本願は、35U.S.C.§119(e)の下で2018年11月9日に出願された米国仮特許出願第62/758,094号明細書の利益を主張し、その内容は、全体が参照により本明細書中に援用される。
一態様では、本発明は、標的遺伝子の発現を阻害する能力がある二本鎖RNA(dsRNA)剤を提供する。
限定はされないが、本発明のdsRNA剤は、そのdsRNA分子と置換され得、限定はされないが、インビトロ又はインビボ適用を含む、RNA干渉に基づく遺伝子サイレンシング技術において用いることができる。例えば、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長を有する。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、15~35ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、15~35、17~35、17~30、25~35、27~30、17~23、17~21、17~19、19~25、19~23、19~21、21~25、21~25、又は21~23ヌクレオチド長である。例えば、アンチセンス鎖は、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、又は35ヌクレオチド長であり得る。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長である。一部の特定の実施形態では、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
アンチセンス鎖と同様、センス鎖は、一部の実施形態では、15~35ヌクレオチド長であり得る。一部の実施形態では、センス鎖は、15~35、17~35、17~30、25~35、27~30、17~23、17~21、17~19、19~25、19~23、19~21、21~25、21~25、又は21~23ヌクレオチド長である。例えば、センス鎖は、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、又は35ヌクレオチド長であり得る。一部の実施形態では、センス鎖は、17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長である。一部の特定の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、センス鎖は15~35ヌクレオチド長であり得、アンチセンス鎖はセンス鎖から独立して、15~35ヌクレオチド長であり得る。一部の実施形態では、センス鎖は、15~35、17~35、17~30、25~35、27~30、17~23、17~21、17~19、19~25、19~23、19~21、21~25、21~25、又は21~23ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、独立して、15~35、17~35、17~30、25~35、27~30、17~23、17~21、17~19、19~25、19~23、19~21、21~25、21~25、又は21~23ヌクレオチド長である。例えば、センス及びアンチセンス鎖は、独立して、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、27、28、29、30、31、32、33、34、又は35ヌクレオチド長であり得る。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長である。一部の特定の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長であってもよく、好ましくは、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり、より好ましくは、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
センス鎖及びアンチセンス鎖は、典型的には、二重鎖又は二本鎖領域を形成する。限定されないが、本明細書に記載のdsRNA剤の二本鎖領域は、12~35ヌクレオチド対の長さであり得る。例えば、二本鎖領域は、14~35ヌクレオチド対長、17~30ヌクレオチド対長、25~35ヌクレオチド長、27~35ヌクレオチド対長、17~23ヌクレオチド対長、17~21ヌクレオチド対長、17~19ヌクレオチド対長、19~25ヌクレオチド対長、19~23ヌクレオチド対長、19~21ヌクレオチド対長、21~25ヌクレオチド対長、又は21~23ヌクレオチド対長の間であり得る。別の例では、二本鎖領域は、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、25、26、及び27ヌクレオチド対長から選択される。いくつかの好ましい実施形態において、二本鎖領域は、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド対の長さである。
したがって、一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長であってもよく、好ましくは、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり、より好ましくは、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
本明細書に記載されるように、dsRNA剤は、1つ以上の非天然ヌクレオチドを含み得る。例えば、dsRNA剤は、非天然ヌクレオチドを含まないか、又は20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含む。明確化のため、「天然ヌクレオチド」とは、アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、及びチミンから選択される核酸塩基を有する2’-デオキシ、2’-OH、又は2’-OMeヌクレオチドを意味する。換言すれば、天然ヌクレオチドは、アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、及びチミンから選択される核酸塩基と、2’-デオキシ、2’-OH、又は2’-OMeリボースから選択される糖とを有する。「非天然ヌクレオチド」とは、アデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、又はチミン以外の核酸塩基、及び/又は2’-デオキシ、2’-OH、又は2’-OMeリボース以外の糖、を有するヌクレオチドを意味する。明確化のため、非天然ヌクレオチドが2’-デオキシ、2’-OH、又は2’-OMeリボース糖を有する場合、核酸塩基はアデニン、グアニン、シトシン、ウラシル、又はチミンでない。
非天然ヌクレオチドの例示的な核酸塩基は、限定されないが、イノシン、キサンチン、ヒポキサンチン、ヌブラリン、イソグアニシン、ツベルシジン、並びに2-アミノプロピルアデニン、5-プロピニルウラシル及び5-プロピニルシトシン、ジヒドロウラシル、3-デアザ-5-アザシトシン、2-アミノプリン、5-アルキルウラシル、7-アルキルグアニン、5-アルキルシトシン、7-デアザアデニン、N6,N6-ジメチルアデニン、2,6-ジアミノプリン、5-アミノ-アリル-ウラシル、N3-メチルウラシル、置換1,2,4-トリアゾール、2-ピリジノン、5-ニトロインドール、3-ニトロピロール、5-メトキシウラシル、ウラシル-5-オキシ酢酸、5-メトキシカルボニルメチルウラシル、5-メチル-2-チオウラシル、5-メトキシカルボニルメチル-2-チオウラシル、5-メチルアミノメチル-2-チオウラシル、3-(3-アミノ-3カルボキシプロピル)ウラシル、3-メチルシトシン、5-メチルシトシン、N4-アセチルシトシン、2-チオシトシン、N6-メチルアデニン、N6-イソペンチルアデニン、2-メチルチオ-N6-イソペンテニルアデニン、N-メチルグアニン、又はO-アルキル化塩基を含む、2-アミノアデニン、6-メチル及びその他のアデニン及びグアニンのアルキル誘導体、2-プロピル及びその他のアデニン及びグアニンのアルキル誘導体、5-ハロウラシル及びシトシン、5-プロピニルウラシル及びシトシン、6-アゾウラシル、シトシン及びチミン、5-ウラシル(シュードウラシル)、4-チオウラシル、5-ハロウラシル、5-(2-アミノプロピル)ウラシル、5-アミノアリルウラシル、8-ハロ、アミノ、チオール、チオアルキル、ヒドロキシル及び他の8-置換アデニン及びグアニン、5-トリフルオロメチル及び他の5-置換ウラシル及びシトシン、7-メチルグアニン、5-置換ピリミジン、6-アザピリミジン及びN-2、N-6及びO-6置換プリンなどの、アデニン、グアニン、シトシン及びウラシルの置換又は修飾された類似体を含む。さらなるプリン及びピリミジンには、米国特許第3,687,808号明細書に開示されているもの、Concise Encyclopedia of Polymer Science And Engineering,858-859ページ,Kroschwitz,J.I.,ed.John Wiley&Sons,1990に開示されているもの、及びEnglisch et al.,Angewandte Chemie,International Edition,1991,30,613に開示されているものが含まれる。
一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドの核酸塩基は、イノシン、キサンチン、ヒポキサンチン、ヌブラリン、イソグアニシン、ツベルシジン、2-(ハロ)アデニン、2-(アルキル)アデニン、2-(プロピル)アデニン、2-(アミノ)アデニン、2-(アミノアルキル)アデニン、2-(アミノプロピル)アデニン、2-(メチルチオ)-N6-(イソペンテニル)アデニン、6-(アルキル)アデニン、6-(メチル)アデニン、7-(デアザ)アデニン、8-(アルケニル)アデニン、8-(アルキル)アデニン、8-(アルキニル)アデニン、8-(アミノ)アデニン、8-(ハロ)アデニン、8-(ヒドロキシル)アデニン、8-(チオアルキル)アデニン、8-(チオール)アデニン、N6-(イソペンチル)アデニン、N6-(メチル)アデニン、N6,N6-(ジメチル)アデニン、2-(アルキル)グアニン、2-(プロピル)グアニン、6-(アルキル)グアニン、6-(メチル)グアニン、7-(アルキル)グアニン、7-(メチル)グアニン、7-(デアザ)グアニン、8-(アルキル)グアニン、8-(アルケニル)グアニン、8-(アルキニル)グアニン、8-(アミノ)グアニン、8-(ハロ)グアニン、8-(ヒドロキシル)グアニン、8-(チオアルキル)グアニン、8-(チオール)グアニン、N-(メチル)グアニン、2-(チオ)シトシン、3-(デアザ)-5-(アザ)シトシン、3-(アルキル)シトシン、3-(メチル)シトシン、5-(アルキル)シトシン、5-(アルキニル)シトシン、5-(ハロ)シトシン、5-(メチル)シトシン、5-(プロピニル)シトシン、5-(プロピニル)シトシン、5-(トリフルオロメチル)シトシン、6-(アゾ)シトシン、N4-(アセチル)シトシン、3-(3-アミノ-3-カルボキシプロピル)ウラシル、2-(チオ)ウラシル、5-(メチル)-2-(チオ)ウラシル、5-(メチルアミノメチル)-2-(チオ)ウラシル、4-(チオ)ウラシル、5-(メチル)-4-(チオ)ウラシル、5-(メチルアミノメチル)-4-(チオ)ウラシル、5-(メチル)-2,4-(ジチオ)ウラシル、5-(メチルアミノメチル)-2,4-(ジチオ)ウラシル、5-(2-アミノプロピル)ウラシル、5-(アルキル)ウラシル、5-(アルキニル)ウラシル、5-(アリルアミノ)ウラシル、5-(アミノアリル)ウラシル、5-(アミノアルキル)ウラシル、5-(グアニジニウムアルキル)ウラシル、5-(1,3-ジアゾール-1-アルキル)ウラシル、5-(シアノアルキル)ウラシル、5-(ジアルキルアミノアルキル)ウラシル、5-(ジメチルアミノアルキル)ウラシル、5-(ハロ)ウラシル、5-(メトキシ)ウラシル、ウラシル-5-オキシ酢酸、5-(メトキシカルボニルメチル)-2-(チオ)ウラシル、5-(メトキシカルボニル-メチル)ウラシル、5-(プロピニル)ウラシル、5-(プロピニル)ウラシル、5-(トリフルオロメチル)ウラシル、6-(アゾ)ウラシル、ジヒドロウラシル、N3-(メチル)ウラシル、5-ウラシル(すなわち、シュードウラシル)、2-(チオ)シュードウラシル、4-(チオ)シュードウラシル、2,4-(ジチオ)シュードウラシル、5-(アルキル)シュードウラシル、5-(メチル)シュードウラシル、5-(アルキル)-2-(チオ)シュードウラシル、5-(メチル)-2-(チオ)シュードウラシル、5-(アルキル)-4-(チオ)シュードウラシル、5-(メチル)-4-(チオ)シュードウラシル、5-(アルキル)-2,4-(ジチオ)シュードウラシル、5-(メチル)-2,4 -(ジチオ)シュードウラシル、1-置換シュードウラシル、1-置換2(チオ)-シュードウラシル、1-置換4-(チオ)シュードウラシル、1-置換2,4-(ジチオ)シュードウラシル、1-(アミノカルボニルエチレニル)-シュードウラシル、1-(アミノカルボニルエチレニル)-2(チオ)-シュードウラシル、1-(アミノカルボニルエチレニル)-4 -(チオ)シュードウラシル、1-(アミノカルボニルエチレニル)-2,4-(ジチオ)シュードウラシル、1-(アミノアルキルアミノカルボニルエチレニル)-シュードウラシル、1-(アミノアルキルアミノ-カルボニルエチレニル)-2(チオ)-シュードウラシル、1-(アミノアルキルアミノカルボニルエチレニル)-4-(チオ)シュードウラシル、1-(アミノアルキルアミノカルボニルエチレニル)-2,4-(ジチオ)シュードウラシル、1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-yl、7-置換1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、7-置換1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、7-置換1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、7-置換1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、7-(アミノアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキルヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェノキサジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェノキサジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキル-ヒドロキシ)-1,3-(ジアザ)-2-(オキソ)-フェンチアジン-1-イル、7-(グアニジニウムアルキルヒドロキシ)-1-(アザ)-2-(チオ)-3-(アザ)-フェンチアジン-1-イル、1,3,5-(トリアザ)-2、6-(ジオキサ)-ナフタレン、イノシン、キサンチン、ヒポキサンチン、ヌブラリン、ツベルシジン、イソグアニシン、イノシニル、2-アザ-イノシニル、7-デアザ-イノシニル、ニトロイミダゾリル、ニトロピラゾリル、ニトロベンズイミダゾリル、ニトロインダゾリル、アミノインドリル、ピロロピリミジニル、3-(メチル)イソカルボスチリリル、5-(メチル)イソカルボスチリリル、3-(メチル)-7-(プロピニル)イソカルボスチリリル、7-(アザ)インドリル、6-(メチル)-7-(アザ)インドリル、イミジゾピリジニル、9-(メチル)-イミジゾピリジニル、ピロロピリジニル、イソカルボスチリリル、7-(プロピニル)イソカルボスチリリル、プロピニル-7-(アザ)インドリル、2,4,5-(トリメチル)フェニル、4-(メチル)インドリル、4,6-(ジメチル)インドリル、フェニル、ナフタレニル、アントラセニル、フェナントラセニル、ピレニル、スチルベニル、テトラセニル、ペンタセニル、ジフルオロトリル、4-(フルオロ)-6-(メチル)ベンズイミダゾール、4-(メチル)ベンズイミダゾール、6-(アゾ)チミン、2-ピリジノン、5-ニトロインドール、3-ニトロピロール、6-(アザ)ピリミジン、2-(アミノ)プリン、2,6-(ジアミノ)プリン、5-置換ピリミジン、N2-置換プリン、N6-置換プリン、O6-置換プリン、置換1,2,4-トリアゾール、及びそれらの任意のO-アルキル化又はN-アルキル化誘導体からなる群から選択される。
一部の例示的な非天然ヌクレオチドとしては、限定はされないが、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fが挙げられる。
したがって、一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長であってもよく、好ましくは、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり、より好ましくは、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
中央領域
本明細書に記載されるように、dsRNAは、センス鎖及び/又はアンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を有し得る。本明細書で使用される場合、鎖の「中央領域」は、鎖の5’末端から数えて、5~17位、例えば、6~16位、6~15位、6~14位、6~13位、6~12位、7~15位、7~14位、7~13位、位、7~12位、8~16位、8~15位、8~14位、8~13位、8~12位、9~16位、9~15位、9~14位、9~13位、9~12位、10~16位、10~15位、10~14位、10~13位又は10~12位を指す。例えば、鎖の中央領域は、鎖の5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16又は17位を意味する。センス鎖の好ましい中央領域は、センス鎖の5’末端から数えて6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位である。センス鎖のより好ましい中央領域は、センス鎖の5’末端から数えて7、8、9、10、11、12及び13位である。アンチセンス鎖の好ましい中央領域は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて9、10、11、12、13、14、15、16及び17位である。アンチセンス鎖のより好ましい中央領域は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて10、11、12、13、14、15及び16位である。
したがって、センス鎖及びアンチセンスの少なくとも1つは、センス鎖又はアンチセンス鎖の5’末端から数えて、5~17位、例えば、6~16位、6~15位、6~14位、6~13位、6~12位、7~15位、7~14位、7~13位、位、7~12位、8~16位、8~15位、8~14位、8~13位、8~12位、9~16位、9~15位、9~14位、9~13位、9~12位、10~16位、10~15位、10~14位、10~13位又は10~12位に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を有し得る。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、センス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位(好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)、及び/又はアンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の9、10、11、12、13、14、15、16及び17位(好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、センス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位(好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)、及び/又はアンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の9、10、11、12、13、14、15、16及び17位(好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNAは、センス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位(好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)、及び/又はアンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の9、10、11、12、13、14、15、16及び17位(好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;センス鎖は、センス鎖の中央領域に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、センス鎖の7、8、9、10、11、12及び13位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;センス鎖は、センス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、センス鎖の7、8、9、10、11、12及び13位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;センスは、センス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、センス鎖の7、8、9、10、11、12及び13位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15、及び16位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15、及び16位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンスは、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、1つ、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。
本明細書で使用される場合、「非中央領域」は、中央領域でない鎖の領域を意味する。例えば、非中央領域は、末端領域、例えば、鎖のいずれかの末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチドであり得る。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾、及び5’末端又は3’末端のいずれかから1、2、3、4、5又は6位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾、及び5’末端又は3’末端のいずれかから1、2、3、4、5又は6位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンスは、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾、及び5’末端又は3’末端のいずれかから1、2、3、4、5又は6位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾フルオロ修飾を含む。例えば、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾フルオロ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて2、5、7、12及び14位にある。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~23ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~23ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~23ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾フルオロ修飾を含み、ここで、アンチセンス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも1つの2’-デオキシ修飾がある。例えば、アンチセンス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の11位にある。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも1つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも1つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも1つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾フルオロ修飾を含み、ここで、アンチセンス鎖には少なくとも3つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。例えば、アンチセンス鎖は、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも3つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも3つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖には少なくとも3つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、少なくとも7つの2’-デオキシ修飾フルオロ修飾を含み、ここで、アンチセンス鎖には少なくとも5つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。例えば、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも7つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも5つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも7つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも5つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖には少なくとも5つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
多種多様な実体が、本明細書に記載のdsRNA剤にカップリングされ得る。好ましい部分は、好ましくは共有結合的に、直接的に、又は介在テザーを介して間接的にカップリングされたリガンドである。一般に、リガンドは、それが中に組み込まれる分子、例えば本明細書に記載のdsRNAの、分布、ターゲティング又は寿命を変化させる。一部の実施形態では、リガンドは、選択される標的、例えば、分子、細胞若しくは細胞型、区画、受容体、例えば、細胞若しくは臓器区画、組織、臓器又は身体領域に対して、例えばかかるリガンドを有しない種と比べて、増強された親和性をもたらす。選択された標的に対して増強された親和性をもたらすリガンドは、本明細書ではまた、標的化リガンドとも称される。
一部のリガンドは、エンドソーム溶解特性を有し得る。エンドソーム溶解リガンドは、エンドソームの溶解及び/又は本発明の組成物若しくはその成分の細胞のエンドソームから細胞質への輸送を促進する。エンドソーム溶解リガンドは、pH依存性の膜活性及び膜融合性を示す、ポリアニオンペプチド又はペプチドミメティックであってもよい。一部の実施形態では、エンドソーム溶解リガンドは、エンドソームpHでその活性型立体構造を取る。「活性型」立体構造は、エンドソーム溶解リガンドが、エンドソームの溶解及び/又は本発明の組成物若しくはその成分の細胞のエンドソームから細胞質への輸送を促進するような立体構造である。例示的なエンドソーム溶解リガンドとして、GALAペプチド(Subbarao et al.,Biochemistry,1987,26:2964-2972、その全体が参照により援用される)、EALAペプチド(Vogel et al.,J.Am.Chem.Soc.,1996,118:1581-1586、その全体が参照により援用される)、及びそれらの誘導体(Turk et al.,Biochem.Biophys.Acta,2002,1559:56-68、その全体が参照により援用される)が挙げられる。一部の実施形態では、エンドソーム溶解成分は、pHの変化に応答して、電荷又はプロトン化にて変化を経ることになる化学基(例えばアミノ酸)を含有してもよい。エンドソーム溶解成分は、線状又は分岐状であってもよい。
リガンドは、輸送、ハイブリダイゼーション、及び特異性特性を改善し得、また得られる天然又は修飾オリゴリボヌクレオチド、又は本明細書に記載の単量体及び/又は天然若しくは修飾リボヌクレオチドの任意の組み合わせを含むポリマー分子のヌクレアーゼ耐性も改善し得る。
リガンドは、一般に、例えば取り込みを増強するための治療修飾因子;例えば分布を監視するための診断化合物又はレポーター基;架橋剤;及びヌクレアーゼ耐性を与える部分、を含み得る。一般例として、脂質、ステロイド、ビタミン、糖、タンパク質、ペプチド、ポリアミン、及びペプチド模倣物が挙げられる。
リガンドは、天然に存在する物質、例えば、タンパク質(例えば、ヒト血清アルブミン(HSA)、低密度リポタンパク質(LDL)、高密度リポタンパク質(HDL)、又はグロブリン);炭水化物(例えば、デキストラン、プルラン、キチン、キトサン、イヌリン、シクロデキストリン又はヒアルロン酸);又は脂質を含み得る。リガンドはまた、組換え又は合成分子、例えば合成ポリマー、例えば、合成ポリアミノ酸、オリゴヌクレオチド(例えばアプタマー)であってもよい。ポリアミノ酸の例として、ポリリジン(PLL)、ポリL-アスパラギン酸、ポリL-グルタミン酸、スチレン-マレイン酸無水物共重合体、ポリ(L-ラクチド-コ-グリコリド)共重合体、ジビニルエーテル-マレイン無水物共重合体、N-(2-ヒドロキシプロピル)メタクリルアミド共重合体(HMPA)、ポリエチレングリコール(PEG)、ポリビニルアルコール(PVA)、ポリウレタン、ポリ(2-アクリル酸エチル)、N-イソプロピルアクリルアミドポリマー、又はポリホスファジンであるポリアミノ酸が挙げられる。ポリアミンの例として、ポリエチレンイミン、ポリリジン(PLL)、スペルミン、スペルミジン、ポリアミン、擬ペプチド-ポリアミン、ペプチドミメティックポリアミン、デンドリマーポリアミン、アルギニン、アミジン、プロタミン、カチオン性脂質、カチオン性ポルフィリン、ポリアミンの四級塩、又はαヘリカルペプチドが挙げられる。
リガンドはまた、標的基、例えば、細胞又は組織標的化剤、例えば、レクチン、糖タンパク質、脂質又はタンパク質、例えば、腎細胞などの特定細胞型に結合する抗体を含み得る。標的基は、サイロトロピン、メラノトロトピン、レクチン、糖タンパク質、界面活性剤タンパク質A、ムチン炭水化物、多価ラクトース、多価ガラクトース、N-アセチル-ガラクトサミン、N-アセチル-グルコサミン、多価マンノース、多価フコース、グリコシル化ポリアミノ酸、多価ガラクトース、トランスフェリン、ビスホスホネート、ポリグルタミン酸、ポリアスパラギン酸、脂質、コレステロール、ステロイド、胆汁酸、葉酸塩、ビタミンB12、ビオチン、RGDペプチド、RGDペプチドミメティック又はアプタマー、であり得る。表2は、標的リガンド及びそれらの関連受容体の一部の例を示す。
リガンドのその他の例としては、染料、挿入剤(例えばアクリジン)、架橋剤(例えばソラレン、マイトマイシンC)、ポルフィリン(TPPC4、テキサフィリン、サフィリン)、多環式芳香族炭化水素(例えばフェナジン、ジヒドロフェナジン)、人工エンドヌクレアーゼ又はキレート剤(例えばEDTA)、例えばコレステロールなどの親油性分子、コール酸、アダマンタン酢酸、1-ピレン酪酸、ジヒドロテストステロン、1,3-ビス-O(ヘキサデシル)グリセロール、ゲラニルオキシヘキシル基、ヘキサデシルグリセロール、ボルネオール、メントール、1,3-プロパンジオール、ヘプタデシル基、パルミチン酸、ミリスチン酸、O3-(オレオイル)リトコール酸、O3-(オレオイル)コレン酸、ジメトキシトリチル、又はフェノキサジン)及びペプチド複合体(例えばアンテナペディアペプチド、Tatペプチド)、アルキル化剤、ホスフェート、アミノ、メルカプト、PEG(例えばPEG-40K)、MPEG、[MPEG]2、ポリアミノ、アルキル、置換アルキル、放射性標識マーカー、酵素、ハプテン(例えばビオチン)、輸送/吸収促進薬(例えばアスピリン、ビタミンE、葉酸)、合成リボヌクレアーゼ(例えばイミダゾール、ビスイミダゾール、ヒスタミン、イミダゾールクラスター、アクリジン-イミダゾール複合体、テトラアザ大環状化合物のEu3+複合体)、ジニトロフェニル、HRP、又はAPが挙げられる。
リガンドは、例えば糖タンパク質などのタンパク質;又は例えば共リガンドに特異的親和性を有する分子などのペプチド;又は例えばがん細胞、内皮細胞、又は骨細胞などの指定された細胞型に結合する抗体などの抗体であり得る。リガンドはまた、ホルモン及びホルモン受容体を含んでもよい。それらはまた、脂質、レクチン、炭水化物、ビタミン、補助因子、多価乳糖、多価ガラクトース、N-アセチル-ガラクトサミン、N-アセチル-グルコサミン多価マンノース、多価フコース、又はアプタマーなどの非ペプチド化学種を含み得る。リガンドは、例えばリポ多糖、p38 MAPキナーゼ活性化因子、又はNF-κB活性化因子であり得る。
リガンドは、例えば細胞の微小管、微小繊維、及び/又は中間径フィラメントを破壊することで、例えば細胞の細胞骨格を破壊することにより、細胞へのiRNA剤の取り込みを増大させ得る薬剤などの物質であり得る。薬剤は、例えばタキソン(taxon)、ビンクリスチン、ビンブラスチン、サイトカラシン、ノコダゾール、ジャプラキノリド(japlakinolide)、ラトランクリンA、ファロイジン、スウィンホリドA、インダノシン、又はミオセルビンであり得る。
リガンドは、dsRNAの細胞への取り込みを、例えば炎症性応答を活性化することにより増強し得る。かかる効果を有することになる例示的リガンドは、腫瘍壊死因子α(TNF-α)、インターロイキン-1β、又はγインターフェロンを含む。
一部の実施形態では、リガンドは、脂質又は脂質に基づく分子である。このような脂質又は脂質ベースの分子は、好ましくは、例えばヒト血清アルブミン(HSA)などの血清タンパク質と結合する。HSA結合リガンドは、例えば身体の非腎臓標的組織などの標的組織への複合体の分布を可能にする。例えば標的組織は、肝臓の実質細胞をはじめとする肝臓であり得る。HSAに結合し得るその他の分子もまた、リガンドとして使用し得る。例えばナプロキセン又はアスピリンを使用し得る。脂質又は脂質ベースのリガンドは、(a)複合体の分解耐性を増大させ得て、(b)標的細胞又は細胞膜の標的化又はそれへの輸送を増大させ得て、及び/又は(c)例えばHSAなどの血清タンパク質の結合を調節するのに使用し得る。例えば複合体の標的組織への結合を調節するなど、阻害のために、脂質ベースのリガンドを使用し得る。例えばより強力にHSAに結合する脂質又は脂質ベースのリガンドは、腎臓に標的化される可能性がより低く、したがって身体から除去される可能性がより低い。より弱くHSAに結合する脂質又は脂質ベースのリガンドは、複合体を腎臓に標的化するのに使用し得る。
好ましい実施形態では、脂質ベースのリガンドはHSAに結合する。好ましくは、それは、複合体が好ましくは非腎臓組織に分布するように、十分な親和性でHSAと結合する。しかし親和性は、HSAリガンド結合が逆転され得ない程度にまで、強力ではないことが好ましい。
他の好ましい実施形態では、複合体が好ましくは腎臓に分布するように、脂質ベースのリガンドはHSAと弱く結合し、又は全く結合しない。腎細胞を標的とするその他の部分もまた、脂質ベースのリガンドに代えて、又はそれに加えて使用し得る。
一部の実施形態では、リガンドは、例えば増殖細胞などの標的細胞に取り込まれる、ビタミンなどの部分である。これらは、例えばがん細胞などの悪性又は非悪性型などの望まれない細胞増殖によって特徴付けられる障害を治療するのに、特に有用である。例示的なビタミンとしては、ビタミンA、E、及びKが挙げられる。その他の例示的なビタミンとしては、例えば葉酸、B12、リボフラビン、ビオチン、ピリドキサールなどのBビタミン、又はがん細胞に取り込まれるその他のビタミン又は栄養素が挙げられる。またHAS及び低密度リポタンパク質(LDL)及び高比重リポタンパク質(HDL)も挙げられる。
別の態様では、リガンドは細胞透過剤であり、好ましくはらせん細胞透過剤である。好ましくは、細胞透過剤は両親媒性である。例示的な細胞透過剤は、tat又はアンテノペディアなどのペプチドである。細胞透過剤がペプチドである場合、それはペプチジル模倣薬、逆転異性体、非ペプチド又は偽ペプチド結合、及びD-アミノ酸使用をはじめとする、修飾を受け得る。らせん剤は、好ましくは親油性及び疎油性相を有するα-らせん剤である。
リガンドは、ペプチド又はペプチド模倣体であり得る。ペプチド模倣薬(本明細書においてオリゴペプチド模倣薬とも称される)は、天然ペプチドに類似する定義された三次元構造に折り畳み可能な分子である。ペプチド又はペプチド模倣薬部分は、例えば、約5、10、15、20、25、30、35、40、45、又は50アミノ酸長など、約5~50アミノ酸長であり得る。ペプチド又はペプチド模倣薬は、例えば細胞透過性ペプチド、カチオン性ペプチド、両親媒性ペプチド、又は疎水性ペプチド(例えば主にTyr、Trp又はPheからなる)であり得る。ペプチド部分は、デンドリマーペプチド、束縛ペプチド又は架橋ペプチドであり得る。別の代案では、ペプチド部分は、疎水性膜移行配列(MTS)を含み得る。例示的な疎水性MTS含有ペプチドは、アミノ酸配列AAVALLPAVLLALLAP(配列番号1)を有するRFGFである。疎水性MTSを含有するRFGF類似体(例えばアミノ酸配列AALLPVLLAAP(配列番号2))もまた、標的部分であり得る。ペプチド部分は、細胞膜を越えて、ペプチド、オリゴヌクレオチド、及びタンパク質をはじめとする、多数の極性分子を輸送し得る「送達」ペプチドであり得る。例えばHIV Tatタンパク質(GRKKRRQRRRPPQ(配列番号3))及びショウジョウバエ(Drosophila)アンテナペディアタンパク質(RQIKIWFQNRRMKWKK(配列番号4))からの配列は、送達ペプチドとして機能できることが分かっている。ペプチド又はペプチドミメティック、例えば、ファージディスプレイライブラリー、又は1ビーズ1化合物(OBOC)コンビナトリアルライブラリー(Lam et al.,Nature,354:82-94,1991、その全体が参照により援用される)から同定されるペプチドは、DNAのランダム配列によりコードされ得る。好ましくは、組み込まれた単量体単位を介してiRNA剤に繋ぎ止められたペプチド又はペプチドミメティックは、細胞を標的とするペプチド、例えば、アルギニン-グリシン-アスパラギン酸(RGD)-ペプチド、又はRGDミミックである。ペプチド部分は、約5アミノ酸長~約40アミノ酸長の範囲であり得る。ペプチド部分は、例えば安定性を増強する、又は立体構造的特性を導くため、構造的修飾を有し得る。下記の構造的修飾のいずれかを用いることができる。腫瘍細胞、例えば内皮腫瘍細胞又は乳がん腫瘍細胞を標的とするため、RGDペプチド部分を用いることができる(Zitzmann et al.,Cancer Res.,62:5139-43,2002、その全体が参照により援用される)。RGDペプチドは、肺、腎臓、脾臓、又は肝臓を含む種々の他の組織の腫瘍へのiRNA剤の標的化を促進し得る(Aoki et al.,Cancer Gene Therapy 8:783-787,2001、その全体が参照により援用される)。好ましくは、RGDペプチドは、腎臓へのiRNA剤の標的化を促進することになる。RGDペプチドは、線状又は環状であり得、また特定組織への標的化を促進するため、修飾、例えばグリコシル化又はメチル化がなされ得る。例えば、グリコシル化されたRGDペプチドは、iRNA剤を、αVβ3を発現する腫瘍細胞に送達し得る(Haubner et al.,Jour.Nucl.Med.,42:326-336,2001、その全体が参照により援用される)。増殖性細胞内に豊富に存在するマーカーを標的にするペプチドを用いることができる。例えば、RGD含有ペプチド及びペプチドミメティックは、がん細胞、特にインテグリンを提示する細胞を標的にし得る。したがって、RGDペプチド、RGDを有する環状ペプチド、D-アミノ酸を含むRGDペプチド、並びに合成RGDミミックを用いることができる。RGDに加えて、インテグリンリガンドを標的にする他の部分を用いることができる。一般に、増殖性細胞及び血管新生を制御するため、かかるリガンドを用いることができる。このタイプのリガンドの好ましいコンジュゲートは、PECAM-1、VEGF、又は他のがん遺伝子、例えば本明細書に記載のがん遺伝子を標的にする。
「細胞透過性ペプチド」は、例えば細菌又は真菌細胞などの微生物細胞、又はヒト細胞などの哺乳類細胞などの細胞に浸透できる。微生物細胞透過性ペプチドは、例えばα-らせん直鎖ペプチド(例えばLL-37又はセクロピン(Ceropin)P1)、ジスルフィド結合含有ペプチド(例えばα-デフェンシン、β-デフェンシン又はバクテネシン)、又は1つ又は2つの主要アミノ酸(例えばPR-39又はインドリシジン)のみを含有するペプチドであり得る。細胞透過性ペプチドはまた、核局在化シグナル(NLS)を含み得る。例えば、細胞浸透ペプチドは、二連の両親媒性ペプチド、例えばMPGであり得、それはHIV-1 gp41及びSV40ラージT抗原のNLSの融合ペプチドドメインから誘導される(Simeoni et al.,Nucl.Acids Res.31:2717-2724,2003、その全体が参照により援用される)。
一部の実施形態では、標的化ペプチドは、両親媒性α-ヘリカルペプチドであり得る。例示的な両親媒性α-ヘリカルペプチドとして、限定はされないが、セクロピン、リコトキシン、パラダキシン、ブフォリン、CPF、ボンビニン様ペプチド(BLP)、カテリシジン、セラトトキシン、S.クラバ(S.Clava)ペプチド、メクラウナギ腸管抗菌ペプチド(HFIAP)、マガイニン、ブレビニン-2、ダーマセプチン、メリチン、プレウロシディン、H2Aペプチド、アフリカツメガエルのペプチド、エスカレンチン-1、及びカエリンが挙げられる。らせん安定性の完全性を維持するため、好ましくは幾つかの要素が考慮されることになる。例えば、最大数のらせん安定化残基が用いられることになり(例えば、leu、ala、又はlys)、最小数のらせん不安定化残基が用いられることになる(例えば、プロリン、又は環状単量体単位)。キャッピング残基が検討されることになり(例えば、Glyは例示的なN-キャッピング残基である、且つ/又は、さらなるH結合を提供し、らせんを安定化するため、C末端アミド化を用いることができる。i±3、又はi±4位によって分離された、反対の電荷を有する残基間での塩架橋の形成は、安定性をもたらし得る。例えば、リジン、アルギニン、ホモアルギニン、オルニチン又はヒスチジンなどのカチオン性残基は、アニオン性残基のグルタミン酸又はアスパラギン酸と塩架橋を形成し得る。
ペプチド及びペプチドミメティックリガンドは、天然又は修飾ペプチド、例えば、D又はLペプチド;α、β、又はγペプチド;N-メチルペプチド;アザペプチド;1つ以上のアミドを有するペプチド、すなわち、結合が1つ以上の尿素、チオ尿素、カルバメート、又はスルホニル尿素結合と置換されたペプチド;又は環状ペプチドを有するものを含む。
標的リガンドは、特定の受容体を標的とする能力がある任意のリガンドであり得る。例として、葉酸塩、GalNAc、ガラクトース、マンノース、マンノース-6P、糖のクラスター、例えば、GalNAcクラスター、マンノースクラスター、ガラクトースクラスター、又はアプタマーが挙げられる。クラスターは、2つ以上の糖単位の組み合わせである。標的化リガンドはまた、インテグリン受容体リガンド、ケモカイン受容体リガンド、トランスフェリン、ビオチン、セロトニン受容体リガンド、PSMA、エンドセリン、GCPII、ソマトスタチン、LDL及びHDLリガンドを含む。リガンドはまた、核酸、例えばアプタマーに基づき得る。アプタマーは、修飾されないか、又は本明細書に開示される修飾の任意の組み合わせを有し得る。
エンドソーム放出剤は、イミダゾール、ポリ又はオリゴイミダゾール、PEI、ペプチド、膜融合ペプチド、ポリカルボキシレート、ポリカチオン、マスク化オリゴ若しくはポリカチオン又はアニオン、アセタール、ポリアセタール、ケタール/ポリケタール、オルトエステル、マスク化若しくは非マスク化カチオン又はアニオン電荷を有するポリマー、マスク化若しくは非マスク化カチオン又はアニオン電荷を有するデンドリマーを含む。
PK修飾因子は、薬物動態修飾因子を表す。PK修飾因子は、脂溶性剤(lipophiles)、胆汁酸、ステロイド、リン脂質類似体、ペプチド、タンパク質結合剤、PEG、ビタミンなどを含む。例示的なPK修飾因子として、限定はされないが、コレステロール、脂肪酸、コール酸、リトコール酸、ジアルキルグリセリド(dialkylglycerides)、ジアシルグリセリド、リン脂質、スフィンゴ脂質、ナプロキセン、イブプロフェン、ビタミンE、ビオチンなどが挙げられる。幾つかのホスホロチオエート結合を含むオリゴヌクレオチドは、血清タンパク質、すなわち短いオリゴヌクレオチド、例えば、約5塩基、10塩基、15塩基又は20塩基のオリゴヌクレオチドに結合することも知られており、骨格において複数のホスホロチオエート結合を含むことで、さらにリガンドとして(例えば、PK調節性リガンドとして)本発明に適する。
さらに、血清成分(例えば血清タンパク質)に結合するアプタマーもまた、PK調節性リガンドとして本発明に適する。
本発明に適した他のリガンドコンジュゲートは、米国特許出願の、2004年8月10日に出願された米国特許出願第10/916,185号明細書;2004年9月21日に出願された米国特許出願第10/946,873号明細書;2007年8月3日に出願された米国特許出願第10/833,934号明細書;2005年4月27日に出願された米国特許出願第11/115,989号明細書及び2007年11月21日に出願された米国特許出願第11/944,227号明細書(あらゆる目的でそれら全体が参照により援用される)に記載されている。
2つ以上のリガンドが存在するとき、リガンドは、全部が同じ特性を有する、全部が異なる特性を有する、又は一部のリガンドが同じ特性を有する一方で、その他は異なる特性を有する可能性がある。例えば、リガンドは、標的化特性を有する、エンドソーム溶解活性を有する、又はPK調節特性を有する可能性がある。好ましい実施形態では、全てのリガンドが、異なる特性を有する。
リガンドは、様々な場所、例えば、3’末端、5’末端、及び/又はセンス及び/又はアンチセンス鎖の内部位置で、dsRNAにカップリングされ得る。好ましい実施形態では、リガンドは、リンカー又はテザーを介して、dsRNAのセンス及び/又はアンチセンス鎖に結合される。リガンド又はテザーリガンドは、単量体上に、前記単量体が伸長鎖に組み込まれるとき、存在し得る。一部の実施形態では、リガンドは、前記「前駆体」単量体が伸長鎖に組み込まれた後、「前駆体」単量体へのカップリングを介して組み込まれてもよい。例えば、例えば、TAP-(CH2)nNH2などのアミノ終端テザー(すなわち、会合されるリガンドを有しない)を有する単量体は、伸長するオリゴヌクレオチド鎖に組み込まれてもよい。その後の操作において、すなわち前駆体単量体の鎖への組み込み後、求電子基、例えばペンタフルオロフェニルエステル又はアルデヒド基を有するリガンドは、次いでリガンドの求電子基を前駆体単量体のテザーの末端求核基とカップリングすることにより、前駆体単量体に結合され得る。
別の例では、クリックケミストリー反応への関与に適した化学基、例えばアジド又はアルキン終端テザー/リンカーを有する単量体が組み込まれてもよい。その後の操作において、すなわち前駆体単量体の鎖への組み込み後、相補的化学基、例えばアルキン又はアジドを有するリガンドは、アルキン及びアジドを一緒にカップリングすることにより、前駆体単量体に結合され得る。
リガンドは、片鎖又は両鎖に結合され得る。一部の実施形態では、本明細書のdsRNAは、センス鎖にコンジュゲートされたリガンドを含む。一部の実施形態では、本明細書のdsRNAは、アンチセンス鎖にコンジュゲートされたリガンドを含む。
一部の実施形態では、リガンドは、核酸塩基、糖部分、又は核酸分子のヌクレオシド間結合にコンジュゲートされ得る。プリン核酸塩基又はその誘導体へのコンジュゲーションは、環内及び環外原子を含む、任意の位置で生じ得る。一部の実施形態では、プリン核酸塩基の2位、6位、7位、又は8位は、コンジュゲート部分に結合される。ピリミジン核酸塩基又はその誘導体へのコンジュゲーションもまた、任意の位置で生じ得る。一部の実施形態では、ピリミジン核酸塩基の2位、5位、及び6位は、コンジュゲート部分と置換され得る。ヌクレオシドの糖部分へのコンジュゲーションは、任意の炭素原子で生じ得る。コンジュゲート部分に結合され得る糖部分の炭素原子の例として、2’、3’、及び5’炭素原子が挙げられる。1’位もまた、例えば脱塩基残基においてコンジュゲート部分に結合され得る。ヌクレオシド間結合もまた、コンジュゲート部分を有し得る。リン含有結合(例えば、リン酸ジエステル、ホスホロチオエート、ジチオリン酸、ホスホロアミド酸など)においては、コンジュゲート部分は、リン原子に直接的に、又はリン原子に結合されたO、N、若しくはS原子に結合され得る。アミン又はアミド含有ヌクレオシド間結合(例えばPNA)においては、コンジュゲート部分は、アミン若しくはアミドの窒素原子又は隣接する炭素原子に結合され得る。
一部の実施形態では、リガンドは、センス鎖にコンジュゲートされる。本明細書に記載の通り、リガンドは、センス鎖の3’末端、5’末端又は内部位置にコンジュゲートされ得る。一部の実施形態では、リガンドは、センス鎖の3’末端にコンジュゲートされる。さらに、リガンドは、センス鎖の核酸塩基、糖部分又はヌクレオチド間結合にコンジュゲートされ得る。
RNA干渉の分野における任意の好適なリガンドが用いられてもよいが、リガンドは、典型的には、炭水化物、例えば、単糖(GalNAcなど)、二糖、三糖、四糖、多糖である。
リガンドを核酸にコンジュゲートするリンカーは、上で検討されたものを含む。例えば、リガンドは、一価、二価又は三価分岐リンカーを通じて結合された1つ以上の炭水化物、例えばGalNAc(N-アセチルガラクトサミン)誘導体であり得る。
一部の実施形態では、本発明のdsRNAは、二価及び三価分岐リンカーにコンジュゲートされ、式(IV)~(VII):
(式中、q
2A、q
2B、q
3A、q
3B、q
4A、q
4B、q
5A、q
5B及びq
5Cは、独立して、0~20の各存在を表し、ここで反復単位は、同じ又は異なる可能性があり;
P
2A、P
2B、P
3A、P
3B、P
4A、P
4B、P
5A、P
5B、P
5C、T
2A、T
2B、T
3A、T
3B、T
4A、T
4B、T
5A、T
5B、T
5Cは、各々独立して、不在、CO、NH、O、S、OC(O)、NHC(O)、CH
2、CH
2NH又はCH
2Oの各存在を表し;
Q
2A、Q
2B、Q
3A、Q
3B、Q
4A、Q
4B、Q
5A、Q
5B、Q
5Cは、独立して、不在、アルキレン、置換アルキレンの各存在を表し、ここで1つ以上のメチレンが、O、S、S(O)、SO
2、N(R
N)、C(R’)=C(R’’)、C≡C又はC(O)の1つ以上により中断又は終結され得;
R
2A、R
2B、R
3A、R
3B、R
4A、R
4B、R
5A、R
5B、R
5Cは、各々独立して、不在、NH、O、S、CH
2、C(O)O、C(O)NH、NHCH(R
a)C(O)、-C(O)-CH(R
a)-NH-、CO、CH=N-O、
、又はヘテロシクリルの各存在を表し;
L
2A、L
2B、L
3A、L
3B、L
4A、L
4B、L
5A、L
5B及びL
5Cは、リガンドを表す;すなわち、各々独立して、単糖(GalNAcなど)、二糖、三糖、四糖、オリゴ糖、又は多糖の各存在を表し;且つ
R
aは、H又はアミノ酸側鎖である)
のいずれかに示される構造を含む。
三価コンジュゲートGalNAc誘導体は、標的遺伝子、例えば式(VII):
(式中、L
5A、L
5B及びL
5Cは、単糖、例えばGalNAc誘導体を表す)
のものの発現を阻害するための、本明細書のdsRNA剤との併用において特に有用である。
GalNAc誘導体にコンジュゲートする好適な二価及び三価分岐リンカー基の例として、限定はされないが、以下の化合物:
が挙げられる。
一部の実施形態では、本明細書に記載のdsRNAは、リガンド1、すなわち、以下の構造:
を有するリガンドを含む。
一部の実施形態では、本明細書に記載のdsRNAは、米国特許第5,994,517号明細書又は米国特許第6,906,182号明細書に記載されたリガンドを含み、それぞれの内容は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
一部の実施形態では、リガンドは、米国特許第6,906,182号明細書の図3に記載されている三分岐型リガンドであり得る。例えば、本明細書に記載のdsRNAは、以下の三分岐型リガンド:
から選択されるリガンドを含み得る。
リガンドは、担体によってポリヌクレオチドに付着されてもよい。担体は、(i)少なくとも1つの「骨格付着点(backbone attachment point)」、好ましくは2つの「骨格付着点」、及び(ii)少なくとも1つの「テザー付着点(tethering attachment point)」を含む。「骨格付着点」は、本明細書で用いられるとき、官能基、例えばヒドロキシル基、又は一般に、リボ核酸の骨格、例えばリン酸塩の骨格、若しくは例えば硫黄を含有する修飾リン酸塩の骨格への担体の組み込みに利用可能であり、且つ適した結合を指す。「テザー付着点」(TAP)は、一部の実施形態では、選択された部分を接続する環状担体の構成環原子、例えば炭素原子又はヘテロ原子(骨格付着点を提供する原子とは異なる)を指す。その部分は、例えば炭水化物、例えば、単糖、二糖、三糖、四糖、オリゴ糖、及び多糖であり得る。任意選択的には、選択された部分は、介在テザー(intervening tether)によって環状担体に接続される。したがって、環状担体は、官能基、例えばアミノ基を含むことが多く、又は一般に、別の化学的実体、例えばリガンドの構成環への組み込み又は繋留に適した結合を可能にする。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、担体を介してリガンドにコンジュゲートされてもよく、ここで担体は、環式基又は非環状基であり得;好ましくは、環式基は、ピロリジニル、ピラゾリニル、ピラゾリジニル、イミダゾリニル、イミダゾリジニル、ピペリジニル、ピペラジニル、[1,3]ジオキソラン、オキサゾリジニル、イソキサゾリジニル、モルホリニル、チアゾリジニル、イソチアゾリジニル、キノキサリニル、ピリダジノニル、テトラヒドロフリル及びデカリンから選択され;好ましくは、非環状基は、セリノール骨格又はジエタノールアミン骨格から選択される。
リガンドは、3’末端、5’末端又は両末端で、センス鎖、アンチセンス鎖又は両鎖に結合され得る。例えば、リガンドは、センス鎖、特にセンス鎖の3’末端にコンジュゲートされ得る。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長であってもよく、好ましくは、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり、より好ましくは、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸(GNA)を含まない。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長であってもよく、好ましくは、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり、より好ましくは、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長であってもよく、好ましくは、センス鎖及びアンチセンス鎖は、独立して、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり、より好ましくは、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、センス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位(好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)、及び/又はアンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の9、10、11、12、13、14、15、16及び17位(好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、センス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位(好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)、及び/又はアンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の9、10、11、12、13、14、15、16及び17位(好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNAは、センス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位(好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)、及び/又はアンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の9、10、11、12、13、14、15、16及び17位(好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;センス鎖は、センス鎖の中央領域に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、センス鎖の7、8、9、10、11、12及び13位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;センス鎖は、センス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、センス鎖の7、8、9、10、11、12及び13位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;センスは、センス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、センス鎖の7、8、9、10、11、12及び13位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15、及び16位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15、及び16位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンスは、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾、及び5’末端又は3’末端のいずれかから1、2、3、4、5又は6位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾、及び5’末端又は3’末端のいずれかから1、2、3、4、5又は6位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンスは、アンチセンス鎖の中央領域に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~30ヌクレオチド長であり、中央領域、例えば、アンチセンス鎖の10、11、12、13、14、15及び16位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾、及び5’末端又は3’末端のいずれかから1、2、3、4、5又は6位に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~23ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~23ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つ、又はそれを超える数の、2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、18~23ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、例えば、2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも1つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも1つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも1つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも3つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも3つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖には少なくとも3つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも7つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18~25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも5つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも7つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;アンチセンス鎖には少なくとも5つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、dsRNAは、センス鎖及びアンチセンス鎖を含み、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合を含み;センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上に少なくとも3つ、4つ、5つ、又は6つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンドを含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;アンチセンス鎖には少なくとも5つの2’-デオキシ修飾があり、センス鎖には少なくとも2つの2’-デオキシ修飾がある。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み、センス鎖は、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み、ここで、2’-デオキシ修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位、及びセンス鎖の5’末端から数えて、センス鎖の9及び11位にある。一部の実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、非天然ヌクレオチドは、非環状ヌクレオチド、ロックド核酸(LNA)、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-フルオロ、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)、及び2’-ara-Fからなる群から選択される。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;ここで、dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びアンチセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、dsRNAは、センス鎖の中央領域(例えば、センス鎖の5’末端から数えて、6、7、8、9、10、11、12、13、及び14位、好ましくは、7、8、9、10、11、12及び13位)に、少なくとも2つ、例えば、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及びセンス鎖の中央領域(例えば、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、9、10、11、12、13、14、15、16及び17位、好ましくは、10、11、12、13、14、15及び16位)に、少なくとも1つ、例えば、少なくとも2つ、少なくとも3つ、少なくとも4つ、少なくとも5つ、少なくとも6つ、少なくとも7つの、又はそれを超える、2’-デオキシ修飾、及び非中央領域、例えば、アンチセンス鎖の5’末端及び/又は3’末端から1、2、3、4、5又は6ヌクレオチド以内に、少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて11位に少なくとも1つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2及び14位に、少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、12及び14位に、少なくとも3つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含む。一部の好ましい実施形態では、センス鎖は、21ヌクレオチド長であり、アンチセンス鎖は、23ヌクレオチド長である。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有する。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まない。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;ここで、アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
一部の実施形態では、本発明は、センス鎖及びアンチセンス鎖を含む、dsRNAを提供し、各鎖は独立して15~35ヌクレオチド長、例えば、独立して17~30ヌクレオチド長、独立して15、16、17、18、19、20、21、22、23、24、又は25ヌクレオチド長、好ましくは、独立して17、18、19、20、21、22、23、24又は25ヌクレオチド長であり;アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の5つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエート(phsophorothioate)ヌクレオチド間結合を有し;アンチセンス鎖は、センス鎖がセンス鎖の5’末端から数えて9及び11位に少なくとも2つの2’-デオキシ修飾を含むところから数えて、アンチセンス鎖の2、5、7、12及び14位に、少なくとも5つの2’-デオキシ修飾を含み;ここで、dsRNA分子は、18、19、21、22、23、24又は25塩基対の二重鎖(二本鎖)領域を有し;センス鎖は、グリコール核酸を含まず;dsRNAは、20%未満、例えば、15%未満、10%未満、若しくは5%未満の非天然ヌクレオチドを含むか、又はdsRNA剤は、全て天然のヌクレオチドを含み;dsRNA分子は、リガンド、例えば、式(IV)~(VII)のいずれか1つのリガンドを含む。一部の実施形態では、リガンドは、肝細胞若しくは受容体と結合するか、又はそれを標的とし、例えば、リガンドは、アシアロ糖タンパク質受容体(ASGPR)と結合するか、又はそれを標的とする。一部の実施形態では、リガンドは、多価リガンド、例えば、式(VII)のリガンドである。一部のさらなる実施形態では、リガンドは、GalNAc誘導体、例えば、本明細書に開示されるリガンド1~8から選択されるリガンドである。
オーバーハング及び平滑末端
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、鎖の3’末端、又は5’末端又は両末端に、dsRNA分子の1つ以上のオーバーハング領域及び/又はキャッピング基を含む。オーバーハングは、1~10ヌクレオチド長であり得る。例えば、オーバーハングは、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10ヌクレオチド長であり得る。一部の実施形態では、オーバーハングは、1~6ヌクレオチド長、例えば2~6ヌクレオチド長、1~5ヌクレオチド長、2~5ヌクレオチド長、1~4ヌクレオチド長、2~4ヌクレオチド長、1~3ヌクレオチド長、2~3ヌクレオチド長、又は1~2ヌクレオチド長であり得る。オーバーハングは、一方の鎖が他方の鎖よりも長いことの結果、又は同じ長さの2本の鎖がねじれ形であることの結果であり得る。オーバーハングは、標的配列とミスマッチを形成し得る、又は標的化されている遺伝子配列に対して相補的であり得る、又は他の配列であり得る。第1鎖と第2鎖はまた、例えば、ヘアピンを形成するための追加的塩基により、又は他の非塩基リンカーにより連結され得る。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子のオーバーハング領域内のヌクレオチドは、各々独立して、修飾又は非修飾ヌクレオチド、例えば限定はされないが、2’-糖修飾、例えば2’-フルオロ2’-O-メチル、チミジン(T)、2’-O-メトキシエチル-5-メチルウリジン、2’-O-メトキシエチルアデノシン、2’-O-メトキシエチル-5-メチルシチジン、GNA、SNA、hGNA、hhGNA、mGNA、TNA、h’GNA、及びそれらの任意の組み合わせであり得る。例えば、dTdTは、片鎖上の片末端におけるオーバーハング配列であり得る。オーバーハングは、標的mRNAとミスマッチを形成し得る、又は標的化されている遺伝子配列に対して相補的であり得る、又は他の配列であり得る。
本発明のdsRNA分子のセンス鎖、アンチセンス鎖又は両鎖での5’又は3’オーバーハングは、リン酸化されてもよい。一部の実施形態では、オーバーハング領域は、2つのヌクレオチド間にホスホロチオエートを有する2つのヌクレオチドを含み、ここで2つのヌクレオチドは、同じであるか又は異なり得る。一部の実施形態では、オーバーハングは、センス鎖、アンチセンス鎖、又は両鎖の3’末端に存在する。一部の実施形態では、この3’オーバーハングは、アンチセンス鎖内に存在する。一部の実施形態では、この3’オーバーハングは、センス鎖内に存在する。
本発明のdsRNA分子は、dsRNAの干渉活性を、その全体的安定性に影響することなく強化し得るような単一オーバーハングのみを含んでもよい。例えば、一本鎖オーバーハングは、センス鎖の3’末端、又は代替的にはアンチセンス鎖の3’末端に位置する。dsRNAはまた、アンチセンス鎖の5’末端(又はセンス鎖の3’末端)又はその逆に位置する平滑末端を有し得る。
一般に、dsRNAのアンチセンス鎖は、3’末端にヌクレオチドオーバーハングを有し、5’末端は平滑末端である。理論によって拘束されないが、アンチセンス鎖の5’末端及びアンチセンス鎖の3’末端オーバーハングでの非対称平滑末端は、RISCプロセスにローディングするガイド鎖を支持する。例えば、単一オーバーハングは、少なくとも1、2、3、4、5、6、7、8、9、又は10ヌクレオチド長である。一部の実施形態では、dsRNAは、アンチセンス鎖の3’末端及びアンチセンス鎖の5’末端での平滑末端に2ヌクレオチドオーバーハングを有する。
修飾ヌクレオチド
本発明のdsRNAは、1つ以上の修飾ヌクレオチドを含み得る。例えば、dsRNA分子のセンス鎖及びアンチセンス鎖における全てのヌクレオチドは、修飾され得る。各ヌクレオチドは、同じ又は異なる修飾で修飾されてもよく、その修飾は、非結合リン酸酸素及び/又は1つ以上の結合リン酸酸素の一方又は両方の1つ以上の変更;リボース糖の成分の変更;リボース糖の置換;リン酸部分の「デホスホ」リンカーでの大量の置換;天然塩基の修飾又は置換;及びリボース-リン酸骨格の置換又は修飾を含み得る。
核酸がサブユニットのポリマーであることから、例えば、塩基、又はリン酸部分、又はリン酸部分の非連結Oの修飾といった修飾の多くは、核酸内部で反復される位置で生じる。場合によっては、修飾は核酸中のあらゆる対象位置で生じることになるが、多くの場合、そうならない。例として、修飾は、3’若しくは5’末端位置に限って生じてもよく、中央領域内に限って生じてもよく、非末端領域(non-terminal region)内に限って生じてもよく、末端領域内、例えば末端ヌクレオチド上のある位置又は鎖の最後の2、3、4、5、若しくは10ヌクレオチド中に限って生じてもよい。修飾は、二本鎖領域、一本鎖領域、又はその双方において生じてもよい。修飾は、RNAの二本鎖領域内に限って生じてもよく、又はRNAの一本鎖領域内に限って生じてもよい。例えば、非連結O位置でのホスホロチオエート修飾は、一末端又は両末端に限って生じてもよく、末端領域内、例えば末端ヌクレオチド上のある位置又は鎖の最後の2、3、4、5、若しくは10ヌクレオチド中に限って生じてもよく、又は二本鎖及び一本鎖領域内、特に末端で生じてもよい。5’末端は、リン酸化され得る。
例えば、安定性を増強させるか、オーバーハング中に特定塩基を含めるか、又は一本鎖オーバーハング中、例えば5’若しくは3’オーバーハング中、又は双方に修飾ヌクレオチド若しくはヌクレオチド代替物を含めることは可能であり得る。例えば、オーバーハング中にプリンヌクレオチドを含めることが望ましい可能性がある。一部の実施形態では、3’若しくは5’オーバーハング中の塩基の全部若しくは一部を、例えば本明細書に記載の修飾で修飾してもよい。修飾は、例えばリボース糖の2’位での当該技術分野で公知の修飾による修飾の使用、例えば核酸塩基のリボ糖に代わるデオキシリボヌクレオチド、2’-デオキシ-2’-フルオロ(2’-F)若しくは2’-O-メチル修飾の使用、及びリン酸基における修飾、例えばホスホロチオエート修飾を含み得る。オーバーハングは、標的配列と相同である必要はない。
一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖の各残基は、独立してLNA、HNA、CeNA、2’-メトキシエチル、2’-O-メチル、2’-O-アリル、2’-C-アリル、2’-デオキシ、又は2’-フルオロで修飾される。それらの鎖は、2つ以上の修飾を含み得る。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖の各残基は、独立して2’-O-メチル又は2’-フルオロで修飾される。
少なくとも2つの異なる修飾は、典型的にはセンス鎖及びアンチセンス鎖上に存在する。それら2つの修飾は、2’-デオキシ、2’-O-メチル又は2’-フルオロ修飾、非環状ヌクレオチド又はその他であってもよい。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖の各々は、2’-O-メチル又は2’-デオキシから選択される、2つの異なって修飾されたヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、センス鎖及びアンチセンス鎖の各残基は、独立して、2’-O-メチルヌクレオチド、2’-デオキシヌクレオチド、2’-デオキシ-2’-フルオロヌクレオチド、2’-O-N-メチルアセトアミド(2’-O-NMA)ヌクレオチド、2’-O-ジメチルアミノエトキシエチル(2’-O-DMAEOE)ヌクレオチド、2’-O-アミノプロピル(2’-O-AP)ヌクレオチド、又は2’-アラ-Fヌクレオチドで修飾される。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、特に、B1、B2、B3、B1’、B2’、B3’、B4’領域内に交互パターンの修飾を含む。用語「交互モチーフ」又は「交互パターン」は、本明細書で用いられるとき、1つ以上の修飾を有するモチーフであって、各修飾が1本の鎖の交互ヌクレオチド上で生じるものを指す。交互ヌクレオチドは、1つ置きのヌクレオチドごとに1つ又は3つのヌクレオチドごとに1つ、又は類似パターンを指してもよい。例えば、A、B及びCの各々がヌクレオチドに対する1つの修飾タイプを表す場合、交互モチーフは、「ABABABABABAB…」、「AABBAABBAABB…」、「AABAABAABAAB…」、「AAABAAABAAAB…」、「AAABBBAAABBB…」、又は「ABCABCABCABC…」などであり得る。
交互モチーフ内に含まれる修飾のタイプは、同じであっても又は異なってもよい。例えば、A、B、C、Dの各々がヌクレオチドに対する1つの修飾タイプを表す場合、交互パターン、すなわち1つ置きのヌクレオチドに対する修飾は、同じであってもよいが、センス鎖又はアンチセンス鎖の各々は、例えば「ABABAB…」、「ACACAC…」、「BDBDBD…」又は「CDCDCD…」など、交互モチーフ内部の幾つかの修飾の可能性から選択され得る。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖上の交互モチーフにおける修飾パターンが、アンチセンス鎖上の交互モチーフにおける修飾パターンに対して変化することを含む。センス鎖のヌクレオチドの修飾基がアンチセンス鎖のヌクレオチドの異なる修飾基に対応し、またその逆もいえるような変化であってもよい。例えば、センス鎖がdsRNA二本鎖におけるアンチセンス鎖と対合するとき、二本鎖領域内部で、センス鎖内の交互モチーフは鎖の5’-3’から「ABABAB」で開始してもよく、且つアンチセンス鎖内の交互モチーフは鎖の3’-5’から「BABABA」で開始してもよい。別の例として、二本鎖領域内部で、センス鎖内の交互モチーフは鎖の5’-3’から「AABBAABB」で開始してもよく、且つアンチセンス鎖内の交互モチーフは鎖の3’-5’から「BBAABBAA」で開始してもよく、それによりセンス鎖とアンチセンス鎖との間に修飾パターンの完全な変化又は部分的変化が存在する。
本発明のdsRNA分子は、少なくとも1つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合をさらに含んでもよい。ホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾は、センス鎖若しくはアンチセンス鎖又は両方の、鎖の任意の位置における任意のヌクレオチド上に生じてもよい。例えば、ヌクレオチド間結合修飾は、センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上の全てのヌクレオチド上に生じてもよい;各ヌクレオチド間結合修飾は、センス鎖又はアンチセンス鎖上に交互パターンで生じてもよい;又はセンス鎖若しくはアンチセンス鎖は、両方のヌクレオチド間結合修飾を交互パターンで含む。センス鎖上のヌクレオチド間結合修飾の交互パターンは、アンチセンス鎖と同じでも又は異なってもよく、またセンス鎖上のヌクレオチド間結合修飾の交互パターンは、アンチセンス鎖上のヌクレオチド間結合修飾の交互パターンに対して変化を有してもよい。
一部の実施形態では、dsRNA分子は、オーバーハング領域内にホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾を含む。例えば、オーバーハング領域は、2つのヌクレオチド間にホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合を有する2つのヌクレオチドを含む。ヌクレオチド間結合修飾はまた、オーバーハングヌクレオチドを二本鎖領域内部の末端の対合ヌクレオチドと連結するために設けられてもよい。例えば、少なくとも2、3、4、若しくは全てのオーバーハングヌクレオチドは、ホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合を通じて連結されてもよく、任意選択的には、オーバーハングヌクレオチドをオーバーハングヌクレオチドに隣接する対合ヌクレオチドと連結する、追加的なホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合が存在してもよい。例えば、末端の3つのヌクレオチド間に少なくとも2つのホスホロチオエートのヌクレオチド間結合が存在してもよく、ここで3つのうちの2つのヌクレオチドはオーバーハングヌクレオチドであり、且つ3つ目はオーバーハングヌクレオチドに隣接する対合ヌクレオチドである。好ましくは、これら末端の3つのヌクレオチドは、アンチセンス鎖の3’末端に存在してもよい。
一部の実施形態では、dsRNA分子のセンス鎖は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15又は16のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される、2から10のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の1~10のブロックを含み、ホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記センス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むアンチセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、又は18のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される2つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15又は16のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される3つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13又は14のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される4つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11又は12のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される5つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3、4、5、6、7、8、9又は10のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される6つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3、4、5、6、7又は8のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される7つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3、4、5又は6のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される8つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、dsRNA分子のアンチセンス鎖は、1、2、3又は4のリン酸ヌクレオチド間結合によって分離される9つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の2つのブロックを含み、ここでホスホロチオエート又はメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合の一方は、オリゴヌクレオチド配列内の任意の位置に配置され、前記アンチセンス鎖は、ホスホロチオエート、メチルホスホン酸及びリン酸のヌクレオチド間結合の任意の組み合わせを含むセンス鎖、又はホスホロチオエート若しくはメチルホスホン酸若しくはリン酸の結合のいずれかを含むアンチセンス鎖と対合する。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス及び/又はアンチセンス鎖の末端位置の1~10以内に1つ以上のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。例えば、少なくとも2、3、4、5、6、7、8、9又は10のヌクレオチドは、センス及び/又はアンチセンス鎖の一端又は両端でホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合を通じて連結されてもよい。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス及び/又はアンチセンス鎖各々の二本鎖の内部領域の1~10以内に1つ以上のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。例えば、少なくとも2、3、4、5、6、7、8、9又は10のヌクレオチドは、二本鎖領域のセンス鎖の5’末端から数えて8~16位でホスホロチオエートメチルホスホン酸ヌクレオチド間結合を通じて連結されてもよく;dsRNA分子は、任意選択的には、1つ以上のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾を末端1~10位以内にさらに含んでもよい。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に1~5のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1~5のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に1~5のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1~5のホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエート又はメチルホスホン酸のヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1~5位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と18~23位以内に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と20及び21位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と21位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と21位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と20及び21位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と21及び22位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と21位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と21位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と21及び22位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と22及び23位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾及び21位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、センス鎖の(5’末端から数えて)1位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と21位に1つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾、並びにアンチセンス鎖の(5’末端から数えて)1及び2位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾と23及び23位に2つのホスホロチオエートヌクレオチド間結合修飾をさらに含む。
一部の実施形態では、本発明の化合物は、骨格キラル中心のパターンを含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも5のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも6のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも7のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも8のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも9のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも10のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも11のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも12のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも13のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも14のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも15のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも16のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも17のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも18のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置において少なくとも19のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において8以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において7以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において6以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において5以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において4以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において3以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において2以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Rp立体配置において1以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、(非限定例として、リン酸ジエステルである)キラルでない8以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、キラルでない7以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、キラルでない6以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、キラルでない5以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、キラルでない4以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、キラルでない3以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、キラルでない2以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、キラルでない1以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置における少なくとも10のヌクレオチド間結合、及びキラルでない8以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置における少なくとも11のヌクレオチド間結合、及びキラルでない7以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置における少なくとも12のヌクレオチド間結合、及びキラルでない6以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置における少なくとも13のヌクレオチド間結合、及びキラルでない6以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置における少なくとも14のヌクレオチド間結合、及びキラルでない5以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、骨格キラル中心の共通パターンは、Sp立体配置における少なくとも15のヌクレオチド間結合、及びキラルでない4以下のヌクレオチド間結合を含む。一部の実施形態では、Sp立体配置におけるヌクレオチド間結合は、任意選択的には、隣接的又は非隣接的である。一部の実施形態では、Rp立体配置におけるヌクレオチド間結合は、任意選択的には、隣接的又は非隣接的である。一部の実施形態では、キラルでないヌクレオチド間結合は、任意選択的には、隣接的又は非隣接的である。
一部の実施形態では、本発明の化合物は、立体化学ブロックであるブロックを含む。一部の実施形態では、ブロックは、ブロックの各ヌクレオチド間結合がRpであるようなRpブロックである。一部の実施形態では、5’-ブロックがRpブロックである。一部の実施形態では、3’-ブロックがRpブロックである。一部の実施形態では、ブロックは、ブロックの各ヌクレオチド間結合がSpであるようなSpブロックである。一部の実施形態では、5’-ブロックがSpブロックである。一部の実施形態では、3’-ブロックがSpブロックである。一部の実施形態では、提供されるオリゴヌクレオチドは、Rp及びSpブロックの双方を含む。一部の実施形態では、提供されるオリゴヌクレオチドは、1つ以上のRpを含むが、Spブロックを含まない。一部の実施形態では、提供されるオリゴヌクレオチドは、1つ以上のSpを含むが、Rpブロックを含まない。一部の実施形態では、提供されるオリゴヌクレオチドは、各ヌクレオチド間結合が天然リン酸結合であるような1つ以上のPOブロックを含む。
一部の実施形態では、本発明の化合物は、5’-ブロックは、各糖部分が2’-F修飾を含むようなSpブロックである。一部の実施形態では、5’-ブロックは、ヌクレオチド間結合の各々が修飾ヌクレオチド間結合であり、且つ各糖部分が2’-F修飾を含むようなSpブロックである。一部の実施形態では、5’-ブロックは、ヌクレオチド間結合の各々がホスホロチオエート結合であり、且つ各糖部分が2’-F修飾を含むようなSpブロックである。一部の実施形態では、5’-ブロックは、4以上のヌクレオシド単位を含む。一部の実施形態では、5’-ブロックは、5以上のヌクレオシド単位を含む。一部の実施形態では、5’-ブロックは、6以上のヌクレオシド単位を含む。一部の実施形態では、5’-ブロックは、7以上のヌクレオシド単位を含む。一部の実施形態では、3’-ブロックは、各糖部分が2’-F修飾を含むようなSpブロックである。一部の実施形態では、3’-ブロックは、ヌクレオチド間結合の各々が修飾ヌクレオチド間結合であり、且つ各糖部分が2’-F修飾を含むようなSpブロックである。一部の実施形態では、3’-ブロックは、ヌクレオチド間結合の各々がホスホロチオエート結合であり、且つ各糖部分が2’-F修飾を含むようなSpブロックである。一部の実施形態では、3’-ブロックは、4以上のヌクレオシド単位を含む。一部の実施形態では、3’-ブロックは、5以上のヌクレオシド単位を含む。一部の実施形態では、3’-ブロックは、6以上のヌクレオシド単位を含む。一部の実施形態では、3’-ブロックは、7以上のヌクレオシド単位を含む。
一部の実施形態では、本発明の化合物は、ある領域内にあるタイプのヌクレオシドを含む、又はオリゴヌクレオチドは、特定タイプのヌクレオチド間結合、例えば、天然リン酸結合、修飾ヌクレオチド間結合、Rpキラルヌクレオチド間結合、Spキラルヌクレオチド間結合などによって後続される。一部の実施形態では、Aは、Spによって後続される。一部の実施形態では、Aは、Rpによって後続される。一部の実施形態では、Aは、天然リン酸結合(PO)によって後続される。一部の実施形態では、Uは、Spによって後続される。一部の実施形態では、Uは、Rpによって後続される。一部の実施形態では、Uは、天然リン酸結合(PO)によって後続される。一部の実施形態では、Cは、Spによって後続される。一部の実施形態では、Cは、Rpによって後続される。一部の実施形態では、Cは、天然リン酸結合(PO)によって後続される。一部の実施形態では、Gは、Spによって後続される。一部の実施形態では、Gは、Rpによって後続される。一部の実施形態では、Gは、天然リン酸結合(PO)によって後続される。一部の実施形態では、C及びUは、Spによって後続される。一部の実施形態では、C及びUは、Rpによって後続される。一部の実施形態では、C及びUは、天然リン酸結合(PO)によって後続される。一部の実施形態では、A及びGは、Spによって後続される。一部の実施形態では、A及びGは、Rpによって後続される。
様々な出版物にて、本発明のdsRNAとともに全てを用いることができる多量体siRNAが記載されている。かかる出版物は、国際公開第2007/091269号パンフレット、米国特許第7858769号明細書、国際公開第2010/141511号パンフレット、国際公開第2007/117686号パンフレット、国際公開第2009/014887号パンフレット及び国際公開第2011/031520号パンフレット(これら全体が本明細書に組み込まれる)を含む。
5’-修飾
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、5’リン酸化される、又は5’プライム末端にホスホリル類似体を含む。5’-リン酸修飾は、RISC媒介遺伝子サイレンシングに適合するものを含む。好適な修飾は、5’-一リン酸((HO)2(O)P-O-5’);5’-二リン酸((HO)2(O)P-O-P(HO)(O)-O-5’);5’-三リン酸((HO)2(O)P-O-(HO)(O)P-O-P(HO)(O)-O-5’);5’-グアノシンキャップ(7-メチル化又は非メチル化)(7m-G-O-5’-(HO)(O)P-O-(HO)(O)P-O-P(HO)(O)-O-5’);5’-アデノシンキャップ(Appp)、及び任意の修飾又は非修飾ヌクレオチドキャップ構造(N-O-5’-(HO)(O)P-O-(HO)(O)P-O-P(HO)(O)-O-5’);5’-モノチオリン酸(ホスホロチオエート;(HO)2(S)P-O-5’);5’-モノジチオリン酸(ジチオリン酸;(HO)(HS)(S)P-O-5’)、5’-ホスホロチオラート((HO)2(O)P-S-5’);酸素/硫黄が置換された一リン酸、二リン酸及び三リン酸の任意のさらなる組み合わせ(例えば、5’-α-チオ三リン酸、5’-γ-チオ三リン酸など)、5’-ホスホロアミド酸((HO)2(O)P-NH-5’、(HO)(NH2)(O)P-O-5’)、5’-アルキルホスホネート(R=アルキル=メチル、エチル、イソプロピル、プロピルなど、例えば、RP(OH)(O)-O-5’-、5’-アルケニルホスホネート(すなわち、ビニル、置換ビニル)、(OH)2(O)P-5’-CH2-)、5’-アルキルエーテルホスホネート(R=アルキルエーテル=メトキシメチル(MeOCH2-)、エトキシメチルなど、例えばRP(OH)(O)-O-5’-)を含む。一例では、修飾は、dsRNA分子のアンチセンス鎖内に配置され得る。
熱不安定化修飾
本発明のdsRNA剤は、オフターゲット遺伝子サイレンシングを低減又は阻害するため、アンチセンス鎖のシード領域内に(すなわち、アンチセンス鎖の5’末端の2~9位に)熱不安定化修飾を含み得る。理論に拘束されることを望むものではないが、アンチセンス鎖の5’末端から数えて最初の9のヌクレオチド位置内に二本鎖の少なくとも1つの熱不安定化修飾を含むアンチセンス鎖を有するdsRNAは、オフターゲット遺伝子サイレンシング活性を低下させている。したがって、一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、アンチセンス鎖の5’領域の最初の9つのヌクレオチド位置内に二本鎖の少なくとも1つ(例えば、1、2、3、4、5又はそれ以上)の熱不安定化修飾を含む。一部の実施形態では、二本鎖の熱不安定化修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から2~9位、又は好ましくは4~8位に位置する。一部のさらなる実施形態では、二本鎖の熱不安定化修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から5、6、7又は8位に位置する。
さらに一部のさらなる実施形態では、二本鎖の熱不安定化修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から7位に位置する。用語「熱不安定化修飾」は、より低い完全融解温度(Tm)(好ましくは、かかる修飾を有しない場合のdsRNAのTmよりも1、2、3又は4℃低いTmを有するdsRNAをもたらすことになる修飾を含む。一部の実施形態では、二本鎖の熱不安定化修飾は、アンチセンス鎖の5’末端から2、3、4、5、6、7、8又は9位に位置する。
熱不安定化修飾は、限定はされないが、脱塩基修飾;逆鎖における対向するヌクレオチドとのミスマッチ;及び糖修飾、例えば2’-デオキシ修飾又は非環状ヌクレオチド、例えばアンロックド核酸(UNA)又はグリコール核酸(GNA)を含み得る。例えば、熱不安定化修飾として、限定はされないが、次のようなmUNA及びGNA構成要素を挙げることができる。
一部の実施形態では、不安定化修飾は、GNA-isoC、GNA-isoG、5’-mUNA、4’-mUNA、3’-mUNA、及び2’-mUNAからなる群から選択される。
一部の実施形態では、不安定化修飾mUNAは、
(式中、R=H、OH;OMe;Cl、F;OH;O-(CH
2)
2OMe;SMe、NMe
2;NH
2;Me;CCH(アルキン)、O-nPr;O-アルキル;O-アルキルアミノ;
R’=H、Me;
B=A;C;5-Me-C;G;I;U;T;Y;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環;シュードウラシル;isoC;isoG;2,6-ジアミノプリン(diamninopurine);シュードシトシン;2-アミノプリン;キサントシン;N6-アルキル-A;O6-アルキル-G;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;7-デアザプリン、フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環、
立体化学は、不特定のキラル中心につきR又はS及びRとSの組み合わせである)
からなる群から選択される。
一部の実施形態では、不安定化修飾mUNAは、
(式中、R=H、OH;OMe;Cl、F;OH;O-(CH
2)
2OMe;SMe、NMe
2;NH
2;Me;CCH(アルキン)、O-nPr;O-アルキル;O-アルキルアミノ;
R’=H、Me;
B=A;C;5-Me-C;G;I;U;T;Y;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環;シュードウラシル;isoC;isoG;2,6-ジアミノプリン(diamninopurine);シュードシトシン;2-アミノプリン;キサントシン;N6-アルキル-A;O6-アルキル-G;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;7-デアザプリン、フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環、
立体化学は、不特定のキラル中心につきR又はS及びRとSの組み合わせである)
からなる群から選択される。
一部の実施形態では、不安定化修飾mUNAは、
(式中、R=H、OMe;F;OH;O-(CH
2)
2OMe;SMe、NMe
2;NH
2;Me;O-nPr;O-アルキル;O-アルキルアミノ;
R’=H、Me;
B=A;C;5-Me-C;G;I;U;T;Y;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環;シュードウラシル;isoC;isoG;2,6-ジアミノプリン(diamninopurine);シュードシトシン;2-アミノプリン;キサントシン;N6-アルキル-A;O6-アルキル-G;7-デアザプリン、
立体化学は、不特定のキラル中心につきR又はS及びRとSの組み合わせである)
からなる群から選択される。
一部の実施形態では、不安定化修飾mUNAは、
(式中、R=H、OH;OMe;Cl、F;OH;O-(CH
2)
2OMe;SMe、NMe
2;NH
2;Me;CCH(アルキン)、O-nPr;O-アルキル;O-アルキルアミノ;
R’=H、Me;
B=A;C;5-Me-C;G;I;U;T;Y;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環;シュードウラシル;isoC;isoG;2,6-ジアミノプリン(diamninopurine);シュードシトシン;2-アミノプリン;キサントシン;N6-アルキル-A;O6-アルキル-G;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;7-デアザプリン、フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環、
立体化学は、不特定のキラル中心につきR又はS及びRとSの組み合わせである)
からなる群から選択される。
一部の実施形態では、不安定化修飾mUNAは、
(式中、R=H、OH;OMe;Cl、F;OH;O-(CH
2)
2OMe;SMe、NMe
2;NH
2;Me;CCH(アルキン)、O-nPr;O-アルキル;O-アルキルアミノ;
R’=H、Me;
B=A;C;5-Me-C;G;I;U;T;Y;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環;シュードウラシル;isoC;isoG;2,6-ジアミノプリン(diamninopurine);シュードシトシン;2-アミノプリン;キサントシン;N6-アルキル-A;O6-アルキル-G;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;7-デアザプリン、フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環、
立体化学は、不特定のキラル中心につきR又はS及びRとSの組み合わせである)
からなる群から選択される。
一部の実施形態では、修飾mUNAは、
(式中、R=H、OMe;F;OH;O-(CH
2)
2OMe;SMe、NMe
2;NH
2;Me;O-nPr;O-アルキル;O-アルキルアミノ;
R’=H、Me;
B=A;C;5-Me-C;G;I;U;T;Y;2-チオウリジン;4-チオウリジン;C5修飾ピリミジン;C2修飾プリン;N8修飾プリン;フェノキサジン;Gクランプ;非正準の単環式、二環式及び三環式複素環;シュードウラシル;isoC;isoG;2,6-ジアミノプリン(diamninopurine);シュードシトシン;2-アミノプリン;キサントシン;N6-アルキル-A;O6-アルキル-G;7-デアザプリン、
立体化学は、不特定のキラル中心につきR又はS及びRとSの組み合わせである)
からなる群から選択される。
一部の実施形態では、修飾mUNAは、
からなる群から選択される。
例示的な脱塩基修飾は、限定はされないが、以下:
(式中、R=H,Me,Et又はOMe;R’=H,Me,Et又はOMe;R’’=H,Me,Et又はOMe)
(式中、Bは、修飾又は非修飾核酸塩基であり、各構造上のアスタリスクは、R、S又はラセミのいずれかを表す)
を含む。
例示的な糖修飾は、限定はされないが、以下:
(式中、Bは、修飾又は非修飾核酸塩基であり、各構造上のアスタリスクは、R、S又はラセミのいずれかを表す)
を含む。
一部の実施形態では、二本鎖の熱不安定化修飾は、本明細書の実施例1~3に記載されているmUNA及びGNA構成要素から選択される。一部の実施形態では、不安定化修飾は、GNA-isoC、GNA-isoG、5’-mUNA、4’-mUNA、3’-mUNA、及び2’-mUNAからなる群から選択される。この一部のさらなる実施形態では、dsRNA分子は、GNA、2’-OMe、3’-OMe、5’-Me、Hy p-スペーサー、SNA、hGNA、hhGNA、mGNA、TNA及びh’GNA(ModA-ModK)からなる群から選択される少なくとも1つの熱不安定化修飾をさらに含む。
用語「非環状ヌクレオチド」は、例えば、リボース炭素間の結合のいずれか(例えば、C1’-C2’、C2’-C3’、C3’-C4’、C4’-O4’、又はC1’-O4’)が不在であり、且つ/又はリボース炭素若しくは酸素の少なくとも1つ(例えば、C1’、C2’、C3’、C4’又はO4’)が独立して又は組み合わせてヌクレオチドから不在である場合、非環状リボース糖を有する任意のヌクレオチドを指す。一部の実施形態では、非環状ヌクレオチドは、
(式中、Bは、修飾又は非修飾核酸塩基であり、R1及びR2は、独立して、H、ハロゲン、OR3、又はアルキルであり;且つR3は、H、アルキル、シクロアルキル、アリール、アラルキル、ヘテロアリール又は糖である)
である。用語「UNA」は、アンロックド非環状核酸を指し、ここで糖の結合のいずれかは除去されており、アンロックド「糖」残基を形成する。一例では、UNAはまた、C1’-C4’の間の結合(すなわち、C1’及びC4’炭素間の炭素-酸素-炭素共有結合)が除去されている単量体を包含する。別の例では、糖のC2’-C3’結合(すなわち、C2’及びC3’炭素間の炭素-炭素共有結合)が除去される(Mikhailovet.al.,Tetrahedron Letters,26(17):2059(1985);及びFluiter et al.,Mol.Biosyst.,10:1039(2009)(これら全体が参照により本明細書に組み込まれる)を参照)。非環状誘導体は、ワトソン・クリック対合に影響することなく、より大きい骨格の柔軟性をもたらす。非環状ヌクレオチドは、2’-5’又は3’-5’結合を介して連結され得る。
用語「GNA」は、DNA又はRNAに類似するが、その「骨格」の組成においてホスホジエステル結合によって連結される反復グリセロール単位から構成される点で異なるポリマーであるグリコール核酸を指す。
二本鎖の熱不安定化修飾は、dsRNA二本鎖内で、熱不安定化ヌクレオチドと逆鎖内の対向するヌクレオチドとの間でミスマッチ(すなわち非相補性塩基対)であり得る。例示的なミスマッチ塩基対として、G:G、G:A、G:U、G:T、A:A、A:C、C:C、C:U、C:T、U:U、T:T、U:T、又はそれらの組み合わせが挙げられる。当該技術分野で公知の他のミスマッチ塩基対形成もまた、本発明に従う。ミスマッチは、天然に存在するヌクレオチド又は修飾ヌクレオチドのいずれかのヌクレオチド間で生じ得、すなわちミスマッチ塩基対形成は、ヌクレオチドのリボース糖上の修飾と独立して、各々のヌクレオチドからの核酸塩基間で生じ得る。特定の実施形態では、dsRNA分子は、2’-デオキシ核酸塩基である、ミスマッチ対合における少なくとも1つの核酸塩基を有し;例えば、2’-デオキシ核酸塩基は、センス鎖内に存在する。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖のシード領域内の二本鎖の熱不安定化修飾は、標的mRNA上の相補性塩基に対する障害されたW-C H結合を有するヌクレオチドを含み、例えば、
が挙げられる。
脱塩基ヌクレオチド、非環状ヌクレオチド修飾(UNA及びGNAを含む)、及びミスマッチ修飾のより多くの例が、国際公開第2011/133876号パンフレット(その全体が参照により本明細書に組み込まれる)中に詳述されている。
熱不安定化修飾はまた、対向塩基と水素結合を形成する能力が低下又は消失したユニバーサル塩基、及びリン酸修飾を含んでもよい。
一部の実施形態では、二本鎖の熱不安定化修飾は、限定はされないが、逆鎖内の塩基と水素結合を形成する能力が損なわれるか又は完全に失われた核酸塩基修飾などの非正準塩基を有するヌクレオチドを含む。これらの核酸塩基修飾は、国際公開第2010/0011895号パンフレット(その全体が参照により本明細書に組み込まれる)中に記載の通り、dsRNA二本鎖の中央領域の不安定化について評価されている。例示的な核酸塩基修飾は次の通りである。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖のシード領域内の二本鎖の熱不安定化修飾は、標的mRNA上の塩基に対して相補的な1つ以上のα-ヌクレオチド、例えば、
(式中、Rは、H、OH、OCH
3、F、NH
2、NHMe、NMe
2又はO-アルキルである)
を含む。
天然リン酸ジエステル結合と比べて、dsRNA二本鎖の熱安定性を低下させることで知られる例示的なリン酸修飾として、
が挙げられる。
R基におけるアルキルは、C1~C6アルキルである。R基における具体的なアルキルとして、限定はされないが、メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル及びヘキシルが挙げられる。
一部の実施形態では、例示的な不安定化修飾は、図1に示される。
熱不安定化修飾を含むアンチセンス鎖に加えて、dsRNAはまた、1つ以上の安定化修飾を含み得る。例えば、dsRNAは、少なくとも2つ(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10又はそれ以上)の安定化修飾を含み得る。限定はされないが、安定化修飾は全て、片鎖内に存在し得る。一部の実施形態では、センス及びアンチセンス鎖の双方は、少なくとも2つの安定化修飾を含む。安定化修飾は、センス鎖又はアンチセンス鎖の任意のヌクレオチド上に存在し得る。例えば、安定化修飾は、センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上の全てのヌクレオチド上に存在し得;各安定化修飾は、センス鎖又はアンチセンス鎖上に交互パターンで存在し得;又はセンス鎖又はアンチセンス鎖は、両方の安定化修飾を交互パターンで含む。センス鎖上の安定化修飾の交互パターンは、アンチセンス鎖と同じであっても又は異なってもよく、センス鎖上の安定化修飾の交互パターンは、アンチセンス鎖上の安定化修飾の交互パターンに対する変化を有し得る。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つ(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10又はそれ以上)の安定化修飾を含む。限定はされないが、アンチセンス鎖における安定化修飾は、任意の位置に存在し得る。一部の実施形態では、アンチセンスは、5’末端から2、6、8、9、14及び16位に安定化修飾を含む。一部の他の実施形態では、アンチセンスは、5’末端から2、6、14及び16位に安定化修飾を含む。さらに一部の他の実施形態では、アンチセンスは、5’末端から2、14及び16位に安定化修飾を含む。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、不安定化修飾に隣接した少なくとも1つの安定化修飾を含む。例えば、安定化修飾は、不安定化修飾の5’末端又は3’末端、すなわち不安定化修飾の位置から-1又は+1位のヌクレオチドであり得る。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、不安定化修飾の5’末端及び3’末端の各々、すなわち不安定化修飾の位置から-1及び+1位に安定化修飾を含む。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、不安定化修飾の3’末端、すなわち不安定化修飾の位置から+1及び+2位に少なくとも2つの安定化修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、少なくとも2つ(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10又はそれ以上)の安定化修飾を含む。限定はされないが、センス鎖における安定化修飾は、任意の位置に存在し得る。一部の実施形態では、センス鎖は、5’末端から7、10及び11位に安定化修飾を含む。一部の他の実施形態では、センス鎖は、5’末端から7、9、10及び11位に安定化修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えてアンチセンス鎖の11、12及び15位に対して対向的又は相補的な位置に安定化修飾を含む。一部の他の実施形態では、センス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えてアンチセンス鎖の11、12、13及び15位に対して対向的又は相補的な位置に安定化修飾を含む。一部の実施形態では、センス鎖は、2、3又は4つの安定化修飾の遮断を含む。
一部の実施形態では、センス鎖は、アンチセンス鎖における二本鎖の熱不安定化修飾に対して対向的又は相補的な位置に安定化修飾を含まない。
例示的な熱安定化修飾として、限定はされないが、2’-フルオロ修飾が挙げられる。他の熱安定化修飾として、限定はされないが、LNAが挙げられる。
一部の実施形態では、本発明のdsRNAは、少なくとも4つ(例えば、4、5、6、7、8、9、10又はそれ以上)の2’-フルオロヌクレオチドを含む。限定はされないが、2’-フルオロヌクレオチドの全部が片鎖に存在し得る。一部の実施形態では、センス及びアンチセンス鎖の双方は、少なくとも2つの2’-フルオロヌクレオチドを含む。2’-フルオロ修飾は、センス鎖又はアンチセンス鎖の任意のヌクレオチド上に存在し得る。例えば、2’-フルオロ修飾は、センス鎖及び/又はアンチセンス鎖上の全てのヌクレオチド上に存在し得;各2’-フルオロ修飾は、センス鎖又はアンチセンス鎖上に交互パターンで存在し得;又はセンス鎖又はアンチセンス鎖は、両方の2’-フルオロ修飾を交互パターンで含む。センス鎖上の2’-フルオロ修飾の交互パターンは、アンチセンス鎖と同じであっても又は異なってもよく、センス鎖上での2’-フルオロ修飾の交互パターンは、アンチセンス鎖上の2’-フルオロ修飾の交互パターンに対する変化を有し得る。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、少なくとも2つ(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10又はそれ以上)の2’-フルオロヌクレオチドを含む。限定はされないが、アンチセンス鎖における2’-フルオロ修飾は、任意の位置に存在し得る。一部の実施形態では、アンチセンスは、5’末端から2、6、8、9、14及び16位に2’-フルオロヌクレオチドを含む。一部の他の実施形態では、アンチセンスは、5’末端から2、6、14及び16位に2’-フルオロヌクレオチドを含む。さらに一部の他の実施形態では、アンチセンスは、5’末端から2、14及び16位に2’-フルオロヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、不安定化修飾に隣接した少なくとも1つの2’-フルオロヌクレオチドを含む。例えば、2’-フルオロヌクレオチドは、不安定化修飾の5’末端又は3’末端、すなわち不安定化修飾の位置から-1又は+1位のヌクレオチドであり得る。一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、不安定化修飾の5’末端及び3’末端の各々、すなわち不安定化修飾の位置から-1及び+1位に2’-フルオロヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、アンチセンス鎖は、不安定化修飾の3’末端、すなわち不安定化修飾の位置から+1及び+2位に少なくとも2つの2’-フルオロヌクレオチドを含む。
一部の実施形態では、センス鎖は、少なくとも2つ(例えば、2、3、4、5、6、7、8、9、10又はそれ以上)の2’-フルオロヌクレオチドを含む。限定はされないが、センス鎖における2’-フルオロ修飾は、任意の位置に存在し得る。一部の実施形態では、アンチセンスは、5’末端から7、10及び11位に2’-フルオロヌクレオチドを含む。一部の他の実施形態では、センス鎖は、5’末端から7、9、10及び11位に2’-フルオロヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、センス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えてアンチセンス鎖の11、12及び15位に対して対向的又は相補的な位置に2’-フルオロヌクレオチドを含む。一部の他の実施形態では、センス鎖は、アンチセンス鎖の5’末端から数えてアンチセンス鎖の11、12、13及び15位に対して対向的又は相補的な位置に2’-フルオロヌクレオチドを含む。一部の実施形態では、センス鎖は、2、3又は4つの2’-フルオロヌクレオチドの遮断を含む。
一部の実施形態では、センス鎖は、アンチセンス鎖における二本鎖の熱不安定化修飾に対して対向的又は相補的な位置に2’-フルオロヌクレオチドを含まない。
一部の選択された定義
本明細書で用いられるとき、用語「dsRNA」、「dsRNA」、及び「iRNA剤」は、標的RNA、例えばmRNA、例えばタンパク質をコードする遺伝子の転写物のサイレンシングを媒介し得る薬剤と交換可能に用いられる。便宜上、かかるmRNAはまた、本明細書中でサイレンシング対象のmRNAと称される。かかる遺伝子は、標的遺伝子とも称される。一般に、サイレンシング対象のRNAは、内因性遺伝子又は病原体遺伝子である。さらに、mRNA以外のRNA、例えば、tRNA、及びウイルスRNAもまた、標的にされ得る。
本明細書で用いられるとき、語句「RNAiを媒介する」は、配列特異的様式で標的RNAをサイレンシングする能力を指す。理論によって拘束されることを望まないが、サイレンシングでは、RNAi機構又はプロセス、及びガイドRNA、例えば21~23ヌクレオチドのdsRNA剤が用いられることが考えられる。
本明細書で用いられるとき、「特異的にハイブリダイズ可能な」及び「相補的な」は、本発明の化合物と標的RNA分子との間に安定且つ特異的な結合が生じるのに十分な程度の相補性を示すように用いられる用語である。特異的結合は、特異的結合が所望されるような条件下、すなわちアッセイ若しくは治療的処置の場合、又はインビトロアッセイの場合での生理的条件下、アッセイが実施されるような条件下で、オリゴマー化合物の非標的配列への非特異的結合を回避するのに十分な程度の相補性を必要とする。非標的配列は、典型的には少なくとも5つのヌクレオチド分異なる。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、標的RNA、例えばdsRNA分子が標的mRNAによってコードされるタンパク質の産生をサイレンシングするような標的mRNAに対して「十分に相補的」である。別の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、標的RNAに対して「正確に相補的」であり、例えば、標的RNA及びdsRNA二本鎖剤はアニールし、例えば、専ら正確な相補性の領域内でワトソン・クリック塩基対からなるハイブリッドを形成する。「十分に相補的な」標的RNAは、標的RNAに対して正確に相補的な(例えば、少なくとも10ヌクレオチドの)内部領域を含み得る。さらに、一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、単一ヌクレオチド差異を特異的に区別する。この場合、dsRNA分子は、正確な相補性が単一ヌクレオチド差異(例えば、その7ヌクレオチド以内の)領域内に見出される場合に限り、RNAiを媒介する。
用語「BNA」は、架橋化核酸を指し、制約された、又は接近困難なRNAとして示されることが多い。BNAは、「固定された」C
3’エンドの糖パッカリングを伴う、5員、6員、又はさらに7員架橋構造を有し得る。架橋は、典型的にはリボースの2’位、4’位に取り込まれ、2’、4’BNAヌクレオチド(例えば、LNA、又はENA)をもたらす。BNAヌクレオチドの例として、以下のヌクレオシド:
が挙げられる。
用語「LNA」は、ロックド核酸を指し、制約された、又は接近困難なRNAとして示されることが多い。LNAは、修飾されたRNAヌクレオチドである。LNAヌクレオチドのリボース部分は、2’ヒドロキシルを同じリボース糖の4’炭素に連結する余分な架橋(例えば、メチレン架橋又はエチレン架橋)で修飾される。例えば、架橋は、3’エンドNorth)立体構造:
においてリボースを「ロックし」得る。
用語「ENA」は、エチレン架橋核酸を指し、制約された、又は接近困難なRNAとして示されることが多い。
「切断部位」は、本明細書中で、iRNA剤を用いることによるRISC機構によって切断される標的遺伝子又はセンス鎖における骨格結合を意味する。また標的切断部位領域は、切断部位の両側に少なくとも1つ又は少なくとも2つのヌクレオチドを含む。センス鎖においては、切断部位は、センス鎖自体がRNAi機構により切断されるべき標的であった場合、切断されることになるセンス鎖における骨格結合である。切断部位は、当該技術分野で公知の方法、例えば、Soutschek et al.,Nature(2004)432,173-178(その全体が参照により援用される)に詳述されるような5’-RACEアッセイを用いて判定され得る。当該技術分野で周知であるように、2つの21ヌクレオチド長の鎖(ここでそれらの鎖は、3’末端に2ヌクレオチドの一本鎖オーバーハングを有する19の連続する塩基対の二本鎖領域を形成する)を含む円錐状の二本鎖RNAi剤における切断部位領域の場合、切断部位領域は、センス鎖の5’末端から9~12位に対応する。
切断可能な連結基
切断可能な連結基は、細胞外部で十分に安定であるが、標的細胞への侵入時、切断され、リンカーが一緒に保持している2つの部分を放出するものである。本発明に従うdsRNA分子の好ましい実施形態では、切断可能な連結基は、標的細胞において、又は第1の参照状態(例えば、細胞内状態を模倣するか又は表すように選択され得る)下で、又は第2の参照状態(例えば、血液又は血清中に見出される状態を模倣するか又は表すように選択され得る)下で、被験者の血液中よりも少なくとも10倍以上、好ましくは少なくとも100倍速く切断される。
切断可能な連結基は、切断剤、例えば、pH、酸化還元電位又は分解性分子の存在の影響を受けやすい。一般に、切断剤は、血清又は血液中よりも細胞内部により広く存在しているか、又はより高いレベル若しくは活性で見出される。かかる分解剤の例として、特定の基質用に選択される、又は基質特異性を有しないレドックス剤、例えば、細胞内に存在する、酸化若しくは還元酵素又は還元によりレドックス切断可能な連結基を分解し得る還元剤、例えばメルカプタン;エステラーゼ;エンドソーム又は酸性環境を創出し得る薬剤、例えば5以下のpHをもたらすもの;一般酸として作用することにより酸切断可能な連結基を加水分解又は分解し得る酵素、ペプチダーゼ(基質特異的であり得る)、及びホスファターゼ、が挙げられる。
ジスルフィド結合などの切断可能連結基は、pHに対する感受性が高くあり得る。ヒト血清のpHが7.4であるのに対し、細胞内平均pHはわずかにより低く、約7.1~7.3の範囲にわたる。エンドソームは、5.5~6.0の範囲のより酸性のpHを有し、リソソームは、約5.0のさらにより酸性のpHを有する。いくつかのリンカーは、好ましいpHで切断される切断可能連結基を有し、それによって細胞中のリガンドから、又は細胞の所望の区画へ、カチオン性脂質が放出される。
リンカーは、特定の酵素によって切断可能な切断可能連結基を含み得る。リンカーに組み込まれる切断可能連結基のタイプは、標的とされる細胞に左右され得る。例えば肝臓を標的化するリガンドは、エステル基を含むリンカーを通じてカチオン性脂質に連結し得る。肝細胞はエステラーゼに富み、したがってリンカーは、エステラーゼが豊富でない細胞型よりも、肝細胞中でより効率的に切断される。エステラーゼに富むその他の細胞型としては、肺、腎皮質、及び精巣の細胞が挙げられる。
ペプチド結合を含有するリンカーは、肝細胞及び滑膜細胞などのペプチダーゼに富んだ細胞型を標的化する際に使用し得る。
一般に、切断可能連結基の候補の適合性は、候補連結基を切断する分解性作用物質(条件)の能力を検査することで評価し得る。切断可能連結基の候補は、血中において、又はその他の非標的組織との接触時に、切断に抵抗する能力についてもまた検査することもまた望ましい。したがって第1の条件が標的細胞中での切断を示すように選択され、第2の条件がその他の組織又は例えば血液又は血清などの生体液中での切断を示すように選択される、第1及び第2の条件間の切断の相対的感受性を判定し得る。評価は、無細胞系中、細胞中、細胞培養中、臓器又は組織培養中、又は全身の動物中で実施し得る。無細胞又は培養条件で最初の評価を行い、全身の動物中でのさらなる評価によって確認することが有用なこともあり得る。好ましい実施形態では、有用な候補化合物は、血液又は血清(又は細胞外条件を模倣するように選択された生体外条件下)と比較して、細胞中(又は細胞内条件を模倣するように選択された生体外条件下)で、少なくとも2、4、10、又は100倍より迅速に切断される。
酸化還元切断可能連結基
切断可能な連結基の1つのクラスは、レドックス切断可能な連結基であり、それは本発明に従うdsRNA分子において用いられてもよく、還元又は酸化時に切断される。還元的切断可能連結基の一例は、ジスルフィド連結基(-S-S-)である。切断可能連結基候補が、適切な「還元的切断可能連結基」か、又は例えば特定のiRNA部分及び特定の標的作用物質と共に使用するのに適するかどうかを判定するために、本明細書に記載される方法に頼ることができる。例えば候補は、例えば標的細胞などの細胞中で観察される切断速度を模倣する、当該技術分野で公知の試薬を使用して、ジチオスレイトール(DTT)、又はその他の還元剤とのインキュベーションによって評価し得る。候補はまた、血液又は血清条件を模倣するように選択される条件下で評価し得る。好ましい実施形態では、1つの候補化合物は、血中で最大で10%切断される。好ましい実施形態では、有用な候補化合物は、血液(又は細胞外条件を模倣するように選択された生体外条件下)と比較して、細胞中(又は細胞内条件を模倣するように選択された生体外条件下)で、少なくとも2、4、10、又は約100倍より迅速に分解される。候補化合物の切断速度は、細胞内媒体を模倣するように選択された条件下で標準酵素動態アッセイを使用して、細胞外媒体を模倣するように選択された条件と比較して判定し得る。
リン酸ベースの切断可能連結基
リン酸に基づく切断可能な連結基は、本発明に従うdsRNA分子において用いられてもよく、リン酸基を分解又は加水分解する薬剤により切断される。細胞中でリン酸基を切断する作用物質の一例は、細胞内のホスファターゼなどの酵素である。リン酸ベースの連結基の例は、-O-P(O)(ORk)-O-、-O-P(S)(ORk)-O-、-O-P(S)(SRk)-O-、-S-P(O)(ORk)-O-、-O-P(O)(ORk)-S-、-S-P(O)(ORk)-S-、-O-P(S)(ORk)-S-、-S-P(S)(ORk)-O-、-O-P(O)(Rk)-O-、-O-P(S)(Rk)-O-、-S-P(O)(Rk)-O-、-S-P(S)(Rk)-O-、-S-P(O)(Rk)-S-、-O-P(S)(Rk)-S-である。好ましい実施形態は、-O-P(O)(OH)-O-、-O-P(S)(OH)-O-、-O-P(S)(SH)-O-、-S-P(O)(OH)-O-、-O-P(O)(OH)-S-、-S-P(O)(OH)-S-、-O-P(S)(OH)-S-、-S-P(S)(OH)-O-、-O-P(O)(H)-O-、-O-P(S)(H)-O-、-S-P(O)(H)-O-、-S-P(S)(H)-O-、-S-P(O)(H)-S-、-O-P(S)(H)-S-である。好ましい実施形態は、及び-O-P(O)(OH)-O-である。これらの候補は、上述したものと類似の方法を使用して評価し得る。
酸切断可能連結基
酸切断可能な連結基は、本発明に従うdsRNA分子において用いられてもよく、酸性条件下で切断される連結基である。好ましい実施形態では、酸切断可能連結基は、pH約6.5以下(例えば約6.0、5.5、5.0以下)の酸性環境内において、又は一般酸として作用し得る酵素などの作用物質によって切断される。細胞内では、エンドソーム及びリソソームなどの特定の低pH細胞小器官が、酸切断可能連結基の切断環境を提供し得る。酸切断可能連結基の例としては、ヒドラゾン、エステル、及びアミノ酸エステルが挙げられるが、これに限定されるものではない。酸切断可能基は、一般式-C=NN-、C(O)O、又は-OC(O)を有し得る。好ましい実施形態は、炭素がエステルの酸素に付着する場合(アルコキシ基)は、アリール基、置換アルキル基、又はジメチルペンチル又はt-ブチルなどの三級アルキル基である。これらの候補は、上述したものと類似の方法を使用して評価し得る。
エステルベースの連結基
エステルに基づく切断可能な連結基は、本発明に従うdsRNA分子において用いられてもよく、細胞内でエステラーゼ及びアミダーゼなどの酵素により切断される。エステルベースの切断可能連結基の例としては、アルキレン、アルケニレン、及びアルキニレン基のエステルが挙げられるが、これに限定されるものではない。エステル切断可能連結基は、一般式-C(O)O-又は-OC(O)-を有する。これらの候補は、上述したものと類似の方法を使用して評価し得る。
ペプチドベースの切断基
ペプチドに基づく切断可能な連結基は、本発明に従うdsRNA分子において用いられてもよく、細胞内でペプチダーゼ及びプロテアーゼなどの酵素により切断される。ペプチドベースの切断可能連結基は、アミノ酸の間に形成されて、オリゴペプチド(例えばジペプチド、トリペプチドなど)及びポリペプチドを生じる、ペプチド結合である。ペプチドベースの切断可能基には、アミド基(-C(O)NH-)は含まれない。アミド基は、あらゆるアルキレン、アルケニレン又はアルキニレン間に形成され得る。ペプチド結合は、アミノ酸の間に形成されて、ペプチド及びタンパク質を生じる特殊なタイプのアミド結合である。ペプチドベースの切断基は、一般にアミノ酸の間に形成されて、ペプチド及びタンパク質を生じるペプチド結合(すなわちアミド結合)に限定され、アミド官能基全体は含まない。ペプチドベースの切断可能連結基は、一般式-NHCHRAC(O)NHCHRBC(O)-を有し、式中、RA及びRBは2つの隣接するアミノ酸のR基である。これらの候補は、上述したものと類似の方法を使用して評価し得る。本明細書で用いられるとき、「炭水化物」は、少なくとも6つの炭素原子(線状、分岐状又は環状であってよい)を有するとともに、酸素、窒素又は硫黄原子が各炭素原子に結合された、1つ以上の単糖単位から本質的に構成されるいずれかの炭水化物である化合物;又は一部として、各々が少なくとも6つの炭素原子(線状、分岐状又は環状であってよい)を有するとともに、酸素、窒素又は硫黄原子が各炭素原子に結合された、1つ以上の単糖単位から構成される炭水化物部分を有する化合物を指す。代表的な炭水化物は、糖(約4~9の単糖単位を有する単糖、二糖、三糖及びオリゴ糖)、並びにデンプン、グリコゲン、セルロース及び多糖類ガムなどの多糖を含む。具体的な単糖として、C5及び上記(好ましくはC5~C8)糖が挙げられ;二糖及び三糖として、2又は3の単糖単位を有する糖(好ましくはC5~C8)が挙げられる。
インビボ安定性
インビボでより有効であるべきdsRNA分子においては、アンチセンス鎖が幾らかの代謝安定性を有するはずである。換言すれば、インビボでより有効であるべきdsRNA分子においては、幾らかの量のアンチセンス鎖(stand)が、投与後しばらく経過して、インビボで存在する必要がある場合がある。したがって、一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後5日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後6日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後7日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後8日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後9日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後10日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後11日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後12日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後13日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後14日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。一部の実施形態では、dsRNAのアンチセンス鎖の少なくとも40%、例えば少なくとも45%、少なくとも50%、少なくとも55%、少なくとも60%、少なくとも65%、少なくとも70%、少なくとも75%、又は少なくとも80%が、インビボ投与後15日目、例えばマウス肝臓においてインビボで存在する。
dsRNAの使用
本発明は、さらに、インビトロで標的遺伝子の発現を阻害するための、本明細書に定義されるようなdsRNA分子の使用に関する。一部の実施形態では、本発明は、さらに、標的遺伝子の発現を阻害するための、dsRNA分子の使用に関する。
本発明は、さらに、被験者における標的遺伝子の発現の阻害における使用を意図した、本明細書に定義されるようなdsRNA分子に関する。被験者は、任意の動物、例えば哺乳動物、例えば、マウス、ラット、ヒツジ、ウシ、イヌ、ネコ、又はヒトであってもよい。
一部の実施形態では、本発明のdsRNA分子は、緩衝液中で投与される。
一部の実施形態では、本明細書に記載のsiRNA化合物は、被験者への投与を意図して配合され得る。配合されたsiRNA組成物は、種々の状態を想定可能である。幾つかの例では、当該組成物は、少なくとも部分的には、結晶性、均一結晶性、及び/又は無水性(例えば、80未満、50、30、20、又は10%の水)である。別の例では、siRNAは、水相中、例えば水を含む溶液中に存在する。
水相又は結晶組成物は、例えば、送達媒体、例えば、リポソーム(特に水相用)又は粒子(例えば、結晶組成物に適し得るような微小粒子)中に取り込まれ得る。一般に、siRNA組成物は、本明細書に記載の通り、意図される投与方法に適合するような様式で配合される。例えば、特定の実施形態では、当該組成物は、以下の方法:噴霧乾燥、凍結乾燥、真空乾燥、蒸発、流動層乾燥、若しくはこれらの技術の組み合わせ;又は脂質を用いた超音波処理、凍結乾燥、凝縮及び他の自己組織化の少なくとも1つにより調製される。
dsRNA製剤は、別の薬剤、例えば別の治療薬又はdsRNAを安定化する薬剤、例えばdsRNAと複合してiRNPを形成するタンパク質と組み合わせて配合され得る。さらに他の薬剤として、キレート剤、例えば、EDTA(例えば、Mg2+などの二価カチオンを除去するため)、塩、リボヌクレアーゼ阻害剤(例えば、RNAsinなどの広範特異性リボヌクレアーゼ阻害剤)などが挙げられる。
一部の実施形態では、dsRNA製剤は、別のdsRNA化合物、例えば、第2の遺伝子に関して、又は同じ遺伝子に関してRNAiを媒介し得る第2のdsRNAを含む。さらに他の製剤として、少なくとも3、5、10、20、50、又は100以上の異なるdsRNA種を挙げることができる。かかるdsRNAは、類似した数の異なる遺伝子に関してRNAiを媒介し得る。
一部の実施形態では、dsRNA製剤は、少なくとも第2の治療薬(例えば、RNA又はDNA以外の薬剤)を含む。例えば、ウイルス性疾患、例えばHIVの治療用のdsRNA組成物であれば、既知の抗ウイルス剤(例えば、プロテアーゼ阻害剤又は逆転写酵素阻害剤)を含んでもよい。別の例では、がんの治療用のdsRNA組成物であれば、化学療法剤をさらに含んでもよい。
本発明に従うdsRNA分子の投与に用いることができる例示的な製剤が、以下に検討される。
リポソーム。dsRNA製剤は、膜状分子集合体、例えばリポソーム又はミセルでの送達用に配合され得る。本明細書の用法では、「リポソーム」という用語は、例えば1つの二重層又は複数の二重層などの、少なくとも1つの二重層に配列された両親媒性脂質から構成される小胞を指す。リポソームは、親油性材料と水性内部から形成される膜を有する、単層の又は多重膜小胞を含む。水性部分は、siRNA組成物を含有する。親油性材料は、水性内部を水性外部から隔離し、水性外部は、典型的にsiRNA組成物を含まないが、場合によっては含んでもよい。リポソームは、活性成分の作用部位への移行と送達のために有用である。リポソーム膜は生体膜と構造的に類似するので、リポソームを組織に適用すると、リポソーム性二重層は細胞膜の二重層と融合する。リポソームと細胞の融合が進行するにつれて、dsRNAを含む内部水性内容物が細胞内に送達され、そこではdsRNAが標的RNAに特異的に結合し得て、RNAiを媒介し得る。場合によっては、リポソームもまた特異的に標的化され、例えばdsRNAを特定の細胞型に誘導する。
dsRNAを含有するリポソームは、多様な方法によって調製し得る。一例では、リポソームの脂質成分は、脂質成分なしでミセルが形成されるように、洗剤に溶解される。例えば脂質成分は、両親媒性カチオン性脂質又は脂質複合体であり得る。洗剤は、高い臨界ミセル濃度を有し得て、非イオン性であってもよい。例示的な洗剤としては、コール酸、CHAPS、オクチルグルコシド、デオキシコール酸、及びラウロイルサルコシンが挙げられる。次にdsRNA調製物は、脂質成分を含むミセルに添加される。脂質上のカチオン基はsiRNAと相互作用して、dsRNA周囲で凝縮してリポソームを形成する。凝縮後、例えば透析によって洗剤を除去し、dsRNAのリポソーム調製物を得る。
必要ならば、例えば凝縮を助ける担体化合物を、制御された添加によって縮合反応中に添加し得る。例えば担体化合物は、核酸以外のポリマー(例えばスペルミン又はスペルミジン)であり得る。pHもまた調節して、凝縮を支援し得る。
送達媒体の構成成分としてポリヌクレオチド/カチオン性脂質複合体を組み込んだ安定なポリヌクレオチド送達媒体を作製するための方法についてのさらなる説明が、例えば、国際公開第96/37194号パンフレットに記載されている。リポソーム形成はまた、Felgner,P.L.et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.,USA8:7413-7417,1987;米国特許第4,897,355号明細書;米国特許第5,171,678号明細書;Bangham,et al.M.Mol.Biol.23:238,1965;Olson,et al.Biochim.Biophys.Acta 557:9,1979;Szoka,et al.Proc.Natl.Acad.Sci.75:4194,1978;Mayhew,et al.Biochim.Biophys.Acta 775:169,1984;Kim,et al.Biochim.Biophys.Acta 728:339,1983;及びFukunaga,et al.Endocrinol.115:757,1984(それら全体が参照により援用される)に記載されている例示的方法の1つ以上の態様を含み得る。送達媒体としての使用を意図した適切な大きさの脂質凝集体を調製するために一般に用いられる技術には、超音波処理及び凍結-解凍+放出が含まれる(例えば、Mayer,et al.Biochim.Biophys.Acta 858:161,1986を参照、その全体が参照により援用される)。一様に小さく(50~200nm)、比較的均一な凝集体が所望されるとき、顕微溶液化を用いることができる(Mayhew,et al.Biochim.Biophys.Acta 775:169,1984(その全体が参照により援用される))。これらの方法は、siRNA製剤のリポソームへのパッケージングに容易に適応される。
pH感受性である、又は負に帯電したリポソームは、核酸分子を封入し、それらと複合体を形成しない。核酸分子と脂質の双方が同様に帯電されることから、複合体形成ではなく反発が生じる。にもかかわらず、一部の核酸分子は、これらのリポソームの水性内部内に封入される。pH感受性リポソームは、チミジンキナーゼ遺伝子をコードするDNAを培養下で細胞単層に送達するのに用いられている。外因性遺伝子の発現は、標的細胞において検出された(Zhou et al.,Journal of Controlled Release,19,(1992)269-274、その全体が参照により援用される)。
1つの主要タイプのリポソーム組成物は、天然由来ホスファチジルコリン以外に、リン脂質を含む。例えば中性リポソーム組成物は、ジミリストイルホスファチジルコリン(DMPC)又はジパルミトイルホスファチジルコリン(DPPC)から形成され得る。アニオン性リポソーム組成物が、一般にジミリストイルホスファチジルグリセロールから形成されるのに対し、アニオン性融合性リポソームは、主にジオレオイルスファチジルエタノールアミン(DOPE)から形成される。別のタイプのリポソーム組成物は、例えばダイズPC、及び卵PCなどのホスファチジルコリン(PC)から形成される。別のタイプは、リン脂質及び/又はホスファチジルコリン及び/又はコレステロールの混合物から形成される。
試験管内で及びリポソームを細胞内に導入するその他の方法の例としては、米国特許第5,283,185号明細書;米国特許第5,171,678号明細書;国際公開第94/00569号パンフレット;国際公開第93/24640号パンフレット;国際公開第91/16024号パンフレット;Felgner,J.Biol.Chem.269:2550,1994;Nabel,Proc.Natl.Acad.Sci.90:11307,1993;Nabel,Human Gene Ther.3:649,1992;Gershon,Biochem.32:7143,1993;及びStrauss EMBO J.11:417,1992が挙げられる。
一部の実施形態では、カチオン性リポソームが使用される。カチオン性リポソームは、細胞膜に融合できる利点を有する。非カチオン性リポソームは、原形質膜と効率的に融合できないが、生体内でマクロファージに取り込まれ、siRNAをマクロファージに送達するのに使用され得る。
リポソームのさらなる利点としては、以下が挙げられる。天然リン脂質から得られるリポソームは、生体適合性且つ生分解性であり;リポソームには、幅広い水及び脂質可溶性薬剤を組み込み得て;リポソームは、それらの内部区画にカプセル化されたsiRNAを代謝及び分解から保護し得る(Rosoff,“Pharmaceutical Dosage Forms,”Lieberman,Rieger and Banker(Eds.),1988,volume 1,p.245)。リポソーム製剤の調製における重要な考察は、リポソームの脂質表面電荷、小胞サイズ、及び水性容量である。
正に帯電した合成カチオン性脂質であるN-[1-(2,3-ジオレイルオキシ)プロピル]-N,N,N-トリメチルアンモニウム塩化物(DOTMA)を使用して、小型リポソームを形成し得て、それは核酸と自然発生的に相互作用して、組織培養細胞の細胞膜の負に帯電した脂質と融合できる脂質-核酸複合体を形成し、siRNA送達をもたらす(DOTMA及びそのDNAとの併用の説明については、その全体が参照により援用される、例えばFelgner,P.L.et al.,Proc.Natl.Acad.Sci.,USA 8:7413-7417,1987及び米国特許第4,897,355号明細書を参照されたい)。
ADOTMA類似体である1,2-ビス(オレオイルオキシ)-3-(トリメチルアンモニア)プロパン(DOTAP)をリン脂質と組み合わせて使用し、DNA錯化小胞を形成し得る。リポフェクチン(商標)Bethesda Research Laboratories,Gaithersburg,Md.)は、生体組織培養細胞に、高アニオン性核酸を送達するための効果的薬剤であり、それは負に帯電したポリヌクレオチドと自然発生的に相互作用して複合体を形成する、正に帯電したDOTMAリポソームを含む。十分に正に帯電したリポソームを使用すれば、得られる複合体上の正味電荷もまた正である。このようにして調製された正に帯電した複合体は、負に帯電した細胞表面に自然発生的に付着して、原形質膜と融合し、例えば組織培養細胞内に機能性核酸を効率的に送達する。別の市販のカチオン性脂質、1,2-ビス(オレオイルオキシ)-3,3-(トリメチルアンモニア)プロパン(「DOTAP」)(Boehringer Mannheim,Indianapolis,Indiana)は、オレオイル部分がエーテル結合でなくエステルによって結合することで、DOTMAと異なる。
その他の報告されたカチオン性脂質化合物としては、2つの脂質タイプの1つと共役するカルボキシスペルミンをはじめとする、多様な部分と共役しているものが挙げられ、例えば、5-カルボキシスペルミルグリシンジオクタオレオイルアミド(「DOGS」)(Transfectam(商標),Promega,Madison,Wisconsin)及びジパルミトイルホスファチジルエタノールアミン5-カルボキシスペルミル-アミド(「DPPES」)などの化合物が挙げられる(例えば米国特許第5,171,678号明細書を参照されたい)。
別のカチオン性脂質複合体は、DOPEと組み合わされてリポソームに調合されているコレステロール(「DC-Chol」)による、脂質の誘導体化を含む(その全体が参照により援用される、Gao,X.and Huang,L.,Biochim.Biophys.Res.Commun.179:280,1991を参照されたい)。ポリリジンをDOPEに共役させて生成されるリポポリリジンが、血清存在下における形質移入に効果的であると報告されている(Zhou,X.et al.,Biochim.Biophys.Acta 1065:8,1991)。特定の細胞系では、共役するカチオン性脂質を含有するこれらのリポソームは、DOTMA含有組成物より低い毒性を示し、より効率的な形質移入を提供すると言われている。その他の市販のカチオン性脂質製品としては、DMRIE及びDMRIE-HP(Vical,La Jolla,California)、及びリポフェクタミン(DOSPA)(Life Technology,Inc.,Gaithersburg,Maryland)が挙げられる。オリゴヌクレオチドの送達に適したその他のカチオン性脂質は、国際公開第98/39359号パンフレット及び国際公開第96/37194号パンフレットに記載される。
リポソーム製剤は局所投与に特に適している。リポソームはその他の製剤に優るいくつかの利点を示す。このような利点としては、投与薬剤の高い全身性吸収に関連した副作用の低下、所望標的における投与薬剤の蓄積増大、及びsiRNAを皮膚内に投与する能力が挙げられる。いくつかの実装では、リポソームは、siRNAを表皮細胞に送達するのに、また例えば皮膚内などの皮膚組織内へのsiRNAの浸透を高めるのに使用される。例えばリポソームは、局所的に塗布し得る。リポソームとして調合された治療薬の皮膚への局所送達が、実証されている(例えば、その全体が参照により援用される、Weiner et al.,Journal of Drug Targeting,1992,vol.2,405-410及びdu Plessis et al.,Antiviral Research,18,1992,259-265;Mannino,R.J.and Fould-Fogerite,S.,Biotechniques 6:682-690,1988;Itani,T.et al.Gene 56:267-276.1987;Nicolau,C.et al.Meth.Enz.149:157-176,1987;Straubinger,R.M.and Papahadjopoulos,D.Meth.Enz.101:512-527,1983;Wang,C.Y.and Huang,L.,Proc.Natl.Acad.Sci.USA 84:7851-7855,1987を参照されたい)。
非イオン性リポソームシステム、特に非イオン性界面活性剤とコレステロールを含むシステムが研究され、皮膚への薬剤送達におけるそれらの効用が判定されている。Novasome I(ジラウリン酸グリセリル/コレステロール/ポリオキシエチレン-10-ステアリルエーテル)及びNovasome II(ジステアリン酸グリセリル/コレステロール/ポリオキシエチレン-10-ステアリルエーテル)を含む非イオン性リポソーム製剤が、マウスの皮膚の真皮内に薬剤を送達するのに使用された。本明細書のdsRNAを含むこのような製剤は、皮膚疾患を治療するのに有用である。
本明細書のdsRNAを含むリポソームは、高度に変形可能にし得る。このような変形能は、リポソームの平均半径よりも小さい孔を通り抜けて、リポソームが浸透できるようにし得る。例えばトランスファーソームは、変形可能なリポソームの一種である。トランスファーソームは、通常は界面活性剤である表面エッジ活性化剤を、標準リポソーム組成物に添加して、作成し得る。本明細書のdsRNAを含むトランスファーソームは、皮膚内のケラチノサイトにdsRNAを送達するために、例えば感染によって皮下送達し得る。無傷の哺乳類皮膚を越えるために、脂質小胞は、適切な経皮勾配の影響下で、それぞれ直径が50nm未満の一連の細孔を通過しなくてはならない。さらに脂質特性のために、これらのトランスファーソームは、自己最適化し(例えば皮膚孔の形状に適応する)、自己修復し得て、断片化することなく頻繁にそれらの標的に到達し得て、自己装填することが多い。
本発明に適する他の製剤が、2008年1月2日に出願された米国仮特許出願第61/018,616号明細書;2008年1月2日に出願された米国仮特許出願第61/018,611号明細書;2008年3月26日に出願された米国仮特許出願第61/039,748号明細書;2008年4月22日に出願された米国仮特許出願第61/047,087号明細書及び2008年5月8日に出願された米国仮特許出願第61/051,528号明細書に記載されている。2007年10月3日に出願されたPCT出願の国際出願PCT/US2007/080331号パンフレットもまた、本発明に適する製剤について記載している。
界面活性剤。dsRNA組成物は、界面活性剤を含み得る。一部の実施形態では、dsRNAは、界面活性剤を含む乳濁液として配合される。天然及び合成双方の多数の異なる界面活性剤型の特性の分類及び格付けの最も一般的な方法は、親水性/親油性バランス(HLB:hydrophile/lipophile balance)の使用による。親水性基の性質は、製剤中で使用される異なる界面活性剤を分類する、最も有用な手段を提供する(Rieger,“Pharmaceutical Dosage Forms”,Marcel Dekker,Inc.,New York,NY,1988,p.285)。
界面活性剤分子がイオン化されない場合、それは非イオン性界面活性剤に分類される。非イオン性界面活性剤には、医薬製品における幅広い用途があり、広いpH価範囲にわたって使用できる。一般に、それらのHLB値は、それらの構造に応じて2~約18の範囲である。非イオン性界面活性剤としては、エチレングリコールエステル、プロピレングリコールエステル、グリセリルエステル、ポリグリセリルエステル、ソルビタンエステル、スクロースエステル、及びエトキシル化エステルなどの非イオン性エステルが挙げられる。脂肪アルコールエトキシレート、プロポキシル化アルコール及びエトキシル化/プロポキシル化ブロックポリマーなどの非イオン性アルカノールアミド及びエーテルもまた、このクラスに含まれる。ポリオキシエチレン界面活性剤は、非イオン性界面活性剤クラスの最も良く見られる構成員である。
界面活性剤分子が、水への溶解又は分散時に負電荷を保有する場合、界面活性剤はアニオン性に分類される。アニオン性界面活性剤としては、石鹸などのカルボン酸塩、ラクチル酸アシル、アミノ酸のアシルアミド、硫酸アルキル及びエトキシル化硫酸アルキルなどの硫酸エステル、アルキルベンゼンスルホネートなどのスルホネート、イセチオン酸アシル、タウリン酸アシル及びスルホコハク酸アシル、及びリン酸アシルが挙げられる。アニオン性界面活性剤クラスの最も重要な構成員は、硫酸アルキル及び石鹸である。
界面活性剤分子が、水への溶解又は分散時に正電荷を保有する場合、界面活性剤はカチオン性に分類される。カチオン性界面活性剤としては、四級アンモニウム塩及びエトキシル化アミンが挙げられる。四級アンモニウム塩が、このクラスで最も良く使用される構成員である。
界面活性剤分子が、陽性又は陰性電荷のいずれかを有する能力を有する場合、界面活性剤は両性に分類される。両性界面活性剤としては、アクリル酸誘導体、置換アルキルアミド、N-アルキルベタイン、及びリン脂質が挙げられる。
医薬品、製剤中及びエマルション中の界面活性剤の使用については、概説されている(Rieger,“Pharmaceutical Dosage Forms”,Marcel Dekker,Inc.,New York,NY,1988,p.285)。
ミセル及び他の膜状製剤。説明の簡略化のため、このセクションにおけるミセル及び他の製剤、組成物及び方法は、主に非修飾siRNA化合物に関して検討される。しかし、これらのミセル及び他の製剤、組成物及び方法が、他のsiRNA化合物、例えば修飾siRNA化合物と併せて実施可能であり、且つかかる実施が本発明の範囲内に含まれるように理解されてもよい。siRNA化合物、例えば二本鎖siRNA化合物、又はssiRNA化合物、(例えば前駆体、例えば、ssiRNA化合物にプロセシング可能なより大きいsiRNA化合物、又はsiRNA化合物、例えば二本鎖siRNA化合物、若しくはssiRNA化合物、若しくはその前駆体をコードするDNA))組成物は、ミセル製剤として提供され得る。「ミセル」は、その中で、分子の疎水性部分がすべて内側を向き、親水性部分が周囲の水性相に接したままであるように、両親媒性分子が球状構造に配列される、特定タイプの分子アセンブリーと、本明細書で定義される。環境が疎水性であれば、逆の配置が存在する。
経皮膜を通じた送達に適した混合ミセル調合物は、dsRNA組成物、アルカリ金属C8~C22アルキル硫酸塩、及びミセル形成化合物の水溶液を混合して、調製してもよい。例示的なミセル形成化合物としては、レシチン、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸の薬学的に許容可能な塩、グリコール酸、乳酸、カモミール抽出物、キュウリ抽出物、オレイン酸、リノール酸、リノレン酸、モノオレイン、モノオレアート、モノラウレート、ルリヂサ油、月見草油、メントール、トリヒドロキシオキソコラニルグリシンとその薬学的に許容可能な塩、グリセリン、ポリグリセリン、リジン、ポリリジン、トリオレイン、ポリオキシエチレンエーテル及びその類似体、ポリドカノールアルキルエーテル及びその類似体、ケノデオキシコール酸、デオキシコール酸、及びそれらの混合物が挙げられる。ミセル形成化合物は、アルカリ金属アルキル硫酸塩の添加と同時に、又はその後に添加してもよい。混合ミセルは、成分を実質的にどのように混合しても形成するが、より小型のミセルを提供するためには、激しく混合される。
一方法では、dsRNA組成物と、少なくともアルカリ金属アルキル硫酸塩とを含有する、第1のミセル組成物が調製される。次に第1のミセル組成物は、少なくとも3つのミセル形成化合物と混合されて、混合ミセル組成物が形成する。別の方法では、ミセル組成物は、dsRNA組成物、アルカリ金属アルキル硫酸塩、及び少なくとも1つのミセル形成化合物を混合して調製され、激しい混合を伴う残りのミセル形成化合物の添加がそれに続く。
フェノール及び/又はm-クレゾールを混合ミセル組成物に添加して、調合物を安定化し、細菌増殖から保護してもよい。代案としては、ミセル形成成分と共に、フェノール及び/又はm-クレゾールを添加してもよい。グリセリンなどの等張剤もまた、混合ミセル組成物形成後に添加してもよい。
ミセル調合物を噴霧として送達するためには、調合物を煙霧剤計量分配装置に入れて、計量分配装置に噴霧剤を装填し得る。加圧下にある噴霧剤は、計量分配装置内で液体形態である。成分の比率は、水性相と噴霧剤相が1つになるように、すなわち1つの相になるように調節される。2つの相がある場合、例えば定量バルブを通じて内容物の一部を分散する前に、計量分配装置を振盪する必要がある。医薬品の分注用量は、定量バルブから精微噴霧で噴射される。
噴霧剤としては、水素含有クロロフルオロカーボン、水素含有フルオロカーボン、ジメチルエーテル、及びジエチルエーテルが挙げられる。特定の実施形態では、HFA 134a(1,1,1,2ーテトラフルオロエタン)を使用してもよい。
必須成分の特定濃度は、比較的簡単な実験法によって判定し得る。口腔を通じた吸収のためには、注射を通じた用量、又は胃腸管を通じた投与の例えば少なくとも2倍又は3倍に増大させることが、往々にして望ましい。
粒子。一部の実施形態において、dsRNA製剤は、粒子、例えば微小粒子に組み込まれてもよい。微小粒子が、噴霧乾燥により作製され得るが、凍結乾燥、蒸発、流動層乾燥、真空乾燥、又はこれらの技術の組み合わせを含む他の方法によっても作製されてよい。
医薬組成物
本発明のdsRNA剤は、薬学的使用のため、配合され得る。本発明は、さらに、本明細書に定義されるようなdsRNA分子を含む医薬組成物に関する。薬学的に許容できる組成物は、単独で摂取される、又は1つ以上の薬学的に許容できる担体(添加剤)、賦形剤及び/又は希釈剤と一緒に配合される、先行する実施形態のいずれかにおけるdsRNA分子の1つ以上を治療有効量で含む。
医薬組成物は、固体又は液体形態、例えば、(1)経口投与、例えば水薬(水溶液又は非水溶液又は懸濁液)、錠剤、例えば、頬側、舌下、及び全身吸収を標的とするもの、ボーラス、散剤、顆粒剤、舌への塗布用のペースト剤;(2)例えば、例えば無菌溶液若しくは懸濁液、又は徐放性製剤としての皮下、筋肉内、静脈内又は硬膜外注射による非経口投与;(3)例えば、皮膚に適用されるクリーム、軟膏剤、又は徐放性パッチ若しくはスプレーとしての局所適用;(4)例えば、ペッサリー、クリーム又はフォームとして腟内又は直腸内;(5)舌下;(6)眼内;(7)経皮;又は(8)経鼻、に適応するものでの投与に特化して配合されてもよい。皮下又は静脈内方法を用いる送達は、特に有利であり得る。
語句「治療有効量」は、本明細書で用いられるとき、任意の医学的処置に適用可能な合理的なリスク・ベネフィット比で、少なくとも動物における細胞の亜集団において幾らかの所望される治療効果をもたらすのに有効である本発明の化合物を含む化合物、材料、又は組成物の量を意味する。
語句「薬学的に許容できる」は、合理的なリスク・ベネフィット比に適う、過剰な毒性、刺激作用、アレルギー反応、又は他の課題若しくは合併症と伴わない、ヒト及び動物の組織と接触させる使用に適した、健全な医学的判断の範囲内に含まれる、化合物、材料、組成物、及び/又は剤形を指すように本明細書中で用いられる。
語句「薬学的に許容できる担体」は、本明細書で用いられるとき、対象化合物を1つの臓器又は身体の一部から別の臓器又は身体の一部へ運搬又は輸送することに関与する、薬学的に許容できる材料、組成物又は媒体、例えば液体又は固体充填剤、希釈剤、賦形剤、製造助剤(例えば、滑沢剤、タルク、マグネシウム、カルシウム又はステアリン酸亜鉛、又はステアリン酸)、又は溶媒封入材料を意味する。各担体は、製剤のその他の成分に適合しており、且つ患者に対して有害でないという意味で「許容できる」必要がある。薬学的に許容できる担体として役立ち得る材料の幾つかの例として、(1)糖、例えばラクトース、グルコース及びスクロース;(2)デンプン、例えばコーンスターチ及びジャガイモデンプン;(3)セルロース、及びその誘導体、例えば、カルボキシメチルセルロースナトリウム、エチルセルロース及び酢酸セルロース;(4)粉末化トラガカント;(5)麦芽;(6)ゼラチン;(7)平滑剤、例えばマグネシウムステート、ラウリル硫酸ナトリウム及びタルク;(8)賦形剤、例えば、ココアバター及び坐剤ワックス;(9)油、例えば、ピーナッツ油、綿実油、ベニバナ油、ゴマ油、オリーブ油、トウモロコシ油及び大豆油;(10)グリコール、例えば、プロピレングリコール;(11)ポリオール、例えば、グリセリン、ソルビトール、マンニトール及びポリエチレングリコール;(12)エステル、例えば、オレイン酸エチル及びラウリン酸エチル;(13)寒天;(14)緩衝剤、例えば、水酸化マグネシウム及び水酸化アルミニウム;(15)アルギン酸;(16)パイロジェンフリー水;(17)等張食塩水;(18)リンゲル液;(19)エチルアルコール;(20)pH緩衝液;(21)ポリエステル、ポリカーボネート及び/又はポリ無水物;(22)増量剤、例えばポリペプチド及びアミノ酸(23)血清成分、例えば血清アルブミン、HDL及びLDL;並びに(22)医薬製剤中に用いられる他の無毒性親和性物質、が挙げられる。
製剤は、便宜上、単位剤形で提示されてもよく、また薬学の技術分野で周知の任意の方法により調製されてもよい。単一剤形を作製するために担体材料と組み合わせ可能な活性成分の量は、治療を受けているホスト、特定の投与様式に応じて変動することになる。単一剤形を作製するために担体材料と組み合わせ可能な活性成分の量は、一般に治療効果をもたらすような化合物の量となる。一般に、100%中でのこの量は、活性成分が約0.1%~約99%、好ましくは約5%~約70%、最も好ましくは約10%~約30%の範囲となる。
特定の実施形態では、本発明の製剤は、シクロデキストリン、セルロース、リポソーム、ミセル形成剤、例えば、胆汁酸、及び高分子担体、例えば、ポリエステル及びポリ無水物からなる群から選択される賦形剤;及び本発明の化合物を含む。特定の実施形態では、上記製剤は、本発明の化合物を経口生体利用可能にする。
dsRNA製剤は、別の薬剤、例えば別の治療薬又はdsRNAを安定化する薬剤、例えばdsRNAと複合してiRNPを形成するタンパク質と組み合わせて配合され得る。さらに他の薬剤として、キレート剤、例えば、EDTA(例えば、Mg2+などの二価カチオンを除去するため)、塩、リボヌクレアーゼ阻害剤(例えば、RNAsinなどの広範特異性リボヌクレアーゼ阻害剤)などが挙げられる。
これらの製剤又は組成物を調製する方法は、本発明の化合物を担体、任意選択的には1つ以上の付属成分と会合させるステップを含む。一般に、当該製剤は、本発明の化合物を液体担体、又は微粉化された固体担体、又は双方と均一且つ緊密に会合させ、次いで必要な場合、生成物を形成させることにより調製される。
場合によっては、薬剤の効果を延長させるため、皮下又は筋肉内注射からの薬剤の吸収を遅らせることが望ましい。これは、水難溶性を有する結晶質又は非晶質材料の懸濁液の使用により行われてもよい。ここで薬剤の吸収速度は、その溶解速度に依存し、次いで結晶サイズ及び結晶性形態に依存してもよい。あるいは、非経口的に投与される薬剤形態の遅延吸収は、薬剤を油媒体に溶解又は懸濁することによって行われる。
本発明に記載の化合物は、他の医薬品に類似して、ヒト又は動物薬において用いられる任意の便宜的方法での投与用に配合されてもよい。
用語「治療」は、予防、治療及び治癒も包含することが意図される。この治療を受けている患者は、一般に、霊長類、特にヒト、及び他の哺乳類、例えば、ウマ、ウシ、ブタ及びヒツジ;並びに家禽及びペットを含む、需要のある任意の動物である。
二本鎖RNA剤は、インビボで細胞において、例えば細胞内に送達される外因性DNA鋳型から作製される。例えば、DNA鋳型は、ベクターに挿入され、遺伝子療法ベクターとして用いられ得る。遺伝子療法ベクターは、例えば、静脈内注射、局所投与により(米国特許第5,328,470号明細書、その全体が参照により援用される)、又は定位注射により(例えば、Chen et al.(1994) Proc.Natl.Acad.Sci.USA91:3054-3057、その全体が参照により援用される)、被験者に送達され得る。遺伝子療法ベクターの薬剤は、許容できる希釈剤中の遺伝子療法ベクターを含み得る、又は遺伝子送達媒体が包埋される持続放出マトリックスを含み得る。例えば、DNA鋳型は、2つの転写単位、すなわちdsRNA分子のトップ鎖を含む転写物を生成するものとdsRNA分子のボトム鎖を含む転写物を生成するものと、を含み得る。当該鋳型が転写されるとき、dsRNA分子が生成され、遺伝子サイレンシングを媒介するsiRNA剤断片にプロセシングされる。
送達の経路
本明細書で定義されるようなdsRNA分子又は本明細書で定義されるようなdsRNA分子を含む医薬組成物は、異なる送達経路を用いて被験者に投与され得る。本明細書のdsRNAを含む組成物は、種々の経路により被験者に送達され得る。例示的経路は、静脈内、皮下、局所、直腸、肛門、膣、経鼻、肺、眼内を含む。
本発明のdsRNA分子は、投与に適した医薬組成物に組み込まれ得る。かかる組成物は、典型的には、dsRNAの1種以上及び薬学的に許容できる担体を含む。本明細書で用いられるとき、用語「薬学的に許容できる担体」は、薬学的投与に適合する、ありとあらゆる溶媒、分散媒、コーティング剤、抗菌及び抗真菌剤、等張及び吸収遅延剤などを含むことが意図される。医薬活性物質におけるかかる媒体及び薬剤の使用は、当該技術分野で周知である。任意の通常の媒体又は薬剤が活性化合物に不適合でない限り、組成物中でのその使用が検討される。補足的活性化合物もまた、組成物中に組み込まれ得る。
本発明の組成物は、局所又は全身治療が所望されるか否かに応じて、また治療されるべき領域に対して、多くの方法で投与されてもよい。投与は、局所(眼、膣、直腸、鼻腔内、経皮を含む)、経口又は非経口であってもよい。非経口投与は、静脈内点滴、皮下、腹腔内若しくは筋肉内注射、又はくも膜下腔内若しくは脳室内投与を含む。
投与の経路及び部位は、標的化を増強するように選択されてもよい。例えば、筋細胞を標的にするため、目的の筋肉への筋肉内注射であれば、論理的な選択となる。肺細胞であれば、dsRNAをエアロゾル形態で投与することにより標的にされてもよい。血管内皮細胞であれば、バルーンカテーテルをdsRNAでコーティングし、dsRNAを機械的に導入することにより標的にされ得る。
用量
一態様では、本発明は、dsRNA分子、例えば本発明のdsRNA剤を被験者(例えばヒト被験者)に投与する方法を特徴とする。別の態様では、本発明は、被験者における標的遺伝子の発現を阻害することにおける使用を意図した、本明細書で定義されるようなdsRNA分子に関する。当該方法又は当該医学的使用は、dsRNA分子、例えばdsRNA剤、例えば本明細書のdsRNA剤を単位用量で投与することを含む。一部の実施形態では、単位用量は、RNA剤の10mg/kg体重未満、又は10未満、5、2、1、0.5、0.1、0.05、0.01、0.005、0.001、0.0005、0.0001、0.00005若しくは0.00001mg/kg体重、及び200nモル未満(例えば、約4.4×1016コピー)/kg体重、又はRNA剤の1500未満、750、300、150、75、15、7.5、1.5、0.75、0.15、0.075、0.015、0.0075、0.0015、0.00075、0.00015nモル/kg体重である。
規定量は、疾患又は障害、例えば、標的遺伝子に関連した疾患又は障害を治療又は予防するのに有効な量であり得る。例えば、単位用量は、注射(例えば、静脈内、皮下又は筋肉内)、吸入投与、又は局所適用により投与され得る。一部の実施形態では、用量は、10未満、5、2、1、又は0.1mg/kg体重であってもよい。
一部の実施形態では、単位用量は、1日1回よりも少ない、例えば、2、4、8又は30日ごとよりも少ない頻度で投与される。別の実施形態では、単位用量は、ある頻度(例えば定期的頻度)で投与されない。例えば、単位用量は、単回投与されてもよい。
一部の実施形態では、有効用量は、他の伝統的な治療様式で投与される。一部の実施形態では、被験者は、ウイルス感染を有し、当該様式は、dsRNA分子以外、例えばsiRNA剤以外の抗ウイルス剤である。別の実施形態では、被験者は、アテローム性動脈硬化症を有し、dsRNA分子、例えばsiRNA剤が、例えば外科的介入後、例えば血管形成術と組み合わせて、有効用量で投与される。
一部の実施形態では、被験者に、dsRNA分子、例えばsiRNA剤(例えば前駆体、例えば、siRNA剤にプロセシング可能なより大きいdsRNA分子、又はdsRNA分子、例えばsiRNA剤、若しくはその前駆体をコードするDNA)が、初期用量及び1回以上の維持用量で投与される。1又は複数の維持用量は、初期用量と同じ、又は初期用量よりも低い、例えば初期用量よりも半分少ない可能性がある。維持投与計画は、被験者を、0.01μg~15mg/kg体重/日の範囲、例えば、10、1、0.1、0.01、0.001、又は0.00001mg/kg体重/日の1又は複数回用量で治療することを含み得る。維持用量は、例えば、2、5、10、又は30日ごとに1回以下、投与される。さらに、治療計画は、一時期続いてもよく、その期間は、患者の特定疾患の性質、その重症度及び全身状態に応じて変動することになる。特定の実施形態では、当該用量は、1日1回以下、例えば、24、36、48、又はより長時間ごとに1回以下、例えば、5又は8日ごとに1回以下、送達されてもよい。治療後、患者は、その状態における変化について、また病態の症状の軽減について監視され得る。当該化合物の用量は、患者が現在の用量レベルに対して有意に応答しない場合に増加されてもよく、又は当該用量は、病態の症状の軽減が認められる場合、病態が消失している場合、若しくは望まれない副作用が認められる場合に低減されてもよい。
有効用量は、所望されるとき、又は特定の環境下で適切と考えられるとき、単回用量又は2回以上の用量で投与され得る。反復又は頻回注入を容易にすることが望まれる場合、送達デバイス、例えば、ポンプ、半永久ステント(例えば、静脈内、腹腔内、大槽内又は関節内)、又はリザーバーの移植が得策である場合がある。
一部の実施形態では、当該組成物は、複数のdsRNA分子種を含む。別の実施形態では、dsRNA分子種は、天然に存在する標的配列に対して別種と重複せず、またそれらに隣接しない配列を有する。別の実施形態では、複数のdsRNA分子種は、異なる天然に存在する標的遺伝子に特異的である。別の実施形態では、dsRNA分子は、対立遺伝子特異的である。
本明細書に記載の本発明のdsRNA分子は、幾つかの方法で、哺乳類、特に非ヒト霊長類又はヒトなどの大型哺乳類に投与され得る。
一部の実施形態では、dsRNA分子、例えばsiRNA剤、組成物の投与は、非経口、例えば、静脈内(例えば、ボーラス又は拡散注入として)、皮内、腹腔内、筋肉内、髄腔内、脳室内、頭蓋内、皮下、経粘膜、頬側、舌下、内視鏡、直腸、経口、膣、局所、肺、鼻腔内、尿道又は眼内投与である。投与は、被験者又は別の人物、例えばヘルスケア提供者によって提供されてもよい。投薬は、測定用量で、又は定量用量を送達する計量分配装置で提供され得る。選択された送達様式は、以下により詳細に検討される。
本発明は、本明細書に記載のdsRNA分子の直腸投与又は送達のための方法、組成物、及びキットを提供する。
特定の実施形態では、本発明は、上記の方法における使用を意図した本発明のdsRNA分子に関する。
標的遺伝子の発現を阻害する方法
本発明の実施形態はまた、標的遺伝子の発現を阻害するための方法に関する。当該方法は、先の実施形態のいずれかにおけるdsRNA分子を、標的遺伝子の発現を阻害するのに十分な量で投与するステップを含む。本発明は、さらに、標的細胞における標的遺伝子の発現を阻害するための、本明細書で定義されるようなdsRNA分子の使用に関する。好ましい実施形態では、本発明は、さらに、インビトロで標的細胞における標的遺伝子の発現を阻害するためのdsRNA分子の使用に関する。
別の態様での本発明は、細胞における標的遺伝子の発現を調節する方法であって、本発明のdsRNA分子を前記細胞に提供することを含む、方法に関する。一部の実施形態では、標的遺伝子は、第VII因子、Eg5、PCSK9、TPX2、apoB、SAA、TTR、RSV、PDGFβ遺伝子、Erb-B遺伝子、Src遺伝子、CRK遺伝子、GRB2遺伝子、RAS遺伝子、MEKK遺伝子、JNK遺伝子、RAF遺伝子、Erk1/2遺伝子、PCNA(p21)遺伝子、MYB遺伝子、JUN遺伝子、FOS遺伝子、BCL-2遺伝子、ヘプシジン、活性化タンパク質C、サイクリンD遺伝子、VEGF遺伝子、EGFR遺伝子、サイクリンA遺伝子、サイクリンE遺伝子、WNT-1遺伝子、β-カテニン遺伝子、c-MET遺伝子、PKC遺伝子、NFKB遺伝子、STAT3遺伝子、サバイビン遺伝子、Her2/Neu遺伝子、トポイソメラーゼI遺伝子、トポイソメラーゼIIα遺伝子、p73遺伝子における突然変異、p21(WAF1/CIP1)遺伝子における突然変異、p27(KIP1)遺伝子における突然変異、PPM1D遺伝子における突然変異、RAS遺伝子における突然変異、カベオリンI遺伝子における突然変異、MIBI遺伝子における突然変異、MTAI遺伝子における突然変異、M68遺伝子における突然変異、腫瘍サプレッサー遺伝子における突然変異、及びp53腫瘍サプレッサー遺伝子における突然変異、からなる群から選択される。
特定の実施形態では、本発明は、上記の方法における使用を意図した本発明のdsRNA分子に関する。
本発明は、さらに限定するものと解釈されるべきでない、以下の実施例によりさらに例示される。本願全体を通じて引用される、すべての参考文献、係属中の特許出願及び公開された特許の内容は、ここで参照により明示的に援用される。
実施例1:インビトロ試験
細胞培養及び384ウェルトランスフェクション
Hep3b細胞(ATCC,Manassas,VA)を、トリプシン処理によりプレートから放出させる前、10%FBS(ATCC)を添加したイーグル最小必須培地(Gibco)中、5%CO2の雰囲気下、37℃でほぼコンフルエントになるまで増殖させた。
4.9μLのOpti-MEM+0.1μLのリポフェクタミンRNAiMax/ウェル(Invitrogen,Carlsbad CA.カタログ番号13778-150)を、384ウェルプレートの個々のウェルへ、各5μLのsiRNA二本鎖に添加することにより、トランスフェクションを実施した。次に、混合物を室温で20分間インキュベートした。次に、5,000のHep3b細胞を含有する完全増殖培地Firty μLをsiRNA混合物に添加した。細胞を、RNA精製前に24時間インキュベートした。10nM及び0.1nMの最終二本鎖濃度で単回用量実験を実施し、用量応答実験は、10nM~37.5fMの範囲で8ポイントの6倍段階希釈を使用して実施した。
dsRNA剤の配列が、表1中に列挙される。AGT mRNAを標的とする追加のdsRNA剤は、国際公開第2015/179724号パンフレットに記載されており、その全内容は参照により本明細書に組み込まれる。
DYNABEADS mRNA単離キット(Invitrogen(商標),パーツ番号:610-12)を用いた全RNA単離
細胞を、ウェルあたり3uLのビーズを含有する75μlのLysis/Binding Bufferで溶解し、静電シェーカーで10分間混合した。洗浄ステップは、磁気プレートサポートを使用して、Biotek EL406で自動化した。ビーズを緩衝液Aで1回、緩衝液Bで1回、緩衝液Eで2回洗浄(90μL中)し、間に吸引ステップを入れた。最後の吸引後、以下に記載するように、完全な10μLのRT混合物を各ウェルに加えた。
ABI高性能cDNA逆転写キット(Applied Biosystems,Foster City,CA,カタログ番号4368813)を用いたcDNA合成
反応1回あたり、10倍緩衝液1ul、0.4ulの25×dNTP、ランダムプライマー1ul、逆転写酵素0.5ul、リボヌクレアーゼ阻害剤0.5ul及び6.6ulのH2Oマスターミックスをウェルあたり添加した。プレートを密封し、静電シェーカーで10分間攪拌し、37℃で2時間インキュベートした。これに続き、プレートを80℃で8分間撹拌した。
リアルタイムPCR
2μlのcDNAを、384ウェルプレート(Rocheカタログ番号04887301001)のウェルあたり、0.5μlのヒトGAPDH TaqManプローブ(4326317E)、0.5μlのヒトAGT(Hs00174854m1)、2μlのヌクレアーゼフリー水及び5μlのLightcycler 480プローブマスターミックス(Rocheカタログ番号04887301001)を含有するマスターミックスに添加した。LightCycler480リアルタイムPCRシステム(Roche)で、リアルタイムPCRを実施した。
相対倍率変化を計算するため、データをΔΔCt法を用いて分析し、10nMのAD-1955をトランスフェクトした細胞、又は偽トランスフェクトした細胞を用いて実施したアッセイに対して正規化した。XLFitを用いる4パラメータフィットモデルを用いてIC50値を算出し、AD-1955をトランスフェクトした細胞又は偽トランスフェクトした細胞に対して正規化した。AD-1955のセンス及びアンチセンス配列は、センス:cuuAcGcuGAGuAcuucGAdTsdT(配列番号5)及びアンチセンスUCGAAGuACUcAGCGuAAGdTsdT(配列番号6)である。
結果を表2にまとめる。
配列を説明する際に使用される略語、例えば、表1に記載されている配列は、便宜上の目的で、収集され、表3に記載される。
実施例2:マウスのインビボ研究
インビボでのAGTを標的とする二本鎖:マウス(n=3/群)は、ヒトアンギオテンシノーゲンをコードするAAVで処置した。AAV8投与の少なくとも2週間後、マウスはsiRNAの単回投与を受けた(3mg/kg)。投与後1日目(処置前)、7日目、14日目、及び21日目に血液を採取し、血清へと処理した。AGTレベルはELISAによって決定され、1日目のパーセントとして表された。結果を図1に示す。
インビボでのLECT2標的二本鎖の有効性:マウス(n=3/群)は、ヒトAngPTL3をコードするLECT2で処置した/AAV8投与の少なくとも2週間後、マウスはsiRNAの単回投与を受けた(2mg/kg)。投与後14日目に、マウスを屠殺し、肝臓を得た。mRNAの精製後、LECT2レベルをqPCRで測定し、GAPDHに正規化した。次に、データをPBS処置動物のパーセントとして表した。結果を図2に示す。
インビボでのmTTr二本鎖の有効性:マウス(n=3/群)は、siRNAの単回投与(1mg/kg)を受けた。投与後1日目(処置前)、7日目、14日目、21日目、及び35日目に血液を採取し、血清へと処理した。TTRレベルはELISAによって決定され、1日目のパーセントとして表された。結果を図3に示す。
インビボでのANgPTL3二本鎖の有効性:マウス(n=3/群)は、ヒトAngPTL3をコードするAAVで処置した。AAV8投与の少なくとも2週間後、マウスはsiRNAの単回投与を受けた(1mg/kg)。1日目及び14日目に、血液を採取して血清へと処理した。ヒトAngPTL3レベルはELISAによって決定され、1日目のパーセントとして表された。結果を図4に示す。
実施例3:非ヒト霊長類のインビボ研究
カニクイザルAGT:カニクイザル(n=3/群)は、siRNA(3mg/kg)の単回投与を受けた。投与後の様々な時点で、血液が採取され、血清へと処理された。AGTレベルはELISAによって決定され、1日目のパーセントとして表された。結果を図5(AD-85626ベースの二本鎖)及び図6(AD-85493ベースの二本鎖)に示す。
カニクイザルAngPTL3:ある研究では、カニクイザル(n=3/群)は、siRNA(3mg/kg)の単回又は複数回投与を受けた。投与後の様々な時点で、血液が採取され、血清へと処理された。AngPTL3レベルはELISAによって決定され、1日目のパーセントとして表された。結果を図7に示す。
別の研究では、カニクイザル(n=3/群)は、siRNA(3mg/kg)の単回投与を受けた。投与後の様々な時点で、血液が採取され、血清へと処理された。AGTレベルはELISAによって決定され、1日目のパーセントとして表された。結果を図8に示す。
本明細書中で参照される米国特許、米国特許出願公開、外国特許、外国特許出願及び非特許論文の全てが、それら全体が参照により本明細書中に援用される。実施形態の態様は、さらなる実施形態をさらに提供するため、様々な特許、出願及び公開の概念を利用する必要がある場合、変更され得る。
これらや他の変更は、上記の詳細な説明のおかげで、実施形態に対して行われ得る。一般に、以下の特許請求の範囲では、用いられる用語は、特許請求の範囲を、明細書及び特許請求の範囲に開示される具体的な実施形態に限定するように解釈されるべきではないが、かかる特許請求の範囲に権利が付与されている均等物の全範囲とともに、あらゆる考えられる実施形態を含むように解釈されるべきである。したがって、特許請求の範囲は、本開示によって限定されない。