上で選択されたワークフロー処理に関連づけられたIDである。
S24では、ユーザPC10に対する定義ファイルFの更新方法の指示を、ユーザIF13を介した操作により受け付ける。図6は、S24の処理が実行される場合に、WFアプリ22によりディスプレイ16に表示される選択画面80である。選択画面80には、第1選択項目81と、第2選択項目82と、確定ボタン83とが含まれる。第1選択項目81は、ユーザPC10に、定義ファイルFに含まれる全ての項目を自動で更新させる場合に選択される項目である。第2選択項目82は、ユーザPC10に、定義ファイルFに含まれる全ての項目のうち、固定範囲に属する項目のみを自動で更新させる場合に選択される項目である。
本実施形態では、定義ファイルFに記憶された項目には、ユーザPC10のユーザIF13を介して受け付けた操作により変更を受け付け可能な「裁量範囲」と、ユーザIF13を介して受け付けた操作により変更を受け付けない「固定範囲」とが含まれている。本実施形態では、「固定範囲」は、定義ファイルFの項目のうち、入力処理及び出力処理の種別を設定する「個別機能」、「サービス」である。より具体的には、「個別範囲」には、「スキャン」、「FAX送信」、「プリント」といった処理自体を特定するパラメータや、「〇〇ドライブ」といったサービスを特定するパラメータである。「裁量範囲」は、定義ファイルFの項目のうち、入力処理及び出力処理の種別に影響を与えない詳細パラメータである。より具体的には、「裁量範囲」には、スキャン処理における、「カラー」、「ファイルタイプ」、「解像度」といったスキャン設定である。本実施形態では、「固定範囲」が第1範囲の一例であり、「裁量範囲」が第2範囲の一例である。
選択画面80上で、第1選択項目81が選択され、確定ボタン83が操作されると、ユーザPC10が、更新後の定義ファイルFに対応するワークフロー処理を実行する場合に、更新後の定義ファイルFの内容を反映させた状態で、ワークフロー処理が実行される。一方、選択画面80上で、第2選択項目82が選択され、確定ボタン83が操作されると、ユーザPC10が、更新後の定義ファイルFに対応するワークフロー処理を実行する場合に、更新後の定義ファイルFの項目のうち、固定範囲に属する項目のみを反映させた状態で、ワークフロー処理が実行される。
S25では、定義ファイルFの編集操作を受け付ける。図7は、S25の処理を実行する場合に、WFアプリ22によりディスプレイ16に表示される詳細パラメータ設定画面84である。詳細パラメータ設定画面84は、定義ファイルFで定義されている入力処理及び出力処理に対して、パラメータの編集指示(即ち、更新指示)を受け付ける画面である。詳細パラメータ設定画面84には、現在、定義ファイルFで定義されている入力処理の詳細パラメータが表示される入力パラメータ表示欄85と、出力処理の詳細パラメータが表示される出力パラメータ表示欄86とを含んでいる。
図7に示す詳細パラメータ設定画面84は、入力処理を「スキャン処理」とし、出力処理を「クラウドへ保存」とするワークフロー処理での画面である。入力パラメータ表示欄85には、スキャン処理の詳細パラメータとして、「原稿サイズ」、「カラー設定」、「両面スキャン」、「解像度」の各パラメータが表示されている。WFアプリ22は、入力パラメータ表示欄85における、設定ボタン87の操作を受け付けると、入力処理における詳細パラメータの変更操作を受け付ける画面をディスプレイ16に表示させる。同様に、出力パラメータ表示欄86には、クラウドサービスへ保存の詳細パラメータとして、「ファイル名」、「ファイル形式」、「サービス名」、「アカウント」等の各詳細パラメータが表示されている。WFアプリ22は、出力パラメータ表示欄86における、設定ボタン88の操作を受け付けると、出力処理における詳細パラメータの変更操作を受け付ける画面をディスプレイ16に表示させる。
S26では、編集された定義ファイルFを保存する保存操作を受け付けたか否かを判断する。具体的には、詳細パラメータ設定画面84上で、「次へ」のアイコン89が操作された場合、WFアプリ22は、編集後の定義ファイルFの保存操作を受け付ける画面を、ディスプレイ16に表示させる。WFアプリ22は、表示された画面上で、定義ファイルFの保存操作を受け付けると(S26:YES)、S27で、編集された定義ファイルFを一時的にメモリ15に保存する。なお、S26を否定判断する場合は、待機する。S27の処理を終了すると、図2のS13に進む。
図2のS13では、WFアプリ22は、定義ファイルFを取得したデバイス(この例では、MFP50)に対して、定義ファイルFの更新要求を行う。具体的には、WFアプリ22は、更新要求と共に、S23で取得された更新時刻、S24で設定された更新方法、及び更新済みの定義ファイルFを、ワークフローIDに関連づけて、MFP50に送信する。MFP50のコントローラ56は、管理者PC30からの更新要求を受けると、更新後の定義ファイルFを、更新時刻、及び更新方法と共に、ワークフローIDに関連づけてメモリ57に記憶する。
MFP50のコントローラ56は、S15で、定義ファイルFを更新したことを示す更新通知を、管理者PC30に送信する。コントローラ56は、S16で、S15と同様の更新通知を、ユーザPC10に送信する。
次に、ユーザPC10が、ワークフロー処理を実行する場合の処理の手順を、図8を用いて説明する。図8に示す処理は、図3に示すホーム画面60上で、ワークフローアイコン63が操作されたことを契機に実行される処理であり、主体は、ユーザPC10のWFアプリ22である。なお、ユーザPC10は、ワークフロー名「スキャン to クラウド」に関する定義ファイルFを、既にメモリ15に記憶しているものとする。以下では、ユーザPC10のメモリ15に記憶された定義ファイルFを、「更新前の定義ファイルF」とも記載する。
S30では、MFP50に対して、定義ファイルFの更新の有無を示す情報である応答信号の送信を要求する。具体的には、応答信号の要求には、ワークフロー処理を特定するワークフローIDと、ワークフローIDで特定される定義ファイルFを取得した取得日時とが含まれている。MFP50のコントローラ56は、ユーザPC10から、応答信号の要求を受けると、ワークフローIDに関連付けて記憶された定義ファイルFに対して、更新日時と、送信された取得日時とを比較し、定義ファイルFが更新されているか否かを判断する。MFP50のコントローラ56は、ワークフローIDに関連づけられた更新日時が、取得日時よりも新しい場合、定義ファイルFが更新されていると判断する。一方、MFP50のコントローラ56は、ワークフローIDに関連づけられた更新日時が、取得日時よりも過去の場合、定義ファイルFが更新されていないと判断する。本実施形態では、WFアプリ22がS30で実行する処理が、要求処理の一例である。
S31では、S30での要求に伴い、MFP50から送信された応答信号を受信する。MFP50のコントローラ56は、定義ファイルFが更新されていると判断した場合、「更新あり」を示す情報と共に、ワークフローIDに関連付けられた各情報(定義ファイルFの項目、更新方法)を含む応答信号を、ユーザPC10に送信する。一方、MFP50のコントローラ56は、定義ファイルFが更新されていないと判断した場合、「更新なし」を示す情報と共に、定義ファイルFの各項目や、更新方法を含まない応答信号を、ユーザPC10に送信する。本実施形態では、WFアプリ22がS31で実行する処理が、受信処理の一例である。
本実施形態では、以下に示すS32~S36での処理により、応答信号に含まれる情報に基づいて、デバイス(MFP50)に記憶された定義ファイルFをワークフロー処理で用いるか否かを判断する。そのため、WFアプリ22が実行するS32~S36の処理が判断処理の一例である。
まず、S32では、S31で受信した応答信号により、定義ファイルFが更新されているか否かを判断する。具体的には、応答信号に「更新なし」を示す情報が含まれていれば、定義ファイルFが更新されていないと判断し(S32:NO)、S41に進む。S41では、メモリ15に記憶されている更新前の定義ファイルFを用いて、ワークフロー処理を実行する。
応答信号に「更新あり」を示す情報が含まれており、定義ファイルFが更新されていることを判断すると(S32:YES)、S33に進み、定義ファイルFに対する「更新方法」は、「固定範囲のみ自動更新」に設定されているか否かを判断する。更新方法が、「全て自動更新」であれば、S33を否定判断し、S37に進む。S37では、MFP50に記憶されている定義ファイルFを、ワークフロー処理に用いる定義ファイルに設定し、MFP50に対して定義ファイルFの取得要求を行う。
更新方法が、「固定範囲のみ自動更新」に設定されていれば、S33を肯定判断し、S34に進む。S34では、S31で受信した応答信号により、定義ファイルFの更新箇所が固定範囲のみであるか否かを判断する。S34を肯定判断すると、S37に進む。S37では、MFP50に記憶されている定義ファイルFの変更箇所を、ワークフロー処理に用いることを設定する。
一方、定義ファイルFの更新箇所に、裁量範囲を含んでいれば(S34:NO)、S35に進み、ディスプレイ16に、更新箇所表示画面を表示させる。図9に示すように、更新箇所表示画面90には、更新前表示欄91と、更新後表示欄92とを含んでいる。更新前表示欄91は、現在、ユーザPC10のメモリ15に記憶されている定義ファイルF(即ち、更新前の定義ファイルF)の各項目が表示される欄である。更新後表示欄92は、応答信号に含まれる、更新後の定義ファイルFの各項目が表示される欄である。図9の例では、更新前表示欄91には「サービス:DropBox」が表示されているのに対して、更新後表示欄92には「サービス:〇〇Box」が表示されており、ユーザは「サービス」の項目が変更されたことを確認することができる。
また、更新箇所表示画面90には、更新後表示欄92に表示されたパラメータを反映させる場合に、操作を受け付けるボタン93,94を含んでいる。第1ボタン93は、更新後表示欄92のうち固定範囲に属する項目のみを、定義ファイルFに反映させる場合に操作を受け付けるボタンである。第2ボタン94は、更新後表示欄92の全ての項目を、定義ファイルFに反映させる場合に操作を受け付けるボタンである。
更新箇所表示画面90上で、第2ボタン94が操作された場合、S36を否定判断して、S37に進む。S37では、MFP50に記憶されている定義ファイルFの変更箇所を、ワークフロー処理に用いることを設定する。更新箇所表示画面90上で、第1ボタン93が操作された場合、S36を肯定判断し、S38に進む。S38では、MFP50が記憶する定義ファイルFの更新箇所のうち、固定範囲のみを、ワークフロー処理に用いると設定する。本実施形態では、WFアプリ22が、S37,S38で実行する処理が設定処理の一例である。
S39では、メモリ15に記憶された更新前の定義ファイルFを保存する。S40では、メモリ15に記憶されている定義ファイルFを、応答信号に含まれる変更項目により、S37又はS38での更新内容に従って更新する。また、更新後の定義ファイルFの内容を表示する結果表示画面95をディスプレイ16に表示させる。S37からS39に進む場合、メモリ15に記憶されている更新前の定義ファイルFに対して、応答信号に含まれる項目の全てを対象とした更新を行う。一方、S38からS39に進む場合、応答信号に含まれる項目のうち、固定範囲の項目を反映させた更新を行う。
図10は、S40の処理によりディスプレイ16に表示される結果表示画面95である。図10で示す結果表示画面95では、図9に示した更新後表示欄92のうち、固定範囲の項目である「サービス」が更新されている。S41では、定義ファイルFを用いたワークフロー処理を実行する。S41を終了すると、図8の処理を終了する。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。WFアプリ22は、通信IF14を介して接続可能なデバイスに対して、応答信号を要求する。要求に応じて受信された応答信号に基づいて、デバイスに記憶された定義ファイルFの更新箇所をワークフロー処理で用いるか否かを判断する。デバイスに記憶された定義ファイルFをワークフロー処理で用いると判断した場合に、デバイスに記憶された定義ファイルFの更新箇所をワークフロー処理で用いる定義ファイルに設定する。これにより、デバイスに記憶された定義ファイルFが更新された場合に、定義ファイルFの更新箇所をワークフロー処理で用いるか否かが判断されるため、定義ファイルFが更新された場合の不都合を抑制することができる。
WFアプリ22は、更新後の定義ファイルFにおける更新箇所をワークフロー処理で用いるか否かの指示を、ユーザIF13を介して受け付け、受付けた指示に応じて、デバイスに記憶された定義ファイルFをワークフロー処理で用いるか否かを判断する。これにより、ユーザによる判断を経た後に、更新後の定義ファイルを用いてワークフロー処理を実行することができる。
WFアプリ22は、ユーザIF13に、定義ファイルFに関する情報として、更新前の箇所と、更新後の箇所とを関連づけて表示する。更新後の箇所を、ワークフロー処理で用いるか否かの指示を、ユーザIF13を介して受け付ける。これにより、ユーザは、更新前の箇所と更新後の箇所とを視認しながら、更新後の箇所をワークフロー処理で用いるか否かの指示をすることができる。
WFアプリ22は、更新後の定義ファイルにおける更新箇所が、固定範囲に属する場合は、デバイスに記憶された定義ファイルFの更新箇所をワークフロー処理で用いると判断する。更新後の定義ファイルFにおける更新箇所が、裁量範囲に属する場合は、更新箇所、又は更新前の定義ファイルにおいて、更新箇所に対応する箇所のいずれかをワークフロー処理で用いると判断する。これにより、定義ファイルFの更新態様に応じて、適正に更新後の定義ファイルを用いることができる。
(第1実施形態の変形例)
上述の第1実施形態では、ユーザPC10は、定義ファイルに関する情報として、応答信号を受信した。これに代えて、定義ファイルに関する情報として、定義ファイルFを受信するものであってもよい。この場合、図8のS30において、ワークフローIDに対応する定義ファイルFの送信を、MFP50に要求する。S31で、MFP50から送信された定義ファイルFを受信すればよい。
また、定義ファイルに関する情報として、ユーザPC10は、MFP50から定義ファイルFの更新日時を取得するものであってもよい。この場合において、WFアプリ22は、図8のS32の判断において、受信した更新日時と、定義ファイルの取得日時とを比較して、MFP50に記憶されている定義ファイルFが更新されているか否かを判断すればよい。
上述の第1実施形態では、定義ファイルFを記憶するデバイスと、ワークフロー処理を行うデバイスとは同じデバイスであった。これに代えて、定義ファイルFを記憶するデバイスと、ワークフロー処理を行うデバイスとが異なっていてもよい。例えば、サーバ35が、定義ファイルFを記憶し、MFP50がワークフロー処理を実行してもよい。この場合において、図8の処理は、サーバ35に対して実行される。
(第2実施形態)
第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成を主に説明を行う。第2実施形態において第1実施形態と同一の箇所については同じ符号を付し、その説明を繰り返さない。
第1実施形態では、ワークフロー処理を実行することを契機に、MFP50に記憶された定義ファイルFをワークフロー処理に用いるか否かを判断した。これに代えて、本実施形態では、MFP50から、定義ファイルFを更新したことを示す更新通知(図2のS16)を受信した場合に、MFP50に記憶された定義ファイルFを使用するか否かの判断を行う。図11は、更新通知を受信したことを契機に、ユーザPC10のWFアプリ22が実行する処理である。
S30では、MFP50に対して、定義ファイルFの更新の有無を示す情報である応答信号の送信を要求する。S31では、S30での要求に伴い、MFP50から送信された応答信号を受信する。S34では、S31で受信した応答信号により、定義ファイルFの更新箇所が固定範囲のみであるか否かを判断する。S34を肯定判断すると、S37に進み、MFP50に記憶されている定義ファイルFの更新箇所をワークフロー処理に用いることを設定する。
定義ファイルFの更新箇所が、裁量範囲を含んでいれば(S34:NO)、条件に応じて、S35~S38の処理を実行する。S39で、更新前の定義ファイルを保存した後、S40では、定義ファイルFを、S37又はS38での設定内容に応じて更新し、更新後の定義ファイルFの内容を示す結果表示画面95をディスプレイ16に表示させる。
S50では、更新前の定義ファイルFを用いたワークフロー処理を実行中であり、かつS40での更新箇所が、固定範囲を含むか否かを判断する。ワークフロー処理の実行中でない場合、又はS40での更新箇所が裁量範囲のみであれば(S50:NO)、図11の処理を終了する。この場合において、更新前の定義ファイルFを用いたワークフロー処理を実行している場合、処理を継続する。一方、ワークフロー処理の実行中であり、かつS40での更新箇所が固定範囲を含んでいれば(S50:YES)、S51に進み、ワークフローを再実行する。具体的には、更新後の定義ファイルFを用いて、再度、ワークフロー処理を実行する。
以上説明した本実施形態では、以下の効果を奏することができる。WFアプリ22は、更新前の定義ファイルを用いたワークフロー処理の実行中であり、かつ、MFP50に記憶された定義ファイルFの更新箇所をワークフロー処理で用いると設定した場合に、更新された定義ファイルを用いて、ワークフロー処理を再度行わせる。これにより、定義ファイルFの更新前と、更新後とでワークフロー処理の内容が大きく変更される場合に、ワークフロー処理が再実行されるため、定義ファイルFの更新に起因する不都合を抑制することができる。
MFP50は、定義ファイルFが更新された場合に、ユーザPC10に定義ファイルFが更新されたことを通知する。ユーザPC10のWFアプリ22は、MFP50からの通知を契機に、定義ファイルに関する情報をMFP50に要求する。これにより、MFP50が記憶する定義ファイルFが更新されたタイミングで、更新後の定義ファイルFをワークフロー処理に用いるか否かの判断を行うことができるため、定義ファイルFが更新されたことに起因する不都合をいっそう抑制することができる。
(第2実施形態の変形例)
上述の第2実施形態では、ワークフロー処理の実行中であり、かつS40での更新箇所が固定範囲を含んでいれば(S50:YES)、更新後の定義ファイルFを用いて、ワークフロー処理を再度行った。これに代えて、S50で、ワークフロー処理の実行中であり、かつ定義ファイルFが更新されていると判断した場合に、一律に、S51で、更新後の定義ファイルFを用いてワークフロー処理を実行してもよい。言い換えると、定義ファイルFの更新箇所が、固定範囲であるか裁量範囲であるかに関わらず、更新後の定義ファイルFによりワークフロー処理を再実行する。
(その他の実施形態)
本明細書で開示される技術は、上述の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の形態に変形することができ、例えば次のような変形も可能である。
上述した実施形態では、ネットワーク200は、LANであった。これに代えて、ネットワーク200は、インターネットであってもよいし、LANとインターネットとの組み合わせであってもよい。また、ネットワーク200は、有線の他、無線でもよいし有線と無線の組み合わせにより構成されていてもよい。
上述した実施形態では、外部装置は、MFPであった。これに代えて、デバイスは、プリンタ、スキャナ等、一つの処理のみを実行可能な装置であってもよい。
10…ユーザPC、12…コンピュータ、22…WFアプリ、30…管理者PC、50…MFP、F…定義ファイル

Claims (11)

  1. ユーザインタフェースと、メモリと、通信インタフェースとを有する端末のコンピュータにより実行される制御プログラムであって、
    前記メモリには、定義ファイルが記憶されており、前記定義ファイルは、ワークフロー処理で用いられ、かつ外部装置から取得される情報であり、前記ワークフロー処理は、前記外部装置又は前記外部装置以外の装置である対象装置に、所定の動作を前記定義ファイルの内容に従って実行させる処理であり、
    前記コンピュータに、
    前記通信インタフェースを介して接続可能な前記外部装置に対して、当該外部装置が記憶している定義ファイルに関する情報を要求する要求処理と、
    前記要求処理に応じて、前記外部装置から送信された、前記定義ファイルに関する情報を受信する受信処理と、
    前記受信処理で受信された前記定義ファイルに関する情報に基づいて、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると判断した場合に、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると設定する設定処理と、を実行させる制御プログラム。
  2. 前記判断処理では、更新後の定義ファイルにおける更新箇所を前記ワークフロー処理で用いるか否かの指示を、前記ユーザインタフェースを介して受け付け、受付けた前記指示に応じて、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いるか否かを判断する、請求項1に記載の制御プログラム。
  3. 前記判断処理では、
    前記ユーザインタフェースに、前記定義ファイルに関する情報として、更新前の箇所と、更新後の箇所とを関連づけて表示し、
    前記更新後の箇所を、前記ワークフロー処理で用いるか否かの指示を、前記ユーザインタフェースを介して受け付ける請求項2に記載の制御プログラム。
  4. 前記判断処理では、
    前記外部装置に記憶された前記定義ファイルが、第1範囲に属する箇所を更新されている場合は、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると判断し、前記第1範囲は、前記定義ファイルに記憶された箇所のうち、前記ユーザインタフェースを介して受け付けた操作により設定変更を受け付けない箇所であり、
    前記外部装置に記憶された前記定義ファイルが、第2範囲に属する箇所を更新されている場合は、前記更新箇所、又は更新前の定義ファイルにおいて、前記更新箇所に対応する箇所のいずれかを前記ワークフロー処理で用いると判断し、前記第2範囲は、前記定義ファイルに記憶された箇所のうち、前記ユーザインタフェースを介して受け付けた操作により設定変更を受け付け可能な箇所である、請求項1~3のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  5. 前記コンピュータに、更新前の前記定義ファイルを用いた前記ワークフロー処理の実行中であり、かつ、前記設定処理により前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると設定した場合に、更新後の前記定義ファイルを用いて、前記ワークフロー処理を再度行わせる再実行処理を実行させる請求項1~4のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  6. 前記再実行処理では、
    前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所が第1範囲に属する箇所であり、前記設定処理により前記箇所を前記ワークフロー処理で用いると設定した場合において、更新前の前記定義ファイルを用いた前記ワークフロー処理の実行中であれば、更新後の前記定義ファイルを用いて、前記ワークフロー処理を再度行わせ、前記第1範囲は、前記定義ファイルに記憶された箇所のうち、前記ユーザインタフェースを介して受け付けた操作により設定変更を受け付けない箇所である請求項5に記載の制御プログラム。
  7. 前記コンピュータに、前記設定処理により、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると設定する場合に、更新前の定義ファイルを保存させる請求項1~6のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  8. 前記外部装置は、当該外部装置に記憶された前記定義ファイルが更新された場合に、前記端末に前記定義ファイルが更新されたことを通知し、
    前記コンピュータに、前記外部装置からの通知を契機に、前記要求処理を実行させる請求項1~7のいずれか一項に記載の制御プログラム。
  9. ユーザインタフェースと、メモリと、通信インタフェースとを有する端末と、外部装置とを備える画像形成システムであって、
    前記端末のメモリには、ワークフロー処理で用いられる定義ファイルが記憶されており、前記定義ファイルは、ワークフロー処理で用いられ、外部装置から取得される情報であり、前記ワークフロー処理は、前記外部装置又は前記外部装置以外の装置である対象装置に、所定の動作を前記定義ファイルの内容に従って実行させる処理であり、
    前記端末は、
    前記通信インタフェースを介して接続可能な前記外部装置に対して、当該外部装置が記憶している定義ファイルに関する情報を要求する要求処理と、
    前記要求処理に応じて、前記外部装置から送信された、前記定義ファイルに関する情報を受信する受信処理と、
    前記受信処理で受信された前記定義ファイルに関する情報に基づいて、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると判断した場合に、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると設定する設定処理と、
    を実行する画像形成システム。
  10. 端末と、外部装置とにより実行される設定方法であって、
    前記端末のメモリには、ワークフロー処理で用いられる定義ファイルが記憶されており、前記定義ファイルは、ワークフロー処理で用いられ、外部装置から取得される情報であり、前記ワークフロー処理は、前記外部装置又は前記外部装置以外の装置である対象装置に、所定の動作を前記定義ファイルの内容に従って実行させる処理であり、
    前記端末に、
    通信インタフェースを介して接続可能な前記外部装置に対して、当該外部装置が記憶している定義ファイルに関する情報を要求する要求処理と、
    前記要求処理に応じて、前記外部装置から送信された、前記定義ファイルに関する情報を受信する受信処理と、
    前記受信処理で受信された前記定義ファイルに関する情報に基づいて、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると判断した場合に、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると設定する設定処理と、を実行させる設定方法。
  11. ユーザインタフェースと、メモリと、通信インタフェースと、コンピュータとを有する情報処理装置であって、
    前記メモリには、ワークフロー処理で用いられる定義ファイルが記憶されており、前記定義ファイルは、ワークフロー処理で用いられ、外部装置から取得される情報であり、前記ワークフロー処理は、前記外部装置又は前記外部装置以外の装置である対象装置に、所定の動作を前記定義ファイルの内容に従って実行させる処理であり、
    前記コンピュータは、
    前記通信インタフェースを介して接続可能な前記外部装置に対して、当該外部装置が記憶している定義ファイルに関する情報を要求する要求処理と、
    前記要求処理に応じて、前記外部装置から送信された、前記定義ファイルに関する情報を受信する受信処理と、
    前記受信処理で受信された前記定義ファイルに関する情報に基づいて、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いるか否かを判断する判断処理と、
    前記判断処理により、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると判断した場合に、前記外部装置に記憶された前記定義ファイルの更新箇所を前記ワークフロー処理で用いると設定する設定処理と、を実行する情報処理装置。

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