JP2022002768A - Ophthalmologic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、眼科装置に関する。 The present invention relates to an ophthalmic apparatus.
従来、被検眼に視標を表示する視標投影系と、被検眼の前眼部を観察する観察系とを測定ヘッドハウジングに内蔵し、視標投影系が表示内容を変更可能なディスプレイを有している眼科装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, an optotype projection system that displays an optotype on the eye to be inspected and an observation system that observes the anterior segment of the eye to be inspected are built into the measurement head housing, and the optotype projection system has a display that can change the display content. There are known ophthalmic devices (see, for example, Patent Document 1).
ところで、従来の眼科装置では、視標投影系において、被検眼の眼特性を自覚的に測定するための自覚検査視標を表示可能としている。そのため、被検眼の乱視軸の角度を検出するために、ディスプレイ上に例えば多数の放射状線からなる放射状チャート等の図形視標を表示することが考えられる。 By the way, in the conventional ophthalmic apparatus, in the optotype projection system, it is possible to display a subjective test optotype for subjectively measuring the ocular characteristics of the eye to be inspected. Therefore, in order to detect the angle of the astigmatic axis of the eye to be inspected, it is conceivable to display a graphic target such as a radial chart composed of a large number of radial lines on the display.
ここで、被検眼の乱視軸角度の自覚的な検査は、放射状チャート等の図形視標を被検者に視認させ、その見え方を被検者に応答させることで行うことが一般的である。しかしながら、一種類の図形視標を用いた検査だけでは、乱視状態を精度よく把握することが難しかった。 Here, the subjective examination of the astigmatic axis angle of the eye to be inspected is generally performed by making the subject visually recognize a graphic target such as a radial chart and having the subject respond to the appearance. .. However, it has been difficult to accurately grasp the astigmatic state only by the inspection using one kind of graphic target.
本発明は、上記問題に着目してなされたもので、被検者の乱視状態を精度よく把握することができる眼科装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made focusing on the above problems, and an object of the present invention is to provide an ophthalmic apparatus capable of accurately grasping the astigmatic state of a subject.
上記目的を達成するため、本発明の眼科装置は、被検眼に視標を表示する視標投影系の光軸上に設けられたディスプレイと、前記ディスプレイの表示内容を制御する表示コントローラと、を備え、前記ディスプレイは、前記被検眼の情報を取得するための測定光学系が内蔵された測定ヘッドハウジングの内部に配置され、前記表示コントローラは、前記ディスプレイに前記被検眼の乱視軸の角度を取得させる第1視標と、前記第1視標を用いて取得した角度値を基準として生成された第2視標と、を切り替えて表示させる。そして、前記第1視標は、前記第1視標及び前記第2視標を表示する視標表示領域の中心位置から、放射方向の全方位を所定角度ごとに複数に分割する方向に延びる複数の放射状線からなる第1放射状チャートとし、前記第2視標は、前記第1放射状チャートを用いて取得した乱視軸の角度を中心とした放射方向の所定角度範囲を詳細に分割し、放射中心位置を挟んで対称となる複数の放射状線からなる第2放射状チャートとすることを特徴とする。 In order to achieve the above object, the ophthalmic apparatus of the present invention comprises a display provided on the optical axis of an optotype projection system for displaying an optotype on an eye to be inspected, and a display controller for controlling the display contents of the display. The display is arranged inside a measurement head housing incorporating a measurement optical system for acquiring information on the eye to be inspected, and the display controller acquires the angle of the astigmatic axis of the eye to be inspected on the display. The first optotype to be displayed and the second optotype generated based on the angle value acquired by using the first optotype are switched and displayed. The first optotype extends from the center position of the optotype display area displaying the first optotype and the second optotype in a direction in which all directions in the radial direction are divided into a plurality of portions at predetermined angles. The first radial chart is composed of the radial lines of the above, and the second target is a radial center obtained by finely dividing a predetermined angle range in the radial direction centered on the angle of the radiant axis acquired by using the first radial chart. It is characterized in that it is a second radial chart composed of a plurality of radial lines that are symmetrical with respect to the position.
このように構成された眼科装置では、ディスプレイに表示された第1視標を用いて乱視軸の角度を取得する。そして、乱視軸の角度値を取得したらディスプレイの表示を切り替え、この角度値を基準として生成された第2視標を用いて被検眼の乱視状態を観察することができる。すなわち、検査の進展に応じてディスプレイの表示を切り替え、被検眼の乱視状態を精度よく把握することができる。また、乱視軸テストチャートの形状を回転させることなく、静止させた状態での自覚検査を行うことができる。つまり、視標の表示状態を一定に維持した検査が可能になり、時間をかけて視標を適切に視認させることができる。 In the ophthalmic apparatus configured in this way, the angle of the astigmatic axis is acquired by using the first optotype displayed on the display. Then, when the angle value of the astigmatism axis is acquired, the display is switched, and the astigmatism state of the eye to be inspected can be observed using the second optotype generated based on this angle value. That is, it is possible to switch the display on the display according to the progress of the examination and accurately grasp the astigmatic state of the eye to be inspected. In addition, it is possible to perform a subjective test in a stationary state without rotating the shape of the astigmatism axis test chart. That is, it is possible to perform an inspection in which the display state of the optotype is kept constant, and the optotype can be appropriately visually recognized over time.
以下、本発明の眼科装置を実施するための形態を、図面に示す実施例1及び実施例2に基づいて説明する。 Hereinafter, embodiments for carrying out the ophthalmic apparatus of the present invention will be described with reference to Examples 1 and 2 shown in the drawings.
(実施例1)
まず、図1〜図5に基づき、実施例1の眼科装置10の構成を、「全体構成」、「制御系の詳細構成」、「測定光学系の詳細構成」、「乱視軸テストチャートの詳細構成」に分けて説明する。
(Example 1)
First, based on FIGS. 1 to 5, the configuration of the
[全体構成]
図1に示す眼科装置10は、被検者が左右の両眼を開放した状態で、被検眼の特性測定を両眼同時に実行する両眼開放タイプの眼科装置である。
[overall structure]
The
実施例1の眼科装置10は、図1に示すように、床面に設置された基台11と、検眼用テーブル12と、支柱13と、アーム14と、測定ヘッド20と、を備えている。また、この眼科装置10は、図1に示さないが、タブレット端末等の検者用コントローラ19aと、コントロールレバーユニット等の被検者用コントローラ19bと、液晶ディスプレイ等の表示装置19cと、を有している。なお、この眼科装置10では、検眼用テーブル12と正対した被検者が、測定ヘッド20が有する額当部15に額を接触させた状態で被検眼の特性測定を行う。以下では、被検者から見て、左右方向をX方向とし、上下方向(鉛直方向)をY方向とし、X方向及びY方向と直交する方向(測定ヘッド20の前後方向)をZ方向とする。
As shown in FIG. 1, the
検眼用テーブル12は、基台11に支持され、高さ位置が調節可能になっている。支柱13は、検眼用テーブル12の後端部からY方向に起立しており、上部にアーム14が設けられている。アーム14は、検眼用テーブル12の上方で測定ヘッド20を吊り下げ支持するものであり、支柱13からZ方向に延在されている。このアーム14は、支柱13に対して上下動可能に取り付けられている。
The optometry table 12 is supported by the
そして、検眼用テーブル12の下方には、眼科装置10の各部を統括的に制御するメインコントローラ16(表示コントローラ)が収納された制御ボックス17が設けられている。なお、このメインコントローラ16には、電源ケーブル17aを介して図示しない商用電源から電力供給がなされる。
Below the eye examination table 12, a
測定ヘッド20は、任意の自覚検査及び任意の他覚測定を行う測定ユニットである。なお、自覚検査では、被検者に視標を表示し、この視標に対する被検者の応答に基づいて検査結果を取得する。この自覚検査には、遠用検査、近用検査、コントラスト検査、グレア検査等の自覚屈折測定や、視野検査、乱視軸検査、乱視度数検査等がある。また、他覚測定では、被検眼に光を照射し、その戻り光の検出結果に基づいて被検眼に関する情報を測定する。この他覚測定には、被検眼の特性を取得するための測定と、被検眼の画像を取得するための撮影とが含まれる。さらに、他覚測定には、他覚屈折測定(レフ測定)、角膜形状測定(ケラト測定)、眼圧測定、眼底撮影、光コヒーレンストモグラフィ(Optical Coherence Tomography:以下、「OCT」という)を用いた断層像撮影(OCT撮影)、OCTを用いた計測等がある。この測定ヘッド20は、制御/電源ケーブル(不図示)を介してメインコントローラ16に接続されており、このメインコントローラ16を経由して電力供給がなされる。また、測定ヘッド20とメインコントローラ16との間の情報の送受信も、この制御/電源ケーブルを介して行われる。
The
そして、測定ヘッド20は、被検者の左眼ELの眼情報を取得する左眼測定ヘッド20Lと、被検者の右眼ERの眼情報を取得する右眼測定ヘッド20Rと、を有している。ここで、左眼測定ヘッド20Lと右眼測定ヘッド20Rとは、X方向で双方の中間に位置する鉛直面を対称面とする面対称な構成とされている。
The
また、左眼測定ヘッド20L及び右眼測定ヘッド20Rは、それぞれアーム14に測定ヘッド駆動機構20bを介して吊り下げ支持された測定ヘッドハウジング20aを有している。ここで、測定ヘッド駆動機構20bは、メインコントローラ16からの制御指令に基づいて、測定ヘッドハウジング20aのX方向、Y方向、Z方向の位置、及び被検眼の眼球回旋軸を中心にした向きを変更する。
Further, the left
また、測定ヘッドハウジング20aの内部には、左眼EL,右眼ERの情報を取得するための測定光学系OSが内蔵されている。
Further, a measurement optical system OS for acquiring information of the left eye EL and the right eye ER is built in the
さらに、左眼測定ヘッド20L及び右眼測定ヘッド20Rでは、いずれも測定ヘッドハウジング20aの外側面に偏向部材20cが設けられている。この偏向部材20cは、後述する観察系21から照射された光軸を被検眼に向けるものであり、ここではハーフミラーによって構成されている。
Further, in both the left
[制御系の詳細構成]
メインコントローラ16は、図2に示すように、記憶部や内部メモリ等の周辺機器16aを有し、この周辺機器16aに記憶したプログラムに基づいて、眼科装置10の動作を統括的に制御する。
[Detailed configuration of control system]
As shown in FIG. 2, the
このメインコントローラ16には、後述する測定光学系OSのグレア光源22k、レフ測定光源23g、アライメント光源25a、アライメント光源26a、ケラトリング光源27bが接続され、これらを適宜点灯および消灯させる。また、メインコントローラ16には、測定光学系OSの動作部(撮像素子21g、ディスプレイ22a、合焦レンズ22e、VCC22h、ピンホール板22p、レフ光源ユニット部23a、合焦レンズ23t、それらの駆動部)が接続され、これらを適宜駆動や移動させる。
A
さらに、このメインコントローラ16には、測定ヘッド駆動機構20b、検眼用テーブル12の移動機構、アーム14の移動機構、検者用コントローラ19a、被検者用コントローラ19b、表示装置19cが接続されている。
Further, the measurement
そして、このメインコントローラ16は、検者用コントローラ19aや被検者用コントローラ19bの操作に従って、ディスプレイ22aに視標を表示させて被検眼の観察を行い、撮像素子21g上に投影された画像を表示装置19cに適宜表示させ、上記した各光源や各動作部、動作機構等を適宜制御する。
Then, the
[測定光学系の詳細構成]
実施例1の左眼測定ヘッド20L及び右眼測定ヘッド20Rの測定ヘッドハウジング20aには、それぞれ図3に示す測定光学系OSが内蔵されている。なお、この測定光学系OSは、両測定ヘッド20L,20Rにおいて同一の構成となっている。そのため、ここでは、左眼測定ヘッド20Lの測定ヘッドハウジング20aに内蔵された測定光学系OSについて説明する。
[Detailed configuration of measurement optical system]
The measurement optical system OS shown in FIG. 3 is built in the
左眼測定ヘッド20Lの測定ヘッドハウジング20aに内蔵された測定光学系OSは、観察系21と、視標投影系22と、眼屈折力測定系23と、第1アライメント系25と、第2アライメント系26と、ケラト系27と、を有する。なお、この測定光学系OSは、自覚検査時に用いる各種レンズの集合からなる自覚検査系(クロスシリンダ光学系)を有するものであってもよい。
The measurement optical system OS built in the
左眼EL(被検眼)の前眼部を観察する観察系21は、図3に示すように、対物レンズ21aと、ダイクロイックフィルタ21bと、ハーフミラー21cと、リレーレンズ21dと、ダイクロイックフィルタ21eと、結像レンズ21fと、撮像素子(CCD)21gと、を有する。この観察系21では、左眼ELで反射された光束を、対物レンズ21aを経て結像レンズ21fにより撮像素子21g上に結像する。このため、撮像素子21g上には、後述するケラトリング光束やアライメント光源25aの光束やアライメント光源26aの光束(輝点像Br)が投影された前眼部像E´が形成される。ここで、メインコントローラ16は、撮像素子21gから出力される画像信号に基づく前眼部像E´等を表示装置19cに表示させる。また、対物レンズ21aの前方には、ケラト系27が設けられる。
As shown in FIG. 3, the
ケラト系27は、ケラト板27aと、ケラトリング光源27bと、を有する。ケラト板27aは、観察系21の光軸に対して同心状のスリットが設けられた板状を呈し、対物レンズ21aの近傍に設けられる。ケラトリング光源27bは、ケラト板27aのスリットに合わせて設けられる。このケラト系27では、点灯したケラトリング光源27bからの光束がケラト板27aのスリットを経ることで、左眼ELの角膜Ecに角膜形状の測定のためのケラトリング光束を投影する。ケラトリング光束は、左眼ELの角膜Ecで反射されることで、観察系21により撮像素子21g上に結像される。そして、撮像素子21gがリング状のケラトリング光束の画像を受像したら、メインコントローラ16は、その測定パターンの像を表示装置19cに表示させる。さらに、メインコントローラ16では、この撮像素子21gからの画像信号に基づいて、角膜Ecの角膜形状の曲率半径を周知の手法により測定する。このケラト系27のケラト板27aの後方には、第1アライメント系25が設けられている。
The
第1アライメント系25及び第2アライメント系26は、左眼ELに対する測定光学系OSの位置合わせ(アライメント)を行う。ここで、第1アライメント系25が、観察系21の光軸に沿う方向(前後方向)のアライメントを行い、第2アライメント系26が、観察系21の光軸に直交する方向(上下方向、左右方向)のアライメントを行う。なお、メインコントローラ16は、輝点像Brが形成された前眼部像E´に加えて、アライメントマークの目安となるアライメントマークALを表示装置19cに表示させる。メインコントローラ16は、アライメントが完了すると測定を開始する構成にしてもよい。
The
第1アライメント系25は、一対のアライメント光源25aと、投影レンズ25bと、を有する。第1アライメント系25では、各アライメント光源25aからの光束を各投影レンズ25bで平行光束とし、ケラト板27aに設けたアライメント用孔を通して左眼ELの角膜Ecに平行光束を投影する。メインコントローラ16では、角膜Ecに投影された輝点(輝点像)に基づき、左眼測定ヘッド20Lを前後方向に移動させることで、観察系21の光軸に沿う方向(前後方向)のアライメントを行う。この前後方向のアライメントは、撮像素子21g上のアライメント光源25aによる2個の点像の間隔とケラトリング像の直径の比を所定範囲内とするように左眼測定ヘッド20Lの位置を調整して行う。
The
また、第2アライメント系26は、観察系21に設けられている。第2アライメント系26は、アライメント光源26aと、投影レンズ26bとを有し、ハーフミラー21c、ダイクロイックフィルタ21b及び対物レンズ21aを観察系21と共用する。第2アライメント系26では、アライメント光源26aからの光束を、対物レンズ21aを経て平行光束として左眼ELの角膜Ecに投影する。メインコントローラ16では、角膜Ecに投影された輝点(輝点像)に基づき、左眼測定ヘッド20Lを上下方向、左右方向に移動させることで、観察系21の光軸に直交する方向(上下方向、左右方向)のアライメントを行う。
Further, the
左眼ELに視標を表示する視標投影系22は、被検眼の眼特性を他覚的に測定するための他覚測定視標と、被検眼の眼特性を自覚的に検査するための自覚検査視標とを選択的に表示可能である。この視標投影系22は、ディスプレイ22aと、ハーフミラー22bと、リレーレンズ22cと、反射ミラー22dと、合焦レンズ22eと、リレーレンズ22fと、フィールドレンズ22gと、バリアブルクロスシリンダレンズ(以下、「VCC」という)22hと、反射ミラー22iと、ダイクロイックフィルタ22jと、を有する。ここで、ダイクロイックフィルタ21b及び対物レンズ21aは、観察系21と共用する。さらに、この視標投影系22は、被検眼の眼特性を自覚的に検査するときに左眼ELにグレア光を照射するため、ディスプレイ22a等に至る光路とは別の光路で光軸を取り巻く位置に、少なくとも2つのグレア光源22kを有する。
The
そして、ディスプレイ22aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機EL等のエレクトロルミネセンス(Electroluminescence)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等で構成され、メインコントローラ16からの制御指令に基づいて、任意の画像を表示する。このディスプレイ22aは、視標投影系22の光路上において、左眼ELの眼底Efと共役となる位置に光軸に沿って移動可能に設けられる。なお、ディスプレイ22aに表示される任意の画像とは、例えば左眼ELの視線を固定するための固視標や点状視標、左眼ELの眼特性(視力値、矯正度数(遠用度数、近用度数)、乱視軸角度、乱視度数等)を自覚的に検査するための自覚検査視標や、被検眼の眼特性を他覚的に測定するための他覚測定視標等である。
The
また、視標投影系22では、光路上において左眼ELの瞳孔とほぼ共役となる位置にピンホール板22pの貫通孔を設ける。このピンホール板22pは、板部材に貫通孔を設けて形成し、視標投影系22の光路への挿入と、この光路からの離脱とを可能とし、光路に挿入されたときに貫通孔を光軸上に位置させる。ピンホール板22pは、自覚検査モードにおいて光路に挿入されることで、被検眼Eの眼鏡による矯正が可能であるか否かを判別するピンホールテストを行うことを可能とする。このピンホール板22pは、実施例1では、フィールドレンズ22gとVCC22hとの間に設け、メインコントローラ16からの制御指令に基づいて、光路に対して挿入及び離脱される。なお、ピンホール板22pを設ける位置は、光路上において左眼ELの瞳孔とほぼ共役となる位置に設ければよく、実施例1に限定されない。
Further, in the
眼屈折力の測定を行う眼屈折力測定系23は、実施例1では、左眼ELの眼底Efに所定の測定パターンを投影する機能と、眼底Efに投影した測定パターンの像を検出する機能と、を有する。そして、この眼屈折力測定系23は、左眼ELの眼底Efにリング状の測定パターンを投影するリング状光束投影系23Aと、その眼底Efからのリング状の測定パターンの反射光を受像するリング状光束受光系23Bと、を有する。
In the first embodiment, the optical
リング状光束投影系23Aは、レフ光源ユニット部23aと、リレーレンズ23bと、瞳リング絞り23cと、フィールドレンズ23dと、穴開きプリズム23eと、ロータリープリズム23fと、を有する。ここで、ダイクロイックフィルタ22jは、視標投影系22と共用する。また、ダイクロイックフィルタ21b及び対物レンズ21aは、観察系21と共用する。なお、レフ光源ユニット部23aは、例えば発光ダイオードを用いたレフ測定用のレフ測定光源23gと、コリメータレンズ23hと、円錐プリズム23iと、リングパターン形成板23jと、を有し、これらがメインコントローラ16からの制御指令に基づいて、眼屈折力測定系23の光軸上を一体的に移動可能とされる。
The ring-shaped luminous
リング状光束受光系23Bは、穴開きプリズム23eの穴部23pと、フィールドレンズ23qと、反射ミラー23rと、リレーレンズ23sと、合焦レンズ23tと、反射ミラー23uと、を有する。ここで、対物レンズ21a、ダイクロイックフィルタ21b、ダイクロイックフィルタ21e、結像レンズ21f及び撮像素子21gは、観察系21と共用する。また、ダイクロイックフィルタ22jは、視標投影系22と共用する。また、ロータリープリズム23f及び穴開きプリズム23eは、リング状光束投影系23Aと共用する。
The ring-shaped light emitting
[乱視軸テストチャートの詳細構成]
図4は、実施例1の眼科装置において、乱視軸テストチャートの第1視標を示す説明図であり、図5は乱視軸テストチャートの第2視標を示す説明図である。以下、図4及び図5に基づき、実施例1の乱視軸テストチャートの詳細構成を説明する。
[Detailed configuration of astigmatism axis test chart]
FIG. 4 is an explanatory diagram showing the first target of the astigmatism axis test chart in the ophthalmic apparatus of Example 1, and FIG. 5 is an explanatory diagram showing the second target of the astigmatism axis test chart. Hereinafter, the detailed configuration of the astigmatic axis test chart of Example 1 will be described with reference to FIGS. 4 and 5.
図4及び図5に示す乱視軸テストチャートは、角膜や水晶体の歪みによって生じる乱視軸の傾斜角度(以下、「乱視軸角度」という)を自覚検査により検査する際に使用する自覚検査視標の一種である。この乱視軸テストチャートは、被検眼の乱視軸を自覚検査によって取得する際にディスプレイ22aに表示される。また、実施例1では、乱視軸テストチャートとして、乱視軸角度の大まかな値を取得させる第1視標S1(図4参照)と、この第1視標S1を用いて取得した角度値を基準として生成され、乱視軸角度の精密な値を取得させる第2視標S2(図5)と、を有している。
The astigmatism axis test chart shown in FIGS. 4 and 5 is a subjective inspection target used when inspecting the inclination angle of the astigmatism axis (hereinafter referred to as “astigmatism axis angle”) caused by the distortion of the cornea or the crystalline lens by the subjective examination. It is a kind. This astigmatic axis test chart is displayed on the
第1視標S1は、図4に示すように、視標が表示される視標表示領域Aの中心位置Oから、放射方向の全方位(360°)を所定角度(15°)ごとに複数(24)分割する方向に延びる複数(24本)の放射状線31からなる第1放射状チャート30とする。この第1視標S1では、放射状線31と同時に目盛り32を示す。なお、目盛り32は、放射状線31の一つおきに付された1〜12の数字であり、放射状線31の放射方向外側の端部近傍位置に表示される。
As shown in FIG. 4, the first optotype S1 has a plurality of omnidirectional directions (360 °) in the radial direction for each predetermined angle (15 °) from the center position O of the optotype display area A where the optotype is displayed. (24) The first
第2視標S2は、図5に示すように、基準となる乱視軸の角度(例えば30°)を中心とした所定角度範囲(30°±10°:20°〜40°)内を、1°ごとに20分割する方向に延びる複数(ここでは42本)の放射状線41からなる第2放射状チャート40とする。ここで、「基準となる乱視軸の角度」とは、第1視標S1である第1放射状チャート30を用いて行った自覚検査で取得した乱視軸の角度である。つまり、この第2視標S2は、第1視標S1を用いて取得した角度値を基準として生成されるものであり、この第1視標S1を用いた検査の結果に応じて変形する。
As shown in FIG. 5, the second optotype S2 is 1 within a predetermined angle range (30 ° ± 10 °: 20 ° to 40 °) centered on the angle of the reference astigmatic axis (for example, 30 °). The second
また、第2視標S2は、所定角度範囲内に示された複数の放射状線41のうち、放射中心位置から離れた部分を拡大して示している。なお、この実施例1では、第2視標S2は、視標が表示される視標表示領域Aの中心位置Oを中心とした所定半径の円形領域B内に表示される。さらに、円形領域Bの外周位置には、目盛り42が示されている。この目盛り42は、基準となる乱視軸の角度(ここでは30°)を示す数字と、所定角度範囲の最大値(40°)及び最小値(20°)を示す数字を有している。
Further, the second optotype S2 enlarges and shows a portion of the plurality of
次に、実施例1の眼科装置10の作用効果を、「自覚検査モード時の動作」、「乱視軸角度の高精度検出作用」、「検査の進展に対応した表示作用」、「ディスプレイ内蔵作用」に分けて説明する。
Next, the action and effect of the
[自覚検査モード時の動作]
実施例1の眼科装置10において自覚検査を行うには、まず、メインコントローラ16は、視標投影系22においてディスプレイ22aを点灯させ、このディスプレイ22aに測定内容に応じた視標を表示させる。なお、自覚検査用の視標としては、乱視軸検査用の乱視軸テストチャートの他に、例えばランドルト環や数字等の視力表、レッドグリーンテスト用のレッドグリーンチャート、立体視テスト用の立体視テストチャート、斜位検査用の斜位テストチャート、不等像視テスト用のチャート等がある。次に、メインコントローラ16は、予め他覚的に測定した左眼ELの眼屈折力に適合する位置に合焦レンズ22eを移動し、予め他覚的に測定した左眼ELの乱視状態を矯正する姿勢にVCC22hを設定する。
[Operation in subjective test mode]
In order to perform a subjective test in the
ディスプレイ22aに視標を表示させ、合焦レンズ22eの位置を移動させ、VCC22hの姿勢を設定したら、この視標投影系22では、ディスプレイ22aからの視標の光束は、ハーフミラー22b、リレーレンズ22c、反射ミラー22d、合焦レンズ22e、リレーレンズ22f、フィールドレンズ22g、VCC22h、反射ミラー22i、ダイクロイックフィルタ22j、ダイクロイックフィルタ21b、対物レンズ21aを経て、左眼ELの眼底Efに投影される。これにより、被検者はディスプレイ22aに表示された視標を適正に視認することができる。
After displaying the optotype on the
そして、被検者がディスプレイ22aに表示された視標を視認したら、検者又はメインコントローラ16は、表示した視標の見え方を被検者に質問し、その応答に応じた視標の選択と質問を繰り返すことで自覚検査の測定値を決定する。なお、この自覚検査モードでは、グレアテストを行う場合、メインコントローラ16からの制御指令に基づいてグレア光源22kを点灯させて自覚検査を行う。
Then, when the subject visually recognizes the optotype displayed on the
「乱視軸角度の高精度検出作用」
実施例1の眼科装置10では上述のように自覚検査を実施するが、乱視軸角度を自覚検査によって取得する場合には、ディスプレイ22aに乱視軸検査用の乱視軸テストチャートを表示させる。
"High-precision detection of astigmatic axis angle"
In the
このとき、メインコントローラ16は、ディスプレイ22aに、まず図4に示す第1視標S1を表示させる。この第1視標S1は、視軸角度の大まかな値を取得させるものであり、視標表示領域Aの中心位置Oから、放射方向の全方位(360°)を15°ごとに24分割する方向に延びる24本の放射状線31からなる第1放射状チャート30である。
At this time, the
そして、ディスプレイ22aに第1視標S1を表示させ、この第1視標S1が被検者の左眼ELの眼底Efに投影されて、被検者が第1視標S1を視認したら、メインコントローラ16又は検者は、被検者に第1視標S1の見え方を質問し、その応答に応じて被検者の乱視軸角度を取得する。このとき使用する視標は、第1視標S1であり、視標表示領域Aの中心位置Oから放射方向の全方位(360°)を複数に分割した放射状線31からなる第1放射状チャート30である。そのため、取得できる乱視軸角度は、複数の放射状線31の間隔(15°)ごとになり、第1視標S1を用いて行った自覚検査で取得できる乱視軸角度は、15°ごとの大まかな値になる。
Then, the first optotype S1 is displayed on the
次に、メインコントローラ16は、第1視標S1を用いて行った自覚検査で取得した大まかな乱視軸の角度値を基準にして第2視標S2(図5参照)を生成する。すなわち、第1視標S1を用いて行った自覚検査で取得した乱視軸の角度(例えば30°)を中心とした所定角度範囲(±10°)内を、1°ごとに20分割する42本の放射状線41からなる第2放射状チャート40を生成する。
Next, the
このメインコントローラ16は、第2視標S2を生成したら、この第2視標S2をディスプレイ22aに表示させる。そして、この第2視標S2が被検者の左眼ELの眼底Efに投影されて、被検者が第2視標S2を視認したら、メインコントローラ16又は検者は、被検者に第2視標S2の見え方を質問し、その応答に応じて被検者の視軸角度の詳細な値を取得する。このとき使用する視標は第2視標S2であり、基準となる乱視軸の角度を中心とした所定角度範囲内を1°ごとに分割した放射状線41からなる第2放射状チャート40である。そのため、取得できる乱視軸角度は、複数の放射状線41の間隔(1°)ごとになり、第1視標S1を用いて行った自覚検査で取得できる乱視軸角度よりも詳細な値になる。
When the
しかも、この第2視標S2では、第1視標S1を用いて行った自覚検査で取得した乱視軸の角度を中心とした所定範囲角度のみを表示する。そのため、この所定角度範囲を拡大して示すことができ、詳細な乱視軸角度を適切に視認させることができる。この結果、被検眼の乱視軸の状態を精度よく把握することができる。 Moreover, in the second optotype S2, only a predetermined range angle centered on the angle of the astigmatic axis acquired by the subjective test performed using the first optotype S1 is displayed. Therefore, this predetermined angle range can be enlarged and shown, and the detailed astigmatic axis angle can be appropriately visually recognized. As a result, the state of the astigmatic axis of the eye to be inspected can be accurately grasped.
そして、この実施例1では、第1視標S1が、視標の表示領域(視標表示領域A)の中心位置Oから放射方向に延びる複数の放射状線31からなる第1放射状チャート30とし、第2視標S2が、この第1放射状チャート30を用いて取得した基準となる乱視軸の角度を中心とした放射方向の所定角度範囲を1°ごとに分割した複数の放射状線41からなる第2放射状チャート40としている。
Then, in the first embodiment, the first target S1 is a first
そのため、乱視軸角度の詳細な値を精度よく取得することが可能となり、精度の高い乱視軸角度を把握することができる。また、第1視標S1が全方位(360°)を複数に分割した放射状線41を有していることから、乱視軸テストチャートの形状を回転させることなく、静止させた状態での自覚検査を行うことができる。つまり、視標の表示状態を一定に維持した検査が可能になり、時間をかけて視標を適切に視認させることができる。
Therefore, it is possible to accurately acquire the detailed value of the astigmatic axis angle, and it is possible to grasp the astigmatic axis angle with high accuracy. Further, since the first optotype S1 has the
[検査の進展に対応した表示作用]
メインコントローラ16では、乱視軸角度を検査する自覚検査の初期段階で第1視標S1を表示させる。そして、この第1視標S1を用いた自覚検査によって乱視軸角度の大まかな角度値を取得した後、ディスプレイ22aに表示された視標を第1視標S1から第2視標S2に切り替え、自覚検査の第2段階で第2視標S2を表示させる。つまり、このメインコントローラ16では、自覚検査の進展に伴って、ディスプレイ22aに表示される視標を切り替える。しかも、第1視標S1及び第2視標S2は、任意の画像を表示可能なディスプレイ22aによって表示されるので、容易に切り替えることができる。
[Display action corresponding to the progress of inspection]
The
これにより、乱視状態(乱視軸角度)を取得する自覚検査において、取得したい乱視状態の精度に応じた視標を表示させることができ、円滑な自覚検査を実施することができる。 As a result, in the astigmatism test for acquiring the astigmatism state (astigmatism axis angle), it is possible to display the optotype according to the accuracy of the astigmatism state to be acquired, and it is possible to carry out a smooth astigmatism test.
[ディスプレイ内蔵作用]
実施例1の眼科装置10では、乱視軸検査用の乱視軸テストチャートを表示させるディスプレイ22aを測定ヘッド20の測定ヘッドハウジング20aに内蔵している。そのため、眼科装置10を小型化し、設置スペースの省スペース化を図ることができる。また、被検者の前方に空間を設けることができ、被検者が圧迫感を覚えることを防止できる。
[Display built-in action]
In the
(実施例2)
実施例2は、乱視テストチャートである第1視標を、視標表示領域内に線対称に配置された一対の放物線からなる第1放物線チャートとし、第2視標を、第1視標を用いて生成した乱視度数を取得させる視標である第2放物線チャートとする例である。以下、図6及び図7に基づいて、実施例2の乱視テストチャートの詳細構成を説明する。
(Example 2)
In the second embodiment, the first optotype, which is an astigmatism test chart, is a first parabola chart composed of a pair of parabolas arranged line-symmetrically in the optotype display area, and the second optotype is a first optotype. This is an example of a second parabolic chart which is an optotype for acquiring the astigmatic power generated by the use. Hereinafter, the detailed configuration of the astigmatism test chart of Example 2 will be described with reference to FIGS. 6 and 7.
実施例2の第1視標S1Aは、乱視軸の傾斜角度(以下、「乱視軸角度」という)を自覚検査により検査する際に使用する自覚検査視標の一種であり、図6に示すように、視標が表示される視標表示領域Aの中心位置Oを中心とした所定半径の円形領域B内に表示される。そして、この第1視標S1Aは、円形領域B内に表示される水平直線L1と、一対の放物線50a,50bと、からなる第1放物線チャート50とする。ここで、水平直線L1は、視標表示領域Aの中心位置Oを通り、視標表示領域A内で水平方向に延びる直線である。また、一対の放物線50a,50bは、視標表示領域Aの中心位置Oを通り水平直線L1に直交する直交直線L2を対称線とする線対称の一対の放物線
である。
The first optotype S1A of the second embodiment is a kind of subjective inspection optotype used when inspecting the tilt angle of the astigmatic axis (hereinafter referred to as “astigmatic axis angle”) by the subjective inspection, and is as shown in FIG. The astigmatism is displayed in the circular area B having a predetermined radius centered on the center position O of the astigmatism display area A. The first parabola S1A is a
なお、一方の放物線50aは、水平直線L1の一端と円形領域Bの区画線との交点K1と、直交直線L2と円形領域Bの区画線との交点K2とを結ぶ曲線である。また、他方の放物線50bは、水平直線L1の他端と円形領域Bの区画線との交点K3と、直交直線L2と円形領域Bの区画線との交点K2とを結ぶ曲線である。この一対の放物線50a,50bは線対称であればよいので、曲率は任意に設定される。
One
そして、この第1視標S1Aは、乱視状態を検査する自覚検査時において、初期段階(乱視軸角度を取得させる際)に表示される。また、この第1視標S1Aは、乱視軸角度の検査中、視標表示領域Aの中心位置Oを中心として、一定の方向に回転しながら表示される。ここで、乱視眼でこの第1視標S1Aを見たとき、一対の放物線50a,50b上のどこかに「濃く感じる部分」が現れ、他はぼやけて見える。そして、この第1視標S1Aを用いて取得できる乱視軸角度は、この第1視標S1Aを回転させていくことで、一対の放物線50a,50b上に視認した「濃く感じる部分」が交点K2を中心にバランスよく振り分けられるときの水平直線L1によって示される。
Then, the first optotype S1A is displayed at the initial stage (when the astigmatism axis angle is acquired) at the time of the subjective examination for inspecting the astigmatism state. Further, the first optotype S1A is displayed while rotating in a certain direction about the center position O of the optotype display region A during the inspection of the astigmatic axis angle. Here, when the first optotype S1A is viewed with astigmatic eyes, a "dark part" appears somewhere on the pair of
すなわち、第1視標S1Aをディスプレイ22aに表示させ、この第1視標S1Aを被検者に視認させる。そして、ディスプレイ22aに表示された第1視標S1Aを左方向(時計の針の動きと同じ方向)に回転させていき、例えば最初に左側の放物線50aの交点K1付近に「濃く感じる部分」を認めたら、そのまま第1視標S1Aを回転させ続ける。これにより、「濃く感じる部分」は、次第に交点K2に向かい、さらに右側の放物線50bの交点K2付近にも「濃く感じる部分」が現れる。そして、両放物線50a,50b上の「濃く感じる部分」が交点K2付近で同じ長さになったときの水平直線L1で示される方向が乱視軸の方向である。
That is, the first optotype S1A is displayed on the
一方、実施例2の第2視標S2Aは、乱視の強さ(以下、「乱視度数」という)を自覚検査により検査する際に使用する自覚検査視標の一種であり、図7に示すように、視標が表示される視標表示領域Aの中心位置Oを中心とした所定半径の円形領域B内に表示される。そして、この第2視標S2Aは、円形領域B内に表示される第1の放物線チャート50αと、第2の放物線チャート50βと、を有する第2放物線チャート51とする。
On the other hand, the second optotype S2A of the second embodiment is a kind of subjective inspection optotype used when the intensity of astigmatism (hereinafter referred to as “astigmatism power”) is inspected by the subjective test, and is as shown in FIG. The astigmatism is displayed in the circular area B having a predetermined radius centered on the center position O of the astigmatism display area A. The second target S2A is a
ここで、第1の放物線チャート50αは、第1視標S1Aを用いて行った自覚検査で取得した基準となる乱視軸の角度を示す放物線チャートを、所定角度(例えば時計回りに20°)回転させた放物線チャートである。また、第2の放物線チャート50βは、第1視標S1Aを用いて行った自覚検査で取得した基準となる乱視軸の角度を示す放物線チャートを、所定角度(例えば反時計回りに35°)回転させた放物線チャートである。なお、基準となる乱視軸の方向は、一点鎖線の軸Jで示す。つまり、この第2視標S2Aを構成する第2放物線チャート51は、第1視標S1Aを用いて取得した角度値を基準として生成されるものであり、この第1視標S1Aを用いた検査の結果に応じて変形する。
Here, the first parabolic chart 50α rotates a parabolic chart showing the angle of the reference turbulent axis acquired by the subjective test using the first optotype S1A by a predetermined angle (for example, 20 ° clockwise). It is a parabolic chart. Further, the second parabola chart 50β is a rotation of a parabola chart showing the angle of the reference astigmatic axis acquired in the subjective test performed using the first optotype S1A by a predetermined angle (for example, 35 ° counterclockwise). It is a parabolic chart that was made to. The direction of the reference astigmatism axis is indicated by the axis J of the alternate long and short dash line. That is, the
そして、この第2視標S2Aは、乱視状態を検査する自覚検査時において、第2段階(乱視度数を取得させる際)に表示される。また、この第2視標S2Aは、回転させることなく基準となる乱視軸の角度に直交する方向を挟み込む形で、第1の放物線チャート50αと第2の放物線チャート50βが同時に表示される。 Then, the second optotype S2A is displayed in the second stage (when the astigmatic power is acquired) at the time of the subjective examination for inspecting the astigmatic state. Further, in the second optotype S2A, the first parabola chart 50α and the second parabola chart 50β are simultaneously displayed so as to sandwich the direction orthogonal to the angle of the reference astigmatism axis without rotating.
この第2視標S2Aを用いて被検眼の乱視度数を取得するには、予め第1視標S1Aを用いて被検眼の乱視軸角度を取得する。次に、矯正凹円柱レンズの軸をこの取得した乱視軸角度に合わせて、被検眼の眼前に装着する。メインコントローラ16では、その状態でディスプレイ22aに第2視標S2Aを表示させる。そして、被検者に第2視標S2Aを視認させたら、第1,第2の放物線チャート50α,50β上に「濃く感じる部分」が視認できるか否かを尋ねる。
In order to acquire the astigmatic dioptric power of the eye to be inspected using the second optotype S2A, the astigmatic axis angle of the eye to be inspected is acquired in advance using the first optotype S1A. Next, the axis of the corrected concave cylindrical lens is aligned with the acquired astigmatic axis angle, and the lens is mounted in front of the eye to be inspected. In the
このとき、第1,第2の放物線チャート50α,50βがいずれも濃さが全体に均等であり、濃淡を認めなければ、矯正に用いた凹円柱レンズの度は正しいとする。一方、第1,第2の放物線チャート50α,50βのいずれかに「濃く感じる部分」を認めたときには、左右どちらの放物線上に「濃く感じる部分」が生じているかを尋ねる。基準となる乱視軸の方向を示す軸Jに近い放物線上に「濃く感じる部分」を認める場合には、矯正凹円柱レンズの度を強める。また、基準となる乱視軸の方向を示す軸Jに遠い放物線上に「濃く感じる部分」を認める場合には、矯正凹円柱レンズの度を弱める。そして、矯正凹円柱レンズの「軸」を固定すると共に「度」を変更した上で、再度同じ操作を繰り返して矯正凹円柱レンズの度を決定する。 At this time, if the first and second parabolic charts 50α and 50β are all uniform in density and no shading is observed, the degree of the concave cylindrical lens used for the correction is correct. On the other hand, when a "deep feeling part" is recognized in any of the first and second parabolic charts 50α and 50β, it is asked which of the left and right parabolas has a "deep feeling part". If a "deep feeling" is found on the parabola near the axis J, which indicates the direction of the reference astigmatism axis, the degree of the corrected concave cylindrical lens is increased. Further, when a "part that feels dark" is recognized on a parabola far from the axis J indicating the direction of the reference astigmatism axis, the degree of the corrected concave cylindrical lens is weakened. Then, after fixing the "axis" of the straightening concave cylindrical lens and changing the "degree", the same operation is repeated again to determine the degree of the straightening concave cylindrical lens.
このように、第2視標S2Aは、第1視標S1Aを用いて取得した乱視軸の角度値を基準として生成され、ディスプレイ22aの表示をこのような第2視標S2Aに切り替えて乱視の状態(乱視度数)を検査する。そのため、検査の進展に応じてディスプレイ22aの表示を切り替え、被検眼の乱視状態を精度よく把握することができる。特に、この実施例2では、第2視標S2Aが乱視度数を取得させる視標であることから、被検眼の乱視軸角度を精度よく取得することができる。
As described above, the second optotype S2A is generated with reference to the angle value of the astigmatism axis acquired by using the first optotype S1A, and the display of the
しかも、このとき、第2視標S2Aである第2放物線チャート51は、回転角度が異なる複数(二つ)の放物線チャート(第1の放物線チャート50α、第2の放物線チャート50β)を有しており、この二つの放物線チャート50α,50βを同時に表示することができる。そのため、この二つの放物線チャート50α,50βの見比べを容易に行うことができ、例えば二つの放物線チャート50α,50βを交互に表示する場合と比べて、被検者は見え方をより正確に回答することができる。この結果、より精度のよい乱視度数を取得することができる。
Moreover, at this time, the
以上、本発明の眼科装置を実施例1及び実施例2に基づいて説明してきたが、具体的な構成については、これらの実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲の各請求項に係る発明の要旨を逸脱しない限り、設計の変更や追加等は許容される。 Although the ophthalmic apparatus of the present invention has been described above based on Examples 1 and 2, the specific configuration is not limited to these Examples, and each claim is within the scope of the claims. Design changes and additions are permitted as long as they do not deviate from the gist of the invention.
例えば、実施例1では、第1視標S1を、複数の放射状線31からなる第1放射状チャート30とし、第2視標S2を、この第1放射状チャート30を用いて取得した乱視軸の角度を中心とした放射方向の所定角度範囲を詳細に分割した複数の放射状線41からなる第2放射状チャート40とする例を示した。また、実施例2では、第1視標S1Aを、一対の放物線50a,50bからなる第1放物線チャート50とし、第2視標S2Aを、この第1放物線チャート50を用いて取得した乱視軸の角度を示す第1の放物線チャート50αと、この第1の放物線チャート50αを所定角度回転させた第2の放物線チャート50βとからなる第2放物線チャート51とする例を示した。しかしながら、これに限定されず、第1視標が被検眼の乱視軸の角度を取得する視標であり、第2視標が、この第1視標を用いて取得した乱視軸の角度値を基準として生成された視標であればよい。また、第2視標によって取得する被検眼の特性は、乱視軸角度であってもよいし、乱視度数であってもよいし、それ以外の眼特性であってもよい。
For example, in the first embodiment, the first optotype S1 is a first
すなわち、第1視標S1Aを、実施例2に示すような一対の放物線50a,50bからなる第1放物線チャート50とし、第2視標S2Bを、図8に示すような、第1放物線チャート50上の「濃く感じる部分K」を含む所定範囲を、拡大表示した拡大チャート52にしてもよい。この場合には、拡大チャート52を表示した後、所定の方向に回転させながら被検者に視認させることで、乱視軸角度を詳細に観察することができる。
That is, the first optotype S1A is the
また、実施例2では、第2視標S2Bを、複数(二つ)の放物線チャート50α,50βを有する第2放物線チャート51によって構成する例を示した。しかしながら、この第2放物線チャート51は、第1視標S1Aを用いて行った自覚検査で取得した基準となる乱視軸の角度を示す放物線チャートを所定角度回転させた放物線チャートであればよいので、例えば、基準となる乱視軸を示す放物線チャートを時計回りに20°回転させた第1の放物線チャート50αだけであってもよい。
Further, in Example 2, an example is shown in which the second optotype S2B is configured by a
さらに、第1視標を、複数の放射状線からなる第1放射状チャートとし、第2視標を、第1放射状チャートを用いて取得した乱視軸の角度を示す放物線チャートを所定角度回転させた放物線チャートとしてもよい。つまり、第1視標を放射状チャートとし、第2視標を放物線チャートにしてもよい。 Further, the first optotype is a first radial chart composed of a plurality of radial lines, and the second optotype is a parabola obtained by rotating a parabola chart showing the angle of the astigmatic axis acquired by using the first radial chart by a predetermined angle. It may be a chart. That is, the first optotype may be a radial chart and the second optotype may be a parabolic chart.
また、実施例1に示す第1視標S1として、複数の放射状線の少なくとも一つをはっきりとした黒色で示し、残りの放射状線を薄い灰色で表示した放射状チャートであってもよい。この場合、第1視標S1を回転表示させることで乱視軸の角度を観察する。そして、その結果得られた乱視軸の角度値を基準して第2視標S2を生成するようにしてもよい。 Further, as the first optotype S1 shown in the first embodiment, a radial chart may be used in which at least one of the plurality of radial lines is shown in clear black and the remaining radial lines are shown in light gray. In this case, the angle of the astigmatic axis is observed by rotating the first optotype S1. Then, the second optotype S2 may be generated with reference to the angle value of the astigmatic axis obtained as a result.
また、実施例1では、第2視標S2を生成する際、第1視標S1を用いた自覚検査にて取得した基準となる乱視軸の角度値に対して±10°の範囲を「所定角度範囲」に指定した。しかしながら、これに限定されず、この「所定角度範囲」は、第1視標を用いて取得した乱視軸の角度値を基準とした所定の範囲であれば、任意に設定することができる。 Further, in the first embodiment, when the second optotype S2 is generated, the range of ± 10 ° with respect to the angle value of the reference astigmatism axis acquired by the subjective test using the first optotype S1 is “predetermined”. Specified in "angle range". However, the present invention is not limited to this, and the "predetermined angle range" can be arbitrarily set as long as it is a predetermined range based on the angle value of the astigmatic axis acquired by using the first optotype.
さらに、被検眼の状態や見え方等に応じて、第1視標S1,S1Aや第2視標S2,S2Aでは、放射状線や放物線の形状、太さ、線種、表示数等の表示状態を調整してもよい。これにより、被検眼に応じて各視標を適切に表示することができ、より正確な観察結果を得ることができる。また、いずれにしても、第1視標S1,S1Aを用いて取得した乱視軸の角度値を基準とした第2視標S2,S2Aとすることで、被検眼の乱視状態を詳細に観察することができる。 Further, in the first optotypes S1, S1A and the second optotypes S2, S2A, the display state of the shape, thickness, line type, number of displays, etc. of the radial line or parabola is determined according to the state and appearance of the eye to be inspected. May be adjusted. As a result, each optotype can be appropriately displayed according to the eye to be inspected, and more accurate observation results can be obtained. Further, in any case, the astigmatic state of the eye to be inspected is observed in detail by using the second visual targets S2 and S2A based on the angle value of the astigmatic axis acquired by using the first visual targets S1 and S1A. be able to.
10 眼科装置
16 メインコントローラ(表示コントローラ)
20 測定ヘッド
20L 左眼測定ヘッド
20R 右眼測定ヘッド
20a 測定ヘッドハウジング
20b 測定ヘッド駆動機構
OP 測定光学系
21 観察系
22 視標投影系
22a ディスプレイ
S1 第1視標
S2 第2視標
30 第1放射状チャート
31 放射状線
32 目盛り
40 第2放射状チャート
41 放射状線
42 目盛り
A 視標表示領域
B 円形領域
10
20
Claims (3)
前記ディスプレイは、前記被検眼の情報を取得するための測定光学系が内蔵された測定ヘッドハウジングの内部に配置され、
前記表示コントローラは、前記ディスプレイに前記被検眼の乱視軸の角度を取得させる第1視標と、前記第1視標を用いて取得した角度値を基準として生成された第2視標と、を切り替えて表示させ、
前記第1視標は、前記第1視標及び前記第2視標を表示する視標表示領域の中心位置から、放射方向の全方位を所定角度ごとに複数に分割する方向に延びる複数の放射状線からなる第1放射状チャートとし、
前記第2視標は、前記第1放射状チャートを用いて取得した乱視軸の角度を中心とした放射方向の所定角度範囲を詳細に分割し、放射中心位置を挟んで対称となる複数の放射状線からなる第2放射状チャートとする
ことを特徴とする眼科装置。 It is equipped with a display provided on the optical axis of the target projection system that displays the target on the eye to be inspected, and a display controller that controls the display content of the display.
The display is arranged inside a measurement head housing containing a measurement optical system for acquiring information on the eye to be inspected.
The display controller has a first optotype that causes the display to acquire the angle of the astigmatic axis of the eye to be inspected, and a second optotype generated based on an angle value acquired by using the first optotype. Switch and display,
The first optotype has a plurality of radial directions extending from the center position of the optotype display area displaying the first optotype and the second optotype in a direction in which all directions in the radial direction are divided into a plurality of portions at predetermined angles. The first radial chart consisting of lines
The second optotype divides in detail a predetermined angle range in the radial direction centered on the angle of the astigmatic axis acquired by using the first radial chart, and a plurality of radial lines symmetrical with respect to the radial center position. An ophthalmic apparatus characterized by having a second radial chart consisting of.
前記第2視標は、前記所定角度範囲に示される複数の放射状線のうち、前記放射中心位置から離れた部分を拡大したものとする
ことを特徴とする眼科装置。 In the ophthalmic apparatus according to claim 1,
The second optotype is an ophthalmic apparatus characterized in that, of a plurality of radial lines shown in the predetermined angle range, a portion distant from the radiation center position is enlarged.
前記視標表示領域には、前記放射状線の放射方向外側の端部近傍位置に目盛りが表示されている
ことを特徴とする眼科装置。 In the ophthalmic apparatus according to claim 1 or 2.
An ophthalmic apparatus characterized in that, in the optotype display area, a scale is displayed at a position near the end of the radial line on the outer side in the radial direction.
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