JP2023074941A - エンジンの状態推定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジンの燃焼不良の継続を抑制する。【解決手段】吸気管に配置されたスロットルバルブを備えるエンジンと共にエンジン装置に搭載され、吸気管の圧力からエンジンの吸入空気量を推定するエンジンの吸入空気量推定装置であって、スロットルバルブの開度から通過する筒内流入空気量を推定し、推定した筒内流入空気量と、エンジンの回転数に基づく上限係数と、を用いて、吸入空気量の上限値を設定し、吸気管の圧力に基づく仮吸入空気量と、設定した上限値と、のうち小さいほうの値を、吸入空気量と推定する。【選択図】図1
Description
本発明は、エンジンの状態推定装置に関し、詳しくは、スロットルバルブを備えるエンジンと共にエンジン装置に搭載されるエンジンの状態推定装置に関する。
従来、この種のエンジンの状態推定装置としては、吸気管にスロットルバルブを備えるエンジンと共にエンジン装置に搭載されるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この装置では、エンジンを始動してから第1所定時間が経過するまでは、吸気管内の圧力(インマニ圧)からエンジンの吸入空気量を推定(算出)し、エンジンを始動してから第2所定時間が経過した後は、吸入空気量センサによって検出される吸入空気量からカルマンフィルタ演算により吸入空気量を推定する。カルマンフィルタ演算により吸入空気量の推定が困難な期間であるエンジンを始動してから第1所定時間が経過するまでは、吸気管内の圧力(インマニ圧)からエンジンの吸入空気量を推定(算出)するから、より適正に吸入空気量を推定できるとしている。
しかしながら、上述のエンジンの状態推定装置では、エンジンへの燃料噴射を停止すると、膨張行程でピストンが下降したときの筒内の圧力の低下が大きくなる。この状態で、排気行程で排気バルブが開くと、排気管側から筒内に空気が流入し、筒内の圧力が上昇し、吸気管内の圧力より高くなる。そして、その後の吸気行程で吸気バルブが開くと、筒内から吸気管内へ空気が流れ、吸気管内の圧力が上昇する。そのため、エンジンへ燃料噴射しているときと同様の方法で吸入空気量を推定すると、推定した吸入空気量と実際の吸入空気量との乖離が大きくなってしまう。
本発明のエンジンの状態推定装置は、エンジンへの燃料噴射を停止しているときの吸入空気量を精度よく推定することを主目的とする。
本発明のエンジンの状態推定装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明のエンジンの状態推定装置は、
吸気管にスロットルバルブを備えるエンジンと共にエンジン装置に搭載され、前記吸気管の圧力に基づいて前記エンジンの吸入空気量を推定するエンジンの状態推定装置であって、
前記エンジンへの燃料噴射の停止が指示されたときには、前記吸気管の圧力に基づいて推定した前記吸入空気量としてのベース吸入空気量を、前記エンジンの回転数と前記吸気管の圧力と補正量との関係を示すマップに基づく前記補正量で補正した値を前記吸入空気量と推定する
ことを要旨とする。
吸気管にスロットルバルブを備えるエンジンと共にエンジン装置に搭載され、前記吸気管の圧力に基づいて前記エンジンの吸入空気量を推定するエンジンの状態推定装置であって、
前記エンジンへの燃料噴射の停止が指示されたときには、前記吸気管の圧力に基づいて推定した前記吸入空気量としてのベース吸入空気量を、前記エンジンの回転数と前記吸気管の圧力と補正量との関係を示すマップに基づく前記補正量で補正した値を前記吸入空気量と推定する
ことを要旨とする。
この本発明のエンジンの状態推定装置では、 吸気管の圧力に基づいて推定した吸入空気量としてのベース吸入空気量を、エンジンの回転数と吸気管の圧力と補正量との関係を示すマップに基づく補正量で補正した値を吸入空気量と推定する。エンジンの燃料噴射が停止されときの筒内の吸入空気量は、エンジンの回転数と吸気管の圧力とに応じて変化にすることを発明者は見出した。したがって、エンジンへの燃料噴射の停止が指示されたときには、吸気管の圧力に基づいて推定した吸入空気量としてのベース吸入空気量を、エンジンの回転数と吸気管の圧力と補正量との関係を示すマップに基づく補正量で補正した値を吸入空気量と推定することにより、エンジンへの燃料噴射が停止されているときの吸入空気量を精度よく推定できる。
こうした本発明のエンジンの状態推定装置において、前記エンジンへの燃料噴射の停止が指示されてから所定時間経過するまでは、前記ベース吸入空気量を前記吸入空気量と推定し、前記エンジンへの燃料噴射の停止が指示されてから前記所定時間経過したとき以降は、前記ベース吸入空気量を前記補正量で補正した値を前記吸入空気量と推定してもよい。エンジンへの燃料噴射を停止してから、燃料噴射の停止による吸気管の圧力の上昇までに、ある程度の時間を要する。したがって、エンジンへの燃料噴射の停止が指示されてから所定時間経過するまでは、ベース吸入空気量を吸入空気量と推定し、エンジンへの燃料噴射の停止が指示されてから所定時間経過したとき以降は、ベース吸入空気量を補正量で補正した値を吸入空気量と推定することにより、より精度よく、吸入空気量を推定できる。ここで、「所定時間」としては、エンジンへの燃料噴射の停止が指示されてから、エンジンのクランクシャフトが720度回転するのに要する時間などを挙げることができる。
この場合において、前記エンジンは、複数の気筒を備え、前記エンジンへの燃料噴射の停止指示がなされてから前記所定時間を経過したときには、前記補正量を値0から、前記マップに基づくベース補正量に前記エンジンの気筒数の逆数を乗じて算出される変化量ずつ増加させて、その後、前記所定時間を経過したときに前記ベース補正量を前記補正量としてもよい。こうすれば、より精度よく、吸入空気量を推定できる。
更に、本発明のエンジンの状態推定装置において、前記エンジンは、前記吸気管の前記スロットルバルブよりも上流側に配置されたコンプレッサを有する過給機を備え、前記スロットルバルブの開度から前記吸入空気量を推定する第1推定処理と、前記過給機による過給を実行中且つ減速により前記スロットルバルブを閉じているときに前記吸気管の圧力から前記吸入空気量を推定する第2推定処理と、を実行し、前記第2推定処理を実行中に前記エンジンへの燃料噴射の停止が指示されたときには、前記ベース吸入空気量を前記補正量で補正した値を前記吸入空気量と推定してもよい。
次に、本発明を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例としてのエンジンの状態推定装置を備えるエンジン装置10の構成の概略を示す構成図であり、図2は、エンジン装置10の電子制御ユニット70に入出力される信号の一例を示す説明図である。実施例のエンジン装置10は、図1や図2に示すように、エンジン12と電子制御ユニット70とを備える。このエンジン装置10は、エンジン12からの動力を用いて走行する一般的な車両や、エンジン12に加えてモータを備える各種のハイブリッド車両などに搭載される。実施例の状態推定装置としては、電子制御ユニット70が該当する。
エンジン12は、ガソリンや軽油などの燃料を用いて吸気、圧縮、膨張、排気の4行程により動力を出力する4気筒の内燃機関として構成されている。このエンジン12は、エアクリーナ22により清浄された空気を吸気管23に吸入してスロットルバルブ26、サージタンク27の順に通過させると共に吸気管23のサージタンク27よりも下流側で燃料噴射弁28から燃料を噴射し、空気と燃料とを混合する。以下、吸気管23のスロットルバルブ26よりも上流側の部分を「スロットル上流部23u」といい、スロットルバルブ26よりも下流側の部分を「スロットル下流部23d」という。そして、この混合気を吸気バルブ29を介して燃焼室30に吸入し、点火プラグ31による電気火花により爆発燃焼させて、爆発燃焼によるエネルギにより押し下げられるピストン32の往復運動をクランクシャフト14の回転運動に変換する。燃焼室30から排気バルブ33を介して排気管35に排出される排気は、浄化装置37,38を介して外気に排出されると共に排気再循環装置(以下、「EGR(Exhaust Gas Recirculation)装置」という)40を介して吸気管23のサージタンク27に供給(還流)される。
浄化装置37,38は、それぞれ、一酸化炭素(CO)や炭化水素(HC)、窒素酸化物(NOx)の有害成分を浄化する触媒(三元触媒)37a,38aを有する。EGR装置40は、EGR管42とEGRバルブ44とを備える。EGR管42は、排気管35の浄化装置37と浄化装置38との間と吸気管23のサージタンク27とを連絡する。EGRバルブ44は、EGR管42に設けられ、電子制御ユニット70により制御される。このEGR装置40では、EGRバルブ44の開度の調節により、排気管35の排気の還流量が調節されて吸気管23に還流する。エンジン12は、このようにして空気と排気と燃料との混合気を燃焼室30に吸引することができる。
また、エンジン12は、可変バルブタイミング装置34を更に備える。可変バルブタイミング装置34は、吸気カムのインテークカムシャフトに対する位相や排気カムのエキゾーストカムシャフトに対する位相を変更することにより、吸気バルブ29や排気バルブ33の開閉タイミングVTi、VToを作動角を維持した状態でそれぞれ連続的に変更可能に構成されている。
過給機50は、ターボチャージャとして構成されており、タービン51と、コンプレッサ52と、ウェイストゲートバルブ54と、ブローオフバルブ55とを備える。タービン51は、排気管35の浄化装置37よりも上流側に配置されている。コンプレッサ52は、吸気管23のスロットルバルブ26よりも上流側に配置されており、タービン51に回転軸53を介して連結されている。ウェイストゲートバルブ54は、排気管35のタービン51よりも上流側と下流側とを連絡するバイパス管36に設けられており、電子制御ユニット70により制御される。ブローオフバルブ55は、吸気管23のコンプレッサ52よりも上流側と下流側とを連絡するバイパス管24に設けられており、電子制御ユニット70により制御される。
この過給機50では、ウェイストゲートバルブ54の開度の調節により、バイパス管36を流通する排気量とタービン51を流通する排気量との配分比が調節され、タービン51の回転駆動力が調節され、コンプレッサ52による圧縮空気量が調節され、エンジン12の過給圧(吸気圧)が調節される。なお、エンジン12は、ウェイストゲートバルブ54が全開のときには、過給機50を備えない自然吸気タイプのエンジンと同様に動作可能になっている。
また、過給機50では、吸気管23のコンプレッサ52よりも下流側の圧力が上流側の圧力よりもある程度高いときに、ブローオフバルブ55の開弁により、コンプレッサ52よりも下流側の余剰圧力を解放することができる。なお、ブローオフバルブ55は、電子制御ユニット70により制御されるバルブに代えて、吸気管23のコンプレッサ52よりも下流側の圧力が上流側の圧力よりもある程度高くなると開弁する逆止弁が用いられるものとしてもよい。
インタークーラ25は、吸気管23のコンプレッサ52とスロットルバルブ26との間に配置されている。このインタークーラ25は、コンプレッサ52により圧縮された空気と図示しない冷却装置の冷却水との熱交換を行なう。
電子制御ユニット70は、図2に示すように、CPU71やROM72、RAM73、フラッシュメモリ74、入出力ポートを有するマイクロコンピュータとして構成されている。電子制御ユニット70には、各種センサからの信号が入力ポートを介して入力される。電子制御ユニット70に入力される信号としては、例えば、エンジン12のクランクシャフト14の回転位置を検出するクランクポジションセンサ14aからのクランク角θcrや、エンジン12の冷却水の温度を検出する水温センサ15からの冷却水温Tw、スロットルバルブ26のポジション(開度)を検出するスロットルポジションセンサ26aからのスロットル開度θtを挙げることができる。吸気バルブ29を開閉するインテークカムシャフトの回転位置や排気バルブ33を開閉するエキゾーストカムシャフトの回転位置を検出するカムポジションセンサ16からのカム角θci,θcoも挙げることができる。吸気管23のスロットルバルブ26よりも上流側に取り付けられたエアフローメータ23aからの吸入空気量Qaや、吸気管23のスロットルバルブ26よりも上流側に取り付けられた吸気温センサ23tからの吸気温Ta、吸気管23のスロットルバルブ26よりも上流側に取り付けられた吸気圧センサ23bからの吸気圧Paも挙げることができる。サージタンク27に取り付けられた圧力センサ27aからの吸気管23のスロットル下流部23dの気体の圧力である第1下流部圧Psや、サージタンク27に取り付けられた温度センサ27tからの吸気管23のスロットル下流部23dの空気の温度である下流部温Tsも挙げることができる。排気管35の浄化装置37よりも上流側に取り付けられたフロント空燃比センサ39aからのフロント空燃比AF1や、排気管35の浄化装置37と浄化装置38との間に取り付けられたリヤ空燃比センサ39bからのリヤ空燃比AF2も挙げることができる。EGRバルブ44の開度を検出する開度センサ45からのEGRバルブ44の開度θegrも挙げることができる。吸気管23のコンプレッサ52とインタークーラ25との間に取り付けられた過給圧センサ23cからの過給圧Pcを挙げることができる。
電子制御ユニット70からは、各種制御信号が出力ポートを介して出力される。電子制御ユニット70から出力される信号としては、例えば、エンジン12のスロットルバルブ26への制御信号や、燃料噴射弁28への制御信号、点火プラグ31への制御信号、可変バルブタイミング装置34への制御信号を挙げることができる。EGRバルブ44への制御信号も挙げることができる。ウェイストゲートバルブ54への制御信号や、ブローオフバルブ55への制御信号を挙げることができる。
電子制御ユニット70は、クランクポジションセンサ14aからのクランクシャフト14のクランク角θcrに基づいて、エンジン12の回転数Neを演算する。また、電子制御ユニット70は、エアフローメータ23aからの吸入空気量Qaとエンジン12の回転数Neとに基づいて、負荷率(エンジン12の1サイクルあたりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の割合)KLを演算する。更に、電子制御ユニット70は、クランクポジションセンサ14aからのクランクシャフト14のクランク角θcrに対するカムポジションセンサ16からのインテークカムシャフトやエキゾーストカムシャフトのカム角θci,θcoの角度(θci-θcr),(θco-θcr)に基づいて、吸気バルブ29や排気バルブ33の開閉タイミングVTi,VToを演算する。
こうして構成された実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10では、電子制御ユニット70のCPU71は、エンジン12の要求負荷率KL*に基づいて、エンジン12の運転制御(吸入空気量制御や燃料噴射制御、点火制御、可変バルブタイミング制御)やEGR制御、過給制御を行なう。吸入空気量制御については後述する。燃料噴射制御では、燃料噴射弁28からの燃料噴射量を制御する。点火制御では、点火プラグ31の点火時期を制御する。可変バルブタイミング制御では、可変バルブタイミング装置34により吸気バルブ29や排気バルブ33の開閉タイミングを制御する。EGR制御では、EGRバルブ44の開度を制御する。過給制御では、ウェイストゲートバルブ54の開度を制御する。
次に、実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10における吸入空気量制御について説明する。吸入空気量制御では、負荷率(エンジン12の1サイクルあたりの行程容積に対する1サイクルで実際に吸入される空気の容積の割合)KLを推定し、推定した負荷率KLが要求負荷率KL*となるようにスロットルバルブ26の開度を調整する。負荷率KLは、基本的には、エアフローメータ23aからの吸入空気量Qaとエンジン12の回転数Neとに基づいて推定される。しかしながら、過給機50が過給を行なっている状態で減速によりスロットル開度θtが値0になっているときは、過給による残圧の影響でエアフローメータ23aによる吸入空気量Qaの検出精度が悪くなり、負荷率KLを精度よく推定できない。そのため、過給機50が過給を行なっている状態で減速によりスロットル開度θtが値0になっているときは、吸気管23のスロットルバルブ26よりも上流側に取り付けられた吸気圧センサ23bからの吸気圧(吸気管23内の圧力)Paと負荷率設定用マップとから負荷率KLを推定する。負荷率設定用マップは、過給機50が過給を行なっている状態で減速によりスロットル開度θtが値0になっているときにおいて、エンジン12への燃料噴射を継続しているとき(エンジン12への燃料噴射を停止していないとき)におけるエンジン12の吸気圧Paと負荷率KLとの関係として予め実験や解析などにより定められたマップである。実施例では、エアフローメータ23aからの吸入空気量Qaとエンジン12の回転数Neとから推定する負荷率KLを用いた吸入空気量制御を「LJ制御」と称することがある。また、吸気管23のスロットルバルブ26よりも上流側に取り付けられた吸気圧センサ23bからの吸気圧Paと負荷率設定用マップとから推定する負荷率KLを用いた吸入空気量制御を「DJ制御」と称することがある。
次に、実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10の動作、特に、DJ制御中においてエンジン12への燃料噴射の停止が指示されたときに負荷率KLを推定する動作について説明する。図3は、電子制御ユニット70により実行される負荷率推定処理の一例を示すブロック図である。負荷率推定処理は、DJ制御中においてエンジン12への燃料噴射の停止が指示されたときに、繰り返し実行される。負荷率推定処理は、変換処理S10と、補正量算出処理S12と、気筒数補正処理S14と、加算処理S16と、を備える。
変換処理S10には、吸気圧Paが入力される。吸気圧Paは、吸気圧センサ23bにより検出された値が入力される。変換処理S10は、吸気圧センサ23bからの吸気圧(吸気管23内の圧力)Paと負荷率設定用マップとからベース負荷率KLbを推定し、ベース負荷率KLbを加算処理S16に出力する。
補正量算出処理S12には、燃料カットフラグFfc、回転数Ne、吸気バルブ29の開閉タイミングVTi、排気バルブ33の開閉タイミングVTo、吸気圧Paを入力される。燃料カットフラグFfcは、エンジン12への燃料供給が停止されているときに値1となり、エンジン12への燃料供給が実行されているときに値0に設定される。回転数Neは、クランクポジションセンサ14aからのクランクシャフト14のクランク角θcrに基づいて演算された値が入力される。吸気バルブ29の開閉タイミングVTiは、クランクポジションセンサ14aからのクランクシャフト14のクランク角θcrに対するカムポジションセンサ16からのインテークカムシャフトのカム角θciの角度(θci-θcr)に基づいて演算されたものが入力される。排気バルブ33の開閉タイミングVToは、クランクポジションセンサ14aからのクランクシャフト14のクランク角θcrに対するカムポジションセンサ16からのエキゾーストカムシャフトのカム角θcoの角度(θco-θcr)に基づいて演算されたものが入力される。吸気圧Paは、吸気圧センサ23bにより検出された値が入力される。
補正量算出処理S12は、エンジン12の全気筒について燃料噴射が停止されたときに、ベース負荷率KLbを補正するための補正量dKLを演算する。補正量dKLは、燃料カットフラグFfcが値0から値1となってからの経過時間tfcが所定時間tfcrefを経過するまで、値0に設定される。ここで、所定時間tfcrefは、燃料カットフラグFfcが値0から値1となったとき、即ち、エンジン12への燃料噴射の停止が指示されたときから、エンジン12のクランクシャフト14が720度回転するまでに要する時間(720CA時間)である。図4は、気筒毎の燃料カットのタイミング(FCタイミング)と吸気圧Paとの時間変化を模式的に示す模式図である。図中、#1~#4は、エンジン12の4気筒の点火順の番号を示している。燃料噴射の停止が指示されると(時間t0)、各気筒の燃料噴射が点火順に停止される。そのため、吸気圧Paは、燃料噴射の停止が指示されてから直ちに上昇せず、時間t0から720CA時間(所定時間tfcref)が経過した時間t1から上昇を開始する。このような吸気圧Paの変化を考慮して、燃料カットフラグFfcが値0から値1になってからの経過時間tfcが所定時間tfcrefを経過するまで、補正量dKLを値0に設定する。
補正量dKLは、経過時間tfcが所定時間tfcrefを経過したとき以降は、補正量設定用マップMAP1、MAP2と、回転数Neと、吸気バルブ29の開閉タイミングVTiと、排気バルブ33の開閉タイミングVToと、吸気圧Paとを用いて設定される。図5は、吸気圧Paを所定圧Prefとしたときの補正量設定用マップMAP1の一例を示す説明図である。図6は、吸気圧Paを所定圧Prefとしたときの補正量設定用マップMAP2の一例を示す説明図である。補正量dKLは、補正量設定用マップMAP1と回転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVTiとから設定される吸気側補正量dKLvtiと、補正量設定用マップMAP2と回転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVToとから設定される排気側補正量dKLvtoと、の和として演算される。補正量設定用マップMAP1は、開閉タイミングVToが所定角度VTorefとした場合において、等吸気圧Pa下で燃料噴射を継続しているときの負荷率と燃料噴射を停止しているときの負荷率との差分を、実験や解析などにより求めてマップ化したものであり、吸気圧Pa毎に用意されている。補正量設定用マップMAP2は、開閉タイミングVTiを所定角度VTirefとした場合において、等吸気圧Pa下で、燃料噴射を継続しているときの負荷率と燃料噴射を停止しているときの負荷率との差分を、実験や解析などにより求めてマップ化したものであり、吸気圧Pa毎および開閉タイミングVTi毎に用意されている。所定角度VTiref、VTorefは、エンジン12を効率良く運転できる吸気バルブ29の開閉タイミングVTi、排気バルブ33の開閉タイミングVToとして予め実験や解析などで設定された値である。
吸気側補正量dKLvtiは、回転数Neが回転数Ne1以下のときには値0で、回転数Neが回転数Ne1を超えると、回転数Neが高いときには低いときに比して大きくなる(回転数Neが高いほど大きくなる)ように設定される。これは、回転数Neが高いときには低いときに比して(回転数Neが高いほど)、慣性で排気側から流れる空気量が大きくなるからである。また、吸気側補正量dKLvtiは、吸気バルブ29の開閉タイミングVTiの所定角度VTirefからの進角量が多いときには少ないときに比して大きくなる(開閉タイミングVTiの所定角度VTirefからの進角量が大きいほど大きくなる)ように設定される。これは、吸気バルブ29の開閉タイミングVTiの所定角度VTirefからの進角量が多いときに少ないときに比して(開閉タイミングVTiの所定角度VTirefからの進角量が大きいほど)、吸気行程時における排気行程の干渉が大きいからである。更に、吸気側補正量dKLvtiは、吸気圧Paが高いときには低いときに比して(吸気圧Paが高くなるほど)、小さくなるように設定される。これは、吸気圧Paが高いときには低いときに比して(吸気圧Paが高くなるほど)、筒内の圧力との差が小さくなり、筒内から吸気管23へ流れる空気量が少なくなるからである。
排気側補正量dKLvtoは、回転数Neが所定回転数Nvto以下のときには値0で、回転数Neが所定回転数Nvtoを超えると、回転数Neが高いときには低いときに比して大きくなる(回転数Neが高いほど大きくなる)ように設定される。これは、回転数Neが高いときには低いときに比して(回転数Neが高いほど)、慣性で排気側から流れる空気量が大きくなるからであり、排気バルブ33の開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が多いときには少ないときに比して(開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が大きいほど)、ピストンの下降で筒内圧力がより低い状況下で排気バルブが開き、排気側から流れる空気量が多くなるからである。所定回転数Nvtoは、排気バルブ33の開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が少ないときには多いときに比して大きくなる(開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が少ないほど大きくなる)ように設定される。これは、排気バルブ33の開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が多いときには少ないときに比して(開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が大きいほど)、ピストンの下降で筒内圧力がより低い状況下で排気バルブが開き、排気側から流れる空気量が多くなるからである。また、排気側補正量dKLvtoは、排気バルブ33の開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が多いときに少ないときに比して大きくなる(開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が大きいほど大きくある)ように設定される。これは、排気バルブ33の開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が多いときには少ないときに比して(開閉タイミングVToの所定角度VTorefからの進角量が大きいほど)、ピストンの下降で筒内圧力がより低い状況下で排気バルブが開き、排気側から流れる空気量が多くなるからである。更に、排気側補正量dKLvtoは、吸気圧Paが高いときには低いときに比して(吸気圧Paが高くなるほど)、小さくなるように設定される。これは、吸気圧Paが高いときには低いときに比して(吸気圧Paが高くなるほど)、筒内の圧力との差が小さくなり、筒内から吸気管23へ流れる空気量が少なくなるからである。
気筒数補正処理S14には、補正量dKLが入力される。補正量dKLは、補正量算出処理S12から入力された値である。気筒数補正処理S14は、補正量dKLにエンジン12の気筒数(実施例では、4つ)の逆数(実施例では、4分の1)を乗じて変化量ΔdKLcを設定し、時間t0から180CA時間毎に値0から変化量ΔdKLcずつ増加して、時間t0から720CA時間後に補正量dKLに至るように補正量dKLcを設定し、加算処理S16に出力する。このように補正量dKLcを設定するのは、図4に示すように、吸気圧Paが経過時間tfcが所定時間tfcrefを経過してからは180CA時間毎にステップ状に増加することから、こうした吸気圧Paの増加に補正量dKLcを対応させるためである。
加算処理S16には、ベース負荷率KLbと、補正量dKLcとが入力される。ベース負荷率KLbは、変換処理S10により推定された値である。補正量dKLcは、気筒数補正処理S14により設定された値である。加算処理S16は、ベース負荷率KLbに補正量dKLcを加えた値を負荷率KLと推定する。こうした処理により、エンジン12への燃料噴射を停止しているときの負荷率KL、即ち、吸入空気量を精度よく推定できる。
以上説明した実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10によれば、エンジン12への燃料噴射の停止が指示されたときには、吸気圧Paに基づいて推定した負荷率としてのベース負荷率KLbを、エンジン12の回転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVTi、VToと補正量dKLとの関係を示す補正量設定用マップMAP1、MAP2に基づく補正量dKLcで補正した値を負荷率KLと推定することにより、負荷率KLを精度よく推定できる。
実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10では、経過時間tfcが所定時間tfcrefを経過したとき以降は、補正量dKLを、補正量設定用マップMAP1と回転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVTiとから設定される吸気側補正量dKLvtiと、補正量設定用マップMAP2と回転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVToとから設定される排気側補正量dKLvtoと、の和として演算している。しかしながら、回転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVTi、VToと補正量dKLとの関係を補正量設定用マップMAPvとし、転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVTi、VToと補正量設定用マップMAPvとを用いて補正量dKLを設定してもよい。
実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10では、エンジン12の回転数Neと吸気圧Paと開閉タイミングVTi、VToと補正量dKLとの関係を示す補正量設定用マップMAP1、MAP2を用いて補正量dKLcを算出している。しかしながら、エンジン12が可変バルブタイミング装置34を備えていない場合には、補正量設定用マップMAP1、MAP2に代えて、エンジン12の回転数Neと吸気圧Paと補正量dKLとの関係を示す補正量設定用マップMAPを用いて補正量dKLcを算出してもよい。
実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10では、補正量算出処理S12において、補正量dKLを、燃料カットフラグFfcが値0から値1となってからの経過時間tfcが所定時間tfcrefを経過するまで、値0に設定し、経過時間tfcが所定時間tfcrefを経過したとき以降は、補正量設定用マップMAP1、MAP2と、回転数Neと、吸気バルブ29の開閉タイミングVTi、排気バルブ33の開閉タイミングVToと、吸気圧Paとを用いて設定している。しかしながら、補正量dKLを、燃料カットフラグFfcが値0から値1となってから直ちに補正量設定用マップMAP1、MAP2と、回転数Neと、吸気バルブ29の開閉タイミングVTi、排気バルブ33の開閉タイミングVToと、吸気圧Paとを用いて設定してもよい。
実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10では、エンジン12として、過給機50を備えている。しかしながら、過給機50を備えていないものとして、吸入空気量制御として、上述のDJ制御を常時行なっていてもよい。
実施例のエンジンの状態推定装置を搭載するエンジン装置10では、負荷率KLを推定している。しかしながら、負荷率KLに代えて吸入空気量を示す他のパラメータを推定してもよいし、吸入空気量そのものを推定してもよい。
実施例やエンジンの状態推定装置を搭載した変形例のエンジン装置10では、エンジン12は、4気筒として構成されるものとしたが、6気筒や8気筒などとして構成されるものとしてもよい。また、エンジン12は、EGR装置40を備えるものとしたが、EGR装置40を備えないものとしてもよい。
実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。実施例では、電子制御ユニット70が「エンジンの状態推定装置」に相当する。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した発明を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した発明の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した発明についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した発明の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本発明を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本発明は、エンジンの状態推定装置の製造産業などに利用可能である。
1 エンジン装置、12 エンジン、14 クランクシャフト、14a クランクポジションセンサ、15 水温センサ、16 カムポジションセンサ、22 エアクリーナ、23 吸気管、23a エアフローメータ、23b 吸気圧センサ、23c 過給圧センサ、23d スロットル下流部、23t 吸気温センサ、23u スロットル上流部、24 バイパス管、25 インタークーラ、26 スロットルバルブ、26a スロットルポジションセンサ、27 サージタンク、27a 圧力センサ、27t 温度センサ、28 燃料噴射弁、29 吸気バルブ、30 燃焼室、31 点火プラグ、32 ピストン、33 排気バルブ、34 可変バルブタイミング装置、35 排気管、36 バイパス管、37,38 浄化装置、39a フロント空燃比センサ、39b リヤ空燃比センサ、40 EGR装置、42 EGR管、44 EGRバルブ、45 開度センサ、50 過給機、51 タービン、52 コンプレッサ、53 回転軸、54 ウェイストゲートバルブ、55 ブローオフバルブ、70 電子制御ユニット、71 CPU、72 ROM、73 RAM、74 フラッシュメモリ。
Claims (1)
- 吸気管にスロットルバルブを備えるエンジンと共にエンジン装置に搭載され、前記吸気管の圧力に基づいて前記エンジンの吸入空気量を推定するエンジンの状態推定装置であって、
前記エンジンへの燃料噴射の停止が指示されたときには、前記吸気管の圧力に基づいて推定した前記吸入空気量としてのベース吸入空気量を、前記エンジンの回転数と前記吸気管の圧力と補正量との関係を示すマップに基づく前記補正量で補正した値を前記吸入空気量と推定する
エンジンの状態推定装置。
Priority Applications (1)
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JP2021188153A JP2023074941A (ja) | 2021-11-18 | 2021-11-18 | エンジンの状態推定装置 |
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Family Applications (1)
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JP2021188153A Pending JP2023074941A (ja) | 2021-11-18 | 2021-11-18 | エンジンの状態推定装置 |
Country Status (1)
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- 2021-11-18 JP JP2021188153A patent/JP2023074941A/ja active Pending
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