JP2022033074A - 作業機 - Google Patents
作業機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2022033074A JP2022033074A JP2020137171A JP2020137171A JP2022033074A JP 2022033074 A JP2022033074 A JP 2022033074A JP 2020137171 A JP2020137171 A JP 2020137171A JP 2020137171 A JP2020137171 A JP 2020137171A JP 2022033074 A JP2022033074 A JP 2022033074A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- traveling
- pressure
- speed
- running
- oil passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 86
- 239000010720 hydraulic oil Substances 0.000 claims description 78
- 239000010724 circulating oil Substances 0.000 claims description 32
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 16
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 11
- 239000012530 fluid Substances 0.000 abstract description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 description 5
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241001417527 Pempheridae Species 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Operation Control Of Excavators (AREA)
- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Abstract
【解決手段】作業機は、第1循環油路に接続された第1リリーフ弁及び第2リリーフ弁と、第2循環油路に接続された第3リリーフ弁及び第4リリーフ弁と、走行操作装置と左走行ポンプ及び右走行ポンプとを接続し且つ作動油が流れる走行油路と、左走行モータ及び右走行モータが第2速度である場合に第2速度から第1速度に自動的に減速する自動減速を行う制御装置と、を備え、制御装置は、第1リリーフ弁の第1走行リリーフ圧、第2リリーフ弁の第2走行リリーフ圧、第3リリーフ弁の第3走行リリーフ圧、第4リリーフ弁の第4走行リリーフ圧に基づいて自動減速を行うか否かの判断を行う減速閾値を設定する
【選択図】図1
Description
本発明は、上記したような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、作業機の走行に応じてスムーズに減速を行うことができる作業機を提供することを目的とする。また、作業機の走行状態をより簡単に把握しながら走行を行うことができる作業機を提供することを目的とする。
作業機は、機体と、前記機体に設けられた原動機と、前記機体の左側に設けられた左走行装置と、前記機体の右側に設けられた右走行装置と、前記左走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な左走行モータと、前記右走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な右走行モータと、正転時に作動油を吐出する第1ポート及び逆転時に作動油を吐出する第2ポートを有する左走行ポンプと、正転時に作動油を吐出する第3ポート及び逆転時に作動油を吐出する第4ポートを有する右走行ポンプと、前記左走行ポンプの前記第1ポート及び前記第2ポートに接続され且つ、前記左走行モータに接続される第1循環油路と、前記右走行ポンプの前記第3ポート及び前記第4ポートに接続され且つ、前記右走行モータに接続される第2循環油路と、前記第1循環油路であって前記第1ポート側の油路に接続された第1リリーフ弁と、前記第1循環油路であって前記第2ポート側の油路に接続された第2リリーフ弁と、前記第2循環油路であって前記第3ポート側の油路に接続された第3リリーフ弁と、前記第2循環油路であって前記第4ポート側の油路に接続された第4リリーフ弁と、走行操作部材を操作したときに、前記左走行ポンプ及び前記右走行ポンプのいずれかに作動油を作用させる走行操作装置と、前記走行操作装置と前記左走行ポンプ及び前記右走行ポンプとを接続し且つ前記作動油が流れる走行油路と、前記左走行モータ及び右走行モータが前記第2速度である場合に前記第2速度から前記第1速度に自動的に減速する自動減速を行う制御装置とを備え、前記制御装置は、前記第1リリーフ弁の第1走行リリーフ圧、前記第2リリーフ弁の第2走行リリーフ圧、前記第3リリーフ弁の第3走行リリーフ圧、前記第4リリーフ弁の第4走行リリーフ圧に基づいて自動減速を行うか否かの判断を行う減速閾値を設定する。
前記制御装置は、原動機の回転数に応じて前記補正係数を変更する。
前記制御装置は、前記原動機の回転数が大きくなるにつれて前記補正係数を大きく、前記原動機の回転数が小さくなるにつれて前記補正係数を小さくする。
作業機は、前記左走行モータの第1ポート側に設けられ且つ前記左走行モータの回転時の前記第1循環油路に作用する作動油の圧力を第1走行圧として検出する第1圧力検出装置と、前記左走行モータの第2ポート側に設けられ且つ前記左走行モータの回転時の前記第1循環油路に作用する作動油の圧力を第2走行圧として検出する第2圧力検出装置と、前記右走行モータの第3ポート側に設けられ且つ前記右走行モータの回転時の前記第2循環油路に作用する作動油の圧力を第3走行圧として検出する第3圧力検出装置と、前記右走行モータの第4ポート側に設けられ且つ前記右走行モータの回転時の前記第2循環油路に作用する作動油の圧力を第4走行圧として検出する第4圧力検出装置と、を備え、前記制御装置は、前記左走行モータ及び右走行モータが前記第2速度である場合において、前記第1走行圧、前記第2走行圧、前記第3走行圧、第4走行圧のいずれかと、前記設定後の減速閾値と、に基づいて自動減速を行う自動減速を行う。
図4は、本発明に係る作業機の側面図を示している。図4では、作業機の一例として、コンパクトトラックローダを示している。但し、本発明に係る作業機はコンパクトトラックローダに限定されず、例えば、スキッドステアローダ等の他の種類のローダ作業機であってもよい。また、ローダ作業機以外の作業機であってもよい。
作業装置4は、ブーム10と、作業具11と、リフトリンク12と、制御リンク13と、ブームシリンダ14と、バケットシリンダ15とを有している。
リフトリンク12、制御リンク13及びブームシリンダ14は、左側と右側の各ブーム10に対応して機体2の左側と右側にそれぞれ設けられている。
リフトリンク12は、各ブーム10の基部の後部に、縦向きに設けられている。このリフトリンク12の上部(一端側)は、各ブーム10の基部の後部寄りに枢支軸16(第1枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。また、リフトリンク12の下部(他端側)は、機体2の後部寄りに枢支軸17(第2枢支軸)を介して横軸回りに回転自在に枢支されている。第2枢支軸17は、第1枢支軸16の下方に設けられている。
左側のブーム10の前部には、接続部材50が設けられている。接続部材50は、予備アタッチメントに装備された油圧機器と、ブーム10に設けられたパイプ等の第1管材とを接続する装置である。具体的には、接続部材50の一端には、第1管材が接続可能で、他端には、予備アタッチメントの油圧機器に接続された第2管材が接続可能である。これにより、第1管材を流れる作動油は、第2管材を通過して油圧機器に供給される。
一対の走行装置5L、5Rのうち、走行装置5Lは機体2の左側に設けられ、走行装置5Rは機体2の右側に設けられている。一対の走行装置5L、5Rは、本実施形態ではクローラ型(セミクローラ型を含む)の走行装置が採用されている。なお、前輪及び後輪を
有する車輪型の走行装置を採用してもよい。以下、説明の便宜上、走行装置5Lのことを左走行装置5L、走行装置5Rのことを右走行装置5Rということがある。
次に、作業機の油圧システムについて説明する。
図1に示すように、作業機の油圧システムは、第1油圧ポンプP1と、第2油圧ポンプP2とを備えている。第1油圧ポンプP1は、原動機32の動力によって駆動するポンプであって、定容量型のギヤポンプによって構成されている。第1油圧ポンプP1は、タンク22に貯留された作動油を吐出可能である。特に、第1油圧ポンプP1は、主に制御に用いる作動油を吐出する。説明の便宜上、作動油を貯留するタンク22のことを作動油タンクということがある。また、第1油圧ポンプP1から吐出した作動油のうち、制御用として用いられる作動油のことをパイロット油、パイロット油の圧力のことをパイロット圧ということがある。
左走行ポンプ53L及び右走行ポンプ53Rには、第1油圧ポンプP1からの作動油(パイロット油)の圧力(パイロット圧)が作用する受圧部53aと受圧部53bとを有している、受圧部53a、53bに作用するパイロット圧によって斜板の角度が変更される。斜版の角度を変更することによって、左走行ポンプ53L及び右走行ポンプ53Rの出力(作動油の吐出量)や作動油の吐出方向を変えることができる。左走行ポンプ53Lは、正転時に作動油を吐出する第1ポート82aと、逆転時に作動油を吐出する第2ポート82bとを有している。右走行ポンプ53Rは、正転時に作動油を吐出する第3ポート82cと、逆転時に作動油を吐出する第4ポート82dとを有している。
3Lの正転によって接続油路57hに作用する圧力が大きくなった場合に作動しやすく、第2リリーフ弁81bは、左走行ポンプ53Lの逆転によって接続油路57hに作用する圧力が大きくなった場合に作動しやすい。
第1切換弁71Lは、左走行モータ36Lの斜板切換シリンダ37Lに油路を介して接続されていて、第1位置71L1及び第2位置71L2に切り換わる二位置切換弁である。第1切換弁71Lは、第1位置71L1である場合、斜板切換シリンダ37Lを収縮し、第2位置71L2である場合、斜板切換シリンダ37Lを伸長する。
第2切換弁72は、第1切換弁71L及び第1切換弁71Rを切り換える電磁弁であって、励磁により第1位置72aと第2位置72bとに切り換え可能な二位置切換弁である。第2切換弁72、第1切換弁71L及び第1切換弁71Rは、油路41により接続されている。第2切換弁72は、第1位置72aである場合に第1切換弁71L及び第1切換弁71Rを第1位置71L1、71R1に切り換え、第2位置72bである場合に第1切換弁71L及び第1切換弁71Rを第2位置71L2、71R2に切り換える。
走行モータ36L、右走行モータ36R)の回転速度を第2速度にする。
操作装置(走行操作装置)54は、走行操作部材59を操作したときに、走行ポンプ(左走行ポンプ53L、右走行ポンプ53R)の受圧部53a、53bに作動油を作用させる装置であり、走行ポンプの斜板の角度(斜板角度)を変更可能である。操作装置54は、走行操作部材59と、複数の操作弁55とを含んでいる。
走行油路45は、第1走行油路45a、第2走行油路45b、第3走行油路45c、第4走行油路45dと、第5走行油路45eとを有している。第1走行油路45aは、左走行ポンプ53Lの受圧部(第1受圧部)53aに接続された油路であり、走行操作部材59を操作したときに受圧部(第1受圧部)53aに作用する作動油を通過させる油路である。第2走行油路45bは、左走行ポンプ53Lの受圧部(第2受圧部)53bに接続され油路であり、走行操作部材59を操作したときに受圧部(第2受圧部)53bに作用する作動油を通過させる油路である。第3走行油路45cは、右走行ポンプ53Rの受圧部(第3受圧部)53aに接続され油路であり、走行操作部材59を操作したときに受圧部(第3受圧部)53aに作用する作動油を通過させる油路である。第4走行油路45dは、右走行ポンプ53Rの受圧部(第4受圧部)53bに接続され油路であり、走行操作部材59を操作したときに受圧部(第4受圧部)53bに作用する作動油を通過させる油路である。第5走行油路45eは、操作弁55、第1走行油路45a、第2走行油路45b、第3走行油路45c、第4走行油路45dを接続する油路である。
ポンプ53L及び右走行ポンプ53Rの斜板角度が変更され、左走行モータ36L及び右走行モータ36Rが正転(前進回転)して作業機1が前方に直進する。
すなわち、走行操作部材59を左斜め前方に揺動操作すると該走行操作部材59の揺動角度に対応した速度で作業機1が前進しながら左旋回し、走行操作部材59を右斜め前方に揺動操作すると該走行操作部材59の揺動角度に対応した速度で作業機1が前進しながら右旋回し、走行操作部材59を左斜め後方に揺動操作すると該走行操作部材59の揺動角度に対応した速度で作業機1が後進しながら左旋回し、走行操作部材59を右斜め後方に揺動操作すると該走行操作部材59の揺動角度に対応した速度で作業機1が後進しながら右旋回する。
モードスイッチ66は、自動減速を有効又は無効に切り換えるスイッチである。例えば、モードスイッチ66は、ON/OFFに切り換え可能なスイッチであり、ONである場合に自動減速を有効に切り換え、OFFである場合には自動減速を無効に切り換える。
れかに切り換えるスイッチである。
自動減速部61は、走行モードで且つ自動減速が有効である場合には自動減速制御を行い、走行モードで且つ自動減速が無効である場合には自動減速制御を行わない。また、自動減速部61は、取得モードでも自動減速制御を行わない。
数に応じて定められた減速閾値ST(rpm)以上になった場合に、自動減速を行う。
なお、取得モードにおいては、作業機1において、少なくともアイドリングに対応する原動機回転数から、最大の原動機回転数の範囲で原動機回転数が変更され、当該原動機回転数が変更される毎に第1走行リリーフ圧w1(rpm)、第2走行リリーフ圧w2(rpm)、第3走行リリーフ圧w3(rpm)及び第4走行リリーフ圧w4(rpm)の測定が行われる。取得モードでは、図3に示すように、原動機回転数に対応する第1走行リリーフ圧w1(rpm)、第2走行リリーフ圧w2(rpm)、第3走行リリーフ圧w3(rpm)及び第4走行リリーフ圧w4(rpm)が記憶装置63に記憶される。即ち、記憶装置63には、第1走行リリーフ圧w1(rpm)、第2走行リリーフ圧w2(rpm)、第3走行リリーフ圧w3(rpm)及び第4走行リリーフ圧w4(rpm)と原動機回転数とが関連付けられて記憶される。
自動減速部61は、原動機回転数が大きくなるにつれて補正係数η1を大きく、原動機回転数が小さくなるにつれて補正係数η1を小さくする。或いは、自動減速部61は、原動機回転数が大きくなるにつれて補正係数η1を小さく、原動機回転数が小さくなるにつれて補正係数η1を大きくする。
作業機1は、機体2と、機体2に設けられた原動機32と、機体2の左側に設けられた左走行装置5Lと、機体2の右側に設けられた右走行装置5Rと、左走行装置5Lに動力を伝達可能で且つ第1速度と第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な左走行モータ36Lと、右走行装置5Rに動力を伝達可能で且つ第1速度と第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な右走行モータ36Rと、正転時に作動油を吐出する第1ポート82a及び逆転時に作動油を吐出する第2ポート82bを有する左走行ポンプ53Lと、正転時に作動油を吐出する第3ポート82c及び逆転時に作動油を吐出する第4ポート82dを有する右走行ポンプ53Rと、左走行ポンプ53Lの第1ポート82a及び第2ポート82bに接続され且つ左走行モータ36Lに接続される第1循環油路57hと、右走行ポンプ53Rの第3ポート82c及び第4ポート82dに接続され且つ右走行モータ36Rに接続される第2循環油路57iと、第1循環油路57hであって第1ポート82a側の油路に接続された第1リリーフ弁81aと、第1循環油路57hであって第2ポート82b側の油路に接続された第2リリーフ弁81bと、第2循環油路57iであって第3ポート82c側の油路に接続された第3リリーフ弁81cと、第2循環油路57iであって第4ポート82d側の油路に接続された第4リリーフ弁81dと、走行操作部材59を操作したときに、左走行ポンプ53L及び右走行ポンプ53Rのいずれかに作動油を作用させる走行操作装置54と、走行操作装置54と左走行ポンプ53L及び右走行ポンプ53Rとを接続し且つ作動油が流れる走行油路45と、左走行モータ36L及び右走行モータ36Rが第2速度である場合に第2速度から第1速度に自動的に減速する自動減速を行う制御装置60と、を備え、制御装置60は、第1リリーフ弁81aの第1走行リリーフ圧、第2リリーフ弁81bの第2走行リリーフ圧、第3リリーフ弁81cの第3走行リリーフ圧、第4リリーフ弁81dの第4走行リリーフ圧に基づいて自動減速を行うか否かの判断を行う減速閾値を設定する。
圧、第3走行リリーフ圧及び第4走行リリーフ圧を取得し、走行モードである場合には取得モードで取得した第1走行リリーフ圧、第2走行リリーフ圧、第3走行リリーフ圧及び第4走行リリーフ圧に基づいて減速閾値を設定する。
作業機1毎にリリーフ弁のバラツキがあったとしても、自動減速への影響を少なくすることができる。
制御装置60は、原動機の回転数が大きくなるにつれて補正係数を大きく、原動機の回転数が小さくなるにつれて補正係数を小さくする。これによれば、原動機の回転数に対応した補正係数によって、簡単に減速閾値を変更することができる。
作業機1は、左走行モータ36Lの第1ポート側に設けられ且つ左走行モータ36Lの回転時の第1循環油路57hに作用する作動油の圧力を第1走行圧として検出する第1圧力検出装置80aと、左走行モータ36Lの第2ポート側に設けられ且つ左走行モータ36Lの回転時の前記第1循環油路57hに作用する作動油の圧力を第2走行圧として検出する第2圧力検出装置80bと、右走行モータ36Rの第3ポート側に設けられ且つ右走行モータ36Rの回転時の第2循環油路57iに作用する作動油の圧力を第3走行圧として検出する第3圧力検出装置80bと、右走行モータ36Rの第4ポート側に設けられ且つ右走行モータ36Rの回転時の第2循環油路57iに作用する作動油の圧力を第4走行圧として検出する第4圧力検出装置80dと、を備え、制御装置60は、左走行モータ36L及び右走行モータ36Rが第2速度である場合において、第1走行油路45aの作動油の圧力である第1走行圧、第2走行油路45bの作動油の圧力である第2走行圧、第3走行油路45cの作動油の圧力である第3走行圧及び第4走行油路45dの作動油の圧力である第4走行圧のいずれかと、設定後の減速閾値とに基づいて自動減速を行う自動減速を行う。
なお、上述したように、第2速度は、第1速度よりも速ければよいため、作業機は、変速段が2段に限定されず、多段(複数段)であっても適用が可能である。
上述した実施形態では、左走行モータ36L及び右走行モータ36Rは、同時に第1速度、第2速度に切り換わり、自動減速も左走行モータ36L及び右走行モータ36Rに対して同時に行われる構成であったが、少なくとも左走行モータ36L及び右走行モータ36Rのいずれかが第1速度、第2速度に切り換わり、少なくとも左走行モータ36L及び右走行モータ36Rのいずれかが第2速度になっている状態で自動減速を行ってもよい。
とができる。
2 :機体
5L :左走行装置
5R :右走行装置
36L :左走行モータ
36R :右走行モータ
57h :第1循環油路(接続油路)
57i :第2循環油路(接続油路)
60 :制御装置
80a :第1圧力検出装置
80b :第2圧力検出装置
80c :第3圧力検出装置
80d :第4圧力検出装置
81a :第1リリーフ弁
81b :第2リリーフ弁
81c :第4リリーフ弁
81d :第4リリーフ弁
Claims (7)
- 機体と、
前記機体に設けられた原動機と、
前記機体の左側に設けられた左走行装置と、
前記機体の右側に設けられた右走行装置と、
前記左走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な左走行モータと、
前記右走行装置に動力を伝達可能で且つ第1速度と前記第1速度よりも速い第2速度とに切換可能な右走行モータと、
正転時に作動油を吐出する第1ポート及び逆転時に作動油を吐出する第2ポートを有する左走行ポンプと、
正転時に作動油を吐出する第3ポート及び逆転時に作動油を吐出する第4ポートを有する右走行ポンプと、
前記左走行ポンプの前記第1ポート及び前記第2ポートに接続され且つ、前記左走行モータに接続される第1循環油路と、
前記右走行ポンプの前記第3ポート及び前記第4ポートに接続され且つ、前記右走行モータに接続される第2循環油路と、
前記第1循環油路であって前記第1ポート側の油路に接続された第1リリーフ弁と、
前記第1循環油路であって前記第2ポート側の油路に接続された第2リリーフ弁と、
前記第2循環油路であって前記第3ポート側の油路に接続された第3リリーフ弁と、
前記第2循環油路であって前記第4ポート側の油路に接続された第4リリーフ弁と、
走行操作部材を操作したときに、前記左走行ポンプ及び前記右走行ポンプのいずれかに作動油を作用させる走行操作装置と、
前記走行操作装置と前記左走行ポンプ及び前記右走行ポンプとを接続し且つ前記作動油が流れる走行油路と、
前記左走行モータ及び右走行モータが前記第2速度である場合に前記第2速度から前記第1速度に自動的に減速する自動減速を行う制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記第1リリーフ弁の第1走行リリーフ圧、前記第2リリーフ弁の第2走行リリーフ圧、前記第3リリーフ弁の第3走行リリーフ圧、前記第4リリーフ弁の第4走行リリーフ圧に基づいて自動減速を行うか否かの判断を行う減速閾値を設定する作業機。 - 前記第1走行リリーフ圧、第2走行リリーフ圧、第3走行リリーフ圧及び第4走行リリーフ圧を取得する取得モードと、自動減速を可能にする走行モードとに切り換える設定スイッチを備え、
前記制御装置は、前記取得モードである場合には前記原動機の回転数を所定回転数に設定し、前記所定回転数であるときの前記第1走行リリーフ圧、第2走行リリーフ圧、第3走行リリーフ圧及び第4走行リリーフ圧を取得し、前記走行モードである場合には前記取得モードで取得した前記第1走行リリーフ圧、第2走行リリーフ圧、第3走行リリーフ圧及び第4走行リリーフ圧に基づいて前記減速閾値を設定する請求項1に記載の作業機。 - 前記制御装置は、前記第1走行リリーフ圧、第2走行リリーフ圧、第3走行リリーフ圧及び第4走行リリーフ圧と、補正係数とに基づいて、前記減速閾値を設定する請求項1又は2に記載の作業機。
- 前記制御装置は、原動機の回転数に応じて前記補正係数を変更する請求項3に記載の作業機。
- 前記制御装置は、前記原動機の回転数が大きくなるにつれて前記補正係数を大きく、前記原動機の回転数が小さくなるにつれて前記補正係数を小さくする請求項4に記載の作業機。
- 前記制御装置は、前記原動機の回転数が大きくなるにつれて前記補正係数を小さく、前記原動機の回転数が小さくなるにつれて前記補正係数を大きくする請求項4に記載の作業機。
- 前記左走行モータの第1ポート側に設けられ且つ前記左走行モータの回転時の前記第1循環油路に作用する作動油の圧力を第1走行圧として検出する第1圧力検出装置と、
前記左走行モータの第2ポート側に設けられ且つ前記左走行モータの回転時の前記第1循環油路に作用する作動油の圧力を第2走行圧として検出する第2圧力検出装置と、
前記右走行モータの第3ポート側に設けられ且つ前記右走行モータの回転時の前記第2循環油路に作用する作動油の圧力を第3走行圧として検出する第3圧力検出装置と、
前記右走行モータの第4ポート側に設けられ且つ前記右走行モータの回転時の前記第2循環油路に作用する作動油の圧力を第4走行圧として検出する第4圧力検出装置と、
を備え、
前記制御装置は、前記左走行モータ及び右走行モータが前記第2速度である場合において、前記第1走行圧、前記第2走行圧、前記第3走行圧、第4走行圧のいずれかと、前記設定後の減速閾値とに基づいて自動減速を行う自動減速を行う請求項1~6にいずれかに記載の作業機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020137171A JP7317770B2 (ja) | 2020-08-15 | 2020-08-15 | 作業機 |
US17/388,719 US11846087B2 (en) | 2020-08-15 | 2021-07-29 | Working machine |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020137171A JP7317770B2 (ja) | 2020-08-15 | 2020-08-15 | 作業機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022033074A true JP2022033074A (ja) | 2022-02-28 |
JP7317770B2 JP7317770B2 (ja) | 2023-07-31 |
Family
ID=80352020
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020137171A Active JP7317770B2 (ja) | 2020-08-15 | 2020-08-15 | 作業機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7317770B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022066395A (ja) * | 2017-06-29 | 2022-04-28 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022066393A (ja) * | 2017-06-29 | 2022-04-28 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
US11814815B2 (en) | 2020-08-15 | 2023-11-14 | Kubota Corporation | Working machine |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015004369A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | コベルコ建機株式会社 | 油圧モータの制御装置 |
JP2020002991A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | 株式会社クボタ | 作業機の油圧システム |
-
2020
- 2020-08-15 JP JP2020137171A patent/JP7317770B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015004369A (ja) * | 2013-06-19 | 2015-01-08 | コベルコ建機株式会社 | 油圧モータの制御装置 |
JP2020002991A (ja) * | 2018-06-27 | 2020-01-09 | 株式会社クボタ | 作業機の油圧システム |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022066395A (ja) * | 2017-06-29 | 2022-04-28 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2022066393A (ja) * | 2017-06-29 | 2022-04-28 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
US11814815B2 (en) | 2020-08-15 | 2023-11-14 | Kubota Corporation | Working machine |
US12098524B2 (en) | 2020-08-15 | 2024-09-24 | Kubota Corporation | Working machine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7317770B2 (ja) | 2023-07-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7317770B2 (ja) | 作業機 | |
JP7451789B2 (ja) | 作業機 | |
JP7214591B2 (ja) | 作業機 | |
JP7387555B2 (ja) | 作業機 | |
JP6695792B2 (ja) | 作業機の油圧システム | |
JP7309566B2 (ja) | 作業機 | |
JP7413200B2 (ja) | 作業機 | |
JP7146665B2 (ja) | 作業機 | |
JP7500502B2 (ja) | 作業機 | |
JP7478113B2 (ja) | 作業機 | |
JP7434103B2 (ja) | 作業機 | |
JP7459017B2 (ja) | 作業機 | |
JP7434104B2 (ja) | 作業機 | |
JP7500495B2 (ja) | 作業機 | |
JP7301712B2 (ja) | 作業機 | |
JP7413201B2 (ja) | 作業機 | |
JP7478114B2 (ja) | 作業機 | |
JP7413204B2 (ja) | 作業機 | |
JP7399821B2 (ja) | 作業機 | |
JP7496798B2 (ja) | 作業機 | |
JP7500488B2 (ja) | 作業機 | |
JP7508410B2 (ja) | 作業機 | |
JP7413203B2 (ja) | 作業機 | |
JP2024096173A (ja) | 作業機 | |
JP2022033096A (ja) | 作業機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221229 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230620 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230621 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230719 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7317770 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |