JP2021136524A - 画像読取装置、画像形成装置、原稿領域検出方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】装置の処理負荷の増大を抑制するとともに、画像データに含まれる複数の原稿領域の検出精度を向上可能な画像読取装置、画像形成装置、及び原稿領域検出方法を提供すること。【解決手段】画像形成装置は、原稿載置部に載置された原稿の第1面の画像を含む第1画像データ及び当該原稿の第2面の画像を含む第2画像データのうち、幅が第1閾値を超える第1線画像によって区画される矩形領域の数が少ない方の第3画像データに含まれる前記矩形領域から幅が前記第1閾値よりも小さい第2閾値を超える第2線画像を検出する第5検出処理部57と、数が多い方の第4画像データに含まれる前記矩形領域と前記第3画像データにおける当該矩形領域に対応する前記矩形領域又は前記矩形領域が前記第2線画像によって分割された分割領域とを原稿の両面の原稿領域として検出する第6検出処理部58と、を備える。【選択図】図3
Description
本発明は、画像読取装置、画像形成装置、及び原稿領域検出方法に関する。
コンタクトガラスのような原稿載置部に載置された原稿の画像データを取得し、取得された画像データに含まれる原稿領域を検出可能な画像読取装置が知られている(特許文献1参照)。例えば、この種の画像読取装置では、取得された画像データから予め定められた閾値を超える幅の線画像が検出される。そして、検出された線画像に基づいて、取得された画像データに含まれる画像の読み取り時に原稿の外周に生じる影を示す影画像が検出されて、当該影画像の内側の領域が原稿領域として検出される。
ところで、画像読取装置では、前記原稿載置部に広げて載置された複数枚の原稿の表面の画像データが取得され、続いて当該複数枚の原稿の裏面の画像データが取得されて、取得された表面の画像データから検出される複数の原稿領域と、取得された裏面の画像データから検出される複数の原稿領域とが対応付けられることがある。ここで、表面又は裏面の読み取り時に、前記原稿載置部上で隣接する2つの原稿における互いに対向する縁部同士が隙間なくくっつく場合には、くっついた部分の前記影画像の検出に失敗して、表面の画像データから検出される原稿領域の数と裏面の画像データから検出される原稿領域の数とが一致しなくなることがある。これに対し、前記影画像の検出感度を高めるために、前記閾値を下げることが考えられる。しかしながら、前記閾値を下げて、取得された両面の画像データ各々から前記線画像を検出する場合には、その検出結果に基づく前記影画像の検出処理が複雑化して、装置の処理負荷が増大する。
本発明の目的は、装置の処理負荷の増大を抑制するとともに、画像データに含まれる複数の原稿領域の検出精度を向上可能な画像読取装置、画像形成装置、及び原稿領域検出方法を提供することにある。
本発明の一の局面に係る画像読取装置は、第1読取処理部と、第1検出処理部と、第2検出処理部と、第2読取処理部と、第3検出処理部と、第4検出処理部と、第5検出処理部と、第6検出処理部とを備える。前記第1読取処理部は、原稿載置部に載置された原稿の第1面の画像を含む第1画像データを取得する。前記第1検出処理部は、前記第1画像データから幅又は濃さが予め設定された第1閾値を超える第1線画像を検出する。前記第2検出処理部は、前記第1画像データに含まれる前記第1線画像によって区画される予め定められた検出条件を充足する矩形領域を検出する。前記第2読取処理部は、前記第1画像データの取得後に、前記原稿載置部に載置された前記原稿の第2面の画像を含む第2画像データを取得する。前記第3検出処理部は、前記第2画像データから前記第1線画像を検出する。前記第4検出処理部は、前記第2画像データに含まれる前記矩形領域を検出する。前記第5検出処理部は、前記第1画像データから検出される前記矩形領域の数と前記第2画像データから検出される前記矩形領域の数とが異なる場合に、前記矩形領域の数が少ない方の第3画像データに含まれる前記矩形領域から幅又は濃さが前記第1閾値よりも小さい第2閾値を超える第2線画像を検出する。前記第6検出処理部は、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち前記矩形領域の数が多い方の第4画像データに含まれる前記矩形領域を前記原稿各々の一方の面の原稿領域として検出し、前記第3画像データに含まれる当該原稿領域に対応する位置の前記矩形領域又は前記矩形領域が前記第2線画像によって分割された分割領域を当該原稿各々の他方の面の原稿領域として検出する。
本発明の一の局面に係る画像形成装置は、前記画像読取装置と、画像形成部とを備える。前記画像形成部は、前記画像読取装置によって取得される画像データに基づいて画像を形成可能である。
本発明の他の局面に係る原稿領域検出方法は、原稿載置部に載置された原稿の第1面の画像を含む第1画像データを取得することと、前記第1画像データから幅又は濃さが予め設定された第1閾値を超える第1線画像を検出することと、前記第1画像データに含まれる前記第1線画像によって区画される予め定められた検出条件を充足する矩形領域を検出することと、前記第1画像データの取得後に、前記原稿載置部に載置された前記原稿の第2面の画像を含む第2画像データを取得することと、前記第2画像データから前記第1線画像を検出することと、前記第2画像データに含まれる前記矩形領域を検出することと、前記第1画像データから検出される前記矩形領域の数と前記第2画像データから検出される前記矩形領域の数とが異なる場合に、前記矩形領域の数が少ない方の第3画像データに含まれる前記矩形領域から幅又は濃さが前記第1閾値よりも小さい第2閾値を超える第2線画像を検出することと、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち前記矩形領域の数が多い方の第4画像データに含まれる前記矩形領域を前記原稿各々の一方の面の原稿領域として検出し、前記第3画像データに含まれる当該原稿領域に対応する位置の前記矩形領域又は前記矩形領域が前記第2線画像によって分割された分割領域を当該原稿各々の他方の面の原稿領域として検出することと、を含む。
本発明によれば、装置の処理負荷の増大を抑制するとともに、画像データに含まれる複数の原稿領域の検出精度を向上可能な画像読取装置、画像形成装置、及び原稿領域検出方法が実現される。
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
[画像形成装置10の構成]
まず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面図である。また、図2はADF1が開かれた状態を示す斜視図である。
まず、図1〜図3を参照しつつ、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の構成について説明する。ここで、図1は画像形成装置10の構成を示す断面図である。また、図2はADF1が開かれた状態を示す斜視図である。
画像形成装置10は、原稿から画像データを取得するスキャン機能、及び画像データに基づいて画像を形成するプリント機能とともに、ファクシミリ機能、及びコピー機能などの複数の機能を有する複合機である。なお、画像形成装置10はコピー機であってもよい。
図1及び図3に示されるように、画像形成装置10は、ADF(自動原稿搬送装置)1、画像読取部2、画像形成部3、給紙部4、制御部5、操作表示部6、及び記憶部7を備える。
画像形成部3は、画像読取部2によって取得される画像データに基づいて、電子写真方式でシートに画像を形成することが可能である。画像形成部3は、感光体ドラム、帯電ローラー、光走査装置、現像装置、転写ローラー、クリーニング装置、定着装置、及び排紙トレイを備える。なお、画像形成部3は、インクジェット方式などの他の画像形成方式により画像を形成するものであってもよい。
給紙部4は、画像形成部3にシートを供給する。給紙部4は、給紙カセット、及び複数の搬送ローラーを備える。
制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御する。図3に示されるように、制御部5は、CPU5A、ROM5B、及びRAM5Cを備える。CPU5Aは、各種の演算処理を実行するプロセッサーである。ROM5Bは、CPU5Aに各種の処理を実行させるための制御プログラムなどの情報が予め記憶される不揮発性の記憶装置である。RAM5Cは、CPU5Aが実行する各種の処理の一時記憶メモリー(作業領域)として使用される揮発性の記憶装置である。制御部5では、CPU5AによりROM5Bに予め記憶された各種の制御プログラムが実行される。これにより、画像形成装置10が制御部5により統括的に制御される。なお、制御部5は、集積回路(ASIC)などの電子回路で構成されたものであってもよい。また、制御部5は、画像形成装置10を統括的に制御するメイン制御部とは別に設けられた制御部であってもよい。
操作表示部6は、画像形成装置10のユーザーインターフェイスである。操作表示部6は、制御部5からの制御指示に応じて各種の情報を表示する液晶ディスプレーなどの表示部、及びユーザーの操作に応じて制御部5に各種の情報を入力する操作キー又はタッチパネルなどの操作部を有する。
記憶部7は、不揮発性の記憶装置である。例えば、記憶部7は、フラッシュメモリー、及びEEPROM(登録商標)などの不揮発性メモリ、SSD(ソリッドステートドライブ)、並びにHDD(ハードディスクドライブ)などの記憶装置である。
ADF1は、画像読取部2によって画像データが取得される原稿を搬送する。図1に示されるように、ADF1は、原稿トレイ11、複数の搬送ローラー12、原稿ガイド13、及び排紙部14を備える。
ADF1では、搬送ローラー12各々が不図示のモーターで駆動される。これにより、原稿トレイ11に載置された原稿が、ADF1の内部に形成された原稿搬送路を搬送される。前記原稿搬送路を搬送される原稿は、原稿ガイド13によって原稿台21の第2コンタクトガラス212(図1参照)上に案内された後、排紙部14に排出される。
画像読取部2は、原稿から画像を読み取り、当該画像を含む画像データを取得することが可能である。具体的に、画像読取部2は、CCD(チャージカップルドデバイス)方式で、原稿から画像データを取得することが可能である。図1及び図2に示されるように、画像読取部2は、原稿台21、読取ユニット22、ミラー23、ミラー24、光学レンズ25、及びCCD26を備える。
原稿台21は、画像読取部2の各構成要素を収容する箱状の筐体の上面に設けられる。原稿台21は、図1及び図2に示されるように、第1コンタクトガラス211、及び第2コンタクトガラス212を備える。第1コンタクトガラス211は、平板状に形成されたガラスであって、その上面に原稿が載置される。画像形成装置10では、図2に示される載置基準位置P1に合わせて、第1コンタクトガラス211に各種サイズの原稿が載置される。また、第1コンタクトガラス211には、複数枚の原稿が広げて載置される。第2コンタクトガラス212は、ADF1により搬送される原稿へ向けて読取ユニット22から射出される光を透過する。ここに、第1コンタクトガラス211が、本発明における原稿載置部の一例である。
図2に示されるように、原稿台21の上面には、ADF1が第1コンタクトガラス211に対して開閉可能に取り付けられている。これにより、ADF1は、第1コンタクトガラス211に載置される原稿に対する原稿カバーとして機能する。ADF1の底面には、押圧板15が設けられる。押圧板15は、ADF1が閉じられた状態で、第1コンタクトガラス211に載置された原稿の上面を当該第1コンタクトガラス211に押圧する押圧面15Aを有する。押圧面15Aは、全体が白色のベタ画像によって覆われている。換言すると、押圧面15Aの全体には、白色のベタ画像が形成されている。なお、押圧面15Aは、白とは異なる色の画像でその一部又は全部が覆われていてもよい。
読取ユニット22は、図1に示されるように、第1コンタクトガラス211及び第2コンタクトガラス212の下側に設けられる。読取ユニット22は、ステッピングモーター等の駆動部を有する不図示の移動機構によって、図2に示される副走査方向D2へ移動可能に構成されている。読取ユニット22は、図1に示されるように、光源221及びミラー222を備える。
光源221は、図2に示される主走査方向D1に沿って配列された複数のLEDである。光源221は、第1コンタクトガラス211又は第2コンタクトガラス212へ向けて主走査方向D1の1ライン分の光を照射する。光源221から射出された光は、第1コンタクトガラス211又は第2コンタクトガラス212を透過して、第1コンタクトガラス211に載置された原稿又はADF1によって搬送される原稿に照射される。ミラー222は、光源221から射出されて原稿で反射された光をミラー23へ反射させる。
画像読取部2では、第1コンタクトガラス211に載置される原稿から画像データが取得される場合、読取ユニット22が前記移動機構によって副走査方向D2へ移動される。これにより、光源221から原稿に照射される光が副走査方向D2へ走査される。また、画像読取部2では、ADF1によって搬送される原稿から画像データが取得される場合、読取ユニット22が前記移動機構によって第2コンタクトガラス212の下方の位置に移動される。これにより、光源221から射出される光が第2コンタクトガラス212を透過して、ADF1によって搬送される原稿に照射される。
ミラー23は、読取ユニット22のミラー222で反射された光をミラー24へ反射させる。ミラー24は、ミラー23で反射された光を光学レンズ25へ反射させる。光学レンズ25は、ミラー24で反射された光を集光してCCD26へ入射させる。
CCD26は、主走査方向D1に沿って配列された複数の光電変換素子を有するイメージセンサーである。CCD26は、受光した光の光量に応じた電気信号を出力する。画像読取部2では、光源221から射出されて原稿で反射された光がミラー222、ミラー23、ミラー24、及び光学レンズ25を経由してCCD26に入射される。これにより、CCD26から原稿の画像に対応するアナログの電気信号が出力される。CCD26から出力されるアナログの電気信号は、不図示のAFE(アナログフロントエンド)回路によってデジタルの電気信号(画像データ)に変換されて、制御部5に入力される。
なお、画像読取部2は、CIS(コンタクトイメージセンサー)方式で原稿から画像データを取得するものであってもよい。
ところで、第1コンタクトガラス211に載置された原稿の画像データを取得し、取得された画像データに含まれる原稿領域を検出可能な画像読取装置が知られている。例えば、この種の画像読取装置では、取得された画像データから予め定められた閾値を超える幅の線画像が検出される。そして、検出された線画像に基づいて、取得された画像データに含まれる画像の読み取り時に原稿の外周に生じる影を示す影画像が検出されて、当該影画像の内側の領域が原稿領域として検出される。
ここで、画像読取装置では、図5に示されるように、第1コンタクトガラス211に広げて載置された複数枚の原稿X1〜X8の表面の画像データが取得され、続いて複数枚の原稿X1〜X8の裏面の画像データが取得されて、取得された表面の画像データから検出される複数の原稿領域と、取得された裏面の画像データから検出される複数の原稿領域とが対応付けられることがある。ここで、表面又は裏面の読み取り時に、図5に示される原稿X7及び原稿X8のように、第1コンタクトガラス211上で隣接する2つの原稿における互いに対向する縁部(図5における原稿X7の縁部X71、及び原稿X8の縁部X81参照)同士が隙間なくくっつく場合には、くっついた部分の前記影画像の検出に失敗して、表面の画像データから検出される原稿領域の数と裏面の画像データから検出される原稿領域の数とが一致しなくなることがある。これに対し、前記影画像の検出感度を高めるために、前記閾値を下げることが考えられる。しかしながら、前記閾値を下げて、取得された両面の画像データ各々から前記線画像を検出する場合には、その検出結果に基づく前記影画像の検出処理が複雑化して、装置の処理負荷が増大する。
これに対し、本発明の実施形態に係る画像形成装置10は、以下に説明するように、装置の処理負荷の増大を抑制するとともに、画像データに含まれる複数の原稿領域の検出精度を向上可能である。
具体的に、制御部5のROM5Bには、CPU5Aに後述の原稿領域検出処理(図4のフローチャート参照)を実行させるための原稿領域検出プログラムが予め記憶されている。なお、前記原稿領域検出プログラムは、CD、DVD、フラッシュメモリーなどのコンピューター読み取り可能な記録媒体に記録されており、当該記録媒体から読み取られて記憶部7にインストールされてもよい。
そして、制御部5は、図3に示されるように、第1読取処理部51、第1検出処理部52、第2検出処理部53、第2読取処理部54、第3検出処理部55、第4検出処理部56、第5検出処理部57、第6検出処理部58、及び設定処理部59を含む。具体的に、制御部5は、CPU5Aを用いてROM5Bに記憶されている前記原稿領域検出プログラムを実行する。これにより、制御部5は、第1読取処理部51、第1検出処理部52、第2検出処理部53、第2読取処理部54、第3検出処理部55、第4検出処理部56、第5検出処理部57、第6検出処理部58、及び設定処理部59として機能する。ここに、画像読取部2及び制御部5を備える装置が、本発明における画像読取装置の一例である。
第1読取処理部51は、第1コンタクトガラス211に載置された原稿の第1面の画像を含む第1画像データを取得する第1読取処理を実行する。
例えば、第1読取処理部51は、操作表示部6におけるユーザーの操作によって前記第1読取処理の実行指示が入力された場合に、前記第1読取処理を実行する。前記第1読取処理では、画像読取部2の各部の動作が制御されて、第1コンタクトガラス211の上面から画像データが取得される。以下、前記第1読取処理において、第1コンタクトガラス211に広げて載置された複数枚の原稿各々の第1面の画像を含む前記第1画像データが取得されたと仮定して説明を行う。
第1検出処理部52は、前記第1読取処理で取得された前記第1画像データから、幅が予め設定された第1閾値を超える第1線画像を検出する。
ここで、前記第1線画像は、黒色、又は濃い灰色のような、予め定められた色の線状の画像である。なお、前記第1線画像の検出手法は、従来周知の方法が用いられてよい。
第2検出処理部53は、前記第1読取処理で取得された前記第1画像データに含まれる、第1検出処理部52によって検出された前記第1線画像によって区画される予め定められた検出条件を充足する矩形領域を検出する。ここで、画像形成装置10では、前記検出条件を充足する前記矩形領域を画定する前記第1線画像が、前記影画像として扱われる。
例えば、前記検出条件は、前記第1線画像による境界線の外側が前記第1線画像によって囲まれておらず、且つ前記第1線画像によって区画される領域のサイズが予め定められた下限サイズを超えることである。例えば、前記下限サイズは、ISO/IEC7810のID−1に準拠したサイズ(横85.60ミリメートル、縦53.98ミリメートル)よりも一回り小さいサイズである。なお、前記下限サイズは、操作表示部6におけるユーザーの操作に応じて任意に設定されてよい。また、前記検出条件は、前記第1線画像による境界線の外側が前記第1線画像によって囲まれていないことであってもよい。
第2読取処理部54は、前記第1読取処理の実行後に、第1コンタクトガラス211に載置された原稿の第2面の画像を含む第2画像データを取得する第2読取処理を実行する。
例えば、第2読取処理部54は、前記第1読取処理の実行後に、操作表示部6におけるユーザーの操作によって前記第2読取処理の実行指示が入力された場合に、前記第2読取処理を実行する。以下、前記第2読取処理において、第1コンタクトガラス211に広げて載置された複数枚の原稿各々の第2面の画像を含む前記第2画像データが取得されたと仮定して説明を行う。
第3検出処理部55は、前記第2読取処理で取得された前記第2画像データから前記第1線画像を検出する。
第4検出処理部56は、前記第2読取処理で取得された前記第2画像データに含まれる、第3検出処理部55によって検出された前記第1線画像によって区画される前記検出条件を充足する前記矩形領域を検出する。
第5検出処理部57は、前記第1画像データから検出される前記矩形領域の数と前記第2画像データから検出される前記矩形領域の数とが異なる場合に、前記矩形領域の数が少ない方の第3画像データに含まれる前記矩形領域から幅が前記第1閾値よりも小さい第2閾値を超える第2線画像を検出する。
ここで、前記第2線画像は、前記第1線画像と同様に、黒色、又は濃い灰色のような、予め定められた色の線状の画像である。なお、前記第2線画像の検出手法は、従来周知の方法が用いられてよい。
具体的に、第5検出処理部57は、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち前記矩形領域の数が多い方の第4画像データに含まれる前記矩形領域の数と、前記第3画像データに含まれる前記矩形領域の数との差が1である場合は、前記第3画像データに含まれる一又は複数の前記矩形領域のうち、サイズが最も大きい前記矩形領域から前記第2線画像を検出する。また、第5検出処理部57は、前記第4画像データに含まれる前記矩形領域の数と前記第3画像データに含まれる前記矩形領域の数との差が2以上である場合は、前記第3画像データに含まれる一又は複数の前記矩形領域のうち、サイズが大きい順に当該差に相当する数だけ選択された一又は複数の前記矩形領域から前記第2線画像を検出する。
第6検出処理部58は、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち、前記矩形領域の数が多い方の第4画像データに含まれる前記矩形領域を原稿各々の一方の面の原稿領域として検出する。また、第6検出処理部58は、前記第3画像データに含まれる前記第4画像データから検出された原稿領域に対応する位置の前記矩形領域、又は当該矩形領域が前記第2線画像によって分割された分割領域を原稿各々の他方の面の原稿領域として検出する。
設定処理部59は、原稿の種類を指定する指定操作に応じて、前記第1閾値及び前記第2閾値を設定する。
例えば、画像形成装置10では、原稿の種類と前記第1閾値の候補である第1の数値及び前記第2閾値の候補である第2の数値の組み合わせとが対応付けられたテーブルデータが予め記憶部7に格納されている。ここで、原稿の種類は、例えば、普通紙、厚紙、薄紙、上質紙などである。例えば、普通紙に対応する前記第1の数値は、普通紙から取得される画像データに含まれる前記影画像の幅に基づいて定められる。また、普通紙に対応する前記第2の数値は、図5に示される原稿X7及び原稿X8のように、互いに対向する縁部同士が隙間なくくっついた2枚の普通紙から取得される画像データに含まれる、両普通紙がくっついた部分に対応する前記影画像の幅に基づいて定められる。
例えば、設定処理部59は、操作表示部6におけるユーザーの操作によって前記第1読取処理の実行指示が入力された場合に、前記第1読取処理が実行される前に、前記指定操作を行うことが可能な指定画面を操作表示部6に表示させる。そして、設定処理部59は、前記指定画面において前記指定操作が行われた場合に、当該指定操作で指定された原稿の種類に対応付けられた前記第1の数値及び前記第2の数値を、それぞれ前記第1閾値及び前記第2閾値として設定する。また、第1読取処理部51は、設定処理部59による前記第1閾値及び前記第2閾値の設定後に、前記第1読取処理を実行する。
なお、前記指定操作は、原稿の厚みを指定する操作であってもよい。この場合、前記テーブルデータは、原稿の厚みと前記第1の数値及び前記第2の数値の組み合わせとが対応付けられたデータであればよい。
また、制御部5は、設定処理部59を含んでいなくてもよい。この場合、前記第1閾値及び前記第2閾値は、予め画像形成装置10に登録されていればよい。また、前記第1閾値及び前記第2閾値は、操作表示部6におけるユーザーの操作によって任意に設定されてもよい。
[原稿領域検出処理]
以下、図4を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される原稿領域検出処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記原稿領域検出処理は、前記第1読取処理の実行指示が入力された場合に実行される。
以下、図4を参照しつつ、画像形成装置10において制御部5により実行される原稿領域検出処理の手順の一例について説明する。ここで、ステップS11、S12・・・は、制御部5により実行される処理手順(ステップ)の番号を表している。なお、前記原稿領域検出処理は、前記第1読取処理の実行指示が入力された場合に実行される。
<ステップS11>
まず、ステップS11において、制御部5は、前記指定画面を操作表示部6に表示させる。
まず、ステップS11において、制御部5は、前記指定画面を操作表示部6に表示させる。
<ステップS12>
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で表示された前記指定画面において前記指定操作が行われたか否かを判断する。
ステップS12において、制御部5は、ステップS11で表示された前記指定画面において前記指定操作が行われたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記指定操作が行われたと判断すると(S12のYes側)、処理をステップS13に移行させる。また、前記指定操作が行われていなければ(S12のNo側)、制御部5は、ステップS12で前記指定操作が行われるのを待ち受ける。
<ステップS13>
ステップS13において、制御部5は、前記テーブルデータにおいてステップS12で指定された原稿の種類に対応付けられた前記第1の数値及び前記第2の数値を、それぞれ前記第1閾値及び前記第2閾値として設定する。ここで、ステップS11〜ステップS13の処理は、制御部5の設定処理部59により実行される。
ステップS13において、制御部5は、前記テーブルデータにおいてステップS12で指定された原稿の種類に対応付けられた前記第1の数値及び前記第2の数値を、それぞれ前記第1閾値及び前記第2閾値として設定する。ここで、ステップS11〜ステップS13の処理は、制御部5の設定処理部59により実行される。
<ステップS14>
ステップS14において、制御部5は、前記第1読取処理を実行する。ここで、ステップS14の処理は、制御部5の第1読取処理部51により実行される。
ステップS14において、制御部5は、前記第1読取処理を実行する。ここで、ステップS14の処理は、制御部5の第1読取処理部51により実行される。
<ステップS15>
ステップS15において、制御部5は、ステップS14で取得された前記第1画像データから前記第1線画像を検出する。ここで、ステップS15の処理は、制御部5の第1検出処理部52により実行される。
ステップS15において、制御部5は、ステップS14で取得された前記第1画像データから前記第1線画像を検出する。ここで、ステップS15の処理は、制御部5の第1検出処理部52により実行される。
<ステップS16>
ステップS16において、制御部5は、ステップS14で取得された前記第1画像データに含まれる前記矩形領域を検出する。ここで、ステップS16の処理は、制御部5の第2検出処理部53により実行される。
ステップS16において、制御部5は、ステップS14で取得された前記第1画像データに含まれる前記矩形領域を検出する。ここで、ステップS16の処理は、制御部5の第2検出処理部53により実行される。
なお、制御部5は、ステップS16の処理が終了すると、第1コンタクトガラス211に載置された原稿を裏返して、前記第2読取処理の実行指示を入力するよう案内する案内画面を操作表示部6に表示させる。
<ステップS17>
ステップS17において、制御部5は、前記第2読取処理の実行指示が入力されたか否かを判断する。
ステップS17において、制御部5は、前記第2読取処理の実行指示が入力されたか否かを判断する。
ここで、制御部5は、前記第2読取処理の実行指示が入力されたと判断すると(S17のYes側)、処理をステップS18に移行させる。また、前記第2読取処理の実行指示が入力されていなければ(S17のNo側)、制御部5は、ステップS17で前記第2読取処理の実行指示が入力されるのを待ち受ける。
<ステップS18>
ステップS18において、制御部5は、前記第2読取処理を実行する。ここで、ステップS18の処理は、制御部5の第2読取処理部54により実行される。
ステップS18において、制御部5は、前記第2読取処理を実行する。ここで、ステップS18の処理は、制御部5の第2読取処理部54により実行される。
<ステップS19>
ステップS19において、制御部5は、ステップS18で取得された前記第2画像データから前記第1線画像を検出する。ここで、ステップS19の処理は、制御部5の第3検出処理部55により実行される。
ステップS19において、制御部5は、ステップS18で取得された前記第2画像データから前記第1線画像を検出する。ここで、ステップS19の処理は、制御部5の第3検出処理部55により実行される。
<ステップS20>
ステップS20において、制御部5は、ステップS18で取得された前記第2画像データに含まれる前記矩形領域を検出する。ここで、ステップS20の処理は、制御部5の第4検出処理部56により実行される。
ステップS20において、制御部5は、ステップS18で取得された前記第2画像データに含まれる前記矩形領域を検出する。ここで、ステップS20の処理は、制御部5の第4検出処理部56により実行される。
<ステップS21>
ステップS21において、制御部5は、ステップS16で検出された前記矩形領域の数とステップS20で検出された前記矩形領域の数とが同数であるか否かを判断する。
ステップS21において、制御部5は、ステップS16で検出された前記矩形領域の数とステップS20で検出された前記矩形領域の数とが同数であるか否かを判断する。
ここで、制御部5は、ステップS16で検出された前記矩形領域の数とステップS20で検出された前記矩形領域の数とが同数であると判断すると(S21のYes側)、処理をステップS22に移行させる。また、同数でなければ(S21のNo側)、制御部5は、処理をステップS23に移行させる。
<ステップS22>
ステップS22において、制御部5は、ステップS16で検出された前記矩形領域を原稿各々の第1面の原稿領域として検出し、ステップS20で検出された前記矩形領域を原稿各々の第2面の原稿領域として検出する。
ステップS22において、制御部5は、ステップS16で検出された前記矩形領域を原稿各々の第1面の原稿領域として検出し、ステップS20で検出された前記矩形領域を原稿各々の第2面の原稿領域として検出する。
<ステップS23>
ステップS23において、制御部5は、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち、前記矩形領域の数が少ない方の前記第3画像データに含まれる前記矩形領域から前記第2線画像を検出する。ここで、ステップS23の処理は、制御部5の第5検出処理部57により実行される。
ステップS23において、制御部5は、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち、前記矩形領域の数が少ない方の前記第3画像データに含まれる前記矩形領域から前記第2線画像を検出する。ここで、ステップS23の処理は、制御部5の第5検出処理部57により実行される。
具体的に、制御部5は、前記第3画像データに含まれる一又は複数の前記矩形領域から、サイズが大きい順に、前記第3画像データに含まれる前記矩形領域の数と前記第4画像データに含まれる前記矩形領域の数との差に達するまで、前記矩形領域を選択する。そして、制御部5は、選択された一又は複数の前記矩形領域から前記第2線画像を検出する。これにより、前記第3画像データに含まれる全ての前記矩形領域から前記第2線画像を検出する構成と比較して、原稿領域の検出精度の低下を抑制しつつ、装置の処理負荷をより軽減することが可能である。なお、制御部5は、前記第3画像データに含まれる全ての前記矩形領域から前記第2線画像を検出してもよい。
<ステップS24>
ステップS24において、制御部5は、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち、前記矩形領域の数が多い方の前記第4画像データに含まれる前記矩形領域を原稿各々の一方の面の原稿領域として検出する。また、制御部5は、前記第3画像データに含まれる前記第4画像データから検出された原稿領域に対応する位置の前記矩形領域、又は当該矩形領域が前記第2線画像によって分割された前記分割領域を原稿各々の他方の面の原稿領域として検出する。ここで、ステップS24の処理は、制御部5の第6検出処理部58により実行される。
ステップS24において、制御部5は、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち、前記矩形領域の数が多い方の前記第4画像データに含まれる前記矩形領域を原稿各々の一方の面の原稿領域として検出する。また、制御部5は、前記第3画像データに含まれる前記第4画像データから検出された原稿領域に対応する位置の前記矩形領域、又は当該矩形領域が前記第2線画像によって分割された前記分割領域を原稿各々の他方の面の原稿領域として検出する。ここで、ステップS24の処理は、制御部5の第6検出処理部58により実行される。
なお、制御部5は、前記原稿領域検出処理の実行後に、前記第1読取処理で取得された前記第1画像データから当該原稿領域検出処理で検出された第1面の原稿領域各々を切り出して、切り出された第1面の原稿領域各々を一つの画像とする第1クロッピング処理を実行する。また、制御部5は、前記原稿領域検出処理の実行後に、前記第2読取処理で取得された前記第2画像データから当該原稿領域検出処理で検出された第2面の原稿領域各々を切り出して、切り出された第2面の原稿領域各々を一つの画像とする第2クロッピング処理を実行する。そして、制御部5は、前記第1クロッピング処理で切り出された第1面の原稿領域と、前記第2クロッピング処理で切り出された第2面の原稿領域とを対応付ける。
このように、画像形成装置10では、前記第1画像データから検出される前記矩形領域の数と前記第2画像データから検出される前記矩形領域の数とが異なる場合に、前記矩形領域の数が少ない方の前記第3画像データに含まれる前記矩形領域から、幅が前記第1閾値よりも小さい前記第2閾値を超える前記第2線画像が検出される。そして、前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち前記矩形領域の数が多い方の前記第4画像データに含まれる前記矩形領域が原稿各々の一方の面の原稿領域として検出され、前記第3画像データに含まれる当該原稿領域に対応する位置の前記矩形領域又は前記矩形領域が前記第2線画像によって分割された前記分割領域が当該原稿各々の他方の面の原稿領域として検出される。これにより、前記第1画像データ及び前記第2画像データのそれぞれから前記第2線画像を検出して、その検出結果に基づいて原稿領域を検出する構成と比較して、装置の処理負荷の増大を抑制するとともに、画像データに含まれる複数の原稿領域の検出精度を向上可能である。
また、画像形成装置10では、予め指定された原稿の種類に応じて前記第1閾値及び前記第2閾値が設定される。これにより、原稿領域の検出精度をより向上させることが可能である。
なお、前記第1線画像は、濃さが予め設定された第3閾値(本発明の第1閾値の他の一例)を超える画像であってもよい。また、前記第2線画像は、濃さが前記第3閾値よりも小さい第4閾値(本発明の第2閾値の他の一例)を超える画像であってもよい。
1 ADF
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
10 画像形成装置
51 第1読取処理部
52 第1検出処理部
53 第2検出処理部
54 第2読取処理部
55 第3検出処理部
56 第4検出処理部
57 第5検出処理部
58 第6検出処理部
59 設定処理部
2 画像読取部
3 画像形成部
4 給紙部
5 制御部
6 操作表示部
7 記憶部
10 画像形成装置
51 第1読取処理部
52 第1検出処理部
53 第2検出処理部
54 第2読取処理部
55 第3検出処理部
56 第4検出処理部
57 第5検出処理部
58 第6検出処理部
59 設定処理部
Claims (6)
- 原稿載置部に載置された原稿の第1面の画像を含む第1画像データを取得する第1読取処理部と、
前記第1画像データから幅又は濃さが予め設定された第1閾値を超える第1線画像を検出する第1検出処理部と、
前記第1画像データに含まれる前記第1線画像によって区画される予め定められた検出条件を充足する矩形領域を検出する第2検出処理部と、
前記第1画像データの取得後に、前記原稿載置部に載置された前記原稿の第2面の画像を含む第2画像データを取得する第2読取処理部と、
前記第2画像データから前記第1線画像を検出する第3検出処理部と、
前記第2画像データに含まれる前記矩形領域を検出する第4検出処理部と、
前記第1画像データから検出される前記矩形領域の数と前記第2画像データから検出される前記矩形領域の数とが異なる場合に、前記矩形領域の数が少ない方の第3画像データに含まれる前記矩形領域から幅又は濃さが前記第1閾値よりも小さい第2閾値を超える第2線画像を検出する第5検出処理部と、
前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち前記矩形領域の数が多い方の第4画像データに含まれる前記矩形領域を前記原稿各々の一方の面の原稿領域として検出し、前記第3画像データに含まれる当該原稿領域に対応する位置の前記矩形領域又は前記矩形領域が前記第2線画像によって分割された分割領域を当該原稿各々の他方の面の原稿領域として検出する第6検出処理部と、
を備える画像読取装置。 - 前記検出条件は、前記第1線画像による境界線の外側が前記第1線画像によって囲まれていないことを含む、
請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記第5検出処理部は、前記第3画像データに含まれる一又は複数の前記矩形領域からサイズが大きい順に前記第3画像データに含まれる前記矩形領域の数と前記第4画像データに含まれる前記矩形領域の数との差に達するまで前記矩形領域を選択し、選択された一又は複数の前記矩形領域から前記第2線画像を検出する、
請求項1又は2に記載の画像読取装置。 - 前記原稿の種類を指定する指定操作に応じて前記第1閾値及び前記第2閾値を設定する設定処理部を備える、
請求項1〜3のいずれかに記載の画像読取装置。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の画像読取装置と、
前記画像読取装置によって取得される画像データに基づいて画像を形成可能な画像形成部と、
を備える画像形成装置。 - 原稿載置部に載置された原稿の第1面の画像を含む第1画像データを取得することと、
前記第1画像データから幅又は濃さが予め設定された第1閾値を超える第1線画像を検出することと、
前記第1画像データに含まれる前記第1線画像によって区画される予め定められた検出条件を充足する矩形領域を検出することと、
前記第1画像データの取得後に、前記原稿載置部に載置された前記原稿の第2面の画像を含む第2画像データを取得することと、
前記第2画像データから前記第1線画像を検出することと、
前記第2画像データに含まれる前記矩形領域を検出することと、
前記第1画像データから検出される前記矩形領域の数と前記第2画像データから検出される前記矩形領域の数とが異なる場合に、前記矩形領域の数が少ない方の第3画像データに含まれる前記矩形領域から幅又は濃さが前記第1閾値よりも小さい第2閾値を超える第2線画像を検出することと、
前記第1画像データ及び前記第2画像データのうち前記矩形領域の数が多い方の第4画像データに含まれる前記矩形領域を前記原稿各々の一方の面の原稿領域として検出し、前記第3画像データに含まれる当該原稿領域に対応する位置の前記矩形領域又は前記矩形領域が前記第2線画像によって分割された分割領域を当該原稿各々の他方の面の原稿領域として検出することと、
を含む原稿領域検出方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020030084A JP2021136524A (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | 画像読取装置、画像形成装置、原稿領域検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2020030084A JP2021136524A (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | 画像読取装置、画像形成装置、原稿領域検出方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2021136524A true JP2021136524A (ja) | 2021-09-13 |
Family
ID=77661705
Family Applications (1)
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JP2020030084A Pending JP2021136524A (ja) | 2020-02-26 | 2020-02-26 | 画像読取装置、画像形成装置、原稿領域検出方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2021136524A (ja) |
-
2020
- 2020-02-26 JP JP2020030084A patent/JP2021136524A/ja active Pending
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