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JP2022185414A - 半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】信頼性の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供することである。【解決手段】実施形態の半導体記憶装置は、筐体と、基板と、発熱部品と、半導体メモリ部品とを備える。前記筐体は、前記基板の厚さ方向である第1方向で前記基板に対して第1側に位置する第1壁部および第2壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第1側とは反対側である第2側に位置する第3壁部および第4壁部とを有する。前記第1壁部は、第1部材によって形成されている。前記第2壁部は、前記第1部材とは異なる部材によって形成されている。前記第3壁部は、第2部材によって形成されている。前記第4壁部は、前記第2部材とは異なる部材によって形成されている。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、半導体記憶装置に関する。
筐体と、筐体に収容された基板と、基板に実装された発熱部品と、基板に実装された半導体メモリ部品とを有した半導体記憶装置が知られている。
米国特許出願公開第2020/0060032号明細書
本発明の一実施形態は、信頼性の向上を図ることができる半導体記憶装置を提供する。
実施形態の半導体記憶装置は、筐体と、基板と、発熱部品と、半導体メモリ部品とを備える。前記基板は、前記筐体に収容され、第1領域と、前記第1領域とは異なる第2領域とを含む。前記発熱部品は、前記第1領域と前記第2領域とのうち一方に実装されている。前記半導体メモリ部品は、前記第1領域と前記第2領域とのうち他方に実装されている。前記筐体は、前記基板の厚さ方向である第1方向で前記基板に対して第1側に位置して前記第1領域に面する第1壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第1側に位置して前記第2領域に面する第2壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第1側とは反対側である第2側に位置して前記第1領域に面する第3壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第2側に位置して前記第2領域に面する第4壁部とを有する。前記第1壁部は、第1部材によって形成されている。前記第2壁部は、前記第1部材とは異なる部材によって形成されている。前記第3壁部は、第2部材によって形成されている。前記第4壁部は、前記第2部材とは異なる部材によって形成されている。
第1実施形態の半導体記憶装置を示す斜視図。 第1実施形態の基板ユニットを示す斜視図。 第1実施形態の基板ユニットを示す下面図。 第1実施形態の基板ユニットを示す上面図。 第1実施形態の筐体を示す斜視図。 第1実施形態の第1部材を示す斜視図。 第1実施形態の第2部材を示す斜視図。 第1実施形態の第1部材に対する第2部材の取付方法を説明するための図。 図1中に示された半導体記憶装置のF9-F9線に沿う断面図。 図9中に示された半導体記憶装置のF10-F10線に沿う断面図。 第1実施形態の筐体の下壁の一部を示す下面図。 第2実施形態の筐体を分解して示す斜視図。 第3実施形態の筐体を分解して示す斜視図。 第4実施形態の筐体を分解して示す斜視図。
以下、実施形態の半導体記憶装置を、図面を参照して説明する。以下の説明では、同一または類似の機能を有する構成に同一の符号を付す。そして、それら構成の重複する説明は省略する場合がある。本出願で「平行」、「直交」、または「同じ」とは、それぞれ「略平行」、「略直交」、または「略同じ」である場合も含み得る。本出願で「接続」とは、機械的な接続に限定されず、電気的な接続も含み得る。また、「接続」とは、複数の構成要素が直接に接続された場合に限定されず、別の要素を間に介在させて接続される場合も含み得る。
ここで先に、+X方向、-X方向、+Y方向、-Y方向、+Z方向、および-Z方向について定義する。+X方向、-X方向、+Y方向、および-Y方向は、後述する基板21の第1面21a(図9参照)と平行な方向である。+X方向は、後述する筐体10の第1上壁部51から第2上壁部52に向かう方向である(図1参照)。-X方向は、+X方向とは反対の方向である。+X方向と-X方向とを区別しない場合は、単に「X方向」と称する。+Y方向および-Y方向は、X方向とは交差する(例えば直交する)方向である。+Y方向は、後述する筐体10の第1側壁33から第2側壁34に向かう方向である(図1参照)。-Y方向は、+Y方向とは反対の方向である。+Y方向と-Y方向とを区別しない場合は、単に「Y方向」と称する。
+Z方向および-Z方向は、X方向およびY方向とは交差する(例えば直交する)方向であり、後述する基板21の厚さ方向である。+Z方向は、後述する筐体10の第1下壁部41から第1上壁部51に向かう方向である(図9参照)。-Z方向は、+Z方向とは反対の方向である。+Z方向と-Z方向とを区別しない場合は、単に「Z方向」と称する。本出願では、説明の便宜上、+Z方向側を「上」、-Z方向側を「下」と称することがある。ただし、これらは重力方向を限定するものではない。+Z方向は、「第1方向」の一例である。+X方向は、「第2方向」の一例である。+Y方向は、「第3方向」の一例である。
(第1実施形態)
<1.半導体記憶装置の全体構成>
図1から図11を参照し、第1実施形態の半導体記憶装置1について説明する。半導体記憶装置1は、例えばSSD(Solid State Drive)のような記憶装置である。半導体記憶装置1は、例えば、サーバやパーソナルコンピュータなどの情報処理装置に取り付けられ、情報処理装置の記憶領域として利用される。本出願では、半導体記憶装置1が取り付けられる情報処理装置を「ホスト装置」と称する。
図1は、半導体記憶装置1を示す斜視図である。半導体記憶装置1は、例えば、筐体10、基板ユニット20、および複数の固定部材80を有する。ここでは説明の便宜上、先に基板ユニット20について説明し、その後に筐体10および固定部材80について説明する。
<2.基板ユニット>
まず、基板ユニット20について説明する。図1に示すように、基板ユニット20は、筐体10に収容されている。
図2は、基板ユニット20を示す斜視図である。基板ユニット20は、例えば、基板21、外部接続コネクタ22、コントローラ23、電力変換部品24、電源回路部品25、複数のDRAM(Dynamic Random Access Memory)26、複数の半導体メモリ部品27、および複数のコンデンサ28を有する。
基板21は、X方向およびY方向に沿う板状である。基板21は、例えば細長い矩形状である。基板21は、プリント配線板であり、絶縁基材と、当該絶縁基材に設けられた配線パターンとを有する。基板21の4つ角部には、固定部材80が通される複数の挿通穴21haが設けられている。また、基板21には、例えば、位置決めピン41c(図6参照)が挿入される1つ以上の挿通穴21hbと、回転止めピン42c(図7参照)が挿入される1つ以上の挿通穴21hcが設けられている。
基板21は、第1端部21e1と、第1端部21e1とはX方向で反対側に位置した第2端部21e2とを有する。第1端部21e1は、-X方向側の端部である。第1端部21e1は、筐体10の開口Oを通じて筐体10の外部に突出している(図1参照)。基板21は、第1面21aと、第1面21aとはZ方向で反対側に位置した第2面21bとを有する。第1面21aは、-Z方向に向いた面である。第2面21bは、+Z方向に向いた面である。
図3は、基板ユニット20を示す下面図である。図4は、基板ユニット20を示す上面図である。本実施形態では、基板21は、第1領域R1および第2領域R2を有する。本出願で「基板の領域」とは、基板21の特定の表面における領域に限定されず、基板21の複数の表面(例えば第1面21aおよび第2面21b)それぞれの一部を含み得る。
図3および図4に示すように、第1および第2の領域R1,R2は、+X方向において、第1領域R1、第2領域R2の順に並んでいる。すなわち、第1領域R1は、X方向で、第2領域R2と比べて、基板21の第1端部21e1の近くに位置する。第2領域R2は、X方向で、第1領域R1と比べて、基板21の第2端部21e2の近くに位置する。
外部接続コネクタ22は、基板21の第1端部21e1に設けられ、筐体10の外部に開口Oを通じて露出されている。外部接続コネクタ22は、Y方向に並ぶ複数の金属端子22aを有する。外部接続コネクタ22は、ホスト装置のコネクタと接続可能である。
コントローラ23は、基板21の第1領域R1に実装されている。コントローラ23は、例えば、基板21の第1面21aに実装されている。コントローラ23は、半導体記憶装置1の全体を統括的に制御する。コントローラ23は、例えば、ホスト装置に対するホストインターフェース回路、複数のDRAM26を制御する制御回路、および複数の半導体メモリ部品27を制御する制御回路などが1つの半導体チップに集積されたSoC(System on a Chip)を含む半導体パッケージである。コントローラ23は、動作時に発熱する部品であり、「発熱部品」の一例である。例えば、コントローラ23は、半導体メモリ部品27と比べて高温になる。なお本出願で「ある部品がある領域に実装される」とは、当該部品の半分以上が当該領域に実装されることを意味し、当該部品の一部が当該領域からはみ出している場合を含み得る。
電力変換部品24は、基板21の第1領域R1に実装されている。電力変換部品24は、例えば、基板21の第1面21aに実装されている。電力変換部品24は、例えば、DC-DCコンバータである。電力変換部品24は、ホスト装置から供給される電力を基板ユニット20に含まれる各部品(コントローラ23、DRAM26、半導体メモリ部品27など)に必要な電力に変換し、変換した電力を各部品に供給する。電力変換部品24は、動作時に発熱する部品であり、「発熱部品」の一例である。例えば、電力変換部品24は、半導体メモリ部品27と比べて高温になる。
電源回路部品25は、基板21の第1領域R1に実装されている。電源回路部品25は、例えば、基板21の第2面21bに実装されている。電源回路部品25は、例えば、PMIC(Power Management IC)であり、パワーマネージメント機能を持つ。電源回路部品25は、基板ユニット20に含まれる各部品(コントローラ23、DRAM26、半導体メモリ部品27など)に対する電力制御を行う。電源回路部品25は、動作時に発熱する部品であり、「発熱部品」の一例である。例えば、電源回路部品25は、半導体メモリ部品27と比べて高温になる。
複数のDRAM26は、基板21の第1領域R1に実装されている。複数のDRAM26は、第1DRAM26Aと、第2DRAM26Bとを含む。第1DRAM26Aは、基板21の第1面21aに実装されている。第2DRAM26Bは、基板21の第2面21bに実装されている。各DRAM26は、揮発性の半導体メモリチップを含む半導体パッケージである。各DRAM26は、ホスト装置から受信した書き込み対象データ、および1つ以上の半導体メモリ部品27から読み出された読み出し対象データなどが一時的に格納されるデータバッファとして用いられ得る。ただし、半導体記憶装置1は、DRAM26を有しなくてもよい。
複数の半導体メモリ部品27は、基板21の第2領域R2に実装されている。複数の半導体メモリ部品27は、複数の第1半導体メモリ部品27Aと、複数の第2半導体メモリ部品27Bとを含む。複数の第1半導体メモリ部品27Aは、基板21の第1面21aに実装され、X方向およびY方向に並べられている。複数の第2半導体メモリ部品27Bは、基板21の第2面21bに実装され、X方向およびY方向に並べられている。各半導体メモリ部品27は、不揮発性の半導体メモリチップを含む半導体パッケージである。各半導体メモリ部品27は、例えば、NAND型フラッシュメモリである。
ただし、半導体メモリ部品27は、NAND型フラッシュメモリに限定されず、NOR型メモリや、MRAM(Magnetoresistive Random Access Memory)、抵抗変化型メモリ、またはその他のタイプの記憶装置でもよい。すなわち、「半導体メモリ部品」は、電荷の蓄積状態によってデータを記憶するメモリ素子を含むものに限定されず、磁気状態または抵抗状態などによりデータを記憶するメモリ素子を含むものでもよい。
複数のコンデンサ28は、複数の第1コンデンサ28Aと、複数の第2コンデンサ28Bとを含む。複数の第1コンデンサ28Aは、基板21の第1面21aに実装されている。複数の第1コンデンサ28Aは、例えば、コントローラ23と複数の第1半導体メモリ部品27Aとの間に配置されている。複数の第2コンデンサ28Bは、基板21の第2面21bに実装されている。複数の第2コンデンサ28Bは、例えば、第2DRAM26Bと複数の第2半導体メモリ部品27Bとの間に配置されている。各コンデンサ28は、予期せぬ電力遮断時のデータ保護を目的とする電源バックアップ機能を持つ。例えば、複数のコンデンサ28は、ホスト装置からの電力供給が予期せず遮断された場合、コントローラ23、複数のDRAM26、および複数の半導体メモリ部品27などに対して電力を一定時間にわたり供給する。各コンデンサ28は、例えばアルミ電解コンデンサである。ただし、コンデンサ28は、上記例に限定されない。コンデンサ28は、「電子部品」の一例である。
<3.筐体>
<3.1 筐体の全体構成>
次に、筐体10について説明する。
図5は、筐体10を示す斜視図である。筐体10は、例えば、下壁31、上壁32、第1側壁33、および第2側壁34を有する。
下壁31は、筐体10の-Z方向側の端部に位置し、筐体10の外部に露出する。すなわち、下壁31は、基板ユニット20に対して-Z方向側に位置する。下壁31は、X方向およびY方向に沿う板状である。下壁31は、第1下壁部41と、第2下壁部42とを含む。第1下壁部41は、基板21の第1領域R1に-Z方向側から面する(図9参照)。第2下壁部42は、第1下壁部41に対して+X方向側に位置する。第2下壁部42は、Z方向で第1下壁部41と同じ位置(同じ高さ)に配置されている。第2下壁部42は、基板21の第2領域R2に-Z方向側から面する(図9参照)。第1下壁部41および第2下壁部42の各々は、X方向およびY方向に沿う板状である。第1下壁部41および第2下壁部42は、同じ厚さを有する。-Z方向側は、「第1側」の一例である。第1下壁部41は、「第1壁部」の一例である。第2下壁部42は、「第2壁部」の一例である。
上壁32は、筐体10の+Z方向側の端部に位置し、筐体10の外部に露出する。すなわち、上壁32は、基板ユニット20に対して+Z方向側に位置する。上壁32は、X方向およびY方向に沿う板状である。上壁32は、第1上壁部51と、第2上壁部52とを含む。第1上壁部51は、基板21の第1領域R1に+Z方向側から面する(図9参照)。第2上壁部52は、第1上壁部51に対して+X方向側に位置する。第2上壁部52は、Z方向で第1上壁部51と同じ位置(同じ高さ)に配置されている。第2上壁部52は、基板21の第2領域R2に+Z方向側から面する(図9参照)。第1上壁部51および第2上壁部52の各々は、X方向およびY方向に沿う板状である。第1上壁部51および第2上壁部52は、同じ厚さを有する。+Z方向側は、「第2側」の一例である。第1上壁部51は、「第3壁部」の一例である。第2上壁部52は、「第4壁部」の一例である。
第1側壁33は、筐体10の-Y方向側の端部に位置し、筐体10の外部に露出する。すなわち、第1側壁33は、基板ユニット20に対して-Y方向側に位置する。第1側壁33は、X方向およびZ方向に沿う板状である。第1側壁33は、Z方向において下壁31と上壁32とに亘る。すなわち、第1側壁33は、下壁31と上壁32との間の空間を-Y方向側から覆う。本実施形態では、第1側壁33は、X方向において、第1上壁部51の全長および第2上壁部52の全長に亘る。第1側壁33は、「第5壁部」の一例である。
第2側壁34は、筐体10の+Y方向側の端部に位置し、筐体10の外部に露出する。すなわち、第2側壁34は、基板ユニット20に対して+Y方向側に位置する。第2側壁34は、X方向およびZ方向に沿う板状である。第2側壁34は、Z方向において下壁31と上壁32とに亘る。すなわち、第2側壁34は、下壁31と上壁32との間の空間を+Y方向側から覆う。本実施形態では、第2側壁34は、X方向において、第1上壁部51の全長および第2上壁部52の全長に亘る。第2側壁34は、「第6壁部」の一例である。
筐体10は、上述した下壁31、上壁32、第1側壁33、および第2側壁34を含み、扁平な矩形の筒状である。本実施形態では、筐体10は、第1部材M1と、第2部材M2とを含む。以下、この内容について詳しく説明する。
<3.2 第1部材>
図6は、第1部材M1を示す斜視図である。第1部材M1は、例えば、第1下壁部41、第2上壁部52、第1側壁33、および第2側壁34を含む。例えば、第1部材M1は、押し出し加工などによって、金属材料により一体成型されている。
第1下壁部41は、板状の壁本体41aと、一対の支持部41bと、第1窪みU1と、第2窪みU2の第1部分U2aと、1つ以上の位置決めピン41cとを有する。一対の支持部41b、第1窪みU1、第2窪みU2の第1部分U2a、および1つ以上の位置決めピン41cは、壁本体41aの+Z方向側の表面に設けられている。
一対の支持部41bは、第1下壁部41の-X方向側の端部に設けられている。一対の支持部41bは、Y方向において、第1下壁部41の両端部に分かれて位置する。一対の支持部41bは、壁本体41aの表面から+Z方向に突出している。一対の支持部41bの上には、基板21の第1端部21e1が載置される。一対の支持部41bの各々には、固定部材80が係合する係合穴41hが設けられている。
第1窪みU1および第2窪みU2の第1部分U2aは、壁本体41aの表面から-Z方向に窪んでいる。第1窪みU1は、コントローラ23に対応する位置に設けられ、コントローラ23を避ける窪みである(図9参照)。第2窪みU2は、複数の第1コンデンサ28Aに対応する位置に設けられ、複数の第1コンデンサ28Aを避ける窪みである(図9参照)。本実施形態では、第1下壁部41には、第2窪みU2の一部(第1部分U2a)が設けられている。
位置決めピン41cは、壁本体41aの表面から+Z方向に突出している。位置決めピン41cは、基板21の挿通穴21hbに挿入され、基板ユニット20の位置決めを行うために用いられる。
第2上壁部52は、第1下壁部41に対して、+X方向側、且つ、+Z方向側に位置する。第2上壁部52は、板状の壁本体52aと、一対の支持部52bとを有する。一対の支持部52bは、壁本体52aの-Z方向側の表面に設けられている。一対の支持部52bは、第2上壁部52の+X方向側の端部に設けられている。一対の支持部52bは、Y方向において、第2上壁部52の両端部に分かれて位置する。一対の支持部52bは、壁本体52aから-Z方向に突出している。一対の支持部52bは、基板21の第2端部21e2に当接する。一対の支持部52bの各々には、固定部材80が通される挿通穴52hが設けられている。
第1側壁33は、第1部材M1の-Y方向側の端部に位置する。第1側壁33は、第1下壁部41の-Y方向側の端部と、第2上壁部52の-Y方向側の端部とを接続している。一方で、第2側壁34は、第1部材M1の+Y方向側の端部に位置する。第2側壁34は、第1下壁部41の+Y方向側の端部と、第2上壁部52の+Y方向側の端部とを接続している。本実施形態では、Y方向における第1側壁33および第2側壁34の各々の厚さT2は、Z方向における第1下壁部41の厚さT1(例えば壁本体41aの厚さ)よりも薄い。
以上のような構成を有することで、第1部材M1のなかで第1下壁部41が設けられた領域は、+Z方向に開放された椀状に形成されている。また、第1部材M1のなかで第2上壁部52が設けられた領域は、-Z方向が開放された椀状に形成されている。
<3.3 第2部材>
図7は、第2部材M2を示す斜視図である。第2部材M2は、例えば、第2下壁部42、第1上壁部51、第1接続部61、および第2接続部62を含む。例えば、第2部材M2は、押し出し加工などによって、金属材料により一体成型されている。
第2下壁部42は、板状の壁本体42aと、一対の支持部42bと、第2窪みU2の第2部分U2bと、1つ以上の回転止めピン42cとを有する。一対の支持部42b、第2窪みU2の第2部分U2b、および1つ以上の回転止めピン42cは、壁本体42aの+Z方向側の表面に設けられている。
一対の支持部42bは、第2下壁部42の+X方向側の端部に設けられている。一対の支持部42bは、Y方向において、第2下壁部42の両端部に分かれて位置する。一対の支持部42bは、壁本体42aの表面から+Z方向に突出している。一対の支持部42bの上には、基板21の第2端部21e2が載置される。一対の支持部42bの各々には、固定部材80が係合する係合穴42hが設けられている。
第2窪みU2の第2部分U2bは、壁本体42aの表面から-Z方向に窪んでいる。第2窪みU2の第2部分U2bは、上述した第1下壁部41の第2窪みU2の第1部分U2aとX方向で隣り合う。言い換えると、第2窪みU2は、第1下壁部41と第2下壁部42とに亘って設けられている。
回転止めピン42cは、壁本体42aの表面から+Z方向に突出している。回転止めピン42cは、基板21の挿通穴21hcに挿入され、例えば組立時に基板ユニット20が回転することを抑制するために用いられる。
第2下壁部42の+X方向側の端部は、第2上壁部52の+X方向側の端部と比べて、+X方向に突出している。第2下壁部42の+X方向側の端部は、半導体記憶装置1をホスト装置に取り付けるときに作業者によって把持されるつまみ部として機能する。第2下壁部42の+X方向側の端部には、半導体記憶装置1をホスト装置に対して固定または位置決めするために用いられる1つ以上の穴Hが設けられている。
第1上壁部51は、第2下壁部42に対して、-X方向側、且つ、+Z方向側に位置する。第1上壁部51は、板状の壁本体51aと、一対の支持部51bとを有する。一対の支持部51bは、壁本体51aの-Z方向側の表面に設けられている。一対の支持部51bは、第1上壁部51の-X方向側の端部に設けられている。一対の支持部51bは、Y方向において、第1上壁部51の両端部に分かれて位置する。一対の支持部51bは、壁本体51aから-Z方向に突出している。一対の支持部51bは、基板21の第1端部21e1に当接する。一対の支持部51bの各々には、固定部材80が通される挿通穴51hが設けられている。
第1接続部61および第2接続部62は、Y方向で、第1部材M1の第1側壁33と第2側壁34との間に配置される。第1接続部61は、例えば、第2部材M2の-Y方向側の端部に位置する。第1接続部61は、第1上壁部51の-Y方向側の端部と、第2下壁部42の-Y方向側の端部とを接続している。一方で、第2接続部62は、例えば、第2部材M2の+Y方向側の端部に位置する。第2接続部62は、第1上壁部51の+Y方向側の端部と、第2下壁部42の+Y方向側の端部とを接続している。Y方向において、第1接続部61と第2接続部62との間には、上述した基板ユニット20が配置される。
本実施形態では、第1接続部61および第2接続部62の各々は、第1上壁部51の+X方向側の端部から第2下壁部42の-X方向側の端部に向かうように、X方向に対して斜めに延びている。X方向における第1接続部61および第2接続部62の各々の長さL2は、X方向における第1側壁33および第2側壁34の各々の長さL1(図6参照)よりも短い。別の観点で見ると、X方向における第1接続部61および第2接続部62の各々の幅W(例えば最大幅)は、X方向における第1側壁33および第2側壁34の各々の長さL1よりも短い。本実施形態では、Y方向における第1接続部61および第2接続部62の各々の厚さT3は、Z方向における第2下壁部42の厚さT4(図7参照、例えば壁本体42aの厚さ)よりも薄い。
図8は、第1部材M1に対する第2部材M2の取付方法を説明するための図である。本実施形態では、第2部材M2は、第1部材M1に対して斜めに傾けられた姿勢で、第1側壁33と第2側壁34との間に挿入される。そして、図8中に矢印Aで示すように、第1上壁部51が第1下壁部41と平行になるように、および、第2下壁部42が第2上壁部52と平行になるように、第1部材M1に対して第2部材M2を回動させる。これにより、第1部材M1と第2部材M2とが組み合わされ、筐体10が形成される。
<3.4 筐体と基板ユニットとの関係>
図9は、図1中に示された半導体記憶装置1のF9-F9線に沿う断面図である。図9に示すように、第1下壁部41は、コントローラ23および電力変換部品24に-Z方向側から面する。第1下壁部41は、熱伝導性部材71A(例えば熱伝導性シート)を間に介在させて、コントローラ23に接続されている。第1下壁部41は、熱伝導性部材71B(例えば熱伝導性シート)を間に介在させて、電力変換部品24に接続されている。一方で、第2下壁部42は、複数の第1半導体メモリ部品27Aに-Z方向側から面する。第2下壁部42は、熱伝導性部材71C(例えば熱伝導性シート)を間に介在させて、複数の第1半導体メモリ部品27Aに接続されている。なお、熱伝導性部材71A,71B,71Cのうち1つ以上は省略されてもよい。
第1上壁部51は、電源回路部品25に+Z方向側から面する。第1上壁部51は、熱伝導性部材71D(例えば熱伝導性シート)を間に介在させて、電源回路部品25に接続されている。一方で、第2上壁部52は、複数の第2半導体メモリ部品27Bに+Z方向側から面する。第2上壁部52は、熱伝導性部材71E(例えば熱伝導性シート)を間に介在させて、複数の第2半導体メモリ部品27Bに接続されている。なお、熱伝導性部材71D,71Eのうち1つ以上は省略されてもよい。
本実施形態では、下壁31は、X方向において、第1下壁部41と第2下壁部42との間に第1隙間S1を有する。第1隙間S1の長手方向は、Y方向に沿う(図5参照)。第1隙間S1は、例えば、Y方向において第2部材M2の全幅に亘り設けられている。第1隙間S1は、第1下壁部41から第2下壁部42に向かう熱の伝導を抑制する。第1隙間S1は、第1下壁部41よりも熱伝導率が低い部分である。第1隙間S1は、「第1部分」の一例である。
同様に、上壁32は、X方向において、第1上壁部51と第2上壁部52との間に第2隙間S2を有する。第2隙間S2の長手方向は、Y方向に沿う(図5参照)。第2隙間S2は、例えば、Y方向において第2部材M2の全幅に亘り設けられている。第2隙間S2は、第1上壁部51から第2上壁部52に向かう熱の伝導を抑制する。第2隙間S2は、第1上壁部51よりも熱伝導率が低い部分である。第2隙間S2は、「第2部分」の一例である。
本実施形態では、第1隙間S1および第2隙間S2は、筐体10の外部に露出している。筐体10の外部を流れる空気は、第1隙間S1および第2隙間S2を通じて筐体10内に流入可能である。本実施形態では、第1隙間S1および第2隙間S2が設けられていることで、筐体10の組立時における第1部材M1と第2部材M2との干渉を避けることができる。すなわち、第1隙間S1および第2隙間S2が設けられていることで、第1部材M1に対して第2部材M2が斜めに傾けられた姿勢で組み合わされ、その後、第1部材M1に対して第2部材M2を回動させることができる。
図9に示すように、筐体10は、X方向において、第1端部10e1と、第1端部10e1とは反対の第2端部10e2とを有する。第1端部10e1は、-X方向側の端部である。第2端部10e2は、+X方向側の端部である。上述した第1隙間S1(すなわち第1下壁部41と第2下壁部42との境界部)は、X方向において、筐体10の第1端部10e1および第2端部10e2に対してよりも筐体10の中央部に対して近くに位置する。同様に、上述した第2隙間S2(すなわち第1上壁部51と第2上壁部52との境界部)は、X方向において、筐体10の第1端部10e1および第2端部10e2に対してよりも筐体10の中央部に対して近くに位置する。
図10は、図9中に示された半導体記憶装置1のF10-F10線に沿う断面図である。本実施形態では、第2下壁部42は、Y方向で、第1側壁33と第2側壁34との間に配置されている。そして、Y方向で第2下壁部42と第1側壁33との間には、第3隙間S3が設けられている。Y方向で第2下壁部42と第2側壁34との間には、第4隙間S4が設けられている。
図11は、筐体10の下壁31の一部を示す下面図である。第3隙間S3および第4隙間S4は、第1隙間S1に連通している。第3隙間S3および第4隙間S4の各々の長手方向は、X方向に沿う。第3隙間S3および第4隙間S4は、筐体10の外部に露出している。筐体10の外部を流れる空気は、第3隙間S3および第4隙間S4を通じて筐体10内に流入可能である。
図11に示すように、本実施形態では、第1接続部61の一部は、第2下壁部42の-Y方向側の端部に対して-Y方向側に突出して設けられている。これにより、基板ユニット20を収容する収容空間が広く確保されつつ、第1接続部61の強度が確保される。第3隙間S3は、第2下壁部42から突出した第1接続部61が第1側壁33に干渉することを避けるために、第1側壁33に設けられた窪みU3によって形成されている。同様に、第2接続部62の一部は、第2下壁部42の+Y方向側の端部に対して+Y方向側に突出して設けられている。これにより、基板ユニット20を収容する収容空間が広く確保されつつ、第2接続部62の強度が確保される。第4隙間S4は、第2下壁部42から突出した第2接続部62が第2側壁34に干渉することを避けるために、第2側壁34に設けられた窪みU4によって形成されている。
同様に、第1上壁部51は、Y方向で、第1側壁33と第2側壁34との間に配置されている(図5参照)。そして、Y方向で第1上壁部51と第1側壁33との間には、第5隙間S5が設けられている。Y方向で第1上壁部51と第2側壁34との間には、第6隙間S6が設けられている。第5隙間S5および第6隙間S6は、例えば、第3隙間S3および第4隙間S4と類似の形状を持つ。すなわち、第5隙間S5および第6隙間S6は、第2隙間S2に連通している。第5隙間S5および第6隙間S6の各々の長手方向は、X方向に沿う。第5隙間S5および第6隙間S6は、筐体10の外部に露出している。筐体10の外部を流れる空気は、第5隙間S5および第6隙間S6を通じて筐体10内に流入可能である。
本実施形態では、第1接続部61の一部は、第1上壁部51の-Y方向側の端部に対して-Y方向側に突出して設けられている。これにより、基板ユニット20を収容する収容空間が広く確保されつつ、第1接続部61の強度が確保される。第5隙間S5は、第1上壁部51から突出した第1接続部61が第1側壁33に干渉することを避けるために、第1側壁33に設けられた窪みU5により形成されている。第2接続部62の一部は、第1上壁部51の+Y方向側の端部に対して+Y方向側に突出して設けられている。これにより、基板ユニット20を収容する収容空間が広く確保されつつ、第2接続部62の強度が確保される。第6隙間S6は、第1上壁部51から突出した第2接続部62が第2側壁34に干渉することを避けるために、第2側壁34設けられた窪みU6により形成されている。窪みU5および窪みU6の形状は、例えば図11に示す窪みU3および窪みU4と同様である。
<4.固定部材>
図1に戻り、複数の固定部材80について説明する。複数の固定部材80は、上述した第1部材M1と第2部材M2とを固定する。本実施形態では、複数の固定部材80は、第1部材M1および第2部材M2に対して基板21を共締め固定する。複数の固定部材80は、例えば、複数の第1固定部材80Aと、複数の第2固定部材80Bとを含む。
各第1固定部材80Aは、第1上壁部51の支持部51bの挿通穴51hおよび基板21の挿通穴21haに通され、第1下壁部41の支持部41bの係合穴41hに係合する。これにより、第1上壁部51と第1下壁部41とが固定されるとともに、基板21が第1上壁部51の支持部51bと第1下壁部41の支持部41bとの間に挟まれて固定される。
各第2固定部材80Bは、第2上壁部52の支持部52bの挿通穴52hおよび基板21の挿通穴21haに通され、第2下壁部42の支持部42bの係合穴42hに係合する。これにより、第2上壁部52と第2下壁部42とが固定されるとともに、基板21が第2上壁部52の支持部52bと第2下壁部42の支持部42bとの間に挟まれて固定される。
ここで、基板ユニット20の取り付け方法の一例を説明する。基板ユニット20は、例えば、第2部材M2が第1部材M1に対して斜めに傾けられた姿勢で挿入された状態(図8中に示す状態)で、第1部材M1と第2部材M2との間に挿入される。基板ユニット20は、例えば、基板21の挿通穴21hbに位置決めピン41c(図6参照)が挿入され、基板21の挿通穴21hcに回転止めピン42c(図7参照)が挿入されることで、基板ユニット20の位置決めが行われるとともに、基板ユニット20の回転が抑制される。
この状態で、第1部材M1に対して第2部材M2が図8中の矢印Aの方向に回動されることで、基板ユニット20は、第1部材M1と第2部材M2との間に挟まれる。本実施形態では、基板21の第1端部21e1が第1下壁部41の支持部41bと第1上壁部51の支持部51bとの間に挟まれる。さらに、基板21の第2端部21e2が第2下壁部42の支持部42bと第2上壁部52の支持部52bとの間に挟まれる。この状態で複数の固定部材80が筐体10に取り付けられることで、基板ユニット20が筐体10に固定される。なお、基板ユニット20の取り付け方法は、上記例に限定されない。例えば、基板ユニット20が第2部材M2に取り付けられた後に、第2部材M2が第1部材M1に取り付けられてもよい。
<5.作用>
上述したように、コントローラ23および電力変換部品24は、例えば熱伝導性部材71A,71Bを介して、第1下壁部41に接続されている。このため、コントローラ23および電力変換部品24から発する熱の一部は、熱伝導性部材71A,71Bを介して第1下壁部41に伝導する。このため、第1下壁部41の温度が上昇する。しかしながら、第1下壁部41と第2下壁部42とが一体に形成されていないため、コントローラ23および電力変換部品24から第1下壁部41に伝導した熱は、第1下壁部41から第2下壁部42には伝導しにくい。このため、第1下壁部41と第2下壁部42とが一体である場合と比べ、第2下壁部42の温度が上昇しにくい。その結果、コントローラ23および電力変換部品24と比べて耐熱性が低い半導体メモリ部品27(例えば第1半導体メモリ部品27A)が高温になることを抑制することができる。
ここで、コントローラ23および電力変換部品24から第1下壁部41に伝導した熱の一部は、第1側壁33および第2側壁34を介して、第2上壁部52に伝導する。しかしながら、第1下壁部41から第1側壁33および第2側壁34を介して第2上壁部52に伝導する熱の量は、第1下壁部41と第2下壁部42とが一体に形成されている場合に下壁31から第1側壁33および第2側壁34を介して上壁32に伝導する熱の量と比べて少ない。このため、半導体メモリ部品27(例えば第2半導体メモリ部品27B)が高温になることが抑制される。
同様に、電源回路部品25は、例えば熱伝導性部材71Dを介して、第1上壁部51に接続されている。このため、電源回路部品25から発する熱の一部は、熱伝導性部材71Dを介して第1上壁部51に伝導する。このため、第1上壁部51の温度が上昇する。ただし、第1上壁部51と第2上壁部52とが一体に形成されていないため、電源回路部品25から第1上壁部51に伝導した熱は、第1上壁部51から第2上壁部52には伝導しにくい。このため、第1上壁部51と第2上壁部52とが一体である場合と比べ、第2上壁部52の温度が上昇しにくい。その結果、電源回路部品25と比べて耐熱性が低い半導体メモリ部品27(例えば第2半導体メモリ部品27B)が高温になることを抑制することができる。
ここで、電源回路部品25から第1上壁部51に伝導した熱の一部は、第1接続部61および第2接続部62を介して、第2下壁部42に伝導する。しかしながら、第1上壁部51から第1接続部61および第2接続部62を介して第2下壁部42に伝導する熱の量は、第1上壁部51と第2上壁部52とが一体に形成されている場合に上壁32から第1側壁33および第2側壁34を介して下壁31に伝導する熱の量と比べて少ない。このため、半導体メモリ部品27(例えば第1半導体メモリ部品27A)が高温になることが抑制される。
<6.利点>
本実施形態では、筐体10は、基板21に対して-Z方向側に位置して基板21の第1領域R1に面した第1下壁部41と、基板21に対して-Z方向側に位置して基板21の第2領域R2に面した第2下壁部42、基板21に対して+Z方向側に位置して基板21の第1領域R1に面した第1上壁部51と、基板21に対して+Z方向側に位置して基板21の第2領域R2に面した第2上壁部52とを有する。第1下壁部41および第2上壁部52は、第1部材M1によって形成されている。第2下壁部42および第1上壁部51は、第2部材M2によって形成されている。このような構成によれば、第1下壁部41と第2下壁部42とが一体である場合と比べて、第1下壁部41から第2下壁部42への熱の伝導が抑制され、第1上壁部51と第2上壁部52とが一体である場合と比べて、第1上壁部51から第2上壁部52への熱の伝導が抑制される。これにより、半導体メモリ部品27の温度上昇を抑制することができる。その結果、半導体記憶装置1の信頼性の向上を図ることができる。また上記構成によれば、第1下壁部41、第2下壁部42、第1上壁部51、および第2上壁部52が別々の部材で形成される場合と比べて、部品点数を減らし、筐体10の剛性を高めることができる。この観点でも、半導体記憶装置1の信頼性の向上を図ることができる。
本実施形態では、筐体10は、第1下壁部41と第2下壁部42との間に、第1下壁部41よりも熱伝導率が低い第1部分を有する。このような構成によれば、第1下壁部41から第2下壁部42への熱の伝導をさらに抑制することができる。
本実施形態では、上記第1部分は、第1下壁部41と第2下壁部42との間に設けられた第1隙間S1である。このような構成によれば、第1下壁部41から第2下壁部42への熱の伝導をさらに抑制することができる。また、筐体10の周囲に冷却空気が供給される環境に半導体記憶装置1が設置される場合、冷却空気の一部が第1隙間S1から筐体10内に流入することも期待することができる。これにより、半導体メモリ部品27の温度上昇をさらに抑制することができる。
本実施形態では、筐体10は、第1上壁部51と第2上壁部52との間に、第1上壁部51よりも熱伝導率が低い第2部分を有する。このような構成によれば、第1上壁部51から第2上壁部52への熱の伝導をさらに抑制することができる。
本実施形態では、第1部材M1は、筐体10のY方向の両端部に分かれて設けられ、それぞれ第1下壁部41と第2上壁部52とを接続した第1側壁33および第2側壁34を有する。第2部材M2は、Y方向で第1側壁33と第2側壁34との間に配置され、それぞれ第2下壁部42と第1上壁部51とを接続した第1接続部61および第2接続部62を有する。このような構成によれば、比較的簡単な構成により第1下壁部41と第2上壁部52とを接続し、第2下壁部42と第1上壁部51とを接続することができる。その結果、筐体10の内部空間を広く確保しやすくなる。
本実施形態では、第1側壁33および第2側壁34は、筐体10の外部に露出している。このような構成によれば、筐体10の周囲に冷却空気が供給される環境に半導体記憶装置1が設置される場合、第1下壁部41と第2上壁部52とを接続する第1側壁33および第2側壁34が冷却空気によって冷却される。このため、第1下壁部41から第2上壁部52への熱の伝導をさらに抑制することができる。
本実施形態では、Y方向における第1側壁33の厚さT2は、Z方向における第1下壁部41の厚さT1よりも薄い。このような構成によれば、第1側壁33が厚い場合と比べて第1側壁33を熱が伝導しにくい。このため、第1下壁部41から第2上壁部52への熱の伝導をさらに抑制することができる。
本実施形態では、X方向における第1接続部61の長さL2は、X方向における第1側壁33の長さL1よりも短い。すなわち、筐体10の周囲に供給される冷却空気による冷却が期待しにくい第1接続部61については比較的小さく形成されている。このような構成によれば、第1接続部61が比較的小さいため、第1接続部61を熱が伝導しにくい。このため、第1上壁部51から第2下壁部42への熱の伝導をさらに抑制することができる。
本実施形態では、Y方向における第1接続部61の厚さT3は、Z方向における第2下壁部42の厚さT4よりも薄い。このような構成によれば、第1接続部61が厚い場合と比べて第1接続部61を熱が伝導しにくい。このため、第1上壁部51から第2下壁部42への熱の伝導をさらに抑制することができる。
本実施形態では、筐体10は、Y方向で第2部材M2と第1側壁33との間に設けられ、筐体10の外部に露出した第3隙間S3を有する。このような構成によれば、筐体10の周囲に冷却空気が供給される環境に半導体記憶装置1が設置される場合、冷却空気の一部が第3隙間S3から筐体10内に流入することが期待することができる。これにより、半導体メモリ部品27の温度上昇をさらに抑制することができる。
本実施形態では、第3隙間S3の長手方向は、X方向である。このような構成によれば、X方向に沿って筐体10の周囲に冷却空気が供給される環境に半導体記憶装置1が設置される場合、より多くの冷却空気が第3隙間S3から筐体10内に流入することが期待することができる。
本実施形態では、第1下壁部41と第2下壁部42との境界部は、X方向において、筐体10の第1端部10e1および第2端部10e2に対してよりも筐体10の中央部の近くに位置する。第1上壁部51と第2上壁部52との境界部は、X方向において、筐体10の第1端部10e1および第2端部10e2に対してよりも筐体10の中央部の近くに位置する。このような構成によれば、上記境界部が筐体10の第1端部10e1または第2端部10e2の近くに位置する場合に比べて、例えば図8に示すような回動作業を伴う組立作業において、組立作業の安定性を向上させることができる。
本実施形態では、筐体10の内面は、コンデンサ28を避ける第2窪みU2を有する。第2窪みU2は、第1下壁部41と第2下壁部42とに亘って設けられている。このような構成によれば、第1下壁部41と第2下壁部42との互いに隣り合う部分の一部が薄く形成されることになり、第1下壁部41から第2下壁部42への熱の伝導をさらに抑制することができる。
本実施形態では、基板21は、第1下壁部41と第1上壁部51との間に挟まれて固定されるとともに、第2下壁部42と第2上壁部52との間に挟まれて固定される。このような構成によれば、第1下壁部41と第2下壁部42とが一体でなく、第1上壁部51と第2上壁部52とが一体でない構成において基板21を安定して固定することができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態について説明する。第2実施形態において以下に説明する以外の構成は、第1実施形態の構成と同じである。
図12は、第2実施形態の筐体10Aを分解して示す斜視図である。本実施形態では、筐体10Aは、第1部材M1と、第3部材M3Aと、第4部材M4Aとを含む。
第1部材M1は、第1実施形態と同様に、第1下壁部41、第2上壁部52、第1側壁33、および第2側壁34を含む。第3部材M3Aは、第2下壁部42を含む。第4部材M4は、第1上壁部51を含む。すなわち本実施形態では、第2下壁部42と、第1上壁部51とは、互いに異なる複数の部材によって形成されている。第3部材M3A(すなわち第2下壁部42)と、第4部材M4A(すなわち第1上壁部51)は、別々に第1部材M1に対して取り付けられる。本実施形態では、第1下壁部41は、「第1壁部」の一例である。第2下壁部42は、「第2壁部」の一例である。第1上壁部51は、「第3壁部」の一例である。第2上壁部52は、「第4壁部」の一例である。
このような構成によっても、第1下壁部41から第2下壁部42への熱の伝導、および第1上壁部51から第2上壁部52への熱の伝導を抑制することができる。その結果、半導体記憶装置1の信頼性の向上を図ることができる。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態において以下に説明する以外の構成は、第1実施形態の構成と同じである。
図13は、第3実施形態の筐体10Bを分解して示す斜視図である。本実施形態では、筐体10Bは、第5部材M5Bと、第6部材M6Bと、第2部材M2とを含む。
第2部材M2は、第1実施形態と同様に、第1上壁部51、第2下壁部42、第1接続部61、および第2接続部62を含む。第5部材M5Bは、第1下壁部41と、第1側壁33の一部である第1部分33aと、第2側壁34の一部である第1部分34aとを含む。第6部材M6Bは、第2上壁部52と、第1側壁33の残りである第2部分33bと、第2側壁34の残りである第2部分34bとを含む。すなわち本実施形態では、第1下壁部41と、第2上壁部52とは、互いに異なる複数の部材によって形成されている。第5部材M5B(すなわち第1下壁部41)と、第6部材M6B(すなわち第2上壁部52)とは、別々に第2部材M2に対して取り付けられる。本実施形態では、第1上壁部51は、「第1壁部」の一例である。第2上壁部52は、「第2壁部」の一例である。第1下壁部41は、「第3壁部」の一例である。第2下壁部42は、「第4壁部」の一例である。
このような構成によっても、第1下壁部41から第2下壁部42への熱の伝導、および第1上壁部51から第2上壁部52への熱の伝導を抑制することができる。その結果、半導体記憶装置1の信頼性の向上を図ることができる。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態について説明する。第4実施形態において以下に説明する以外の構成は、第1実施形態の構成と同じである。
図14は、第4実施形態の筐体10Cを分解して示す斜視図である。本実施形態では、筐体10Cは、第7部材M7Cと、第8部材M8Cと、第9部材M9C、第10部材M10Cとを含む。
第7部材M7Cは、第1下壁部41と、第1側壁33の一部である第1部分33aと、第2側壁34の一部である第1部分34aとを含む。第8部材M8Cは、第2下壁部42を含む。第9部材M9Cは、第1上壁部51を含む。第10部材M10Cは、第2上壁部52と、第1側壁33の残りである第2部分33bと、第2側壁34の残りである第2部分34bとを含む。すなわち本実施形態では、第1下壁部41、第2下壁部42、第1上壁部51、および第2上壁部52は、互いに異なる複数の部材によって形成されている。本実施形態では、第1下壁部41は、「第1壁部」の一例である。第2下壁部42は、「第2壁部」の一例である。第1上壁部51は、「第3壁部」の一例である。第2上壁部52は、「第4壁部」の一例である。
このような構成によっても、第1下壁部41から第2下壁部42への熱の伝導、および第1上壁部51から第2上壁部52への熱の伝導を抑制することができる。その結果、半導体記憶装置1の信頼性の向上を図ることができる。
以上、いくつかの実施形態について説明したが、実施形態は上述した例に限定されない。例えば、電子部品(例えばコンデンサ28)を避けるための第2窪みU2が第1下壁部41および第2下壁部42に亘って形成されたことに代えて/加えて、同様の窪みが第1上壁部51および第2上壁部52に亘って形成されてもよい。上述した実施形態では、基板21の第1領域R1に発熱部品(コントローラ23など)が実装され、基板21の第2領域R2に半導体メモリ部品27が実装されている。これに代えて、基板21の第1領域R1に半導体メモリ部品27が実装され、基板21の第2領域R2に発熱部品(コントローラ23など)が実装されてもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、半導体記憶装置の筐体は、基板の厚さ方向である第1方向で前記基板に対して第1側に位置して前記基板の第1領域に面する第1壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第1側に位置して前記基板の第2領域に面する第2壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第1側とは反対側である第2側に位置して前記第1領域に面する第3壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第2側に位置して前記第2領域に面する第4壁部とを有する。前記第1壁部は、第1部材によって形成されている。前記第2壁部は、前記第1部材とは異なる部材によって形成されている。前記第3壁部は、第2部材によって形成されている。前記第4壁部は、前記第2部材とは異なる部材によって形成されている。このような構成によれば、半導体記憶装置の信頼性の向上を図ることができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…半導体記憶装置、10,10A,10B,10C…筐体、23…コントローラ(発熱部品)、24…電力変換部品(発熱部品)、25…電源回路部品(発熱部品)、27…半導体メモリ部品、28…コンデンサ(電子部品)、31…下壁、32…上壁、33…第1側壁、34…第2側壁、41…第1下壁部、42…第2下壁部、51…第1上壁部、52…第2上壁部、61…第1接続部、62…第2接続部、M1…第1部材、M2…第2部材、M3A…第3部材、M4A…第4部材、M5B…第5部材、M6B…第6部材、M7C…第7部材、M8C…第8部材、M9C…第9部材、M10C…第10部材、R1…第1領域、R2…第2領域、S1…第1隙間、S2…第2隙間、S3…第3隙間、S4…第4隙間、S5…第5隙間、S6…第6隙間。

Claims (16)

  1. 筐体と、
    前記筐体に収容され、第1領域と、前記第1領域とは異なる第2領域とを含む基板と、
    前記第1領域と前記第2領域とのうち一方に実装された発熱部品と、
    前記第1領域と前記第2領域とのうち他方に実装された半導体メモリ部品と、
    を備え、
    前記筐体は、前記基板の厚さ方向である第1方向で前記基板に対して第1側に位置して前記第1領域に面する第1壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第1側に位置して前記第2領域に面する第2壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第1側とは反対側である第2側に位置して前記第1領域に面する第3壁部と、前記第1方向で前記基板に対して前記第2側に位置して前記第2領域に面する第4壁部とを有し、
    前記第1壁部は、第1部材によって形成され、
    前記第2壁部は、前記第1部材とは異なる部材によって形成され、
    前記第3壁部は、第2部材によって形成され、
    前記第4壁部は、前記第2部材とは異なる部材によって形成されている、
    半導体記憶装置。
  2. 前記筐体は、前記第1壁部から前記第2壁部に向かう第2方向において、前記第1壁部と前記第2壁部との間に、前記第1壁部よりも熱伝導率が低い第1部分を有する、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  3. 前記第1部分は、前記第1壁部と前記第2壁部との間に設けられた隙間である、
    請求項2に記載の半導体記憶装置。
  4. 前記隙間の長手方向は、前記第1方向および前記第2方向と交差する第3方向に沿う、
    請求項3に記載の半導体記憶装置。
  5. 前記筐体は、前記第2方向において、前記第3壁部と前記第4壁部との間に、前記第3壁部よりも熱伝導率が低い第2部分を有する、
    請求項2から請求項4のうちいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  6. 前記第4壁部は、前記第1部材によって形成されている、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  7. 前記第2壁部は、前記第2部材によって形成されている、
    請求項6に記載の半導体記憶装置。
  8. 前記第1部材は、前記第1方向と交差し、且つ、前記第1壁部から前記第2壁部に向かう第2方向と交差する第3方向において前記筐体の両端部に分かれて設けられ、それぞれ前記第1壁部と前記第4壁部を接続する第5壁部および第6壁部を有し、
    前記第2部材は、前記第3方向で前記第5壁部と前記第6壁部との間に配置され、それぞれ前記第2壁部と前記第3壁部とを接続した第1接続部および第2接続部を有する、
    請求項7に記載の半導体記憶装置。
  9. 前記第5壁部および前記第6壁部は、前記筐体の外部に露出している、
    請求項8に記載の半導体記憶装置。
  10. 前記第3方向における前記第5壁部の厚さは、前記第1方向における前記第1壁部の厚さよりも薄い、
    請求項8または請求項9に記載の半導体記憶装置。
  11. 前記第2方向における前記第1接続部の長さは、前記第2方向における前記第5壁部の長さよりも短い、
    請求項8から請求項10のうちいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  12. 前記第3方向における前記第1接続部の厚さは、前記第1方向における前記第2壁部の厚さよりも薄い、
    請求項8から請求項11のうちいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  13. 前記筐体は、前記第3方向で前記第2部材と前記第5壁部との間に設けられ、前記筐体の外部に露出した隙間を有する、
    請求項8から請求項12のうちいずれか1項に記載の半導体記憶装置。
  14. 前記筐体は、前記第1壁部から前記第2壁部に向かう第2方向において、第1端部と、前記第1端部とは反対側に位置した第2端部とを有し、
    前記第1壁部と前記第2壁部との境界部は、前記第2方向において、前記第1端部および前記第2端部に対してよりも前記筐体の中央部に対して近くに位置し、
    前記第3壁部と前記第4壁部との境界部は、前記第2方向において、前記第1端部および前記第2端部に対してよりも前記筐体の中央部に対して近くに位置する、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  15. 前記基板に実装された電子部品をさらに備え、
    前記筐体の内面は、前記電子部品を避ける窪みを有し、
    前記窪みは、前記第1壁部と前記第2壁部とに亘って、または前記第3壁部と前記第4壁部とに亘って設けられている、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
  16. 前記第1壁部は、前記第1方向において前記第1壁部から前記第3壁部へ向かう方向に突出した第1支持部を含み、
    前記第2壁部は、前記第1方向において前記第2壁部から前記第4壁部へ向かう方向に突出した第2支持部を含み、
    前記第3壁部は、前記第1方向において前記第3壁部から前記第1壁部へ向かう方向に突出した第3支持部を含み、
    前記第4壁部は、前記第1方向において前記第4壁部から前記第2壁部へ向かう方向に突出した第4支持部を含み、
    前記基板は、前記第1支持部と前記第3支持部との間に挟まれて固定されるとともに、前記第2支持部と前記第4支持部との間に挟まれて固定される、
    請求項1に記載の半導体記憶装置。
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